アルミン「」ブルブル(60)

アルミン「あ、何だろうこれ」カパ

アルミン「…赤色の…食べ物かな」ヒョイ

アルミン「…」

アルミン「ちょ…ちょっとだけならいいよね?」ドキドキ

アルミン「」パクッ

アルミン「!?」

アルミン「うわああ!口が!口が!」ゴロゴロ

アルミン「な…なんだこれ…初めての感覚だ…」

アルミン「…でもなかなか…」パク

アルミン「んむー!」スッパ

エレン「お、アルミンじゃねえか」

ミカサ「本当だ」

エレン「よ!アルミン!」

アルミン「エレン、ミカサ!」

ミカサ「何をやっているの?」

アルミン「これを食べていたんだ」ズイ

エレン「…何だよこれ」

ミカサ「…」

エレン「腐ってんだろ」

アルミン「まあ一回食べてみなよ」

エレン「…ああ」パク

エレン「ん!?」

ミカサ「どうしたのエレン!?」

よっちゃんイカかな?(すっとぼけ)

エレン「」ゴホゴホ

アルミン「だ、大丈夫!?」

エレン「…ゴホッ…謎の味だな…俺にはきつい…」

ミカサ「…私も」パク

ミカサ「すっぱい…」

アルミン「無表情だ…」

エレン「すげえ…」

エレン「…これ塩使いまくってるだろ…」

アルミン「すごいよね。貴重な塩を…」

ミカサ「」ヒョイ パク ヒョイ パク

エレン「…気にいったのか?」

ミカサ「おいしい」

エレン「みんなにも分けてやるか」

ミカサ「ええ」

アルミン「いいのかなぁ…」

エレン「ジャァン!」

ジャン「悪口を言いにきたならどっかいけ」

エレン「つれねえな。これやるよ」

ジャン「あ…?何だこりゃ。食べ物か」

エレン「おう」

ジャン「…食えんのか…」

エレン「ミカサはうまいって言ってたぞ」

ジャン「何!?」

ジャン「よっしゃ!食うぜ!」パクッ

ジャン「」ゴフッ

エレン「うわ!汚ねえな!」

ジャン「おい!何だこれは!」

エレン「あーあー勿体無い」

ジャン「こんなもん食えるかよ!」

エレン「やれやれ、お子様だな。ジャン•キッズシュタインにしろよ」

ジャン「何だと!?」

アルミン「はいはい、喧嘩になる前に退場しようね」ズルズル

なんだジャパニーズソウルフードUMEBOSHIじゃないか

なんか>>12でワロタ

口が*ってなってるのかかわいい

そういや塩あほほど使うよな
あれって保存食として作られたんだろうけど作り始めた時って塩の価値ってどうなんだろうな
それとも海洋国家だから日本は海外に比べてそこまで塩の価値は高くなかったんだろうか

軽くググったら、昔は日本でも塩は結構貴重だったみたいだ
くさやは、塩が貴重で塩漬けにする水がもったいなから使い回しすることで生まれたみたいだし。

アルミン「何で君は喧嘩ふっかけようとするんだよ…」

エレン「ジャンの顔を見たらついな…」

アルミン「…ま、いいか」

エレン「ああ、今はそんなことはどうでもいい。重要な事じゃない」

アルミン「お前がいうな!」

サシャにあげよう(提案)

