【咲-Saki-】久「須賀くんって弱いわねー」 (36)


短編です
安価なし
京太郎注意!

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久「ロン!18000!」

京太郎「あっ、しまった……クソ、部長相手ならオタ風単騎も読むべきだったか……」

優希「か~これで部長の3連続トップだじぇ」

久「ん~まだまだねぇ、1年坊は」

和「……」

京太郎「流石っす、部長」

和「……」

優希「そろそろタコパワーが切れてきたじょ、犬、余はタコスを所望するじぇ」

京太郎「優希さん、今日は休日で購買はやってないんですが」

優希「外のコンビニがあるじょ。ダッシュでな!」

京太郎「相変わらず人使い荒いぜ」

和「それじゃあ咲さん、代わりに入って下さい」

咲「今いいとこだから、ごめん、和ちゃん」ネトマポチポチ

京太郎「先輩方も和も何かほしいものありますか?」

まこ「おい京太郎、今日は打ってええぞ。代わりにワシが買ってきちゃるけぇ。タコスでええんか、1年」

優希「期間限定旨辛タコライス風味タコス!」

まこ「……」

優希「冗談だじょ」


久「もう、せっかく須賀くんの強化月間なんだから、パシリはやめなさいよぉ」

優希「でもタコスが」

咲「私が買いに行きます……はぁ」

久「ありがと~私、バナナと牛乳ねぇ~あとエロ本3冊。はい、お金」

咲「え、エロ!?」

和「咲さんになんてもの買わせるんですか!」

咲「ううっ……///」

久「ちょっと、和。落ち着きなさい!これも練習なのよ!」

和「は?」

久「全国の大舞台で打つ度胸をつけるための特訓」

まこ「これまた適当な……恥ずかしがる咲の顔見たいだけじゃろ……」

久「わかるぅ~?」

和「羞恥で顔を赤く染める咲さん……ありですね」

優希「ただ先輩が後輩をいびってるだけにしか見えないじぇ」

咲「アソコのコンビニよく使うのに……」

京太郎「やっぱ俺が」

咲「せっかく今日は京ちゃんデーなんだから麻雀打ちなよ」

優希「わざわざこの私が直々に鍛えてやってるんだ、感謝するじぇ」

まこ「アホ」


和「しかし脅威の放銃率ですね」

京太郎「うっ」グサッ

まこ「でも基本に忠実なデジタルで打ってるように見えるがのぅ」チラッ

和「まあそれはそうなんですが」

久「須賀くんには向いてないんじゃない、デジタル」

まこ「かと言ってオカルトも何もないしのぉ」

京太郎「……」

優希「ラス、3着、ラス、ラス、ラスはちょっと心配になるじぇ」

和「毎回肝心な場面で大きな手に振り込んで、逆転されてますね」

優希「犬~勝負事向いてないんじゃあないか?」

和「ゆーき、言い過ぎです!」

京太郎「……」


久「じゃあチャッチャと次の半荘行きますか」

優希「タコパワーが……咲ちゃん遅いじぇ。犬ならもう二往復はしている時間だじょ」

京太郎「あの、俺……どうやったら強くなれますか?」

久「愚問」

和「ええ。練習あるのみです」

優希「当たり前だのクラッカーだじょ。犬以外のレギュラーは全員小さい頃から麻雀打ってるじぇ。例えば野球はじめて3ヶ月かそこらの新人ピッチャーが甲子園出場校の打線を抑えられるか?」

