沙紀「NFL何でも相談室!」藍子「その2ですっ!」 (34)

NFLについて書いていきます。
相変わらずオチなし、山場なしで行きますよ。
今回はオフェンス編です。

藍子「えっと…。今日の相談役は沙紀ちゃんなんですね?」


沙紀「そうっす。茜ちゃんからはお願いされました。『今日はブロンコス×パッカーズを見させてください!』とのことっす」


藍子「アハハ…」

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藍子「さて、今回はオフェンス編ということですが、一体どういうことを教えて頂けるんですか?」



沙紀「まずは、オフェンスのフォーメーション。そして反則について教えるっす。覚えて、クールに見てもらいたいっすね」



藍子「今回も、346プロダクションのアイドルの皆さんと、Pさんが皆さんにわかりやすくロールプレイして頂きます」



アイドル「」ゴゴゴ…



P「」



沙紀「…何か違和感っすね」



藍子「さあ、何のことでしょうか?それではフォーメーションを教えて頂きましょう!」

Iフォーメーション


沙紀「まずは基本的なフォーメーション。Iフォーメーションは主にラン攻撃を行う傾向が強いっす」



藍子「今回もクォーターバックにPさん。バックスにはアイドルの皆さんが付いております!」

雪美 △ △ △ △ △ 薫
       P    千枝

       千佳

       こずえ



P「走らせる気あるの!?」



沙紀「Pさんの後ろに二人ランナーがいますよね?千佳ちゃんはフルバックと言って、こずえちゃんに向かってくるディフェンスをブロックする役割をするっす」



藍子「ラインとフルバックの力がカギですね」



沙紀「千枝ちゃんにはタイトエンドの位置についてもらってるっす。千枝ちゃんも外から来るディフェンスをブロックする役割をもつっす」



藍子「さっき言っていた。傾向が強いってどういうことですか?」



沙紀「あくまでもその可能性が高いってことっす。意表をついて千枝ちゃんにパスを出したり、薫ちゃんに出したりするっす」



藍子「へえ。一つのフォーメーションからいろんなパターンがあるんですね」



沙紀「そうっす。いかにボールを奥に運べるか。様々なオフェンスパターンが存在するっす」

ショットガンフォーメーション



沙紀「先程のIフォーメーションとは対照的に、パス攻撃の傾向が強いフォーメーションっす」



藍子「ショットガンって、散弾銃の意味ですよね?」



沙紀「そうっす。フィールドの両端いっぱいにレシーバーを出して、誰がパスを取るのかを錯乱させるっす」



雪美  △ △ △ △ △  薫
  こずえ        千佳

        P



藍子「Pさんの後ろには誰もいませんね。それにPさんもあらかじめ後ろにセットしてますね」



沙紀「パスの人員を増やすためにPさんの周りに誰もいないことを、ノーバックと言うっす。でも、誰かディフェンスが来たら、大ピンチのかなりギャンブルなフォーメーションっす」



藍子「そうですね。――凛ちゃんが大分前に来てますね」



沙紀「おもにショットガンフォーメーションは3rdダウンロング(6Y以上)などで使うことが多いっす。だから、ディフェンスもここでサックを出して、大きくロスさせることも可能っす」



藍子「この辺りの駆け引きもアメフトならではっす。パワーやスピードだけじゃなく、プレイの意図を理解しないといけない知力も不可欠っす」

P「セーット!――ハット!」パシー



P「駄目だろ!」



藍子「Pさんがパスを投げません!」



沙紀「普通に考えて、あんな小さい子がタックルされたらと思うと、もう無理っすよね…。――ああ、凛ちゃんがラインを突き破ってきたっす」



凛「」ドゴォ



P「グフッ!」ドサァ



沙紀「Pさん、サックされたっすね…。守ってくれる人もいないので、自分の俊敏さでかわしたり、投げ捨てを行って回避することも必要っす」



凛「ふう…。まだまだ甘いねP」ツヤツヤ



P「くそう…。誰に投げればいいんだよ…」



沙紀「まあ、このフォーメーションはクォーターバックの資質が問われる場面っす。ブレイディやマニング(兄)ロジャースと言った超一流は、プレッシャーのかかる場面でも平然とやってのけるっす」

