モバP「裕子と学ぶ!ことわざ教室」 (29)

小ネタ集です
当然の如くキャラ崩壊と捏造設定アリアリ
ニワカ知識なのでそんなにアカデミックな話にはならない。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460340932

・驚天動地(きょうてんどうち)

世間を非常に驚かす物事や出来事。
元ネタは唐代の詩人・白居易の『李白墓』にて、
詩仙・李白の才を「天を驚かし、地を動かすほど」と称した一節。

[某日夜・とあるプロダクション]

P「おいすー。ただいま営業より戻りましてございますー」ガチャ

裕子「ムム…ムムムーン…」カリカリ…

P「ユッコが勉強してるぅぅぅぅうううう!?」ガクガクガクガク

天『ウソやろ!?雪降らせる?』ビクッ

地『ウソやろ!?火山漏れそう!』ガタッ

・一夜漬け(いちやづけ)

調味液に短時間漬けた野菜の漬物。美味しい。
乳酸発酵などはしておらず塩分控えめ水分多め、実は保存食ではないので食中毒に注意。
転じて、試験の前夜から短時間に詰め込む勉強法。


裕子「明日試験なんですけど…その…忙しくて、忘れてまして…」タハー

P「それで例によって付け焼刃か…」

裕子「特に国語がヤバいんです…このままじゃ補習確定で…」

P「ヤバいじゃん…時々謎の語彙を発揮する癖に…」

裕子「それなんです!何故かウチの学校、やたら語彙の問題多いんですよ!諺とか!」

裕子「高いきょーよーを身に着けた人材がどうのって言ってましたけど!」

裕子「あんな意味わかんない言葉遊び誰が使うんですか!なんで風が吹いてカラオケ屋が儲かるんです!?」

P「早速誤用してる…一時避難じゃねえかな…」

『教養を強要…ふふっ』

P「誰だ今の」


・風が吹けば桶屋が儲かる(かぜがふけばおけやがもうかる)

ある現象が全く関係なさそうな所に影響を及ぼす事。
バタフライエフェクトやらピタゴラスイッチやら。

風で埃が舞う
⇒土埃が目に入って失明する
⇒盲人が三味線を買う(盲人の職は楽師くらいしかなかった)
⇒三味線の皮にするため猫が殺される(え、ひどくない?)
⇒猫が減ってネズミが増える(ざまあ見ろにゃ)
⇒ネズミは木の桶を齧るので桶の需要が増える。

そんなアホな。

・教うるは学ぶの半ば(おしうるはまなぶのなかば)

書経/説命(えつめい)下より。
ヒトに勉強を教えることは、その半分は自分の勉強でもあると言う事。
勉強しながらコレ書いてる。


P「…いいか裕子。熟語や成句の覚え方は、比喩と連想だ」

裕子「?」

P「字面と意味だけを覚えようとするな。物語で覚えるんだ」

P「その由来を知って、身近な物事で喩えて分かりやすくするんだ」

P「例えば登場人物をウチのアイドル達で置き換えたりな」

P「比喩表現をさらに比喩で理解しようってのも、ややこしい話だけども」

裕子「???…なんかよくわかりませんけど、結構詳しい感じですか!」

裕子「じゃあ教えて!一晩でなんとかしてください!」

P「ヒトに教えを請う時は…まあいいや、俺もだいぶうろ覚えだしな…」

P「朝まで一緒に勉強しようか。だから補習だけは勘弁な!」

P「例えばこの問題…簡単だけど、寝耳に水。この間こんな事があってな…」

・寝耳に水(ねみみにみず)

突然の出来事に酷く驚く事。
寝ている時に川が氾濫する音が聞こえ、驚き飛び起きる様子に由来。
おらぁちょっと田んぼの様子みてくるだ。
寝ている人の耳に水を注ぐとかいう殺意の高い行為との解釈も。


[仮眠室]

志希『にゃっはは~♪レッスンつまんね!逃げてきちゃった~♪』

志希『ふんふんふーん…お?』

美嘉『…スー…スー…(仮眠中)』

志希『………』

志希『………』ウズッ

美嘉『…zzz…』

志希『はむっ(耳を咥える)』

美嘉『ひょわぁぁああああ!?』ビクッ

志希『…ン…ちゅ、ジュル、レロ…』チュッチュッチュルッチュッ

美嘉『ひゃあああ!?うにゃああああ!///』ビクッビクン

・白眼視(はくがんし)

気に入らないものを見る冷たい目つき。
木の葉にて最強の瞳術の事ではない。
元ネタの晋の阮籍って酔っ払いは気に入らない人には白目剥いて塩対応したとか。
彼の方がよっぽど同僚から白い目で見られてる。


