チョイス「森永ビスケット人気一位はあたしだっ!」マリー「えっ!?」 (118)

マリー「そ、そうなの?チョイスちゃんが一番人気なの・・・?」

ムーンライト「・・・」ザッシペラペラ

チョイス「まぁね!あたしが一番目立つ黄色だしね!」フンス

マリー「えぇ・・・でもお姉ちゃんも人気あると思うのね・・・?」モジモジ

ムーンライト「・・・」ザッシペラペラ

チョイス「えー?マリー姉はおっぱいデカいだけじゃん、ひとりだけ三枚入りだし」ムニュ

マリー「ひゃっ!む、胸の大きさは関係ないでしょ!」カァァ

ムーンライト(うるさい・・・)

マリー「で、でもね?お姉ちゃんもすごいのよ?紹介されるときはお姉ちゃんがセンターになること多いでしょ?」

チョイス「それは長女だからじゃん!別に人気だからとかじゃないよ」

マリー「そんな事言っちゃうの!?」ナミダメ

ムーンライト(マリー姉。私たち森永ビスケット姉妹の長女)

ムーンライト(おっとり系で地味。いわゆるゆるふわビスケット)

マリー「お姉ちゃんはやっぱり地味なのかしら、どうなのかな?ムーンライトちゃん?」ムニュ

ムーンライト(一人だけ三枚入り。胸が大きい)

チョイス「地味なマリー姉が人気な訳ないじゃん!一人だけ卵使ってないし」ケラケラ

マリー「卵使ってないのは関係ないでしょう!」

チョイス「いやーやっぱり違うって、こう・・・女としての深みが無いというかね?その点あたしは卵使ってるからね!」フンス

ムーンライト(チョイス。ちょっと外見が派手だから調子に乗ってる私の姉だ)

ムーンライト(活発で自由。いわゆるボーイッシュビスケット)

チョイス「な?ムーンライトもそう思うよな?どうしような!あたしが人気すぎてチョコボールとか売れなくなっちゃうよー」タハー

ムーンライト(うるさい。あとうるっさい)

マリー「でも、お姉ちゃんは人気なんてなくてもいいのよ。姉妹三人が仲良くできたら。そうでしょ?」ニコッ

チョイス「いや、あたしは人気欲しい。よそのお菓子と比べてもかなりランクが高い自信あるし」フンス

マリー「そんな事言っちゃうの!?自信過剰じゃない?大丈夫?よそに怒られたりするんじゃない?グリコさんとか明治さんとかに」オロオロ

チョイス「大丈夫!まぁよそのお菓子よく知らないけど」

マリー「よく知らないのにそんな大口叩いちゃったの!?大丈夫?私たち干されない?」

ムーンライト(ほかのお菓子か・・・)

ムーンライト「・・・じゃあ試してみる?」

マリー・チョイス「えっ?」

ムーンライト「・・・よそのお菓子を実際に買ってきて、私たちで食べてみる。それで誰が一番おいしいかどうか決めればいい」

チョイス「直接対決ってわけか!おもしれーじゃん!やろうぜ!」ワクワク

マリー「だ、駄目よ!どこそこのお菓子がおいしくないとかどっちが美味しいとか言っちゃうと角が立っちゃうでしょう?干されちゃうかもしれないのよ!?」オロオロ

ムーンライト「チョイスじゃないけど、私たちそこそこの人気はあるから干されないよ。マリー姉落ち着いて」

マリー「うぅ・・・在庫処分・・・ワゴンセール・・・」ガクガク

チョイス「よしっ!じゃあ適当に見繕ってくるから待ってろ!」バビューン

【プリッツ( サラダ、ロースト、トマト)】江崎グリコ

チョイス「ほら!買ってきた!食おうぜ!」ドサー

ムーンライト「グリコのプリッツ・・・有名どころ選んだね」

チョイス「ナイスチョイスでしょ?チョイスだけにwww」ドヤアアァァァ

ムーンライト(イラッ)

マリー「グリコさんといえばプリッツ、ポッキーよね」カサッ

ムーンライト「有名な企業の一つだけど、このプリッツは特にお土産での展開が幅広いよね」

チョイス「確かに観光地の土産売り場やサービスエリアでよく見かけるよな!」

ムーンライト「ご当地ジャンボプリッツ。それぞれの地域の名物を生かしたフレーバーのプリッツはおみやげに大人気」

マリー「そうよね!こんなに知名度の高いお菓子はそうそうないわよね!さすがグリコさん、さすがプリッツさんよね」ヨイショ

ムーンライト「名物ってお土産にしにくかったりするときがある」

マリー「確かにね、海産物がおいしいっていわれてもそれを職場や友達にお土産として配るのは難しいわね。そこで食べればおいしくても、残念ね」

チョイス「わかるわかる!あたしも札幌ラーメンを店で食ってうまかったからお土産で買って作ったけどそれはイマイチだったな」

ムーンライト「そういう名産をテーマにしたプリッツならお値段も手頃。箱も大きくて目立つし一本が大きなジャイアントプリッツだから配りやすい」

マリー「パッケージもカラフルで楽しくなっちゃうわね」ウフフ

ムーンライト「たこ焼き味、明太子や黒糖の王道から鮭や小倉トースト、八丁味噌なんかもあるみたい」

マリー「お味噌!?」

チョイス「そんなもんまでプリッツにすんのかよ!ゲテモノっぽくね?」ケラケラ

マリー「なんでそんな事言っちゃうの!?」

チョイス「まぁ今回はその辺のスーパーで見繕ったからふつうの味だけどな」

マリー「それでも三種類もあるのねー」

チョイス「いや、他にもゆるキャラの奴とかあったぜ。今回は買わなかったけど」

マリー「さすがはグリコさん、商品展開が幅広いわね・・・」

ムーンライト「サラダ、ロースト、トマトはプリッツの中でも基本となるフレーバー。おいしさ勝負をするなら妥当な選択」

マリー「ねぇ、やっぱり勝負とかするの?やめましょうよ。みんな違って、みんないい。それでいいじゃない」オドオド

チョイス「マリー姉は世間体気にしすぎなんだよー、いーじゃんプリッツがうまけりゃうまい。まずけりゃまずいで」ヘラヘラ

マリー「ぷ、プリッツがおいしくないわけないでしょ!」ガクブル

ムーンライト(マリー姉、余裕ないなぁ・・・)