ドロープレー



沙紀「これはフォーメーションとは違って、戦術の一つっす。パスを出すふりをしてラン攻撃を行うプレーっす」




雪美  △ △ △ △ △  薫
        P    千枝


       こずえ


沙紀「このフォーメーションからレシーバーにパスを出す素振りを見せて、こずえちゃんにランを出すというやり方っす。パス守備に警戒してミドルゾーンが手薄なところに、ラン攻撃で前進するというやり方っす」



藍子「雪美ちゃんたちが後ろに気を引かせて、前を開ける…。本当にチームスポーツですね」



沙紀「こういうところは知性がないとできないっす。クールっすよね」

デンバーの試合見ながらNFLスレ読むとか嬉し過ぎ
ペイトン兄さん(今日は)輝いてるし

ラ大正義DALOL陣

まだー?

ワイルドキャットフォーメーション


沙紀「このフォーメーションは、もともと大学アメフトで行われていたものを、NFLのマイアミドルフィンズが『逆輸入』の形で持ち込まれたっす」



藍子「ワイルドキャット?野良猫でしょうか?」



沙紀「山猫っていう意味らしいっすね。ドルフィンズが2008年のマンデーナイト(全米中継)で強豪ペイトリオッツをやっつけて、脚光を浴びたっす」



藍子「この年のペイトリオッツは11勝しながらも、地区優勝できなかったんですよね」



沙紀「このフォーメーションでドルフィンズが地区優勝したっすけど、もう次のシーズンには対策が出来ていたっす。たまに他チームがやるっすけど、ほとんど前進はないっすね」



藍子「このフォーメーションの利点は何ですか?」



沙紀「ドルフィンズのフォーメーションはセンターの後ろには誰もいない代わりに、ランニングバックが2人セットするっす。スナップと同時に一人が先に出てブロック。もう一人がボールを運ぶ役割っす。プレー選択の幅が広すぎてここでは言い切れないっすけど、要はスナップを受ける選手が、クォーターバックではないってのも特徴っす」



 雪美 △ △ △ △ △ 薫
P  千佳
      千枝 こずえ



沙紀「大体はこういうフォーメーションで、面白いやり方としては、Pさんが後ろに下がって、千枝ちゃんからPさんへバックパス。その後、Pさんが奥へロングパスを投げるというやり方もあるっす。ボールの持ち主を素早く変えて、ディフェンスを錯乱するのが狙いっす」



千枝「セット!ハット!」パシー



沙紀「センターからボールを受け取って、千枝ちゃんはこずえちゃんにボールを渡すふりをします」



こずえ「おらー。こずえがボール持ってるぞー」トテトテ



藍子「普通に走ってるので、バレバレですね…」



沙紀「それは仕方がないっすね。千枝ちゃんが反対方向に走って、ボールをキャリーして進んだっす」



P「千枝!大丈夫か!?」



千枝「はい!どうでしたか!上手く出来ましたか?」



P「もちろんだ!これ以上ない出来だったぞ!」ナデナデ



千枝「えへへ…」



ディフェンス陣「」ゴゴゴ・・・



沙紀・藍子「……ディフェンスのプレッシャーが上がってきましたね」

藍子「でも、これだけ幅広いプレーが出来るのに、どうしてすぐ廃れちゃったんですか?」



沙紀「要因はいろいろあるっすけど、基本はショットガンのような隊形だから、ブリッツの時にカバーできる選手がいないっす。今やったやり方だと、2人以上来たらもう無理っすよね?」



沙紀「それと、もう一つはクォーターバックがいないことで、ランプレーだとばれてしまうことっす。元クォーターバックも多いNFLっすけど、基本は2枚あるカードの1つを捨てているような状態っす。走れなくなったら、良くて0ヤードっす」



藍子「実際にやってみましょう」



こずえ △ △ △ △ △  雪美
             千佳  薫
 
       千枝 P



沙紀「ちなみにディフェンスはこうなってるっす」


響子  早苗 礼子 瑞樹   ゆかり
  留美  凛  美優  瞳子

    まゆ
          智絵里



藍子「今回は3-4隊形ですね」



沙紀「ブリッツがメインっすから」



P「ラインバッカーに悪意しかねーぞ!」



沙紀「諦めてコールしてください!」

P「セット!ハット!」パシー



ディフェンス陣「」ドドド・・・



藍子「すごい!ラインバッカー陣がノーブロックでやってきました!」



P「千枝!」



千枝「Pさん!」



P「」ドコォ



沙紀「…このように逃げ場を失くすようにしてしまえば、大きくロスしてしまうっす」



留美「ようやく会えたわね。この記念にサインしてもらえないかしら?」



P「そんな事したら…。リーグから罰金っすよ…(TO的な意味で)」

フリーフリッカー


沙紀「これはフォーメーションではなく、トリックなプレーっす!ランニングバックにボールを渡して、ラインの直前でクォーターバックへバックパスをして、一気にロングパスを狙うスペシャルプレーっす」



