志乃「付き合える権利」 (178)

※モバマスSS
複数P世界、安価スレ
連取・連投・エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
折角なので……


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1447934539


櫂「ここまででお付き合い」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1446202499

麗奈「黙って付き合いなさいッ!」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1446982773

聖「付き合うって……難しいな……」
聖「付き合うって……難しいな……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447241672/)

モバP「男同士の付き合い」
モバP「男の付き合い」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447458393/)

巴「筋の通った付き合い」
巴「筋の通った付き合い」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447673694/)




の続きです
解禁の105作目
ボジョレー・ヌーボーは3000円あれば飲めます
10回まわすのも3000円あれば無料でできます

テレビ局 ロビー



志乃「……♪」

志乃「ふふっ……大体のワインも寝かせた方が味わいが深くなるもの……楽しみも寝かせるほど……よね。」

志乃「そう思えば…この時間も……悪いものではないわね。飲めないのは辛いけど……」

志乃「それも全部……ふふっ……今は我慢ね。もうすぐ訪れる時間に、酔いしれるために。」

志乃「私が乾ききってしまう前に……来てちょうだいね……きっとよ……ふふふ……」

志乃「〜〜〜♪」

心「うあー……歳とってくると夜がキツいわぁ……おっかしいなぁ…昔は徹夜しても全然平気だったのに……」
カツカツカツカツ…

志乃「〜〜〜♪」

心「もう、はぁとのおバカさん☆過去を振り返ったらら・め☆はぁとには未来があるんだから♪」カツカツカツカツ…

志乃「〜〜〜♪」

心「どんなお仕事でも根を上げたりなんかしないもん☆肩も上げねえっつうか上がらないけどな☆…………笑えねえよ☆早くタクシー呼んで帰…」カツカツカツカツ…

志乃「はぁとちゃん。」

心「?!」ビクッ!

志乃「ふふっ……ごめんなさい、驚かせちゃったかしら…?」

心「………志乃さん…」

志乃「お疲れ様…ふふふ……」

心「はぁ……ビビった…し、志乃さんがどうしてここに……?」

志乃「はぁとちゃんを待っていたのよ……仕事が終わったあと、スタッフさんに一緒に乗せてもらったの。」

心(ロケ車両タクシー代わりにするとかパねぇ………)

志乃「さて………」スクッ……

志乃「はぁとちゃん、今年の11月19日は何の日か分かるかしら…?」

心「え、えっと……」

志乃「ふふっ……私がわざわざこうして聞くような事は……何に関する事だと思う…?」

心「………!あっ…ボジョレ・ヌーボーの解禁日……」

志乃「正解よ…ふふふ………」

心「>>8

あ、あいにくはぁとは休肝日なんだぞ……☆(走って逃げる)

心「あ、あいにくはぁとは休肝日なんだぞ……☆」ダッ!

志乃「あら……」

心(はぁとは来週には水着の仕事があるの☆その時にだらしないお腹だったら…実に、実にすうぃーてぃーじゃない事に……)シャッシャッシャッシャッ!

志乃「………」

心(志乃さんのペースに乗せられると必ず、次の日から、やぁん、な事になっちゃうから…笑えないレベルで……)
シャッシャッシャッシャッ!

志乃「ふふふ……休肝日…休肝日ねぇ……」

心(もうすぐ出口!…ごめんね志乃さん☆撮影が過ぎたら……)
シャッシャッシャッシャッ!

楓「通行止めです。」バッ!

心「ってうおおおっ?!」ズシャァァ…!!

心「あっぶねぇ……☆……って……」

楓「休肝日に限って、キューっと缶ビールが飲みたくなりませんか?」

心「………」

楓「こんばんは、はぁとさん。今のってはっとさせられましたか?」

心「……!」クルッ!

志乃「よくやったわ……楓。」
ツカ…ツカ…ツカ…ツカ…

楓「志乃さんに言われて忍んでいました。」

心(や、やられた……!)

志乃「ふふふ……ねえ、はぁとちゃん…そう釣れないことを言わないでちょうだい……寂しいわ。」ツカ…ツカ…ツカ…ツカ…

楓「はぁとさんがいないと寂しいです……くすん。」

心「え、えーっと………(逃げ場は……)」

志乃「休肝日ならいつだってできるわ。」ガシ

楓「今を楽しむことって……大切だと思うんです。」ガシ

心(あっ、詰んだ。)

志乃「今夜はお祭りよ…酔わなきゃ、もったいないわよ……?」

楓「ワインはいいんじゃないかと。」

心「………」

志乃「>>14

それに、誰も私たちと一緒に飲んでくれないの。友紀は入院しちゃったし、美優は美優Pさんと仁奈に連れられて旅行中、留美は社長の秘書として得意先回り……他の子たちもあらかたお仕事か家族サービス……こんな飲んだくれには誰も構ってくれない……ああ、寂しい……

志乃「それに、誰も私たちと一緒に飲んでくれないの。友紀ちゃんは入院しちゃったし、美優は美優Pさんと仁奈ちゃんに連れられて旅行中、留美は社長の秘書として得意先回り……他の子たちもあらかたお仕事か家族サービス……こんな飲んだくれには誰も構ってくれない……ああ、寂しい……」

楓「はぁとさんが付き合ってくれないと私たちだけです。えーん、えーん、です。」

心「…………」

志乃「はぁとちゃんなら付き合ってくれるって信じて…1人ロビーで待っていたのに……通りすがる人たちの中…1人で……」

楓「私……信じてますから。」

心「………」

志乃・楓「………」

心「あっ…そ、そうだ☆よく考えたら休肝日は来週だったぞ☆はぁとうっかり☆」

志乃「あらあら、はぁとちゃんったら………ふふふ……」

心(くっ……明日から…ダイエットするもん……☆す、するから…マジするから……☆)

