【咲-Saki-】京太郎「いなりはどこ…ここ…?」フタチマル… (208)

※注意※

このSSは


ハギヨシ「なんで見られてるんですかねぇ…」(困惑)

【咲-Saki-】成香「百合掲示板を素敵に訪問します!」


上記二作品の続編になります。

これらを見ていると、より楽しめると思いますのでよければご一緒にお楽しみ下さい

また、一部キャラの腐女子化、キャラ崩壊、百合ホモ要素など多々見られると思います

前作前々作が合わなかったと言う方は閲覧を控えていただいた方が精神的に良いと思います

今回で完結ですので長くなりますがお暇な折に少しずつ読んでいただければ幸いです


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458289174

~冬コミ前の千里山~

竜華「ほな怜はお留守番で、私とセーラで行って来るな?」

怜「えぇ~…私も行きたい~…」ブーブー

竜華「我侭言うたらあかんで?人もイッパイ居るんやから…怜なんか行った瞬間倒れてまうって!」

セーラ「そうそう!オレらがちゃんと欲しい本は買うて来たるから大人しく待っとけって!」

怜「あのコミケの興奮を間近で感じたいって言うてんのに…わからんかなぁ…」ハァ…

竜華「それはわかるんやけどな…?私は怜の為を思って言うてるんやで…?」

怜「竜華はいっつもそればっかや…私の事を思ってるんやったらちょっと位融通利かせてくれてもえぇんやないの…」ムッスー…

竜華「怜ぃ…」ジワッ…

セーラ「あ~!怜が竜華泣かした~!」ブーブー!

怜「…わかったわ…大人しく留守番しとるわ…」イジイジ…

竜華「元気になったら絶対一緒に行こな…?怜…」ダキッ…

怜「…うん」ギュッ

セーラ「やっぱり仲良しが一番やな!」ウンウン!

浩子「茶番ならよそでやって貰えませんか…?」ハァ…

セーラ「なんや船Qおったんかい?」

浩子「先輩方が呼んだんでしょう…いい加減どういう事か説明して下さいよ」

竜華「それがな?私らも実はコミケに行くの初めてやんか?」

セーラ「ほんで物知りな船Qに最低限のルールやらを教えて貰おう思ってな!」

浩子「そんなん今の時代ネットで探せばいくらでも出てくるんと違います…?」

竜華「でもネットって嘘の情報とかも書かれてるしなぁ…」

セーラ「オレらにネットはまだ早かったみたいや…すまんな船Q…」クッ…!

浩子「はぁ…まぁわかりましたわ…ほんなら少しお時間いただきますよ?」

セーラ「さっすが船Qや!」パチン!

竜華「千里山のブレーンやな!」パチン!

怜「ZZZ」スピー…

浩子(あまりの温度差に園城寺先輩寝てもうてるやないですか…)ハァ…

~数分後~

浩子「ほなあらかた情報もサルベージ出来ましたので要約させて貰いますね」

セーラ「ものの数分で船Q先生のコミケ講座が開設や…」

竜華「恐ろしいで…船Qが味方で良かったわ…」ゴクリ…

浩子「ではまず初めにこちらのコミケットのカタログに目を通して置いて下さい」スッ

竜華「いつの間に!?確か船Qにはついさっき事情を説明したばっかりやのに!?」カタカタ

セーラ「オレ…船Qが怖い…」カタカタ

浩子「何も驚く事は有りません。今ではweb版と言われる携帯等で閲覧出来る物も有るみたいですから」

竜華「なんや…それなら不思議な事無いな?」ホッ…

浩子「ちなみにこちらが元のカタログになってます」スッ

セーラ「やっぱり持ってるやん!なんでなん!?」ビクッ!?

浩子「企業秘密です…」メガネクイッ


浩子「こちらでは出展予定の企業ブースや会場内の施設等も記載されてます。後は会場内でのルールなんかも書かれてますので必ず目を通して置いて下さい」

竜華「なるほどな…それにしても厚過ぎひん…?」ズシッ…

浩子「年々規模が大きくなってるコミケットでは、増え続ける情報に対応するにはこうするしかなかったみたいですね」

セーラ「ふんふん…漫画なんかも交えてわかりやすく書かれてるな…」ペラペラ

浩子「続いて注意事項なんですが…これが結構大事な事です。徹夜は絶対にしない事ですね」キリッ

セーラ「なんでなん?徹夜して並ばな目当ての本を買えんってなるかもしれんのに…」

浩子「そういう場合は仕方有りません。ですがその場合、自分の体調管理の甘さによっていかなる事件に巻き込まれても文句は言えませんけどね」

竜華「事件って…そんな物騒なん…?コミケって…」

浩子「まぁどこにでも人の弱みに付け込もうって輩は居るもんですから、思考力が低下してる事も有って置き引きなんかの被害も極稀に出るようですね」

竜華「なるほどなぁ…私らも気を付けなな…」フムフム…


浩子「次ですね…こちらは夏じゃないんで大丈夫かと思いますが…」

浩子「それでも人口密度と歩き回る事によってかなり汗を掻く事になると思います。なので小まめな水分補給ですね」

竜華「それは良く聞くな?コミケはスポーツや!戦場や!って…」

浩子「ちなみに水分と合わせて塩分、ミネラルの補給も忘れず行ってください」

浩子「汗によって体から塩分が出て行きますので。手近な物ですとスポーツドリンクや塩飴なんかでも補えますね」

セーラ「これは怜を連れて行く訳にはいかんな…」ウンウン

浩子「そして汗を掻くという事は必ず臭いも気になるのが乙女の悩みですわな」

セーラ「せやな…竜華オレ臭ないか…?」スンスン…

竜華「大丈夫やで…めっちゃいい匂いや…」スンスン…

浩子「今は別に大丈夫ですから…ただし体臭を気にしすぎてキツメの香水をつけるのもナンセンスです」

浩子「過剰な善意は逆に迷惑になる事も有りますので、前日や当日の朝お風呂に入る事だけ考えて下さい」

竜華・セーラ「はーい」メモメモ


浩子「ほんで次は…江口先輩は要注意ですね」

セーラ「なんでオレ限定なん!?」

浩子「コミケの会場まで絶対に走らないで下さい」キリッ

セーラ「うっ…な、なんでなん…?」

浩子「それは当然、他の人とぶつかって転んで怪我させた!なんて事になったらコミケ所じゃないですからね」

浩子「早歩きと称して全力ダッシュする人も多々おりますが、見てる側からするとドブネズミの大移動にしか見えませんよ」ヤレヤレ…

竜華「それはちょっと言い過ぎやないかな…?」

浩子「ただでさえ交通の便に支障をきたしてるんですから、そこ以外では一般の方に迷惑を掛けない様にするのが思いやりっちゅうもんでしょう?」

浩子「それすらも出来ない様じゃそれこそネズミ並の頭ですわ」ハァ…

竜華「なんか恨みでも有るんやろうか…」

浩子「今回みたいに初めての人は余裕を持って昼頃に行くのが一番良いです」

浩子「入場規制も無くなってる頃ですからスムーズに入れて良いんじゃないでしょうか?」

竜華「じゃあ私らはそれでえぇかな…?」メモメモ…

セーラ「そうやな…そうするか…」メモメモ


浩子「そしてここからが一般の物販スペースを見て回る時の注意ですね」

竜華「ようやく半分位か…コミケのルールも結構大変なんやなぁ…」ホッ…

浩子「なんでもそうですが、ルールは何の為に有るのかを考える事が重要です。皆で楽しむ事が一番の目的ですからね」

セーラ「えぇ事言うな…流石船Qや…」メモメモ

浩子「まずは会場に行く前に地元で細かいお金、1000円札と小銭を大量に用意しておきましょう」

竜華「なんでなん?荷物もかさばるんやから万札持ってった方がえぇんちゃう?」

浩子「それは自分の都合ですからね。一般の売り子さん達もお釣り用に細かいお金を沢山持って行ってますが」

浩子「皆がそんな考えで行くと必ずお釣りが枯渇します。ですのでさっき言った様に皆で楽しむ為に、最低限の準備をしてから行ってください」

セーラ「コミケの会場の近くで崩したらあかんのか?」

浩子「それが昨今大きな問題になってまして…近所のゲームセンターの両替機から小銭と万札以外が消えてしまうっちゅう事件が有ったんですわ…」

浩子「それに迷惑した周辺の自治体がコミケなんかやめてまえー!って言うてた事も有るみたいです…」

浩子「事前に準備をしておけばそんな事にはならなかった筈なんですよ。ですから1人1人が気を付ける所から始めましょう」

セーラ「船Qは優しい子やなぁ…」メモメモ

竜華「将来いいお嫁さんになるで…」メモメモ


浩子「続いては売り子さんとのコミュニケーションの取り方ですが…これも気を付けて下さい」

浩子「まず念頭に置いて欲しいのは売り子さんも一般の方ですので過度な接客は期待しないで下さい」

竜華「それは大事な事なんか?」

浩子「ネットなんかであそこのサークルは愛想が悪い!接客がなってない!なんて批判する人も居るみたいですからね」

浩子「金銭のやり取りをしているとはいえ、皆趣味の範囲でやってる事ですから目に余るような横柄な態度以外は多目に見てあげて下さい…」

セーラ「なんか参加する側だけ縛られる要素が多い気がするねんけど…」

浩子「そうとも言えませんよ。出展してる側は何ヶ月も前から準備してるわけですから。考えによっちゃ皆さんよりも色々縛られてますから」

浩子「大切なのはどちらも感謝の気持ちを持って接すると言う事です」

竜華「そうやな…口下手な子とかも勇気を持って来てくれてるのかもしれへんしな…」

セーラ「気をつけなアカンな…」メモメモ


浩子「さて、いよいよ商品を目の前にする訳ですがここでも注意しなければならない事は多々有ります」

浩子「気になった商品を手に取る時、返す時には大事に扱う事です」

竜華「それは常識やな。大丈夫そうやわ」ウンウン

浩子「そして手に取る時には、見せて貰って良いですか?返す時にはありがとうございました。これがマナーです」

セーラ「なんや仰々しいなぁ…もっと気軽に見たらアカンのか…?」

浩子「気軽に見ても良いんですが、大事なのは一声掛ける事なんですわ」

浩子「人が多く並ぶサークルなんかは全員に目を配る事が出来ないので、手に取ったままいつの間にか持ち逃げされてたなんて事も有ったらしいです」

セーラ「東京は怖い所やなぁ…」

浩子「ですから、やましい気持ちは有りませんよ~っちゅう意味も込めて、一声掛けてあげましょう」

竜華「これも要チェックやで…」メモメモ…


浩子「では最後にこれも重要な事です!なんなら最重要と言っても過言では無いですね…」

セーラ「そ、そんなにか…?」ゴクリ…

浩子「自分で出したゴミは絶対に自分で処理する事!必ずです!」クワッ!

竜華「そ、そんな当たり前の事今更言われんでも…」アセアセ…

浩子「出来てないからあんだけ汚れてるんやないですか!結局地元の人がコミケの後にボランティアで清掃してはるんですよ!?」

浩子「こんなん小学生に教えるような事ですよ!足し算引き算より簡単な話ですわ!」

浩子「心無い参加者のせいでマナーを守ってる来場者までも白い目で見られるんですよ!?」

浩子「ですから、ゴミ箱の位置もしっかり確認して!遠くに有る様なら鞄の中にでもしまって置いて下さい!」クワッ!

セーラ「せ、せやな…気を付けるわ…」ビクビク…

竜華「それにしても…このパンフレットといいさっきの怒り方といい…船Qってもしかしてコミケ行った事あるん…?」

浩子「……企業秘密ですわ」ハァ…ハァ…

※ルールを守って皆で楽しいコミケを作って行きましょう。船Qとの約束だ!


~冬コミ前の宮守女子~

塞「えっと…今回はこれとこれと」マルマル

胡桃「何?冬にもコミケってあるの?」

塞「そうなんだよね…夏は暑さで敬遠する人も多くて…下手したら夏より来る人が多いからチェックは入念にしておかないと…」メモメモ

エイスリン「コミケ…トヨネモ?」チラッ

豊音「そうだね~…冬だとコスプレする人も少なくなるからお祭りって感じじゃなくなるけど…」

豊音「また皆と会えるから、ちょー楽しみなんだー!」ニコッ

胡桃「へぇ~…なんだかちょっと羨ましいかも…」

エイスリン「」コクコク

白望「…じゃあ2人も付いていけば良いんじゃない…?」

豊音「そうだよー!皆で行けば怖くないよー!」ニコニコ


胡桃「でも特別行きたい理由が有る訳じゃ無いし…」

エイスリン「オモイデ…ミンナトオモイデ!」

白望「うん…エイスリンは日本に来てからここ以外ではお祭り事とか行けてないと思うし…」

塞「なんなら2人もコスプレして行っちゃえば?」アハハ

豊音「それちょー良いよー!花田さんなら多分二人に合う衣装も持ってると思うしぃ!」ワクワク!

胡桃「う~ん…私はエイちゃんが行くんなら…」チラッ

エイスリン「ワタシ…イキタイ!」ニコッ

胡桃「じゃあ私はあくまでもエイちゃんの付き添いって事で…」

白望「じゃあそういう事で…いってらっしゃい」

塞「シロは?」

白望「…行くと思う?」

塞「だよねぇ…」


胡桃「それじゃあ細かい決まり事とかも見ておかないとね…」カチカチ

塞「さっすが胡桃、しっかりしてるね?」

胡桃「これ位常識!皆が気にしなさすぎなの!」メッ!

胡桃「エイちゃんはとにかく私達から離れないようにね!」

エイスリン「ガンバリマス…」シンケン…

胡桃「えっと…冬コミまで後二ヶ月か…宿は取れてるの?」

塞「ううん、まだ取ってないけど?」

豊音「私もまだだよ~?」

胡桃「何やってるの二人とも!ここに近場に宿泊する際は半年ほど前から予約しておきましょうって書いてあるよ!?」

塞「いやぁ、電車とか使えば近場じゃなくても十分宿は有るし…」

胡桃「そういう問題じゃないの!ただでさえ土地勘ないんだから出来るだけ近場に取らないと!」

胡桃「今からでも間に合うかな…ちょっと電話してみるね…」

塞(心強いんだけど…これから不安だなぁ…)


胡桃「なんとか電車一本で行ける所は抑えたよ!」フンス!

豊音「凄いねぇ…胡桃は…」ハワワ…

胡桃「それと、近くのコンビニとかの場所も調べておかないとね!」

エイスリン「ドウシテ…?」

胡桃「人の出入りが激しい場所はなるべく避けてかないとはぐれちゃうかもしれないからね!」

エイスリン「タシカニ!」

豊音「でも胡桃がはぐれたら私も見つけられないかも知れないよ~…?」

胡桃「私は大丈夫!豊音に紐括り付けておくから!」フンス!

白望(迷子紐…)


胡桃「うん、後は大丈夫そうだね!じゃあ当日までに各自で準備を進めるって感じかな!」

塞「準備って言っても二人とも特に欲しいものが有る訳じゃ無いんでしょ…?」

エイスリン「ウ~ン…サムライ?」

豊音「侍は~…どうかな~…?」アハハ…

胡桃「現地に行ってから欲しい物が見つかるかもしれないから!」

胡桃「でもあくまで私はエイちゃんの付き添いなんだからね!?」フンス!

塞「そ、そう…?それなら別に良いんだけどさ…」

胡桃「でも豊音はコスプレっていうのは知ってるんだけど、塞って何の為に行ってるの?」

塞「わ、私は…その…」

豊音「はわわわわ…///」プシュー…

エイスリン「トヨネ!マッカ!」

豊音「塞はえっちだよぉ~…///」カァッ!

塞「と、豊音!」アセアセ!

胡桃「いくら18歳でも、エッチなのはまだ…めっ!」ビシッ!


~冬コミ前の阿知賀女子~

憧「ねぇシズってばー、何そんなに怒ってるの~?」

穏乃「憧にはわかんないんだ!コミケがどれだけ素晴らしいイベントなのか!なのにそんな風に言うなんて!」プンプン!

憧「べ、別にバカにした訳じゃ無いじゃん…ただ何が面白いの?って言っただけで…」

穏乃「いいや!あの時の憧の目は絶対にバカにしてた!見下してたよ!」プンプン!

憧「だからぁ…そんなつもりで言った訳じゃ無いんだってば…」

穏乃「そんなに気になるなら憧も一緒に来ればいいじゃん!」プンプン!

憧「えぇ…だってなんか人が凄いんでしょ…?それになんかあぁいう空気苦手って言うか…」

穏乃「ほら!そうやって実際に行っても無いのにイメージだけで話するから!」プンプン!

憧「だからバカにしてる訳じゃないんだって…もう…」ハァ…

玄「はぁ…2人は良いね…まだコミケに行けるんだから…」ハァ…

憧「何?玄もコミケに行った事あるの?」

穏乃「えっ!?玄さんも夏に来てたんですか!」


玄「それはもう…あそこは桃源郷だよ…行けない事がこんなにも悔しいなんて…」ハァ…

穏乃「ほら!玄さんだってこう言ってるんだよ!」

憧「それで?なんで今回は行けなくなったの?」

玄「それが…お姉ちゃんは冬になると全くと言って良いほど動けなくなるから…」

穏乃「あぁ…旅館のお手伝いをしなきゃいけないんですか…」

玄「そうなんだよぉ…はぁ…悲しいなぁ…」グスン…

憧「ふ~ん…そんなに良いんだ?コミケって…」

穏乃「当然だよ!なんたって好きな物に囲まれてるあの幸福感ったら無いよ!」

玄「そうそう…一度行ったら忘れられないんだよ…」

憧「でも私別にそういうの無いからなぁ…」

穏乃「無いんなら今からでも探せばいいんだよ!っほら!これコミケのカタログ!」

憧「何この厚み…もう鈍器じゃん…」ズシン…


穏乃「それだけ色々なジャンルを取り扱ってるって事だよ!」

憧「へぇ、結構有名なメーカーも企業ブースで出展すんのね?」

穏乃「そうそう!だから同人誌とか以外でも、それ目当てで来る人も多いんだよね!」

憧「ふ~ん…!?」ハッ!?

憧(これって私の好きな漫画の限定品とオリジナルドラマCDじゃん!?)

憧(うぅ…これって少女漫画だから他の人と話とか出来なくて結構フラストレーション溜まってのよねぇ…)

憧(これを機会にシズにもオススメしてみようかな…?)

穏乃「どう?なんか気になる所とか有った!?」フンフン!

憧「そ、そうね…まぁ面白そうだし一回くらいなら行ってみてもいいかもね…」

穏乃「本当!?やったー!じゃあ今から準備しないとね!」ニコニコ

憧(これだけ…本当にこれだけの為に行くんだから…!)グッ!


