阿笠「出来たぞ新一!光彦くんの体から悪臭を発生させるスイッチじゃ!」 (38)

阿笠「このスイッチを押すことで光彦くんの体から悪臭を出すことが出来るんじゃ。納豆やクサヤ…果てはゲロの臭いまで様々な臭いを選択出来るぞい!」

阿笠「因みに、ダイヤルを調節することで臭いの強弱をつけることも可能なんじゃよ。これを使えば光彦くんが周りから嫌われること間違いなしじゃ!どうじゃ、凄いじゃろ新一!」

コナン「ったく!またしょうもないスイッチ作りやがって…ま、一応貰っといてやるよ」パシッ

阿笠「あ!そうじゃ、そう言えばもうひとつ…新一に渡すものがあったんじゃったわい」ゴソゴソ…

コナン「ん?まだなんかあるのか?」

阿笠「昨日物置を掃除しとったら、古びた木箱を発見してな。なかからこんなものを見付けたんじゃよ」スッ

コナン「かなりの年代物みたいだな…真っ黒の革のベルトに、金属製のコウモリのアクセサリーが付いてるな…なんだこれ?」チャラッ

阿笠「どうやら首につけるチョーカーのようじゃ。ワシはそんなモノを買った覚えもないし、今まで見たこともなかったから、恐らく伯父のものじゃろう。生前はアンティーク品を収集することが趣味じゃったと聞いとるからのう」

コナン「へぇー…で、どうしてオレにこれを?まさか、オレに着けろってか?」

阿笠「違うわい。チョーカーなんてワシが持っていてもしょうがないし、哀くんにも古臭くて汚いからいらんと言われてしまってのう。すまんが、新一のほうから蘭くんか誰かにくれてやってくれんか」

コナン「本当にいいのか?叔父さんのモンなんだろ?人にくれちまったら、もう戻ってこねぇぞ?」

阿笠「構わんよ、ただ処分するのが面倒なだけじゃからな…それにどうせ捨てるぐらいなら、誰かに使ってもらったほうがいいじゃろ」

コナン「まぁ、確かにな…わかった。オレのほうから蘭に渡してみるぜ」

阿笠「頼んだぞ、新一!あ、くれぐれもスイッチを悪用するんじゃないぞい!」

毛利探偵事務所

コナン「ただいまー!」ガチャ

蘭「あら、コナンくん。お帰り!どこに行ってたの?」

コナン「ちょっと博士の家にね…そうだ!蘭姉ちゃんに渡すものがあるんだ!」ゴソゴソ…

蘭「あら?なぁに?渡すものって…」

コナン「博士がね?蘭姉ちゃんに、もし良かったらこれをあげるって!」スッ

蘭「これは…コウモリのアクセサリーがついた、チョーカー?なんで博士が私に?」チャラッ

コナン「物置を掃除してたら出てきたんだって。博士がいらないから、良かったら蘭姉ちゃんか誰かが使ってくれって」

蘭「そうなんだ…でも、私はちょっとなぁ。あんまりこういうのつけたことないし…その代わり、明日園子や世良ちゃんと遊ぶから、その時に聞いてみるね?もしかしたらいるって言うかもしれないし」

