ココア「私の友達と妹たちが可愛すぎて辛い」 (196)

ココア「チノちゃんもふもふ♪」

チノ「や、やめてください」

ココア「えー…なんで?」

チノ「恥ずかしいです」

ココア「恥ずかしがるチノちゃんも可愛い♪」

チノ「うう…」カァァ

ココア「赤くなってるチノちゃんも可愛いなあ」

チノ「ううううう…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1449985451

ココア「はいチノちゃん、あーん」

チノ「私は子供じゃありませんから」

ココア「でも私の妹だよ?」

チノ「妹でもないです」

ココア「お姉ちゃんにそんなつんつんしなくていいのに」

チノ「ココアさん聞いてるんですか?」

ココア「ほら、あーんして?」

チノ「…あーん」

ココア「よしよし、いい子いい子!」ナデナデ

チノ「…むう」

ココア「ご飯食べたあと、一緒にお風呂はーいろ!」

チノ「一人で入れますので結構です」

ココア「お姉ちゃんが洗ってあげるから、ね?」

チノ「結構です」

ココア「じゃあ背中流してあげる」

チノ「もう、いいって言ってるじゃないですか」

チノ「しつこいですよ」

ココア「ご、ごめん」ショボ

チャポン…


チノ(全く、最近のココアさんは…)

チノ(私のことを子ども扱いしすぎです)

チノ(でも、さっきのお風呂の誘いの断り方はマズかったでしょうか…)

チノ(あとでちゃんと謝っておきましょう)


ガチャ


ココア「ごめんね、やっぱ入りたくなっちゃった…」

チノ「…」

ココア「怒ってる…よね」

チノ「…別に怒ってません」

ココア「本当!?チノちゃん大好き!」ギュゥ

チノ「ちょ、ここお風呂場ですよ!」

チノ(結局洗ってもらうことになりました…)

ココア「背中、もうちょっと強くするね?」ゴシゴシ

チノ「は、はい」

ココア「次は、お尻だよー」

チノ「お、お尻くらい自分で洗います!」

ココア「お姉ちゃんに任せなさい!」キリッ

チノ「そんなところで姉オーラをフル活用しないでください!」

ココア「優しく洗うから、ね?」

チノ「や、やめ…ひぁっ」

ココア「すべすべだね、チノちゃんのお尻」ナデナデ

チノ「な、なんで手洗いなんですか…」

ココア「どうだった、チノちゃん?」

チノ「ヘンな感じがしました…」

ココア「じゃあ今度は私のことも洗ってくれる?」

チノ「…は、はい」

チノ「こんな感じ…ですか?」ゴシ

ココア「チノちゃんの力加減でいいよ」

チノ「分かりました」

チノ(ココアさんの体に間接的ですが触れています…)

ココア「前も洗ってほしいなー…」

チノ「!」

ココア「ダメかな?」

チノ「…ダメじゃないです」

ココア「じゃあ、お願いします♪」クル

チノ「はい……」

チノ(…どこに目をやったらいいんですか…)カァァ

ココア「チノちゃん顔真っ赤だよ?」

チノ「ちょっと熱いだけです」

チノ(…やっぱ無理です…)

チノ(こんなことしちゃいけないような気がします…)

チノ(でも…やるといった以上…)

チノ「こ、こうですか…」ゴシゴシ

ココア「んっ…そう、そこらへん撫でて…」

チノ(こ…ここは胸ですけど…)

チノ「…」ゴシ

ココア「ぁっ…」ピク

チノ「…」ゴシゴシ

ココア「ひゃんっ…」

チノ「いちいち変な声出さないでください!」

――― チノの部屋


チノ(…散々でした…)

チノ(ココアさんのせいでこれから一緒にお風呂入りづらいです)

チノ(……)

チノ(胸の感触がまだ残ってます…)

チノ(……ココアさんがいけないんです…)

チノ「…」サワ

チノ「ここあ…さん…」サワサワ



ココア「チノちゃん一緒に寝よー!」

チノ「うわぁっ!?」ビクッ

ココア「あれ、どうしたのチノちゃん、毛布に包まって」

チノ「な、何でもないです…」

チノ(危なかった…)