楓「それなら今夜は一緒に飲めますね♪」

心「お、おう……☆」

志乃「それなら、早く帰りましょう…外にタクシーを待たせてあるわ。」

心「準備のよろしいことで……」

楓「タクシーはわたくしが呼びました。」

心「アッ、ハイ。」

志乃「それじゃ、帰りましょう。」
グイッ

楓「れっつごーです。」グイッ

心「ご、ごー……☆(酔っ払いには勝てねぇ……いや、まだ酔っ払いじゃねえけど☆)」

志乃「志乃Pさんが…待っているわ。」

事務所 地下 ワイナリー



志乃「いつ見ても素敵な眺め……ふふふ……」

心「相変わらず何でもあるよねぇ☆この事務所……☆」

志乃「オトナだけの、秘密の場所よ。」

楓「あっ…あのワイン……」

志乃「ふふっ……駄目よ…今日は我慢しなさい。我慢も大切なんだから。」

楓「>>20

ボジョレーの白ワインや色んなワインがありますね…

楓「ボジョレーの白ワインや色んなワインがありますね…」

志乃「あれは卸す分よ…私たちの分はちゃんと別に用意してくれているわ…」

心「ワインって言ってもたくさんあるんだなぁ……☆」

志乃「アイドル……と言っても色々いるでしょう……?」

楓「はぁとさんは赤ワインですね。よく寝かせておいた。」

志乃「ふふふ……上手いこと言うわね。」

心「おい☆それは熟成していて癖が強いって意味かなぁ☆」

楓「ひゅー。」

心「口笛吹けてねえぞ☆」

志乃「まあ、いいじゃない……口当たりから敬遠されるかもしれないけど……1度嵌ればその癖に病みつきになってしまうんだから……まさに、はぁとちゃんみたい。」

心「むぅ………」

志乃「ふふふ……どんなワインにも、それぞれの良さがあるのよ……」

楓「志乃さんが言うと説得力がありますねぇ。」

志乃「ありがとう……だけど、そのワインは棚に返しなさい。」

楓「バレてましたか……」

心「いや、最初っからバレバレだったぞ☆」

志乃「それだけ大事そうに抱えていたらね…ほら、もうすぐだから……」

楓「はーい……」ゴトッ

志乃「ふふっ、楓も我慢できないようだし……そろそろ会場に移動しましょうか…♪」

事務所 地下 志乃Pの部屋



志乃P「〜〜〜♪」トントントントン

コンコン

志乃P「どうぞ。」トントントントン

志乃「ふふっ…こんばんは。」カチャ

心「こんばんはぁ☆しゅがーはぁとだよぉ☆……失礼しまーす…☆」

楓「ごちそうになります。」

志乃P「こんばんは、志乃。それに、楓ちゃんにはぁとちゃん。」トントントントン

志乃「>>27

志乃Pさん、久々の酒豪列島はどうだった?

