つんく♂「てわけで君らがそれに選ばれたメンバーや」

卯月「はい！」
凛「はい」
未央「はい！」

つんく♂「ええで～島村、本田 元気がええのはほんと大事やからな、今度君らの曲作ったるわ
それに比べて渋谷！ 自分クールキャラで行くつもりかも知れんけどそう言うのは舞台の上だけにせんとアカンで～
前にプロデュースしてきた子らも元気が無い子らは真っ先に辞めてったわ
ほら、◯田とか◯住とか居たやろ？ あいつら

未央(長い)
凛(どうでもいい)
卯月(ためになる～)

つんく♂「そや、キミらあだ名つけたるわ アイドルにはあだ名が大事なんやで～」

未央「あっ、あだ名なら私たち考えてありま

つんく♂「う～んとな…………ﾋﾟｺｰﾝ 降りてきたわぁ」

つんく♂「島村！ お前はうーちゃん！」

卯月「はい！」

凛、未央(え？ ダサッ)

つんく♂「渋谷！ お前はしぶり！」

凛「はい！」

未央(私が考えたのと被ってる……)

つんく♂「本田！ お前は…………ダーホン！」

未央「はい！」

凛(何今の間！？ 絶対今とっさに思い付いたよね！？)

つんく♂「これからお前らバンバン売れてくからな～ がんばりや！」

卯月、凛、未央(はい！)

凛、未央(入る事務所間違えたかもしれない……)

#2 よろ美女ハロタSATOYAMAライブ

つんく♂「キミらの初ステージ決まったで！」

卯月「本当ですか！」

つんく♂「ホンマやで～ まぁ先輩のバックダンサーやけどな
そんでもバックダンサーも大事な仕事やで、アイドルには下積みはつきモンなんや
今爆売れしてるあいつら、え～っと誰やったっけな？ まぁええわ
そいつらも元はバックダンサーをやってたからな、だからキミらも

凛、未央(相変わらず長い)
卯月(相変わらずためになるなぁ～)


凛「それで、誰のステージに立つんですか？ プロデューサー」

つんく♂「あぁ、そう言えばそんな話やったな、
今回はあの城ヶ崎美嘉のバックダンサーをやってもらうで！」

3人「おお！」

つんく♂「たかがバックダンサーゆうても大事な仕事やで？ もしバックダンサーがショボかったら城ヶ崎まで恥かくからな 今日からダンスレッスン頑張るんやで～」

3人「はい！」

つんく♂「お～よしよし、その意気や、前も言ったけど元気があるっちゅーのはそれだけでエエことやからな
やっぱ元気がいい方が人気出るに決まっとるしな、せや！ 明日から挨拶の練習取り入れるのとかええやん！
『おはようございます！』『ありがとうございます！』『もうかってまっかー？』ははそりゃ違うか
まぁそれでも

数日後

つんく♂「3人ともダンスレッスン頑張っとるか～」

3人「プロデューサー！」

つんく♂「みんなのダンス見に来たで～ どんだけ上手くなったか見せてみーや」

3人「はい！」


未央「どうでしたか！？ プロデューサー」

つんく♂「…………」

卯月「プロデューサー？」

つんく♂「ちゃうねん」

凛「？」

つんく♂「全然ちゃうねん
キミらの動きキビキビし過ぎてんねん
あれやな、キミらお手本通りにしようとか考えてんやろ？」

凛、未央(これは真面目に聞いた方がいい話か……？)

卯月(うわ～メモ取らなきゃ～)

つんく♂「あれや、キミら仮面ライダーみたいな動きになってんねん！ もっと相撲の動きを取り入れなアカン！」

凛、未央(？？？？？)

卯月(なるほど、相撲の動きか～
わかる気がする～)

ステージ本番

美嘉「中野サンプラザに来てくれたみんなー！
今日は私のお友達を紹介するよー！」

「うおおおおお！！！！！！」

美嘉「みんなー！ 出てきてー！」




美嘉「みんなありがとー！」

3人(これが本当のステージ、ライブ、アイドル…………)