すいません席を外します
すぐ戻ってきます…

チノ「というか何しにここに来たんですか?」

ココア「なんか怖い話でもしようかなって?」

チノ「しなくていいので早く寝てください」

ココア「もしかして、チノちゃん怖がりさん?」

チノ「…別に怖がってなんかいませんが」ムスッ

ココア「じゃあ大丈夫だね」

チノ「ええ、話しても構いません」

チノ「その代わり、話した後は戻って寝てくださいね」

ココア「はーい!」

~~~~~~~~~~~~~~


ココア「…で、その女の人はお金を求めて彷徨い続けたんだって…」

チノ「」ガクガクブルブル

ココア「はい、おしまい!」

ココア「明日は休みだから、ゆっくり寝られるね」

ココア「チノちゃんもゆっくり…」

チノ「あ、あの」

ココア「んー?」ニコニコ

チノ「い、一緒に寝てあげても、かか構いませんけど」


ココア(涙目チノちゃん可愛い…)

ココア「えー、でも」

ココア「チノちゃんさっき話した後は戻って寝てって言ってなかったっけ?」

チノ「うううっ…」

ココア「チノちゃんの邪魔になっちゃいそうだから、もど…」

チノ「ねてくださいっ」ガシッ

ココア(はわああああああああああ)

ココア「チノちゃん、怖かったんだね…」ナデナデ

ココア「いいよ、今日はお姉ちゃんと一緒に寝ようか!」

チノ「…」コク

――― ココアの部屋


ココア「チノちゃんベッドの中においで~」

チノ「…」モゾモゾ

チノ「…」ガシッ

ココア(私の裾を握ってるチノちゃん…)

ココア(おっと、いけないよだれが…)ジュルリ

ココア「チノちゃん今日は甘えん坊さんだね」

チノ「ココアさんの怖い話のせいです…」

ココア「そんなに怖かったの?」

チノ「…」コク

ココア「チノちゃん可愛いー!!」ギュウウウ スリスリ

チノ「ひゃうううっ」

ココア「なんだか眠くなくなっちゃった」

チノ「私もです」

ココア「ちょっとだけ何かしようか」

チノ「いいですけど、何かって何をするんですか?」

ココア「怖い話」

チノ「やっぱり寝ます」

ココア「ごめんごめん!」

ココア「じゃあお喋りとかどうかな?」

チノ「じゃあ、それにしましょう」

ココア「私がここに来て、もう一年くらい経つね」

チノ「そうですね」

ココア「私ね、ここに来て毎日が楽しいって思ってるよ」

ココア「(かわ)いい友達と妹たち、色々な人に囲まれて、楽しくない方がおかしいよね」

チノ「…」

ココア「因みに、その輪の中で私が一番会えてよかったって思う人は」

ココア「チノちゃんだよ」ニコッ

チノ「…そうですか」カァァ

ココア「いつか、チノちゃんと一緒に暮らして、一緒に働けていけたらいいな」

チノ「ココアさん、それ」

チノ「今とあんまり変わってませんよ」クスッ

ココア「あ、そっか」

ココア「じゃあ…」

ココア「…チノちゃんと結婚しちゃう、とか?」

チノ「結婚!?」

チノ「けけけ結婚なんてまだ早いですよ!」

ココア「もしもの話だよ?」

ココア「チノちゃんは…私のことどう思う…?」

チノ「私ですか…?」

チノ(…私も、正直に気持ちを伝えるべきでしょうか)

チノ「わ…私も…」

チノ「こ、ココアさんに…」

チノ「会えてよかったと思ってい…」


ココア「」ZZZ

チノ(…寝てしまいました…)

チノ「…」

チノ「おやすみなさい、ココアさん」ギュッ

チュンチュン


チノ「ん…」

チノ「ココアさん、朝です」

チノ「いくら休みだからって寝ていてはダメですよ」

チノ「ココアさん」ユサユサ

ココア「……」

ココア(このまま寝たふりを続けてみようかな)

チノ「…起きてください」

ココア「ぐー…」

チノ(…かくなる上は…)

チノ「ココア…お姉ちゃん…」

ココア(!!)

ココア「今お姉ちゃんって呼んだねっ!!」ガバァ

チノ「よ、呼んでません」

ココア「私起きてたからばっちり聞いてたよっ!!」

チノ「…」

チノ「…もしかして、起きててわざと反応しなかったんですか?」ゴゴゴ

ココア「えと…あ、あははは」

ココア「許してチノちゃん」

チノ「…」モグモグ

ココア「寝たふりしてすいませんでした」

チノ「…」モグモグ

ココア「お願い許してよぉ」

チノ「…」モグモグ

ココア「何でもするから!」

チノ「…」ピク

ココア「え…」

チノ「今何でもするって言いましたよね?」

ココア「いや、その」

チノ「…じゃあ、あーんしてください」

ココア「チノちゃんからあーんしてもらえるの?」

チノ「はい」

チノ(…あーんがどれだけ恥ずかしいか)

チノ(その身を持って味あわせてあげます)

チノ「あーん」

ココア「あーん♪」モグモグ

ココア「チノちゃんのあーんでご飯がもっと美味しく感じるなぁ」

チノ(効いてない!?)

チノ「も、もう一度です!あーん」

ココア「あーん」モグモグ

チノ「もう一回です!」

ココア「はいはい、あーん♪」

ココア「チノちゃん、もう私のご飯全部食べさせてもらっちゃった」

チノ「うううっ…!」

ココア「いい妹を私は持ったなぁ」

チノ「ち、違いますっ!」

チノ(こんな筈ではなかったです…)

チノ(…私もさっさと食べてしまいますか)

チノ(……ちょっと待ってください)

チノ(スプーンをあーんに使ってしまいました)

チノ(これじゃあ私が食べる間は間接キスということに…っ!)

ココア「チノちゃん、食べないの?」

チノ「た、食べます」

ココア「私があーんしてあげようか?」

チノ「別にいいですから」

チノ(やってしまいました…)

チノ(ココアさんからは一回で終わるのでそれほど気になりませんでしたが)

チノ(まだ私のご飯は残ってます…何口もココアさんと…)ジッ

チノ(って私は何を考えているんですか!!)ブンブン



ココア(チノちゃんさっきからご飯見つめたり首振ったりして見てて飽きないなあ)

チノ「あの…先に着替えを済ませてきては…」

ココア「チノちゃんが食べ終わるまで待っとくよ」

チノ「…ありがとうございます」

チノ(あまり考えないようにすれば、大丈夫ですよね)

チノ「…」モグモグ

ココア「…」ニコニコ

チノ「わ、笑わないでください」

ココア「ごめんね、嬉しくって」

チノ「何がですか」

ココア「チノちゃんと間接キスしてることが、だよ」

チノ「へ…」カァァァ

ココア「もしかして意識してくれてた?」

チノ「い…意識なんてしてないです…」

ココア「ホントかなあ?」ズイッ

チノ(顔が近く…ココアさんの香りが…)

ココア「私は意識しちゃってるよ」

ココア「チノちゃんと間接キスしちゃってるんだって」

チノ「…わ…」

チノ「私もしてました…」

ココア「してくれてたんだ…」

チノ「は、はい…」

ココア「…ねえ、チノちゃん」

ココア「私と直接、してみる?」

チノ「!」

ココア「私は、いいよ」

チノ「…」

チノ「…してみたいです」

ココア「…じゃあ、ソファーに座ってもらえるかな」

チノ「は、はい」

ココア「目、閉じて」

チノ「…」ギュッ

ココア「いくよ…」

ココア「ん…」チュッ

チノ(これが…ココアさんのキス)

チノ(すごく、甘くて…とろけそうです)

ココア「ぺろ…ちゅぱ……」

チノ「ちゅ…ん……」

ココア「ひのひゃん、ひのひゃん」

チノ(舌が入って…っ)

ココア「ん…じゅる………れろれろ…ぺろ…」

チノ「ひぅ……じゅる、ちゅ…」