こうして新規参入組も取り入れ新たに始まるコミックマーケット


咲「えっと…今年はお姉ちゃんの所も見に行って…」

恭子「まさか今回も行く事になるとはな…恨むで善野さん…」ハァ…


夏のメンバー達も再び会い見え様としていた


絹恵「今回はお姉ちゃんにたっぷりコスプレしてもらうから…覚悟しいや?」ニコッ

洋榎「こ、これは流石にやりすぎやないかなぁ…なんて…」アセアセ


そして水面下で動く計画…


智紀「これも抑えて…後はこれも」

ハギヨシ「かしこまりました…」


気温と反比例する熱気!彼女達の冬が今始まる!


【第一部 また君達か…壊れるなぁ…】


京太郎「もう十分堪能したよぉ…」ムニャムニャ…

今回はここまでです。ストックは有りますので明日か今日の夜にでも上げていきます

また、完結済みでは無いので少し待たせてしまうかもしれませんがご了承下さい…

では見ていただいた方ありがとうございました。また次回の更新でお会いしましょう

失礼します

透華「さぁ参りますわよ!ハギヨシ、準備の方は?」

ハギヨシ「既に整っております…」シュバッ

純「またコミケとやらに行くのか?こっちは衣のお守りだけでも一苦労なんだからよぉ…」ハァ…

透華「その点はお任せ下さい!今回は風越や鶴賀の方々に協力していただいて、衣と麻雀を打って貰うことにしましたの!」

一「うわぁ…流石にちょっと気の毒な気もするけど…」

透華「あちらの方々も全国の魔物レベルと戦う機会はありがたいと言っていただけてますから」

純「まったく殊勝なもんだな…」

一「僕は二度とごめんだけどね…」ハハッ…

京太郎「ハギヨシさん、荷物の詰め込み終わりました!」

ハギヨシ「ありがとうございます。ではそろそろ…」

透華「えぇ!出発ですわ!」ビシッ!


京太郎「それにしても今回もご一緒させて貰って…本当助かります…」

優希「なんだか私までお嬢様になったみたいだじぇ~!」

和「今回は私もご一緒してよろしかったんですか…?」

透華「今更2人も3人も変わりませんわ。ところで宮永さんがいらっしゃらない様ですけど…?」

京太郎「あぁ、咲はお姉さんの所から直接会場に向かうそうなので…」

京太郎(本当は末原さんと一緒だけど…)

透華「そうですの…ところでハギヨシ!今回はわかってますわね?」

ハギヨシ「と…申しますと…?」

優希「この執事さんと京太郎が一緒に居ると私達の商売あがったりだじぇ!」

和「そんなに凄かったんですか…?」

優希「キャーキャー言われて堪ったもんじゃなかったじぇ…」ムスッ…


透華「ですから、今回は最初からあなた達は付いてこなくて結構ですわ!」

ハギヨシ「し、しかしお嬢様…」

和「今回は私達と一緒になりますのでそこまで心配される必要は無いかと…」

京太郎「まぁ、和と一緒なら心配要らないと思いますし…前みたいなのは俺もちょっと…」ハハッ…

ハギヨシ「そう…ですか…では原村様、片岡様。お嬢様の事よろしくお願いいたします…」ペコリ

和「はい、任せて下さい」ニコリ

透華「衣じゃ有るまいし…大丈夫だと言ってますのに…」ハァ…

智紀(そう…ここまで全て計画通り…)ニヤリ

京太郎(ここにはコスプレ組しか居ない…つまりコミケが終わるまでは…)

ハギヨシ(誰にも気兼ね無く、思う存分出展者側として楽しめる…という訳ですね)フフッ…


~大阪姫松組~

漫「末原先輩は冬も参戦ですか~!もうルーキーとは呼べませんね?」フフッ

恭子「アホ、善野さんに言われてなかったら行く訳無いやろ?」フンッ…

洋榎「でもそれやったら漫に頼めば良い訳やんか?なんで恭子が来る必要なんか有るんや?」

恭子「い、いや…漫ちゃんも自分の買いたい物が有る訳やし…それは流石に悪いかなぁ思って…」ゴニョゴニョ…

絹恵「正直に咲ちゃんが心配やって言ってもえぇんやないですか?」ニコッ

咲「…zzz」クゥー…

恭子「そ、そんなんやない…けど…///」

漫「けど?」

恭子「…ちょっとでも…一緒に居たいのは…確かや…///」カァッ

洋榎・絹恵・漫「フゥー↑」パチパチ!

恭子「くっ…なんやねんそれ!///」マッカ


~東京の人達~

照「この~木なんの木気になる木~♪」

誠子「見た事も~無い木ですから~♪」

菫「見た事も~無い~…♪」

尭深「ホモ~が咲くでしょう~♪」

淡「公共の場だよぉ!なんて歌唄ってるのさ!?恥ずかしいよ!」

照「なんとも不思~議な~♪」

菫・誠子・尭深「薔薇(意味深)~が咲くでしょう~♪」ニッコリ

淡「もう良いよー!!私だけ先に行くからね!バーカバーカ!」タッタッタ!

ドンッ!

淡「あいた~!ごめんなさい…大丈夫…」チラッ…

智葉「あぁ、気をつけろよ…」デデドン!

明華「ホモ~が咲くでしょう~♪」ニコニコ

淡「げぇ…臨海…」


智葉「げぇ…とは何だ失礼な奴だな」

淡「また腐女子が増えた事に絶望してたんだよ…それじゃあ私もう行くから…」スッ

明華「ホモはお嫌いですか…?」

淡「いや…嫌いって程知らないけどさ…」

明華「知らないのであれば、少しこちらの世界を覗いてみてはどうでしょう?」ニコニコ

淡「いや…結構です…」ササッ…

明華「そう言わずに…私も最初は敬遠してました、ですがこちらから歩み寄ればホモもこちらに応えてくれます」ニコニコ

明華「怖がる必要は有りません。ホモは素晴らしい文化なのですから!」ニコッ

淡「テルー!!ホモの黒船だよ!宣教師が訳のわからない布教活動を始めたよー!!」ダッ!

照「信じる者は救われマ~ス」ニコニコ

淡「うわ~!!囲まれたー!!」ガクッ!


菫「すまないがうちの後輩に変な布教活動は控えて貰おうか?」キリッ

淡「スミレー!私は信じてたよ!スミレは心まで売ってないって!」ダキッ!

菫「当然だろ…大星は私達の力で腐らせる。他の誰でも無い私達がだ!」ババーン!

淡「うわぁぁぁぁん!もう皆まとめて車に轢かれちゃえー!」ダッ!

尭深「あ、淡ちゃん…!」

誠子「2人とも今のは流石に酷すぎますよ…」

照「いやつい…」

菫「本音が…」

智葉「明華もいきなり何をしてるんだ…趣味の押し付けがいけない事だというのはお前も良く知ってるだろ…」ハァ…

明華「は、はい…申し訳ないです…」


照「その外人さんも何かジャンルの押し付けをされた事が…?」

智葉「いやそれがな…」ハァ…

智葉「明華が日本に来てまだ間もない頃に日本食が食べたいって言うもんだから煮物を食わせてやったんだ…」

~~~~~~~~~~~~~~

智葉『これが日本でもポピュラーな料理だ。食ってみろ』

明華『なんだか茶色いですね…味付けは…?』

智葉『醤油と砂糖、後は酒だな。まぁ試しに芋から食ってみろ』

明華『は、はい…いただきます…』ハムッ!

明華『!?』

智葉『どうだ?』

明華『な、なんだか見た目に反して複雑な味ですね…芋に味が染み込んでいて調度良い塩気になってます…』パクパク

智葉『日本人は醤油を多く使うからな。生かすも殺すも自由自在だ』

明華『ふむ…これは中々…』パクパク


照「普通にほのぼのした日常だね。それがなんで趣味の押し付けに繋がるの?」

智葉「まぁ…ここから先の話なんだが…あれは確かに私も悪かったんだ…」ハァ…

~~~~~~~~~~~~~~~

智葉『日本以外ではあまり馴染みの無い食材だがこれも美味いぞ?』

明華『これは…なんですか?細かくした木…でしょうか…』

智葉『それはゴボウと言ってな、日本の煮物には無くてはならない食材なんだ』

明華『ですが…なんだか見た目のせいで食欲が…』

智葉『まぁまぁそう言うな、絶対美味いから騙されたと思って食ってみろ』ズイズイ

明華『うっ…まぁ智葉がそう言うなら…いただきます!』パクッ!

明華『!?』

智葉『な?美味いだろ?』フフン

明華『く、くさっ!?なんですかこれ土の臭いがしますよ!?なんか食感も…くさっ!土くさっ!?』ペッペッ!

智葉『な、なんだと!?』

智葉『た、食べてるうちにそれが癖になってくるんだ!ほらもっと食ってみろ!』ズイズイ!

明華『い、いやもう大丈夫ですから!癖になる前に…く、くさっ!!土くっさ!』イヤイヤ!


照「なるほど…それが原因で…」

明華「あんな風にだけはならない様にと思っていたんですが…真っ白なキャンバスを見ると塗りたくなるのが性と言いますか…」

菫「それはわからなくもないな…」フム…

智葉「そんな事よりもだ!宮永照ぅ↑!」クワッ!

照「何そのテンション怖い…」ヒキッ…

智葉「前回はアクシデントにより結果は引き分けとなってしまったが!」

智葉「今回はソフィアアンティポリスの生み出した純正ホモマシーン!」

智葉「雀明華の力を持ってして!貴様に敗北を味合わせてやるからな!覚悟しろ!」デデーン!

明華「その呼び名は流石に育ての親に申し訳ないのでやめて下さい…」

智葉「あ、あぁ…すまん…」

菫(臨海って変な学校なんだなぁ…トズマリストフォー…


~関西勢第二の刺客~

憧「はぁ…まったく電車に乗るのにどんだけ時間掛かってるのよ…」

穏乃「ご、ごめんごめん…興奮しちゃうとつい…」テヘヘ…

憧「会場着いたらもっとテンション上がるんでしょ…?勘弁してよねまったく…」ハァ…

穏乃「いや、会場に着いたら逆に落ち着くんだよね…会場から出ちゃうとまた元に戻るんだけど…」

憧「何それ…訳わかんないわね…」

???「コミケとはそういう所だ、少女達よ!」

憧「あ、アンタは…!?」

やえ「久しぶりだな阿知賀の…元気そうじゃないか?」クックック…

穏乃「晩成の…小走さん!小走さんもコミケに…?」

やえ「うむ、今回は松実が来ないという事で私も羽を伸ばせると言うものだ…」

美幸「小走さんだって今回で二回目でしょうがもー…」

穏乃「そっちは劔谷の椿野さん!」


穏乃「凄い偶然ですね!私は去年からなんですけど、憧は今回が初めてで」

やえ「ほぅ…確か岡橋の知り合いだったね?あまりコミケを舐めない方がいい…」

やえ「自分を過信しすぎると…痛い目に会うからね…」クックック…

憧「は、はぁ…」

美幸「でも夏はコミケの後にオフ会有ったけど、高鴨さんはそこのグループとは関係無かったの?」

穏乃「それが…前回は興奮しすぎてそのまま家まで帰っちゃって…オフ会には出れなかったんですよ…」アハハ…

美幸「興奮しすぎて家に帰るって意味がわからないよも~!」

やえ「参加する予定だったって事はどこかのサークルと知り合いなのか?」

穏乃「えぇ!実は私も出展してまして…801板の方で…」

美幸「へぇ~、じゃあ白糸台の人とかと一緒なんだね?その…新子さんは何が目当てなの?」

憧「わ、私ですか!?」ビクッ!


穏乃「それが憧ってば気になる物は有るらしいんですけど…私にも教えてくれなくて…」

憧(ど、どうしよう…なんとか誤魔化さなきゃ…よしっ!)

憧「もう、わかったわよ…実は私モンハンやってて…」ハァ…

穏乃「デーモンハンターってやつ?」

憧「そうそう、それのアンソロジー本が出るから買っておきたいなって思ってね…」

穏乃「なぁんだ!それなら早く言ってくれれば良かったのに~!」

憧「モンハンなんて私のイメージじゃないでしょ?だから中々言い出せなかったの…」

美幸「でも私の学校でも流行ってるみたいだからね~私はアクションゲーム苦手で…」

やえ「ふふ、私は何をやらせても王者に変わりないからな…」

憧「私も最初はちょっと敬遠してたんですけどね~…」アハハ…

憧(よぉし!なんとか誤魔化せた!偏差値70は伊達じゃ無いわよ!これで帰るまで誰にもバレなければ…)グッ!


~宮守女子~

塞「ふぃ~…なんとか間に合ったぁ…」

胡桃「ね?近くのホテル取っておいて良かったでしょ?」フンス!

豊音「うん~!流石胡桃だよ~!」ニコニコ

エイスリン「」キョロキョロ…

胡桃「凄い人だね…エイちゃんも手離さないようにね?」ギュッ

エイスリン「」コクコク!

豊音「姉妹みたいで可愛いよ~!」ニコニコ

胡桃「今日は私がエイちゃんの保護者だからね!」フンス!

塞「傍目から見たらどっちが保護者かわかんないけどね…」アハハ…

胡桃「うるさいそこっ!」ビシッ!

エイスリン「」ニコニコ

~有珠山女子~

爽「流石にもう結構集まってるか~!よっしゃ~はしゃぐぞー!」オー!

揺杏「北海道に比べてこっちは暖かいからな、夏よか楽しめるかな?」ヘヘッ!

由暉子「人の熱気も有って適温ですね。コートを着てる分暑い位です…」

爽「それじゃあ例の如く他の人達と合流するか!」

揺杏「んじゃユキも頑張ってな?」

由暉子「はい、今回の衣装も沢山の方に見て貰えるように頑張ります」

爽「まぁほとんどの人は衣装に目は行かないだろうな…」

揺杏「素材がこれだもんな…」ハハッ…

由暉子「そんな事有りませんよ、折角作っていただいたんですからしっかり見てもらいます!」

揺杏「あぁ…ありがとな…」クスッ…

爽「それじゃまた終わったら」ニッ

由暉子「はい、お2人も頑張ってください」ニコッ

水に飢えた魚達…


明華「ホ~モホ~モホモ男の子♪」ラー♪

照「和姦♪輪姦♪痴漢電車~♪」ラララー♪



夏の忘れ物を取りに来た者達…


やえ「夏とは違う王者の姿をお見せしよう…」

美幸「今回は開場からコス出来るよも~!」



そしてコミケの洗礼を受ける者達…


竜華「いや昼前でも結構人居るやん!?」

セーラ「竜華ー!人の波にさらわれるー!」グォォォ!



彼女達の明日はどっちだ…!?


【第二部 コミックマーケット冬 開幕!】


淡「お前らイカレてんな!!」バシーン!

なんとかここまで投下出来ました。多分日付変わるかどうか位にまた投下出来ると思います!

ストック的にはあと二部程、全体で六部くらいかなと考えてますので読む目安にしていただければ

では見ていただいた方レスくれた方ありがとうございます

また後程お会いしましょう。失礼します!

~腐女子の方々は…~

爽「おぉ居る居る…なんか増えてねぇか…?」

揺杏「マジだ…しかも白糸台率すげぇな…」

穏乃「あっ!獅子原さ~ん!」ブンブン!

爽「なんか随分と…新しい顔も見えるようだけど…?」

照「そう、これが私達で発足した新チーム『タイガープリンセス』だよ!」シュバッ!

揺杏「なんか2人程足りない気もするけど…白糸台どうなってんだ…」

菫「あぁ、大星は別に腐女子じゃ…2人?」

誠子「あれ?尭深が居ませんね…」

明華「渋谷さんならさっき凄い速さであちらの方に走っていきましたよ?」

照「あっち…?」チラッ


智紀・尭深「」ダキッ!


菫「あぁ…なるほど…」

尭深「お姉様ぁ…///」スリスリ

智紀「いい子いい子…」ナデナデ

菫「なんだか見てるこっちが恥ずかしくなるな…///」テレテレ

ハギヨシ「眼福です…」ハァハァ…

京太郎「実に…実にその通りです…」ハァハァ…

誠子「わっ!?なんですかこの人達!?」ビクッ!

爽「おぉ!あんた達確か長野の!」ガタッ!

ハギヨシ「萩原ですぅ…」ハァハァ…

京太郎「須賀と申しますぅ…」ハァハァ…

照「ホモの歴史が…また一ページ…」ゴクリ…

菫「うむ…」ジュルリ…


揺杏「そういえばなんでここに居るの?確か前回はオフ会だけみたいだったけど…」

ハギヨシ「ん…?あぁすみません…実はすぐ隣のブースなんですが…甘い百合の花の香りに誘われてしまいました…」

照「隣って百合漫画だよね…?」

京太郎「はい!実は僕達も今回から出展する事にしたんです。あ…それで出来ればこの事は…」

智葉「心配するな、日陰者の事なら理解しているつもりだ。他言などしないさ」

ハギヨシ「お心遣い感謝いたします…」ペコリ

明華「私も感謝いたします…」ジロジロ…

智紀「それじゃあ私はここで…」ナデナデ

尭深「あ、私もお姉さまと一緒に行きますから…///」スリスリ

菫「なんだって!?それじゃあ私達タイガープリンセスの看板娘は誰がやるんだ!?」

誠子「尭深用に衣装も作って来たのに…」

尭深「弘世先輩が着れば良いじゃないですか///それじゃあ失礼します///」スリスリ

菫「おいふざけるな!渋谷!おい待てぃ!(江戸っ子)」


京太郎「行ってしまわれた…」ハァ…

ハギヨシ「ふぅ…では我々もそろそろ行きましょう。失礼致します」ペコリ

京太郎「あっ…待ってくださいよハギヨシさ~ん!」タッ!

爽「行ってしまわれた…」ハァ…

揺杏「行ってしまわれすぎだろ…」

菫「おいおいふざけるなよ!私は絶対着ないからな!亦野お前が着ろ!」

誠子「嫌ですよ!私撮り専ですから!宮永先輩が着て下さいよ!」

照「私…?着るのは別に良いんだけど…いや…胸がね…」ズーン…

誠子「あっ…そっか私も…」ズーン…

菫「……悪かったよ…私が着るよ…だから元気出せって…」

穏乃「白糸台の人達って麻雀してる時と違って愉快ですね…」

智葉「元々根っこが変な奴等だからな。あまり関わりたくないな」

揺杏「酷いブーメランを見た」


~コスプレの人達~

透華「あら…もう皆さんお揃いでしたか…」ペコリ

和「遅れてしまい申し訳有りません…」ペコリ

優希「うむ!くるしゅうない面を上げるじぇ~!」

和「優希は下げるんですよ…」グイッ!

優希「じぇじぇじぇ~!」ペコリ

豊音「気にしなくて良いよ~!私達も全然待ってなかったから~!」ニコニコ

煌「そうですよ?集合時間5分前ですし、すばらですよ!」スバラッ!

