勇者「魔物にされた」 (49)

魔王城 最深部…


勇者♂「くそっ……」残HP25/350

戦士♂「」残HP0/420

魔法使い♀「もうだめ……」残HP32/220

僧侶♀「ここまで強いなんて……」残HP14/280

魔王「人間の割にはよくここまで楽しませてくれた。諸君に敬意を表して……」

魔王「再戦の機会を与えてやろう」パチッ

勇者戦士魔法使い僧侶「「「「ぐあああああああああああ!!!!」」」」プシュー

魔王「では再び会うことを心待ちにしていよう」ヒュン

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勇者「何だったんだ……ん!?」

牛「どうした勇者?」

勇者「今ドラゴンの腕が見えた気が……ってミノタウロス!?」

牛「誰がミノタウロスだとぉ!?って勇者お前の頭に角!?」

勇者「え嘘だろ!ってこの腕俺だ!?ってまさかお前戦士!?」

牛もとい戦士「はなっからそうだよ!!失礼な!」

勇者「いやお前完全に牛頭になってるからな?」

勇者「……と何がどうなったかは把握したけどあいつらはどう……」

魔法使い「あし……」

僧侶「うま……」

勇者「なるほど人魚にケンタウロス、と」

勇者「ふたりとも大丈夫か?」

僧侶「ええとりあえずは。こんなんですけど」ウマッ

魔法使い「誰かちょっと手貸して」サカナッ

勇者「よっと」ソイッ

魔法使い「僧侶ちゃんしばらく乗せてもらうね」

僧侶「わかりました、で勇者さんそちらの牛はもしかして戦士さん?」

戦士「ああ」

勇者「んにゃ、ただの牛だ」

戦士「ちょっと待てやオイ!?」

僧侶「戦士さんみたいですね」

魔法使い「……!?」

勇者「どうした魔法使い?」

魔法使い「私、いやみんなレベル1になってる!!」

勇者「えっ!?」

魔法使い「けどレベル1にしてはみんな異様に強い」

勇者「ほう」

魔法使い「だいたいこうなる前と同等かそれ以上」

戦士「ずいぶん強いな。というかここから出ねぇか?」

僧侶「そうですね、とりあえず王様の所へ戻って状況を説明しましょう」

勇者「魔法使い、転送呪文いけるか?」

魔法使い「呪文使えるかわからないからちょっと試すわ『メラ』」

魔法使い「体が変化したせいでちょっと変な感じがするけど大丈夫そう、というかむしろ前より魔力強くなってる」

勇者「ほう、じゃあ頼む」

魔法使い「わかった、『リレミト』」

勇者→ドラゴニュート。腕と下半身がドラゴン。あと角と翼とエルフ耳。戦士→ミノタウロス。頭が牛。あと尻尾。魔法使い→人魚。下半身が魚。あとヒレ耳と脇腹にエラ。僧侶→ケンタウロス。下半身が馬。あとエルフ耳。