ココア「にゅる…」

チノ「んはぁっ、はぁっ、はぁ」プハァ

ココア「はぁ、はぁ…ちのちゃん、私…」

チノ「こ…こあ…さん…」

顔が紅潮して、息が乱れてうまく言葉が出てきません。
気づけばココアさんからソファーに押し倒されていました。


ココア「チノちゃん…わたしもっとこの先したいな…」

チノ「わたし、もっ…ココアさんと…し、したい…です…」


私の体はココアさんを受け入れていました。
今お姉ちゃんと呼んでも…全く違和感がないくらいです。
そしてココアさんは私の胸に手をかけ…
私たちの関係を今まさに崩そうとしたその瞬間…




ドアが開きました。


ココア「えっ…」

チノ「あっ…」

タカヒロ「」


お父さんは暫くの間気絶してまいました。
幸い何故倒れたか覚えてないそうなので良かったですが、私たちはそれを説明するのにかなり苦労しました。

ココア「…」

チノ「…」

ココア「…昼からのお店の準備、しよっか」

チノ「…そうですね」

ココア「…続きは、夜しよっか」

チノ「…はい」

ココア「ようし、張り切って準備しちゃうぞぉ!」

チノ「店内で走らないでください!」


チノ編終わり

リゼ編
シャロ編
千夜編
マヤメグ編
モカ編

のうちリゼ編を現在進行形で執筆真っ只中です。

チノ編はこれにて終わりです
各編かなり短いかもしれませんが多めに見てください(土下座)

スレタイ的にモカがあるとは思わんかった
期待


モカ編終わったら青ブルマ編も...

同一世界のココアハーレムなのか
別世界の一対一なのか
どちらでも期待!

夜編が足りないんだが?

ヤンデレ編はありますか

どうも。
用事から帰ってきたらもう少し進めてリゼ編投下します
返信も帰ってきてから一段落ついてします

リゼ編はかなり百合百合要素含まれておりますので
ちょっと生々しいというかなんというか
R指定だと思います

>>42
ここだけ
モカ「私の妹が可愛すぎて辛い」
になりますね


>>44
ほんのちょっとだけ期待をお願いします


>>45
一応同一なんですけど…修羅場にはさせたくないですね


>>49
時間があれば…


>>50
ヤンデレを書くのは(私には)難しいです
こちらも時間があれば…



その他の方も有難うございますです

リゼ編


ココア「チーノちゃーん」モフモフ

チノ「今は仕事中ですよ、ココアさん!」

チノ「仕方のない姉ですね…」クス

リゼ「…」

リゼ(なんか、こう)

リゼ(ココアがチノにべったりなところを見ると)

リゼ(…ドロリとした感情が出てくる)

リゼ(チノも満更でもなさそうだし…)

リゼ「…」ボー…


ココア「…」チラッ

ココア「リゼちゃん?おーい」

リゼ「…ん?」

ココア「どうしたの、なんかポケーっとしてるよ」

リゼ「そうか?」

ココア「何かいつものリゼちゃんじゃないみたい」

リゼ「いつもの私ってどんなのだよ」

ココア「殺気振りまいてるとか、拳銃構えている、とか?」

リゼ「そんなこと普段してないし、私に聞くな」

ココア「もしかして、熱があるとか?」

リゼ「そんなことはないと思うが…」

ココア「チェックするから、おでこ出して?」

リゼ「え?」

ココア「もう、リゼちゃんたら…」

ココア「私が計ってあげる!」コツ

リゼ「なっ…なにして…」

リゼ(お…おでこ同士で当たって…

リゼ(近いっ…)カァァ

ココア「あれ?リゼちゃんのおでこ熱いよ」

リゼ「違う、これは…」

ココア「もしかして、本当に熱があるのかも…」

ココア「ちょっと待ってて、体温計持ってくるから!」タタタ

リゼ「お、おい!」

リゼ(行ってしまった…)

リゼ(…熱いのはココアのせいだろ…ってあれ…?)

リゼ(床がぐにゃりって曲がって見え…)

リゼ(…あ…これヤバいやつだ…)バタッ



……


「…ちゃん……りぜちゃ…」

「りぜさん…!」

リゼ(………)

リゼ(ココアの声…それにチノの声も…)

リゼ「ん…」

ココア「リゼちゃんっ!?」

リゼ「あれ…私…」

ココア「うっ…ビックリしたよ…」グス

チノ「床に倒れてたので、ココアさんの部屋に運ばせてもらいました」

チノ「暫く安静にしててくださいね」

リゼ「ああ…分かった」

ココア「心配したんだよ、リゼちゃんに何か起きたらどうしようって…」ウルウル

リゼ「泣くほどそんなに心配したのか?」

ココア「当たり前でしょ!親友だもんっ!」

リゼ「…ありがとう…だがもう大…」

リゼ「げほっげほっ!」

チノ「リゼさん!?」

リゼ「…いや、大丈夫だ…」クラクラ

ココア「リゼちゃん、無理しちゃダメ!」

ココア「チノちゃん、一回お店閉めた方がいいかも…」

チノ「そうですね…ココアさん、リゼさんと一緒にいてください」

チノ「私はお粥やタオルの準備などをしてきます」

ココア「うん」

リゼ(…私のせいで…)

リゼ「…すまない」

ココア「謝る必要なんかないよ!今は治すことの方が大事」

リゼ「…先に着替えをさせてもらってもいいか…」

ココア「だったら私が手伝うよ!」

ココア「それくらいなら私にだって出来るからね」

リゼ(…ココアがしてくれる…)

リゼ「…じゃあ、頼んでも…いいか?」

ココア「お姉ちゃんに任せなさいっ!」ペカー

リゼ「お姉ちゃんって、お前な…」

リゼ(まあ、モカさんまでとはいかないが、ちょっと頼れる気がする)

ココア「リゼちゃんってスタイルいいね」

リゼ「…そうか…?」ヌギ

ココア「雑誌に写真が載せられたくらいだし」

ココア「モデルとかやっても全然大丈夫だと思うよ」

リゼ「あ…ありがとう」

リゼ(ココアから言われると余計にうれしい)

ココア「…私にもこの胸を分けてほしいなぁ」モミモミ

リゼ「や、やめろっ…なにして…」

ココア「おりゃおりゃぁ♪」モミモミ

リゼ「ここあっ…んんっ…」


ココア(リゼちゃん可愛いいいいいいいいいい)

リゼ「あ…あまり調子に乗るなっ」ペシッ

ココア「ごめんなさーい」

リゼ(…危うく快感を覚えてしまうところだった)

ココア「リゼちゃん、結構汗掻いてるね」

リゼ「そういえば、シャツもベタベタだな…」

ココア「お風呂入ってくる?」

リゼ「でも着替えが」

ココア「私のパジャマと下着を貸してあげるから、大丈夫だよ!」

リゼ(私が大丈夫じゃない)

リゼ(…でも、こんな機会滅多にない)

リゼ「じゃあ、借りさせてもらうことにする…」モジモジ

ココア「はーい!」


ココア(計画通り)

チャポ…


リゼ(とは言ったものの…)

リゼ(…ココアはいいんだろうが…)

リゼ(私は気を冷静でいられるのだろうか…)

ココア「リゼちゃーん」ガラガラ

リゼ「な、何だ?」

ココア「着替えここに置いておくからねー」

リゼ「ああ、ありがとう」

ココア「いやいや、お姉ちゃんですから」ニヤニヤ

リゼ「…なぜニヤニヤしてる」

ココア「何もないよー」

リゼ「ふう…体が少し怠いな」

リゼ(早いところ着替えるか…)

リゼ(…これがココアの下着…)

リゼ(少しだけなら…いいよな)

リゼ「…」スー…

リゼ「…」ハー…

リゼ「あふぅ…」


リゼ(って何やってるんだ私の変態っっ!!)

リゼ「うう…すまない、ココア…」

――― ココアの部屋


ガチャッ


リゼ「……」

ココア「あ、リゼちゃんお帰り」

ココア「チノちゃんとタカヒロさん特製のお粥があるよ」

ココア「二人はお昼の間喫茶店やってて下にいるから何かあったら私が言いに行くよ!」

