咲「私たち」嫁田「結婚しました!」 (44)

はじめに

・誰得俺得な咲×嫁田新婚パラレル

・激甘

・エロ描写アリ

以上を踏まえてなんでも許せるかたのみどうぞ

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彼、嫁田くんは私の旦那さまだ

結婚してまだ一年も経っていない新婚

とはいえ、新婚夫婦にありがちな浮わついたことはほぼ皆無に等しいかもしれない

彼はとても真面目なだから、いちゃいちゃべたべたというのをしてこなかったし

自分自身元々そういうテンションの人間ではないから

性行為に躊躇してしまう私としてはとても助かっている

嫁田くんとはお見合い結婚だった

父に会社の上司が持ってきたものだからと頼み込まれ、渋々了承したものが本当に結婚までしてしまうとは

本人である私が一番驚いている

しかし友人の友人だった彼と再会し、話すうちに惹かれていったのは確かだ

同じ高校の出身だという共通点もあり、思いの外話が盛り上がったのだ

そう、懐かしい人物との同窓会のようなノリで、お見合いなんてすっかり失念していたほど

だからその後交際の申し込みがあり驚愕した

その後話はあれよあれよと進んでいき

今では夫婦だなんて、人生何が起こるかわからない

夕飯後の片付けをしていると、洗ったばかりの食器を取られる

私の隣に立った嫁田くんが手伝うよ、と布巾を手に笑った

二人で食器の片付けをするというのはいつもの光景だ

彼は仕事で忙しいというのに、時間が出来るとこうやって家事を手伝ってくれる

真面目で優しい人

始めは言われるがまま流されて結婚した感が否めなかったが

約一年、一緒にいて本当に大事な存在となった

今なら胸を張って嫁田くんを好きだと言える

恥ずかしいので直接的に伝えられる程の度胸はまだないんだけど…

片付けがすべて終わると、寝室に行こうと嫁田くんが私の手を優しく引いた

そう言われる時は決まっていて、体を重ねる

頻度は多くないし、一週間何もなかったことだってあるくらいのものだけど

二人きりの時間が多くない私たちにとってはとても大事な時間だった

恥ずかしいけれども、彼と肌を重ねることは嫌いではないのだ

小さく頷いた私は、ドキドキとする胸を抑え、彼の後を付いていった

嫁田くんに跨がった状態で、キスをする

始めは軽く、それから少しずつ深くなっていく

荒々しい舌使いに翻弄されながら、私も必死で自分の舌を絡めた

キスに夢中になっていると体勢を反転され、ベッドに押し倒される

嫁田「咲は綺麗だな」

耳元で囁かれ、私の顔にカーっと熱が集まるのがわかった

そのまま耳に唇を寄せられ、熱い息が吹き込まれる

体をびくびくと揺らす私に、彼は満足そうに笑うと、今度は開けたパジャマに手を差し入れ体をまさぐってきた

腰をなぞるところからはじまり、上へ上へと上がっていき、乳房にたどり着く

周りをなぞるように煽られ、ぷくりと立ち上がったところで摘ままれ引っ張られれば、堪らず私は高い声を洩らしてしまう

ぐにぐにと捏ねられ、完全に尖ってしまった乳首は次には彼の口の中に隠れてしまう

ちゅう、と長く吸い上げられ、今まで知らなかったものが押し寄せてくるかのようだ