哩「うむ、年下だからと言ってかしこまる事は無い。気にするでないぞ」

和「は、はい…ありがとうございます…」

和(なんですかこの変な喋り方は…触れない方が良いんでしょうか…)


霞「それで今回は皆一緒にって言う話だけど…何か催しでも有るのかしら…?」

煌「実は皆さんのサイズに合う衣装を一通り作ってきましたので、迷惑でなければ着ていただこうと思いまして…」エヘヘ…

美幸「ホント~!?それは嬉しいよも~!」

和「花田先輩の衣装はどれも可愛らしいですから、私も是非着させていただきたいですね」ニコッ

やえ「うん…確かに花田さんの作る衣装はクオリティもさることながらどこか暖かみも有るからな…」

豊音「私用のサイズも作ってくれるのなんか花田さん位だよ~!」

煌「いやぁ~私も完全に自己満足ですので…着ていただければ衣装も喜ぶかなぁなんて…///」テレテレ

哩「流石だな花田、その心掛けこそが人の義理!人情!胸を張って然るべきだ!」

姫子「そうだぞー!」

透華「あの…その話し方…一体どうされましたの…?」オズオズ…

煌「それが…部長達が皆さんと話しやすい様にと標準語の勉強をしていたんですが…」


霞「それで今回は皆一緒にって言う話だけど…何か催しでも有るのかしら…?」

煌「実は皆さんのサイズに合う衣装を一通り作ってきましたので、迷惑でなければ着ていただこうと思いまして…」エヘヘ…

美幸「ホント~!?それは嬉しいよも~!」

和「花田先輩の衣装はどれも可愛らしいですから、私も是非着させていただきたいですね」ニコッ

やえ「うん…確かに花田さんの作る衣装はクオリティもさることながらどこか暖かみも有るからな…」

豊音「私用のサイズも作ってくれるのなんか花田さん位だよ~!」

煌「いやぁ~私も完全に自己満足ですので…着ていただければ衣装も喜ぶかなぁなんて…///」テレテレ

哩「流石だな花田、その心掛けこそが人の義理!人情!胸を張って然るべきだ!」

姫子「そうだぞー!」

透華「あの…その話し方…一体どうされましたの…?」オズオズ…

煌「それが…部長達が皆さんと話しやすい様にと標準語の勉強をしていたんですが…」

哩『えぇ~…これちょ~おいしい↓なぁ↑…?』

姫子『そ、そうですね!お→い↓し↓い←ですね…?』

煌『いや確かに方言は出てませんけどイントネーションがめちゃくちゃですよ!?姫子の←ってどうやって発音するんですか!?』

哩『ば、ばってん花田…』

煌『方言出ましたね!これはお仕置きの対象ですよ!』デデーン!

哩『えっ?お仕置き?///(期待の眼差し)』

姫子『は、花田ぁ!私のぶちょーになんばしよっとや!?』ギリッ!

煌『はい姫子もですよ。じゃあ二人揃ってお仕置き始めますよ~』

姫子『あ、しもうた///(期待の眼差し)』

煌『では…行きますね…』コホン

哩・姫子『』ドキドキ…

煌『そぎゃんこつ言うても仕方なかろうも~ん』クイッ

哩・姫子『え…?』

煌『え?じゃなかばってん~もっとしっかり勉強してつかぁさ~い』クイッ

哩・姫子『』イラッ…

哩『これは…結構キツかね…』プルプル…

姫子『あのしゃくれ方腹立つとですね…』プルプル…

煌『ささ、方言が出んくなるまで「がばい頑張るば~い」なんちゃって!』クイッ

哩・姫子『』イライラッ…

~~~~~~~~~~~

煌「私もお2人の苦しむ姿は見たくありませんでしたが…涙を呑んで特訓に付き合ったという訳です…」シクシク…

和「それでどうしてあんな喋り方になるんですか!?」

煌「どうやら私の話し方が本当に鬱陶しかったようで、単語を無理矢理頭の中に詰め込んだらこうなったと…」オヨヨ…

由暉子「逆効果じゃないですか!!」

哩「気に病むことなんか無いのだ花田よ!」

姫子「そうさ!これは私達が望んでやったんだからな!」

煌「くっ…こんな私にも手を差し伸べていただけるなんて…」ウッ…

霞「あのぅ…少し疑問に思ったのだけど…」

美幸「うん…私も多分同じ事言おうとしてると思うよ…」

哩「なんだね?何が言いたいのだ」

霞「…方言を矯正する必要有ったのかしら?」ハテ?

姫子「なんて事言いやがるんでぇ!有るに決まってるだろべらんめぇ!」ガー!

美幸「その…2人とも撮られてる時そんなに喋らないよね…?」

哩「うん…まぁ…」

姫子「それでもオフ会の時には…!」

霞「夏は普通に会話出来てたじゃない…」

姫子「…あれ?」

哩「そもそもなんで標準語にしようって話に…?」

姫子「確か花田が方言がわからないって話で…」チラッ…

煌「い、いやいやいや!あれは分かりませんって!み、皆さんどうですか!?私の作った衣装いやらしかですか!?」アセアセ!

和「あの…花田先輩どうしたんですか…?」

煌「和もさっき私のいやらしか衣装着たいって言ってましたもんね!?いやらしかですもんね!!」ハァハァ!

優希「花田先輩!明らかに絵面がおかしい事になってるじぇ!?」

煌「ほら!皆ちんぷんかんぷんって顔してますよ…?」チラッ

哩「花田お前…そがんいやらしか衣装ば作ってきたと…?///」ハァハァ…

姫子「ばってん花田がいやらしか言うたら相当いやらしかでしょうね///」ハァハァ…

煌「い、いやいや!いやらしいものは作ってないですって!?2人が理解してないってどう言う事ですか!!」

煌(こ、これじゃあ私がただの変態じゃないですかー!!///)

和「あの…そろそろ着替えましょうか…時間もあれですし…」イソイソ…

透華「えぇ…そうですわね…」イソイソ…

※いやらしか=佐賀弁で可愛らしいの意

哩「そもそもなんで標準語にしようって話に…?」

姫子「確か花田が方言がわからないって話で…」チラッ…

煌「い、いやいやいや!あれは分かりませんって!み、皆さんどうですか!?私の作った衣装いやらしかですか!?」アセアセ!

和「あの…花田先輩どうしたんですか…?」

煌「和もさっき私のいやらしか衣装着たいって言ってましたもんね!?いやらしかですもんね!!」ハァハァ!

優希「花田先輩!明らかに絵面がおかしい事になってるじぇ!?」

煌「ほら!皆ちんぷんかんぷんって顔してますよ…?」チラッ

哩「花田お前…そがんいやらしか衣装ば作ってきたと…?///」ハァハァ…

姫子「ばってん花田がいやらしか言うたら相当いやらしかでしょうね///」ハァハァ…

煌「い、いやいや!いやらしいものは作ってないですって!?2人が理解してないってどう言う事ですか!!」

煌(こ、これじゃあ私がただの変態じゃないですかー!!///)

和「あの…そろそろ着替えましょうか…時間もあれですし…」イソイソ…

透華「えぇ…そうですわね…」イソイソ…

※いやらしか=佐賀弁で可愛らしいの意

コスプレ組 コス一覧

原村和:すーぱーそに子 そに子

石戸霞:FF7 ティファ

真屋由暉子:涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈みくる

龍門渕透華:初音ミク

片岡優希:ラブライブ 矢澤にこ

姉帯豊音:鋼の錬金術師 アルフォンス・エルリック

小走やえ:魔法少女まどか☆マギカ 巴マミ

白水哩:ズヴィズダー ヴィニエイラ

鶴田姫子:同 ウーム博士

~その他の人達は~

絹恵「ほなお姉ちゃん早速縛らせて貰うで…」ニコニコ

洋榎「な、なぁホンマにこのままやるんか…?」

絹恵「当たり前やんか。若干でも布が有る事に感謝しぃや…」グルグル

洋榎「い、いや前回は夏やったし…流石に寒いっちゅうか…」カタカタ…

絹恵「心配せんでもすぐに暖かくしたるからな…」ニコニコ

洋榎「き、絹…なんで蝋燭なんか持ってきてるん…?なんで火付けようとしてるんかな…?」カタカタ…

絹恵「そりゃしゃーないやんか…私のコスプレしてるキャラがこういうキャラなんやから…」ニコニコ

洋榎「お、落ち着いて考えようや絹…それはシャレならんって…なぁ…」ポタッ…

洋榎「あっっっつぅぅぅぅぅ!?」ジタバタ!

絹恵「ほらほらお姉ちゃん!暴れると熱いでぇ~!」ポタポタ…

洋榎「暴れんでも!あっついねんて!あっついあついあついー!!」

洋榎「あああああああああ!!もうやだあああああああああ!!」ボクヒデ…


絹恵:ベヨネッタ

洋榎:なんか三角形の布三枚

\アアアアアアアアアア!/

セーラ「な、何や今の叫び声!?」ビクッ!

竜華「もしかして何か事件とか有ったのかも…ひ、人殺し!?」

セーラ「それやったらはよ行って犯人取り押さえな!オレ行ってくるで竜華!」ダッ!

竜華「ちょ、ちょっとセーラ危ないって!ていうか私1人にせんとって~!!」タッタッタ!

セーラ「ここか!?」バッ!


絹恵「お姉ちゃんが言う事聞くって言ったんやろうが!?YO!!最初っから聞かないってんならまだしも!!」オォン!?

洋榎「分かった分かったわかったってばもぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

絹恵「ほんなら大人しくしぃや!!ホラァ!YO!!」バシン!

洋榎「イタイノニ…コノヒトアタマオカシイ…」コゴエ


竜華「セーラ!大丈夫か~!?」タッタッタ!

セーラ「いや…アカンわ…」ボーゼン

竜華「えっ…あれって姫松の愛宕さんやないの…?」

セーラ「ちょお…お前ら何してんねん…」

絹恵「あ、江口さんやないですか、どないしたんですかこんな所で?」

洋榎「お、おままままま!?///見んなや!何見てんねん!!///」ササッ!

セーラ「いや…出来ればオレもそんな格好見た無かったけどな…」ヒキッ…

竜華「わっ///ホンマに凄い格好やなぁ…ほとんど裸やん///」チラチラ

絹恵「これはお姉ちゃんへのお仕置きなんです。江口さんも一発どうです?」クイッ

セーラ「いやそんなとりあえずやっとく?みたいに言われてもな…」

竜華「そうやで?何が有ったかは知らんけどこれは流石にやりすぎやと思うわ!」フンス!

絹恵「…本当にやりすぎやと思いますか?」

絹恵「私が受けた仕打ちを聞いても…本当にそう思えますか…?」ユラァ…

セーラ「ま、まぁとにかく何が有ったか言うてみ…」

~事情説明後~

セーラ「ほなオレらはまだ行く所有るからゆっくりしてきや?」ポンッ

竜華「絹ちゃん顔はあかんで?目立たないようにやるんがコツや!」グッ!

絹恵「はい!ありがとうございます!」ニコッ

洋榎「ちょっ!待て待てー!お前ら薄情すぎるやろ!?」

セーラ「お前自分のやった事考えてみろや…絹は優しすぎる位やぞ…」

竜華「ホンマやわ…私なら引き篭もるか自殺してしまいそうやわ…」

絹恵「という訳でお姉ちゃん、時間一杯まで付き合って貰うで~?」ニヤリ

洋榎「ちょ…ホンマ待ってくれや…もう痛いのは…」カタカタ…

絹恵「ガタガタ言うてないで来いやこっちオォン↑!?」グイッ!

洋榎「絹ちゃんやめちくり~!!」グエッ!

セーラ(因果応報やな…お前との麻雀…悪くなかったで…)トオイメ…

セーラ(それと20円…はよ返せや…)スッ…

~憧ちゃんの単独行動~

憧「あぁ~!有った~!!」キラキラ

憧「うろちょろするシズに付き合ってたからもう無くなっちゃってたかと思った~!」ウキウキ!

憧「はぁ~…念願の限定漫画…オリジナルドラマCD…」ウットリ…

憧「もぉ~!嬉し過ぎるからぁ~!///」クルクル

参加者(何だあの子は…)ヒキッ…

憧「そうだ!確か乙女系のブースにこの漫画の二次創作とかも置いてあったはず!」

憧「そこでさらにこの漫画への愛を深めるとしますか!」ニヒヒ!

憧「そうと決まれば早速行くわよ~!」ピューン!

参加者(随分独り言の多い子だったな…)ヒキッ…

憧「えっと…確かここ…よね?」キョロキョロ

憧「意外と行列みたいなのも無さそうね?やっぱり皆私みたいに恥ずかしかったりするのかしら…?」フム…

憧「でも無駄に長い行列に並ばなくていいってのはありがたいわね!じゃあ早速買いまくるわよ~!」フンス!

憧「ん…?ゲッ!?」ササッ!


セーラ「えっと…ここやんな?」

竜華「そうやけど…見つからへんなぁ大星さん…」キョロキョロ

セーラ「まさかもう完売して引き上げてるなんて事は無いやろな!?」ハッ!?

竜華「さ、流石にそれは大丈夫やろ!…でもこの前も結構売れてたみたいやし…ホンマにもう売り切れてるかも…」カタカタ…

セーラ「さ、探すで!こんなんじゃ待ってくれてる怜に申し訳が無いわ!」

竜華「う、うん!そうやね…!」


憧(なんでアイツがここに居るのよぉ…見つからないように死角を突いて移動しなきゃ…)ススッ…

憧(ゆっくりゆっくり…)ススッ…ススス…

セーラ「こっちかも知れへんな!?」クルッ!

憧「んひゃっ!?」ビクッ!

竜華「そっちはさっき来た道やからあっち行ってみようか?」

セーラ「おぅ!わかった!」タッ!

憧(あ、あっぶな~…変な声出ちゃったじゃない…)ドキドキ…

憧(でもこれで目当ての本はいただきよ…!)バッ!


淡「いらっしゃ~い!…ってアンタ確か阿知賀の?」

憧「なんでよーーーーーー!!」ズコー!

淡「どうしたのそんな怒って…顔から突っ込んだけど大丈夫?」

憧「なんでこんなに知り合いが多いのよ!?何!?全国的にコミケが大ブームなの!?」ヒリヒリ

淡「いやそんな事言われても…みんな趣味でやってるんだし…」

憧「だからって流石に大星……大星…?ハッ!?って事はあいつら完全に逆方向に!?」クルッ

淡「あいつらって?」

憧「もぉ~!しょうがないわねぇ!!」ダッ!

淡「あっ!ちょっと~!…なんなの一体?」


セーラ「くっそ…全然見当たらへんで…このままやったらホンマに…」

竜華「怜ぃ…ごめんな…」グスン…

憧「諦めるのはまだ早いわ!」ズザザー!

セーラ「あ、お前は…!?」

憧「あんた達の探してる本はこっちよ!」クイッ!

竜華「阿知賀の新子さん…?なんでここに…」

憧「話は後よ!それより早くしないとあんた達のお目当ての本!」

憧「私が先に…いただいちゃうんだからね?」ウインク☆

セーラ「な、なんや滅茶苦茶うっといんやけど…場所知ってるんなら案内してくれや!」

憧「さぁ!宝の地図は待ってあげないわよ~!」スタコラ!

竜華(新子さんってあんな子やったっけ…?)

憧(はぁ~ん!!あまりの恥ずかしさになんか変なキャラ付けしちゃった~二倍恥ずかしい!///)カァッ!

憧(でもこれで私がこの場に居ても自然に見える流れが出来たわ!)

憧「偏差値70なめんじゃないわよ~!」タタタッ!

セーラ「なんや訳分からん事叫んどる!?気色悪っ!?」ヒキッ…

淡「あ…帰ってきた」

憧「ほら。あんた達が探してたのってここでしょ?」クイッ

竜華「あ~!会いたかったで大星さ~ん!」ウルウル

淡「なんだリューカも来てたんだ!じゃあそっちのがセーラ?」

セーラ「あぁ、竜華から噂は聞いてるで。ていうかオレも読んだしな!」

淡「そっかそっか!じゃあ良かったら読んでってよ!」

淡「今年は私の好きな本の二次創作にしてみたんだけど…どうかな?」

竜華「ふむふむ…じゃあ早速読ましてもらうな?」ペラッ

セーラ「ほなオレも…」ペラッ

憧「じゃあ私も…」ペラッ

淡(あんたも読むんだ…)

憧「」ペラッ

竜華「」ペラッ

セーラ「」ペラッ

淡「ど、どうかな…?」

憧「…あんっ///」ヘタリ…

淡「うえっ!?どどどうしたの!?」ビクッ!

憧「あ、ごめんなさい///なんか読んでるうちに私の雌の部分が刺激されたって言うか…///」ポッ…

淡「だ、だからってそんな変な声出さないでよ!///」

竜華「わかるで新子さん…なんや私も母乳出そうやもん…」モミモミ

淡「やめてよ!そんな効能無いから!誤解されるでしょ!?」

セーラ「せやけどホンマえぇな…私も気ぃ抜いたらどっかおかしくなりそうや…」ハァ…

竜華「ん?」

セーラ「なんや変な顔して…」

竜華「セーラ今私って言うた?」

セーラ「なに言うとんねん。私やろが」シレッ

憧「嘘…なんか心なしか内股になってる気もするし…」

セーラ「なんや2人しておかしな事言うなや…ほなこれいただくで?」チャリン

淡「あ…どうも」

セーラ「ほんなら今度は船Qのお土産買いに行くわよー?」トテトテ

竜華「あ、あかん!自分じゃ気付いて無いみたいやけどセーラが完全に女にされてる!?」ビクッ!

憧「大星さんの手に掛かればあの男女も完全に雌にされてしまうんだわ!!」カタカタ…

竜華「恐るべしや大星さん!もはや存在がSEXや!大星・SEX・淡の誕生や!!」カッ!

淡「は、はあああああ!?///」カァッ

憧「セーックス!セーックス!」ニコニコ

淡「ちょっ!やめ…見てるから!周りの人こっち見てるから!!///」ワタワタ!

竜華「セーックス!セーックス!」ニコニコ

淡「クスリでもやってんのかお前ら!?///」クワッ!

~戻ってコスプレ~

カメ男A「こっち目線お願いします!ここ!ここですここ!」パシャパシャ!

カメ男B「こっちも!こっちもお願いしまーす!!」パシャパシャ!

カメ男C「なんだあのデッカイものは…(感嘆)」パシャパシャ!

霞「あらあら?なんだか前回よりも人が集まってる気がするのだけど…」フンフム…

和「そうですね…冬は私達のように露出する方々も多くないですからね?」

美幸「私達って言うか…あの人達だよね…」

哩「あぁ///こんないやらしい格好撮られたら征服されるぅぅぅぅ…///(恍惚)」ウットリ…

姫子「はぁ…はぁ…///ぶちょー…私も新兵器発明されてますぅぅぅぅ…///(興奮)」ウットリ…

透華「なんとも下品ですわ…」ヒキッ…

豊音『でも皆そんな薄着で寒くないの~?』ガシャン

やえ「わっ!?あああんたは毎回コスプレのチョイスが独特すぎるのよ!」ビクッ!

優希「おっきいじぇ~!」キャッキャ!

由暉子「…ちょっと片岡さんこの中に入って喋ってみて下さい」フムフム…

優希「じぇ…?確かに暖かそうだけど…とよ姉ちゃんは大丈夫なのかじぇ?」

豊音『一応お腹の部分に1人分くらいならスペース有るよ~?』ガション

優希「じゃあちょっとお邪魔するじぇ…」ガチャガチャ…

豊音『いらっしゃいだよ~』ガチャガチャ…

和「なんだか異様な光景ですね…」

優希『なんとか入れたじぇ…ていうかとよ姉ちゃんも結構おっぱい有るんだじぇ…』ポヨポヨ

豊音『変な事言わないでよ~///恥ずかしいよー…///』ガシャガシャ…

優希『ちょうど頭に乗ってるんだから仕方ないじぇ~!』ポヨポヨ

由暉子「じゃあちょっと兄さんって言ってみて下さい…」ドキドキ…

優希『えぇっと…兄さん!』ガション

カメ男A「くぎゅ!?」ガタッ!

カメ男B「くぎゅぎゅ!?」ババッ!

和「なっ!?」

由暉子「やっぱり片岡さんの声を初めて聞いた時から感じてましたが…」

由暉子「すごい釘宮さんに声似てるんですよ!」テテーン!

透華「なんて事ですの…これじゃあまるで片岡さんのCVが釘宮さんの様な錯覚を…」クッ…

霞「確かにそんな気がしてきたわ…恐ろしいほどそっくりね…」ゴクリ…

優希『そ、そんなに似てるかなぁ…』エヘヘ…

豊音『凄いそっくりだよぉ~!』キャッキャ!

美幸(私は何も知らない…何も知らないよも~…)カタカタ…

煌「ジャッジメントですの…」ボソッ…

美幸「なん…だと…?」カタカタ…

まだ始まったばかりだというのにかなりの盛り上がりを見せるコミケ会場


セーラ「よっしゃ!次は船Qに頼まれとった『気泡戦士シャボンダム』のプラモや!」

竜華「なんかのパチモンみたいな名前やな…」


しかし彼女達はまだ着々とその爪を研いでいた…


咲「…跨ぐなよ…跨ぐな…跨ぐなよぉ…跨ぐな…」

恭子「どうしたん長州みたいな顔して…」


夏のリベンジは果たして成るのか?


明華「ようこそいらっしゃいました~♪」プルルン

智葉「お前アレだな…おっぱい大きいな…」モミモミ…

新たに発足したタイガープリンセスの実力は…?


菫「これはちょっと///短すぎないか…?///」グイグイ…

誠子・照「あ^~いいっすね~」ニコニコ


果たして彼女達は本を売っているのか?


智紀「もう…今はダメだよ…」イチャイチャ

尭深「でもお姉様ぁ…///」イチャイチャ


そして今回初参戦の彼等の売れ行きは…!?


京太郎「もう売れないよぉ…」ヘナヘナ…

ハギヨシ「京太郎君!しっかりして下さい!」


【第三部 乙女よ大志を抱け!】


塞「んもぉー!どこ行ったのよぉー!!」ガァー!

遅くなりましたが今回はここまでです

恐らく次は来週になると思いますが気長にお待ち下さい

ストックが早めに出来ればすぐ上げますので!

では見ていただいた方、レスくれた方々ありがとうございます

また次回の更新でお会いしましょう。失礼します

~臼沢さんチーム~

塞「2人とも絶対私から離れないでよ?」

胡桃「大丈夫だってば…そんないちいち確認しなくても…」

塞「いや本当に迷子になったら困るから…エイスリンさんも良い?」

エイスリン「」コクコク

塞「そう…それで今から私は自分の本を買ってくるから…ここから絶対に動かないで待ってて!」

胡桃「え?塞と一緒に行っちゃダメなの?」

塞「ダメって言うか…自分の趣味を見られるのは恥ずかしいって言うか…」

胡桃「そっか、じゃあ仕方ないね。行ってらっしゃい」

エイスリン「」フリフリ

塞「…勝手にどっか行かないでよね?」

胡桃「大丈夫だってば!信用してよね!」フンス!

塞(大丈夫かな…)


塞「…じゃあ出来るだけ私から見える位置で待っててね?」

胡桃「しょうがないなぁ…エイちゃんはそれで良い?」

エイスリン「ショウガナイ!」ヤレヤレ…

塞(心配してあげてんのになんで上から目線なのよ!!)イライラ…

胡桃「じゃあ私達ここで待ってるから塞は自分の用事済ませてきていいよ!」

エイスリン「イイヨ!」

塞「はいはい…じゃあ本当にここで大人しくしててね…?絶対だからね…?」

胡桃「それはフリ?」

塞「違うって!ホントすぐ戻って来るからね!!」

胡桃「冗談だよ!私たちの事は気にせずゆっくりして来ていいよ!」ニコニコ

エイスリン「ウン!」ニコッ

塞「…じゃあ行って来るから」スッ


塞「・・・・・」スタスタ

塞「」チラッ…

胡桃「」フリフリ

エイスリン「」ニコニコ

塞「」ホッ…

塞「」スタスタ…

塞「」クルッ

 「」

 「」 

塞「いやもう居ないし!!」ガクッ!


胡桃「なんとか塞を撒けたね!」トテトテ

エイスリン「ウン!」ニコニコ

胡桃「それじゃあ地図もちゃんと有るしまずはこの企業ブースって所に行ってみようか!」

エイスリン「クルミ!シャボンダム!」パァッ!

胡桃「あぁ、そういえばエイちゃん好きだったもんね?じゃあここから見に行ってみようね!」

エイスリン「ウン!」ニコニコ!