ココア「私はリゼちゃんの面倒を見る役になったからここにいるね」

リゼ「…ココア」

ココア「はい、何でしょうお嬢様」

リゼ「ブラジャーが無いのだが…それにこの格好…」

ココア「リゼちゃんには私のブラはちっさいと思うし」

ココア「あ、それ、お姉ちゃんのおさがりなんだよ」


リゼ(何でバスローブなんだ)

ココア「大丈夫、さっきリゼちゃんのサイズに合うかどうか」

ココア「私が着て確かめたからね!」

リゼ「何が大丈夫なんだ…」

リゼ(……)

リゼ(…すでに、ココアが着用済…)ジィッ

リゼ(……)クンクン

ココア「どう?いい匂い?」

リゼ「はっ…!!」カァァ

リゼ「いや、ち、違うんだこれは!いつもの癖というか!」

リゼ「なんか体が勝手にっていうか…あはは…」

リゼ(私の馬鹿ぁぁぁぁぁ!!)

ココア「ふーん…」

ココア「じゃあ私もリゼちゃんの匂い嗅いじゃおうかなっ」

リゼ「ど、どうしてそうなるんだ」アタフタ

ココア「私もくんくんしたいから」クンクン

リゼ「やめっ…」

ココア「ふふふー…」クンクン

リゼ「ううっ…」

リゼ(こんなに恥ずかしいなんて…!)カァァ

ココア「ねぇ、リゼちゃん…」スーハー

リゼ「な、何だ」

ココア「リゼちゃんがいい匂いすぎて…」スーハー

リゼ「…あ、ああ…」

ココア「私なんだか…えっちな気分になっちゃった」

リゼ「へ?」

ココア「…よいしょ」トンッ

リゼ「っ!」


私は熱の影響か、思うように力が出ない。
いや、もしかしたら、ココアの言動に動揺しているせいかもしれない。
とにかく、私はベッドに仰向けに押し倒されてしまった。

ココア「熱出てるから抵抗できないでしょー…」

リゼ「ココア…お前どうしたんだ!?」

ココア「リゼちゃんがあまりにもいい匂いすぎるからいけないんだよ…?」

ココア「むらって…しちゃったの…」

リゼ(な、なな…ななな…)

リゼ(ココアの瞳がトロンとなってっ…!)

ココア「きす、しよ」

リゼ「お前に熱がうつるからダメだっ」

ココア「リゼちゃんになら移されてもいいよ…」

ココア「…それに、もし熱出しちゃっても、リゼちゃんがいてくれたらそれだけでいい」

ココア「私はリゼちゃんのことが大好きだから…」

リゼ「…ココア…」

ココア「というわけでいただきますっ」チュゥ

リゼ「まっ…んんん」

ココア「はぁっ、ちゅぱ、んちゅぅ、ふにゅ」

リゼ「ん、はぁ」

ココア「…れろ…」

リゼ(舌やばいっ…やわらかくて…のまれそう…)

ココア(弱点発見)

ココア「れろ…れろれろ」

リゼ「んんんぅ、んっ、んん」

ココア「にゅるぅ…れろれろ…はむぅ」

リゼ「ふぁ、ん」


ココアにされたキスは、濃厚で、舌を絡めてきたものだった。
唾液が舌を離したときに、濃密に、とろっと、糸を引いて伸びた。

ココア「リゼちゃん…私もう止められないや」


せっかく着替えたバスローブを半分脱がされ、私の胸を露わにさせる形になった。
ココアはそれを、女の子らしい手でゆっくり、ゆっくりと揉んでいく。


リゼ「んっ…ここ…あ…」

ココア「柔らかい…すごく美味しそうだなぁ」

リゼ「ばかなことをいうな…」


次に、乳首を吸い始めた。
まるで赤ちゃんに性の知能を与えたかのように。
そこを舐めれば気持ちよくなることを理解しているかのように、一心不乱に。
舌の先で転がしたり、唇で挟んだり…
私は快感に溺れるしかなかった。


リゼ「はぁんっ!ん、ここあ…それ…」

ココア「これ…?」

ココア「ああ、舌の先で舐められるのがいいんだ…」ニコ


舌の先で、ころころ、ころころと…
弄ばれてるのは分かっているのだが、快感を得たくてどうしてもそれを求めてしまう。

こうして私の感度は敏感になったであろう時に、ココアは秘部をゆっくり撫でてきた。
愛液でぬるぬるになってしまいすでに下着をダメにしてしまった。
それでもココアは下着の上から、撫で回している。


リゼ「だめっ…そこはっ…はうぅ」

ココア「何がダメ、なの?」ヌル

リゼ「きたない、からだめだっ…ひゃんん」

ココア「汚くなんかない…とても可愛くて、綺麗」


可愛くて、綺麗―――
そんなことを言われてしまっては、ただただ、更にココアに溺れていく他なかった。

ココアのテクニックは、私が思っていたものよりももっと上のものだ。
こんな可愛い女の子なんだ、性知識には疎いのではないかと思っていた。
見事に裏切られたというか、認識を間違えていた。

ココア「そろそろ…かな…」


ココアの言うそろそろは、私には何のことか分からなかったが…
秘部に指をゆっくりと入れられて…
ぬぷ、ぬぷ。
ぴちゃ、ぴちゃ。
いやらしい音が聞こえてきたとき、何をされたかやっと理解できた。
でも理解できた時には、さっきとは違った快感に襲われていた。


リゼ「ああん、あっ、あぁ、はげし、い、」

ココア「ちくひもなめられて、きもひよさほお」レロレロ

リゼ「いうな、ばかっ、ん、はぁ、」


この時間だけは、熱なんて忘れていた。
熱よりも、もっと熱くなってるような気さえするから。
長い間やられているとだんだん、私の中で何かが暴れそうになりそうになった。


リゼ「ここあぁ、あつい、なにか、すごいのがぁ」

ココア「それは、いく、っていうんはよ」チュパ

リゼ「いく、ってなん、だよ、それぇ」

ココア「りぜひゃんはまだしらなくてもいいよ」ペロペロ

ココア「ねえ…わたひのなまえ、いいつづけて」

リゼ「こ、こあ…ここぁ」

ココア「もっと」

リゼ「ここあ、ここあぁ、ここあっ」

リゼ「なんだよ、これ…すごく…きもちいっ」

私は必死で名前を呼んだ。
ココア。
愛しいココア。
笑顔のココア。
ちょっとドジなココア。

その全部が、名前を連呼するその度に、浮かんできて。
可愛いって改めて感じさせてくれる。

でも今目の前にいるココアは、もっと可愛くて、でもちょっと大人で。
名前を呼ぶことで、暖かい感じになり、大好きという気持ちが、留めなく溢れていた。



そして、気づけば指の動きが早くなっていた。


リゼ「ぁ、も、だめ、ここあ、そんなにはやくしたらっ」

ココア「だ~め。…それより名前を呼んでほしいな」


更に指が激しく動き。
乳首を早く舌で転がし。
私は、もうおかしくなりそうだった。


リゼ「や、もう、ここあ、ここあぁ、おかしく、なりそう、」

ココア「おかしくなっちゃっていいんだよ…」

ココア「リゼちゃん…大好き」

リゼ「ひゃ、ん、ここあ、ここあ、ここあぁっっ!!」


…頭がほわってした。
私は少しの間、快楽の余韻に浸って呆けていた。

熱は、なぜか知らないが少し和らいだ気がした。

ココア「…ごめんね、こんなことして…」

リゼ「…怒ってないから、大丈夫だ」

リゼ「…その代わり、ぎゅってしてくれ」

ココア「ん」ギュゥ

リゼ「……」

ココア「……」

リゼ「ココア」

ココア「なに?」

リゼ「私、今幸せだ」ニコッ

ココア「私も、幸せだよ」ニコッ

リゼ「下着も、バスローブも洗わなきゃな」

ココア「お風呂も入らなくちゃね」

リゼ「ああ…お前のせいだけどな」

ココア「でも、リゼちゃん気持ち良さそうだったね」

リゼ「う、うるさい」フイッ

リゼ「…気持ちよかったのは本当だが…」ボソッ

ココア「何か言った?」

リゼ「何でもないっ」

ココア「ねえ今から一緒に入ろうよー」

リゼ「お前が襲ってくるからダメだ」

ココア「そんなことしないから、ね?」