甘い声が止まらない

咲「んあぁっ! ふっ、ぅ……やぁ……なんか、きょ、変……っ」

涙で視界が歪んでいる

今までしてきたのとは違う感覚に、どうかなってしまいそうになる

今日の彼はなんだか、ひとつひとつがしつこいような気がする

いつもなら、ひたすらに優しくて、案外あっさりとしたものなのに

乳房に吸い付く嫁田くんに気を取られていたせいで、下肢に伸びてきた手に気づけなかった

あっという間にパジャマのズボンを下げられ、下着の中に手が直接入ってくる

与えられる愛撫に感じすぎたせいで、私の性器は既にびしょびしょに濡れていた

くちゅりと音を立てて指が入れられ、激しく動かされる

こんなに性急に求められたことなんてなかったから、頭の中は真っ白だ

いく、と言う前にイかされてしまい、私は嫁田くんの腕の中でびくりと痙攣した

嫁田「気持ちよかった?」

混乱し涙を流す私の頬を唇でなぞりながら、嫁田くんが尋ねてくる

その仕草も、声もやっぱり優しくて私は何も言えず、彼の背に腕を回し抱きつくことしかできない

恐い、でも気持ちいい

こうなるなんて予想していなかった

きっとこれからもゆっくりと、嫁田くんは私のペースに合わせながらしてくれるとばかり思っていた

それでお互い満足出来ているのだと、思っていたのに

伺えば普段の彼とは違う、雄の顔が私を見ている

それは目が離せなくなるほどに、強い光を宿していた

余程不安そうな顔をしていたのか、嫁田くんは私と目が合うと大丈夫?とおでこにひとつキスを落としてくれた

嫁田「怖がらせたな。でもごめん、今日は我慢出来そうもないんだ」

再び覆い被さられ、唇が重なる

息継ぎも大変な程の濃厚なキスに、目の前がチカチカとした

こんなすごいキスも、初めてだ

飲みきれなかった唾液が口のはしから流れていき、首筋を濡らす

長いキスが終わると、嫁田くんが舌を出し自身の上唇をなぞるように撫でた

キスに浮かされぼぅ、としている私は、嫁田くんの一連の動作を目で追ってい

再び中でぐちゅぐちゅと指を動かされ、私は思わず背をそらした

嫁田「いつもより感じやすいな。中がびくびくしてる」

咲「あっ、あぁっ!」

仰向けで右足だけを持たれ、恥ずかしいところを見られながら慣らされているだなんて、羞恥で目を開くことが出来ない

目をぎゅと閉じてはいるものの感覚は敏感で、痙攣するかのように体を震わせる

三本目の指が入ったところで抜き差しが激しくなり、私の感じるところをわざと擦られればまたしても達してしまいそうになった

しかしそれより前に嫁田くんの指が私の膣内から抜かれてしまい、それは叶わない

咲「やぁっ!」

嫁田「待って、次は一緒にイきたいから、まだダメだ」

いやいやと首を振る私にもう少しだけだからと言い、入り口に熱を擦り付けられた

ぬちゅぬちゅと先で少しずつ開かれたかと思えば、力を抜いたすきに一気に奥まで挿入されて息を飲む

性急すぎて、何がなんだかわからないうちにぐちぐちと緩く揺らされ、すぐに抜き差しが速まる

咲「あっ、あっ、あんっ」

激しい動きに、私は必死に彼の背中にしがみついた

イきたくて苦しくて、ただただ混乱していると、私の瞼の上に、ぽつりと汗が落ちてきたのを感じた

