未央・凛「誰も見たことのないウルトラマン」卯月「ウルトラマンサーガ!!」 (102)


アイドルマスターシンデレラガールズ × ウルトラマンゼロ

島村卯月「未知なる戦士! その名は」『エックス、ユナイテッド』
島村卯月「未知なる戦士。その名は」 『エックス、ユナイテッド』 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447936532/#footer)
の、続編となります。

この話の中では一部、オリジナル設定・解釈が含まれています。


一応のあらすじ

ババルウ星人バリアンを追ってアイマス次元の地球に訪れたウルトラマンゼロ。

バリアンは自分の主である、闇の王だったティガダークを、蘭子を使って復活させる。

蘭子とゼロの絆の前に、蘭子の心の強さがティガダークを封じ、バリアンの野望は潰えた!

が、全ては超時空魔神エタルガー復活の為の、策略だった! 

復活したエタルガーはウルティメイトフォースゼロと駆け付けたウルトラマンエックスの活躍で

追いつめられるも、卯月と蘭子を人質に逃走してしまう。

駆け付けたギンガの力を借りてウルトラマンにライブするシンデレラガールズ!

ジャンボットに乗り込み妹と共に戦う美嘉! ジャンナインと共に戦う大人の武内P!

エタルガーの手によってゼロダークネスへと変貌させられた卯月。

ウルトラマンゼロは卯月と蘭子を救い、エタルガーを倒すことができるのか!?


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1449973403



時空城 頂上

ウルトラマンゼロ「卯月! 俺の話しを聞いてくれ!!」

ゼロダークネス(島村卯月)「……ウルトラマンゼロ」

ゼロ「そうだ。俺は、ゼロだ。卯月と一緒に過ごして」

卯月「倒す……。ダークエメリウムスラッシュ」 ビィィ!

ゼロ「くっ!」 ササ

卯月「ダークゼロスラッガー」 カシュン


シュッ、シュッ!! ガァン!! キィン!! ブゥン、ビィィィ!!!


ゼロ「卯月は最初、俺とトイレやお風呂に入るのを凄く恥ずかしがってたよな」

卯月「……ウルトラマンゼロ、倒す……」

ゼロ「あの時は、参ったぜ。俺も人間の女の子のこと、全然わからないからな」

卯月「……ダークワイドゼロショット」 ビィィィ!!

ゼロ「おっと。俺は他のウルトラマンに比べれば、人間を深く理解していない……」

ゼロ「だから、自分自身にもちょっとショックだった。俺は、こんなに理解できていないのかって」

ゼロ「だけど、卯月はすぐに俺の為に我慢してくれて。今度は、一緒の方がいいって言ってくれた」

卯月「ゼロ……倒す……」

ゼロ「本当に、嬉しかった」

卯月「……」


超時空魔神エタルガー「ふん、ムダなことを」

ウルトラマンダイナ フラッシュタイプ(本田未央)「戦ってる最中に余所見とか!」

ウルトラマンコスモス コロナモード(渋谷凛)「そのまま、倒れろ!!!」 ダッ!

エタルガー「余所見? 余裕と言うんだよ!」 ガン!

凛「ぐぅっ!?」 ドスーン

未央「しぶりん! この、ビームスライサー!! 連射!!!」 シュシュシュシュシュ!!!!

エタルガー「むっ。手数で押してきたか」

未央「はっはっは! みんなが絶対に考えたことのある、エネルギー弾の連射で押してやるぜい!」

エタルガー「子供の発想か。知性のない怪獣なら通用するが、相手を選ぶんだな」

未央「か~ら~の~! フラッシュサイクラー!!」

エタルガー「ふんっ! 少しは頭が回るようだな。だが、俺の強さを、ゼロから聞いていないのか?」

未央「げぇっ!? ノーダメージ……」 ヒクヒク

エタルガー「発想は悪くなかったぞ?」 ガン!

未央「うぎゃっ! 人の顔殴りやがって……。こっちはアイドルなんだからね!? 障害の前に、業務妨害だ!」

エタルガー(こいつ、喧しいなぁ……)

凛「エタルガァァァ……!!」

エタルガー「オリジナルとこうまで違うとはな。オリジナルの方が、まだ手ごたえがあったぞ」

凛「うるさい! うるさいうるさい!! 卯月の笑顔を奪ったお前は、絶対に許さない!!」

未央「しぶりん……」


エタルガー「やれやれ、女のヒステリックは見苦しい」

コスモス コロナモード(凛)「お前が言うな!」

ダイナ(未央)「そうだそうだ! このドクロ顔! ハゲ! 万年モテない魔神!」

エタルガー(こいつと比べると、アレーナって良かったと思えるな) イラ

凛「エタルガー!!」 ダッ!

未央「しぶりん! 策もなしに……いや、今は私がクールな未央! なら、私がなにか」

エタルガー「卯月様が俺の提案を受けてくれれば、こんなことにはならなかったんだがなぁ」 ヒョイ

凛「提案!?」

エタルガー「非常に簡単だ。ゼロとその仲間を差し出せば、俺は地球から去るとご提案したんだがね」

凛「そんな提案誰がっ!? ぐぅぅぅ!」 ガンゴン

エタルガー「ほぅ? 顔を何度も狙ってやっても、闘志が折れないか」

凛「お前を倒すためなら、そんなの安い!! はぁぁぁ、ネイバスター光線!!」

エタルガー「ふんっ!!」 パシン!

凛「うっ……」

エタルガー「温いと言ったはずだ。 ほら、お返しだ」 ビィィ

未央「そうか! これを利用して!」

ダイナ フラッシュタイプ → ミラクルタイプ

ダイナ ミラクルタイプ(未央)「レボリウムウェーブ! リバース!!」

凛「光線を跳ね返した!」

エタルガー「ぬぅっ!!」 ガキンッ!


エタルガー「コスモスの力を借りている女と比べ、ダイナの貴様は、少しはできるようだな」

ダイナ ミラクルタイプ(未央)「どんなもんだい! ダイナの視聴者、なめんなよ!!」


未央(とは言っても、ノーダメージ。悔しいけど、私らには荷が重いよ……)

凛(クソ! 余裕ぶってる癖に、蘭子の方には行かないように警戒してる!)

未央(結局は……)

凛(ウルトラマンゼロ……お願い、卯月を……!)


エタルガー(さて、予想通りの結果となったか……。くく、事が上手く進むのは気持ちがいいものだ)

エタルガー(ウルトラマンゼロ、お前は危険だ。この場で、確実に倒す!)

エタルガー(ゼロは島村卯月を説得する道を選んだ。後はコスモスのコズミューム光線にだけ警戒する必要はあるが)

コスモス コロナモード(凛)「ダーッ!!!」

エタルガー(どうやら、大丈夫そうだな。春野ムサシとコスモスが揃わねば、使えぬ力のようだな)

エタルガー(さぁ、暗黒の幕開けだ……!)


地上

ネクサス(ベムスターアーマー)(智絵里)「えいっ! えいっ! こいつめ! こいつめ!」 ガンガンガン

エタルダミーエンマーゴ「ちょ、やめて! 剣と盾を取り上げた丸腰の相手を盾で強打しないで!」

※エンマーゴ  首チョンパが、>>1のトラウマなんだにぃ☆

双葉杏(エックスとユナイト中)「智絵里ちゃん、アーマーの盾で殴ってる……」

ウルトラマンエックス「あれは、普通に痛いぞ」

高垣楓「盾だけに、縦で殴ってる!」 ドヤァ

川島瑞樹「黙って踊るか歌うかしてなさい」

武内P「はぁぁぁっ!」

ジャンナイン「ジャンバスター!!」 ビィィィ!!

美嘉「うわ、莉嘉のプロデューサー凄いね」

ジャンボット「こちらも負けていられないな。ジャンブレード!!」 ブゥン

ガイア(美波)「プロデューサーさんは凄いですね。柔道ですか?」

武内P「はい。幼少時、ウルトラマンに憧れて、強くなりたかったんです」

美波「なるほど……。え、幼少期って、もしかして、黒帯ですか!?」

武内P「そう、なりますね……。ですが、実際には彼らは存在しない、そう思われてきた」

武内P「警察官や自衛隊員も考えましたが、誰かを笑顔にする手伝いがしたいと思い……」

美波「アイドルのプロデューサーになったんですね」

武内P「……すみません、忘れてください」

ジャンナイン「何故だ? 誰かの為に。素晴らしい理由ではないのか?」

アナスタシア「ダー。ジャンナインの、言う通りです」

エックス「自分の都合で共存する相手を決める一方で、大地や君達のような人間もいるんだな」

メビウス(みりあ)「えへへ~! プロデューサー、がんばろうね!」

ヒカリ(莉嘉)「Pくん、期待しちゃうからね!!」

武内P「……努力、します///」

ジャンナイン(君は我々が去った世界で、彼女達を導いていくんだ。頑張れ、武内)


ミラーナイト「それにしても、意外と順調ですね」

ジャンボット「確かに、もう少し苦戦すると思ったが」

ジャスティス(かな子)「ギンガさんがスパークドールズを貸してくれたお陰だね!」

ウルトラマンギンガ「それほどでもない」 テレテレ

みく「なんでかな子ちゃんに褒められると照れるにゃ!?」

マックス(きらり)「ゼットンさんみたいな~、つよ~っい! 怪獣さんが多いけど~、なんとか倒せるにぃ☆」

グレンファイヤー「所詮はニセモノってこったな!」

分身きらり「「「にょわ~☆ 取り囲んで攻撃するよ~!」」」

分身きらり「「「テレポートされた時の為に、何人かは仲間の背中を守るにぃ~!」」」

エタルダミーゼットン「ゼットンシャッターもダメ、テレポートもダメ。どうしろと?」 チュドーン

千川ちひろ「数の暴力って怖いですね……」

杏「反射しようにも、その隙に後ろからやられるからね。更に警戒していたイフも」

マックス(分身きらり)「きらり~ん、マ~ックス☆」 ビシッ!

イフ「きらり~ん、マ~ックス☆」 ※イフ、暴力には暴力、優しさには優しさを返す怪獣(?)だにぃ☆

今西部長「先に対処法を教えておいてよかったね」

ジャンナイン「トラウマと言っても、所詮は創作物における敵役だ。最後は、ウルトラマンに負けている」

ミラーナイト「今西部長が言うように、対策も講じられています」

美嘉「そっか。みんなが怖いと感じても、それを倒したウルトラマンがいるから」

ジャンボット「想像よりも苦戦していないのだろう」

みく「それもこれも、尊い犠牲のお陰にゃ……」 チラ


輿水幸子「は、早く、倒してください……」 ゼェハァ、ゼェハァ

小早川紗枝「こ、これは、しんどいどす……」 ゼェハァ

小日向美穂「はぁ、はぁ……ぜ、ゼロ様の為に……」 ゼェゼェ

佐久間まゆ「きゅ、休憩を入れましょう……」 ハァハァ

姫川友紀「私や茜ちゃんは平気だけど、幸子ちゃん達にはきついかもね~」

片桐早苗「……うぷ、やば、昨日のみ過ぎたかも……」

大空大地「え、えぇ!? ちょ、ちょっと、待って! 袋を……アイタタタ!!」 フラー

十時愛梨「だから、ムチャしちゃ」 ムギュ

及川雫「ダメですってば~」 ムギュ

大地「だ、だから、そ、そんなに密着しないで……///」


エックス「大変だ。大地が胸囲のある女性に襲われてる!」

杏「エックス、わかってて言ってるか、杏に喧嘩売ってるよね?」

ガイア(美波)「そろそろ限界の人が何名かいるけど……」 カイジュウポイー

エタルダミーコッヴ(ヤダ、あの人、やたら怪獣を投げる……)

部長「このまま、何もなければいいのだが……」

武内P「まだ、彼らが出ていませんからね……」

ネクサス(智絵里)「ま、前にゼロさんが言ってた、エンペラ星人ですか?」

武内P「それもありますが……。他にも、人類を死滅に追い込んだ存在がいます」

ギンガ(みく)「し、死滅って……」


部長「暗黒大皇帝エンペラ星人、暗黒破壊神ダークザギ、邪神ガタノゾーア……。特に印象的なのはその辺かな?」

ちひろ「な、なんですか、その名前からして明らかにヤバい方々のオンパレードは……」

エックス「グリーザ以外にも、それだけ邪悪な存在が……。エタルダミーの出現条件でもあるのか?」

エタルガー『くくくく、では、リクエストにお応えしようか!!』

部長「っ!? エタルガー!」

エタルガー『いでよ! 人間どもの記憶に残る、最も邪悪な者達よ!!』

武内P「あ、あえて、召喚していなかったのか……!」


 エ タ ル ダ ミ ー ! !  エンペラ星人!!!


部長「暗黒宇宙大皇帝……!!」

部長『ほぉ~、これがエンペラ星人か。ふふ、まさか、こんな後になってからきちんとやってくれるなんてねぇ』


エ タ ル ダ ミ ー ! !  ガタノゾーア!!


武内P「うぅっ! じゃ、邪神ガタノゾーア……!」

武内(少年期)『ティガが……石になって……沈んでく……』


 エ タ ル ダ ミ ー ! !  ダークザギ!!