リゼ「…」

リゼ「じゃあ、早く入るぞ」

ココア「はーい!」

ココア「もう一回下着も貸すからね!あとさっき出すはずだったパジャマも!」

ココア(ブラはないけど)

リゼ「ありがとう…って待てよ…」

リゼ「…まさかバスローブを着せたのは、始めから襲うつもりでいたのか?」

ココア「…何のこと?」ニコッ

リゼ「熱完全に治ったらどうなるか覚えとけよ…?」ゴゴゴ

ココア「リゼちゃん鬼の顔になってるよぉ…!」ゾクゾク


ココア(リゼちゃんから攻められるのもいいかな)

――― お風呂後 ココアの部屋


ココア「リゼちゃんだんだん顔色よくなってきたね!」

リゼ「ああ、チノのお粥のおかげかもしれないな」

ココア「私も食べたかったなあ」シュン

リゼ「熱出したら食べられるんじゃないか?」

ココア「そこまでして食べなくてもいいかな…」

ココア「…あれ…?」ブルブル

リゼ「どうした?」

ココア「急に寒気が…へくしゅんっ!!」

リゼ「…もしかして…」

チノ「…リゼさんの看病していたら、ココアさんが風邪を引いてしまったなんて…」

チノ「ココアさんは他人の不幸を吸い取る能力があるんですね」

ココア「えへへ…」

リゼ「褒められてない」

チノ「リゼさん、私お粥もう一度作ってきます」

リゼ「ああ」


ガチャッ


ココア「…リゼちゃん、看病お願いしていいかな…」ズー

リゼ「当たり前だろ」

ココア「…手、握ってて…」

リゼ「…これで早く良くなってくれるなら、ずっと握ってやる」

ココア「…えへへ」


私はココアのことが好きだ。
今日も明日も、たぶん明後日も。
ココアがどう思ってるのかなんて分からないけれど……

今はただこの幸せを噛みしめるのと、
ココアの風邪を治してやるので精一杯だ。

ココアが寝るまで、ずっと手を繋いでいた。

リゼ編終わり。
エロいココアさん書くの難しかったです

次回はココシャロさんです
シャロさんとココアさんは甘くいこうと思います
長くなるとは思いますが温かい目でお願いします(土下座)

ちなみにホモといえば
街中で男の人にガン見されたことありました、怖かったです
今も二人のホモに囲まれています
ネタと信じてます(切実)

この流れで修羅場無しのココハーだと

>>84
たぶん無理ですよね
いつかバレる未来近いうちに来ますね

途中までシャロ編投下




シャロ編


――― シャロ宅


シャロ(今日も一日疲れた…)

シャロ(最近バイトばっかだったし)

シャロ(明日からは学校もバイトも土日月の三連休だから、ちょっと羽を伸ばそうかな)

シャロ(…いや…やっぱりココアに会いに行きたい…)

シャロ(ココアは私の疲れを癒してくれるから…)


ココア『シャロちゃんいつもお疲れさま♪』ギュウ

シャロ『ありがと、ココア…』


シャロ(ああ…もう会いに行きたくなっちゃうじゃない…)

――― ラビットハウス


ココア「風邪から完全復活したココアお姉ちゃんだよー!」

チノ「お帰りなさいです」

リゼ「おお、お帰り」

ココア「私がいない間寂しかった?」

チノ「…別に寂しくはなかったです」

リゼ「…そうだな」

ココア「みんな酷いよぉ…」

チノ(本当は寂しかったなんてとても言えません)

リゼ(やっとバイトに出てくれたな…)

ココア「私は風邪ひいてる間、いつものように二人と話せなくて寂しかったのにな…」ショボ

リゼ「なっ!わ、私はココアがいなくて寂しかったぞ!」

チノ「わ、私だって全く寂しくなかったわけじゃないです」

ココア「本当!?」

リゼ「ああ」

チノ「ええ」

ココア「嬉しい」ニコッ

リゼ(天使だ)

チノ(女神です)

リゼ「そういえばココア、ちょっとこっち」

ココア「は、はい」

リゼ「今度私の家に来い」ボソッ

ココア「な、何でかな?」アセアセ

リゼ「…忘れたとは言わせないぞ?」

ココア「あ…あはは…」

リゼ「…楽しみだな、ココア」ニコッ

ココア(リゼちゃん…肉食…)


チノ(何を話してるんでしょうか…)

ココア(あ、そういえば)

ココア(シャロちゃんの様子も見に行ってみようかな)

ココア(最近シャロちゃんに会えてなかったから、楽しみだなぁ)ワクワク

リゼ「というかココア、なんで今日は外出するような格好してるんだ?」

ココア「ああ、タカヒロさんに許可をもらったし、今日は休ませてもらおうかなって」

チノ「どうしてですか?」

ココア「私、今から文房具屋さんに行って色々揃えてこようと思うんだ」

ココア「のりとかシャーペンの芯とかなくなってきちゃって」

チノ「今行く必要ありますか?」

リゼ「確かに、今じゃなくても行けると思うが…」

ココア「私、夕方と夜苦手なんだよ…」

チノ「仕方ないですね、早めに帰ってきてください」

ココア「はーい、行ってきます!」


ガチャ


チノ「全く、本当にしょうがないココアさんです」

リゼ「ああ…」

リゼ(…)

――― シャロ宅 前


ココア(ラビットハウスを出る口実くらいはいくらでも立てられるからね)

ココア(さて…どんな顔するかな)


コンコン


シャロ「はーい」ガチャッ

シャロ「って、ココア…!」パァ

ココア(あ、結構嬉しそう)

ココア「最近忙しかったから、全く会えなかったね」

ココア「ごめんね、シャロちゃん」

シャロ「…」

シャロ「まあ、中に入って」

ココア「うん」

シャロ「誰にも、つけられてない?」

ココア「もちろん」

シャロ「千夜の様子は?」

ココア「甘兎庵の前で掃除してたから、気づかれないように裏からまわって、戻ったタイミングでここに来たよ」

シャロ「…じゃあ」

ココア「いつでもいいよ」

シャロ「ココア…」ダキッ

ココア「よしよし、お疲れさま」ナデナデ

シャロ「やっとあんたに甘えられる…」ギュウ

ココア「シャロちゃんはいつも心配性なんだから」

シャロ「だって私と会ってくれる日とか全然合わないから」

シャロ「し、心配にもなるわよ…」カァ

ココア(もしかしたら一番ピュアな心を持ってるのはシャロちゃんかもしれない)

ココア「大丈夫、一番可愛いのはシャロちゃんだから」

シャロ「そんなの嬉しくないからっ」ギュウウ

ココア(嬉しがってる)

ココア「今日は…シャロちゃんと久しぶりに会うということで」

ココア「コーヒーを持ってきました」

シャロ「またそれで無理矢理酔わせようとする気ね?」

ココア「無理矢理?」

シャロ「…この前のことを忘れたとは言わせないわよ」

ココア「えー何のこと?」キョトン

シャロ「私が飲まないって言ったらあんた口移しで無理矢理飲み込ませたじゃない!」

――― 数週間前 シャロ宅


ココア『飲んでみて、きっとおいしいから』

ココア『なんてったって、オリジナルブレンドだからねっ』ドヤ

シャロ『オリジナルブレンドだろうがなんだろうが、私はコーヒーを飲んだら急に気分がハイになるから』

シャロ『いくらあんたが勧めてきたって飲まないわよ』

ココア『…』ゴクゴク

シャロ『って、自分で飲んじゃうのね…』

ココア『ん』チュ

シャロ『んんんっ!?』カァ

ココア『ん…』

シャロ『んんんー!んんんんんー!』ゴク…

ココア『ぷはぁっ…どう、美味しい?』

シャロ『……ココア…今日はずっとこうしちゃうからーっ!』ギュウウウウ

ココア『シャロちゃんったら大胆だねぇ』



ココア「そうだったっけ?」キョトン

シャロ(この天然ココアッ…!)