志乃「志乃Pさん……久々の酒豪列島はどうだった…?」

志乃P「収穫はあったよ。ボジョレー・ヌーボーの受け取りに間に合うか危ないところだったけどね。」トントントントン

志乃「それは危ないところだったわ……ふふっ……」

志乃P「君にとっては特に、ね。」トントントントン

心(ドアは閉めた方がいいか…?)ガシ

志乃P「ああ、ドアはなるべく静かに閉めてくれるかな?」トントントントン

心「えっ……あ、ああ…」パタン

志乃P「すまないね。大きな音を立ててしまうと、ワインの味が変わってしまうんだ。」トントントントン

心「マジで……?」

楓「マジです。」

志乃「ワインはデリケートなの……他にも、温度、湿度、光…ちょっとした条件の違いで味が変わってしまうの。」

志乃P「だからワインはこうして、地下のワイナリーで保存するのさ。」
トントントントン

心「へぇ……」

志乃P「みんな、お仕事お疲れ様。もう少しだから、そこに腰掛けて待っていてくれるかな?」トントントントン

志乃「そうね…お言葉に甘えて、そうさせてもらうわ。楓はそっち、はぁとちゃんはそっちにどうぞ。」スト

楓「椅子に座っていいっす……ふふっ……」 スト

心「女の子に気づかいができるなんてス・テ・キ☆」スト

志乃P「ふふっ、ありがとう。」
トントントントン

志乃「今は何をしているの…?」

志乃P「香草を刻んでいるんだ。酒乱牛の香草焼きを作ろうと思ってね。」
トントントントン

心「お料理までできて、さらにすうぃーてぃー☆はぁとはお料理できないから尊敬しちゃう☆」

志乃P「ははは、作れるのは簡単な物だけさ。手の込んだ物は無理さ。」
スッ スッ パラパラパラ……

心「これを簡単と言われたらはぁとの立場は………」

志乃「大丈夫よ…私も志乃Pさんに任せっきりだから。」

心「はぁとも雫ちゃんに任せっぱなしだよぉ…☆」

楓「>>33

私も楓Pさんに任せっきりです。楓Pさんは何でもできるんですよ、キックボクシングとか

安価把握

楓Pは蟹な落語家でしたか

志乃P(cv.速水奨)でお願いします

お休みなさい

つまり、楓Pさんが戦うときは蟹な怪人に変身して戦うのか…

>>35
変身するかは分かりませんが、ポリシーが「観察と模倣が芸の基本」なのは確実ですね


再開します

楓「私も楓Pさんに任せっきりです。楓Pさんは何でもできるんですよ、キックボクシングとか。」

志乃「楓Pさん、多芸だものね。キックボクシングの方も結構な達人なんでしょ?」

楓「はい。ボクサーは僕さーっていつも言ってるぐらいで。」

心「それは絶対言ってないぞ☆言いたかっただけだろぉ☆」

楓「ふふっ…バレちゃいましたか。」

心「バレるバレない以前の問題だぞ☆」

志乃「落語家としても真打で、キックボクサーとしても大会で優勝するぐらい……そして、大人気アイドル高垣楓のプロデュースまでやっている。」

楓「大人気アイドルだなんて、照れちゃいます。ぽっ。」

心「口で言うな☆」

志乃「それを全部多趣味で片付けちゃうんだから……ホントすごい人。」

楓「そうです、楓Pさんはホントすごい人なんです。どやぁ。」

心「だから口で言うな☆」

楓「温泉や、ステキなお店もたくさん知ってて……よく連れていってくれるんですよ?」

志乃「ふふっ……楓はそれで口説かれたんだものね。」

心「『自分にスカウトされてアイドルになってくれるなら、温泉とお酒には不自由させませんよ。』ってか☆」

楓「そんなところです。誘惑には抗えなくて……」

心「楓ちゃんマジ楓ちゃん♪」

志乃「私も似たようなものだったけどね……ねえ、志乃Pさん?」

志乃P「ふふふ……そうだったっけ?」
トントン カチッ チッチッチッチッ

志乃「『僕はネゴシアンもやっているんだ』って。そう言って、2010年産のシャトー・ラフィット・ロートシルトを手渡されたら……ねぇ。」

心「志乃さんもマジ志乃さんだわ……☆そのシャトー何たらってのはワインの名前でしょぉ☆」

志乃「ええ…とっても美味しいのよ?2010年はヴィンテージで……ああ、美味しかった…」

楓「ワインとワイナリーで、わぁ、いいなりーってなっちゃったんですね?」

志乃「ふふふ……それだけでもないんだけど……私にアイドルになるのを決心させたのは、ワインより口説き文句の方だもの。」

心「やぁん☆それ気になるぅ☆志乃さんがワインよりって言うところが特に☆」

志乃「・ bon vin point d'enseigne.」

心「……へ?」

志乃P「僕もなかなか気障な事を言ったもんだ。改めて言われると照れくさいな。」ジュー…ジュー…

志乃「ふふふ……『僕はプロデューサーとしてはそんなにやり手ではないけど、君なら大丈夫さ。』…だったかしら?」

志乃P「一言一句正解さ。参ったな…」
ジュー…ジュー…

楓「言葉の響き的にフランス語っぽいですけど、どう言う意味なんですか、それ?」

志乃「フランスの諺なの。そうね……日本語に訳すなら…美味しいワインには看板は要らない…ってところかしら?」

志乃P「>>43

そうだね。そして実際、その通りだっただろう?

志乃P「そうだね。そして実際、その通りだっただろう?」ジュー…ジュー…

志乃「ふふっ…それを私の口から言わせるのかしら…?」

志乃P「君の口から聞いてみたいな。」ジュー…ジュー…

志乃「…私もそれなりに、人気のあるアイドルの1人だと言う自負はあるわ……これで満足?」

志乃P「満足だよ。ふふっ、どうしても感想を求めてしまうのは職業病かな?」ジュー…ジュー…

志乃「自分で自分を人気があるって言うのは、流石に恥ずかしいわ…」

志乃P「ふふっ、ごめんよ。飛びっきりのボジョレー・ヌーボーで許してくれるかい?」ジュー…ジュー…

志乃「さて……どうしようかしら…?」

志乃P「それは困るな。2人とも助けてくれないかい、志乃は時々意地悪になるんだ。」ジュー…ジュー…

楓「志乃Pさんが意地悪するからですよ。」

心「そーだ☆そーだ☆」

志乃「そう……これはお返し、ふふふ……一緒に飲んでくれなきゃ、許してあげない。」

志乃P「どうやら僕は女性陣を敵に回してしまったようだ。」ジュー…ジュー…

楓「そうなりますね、さあ、大変です。」

志乃P「僕はただ、志乃の口から僕の目に間違いがなかった事を聞きたかっただけなんだけどな。」ジュー…ジュー…

志乃「女に恥ずかしい思いをさせたら……責任は取ってもらわないとね…♪」

心「志乃さん言い方☆知らない人が聞いたら大変だぞ☆つうか大変にしか聞こえねえ☆」

志乃P「ふふふ、3対1じゃあ勝ち目がないな。」トントン カチ

志乃P「ここは大人しく、志乃の言うことに従うしかないな。」ヒョイ ジュワァ…

志乃「ふふふ……」

志乃P「僕も日本で最初にボジョレー・ヌーボーをいただく栄誉に与るとしよう。」ツカツカツカツカ トン

志乃P「はい、酒乱牛の香草焼きの完成。」

志乃・楓・心「……」パチパチパチパチ

志乃P「……」ペコリ

心「>>49

心(うわぁ…めちゃくちゃ旨そう……!)

楓(これが100g2万5000円のお肉……)

志乃「ちゃんと香りの強すぎない香草を使ってあるのね……喉が渇いてきちゃった…」

志乃P「香りが強すぎると折角の風味を損ねてしまうからね。味も薄めにしてあるよ。」

志乃「そう言うところ……酔わされちゃうわ。」

志乃P「ふふふ、まだ酔うには少しだけ早いよ。」

心・楓「………」ソー…

志乃「2人とも気持ちは分かるけど…我慢しなさい。」

心・楓「?!」ビクッ!

志乃「どうせなら、もっと美味しく食べたいでしょう…?」

心「お肉がはぁとを誘惑するの☆」

楓「もぉー我慢できなかったんです。」

志乃P「ふふふっ……あと少しだけ待っててくれるかな?」

志乃「今からでも始められるけど…それじゃ無粋だもの。…今の時間は?」

志乃P「11時45分。あと15分…いや、今14分になった。」

志乃「ね、そう言う事よ。お祭りはみんなで一緒に楽しんでこそ…よ。」

楓・心「………」

志乃「いい子にしていたら、志乃Pさんがさらに肴を作ってくれるわよ?」

楓・心「!」バッ!

志乃P「いい子にして、14分待てるかい?」

楓・心「……」コクコク!