うっすら目を開けばそこには荒い息を吐きながら、私に欲情している嫁田くんの顔があった

こんな彼の顔は今までに見たことがなくて、体の熱がまた上昇したのがわかる

胸がきゅうっ、と締め付けられるような、愛しい痛みが甘く痺れるように広がる

無意識のうちに私は嫁田くんにキスをねだっていた

気づいた嫁田くんは一瞬目を見開くが、私に応えてキスをくれる

舌を絡ませ吸いあって、くちゅくちゅと唾液を交換したことで興奮した私の行動は大胆になっていく

戸惑いや恥ずかしかったことも忘れ、彼の腰に足を絡めて自ら腰を揺らした

唇が離れたことで顔がよく見えるのを幸いと

早くイかせて、と懇願するように涙で潤んだ目を向ければ

彼がこくりと喉を鳴らしたのがわかった

嫁田「咲っ」

咲「やぁっ、んあっ、ああぁっ」

堪らないとばかりに体重をかけられ、奥まで突き上げられる

ばちゅばちゅ、と抜き差しする音がわかるほどより激しく穿たれれば、気持ちよすぎて何も考えられない

咲「あっ、あっ…やあっ、ああんっ」

強すぎる快感に意識が朦朧としていく

私が善がるたび中にいる嫁田くんの性器が質量を増し、確実にいいところばかりを狙ったように突いてくる

もう無理と首を横に振りながらもいやらしい声をあげ続ける

ただでさえ激しいのに、今度は中を回すように動かれ奥を侵されて、流石にもう限界だ

咲「いやぁっ、もっ、だめぇ……イきた、イきたい…っ」

嫁田「ああ、俺も、もう限界…っ」

艶っぽい声が鼓膜に届く

私はこくこくと頷きながら、爪を立てて嫁田くんの背中に抱きついた

それを合図に、腰が浮くほど中を責められ、二人で使っているダブルサイズのベッドがギシギシと音を立てる

それほどまでに激しかった。終わりが近い

嫁田「咲、イくぞ。中に、出す……っ」

咲「う、ん…出してぇ、も、あ、んぁっ、あああっ!」

最奥まで突かれた瞬間、私は嬌声を上げながらイッた

同時に膣内に熱が広がり、勢いよく出された精がびゅくびゅくと私の中を濡らしていく

中出しされるのも初めてで、なんだか満たされた気持ちになる

精液を塗り込むように緩く動かされながら、私は意識を手放した

咲「ん…」

ゆっくりと意識が覚醒し、一番最初に視界に入ってきたのは嫁田くんの顔だった

ぱちりと目を開き、彼にどうして…?と問おうとして声が嗄れているのに気づく

顔が一気に熱を持ち、視線をさ迷わせた。そうだ、私は…

嫁田「おはよう咲。喉、渇いただろ。起き上がれるか?」

恥ずかしさで嫁田くんの顔がみれないというのに

当の本人は私にミネラルウォーターのペットボトルを差し出してきて

大丈夫?と体を起こして世話を焼いてくれているのだ

どう反応していいのかわからない

ペットボトルを受け取ろうとして手に力が入らなかった

それどころか身体中が痛い

嫁田くんがそんな私に気がづいて水を飲ませてくれる

やっと少しだけ落ち着けた

咲「あ、あの…嫁田くん」

嫁田「ん?まだ辛いだろうから寝てていいぞ。無理させてしまったからな。それにしても」

再び私をベッドに横たえると、嫁田くんは難しい顔で迫ってくる

何か怒らせることでもしただろうか?