藍子「沙紀ちゃん、気合入ってますね」



沙紀「これが成功した時、みんな興奮すること間違いないっす」



雪美 △ △ △ △ △ 千枝
  千佳   P    薫


      こずえ


藍子「これは普通のフォーメーションですね」



沙紀「Pさんがボールをこずえちゃんに渡して、Pさんに戻して雪美ちゃん、千枝ちゃんたちレシーバーにロングパスをするっす」



P「セーット!ハット」パシー



こずえ「おらー。走るぞー」タッタッタ



こずえ「――と見せかけてー」ポイッ



P「雪美ー!受け取れー!」バシュー



藍子「雪美ちゃんとまゆちゃんとゆかりちゃんがPさんの投げたボールに向かって行きます!」



まゆ・ゆかり「Pさんのボール…。ボール…とらなきゃ…」



雪美「Pのボール…。絶対…取る…」



パシィ



沙紀「ボールは雪美ちゃんが取ったっす!フリーフリッカー成功っす!」

バンチフォーメーション



沙紀「順番が逆になったっすけど、フォーメーションに戻るっす。バンチフォーメーションはバナナの房(バンチ)のように一つのサイドにレシーバーを3人そろえたフォーメーションっす」


千枝 雪美 △ △ △ △ △
  薫       P    千枝


         こずえ



藍子「ショットガンのような隊形ですね」



沙紀「3人にいるサイドに投げて、残り2人はブロッカーにしたり、千枝ちゃんのサイドに投げてスピードで追い抜いてもらったり…。いろいろ使い道があるっす」



藍子「使いどころがあるし、相手には誰をカバーするのか難しいフォーメーションですね」

ペナルティーの色々


沙紀「ココからはオフェンスにかかってくるペナルティーを紹介するっす。まず最初はフォルススタートっす」



フォルススタート(5Yペナルティー)



藍子「ふぉるすスタート?スタートというんだから、始まりに関してですか?」



沙紀「そうっす。フォルススタートはボールがスナップされる前にオフェンスの選手が先に動いてしまう反則っす」



藍子「おもにどの選手が多いですか?」



沙紀「圧倒的にラインの選手っす。ディフェンスラインに素早い選手がいるとどうしても先手を取ろうとしてしまうっす」

ディレーオブゲーム(5Yペナルティー)



沙紀「ディレーオブゲームは試合の遅延行為全般を指す反則っす。NFLではボールをその場に置くか、レフェリーに返さないといけないっす」



藍子「結構厳しいですね」



沙紀「時間があるスポーツっすからね。不正な時間稼ぎは違反っす。もちろんディフェンスにも適応されるっす。置いてあるボールを蹴ったり、プレー終了してもタックルした選手から故意に離れない行為をすると適応されるっす」



沙紀「それに、それ以外にもプレークロックと呼ばれる時間を一定時間超えてもディレーオブゲームを取られるっす」



藍子「プレークロック?」



沙紀「プレーが始まって、プレーが終わると審判がホイッスルを吹くっす。そこから次のプレーを始めるまでの準備時間がプレークロックっす。NFL中継を持ていると、ゲームクロック(試合時間)の隣に40と表示されて、そこからカウントダウンするっす」



NE38-14MIA 4Q 12:14 40 3rd&4


沙紀「この40がプレークロックっす。これが0になるとディレーオブゲームを取られてしまうっす。それまでにプレーを始めればオッケーっす」

エンディング



沙紀「さて、エンディングの時間がやってきたっすね」



藍子「沙紀ちゃん。代打での出演お疲れ様でした」



沙紀「とんでもないっす。また呼んでほしいっす。アメフトはすごく難しいイメージがあるけど、まずは試合を見てほしいっす。アメリカでは野球やバスケよりも圧倒的な人気を持つっす。とくにスーパーボウルは全世界で数億人が見る規模の超一大イベントっす」