志乃P「やれやれ、中々の無茶を言ってくれる。」

志乃「そう言って…さらに2品ぐらいはもう出来ているんでしょう…?」

志乃P「まあね。」ツカツカツカツカ ガチャ

志乃P「……」ヒョイ ツカツカツカツカ トン

志乃P「……」ヒョイ ツカツカツカツカ トン

心・楓「おお……」キラキラキラキラ…

志乃P「こっちがミニトマトとオリーブのマリネ。そっちが、えびとカマンベールのカナッペ。」

志乃「>>55

志乃「ふふっ…流石の手際ね、志乃Pさん。料理であなたの右に出るプロデューサーさんは居ないわ…」

志乃P「どっちも簡単な料理さ。大したものじゃないよ。」

志乃「どれもボジョレー・ヌーボーに合う料理だわ。葵ちゃんから聞いたんだけど……料理で1番大切なのは持て成しの心なんですって。」

楓「手順の単純さだけで言うなら、焼き鳥なんて、鳥を焼くだけになっちゃいますし。」

心「お刺身なんてお魚を切るだけになっちゃうぞ☆」

志乃「こうやって…私たちを素敵な夜に酔わせてくれている……それを料理上手と言わないなら…何なのかしら?」

志乃P「ふふふ…そう言われると、そんな気になってしまいそうだ。」

楓「よっ、日本一。」

心「いい男☆」

志乃「少なくとも…場所、時間、気分…そして何より、ワインに合わせて料理を作る事に関しては……自信はあるでしょう?」

志乃P「手前味噌だけどね。はぁ…君たちは僕をその気にさせるのが上手だな。」

楓「と、言うことは……」

心「期待しちゃっていいのかなぁ♪」

志乃P「今ので僕は調子に乗ってしまったからね。」ツカツカツカツカ

志乃P「あと8分…もう一品ぐらいなら作れるな。」

楓・心「いぇーい!」パーン

志乃「そんな風にサービス精神が豊富なところも……ふふっ……さらに美味しくなりそうだわ…」

志乃P「気持ちよく酔ってもらえるようにするのが、僕の仕事の一つさ。」

志乃「ソムリエとしても…あなたは一流よ。」

志乃P「自分が気持ちよく酔えないものを、人に薦められるかい?」

志乃「ふふっ……なら、プロデューサーとしては…?」

志乃P「僕のポリシーは変わらないよ。ワインの場合と同じさ。」

志乃「ふふふふふ……ありがとう…♪」

志乃P「ふふっ……」

楓「>>62

一時中断します

再開します

楓「私と楓Pさんは日本酒で繋がっている……はぁとさんとPさんは…焼酎?」

心「ん?」

楓「ふと思ったんです。志乃さんと志乃Pさんはワインで繋がってるじゃないですか。私たちの場合は何かなーって。」

心「ああ、なるほど☆結びつけているものが何かって事ね♪」

楓「そうです。ちなみに、私と楓Pさんが1日に飲む日本酒の量は2本っしゅ。」

心「大五郎?」

楓「大五郎は私の親友です。」

心「1日に8リットルって……」

楓「ちゃんと2人で分けて飲んでますよ?」

心「4、4でもヤバいぞ☆で、内訳は?」

楓「1、7です。」

心「あー…聞くまでもないけど、どっちが7?」

楓「私です。」フフン

心「知ってた☆」

楓「楓Pさんと飲むとお酒が美味しくて……ついつい進んじゃうんです。」

心「生活習慣病も着々と進んでると思うぞ☆」

楓「大丈夫です。お医者さんからは『これ以上飲むと大変な事になります。』って言われているので、ちゃんと8リットルからは増やしてませんから。」

心「たぶんお医者さんが言いたかったのはそう言う事じゃないと思うなぁ☆量も問題だけど☆」

楓「ふふふっ……冗談ですよ。飲み過ぎは胃、肝臓にいかんぞうって言われてるぐらいです。」

心「あっ、それならはぁとも同じだわ☆」

楓「それで、はぁとさんはPさんと焼酎をしょっちゅう飲んでいたりするのか、って事なんですけども。」

心「うーん、しょっちゅう、は飲まないかなぁ☆アイツ、あんまり強いほうじゃないし☆でも…時々は2人で飲むかな♪」

楓「どんな時に飲んだりするのか聞かせてもらってもいいですか?」

心「アイツが飲みたい気分の時だな☆この前アイツが男旅から帰って来た時とか。」

楓「分かりました、迎え酒ですね。」

心「それは楓ちゃんたち限定な☆」

楓「えっ……?旅行から帰ったら普通はまず迎え酒じゃないんですか…?」

心「それ普通ちがーう☆バイクの旅だったから、旅先では一滴も飲まなかったっつうか飲めなかったらしいぞ☆」

楓「ああ、それで……」

心「納得してる部分がズレてる気がするけど、はぁと気にしない☆で、帰って来てからはぁとと一晩飲み明かしたってわけ☆」

楓「飲めないとストレス溜まりますもんね。飲んだら発散できますけど。」

心「>>70

こっちもこっちで最近いろいろあったからな☆千佳ちゃんの事とか、親の事とか、厨二Pと美波Pの事とか……

心「こっちもこっちで最近いろいろあったからな☆千佳ちゃんの事とか、親の事とか、厨二Pと美波Pの事とか……」

楓「大人って大変ですね。」

心「…ざっくり言うとそうだねぇ☆はぁ、飲まなきゃやってられねえ☆」

楓「でも、飲めばやっていけます。」

心「そうとも言うかもしれないな……☆」

楓「大人だけがお酒を飲んでいいのはですね、大人はそれだけ大変だからなんですよ?」

心「楓ちゃんでもそういう時ってあるの?」

楓「ありますよ、私も一応は大人ですから。よく見た目は大人っぽいって褒められます。」

心「見た目だけは、な☆黙ってれば美人なのに……これってひょっとして特大☆ブーメラン☆」

楓「黙ってお人形さんみたいにしてたって、面白くないじゃないですか。私ははぁとさんのキャラ、好きですよ?」

心「んもう☆キャラ言うな☆こっちも必死なんだよ☆」

楓「ふふっ…すみません。」

心「楓ちゃんだってはぁとと一つ違いなんだから色々分かるでしょ☆分かれよ☆」

楓「分かりますよ。迷子センターで待っている間が……」

心「それはない☆あんまり楓Pに迷惑かけてやるなよ……」