次回投下は明後日以降となります。おやすみなさいませ。

とりまえず投下開始。

魔王城前…


魔法使い「『ルーラ』」


最初の城下町…


勇者「じゃあ入るか」

兵士「魔物の群れが現れた!総員迎撃せよ!!」

勇者「ちょ、まあ仕方なく…ねーよちゃんと顔見ろよ!!」

兵士「黙れ魔物!」

勇者「『三度のメシより剣が好きでもπはそのほぼ3倍好き』」

兵士「貴様なぜそれを!!」

勇者「俺だよ勇者だよ!!」

兵士「そんなこと信じると思うか?我を倒したら勇者と認めてやろう!」

勇者「そうか」ドカッ

兵士「グボァ!!」

戦士「壁に軽くめり込んでねぇか?」

勇者「力の加減がわからなくてな……」

兵士「あ、ああ確かにお前は勇者だ」

戦士「なんであれでわかるんだ……」

兵士「こういう時は左ボディーブローが合図って前から決めてたのだよ牛くん……」

戦士「牛じゃねぇ戦士だ!」

魔法使い「前から言ってた『怪しまれたら兵士に左ボディーブロー』って意味あったのね……」

勇者「とりあえず身を挺して街を守ったこいつを回復してやってくれ」

僧侶「わかりました『ベホマ』」

兵士「ありがとう僧侶くん……」

勇者「とりあえず王様のところまで連れて行ってくれ」

兵士「了解」

最初の城 王の間…

王「兵士よ魔物なんぞを連れて何じゃ!!」

兵士「変わり果てた姿ですが勇者一行です」

王「にわかには信じられぬな……証拠を見せよ」

勇者「証拠はこれでいいですかね、『聖剣サンペレグリノの隠し場所は王妃n……」

王「それ以上言うでない!!わかった確かに勇者であるな。してどうして魔物なぞに?」

勇者「魔王に敗れてこのようなことに」

王「ふむ、詳しく調べるために城の研究室を尋ねるといい」

勇者「わかりました」

王「兵士よ、案内してやれ」

兵士「はっ!」

王「ゴニョゴニョ(もし怪しければその場で斬れ)」

兵士「承知しました」

研究室…

兵士「こっちだ」

研究員「サンプr……勇者パーティの皆さんようこそ研究室へ!!」

勇者「(今サンプルって言いかけてたよなこいつ)……よろしく頼む」

研究員「では皆さんあちらへどうぞ。男は右側、女は左側です。」


数時間後…

研究員「面白い結果でした」

戦士「詳しく」

研究員「あなた方の肉体は完全に魔物です。顔とかは勇者一行そのまんまですがね」

研究員「しかし魔力や闘気、魂魄は人間、勇者一行のそれで99.99983%間違いないです」

兵士「つまりどういうことだ?」

研究員「ガワは違いますが中身は正真正銘本物の勇者一行ということです」

兵士「なるほど」

研究員「皆さん呪文を使った時に違和感ありませんでしたか?」

魔法使い「あったわね」

僧侶「ありました」

研究員「それは肉体と魔力が合致していない故のものでいずれ馴染むと思います」

研究員「あと人間だった時より身体能力が上がっているようですがその分成長の上限は少々落ちています。それでも最終的にはどの人間よりも確実に強くなると思います」

勇者「なるほど」

研究員「それと……」

魔法使い「何?」

研究員「精神と肉体は切り離せない関係です。いずれ肉体の方に精神が影響される、またはその逆があるかもしれないのでご注意を」

戦士「わ、わかった」


王の間…

兵士「研究員が勇者一行だと証明しました」

王「そうか、では今までどおりでよいかの。兵士、国中に通達しておけ」

兵士「はっ!」

王「ずっと今までどおりで済めばいいがな……」

夜…

勇者「どこに泊まろう……」

戦士「宿屋に泊まれるかどうか……」

魔法使い「そもそも泊まれても僧侶ちゃんが寝られるか……」

僧侶「わ、わたしは馬小屋でもいいですよ……」

兵士「とりあえず今夜は第三兵士詰所を使え、明日には通達が回って少なくとも我々の領地では不自由はさせないつもりだ」

勇者「ではお言葉に甘えて」


第三兵士詰所…

兵士「ではまた明日」

勇者「今日は助かったありがとう」


勇者「(ベッドこそないが静かでいい部屋だが……)」

僧侶「すぅ……すぅ……」

勇者「(僧侶がでかすぎて狭い!!あと俺も尻尾やら翼でだいぶ狭くしちゃってるな……)」

(6畳の部屋を僧侶3畳勇者1.5畳戦士魔法使いで残り2.5畳)