コナン「そうかなぁ?蘭姉ちゃんも似合うと思うけど…まぁ、誰でもいいからもらってくれって博士が言ってたらかいいか!じゃ、頼むね?蘭姉ちゃん!」

次の日

蘭「…ってことが昨日あってね?これがそのチョーカーなんだけど」スッ

園子「確かにアンティークっぽくてカッコいいけど、ちょっと古臭いわね…あたしには合わないわ、このチョーカー」

世良「そう?僕は好きだなぁこういうの!良かったら僕にくれない?このチョーカー!」

蘭「うん、いいよ。園子か世良ちゃんがいるかなぁと思って持ってきたんだから。はい、どうぞ!」スッ

世良「へへっ、やった!じゃ、早速着けてみるか…よっと!どう?」パチンッ

蘭「うん!凄く良く似合ってるよ、世良ちゃん!」

園子「確かに似合ってるわ。もともとボーイッシュな見た目だし、シンプルなコウモリのアクセサリーがいい感じね!」

世良「そう?じゃあ二人のお墨付きももらっちゃったし、毎日これ着けて来ちゃおっと♪」ルンルン

蘭「ハハ…そ、それはちょっとやり過ぎじゃないかなぁ」

園子「いいんじゃない?本人もかなり喜んでるみたいだし…好きにさせましょ、蘭」ヒソヒソ

蘭「まぁ、世良ちゃんが喜んでるなら…それでいいか」

世良「フーン♪フフーン♪」ウキウキ

ホテルハイドプライド 世良の部屋

世良「たーだいまー!」ガチャン

領域外「…バカモンが!声が大きいぞ!それに帰ってくるのが遅い!うっ、ゲホッゲホッ…」ゲホッゲホッ

世良「ああっ、ゴメンゴメン!蘭ちゃんたちと一緒にいたらつい楽しくって…次からはちゃんと気を付けるから、ね?許してよママ」

領域外「全く…遊ぶのはいいが、程ほどにな。下手をしたらまた根城を変えねば……ん?なんだ、それは」コホッコホッ

世良「ああ、これ?蘭ちゃんにもらったチョーカーだよ。カッコいいでしょ!気に入ってるんだ!」チャラッ

領域外「おい、忘れたのか!前にあった少年の盗聴器のことを…またそのチョーカーにも盗聴器が仕込まれているかもしれないんだぞ!?早く外して破壊しろ!」

世良「大丈夫だよママ、よく確認したし…盗聴器の類いはなかったよ。それに、せっかくもらったのに壊すなんて勿体ないよ」

領域外「前にも言っただろう…慎重に事を運ぶようにとな。万が一盗聴器が仕込まれているかもしれん、私が直接見て確認する。外して私に貸すんだ!」

世良「はぁ、心配性だなぁ…わかったよ。じゃあ、今から外す………あれ?」カチャカチャ

領域外「ん?どうした。早く外すんだ」

世良「い、いや、それが…留め金が外れなくって…んっ!くっ!」カチャカチャ

領域外「何をしてるんだまったく…私が外してやるから、ほらかがめ!」グイッ!

世良「うわっ!ひ、引っ張らないでよ!」グラッ

領域外「チョーカーひとつ満足に外せないとは…恥ずかしいぞ!」 カチャカチャ…

世良「ご、ゴメン…あんまりこういうの着けたことなかったから」

領域外「次からは自分で着脱出来るように練習するんだな…ほら、外れたぞ」パチンッ

世良「わ、わかってるよ…で、なんか仕込んであった?」

領域外「いや…特にはなさそうだな。いたって普通の年代物のアンティークチョーカーだ」ジロジロ

世良「でしょ?じゃあもうなにも仕込んでないことが分かったんだし、僕に返して?」

領域外「今回は特に何もなかったが、これから人に物をもらうときは十分に気を付けろ」スッ

世良「はいはい、わかってるよ」スッ


チクッ!

世良「いてっ!」バッ

領域外「な、なんだ!どうしたんだ!?」

世良「いや…チョーカーを持ったときにコウモリの羽根の部分で指を切ったみたい。大丈夫、ちょっと血が出ただけだから。あーあ、チョーカーに血が付いちゃったよ…」 チュー…

領域外「本当におっちょこちょいなヤツだな…注意力が足りん」ハァ…

世良「あ、あはは……」

領域外「…風呂が沸いてるから入ってこい。私はもう先に入ったからな」スタスタ

世良「あ、ありがとうママ!じゃあ、今から入ってくる!」トタタタッ!





ズズズズ……ドクンッ

就寝前

世良「へへへ…それにしてもカッコイイよなぁ、このチョーカー。決めたっ!今日はこれ着けて寝ちゃおっと♪」パチンッ

領域外「おいおい、そんなもの着けて寝る気か?寝苦しいだろう……」ハァ…

世良「大丈夫大丈夫!これぐらい気にならないって!それに、僕は結構眠りが深いからグッスリ寝れるよ」

領域外「まぁ、気にならないならいいが……さぁ、もう寝るぞ。灯りを消してくれ」

世良「はーい、お休みなさい!」パチッ

深夜

世良「ん……んん……(なんだろ…目がさえてて寝付けない…いつもなら朝までグッスリ眠れるのに)」ゴロゴロ

世良「はぁ……はぁ……(そ、それに、体が火照って熱い…す、凄くムラムラする…か、体を鎮めないと…寝られそうにないな)」スッ…

クチュッ!ニュルニュル

世良「んっ!んふっ……んんっ!……(す、凄い濡れて…アソコがびちゃびちゃだ…な、なんで僕…こんなに興奮して……!)」クチュックチュッ

ズプッ!ニュププッ!

世良「んああぁっ!(な、中に指がっ!入っちゃった!)」ビクンッ!