ムーンライト「ただの姉妹がお菓子をおいしいおいしくないっていっても有名企業は怒らないよ、マリー姉。食べよう」カイフー

チョイス「そーそー食おうぜ!食おうぜ!敵ながらうまそうだな!サラダ味」カイフー

マリー「敵とか言わないの! でもそうよね、グリコさんは怖くない、おいしく食べましょう」カイフー

パリパリッ

ムーンライト「おいしい」モグモグ

マリー「安定のおいしさね・・・さすがはグリコさん」

チョイス「ぐぬぬ・・・」

マリー「ロースト味、表面についてるつぶつぶがおいしいわね。はい、ムーンライトちゃん、あーん」ウフフ

ムーンライト「い、いいよ。ふつうにちょうだいよ」テレー

チョイス「ぐぬぬ・・・」パリパリ

マリー「照れちゃって、かわいいムーンライトちゃん」ウフフ

ムーンライト「・・・そ、そのつぶつぶはシュガーコート。芳ばしい生地をサクサクに焼き上げて絶妙なバランスのシュガーコーティング。香ばしくて優しい味、それがプリッツロースト味」テレカクシ

マリー「うふふ」

チョイス「ぐぬぬ・・・」パリパリパリパリ

ムーンライト「どう?プリッツはチョイスにかなわないほどマズい?」

チョイス「ぐぬぬ・・・悔しいけど、おいしい」パリパリパリパリパリパリ

ムーンライト「当たり前。プリッツはグリコがみんなにおいしいっていってもらえるようにがんばって作ったお菓子。まずい訳ない」

チョイス「・・・そうだな、全国で愛されてるだけはあるってことか」

マリー「そうね、そしてそれは私たちも同じなのよね」

チョイス「それぞれの企業の努力の結晶、それがお菓子ってことか」

ムーンライト「そう。それにチョイスは周りと競おうとしなくても十分に人気がある、気にしなくていい」プイッ

マリー「ムーンライトちゃん・・・」ホロリ

チョイス「まぁな!それは最初から知ってたけどな!」ケラケラ

マリー「チョイスちゃん・・・」ハァ

ムーンライト(チッ)

しばらくして・・・

マリー「ふふんふ~ん♪」チョキチョキ

ムーンライト「マリー姉、なにしてるの?」

マリー「この間プリッツをみんなで食べたでしょう?今ね、キャンペーンやってるらしくてね。バーコードを二枚一口で応募すると、山下智久さんのオリジナルQUOカード(2000円分)が抽選で貰えるのよ」ウフフ

ムーンライト「ふーん・・・グリコは展開が幅広い」

マリー「いいわよね、山下智久さん」ウフフ

ムーンライト(あ、なんだこれ?)

 五分の一の確率で山下智久ではなく温水洋一のデザインになります。

ムーンライト(!?)



※実際のキャンペーンです

ムーンライト(できる企業は考えることが違うな)

チョイス「おい、ムーンライト!おやつにしようぜ!またよそのお菓子買ってきた!」

ムーンライト(結局、チョイスは自分の人気を主張していた)

ムーンライト(でもあれ以来よそのお菓子もきちんと食べておいしいとかイマイチとかきちんと自分で食べている、根拠のない自信にあふれていた前よりは成長しているみたいだ)

チョイス「おい、聞いてるのか?マリー姉も呼ぼうぜ、最近プリッツばっかり食べてたからな!マリー姉は」ヘラヘラ

ムーンライト「わかった。紅茶の準備してくる」

ムーンライト(姉妹三人でお茶する機会が増えたのは、まぁ嬉しい)

ムーンライト(きっと、こういう風に食べたほうがお菓子はもっとおいしくなるんだろう。最近、私はそう思うようになった)

ムーンライト(そして今日も姉妹の楽しいお茶の時間が始まる)





ムーンライト(しばらくして、マリー姉には温水洋一のQUOカードが届いた)

プリッツ編 おしまい

近所のスーパーにて

チョイス「暑い。9月になってからちょっと暑くなってくるとかどうなってんだよー!ビスケットは高温に弱いんだよー!」

ムーンライト( 暑苦しい奴だな)スタスタ

チョイス「ムーンライト、アイス買おうぜ。体内から冷やしていこうぜー」

ムーンライト「アイス・・・確かに今日は暑い、私も食べたい」

チョイス「よしっ!じゃあ何にするか見に行こうぜー!先についたほうが好きな奴選ぼうぜ」ビュン

ムーンライト(子供か)スタスタ

アイス売り場

チョイス「イチバーン!」ビシィ

ムーンライト(ネプチューンマンかよ)

チョイス「ハァハァ・・・全力で走ったからアイスよりポカリが飲みたい・・・」ゼェゼェ

ムーンライト「・・・馬鹿。あれ・・・あそこにいるのは」カクレル

・・・

店員「今日はお疲れさまでした、またよろしくお願いします」

マリー「いえこちらこそ、よろしくお願いします」ペコリ

・・・

ムーンライト( マリー姉・・・スーパーで何を・・・)

チョイス「ポカリうめぇー!」プハァー

チョイス「あれ?マリー姉じゃん、なにしてんだ。おーい!マr」モガモガ

ムーンライト(黙って)

マリー「あら?今、チョイスちゃんの声が・・・気のせいかしら」

ムーンライト(マリー姉、今日は用事があるっていっていた・・・スーパーに何の用事が・・・)

ムーンライト(このスーパーには森永ビスケットは置いて貰ってるし、営業にきてるとは思えないし。秘密の何かがあるのか・・・)

チョイス「ぷはっ!何だよ気になるのかよ、マリー姉に聞けばいいじゃん」

ムーンライト「内緒にされたらショックだし聞きにくい」

チョイス「もしかしてさっきの店員がマリー姉の彼氏なんじゃね?」ヘラヘラ

ムーンライト「は?」ギロ

チョイス「!?」ビクゥ

ムーンライト「マリー姉に男なんている訳ない。次、バカなこと言ったらお前を叩き割って一袋4枚入りのビスケットにする」

チョイス(こいつ怖ぇ・・・)

チョイス「でもどうするんだよ、あたしもマリー姉がなにしてんのかは気になるけどさー」

ムーンライト「尾行する」

チョイス「迷いが無いな・・・」

ムーンライト「もしもマリー姉が危ないことに巻き込まれてたら心配だから。これは必要行動」

チョイス「まぁ、心配なのはあたしもだけどさ。マリー姉はぼんやりしてるからな。優しいおっぱいでかいし三枚入りだし・・・」

ムーンライト(マリー姉は私が守る)