~~~~~~~~~~~~~~~~

胡桃「えっと…あった!あそこだよ!」トテトテ

エイスリン「シャボンダム!シャボンダム!」ウキウキ!


セーラ「」ズーン…

竜華「」ズズーン…

憧「ちょっと…しっかりしなさいよ…」


胡桃「あれ…あの人って阿知賀の人?」

エイスリン「ア…アラ…アザラシ!」

憧「新子よ!…ってあれ?もしかして大会で清澄と同じブロックだった…」

胡桃「宮守の鹿倉胡桃!こっちはエイスリンさん!」

エイスリン「ドモデス」ペコリ

胡桃「それでこっちの人達はどうしたの?」

憧「あぁ…それがなんか頼まれてたプラモが売り切れてたらしくって…この有様って訳…」ハハッ…

セーラ「うぅ…シャボンダム…船Qに頼まれてたシャボンダムがぁ…」シクシク…

竜華「船Q…堪忍なぁ…」グスッ…

胡桃「シャボンダムって…エイちゃんも…」チラッ

エイスリン「ウッ…グスッ…ダイ…ダイジョウブ…デス…ヒック…」プルプル…

憧「あ~…もしかしてそっちも…?」

胡桃「うん…この子凄いそのロボット好きで…」ナデナデ

???「お困りですか…?」

胡桃「えっ…?」


~所変わって腐女子達~

咲「まだですよ…恭子さん…まだ行ってはいけない…」プルプル…

恭子「なんやねん…さっと行ってパッと買ったら良いやん…」

咲「それじゃ駄目なんです!何よりあの不可侵領域に進行する事は私にはとてもとても…」

恭子「不可侵領域ってそんな…」チラッ


智紀「えぇ…でも渋谷さんの肌もすべすべだし…///」ナデナデ

尭深「やんっ///お姉さまのエッチ///」キャッ!


恭子「はぁ…?」イラッ

咲「どうしたんですか恭子さん怖い顔して…」

恭子「なんやねんあいつら…本売れや…」イライラッ


恭子「ホンマにしばいたろかあいつ等…」イライラ…

咲「どうしたんですか?今日二日目ですか?重いんですか?」ナデナデ

恭子「いやそういう事や無くてな…なんやあいつ等のイチャイチャは特別ムカつくねん…」チラッ


智紀「じゃあ渋谷さんのここはすべすべかな~?///」サワサワ

尭深「もぅ///ダメですってばぁ…///でも嫌じゃない…///」ポッ


恭子「」ブッチーン!

咲「ダメですって恭子さん!」バッ!

恭子「もうえぇがな!!さっと行ってパッと買ってバシーン引っ叩いて帰って来たらえぇやんか!?」イライライライラ!

咲「跨ぐなよ…?跨ぐな…跨ぐな…」ササッ…

恭子「どうしたん長州みたいな顔して…」


恭子「なんで咲がそんな必死に止める必要があんねん…」

咲「最近…ふと気付いた事なんですけど…」

咲「あれ…?結構百合も良いなぁ…とね?」キリッ

恭子「とね?やないやろ…どんだけ雑食やねん…」

咲「果たしてそうですかね…?」

恭子「・・・・・・」ススッ

咲「跨ぐな!…跨ぐなよ…?大仁田…跨ぐな…跨ぐな…」ササッ

恭子「誰が大仁田やねん…電流爆破マッチとかやってへんわ…」

咲「最近私達が居る百合板なんかを見てるとですね…跨ぐなよ?」サッ

咲「なんだか胸がキュンっとするあの感覚…?BLを見てる時と同じものが込み上げて来まして…」

咲「あ、私はどちらかと言うとシチュエーションに萌えを見出してるのか…と思ったんですよ」

恭子「ほぉん…そうなん?」

咲「なんですかそのリアクション…」ムッ!


咲「恭子さんにとっては他愛も無い事かも知れませんけど、私にとっては凄い事なんですから!」プンプン!

恭子「まぁ…昔お姉さんに言われた通りになったっちゅう事やから…そない驚きもせんな?」

咲「ハッ!?…確かに!!」ビクッ!

恭子「今気付いたんか…」ハァ…

咲「お姉ちゃん…恐ろしい人…」ゴクリ…

恭子「ほんで?あのバカップルの本はどうすんねん…」

咲「あそこはもう少し熱が冷めてからにしましょう。まずはチョコレさんの所から攻めます!」フンス!

恭子「はいはい…」チラッ


智紀「渋谷さんの胸凄い柔らか~い///」ポフポフ

尭深「お姉さまだってぇ~///こんなに柔らかいじゃないですか///」フワフワ


恭子(ちっ…咲に言われとらんかったらホンマに引っ叩いてる所やで…)チラッ

咲「クソ…クソ…ナニガ…ナニガヤワラカイ…」ギリギリ…

恭子「おんぎゃぁぁああああああ!?」ビクッ!?


咲「ハナシテ…ハナシテ…」ギチギチ

恭子「自分で雰囲気ぶち壊しに行ってどうすんねん!?落ち着けや咲!」グイグイ!

咲「オモチ…モチモチ…ユキミダイフク…」ギリギリ…

恭子「あ、あかん…身近で連想できる物が雪見大福しか無いんか…」グスッ…

恭子「せやけどな…その…咲もちゃんと…やらかかったで…?///」ポッ…

咲「」ピタッ…

咲「もう…///恭子さんのエッチ…///」ギュッ

恭子(なんとか事無きを得たな…)ホッ…


塞「」チラッ

塞(どこもかしこも…いちゃついてんじゃねぇよ…)ペッ!


咲「それじゃあチョコレさんの待機列までやってきましたよ!」フンス!

恭子「誰に説明してんねん…」

咲「それにしても夏に比べると本当に繁盛してますね…」

恭子「リピーターが付いたって事やろうな」

咲「確かに前作は初出展とは思えないほどのクオリティでしたからね…今回も期待です!」ワクワク

爽「はいありがとね~!おや?今回も来てくれたんだ!ありがとさん!」ニカッ

揺杏「あぁ~…なんとか落ち着いたか…キッツ…」ハァ…

咲「凄い賑わってますね!ご苦労様です」ペコリ

爽「うんうん、お二人さんも相変わらずラブラブだねぇ」ニヤニヤ

恭子「いらん事言わんでえぇねん…」

咲「お2人はそんなにラブラブじゃないんですか?」キョトン

揺杏「は、はぁ!?///」カァッ

爽「ふふっ…知りたいかい?」ニヤッ


揺杏「別に私と爽はそういうんじゃ…それより早く買ってけよな!///」テレテレ

咲「そうなんですか…じゃあお願いします」チャリン

爽「はい毎度」ニコッ

咲「じゃあ残りも頑張って下さいね!失礼します」ペコリ

恭子「頑張りや~?」スタスタ

爽「あっそうだ!ちょっと良いかな?」スッ

咲「はい?」クルッ

爽「揺杏~!」ムッチュー!

揺杏「ッ~~~~~!?///」ンムー!

咲「はわわわわ~!?///」ハァ…ハァ…///

爽「ふぅ…私達もラブラブだぞ?」ニッ

咲「はいぃ~…///ありがとうございます///」プシュー…///

揺杏「ハァ…ハァ…フザケンナ…///」ペチン…

恭子(おぉ…大胆やな…///)ドキドキ…


咲「はぁ///眼福でしたぁ///」ホクホク

恭子「えらい大胆やったな…私にはとても無理やわ…///」ハァ…

咲「恭子さんは…あんな風にしてくれないんですか…?」チラッ

恭子「わ、私はあぁいうのが苦手やから…その…」イジイジ…

咲「恭子さん、ん~!」ズイッ

恭子「!?せ、せやから私はやな…///」モジモジ…

咲「ん~!」ズズイ!

恭子「は、は…あ~!そういや臨海の奴等も出展してたみたいやな~!///行ってみようか~!?///」アセアセ!

咲「ん…もう…」ツーン

恭子(なんや今のめっちゃ可愛いやんか///)ハァハァ…

~智葉さんチーム~

智葉「準備は出来たか明華!」キリッ

明華「はい、大丈夫ですよ~」ニコニコ

智葉「それじゃあ始めようか…行け明華!」

明華「かしこまり~♪」バサッ!

雀明華:レースクイーン(ハイレグ)


腐男子A「んほおおおおおおお!?」ガタタッ!

腐男子B「あぁん!しゅごい~!!」ハァハァ…


智葉(ふふっ…前回の私は完全に失策だった…何もネリーを脱がせる必要なんか無かったんだ…)

智葉(最初から際どい衣装で挑めばよかったんだ!)テテーン!


腐男子A「ぶひいいいいいい~!三部下さいぃぃいいいい!」ブヒヒーン!

腐男子B「ここここっちは四部ぅぅぅううううう!!」フゴフゴ!

明華「はいありがとうございます~♪」ニコニコ

智葉(ふん…所詮腐男子を自称していても女の肢体には抗えぬ…男とは惨めな生き物だ…)フフッ

智葉(飛ぶ鳥を落とす勢いとはまさにこの事だな!このまま一気に白糸台を置き去りに…ん?)チラッ

明華「は~いありがとうございま~す♪」プルルン♪

智葉「明華お前…」モミッ

明華「へあっ!?///」ビクッ

智葉「お前おっぱい大きいな…こんなに大きかったか…?」モミモミ

明華「ちょっ///智葉やめて下さい…///んっ…///」モジモジ

腐男子A「グラッチェ…」イチマンエン…

腐男子B「ハラショー…」イチマンエン…


智葉「それにしてもこの弾力…ふむふむなるほどなるほど…」モミモミ

明華「ちょっと…本当にやめ…///」

警備員「ちょっといいかな君達…この辺りで無理矢理女性の胸を揉む輩が居るって通報が…」

智葉「あっ…」モミモミ

警備員「お前は!!夏にも問題を起こした変態女子高生!?」

智葉(し、しまった!?私は一体何を…このままでは今年もまた…助けてくれ明華ー!!)ナミダメ…

明華(自分のせいでこうなったんじゃないですか!?もう…仕方ないですね…)

明華「え、えっとこれは…趣味なんです!!」ババーン!