ジュップジュップ!

世良「んあっ!はっ!ああっ!(き、気持ちいいっ!擦るだけじゃなくて、指で出し入れするのが…こんなに気持ちいいなんて…!ま、ママが隣で寝てるのに…声が出ちゃう?)」グチュグチュズプズブッ!

ヌプヌプジュプジュプ!

世良「うっ、あ……い、イクっ?うああぁっ?」プシャアッ!ガクガクッ…

ヌチャアッ……

世良「はぁ、はぁ、指が…手が愛液でヌルヌルだ…?」ハァ…ハァ…

テラテラ……

世良「月明かりでテラテラ光って…凄く美味しそう?んっ、んちゅ…んむっ……」ピチャピチャレロレロ…

世良「……んはぁっ、しょっぱくて美味しいな?もっと飲みたい…喉が渇いて仕方ないよ……」フゥフゥ……

ズシッ!

領域外「うっ!な、なんだ?急に重く……ま、真澄!?わ、私に股がって何をしてる!」

世良「はぁ、はぁ、ママ…僕ね?今…すごーく、喉が渇いて仕方がないんだ……」ハァハァ

領域外「喉が渇いてどうして私に股がっているんだ!早くどけ!」ジタバタ

世良「水が飲みたいんじゃないんだ……どうしてか分からないけど、僕…血が飲みたくて仕方がないんだ。だから、ね?ママ…僕に飲ませてよ。ママの血…」ハァハァ

領域外「なにをトチ狂ったことを……!ま、まさか!?あのチョーカーが原因なのか!?くっ、正気に戻れ!」ブンブンッ

世良「暴れないでよ…体が弱いんだから」ガシッガシッ!

領域外「うっ!は、離せっ!くそっ、腕を!…力が強くて振りほどけん……!」グググッ……

世良「ねぇ、大人しくしてよ…ママ」ギラリッ……

領域外「!?ひ、瞳が紅く光って……!(な、なんだ!?か、体が動かん…!)」 ピタッ……

世良「やっと大人しくなったね…大丈夫だよママ、痛くしないから…ちょっと血を吸うだけだから?」ハァハァ

領域外「や、やめ…ろ!だ、誰か…助け……!」プルプル

世良「このホテルは部屋の防音性が高いことが売りだから、いくら叫んでも聴こえないよ…」ニヤァ

領域外「くっ……!」プルプル

世良「ああ…凄く美味しそうなうなじだよママ…?」ゴクリ…

領域外「た、頼む…止めて、く…れ!」プルプル

世良「無理だよ…僕、もう我慢の限界だから?じゃあ、いただきまぁす?」アーン

カプッ!プスリッ!

領域外「ひいっ!」ビクンッ!

ジュルジュル……コクン、コクン…

世良「んむっ…じゅるっ…んくっ…んぶっ…」ゴク…ゴク…

領域外「あっ…うあっ……ああっ……(ほ、本当に血を吸って…!)」パクパク……

トクン…トクン…トクン…

領域外「あがっ…はっ…あぅぅ………うわぁっ!(ち、血を吸いながら…何か、牙から体内に流し込んで………っつ!?)」ビクンッ!

プシャアッ!ジョボジョボジョボ……ジワァッ

領域外「うあぁっ?はああぁっ……?(な、なんだ!?こ…この快感は!イクだけじゃなく…に、尿まで漏らしてしまった…!び、媚薬に近い液体を体内に流し込んでいるのか!?)」ガクガクッ

世良「んくっ…んくっ……ぷはぁっ!あー…美味しい?ママも気持ちよすぎてオシッコ漏らしちゃったみたいだね」フフフフ…

領域外「はぁっ?はぁっ?…も、もう気はすんだだろ?解放して……」ハァハァ

世良「ダーメ?夜はまだまたこれからなんだから…もっと楽しまないと♪」ニヤリ

領域外「な、なにっ…ま、まだ血を…吸う気なのか!?」ガタガタッ…

世良「血だけじゃないよ…ママの唾液も愛液も、まだまだ堪能するところはたくさんあるんだからね?僕が満足するまで…この喉の渇きが癒えるまで飲ませて…ね?ママ?」ニヤニヤ

領域外「ひっ!や、止めろ!顔を近付けるな、止めてく…う、うわぁぁぁっっ!んむぅっ!んっ………」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年05月28日 (土) 15:36:39   ID: FaWeDJSA

なんだこれ、コナンである必要あったか?

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