モバP「[冷暖房担当]白坂小梅」 (22)

ちひろ「あの、プロデューサーさん。」

P「なんですか?」カタカタ

ちひろ「なんで小梅ちゃん膝に乗せて仕事してるんですか?」

P「暖を取るためですけど?」

ちひろ「は?」

P「いや、寒いなーって時に抱き締めるとですね。」ぎゅーっ

小梅「ば、爆発…しちゃう…///」

P「小梅から熱が発せられるんで、その熱で暖を取ってるんですよ。」

ちひろ「は?」

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P「爆発する、とか言うんで、もしかしたらと思って試したらこれが意外とよくてですね。」

ちひろ「小梅ちゃん体温低そうですけど。」

P「いやいや、抱き締めれば暖かくなるんですよ。」ぎゅっ

小梅「う、ううぅ……///」

P「しかも可愛い。」

ちひろ「可愛いですね。」

ちひろ「って、そうじゃありません!」

P「え?」

ちひろ「何アイドルにセクハラしてるんですか!」

P「セクハラなんですか?」

ちひろ「当たり前です!」

小梅「ち、ちひろさん…」

ちひろ「小梅ちゃんも、嫌なら嫌って言っていいのよ?」

小梅「あ、あのね…べ、別に、嫌じゃ…ないよ…///」

P「小梅ぇぇ!」ぎゅっ

小梅「えへへ…///」

ちひろ「あー熱いですねー暖房効きすぎですねー」

ちひろ「とりあえずそういういかがわしいことはやめてください。」

P「えー…」

ちひろ「エアコンも使っていいですし、使い捨てカイロも用意してありますから。」

P「でもなあ…」

ちひろ「なんですか?」

P「小梅を抱き締めると体だけじゃなくて心も暖かくなって仕事も捗るんですよねぇ。」

ちひろ「じゃあ仕事増やしますよ。」

P「ごめんなさい。」

P「と言うわけで小梅、膝から降りてくれるか?」

小梅「え…?」

P「ちひろさん的にはこういうのダメらしいし。」

ちひろ「私に限らず社会一般でダメです。」

小梅「で、でも…寒いよ…?」

P「仕方ないからカイロで我慢するよ。」

小梅「そ、そうじゃ、ない…」

P「え?」

小梅「わ、私も寒いから…暖めて…?」ぎゅーっ

P「そうだよなあ!一緒に暖まろうなあ!」ぎゅーっ

ちひろ「あーもう暑苦しい…」

ちひろ「私だからいいものの、他のアイドルが見てたらなんて言い訳するんですか?」

P「え?だから暖を取ってると

ちひろ「納得すると思います?」

P「納得も何も事実ですし…な?小梅?」

小梅「うん、そう、だよ…?」

ちひろ「じゃあ机の下にいる輝子ちゃんに聞いてみましょうか。」

P「げっ、輝子今日もいたのか。」

輝子「い、いたぞ…?親友は小梅しか、見てなかったから、気づいてなかったけどな…」シューン

P「どうしよう、すごく胸が痛む。」

ちひろ「輝子ちゃん?プロデューサーさんは小梅ちゃんで暖を取ってただけだから、いじけちゃだめですよ?」

輝子「い、いじけてなんか、ないぞ…!」オロオロ

輝子「き、昨日は私、だったしな…」

ちひろ「……え?」

P「あっ」

ちひろ「輝子ちゃん、どういうこと?」

輝子「え?昨日のプロデューサーの暖房係は、私だったぞ?」

ちひろ「…えっと、小梅ちゃんみたいに抱き締めてもらってたの?」

輝子「そういう暖房だから、な…。」

ちひろ「プロデューサーさん…」ジトーッ

P「だって暖かいんですもん。仕方ないじゃないですか。」

ちひろ「はあ…小梅ちゃんだけでなく輝子ちゃんまで…」

小梅「ちひろさん…」

ちひろ「どうしたの?」

小梅「それなんだけど…」

ガチャ


幸子「プロデューサーさん!カワイイ上に暖かいボクが帰ってきましたよ!さあ存分に暖めてあげます!」

ちひろ「もしかして…」

輝子「幸子も、暖房係、担当してる…ぞ?」

ちひろ「まあ、そうなりますよね。」

幸子「ちょっとプロデューサーさん!何で小梅さんを乗せてるんですか!今日の当番はボクですよ!」

P「だって寒いのに幸子いねえんだもん。」

幸子「まったく、ボクが帰ってくるまで待つこともできないんですか?」

P「だって小梅が抱き締めてほしそうにこちらを見ていたんだぞ?俺は悪くない。」

小梅「そ、そうだよ幸子ちゃん…誰も、悪くない…よ?」ぎゅーっ

輝子「小梅、あんまり、あおるな…」

P「まあまあ、本来なら明日の当番が小梅だし、幸子には明日お願いするよ。」

幸子「まあ、それなら許し…って!明日はオフじゃないですか!!」

P「じゃあ明後日!明後日で!」

輝子「あ、明後日は、私が、当番じゃ、ないのか…?」

P「え、あ、えーと、じゃあ…」

ちひろ「道理で最近外回りしないでデスクワークばっかりなんですねぇ。」

小梅「ね、ねえ、今日は、とっても寒い、よね…?」

P「え?まあ、そうだな?」

小梅「わ、私だけじゃ、暖められない…」

小梅「だ、だから…みんな、一緒とか…どう…?」

P「……小梅!お前何言い出すんだ!!」

小梅「ひぅっ…!あ、ご、ごめ

P「最高じゃねーか!!」


P「あ゛ー、あったけぇ゛ー」

幸子「ちょっと輝子さん!こっち寄りすぎです!」

輝子「フヒヒ…小梅も、親友も、暖かいから寄っても仕方ない…」

小梅「みんな一緒…えへへ…」

P「あ゛ぁ~、冬はええのぉ~」

ちひろ「見てるだけで暑苦しいですね…」

P「いやぁ、小梅が3人まとめてって思い付いたおかげて俺は身も心もポッカポカだよ。」

小梅「それ、私が考えたわけじゃ…ないよ?」

P「そうなのか?」

小梅「うん……あの子も、仲間に入りたがってた…から…」

P「…えっ?」

小梅「今も…プロデューサーに抱きついて、楽しそうにしてる…」ニコニコ

P「」ゾワッ

終わりです。
HTML化依頼出してきます。

おつ

高垣「冷房」
矢口「担当と聞いて」

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