ココア「飲まないなら私が飲んじゃうよ」

シャロ「勝手に飲みなさいよ…」

ココア「美味しいのになー」

シャロ「その手には乗らないわよ」

ココア「私が淹れたのに…」

シャロ「…我慢する」

ココア「もー…」ゴクゴク

シャロ「…一応離れさせてもらうわね」

ココア(遅いよシャロちゃん)ギュウッ

シャロ「きゃっ!?」

ココア「んーう」チュゥゥ

シャロ「またぁっ…んん」

ココア「んむ…んん…」

シャロ「ん…ちゅるぅ」

シャロ(の…飲み込まないと息が苦しく…)ゴクゴク

ココア「ん…んはぁ」

ココア「はい、お姉ちゃんの特製淹れたてだよ♪」

シャロ「ココアのばかぁっ」

シャロ「今日はもう帰らせないんだからねっ!」ギュウウ

ココア「あらら、困っちゃうなぁ」

シャロ「うふふ、ぎゅううううう」

ココア「よしよし」

シャロ「えへへ」

ココア「可愛い」

シャロ「ココアのほうがもっと可愛いわよぉ」

ココア「シャロちゃんのほうがそのもっと可愛いよ」

シャロ「じゃあもっともっともーっと可愛いの!」

ココア(ああ、ハイテンションシャロちゃん可愛い)

シャロ「ココアが目の前にいると、他はどうでもいいくらい」

シャロ「私と二人でいてくれたらそれだけで嬉しい」

ココア「お姉ちゃんは甘え上手な妹に育ってくれて大満足だよ」

シャロ「えへへ、ココアー」

ココア「シャロちゃーん」


千夜(…)

千夜(何でココアちゃんがシャロちゃんの家に…?)

千夜(バイト中のはずだけど…)

ひとまずここまで。

あっ………

修羅場も良い、でも、ハーレムも良い
悩ましいな

今気づいたが話が繋がっているのか
これは修羅場待ったなしだな

>>103
千夜はある意味怖いキャラです


>>104
そうなんですよね


>>105
待ったなしです。

千夜(そうだわ、チノちゃんの家に電話をかけて確かめてみましょう)

千夜(シャロちゃんの家に何しに来たのか、聞き出せるはずだわ)

チノ『もしもし千夜さん、どうされましたか?』

千夜「あ、チノちゃん…?ココアちゃんいるかしら?」

チノ『いえ、今文房具を買いに出ています』

チノ『ココアさんにどうかされたんですか?』

千夜「…いいえ、何でもないの」

チノ『そうですか』

チノ『会ったら早く帰ってくるようにと言っていただけますか?』

千夜「ええ、了解よ」

ピッ


千夜「…」

千夜(ココアちゃんはチノちゃんにさえ秘密でシャロちゃんの家に来た…)

千夜(だとしたら、何のために…?)

千夜(ココアちゃん…)

千夜(…私が、私のことが、一番じゃなかったの…?)

千夜(一番って言ってくれたよね、『千夜ちゃんが一番好きだよ』って…)

千夜(ねえココアちゃん…)

千夜(……なんでシャロちゃんなんかと一緒にいるの…?)

ココア「…?」ブル

シャロ「どうかしたココア?」

ココア「い、いや…何でもないよ」

シャロ「ならいいけど…ほら、早くココアも私に抱きしめ返してーっ」

ココア「はいはーい」ギュウ

ココア(なぜか…体が震えた)

ココア(何か起きたわけでもないのに、ゾッとした)

ココア(なんで……)


私はシャロちゃんにこの恐怖心を晴らすかのように抱きしめ続けた。
いやな予感がしたのだけど、シャロちゃんの苺の香りでそれもだんだんと薄れていった。

シャロ「ココア、そういえばなんだけど…」

ココア「?」ギュウ

シャロ「この前リゼ先輩がココアのこと話してくれたの」

ココア「うん」

シャロ「看病してもらった、って言ってたけど…」

シャロ「何かいかがわしいこととかしてないわよね?」

ココア「へ?な、何でいきなり…?」

シャロ「リゼ先輩が顔を赤らめながら話してくれたからよ」

ココア「…あ、ああ…」


冷や汗が止まらない。
この前リゼちゃんとあんなことこんなことしてしまっていたのは紛れもない事実であり。

どう説明すればいいか…
なんて考えていると、シャロちゃんはもう一度抱きしめ返してくれていた。
さっきよりも強く。

シャロ「一番じゃなくてもいい」

シャロ「あんたが私を見てくれなくてもいいの」

シャロ「もし、他の人と付き合ってても私はそれを否定したりしないわ」

シャロ「……こうして会って抱きしめてくれるだけで……」

シャロ「幸せ、って思えるのよ」

ココア「…シャロちゃん…」

シャロ「リゼ先輩と何かあったのかは私にはわからないし」

シャロ「それも無理に聞きださない」

シャロ「…だから…」

シャロ「これからも甘えさせてほしい…」

ココア「そんなの、当たり前だよ」

シャロ「うっ…ぐす」

ココア「シャロちゃん!?」

ココア「ご、ごめんね、泣かせちゃった!?」オロオロ

シャロ「ちがうの…」

シャロ「うれしくて、なみだがでてるの」ウルウル

ココア「…シャロちゃん…」

ココア「…あー…もう」

ココア「なんか私も涙出ちゃいそう…」


私よりもシャロちゃんのほうが、すごく大人だなぁと心を打たれた。
私は誰を一番と決めきれないまま、選択を躊躇っているままなのに。

シャロちゃんは、私に一番でもなくていいと、はっきりと言ってくれたのが、
ちょっぴり悲しいけど、少し心の整理をちょっとだけ終わらせれられた気がした。

シャロ「すっかり遅くなっちゃったわね」

ココア「…全然、大丈夫」

シャロ「なんていうか、ココアはずるいわ」

ココア「ず、ずるいって…」

シャロ「…ねえココア」

シャロ「帰る前に、もう一度キスして」

ココア「…シャロちゃんが、お望みならば」チュッ

シャロ「…ん」


私は、純粋に、シャロちゃんと唇を合わせた。
可愛いお人形さんのように、シャロちゃんは固まっていたけれど。

シャロ「気をつけて、帰りなさいよ」

ココア「はーい!また今度来るからね!」

シャロ「次、楽しみにしてるわ」

ココア「うん!」


ガチャッ


シャロ「…」

シャロ「う…ひっく…」

シャロ「えぐ…うあああっ…」ポロポロ

シャロ「うあああああああああああん…」ボロボロ

ココア「…」


ドアの前でシャロちゃんと別れた後、そのまま立ちすくんでいた。
確かにシャロちゃんは本心を言ったのには変わりないのかもしれない。

―――でも、心の奥底では、やっぱり迷いを抱えているんだろうな。

私は泣き止むのを確認してから、家路につくことにした。

ココア(…)

ココア(今思えば、みんなと私との関係はすごく複雑に絡まっていた)

ココア(これから私は、どうしたらいいのだろう)

ココア(みんなと一緒にいたいと思って近づいていった結果)

ココア(みんな、自分一人に愛を注がれてると思っちゃったんだ)

ココア(私が中途半端なせいで)

ココア(…シャロちゃんは、違ったけど)


?「ココア、ちゃん」

私はその声の主のほうへと振り返った。
いや、振り返らなくても分かっているのだけど。

一番私と親密な関係を築いてるかもしれない人物。
そして一番、私の頭の中で警戒せよと命令が下されてる人物。


千夜「ココアちゃん、どうしてこんなところにいるの?」


彼女は笑いながら言った。
それは何かを含んだ笑いで。

私には「それ」が「恐ろしく」見えた。

これにてシャロ編終了。
少し予定とは違って短くなりました
今回は、とても甘くて少ししょっぱい、平和な編でしたね

さていよいよ次は千夜編です
ココアさんが警戒する人物。
甘く甘く終われるよう鋭意努力しますのでお願いします…

ちなみにですが
シャロ編はさらりと修羅場回避できてますよ


シャロ編は