ちょっとスーパー行ってくる

チョイス「マリー姉はスーパーを出て行った後商店街へ向かってるっぽいな」

ムーンライト「結局スーパーではなにも買わなかったから買い物じゃなかった。私たちには内緒で何らかの行動をとっているとみて間違いない」

チョイス「マリー姉も子供じゃないんだから危ないことに首を突っ込むとは思えないけどなー」

ムーンライト「そう思う。でも巻き込まれやすいタイプ。断るのとか苦手」

チョイス「あー・・・それはあるな。ナンパとかキャッチとか断れないタイプだもんな」ヘラヘラ

ムーンライト「・・・マリー姉がナンパの被害に・・・!?」ギリッ

ムーンライト(例えば・・・・・・)

・・・
男「おねいさーん、君甘い匂いするねぇー、俺と一緒に遊ばなーい?」

マリー「や、やめてください」

男「おねいさん超巨乳じゃーん、おい早く車に連れ込め」ガバッ

マリー「いやっ!助けて、助けてムーンライトちゃん!」モガモガ

ブロロロロ

・・・

ムーンライト「あああぁぁぁぁ!」バンッ

チョイス「うお!なんだよ!急に大声出すなよ!」ビクッ

ムーンライト「マリー姉の貞操が・・・マリー姉の純潔が・・・!」ギリッ

チョイス(なんなんだよこの妹は・・・)

ムーンライト「マリー姉に誰かが近づいたら、とりあえず通報する流れでいこう」

チョイス「いかねぇよ!過保護か!」

ムーンライト「どうして?マリー姉の貞操を守るのが私たち姉妹の務めでしょ?」

チョイス「しらねぇよ!マリー姉の貞操はマリー姉に管理させろよ!」

ムーンライト「ワゴン車が近づいたらマリー姉が連れ去られる前にフロントガラスを何らかの方法でチョイスが砕く」

チョイス「砕けねぇよ、信頼が重いわ!おまえの中のシミュレーションどうなってんだよ。そこまで治安悪くねぇよ!」

ムーンライト「・・・・・・」ギリッ

チョイス(こいつはマリー姉の事になると見境なくなるな・・・)

ムーンライト「マリー姉が洋服屋に入っていった、追いかけよう」

チョイス「ちょっと待て、あたし今日はジャージなんだよ。とてもじゃねぇがあのおしゃれ空間には入れねぇ」

ムーンライト「誰もチョイスなんか見てないから問題ない」

チョイス「いや、あたしは森永ビスケットの中でも人気あるし、あんまり悪目立ちするのはなー」ヘラヘラ

ムーンライト「もういい。私一人で行く」ダッシュ

ドンッ

ムーンライト「いたた・・・すいません」

マリー「あれ?ムーンライトちゃん?」

ムーンライト「!?」

マリー「ムーンライトちゃんもお買い物?」ニコニコ

ムーンライト「う、うん。新しい洋服が欲しくて・・・」シドロモドロ

マリー「ムーンライトちゃんいつも青い洋服だものねぇ、たまにはお姉ちゃんみたいに赤とかチョイスちゃんみたいに黄色とか着てみる?」

マリー「こんなのどうかな?ふりふりだけどかわいいわよ」ニコニコ

ムーンライト「い、いや。私が赤着るとビスケット売り場に赤い箱二つ並ぶから・・・」シドロモドロ

マリー「なんで!?いや、別にパッケージの色は変わらないんだから大丈夫よ?」

ムーンライト「そっか、うん、そうだね・・・」ヘラヘラ

チョイス(あいつなんで動揺してんだ)

ムーンライト(マリー姉、普通にしてるけど。私たちに何か隠してるんだよね)

ムーンライト(仕事の事とか、キャンペーンのこととかちゃんと教えてくれて、隠し事なんてしないとおもってたのに)

ムーンライト(ちょっとショック・・・)

マリー「ムーンライトちゃん?どうかしたの?」

ムーンライト「えっ?いや、ちょっと考え事・・・・・・マリー姉何か買うか決まった?」

マリー「私はここじゃ服買えないのよ」ションボリ

ムーンライト「どうして?」

マリー「その、サイズがね・・・・・・大きいのが無いのよ。その、丈は良くても、胸が入らなくてね・・・・・・」カァ

チョイス「このおっぱいビスケットめ!」ガバァムニュムニュ

ムーンライト(!?)

マリー「ちょっと、チョイスちゃ・・・やめ・・・ひゃぅ」モミモミ

チョイス「あたしが揉んで小さくしてやる!しぼめ!」ヘラヘラモミモミ

チョイス(何動揺してんだよ、ムーンライト。様子おかしいからきてやったぞ)ヒソヒソモミモミ

ムーンライト(なんだかショック受けちゃって。ありがとう、会話続かなくなるところだった)ヒソヒソ

チョイス(これでも姉だからな。とりあえずマリー姉の秘密はまたにして今日はこのまま一緒に帰ろう)ヒソヒソモミモミ

ムーンライト(わかった。そうする)

チョイス(おう、あんまり気にするなよ)ヒソヒソモミモミ

マリー「・・・・・・ちょ、ちょいひゅちゃん・・・・・・もぉ、らめてぇ・・・」プルプル

今日はおしまい、続きはまた書く
みたい展開とか言ってくれたら使うかも

森永家

チョイス「暑い暑いー、扇風機つけるか」ピッ

マリー「私は夕飯の準備しようかしら」

ムーンライト「マリー姉、私も手伝う」

マリー「あら、いいのよ。チョイスちゃんと涼んでて」ウフフ

ムーンライト「大丈夫。マリー姉も疲れてる」

ムーンライト(手伝いながらそれとなく秘密を聞き出そう)

マリー「じゃあお願いしようかな」ウフフ

チョイス「マリー姉ー!麦茶入れてー」ダラダラ

ムーンライト(イラッ)

ムーンライト「マリー姉、ちょっと聞きたいんだけど」

マリー「どうしたの?改まって」

ムーンライト(それとなく、それとなく)

ムーンライト「今日、スーパーで何してたの?」

マリー「えっ?ムーンライトちゃん見てたの?」オドロキ

ムーンライト(しまった。直球すぎた)

ムーンライト「も、もしも私たちに内緒だったら無理に言わなくてもいいんだけど」シドロモドロ

マリー「うふふ、2人に内緒にする訳ないでしょう?あとで言おうと思ってたんだけれどね・・・こういうイベントをやるらしいの。これ告知のチラシだよ」スッ

ムーンライト「デコレーションビスケット大会・・・?」

マリー「ビスケットをチョコレートとかでデコレーションしてその出来を評価して大賞を決めるっていう趣旨なんだけどね」

チョイス「JKやJCはデコレーションとか大好きだからなー」ヒョイ

ムーンライト「今はデコレーション用のミニサイズのお菓子のセットなんかも売ってるらしい。でもなんでそれにマリー姉が?」

ハーバードは出てきますか?