最中あんなに乱れてしまった私に、彼は幻滅してしまっただろうか

けれど、私が予想していたこととは全く違う言葉が嫁田くんの口から告げられ、別の意味で戸惑ってしまう

嫁田「結婚して一年経とうとしてるのに、自分の旦那のこと名字呼びってのはおかしいと思わないか?」

咲「え?」

嫁田「だいいち咲だって嫁田だろ?」

真面目な顔で問い詰められ、私はぽかんとしてしまう

咲「…だって、公式で下の名前…まだ発表されてないから…」

嫁田「そういうメタ発言はなし!」

咲「……○○くんが、好き」

彼の下の名前を、はじめて口にした

恥ずかしくて顔を両手で覆い隠してしまえば、思い切り彼がこちらを見ているのがわかった

穴があったら入りたい

でも、ちゃんと伝えられなかった言葉もどさくさに紛れて伝えることができた

ずっと言いたかったのだ。好きだと

あれから嫁田くんとのスキンシップが増えた

淡白な関係だったのが、嘘のようだ

彼が言うには、新婚生活はこれかららしいので、色々と覚悟はしている

とはいえ、以前よりもこの生活が楽しくなっている

本音を伝えられるようになったからかもしれない

あの日、嫁田くんに激しく抱かれた時のことを、彼はぽつりと語った

私自身実はとても気になっていたのだ

今まではあっさりとしていたのに、急にあんな風に抱かれるなんて思わなかったから

しかし話を聞いてみると、今まであっさりしていた原因は私のせいだったわけで

事実を知ってしまい、いたたまれない

私がまだちゃんと嫁田くんを好きと認識していなかったことを、彼は知っていたのだ

だから結婚したばかりの時は私に無理させないように

私がちゃんと嫁田くんを好きになるまで怖がらせないようにと、我慢していたのだと言う

最近になって私のちょっとした変化に気づき、ああ好かれているなと確信を持ったらしい

極めつけが、私が嫁田くんのスーツの上着を片付けている時

ぎゅっとそれを抱き締めているのを見られていたようだ

そんな私を見て我慢出来なくなった、なんて嬉しそうに言われ

私は顔を真っ赤にして俯き、暫く顔を上げられなかった

彼が私を好きになった経緯はと問えば、上手いこと躱されてしまったけれど、いつか絶対に聞き出したい

話も聞けたことだし、真っ赤になった顔を冷やすために私は腰を下ろしていたソファから立ち上がった

夕飯の片付けがまだ終わっていない

しかし、あっさりと手を取られ、逃げようとした私に嫁田くんは言った

嫁田「まだ話は全部終わってないぞ、咲」

咲「でも片付けが……後じゃダメ?」

ダメ、と笑顔を向けられてしまえば、当然逆らえない

急に耳朶を噛まれ、私はひゃあっ!と声を上げた

嫁田くんはといえば、肩を揺らして笑っていて

からかわれたと思った私はもう一体何なの!とムッとして彼を押やり、キッチンへと向かおうとする

が、またしても手が伸びてきて、今度は後ろから抱き込まれてしまう

そして耳元で囁かれた言葉に、漸く冷えてきた頬がまた熱を持つ

嫁田「咲、かわいい」

もう一体なんなんだ、この人は

悔しいけれど、怒れない

促されるままに振り返り、長い長いキスをした

新婚生活は始まったばかり



おわり

いつ私を好きになってくれたの?