ミカサ「アニ」

アニ「何?」

ミカサ「これを上げる」スッ

アニ「…嫌がらせ?」

ミカサ「違う。食べてみてほしい」

アニ「…食べ物か…」

>>12でクソワロタ

アニ「」パク

ミカサ「どう?」

アニ「…ま…まあまあだね…」プルプル

ミカサ「顔が引きつっている」

アニ「う…うるさい!」ダッ

ミカサ「?」

エレン「どうだった?」

ミカサ「よくわからない」

アルミン「まあアニだもんね」

エレン「!」ピコ-ン

ピコ-ン

エレン「なあ!これ売って儲けないか!」

アルミン「え」

ミカサ「良い。名案。さすがエレン」

エレン「よせやい照れるべ!」

アルミン「えー…」

ミカサ「では早速食堂に行こう」

エレン「おう!」

アルミン「ええー…」

食堂

エレン「…と、食堂に来たはいいけど…名前を付けねえとな」

ミカサ「赤玉」

アルミン「ちょっと下品な感じがするよ」

エレン「漆黒の紅」

アルミン「色が二つ入ってるね。意味がわからない」

エレン「じゃあどうすりゃいいんだよ!」

アルミン「塩で何かの実を漬けているみたいだから…漬け物でいいんじゃない?」

エレン「え…」

ミカサ「安直」

アルミン「…」

>>16
やっぱ日本でも希少だったのか
さんくす

エレン「じゃあこの…チッ…漬け物の値段を決めるか」

アルミン「舌打ちしたよね今絶対舌打ちしたよね」

ミカサ「この食べ物は貴重。なので、10000でどうだろう」

エレン「誰も買ってくれねえよ」

アルミン「その1/10くらいかな」

ただ酸っぱくて量もないもんをこの時代の誰が買うよ

エレン「さ!待つぞ!」

ミカサ「わかった」

アルミン「…」


~30分後~

エレン「来ない。一人も来ない」

ミカサ「どうしてなのだろう」

アルミン「…食堂なんて朝、昼、夜の決まった時間しか使わないじゃないか」

エレン「!」ハッ

ミカサ「!」ハッ

アルミン「…」

エレン「じゃ…どこで…」

アルミン「人通りの多い場所で…」

ミカサ「通路」

エレン「それだ!」パン

アルミン「え?でも通行人の邪魔に…」

ミカサ「そうと決まれば早速」ガタッ

エレン「よし」ガタッ

アルミン「人の話を聞け!」

漆黒の紅わろた
この3人組はほのぼのして良いなあ

通路

エレン「お、カモがいっぱいいるぜ!」

アルミン「確実に邪魔になってるんだけど」

ミカサ「では、捕らえてこよう」

モブ「でさー」

モブb「ははは」

ミカサ「ちょっと」

モブ「え?」クル

ミカサ「来てほしい…」ゴゴゴゴ

モブ「ハ…ハイ」ブルブル

モブb「」ビクビク

ミカサ「連れてきた」

エレン「おい兄ちゃん」

モブ「な…なんでしょうか…」

エレン「いくら持ってんだ?」

モブ「え…えっと…」

アルミン「ああもう!」バシ

エレン「痛ってえなあ!」

アルミン「それじゃチンピラだよ!」

ワロタ

アルミン「ごめんね、これを買わないかい?」

モブ「何ですかこれ」

アルミン「漬け物だよ。酸っぱいんだ」

モブ「へ…へぇ…でも…俺は…」

モブb「ん…んー…」

ミカサ「買うの?買わないの?」ゴゴゴゴ

モブ「買わせていただきます!」

モブb「ぜ…是非!」

エレン「毎度あり!」

アルミン「…」

エレンェ

エレン「幸先いいスタートだな」

ミカサ「ええ。この調子で…」

アルミン「駄目!この調子は駄目!」

アルミン「これじゃ脅迫だって!」

エレン「えー、酷い」

ミカサ「まったく」

アルミン「まったくって言いたいのはこっちだよ!」

ミカサ「叫ばないで。みんなが見てる」

アルミン「あ、ごめん」

エレン「ったく。アルミン、何か勘違いしてねえか?」

アルミン「え?」

エレン「いいか?見てみろ」ヒョイ

エレン「お世辞にも美味しそうに見えるか?」

アルミン「…いや…」

エレン「だろ?だから無理やりにでも一回食べてもらって美味しさを知ってもらうわけだ」

アルミン「…はぁ…」

エレン「そして次は心から買いにくる。それがリピーターになるわけだろうが」パク

アルミン「…そういうものかなぁ…」

ミカサ「さすがエレン」パチパチ

エレン「って訳で、誰か連れてきてくれ」

ミカサ「了解した」

アルミン「…誰もいないよ」

エレン「え?」キョロキョロ

ミカサ「なぜ」キョロキョロ

アルミン「やっぱり強引なんだって」

通路B

エレン「いっぱいいるな!」

ミカサ「狩りの開始」

アルミン「狩りって言っちゃってるよ…」

押し売りやないか

アルミン「あの方法はもう駄目だよ…」

エレン「え、何で」

ミカサ「わかってくれたと思っていた」

アルミン「冷静に考えたんだ」

エレン「…仕方ねえなぁ…」

ミカサ「…」

アルミン「僕がお客さん呼んでくるね」

ミカサ「わかった」

~1分後~

アルミン「呼んできたよ」

ライナー「よう」

エレン「お、ライナーじゃねえか」

ミカサ「お金持ってそう」

アルミン「ちょっと!」

ライナー「漬け物って何だ?」

エレン「これだ」

ライナー「…」ムッ

ミカサ「今変な顔をした」

ライナー「う…うーむ…これは…」

エレン「食ってみるか?」

ライナー「いいのか?」

エレン「おう」

ライナー「」パク

ライナー「むう…」

アルミン「おいしい?」

ライナー「…んん…」

エレン「人を選ぶ食べ物だよな。ぶっちゃけ、俺は好きじゃない」

アルミン「ぶっちゃけないで」

読んでるこっちまで酸っぱくなってきた

ライナー「すまん、俺はいい」

アルミン「そう。時間とらせてごめんね」

ライナー「じゃあな」

エレン「あー、ちょっと待って」

ライナー「?」

エレン「ん」スッ

ライナー「何だこの手?」

エレン「代金」

ライナー「なに!?」

アルミン「…」ガクッ

ライナー「ただじゃないのか!?」

エレン「誰もそんな事は言ってません」

ミカサ「払わないなら…」ゴゴゴゴ

ライナー「」

アルミン「」

ライナー「」シクシク

エレン「毎度あり~」

ミカサ「またのお越しを」

アルミン「誰も来ないよ!詐欺だ詐欺!」

エレン「おいおい、大袈裟だな」

ミカサ「ええ、エレンは本当の事を言っただけ」

アルミン「…何でそんな売り方しかできないんだ…」

ギャ- ギャ-

???「おい貴様ら…」

エレン「ああ!?今取り込みちゅ…」クル

キース「」ズモモモモ

アルミン「ぉぉぅ…」

ミカサ「しまった」

エレン「…」

キース「貴様らは無断でこの貴重な食べ物を食い、売ったというのか…」

エレン「…」

アルミン「…」

ミカサ「…」

キース「本来なら開拓地行きだ。だが貴様らのような優秀な者を無くすのも惜しい」

エレン「」グッ

アルミン「」パン

キース「…食事3日抜きで許してやろう」

エレン(よっしゃ!軽い!)グッ

このエレンクズやw

エレン「よかった。いや、よかった」

アルミン「…まったく反省してないよ…」

ミカサ「お金はとられなかった。これで何か買おう」ジャラ

エレン「よっし!」

アルミン「僕にもお願い」

ミカサ「わかってる。では…」

ガラ

キース「おい…金は元の持ち主に返しておけ。後に確認する」ピシャ

エレン「…」

ミカサ「…」

アルミン「…はぁ…」

終わり

食べ物の名前は梅干しです
みんなわかったかな☆

この二人は悪い奴だなwwww

>>56わかったぞ
Japanese seoul food UMEBOSHI
だろ

白飯と一緒に食べたくなった

>>58
それはボケだよな…?

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