[カフェテリア]

P『おおいた時子、今度の仕事の話なんだけど…』

時子『…(白目を剥く)』ギョロッ

P『時子ちゃん目ェ怖っ………その、お話を…』

時子『…』ギョロッ

P『ああ、時子様…どうぞこの惨めなブタの鳴き声を、お聞き届けになってはいただけませんか』orz

時子『くっくっく…よく分かっているじゃない。そう、それで相応しいのよ』クルッ

時子『それで?囀って御覧なさい。次はどうやって私を楽しませてくれるのかしら』ゲシッグリグリ

P『ありがとうございますぅ!バニー衣装でございますっ!』orz

時子『アァン?』ギョロッ

P『養豚場のブタでもみるかのように冷たい目だ…!ありがとうございますっ…!」ゾクゾク

ざわ…ざわ…
<ウワァ…ナニアレ…
<キモッ…ソウイウプレイ…?

P『あひぃ…世間様に顔向けできない…』ガクガク

時子『この私を前に、有象無象の言葉に耳を貸す余裕があると言うのかしら?』バチィン!

P『滅相もございませェん!ありがっとうございまっす!』orz

・艱難汝を玉にす(かんなんなんじをたまにす)

困難や苦労を乗り越える事により人間的に成長すると言う事。
”Adversity makes a man wise.”の日本語訳。
北風がバイキングを作った!


[テレビ局]

幸子『輿水幸子が人間大砲!厳寒のヒマラヤで山頂渡り!ですか…』

幸子『このくらいじゃあちょっとインパクトが足りませんねぇ…』

幸子『もっと火薬を増やしませんか?カワイイ花火はもっと派手に高く打ち上げるべきです』

幸子『パラシュート?ちょっと大袈裟過ぎませんか?厚めのクッションで十分ですよ』

幸子『予め雪を緩くしておけませんか。雪崩の一つでも起きれば衝撃の演出にはもってこいです』

幸子『それからそれから…』

スタッフ『ええ…(ドン引き)』

P『強化しすぎたか…』

・呉越同舟(ごえつどうしゅう)

仲の悪い者同士が居合わせても、共通の利害の為ならば協力し合う事。
孫子/九地より。春秋時代の呉と越の国は険悪だったが、
乗り合わせた舟が嵐で転覆しそうになれば遺恨を忘れて助け合うだろう、との話に由来。
多分嵐が過ぎてから転覆するパターン。


[白坂小梅プロデュース・上映会場]

麗奈『な、何ビビってんのかしら、光?まさかヒーロー(笑)ともあろうものが、この程度で?』

光『び、ビビッてるのは、麗奈だろう?まさか悪の女王(笑)が、たかがゾンビで…』

ゾンビ犬『アヴァッヴゥオワアアア!』ガッシャァァン!

麗奈・光『『ひゃあああああ!』』ヒシッ

小梅『仲良しさん、だね…?でも隙間空いてるから、あの子も、混ざりたそうにしてる…』

麗奈・光『『うにゃあああああ!』』ギュゥゥゥゥ

/キマシタワー!\

麗奈『なんか聞こえたアアアア!』ギュッ

光『聞こえないッ!麗奈の声しか聞こえないぞッ!』ギュッ

小梅『えへぇ…皆楽しそう…だからホラーって良いよね…』

・禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)

良い事と悪い事は縄のように縺れ合っていて不可分、
代わる代わる起きてどちらか一方だけが起こる事は無い。
史記及び漢書に記載されている。
かこほたのメタファーではない。


[とあるマンション]

P『うへへ…入手しちゃったぜ。縄のように絡み合う、濃密なかこほた本…』

P『とんだレア物だったぜ…俺ってばラッキー!では早速…』ゴソゴソ

茄子『あっ幸運にもPさんの部屋に侵入できちゃいました』

P『!?』

ほたる『あっ不幸にも変な本と下半身見せつけられちゃいました』

P『!?』

茄子『ああ、きっと私もこれまでのツケが回って、不幸な目に遭わされてしまうんでしょうね』

ほたる『ああ、なんて酷い。でもプロデューサーさんは、私たちを幸せにしてくれますよね』

P『!?』

※この後めちゃくちゃ引越しした

・先ず隗より始めよ(まずかいよりはじめよ)

戦国策より。
言い出しっぺの法則的な意味で使われる事があるが、本来は
郭隗「王様。遠くの賢者よりも、まず手近な自分みたいのからスカウトしようや。
   自分はもっと優遇してもらえる思って賢者どもがわらわら集まってきよるで」
みたいな売り込み術である。
上手くいったからよかろうものを。