京太郎「ま、そうだよな!クヨクヨしても仕方ねー……せっかく先輩方も相手してくれるんだから頑張らなきゃ!」

まこ「それでええんじゃ」バシッ

京太郎「いてて……背中思いっきり叩かないで下さいよ」

まこ「闘魂注入じゃけぇ」ケラケラ


久「でもちょっと練習法を変える必要がありそうね」

まこ「どういうことじゃ?」

久「いやー、このままただ漫然と麻雀を打っても、あんまり意味がないと思うのよ。私達も全国近いわけだし」

京太郎「す、すみません……そんな大事な時期に俺なんかのために」

優希「でもどうするんだじょ?」

久「お金を賭けるとかどう?点リャンピンで」

まこ「長野県代表K高校内に蔓延する賭博行為……電車の広告を飾るのは確実じゃな」

京太郎「今の御時世、お金は厳しいっすわ」

久「なら罰ゲームはどう?部活動っぽいわよ?1000点振り込み毎に腕立て10回!ラスはグラウンド10周!」

優希「インハイまでに更に犬をムキムキにするつもりか……」

久「スポーツマンは好みよ?」

まこ「いや、誰もアンタの好みは聞いてないぞ」


久「ならそうねぇ……脱衣麻雀とか?」

京太郎「だ、脱衣!?」ガタッ

優希「犬、興奮しすぎだじょ」

和「脱衣麻雀?」

京太郎(脱衣麻雀って!?和もいるんだぞ……!この面子で……!男子高校生の夢じゃねーか!)モンモン

まこ「顔が緩んでるぞ、京太郎」

和「脱衣麻雀ってなんですか?」

久「ルールを説明するわ!須賀君に振り込む毎に私たちは1枚服を脱ぐ。満貫なら2枚、跳満3枚、倍満4枚、役満は5枚よ!

ツモ和了なら全員から1枚ずつ」

久「脱ぐものがなくなった時点で終了!須賀くんの勝ち!半荘トップで須賀くんは好きな娘から2枚、2着で1枚脱がせられる……てのはどう?」

和「ちょっと部長!おかしいです、そのルール!」

優希「中々バイオレンスな麻雀になりそうだじぇ。京太郎、私を狙う打ちするなよ?」

京太郎「誰がお前なんか……」チラッ

まこ「露骨に和を見てるのぉ」

和「セクハラです、セクハラ!」

久「いいじゃない!私達もこれで少しは緊張して打てるし」

和「ですが……!」

久「あら~?和、自信ないの?点数計算もすぐに出来ない素人に負けるはずありません!って言いそうじゃない」

優希「それは私に対する当て付けか」


和「……わかりました、受けて立ちます」

京太郎(完全に役得……こんなに麻雀部入って良かったと思ったことはねぇ!)

久「でも須賀くんも同じルールでね。脱ぐものなくなったら終わり~」

まこ「おいおい、大丈夫か、久」

久「いいじゃん、いいじゃん。刺激刺激……フツーに打っても須賀くん簡単に振り込むからつまんないのよねぇ」

優希「まあそれは否定できないじょ」

京太郎(全力で集中だ……!あの和を麻雀で素っ裸に……剥いてやる!)メラメラ

久「じゃあサイコロ回すわよー」コロコロ

和「……脱衣麻雀……初めてですが、いつもと何も変わりはありません」

優希「犬、私を生まれたままの姿に出来たら特別サービスで悩殺ポーズしてやるじぇ!」

京太郎「い・ら・ねー」


咲「お待たせしましたー……はあ、結局恥ずかしくて電車に乗って隣町のコンビニまで買いに行っちゃったよ……」

ガチャ

咲「うわわっ」

久「遅かったわねー」

優希「タコス、タコス」

京太郎「ううっ……///」

咲「きょ、京ちゃん!?なんで裸!?///」カーッ

優希「東1局で私が満貫二回ツモりーの」

久「東2局で和がザンク直撃、東3局で私が見事に跳満直撃決めてこうなったのよ」

京太郎「くそっ……今までのは本気じゃなかったって事かよ……」

咲「脱衣麻雀ですか(昔おねーちゃん素っ裸にしたらギャン泣きされたなぁ)」

優希「な、中々いい体しているな、犬」

和「その股間を隠した手、どけて咲さんに汚いモノみせたら殺しますよ」

京太郎「うっ」

京太郎(くっそ恥ずかしい……部室で女の子たちに裸見られて……)