楓「反省はしています、半生の間は。」

心「うん、してないな☆」

楓「むっ、ちゃんとしてますよ。これからは人の多い場所では手をずっとつないでもらう事になりました。」

心「……ん?それって…」

楓「ふふふ……大人ってちょっとズルいんです。」

心「だよなぁ……」

楓「ズルいからお酒を飲んで嫌な事を全部忘れたっていいんです。ズルくていいんです。」

心「ズルくていい……ふふっ、いい事言うじゃねえか♪」

楓「>>76

楓「はい……♪だから、今日はたくさん色んなお酒を呑んで楽しみましょう♪」

志乃「ふふっ……そうね。」

心「…いつから聞いてたんすか……?」

志乃「私と志乃Pさんが、ワインで繋がってる……って言うところからかしら。」

楓「お約束通り最初からですね。」

志乃「ふふふ……面白いからつい聞き入っちゃって。」

心「盗み聞きとは趣味が悪いぞ☆」

志乃「聞いていたんじゃないもの……聞こえちゃったのよ。」

心「……はぁ……マジだわ☆大人ってズルい☆」

志乃「ふふふ………」

志乃P「ズルい大人たちに乾杯を。」
トン

楓「あっ……」

志乃P「輝子ちゃんからお裾分けしてもらったエリンギをバターで炒めてみたんだ。」

心「んー☆香ばしい匂い☆」

楓「このきのこ、残さず食べられそうです。」

志乃「お疲れ様。これで肴は出揃っのかしら…?」

志乃P「Oui,madame.…そして、今夜の主役の登場だ。」
トン トン トン トン

志乃「ふふっ、来た来た……♪」

志乃P「今夜は色々なワインを楽しもうじゃないか。さあ、まず最初はどれをお望みかな?」

心「どれがボジョレー?」

楓「ふふっ……全部ボジョレーですよ。」

志乃「ボジョレー地方で、その年の葡萄を使って作られた新酒をボジョレー・ヌーヴォーと言うのよ?」

心「えっと……つまり、灘の清酒、みたいな?」

志乃P「近いかな?この4本が僕のお薦めする銘柄だ。1番右のは、今年新しく契約できたRMから仕入れたものでね。」

志乃「>>82

志乃「もっと分かりやすく解説してあげたら?二人とも目が点になってるわよ……」

心「あーるえむ?」

楓「むむむ………」

志乃P「おっと、これは済まない。楽だからと言って、専門用語に頼ってしまうのは専門家の悪い癖だ。」

志乃「ふふっ…『濡れた犬』、なんて言っても……伝わらないわよ?」

志乃P「便利なんだけどな……じゃあ、少し解説をしながら。」

楓「ワイン用語は難しくて覚えられないです。」

心「春の草原を吹く風……的な事を言ってるイメージ☆」

志乃P「ははは、どちらも大体正解だよ。普通の人からしたら、難しいし、分かりづらいだろうね。」スチャ

志乃「最初は1番右のをお願いしようかしら…味わいが気になるもの。」

志乃P「1番右だね。」キュッ キュッ キュポン

志乃「……♪いい香り……」

志乃P「今年は当たり年だからね。」
トクトクトクトク…

志乃「らしいわね……当たり年、って言うのはわかる?」

楓「美味しい葡萄が取れた年……ですよね?」

志乃「まぁ……さすがにこれくらいは知っているわよね。」

心「高値で取引されたり?」

志乃「ええ……美味しいワインには、それだけの価値がある…そう思う人は多いから。」

志乃P「ボジョレー・ヌーボーの場合はまた違ったりするんだけど…今はそれは置いておこう。」トクトクトクトク…

志乃「そうね……えっと、どこから説明をしたらいいかしら…?」

心「あの……何から何まで説明してもらえると…助かるかな☆」

志乃P「そしたら1週間かかったって終わらないよ?」トクトクトクトク…

心「……マジ?」

志乃P「亜季ちゃんにミリタリー用語を全部説明して、って頼むようなものかな。」

楓「1週間でも終わりませんね……それは……」

志乃P「どんな分野にだって山のように専門用語はあるものさ。ワインの場合、それがフランス語やイタリア語だからさらに難しく聞こえる。」

志乃「ふふっ……私でもきっと、全部は把握できていないかも。」

心「志乃さんで無理なら無理じゃん……☆」

志乃P「そう、説明はできない。だから、ワインを飲む上で1番大切な事だけ教えよう。結局はこれが全部だからね。」

心「それは……?」

志乃「呑むことを楽しむこと。」

志乃P「>>89

時にあるがままを受け入れ、時に自ら道を作る。時に師に学び、時に子を導く……アイドルと同じさ

志乃P「時にあるがままを受け入れ、時に自ら道を作る。時に師に学び、時に子を導く……アイドルと同じさ。」

楓・心「………」

志乃「せっかく簡単にまとめたのに……また話を分かりづらくしてどうするの…?」

志乃P「…分かりづらかったかい……?」

志乃「はぁ……ふふっ…この人が言っている事も、同じような意味よ……自由に飲めばいいの……難しい事を考えるより、素直にワインを楽しめばいい……という事。」

志乃P「上手い言い回しだと思ったんだけどな……」

志乃「少し難しい言い回しが好きなのは……あなたの数少ない悪いところ。」

志乃P「ははは……」

楓「ワインはわいんなりの飲み方を楽しめばいい……そういう事ですか…?」

志乃「そうよ……楓の好きなように飲みなさい。」

心「細かい事は気にすんなって事でいいのかなぁ☆」

志乃「そうよ……はぁとちゃんも純粋に楽しみましょう。」

志乃「これでワイン用語の説明は終わり……気になったら、志乃Pさんに聞きに来るといいわ。」

志乃P「その時は語って聞かせてあげるよ。手取り足取り、ね。」

志乃「志乃Pさん…?」

志乃P「ふふふ………さて、丁度良い時間になった。」トクトクトクトク…

志乃「……あら、とんだ演出家…」

志乃P「皆さま、お手元のグラスにご注目ください。」

心「……いつの間に…?」

志乃「私たちが話に夢中になっている間によ……ふふっ…気づかなかったでしょう…?」

楓「話をしている間にトークトークと注がれていたんですね。」