隙があれば真面目な顔で尋ねてくる妻に、違う話で誤魔化すのが難しくなってきた

今にも零れそうな大きな目で見つめられると、うっかり口が滑ってしまいそうになる

結婚して一年。新婚らしいことをするようになったのはここ最近

とはいえ、こっちは随分前から妻に夢中になっていただなんて、気恥ずかしくてまだ伝えられそうにない

学生時代からだと教えたら、初な妻は一体どんな反応をするのだろうか

結婚をする気がまったくないにも関わらず、会うだけでもいいから、一度会ってみてくれ

そう父が熱心に推してくるものだから、本当に会うだけのつもりで受けた見合いだった

実を言えば学生の頃から気になる子がいて

どうやって長い片思いを終わらせるべきかと悩んでいたため

見合いほどどうでもいいものはなかったし、そんな暇があるならもっと有意義に時間を使うべきだと思っていたのに

見合いの日取りが近づいてきたある日

相手の名前を聞いて今までにないほど驚いた

どうして、と目を通していた仕事の書類を放り出し身をのりだすように尋ねる俺

父もまた俺の反応に困惑している

きっと適当に返事されるのだと思われていたのだろう

話を促して、どういう経緯でこんな話になったのかを問えば

取引先企業の課長さんのお子さんなんだ、と言う

偶々話す機会があって、同い年の互いの子供の話で盛り上がり

今度の見合い相手の父親と話に出てきた子のことをすっかり気に入ってしまったらしい

どうにかうちの仕事ばかりしている息子と会わせたいと頼み込み

相手の上司までを使って話を進めてしまった父の不可解すぎる行動力に、今回ばかりは拍手を送ろう

宮永咲。高校時代の友人の友人で、麻雀部に所属していた

驚異的な麻雀の打ち手で、俺はたちまち彼女のファンになり、何度も試合を観に行った

普段は温厚な雰囲気なのに、試合になると凛としていて

いつだってどんな状況だって諦めない強さを持っていた

そんな咲に俺は惚れたのだ

社会人になって暫く経っても、思い出すだけで逢いたくなる

友人抜きでは話したこともないくせ何とかしたいと焦り

未練がましく諦めきれない恋に気持ちをもて余していたというのに

棚ぼたとはこのことか

思いもよらない幸運に、なんとしてでもこの見合いを成功させなければならないと張り切る俺

そんな俺を、父は面白そうに見ていた




そんなこんなで俺は咲と夫婦になった

お見合いをしてから交際、結婚まで順調に進み正直舞い上がっていたのだが

順調だった分、結婚してからが大変だった

今でこそ新婚らしい生活が出来ているが、ここに至るまでの俺は相当な努力をしている

肝心の咲の気持ちがわからず不安になったし

それならば好きになってもらうように努めようと、彼女の嫌がりそうなことは一切しないようにと努めた

手を握ったのは籍を入れてから約1週間後

キスはひと月後、セックスに至っては3ヶ月後

いつの時代の学生カップルだとバカにされようが、俺は真剣だった

そうして結婚して一年が経とうとした頃、彼女の微妙な変化に気づく

俺といる咲の顔が嬉しそうに緩むようになったのだ

前からそういう表情をしていたのか、それとも俺が咲をわかるようになったのかは定かではないが、あの時は本当に浮かれた

決定打が、俺の脱いだスーツの上着を咲が抱きしめているのを見たとき

今まで神経を総動員させて保っていた理性が崩壊した

抱きたいままに咲を抱いてしまい、終わった後にやらかしたと後悔したものの

意外にその行動が功を成したらしい

あの日からお互い本音を言えるようになったし

一番の収穫といえば名前で呼んでもらえるようになったということだろうか

ソファで新聞を広げていると、洗濯物を片付け終わった咲が戻ってくる

落ちてくる髪を煩わしそうに横に流す仕草をみて、声を掛けた

嫁田「咲、髪伸びたな。よかったら俺が切ろうか?」

咲「えっ、突然どうしたの」

嫁田「煩わしそうにしてるからと思っただけだよ」

俺の思い付きの提案に咲は案外あっさりと、じゃあお願いと言った

天気がいいからバルコニーで切ることとなった

椅子やその下に敷く新聞紙、大きめのごみ袋を持って準備をしたのだが、いや待てごみ袋? 

と咲に用途を尋ねれば、服に髪が落ちないように首を通す所を切って被るのだという

嫁田「なるほど、その発想はなかった。うん、俺の妻は本当におもしろい」

咲「さらりとバカにしてない?」

嫁田「いいや、褒めてるんだよ」

不満そうな咲を椅子に座らせて櫛とハサミを取り出す

さらさらの綺麗な髪を梳いたのち縦にハサミを入れ少しずつ切っていく

流石にプロではないので、本当に揃える程度のものだが、すっきりしたとは思う

鏡を渡して、咲の感想を待った

咲「うん、スッキリした。ちょっとだけ疑ってたんだけど、意外に器用なんだね」

嫁田「だろ?前髪も切ったし、咲の顔がよくわかるようになった」

まだ鏡を見ながら嬉しそうにしている咲は絶対気づいてないだろう

髪を切る提案をしたことに、下心があろうとは

少し伸びた髪も可愛いのだが

セックスをしていると髪でせっかくの蕩けきった咲の表情がわかりにくく、もったいないと思っていたのだ

前髪も切ったことで、今日からは存分に感じまくっている姿を堪能出来る

片付けてすぐ、咲はやっぱりチクチクするのでシャワーを浴びてくる、とバスルームに向かった

ちょうどいいので、上がってきたところを押し倒してしまおう

なに食わぬ顔でソファに戻り腰を下ろす

押し倒されて真っ赤になる咲が見れるまで、あともう少し


おわり

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