杏「あ、暗黒破壊神……あ、あぁ……そ、そんな……あ、あいつが、この世界に……」 ブルブル

エックス「杏! どうしたんだ!? しっかりしろ!」

杏『うわ、えぐいなぁ……。ちょっと、びびっちゃうじゃん。こんなの、現実にいたら……ま、いないけど』


エタルガー『人間ども、束の間の生を楽しむがいい。ははははははは!!!』


幸子「\(^o^)/」

友紀「幸子ちゃんしっかり!」

幸子「なななな、何ですかアレ!? 明らかにさっきまでとはケタ違いにヤバそうじゃないですか!!」

ダークザギ「フハハハハハハハハ!!!!」

幸子「ひぃぃ!? あいつに至ってはなんか高笑いしてますよぉ!?」

大地「あんな恐ろしい奴らが……異なる宇宙には存在していたのか……」

白坂小梅「あ、あの子が怯えてる……。……私も、怖い……。あ、あの3体は、ダメ……!」

星輝子「た、確かに……。予備知識のない私でも……ていうか、見てるだけで、背筋が寒い……」

瑞樹「結婚したかったわね……」

日野茜「諦めないでください!!」

楓「結婚なんて、結構……ふふ、ぷっ!」

高森藍子「ブレなさすぎですよ……」


グレンファイヤー「怪獣どもとは格の違う奴らがきちまったようだな」

ミラーナイト「ベリアルと互角か、それ以上の闇の力を感じます」

ジャンナイン「武内、心拍数に乱れがある。大丈夫か?」

武内P「わ、わかりません。私も……奴が怖い……」

ジャンボット「美嘉、避難するんだ。これからは、激戦が予想される」

美嘉「だ、大丈夫。ま、まだ、もうちょっとだけ……」


マックス(きらり)「どんな敵でも! ウルトラきらりんが倒しちゃうよ~!」

マックス(分身きらり)「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「にょわ~☆」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

杏「きらり! ダメだ! そいつらと戦っちゃ!! そいつらは格が違う!!」

きらり「……大丈夫。皆を怖がらせる悪い怪獣さんなんて、きらりが倒しちゃうから!」

分身きらり~ず「一斉攻撃だにぃ~☆  マクシウムカノン!!」 ビィィィィ!!!!

ダークザギ「ハハハハハ!!! グラビティ・ザギ!!」 ガガガガガ!!!!

ビクトリー(李衣菜)「全部受け止めた!?」

ダークザギ「ウオォォォ!!!」 ババババン!! 

ギンガ(みく)「は、弾いちゃった……」

ビクトリー(李衣菜)「今のはじき返されて、マックスの分身が大分減って……」

ダークザギ「ライトニング・ザギ!!!!」 ビィィィィィィィ!!!!! ドン! ドドドドドドドド!!!

ネクサス(智絵里)「ひっ! 残りのきらりちゃんの分身さん達が、一瞬で……!」

ダークザギ「アァァァァ!!!!」

きらり「はや……うぎゅ!?」

メビウス(みりあ)「きらりちゃん! きらりちゃんから」

ヒカリ(莉嘉)「離れろー!!!」 ダッ

エンペラ星人「……ムン」 ブン

みりあ「きゃっ……。か、身体が動かない……ちょ、超能力?」

莉嘉「うぎぎぎ!! ね、捻じれて苦しい……」

グレンファイヤー「ちびっ子ども!!」


美嘉「莉嘉! みりあちゃん!!」

ジャンボット「その子たちを放せ!!」 ダッ

武内P「くっ!! ジャンナインさん!!」

ジャンナイン「わかっている!! むっ!?」

邪神ガタノゾーア「オォォォォ」 ヒュンヒュン

武内P「触手が……!!」

ジャンナイン「なんて力だ……!!」 ググ

ガイア(美波)「ガタノゾーア……ティガを倒した敵! プロデューサーさん!」

アグル(アーニャ)「その足、放して、ください!」

ジャスティス(かな子)「一斉に攻撃を! やぁぁぁ!」 ガン

アーニャ「硬い、ですっ!」

美波「そ、そういえば、ティガの攻撃も通用していなかった……。ガタノゾーアもエタルガー並の防御力が……」

かな子「そ、そんな! 私達の光線が通じない可能性も……」

ガタノゾーア「……っ」 ブワァァァ

アーニャ「タコスミ……? っ!? ふ、触れただけで痛みが……」

武内P「ま、まさか、闇を吐き出す能力まで……」

ジャンナイン「なんて出鱈目な有機生命体だ……。いや、今は実体のある幻影か」

ギンガ(みく)「ま、まずいにゃ……! けど!」

ビクトリー(李衣菜)「負けるわけにはいかない! 今の私達は、本物のギンガとビクトリーなんだから!」


 東京 街中

若い自衛隊員「ガタノゾーア……。確か、あの闇って……」 サァー

北条加蓮「なんだか、空まで暗くなってってる……」

神谷奈緒「あのアンモナイトみたいなのが、スミをばら撒いて……」

年配の自衛隊員「なんだ、これは? 黒い霧? 闇……?」 ソー

若い隊員「っ!! それに触れないでください!! 触れたら、即死します!!」

年配の隊員「な、なんだと!? た、退避! 全員、至急退避だー!!!」

若い隊員「荷物は捨ててください!! 走って! とにかく、走って!!」

 ワー、キャー! キャー!!

奈緒「は、走れ! 死んでも走るぞ!!」

加蓮「し、死んでもって……っ! 足が」 ガン

奈緒「加蓮!! だ、ダメだ。こっちも闇が……」

若い隊員「だ、ダメだ。闇の浸食の方が……う、うわぁぁぁぁ!!!」

ミラーナイト「ナイトムーバー」 ※光を反射するものを介し、他者を瞬間移動させる

加蓮・奈緒「へっ?」 シュン

自衛隊員達「な……」 シュン

ミラーナイト「私がメインで守る346プロ敷地内に送っていますが……奴を倒さないとダメですね……」

エックス「我々にすら、触れただけでダメージがあるとは……。恐ろしい生き物だ」

部長「闇の浸食はまだ都内のみ。本物に比べればまだマシといった状況だが……」

ミラーナイト(闇に鏡を封じられ、ナイトムーバーの射程が短く……。これでは、何れ死者も!)


 時空城 頂上

 ビィィ! シュッ、シュッ!! ガァン!! キィン!! ブゥン、ビィィィ!!!

ゼロ「卯月と一緒に走るのも、楽しかった。人の目線から、地球の自然を眺めるのは、新鮮だった」

卯月「ウルトラマンゼロ……」

ゼロ「……事務所の皆が俺を知っても、俺を受け入れてくれた。蘭子なんか、成り行きとは言え、卯月と同じ」

ゼロ「武内を庇って、俺と一緒に生活してくれてもいいって言ってくれて」

ゼロ「本当に、この地球の少女たちは心優しいな……」

ティガダーク(蘭子)「ゼロさん……」

ゼロ「それからは、蘭子も一緒にランニングしたり、三人で遊びに出掛けたな」

ゼロ「ちょいとハイセンス過ぎる蘭子の言葉も、卯月は頑張って理解しようとしたな」

卯月「倒す……」

ゼロ「そういえば、キャンディアイランドの収録! ヤメタランスには参ったぜ」

ゼロ「卯月がいなきゃ、ダメだったかもしれないな!

卯月「……ゼロ、倒す……」

ゼロ「エメラナが来た時は、卯月の姿を借りていた。お陰で、色々と助かったぜ」

ゼロダークネス(卯月)「ゼロ……たお……す」

ゼロ「李衣菜がロベルガーにされた時は、卯月は凄く心配してジャンナインに乗り込んで戦ってくれたな」

卯月「ウルトラマン……ゼロ……」

ゼロ「ああ、言い忘れてたけど、フェスの衣装、似合ってたぜ」

卯月「ゼロ……」

ゼロ「水着も、な」

卯月「ゼ……ロ……さん」


エタルガー「ちっ、まだ壊れず心が残っていたのか」

ダイナ ミラクルタイプ(未央)「あったりまえじゃん! しまむーは強い子なんだから!!」

コスモス コロナモード(凛)「お前なんかに、絶対に負けない!! 私も、卯月も!!」

エタルガー「ちっぽけな存在ほど、よく吠える。ゼロがあれだけ語りかけて、ようやく揺れ動く程度の心だぞ?」

エタルガー「それに、蘭子様の時のように卯月様は今の姿を見られたいのかなぁ?」

未央「自分でそうしておいたくせに……!」

凛「前にも言ったよ。ゼロのビッグバンは、止められない! 私達、ニュージェネの絆も!!」

未央「しぶりん……」

エタルガー「先ほどから何度も叩きのめしてやってるというのに……口の減らない小娘だ」

エタルガー「なら、お前達には肉体的な痛みより、他人の痛みの方がいいだろう」 パッ

コスモス コロナモード(凛)「地上の映像?」

ダイナ ミラクルタイプ(未央)「あ、あれは……ガタノゾーア! ダークザギ! エンペラ星人!?」

エタルガー「地上の連中は、お前抜きでこの危機を抜けられるか?」

エタルガー「無理だろうな! 本物のギンガとビクトリーがいようが、ライブしているのはぜい弱な小娘!」

エタルガー「さぁ、選べ! ウルトラマンゼロ!! 長い説得の末に卯月様を救うか、地上に行くか!」

エタルガー「卯月様を選べば、地上は確実に滅ぶ! 卯月様も、助けてもまともか保証しかねるがな!」

エタルガー「それとも、卯月様を見捨てて地上を選ぶか? お前には無理だろうが、それが賢明だな!」

エタルガー「もっとも、お前が加勢した所で、あの数を倒せるかどうかわからないがなぁ……!」

凛「エタルガー……!!」

未央「なんて、なんて卑劣な奴……!!」


エタルガー「なんとでも言え! はははははは!!!」

ウルトラマンゼロ「バカみてぇな高笑いしやがって」

エタルガー「なんだと……?」

ゼロ「俺の仲間、ウルティメイトフォースゼロはそんなにヤワじゃなない」

ゼロ「あの子たちは、お前が思っているよりも強い。勿論、卯月も、蘭子も、未央も凛も」

ゼロ「シンデレラの夢は、夢で終わらない!」


ゼロ「お前がシンデレラガールズを語るなんざ……2万年早い!!!」


凛・未央「ゼロ……」

ティガダーク(蘭子)「ゼロさん……」


エタルガー「ふん……夢物語を! お前がそんなロマンチストだったとはな!」

エタルガー「なら、見ているがいい! 地上が呑まれてゆく様を! 無駄な説得を続けながらな!!」


未央「小~さく前ならえ!」」


凛「未央?」

エタルガー「なんだぁ?」


ダイナ ミラクルタイプ(未央)「詰め込んだ気持ちが~♪ 前にも後ろにも~」

エタルガー「耳障りだ!」 ガッ!

未央「ぐっ! ほら弾け飛びそぅ……♪」

コスモス コロナモード(凛)「卯月! 私達の、ニュージェネレーションズの曲だよ!!」

ゼロダークネス(卯月)「……にゅー、じぇね」

凛「ホントは飛び出したいっ♪ トキメキの原石♪」

エタルガー「やれやれ、認めてやる。貴様らは、俺をイラつかせる天才だとな!!」 ドゴン!

凛「ぐぅっ!?」

未央「準備は……」 ググ

凛「もぅ完了……」 ググ

エタルガー「こいつら……」

未央・凛「無敵ステキ予感Feelin‘☆」

ゼロダークネス(卯月)「う、うあぁぁぁ……」

エタルガー「いいだろう。まずは、確実に、貴様らから消してやる!!」 ダッ

ティガダーク(蘭子)「させない!」 バキンッ!

エタルガー「なっ!? 」

蘭子「受けよ、超時空魔神! 闇の巨人の咆哮を!!」

エタルガー「どうやってあの拘束を!!」

蘭子「ダークデラシウム!!!」 ビィィィ!!!

エタルガー「こいつ、耐性だけじゃなく闇の力を制御してやがる!? ぐぉ!」 ドゴーン


蘭子「エタルガー!! あなたは、私と……ウルトラマンティガが相手だ!」

エタルガー「貴様らぁぁぁ!!!」

未央「らんらん、ちょっとの間お願い! 目の前にあるのは未知への扉~♪」

凛「君も」

未央「僕も」

凛・未央「みんな おいでよ C‘mon!」

蘭子「卯月ちゃん! みんなが、あなたを待ってる! だから、お願い! 目覚めて!!」

ゼロ「卯月―!!!!」

ゼロダークネス(卯月)「わ、私は……私は、私は、私は、私は!!!?????」

ゼロ「今なら……!! 俺の光で浄化してやる!!」

エタルガー「させるか!! はぁぁぁ!!!」 バン! ビィィ!!

ダイナ(未央)「またあの無差別攻撃……うわぁっ!?」 ドン!

コスモス(凛)「う、卯月!!」

蘭子「卯月ちゃん!!」

ババルウ星人 バリアン「うぉぉぉぉ!!!!」 バッ

ゼロ「なっ……バリアン? 俺達の盾に……」

エタルガー「なんだと!? そうか! お前がティガダークを助けていたのか!!」

バリアン「ぐぁぁぁぁ!! い、今の内にその子を救え!! お前にしかできないことだ!!」

ゼロ「……っ! 卯月、俺の光を受け取れぇぇぇ!!」 ピカァ!