藍子「次回は、スペシャルチームについてやって行こうと思います!それではまた次回お会いしましょう!」



沙紀「さよならーっす」



――そのまま第3回に移ります

藍子「NFLなんでも相談室!」



茜・沙紀「第3回です(っす)!」



藍子「今日の相談員は茜ちゃんと、沙紀ちゃんに来ていただきました。――さて、今日はスペシャルチームを教えていただくということですね」



茜「そうです!攻撃・守備そしてスペシャルチーム。この3つを抑えて初めてアメフトマスターへの第1歩となります!」


藍子「ここでメールが来ています。メールネーム。『目指せ印税生活さん』お三方こんにちわ。早速ですが、スペシャルチームって何ぞや?何がどうスペシャルなのか教えて。と来ています」



沙紀「スペシャルチームというのは、出てくる機会は限られているっすけど、非常に重要なユニットっす」



茜「そうです!特にロースコアの展開の時に、スペシャルチームの活躍で大勝負に勝った試合だってたくさんありますから!」



沙紀「スペシャルチームで勝ったというのはやっぱりビナティエリっすよね」



藍子「沙紀ちゃん!――話を戻して、スペシャルチームとはどういうチームなんですか?」



茜「はい!スペシャルチーム(以下SP)はキックオフや3rdダウンの更新が失敗した時の4thダウンで登場します!」



沙紀「ちなみにキックオフは、どちらかのチームが得点を挙げた時にやるキックっす」

キックオフとパントで何が起きるか察した

藍子「SPのユニットを教えてください」



茜「SPは主にロングスナッパー(LS)、パンター(P)、キッカー(K)、ホルダーとリターナーを入れたメンバーになります!」



沙紀「フォーメーションも状況の応じて決まったものがあるっす。まずはキックオフからっす」


          ボール 
△ △ △ △ △     △ △ △ △ △


          K


沙紀「キックオフは今のルールでは自陣35Yにボールを置いて、キックオフの後に全員が35Yを超えるようにしなくちゃいけないっす。それよりも先に出ちゃうとオフサイドになるっす」



茜「蹴ったボールを相手チームはレシーブして、レシーバーはこのままゴール目指して走る(リターン)か、リターンしないからタックルしてはいけません!と合図をだしてキャッチすることが選べます!(フェアキャッチ)」



藍子「お互いの特徴を教えてください」



沙紀「リターンは言わずもがな、うまく行けばタッチダウンまで行けるっす。一方のフェアキャッチは下手にリターンをすると進むどころか、下がってしまう時や、タッチバック出来ると判断出来るときは、フェアキャッチの方が良いっす」