心「流れが自然すぎて……むむむ…」

志乃「アイドルをプロデュースするときと同じ………自分はさり気なく、それでいて最大限ワインを楽しめる空間を作る…」

志乃P「ワイン自体は手の加えようがないほどの物だ。僕の仕事はそれをさらに引き立てる事さ。」

志乃「>>95

ならソムリエをやめてプロデューサーになった理由教えて欲しいわ

一応現役と言う設定なので……
申し訳ありませんが再安価とさせていただきます…

再安価
>>97

プロデューサー業と同じね

安価把握

夜は更けていきます……

お休みなさい

再開します

志乃「プロデューサー業と同じね…改めてそう思うわ。」

志乃P「だからこそ、こうして両立できているのさ。」

志乃「ふふっ…私をワインとするならなぁに?」

志乃P「カベルネ・ソーヴィニヨン…かな。うん、ぴったりだ。」

志乃「女王は私より礼子や…時子ちゃんにこそ相応しいわ。」

志乃P「何を仰られますか、僕の女王様。さあ、どうぞ次のお申し付けを。」

志乃「ふふふ……まあ、お姫様と言う歳ではないものね。」

心「会話の意味が全然分からねぇ☆」

志乃「解説……いる?」

心「ううん、意味は分からなくても雰囲気から察せるもん☆たぶん……濃くて強いワインの名前だよねぇ♪」

志乃P「だいたい正解。ご褒美に後で開けてあげよう。」

心「太っ腹☆ゴチになりまーす♪」

楓「ゴチになりまーす♪」

志乃「ふふふ……」

志乃「なら……あなたはサンジョヴェーゼ種ね…」

志乃P「ふふふ……ありがとう。」

楓「はい。」スッ

志乃「何、楓?」

楓「私も予想してみます。サンジョヴェーゼさんは名前的に……頼れる男の人ですね。それでいて紳士的で周りを気遣える、そんな人…あっ、ワインですね?」

心「あー……っぽいな☆」

楓「正解ですか?」

志乃P「イタリア料理とよく合うんだ。後でパスタを茹でないといけないな。」

心「楓ちゃんナイス☆」

志乃「伊達に私と飲んでないわね。」

楓「ふふっ、ありがとうございます。段々とお祭りらしくなってきましたね…開催までそろそろです。皆さま、ではグラスをお取りください♪」

志乃P「それは本来僕の台詞なんだけどなぁ……」

楓「言ってみたくなっちゃいました♪」

志乃「やられたわね?」カチャ

志乃P「敵わないよ。」カチャ

楓「葡萄さん、来年も美味しく実ってグレープ……ちょっとキツイかしら…?」カチャ

心「11時59分……そう言う事か☆」
カチャ

志乃P「ボジョレー・ヌーボー解禁まであと10秒。」

志乃・楓・心「10、9、8、7、6、、5、4、2、1……」

カチ ボーン…ボーン…ボーン…

志乃P「乾杯。」

志乃・心・楓「乾杯。」チリーン!

心「……ん……っはぁ、何これとってもすうぃーてぃー☆」

楓「……ふう…お祭りを待つ利はありましたね♪」

志乃P「……バッカスに感謝を。」

志乃「ああ……美味しい…今日1日断酒した甲斐があったわ……♪」

心「えっ?!志乃さんに断酒の概念って存在したんすか?!」

志乃「>>109

志乃「毎年解禁日前は断酒してるわよ?」

心「マジか……☆自分には血の代わりにワインが流れてると豪語して止まない志乃さんが……」

志乃「だから、解禁の直前になってくると…血が足りなくなってきてめまいが……」

心「禁断症状じゃねえか☆」

志乃「ふふふ……冗談よ。1日断酒したぐらいで、私からアルコールが抜けると思う……?」

心「わあ☆すごい説得力☆」

楓「みーんなが我慢するだけの意味はありますからね。我慢の時間もお祭りを楽しむための大切な時間です。」

志乃「そう……食前酒みたいなものよ…」

楓「我慢してる間は楽しみすぎて手の震えが止まらなくなるぐらいで……」

心「病院行こう☆行け☆」

楓「美味しいから大丈夫です。」

心「何がどう大丈夫なん……?」

楓「ふふふ……半分冗談ですよ。楽しみすぎてソワソワしてしまうのは本当です。」

志乃P「僕もその楽しみを共有したいなぁ……」

楓「志乃Pさんは一足先に飲めるじゃないですか。」

志乃P「試飲をしないで卸すことは出来ないからね。僕だって本当は楓ちゃんみたいに解禁日前は断酒したいんだよ?」

楓「うむむ……でも、早く飲めるのはやっぱりうらやましいです。」

志乃「ボジョレー・ヌーボーは逃げないわよ…?」

楓「理屈じゃないんです。断酒も楽しいですけど……ワインを見たら飲みたくなっちゃうのも仕方ないと思うんです。」

心「仕方なくは……ああ、でもこの味を知ってたら仕方ないかなぁ☆」クイッ

心「……はぁ……美味ぇ…☆」

志乃P「こっちのマリネとどうぞ。」

心「どれどれ☆」ヒョイ パク

心「んー☆酸味がイカす♪彩りもきゅーてぃー☆……からの…」クイッ

心「犯罪的だ……うますぎる……」

志乃P「酸味が甘さを引き立ててくれるんだ。」

心「>>115

はぁとの汚れた心が浄化されてく☆

心「はぁとの汚れた心が浄化されてく☆」

志乃「ふふっ……悪い物が抜けていく感じなら……」ヒョイ パク

志乃「あっ……♪」クイッ

楓「さすがは百薬の長ですね。」ヒョイ パク

志乃「このトマト、ワインとまとめて食べると美味しいです。オリーブは折をみて食べていこうかしら……なんて♪」クイッ

志乃P「ふふふ……喜んでもらえて嬉しいよ。」

心「ヤベェな……これ☆何つうか……ヤベェ☆」

楓「爽やかな気分になれますね……涼しげと言うか……」

心「はぁとの語彙貧弱すぎ☆えっと……あっ、アレか☆これが草原を〜な味か♪」

志乃「そんなところよ。ヌーボー……新酒の魅力は……この心を洗われるような爽やかさ……」

志乃P「元々はその年の葡萄の出来を確認するための試飲用のワインだったんだ。だから、普通のワインと違ってパパッと醸造して詰めちゃう。結果として、軽めに仕上がると言うわけさ。」