卯月「ゼロさん……。見られたく……ないよぉ……」


ゼロ「えっ……?」


エタルガー「貴様らぁぁぁ!!!」

 ダイナ ミラクルタイプ → ダイナ フラッシュタイプ

ダイナ フラッシュタイプ(未央)「ニュージェネ結成の邪魔はさせないぜい! ソルジェント光線!!」

コスモス コロナモード(凛)「形勢逆転だよ!! ブレージングウェーブ!!」

ティガダーク(蘭子)「ダークランバルト!!」

エタルガー「ちぃっ!!?」


 ???

ゼロ「ん? ここは……。346プロ? あの時の卯月の『見られたくない』という言葉に関係あるのか?」

 プップー

ゼロ「車? って、武内が従者のカボチャの馬車!? 何で!?」 ガチャ ゾロゾロゾロ

ゼロ「あ、みんなが降りてきた……。いやいや! 明らかに馬車は4人くらいしか乗れないだろ!?」

ゼロ「さすが卯月の精神世界だ……。俺にツッコミを入れさせるとは」

ゼロ「しかし、みんな立派なドレスを着こんでるな。なんかのライブか?」

卯月?「あっ」 コケ

ゼロ「あ、卯月が転んだ」

未央?「しまむー、時間ないよ~」

凛?「先に行くよ」

卯月?「は、はい~。すぐに追いつきます……あれ」

ゼロ「ガラスの靴が、われている……」

卯月?「そ、そんな。これから、舞踏会なのに……」

ゼロ「卯月……」

卯月?「み、みんなが遠い……。あ、魔法が解けちゃう……」

ゼロ「ドレスから、卯月の学校の制服に?」

卯月?「そ、そんな、ま、待って……。待ってください!」

 シュゥン

ゼロ「……これは。む、場面が変わる」


卯月『私って、一つお姉さんだから』 ニコ

 ドゴォン! グシャ!

凛『う、嘘、だよね……?』

未央『し、しまむー? しまむー! 早く、瓦礫を!』

凛『た、助けを呼んでくる!』

未央『嘘だよね? 美嘉ねぇに誘われたライブ、まだだよ? まだ、私達デビューしてないんだよ!?』


ゼロ「俺と、初めて出会った時の……」


精神世界の卯月「私には……何もなかった」

ゼロ「卯月?」

精神世界の卯月「けど、今は違う。ウルトラマンゼロという、宇宙最強の戦士が一緒にいる」

ゼロ「……エタルイマージュ、なのか?」

精神世界の卯月「私だけが、持ってる力……」


卯月「やめてっ!!」


ゼロ「卯月……」

卯月「聞かれたく、なかった……。ゼロさんだけには、知られたくなかった!」


卯月「私は……みんなが眩しかった。けど、私は一緒に輝けない気がして……」


卯月「だから、ゼロさんを利用してしまったんです!!」


卯月「だって、笑顔なんて、誰でもできるもん……」


ゼロ「卯月……」




ゼロ「どうでもいいけど、さっさと帰るぞ」



卯月「え? ……え!?」



ゼロ「いやだって、いつまでもここにいるわけにはいかないだろ」



卯月「そ、それは、そうですけど」




卯月「私はゼロさんを……」

ゼロ「なら、俺に協力してくれたのは、俺の身体目当てだったのか?」

卯月「ちち、ちがいます! 助けてもらったし……ていうか、その言い方はなんなんですかぁ!?///」

ゼロ「シャプレー星人に立ち向かったのは? 危ないだろ?」

卯月「だって、ゼロさんが危なかったから……」

ゼロ「蘭子と一緒にトレーニングしたりしたのも、その一環なのか?」

卯月「違います! 蘭子ちゃんは可愛いし、素敵だから、学べたらって。それに、お友達だし……」

ゼロ「ヤメタランスに耐えた時は?」

卯月「だって! 私は他の皆より劣ってるのに、頑張らないでどうするんですか! 頑張るのが私です!」

ゼロ「李衣菜を助ける時、ジャンナインに乗り込んだのはヒーローごっこしたいからか?」

卯月「違います!! 李衣菜ちゃんが心配だったし、ゼロさんのお手伝いがしたくて……!!」

ゼロ「……」

卯月「……」

ゼロ「……卯月」

卯月「な、なんでしょうか?」


ゼロ「お前、普通だぞ?」


卯月「普通!?」


ゼロ「全くの普通だ。ただのいい奴だろうが」

卯月「そ、そんなこと! 私は、ゼロさんを利用しようとしたダメな子なんですっ!」

ゼロ「いやだから、それ、利用っていう部類に入らないし」

卯月「……えっ!?」


ゼロ「大体お前、俺の力に頼らないように練習いっぱいしてたじゃんか」

卯月「そ、それは、その……。け、けど、私は笑顔しかできないダメな子で……」

ゼロ「以前、武内に言われたそうだな。卯月の選考理由は、笑顔だと。俺も、そう思う」

卯月「……ゼロさん」

ゼロ「きっと、今聞いても、半年先に聞いても、一年後に聞いても、同じことを言うと思うぜ」

ゼロ「卯月の笑顔は春のように穏やかでありながら、夏のように熱い。俺が、この国で体験した四季のように」

ゼロ「卯月の笑顔は、太陽なんだ。人々に笑顔を与えられる、素晴らしい笑顔だ」

卯月「私の、笑顔が……?」

ゼロ「卯月の笑顔が、他の皆も笑顔にする。その笑顔に、惹かれているものも多いはずだ」

卯月「私が……」

ゼロ「俺は卯月が今までしてきた努力を、頑張りを見てきた。ずっと、アイドルの卯月を見てきた」

卯月「……っ」


ゼロ「島村卯月は、精一杯輝く、輝く星になれる、未来のアイドルだ!!」


卯月「っ! け、けど、私は……」

ゼロ「卯月は、俺に謝りたいと思ったから、みんなの所に行きたいと思ったから、こうなったんだろ?」

卯月「それは……」


ゼロ「なら、行こうぜ! 未来へ!! みんなの、輝きの中へ!!」


卯月「っ!!」



卯月「私……勘違いしてました。みんなが眩しくて、自分もそうなりたいって祈ってて」


卯月「微笑みをかわす仲でも、泣く時は、悩む時は一人だって……」


卯月「けど、違ったんですね」


ゼロ「そうだ。どんな些細なことでも、相談できる仲間がいる。俺もいる」


卯月「私と、ゼロさんのキズナ……。私の背中を押してくれる、ウルトラの魔法!」


ゼロ「帰るぜ、卯月! エタルガーをぶっ飛ばしに、世界を救いに!!」


卯月「はいっ! 島村卯月! SAYいっぱい輝いて、頑張ります!!」


ゼロ「俺達は!」


卯月「一心同体です!!」


 時空城 頂上

コスモス(凛)「ゼロダークネスが」

ダイナ(未央)「消えていく!」

ティガダーク(蘭子)「卯月ちゃん!」

卯月「……島村卯月、大復活ですっ!!!」

ババルウ星人バリアン「卯月ちゃん……よか、がはっ」 バタ

ティガダーク(蘭子)「バリアン!」

エタルガー「ぐぅぅぅ!? 貴様ら……! 許さん!!」

ダイナ(未央)「げっ! あれだけくらって、まだ平気なの!?」

コスモス(凛)「しつこい……!」


バリアン「は、はは……。ちっとは、あの野郎に報いてやれたかな?」

ゼロ「ああ、十分だ。お前はよく、戦った。ずっと、昔からだ。だから、もう喋るな。傷に触る」

バリアン「いいんだ……。俺はもう、疲れた」

卯月「バリアンさん……。ありがとうございました」

バリアン「礼を言うのはこっちの方だ……。本当は分っていた……。あの方が、俺を追放した意味を……」

バリアン「仲間を封印する気だったから、関係ない俺を……元の場所に帰してくれたんだ……」

バリアン「いや、もしかしたら……蘭子ちゃんに、あの方の力を届けるのが……俺の役目だったのかもしれない」

蘭子「バリアン……」

バリアン「それでも……最後まで、あの方と一緒にいたかった……」

ゼロ「バリアン、もう喋るな!」

バリアン「卯月ちゃん……蘭子ちゃん……トップアイドル、なれるといいなぁ……」

卯月「はい! 頑張りますっ! バリアンさんも、応援して下さいね?」

バリアン「あぁ……。エタルガーの野郎、ぶっ飛ばしてやってくれよな……」

卯月「はい! ぶっ飛ばしちゃいます! だから、そこで見てて……バリアンさん?」

バリアン「……」

ゼロ「お前を追ってこの地球に来たお陰で……色々、あった。変な話だが、感謝する」

卯月「……おやすみなさい。良い夢、見られるといいですね」


エタルガー「ふん、島村卯月は解放されたか」

エタルガー「まぁいい。どうせ、お前らが倒れ、そいつのしたことは無駄になるのだからな」

エタルガー「ババルウ星人ごときが、ウルトラマンに尻尾を振ってなぁ! ははははは!!」

ティガダーク(蘭子)「その人を……笑わないで!!」

コスモス(凛)「お前に、バリアンを笑う資格なんてない!!!」

ダイナ(未央)「私にもわかる。誰かに必要とされる嬉しさ……それを、利用するなんて!!」

卯月「その心を利用したあなたを、許せません! 謝ってください!!」

エタルガー「はっ! 謝る、だと? 俺を倒せると言うのか? こんなぜい弱なウルトラマンでか!?」 ドゴ!

凛・未央「うぐっ!?」 ドサ、ドサ

ゼロ「凛! 未央!」

卯月「変身が解けて! っ! 二人とも、顔にあざが……。傷も酷いです……!」

未央「へへ、しまむーに比べれば、これくらい……」

凛「うん……。卯月が無事で、よかった」

卯月「心配かけて、ごめんなさい……!!」 ギュ


エタルガー「ウルトラマンゼロ! 小娘を助けたくらいで、調子に乗るなよ!!」


エタルガー「地上をみてみろ!!」


エタルガー「お前の仲間が、ぜい弱な小娘たちが、全滅する所を!!」


東京 上空

ギンガ(みく)「はぁぁぁぁ! ギンガサンシャイン!!」 ビィィィ!! ブゥン ブゥン

ビクトリー(李衣菜)「テレポートで避けて……そこだ! ビクトリウムバーン!!」

ダークザギ「っ!!? ハハハハ!!!」

李衣菜「む、無傷……?」

ダークザギ「ライトニング・ザギ!!!」 ギュィィィッ!!

みく「や、やばっ! ギンガクロスシュートッ!!!」 ガシ! ビィィィ!!!

李衣菜「ビクトリウムシュート!!」 ギュィィィィ!! ドゴーン!!!

みく「そ、相殺はできたけど、遊ばれてる……。本物のウルトラマンが二人いて、押されてるにゃ……」

ギンガ「みく、ダークザギは危険だ。以前、ヒカルと共に戦った時よりも強い」

李衣菜「え……? じゃあ、あいつはダークルギエルって奴の配下なの?」

ギンガ「違う。以前はルギエルの力が不完全だったのか、それとも、ダークザギを完璧に復活させると」

みく「ルギエルの立場が危うくなる……。それくらい、ヤバい敵ってことにゃ!?」

李衣菜「そ、それでも私らしかあいつとは戦えないし! 私はショウさんを、ビクトリーを信じる!」

みく「そ、そうにゃ! みく達がここで諦めたら、日本は……地球は終わりにゃ!」

エ タ ル ダ ミ ー ! ! 究極合体怪獣ギガキマイラ!!!

李衣菜「なっ!? さらに増えて……きゃっ!!」 ガシッ

ギガキマイラ「グギャァァァァァ!!!!」

みく「し、しまっ。捕まって……苦しぃ……」


グレンファイヤー「みくにゃん! だりー!! ミラちゃん! 救助はどうなってる!?」

ミラーナイト「一部の建物は、隙間から闇に侵入されています! 救助に急を要します」

グレンファイヤー「クソッ!! ナインの坊主が切れるような人間でも、救助しなきゃなんねぇし……」

ミラーナイト「ここはなんとかします。グレンはみんなの援護に」

グレンファイヤー「ワリぃ! 頼むぜ!」

超古代尖兵怪獣ゾイガー「ギャァァァ」

グレンファイヤー「ちっ! 邪魔だぁぁぁ!!!」 ボゥッ!


ダークザギ「クク、ハハハハ!!」

ネクサス(智絵里)「ひっ! わ、私の方を見てる……」

杏「ち、智絵里ちゃん! 逃げて! ダミーでも、あいつの狙いはきっとネクサスだから!」

智絵里「杏ちゃんを置いて逃げるなんて……。け、けど、怖い……」 ガタガタ

エックス「杏! 動くんだ! でないと、智絵里が!」

杏「わ、わかってるよ! だけど、杏も怖いよぉ……」


ジャスティス(かな子)「智絵里ちゃん! は、放してよ! この!」 ガンガン

ガタノゾーア「キィィアァァァ」

ガイア(美波)「んっ! くぅ……。触手の、力が強い……」

アグル(アーニャ)「美波! ブレードでも、なかなか、切れません!」

武内P「ガタノゾーア……! く、ダメだ。いざ、本物を前にしては……足が……」 ガクガク

ジャンナイン「武内! しっかりしろ! あれはエタルダミー、実体はあるが幻影だ」


ジャスティス(かな子)「智絵里ちゃん! 杏ちゃん! こ、このぉ! え? きゃっ!」 ブゥン、ドゴーン!

ガイア(美波)「かな子ちゃん! 投げ飛ばされて……」

ガタノゾーア「キィィアァァァァァ」 キュィン

アグル(アーニャ)「美波! 危ない!」

 ピー!