藍子「たっちばっく?」



茜「タッチバックはボールがエンドゾーンよりも奥に飛んでしまった場合、自陣20Yから攻撃が出来る権利が与えられます!」



沙紀「でも、エンドゾーン内でボールをノーバウンドでキャッチした場合は、そのまま走るか、膝をついてタッチバックにするかを選べるっす」



茜「ですので、リターナー(リターンをする選手)はリターンするときは20Y以上のリターンが出来ればナイスリターンになります!」

藍子「では実際にやってみましょう!リターナーはPさん!キッカーは凛ちゃんが務めます」



凛「」シュッシュッ



P「あいつ、何であんなに足が上がるの?」


                ボール
まゆ きらり 美優 留美 瞳子     瑞樹 礼子 智絵里 ゆかり 響子

               凛


ボール「プレッシャーコワイ…」



凛「」ドスン



P「すげーキック力…。今度、五郎丸とキック勝負させる企画を」トスッ



茜「Pさんがエンドゾーン内でボールを取りました!」



沙紀「凛ちゃんすげーっすね…。80Y(約72m)以上飛ばしたっす…」



キック陣「」クワッ



P「ヒィッ!」ストン



藍子「Pさんがエンドゾーン内で腰を落としました!タッチバックです!」



キック陣「チッ…」



P「」ガクブル



P「――全員、通り過ぎて行く時舌打ちしてた…」



凛「P。思い切ってリターンしても良かったんだよ」



P「そうだったな…。ごめんよ」

藍子「Pさんと凛ちゃんが何かを話していたのが気になりますが、次はなんですか?」



茜「次はフィールドゴール(FG)です!」



沙紀「アメフトの3つある得点源の1つっす。1つはタッチダウン(TD)1つはこのFG。そしてもう一つはセイフティーっす。でも、それはネット検索してほしいっす」



茜「FGはボールを蹴って、フィールド奥のポストの枠内にボールを蹴りこみます!それが入ると3点入ります!」



沙紀「ポストはYのような形っすその中に蹴りこむのがKの大きな仕事っす」



茜「アメリカでやりたくない職業として常にベスト3位に入るくらいの仕事です!」



沙紀「それは詳しく話しましょうよ。これが大まかなフォーメーションっす」



   △ △ △△LS△△ △ 
           △



          ホルダー
         K


茜「まずはLSがボールをホルダーに渡して、ボールを蹴りやすい状態にしてKに蹴らせるというのが一連の流れです!」



沙紀「LS・ホルダー・Kの3人の共同作業っす。もちろん、相手チームもそれを阻止しようとプレッシャーをかけてくるっすから、全員で3点をもぎ取る感じっすね」



藍子「ココではホルダーをPさん。Kをマキノさん。LSをかなこちゃんにお願いしています!」

凛「何で私じゃないの…ナンデ、ナンデ…」ブツブツ



美優「凛ちゃん落ち着いて!大丈夫出番は来るからね!ね?」



マキノ「!」ブルッ



P「どうしたマキノ?」



マキノ「いいえ。何でもないわ。少し緊張してるだけよ」



P「ははらしくないなあ。いつもなら『非論理的なことよ。』というのに。よくこのKをやってくれたな」



マキノ「私が最初にこれをやれと言われた時は首を傾げたわ。でも新たな可能性があると思ったから。それだけよ」



P「そっか。マキノらしくていいな」



かなこ「いきますよー!」シュッ



P「よっと」パシッ



マキノ「ハッ!」バシィ!



茜「マキノさんの蹴ったボールがそのままポールの枠内に収まった!FG成功!」



P「ナイスゴール」



マキノ「え?ええ。ありがとう。あなたのホールドも良かったわよ」ハイターッチ



かなこ「二人ともかっこよかったですー」



P・かなこ・マキノ「」ワイワイ

凛「」ギリギリ



美優「大丈夫!もうすぐ出番来るから!」



藍子「そう言えば、アメリカでどうしてKが就きたくない職業なんですか?」



沙紀「それは、プレッシャーが半端ないからっす。FGは余程の長距離じゃない限り、出来て当然と思われてしまうっす」



茜「しかもKはものすごく買い手市場!2本のFGを外して即解雇、新キッカーと契約!ということも日常茶飯事っす!」



沙紀「しかも給料も最高給Kでも年2億は行かないっす。専門職であるが故っすね」



茜「でも、FG成功率8割をずっと続けているAビナティエリ!彼はもうNFL殿堂入り間違いなしのKです!」



藍子「殿堂入りになるほどすごいんですか?」



沙紀「KとしてNFLに入って来年で20年。もう42歳っすけど、スーパーボウル4度制覇。4度制覇は現役選手では最も多く、トップは5度制覇の選手が1人いるだけっす」



茜「これだけ長くKが出来ているのは、ほとんどいません!それに常に地区優勝チームに入れるのも大きいですね!」



沙紀「ペイトリオッツやコルツが強かったのも、彼のおかげと言っても過言じゃないっすよね」

TD後のトライフォーポイントについて



沙紀「さて、FGを紹介するにあたって1つ大事なニュースっす。今シーズンからNFLはTD後のトライフォーポイント【TFP】時のアテンプトを32Yにすることになったっす」



藍子「32Y?また中途半端な距離ですね。前はなんYでしたか?」



茜「前は20Yです!ボールは3Yからスナップしますので!」



藍子「え?どうして3Yが20Yになるんですか?」



沙紀「そうっすね。ここは大事なところなので分かってほしいっすね。FGをする場合、ポールはエンドゾーンの一番奥にあるっす。エンドゾーンは10Y奥行があるので10+3=13なのはOKっすよね?」