警備員「しゅ、趣味…?」

智葉「は、はい!私達それはもうとんでもないレズでして!ですのでこうして…」アセアセ

警備員「…いやどっちにしろそれ犯罪だよ。ちょっと2人とも来て貰えるかな?」

明華・智葉「…はい」シュン…


咲「あれ?辻垣内さんの出展スペースここのはずなんですけどね…」

恭子「まだ本も残っとるし、トイレにでも行ってるんやないか?」

咲「そうですか…それじゃあ先に沢村さんの本を買ってお姉ちゃんの所に…」

恭子「自分今度は堪えや…?」

咲「はい!チョコレさん達のおかげで不思議なくらい心が落ち着いています」シャキーン

恭子「それならまぁ…えぇけど…」

~~~~~~~~~~~~

咲「こんにちは~…ってどうしたんですかそんな顔して…」

智紀「」ズーン…

尭深「」ズズーン…

恭子「さっきまでの鬱陶しさからは想像できんへこみっぷりやな……」

智紀「それが…さっきいつもの様に2人の愛を確かめ合っていたら…」シクシク…


智紀『ほれほれ~ここがえぇのんか~?』サワサワ

尭深『あ~れぇ~///お許し下さいお代官様~///』イチャイチャ

塞『』スッ

智紀『あ、臼沢さんいらっしゃ…』

塞『』スパーン!

智紀『へぶっ!』ドテッ

尭深『お、お姉様ぁぁぁああああ!?』

塞『』スパパーン!

尭深『あひぃん!』ガタタン

塞『』チャリン…スッ

塞『』スタスタ

塞『はしゃぐなよ…』ボソッ…

尭深『う…うぅぅ…』ピクピク…

智紀『うぐぅ…毎度有りぃ…』ガクッ…


智紀「という事が有って…」シクシク…

咲「へへっwそ、それは災難…ぷっwでしたねw」クスクス

恭子(いやめっちゃわろてるやん…)

尭深「なんであんな事を…」シクシク…

恭子「…いや真面目に本売ってへんかったからやないの?」

智紀・尭深「ハッ!?」ピシャーン!

恭子「いやいや…」

智紀「確かに私達は…久しぶりに会えた喜びに浸って…」

尭深「本を買ってもらうという気持ちを…疎かにしてました…」

智紀「ありがとう末原さん…私達…真面目に本を売る…!」

咲「その言葉が聞きたかった」キリッ

恭子「自分なんもしてないやん…」


咲「結局辻垣内さん居ませんでしたね…」ハァ…

恭子「そうやな…まぁしゃあないな」

咲「そうですね…それじゃあお待ちかねのお姉ちゃん達の本を買いに行きましょう!」ニコニコ

恭子「嬉しそうやな?」フフッ

咲「はい!昔からお姉ちゃんは創作のセンスが凄い有ったんですよ!」

咲「昔私が見つけたお姉ちゃんのポエムなんか…今思い出しても…」

恭子「ポエムって…嫌な予感しかせぇへんけど…」

咲「そんな事無いですよ!お姉ちゃんのポエムは…」

恭子「良かったんか?」

咲「……へへっw」

恭子「いやバカにしてるやん!思い出し笑いやろそれ!?」

咲「ふふふっ…wあの夏空に君を浮かべてwww」ププッw

恭子「笑うなって!人の趣味…人の…ふふっwなんやねんそれww」フフッw


~タイガープリンセス~

咲「はぁ…笑いすぎてお腹痛い…」ハァハァ…

恭子「ホンマお姉さんに会ったら謝りや…?まぁ私も人の事言えんけど…」ハァハァ…

恭子「ほらあれやない?多分あれ弘世やろ…ん?」


菫「な…なぁ照///これは流石に短すぎないか…?///」グイグイ…

照「だって尭深のサイズで作ったから合わないのは仕方ないよ…」ハァハァ…

誠子「そうですよ…私達も代われるなら良いんですけど…」ハァハァ…

菫「う、うん…そうだよな…///仕方ないよな…///」グイグイ…

照・誠子(恥じらいながら必死にスカート押さえる菫ちゃん可愛いんじゃ^~)ハァハァ…


咲「あれ…弘世さん…凄い格好ですね…スタイルいいなぁ…羨ましい…」ゴクリ…

恭子「なんかの刑かいな…しかし足綺麗やな…」フムフム…


咲「お姉ちゃんお疲れ様~」トテトテ

照「むっ!咲…来たんだ?」

咲「来たんだって…何?私が来ちゃダメだったの?」ムッスー

照「い、いや…そういう訳じゃ無いんだけど…」アセアセ

誠子(もう宮永先輩ダメですよ!妹さんの前でクールに振舞いたいのはわかりますけど…それじゃただの無愛想ですよ!)ヒソヒソ

照(う、うん…そっか…咲怒ってるかな?どうしよう…)ヒソヒソ

咲「折角来たのに…そんな態度されるとは思わなかった…」シュン…

照「あ…あの…違う…これは違くて…」アタフタ!

照「あっそうだ!菫のお尻触る?」パッ!

菫「おいふざけるな!なんでだよ!」

咲「え?いいの?」クルッ

恭子「良い訳有るか!なんやそれ!なんやぁ!!」クワッ!


咲「じょ、冗談ですよ恭子さん!」アセアセ!

恭子「冗談にしても酷すぎるわ…咲はこういう痴女の方がえぇんか!?」

菫「誰が痴女だ!!」

照「2人とも落ち着いて…私が悪かった…」サワサワ

菫「どさくさで尻を触るな!コラ!!」ブンッ!

照「おっと危ない…そんな腰の入っていないパンチなど当たらないよ菫君」フッフッフ…

菫「お前…いい加減にしろ!」タッ!

誠子「弘世先輩!走ったら見えちゃいますよ!?」

菫「わっ///わわわ///」キキー!

照「ほ~ら菫の色々な所が見えちゃうよ~?ん~?」チョイチョイ

菫「や、やだ///照…やめて…やめてくれったらぁ///」クネクネ

照「やめろって言われてやめる奴がどこに居るんだよぉ…」チョチョイ

咲「お姉ちゃん…」ムッ

照「ほ~れほれ、菫ちゃんのパンジーちゃんがお目見えちゃんかな~?」グヘグヘ

咲「春の日差しに照る光…」

照「」ピクッ…

咲「あなたの言葉にやや照れる…」

咲「ずっとあなたの事待ってる…」

照「咲…やめて…」プルプル…

咲「伝えようかまだ迷ってる…」

菫「なんだそのポエム…」

咲「今日もあなたを見つめてる…」

照「咲…それ以上はいけない…///」テルテル…

咲「Mynameいず(何故かひらがな)TERU…」

照「ッ~~~~~~///」ジタバタ!

菫「ふっwwwへへへwww照お前www」プルプル

菫「お前wwwなんだそのwwwアハハハハwww」

菫「照ラップwwwww照ラップじゃないかwwwアハハハwww」バンバン!

照「菫やめて!///怒るよ!///」

菫「なんでwww自分のポエムにwww自己紹介wwwアハハハハwww」

照「もうっ…もうやだぁ…///」テルテル…

咲「お姉ちゃんが弘世さんに意地悪するからだよ?反省しなさい!」メッ!

照「咲…うん分かってる…」シュン…

照(やっぱり咲は私のポエム聞いても笑わないんだ…咲が妹で良かった…)グスッ…

咲「お姉ちゃんその…分かってるって言うのは…」プルプル…

照「?」

咲「照ラップフッwww」プフッ!

菫「wwwwwwwww」ゴロゴロゴロ!

照「!?///」ボンッ!

恭子「あんたんとこも大変みたいやな…」チャリン

誠子「はは…そうですね…ありがとうございます…」スッ

咲「ごめっwwwだってお姉ちゃんがwww」ポカポカ…

照「~~~~~!!///」ポカポカポカ!

菫「ヒィーwwwwwww死ぬwwwwww死ぬぅwwwwww」ゲホゲホ

恭子「ほれ、本も買ったんやし行くで?」

咲「ハァハァ…はい…ハァ…それじゃあ私は…ハァ…行きますんで…」ハァハァ…

菫「あぁ…ゲホッ…ありがとう…ハァハァ…」プルプル…

恭子「あと弘世さっきから丸見えやで…スカートの丈考えや?」スタスタ

菫「丸見え…って…!?///」ボンッ!!

照「うぅぅ…///」シクシク…

菫「やっ…嘘…///」グイグイ!

誠子(誰も得をしない…残酷な時間だった…)トオイメ…

~いい男達~

京太郎「はいありがとうございます!ありがとうございま~す!」テキパキ!

京太郎「いえいえとんでもありません!えぇ!ありがとうございました~!」テキパキ!

京太郎(このくそ忙しい時にハギヨシさんはなにやってんだ!?)イソイソ

京太郎(こんなの俺1人で捌けなんて無茶だ!出来っこない!)テキパキ!

ハギヨシ「お待たせいたしました京太郎くん。後は私が代わりましょう」シュバッ

京太郎「は、ハギヨシさん!どこ行ってたんですか!?」パァッ!

ハギヨシ「その話はまた後程。京太郎君は休んでいて下さい」シュバババ

京太郎(な、なんていう早くて丁寧な客捌き…俺にはとても真似出来ない…やっぱりすげぇよハギヨシさんは…)ゴクリ…

ハギヨシ(私が居ない間にあれほどのお客様を捌いていたとは…京太郎君も確実に成長してきていますね…)クスッ

ハギヨシ(このまま行けば私の素敵滅法を彼が継ぐ事も…)ハッ!

ハギヨシ(いけません!素敵滅法は修羅の道…彼にそんな道を歩ませようだなんて…どうかしていました…)ハハッ…

京太郎(教えて下さいハギヨシさん…その素敵滅法がどんなものなのか…)スッ…

ハギヨシ(!?京太郎君…まさかもうそこまで習得しているとは…お見事です…)ンッフ♪

~高鴨穏乃氏~

穏乃「ありがとうございま~す!」ニコニコ

漫「」トコトコ…

穏乃「あっ!上重さんですよね!?今回も来てくれたんですか!?嬉しいな~!!」ニコニコ

漫「」キョロキョロ

漫「高鴨さんはお1人ですか…?」ジロッ

穏乃「え?はい!私1人だけです!」ニコッ

漫「はぁ…良かったですぅ…」ホッ…

穏乃「どうしたんですか?なんだか元気が無さそうですけど…?」

漫「それが…」チラッ

塞「チッ…どいつもこいつも…」イライライライラ…

穏乃「臼沢さん…ですか?」

漫「さっき会った時からこの調子で…」ハァ…

穏乃「なんでそんなに機嫌悪そうなんですか…?」

漫「それがなんでも、一緒に来てた子達に逃げられて…しかもそこかしこでイチャコラする奴等が目障りだと…」

塞「別にイチャコラするのが妬ましいんじゃなくて…ここが何をする場所か弁えてない奴に腹が立つのよ…」チッ…

塞「このままじゃコミケ自体嫌いになりそうだわ…」ハァ…

穏乃「嫌いになる…ですか…ちょっと羨ましいです」ハハッ…

漫「う、羨ましい…?」

穏乃「私、BLが好きになったきっかけって友達のお姉ちゃんの本だったんですね?」

穏乃「そこに置いて有ったからなんとなく読んで、面白かったから別の本を読んで…」

穏乃「そんなだからかもしれないんですけど…嫌いになり方って言うのがわからなくって…」ハハッ…

穏乃「気付いたら好きになってて…もしかしたら気付いた時には嫌いになってるかもって思うと…なんか怖いんですよね…」

穏乃「だから、臼沢さんみたいに自分から嫌いになる瞬間がわかるって羨ましいって言うか…やっぱり変ですかね?」

漫「変っていうかなぁ…」

塞(BLの嫌いになり方…か…)

塞「そんなの…私も知りたいよ…」ボソッ…

穏乃「臼沢さん…」

塞「少し前までならそれも出来たかもしれないけど…今は多分無理」

塞「何をしてる時にも頭の中はカップリングで埋め尽くされて…」

塞「コミケに来て皆と会って、それはもっと無くちゃならないものになってたから」

塞「私にとってのBLは…太陽になっちゃったから」ハハッ…

穏乃「はい…」クスッ

塞「ありがとう…やっぱ私どうかしてたわ」ニコッ

漫(麻雀打ってる時もカップリング考えてたんかい…それは引くわ…)ブルッ…

コミックマーケット冬、終了の時間が近付く


霞「はぁ~生き返るわ~」テカテカ

美幸「楽しそうでなによりだよ…」


そして夏同様オフ会へ…と思いきや


???「ちょっと待ってもらおうか!」

???「大人しく我々と一緒に来てもらおう!」


謎の組織によって捕らえられた彼女達の運命やいかに!


憧「くっ…殺せ!」

???「殺しはしない。人の命は誰しも平等なのだから」


【第四部 星が見えない夜は…あなたを思って】

の前に…

衣「遠路大義…!」ゴッ!


長野で繰り広げられている天江衣との命を削った麻雀


華菜「華菜ちゃんは負けないし…!」


試される運命力


文堂「悔しい…悔しい…悔しい…」グスッ…

睦月「だが…それでいい!!」ババン!


あとこの二人も

智葉「スイマセン…」

明華「スイマセン…」


【番外編 不思議の国のニッポン】


久保コーチ「もっと脇締めろォ!!」

今回ここまででーす、次回以降は完全未定の更新になりますが最低週一での更新を考えています

待たせてしまって心苦しいのですがどうか最後までお付き合い下さい

では見ていただいた方レスくれた方々ありがとうございました

また次回の更新でお会いしましょう。失礼します

ゆみ「お招きいただき感謝する」

智美「ワハハ~引退した身なのにまた麻雀打てるなんてな~」ワハハ

美穂子「それも龍門渕の方々がお相手して下さるなんて…」

華菜「相手に不足無しだし!」ニャー!

一「いえいえ…こちら側としても願ってもないチャンスな訳だし…」

純「なによりうるさいお子様の相手が増えてお釣りが来る位だしな?」

衣「誰がお子様だ!衣は純よりお姉さんなんだぞ!」ピョンピョン!

久「それで私とまこまで呼んだって事は…そう言う事で良いのよね?」

まこ「わしらは残念な事に、練習せんといかんのが全員おらんけどな…」ハァ…

一「それじゃあ早速だけど卓に着いて貰おうかな…最初に衣と相手するのは…」

華菜「華菜ちゃんが一番手になってやっても良いし!」フンス!

貴子「池田ァァァ!勝手に座んなァァァ!!」バンッ!

華菜「ニャアアア!?」ビクッ!?

貴子「お前が天江と当たるのは最後だ、最高潮の天江相手にどれだけやれるのかが今回の重要な部分だからな」

貴子「それに早い段階で試しておかなきゃなんねぇ事も山ほど有るからな…だよなぁ文堂?」

星夏「えぇ!」ニヤッ

美穂子「文堂さん…まさか何か秘策が…?」

貴子「どうやらそうらしいが…」

星夏「キャプテン…私がどれだけやれるか、しっかり見ていて下さい!」グッ!

華菜「それならしょうがないし…華菜ちゃんは最終兵器としてどっしり構えておく事にするし!」ニャー!

貴子「よし、じゃあ池田はこっち来い」チョイチョイ

華菜「は、はいだし…」ストン

貴子「池田ァァァァァァ!!そこに座るんじゃねァァァァァ!!」グワァ!!

華菜「ひやぁぁ!?じゃあどこに座れば良いし!?」ビクッ

貴子「チッ…しょうがねぇな…ほら」ポンポン

華菜「わ…訳がわからないし…」ビクビク…

ゆみ「それじゃあ私達もやってみようか…まずは津山、やれるな?」

睦月「は、はい!」

ゆみ「それと、モモと妹尾も2人で卓の動きを見てみてくれ。今後の参考になるはずだ」

佳織「わわ、わかりました!」

佳織(えっと…私の方を見たって事は…隣に桃子さんが居るって事で…良いのかな?)ドキドキ…

佳織(で、でもいつも私の見た方向の逆側に居るから…今日は反対に向かって…!)

佳織「じゃ、じゃあ一緒に見ようか…桃子さん…?」チラッ


イス「」


桃子「とうとう…無機物以下っすか…?」ガシッ!

佳織「ごごごごごめんなさいぃぃぃ…」アワワワ…

久「それで?私達はどうしましょうか?」チラッ

まこ「どうもこうも順番に打つしか無かろうが…」

久「あら?私も打って良いのかしら…気持ちは嬉しいけど留年するつもりは無いのよねぇ…」

まこ「なに言うとるんじゃ…まさかわしに全員相手せぇっちゅうつもりか?」

久「あら、次期部長としてはそれ位やってもらわなきゃ困るわよ?」クスッ

まこ「ほぉか…ほんならわし1人でやらせて貰おうかのぅ」ニヤニヤ

久「まこばっかりに負担掛けるのもよくないわね…仕方ないから私も手伝って上げるわね」ニコッ

まこ「最初っから素直にそう言いんさい…」ヤレヤレ…

久「でもさっき言った事は本当。打ちすぎて辛いだなんて、打てない辛さに比べたら…」

まこ「確かに贅沢な悩みじゃな?」クスッ

久「そーいうこと。って訳で私から打たせて貰うわね?もう鈍って鈍ってしゃーないのよね!」フンス!

まこ「そこはわしに行かせぇっちゅうんじゃ…」ハァ…

衣「それじゃあ打つぞ~…」フワァ…

一「なんだか衣…眠そうだね?」

衣「うむ…昨晩読みふけってしまったあの本がいけなかったか…」

純「ま~た絵本か…よく飽きもせず読んでられるな…」

衣「むっ!昨晩のは絵本では無い!更に一歩先へ進んだ衣お姉さんは絵本などたまにしか読まない!」

純「たまには読むのかよ…」

一「それで、どんな本を読んでたの?」

衣「ふふん!見て驚くなよ…風越の池田に借りた衣の最近の愛読書はこれだ!」スッ…


『ぼのぼのくん』


一・純(か、かわいい…!)ズキューン!

衣「この物語は実に奥深く、哲学の域に達していると言えよう!」フンス!

一「そ…そうなんだ…」アハハ…

純「結局可愛い本読んでるだけじゃねぇか…」ハァ…

美穂子「それじゃあ私達は持って来た荷物を『しまっちゃいましょうか』」

衣「」ビクッ!

久「そうね、邪魔になるといけないから他の物も『しまっちゃいましょう』」

衣「」サササッ…

純「どうしたんだ?急にビビッて…」

衣「しまっちゃうおじさんが来る…」ギュッ…

一「しまっちゃうおじさん?」

純「何だその変な名前~?なんでそんなもん怖がってんだ?」

衣「しまっちゃうおじさんに捕まるとしまわれちゃうんだ…狭い岩の中にしまわれちゃうんだ…」ビクビク…

一「随分バイオレンスなおじさんだね…」アハハ…

貴子「よーし、じゃあ天江も卓に入れ。遠慮しないで叩きのめしてくれていいからな」

衣「う、うむ…」ビクビク…

星夏(来た…私にとって最大のチャンス…!)

星夏(ここで天江衣に勝って、私もやれるって事をコーチに見せるんだ!)グッ!

衣(ま、まだ外も明るいし大丈夫…大丈夫…)

星夏「しまっちゃおうねぇ…」ボソッ

衣「!?」ビビクッ!?

衣(な、なんだ…!?風越のこやつから底知れぬ嫌な気配が…まさかこれは…)カタカタ

星夏「どうしたんですか?天江さんのツモ番ですよ?」キョトン

衣「あ…あぁ…」ヒョイ

星夏「しまっちゃうよぉ…」ボソッ

衣「わぁっ!?」ポロッ

星夏「ロン!7700!」パラパラ

星夏「」ドヤァ!

華菜「ぶ、文堂が天江から上がった…?」

美穂子「凄いわ文堂さん!」ワッ!

星夏「そ、そんなぁ…たまたまですよ///」テレテレ

一「ど、どうしたの衣…?やっぱり調子が悪いんじゃ…」オロオロ

衣「い、いや…今のは些か油断をしていただけだ!次は大丈夫だ!」アセアセ…

衣(な、なぜこやつがあの言葉を…!?まさかしまっちゃうおじさんが人の皮を被って衣をしまっちゃおうとしているんじゃないか…!?)カタカタ…

衣(そういえばどことなく目の部分とか似てる気も…)カタカタ

星夏(ふふっ…池田先輩に渡してもらったあの本…役に立ってるみたいで良かった…)

星夏(この交流戦を境に…私の最強伝説は加速していく!)ババーン!

衣「うっ…これ…」カタカタ

星夏「ロン!3900!」デーン!

衣「うぅ…えいっ…」カタカタ

星夏「ローン!12000でござーい!!」テテーン!

衣「あぅぅぅ…」グスグス…

貴子「うっし…じゃあ今日はここまでだ。皆しっかり休んで明日に備えろ、いいな」

華菜(結局コーチの膝の上で半日過ごすっていう苦行で今日を終えたし…)ハァ…

一「衣…大丈夫…?」

純「結局、夜になってもヘロヘロな打ち方だったしな…」

衣「な、なんでもない!今日は少し調子が悪かっただけだ!」アセアセ

一「そ、それなら良いんだけど…明日は頑張ってね?」

衣「任せておけ!」フンス!

衣(とは言ったものの…)ハァ…

衣(風越の文堂とかいうののせいで全然集中できなかった…)

衣(いつもの衣ならあんなやつ…)グスッ…

ガチャッ

貴子「おぅ天江、まだ起きてたか」

衣「お前は風越の…?」

貴子「どうしたァ?今日は随分調子が悪そうだったじゃねぇか?」ハン!

衣「お…お前には関係無いだろぅ…」シュン…

貴子「関係無いだァ…?天江ァァァ!!」クワッ!

衣「ヒィッ!?」ビクッ!

貴子「こっちは貴重な時間割いて来てやってんだよァァァ!!テメェにあんな腑抜けた打ち方されたらよォォォォ!!」グォォォォ!

貴子「こっちだって大迷惑なんだよァァァ!!」グワァァァァ!!

衣「ごごごめんなさぃ!!」ビクビク…

貴子「…でだ、今日はなんであんな事になったんだ?」

衣「え…なんでって…」ビクビク…

貴子「グッ…カッ…二度も同じ事…ギッ…言わせる気かァ……?」ブッチブチ!

衣「わぁぁぁ!!これですこれ!!怒らないで!!」バッ!

貴子「アァン?ぼのぼのくんじゃねぇか?」

衣「知っているのか…?」

貴子「まぁ…私も世代だからな。エンディングは未だに聞いてるくらい好きだ」ペラペラ

衣「以外だな…やっぱりぼのぼのくんは偉大だな…」フムフム…

貴子「…なるほどな、お前しまっちゃうおじさんが怖いんだろ?」ニヤッ

衣「ななななんでわかるんだ!?」ビクッ!?

貴子「まぁこれを見てた子供は大概がトラウマになるもんだからな、わからんでもない」

衣「じゃ…じゃあ貴子もか…?」ビクビク…

貴子「まぁな…ガキの頃はよく泣いてたもんよ」ハハッ

衣「そ…そうか…貴子もそうなのか…」

貴子「でもなぁ、私はこいつの必勝方法を編み出してやったんだ」ニヤッ

衣「それは本当か!?衣にも教えてくれ!!」ハシッ!

貴子「それはなぁ…」

衣「」ゴクリ…

貴子「もっと怖い物を思い浮かべるんだよ」ニッ

衣「…は?」

貴子「しまっちゃうおじさんの怖い所は対策も何も出来ない所だ」

貴子「そりゃあ自分の妄想の世界なんだから勝てないのは当たり前だ」

貴子「だからもっと怖い妄想で打ち勝つんだ。そうすりゃどうにかなる」

衣「言ってる意味がわからないんだが…?」

貴子「お前は今突然黒光りした大勢のマッチョに囲まれたらどう思う?」

衣「こ、怖い…」カタカタ…

貴子「じゃあ拳銃で頭撃ち抜かれるのとどっちが怖い?」

衣「後者に決まってるだろ!?」

貴子「まぁそういう事だな」フフッ…

衣「で…でもしまっちゃうおじさんより怖いものなんて…あっ」

貴子「なんだァァァ?」

衣(こ…こいつだ…)カタカタ…

貴子「まぁよ、人それぞれ苦手も有るだろうけどな…」

貴子「明日もし、今日みたいな腑抜けた打ち方しやがったら…わかってるよなァァァ…?」ギロッ

衣「」コクコク!

貴子「わかりゃあ良いんだよ…じゃあな」

衣「あっ…待ってくれ!」

貴子「アァァァン…?」ギロッ

衣「あ…その…衣は少し…寝付きが悪い…純達に頼むのも良いんだがまだ皆子供だ…」モジモジ

衣「だからその…もし貴子が良ければ…その…衣と少しお話をしてくれないか…?」モジモジ

貴子「……チッ……しゃーねぇなァ…」ハァ…

衣「えへへ…すまぬ…」テレテレ

衣「」スヤスヤ

貴子「何が寝付きが悪いだ…10分もしないで寝てるじゃねぇか…」ハァ…

貴子(まぁ怖いから一緒に居てくれって事なんだろうけどよ…)

貴子「さて…そんじゃ私も…」スッ…

貴子「ん?なんだぁ…?」グイグイ

衣「んっ…たかこぉ…」ギュッ…

貴子「お、おい…は、離せって…私には池田が…」グイグイ

衣「待ってくれぇ…たかこぉ…」ギュー…

貴子「うっ…あぁ…違うんだ池田ァ…これは浮気とかじゃなくて仕方なくなんだ…」グッ…


ーーその頃の池田ーー

華菜「コーチが居ないと快適だし!今日はゆっくり眠れるしぃ!!」ウキウキ!

~衣の夢の中~

衣「はぁ…ピクニックに来たのに皆とはぐれてしまった…」テクテク

衣「それにしてもここは薄暗くて嫌な感じだな…早く皆を探さねば…」カタカタ

???「」チョコン

衣「ん?あんな所で人がうずくまっている…体調が悪いのだろうか…?聞いてみよう」テクテク

衣「大丈夫か?お腹が痛いのか?」

衣「おいそこの全身ピンクの……全身ピンク…の?」サァー…


しまっちゃうおじさん「見ちゃったね♪」クルッ

しまっちゃうおじさん「見ちゃったんだね♪」ススス

しまっちゃうおじさん「悪い子だ♪」クルクル

しまっちゃうおじさん「悪い子だねぇ♪」ルンルン

しまっちゃうおじさん「そんな悪い子は♪」スタスタ

しまっちゃうおじさん「しまっちゃおうねぇ?」


衣「うわああああああああ!!」ダッ!

衣「し、しまっちゃうおじさんだ!衣も暗い岩の中にしまわれちゃうんだぁ!!」タッタッタ!

シマッチャオ…シマッチャオ…

衣「ま、まだ追いかけて来てる!?どうしよう!」アセアセ

衣「あ、穴が空いてる!?一先ずここに隠れてやり過ごそう!!」スススッ…

シマッチャオ…シマッチャオ…

衣(は、早く行ってくれぇ…)カタカタ…

……ッチャオ……ッチャオ…

衣(い、行ってくれた…みたいだな…?)チラッ




しまっちゃうおじさん「みぃつけたぁ♪」




衣「うわああああああああ!?」

しまっちゃうおじさん「さぁ、悪い子はこの中で反省しようねぇ♪」グイグイ

衣「や、やめてくれ!衣が悪かった!だからしまうのだけは!」

しまっちゃうおじさん「しまっちゃお♪しまっちゃお♪」グイグイ

衣「わぁ!!誰か助けて!助けて!!」

しまっちゃうおじさん「しまっちゃお♪しまっちゃお♪」ギチギチ

衣「もぉ~だめだぁ~!!」ビエーン!

ブルルン!ブルン!ブォーン!

???「邪魔だァァァ!!オラァ!!」バコーン!

しまっちゃうおじさん「あぁ~痛い♪」ズザザー!

衣「あぁ…助かった…のか…?」グスッ…

貴子「何泣いてんだ、乗れ天江ァァ!!」ブォォン!

衣「たかこぉぉぉ…!」ダキッ!

しまっちゃうおじさん「悪い子だねぇ♪」ヌッ

しまっちゃうおじさん「悪い子がまた増えた♪」ヌヌッ

しまっちゃうおじさん「2人まとめてしまっちゃおうねぇ♪」ヌヌヌ

貴子「オラァァ!てめぇら怖くてヤンキーやってられっかよォォ!!」バキッ!ドカッ!

しまっちゃうおじさん「痛い♪痛いねぇ♪」ズザー!

衣「す、凄いぞ貴子!しまっちゃうおじさんをやっつけるなんて!!それになんか若い!!」キラキラ

貴子「オラオラァァァ!!今夜は朝まで走るぜァァァ!!」ブォォン!