翌日…

勇者「おはようみんな……(-_-;)」

戦士「昨日は寝づらかった……(・∀・)」

魔法使い「ロクに寝られなかったわ……(T_T)」

僧侶「よく眠れました(*^_^*)」

続きは明日以降となります。おやすみなさいませ

投下開始。

最初の城下町…


勇者「とりあえず防具とか服とか買い直さないとな」

戦士「俺はそのままで大丈夫そうだ」

勇者「いや兜……と思ったけど特注で高そうだからやめておこう」


車椅子店…


魔法使い「いらないわよ?」

勇者「え、なんで」

魔法使い「『トベルーラ』」フワー

魔法使い「これで大丈夫よ」

勇者「いや魔力が切れたら無理だろそれ、だから買っとけ」

魔法使い「仕方ないわね(・へ・)」

勇者「買い終わったら広場に来いよー」

魔法使い「(・ω<)」


馬具店…


店員「へいらっしゃい!……魔物!?」

戦士「ぎゃおー」

店員「ひぃい!!」

勇者「本気で怯えてるからやめろ馬鹿牛」

店員「今度は竜人!?うわあああああ!!」

僧侶「あのー……」

店員「べっぴんさんキタ━(゚∀゚)━!しかも人馬ダ━(゚∀゚)━!……でどのような用件でしょう」

勇者「彼女の装備を整えたくてな」

僧侶「お願いします」

店員「すげええええ!!人馬の蹄鉄なんて作ったことないが最高にかっちょ良くてイイのを作ってやるぜ!!!!」

僧侶「終わったら広場、ですよね?」

勇者「ああ、じゃあ広場で待ってるからなー」

僧侶「わかりました」


数時間後…


魔法使い「待ったー?」カラコロ

僧侶「終わりました」パカラッ

戦士「すげぇかっこいい!!」

勇者「金かかってそうだな……」

魔法使い「予算内で極力軽いのにしたわ。ちょっと超えちゃったけど」

僧侶「貴重な体験をさせてもらったとかで鞍とかをおまけしてくれました」

勇者「な、なるほど」

夜 宿屋…

店員「何人でお泊りで?」

戦士「4人だ」

店員「すまないがそこの嬢ちゃんは入れそうにないな……馬小屋で構わないか?」

僧侶「大丈夫です」

店員「客を馬小屋に入れるお詫びに嬢ちゃんの分のお代は取らないでおこう。ってことで2400Gだ」

勇者「はいよ」

店員「まいどありー!」


馬小屋…

僧侶「仕方ないとはいえ……寒くて暗いですね……」

僧侶「おやすみなさい……」

続きは明日以降となります。おやすみなさいませ。ネタが思いつかない……!!

乙です
何か思い付いたら、ネタ出しした方が良いのかね?