[事務所]

新人P『取り敢えずアニメに出てた子達が欲しいんですけどどのくらい掛かりますか?」

P(アカン)

P『…まずは、手頃な子を揃えて育て方とか戦力とか覚えようか…』

P『そうだな、この西島櫂って子がオススメかな』

新人P『すいません、話聞いてました?』

・男子三日会わざれば括目して見よ(だんしみっかあわざればかつもくしてみよ)

日々鍛錬する人は三日もたてば見違えるほど成長するのである。
元は三国時代、呉の武将・呂蒙による『士別れて三日なれば刮目して相待すべし』との発言。


[3日後]

櫂P『ああ^~櫂君の全てが愛おしい…』

櫂P『おっ?ホットアートジャンピン?いいじゃないか!この子とこの子も揃えよう!』

櫂P『強SRはよ!当方に迎撃の用意あり!』

P『やったぜ。』

・年上の女房は金の草鞋を履いてでも探せ(としうえのにょうぼうはかねのわらじをはいてでもさがせ)

金(鉄)の草鞋はクッソ重いが磨り減らず、長い距離を歩く事ができる。
年上の女房を迎えると家庭が安定するので鉄の草鞋を履いて方々探し回ってでも手に入れましょう、との事。
草鞋より履いてる足の方が磨り減るんじゃねえかな。


[どこかの地下室]

P『あの…早苗さん』

早苗『んー?何かしらプロ…いいえ、あ・な・た☆』

P『コレはなんでしょうか』ジャラ…

早苗『金の草鞋♪』

P『僕には足枷と鉄球に見えます。重くてどこにも探しに行けません』

早苗『別にいいじゃない。こんな近くに良物件があるんだから』ムギュッ

P『ハハッかーわーいーいー(投げ槍)』

※この後めちゃくちゃ脱出した

・一念発起(いちねんほっき)

歎異抄より。
あることを成し遂げようと決意し、熱心に励む事。
『ほっき』と読みます(念押し)

[冒頭より半年前]

プロデューサー『うう…ぐすっ…』

裕子『ぷ、プロデューサー!どうしたんですか!?』

プロデューサー『裕子ー!なんか顔がハンサムになる超能力かけてくれよー!』

裕子『急にどうしてですか!?』

プロデューサー『もうぴにゃこら太に似てるハゲとか言われんのやだー!』

裕子『プロデューサーの良い所は一杯あるじゃないですか!気にする事ないです!』

プロデューサー『気を遣ってるつもりか知らんが頭部の事は否定してない!ソレ一番刺さるんだよ!』

プロデューサー『へっ…いいよいいよ、どうせできねーだろ…』

裕子『ムッ…?聞き捨てなりませんね。できますよ、そのくらい』

プロデューサー『おっ?やれるってのか?』

裕子『やってやろうじゃないですか。成功したら何でも言う事聞いて貰いますけど』

―かくして、プロデューサー念力整形計画は始動したのだった―

・虚仮の一念(こけのいちねん)

愚かな人、行動でも一心にやれば大きなことを成せるということ。
どんな信じられない事も信じ続けて、強く念じてみればスーパーナチュラル。

※CINDERELLA MASTER 030 堀裕子:ミラクルテレパシー(定価¥667)好評発売中。

―プロデューサー念力整形計画…しかしてその実態は…
―ビンタであった
―自分を育ててくれたプロデューサーへの限りなく大きな恩
―自分なりに少しでも帰そうと思い立ったのが
― 一日一万回、感謝のサイキックビンタ!

裕子『てやぁー!』パッシィア

プロデューサー『ぶべっ』

梨沙『何やってんのあいつら…ヘンタイなの?』

飛鳥『どうせサイキックなんとかだろう?いつもの事さ』


裕子『ほやぁー!』ペチィン!

ちひろ『整形?それならお医者さまに』

プロデューサー『医者に行く金がねえんだよ!』


裕子『そいやー!』ベシッ

穂乃香『それをすてるなんてとんでもない!』\ピニャッ/

プロデューサー『いいや…俺は生まれ変わるんだ…!』


裕子『とやー!』パチッ

巴『親から貰ったモンじゃろうに、情けないのう』

プロデューサー『もともと可愛い奴にはわかるまい…!』

巴『かわっ…!?』ベチーン

プロデューサー『ぐえっ』


裕子『えいっ…あっ』ゴスッ(鈍い音)

プロデューサー『ぐああああああ!?』

ちひろ『実は裕子ちゃんにビンタされたいだけだったりしません?』

プロデューサー『ソ、ソンナコトハナイヨ』プルプル

―殴り終えれば倒れるように添い寝
―起きてはまた殴るを繰り返す日々

ちひろ『仕事しろよ』

・一念岩をも通す(いちねんいわをもとおす)

心のありかたによって人は何事でも成し遂げられると言う事。
出典は史記・李将軍列伝にて、
李広将軍が藪の石を虎だと思い込んで必死に矢を放ったら、命中した石に穴が開いたとの逸話から。
火事場のクソ力。
どんな叶えられない夢も願い続けて、前に進めばきっと叶うミラクル。

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[5か月後(冒頭の一月前)]

時子『腰が入っていない!こうやるのよ!』バチィン!