>>46
ハーバードは販売終了したから・・・・・・

マリー「それでね、デコレーション用ビスケットに【マリー】を使わせてほしいっていってくださってね」ウフフ

ムーンライト「デコレーションビスケットには表面に凹凸が少なくてある程度大きなビスケットが適している。【マリー】はデコレーションビスケットには最適」

チョイス「マリー姉は凹凸ありまくりなのにな!おっぱいとか尻とかな!」ケラケラ

マリー「もぉ!チョイスちゃん胸の話ばっかりして、お姉ちゃん気にしてるんだからね?」

ムーンライト「ちなみに【チョイス】は表面に凹凸ありすぎでデコレーションするにはちょっと難しい。自由度が下がる」

チョイス「まぁ、それは仕方ないな。あたし自身がナイスバディなわけだから!」ケラケラ

ムーンライト「マリー姉、菜箸取って欲しい」

マリー「はい、菜箸」ウフフ

チョイス「・・・・・・オイィ!」

マリー「それで是非私にもゲストで参加してほしいっていってくださってね」ウフフ

チョイス「すげー!それでホイホイ参加するってわけか!」

マリー「なんだか言い方にトゲがあるわよ!?」

ムーンライト「でも、そういう風に声をかけてもらえるなんてマリー姉はやっぱり立派」ソンケイ

マリー「うふふ、やっぱり【マリー】が必要とされると私としては嬉しいものね。認めてもらったみたいで嬉しいわね」ウフフ

ムーンライト「みんな、マリー姉の頑張り認めてくれてる。イベントうまくいくといいね。私も見に行く」

チョイス「あたしも見に行くぞ!マリー姉の女体盛りが見られるんだろ?」

マリー「見られないわよ!?私はゲストで行くだけなんだから、それに女の子が女体盛りとか言わないの!」プンプン

チョイス「へーい」ヘラヘラ

ムーンライト(マリー姉の女体盛り・・・)ドキドキ

今日はおしまい
近所のスーパーで森永ビスケットがセールしててタイムリーだった
マリーうめぇ

デコレーションビスケット大会当日 ゲスト控え室

ムーンライト「遂にこの日がやってきた・・・!」ソワソワ

マリー「どうしてムーンライトちゃんがソワソワしてるの」ウフフ

ムーンライト「結構お客さんいた、マリー姉緊張しないの?私だったら、やばいレベル」

マリー「ムーンライトちゃんは人前にでるの苦手だもんね、私は姉妹の長女として人前にでる機会も多いから大丈夫よ」ウフフ

ムーンライト「マリー姉、すごい。それに引き換え、チョイスはふらふらとどこかて言ってしまった」

マリー「うふふ、いろいろ出し物もあったものね。気になるんでしょう」ウフフ

ガチャ

チョイス「いやー!いろいろ出し物やってるぞ!福引きもやってたぞ!一等は温泉旅行だと!」

ムーンライト「マリー姉はこれから出番なのに、チョイス騒がしい」ギロリ

チョイス「おー、マリー姉頑張ってな!あたしたちも客席でみとくぞ!」

マリー「うふふ、じゃあいってくるわね」ウフフ

デコレーションビスケット大会 ステージ前 客席

ムーンライト「まだかな」ソワソワ

チョイス「なに緊張してんだよ、ほら!ムーンライトも食えよ、フランクフルト!焼きそばとおこわオニギリ、ポテトも買ったぞ」ムシャムシャ

ムーンライト「なんでしっかり食事とってんの・・・軽食ですら無い」

チョイス「いや、しっかり食っておかないとマリー姉の応援に力が入らないからなー」

ムーンライト「そういうことなら私も貰う」スッ

チョイス「まぁマリー姉は審査する側なんだけどな」ムシャムシャ

ムーンライト「それでも応援する。気持ちは大事」モグモグ

ステージ脇
マリー「なんであの子たちしっかりご飯食べてるのかしら・・・」

司会者「多数の力作が揃いました、デコレーションビスケット大会!審査員は我が社の菓子売り場の担当者、特別ゲストとしてお料理教室の先生と、マリーさんにお越しいただきました」

ムーンライト「マリー姉だ、写真写真」モグモグゴソゴソ

チョイス(妹のカバンからものごっついカメラ出てきた)

チョイス「なんだよそのカメラ、武器みたいになってんぞ」ヒキ

ムーンライト「この日に為に森永本社に無理言って借りてきた」パシャパシャ

チョイス「・・・・・・あ、マリー姉喋るぞ」

マリー「ご紹介いただきました、マリーです。本日は【マリー】を使用したデコレーションビスケットの力作ぞろいでとても嬉しく思います。精一杯、審査いたしますのでよろしくお願いいたします」ペコリ

チョイス「流石はマリー姉、まったく緊張してないな。でも固すぎだっての、もっと気楽でいいんだよ」ケラケラ

ムーンライト「そんなことない。マリー姉、素敵」パシャパシャパシャパシャパシャパシャ

司会「ではまずはトップバッターの作品から審査していただきましょう!」

マリー「これは素敵ですね、チョコレートの配置と配色が絶妙でシックな印象を持ちながらも可愛らしさもあって──」

パシャパシャパシャパシャ

マリー「この作品もいいですね、全体的にポップで明るい印象で食べるのが勿体ないです──」

パシャパシャパシャパシャ

マリー「これはデコレーションビスケットの常識を覆す──」

パシャパシャパシャパシャ

マリー「とても可愛らしい──」

パシャパシャパシャパシャ

チョイス「パシャパシャうるせぇよ!何枚とる気だよ!」

ムーンライト「・・・・・・マリー姉の素敵さは例えば一億枚撮っても足りないレベル。それほどの美しさ」パシャパシャ

チョイス「そのくらいにしとけよ、マリー姉頑張ってるんだからちゃんと見てやろうぜ」

ムーンライト「・・・・・・いつも馬鹿してるチョイスにしては正論。ちょっとハメをはずしすぎた、マリー姉にも失礼。反省する」

チョイス「だろ?あとあたしに暴言吐いたのも反省しような」

ムーンライト「それは置いといて、マリー姉は普段ちょっとおっとりしてるのにこういう場ではしっかりしてて頼りになる」

チョイス「置いとくなよ。まぁ、なんだかんだで長女だしな、人前にでる仕事は任せっぱなしだし。マリー姉そういうところは頼れるからなー、家だとなーんか心配なところ多いんだけどな」