投下開始。

>>21
今のところ何とかなっていますが今後安価とかやる可能性はあります

翌日…


僧侶「なんとか眠れましたね……ってぇえええ!?」

僧侶「なんでわたしを枕にして寝てるんですか!!!」

戦士「Zzz……」

魔法使い「ぬくぬく……」

勇者「良い枕だ……」

僧侶「起きてください!!」ガバッ

勇者戦士魔法使い「「「!?」」」


勇者「さ、さて……装備もある程度は整ったし出発するか」

戦士「で、どこに行くんだ?」

魔法使い「一応今まで行ったところは全部行けるけれど……」

僧侶「この姿だと退治されかねません」

勇者「うーむ……」

戦士「いっそのこと魔物の住処に行ってみるのはどうだ?」

勇者「確かに今なら問題なく入れそうだが……」

魔法使い「面白そうね、行きましょ?」

僧侶「この体について詳しく知ることができるかもしれませんしね」

勇者「俺以外全員賛成か……わかった、行こう。魔法使い、頼む」

魔法使い「『ルーラ』」

魔王城付近 魔物の住処前…


勇者「まさかこんなところにわざわざ来ることになるなんてな……」

魔法使い「前は入る前に門番に追い払われたわよね」

戦士「強すぎて手も足も出なかったよな」

僧侶「そりゃ住人を守るためには強くないといけないですからね」


門番(ドラゴニュート)「おや、見ない顔だが里帰りかなんかか?」

勇者「いえ、違います」

門番「そうか、詳しくは聞かないでおくがよそに住む魔族とは珍しいな……まあいい、ようこそ魔族の里へ」


勇者「今『魔族』って言ってたよな」

僧侶「もしかして『魔族』と『魔物』という別々の存在なのかもしれませんね」

魔法使い「その辺を知るためにもまず資料的なものを読みたいわね」

戦士「え、いきなり読書かよ……」

勇者「怪しまれないためには大事だろう」

僧侶「図書館的なものは……あそこですね」

魔法使い「早速行きましょ」

勇者「行くぞ戦士」

戦士「嫌だぁああああ!!!」

魔物の住処もとい魔族の里 図書館…


司書(ハーピー)「ようこそ魔族の里図書館へ。貸出などの受付は私まで」


魔法使い「すごく広いわね」

僧侶「蔵書の量も凄いですが廊下とかの幅も広いですね、私みたいな体の大きい人向けでしょうか」

戦士「んー……」

僧侶「どうしたんですか戦士さん」

戦士「そういや俺らと全く同じ言葉喋ってるし文字も同じだよな」

勇者「確かにそういえばそうだな」

僧侶「不思議といえば不思議ですよね……えっ!?」

勇者「どうした突然?!」

僧侶「こんな記述を見つけました」

僧侶「『およそ750年前までは魔族はおらず人間と同一の種族であった』」

僧侶「『そんなある日、一部の人間に異変が起こった』」

僧侶「『動物と融合し、異形と化した者が突如現れたのだ』」

僧侶「『その姿は様々であった』」

僧侶「『その数は当時の全人口のおよそ半分にも渡った』」

僧侶「『残った人間は彼らを魔物に魂を売ったものとして虐殺した』」

僧侶「『この時の生き残りが後の魔族である』」

僧侶「『何がこの異変のきっかけになったのか、それは今もなお不明である』」

戦士「こんなの聞いたことないぞ?」

僧侶「人間側では忘れ去られているようですね」

勇者「そりゃこんなことがあれば人間と敵対するのも納得だな」

魔法使い「こっちにはこんなことが書いてあったわ」

魔法使い「『魔族は人間の能力と動物の能力を兼ね備えている』」

魔法使い「『たとえば竜人ならブレス、人魚なら水中での呼吸、といった具合である』」

魔法使い「『ただし、動物の弱点も引き継いでいる』」

魔法使い「『たとえば竜人なら逆鱗、人魚なら乾燥に弱い、といった具合である』」

勇者「だいたいどんな感じかは分かったが……」

魔法使い「え何、私がどう見ても乾燥に弱そうに見えないって?」

勇者「そういうこと」

魔法使い「それならこの本に」

魔法使い「『長い歴史で乾燥に耐性をつけた人魚もいる』ってね。たぶん私はこれよ」

勇者「はぁ」

戦士「もうイヤださっさと図書館から出ようぜ」

僧侶「わたしたちはもうしばらくここで読書しているので勇者さんと戦士さんは食料の買い物でもしていてください」

勇者「そうさせてもらおう」

続きは明日以降となります。おやすみなさいませ。着地点が迷子。

投下開始。


魔族の里 商店街…

勇者「とは言ったものの……お金どうしよう?」

戦士「あっちに『G⇔B換金』って看板があるが」

勇者「なんというか……なんでもあるな。行くか」


魔族の里 換金所…

店員(スフィンクス)「いらっしゃい」

勇者「12000Gほど換金したいのだが」

店員「1B=100Gで手数料がその0.5%だから…119.4Bね」

戦士「ゴニョゴニョ(ボられてたりしてないよな?)」

勇者「ゴニョゴニョ(大丈夫だ、さっき図書館で新聞とか見た感じだとボッてないどころかむしろ良心的だ)」

勇者「わかった。はい」サッ

店員「12000G確かに受け取ったわ、はい」サッ

勇者「ひぃふぅみぃ……確かにあるな、ありがとう」