心「へー………」

楓「試飲ってやっぱり…シーンとしてやらなきゃいけないんでしょうか……ふふ…」

心「今日は飛ばすねぇ☆」

楓「心が軽いですから。重りが外れたみたいで……いつもより自由な感じです…」

心「いつもより自由って…ふふっ……1日ぐらいいっか☆」

志乃「お祭りだもの……羽目を外して楽しまなきゃ損よ……」

志乃P「羽目を外すのは自由だけど……」

志乃「分かってる……大人らしく……ね?」

志乃P「そう…それだけは守ってもらうよ。余計な心配だろうけど……」

志乃「ちゃんとした人選でしょ…?」

志乃P「はぁとちゃんなら歓迎さ。大人だからね。」

心「ん、はぁとがどうしたって?」

志乃「楽しく…でも静かに飲めて…さらにお酒の味が分かる人だって褒めてたの。」

楓「志乃Pさんの審査基準は厳しいんさ。……これはイマイチ……」

心「審査とかあったのかよ……初耳だぞ☆」

志乃P「志乃の判断が僕の判断さ。志乃が連れてきたお客さんなら、僕は一々見たりしないよ。」

志乃「信頼してくれているのね……カナッペも美味しい……旬のえびを使うところが気が利いてるわ…」

志乃P「ふふっ、お褒めにあずかり光栄です。当然のことじゃないか。」

楓「ちなみに出禁でここに入る事は出来んのは、まず早苗さんと友紀ちゃんです。」

心「あー……」

志乃P「>>122

↑流石にプロデューサーはみんな分別をわきまえてくれるから助かるよ

志乃P「あとは由里子ちゃんくらいかな。ワイナリーに絡めて監禁プレイの話を始めた時は、さすがの僕も大人げなく怒ってしまったよ。」

楓「ありましたねぇ……そんな事。」
シミジミ

志乃「あの時は確か……由里子ちゃんも6徹明けとか言っていたから……」

心「1週間寝ないと人間って死ぬんじゃなかったか……」

志乃「由里子ちゃんの名誉のために言っておくけど……あの子、普段は分別のあるいい子なのよ……?」

志乃P「だとしても、さ。…悪かったとは思っているけど。」

楓「由里子ちゃん、それはもう目の色を変えて喋りに喋って……」

心「かわいそうだけど…ワインを楽しんでる時に野郎同士の監禁プレイの話をされるのは……」

志乃「まあ……あと5年もすれば、付き合い方も分かるでしょう……その時は……ね?」

志乃P「その時になればね。また同じような話をするなら……」

志乃「こらこら……ワインは楽しく……でしょ?」

志乃P「……おっと、僕とした事が。」

心「プロデューサー勢は?」

志乃P「流石にプロデューサーはみんな分別をわきまえてくれているからね。助かってるよ。」

心「意外、誰とは言わないけど二、三人はいるかと思ったんだけど☆」

志乃P「もちろん未成年は入れないけどね。基本的にワイン好きなら歓迎させてもらっているかな。」

楓「ふふっ……急に脱ぎ出す人ならいますけどね。」

志乃「彼はいいのよ……服を着てる時間の方が短いんだから……」

心「常識人では……あるか?」

志乃P「ワインボトルでホームラン競争を始めようとしたりはしないからね。」

心「何してんだよ……」

楓「演奏を始めるプロデューサーさんが居たり…正体をなくすどころか現すプロデューサーさんが居たりで……面白いです♪」

志乃「それはそれで……いい肴だもの…♪」

楓「>>128

>>127+石がパンに変わったこともありました

楓「他にもワインをビールに変えたり、空の瓶に中身を復活させたり……とにかく面白いんです♪石がパンに変わった事もありました。」

志乃P「水をワインに変えられた時は、商売上がったりかと思ったよ。」

心「マジシャンの方、神父の方?」

志乃P「前者が神父、後者がマジシャンじゃなかったら……本当に商売上がったりになってたよ。」

志乃「ふふっ、…あれは面白かったわねぇ……」

心「うっわ…はぁとも見たかったぞ☆」

楓「ふふっ……またその内……はふはふ……このお肉いつも買うお肉より美味しい……牛だけに。」モグモグ

心「こるぁぁぁぁ☆いきなりメインには手は出さないって言う暗黙の了解があっただろ☆」

楓「はふはふ……所詮……はふはふ……この世は……はふはふ……弱肉強しょ……はふはふ……」

心「食うか喋るかどっちかにしろよ☆……はぁとも食う☆」パク

心「美味っ……?!」

楓「馬じゃなくて牛です。」

心「違えよ☆」

志乃「若いわねぇ……」

志乃P「志乃もまだまだ若いよ。」

志乃「ありがとう♪…その内また見れるから大丈夫よ…2人とも常連だもの。」

心「はふはふ……そうなんすか?」

志乃P「うん。帰国したらここにまず寄りたい、なんて不良神父の方は言ってるしね。」

楓「はふはふ……相変わらず……はふはふ……ワルですね。」

志乃「堅苦しくなくていいじゃない…あれはあれで立派な神父さんよ……」

志乃P「ふふっ……ワインの種類ほど、プロデューサーの種類も色々あるのさ。」

心「それに尽きるな☆」

楓「帰ってきたら、またあれを見せてもらいたいです。」

志乃「彼は美人に弱いから…楓が頼めば必ず見せてくれるわ……ふふっ…」

志乃P「美人に弱いのは男の宿命さ。」

志乃「>>134

安価把握

一時中断します

再開します

志乃「あら、じゃあ貴方はどうなの……?」

志乃P「僕も男、つまりはそう言う事さ。」

志乃「そう……ふふふ……」

心「美人に囲まれて幸せだな☆だから、サービスしてほしいなぁ☆しろ☆」

楓「志乃Pさんってカッコいいですよねワインのお代わりください。」

志乃「モテモテね……♪」

志乃P「モテてるのは僕じゃなくて、ワインと料理の方じゃないのかい?」

志乃「言い寄られている事に……変わりはないでしょう…?」クイッ

志乃P「確かに…悪い気はしないかな。ふふふ……」トクトクトクトク…

心「あざっす☆」

志乃P「あんまり調子に乗ると、後が怖そうだけど。」トクトクトクトク…

楓「ありがとうございます♪」

志乃「それはどう言う意味かしら…?」

志乃P「怖い怖い……くわばらくわばら。」

心「そんな恐ろしい事はとても……」

楓「悪寒が走りました……お燗で温まらないと……」

志乃「みんなしてひどいのね……ふふっ……私はそんな事は気にしないわよ……?」

志乃P「本当かい?」

志乃「だって……キープしてあるボトルが誰かに飲まれてしまわないか心配する人は……いないでしょう…?」クイッ

志乃「好きなワインが褒められるのは………嬉しいものよ……」

心・楓「参りました。」フカブカ…

志乃「……何よ……急に…?」

楓「不穏な女にも動じないとは…これは勝てないな、と。」

心「これが本物の大人の女と言う物かと……」

志乃P「敵う気がしないだろう?」

心「うん、無理っすわ☆」

志乃「……ふふふ…」

志乃P「>>142

志乃のアルコール代謝能力は常人の十数倍。僕のヴィンテージを最高の形で味わえるのは……彼女だけさ

志乃P「志乃のアルコール代謝能力は常人の十数倍。僕のヴィンテージを最高の形で味わえるのは……志乃だけさ。」

楓「十数倍もあったら……ジュースじゃ満足できませんね。」

志乃P「志乃にとっては、度数の低いワインなんて全部水みたいなものだからね。」

志乃「ふふふ……あながち外れじゃないわね……」

心「もう……パねぇしか言葉が出てこないぞ…☆」

志乃「ありがとう……便利な体に生まれて良かったわ……ワインを好きなだけ飲んで暮らせるんだもの…」

心「血がワインって言うのはさすがに冗談だって今まで思ってたけど……実は本当だったり……?」

志乃「さあ……どうかしらね…?ふふふ……」

心(本当かもしれない……)