久「それにしても須賀くんって弱いわねー、麻雀」


まこ「まあそろそろ勘弁してやり。京太郎もはよ、服着んさい」

京太郎(和の蔑むような目……咲の赤面……うっ……本気でやばい)ムクムク

久「ちょ、ちょっと須賀くん!?手からなんかはみ出て来てるわよ!?」

和「え?……ってあれって……///」

優希「和ちゃんは見るな!咲ちゃんも!」

咲「ぅわわ」

京太郎「は、早く服返して下さい、部長!」

久「一応次は着衣麻雀をやろうと考えてたんだけど……須賀君が和了る毎に1枚返すっていう」

京太郎(静まれ、静まれ……こんな時は素数を数えるんだ……2、3、5、7)ムクムク

京太郎(あー、駄目だ!勃てようとすれば焦って勃たなく、逆に沈めようとすればするほど硬くなる……人体にこんな御し難い臓器はねぇな)

まこ「……」

久「うわっ、完全に勃起してるじゃない……」

京太郎「あふん」ビクッ


まこ「流石に見苦しいのぉ……」

久「何とか隠しなさいよ、須賀くん」

咲「……///」

優希「仕方ないな、犬、これで隠すんだ」エトペン ヒョイ

和「ちょ、ちょっと、ゆーき!?」

京太郎「さ、サンキュ、優希」

京太郎(あ~これで何とか隠せた……お盆サイズのエトペンはこんな時にも役立つのか)

和「か、返して下さい!」バタバタ

京太郎「うわっ、和、やめて、引っ張らないで!見えちゃう、見えちゃうから!」

和「あ~もう、無理、無理です!エトペンがぁ……!」グイッ

和「きゃっ」

京太郎(和がバランス崩して俺の方に……!まるで押し倒すような態勢でっ……!)

ずぷり


優希「アレは事故だじぇ」

和「……///」

京太郎「……///」

まこ「エトペンの引っ張り合いになって、バランス崩して倒れた京太郎の上に和が馬乗りになって……」

久「あー、あの体位なんて言ったかしら……コホン、コホン、騎乗位、コホン」

和「い、言わないで……」

久「で、和~入っちゃったの~?」

和「そんなオカルトありえません!私のお尻で滑るように、その須賀くんのソレが外れて……」

優希「危機一髪だったな、和ちゃん」

和「はぁ……本当に……エトペンも汚いの擦り付けられて……最悪の一日です」

京太郎(和の生尻と接触して出さなかった俺の理性をもっとほめて欲しい……流石に射精してたら部活生活終わってたかな……)


京太郎(何とか服を返してもらいました)

久「でも男の子のってそんな大きくなるんだ」

京太郎「まあそうっすね。大体2倍から3倍くらいまで大きくなりますよ」

咲(京ちゃんの大きかったな……あんなの入らないよぅ)

まこ「勉強になるのぉ」

優希「社会勉強だじぇ」

久「そう言えば私、凄いことに気がついちゃったんだけど」

京太郎(また碌でもないこと考えている顔してるぜ、部長……」

久「勃起している時の須賀くんのオーラが、咲や衣ちゃんのに近かったのよね」

咲「え……?京ちゃん今勃起してる?」ピクッ

京太郎「いや……流石に萎えたわ」

久「須賀くんに命令よ!次の半荘、勃起した状態をキープして打ちなさい!」

京太郎「ファッ!?」

まこ「それは、和のエトペンや咲の靴下脱ぎみたいなもんかのぉ」

久「うん。私ってこういうアイディアドンピシャで決めてるし」


京太郎「でも頭使いながら勃起するって実は難しいんですよ」

京太郎「チンコに行く血流が脳に奪われるんですって……」

優希「下手の考え休むに似たりだじぇ。遠慮無く、さあ」

京太郎「でも、おかずがないと……」チラッ

和「私の方、見ないで下さい。セクハラで訴えますよ?」

京太郎「ふー」

久「仕方ないわねぇ、メンツはあなたとまこ、優希、咲で」

京太郎(おもちない組じゃないっすかあ)

まこ「ほう、で、アンタは?」

久「私?……こうするから」ヨッコイショ

京太郎「ぶ、部長!?」

久「ほら、私を抱きながら打って?」

優希「と、対面座位……」


和「ちょ、部長wwww何やってるんですか!」

京太郎「あっ……シャンプーの香り……って抱きつかないで」

咲「京ちゃん、鼻の下伸ばし過ぎだよ」

久「んっ……須賀くん、いい体してるわねぇ、本当に」ギュッ

京太郎(柔らかい……なぜ部長が!?)