ムーンライト「きっと私たちに苦労かけないように外では頑張ってくれてる」

チョイス「そうだな、マリー姉のおかげであたしたちはそんな苦労しないですむんだな」

ムーンライト「もっと感謝するべき。私もチョイスも」

チョイス「違いねぇな、もうちょい家の手伝いしてやるか」ヘラヘラ

司会「それでは栄えある優勝は・・・エントリーナンバー1番のJKさん!優勝者にはお菓子の詰め合わせ五千円分とギフトカードが送られます!」ワーワー

マリー「おめでとうございます。これからもおいしくお菓子を召し上がってくださいね」ウフフ

司会「それではデコレーションビスケット大会、これにて閉幕です!では皆さん、ゲストのお二人と優勝者に惜しみない拍手を!」

パチパチパチパチパチ

ムーンライト「終わった。思ってたより作品のレベルも高かった」

チョイス「本当になー、たくさんビスケットみてたら腹減ったよな」グー

ムーンライト「私は相当おなかいっぱいなんだけど・・・どれだけ食べるの」

チョイス「でも実際、すぐにマリー姉のところにいっても仕方ないぜ。ステージは終わってもマリー姉はやることあるだろ」

ムーンライト「それも一理ある、ちょっと出し物回ってからマリー姉のところに行こう」

チョイス「そうと決まれば行こうぜ!唐揚げ串食いてぇなー」

ムーンライト「チョイスは食べ過ぎ」スタスタ

裏方

菓子売り場担当「マリーさん、今日はありがとうございました」

マリー「いえいえ、お役に立てたら嬉しいんですけど。あんな感じで良かったんでしょうか」ウフフ

担当「売上とかはまだ出てないんですが、思ったよりも盛況でしたからね。これなら十分成功です」

マリー「それなら私もお手伝いしたかいがありました」ウフフ

担当「それで、これ少ないですけど今日のお礼です」チャブウトウ

マリー「えっ?そんな、お金を頂くような事してませんから、受け取れませんよ」フルフル

担当「いえいえ、そういうわけにもいきませんよ、是非」

マリー「いえ、本当にお金なんて受け取るわけには・・・・・・あっ」

担当「どうしました?」

マリー「そちらは受け取れないのですが、もしよろしければお礼として頂きたいものがあるんですが・・・」

チョイス「唐揚げ串うめぇー!」ムシャムシャ

ムーンライト「チョイス見てるだけで胸焼けしてくる・・・・・・あ、マリー姉だ。終わったんだね」

マリー「チョイスちゃん!ムーンライトちゃん!」プルンプルン

チョイス「胸焼けっつーか胸揺れっつーか・・・マリー姉、おっぱい荒ぶるから走らない方がいいぞ」ムシャムシャ

マリー「またチョイスちゃんはそんなことばっかりいって・・・ダメよ?」

ムーンライト「マリー姉、かっこよかった。素敵だった」ソンケイ

マリー「ありがとうね、ムーンライトちゃん」ナデナデ

チョイス「しっかりしてて流石は長女って感じだったぞ」ヘラヘラ

マリー「二人とも今日はありがとうね、ご飯食べて帰りましょうか?それともおなかいっぱいかしら?」ウフフ

チョイス「やった!あたし牛角がいい!」

ムーンライト「私はスタバで十分かな・・・・・・」

マリー「その前にチョイスちゃん、これ行ってきてくれる?」スッ

チョイス「さっき話してた福引きじゃん!いいの?」

マリー「供のお礼の代わりに担当者さんに頂いたの。引きたかったんでしょ?何枚かあるからいっておいで」ウフフ

チョイス「じゃあ行ってくる!期待して待ってろよ!」ダッシュ

ムーンライト「もう、落ち着きがない姉だな・・・今日も食べてばっかりだったし」

マリー「でも私はチョイスのああいう明るくて自由に生きてるとこ好きよ。ムーンライトちゃんは嫌い?」

ムーンライト「・・・・・・嫌いじゃない。でも、チョイスには内緒にして、調子に乗るから」

マリー「うふふ、わかったわ」ウフフ

ムーンライト「それにしてもマリー姉、今日は素敵だった。私もマリー姉みたいになりたい」

マリー「あらあら、ムーンライトちゃんはそのままでも素敵よ」ウフフ

ムーンライト「そんなことない。マリー姉は私たち姉妹のためにがんばってくれてるんだなって思った。頼れる姉」

マリー「そう言ってくれるとお姉ちゃん嬉しいな、頼れるお姉さんになりたくてがんばってたところあるから」ウフフ

ムーンライト「そうなの?もしかして、辛い?」

マリー「やっぱり長女だから多少はね、私がしっかりしなくちゃとは思うわよ。でもそれがつらいと思ったことは一度もないわ」ウフフ

ムーンライト「手伝えることは何でもいって、私たちは姉妹だから」

マリー「そうね、じゃあ大変なときはお願いするわね」ウフフ

チョイス「おーい!何話してるんだー?」

ムーンライト「もっとマリー姉のお手伝いしようって話」

チョイス「なんだー、まぁやれることはやるから言ってよマリー姉」

マリー「ありがとうね2人とも、出来た妹でお姉ちゃんは嬉しいな」ウフフ

ムーンライト「出来た妹なんて、そんなことない」

チョイス「出来た妹なんて、当然じゃん。今更すぎるよマリー姉」ヘラヘラ

マリー「うふふ」ウフフ