アーニャ「あ、ぅ……守れ……ない……」 フゥン

美波「アーニャちゃんが庇ってくれてなお、私を貫通……」 フゥン

ジャンナイン「危なかった。変身解除された二人をこちらに転送できた」

武内P「新田さん! アナスタシアさん!!」

美波・アーニャ「う、うぅ……」


美嘉「みんな!」

ジャンボット「っ! まずい! レゾリューム光線がくるぞ!」

美嘉「狙いは……っ!? 莉嘉とみりあちゃん!!」

ジャンボット「二人はダメージが大きくて動けないぞ!?」

ヒカリ(莉嘉)「ひっ……お、お姉ちゃん……」 ググ

メビウス(みりあ)「ま、負けちゃう……」 ググ

マックス(きらり)「二人は! きらりが守る! うぎゅぅ……」 ドゴォン!

ジャンボット「きらり!!」

美嘉「変身が解け……!?」

ジャンボット「まずい! 闇に呑まれる!!」

ヒカリ(莉嘉)「ダメ!」 キャッチ!

美嘉「よかった……」 ホ

エンペラ星人「……」 ギィン

莉嘉「またサイコキネシス……あうぅぅ!! う、腕がぁぁ……」 ギリギリ

メビウス(みりあ)「腕が折れちゃうよ! やめて!! メビュームシュー」

エンペラ星人「っ!!」 カッ!

みりあ「あうっ!」 グギギ

ジャンボット「ウルトラマンを纏めて拘束するほどのサイコキネシス……!!」

美嘉「莉嘉!! みりあちゃん!!」


茜「やめてください!!!」

藍子「み、みんな殺されちゃうよぉ……!!」

まゆ「そ、そんな……」

美穂「やめて! お願いだから、止めて!!」

友紀「メンバーチェンジ! 私がやるから! やめてよ!?」

楓「……っ!! みんな……」

幸子「ち、智絵里さんが! あんなおっかないのに!」

部長「ま、まずい。あの子たちが、殺されてしまう!」

ちひろ「ウルトラマンゼロ! まだ、まだなんですか?」

小梅「ゼロさん……蘭子ちゃん……」


「なんだよ……これ……」「ウルトラマンが負ける……」「ガイアとアグルが……やられて……」

「マックスも……」「ていうか、変身解除した時に女の子が見えたけど……」

「本物のウルトラマンじゃないのかよ!?」「そりゃ、勝てないよ……」

若い自衛隊員「俺は……何もできないのか……」 ギリッ


瑞樹「あの子たちが必死に戦ってるのに!」

早苗「応援の一つくらいでもしなさいよね!!」


 時空城 頂上

エタルガー「くくく、全滅まであと一歩だな」

卯月「み、みんなが……」

エタルガー「蘭子様のお好きな闇の力、ご堪能いただけましたか? くくく、ははははは!!」

ティガダーク(蘭子)「くぅ……!!」

エタルガー「それにしても、汚い人間どもだ。助けてもらっておいて、何もなしとはなぁ?」

未央・凛「……っ」

エタルガー「ゼロ、奴らを守る価値などあるのか? お前達だけで、逃げた方がいいんじゃないのか?」

ゼロ「果たして、本当にそうかな?」

エタルガー「何……?」


 地上 346プロ

楓「がんばれ~!! ウルトラマ~ン!!!」

早苗「楓ちゃんがするの!?」

瑞樹「けど、そうね。私達が、率先して応援しなきゃ……!」

菜々「が、頑張れ~! 菜々ももっと、頑張りますから~!」 プルプルプルプルプルプル

ちひろ「菜々ちゃん、それ恐怖じゃなくて疲労の震えですよね!?」

避難民「あれって、アイドルの楓さん……?」

避難民「みんな、応援してる……」

加蓮「が、がんばれー!」

奈緒「そんな奴ら、ぶっ飛ばしちゃえ!!」

「そ、そうだよ、応援しなきゃ」「俺達のために戦ってくれてるんだ……!」「ガンバレー!!」

若い自衛隊員「ガンバレ、ウルトラマン!!」

年配の自衛隊員「この国……いや、この星の為に、頼む!!」

部長「これは……」


 刑務所

看守「お前は本当に、避難しないのか?」

この世界のヒルカワ「ああ……」

ヒルカワ「俺は奴らの戦いを見届ける……」

看守「そうか……。じゃあな」 タタタタタッ

ヒルカワ「……応援するわけじゃない。ただ、あのガキ共が、宇宙人共がどこまで戦うか、見届けるだけだ」


 某所

???「ウルトラマン……君達の力は、そんなものじゃないはずだ」

???「それは、撮影を通じて……僕が、僕達が一番分かってる……」

???「だから……頑張ってくれ……!! ティガ……みんなに勇気を」


ヒカリ(莉嘉)「み、みんなが応援してくれる……!」 ググ

メビウス(みりあ)「が、頑張らなきゃ……」 ググ

エンペラ星人「……っ!!」 ブン

莉嘉・みりあ「きゃぁぁ!?!?」 フッ

ジャンボット「変身が解除されて!」

ミラーナイト「間に合うか……!?」

美嘉「アタシを投げて! ジャンボット!」

ジャンボット「何だと? それでは、君が」

美嘉「誰かのスパークドールズを掴んで、アタシが戦う! 妹を、見捨てて逃げる事なんてできない!!」

ジャンボット「わかった……。行くぞ!」 ブゥンッ!

莉嘉「お、お姉ちゃん……! ダメぇ……」

美嘉「ウルトラマンがいる。皆が応援してくれる。奇跡くらい、起きるでしょ!?」 ガシ!

まゆ「美嘉ちゃん!!」

茜「ギンガスパークを掴みました!!!」

美嘉「奇跡、起きてよ!? ……いや、起こしちゃうから!!」 カッ!!


 ウルトライブ! ウルトラマンメビウス! フェニックスグレイブ!!


ウルトラマンメビウス フェニックスグレイブ「テイヤッ!!!!」


藍子「え? みりあちゃんが変身したウルトラマンさん……?」

茜「凄く格好良い配色になって強そうです!!!」

部長「お、おぉ! 不死鳥の勇者……!」


ネクサス アンファス(智絵里)「みんなが、応援してくれる……。そう、だよ。今は、私がウルトラマン!」

智絵里「ゼロさんの代わりに! 私がみんなを守る!! 恐がってなんかいられない!!」

 ネクサス アンファス → ネクサス ジュネッス

ダークザギ「ハハハハハ!!!」

智絵里「うぐっ……。す、すごい力……!」 ググ、ガク

エックス「ダメだ! やはり、押されている」

ジャスティス(かな子)「う、うぅ……まだ、まだ! 智絵里ちゃん! 一緒に戦おう!!」

智絵里「かな子ちゃん!」

大地「サイバーゴモラ!!」

サイバーゴモラ「ギャァァァウゥゥゥ!!」 ドッ!

ダークザギ「っ!?」

杏「ご、ゴモラ? に、似た怪獣?」

大地「アスナのデバイザー、メンテ用に預かっててよかったよ……」 ズキズキ

愛梨「だ、大地さん、ムチャしたら……」

雫「悪化しちゃいますよ!」

大地「ここでムチャをしなきゃ、みんなの地球は守れない!!」

愛梨・雫(格好良い……///)

大地「俺も、戦うよ! エックス!!」

エックス「大地……! どうする、杏? 傷だらけの大地とかな子が、臆病な智絵里が、戦っているぞ!」

エックス「大地と似た周波数を持つ君が、このまま終わるわけ、ないよな?」

杏「こ、怖い。けど、智絵里ちゃんが、かな子ちゃんが戦ってるんだ……! やってやろうじゃん!」


エクスデバイザー『エックス、復活します』


杏「お、お前なんか杏達で倒してやるからな! ゆるふわ破壊神!!」

ダークザギ「……???」

幸子「明らかに戸惑った感じになってます……」


武内P「新田さん達が頑張ったのに、私は……。大人の私が頑張らないで、どうする?」

ジャンナイン「いくぞ、武内。僕達で奴を倒す」

武内P「はいっ!」

アーニャ「う、うぅ……私も、みんなのために、まだ、戦い、ますっ!」 ググ

美波「あ、アーニャちゃん……。うん、そうね……。ガイアの主人公だって、大学生! 私と一緒だもの!」

アーニャ「もう一度、ライブ、します! ……? 美波、ガイアが、呼んでます?」

美波「え? アグルが、呼んでる? あ、そっか……」

武内P「新田さん? そ、そうか! ガイアとアグルが二人に応えようとしてくれているんですね」

美波「アーニャちゃん、ガイアのスパークドールズを持って。私が、アグルを」

アーニャ「交換、ですか?」

美波「違うの。より、アーニャちゃんを感じられるように、ね」

アーニャ「信じあえる心と、力を、クロスさせて、ですね」

美波「うん! ギリギリまで頑張って、踏ん張るから! ガイア……もう一度、私に力を!」

 ウルトライブ! ウルトラマンガイアV2!!     ドスーン!!

アーニャ「ピンチの連続! でも、美波と、みんなと一緒に乗りきります! アグル、もう一度、力を!」

 ウルトライブ! ウルトラマンアグルV2!!     ドスーン!!

ガイアV2(美波)「やったわ! V2になれた!」

アグルV2(アーニャ)「色が、変わりました。ガイアの、美波の力、感じます!」

美波「行きましょう、アーニャちゃん!」


 ???

李衣菜「ここは……?」

ビクトリー「お前の力では、奴には勝てない」

李衣菜「えっ! ビクトリー!? わ、私じゃ役不足っていうの!? そりゃ、ショウさんに比べたら……」

ビクトリー「今なら、我の力でお前を過去に戻すことができる」

李衣菜「過去に?」

ビクトリー「そう、幸福だった時へ。ゼロと出会わぬ時間軸へ。こんな辛い戦いをせずに過ごせる世界へ」

李衣菜「……随分、後ろ向きだね、ホントに、ウルトラマン?」

ビクトリー?「……ギンガは未来を、我は過去を象徴する」

李衣菜「ふ~ん? せっかくだけど、いいよ! みくちゃんが待ってるし」

ビクトリー?「何故だ? 何故、自ら辛い時に身を投じる? 何故、辛い現実に立ち向かう?」

李衣菜「辛くたって、私は私! ロックな私! ゼロと出会った私! 前川みくちゃんと、アスタリスクの私!」

ビクトリー?「……言葉の意味を間違えている癖に」

李衣菜「はぁっ!? あれ? ビクトリー?」


「さぁ、手を伸ばがいい」


李衣菜「ビクトリー? ……あ、そうか。私あのデカブツに負けて、ライブが解除されて……」


ショウ『手を伸ばせ!!!』

李衣菜「ショウさん?」

ショウ『お前が手を伸ばした先に、仲間がいる!!』

ヒカル『君は、一人じゃない! 仲間がいれば、前に、未来に進める!』


みく「李衣菜ちゃん!!!」


李衣菜「っ! みくちゃん!! やば、意識飛んでた!? ライブ解除されてめっちゃ落ちてるー!?」 ヒュー

みく「もう一度! もう一度ライブを! ウルトラマンのライブも、私達のライブも!」

李衣菜「うん! 辛くても、立ち向かおう! 前に進もう! 二人で、一緒に!!」

みく「勿論にゃ! 李衣菜ちゃんのにわかロック、聞いてないと不安になるから!」

李衣菜「はは、言ったなぁ! ……ビクトリー! ショウさん! もう一度、力を貸して!!」

みく「ウルトラマンギンガ! 李衣菜ちゃんと手を握ったら、力が湧いてきたにゃ! だから、もう一度だけ!」


 カッ!!!