プロデューサー『はぶっ!ありがとうございます!』

裕子『はっ…はい…!』ゼェハァ

裕子『ええーい!ムムムーン!』ベァッチィイン!

プロデューサー『ヤッダーバァァアア!』

時子『エックセレント!』

裕子『ああっプロデューサー!?大丈夫ですか!?』

プロデューサー『ぐっぐぅう…』

・為せば成る、為さねば成らぬ何事も

やらなきゃできないんだから、できそうにないことでも、気合いで何とかやってみろ。
米沢藩主上杉鷹山の『為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり』が著名。
どんな越えられない壁の先も目指して、強く念じてみればテレポーテーション。

※CINDERELLA MASTER 030 堀裕子:ミラクルテレパシー(定価¥667)好評発売中。


プロデューサー『顔が…顔が熱い…!?』ムイムイムイムイ

裕子『顔が粘土みたいに変形して…』ウヘェ

時子『為せば成るものね…あと一押しくらいじゃないかしら』

時子『最後の仕上げは、あなた自身がやりなさい』

時子『あなたの望む下僕の顔のイメージを叩きこんでやれば…その通りになるんじゃないかしら』

時子『まったく、バカバカしい話だわ…脳味噌何グラムよ』スタスタ

裕子『時子さん…ご指導ありがとうございました!』

プロデューサー『ゆ、裕子…頼む…』ムゴムゴムゴムゴ

プロデューサー『お前好みの顔でいい、そんな俺にしてくれ…』グネグネグネグネ

裕子『はい…』

裕子(…でも、私の望むプロデューサーの顔は…)

・蟻の思いも天に届く

蟻のように弱小な者でも、ひたむきな努力と願いで希望を叶える事ができる。
どんな先の見えない道も目指し続けて、前に進めばたどり着くフォーカス。

※CINDERELLA MASTER 030 堀裕子:ミラクルテレパシー(定価¥667)好評発売中。


裕子(………)

裕子『…いきますッ!』カッ

裕子(プロデューサー!私の一番好きな、プロデューサーの顔は…!)

裕子『ムムムーン!』ガバッ

法子『ただいまー♪ドーナツドーナツ♪』

裕子『私もドーナツ食べたい!』メメタァ

プロデューサー『とォばっ!』

プロデューサー『…お?お?お…?』グニグニグニ

Pヘッド『…おおおおおー!』

法子『プロデューサーの頭がドーナツみたいに!』

裕子『ええ…(呆然)』

時子『ええ…(困惑)』

P『えっどうなってるの俺』

―かくして、世にも珍しいPヘッドが誕生したのだった…


・蟻の穴から堤も崩れる(ありのあなからつつみもくずれる)

堅固な堤防も、ほんの少しの水漏れ穴から決壊してしまうように
ほんの少しの不注意が大惨事を招く事もあるという教訓。韓非子より。
履歴書や履修登録のチェックは入念に。

[冒頭翌朝・テスト当日]

P「と、まあこんな感じで…大事なのは身の回りの出来事に当て嵌めて、実用することなんだな」

裕子「あの…いやほんと、すいません…」

P「いやいいんだよ、この頭もこの頭で悪くない…逆に吹っ切れたよ」

P「みんなこんな頭部の俺に優しくしてくれたんだ…何よりそれが大切な事だったんだ」

P「それよりも、ちゃんと理解してもらえただろうか?」

裕子「ええ!もはやプロデューサーの教えは自家薬籠中の物です!」

P「おお…もはや呉下の阿蒙でもバカのアホウでもないんだな…!」カンゲキ

P「よし行って来い!補習だけは回避しろよ!」

裕子「はい!エスパーユッコ!教室にテレポートします!ていっ!」


・自家薬籠中の物(じかやくろうちゅうのもの)

自分の薬箱に入れてある薬品のように、いつでも自分の思う通りに利用できる人材や物、知識や技術のたとえ。
旧来は必要な人、という意味で使われていた。
出典は『唐書』元澹伝より、元澹と首相・狄仁傑の
元澹『私をあなたの薬箱の薬品のようにお使いください』
狄仁傑『君は既に私の薬籠中の物で、欠かせない物であるのだ』
というやりとりからだじぇ。