チョイス「あ、これマリー姉に渡しとく。福引きの戦利品」スッ

マリー「そう言えば何か当たったの?」

チョイス「おう、一等の温泉旅行」ヘラヘラ

マリー・ムーンライト「!?」

チョイス「マリー姉のお疲れ会もかねて3人で行こうぜ!」

マリー「嬉しいけど、随分冷静なのね」ビックリ

ムーンライト「もっと調子に乗りそうなものだけど」

チョイス「なんだよ二人とも、だってあたしが出来た妹なのは当然だって言ったじゃん、ね?」ヘラヘラ



マリー姉とデコレーションビスケット編 おしまい

森永家

チョイス「マリー姉、携帯の充電器って持って行った方がいいよな?」

マリー「旅館では貸し出ししてないんじゃない?ないと困るから持って行ったら?」

チョイス「ほーい」

ムーンライト「マリー姉、カメラ持って行く?私も用意するけど」ヒョコ

マリー「荷物にならないし持って行こうかな、写真たくさん撮ろうね」ウフフ

ムーンライト「うん、たくさん撮る」ニコニコ

マリー(チョイスちゃんが福引きで当てた温泉旅行も目前と迫り、妹たちは楽しそうに準備しています)

マリー(私もそれは例外ではないわけで・・・)

マリー「温泉旅行、楽しみね」ウフフ

マリー(洗面用具、着替え・・・チョイスちゃんがきっとムチャして服汚すから少し多めに、あと念のため保険証)

チョイス「マリー姉、テニスするよな?マイラケット持って行く?」

マリー「テニス!?温泉旅行に行くのよ?」

チョイス「だからじゃん。テニスで汗を流して温泉でさっぱりするんだよ!」ヘラヘラ

ムーンライト「チョイスか松岡修造くらいだよ、そんな考えするのは」ボソッ

チョイス「おい、松岡修造さんをバカにするとわたしが許さねぇぞ!」

マリー「喧嘩しないの、ラケットは貸し出しの物で我慢しましょ?荷物になっちゃうからね?」ウフフ

マリー「ムーンライトちゃんは荷造り進んでる?」

ムーンライト「もう、済ませた。今から出発っていわれても問題ないレベル」

マリー「ムーンライトちゃん、楽しみにしてるものねぇ」ウフフ

ムーンライト「温泉旅行っていったことない。マリー姉と旅行行くのも久しぶり。嬉しい。一応、チョイスと一緒なのも嬉しいってことにしておく」

マリー(素直じゃないなぁ)ウフフ

チョイス「マリー姉!近くに川あるって!渓流釣りできるぞ!竿持って行く?どうする!?」ハイテンション

ムーンライト「・・・前言撤回したい」イラッ

マリー「まぁまぁ、チョイスちゃんも楽しみなのよ」ウフフ

ムーンライト「それはわかるけど。チョイスに合わせたら運動部の合宿になりかねない」

マリー「まぁ、それはちょっと否定できないかな」ウフフ

マリー「荷造りも大方出来たならご飯にしましょうか、たまには三人で外食しましょう。何がいい?」ウフフ

ムーンライト「サイゼリアがいいな、パスタが食べたい」

チョイス「あたし牛角がいい!」

ムーンライト「チョイス、いつも牛角じゃん。たまには私やマリー姉に譲ってよ」

チョイス「でもなぁ、牛角なら安心なんだよ。わたしを満足させる肉が出せるとわたしは信じている」

ムーンライト「何なのその牛角への信頼・・・」

チョイス「チョイスのチョイスに間違いはない!」キリッ

マリー「うふふ、チョイスちゃんだけにね。おもしろーい」ウフフ

ムーンライト「マリー姉!?甘やかしちゃだめだよ!」

ムーンライト「チョイスだけに。とかほとんど毎日言ってるんだから!」

チョイス「毎日は言ってねぇよ!まぁ、今日はムーンライトに譲るよ、サイゼリヤだっけ?荷造り手伝って貰ったしなー」ヘラヘラ

マリー「あら、手伝ってあげたの?ムーンライトちゃん優しいのね」ウフフ

ムーンライト「いや、それは・・・チョイスに任せたらゴミばっかり持って行くし、もうゴミ袋に入れた方がいいレベルだったから・・・」カァァ

マリー「ムーンライトちゃん!?照れ隠しにしても度が過ぎるわよ!?」

チョイス「まぁ、わたしひとりじゃまとまらなかったし、助かったよ。ありがとなムーンライト」ニッ

ムーンライト「・・・・・・別にいい」カァァ

マリー(なんだかんだで仲がいいのよね)ウフフ

今日はおしまい 次回、サイゼリヤ。
設定落として今日は寝る

マリー
やさしくておっとりしているゆるふわ系ビスケット
頼りない部分もあるが、妹たちにとっては頼れる森永ビスケット姉妹の長女
コミュニケーションスキルが意外と高い

公式キャッチコピー:やさしくひろがるミルクの味わい
イメージカラー:赤
悩み:おっぱいが大きいので服のサイズが限定される。ひとりだけ三枚入りなこと。

明日休みだし書いてく。その前に設定落とす

チョイス
元気いっぱいでやんちゃなボーイッシュ系ビスケット
自信家で冗談とスポーツが大好きな森永ビスケット姉妹の次女
よく食べてよく運動してよく食べる。

公式キャッチコピー:ふわっと香ばしいバターの味わい
イメージカラー:黄
悩み:自分の人気が高すぎるあまり姉妹の人気を食ってしまっている事(自称)。動いた後の飯がうますぎる事。