久「いつも須賀君には雑用ばっかりやらせてごめんね……そのご褒美よ」

京太郎(ビッタリ密着してっ……あっ、尻に……うっ)

久「アハッ、硬いの当たってるわ」

京太郎「は、早くサイコロを……」

優希「……」

まこ「……」

咲「うん、早くやろっか」


京太郎「ちょ、部長!体揺すらないでくださいよっ……集中できないっ」

久「ん~」ギューッ

咲「……」トン

優希「……」トン

和「wwwwwww」

まこ「……」トン

久「どう?須賀くん?配牌は」

京太郎(大して変わらねー)

久「トップとったらもっとご褒美あげるわよ」ボソッ

京太郎(耳元に息吹きかけて……やっば)

京太郎「ご褒美って?」

久「ロッカーとベッド、どっちがいい?」

京太郎「くっ……ツモれ……が、駄目っ……」トン

優希「ロン。ゴッパー」


京太郎(やべぇ、変な汗かいてきた……なんで部長が……!こんなサービス精神旺盛なんだ!)

久「んんっ~♪」スリスリ

京太郎(おもちの感触も……)

京太郎(柔らかい体も……)

京太郎(項から立ち上る女の匂いも……)

京太郎(ちょっと体重いけど、最高や!)

咲「ほら、京ちゃんのツモ」

京太郎「ごめん」トン

まこ「久って京太郎のことが好きだったんか?」

久「ん~嫌いじゃないわぁ……ちょっとあの裸見て、興奮しちゃっただけ」

久「ねえ、須賀くん。私のためにトップとって……オ・ネ・ガ・イ」

京太郎「んほぉぉぉぉ!!!!」バシッ

咲「ロン。18000」


京太郎(結局トンじまった……フル勃起だったのに)

久「ん~駄目ねぇ」パッ

京太郎「あっ」

久「サービス終了~須賀くんって弱いわねー」

優希「勃起しただけで麻雀勝てるとかそんなオカルトありえません」

和「まあそうですよね」

京太郎「はあ……ガックリ」

久「私がせっかく体使って火を付けて上げたのに……ダメダメねぇ」

咲「ねえ、京ちゃん、次は私抱いて打ってみる?」

京太郎「出来れば和希望!」

和「ありえませんね。エトペンの代わりに私が咲さん抱いて打ちます」

咲「きゃっ……和ちゃんっ……やめてっ」

和「いいじゃありませんか~」



久「そろそろ部活終わらないと駄目な時間ね」

和「今日はあまり練習になりませんでした……」

久「いいじゃない、息抜き息抜き♪」

咲「部長だけいい思いしてずるいよ……私なんてずっと和ちゃんに抱かれて……もうお嫁に行けない」シクシク

和「咲さんは最高ですが、エトペンじゃないと駄目ですね……」

優希「犬!今日は一杯おごれ!タコス食いにいくじょ!」

京太郎「へいへい……今日は付き合ってくれてありがとな、優希」

まこ「全国も近いのにこんなことしててええんじゃろか……」

久「まあ須賀くんも大事な仲間だし多少はね?」

京太郎「今日は皆さん、ありがとうございました。これからも雑用頑張ります!」

久「それじゃあ須賀くんの雑用疲れも癒やされて、部の雰囲気も温まったことだし、全国行くぞー!」

一同「おー!!!」

カン!

最後の三文字がよく見えない

>>26
次は同じテーマでしっかりプロット練って書くんで許してください

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