みく・李衣菜「ギンガビクトリー!!」

ギンガビクトリー「シャウナッ!!!!」


みく「おぉぉ!? 合体できたにゃ! こういう奥の手があるなら、早く言って欲しいニャ」

ギンガ「できない」

李衣菜「え?」

ギンガ「私が合体するにはビクトリーランサーと、フュージョンブレスが必要だ」

みく「ブレスって……みく、つけてるけど? なんか、みんなのダミースパークみたいな色合いだけど」

ギンガ「何故だ? 私は君達では合体できないと判断し、ヒカルから受け取らなかった」

みく「いや、そこは念の為にもらってくるところにゃ……」

李衣菜「確かに……。あ、そういえば、私、ビクトリーと話したよ」

みく「ビクトリーと? けど、ショウさんも意志は感じても話したことはないって」

李衣菜「なんか、試された感じだった。過去の時間に戻してやるって言われたし」

みく「へ~。ビクトリーってそんなこともできるのにゃ」

李衣菜「で、その後ショウさん達の声が聞こえて……」

みく「それは、みくも聞こえたにゃ。きっと、ギンガスパークを通じて応援してくれたのにゃ」

李衣菜「そうだね! 合体は、ビクトリーがなんとかしてくれたってことかな?」

みく「ギンガにゃんより、ビクトリーにゃんの方が役立つにゃ~♪」

ギンガ「……」

みく「え? あ、ごめん。言い過ぎたかにゃ……?」

ギンガ「まさか、奴が自らの意思で」

李衣菜(奴? ……そういえば、私ってCPの中で唯一、怪獣にされてる? ……まさか)

李衣菜(さっきのはビクトリーじゃなくて……? それとも、ビクトリーの正体が? いや、けど……)

みく「李衣菜ちゃん?」

李衣菜「な、なんでもない!(どっちにしても、関係ないか! 助けてくれたんだし!)」

みく「借り物の力だけど! さっさとあいつをぶっ倒して!!」

李衣菜「世界を救ってやろうか!!」


 時空城 頂上

エタルガー「ば、バカな……。あんな、あんな小娘共が……!」

ゼロ「町は、ウルティメイトフォースゼロが守る」

ゼロ「ギンガも、エックスも。武内も、シンデレラガールズのみんなも、人間達も弱くない!!」

ゼロ「テメーの自分勝手な物差しで人間を図るなんざ」


卯月・未央・凛・蘭子「2万年早いぜ!!!」


エタルガー「ぐっ……!! だが、まだ人間達が勝ったわけではない!」

ゼロ「はっ! 笑っちまうぜ。そういうのは、負けのフラグって言うんだよ!」

エタルガー「なんだと!?」

ゼロ「卯月! 合体だ!」

卯月「はいっ! 合体してなくても一心同体なので、合体したらもっと一心同体です!!」

凛「よくわからないけど、やる気十分なのは伝わったよ」

蘭子「……はぅぅぅ!?」

未央「え? 何? どうしたの?」

蘭子「私、お休みです……」 ガク

凛「ああ、そういうこと……。ていうか、ティガダークの姿のまま蘭子の動きは変」

未央「えっと~、らんらん、ドンマイ!」


ティガダーク(蘭子)「ゼロさんの力になれない……」 シュン

ゼロ「そんなことない。俺達はいつでも繋がってる。そうだろ?」

蘭子「ゼロさん……」 キュン

卯月「ぶ~」

凛(膨れてる卯月、可愛い)

ゼロ「今回は……一緒に、肩を並べて戦おうぜ!」

ティガダーク(蘭子)「……っ! はいっ! 神崎蘭子、この世界のティガ、頑張ります!」

卯月「それ、私の台詞……」

エタルガー「ははははは!!」

卯月「え? 今のやり取り、そんなに面白かったんですか?」 ニヤァ

エタルガー「違う」

卯月「あ、そうですか……」 ショボーン

エタルガー(何でそんなに残念がってるんだ?)

エタルガー「まぁいい。ウルトラマンゼロ、確かにお前は強い。最強を名乗るに相応しいウルトラマンだ」

エタルガー「だが! お前達の不利に変わりはない!!」

エタルガー「地上の小娘共の奮闘は称賛に値する。ハッキリ言おう。俺の想定外だ。……が!」

エタルガー「俺とお前の実力は互角! そして、こちらにはエタルダミーのストックが多くある!!」

エタルガー「ガタノゾーアの力で、いずれ町も呑み込まれる! この状況を、貴様はわかって」

ゼロ「何度も言わすな。確かにお前は強敵だが……倒せない訳じゃないんだよ!」

エタルガー「貴様……!!」


ゼロ「いくぜ、卯月!!」

卯月「はいっ! 島村卯月、いつもよりもっと、頑張りますっ!!」

ゼロ「いくぜ、ニュージェネレーション!! 俺に力を貸してくれ!」

未央「ダイナ! もう一度、私に力を! ここからの、本当の戦いの為に!」

凛「慈愛の戦士コスモス、私ではあなたの力をうまく使えない。けど、もう一度だけ……!!」


未央「3人のウルトラマンの力と!!」


凛「3人の人間の心が! 一つになる時!」


卯月「諦めない心が、限界を超えた時、奇跡を生みます!!」


ティガダーク(蘭子)「括目せよ! 新たなる光の誕生を!!」


卯月・未央・凛「ウルトラマンサーガ!!」


 カッ!! ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!


エタルガー「な、何だこのエネルギーは!? ウルトラマンが3人揃った程度で発生するものではないぞ!?」

エタルガー「ウルトラマンゼロ……! 何をした!?」

エタルガー「こ、これではまるで、本当にビッグバン……。宇宙でも創生する気か!?」


ウルトラマンサーガ「サァァァァァァァガァァァァァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!」


エタルガー「な、何だお前は……!?」


ウルトラマンサーガ「俺は……奇跡の戦士、ウルトラマンサーガ!」

エタルガー「ウルトラマン……サーガだと!?」

未央「さっきも言ったじゃん!」

凛「3人のウルトラマンと3人の人間の心が一つになった時、奇跡は起こるって」

卯月「エタルガー、あなたの選択肢は二つ! 泣いて謝るか、ウルトラマンサーガに倒されるか!」

蘭子(泣いて謝る選択肢があるところが、卯月ちゃん優しいなぁ)

エタルガー「ふざけるな……!! この超時空魔神エタルガーを、舐めるなっ!!!」 ダッ

卯月「そうですか……」

サーガ「いくぜ! 卯月! 未央! 凛! 蘭子!! この地球を、救いに!!」

ニュージェネレーションズ&ローゼンブルクエンゲル「はいっ!!」



※ウルトラマンサーガ  登場作品・ウルトラマンサーガ

ゼロ・ダイナ・コスモスと、タイガ(作品時のゼロとの融合者)・アスカ・ムサシが合体して誕生した
ウルトラマン。圧倒的だったハイパーゼットンと互角に渡り合う程の力(やや、上回ってる?)を持つ。
劇中のハイパーゼットンが圧倒的に強かったため、レジェンド・ノアに比べると圧倒的な描写は少ないが、
明らかに通常のウルトラマンとはケタ違いのパワーを持つ。
詳しくない人から見れば「……ウルトラ、マン?」みたいな、神々しいデザインとなっている。

http://www.ultramansaga.com/images/c_09_02.jpg


 地上

まゆ「みんな、頑張って~!」

幸子「死にたくないので、皆さん頑張ってください!!」

楓「居酒屋に行きたいから、みんな頑張って~」

瑞樹「もうちょっとマシな応援しなさいよ!?」

部長「希望が見えてきたけど」

亜希「敵の兵力が分からない以上、油断は禁物であります!」

 カッ!! ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!

『っ!!!????』

大地「な、何なんだ? あのエネルギーは……」

茜「物凄く綺麗な光の柱ですよ!!!」

藍子「きれぇ……」

ミラーナイト「この凄まじいエネルギーは……ゼロ?」

裕子「い、一体どんなサイキックパワーが……!?」

早苗「吐き気が納まるレベルには、やっばいエネルギーね……」

愛梨「治まったんですね」

  ドンッ! ガキンッ!! ドゴーン!!!

友紀「なんだかドラゴンボールみたいな戦闘音が!?」

小梅「誰か、戦ってる……? エタルガーと……?」

美穂「人の形をした……光?」


 ザザーッ!

エタルガー「ぐぅっ!? く、クソ、攻撃が見えん……!!」

部長「あのエタルガーが押されている!」

ちひろ「ゼロさんってば! こんな隠し玉があるなら早く」


ウルトラマンサーガ「サァァァァァァァガァァァァァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!」


ちひろ「ゼロさんじゃない!?」 ガビーン

幸子「( ゚д゚)ドチラサマデ?」

友紀「……ゲームのボスとか?」

早苗「……ウルトラ、マン? え、ウルトラマンなの?」

菜々「わ、わからないです……。違うって言われたら、違う気もしますし……」

すみませんが、席をはずします!
できれば今日中……ダメそうなら、明日の夜になっちゃいます!!

まだ良い所だけどとりあえず乙!

13話のライブは実質エピローグかな?

ハイパーゼットンまでいなくて良かった…

正直サーガのハイパーゼットンはホント頭おかしいくらい強いからね・・・
サーガは映画の内容もいいしキャラとしてもホント好き、サーガの美しさはマジ映像見なきゃ伝わらないし興味あるなら見る事を強く勧める

普通なら無双できそうなレベルのサーガでやっと”互角”とかいう本物のバケモンだからな、ハイパーゼットン。

それとは別になるが、歌詞を台詞に引用してるみたいだけど、そこだけ台本通りに喋ってるみたいで、正直話全体の中ですげー浮いてる。

話そのものは熱くて楽しめるだけに、そこがちょっと残念

ご視聴、あざっす!! 再開します!!

ハイパーゼットンさんの作り方
1・活きのいいゼットンさんを用意する
2・地球上のほぼすべての生物を餌に与えます。
3・残った生物は調味料として、恐怖を与えじわじわと嬲ります
4・優秀な怪獣達もエサとして与えます
5・後はダイナさんの邪魔にさえ気を付ければ、時と共に完成です。

……物凄い手間暇かけてますからね!!


>>51
なん……だと……!?
自分ではちょいと気に入ってたんですけどね……。
今まで通り、ラストに使うくらいの方が良さそうですね(´・ω・`)


エタルガー「ギガキマイラ!!」

ティガダーク(蘭子)「光の勇者だけではない! ダークゼペリオン光線!!」 ビィィ!!

ギガキマイラ「っ!!??」 ドゴンッ!

小梅「蘭子ちゃん! 解放されたんだね!」

ちひろ(嬉しそうな小梅ちゃんが可愛い)

きらり「ということは~、卯月ちゃんも~!」

卯月「はい! みなさん、ご心配をおかけして申し訳ありません!」

CP「卯月ちゃん!!」

美嘉「全く! 心配したんだから!」

卯月「美嘉ちゃん! メビウスさんに……。それに、みんなも」

美穂「卯月ちゃん、よかったぁ……」

グレンファイヤー「全く! 遅いぜ?」

ミラーナイト「お二人とも、心配しましたよ」

ジャンボット「無事で何よりだ」

ジャンナイン「だが、信じていた」

卯月「えへへっ……♪」


エタルガー「いい気になるなよ!? この戦力差がわからないのか!?」

未央「どんどん小物臭くなっていくね~! 超時空魔神さん♪」

エタルガー「なんだと!?」

凛「その戦力差も、これからひっくり返るよ!」


ダークザギ「フフ、ハハハハハ!!! ノアァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」


杏「しゃ、喋った……!? エタルダミーが!?」

エタルガー「ちっ。だが、ここは……。ゼロに……いや、ウルトラマンサーガに攻撃しろ!!」

サーガ「むっ……」


ガタノゾーア「キィィアァァァァ!!!」 ビー!

エンペラ星人「レゾリューム光線!!」

ダークザギ「ライトニング・ザギ!!」


ティガダーク(蘭子)「させない!!」 ドッ!!


卯月「蘭子ちゃん!?」

ガイアV2(美波)「蘭子ちゃん! 攻撃を受け止めて……」

武内P「ムチャだ! あんな、あんな攻撃を……」


蘭子「私は……ゼロさんと……肩を並べて、戦うんだぁ!」


ティガダーク → ティガ トルネード → ティガ ブラスト → ティガ マルチタイプ


エックス「攻撃を、吸収している? 闇を、光に……!」

武内P「あ、あの攻撃を受け切ったのですか?」

ジャンナイン「闇の力を制御できる稀有な能力が、バリアンの手によって完全に覚醒したようだな」


ティガ マルチタイプ(蘭子)「光と闇、全てを超越し、内包する古の巨人に……汝らの技は効かぬ!!」

エタルガー「バカな……。たかが、小娘が……闇の力をあそこまで制御するなど……。なら、力ずくで!」


ギンガビクトリー(みく)「そうは問屋が卸さないにゃ! デカブツは、このギンガビクトリーが相手にゃ!」

ギンガビクトリー(李衣菜)「最後にパッと出てきて……遅れて登場の真打はアスタリスクだけで十分!」

グレンファイヤー「んじゃ、俺も混ぜてもらおうか! ちょいと活躍を分けてもらうぜ」

李衣菜「もう、いっぱい活躍してるよ! ……守ろうとしてくれて、ありがと!」

グレンファイヤー「ば、バカヤロウ! そんなん、あたりめぇだろうが!///」

みく「うわ、ツンデレにゃ」

グレンファイヤー「うっせぇ!!」


美嘉「ゼロと卯月達の邪魔はさせないよ! 一人ぼっちの皇帝!」

莉嘉「うんっ! 4人で戦うなら、絶対に勝てるよ!」

きらり「ジャンちゃんも一緒に戦ってくれるにぃ?」

ジャンボット「無論だ。私はエメラナ姫の友人を、守る義務がある」

みりあ「え? 私達、友達じゃないの?」

ジャンボット「……っ! 失礼した。私は、私の友人を守る!」


ダークザギ「ハハハハハ!!!」

エックス「お前の相手は私達だ!」

杏「あいつは恐ろしい敵だけど……だから、倒さなきゃ……!」

ネクサス ジュネッス(智絵里)「怖いけど、みんなと一緒にいられない方がもっと怖い!」

ジャスティス(かな子)「きっと、大丈夫! みんなと、一緒なら!!」

大地「ああ! この地球は、みんなの地球は、君達が守るんだ! その為に、俺とエックスも手伝うよ!」

サイバーゴモラ「ギャァウゥ!!」

紗枝「サイバーゴモラはんも一緒、ですなぁ♪」

幸子「な、慣れると結構可愛く見えてきましたね!」


ティガ(蘭子)「そして、古の邪神よ! この世界でも……ウルトラマンティガが相手をしよう!」

武内P「私のトラウマ……ここで倒します!」

ジャンナイン「あの有機生命体は危険だ。地球の良き有機生命体、人間の為に、ここで倒す」

ガイアV2(美波)「地球のウルトラマンの力、今度こそ見せちゃうんだから!」

アグルV2(アーニャ)「ズローバボーク、悪い神様は、ウルトラマンが倒します!」


蘭子「我が友たちよ! 巨人の力を借り受けた気高き乙女達! 遠き星の勇者達よ!」

ガイアV2(美波)「シンデレラプロジェクト!」

グレンファイヤー「いくぜ、ウルティメイトフォースゼロ!」

卯月「島村卯月! ウルトラ頑張ります!!」

ウルトラマンサーガ「さぁ、掴むぜ! 地球の未来!!」


VS ギガキマイラ

ギンガビクトリー(みく)「みく達は! 一人じゃない!」

李衣菜「ショウさんも、ヒカルさんも、グレン達も、ゼロも、同じCPの仲間も、プロデューサーも!」

ショウ・ヒカル『みんながついている!!』

みく「話しに聞いてたウルトラ十勇士の力は使えないけど、十分にゃ!」

李衣菜「いくよ! この状態でくらえ! ビクトリウムエスペシャリー!!」 ドドドドドド!!!

