マリー・アントワネット「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」 (32)

―ヴェルサイユ宮殿―

市民A「王妃様、我々市民は困窮を極めています!」

市民B「もはや我々には、朝食のためのパンすらないのです!」



マリー「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」



市民A「なるほど!」

市民B「王妃様は天才だ!」

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市民A「しかし、ケーキを食べすぎると虫歯になってしまうのでは?」

市民B「ええ、甘い物を食べると虫歯になると聞きます!」



マリー「虫歯が怖いなら歯を磨けばいいじゃない」



市民A「なるほど!」

市民B「王妃様は天才だ!」

市民A「歯を磨いた後はどうすればいいのでしょう?」

市民B「磨いたままだと、歯にハミガキ粉が残ってしまいます」



マリー「歯を磨いたらうがいをすればいいじゃない」



市民A「なるほど!」

市民B「王妃様は天才だ!」

市民A「ならば……うがいをした後は?」

市民B「そうですね、ここまで来たら是非うかがいたい! うがいだけに」



マリー「うがいをしたらおやすみすればいいじゃない」



市民A「なるほど!」

市民B「王妃様は天才だ!」

市民A「で、でしたら……おやすみしたらどうすればいいんでしょうか!?」

市民B「永久に眠っているわけにもいきませんし……」



マリー「おやすみして朝になったら起きればいいじゃない」



市民A「なるほど!」

市民B「王妃様は天才だ!」

市民A「起きた後はどうするのがベストでしょう?」

市民B「我ら迷える子羊にお導きを!」



マリー「朝起きたら朝食を作ればいいじゃない」



市民A「なるほど!」

市民B「王妃様は天才だ!」

市民A「ならば……朝食はなにを作ればいいでしょうか?」

市民B「先ほど申し上げたようにパンはないですし、朝っぱらからケーキは重いですし……」



マリー「朝食は目玉焼きにすればいいじゃない」



市民A「なるほど!」

市民B「王妃様は天才だ!」

市民A「目玉焼きはどうやって食べればいいでしょうか?」

市民B「教えて下さい!」



マリー「目玉焼きができたらソースをかければいいじゃない」



市民A「えっ……醤油でしょ」

市民B「いや塩だろ! こりゃもうテニスコートで誓いやるしかねえぜ!」

ルイ16世「ケチャップ」



これがフランス革命のきっかけとなった事件であった――





―完―

さすがは王妃様です!

王妃様は天才だ!

えぇ…

マヨ派がいないやり直し

面白かったら乙すればいいじゃない

なかなかできることじゃないよ

目玉焼きにチーズとベーコンを合わせるともうね

落ち着け!これは革命派の罠だ!

>>12
ピザ乙

ちなみにマスコミのねつ造報道が元なんだってさ

お好み焼きをおかずにご飯を食べればいいじゃない

ご飯をおかずにご飯を食べればいいじゃない

保育園に入れないのなら幼稚園に入ればいいじゃない

彼女がいなければ俺でいいじゃない

幼稚園は小学校前の3年しか入れねえじゃねえかとツッコミたい

ちなみにコレ全部ウソなんだけどなww

ここで言われるケーキってのが皆が想像するお菓子のケーキじゃなくパンケーキの事
要は手間暇がかかるイースト菌を使って作るパンじゃなく
小麦粉を水で溶いてフライパンで焼いて喰う安価なパンの事を指してる

次にそもそもマリー・アントワネットの言葉ではない
フランス革命後に財務大臣職に付いた人の言葉

モノ、人、時代
全てが間違ってるww

マジレス乙

これパンもケーキもなかったらどうするんだろうなとこの台詞を聞くたびに毎回思う

それを間違っているとこの時代の人は断定できないから面白いんじゃん

あれ?当時パン屋にはパンがなくなったらケーキをパンと同じ価格で販売しなければならないって法律があって
それを指した物であるが、そもそもマリーとは別人の貴族の奥方の日記に書いてあった文言でありそれをそれっぽく流用した
と聞いたが。まあてんででたらめって点では一緒か。日本の講談発祥のネタと似たような経緯で生まれたのかもな

パン税が高いから買えないのならケーキにすればパン税を免れるからとかそういう話だと思ってた

パンが無いって事は、ノーパンなんだよ
景気を食い物にしていた頃で、ノーパンってのは、バブルの頃にあったノーパンしゃぶしゃぶの事

つまり……

ぱんつくってんのか

これがフランス革命か

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