ﾊﾞﾝ

卯月「えっ！？」

未央「なんでいきなり照明が消えたの！？」

凛「事故！？」

つんく♂「どーもーつんく♂でーす
はーいみなさんこんにちは～」

ﾌﾞｰ ﾌﾞｰ ﾌﾞｰ
ｱｰ ｱｰ ｱｰ
ｶｴﾚｸｿﾂﾝｸｰ

つんく♂「今日はライブ来てくれてありがとなー
そういや3人は初ステージやったな、どだった島村？」

卯月「わ、わたしですか？
えーっと……楽しかったです」

「うおおおおおおおお！！！！！！」

つんく♂「なんやそれ まぁこの3人は今後に注目ってことで、
今日はみなさんに大切なお知らせがありまーす」

「おおおおおおお！！！！！？」

つんく♂「なんと！」

「おおおおおおお！！！！！？」

つんく♂「遂に！？」

「おおおおおおお！！！！！？」

つんく♂「言っちゃう？」

「おおおおおおお！！！！！？」

凛、未央、美嘉(早く言えよ)

卯月(なんだろなんだろ？ 気になる～)

つんく♂「この3人のCDデビューが決まりましたー！」

「うおおおおおおおお！！！！！！」

#3 なんちゃって恋愛を繰り返す女の子の気持ち、誰にでもわかっちゃうわ女の子なら(おっさんのしゃがれ声)

※この章は℃-uteの「世界一HAPPYな女の子」をつんく♂の声で脳内再生していただくと3倍楽しめますので良かったらどうぞ


未央「遂に私たちの、私たちだけの歌だよ、しまむー、しぶりん」

卯月「ほんとCDデビューなんて夢みたい」

凛「二人とも浮かれ過ぎ」

つんく♂「おっ、3人とも集まってんなー」

3人「おはようございますプロデューサー！」

つんく♂「うんうん、元気ええな
それこそが大事なんやで、やっぱキミらも一回ステージ経験して本格的にアイドルらしくなってきたな、
けど油断は禁物やで、自分のことを人気者だと思い込むとな
(中略)
あっ、せや忘れてたこれがキミらの曲や、今回もめっちゃミラクル起きてるで～」

♪～

未央(えっ？)

凛(これって……)

卯月(わー、この曲わたし達にぴったり～)

凛、未央(つんく♂のしゃがれ声で歌う歌じゃない……)

つんく♂「ほんじゃ、レコーディングの日までに覚えてきてなー」

3人「はい！」

卯月(ほんといい歌だな～特に歌詞がステキ)

レコーディングの日

つんく♂「ほんじゃ、レコーディング行くで～
まずは島村」

卯月「はい！」


未央「ねぇしぶりん、この曲どう思う？」

凛「どうって……」

世界一HAPPYな有頂天
※()内はつんく♂コーラス、()外はつんく♂ボーカル

(ｧｧｧｧｧｧｧｧ)　(ﾜﾌｰ)
(ｱﾌｩｰ)　(ｱﾌｩｰ)　(ｱﾌｩｰ)　(ﾜﾜｯﾜﾜｯﾜﾜｱﾌｩｰ)

ようやくでっかいお空が教えてくれたのは(ｱﾌｩｰ)
今わたしがしなききゃならぬこと(ﾜﾜｯﾜﾜｯﾜﾜｱﾌｩｰ)

とにかく女の子に生まれて来たからは(ｱﾌｩｰ)
私にしか出来ない恋してみたい(ﾜﾜｯﾜﾜｯﾜﾜｱﾌｩｰ)

小さな頃夢見てた(ﾌｩｰ)「幼稚園の先生」とは(ﾌｩｰ)ちょっと違う進路を選んだ(ｱﾌｩｰ)
憧れてた近所のお兄さんもうすぐすごく綺麗な人と結婚するってママが言ってた(ﾜﾜｯﾜﾜｯﾜﾜｱﾌｩｰ)

日々変化する我が人生なんとかするっきゃないな人生(ｧｧｧｧｧｧｧｧ)　(ﾜﾌｰ)