グレンファイヤー「おわっ! すげぇ連射だ! 全部の顔に攻撃してやがる!」

ギガキマイラ「グギャァァァァァァァァァァァ!!!!??? ……っ!!!」 ボワァッ! ボッ! ボッ!

グレンファイヤー「おっと? 残った頭で炎を吐くとか……バカかテメェはぁぁぁぁぁぁ!!」

みく「グレンにゃん!?」

李衣菜「私らの盾に!」

グレンファイヤー「今だ! こんな温い炎じゃ、俺は止められねぇぞ!!!」

李衣菜「もう、ムリしちゃって……。けど、ちょっと惚れそうだよ! グレンとか、ショウさんが好みかも!」

みく「このチャンス、逃さない! ゴールは近いにゃ!」


李衣菜「輝け! ギンガ! ビクトリー!!」

ギンガビクトリー「ギンガエスペシャリー!!!」

 ビィィィィィ!!!!

ギガキマイラ「グギギャァァァァァァァァァァ!!!?????????????」 ドゴーン!!


みく「倒してやったニャ!!」

李衣菜「ヒカルさん、ショウさん、ありがと~!!」

グレンファイヤー「ふぅ~、みくにゃんも、だりーなも頑張ったな!」

ギンガ(確かに、君達に力を貸し与えたのは私だ。だが、最後の合体は、私も予想していなかった)

ギンガ(私が少し後押ししただけで、君達の絆は奇跡を起こした)

みく「ギンガにゃん、どうしたの? 考え事?」

ギンガ「なんでもないにゃん」

李衣菜「それ、気に入ったんだ……」

グレンファイヤー「次行くぞ、ギンザ」

ギンガ「ギンザじゃない、ギンガだ」


 VS エンペラ星人

きらり「凸レーションと! 美嘉ちゃんと!」

ジャンボット「鋼鉄の武人、ジャンボットが相手だ!!」

みりあ「悲しみなんかない世界を!」

莉嘉「愛を諦めない!」

きらり「きらり達が、未来を叶えるにぃ☆」

美嘉「よ~し! 無限に続く光を……メビウス、よろしくね!」

エンペラ星人「……っ!!!」

 エ タ ル ダ ミ ー ! アーマードダークネス!!

部長「っ!? 皇帝が、暗黒の鎧を装着した……!!」

メビウス フェニックスグレイブ(美嘉)「オッケー。そんなもの纏おうが、ぶっ飛ばして、ア・ゲ・ル!」

エンペラ星人(アーマードダークネス装着)「……」


美嘉・莉嘉「メビューム!!!」


きらり・みりあ「ナイト!!!」


メビウス フェニックスグレイブ(凸レーションwith美嘉)「シュート!!!」 ビィィィィィッ!!!!!


エンペラ星人「ギガレゾリューム光線!!!」 ドッ!!!


美嘉「アタシはウルトラマンのこと知らないけど、わかるよ。メビウスは、あんたを倒すって!!」

みりあ「それに、私達には頼もしい!」

きらり「仲間がついてるにぃ!」

莉嘉「ジャンボットくん!!」

ジャンボット「必殺!! 風車!!!」 バキィンッ!!

エンペラ星人(アーマードダークネス装着)「っ!???!?!??」

莉嘉「うわ、顔面からって……痛そう……」

ジャンボット「姫様の、私の友人達に振るった数々の非道な行い、万死に値する!!!」

美嘉「別に一人で戦ってるなんて言ってないし~? ま、これでおしまいだね!」 


メビウス フェニックスグレイブ「メビュームフェニックス!!!」 


エンペラ星人「……っ!!!」 ドゴーンッ!!!!
 
凸レーション「やったぁ~!!」

美嘉「イェ~イ! ちょっと、卑怯だったかな~?」

ジャンボット「敵の方が多いのだから、問題ない」

莉嘉「アタシ達に勝とうなんて!」

みりあ「2万年早い! だね?」

きらり「おっつおっつ! 大ショーリだにぃ☆」


部長「おぉ……! 闇の皇帝を、あのエンペラ星人を倒した!! あの子たちが……!!」

ちひろ「頑張りましたね……!」

まゆ「美嘉ちゃん……すごい!」

茜「やりましたー!!」

藍子「うんっ!」


 VS ダークザギ

ダークザギ「ハハハハハ!!」

智絵里・かな子「きゃぁっ!」

大地「ゴモラ! みんなを守るんだ!!」

サイバーゴモラ「ギャァァァウゥゥゥ!!」 ドシドシ

雫「こ、これ以上はホントに大地さんが」

愛梨「け、けど、止められない……。こんな真剣な人、止められない……」

ダークザギ「ククククヒャハハハハ!!!!」 ガン、ドス

杏「ぐぅ、やっぱ強い……。けど、諦めちゃ……ダメだから……!!」

かな子「だ、大丈夫……!」

 ウルトラマンジャスティス スタンダードモード → ジャスティス クラッシャーモード

ジャスティス(かな子)「3人なら、倒せるよ。大地さんもいる! きっと、大丈夫!」

ネクサス(智絵里)「私、もっと、もっと頑張るから……!」

 ネクサス ジュネッス → ネクサス ジュネッスブルー

杏「……っ! うん! キャンディアイランドの絆を、消させはしない!!」

エックス「……この3人の絆を、無駄にはできない! 大地!」

大地「ああ! 俺達は同じ大地に立ってる! この大空で繋がってる! だから……ユナイトだ、エックス!!」

エックス「よおし! 今回は杏も一緒の、スペシャルバージョンだ!」

雫「大地さんの手に、エックスの人形? と、虹色の剣……?」

大地「いくぞ、エックス! エクシード、エーックス!!!」

エクスデバイザー「エックス、パワーアップ」

 ウルトラマンエックス → ウルトラマンエクシードエックス

杏「わっ、エックスが……変わった!!」


エクシードエックス「エクスラッガー!! エクシードスラッシュ!!!」 トゥルル、トゥルル バババババババ!!

ダークザギ「ッッッ!!?」

大地「ゴモラ! サイバー超振動波だぁぁぁ!!」

杏「今だ!! 」

ネクサス ジュネッスブルー(智絵里)「オーバーアローレイ・シュトローム!!」

ジャスティス クラッシャーモード(かな子)「ダグリューム光線!!」

エクシードエクス「エクスラッガーショット!!」

ダークザギ「ライトニング・ザギ!!!」

 ゴウッ!!!

幸子「ひぃぃ!? 明らかにヤバいエネルギーのぶつかり合いですよぉ!?」

大地「3人のウルトラマンの攻撃を受けて……まだ、互角? いや、エックス達が押されてる……」

エクシードエックス「くっ……(やはり、杏とではパワーが!)」

ジャスティス(かな子)「ぐ、うぅ、もう……、パワーが……」 ガク

ネクサス(智絵里)「かな子ちゃん! かな子ちゃんは私達の代わりに、ずっと戦ってくれたから……」

杏「偽物なんだから、早く倒れろよぉ!」

ダークザギ「確カニ、俺ハ偽物ダ」

エックス「やはり、喋っている……。どういうことだ? 何故、奴は自我を」

大地「あいつに対する強いトラウマが、自我まで与えたのか……?」

ダークザギ「ダガ、オ前達モ偽物ダ! 今日カラ、俺ガ本物ダ! 俺ガおりじなるヲ超エ、本物ノ本物ニナル!!」

幸子「\(^o^)/ヤッパリオワタ」

友紀「幸子ちゃん!?」


エクシードエックス「あ、あんな奴を野放しにするわけには……!」

ジャスティス(かな子)「ご、ごめんね。私が、不甲斐ないせいで……」 

杏「かな子ちゃんのせいじゃないよ! くそぉ! 早く倒れろよぉ!! 」

ネクサス(智絵里)「もっと、みんなと、アイドルをしたい!!」

智絵里「もっと可愛いお洋服きて、みんなで美味しいもの食べて、みんなでゲームやって……!」

智絵里「この絆を、無くしたくない! 諦めたくない!」

智絵里「……私は、諦めない!!」 カッ


ネクサス ジュネッスブルー → ウルトラマンノア


幸子「智絵里さんが更に変身したぁ!? 誰ですかアレ!?」

紗枝「まぁ……すっごい、輝いてますなぁ」

友紀「ウルトラマンと言われればウルトラマンだけど、サーガに……似てる?」

杏「ウルトラマンノア! そんな、スパークドールズなのに、なんで……」

かな子「ゼロさんの伝説のアイテムをくれた、神様? す、凄い……」

エックス「あれが、伝説の戦士ノア……」
 


ウルトラマンノア(智絵里)「弱気になんてならない! 歯を食いしばって、戦う! 守り抜く!」

智絵里「みんなとの絆を、失いたくないから!! ライトニング・ノア!!!」 ギュィィィィ!!

ダークザギ「ッッッッ!????? ノアァァァァァァ!!!!」

 ドゴーンッ!!!!!!!!!!!

大地「大気圏外まで吹き飛ばして……倒した……? なんてパワーだ……」

 ウルトラマンノア → ネクサス アンファス

ネクサス アンファス(智絵里)「やったぁ……」 フラ

かな子「智絵里ちゃん!」 ガシ

杏「まさか、ウルトラマンノアを見られるなんてね……」

エクシードエックス「ネクサス、彼の正体が伝説の超人だったとは。君達の絆に、力を貸してくれたんだろう」

杏「智絵里ちゃんの、諦めない心に……ね」

エクシードエックス「いいや、君たちみんなの心に、だ」


大地「も、もうダメ……。後は、お願い……」 ヘロヘロー

愛梨「大地さん!」 ムギュ

幸子「……えっ!? 僕が怪獣さんを動かすんですか!?」

友紀「じゃあ、私がやりたい!」

茜「私もやりたいです!!」

幸子「ぼ、ボクが任されたんですから! 可愛いボクがやります!」

サイバーゴモラ(え~?)


 VS ガタノゾーア

ティガ マルチタイプ(蘭子)「ウルトラマンティガ! 私に、力と勇気を……!」

ガイアV2(美波)「それでも足りないと言うなら」

アグルV2(アーニャ)「私達が補います! 力が強いだけの邪神は、一人ぼっち、です!」」

ガタノゾーア「キィィアァァァァァ!!」 ヒュン、ヒュン

武内P「触手が。させません!」

ジャンナイン「ジャンフラッシャー!!!」 バババババ!!

美波「凄い! 触手を弾いてる」

ジャンナイン「お前の戦闘パターンは、解析済だ。次はレーザーがくる。回避だ」

ガタノゾーア「キィィアァァァァァ!!!!」

 キュィィィン

アーニャ「ホントに、レーザーです!」

美波「ティガを倒した攻撃! パワーアップしてもあれは、危険ね」

蘭子「大丈夫」

武内P「神崎さん?」

 ビー!!!

蘭子「はぁぁぁぁぁ!!!」 ギュィン

武内P「また、攻撃を吸収して……」

美波「けど、もう、マルチタイプに……。まさか」



蘭子「力が欲しかった。何もない退屈な世界、綺麗で格好良いものに憧れて……」


蘭子「ゼロさんを見て、凄く羨ましかった。強い力と正しい心、その全てを持ってる彼が……」


蘭子「けど、違った。ゼロさんはそこに至るまでに、多くの試練を受けていた。だから、私も……!」


蘭子「望んで受け取ったわけではない力。けれども、待望した力。この力を正しいことに使って見せる!!」


蘭子「何故、あなたは他者を拒むの!? あなたが他者を受け入れないなら、私はみんなと共に歩んでいく!」


 ティガ マルチタイプ  →  グリッターティガ


ジャンナイン「なんだ、この光は? だが、あの時のゼロの輝きに似ている」


武内P「み、自らの意思でグリッター化を……?」


ガイアV2(美波)「すごい、すごいわ! 蘭子ちゃん!」

アグルV2(アーニャ)「私達も、力が、湧いてきます!」

小梅「か、格好良い!」 キラキラ

輝子「た、確かにそうだけど……。こ、小梅のテンションが、高すぎる」

ちひろ「テンション高い小梅ちゃんって、SSR並のレアですね」

楓「あら? 今、3人から光が……。え? 一瞬、視界が……」

瑞樹「もしかして、ウルトラマンティガの見てる視界?」

美波「ティガは最後、世界中の子供達と合体して……。今も、同じようなことが?」

武内P「あの時に比べればパワーは弱いでしょう。ですが、ここには」

ジャンナイン「僕がいる。君達もいる。倒すぞ!」


グリッターティガ(蘭子)「闇の手でも、愛を抱きしめ……」

小梅「わっ! か、身体が勝手に……」

輝子「ポーズをとっちゃうぞ……フヒ」

 キュィィィン!