店員「まいどー!」

戦士「今の店員さんなかなか可愛らしかったな」

勇者「そうか?」

武器屋…

店員(ケンタウロス)「へいらっしゃい」

勇者「見たことのない武器ばかりだ……」

戦士「おっちゃん、この武器は何だ?」

店員「そいつに目をつけるとは通だな!それはボウガンだ!」

戦士「ぼうがん?」

店員「トリガー一発でだれでも楽ちんに矢を射れる優れものさ!」

勇者「こっちのこれは?」

店員「そいつは普段は普通の大剣だがここをこうすると……」ジャキン

店員「変形して鎧になる!さらに至る所に隠し武器満載で戦い方が自由自在のすごいやつだ!」

戦士「すげぇ!!!」

勇者「値札よく見ろ、買うのに50年はかかるぞたぶん」

店員「しかも今なら半額!どうだい旦那?」

戦士「欲しい!!」

勇者「それでも25年くらいかかるからな?」

戦士「(´・ω・`)」

夜 宿屋…


店員(アルケニー)「何人で泊まるの?」

僧侶「4人で」

店員「大型種族は割増料金だけどいいかしら?」

勇者「ああ、構わない」

店員「じゃあ通常3人大型1人で…38Bね」

勇者「はいよ」


戦士「あー確かにこれは割増料金になるのもわかるわ」

僧侶「ふかふかのベッド!!」

魔法使い「まさかキングサイズ以上の特大ベッドなんてね」

勇者「まともに全員ベッドで寝るのはこうなってから初めてだな……」

勇者「(今夜はぐっすり眠れそうだ……)」

続きは明日以降となります。おやすみなさいませ。今後は皆様のアイデアを受けて書く感じになってしまいそうです。

ネタが無さ過ぎて更新できてません。誰かいたら1つだけでいいのでネタください。そこから膨らませます

投下開始。

翌日…

勇者「おはようみんな!(^○^)」

戦士「昨日はぐっすりできた(・∀・)」

魔法使い「スッキリ眠れたわ(*^。^*)」

僧侶「最高でした∠( ゚д゚)/」


宿屋 ロビー…

テレビ石「今日の天気は晴れ。絶好のおでかけ日和となるでしょう」

勇者「あれは……何だろう?」

魔法使い「絵や音を伝えるものみたいね」

テレビ石「本日のニュースです」

テレビ石「一昨日昼、魔王城に人間4名が侵入」

テレビ石「魔王陛下直々に対処なされ事なきを得ました」

テレビ石「通常なら指名手配は確実ですが今回は特例で一切刑罰はなしとされました」

テレビ石「以下魔王陛下からのメッセージでございます」

テレビ石「『侵入者一行は我の手によって魔族に転生させて送り返した』」

テレビ石「『おそらく今頃同族であった人間の手で殺されていることであろう』」

テレビ石「『が……人間が戻ってきた彼らを疑いなく受け入れるほど愚かであれば』」

テレビ石「『我は人間との関係改善を模索してみようと考えている』」

ざわ… ざわ…

テレビ石「『我々魔族を排斥したかつての人間を許すわけではない』」

テレビ石「『しかし過去の恨みをいつまでも引きずっていても進歩はない』」

テレビ石「『……と思ってこのような試みを行ったのだ』」

テレビ石「『侵入者一行よ、このメッセージを見ているか?』」

テレビ石「『もし見ているのであれば我々の使者を送る意思をそちらの指導者に伝えてくれ』」

テレビ石「『返答があり次第使者を送る』」

テレビ石「『以上だ』」

ざわ… ざわ…

戦士「これかなり重大なことなんじゃないか?」

僧侶「とても怪しいですね」

魔法使い「周りの様子を見る限りこのメッセージはかなり広範囲に出てるみたいだから嘘はつけないと思うわ」

勇者「とりあえず王様に報告したほうがいいだろうな」

魔法使い「『ルーラ』」バビュン

最初の城 王の間…

王「おお勇者よ、何事か」

勇者「魔王がこの城に使者を送りたいと言っております」

王「なんということだ……」

僧侶「あちらで調べたところ魔王や人型魔物などは魔物とは別の魔族という種族でした」

王「ほう、でそれがどうした」

僧侶「彼らは元々人間だったみたいです」

王「それは驚いた、ではなぜ人間と敵対する?」

僧侶「かつて魔族と化した者をそうでない人間が迫害したかららしいです」

王「ふむ成程、しかし突如使者を送りたいとは面白いことを言う」

王「……いいだろう、承知した、と魔王に伝えろ」

勇者「はっ!」


宿屋…

店員「また来てくれたか、今回は大部屋が開いてるから4人ともちゃんとした部屋で寝られるぜ!」

勇者「じゃあその大部屋4人で」

店員「OK、3200Gだ」

勇者「はい」

店員「まいどあり」


戦士「今思ったんだけどさ」

勇者「どうした?」

戦士「魔族は人間が突如変化したものだって書いてたよな」

勇者「ああ」

戦士「んで、俺らは魔王に変化させられた」

勇者「そうだな」

戦士「もしかして魔王は過去に人間が魔族に変わった原因を知ってるんじゃないかと」

勇者「!」

続きは明日以降です。明らかに雑になってしまっている……!!

生存報告です。スレ落ちる前にどうにかします

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