サイゼリヤ

カランカラーン

店員「いらっしゃいませ!何名様ですかー?」スマイル

チョイス「女ばっかりで3人です!」キリッ

ムーンライト「性別は聞かれてないよ、バカチョイス」

マリー「すいません。3人で禁煙席でお願いします」

店員「はい!ではこちらのお席へどうぞ!」スマイル

マリー「ムーンライトちゃん窓側がいいんじゃない?」ウフフ

ムーンライト「どっちでもいいよ。でも、マリー姉の隣がいい」ボソッ

マリー「あらあら、じゃあムーンライトちゃん窓際にどうぞ。お姉ちゃんは隣に座るわね」ウフフ

チョイス「ムーンライトー、いくらマリー姉が好きだからってなぁ?くくく、子供っぽいな!」ケラケラ

ムーンライト「マリー姉が居なかったとしても、ここに座る。チョイスの横は嫌」ムスッ

チョイス「嫌っ!?」ガーン

マリー「ほらほら、ケンカしないの。注文を決めちゃいましょう。はい、メニューよ」スッ

チョイス「サンキュー!でもあたし肉料理のページだけちょうだい」

マリー「そんな『新聞のテレビ欄だけちょうだい』みたいに言わないの、ちゃんとサラダも注文するのよ?」スッ

チョイス「うへー、生野菜かぁ・・・さて、なに食うかなー、肉肉ーっと」ペラペラ

マリー「はい、ムーンライトちゃんもメニューどうぞ」ウフフ

ムーンライト「ありがとう・・・パスタ食べたいけど何にするか悩む」ムムム

マリー(真剣に悩んで可愛いわねぇ)ウフフ

ムーンライト「でも、マリー姉はもう決めたの?」

マリー「お姉ちゃんは二人が決めてからでいいのよ」ウフフ

ムーンライト「そんなの良くない。一緒にメニュー見よ」クッツキ

マリー「あらあら、ムーンライトちゃんは優しいわね。ありがとうね」ナデナデ

ムーンライト「そ、そんなことない。姉妹なんだから誰かが我慢するなんておかしい」

マリー「うふふ、そうね。じゃあお姉ちゃんと一緒に見よっか」ウフフ

ムーンライト「うん。どれもおいしそう」

チョイス「なぁなぁ!マリー姉、ミックスグリルと煮込みハンバーグ両方食ってもいいよな!?」ワクワク

ムーンライト(イラッ)

ムーンライト(チョイスはほっておこう、いつものことだし。どうせラージライスも頼むんだ)

ムーンライト( 食べっぷりがいいのはいいことだと思うし、そこは嫌いじゃないけど。やっぱり恥ずかしい。だから隣はいや)

ムーンライト(さて、メニュー。期間限定はきのこのパスタ・・・やっぱり限定ものには弱いのは女子のサガ・・・気になる)ムム

ムーンライト(辛いのはやめておくとして、やっぱり大好きな卵は入れておきたい、となるとカルボナーラ・・・でもシーフードスパゲティも・・・)ムムム

ムーンライト(いや、きっとチョイスはサラダを食べない。そうするとマリー姉がきっとみんなで食べる為のサラダを頼む)ムムムムム

ムーンライト(取り分けサイズのサラダはシーフードかポーク。マリー姉がシーフードサラダを注文したとしたらシーフードがダブってしまう・・・)ウーン

マリー「・・・ムーンライトちゃん?そんなに悩むなら2つ頼んでお姉ちゃんと半分こする?」

ムーンライト「だ、大丈夫!ちょっと悩んじゃっただけだから」カァ

チョイス「いや、孤独のグルメみてぇな顔になってたぞ・・・まっ、食べきれなかったらあたしが食べてやっから好きなもん食べようぜ、二つでも三つでもな?」

ムーンライト「・・・大丈夫、ありがと。それより私はチョイスの食べっぷりが心配。あとでおなか壊さないでよね」

マリー「チョイスちゃんはいつもだから大丈夫よね」ウフフ

チョイス「へーきへーき!じゃあ店員さん呼ぶぞ?・・・すいませーん!注文いいですかー!」

ハーイ

ムーンライト「呼び鈴鳴らせばいいのに・・・」ハズカシイ

店員「お待たせしました!ご注文お伺いします!」スマイル

チョイス「えっとね、あたしはミックスグリルと煮込みハンバーグ。それとライスとラージライスとドリンクバー!・・・マリー姉達は?」

ムーンライト(ライスとラージライス!?)

マリー「私はシーフードグラタンを。それとあったかポークと半熟卵のサラダを一つ、それと取り皿を3つください」

マリー「それとこの娘にほうれん草のソテーを。あまりにお肉ばかりすぎるものね」ニコッ

チョイス「マリー姉!?わたしほうれん草なんかいいって!」

マリー「・・・栄養かたより過ぎなんだから。食べましょうね、チョイスちゃん」ニコッ

チョイス「ぐぬぬ・・・じゃあバター多めでお願いします・・・」

店員「はい!バター多めですね」スマイル

途中ID変わったけど俺です。設定落として風呂いってくる

ムーンライト
甘えん坊であり照れ屋だが人前では冷静さを保つツンデレ系ビスケット
キリッとしているようで取り乱しやすくが一定の常識はある森永ビスケット姉妹の三女
2人の姉が好き。特にマリーに対しての尊敬は愛が重いレベル。

公式キャッチコピー:ふんわりまろやかな卵の味わい
イメージカラー:青
悩み:マリー姉が素敵すぎて尊敬心が止まらない事。
チョイスにもうちょっとしっかりしてほしい事。
自分一人だけ商品名の表記がビスケットではなくクッキーになっている事。