修羅場回避?
1の思ってる修羅場と俺の思ってる修羅場に齟齬があるようだww

>>121
「修羅場に直面しそうになった」ですかね

どうも…

続きはもう少しかかりそうです
許してください。
あとマヤメグ編を飛び抜かしてモカ編いきそうです

途中まで投下いたします。

ココア「…千夜ちゃん」

千夜「…」ニコニコ

ココア(…シャロちゃんの家に行ってたなんて言えない)

ココア「散歩、してたんだ」

千夜「薄暗くなるまで?」

ココア「か、可愛い兎見つけたから、一緒に遊んじゃって」

千夜「…そう」


千夜「私はてっきり、シャロちゃんと遊んでたと思っちゃった」

ココア(!?)ゾク

千夜「なんて、嘘よ」

ココア「あ、あはは、あは」

ココア「そんな訳ないよー…」

ココア「シャロちゃんと遊んでたなんて…」

千夜「どうしたのココアちゃん、顔色悪いわよ?」

ココア「だ、だいじょうぶだよ…」

ココア(…なんで知って…)

ココア(とりあえず、早く帰ってしまおう)

ココア(ここにいたらいろいろ危険だし)

ココア「そ、そろそろラビットハウスのバイト終わるころだし、私、帰るね…」

千夜「…もう、帰っちゃうの?」

ココア「うん、チノちゃんも心配するだろうし」

千夜「せっかく、二人きりで会えたのに」ショボ

千夜「…ココアちゃんは私のこと、あまり好きじゃないんだ」

ココア「そ、そんなことないよ!?」

千夜「本当?」

ココア「ほんとほんと!」

――― 甘兎庵


ココア(結局千夜ちゃんとお店のほうに戻ってきちゃった)

ココア(シャロちゃんが今戻ってきたら私いろいろピンチだ…)

千夜「ココアちゃんと一緒にいれて嬉しかったわ」

ココア「私だって、千夜ちゃんといて楽しくないわけないよ」

千夜「良かった…」

千夜「私、ココアちゃんとは学校で会う時間くらいしかないから」

千夜「こうして一緒にいる時間が、本当に貴重だって感じてるの」

ココア「千夜ちゃん…」

ココア(そんな風に、思ってたんだ…)

千夜「学校にいても、二人きりの時間もそこまでないから」

千夜「…寂しいの」ギュッ

ココア(たまに見せる千夜ちゃんのしょんぼり顔が、また可愛いんだよね)

ココア「…よしよし、千夜ちゃん」ナデナデ

ココア「ごめんね、いつも」

千夜「ううん、いいの」

ココア「今日は、ちょっとだけ、してみる?」

千夜「…ココアちゃんがいいのなら」

ココア「目、閉じて」

千夜「…ん」

ココア「…ちゅ」

千夜「ん…」

ココア(千夜ちゃんは、最初唇でする方がいいんだよね)

ココア「はむ…ちゅ」

千夜「ふっ…んん…」

ココア「…れろ」

千夜「ひゃっ」

ココア(舌入れると、急に弱くなっちゃう)

千夜「…やっ、んん」

ココア「れろ…にゅぷ」

千夜「うんん、ゃぁ」

ココア「千夜ちゃんも、舌には弱いね」

千夜「…千夜ちゃんも…?」

ココア「千夜ちゃんでも、って意味だよ」

ココア(危うくバレるところだった)ドキドキ

千夜「ココアちゃん…好き、大好き」

ココア「私も、大好き」


もう一度唇を重ね合って、舌を絡めて…
自分たちが繋がっているということを、何度も確認し合うかのように。
千夜ちゃんは、不安を隠すように。

私も、悩みを忘れたいという気持ちで。


だから、夢中になっていたから、気づかなかった。

甘兎庵に入ってきた人物に。




チノ「ココア…さん…?」

ここまで。
急にペースダウンしてしまったのはいろいろ諸事情で…
12月末までには終わらせようと思います

最近睡眠時間増えてきて朝の目覚めが良いです

再開致します



チノ「…え…なんで…どうしてですか…」

チノ「文房具を買いに行ったんじゃ…」

チノ「どういうことですか…」


チノちゃんは状況が呑み込めず、ただ息を荒くして私を見つめていた。



ココア「チノちゃん…」

千夜「…何しに来たの、チノちゃん」


明らかに不満げな声のトーンで、彼女は言葉を放った。
その声の方へと振り向けば、笑顔が張り付いていたものの、まるで般若のように怒りが感じられた


チノ「それはこっちのセリフです」

チノ「ココアさんと…私のお姉ちゃんと、何してるんですか?」

千夜「見てたら分かるわ」


そして千夜ちゃんは私の唇に、再度キスをした。

千夜「…ん」

ココア「ちやちゃっ…」

チノ「やめてください!」


チノちゃんは、私を千夜ちゃんから引き剥がして。
千夜ちゃんをきっと睨み付けた。


千夜「…」

チノ「ココアさん、早く帰りましょう」

チノ「話はそれから聞きます」

千夜「待って」

千夜「ココアちゃん、帰る前に聞いてもいいかしら」


千夜「…シャロちゃんと遊んでて楽しかった?」

チノ「シャロさん…?」

チノ「本当の目的って、まさかシャロさんに会いに行くことだったんですか…?」

ココア「う、あ」

千夜「私は見てて、嫌な気分になったわ」

千夜「私のこと、一番だよって言ったのは、嘘なの?」

チノ「ココア、さん…」

チノ「一番私と会えてよかったって思ってくれているんですよね…?」

チノ「どうして黙ってるんですかっ…」


ココア(ああ、ああああ、あああ、あ、あああ)

私は今まで自分が言ってきた言動がすべて罪として返ってきたと痛感した。
千夜ちゃんも、チノちゃんも私の言葉を待っているのだろう
だけど、言い返す言葉がない。

千夜「…そう」

千夜「私たちはずっと…ココアちゃんに騙されてきたってことだったの」

ココア「違うよ!千夜ちゃんのことも、チノちゃんのことも」

ココア「シャロちゃんのことも、リゼちゃんのことも」

ココア「私はみんなが好きでたまらないの…」

ココア「みんなが可愛くて、だから、一人一人一緒にいる時間のときに」

ココア「どうしても手を出してしまって…」

チノ「気づけば隠すようになったと」

チノ「…そういうことですか」

ココア「…ごめんなさい…」

チノ「それで結局誰が一番、なんですか」

千夜「私も気になるわ」

ココア「え」

チノ「もしかしてリゼさんやシャロさんにも言ったりしてないですよね」

ココア「…リゼちゃんには」

千夜「…」

チノ「はぁ…」

チノ「リゼさんも今からここに呼びます」

ココア「うぇぇえ!?なんで!?」

千夜「ココアちゃんにとって誰が一番なのか決めないと」

千夜「もちろんシャロちゃんにも来てもらうわ」


ココア(吐きそう)

数十分後


リゼ「…ほー、ココア…」

リゼ「どうりで外出なんておかしいと思ったが」

リゼ「案の定シャロと会いに行ってたなんてなぁ」

ココア「ひっ…」

シャロ「…ココア、言ってなかったの?」

リゼ「嘘をついてラビットハウスから出ていったからな」

ココア「うっ」

チノ「さて、皆さん揃いました」

千夜「ココアちゃん、選んで」


ココア(選ぶ…選ばないと、いけないのかな)

ココア「私は…」


>>149

これにて一旦切ります。
誰を選ぼうと希望があればそのキャラ編もやるつもりです

年末年始はもう片方を進めていきたいので遅くなりますが
ぼちぼち更新で行こうと思います

ココア(ここで誰か選んだら殺される……)

ココア「お、お姉ちゃん……かな?」

あらら
すいません

>>152

!?

>>155

チノ

再開いたします。
あけましておめでとうございます。

ココア「…ちゃん」ボソッ

リゼ「はっきり言え」

ココア「チ、チノちゃん…」

チノ「ココアさんっ…!」ギュウ