・呉下の阿蒙に非ず(ごかのあもうにあらず)

脳筋だった呂蒙子明は主君・孫権の勧めで勉学に励むようになり、
ある日久し振りに会った魯粛くんに
『呉下の阿蒙に非ず(もう呉のお馬鹿の蒙ちゃんじゃないのね)』などと言われた。
これに対する呂蒙の返答が先述した『士別れて三日なれば~』である。

・乾坤一擲(けんこんいってき)

乾は天、坤は地。一擲はさいころを投げる。
空も大地もひとからげにぶん投げて、一か八かの一発勝負。
自引きするか爆死するかしかないのだ。
韓愈の詩・「鴻溝を過ぐ」の一節より。

[教室]

裕子(なんということでしょう。眠い。超眠いです)

裕子(ダメです…もうすっかり、頭から抜けてます…赤点ギリギリのライン…)

裕子(こうなれば、この選択問題しか…このESP鉛筆で…)

※ESP鉛筆:センター試験御用達のアレ

裕子(行けぇ!正解、出ろォッ!)コロコロ…


※この後めちゃくちゃ補習した

・喉元過ぎれば熱さ忘れる(のどもとすぎればあつさわすれる)

苦しい事も一旦過ぎて楽になれば、苦しさやその時受けた恩も簡単に忘れてしまうという事。
でも飲み込むときに舌を火傷したら暫く忘れられない。

[一週間後]

裕子「補習も終わりましたしどこか遊びに連れて行ってくださいよ、プロデューサー!」

P「馬鹿かァッ!?おめぇッ!?」ペチーン(ハリセン)

裕子「あうっ」

・孟母断機(もうぼだんき)

出典は劉向の『列女伝』。
孟子クンのお母さんは教育ママ。
息子の勉強に適した場所を探して3回も引っ越したりしてるぞ。

ある日勉強を途中で放り投げて帰ってきた孟子クンを見て、
ママは製作途中の織物(機)を刃物でズタズタに断って、
『この織物みたいに途中でやめたら何の価値も無いザマス!」と一喝。
孟子クンは昼夜問わず勉強に励むようになりましたとさ。


P「補習終わったからって勉強終わったわけじゃないの!」

P「学ぶことは日頃の積み重ねが大事なの!」

P「そんな感じだとまた何回も補習でスケジュール調整する羽目になるの!」

P「折角勉強したのにサボったら元の木阿弥じゃないか!」

裕子「うう…」ヒリヒリ


・元の木阿弥(もとのもくあみ)

折角良くなった者がまた元の状態に戻ってしまう事。
由来は諸説あるが、
死んだ筒井順昭さんに似てたので後継ぎが成人するまで影武者やってたけど、
いざ成人したらポイ捨てされた木阿弥さんの話が有力だとか。かわいそう。

裕子「そ、それじゃあプロデューサーが勉強教えてくださいよ!」

P「何ィ?」

裕子「ホラ、なんでしたっけ?毒がコロコロ!一人で勉強しても駄目だって言ってましたし!」

P「独学孤陋な…まあ、仕事の合間ならいいけど」

裕子(しめしめ、これで勉強ついでにプロデューサー独占できます。一石二鳥!)

裕子(わーたしだけの独占!独占!私ったら策士!)


・独学孤陋(どくがくころう)

独学固陋とも。『陋』は狭いという意味。
一人で勉強してると見識が偏狭になるよ、という戒め。耳が痛い。
出典は『礼記』より、『独学にして友無ければ、則ち孤陋にして寡聞なり』。

・一石二鳥(いっせきにちょう)

一つの行為からふたつの利益を得ること。
イギリスの諺”kill two birds with one stone.”を訳したもの。
だからって公園の鳩とかに石を投げてみたりしてはいけない。

・策士策に溺れる(さくしさくにおぼれる)

ユッコが策士かはともかく。


[数日後]

裕子「うわーん!プロデューサーがやたら厳しい!」

P「当たり前だ!仕事の合間にやってるんだからな!時は金なり!」

ちひろ「いい言葉です」


・時は金なり(ときはかねなり)

西洋の諺”Time is money”の訳。
時間は金銭と同じくらい価値があるから大事にしなさいよ。


裕子「もう諺はこりごりですよぉ~!」

お終い

ちょっと語彙と短いエピソードの書き方の勉強も兼ねて。
鳥を二羽落としたか、兎を二羽逃したか。

HTML依頼出してきます。

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