蘭子「光の手で勇気を抱きしめ、強く!」

ガイアV2(美波)「わ、私達も……?」

アグルV2(アーニャ)「凄く、光ってます……」

武内P「わ、私にも見える。ティガの光が……。大人の私でも……」

ジャンナイン「無機物である僕にも見えるぞ。エラー……ではないな。これが、光か」

 キュィィィン!!

蘭子「我が、熱き鼓動を信じて……!!」

楓「わ~、凄い綺麗ね~。周りが暗いから特に、光が目立つわ」

瑞樹「私らもポーズとっちゃうわね……。けど、ここは年甲斐もなくはしゃいじゃうとこね!」

 ギュィィィィィン!!!

蘭子「邪神よ! 人は、自らの意思で光になれる!!」

ガイアV2(グリッターVer)(美波)「どんな絶望の中でも、人の心から、光が消えることはないわ!」

アグルV2(グリッターVer)(アーニャ)「この世界は……私達が、守ります!」

ジャンナイン「心……。これが、人の心が生んだ光……!」


???「ティガ……君は如何なる時も、光を受け継ぐ者と共に……戦ってくれるんだね」

???「きっと、別世界の僕とも……。僕の光も、ティガに!」 ヒュン


グリッターティガ(蘭子)「っ? 今、一際大きな光が……? まるで、ティガがもう一人いたような……」


武内P「皆さん! 一斉攻撃です!」

ジャンナイン(グリッターVer)「最大出力だ。ジャンバスター!!」

ガイアV2(グリッターVer)(美波)「フォトンエッジ!!」

アグルV2(グリッターVer)(アーニャ)「アグルストリーム!!」

グリッターティガ(蘭子)「グリッターゼペリオン光線!!!」


 ギュィィィ!!!!


邪神ガタノゾーア「ギィ、ヤァァァァァァァ!!!!」

 ドン、ドドドドドド!! ドゴーン!!!


小梅「空が晴れた! 蘭子ちゃん、格好良すぎるよ!!」 キラキラ

輝子「小梅も、闇に呑まれたか……。いや、格好良いけどな?」


 VS エタルガー

エタルガー「ぐはっ!!!」

 ドゴォォォン!!!

美嘉「す、凄い。あのエタルガーが圧倒されてる……」

エックス「なんというパワーだ……」

卯月「エタルガー、あなたはとても強い。なのに、何でその力を他の人の為に使ってあげられないんですか!?」

エタルガー「はっ……! 何故俺が、貴様らのような矮小な」

卯月「その矮小な人間が起こした奇跡に、あなたは負けているんです!!」

未央「しまむー……」

卯月「あなたから見れば、きっと小さい人間。弱いから群れているっていうかもしれないけど」

卯月「互いに支え合い、助け合う。それが、いけないことなんですか?」

卯月「誰かを守りたい……。誰かを愛したい……。そんな想いが、時には奇跡を生むんです!」

凛「卯月……」 キュン

卯月「謝ってください! みんなに、酷いことをしてごめんなさいって!」

サーガ「卯月……。あくまで、自分のことはいいというのか……」

エタルガー「……ふ、フフ、ハハハハハ!! なるほど、おっしゃる通りですね」

卯月「じゃあ!」 パァ

エタルガー「卯月様の言う通り、誰かを守りたいという想い……利用させてもらいましょう!」

 エ タ ル ダ ミ ー ! !  ゾグ!! デスフェイサー!!

凛「卯月の想いを無駄にするなんて……!! サーガスラッシャー!!」 

ゾグ(第一形態)「キャァァァァァァァァ!!????」 ドゴーン

ガイアV2(美波)「本物じゃないとはいえ、ガイアの最終回の敵を一瞬で……」

ジャンナイン「ビートスターはお前を模していたのか」 スッ

デスフェイサー「ッ!!!?????」 ガシャーン

ジャンナイン「お前の方がオリジナルのようだが、関係ない。その姿、悪用することは僕が許さない!」

武内P「ジャンキャノン!!」 バシュンバシュン ドゴーン!!

ギンガビクトリー(みく)「さすが、スーパーロボット……」

ギンガビクトリー(李衣菜)「顔面殴ってそのままキャノンはきついっしょ……」


メビウス フェニックスグレイブ(きらり)「だけど~! 周りの怪獣さん達に気を付ければ!」

メビウス フェニックスグレイブ(みりあ)「後はエタルガーだけだね!」

メビウス フェニックスグレイブ(美嘉)「卯月の優しさを断ったんだから、覚悟しなさいよ!」

エタルガー「ハハハハ! バカが! 時間稼ぎは終わりなんだよ!!」

メビウス フェニックスグレイブ(莉嘉)「じ、時間稼ぎ?」

エタルダミーブルドン「……」

部長「あれは、ブルドン! 空間を歪める力を持つ怪獣だ!」

ミラーナイト「っ! しまった! バリアがすり抜けられてしまう!」

 エ タ ル ダ ミ ー ! ! Uキラーザウルス・ネオ!!!

Uキラーザウルス・ネオ「グギャァァァァァァァ!!!」

部長「ここにきて、まだ大型怪獣を……!?」

サーガ「狙いは町の人間か!」

エタルガー「幾らお前が強くとも、まだ怪獣は残っているぞ? 町を守り切れるかなぁ?」

未央「あいつ……!!」

エタルガー「よく見れば、町にはチラホラと死体が転がっているな! 闇から逃げ遅れたか? ハハハハ!」

ネクサス アンファス(智絵里)「そ、そんな……」

ジャスティス(かな子)「守れなかったんだ……」

杏「スマホ片手に死んでる……。動画でも撮って逃げ遅れたのかな(杏も、一般人ならそうしてたかも……)」

エタルガー「今更、死体が増えても変わらんな!? それでよければ、俺と戦うがいい!」

サーガ「テメェ……!!」


ガイアV2(美波)「町を守らなきゃ……!」

智絵里・かな子「うっ……」 フラ

エックス「二人は限界だ! これ以上は」

ミラーナイト「くっ! ミラーナイフ!!」 シュシュシュシュシュ

グレンファイヤー「ミラちゃん! くそ、ヤバいのは消えたが、まだ結構いるぜ!」

幸子「さ、サイバーゴモラさん! お願いですから、頑張って!!」

サイバーゴモラ「ギャァァァウゥゥゥ!!」

ミラーナイト「まだまだ数が……。私は、町を守れないと言うのか……!?」

部長「これではエタルガーを倒せても甚大な被害が……」

エタルダミーベムスター「キュゥ! キュゥ!」

ちひろ「ひっ! こっちに……」

エタルダミードラコ「グァァァァァァ!」

エタルダミーサラマンドラ「ギャァァァァァ!!」

幸子「しかも狙いはボクですかぁぁぁ!????」

楓「幸子ちゃん!」 バッ

幸子「か、楓さん……」


未央「楓さん! みんな!」

凛「クソッ!! あいつを逃がすことになっちゃうけど」

卯月「守るしかないです! サーガアクセラ……」


???「ウィンダム! ミクラス! アギラ! 人間達を守るんだ!!」


ミクラス「ゴワアァァァ!!」

ウィンダム「クアァァァ!!」

アギラ「ギャァァァッ!」

部長「なっ! あ、あれは……!?!!???」

ちひろ「あれって確か……ウルトラセブンの、ペット?」

ウルトラセブン「間に合ったか」

サーガ「親父!」

部長「ほ、本物の」

武内P「ウルトラセブン!!!!!??????」

 ワー! ワー!! 本物のセブンだ~!! 本物のウルトラ兄弟だ~!!

ちひろ「か、歓声が凄いですね……」

菜々「セブンと言ったら、菜々達より芸歴(?)上ですからね……」

ウルトラマン「町は、我々が守る!」

ゾフィー「お前は、エタルガーを倒すんだ!」

杏「ほ、本物のウルトラ兄弟……。あ、後でサイン貰わなきゃ……」

エックス「あれが、ゼロの父……。ヒカルの言っていた、ウルトラセブンと、そのカプセル怪獣か」

ガイアV2(美波)「す、すごい! 本物のセブン、ウルトラマン、ゾフィーだなんて!」

みく「奇跡のバーゲンセールにゃ……」

ギンガ「違う。君達の諦めない心が、彼らを間に合わせたんだ」

李衣菜「わかってるって! けど、実際目の当たりにするとホントにびっくりするね……」


卯月「ゼロさんのパパ!? え、え、ど、どうしましょう。いきなり、パパさんを紹介されても……」

未央「うん、しまむー、落ち着いて。そして、戦いに集中しよう」

グリッターティガ(蘭子)「初めまして! ゼロさんにいつもお世話になっています!」

凛「蘭子、抜け駆け」

卯月「蘭子ちゃんずるいです! 私もいつもお世話に……」

セブン「ふっ……。随分、賑やかだな」

サーガ「親父こそ、あいつらは人のトラウマから生まれたエタルダミー。強力な怪獣が多いぜ?」

セブン「心配無用だ。数千年も昔の相手など……俺達の敵じゃない! アイスラッガー!!」

エタルダミーキングジョー「……っ!!」 ガシュン!

杏「き、キングジョーの装甲を貫いた!?」

ウルトラマン「スペシウム光線!!」 ビー!

エタルダミーアントラー「っ!?」 ドゴーン!

部長「かつては自力で倒せなかったアントラーを一撃で……」

ゾフィー「Z光線!!」 ビィィィ!!!

エタルダミーバードン「っ!!!!?」 ドゴーン

武内P「なっ……一撃であのバードンを倒した?」


楓「……はぁぁぁ」 フニャ

幸子「楓さん! あ、あの、ありがとうございました……」

瑞樹「楓ちゃん……本当は怖くて、ずっと震えてたのね……」

早苗「怖いの我慢して、応援してたのね……」

幸子「……っ! サイバーゴモラさん!! あいつらを……!」

茜「ボッコボコにしてやってください!!」

サイバーゴモラ「ギャァァァウゥゥゥ!!!」



エタルガー「バカな……。バカな、バカな、バカな!!」


未央「クールな未央ちゃんはもうおしまい! ……アッタマきたんだからっ!!!」

凛「絶対に許さない!! この場で、消滅させてやる!!!」

卯月「島村卯月……ものすごく!!! 怒りました!!!!」

サーガ「エタルガァァァ!! お前が奪ったものの代償、払ってもらうぞ!!」


エタルガー「怒ったからなんだ!!? 俺は、俺は超時空魔神だ!!!」


凛「サーガアクセラレーション!!」 ブゥン

エタルガー「ぐぉ!? く、クソ! こいつ、やはり光を超えて……!!?」


未央「サーガシューター!!!」 ダン、ダンダン

エタルガー「ぐぅっ! 一発一発がとてつもなく重い……!!?」


卯月「サーガプラズマー!!!」

エタルガー「ぐあぁぁぁぁぁぁ!!!」


まゆ「攻撃が全く見えません……」

早苗「ドラゴンボールを実写でするとあんな感じ?」

愛梨「エタルガーが一方的にやられているのはわかりますよ!」


ミラーナイト「見つけた! 奴がバリアを素通りにさせる原因か! シルバークロス!!」

エタルダミーブルドン「っ!!?」 ドゴーン

ミラーナイト「はぁ、はぁ……ようやく! グレン達に比べなんと情けない事か……」

加蓮「あ、あの!」

奈緒「助けてくれて、ありがとう……! 全然、情けなくなんかないから!」

ミラーナイト「……ありがとうございます。お嬢さん方」


Uキラーザウルス・ネオ「グギャアァァァァァァァァ!!!」

ジャスティス(かな子)「あんな大きいのが……まだ!」

杏「ウルトラ兄弟が力を合わせて倒したような敵だよ! こっちのエネルギーも少ないし……」

メビウス フェニックスグレイブ(美嘉)「アタシ達はまだ、戦えるよ!」

きらり「メビュームナイトツインブレードでチョッキンチョッキンしちゃうにぃ!」

みりあ・莉嘉「とりゃぁぁぁ!」 バシュン バシュン!

美波・アーニャ「アグルブレード!!」 ブゥン ブゥン!

Uキラーザウルス・ネオ「グギャアァァァァァァァァ!!????」

ゾフィー「今だ。力を合わせるぞ。……M87光線!!!」

ウルトラマン「スペシウム光線!!!」

セブン「ワイドショット!!!」

 カッ! ドュゥゥゥゥゥン!!!!

Uキラーザウルス・ネオ「グギャアァァァァァァァァ!!!??????」 ドン、ドドドン! ドゴーン!!


武内P「本物ではないとはいえ、Uキラーザウルスを合体光線で!」

部長「本物のウルトラ兄弟の活躍……生きててよかったなぁ……」

ちひろ「あははは……」

大地「上の決着も、つきそうだね……」

雫「大地さん、ぐったりしちゃって……可哀想です……」 ギュッ

愛梨「一生懸命戦ってくれたんですもん」 ギュッ

ちひろ(ただ単に観念したのか、本当にぐったりして動けないのか……。両方ですか)

大地(無心無心無心無心無心無心無心……)


グリッターティガ(蘭子)「超時空魔神よ! 光と闇の怒りを、受けよ! グリッターゼペリオン光線!!」

エタルガー「ぐぁぁぁぁ!!?」

ギンガビクトリー(みく)「大技使ったけど、お前をぶっ飛ばす位はしてやるにゃ!」

 ウルトランス! シェパードン! セイバー!!