~~~~~~~~~~~~~~

衣「おぉ…スピードの向こう側ぁ…」ムニャムニャ…

貴子「どんな夢見てやがんだコイツァ…」

~次の日~

星夏「さぁ…今日も私の独壇場です!」ビシッ!

美穂子「頑張ってね!文堂さん!」ニコニコ

星夏(ふふっ…しまっちゃうおじさんの恐怖は一朝一夕でどうにかなる物じゃない…)

星夏(今日も毟り取らせて貰いますよ…天江衣!)カッ!

衣「リーチだ!」タンッ!

星夏(そう天江衣の強大な支配力…もはや運命力と言ってもいい…私はその力にこの一言で穴を穿つ…)ニヤッ

星夏「しまっちゃおうねぇ…」ボソッ…

衣「」ニコニコ

星夏「なっ…!?」

貴子「ほぅ…そうかぁ…お前が仕掛け人か文堂ァァァ…」ズモモモモ…

星夏「えっ!?あっ!いや!!」アセアセ!

貴子「歯ァ喰いしばれァァァ!!」バチーン!

星夏「メギドッ!!」ズザー!

貴子「テメェ文堂ァ…そんな舐めた真似するたぁ一体どういうつもりだァァァ…?」ビキビキ

星夏「だ、だってコーチも言ってたじゃないですか!勝つ為ならイカサマ以外のどんな手でも使えって!!」

貴子「馬鹿野郎ァァァ!!そりゃ試合での話だろうがァァァ!!練習でやって何の意味が有るんだよァァァ!!!」ガァァァ!

貴子「それともなにかァァァ!?テメェはマラソンの練習に車乗って参加すんのかァァァ!!??」アンギャアア!!

星夏「ヒッ!?」ビクッ!

貴子「練習の目的は勝つ事かァァァ!!??負けても力を付ける事だろうがァァァ!!??」ゴガガガ!!

星夏「は、はい!!すみませんでしたぁぁぁ…」ビクビク!!

貴子「わかったら今日は一日中天江の卓から離れるなァァァ!!死ぬまで打てァァァ!!」メキメキ!!

華菜「珍しくコーチがまともな事言ってるし…」

華菜「まったく…文堂もかわいそうだし!」ヤレヤレ…

衣「気にすることも無い…文堂とやらはただ…」ニィ…

衣「"不運"と"踊って"しまっただけだからナァ…」ビキ…ビキ…

美穂子「りゅ、龍門渕さん…?」ツー…

~変態女子高生~

警備員「あのさぁ…」

智葉「スイマセン…」

明華「スミマセン…」

警備員「もうさぁ…二回目だよ二回目…それも一年の内に…」

智葉「ハイ…」

警備員「全然反省してないよね?」

智葉「ソンナコト…」

警備員「じゃあなんでまたやったの?」

智葉「マワリガミエナクナッテ…」

警備員「もう常習犯の言い訳だよそれ」

智葉「スイマセン…」

警備員「はぁ…じゃあ去年の人呼んで…」

智葉「ハイ…」

ヴィントハイム「本っっっっ当に申し訳有りませんでした!!」ゲザァ!

警備員「何度も何度も困るんですよ…しかもお2人とも御宅の生徒さんなんでしょ?」

警備員「学校の方にも連絡差し上げようと思うんですけどねぇ…」

ヴィントハイム「それだけは勘弁して下さい!本当!お願いします!!」ゲザァ!

警備員「いや…しかしねぇ…」

ヴィントハイム「智葉ぁ!!お前がこんな事をするから!!なんでこんなバカな真似したんだぁ!!」スパーン!スパーン!

智葉「へぶっ!ぶふぉあ!!」パーン!パーン!

ヴィントハイム「このバカが!この!この!!」スパパパパパ!

智葉「オボボボボボボ!!」ペペペペペペン!

警備員「せ、先生…も、もうその辺で…」ヒキッ…

ヴィントハイム「いえ!許していただくまでは手を止めるわけにはいきません!!」パーン!スパパーン!

智葉「」グタァ…

警備員「も、もうわかりましたから!学校の方には連絡しませんから!!」アセアセ!

ヴィントハイム「……なんとかなった」

明華「なりましたでしょうか…?」

智葉「ギリギリセーフだ…」ヒリヒリ

ヴィントハイム「お前ら…一体どういうつもりだ…?」

智葉「スイマセン…」

明華「申し訳有りません…」

ヴィントハイム「さては…私の事をクビにしようと画策してるんだな…?」キッ!

智葉「ソンナコトハ…」

ヴィントハイム「じゃあなんでこう毎度毎度問題を起こせるんだ!?学校とスポンサーの板挟みで苦しんでる私に!!」イライラ…

ヴィントハイム「今度は生徒が一年で二度目の性犯罪を犯しましたって旨の連絡が来る!!これが嫌がらせで無くて何なのか!?」クワッ!

ヴィントハイム「人間誰しも過ちは犯す!ただそれが二度も!!こんなハイペースで!?ありえないだろ!!」ウルウル…

ヴィントハイム「これが故意で無ければナチュラルセックスマシーンじゃないか!!そんなやつ捕まった方が良いだろう!!」グスッ…

ヴィントハイム「もうやだぁ…うぅ…国に帰りたいぃ…」シクシク…

明華「か、監督…」グッ…

~♪~♪(イントロ)

ヴィントハイム「この音…どこから…?」グスッ…

明華「明日がある~♪明日がある♪明日があ~る~さ~♪」

智葉「明日がある♪明日がある♪明日があ~る~さ~♪」

ヴィントハイム「お、お前らどうしたんだ…?」

明華「いつ~もの場所~でいつも待つ♪コミ~ケの時期には毎度来る♪」

智葉「もぉ~来る頃♪もぉ~来る頃♪かん~とく待ちぼうけ~♪」

ヴィントハイム「………」

明華「日本に来てからもう数年♪一旗上げると意気込んで~♪」

智葉「ろく~でもない♪教~え子居て♪白~旗上げそうで~♪」

明華「明日がある~♪明日がある~♪明日があ~る~さ~♪」

ヴィントハイム「………」

明華「結果が欲しくて走り出し~♪焦って転んで笑われる~♪」

智葉「それ~でもいい♪それ~でもいい♪私は見てるから~♪」

~♪(転調)

明華「心~を蝕むストレスと♪くじ~ける自分に言い聞かす♪」

智葉「明日がある♪明日がある♪明日があ~る~さ~♪」

明華「明日がある♪明日がある♪明日があ~~る~~さ~~♪」

ジャンッ!

明華「監督…その…元気出して下さい…」

智葉「明日が…ありますから…」

ヴィントハイム「お前達…」グスッ…

ヴィントハイム「元はと言えばお前らのせいじゃねぇか!!」ゴッ!

智葉「ウルフルズ!!」ズザァー!

明華「もうコミケはこりごりだよぉ…」トホホ…

番外編 カン!

お久しぶりですお待たせして申し訳有りませんでした…遅れた理由ですが、母が危篤とか事故に遭ったとかではなく…

ダークソウルやってました…(小声)

すいません許してください!何でもしますから!

一月も待たせてしまいましたが焦る事無く面白いものが書ければいいなと思っています…またお待たせしてしまいますが…

見て頂いた方、待ってくれていた方、レスくれた方々ありがとうございました!

また次回の更新でお会いしましょう。失礼します…

~ちょっと戻って~

セーラ「うぅ…シャボンダム…シャボンダムがぁ…」シクシク

エイスリン「シャボンダム…ナイ…」シクシク

憧「もう…どうすんのよこれ…」

胡桃「困ったなぁ…エイちゃん泣かないで…?」ナデナデ

???「お困りですか…?」シュタッ

憧「あ、あんたは!?」

???「ミスターホワイトとでも申しましょうか…」ンフッ♪

胡桃「怪しい…」

???「いえいえ、怪しいものではありませんよ。その証拠に…」

???「気泡戦士シャボンダムを差し上げましょう」スッ…

エイスリン「シャボンダム!?」パァッ!

竜華「え、えぇの!?」パァッ!

???「もちろんです」ンッフフ♪

憧「あ、お金は…」

???「私は忙しい身ですので、コミケが終わり次第こちらの方に来ていただければ…」スッ

胡桃「新手の詐欺…?」

???「とんでもございません…皆様には指一本触れない事をお約束いたします。では失礼します」シュバッ!

憧「き、消えた!?」

エイスリン「ニンジャ!」

胡桃「それで、どうする?」

竜華「シャボンダムも貰ってもうたしな…」

セーラ「まぁなんかおかしな事しようとしたらオレが叩きのめしたるわ!」

竜華「流石やなセーラは!」

憧「まぁ…貰うだけ貰ってこのままってのも寝覚め悪いわね…」ハァ…

~そしてコミケ終了後~

爽「いやぁ本日も満員御礼、完売完売~!」フゥ…

揺杏「///」イソイソ

爽「いやぁお疲れ揺杏、どうした?顔赤いな?」ズイッ

揺杏「ヤメロ…///」グイッ

爽「……またチューしてやろうか?」ニヤニヤ

揺杏「~~~~ッ!!///」ベシベシ!!

爽「いたたたたた!揺杏ちゃんか~わいい!か~わいい~!」ケラケラ

揺杏「バカ!バカ!バカ!///」プンプン!

???「うぅ…うぅ…」ピクピク…

???「やめてぇ…やめてよぅ…」フルフル…

爽「ん?なんだあれ?」

爽「おい、あんたら」

???「ハッ!?とうっ!!」バッ!

???「そこのお2人!訳は聞かず黙って我々に付いて来てもらおうか!!」ババーン!

揺杏「全身タイツの黒と白…恥ずかしくないの?」

???「恥ずかしい!」

???「とても恥ずかしい!!」

爽「訳も聞かずにって…流石にそんなので騙される年齢でも無いんだけど…」

???「ハギ×京の薄い本有ります」ババッ

爽「わー吸い込まれる~!」トテトテ

揺杏「さ、さわや~!」トテトテ

???「確保!確保ー!!」グッ!

和「今日はお疲れ様でした、ではこの後のオフ会ですが…」

???「とーう!!」シュタッ!

???「とうとーう!!」ズサッ!

美幸「わっ!?キモい!!」

???「キモいとは失敬な!お嬢さん方、大人しく我々に付いて来てもらおうか!」

霞「あらあら、困ったわね…」

やえ「ふん、ナンパするにしてももっと洒落たやり方しなさいよね?」ハン!

???「あくまでも抵抗する気ですか…ならば強行手段に移るしか無いですね…きょ…ブラック!!」サワサワ

???「お、おぅ…おぅふ…」ムズムズ

???「おおおおうふ!!」モッコリーン!

煌「ぎゃ、ぎゃああああああ!!」ビクッ!

優希「へ、変態だぁぁぁぁあああああ!?」ダッ!

???「ほらほらお逃げなさい!お逃げなさい!!」ダッ!

???「おっぷす!おっぷす!!」スタタタ!

和「こ、こっちに来ないで下さい!!汚らしい!!」ダッ!

???「追い込んで!追い込んで!!」

豊音「やだやだ!追っかけないで欲しいよ~!!」

透華「な、なんですのアレ!?なんですのー!?」

???「よし!そーい!!」ポチットナ

ガシャーン!!

やえ「こ、これは巨大な檻…!?いつの間に!」

???「」ビシバシグッグッ!モミモミ

???「イエス!イエス!」ビクビク!

美幸「き、きんもぉ~…」ヒキッ…

???「これで全員でしょうか?」

???「そうですね、それじゃあ早速…」ヌギヌギ

憧「な、なに脱ぎだしてんのよ!?やっぱり乱暴するつもりなんでしょ!エロ同人みたいに!!」

???「いえいえ…約束通り…」ヌギヌギ

京太郎「皆さんには指一本触れませんから」ニコッ

竜華「なんや、結構イケメンさんやんか」

咲「京ちゃん!どう言う事!?説明してよ!あと京×ハギ本早くちょうだいよ!!」ガンガン!

漫「せやせや!はよはよ!!」ガンガン!

???「大人しくしていただければすぐにお渡しいたしますよ…」ヌギヌギ

ハギヨシ「ですので、なるべくお静かにお願いいたします」ニコッ

霞「あら、こちらの方も整ったお顔立ち…」

照「京×ハギ来た!これで勝つる!」グッ!グッ!

淡「腐女子に囲まれたこの環境はかなりストレスだよぉ!!早く出して!!」ガンガン!