ココア「うわわわっ」

チノ「良かったです…ココアさん、私にしてくれてありがとうございましたっ…」

シャロ「よかったわね、チノちゃ…」ゾクッ


リゼ「なあココア、遊びのつもりだったのか?」ニコッ

ココア「そ、そんな!ちが…」

リゼ「違わないだろ?チノを選ぶということは私はどうでもよかったってわけだ」

千夜「…リゼちゃん、ココアちゃんは本気だったのよ」

千夜「でも、みんなに対して本気だったから、一番が決められなかったの」

リゼ「…そうなのか」

千夜「みんなのことを好きなのは変わらないけど、一番はチノちゃんだったってわけ」

千夜「そうでしょ、ココアちゃん?」

ココア「う、うん」

チノ「…ココアさん、それって」

チノ「皆さんと変わらず恋愛しつつ私ともしていくんですか?」

ココア「そういうことになっちゃうかな…」

チノ「…」

ココア「帰ったら一緒に…きもちいいこと、しよ?だから我慢してください、お願い」ボソッ

チノ「…仕方ないですね」ボソッ

ココア「ありがとう、チノちゃん」ギュウ

チノ「わわっ///」

ココア「みんなにも会いに行っていいこと伝えないと…」


千夜「私には週一で会いに来てもらおうかしら」

シャロ「私も…」

リゼ「私はバイト中にココアの方から色々としてもらうことにするか」

千夜「それはズルいわリゼちゃん」

シャロ「私たちは二日にしてもらえばいい話でしょ、千夜」

千夜「それもそうね」


ココア(私がいない間にもう決まっちゃってる)

結局みんなの意見を呑むことにした。
まあ、私のせいでこうなったのだから、当たり前なのだけれど。
とりあえず私たちは、ラビットハウスに帰った。
私の部屋で行為を行うことを決め、チノちゃんを部屋に呼んだ。


チノ「私、ココアさんの部屋で待ってますので」

チノ「とりあえずココアさんから先にお風呂に入ってきてください」

ココア「…私、待てなくなっちゃった」トンッ

チノ「…ココアさん」


きもちいいことを約束したのは私のほうだけど、本当は私がチノちゃんに触れたかった。
チノちゃんを、私のことしか考えられないようにしたかった。


ココア「もう我慢できないよぉっ…」

ココア「チノちゃん、もういいよね」

チノ「わ、私はいつでも大丈夫です」


上着をすぐ脱がして、キャミソールの上から指で乳首をなぞる。
チノちゃんはすぐに甘い声を漏らした。


ココア「ふふ、かわいい」

チノ「ココアさん…焦らさずに直接触ってくださいっ」

ココア「チノちゃんえっちいねぇ」

チノ「誰のせいですか」

ココア「ふふ」

キャミソールも剥ぎ取り、下着だけにして。
ピンク色の乳首をむき出しにして、すぐ吸い付いた。
まだ勃起してなかったのに、舌で転がすことによってもうぴんぴんになっていた。


チノ「はぁっ、ここあさん、すごいっ」

ココア「ひのひゃん、ひのひゃん」

チノ「もう、そんなにしたらぁっ」


なんとチノちゃんは、気持ちよすぎたのだろうか、びくんと体を波打たせた。


チノ「はぁっ、はっ」

ココア「あれ?もしかしてチノちゃん」

ココア「もうイっちゃったの?」

チノ「うっ…」

ココア「乳首、気持ちよかったんだね」

チノ「そんなこといわっ…」


下着を撫でていく。
私が予想していた通り、チノちゃんの下着は愛液でとろとろな状態になっていた。

すいません、筆が乗らないです…ここまでにしようと思います。
許してください。

最近また眠れなくなってきました…久々に今日は十時間寝れましたので生気を取り戻しました…
おやすみなさい…

最近忙しくて執筆遅れそうです。
皆さんに聞きたいのですが、一旦チノ編を切り上げモカ編とかへと行くか、このまま続けるかどちらがよろしいでしょうか?
返答をお待ちしてます…

一応生存報告だけ…

皆さんの意見よりチノ編を先に締める方針でいこうと思います。
かといってチノ編をだらだらにしないようにしますし、
一対一、別世界も考えていきたいです。

最近私事ですがストレスマッハで執筆が進みません…
なるべく早くとは思っていますが、本当に待たせてしまって何て言ったらいいか…

頑張って根性出し尽くします!ので温かい目で見守っていただければこれ以上のことありません…

再開致します。

チノ「はぁんっ!」

ココア「よしよし、してあげる」


下着の中に手を入れて、言葉通り、よしよしと優しく触っていく。
ぴちゃ、ぴちゃといやらしい音が漏れて、すごく変な気分だった。
それに興奮した私も、もう片方の手で、自分のそれを触った。


ココア「もっと激しく、してもいい?」

チノ「は、はい」

ココア「じゃあ、一緒に、イっちゃおっか」

チノ「…一緒に気持ちよくなるなら…」

ココア「え?」


バッとチノちゃんは私の体勢を変えて、私と向かい合う感じになった。
何をする気なんだろうと考えたのも束の間、私のとチノちゃんのが擦れあう形になった。


ココア「ひゃうぅっ!?」

チノ「こんなふうにしたいっ…」クチュクチュ

ココア「あっ、きもちぃ、チノちゃん、」

チノ「わたしも、ココアさんのクリとぶつかってぇ、」


全く、こんなえっちな妹に育てた覚えはないんだけどなぁ。
どこで学んだのか知らないけど、快感がその思考回路を邪魔して何もかもどうでもよくなった。

ココア「しゅごぃ、チノちゃん、」

チノ「私、も、限界ですぅ」

ココア「う、やぁ、わたしもだよぉっ」

チノ「ココアさんっ、いっしょにぃぃっ!」

ココア「チノちゃん、チノちゃんっ!」


腰がガクガクと震えて、チノちゃんも私もその場でへたり込んだ。
すごく気持ちよくて、そして最高の気分で、チノちゃんのことを改めて、一番大好きなんだって。
少し時間が空いて、私たちは顔を見合わせた。

…これから幸せな時間を、二人で築いていこうね。

他のみんなも幸せな気分にしなければいけないけれど。

――翌日


ココア「チノちゃん、起きて」

チノ「…ん」

ココア「もう朝だよ。ほら、ラビットハウスの開店の準備しないと」

チノ「はい、そ、そうですね」

ココア「今日から、よろしくね」

チノ「…こちらこそ、これからよろしくお願いします」


千夜編終了

完結からかなり時間が経ち、千夜編なのに千夜とそれらしいことはそこまでしてないですね。
まずは申し訳ありません。

このままモカ編に突入するか、新しく建てるか…こちらの意見もいただいてもよろしいでしょうか?
皆さんの返答お待ちしております、また、今日中に少しは書き進める予定ですが、寝落ちする危険性もありますので…

寝落ちと返信遅くなりました。
次回はモカ編に移行しようと決断したので再度よろしくお願いします。
それからメグ編、色々…やっていこうと考えています。
ただ、他のところも進めようと考えていますので遅くなるのはご了承お願いします。

このスレッドを、一旦締めさせていただくことにしました…
HTML依頼出します、今まで見てくださった方々、本当にありがとうございました!
理由としては少し忙しいのが一つありまして、なかなかこちらに手をつけられそうにないのです…

締めるのは名残惜しいんですが、すぐ戻ってくると思います…
一息ついたら、モカ編から頑張りますのでよろしくお願いします
一人でも待っていてくださったことが何より嬉しいです!

今日中はこれからかれこれあるので締められそうにありません…明日の夜に依頼出します。

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