ギンガビクトリー(李衣菜)「シェパードン! 力を貸して! シェパードンセイバー!!」

エタルガー「ぐはっ!!?」

メビウス フェニックスグレイブ(美嘉)「今度は自分が! 大人数に」

莉嘉「ボコボコにされちゃえ!!」

きらり「マックスさん! もう一度、力を貸してほしいにぃ!」 カッ

みりあ「マックスさんの剣も出てきた!」

エクシードエックス「よし、杏! こっちも!」

杏「わかった! えっと、このカードだ!」

エクスデバイザー「ウルトラマンマックス、ロードします」

杏・きらり「ダブルギャラクシーカノン!!!」

エタルガー「ぐ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ガイアV2(美波)「アーニャちゃん! まだ、エネルギーは大丈夫?」

アグルV2(アーニャ)「美波と一緒なら、何処まででも!」

美波「いくわよ! クァンタムストリーム!!」

アーニャ「フォトンスクリュー!!」

エタルガー「がっ、はぁ……」

グレンファイヤー「散々好き勝手やってくれたなぁ!! ファイヤースティック!!」

ミラーナイト「卑劣な行い、許せません! シルバークロス!!」

ジャンボット・ジャンナイン「ダブルジャンナックル!!!」

エタルガー「ぐっ、あぁぁぁ……」


ネクサス アンファス(智絵里)「ま、まだ倒れない……」

ジャスティス(かな子)「ゼロさんと互角な位だから……。けど、もう」

瑞樹「あれだけやって死なないとか、逆に怖いわね」

早苗「あそこまでボッコボコだと可哀想になってくるけど」

小梅「亡くなった人もいる……」

美穂「卯月ちゃんにも、いっぱい意地悪した!」

友紀「許すわけにはいかないね!!!」


エタルガー「お、俺は……超時空魔神……だぞ? こ、こんな、こんな小娘たちに……」

未央「ここまでやられてまだわからないなんて……」

凛「憐れ過ぎて、泣けてくるね。許さないけど」

エタルガー「に、逃げなければ……。ここは、退かねば……」 ダッ

グリッターティガ(蘭子)「まだ逃げれる体力が!」

卯月「……逃がしません!! サーガパンチャー!! サーガカッター!!」

エタルガー「ぐおっ!!!」

サーガ「サーガスピナー!!!」

エタルガー「ぐがぁぁぁぁぁ!!!」


武内P「鎧が亀裂だらけに……」

セブン「決めろ、ゼロ!!」

エックス「今度こそ、奴を!!」

ギンガ「エタルガーを倒すんだ」

グリッターティガ(蘭子)「ゼロさん! みんな! 我らは……魔神を滅ぼす勇者なり!」


卯月・未央・凛「サーガッッッ!! マキシマムッッッ!!!!!」

ウルトラマンサーガ「サァァァァァァァァガァァァァァァァァァァ!!!!」

エタルガー「う、うう、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」


   ゴウッッッッッ!!!!!!!


エタルガー「お、俺が……この俺が……こんな……二度も……」 ビキビキ バキバキ

卯月「……あなたが、謝ってくれなくて残念です」

未央「しまむー……。ホントに、謝ってほしくて……」

凛「卯月……」

エタルガー「さ、最後まで……それか……。……ふふ、ははは……」


エタルガー「……俺の、負けだ」


卯月「えっ?」

エタルガー「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」 


   ドゴーン!!!!!



凛「あいつ……最後の最後で」

未央「見て! 光が地上に降り注いで……」

倒れていた女性女性「あ、あれ? 私? 闇に呑まれて……。……何あのウルトラマン!?」

中年男性「俺は……っ!? ほほほ、本物のセブン!? それに、また見たことのないウルトラマンも!」

オタク風の青年「ま、まさか、ウルトラマンが……す、スマホは!? 南条殿! 南条光殿! 見てますか!?」

サーガ「あいつが奪ったものは、返してもらった」

卯月「ゼロさん! ありがとぉ……!!」

サーガ「礼を言うのはこっちさ。卯月、未央、凛、蘭子、美嘉……みんな、一緒に戦ってくれてありがとう」

サーガ「俺だけでエタルガーを倒したとしても、奴は自分の負けを認めなかっただろう」

未央「うんっ! しまむーの心が、エタルガーを倒したんだよ!」

凛「ただの人間に、負けたことを認めたんだ」

卯月「えへへ……♪」

サーガ「それから、一つ謝ることがある」

卯月「ほぇっ?」

サーガ「前と違ってダイナとコスモスはスパークドールズだから、なんか疲れた。変身が解ける」

卯月・未央・凛「……えっ!!!!???」 ポイー


 ヒューッ

卯月・未央・凛「落ちてる~!!!?」

凛「こんな高さから落ちたら死んじゃうよ!?」

未央「あ、しぶりんのパンツはブルーだ!」

凛「言ってる場合じゃないでしょ!?///」

卯月「二人とも私に捕まってください! ゼロさんと融合してるから、二人を抱えて着地できるはずです!」

未央「おぉ!? しまむーが超イケメン!!」

ティガ マルチタイプ(蘭子)「卯月ちゃん! 未央ちゃん、凛ちゃん!」 シュワッ

凛「その前に、蘭子が助けてくれそう!」

ギンガ「みく、すまない。こちらも限界だ」

みく「え? ……にゃぁぁぁぁ!!!????」 ポイー

李衣菜「嘘でしょ~!?」 ヒュー

美嘉「みく! て、こっちもぉぉぉ!!????」 ポイー

凸レーション・ラブライカ・かな子・智絵里「きゃぁぁぁぁぁ!!」

杏「みんな!」

エックス「いかん!」 ササ

ミラーナイト「おっと」 ササ

ジャンボット「大丈夫か?」

ジャンナイン「みな、限界を超えてよく戦った」

グレンファイヤー「ああ、よくやったぜ!」

凛「みんな解除されてるし!? 蘭子、できるだけ早くお願い!」

セブン「おっと」 サッ

未央「て、セブン!? うわ、すごっ。本物のセブンだ……」

卯月「ゼロさんのパパさん! あ、ありがとうございます」


セブン「礼を言うのはこちらの方だ。息子と一緒に戦ってくれて、ありがとう」

卯月「え、えへへへ……/// ゼロさんのパパさんに褒められちゃった……///」

ティガ(蘭子)「わ、私も一緒に戦いました!」

未央「らんらん、一人だけ解除されていないというタフネスっぷり」

凛「そういえば、蘭子だけ別次元のだけど、本物の力で変身してるんだっけ……」

ウルトラマン「ゼロは人間達と素晴らしい絆を築いたようだな」

ゾフィー「ゼロの為に、地球の為に、少女たちが死力を尽くし戦ってくれた。素晴らしい地球だ」

凛「……ふふ、あはははは!」

未央「しぶりん、どうしたの?」

凛「いやさ、私達がウルトラマンになって、戦って、地球を守ったんだよ? 考えたら、なんか、おかしくて」

未央「あはっ! 確かに、そうかもね! ……地球、守ったぜー!!」

卯月「はいっ! やりましたね!!」


卯月「私、もう行先は忘れません! 例え、星を見失っても、私の中にある輝きは失われない!」


未央「古い地図なんて見なくていいんだよ! 未来は、私達が作って進んでいく!」


凛「自分で決めればいいんだよ。目指す丘は、諦めない。3人で、進んでいこう!」


蘭子「私も、みんなも、一緒に!」


武内P「……みなさん、お疲れ様でした」


シンデレラガールズ「はいっ!!!」


おしまい

11月中に終わらせたいと言ったが……ムリでした\(^o^)/

調子にのって書きすぎて、滅茶苦茶長くなって慌てて20スレくらい消してそれでも多くて……
普段はアニメに沿って進んでますが、オリジナルのせいで構成むずくて余計に自分の実力不足が目立ち……
オマケに師走ってことで仕事がちょいと忙しくて、投下が難しくて……
ホントすみませんでしたぁぁぁ!!

次回本編に戻って13話、ラストのエピローグになります!!
こちらは年内中には投下できると思いますので!!

それでは、終了報告をしてきます!


最後はシャイニングになって決めてくれると思ったけど、そんなことはなかったぜ!


次でラストか、世界を救ったアイドルのライブとゼロとの別れ。楽しみに待ってます



とにかく盛り上がりっぱなしだった。

エタルガー見てると頑丈過ぎるのも考えものだなと思う。

ご視聴、あざっす!!!

>>83
シャイニングは一応、出番があります! 最後の巨悪を倒すために……!

>>84
楽しんでいただけたようで、なによりです!! そういう感想、励みになります!!
マジで

>>85
エタルガーの頑丈さはマジでおかしいと思うんですよね……
あの黄金の鎧は別宇宙の秘宝とかなのかな~と、妄想が進みます!
できれば、公式でもう一度くらい出て欲しいです!!

乙です

乙です
いよいよ終わってしまうのか……このssを見るのが最近の楽しみだったので少し寂しいです。
でも、最高の作品だからこそ最後まで楽しく読み切ります!!

乙乙
クライマックス特有のてんこ盛り感でお腹いっぱいだわ
エピローグも楽しみに待ってるよ

……惜しむらくはフェニックスブレイブの誤字が気になったかなーって

再度、ご視聴あざっす!!

>>88
楽しんでいただいてありがとうございます!! 煽てられ過ぎて、マルチバースを超えられそうです!!

>>89
ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???? またやっちまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
ご指摘、あざっす……。自分、いつもブレイブかグレイブでごっちゃになるんです……
当然ながらちゃんと調べたんですけど……そもそも見間違えていたようです(白目)

最後はウルトラゾーンみたいに人間サイズのゼロとアイドルのキャハハウフフ展開だと予想

最初からずっと読ませて頂きましたが、面白いかったです!デレマスはあまり知らなかったのですが、これから見てみようかと思います!

…話は変わって、質問ですが2作目(?)に初代やセブンが元は人間(に近い種族)で、タロウやゼロはウルトラマンから生まれたという記述があったのですが、これは初代やセブンはプラズマスパークが出来た時の世代であるという解釈でいいんでしょうか?他のデレマス×ウルトラssにもこういう記述があったのですが、そうなると年齢的に合わないので気になってまして…。

次で終わっちゃうのがとても残念
今までも楽しく読ませていただきました
クライマックス楽しみにしてます!

誰も気付いてないようだけどブルドンじゃなくてブルトン…

流石にレジェンドを出すのは無理か

>>92
その辺は不明、漫画ウルトラ超伝説だと父を含めた全員がウルトラ族が誕生した時点で生まれていない(この漫画ではキングが第一世代)
プラズマスパークが作られたのが26万年前、父の年齢が16万歳だから当然ちゃ当然なんだけど
漫画Story0だとタロウ含めた全員が人間からウルトラマンになってるので元々何万年も生きる種族だったのかもしれない

まさかとは思っていたが本当にギガキマイラが出るとは…

もし(エタルダミーとはいえ)アークベリアルやベリュドラまで出てたらどうなっていたのやら…

>>96
そうなんですが、漫画等作品によってその辺の設定結構バラバラなんですね…
自分が知らないだけで何か明確なソースがあるとかと思ってました。お答え頂き、ありがとうございます!

ご視聴、あざっす!!!

>>92,98
このスレ内では、ストーリーゼロを一部引き継いでいますので、ウルトラ兄弟は元人間となります。
自分の独自解釈だと>>96が言っているように元々寿命が違う種族か、人間の年齢をウルトラマンに換算したら何万歳なんじゃ、とか思ってます!
また、サーガ外伝にてウルトラ兄弟がかつての強敵怪獣の強化型を苦も無く倒したことから、本編でも昭和シリーズから相当な年月が経っていると
考え、ウルトラマンやセブンの年齢は設定年齢のプラス6千歳前後という風に書いています!

>>93
褒められ過ぎて、一瞬だけマルチバースを超えて、アイマス世界じゃなくてグリーザさんに会いかけました\(^o^)/

>>94
め、目の錯覚ですよぉ……(震え声)

>>95
オリジナルのコスモスが応援に駆け付けて、かな子と融合(?)して出そうかとも思ったんですが、止めておきました!
ちなみに、本当は杏がゼノンできらりんマックスとのコンビで戦う予定でしたが、やっぱりエックスは出したくて、変更しました!!
ごめんね、ゼノン……

>>96
ご説明頂、ありがとうございます!! 自分、気付かれてるかもしれないけど、結構にわかなんで……助かります!

>>97
あの世界はメビウスの8兄弟までなんで、アークはさすがに出しませんでした!
ペリュドラはエタルガーがファイブキングだした要領で出そうかとも思ったんですが、ただでさえ長いのに、余計に長くなるのでやめときました!!

おー待ってた 乙ですん
大地がアレと出会う前で本当に良かった(しみじみ)

乙シュワッチ
きらりの真似をするイフに少し萌えた
あと大地、ある意味男だ…

師走でアレだったからようやく読めたぜ
エタルガーのおかげで物凄いお祭りになったww

「彼」も「ティガ」代表として光になれたようで何より
というか三大ボスの闇すら光に変換して見せた蘭子の素質半端ないなwwwwww
「彼」と二人で対談とか見てみたい気もするww

エピローグにも期待してます!

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