~コミケ会場から少し離れた場所~


ハギヨシ「それでは皆様、どうぞこちらへ」ガチャッ

淡「やっと着いた~…」ヘトヘト…

エイスリン「……」キョロキョロ

胡桃「大丈夫だから、エイちゃん」ギュッ

エイスリン「」コクコク

京太郎「じゃあここが腐女子チームで、そこがコスプレチームです」

恭子「私はどこに座ればいいんや…」

咲「恭子さんはこっちです」グイッ

恭子「で、でも私腐女子や無いし…」

咲「…咲ちゃんチームです///」テレテレ

恭子「…せやな」ナデナデ

ハギヨシ「デュフッwデュフフww」

京太郎「オゥフwハギヨシ氏wこれはいけませんよwwん~ww」

美幸「きんもぉ~…」ヒキッ…

智紀「ご苦労様」

透華「智紀!これは一体どういう事ですの!?」

智紀「今回皆に集まってもらったのは…この為」バサッ


ハギ×京の薄い本、ホモアニメのOVA等

コスプレ衣装の材料一年分

少女漫画限定付録、OVA等

商品券3万円分


咲「お姉ちゃん来た!京×ハギ来た!」グイグイ

照「来たね咲!京×ハギ来たね!」グイグイ

智紀「今回は皆さんにこれをプレゼントしま……せん!」

塞「なんで!?」

智紀「これだけの数の方々に集まって貰ったという事で今回こんな企画ご用意しました。人呼んで…」

智紀「沢村プロデュース!!」ワー!

京太郎・ハギヨシ「いよいしょ~!」パチパチ

洋榎「待て待て待て!なんじゃそれ!ルールを説明せえっちゅうんじゃ!ホンマに…」ヤレヤレ…

セーラ「せやせや!唐突に集められて企画を用意しました、だけじゃ話にならんで!アホらしい…」ハァ…

漫(2人ともノリノリやないですか…)

智紀「それじゃあアシスタントの方紹介します。尭深ちゃんです」

尭深「よろしくお願いしま~す」

洋榎「いよっ!渋谷のハチ公!」

セーラ「マルキュー!109!」

尭深「///」テレテレ

智紀「それじゃあ簡単なルール説明をお願いします」スチャ

美幸「あ、グラサンに変えた…」

尭深「はい、今回は皆さんに様々なゲームに挑戦していただき、その都度ポイントを加算していきます」

尭深「最終的にポイントの一番多かったチームが商品の中から好きな物を持ち帰っていただきます」

豊音「じゃ、じゃあもし私達が優勝したら…全員に衣装の材料一年分貰えるの…?」

智紀「そういう事です、理解力が素晴らしい10ポイント!」

豊音「えぇ!?もう始まってるの~?」アセアセ

智紀「言い忘れてましたがこのゲームに正解とか無いので、私の機嫌は損ねない方が良い」クイッ

透華「あの…もしかしてこの資金って私の家から出てるんじゃ有りませんの…?」

智紀「ノーコメント」

透華「ノーコメントって!?ハギヨシ!一体どうなってますの!?」

智紀「口答えですか?-10ポイント!」

透華「え、えぇっ!?」

和「龍門渕さん…ここは抑えて下さい…」ヒソヒソ

腐女子さんチーム:咲、恭子、照、菫、誠子、塞、漫、爽、揺杏、穏乃

コスプレさんチーム:和、優希、透華、煌、姫子、哩、豊音、やえ、美幸、由暉子、霞

その他さんチーム:淡、憧、セーラ、竜華、洋榎、絹恵、胡桃、エイスリン、ハギヨシ、京太郎



智紀「それじゃあ早速行きましょうか、尭深ちゃんお願いします」

尭深「はい、第一問。コミケ会場で配ると喜ばれる物といえばなんでしょうか?」

智紀「面白い事言って下さいよ、正解とか無いですから。書けた方から手を上げて」

洋榎(要するに大喜利って事やもんな…)カキカキ

洋榎「はい」スッ

智紀「はい愛宕さん!」

洋榎『五千円』バンッ!

智紀「おぉ~いいですね、シンプル。10ポイーント!」

洋榎「うぇ~い!」タッチ

セーラ「えぇ~い!」タッチ

智紀「はいどんどん行きましょう」

和(配られて嬉しい物ですか…)カキカキ

和「はい」プルン

智紀「はい、原村さん」

和『夏は水分、冬はカイロ』

智紀「正解!」ピンポーン!

智紀「…はい、他に居ませんか~?」

和「あの…ポイントは…」

智紀「原村さんのは正解です。ただそれだけです」

和「そ、そうなんですか…?」

智紀「…口答えですか?」

和「と、とんでもないです!」アセアセ!

和(なんでしょうこの…この感じ…)ケシケシ…

照「はい」スッ

智紀「はい宮永さんどうぞ」

照『Dカップのブラ』

尭深「フフッ…」クスッ

智紀「良いですね、こういうのも好きです。10ポイント差し上げましょう」

照「よしっ」グッ!

菫「はい」サッ

智紀「お、連続で来ましたねどうぞ」

菫『あの子のリコーダー』

智紀「あぁ、これはお洒落ですねぇ…10ポイント!」

菫「ありがとうございます」ケシケシ

智紀「コスプレチーム大丈夫ですか?こういうの苦手ですか?」

優希「はいだじぇ!」バッ!

智紀「お、来ましたね…片岡さんどうぞ」

優希『タコス!』

智紀「………え?」

優希「えっと…じゃなくてぇ…」カキカキ

優希『ナチョス』

智紀「はぁ~~~(クソデカ溜息)」 

優希「と…見せかけて…」アセアセ

優希『うなぎ…?』

智紀「…こっちの東場は調子悪いみたいですね?」

優希「あぅ…あっ…」ジワッ…

和「次…次頑張りましょう…?」ナデナデ

ここまでのP

腐女子 20P
コスプレ 0P
その他 10P

智紀「それでは第二問行きましょうか。尭深ちゃんよろしく」

尭深「はい…結婚の条件として重視されている『3K』とは何の略?」

智紀「さぁ一般的には高身長、高収入、高学歴ですが。今回のはそうじゃないのが分かってますよね?」

豊音「はい!はーい!」

智紀「さぁ姉帯さんどうぞ!」

豊音『キッチンが3つ』

智紀「違う!捕らえ方がてんで違う!でも可愛いから10ポイント!」

豊音「わぁ~!良かったよ~!」ニコニコ

智紀「さぁ他の方どうでしょう?変化球はもう厳しいかもしれませんよ?」

絹恵「はい!」

智紀「さぁ初めて手が上がりました愛宕(妹)さん!」

絹恵『心と身体がコロンブス』

洋榎「それもう顔以外コロンブスやないかい!」ビシッ!

智紀「ツッコミ込みで10ポイ~ント!」

絹恵「やったぁ~!ありがとうお姉ちゃん」ニコニコ

洋榎「お、おう///」

智紀「さぁ皆さんもコンビプレーとか使っても構いませんよ?」

胡桃(コンビプレー…)フムフム…

胡桃「エイちゃんちょっと…」コソコソ

エイスリン「」コクコク

胡桃「はい!」ビシッ!

智紀「さぁここで連荘を狙って来ましたその他チームどうぞ!」

胡桃『かわいい、かくら、くるみ!』

エイスリン「wow…Fuck…」ボソッ…

智紀「フヘッwww10ポイント!www」

胡桃「やったね!」グッ!

エイスリン「クルミ…ゴメンナサイ…」ペコペコ

セーラ「えぇ子やな…」ウンウン

竜華「将来えぇお嫁さんになるで」ウンウン

智紀「大丈夫ですかコスプレチーム?帰りますか?もう帰りますか?」クイッ

和(なんだか腹立たしいですね…)イラッ…

透華(元は家の資産の筈ですのにこの扱い…)イラッ…

煌「はい!」ピーン!

智紀「さぁ来ました、優等生さんの回答見せていただきましょうか?」ププーw

美幸(なんで小物キャラになってるの…)

煌『これからも、この人と、このままで』

智紀「……30ポイント」

和「花田先輩~!」ギュッ!

霞「さすがね煌ちゃん!」

咲「えぇ~!?」

洋榎「全然おもろい回答やないやないか!!どないなっとんねん!?」

智紀「もうやめて…もう…」グスッ…

尭深「やめたげてよぉ…やめたげてよぉ…」ナデナデ

憧(情緒が不安定すぎる…)


これまでのポイント

腐女子 20P
コスプレ 30P
その他 30P

智紀「もう次のお題行きましょう…尭深ちゃんよろしく…」

尭深「はい…続いてのお題は『ちょっとエッチな姉帯さんとはどんな人?』」

豊音「ええぇぇ///私エッチじゃないよぉ~!///」カァッ

咲「はい!」

智紀「早かったどうぞ宮永(妹)さん」

咲『やりたい豊音』

智紀「10ポイ~ント!」

爽「はい!」

智紀「こちらも早い!獅子原さん!」

爽『はめたい豊音』

智紀「10ポイ~ント!」

穏乃「はい!」

智紀「これは怒涛の波状攻撃だ~!どうぞ高鴨さん!」

穏乃『イキたい豊音』

智紀「10ポイ~ント!」

3S「」ビシバシグッグ!

智紀「さぁ流石に下ネタともなれば腐女子の独壇場かぁ~?」

霞「はい、出来ました」

智紀「これは意外な人物の手が上がりました!では石戸さんどうぞ!」

霞『豊音は自らの体の内に、まるで小さな篝火が燻っているかのような不思議な感覚に襲われた。

  初めての感覚に戸惑いながらも彼女の体は欲望に正直で、自分が今何をする事を望んでいるのか?

  どこを触ればこの昂ぶる体を鎮める事が出来るのかを知っていた。そして右手は彼女の秘部へと伸びていく…』

智紀「…え?」

霞「あの…私なりに精一杯いやらしさを追求してみたんですけど…ダメでしたか?」ガックシ…

智紀「いや…大丈夫です…20ポイント差し上げます…」

尭深「濡れるッ…///」モジモジ…

豊音「///」プシュー///

哩「出来たと」スッ

智紀「…ちょっとエッチなですよ?」

哩「当然よ、私やってルール位理解しちょる」キリッ

智紀「じゃあ…どうぞ」

哩『緊縛アクメックス、24時間耐久アクメで豊音の精神崩壊!?』

智紀「-20ポイ~ント!!」

哩「こ、こんくらいなら誰でも…」

姫子「ぶちょーは間違ってなか!」

智紀「口答えですね?-10ポイ~ント!!」

哩「くそぅ…私らのせいで皆のポイントが…///」ビクンビクン…

姫子「悔しかですぶちょー…///」ビビクン…

煌「自分達の性癖で他人に迷惑を掛けないでくださいよ!」

京太郎「はい!」

智紀「さぁここで男性陣が初めて手を上げた!どうぞ!」

京太郎『性の目覚めが少女漫画』

智紀「ちょっとの感じが絶妙!10ポイント差し上げます」

京太郎「うっし!」グッ!

淡(…ちょっとエッチなんだ///)モジモジ…

ハギヨシ「はい!」

智紀「ここに来てその他チームも追い上げます!どうぞ!」

ハギヨシ『ナスビをおナスと言う』

智紀「これもエッチだぁ~!10ポイント!」

ハギヨシ「ありがとうございます」ニコッ

塞「はい」

智紀「なんと同じ学校の方から手が上がりました!どうぞ!」

塞『私の塞ぐに過剰に反応する』

智紀「なるほど…もう一押し何か…」

誠子「はい!」

智紀「ここでフォローが入った!亦野さんどうぞ!」

誠子『釣り針の形状で濡れる』

智紀「惜しい!惜しいんですが…」

漫「はい!」

智紀「これで決めるか!?上重さん!」

漫『筆オナの経験者』

智紀「持ってけ泥棒!10ポイ~ント!」

3S「」ビシバシグッグ!

智紀「さぁ最後にご本人に正解を聞いてみましょうか」

豊音「せ、正解なんて無いよ~///私エッチじゃないもん///」ブンブン!

智紀「じゃあ想像でいいですから、ちょっとエッチな時ってどうなるかなぁ…って感じで」

豊音「えぇ~…そんな事言われても…///」

智紀「いい答えが出たらポイント入りますから」

美幸「姉帯さんお願いだよも~!」

和「これはチャンスです!」

豊音「うぅ…自信ないけど…///」

智紀「さぁ姉帯さんの回答はこちら!ドンッ!」

豊音『ギュッ…てして欲しい…かなぁ?///』

智紀「んもぉ~辛抱堪らん!!30ポイ~ント!!」

優希「やったじぇとよ姉ちゃん!」

豊音「~///」テレテレ

ここまでのP

腐女子 60P
コスプレ 50P
その他 50P

今回はここまでです。近日完結しますので

待っててくれた方々すみませんありがとうございました

また次回の更新でお会いしましょう失礼します

智紀「さぁそれでは最後になりますが一発逆転も狙える企画ですので皆さんも頑張って下さいね!尭深ちゃん!」

尭深「はい、この企画では各チーム代表者1人にネタをやってもらって、それ以外のチームの方が口に牛乳を含んで貰います」

尭深「そして1人吐き出す毎に5P加算されるというルールです。」

智紀「ですので代表してネタをする方は慎重に選んで下さいね、では作戦会議スタート!」


照「私は咲がいいと思うな」

咲「えぇ!?なんで私なの!?」

照「昔やってくれたアレがまた見たいなぁって…」

咲「えぇ…でもアレ勢いのやつだから…」

恭子「なんや咲もそんな事してた時期有るんか?ちょっと興味有るな…」

咲「えぇ…まぁ恭子さんが言うなら…」

和「どうしましょう…私達の中でそんな事出来る人は…」

やえ「1人でどうにか出来る人は少ないし…かと言って昔から付き合いの有る人も…」

優希「じゃあ花田先輩と私とのどちゃんでやるか!?」

煌「そうは言われましてもネタなんて急には…」

美幸「あのぅ…2人用のネタなら有るんだけど…」

透華「本当ですの!?」ガタッ

美幸「うん…私達が新入生歓迎会でやってそこそこウケた奴なんだけど…」

和「…少し聞かせて貰っても良いですか?」


洋榎「ほなネタは新子に任せるで~」フリフリ

憧「なんでよ!?あんた達関西人なんだから2人でやれば良いでしょ!?」

セーラ「自分も関西人やろ…大丈夫やって、この役はお前にしか出来ん」

憧「私の何がお笑い向けだって言うのよ!大体どこからそんな自信が湧いてくるのよ!!」

洋榎「しゃーないな…ちょい耳貸し」ゴニョゴニョ

憧「……は?」

智紀「さぁそれでは各チーム代表の方が出揃ったみたいですのでこちらのクジを引いて貰いましょう」

尭深「札の先に番号が書いてありますのでその順番にネタを披露していただきます」

智紀「一斉に引いていただきましょう、どうぞ!」

咲「えっと…2番です」

和「私達がトップバッターですか…」

煌「椿野さんからいただいたネタですから!心配いらないですよ!」スバラ!

憧「じゃあ…私がトリなのね…」ハァ…

洋榎「おいしいのぉwwww」ケラケラ

セーラ「ぶちかましたれや新子wwwww」ヘラヘラ

憧「うるさい!!」

智紀「それでは早速最初のお二方のネタに行ってみましょうか。コスプレ組以外の方々は牛乳の準備をお願いします」

尭深「準備が出来たみたいですね…お二方のネタはコント『不機嫌』です。どうぞ」

和「ただいま帰りました」ガチャ

煌「……」イライラ…

和「どうしたんですか?そんな機嫌悪そうな顔して…?」

煌「……」イライラ…

和「あぁ…もしかして私何かしましたか…?」

煌「……」イライラ…

和「…わかりました、謝ります。私が冷蔵庫のプリン食べたことですよね…すみませんでした…」

煌「……」イライラ…

和「そうですよね…アイスも食べてしまいました…あと花田先輩が楽しみにしていたショートケーキも…」

煌「……」イライラ…

和「じゃないとなると…後は…」

和「私がデパートの女子トイレに先輩の携帯番号と顔写真貼って『レズビアン募集中☆』って書いた事ですか…?」

煌「……歯が痛いんです」ハァ…

和「あぁ…歯が…」ホッ…

煌「…それよりも随分な告白をしてくれましたね…どおりで最近私の携帯が鳴りっぱなしの訳です…」

和「あ、いやぁ…だからこうして謝ってですね…」アセアセ

煌「歯が痛いんですよぉ…歯医者には怖くて行けないですし…」シクシク

和「あ、じゃあこういうのはどうですか?ショック療法って言うんですけど…」

煌「あぁ…外的な衝撃によって痛みを忘れさせるって言うやつですね…」

和「そうです、じゃあ行きますよ…」スゥ…

和「花田先輩!!実は私はレズなんです!!先輩の事が大好きなんです!///」ハァハァ…

煌「……」

和「あれ…驚かないんですね…?」チラッ

煌「だって最近私の携帯に掛かってくる電話がそんな内容ばかりなんですもん…」

和「あぁ!!しまった!!」ハッ!

和「あっ!じゃあこういうのはどうでしょう!はぁ!」ドスッ!

煌「げはぁ!!」

和「大丈夫です、急所は外しました!失神してる間は痛みを忘れるって言いますし…」

煌「あはぁ…歯とお腹が痛いぃ…」ジンジン…

和「うっ…はぁっ!!…大丈夫です急所は外しました。失神している間は…」

煌「はぁぁぁ…歯とお腹の2ヶ所、合計3ヶ所が痛いですぅ…」ズキズキ…

和「困りましたねぇ…」ムムム…

煌「さっきデパート行って来たんですよね…?その中に何か使える物とか入ってないんですか?」

和「そうですねぇ、まずはこの空き瓶ですね。最近こういうのも売ってるみたいですよ?」コトッ

和「それと、瓶と瓶。あとは瓶と瓶と瓶ですね、これは凄いですよ~…瓶」

煌「瓶ばっかりじゃないですかぁ…あっ、でも冷たくて取り敢えずは気持ちいい…」ヒヤァ…

煌「ところで何でこんなに瓶ばかり…?」

和「あぁ、これはですね?花田先輩があまりにも怒らないから、代わりに私が発散してあげようかなと思いまして」

煌「…はぁ」

和「もし花田先輩が怒る様な事が有れば…この馬鹿野郎!カス野郎!」パリーン!

和「貧乳!クワガタ頭!このレズビアン!」パリーン!

煌「ちょっと待って下さいよ!後半私への悪口になってるじゃないですか!?しかもレズビアンは和の工作のせいですよ!!」

和「あ、そうでしたねすいません……その…少しお手洗いに行って来ますね…?」ソソクサ

煌「全く…今回の和に関しては私も少し頭に来ましたよ!そうだ!」

煌「この瓶をお尻に入れて…えいっ!この状態でオナラをして和が瓶を割ったらクサイクサイ作戦です!」

和「……」ジーッ

煌「よいしょっ…くっ…中々入りませんね…んんっ!」グイグイ

和「」パシャッ!

煌「あっ」

和「……」

煌「……」

和「先輩私ちょっとデパートに行って来ますね?」スタスタ

煌「やめて下さいよ!どうせ私の写真をトイレに貼るつもりなんでしょう!?」ガシッ!

和「なんでわかったんですか!?」ハッ!?

煌「わかりますよ!もうやられてるんですからぁ…」

和「わかりました!じゃあこの写真はこの瓶の中に封印しましょう!蓋も閉めて…」キュッ

和「……ちょっと私海に行ってきますね?」スタスタ

煌「私の写真を海に流すのはやめて下さいよ!!」ガシッ!