ｳｫｳｳｫｳｲｪｲｲｪｲ
女の子って不思議(ﾜﾌｰ)少しデンジャーな恋愛(ﾜﾌｰ)求めながら生きている(ﾜﾜｯﾜﾜｯﾜﾜｱﾌｩｰ)
ｳｫｳｳｫｳｲｪｲｲｪｲ
正直言ってチャラい(ﾜﾌｰ)そんなあいつにI love you(ﾜﾌｰ)どうやって距離縮めようかな(ﾜﾜｯﾜﾜｯﾜﾜｱﾌｩｰ)

ほんとはねそう悔しい負けたくない(ﾊｲﾊｲﾊｲ)
世界で一番HAPPY目指すん(ｧｧｧｧｧｧｧｧ)だもん

(ｧｧｧｧｧｧｧｧ)　(ﾜﾌｰ)
(ｱﾌｩｰ)　(ｱﾌｩｰ)　(ｱﾌｩｰ)　(ﾜﾜｯﾜﾜｯﾜﾜｱﾌｩｰ)

未央「しまむーノリノリだね……」

凛「まぁ確かに曲は凄いアイドルっぽい感じだし歌詞も可愛いけど……」

#4 全然違うじゃん！
言ったよね？ 「すっぴん写メですﾊｽﾞｶﾁ(>_<)」って？ なのにこの目の大きさは何？
そう言う……写真編集アプリです
もういい！ 私写メ回行ってくる！


つんく♂「キミらの初イベント決まったで！」

3人「ほんとですか！？」

つんく♂「せや、そこで新曲初お披露目や こっからバンバン売れてくで～」

卯月「やった！ やっとデビュー出来るんだ！」

凛「私たちだけのイベント……」

未央「うさんくさい事務所だと思ってたけど信じて良かった！」

つんく♂「そんじゃ今日もレッスンや！」

つんく♂「島村！ そんな歌い方じゃアカンで！」

卯月「はい！」

つんく♂「その部分はそんなに幸せそうに歌うトコじゃないねん
今は友達と遊園地に行くくらいの気持ちで歌ってるかもしれんけどな、大好物を食べてるくらいに幸せをスケールダウンさせてや！」

卯月「はい！」

3人(すごい……)

卯月(わかりやすい！)
凛、未央(わかりにくい……)

イベント当日

つんく♂「アカン……アカンわ……
この客入りの少なさ……」

未央「プロデューサー！」

つんく♂「なんや」

未央「全然違うじゃん！」

つんく♂「あぁ、せや俺の思ってたんと全然ちゃうわ」

未央「凄いライブやるからって友達に言ったのに」

つんく♂「俺も友達に『すっごい新人がライブするで』って言ってもうたのに……」

未央「早く来ないといい場所取れないからって私バカみたいじゃん！」

つんく♂「ホンマや……何がイカンかったんかな、広告不足か？」

未央「もっともっと前のステージみたいに盛り上がるかと思ったのにっ……」

つんく♂「またMCとして桃◯でも呼んでくれば良かったんか……」

未央(あっ、この人私の話聞いて無い)

未央「もういいよ！ 私アイドル辞め

つんく♂「すまんかった！
今日のイベントの失敗は完全に俺のせいや！」

未央「えっ？」

つんく♂「でも、約束したからな！ 絶対キミらをトップアイドルにするって！
だから……もう一度俺を信じてくれんか……？」

未央「いやだから私

卯月「顔を上げてください！ プロデューサー！」

凛(今の話で感動してるよ……)

卯月「今回のイベント全然失敗なんかじゃありません！
数は少なくてもわたし達を応援してくれる人はいるんです！
だから……また一緒にがんばろう！ プロデューサー、凛ちゃん、未央ちゃん」

つんく♂「島村……うおおおお！ めっちゃええで！
今凄い歌詞浮かんだわ！ 次のセンターは島村！ お前や！
これからもこの3人でずっと頑張っていくんやで！」

卯月「はい！ ありがとうございますプロデューサー！」

凛(なんだこれ)