なんかID変わるときあるからトリップつける

ムーンライト「私は、半熟卵のカルボナーラをお願いします」

店員「はい!以上でよろしいですか?」スマイル

マリー「はい、以上です」ウフフ

店員「ではしばらくお待ちください!」スタスタ



ムーンライト「ライスとラージライスって・・・」

チョイス「ん?ムーンライトもライスほしかったのか。じゃあ店員のねーちゃん呼ぶか?」

ムーンライト「いらない。なんでライスをだぶらせるの・・・恥ずかしい」

マリー「まぁまぁ、店員さんはそんなの気にしないわよー」ウフフ

ムーンライト「でもマリー姉・・・ライス二皿頼む女の子って・・・」ムゥ

マリー「ほら、ムーンライトちゃんあの人たちもライス2つよ」ウフフ

・・・

キモオタ1「ハンバーグうまいですぞwww」ハフハフ

キモオタ2「お主wwwそんな当然のこといわれても困る件www」コポォ
・・・

ムーンライト「・・・」

マリー「ねっ?きっと普通なのよ、だから喧嘩しないの、ね?」ウフフ

ムーンライト「・・・いや、チョイスの食い意地があれに匹敵してるってことになるんだけど」

チョイス「? よく食うのはいいことじゃねーか」ヘラヘラ

ムーンライト「・・・私が口出すことじゃないからいいけど。チョイスが調子に乗っておなか壊さなければ」プイッ

マリー(素直じゃないなぁ)ウフフ

チョイス「大丈夫だっての!出された料理は絶対に残さない、もったいねぇからな!」ヘラヘラ

ムーンライト「マリー姉は今日もグラタン。グラタン好きだね」

マリー「あれもこれも美味しそうで迷っちゃうのよ?でも結局グラタンになっちゃうの」ウフフ

ムーンライト「マリー姉らしいね」

チョイス「つーか、あれだけでよく足りるよなー。燃費悪そうな体してんのになー」ヘラヘラ

マリー「ね、燃費悪いってどういうこと!?」ガーン

チョイス「そりゃあ、なぁ?メロン的なものが2つあるだろ?・・・なぁムーンライト」ヘラヘラ

ムーンライト「私に振らないで」

マリー「チョイスちゃんはそればっかり・・・もうお姉ちゃんはお手洗いにいってきます!」プンプン プルンプルン

ムーンライト「あ・・・マリー姉拗ねちゃった。チョイスの馬鹿」

チョイス「にしても、どう思う?」ヒソッ

ムーンライト「懲りずに胸のことでマリー姉からかうのはバカだと思う」

チョイス「ちげぇよ! あたしじゃなくて、マリー姉のおっぱいの事だよ」ヒソッ

ムーンライト「・・・? なにが言いたいのかわからない」

チョイス「あそこのテーブルを見てみろ。あたしたちくらいの女が二人いるよな?なに食ってる?」

ムーンライト「・・・グラタン。もう一人はチキンかな。・・・結局なにがいいたいの?」

チョイス「よく見ろ。」

・・・

貧乳地味娘「今週NARUTO休載で私のサスケが見れなかったわー」チキンパクパク

巨乳メガネ娘「ハンタも休載再開しちゃったねー」グラタンモグモグ

・・・

チョイス「グラタンを食ってる方が胸がデカい」キリッ

ムーンライト「・・・」

チョイス「おい、真顔はやめろ」

チョイス「あたしは気がついた、おっぱいには乳製品だと言うことに」キリッ

ムーンライト「・・・くだらない。たまたまだよ。それによく言う牛乳飲むと胸が大きくなるっていうには根拠がないらしいけど」

チョイス「と思うだろ?実はもう一つ仮説がある」キリッ

ムーンライト「ねぇ・・・ドリンクバー取ってきたら?」

チョイス「頼むから面倒臭そうにするのやめてくれ。・・・もう一つの仮説、それはタマゴ好きは貧乳ということだ!」キリッ

ムーンライト「叩き割って・・・四枚入りにする」ガタッ

チョイス「ま、待てって・・・聞けって!これはおまえのためでもあるんだって」

チョイス「ボールペンボールペン・・・あった。いいか?うちの姉妹のおっぱいステータスはこうだ」カキカキ

マリー姉→バレーボール
チョイス(あたし)→ソフトボール
ムーンライト→フリスビー

ムーンライト「・・・そこまで平らじゃない」プルプル

チョイス「好きな食べ物はこう」カキカキ

マリー姉→ミルク、乳製品
チョイス(あたし)→肉、米とか
ムーンライト→タマゴ

チョイス「ミルク好きのマリー姉は巨乳、どっちでもないあたしは普通乳、卵スキなムーンライトはお察し乳。なかなかの仮説じゃないか?」ドヤァァ

ムーンライト「・・・」カチャ

チョイス「おいおい、まだ料理来てねぇんだからフォーク握るのはえぇよ。・・・あれ、なんでわたしのほうn」ブスッ

マリー(お手洗い混んでたわね・・・)

マリー(あの二人些細なことで言い合うから喧嘩になってないといいけど・・・)

マリー「ごめんね、お手洗い混んでて」プルンプルン

ムーンライト「・・・」ムスッ

チョイス「手の甲が・・・」プルプル

マリー「遅かったわね・・・もう、もしかしてこのメモ書きが原因なの?」ヒラッ

マリー姉→バレーボール

マリー「もう・・・チョイスちゃん?ちょっとお姉ちゃんは味方できないなぁ・・・なんでかわかるよね」

チョイス「おう・・・悪い、マリー姉」プルプル

ムーンライト「・・・私にも」プクー




風呂いってくる

チョイス「悪かったよ、そうだ!メロンソーダ好きだろ?ちょっと飲ませてやるから、な!じゃあドリンクバー行ってくる!」ズサー

マリー「・・・困ったお姉ちゃんねー」ウフフ

ムーンライト「本当にそう、マリー姉みたいに優しかったらいいのに」プクー

マリー「でもね、チョイスちゃん言ってたわよ・・・」

・・・
数日前

チョイス「マリー姉、おっぱいってどうやったらでかくなんの?」直球

マリー「え、なんなの・・・新手のセクハラなの?」

チョイス「ちげぇよ!いやな、さっきムーンライトが脱衣所でバストアップ運動しててさ、まぁ・・・あいつ胸無いの気にしてるからなんかしてやれたらなとおもってなー」ヘラヘラ

マリー「そうね・・・特にアドバイスは出来ないかな、ごめんね。あと脱衣所は覗かないであげてね」ウフフ

チョイス「アドバイスに関しては了解!じゃあこっちで調べてみるわ、出来るアネキはつらいわー」ヘラヘラ

・・・

ムーンライト「・・・」

マリー「だからチョイスちゃんのこと嫌いにならないであげてね?」

ムーンライト「私も謝る。フォークで手の甲突き刺したから」

マリー「そうね、二人ともちゃんとごめんなさいができてお姉ちゃん嬉しいな」ウフフ

ムーンライト「貧乳って言われてカッとなった。でも私のためにやってくれたなら、私はチョイスを怒れない。なんだかんだで大切なお姉ちゃんだし」

マリー「ムーンライトちゃん・・・」ニコニコ

ムーンライト「・・・今のは内緒」プイッ

チョイス「メロンソーダだぞ!ムーンライト!これで泣き止め、な?」ズサー

ムーンライト「泣いてない!・・・あと、私もフォークで刺してごめん」

チョイス「おう!じゃあお互い様ってことで、この話は終わり!な!」ニコッ

ムーンライト「わかった」コクン

マリー「うふふ・・・二人ともきちんと仲直りしてえらいよーお姉ちゃん嬉しい!」ナデナデ

チョイス「へへっ、やめろよマリー姉」ヘラヘラ

ムーンライト「あとね、チョイス。マリー姉から聞いたんだけど」

チョイス「おう!何聞いたんだ?」

ムーンライト「何日か前、私がお風呂はいってる時、脱衣所覗いたでしょ?」プクー

チョイス「えっ!?ちょ、マリー姉!?何で言うの!?」

今日は終わり、そのうちまた書く
思ったよりファミレス編すすまねぇ・・・

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