和「なんでわかったんですか!?」ハッ!?

煌「わかるものぉ!!」グイグイ!

和「わかりました。『海には』行きませんから!」スタスタ

煌「川もダメですよ!!」グイグイ!

和「むぅ!」

煌「ていうかこの瓶…全部私の写真が入ってるじゃないですか!?」

和「いやぁ…実はこれを全部海に流そうと思いまして」

煌「なんでそんな事する必要が有るんですか!?」

和「だって考えても見てくださいよ!全世界のレズビアンが一斉に花田先輩に連絡してくるんですよ!?」ワクワク

煌「なんでそんなに楽しそうなんですか!?絶対に嫌ですよ!!」

和「まぁまぁ、とにかく早く第2弾流しましょうよ?」ウキウキ

煌「だから嫌だt…第2弾?」

和「はい、もう第1弾は流したので」

煌「えっ?流したって…何本くらい…」

和「…これくらい」ヨンホン

煌「40本も!?」

和「…500本」

煌「なんでそんなにぃぃぃ…しかも出した指の本数も違うしぃぃぃ…あぁぁぁぁ…」ガクッ…

和「…どうですか先輩?歯の方は?」クスッ

煌「歯って…あれ?痛くない?」キョトン

和「…ショック療法」ドヤァ

煌「なんですかぁぁぁ!もぉぉぉ!本当ビックリしたんですからね!じゃあ今の話は嘘ですか!?」

和「はい、嘘ですよ?」

煌「そうですよね…流石に空き瓶500本も揃えられる訳無いですもんね…」ハァ…

和「505本です」クスッ

煌「なんですかそれぇぇぇぇぇ!!上回ってるじゃないですかぁぁぁ!!!」ガクッ!

プルルルルルル!

和「先輩電話ですよ?私出ちゃいますよ?いいんですね?」ガチャッ…

和「もしもし、花田ですが?…イエス!イエス!オーケー!カモン!アイムレズビアン!オーイエス!!カモンマイシスター!!」フゥー!

煌「もうやだこの後輩ぃぃぃ……」グスグス


終了

智紀「はい、ありがとうございました!只今のネタ中に吐いた牛乳の数は…」

尭深「18本です!つまり得点にすると…90ポイント入ります!」

智紀「なんとここでコスプレチームいきなりの高得点!ポイントを140まで伸ばしました!」

和「すみません花田先輩…お腹大丈夫ですか…?」サスサス

煌「なんのこれしきですよ!和のお陰で高得点も取れましたから!」スバラッ!

智紀「それでは続いて宮永咲さんのネタに参りましょう。えぇ~内容は…書いてないですね?」

尭深「このまま行っても良いんでしょうか…?」

照「」ワクワク

智紀「そうですね…仕方ないです行ってみましょう宮永咲さんですどうぞ!」

テレレーン♪テレレレレーン♪

咲「…この卓も変わらないねぇ!」ザッ

照「出た!」ウキウキ

咲「どうしたんだい?断幺九狙ってる時の幺九牌を見るような目で?忘れちまったのかい?私だよ私…」

咲「カンガールだよぉ!!」

テテーン!

咲「今日は皆にノリノリの麻雀ジョークを紹介していくからしっかり聞いてて欲しいな」

咲「それじゃあノリノリの麻雀ジョークまずは1本場から…」

咲「カンガールこの間末原さんと姉帯さんと一緒に麻雀打ったんだけどね?」

咲「どうやら姉帯さんは上手く能力を使えないみたいで泣いていた…私も末原さんも掛ける言葉が無かった…」

咲「掛けてやりなよ…親リーチ」ドヤァ!

テテーン!

咲「カンガァァァァァァァル!!」クワッ!

咲「さぁ、続いてノリノリの麻雀ジョーク2本場から!」

咲「カンガールこの間うちの部長にちょっと質問してみたんだ」

咲「部長、大人になったら煙草とか吸うと思いますか?ってね」

咲「部長は『少し先の自分なんてわからないわ』って笑って言っていた」

咲「そこで間髪入れずにカンガールは言ったよ。部長は絶対吸いますって…なんでかって?」

咲「部長は牌(肺)を大事に扱わないからだ…ってね?」ドヤァ!

テテーン!

咲「カンガァァァァァァァァル!!!」クワッ!

咲「さぁ、どんどん点数上がっていきますよぉ…」ギュルルル

照「wwwwwww」バンバン

菫(なんだこれ…なんだこれは…)カタカタ

咲「続きまして3本場!カンガールこの間自己分析してみたんだ」

咲「そしたら私は喋る時に自信が無いな…って結論に至ったんだよ…」

咲「でも嶺上開花が好きだから仕方ないよね?って言ったら皆キョトンとしてたの。だから言ってやったよ!」

咲「私は『つもり(ツモり)』が多いからね…ってさ?」ドヤァ!!

テテーーーン!

咲「カンガァァァァァァァァァァァルゥ!!」クワァ!

咲「…それではここで皆さんに先ヅモカンガールをお届けしましょう」

咲「カンガールこの前」

テテーーン!

咲「カンガァァァァァァァァル!!」クワッ!

咲「」ハァ…ハァ…

咲「早くもオーラスとなってしまいました。では最後にとっておきの役満ジョークをお届けします」

咲「カンガールこの前ポンガールとチーガールとトランプをして遊んだんだ!」

咲「色々なゲームで遊んでもカンガールだけどうしても負け越してしまう…」

咲「2人にどうして私は負けるんだろう?って相談したらこう言われたんだ」

咲「当然だろう?だってカンだけ1敗(1牌)多いんだから」ドヤァ!

咲「カンガァァァァァァァァァァル!!!」クワァ!

咲「……以上です」

照「wwwwwwww」パチパチ

恭子「大味やけどしっかり中身が詰まっとるな…ハンバーグだけに」

菫「は、ハンバーグ…?」

智紀「はい、ありがとうございました。それじゃあ尭深ちゃんポイントの集計お願いしますね」

尭深「はい、宮永咲さんのネタは…16本!つまり80Pでしたので…」

智紀「コスプレチームと並んでしまいましたね!どうしましょう…」

塞「考えてなかったの…?」

智紀「…うん」

洋榎「まぁうちらが優勝すればいい話やろ?簡単やん」

セーラ「せやせや、お茶の子さいさいやで」

揺杏「随分な自信だな…」

憧「ちょっと!何ハードル上げてんのよ!?」

智紀「是非とも新子さんに優勝していただきたい所ですね…では準備の方お願いします!」

憧「……」

咲「ここで我慢すれば負けにはならないんだよね…?」

照「そう言う事。ハギ×京は私たちの物に…」

菫「そうとは限らないだろ…まぁ新子が単独で勝つには19人笑わせなければならないからな…」

誠子「それにしてもあの新子憧を出してきたのは少し気になりますけどね…」

爽「ここだけで2人笑わなきゃ良いんだろ?余裕じゃないか」

漫「意識するだけで笑いのハードルっちゅうのは相当上がりますからね」

揺杏「まぁ、笑わないようにしてると逆に笑っちゃうかもだし。そんなに気張んない方が良いんじゃね?」

穏乃「あぁ…お葬式の時に妙に笑いそうになるやつですね…確かにそうかもしれませんね!」

恭子「結局今まで通り平常心保ってれば大丈夫やろ…なんや新子はそういうギャグとかやりそうも無いしな」

塞「そうだと良いんだけど…」

和「憧は経験上ギャグ等を自分からやるような子では無かったと思うのですが…」

透華「それなら私達が笑う可能性は0!後はあちらのチームと一騎打ちですわ!」

煌「いえ…油断しない方が良いかもしれませんよ…」

豊音「うん…あっちのチームには愛宕さんや江口さんが居るのに新子さんが出てきたって言う事は…」

霞「何か策が有る…って事かしら?」

優希「何か策が有るとしてもこっちには秘密兵器が居るから大丈夫だじぇ!」

美幸「秘密兵器…?」

優希「この2人に笑いを我慢させればいいじぇ!」ズイッ!

哩「我慢…する?」

姫子「ぶちょー!新手のプレーとですか!?」

由暉子「なるほど…それなら確かに…」ゴクリ…

やえ「良い…のか…?」

智紀「それでは新子憧さんのネタで『5秒』ですどうぞ!」

憧「えぇ…あぁ~っと…」

照(ハギ×京!ハギ×京!)フーフー!

菫(なんだ?このまま何もしないつもりか…?)

洋榎「どした~!ちゃっちゃとやったらんかい!」ヤイヤイ!

セーラ「せやせや!はよせーや!」ブイブイ!

憧(あいつら…こっちの気も知らずに…///)グッ!

和(沈黙で空気が凍り付いてる…これは貰いましたね…)

智紀「新子さん…?」

憧「あ、はい…やりま~す…」

憧(大体…こんなので笑う訳無いんだから…!///)キッ

憧「えぇ~…奈良県阿知賀高校…1年の新子憧で~す…」



憧「ショートコント…『援交』

咲「!?」ブフー!

照「!!」ブハッ!

爽「ヴェアwwwwwww」ダバー

揺杏「うっへwwwwww」プフェ!

菫「くっ…ぷふww」ピュー

和「ぷっwwww」ダラー

煌「んっふふwwww」ブッ!

哩「……!」ゴクリ

哩「あっ、飲んじゃった」

姫子「ぶひょおwwwwww」ダラー

透華「んきゅww」ププッ

智紀「あぁー!両チーム一斉に吐き出したー!!」

憧「なんでよ!!なにが面白いのよ!!///」ブンブン!

智紀「さぁ集計しました、今口内に牛乳を含んで居ない方は吐き出したとみなしますので!」

尭深「えぇ…その他チーム新子さんの結果は…」

咲「……(ハギ×京)」

和「……(衣装一年分)」

淡「……(早く帰りたい)」

尭深「19本!ポイント換算で95P、という事は…」

智紀「合計145P獲得したその他チームの優勝です!!」

洋榎「よっしゃーーーーー!!」ダッ!

セーラ「新子ぃぃぃぃ!!」ダッ!

憧「納得いかない!!納得いかないわこんなのぉぉぉぉ!!」

洋榎「よっしゃ!皆で新子を胴上げや!!」

京太郎「そうですね!行きますよ!!」

セーラ「せーの…」

洋榎「えーんこう!えーんこう!」ワッショイ!

セーラ「えーんこう!えーんこう!」ワッショイ!

絹恵「えーんこう!えーんこう!」ワッショイ!

憧「なによその掛け声!早く下ろしなさいよ!!」ワァー!

エイスリン「エーンコウ!エーンコウ!」ワッショイ!

胡桃「エイちゃんは言っちゃダメ!」メッ!

智紀「見事優勝しましたその他チームにはお好きな景品を持って帰っていただきましょう!」

淡「じゃあ私これ貰って帰るから…」少女漫画セット

咲「そんな…負けちゃった…」ガクッ…

照「私の…夢が…」ガクッ…

菫「下を向くんじゃない2人とも…前を向いて歩こう…」グスッ…

和「私の力不足です…すみませんでした…」

優希「のどちゃんだけのせいじゃないじぇ…私だって…」

煌「皆頑張りました…それでも少し…悲しいですね…」

豊音「ん~!んむむ~!(そうだよぉ!皆頑張ったもん!)」

透華「あの…姉帯さんはいつまで牛乳を口に…?」

豊音「」ゴックン

豊音「そうだった///」テレテレ

美幸「結局姉帯さんだけだったんだね…吹かなかったの…」

豊音「う~ん…エンコウってなんなのかな~?って…」

霞「………私、巫女辞めます」ガクッ…

やえ「強く!強く生きて!!」ガシッ!

今回ネタに使わせていただいた芸人さんの元ネタです

和、煌 ラーメンズ『ブラザー』

宮永咲 ハンバーグ師匠

新子憧 ネットの風評被害

智紀「さ、それじゃあこちらの商品は今回参加していただいた皆さんにも持って帰っていただきますので…」

恭子「ん?」

智紀「本日はコミケでお疲れの中足を運んでいただきありがとうございました。お疲れ様です」ペコリ

恭子「いや待て待て。え?持って帰ってえぇの?」キョトン

智紀「はい、構いませんよ?」

恭子「え?ほなら今まで私ら何やっててん」

智紀「レクリエーション…」

恭子「いやいや!せやったら最初から渡したったらえぇ話やん!?」

ハギヨシ「末原さん…沢村様の心中、どうかお察し下さい…」

恭子「心中って…どういうこっちゃねん…」

ハギヨシ「今回のコミケが開催される前に沢村様から相談されました…」

ハギヨシ「今年のコミケを境に卒業される方々が沢山居る。最後になるかもしれないから皆で楽しむ方法は無いものかと…」

智紀「………」

ハギヨシ「今回のレクリエーションは沢村様なりに考えた…最後のお祭りの様なものだったんですよ」

恭子「それは…そうかもしれんな…」

霞「そうね、私ももう3年生で…来年のコミケには来れるかわからないし…」

美幸「うん…そう考えると寂しいかも…」

照「私と菫は都内だから問題無いと思うけど…」

爽「そうだなぁ…私もどうなるかはわかんないしな」

智紀「でも…皆が一緒に楽しめたから…私はそれで十分」

透華「智紀…」

塞「それでも…私は時間を作ってまた来るよ…」

豊音「うん…私も…絶対来るよ…」グスッ…

洋榎「まぁうちは暇では無いやろうけど、呼ばれたらいつでも来るで?」ニヒヒ

セーラ「オレらは今年初めてやったけど、やっぱ祭りは好きやからな!」

竜華「うん、次は怜と一緒に!」ニコッ

やえ「愚問だな、私もまた…」

哩「あぁ、またいつか…」

姫子「ぶちょー…」ウルッ…

煌「大丈夫です。こんなに素敵な方々と出会えたんです」

煌「どんなことが有ろうと、皆さんとの繋がりが…無くなる筈ありません!」

和「えぇ、そうですよね」ニコッ

ハギヨシ「さ、それでは皆さんそろそろ…」

智紀「うん…帰ろう」

透華「皆さんもうお宿はお決まりでして?」

憧「そうね、私はもう決まってるけど…」

穏乃「私も憧と一緒ですね!」

透華「まぁ!そうでしたの…それは困りましたわね…」

優希「何が困るんだじぇ?」

透華「それが…皆様のお宿が無かったら困ると思いまして、ここの近くにホテルを作らせましたのに…」ハテ…

美幸「はぁ!?」ビクッ

塞「ホテルを作るって…どんな思考してんの…」

菫「あぁ…それは少し残念だな…」

誠子「す、少し…?残念…?」ピクピク…

照「これだから金持ちの娘は…」イラッ…

霞「あらあら…それじゃあ折角お招きいただいたんですから、私はお言葉に甘えさせていただこうかしら?」

由暉子「私もお邪魔でなければ…今後のお話もしたいですし」

和「そうですね、折角こんなお土産をいただいたんですから」

煌「私も張り切って衣装作っちゃいますよー!」スバラッ!

揺杏「え?花田さんって衣装作ったりもすんの?」

煌「はい!全て自作です!」スバラッ!

揺杏「へぇ~、私もユキのを作ったりしてるんだよね!」

煌「なんと!あれは岩館さんの手作りでしたか!いやぁ~是非製法を教えていただきたいと思ってたんですよ!」

揺杏「そっかそっか~、じゃあ折角だから今日一緒に作ってみる?」

煌「すばら!!これは願っても無い!よろしくお願いいたします!」

咲「恭子さん…私達は…?」チラッ

恭子「せやな、折角やからお邪魔させて貰おうか?」

咲「…はい!」ニコッ

長い長いコミックマーケットの歴史


洋榎「ほんでな、これが夏の絹のやつでな…?」

セーラ「ふむふむ…けしからんなぁ…」


新しく参加する人、去っていく人


ハギヨシ「京太郎君、これはそちらに」

京太郎「はい!ハギヨシさん!」

塞「おうおうおうおう…」ハァハァ…

漫「えぇやん…なんぼなん?」ハァハァ…


何度も何度も繰り返し…

淡「ほらここ!ここのセリフが凄い良くって!」キャッキャ!

竜華「わかるわぁ!この視線の動きが良い味出してるんやなぁ!」キャッキャ!

憧「そこからのこの告白がまた堪んないのよねぇ~!」キャッキャ!


また次の季節へ…


咲「ちょ…え?良いの?これ良いの?」ハァハァ…

照「いやぁ…解脱する…これは悟る…」ハァハァ…

菫「ハギ×京の銅像を作ろう…」ハァハァ…


そしてまたこの季節はやってくる

咲「恭子さーん!はやくはやく~!」タッ!

恭子「走ると危ないでぇ!咲ー!」

咲「大丈夫ですって…わぁ!?」コケッ!

京太郎「あぶねぇ!」ガシッ!

咲「あ、ごめんね京ちゃん…」

ハギヨシ「あぁ京太郎君!私も転ぶ寸前です!地面まで2mmです!」グラグラ!

京太郎「危ないハギヨシすわぁ~ん!!」ガシッ!

ハギヨシ「あぁ!ありがとうございます京太郎君!」イチャイチャ

京太郎「いなりはどこ…ここ…?」フタチマル…

恭子「公共の場でなにさらしとんねんボケェ!!」ゲシッ!

咲「ナイスデース…ナイスデース…」パシャパシャ

恭子「はよ行かな遅れてまうで…」ハァ…

咲「そうですね!今年は去年以上に買い漁りますからね!」ゴッ!

京太郎「ハギヨシさん!俺達も去年の倍刷りましたから頑張りましょう!」グッ!

ハギヨシ「ふふっ…そうですね。私も京太郎君には期待してますよ?」ニコッ

オーイ!

咲「あっ!塞さん!姉帯さん!」パァッ!

塞「まだこんな所に居たの!?早くしないと遅れるって…」ハァ…

豊音「他の皆はもう着いてるって~!」ニコニコ

咲「そうなんですか!?じゃあ私達も急がなきゃ…」

恭子「だから走るなって!」

豊音「あはは~!追っかけるけど~!」タタタ

塞「ちょっ…豊音~!!」

コミックマーケット…それは人々の欲望の集まる場所


智葉「さぁ!今年は我々三銃士が!」グッ!
ネリー「えぇ…打倒宮永照を…」ハァ…
明華「目指しまぁす…」ハァ…


コミックマーケット…それは人々の夢の販売所


久「えっと…最初はここから見て行って…」
美穂子「え…?それならこっちを先に見た方が人の流れも考慮して…」
久「ハッ!?美穂子…あなたを連れてきて正解だったわ…」グッ


コミックマーケット…それは


咲「お姉ちゃーん!」タッタッ!
照「咲っ!!」ギュッ!


人生を謳歌する、全ての人達の軌跡


京太郎「いなりはどこ…ここ…?」フタチマル… カン!

以上です。なんだかぐだぐだと長くなってしまい申し訳有りませんでした…

次はシノハユも書いてみたいですね。ニワチョコ良いですよね

それでは見ていただいた方レスくれた方々ありがとうございました

また別のSSでお会いしましょう。失礼します

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