未央(アイドル辞めるって言うタイミング見失った)

#5 中野サンプラザよ永遠なれ

卯月(あれから3年)

凛(今私たちは)

未央(あの栄光のステージ、中野サンプラザに立っている)

卯月「みんなー！ 今日は来てくれてありがとー！」

未央「今日は中野サンプラザ連続公演5回目だけど一昨日、昨日、そして今日全部来てくれた人いるー？」

「ハーイ」「ハーイ」「ハーイ」

未央「もーう、みんな来すぎー
そんなに私たちに会いたかったの？」

「うおおおおおおおお！！！！！！」

凛「でもごめんね、次が最後の曲なんだ
私たちの大切なデビュー曲、歌います」

3人「『世界一HAPPYな有頂天』」

卯月(あれあれ？ 曲が流れないよ！？)

凛(またアレか)

未央(後ろの新人ちゃん達困惑してる
あんな頃私たちにもあったなー)

？？？「せぇいっぱーい かっがやくぅー(おっさんのしゃがれ声)」

ﾌﾞｰ ﾌﾞｰ ﾌﾞｰ
ｱｰ ｱｰ ｱｰ
ｶｴﾚｸｿﾂﾝｸｰ

つんく♂「かっがやーくぅー すぅぱぁすたぁーにぃ(おっさんのしゃがれ声)」

つんく♂「はーい、ファンのみなさーんこんちわー つんく♂でーす」

つんく♂「今日はコンサート来てくれてありがとなー 大好きやでー！」

つんく♂「じゃあ今日のステージの感想でも聞いてみよっかな、新人1！」

新人1「せんぱいのぉ……こんな凄いステージにたたせてもらって……」

「うおおおおおおおお！！！！！！」
「新人1ちゃん泣かないでー！」

つんく♂「おお、泣かせるやん……
島村なんて初ステージの時めっちゃ普通のこと言ってたのに比べたら凄いことやで」

凛、未央、新人2、新人3(早く本題話せよ)

卯月(えへへ、あの時のわたし凄い緊張してたなぁ……)

つんく♂「今日はみなさんに重大な発表がありまーす」

「おおおおおおお！！！！！？」

つんく♂「なんと！」

「おおおおおおお！！！！！？」

つんく♂「まさかの！？」

「おおおおおおお！！！！！？」

つんく♂「予想GUYデース？」

「おおおおおおお！！！！！？」

つんく♂「もう明日にしちゃう？」

凛、未央、新人2、新人3(早く言えよ)


つんく♂「なんと！
『ニュージェネレーションズ2期メンバー』開催しまーす！」

「うおおおおおおおお！！！！！！」

凛、未央「はああああああああ！？」

おわり

つんく♂からのメッセージ

つんく♂「みんなこのSS読んでくれてありがとなー
いやー俺もまさかSS登場、それも今大人気のこの3人のプロデュースさせてもらえるなんて感激や
いやー本編では色々言ってもうたけど実際は俺3人のことめっちゃ気に入ってるからなー、なんとかしてうちの事務所来てくれんかなー？ ははっ無理か
あとこれ読んでくれたみんなもほんまспасибоなんてな、みんなにも感謝してるで～ せや、かりふわ堂のクーポン券やろか？ うちの店も来てくれや～
みんなちゃんと3食ちゃんとしたモン食っとるか？ 食は健康の基本やからな、って体調壊した俺がゆうても説得力無いか
実はこれ書く前に『つんく♂Pってネタなんてすぐ思い付きそうだしネタ被ってたらどうしよう』って思って一応ググってみたんや、そしたらなんと！ 一個も出で来んかったわー、みんなもっと俺をネタにしてくれてええんやで？
あっそれからそれからな、うちの子ども達の話聞いてーな、最近な

つんく♂さん、モバマスPのみなさん、ふざけたモノ書いてごめんなさい。２つともめっちゃ好きです。

読んでくれたみなさん、レスをくれたみなさんありがとうございます。
それではHTML依頼出してきます。