楓「うらやましいです……絶対に二日酔いしなくて済むんですから。」

心「だわ!…何それズルい☆」

志乃「そうね……二日酔いとは無縁だわ……でもね、いい事ばかりでもないのよ……?」

志乃「アルコールがすぐに抜けちゃうせいで……普通のお酒じゃあまり酔えないの……」スクッ…スタスタスタ……コト

志乃P「おや……」

志乃「こうして……もたれかからせてくれる人がいたりしないとね……ふふふ……」

志乃P「これがほぼ毎晩さ。」

心「悪い気はしないんだろ☆」

志乃P「それどころか楽しみさ。」スッ

志乃P「綺麗なウェストをしているね、細すぎてたまに心配になるけど。」

志乃「食べても太らない体質なの……ふふっ……」

心「すっごいナチュラルに腰に手を回したなぁ☆」

志乃「何事もさり気ないの……この人は。……ああ、酔ってきたわ……」

志乃P「どっちにだい?」

志乃「どっちにも……ふふふ……」

楓「>>149

おおっと酔いが回ったー、これは早急に帰らないと命に関わりますねー(棒読み)

楓「おおっと酔いが回ったー、これは早急に帰らないと命に関わりますねー。」

心「オイ☆名女優☆」

楓「すっごくフラフラします、ああ、誰かに支えてもらわないと怖いなー、怖いなー。」

心「どこの淳二だよ☆」

志乃「あら……もう帰っちゃうの……?」

楓「とてもとても残念ですが、こればっかりは仕方がありません。うわー、大変だー。」

志乃「それは本当に残念……だって……」

楓P「どうもこんばんは。呑ませていただきに参りました。」ガチャ

楓「あっ…」

楓P「あたしがここに来るまでとかけまして、競馬の配当金と解きます。」

志乃「その心は…?」

楓P「駆け(賭け)たり、走ったりした結果でございます。」

志乃P「ふふふ…それはお疲れ様。」

志乃「いらっしゃい……さあ、5人で……ああ、楓は酔いがひどいから……」

楓「今余裕になりました。」

志乃「命に関わるんじゃなかったの……?」

楓「命に関わるかと思ったらそんな事はありませんでした。余裕です。余裕も余裕です。超余裕です。」

志乃「ふふっ……楓って分かりやすいわね……」

楓「自分に正直に生きることにしてるんです。」

心「………あっ、ひょっとして…?」

志乃P「雫ちゃんにも前もって連絡は入れておいたから。」

心「もう…憎いなぁ☆この色男☆」

志乃P「ふふふ……ワインを引き立てるのが僕の仕事って言っただろ?」

楓P「今夜はあたしも呑ませてもらいますよ。急いで来たもんで、喉が乾いて乾いて仕方がありゃァしません。」

楓「ちょうどいいところに美味しいワインがありますよ?」

楓P「>>155

そしてちょうどいいところにメインディッシュが……(顎クイッ)

楓P「そしてちょうどいいところにメインディッシュが……」クイッ

楓「あっ……」///

楓P「……と、言う感じの不意打ちに楓さんは案外弱いんです。」

心「へぇ……」

志乃「なるほどねぇ……」

楓「……いじわるです。」

楓P「不意打ち意外じゃ楓さんにゃァとても敵いませんので。茶目っ気と思って許してくれりゃァしませんか。」

楓「…………」

楓P「………」

楓「ドア…開けっ放しになってますよ。」

楓P「あら?」クルッ

楓P「…閉まっているじゃ……」

楓「隙ありです♪」ダキッ チュッ

楓P「…!」

心「ひゅー☆」

楓「ふふふ……お返しです♪茶目っ気と思って許してください。」

楓P「……楓さんの方が一枚上手でェございましたか。」

志乃P「お互い美人には苦労させられるね。」

志乃「志乃Pさん…♪」

志乃P「何でもございません、女王様。」

志乃「ふふふ………」

楓「今夜は朝まで呑みますよ?」

楓P「……楓さんとかけまして一気に仕上げるタイプの彫刻家と解きます。」

楓「その心は?」

楓P「飲み(鑿)出したら止まりません。あたしは一応喉を気遣わないといけない商売なんでェございますが……」

楓「付き合ってもらえますよね?」

楓P「美人の頼み事にゃァ弱いもんでして、陸上競技、つまりは養生(洋上)できやしません。」

楓「♪」

楓P「浮世、つまりは憂き世。あれこれ悩むのは今夜は止めちまいましょう。」

心「さんせーい☆ふふふ……こんないい気持ちの時に、悩み事なんてするだけ損だぞ☆」

志乃「ふふっ……改めて仕切り直しましょうか。」

志乃P「今夜はお祭りだ。何もかも忘れてただワインに酔いしれよう!」

楓「明日は明日の風が吹きます。」

心「そうそう、明日は明日の風が吹く☆気にすることなんて何もないんだぞ☆」

志乃P「君の席は楓ちゃんの隣だよ。」
トクトクトクトク…

楓P「これはこれは、ご親切にどうも。」

志乃「じゃあ……」

志乃P「分かっているよ。それじゃあ……改めて乾杯。」

心・志乃・楓・楓P「乾杯。」チリーン♪


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翌日



心「はぁぁぁ………」ソーッ……トス

心「………」ピピッ…

体重計「ダイエットちゅう☆」

心「……忘れるだけで……なくなるわけじゃないんだよなぁ………」




お酒はほどほどに

志乃さんとボジョレー・ヌーボーのステマSSでした
せっかく解禁日だったので

10連1回我慢すれば飲めるやん、
と思って向かったコンビニでは……

一緒に一晩飲み明かしたいアイドルと言えば、志乃さんですよね…?
……肝臓鍛えなきゃ(使命感)

……うっかりしました…
今回はいけたと思ったのですが……

と、言うことで改めまして

105回記念次回内容安価
>>169

ご迷惑をおかけします……

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