藍子「はい」



茜「残りはキッカーとパンターへの安全配慮として7Y後ろから蹴ることになっています!あんまり前でも、すぐにタックルされますし、ブロックもされやすいですよね!」



沙紀「というわけで、FGをする場合は今いる地点から+17Yと覚えておくと、中継を見ながらでもすぐにFGの距離が分かるようになるのでべんりっすよ」

パントキック



茜「NFL中継ではもう何十回とみるプレーですね!4thダウンでまだ長い距離が残っている時に行うプレーです!」



藍子「具体的にはどういうことをやるんですか?」



沙紀「パントキックというのは、4thダウンの攻撃を放棄して、ボールを相手陣奥に蹴りこんで相手の攻撃スタート地点を後ろに下げさせる行為っす」



茜「4thダウンで10Y取れなかったら攻守交代はもう知ってますよね?ハイリスクハイリターンの4thダウンの攻撃の代わりに、ローリスクでミドルリターン以下のパントが多く使われます!」



沙紀「パントはキックと違って、LSがスナップ。Pがボールを受け取って、蹴りこむっす。後はキックオフと同じで相手はリターンするか、フェアキャッチが選べるっす」



藍子「では、PをPさんに。LSは引き続きかなこちゃんにお願いしましょう」



???「PをPさんにフフフ・・・」

P「よーしこい!」



かなこ「いきますよー。――ふええ!」シュッ



凛「」



P「げ!凛がかなこたちラインを飛びぬけてきた!」



茜「おお!凛ちゃんがポラマル選手ばりのプレーですね!もちろんブロッカーも誰もいません!」



沙紀「Pさんも蹴ろうとしていたっすけど、とっさにボールを守って、外に逃げていくっす!」



凛「待ってよ。P。待ってよ」ダッダッダ



P「ヒー。ヒー!」ダッダッダ



茜「Pさんも逃げますが、凛ちゃんの方が早いですね!羨ましい脚力です!」



藍子「――80Y以上蹴ったり、Pさんより早く走れるとかちょっとやばすぎでしょ…」



凛「ハッ!」ガシィ



P「ぐあ!」ズサァ



沙紀「健闘むなしく、ここでダウンっすね」



凛「PのPをブロックしたよ」ハアハア



P「なんか卑猥だからやめてえ!」

エンディング



藍子「さあ、3回にわたってお送りしたNFL相談室はこれで最終回です」



茜「淋しいですね!でも、これを機にNFLだけでなくアメフトを見てもらえたらともいますね!」



沙紀「日本のスポーツも、サッカーと野球がもう終わりっすから、スポーツロスもこれで改善するといいと思うっす」



藍子「危険なスポーツと思われがちですが、きちんと厳しいルールが定められていますからね!それではさよーならー!」



茜・沙希「さよならー」






おまけ



プロダクションコンバイン



――収録3か月前



P「3か月後にアメフトの番組を346でやることになった」



アメフト?オイシイノ?ニョワー?



P「色々あるだろうが、この番組に出演する人を選ぶためのオーディション(コンバイン)を行う。2か月後、運動測定を行う。その結果で番組に出る人を選ぶ」



ザワザワ

凛「ハッハッハッハッハ」



――想像の中



P「凛。お前がラン。タックル。キャッチ。キック。スナップ全種目ダントツトップだ」スゴーイ!



凛「まあ、悪くないかな」



P「凛なら身内だけの番組だけじゃなく、他の番組でも引っ張りだこだろう。期待してるよ」スッ



凛「当たり前でしょ。私、止まる気ないから。付いてきてよね。P。そしてみんな」ハーイ!



――



凛「フッフッフッフ」



男1「すげーよ。あの子。ベンチプレス100キロ軽く持ち上げてるぜ…」



男2「しらねーのかよ。あの子、さっきマシーントレーニング全部100回ずつこなしてたぞ。しかも、負荷100キロで」



男1「マジ?」



凛「――待っててね。一番とるから」

――コンバイン当日



P「ラン1位は響子!2位はまゆ!3位に美優!みんなよくやったぞ」



響子「Pさんに褒められるとヤル気が出てきます!本番でも頑張っちゃいますね!」



まゆ「2位…。本番では1位とります…。だから見守っててくださいね。Pさん」



美優「私もまだまだできること、見せなくては…」



凛「くっ…」ギリ



P「キャッチ1位はゆかり!2位は千枝!3位は雪美!みんなすごかったぞ!」



ゆかり「Pさんにそう言われると、すごく嬉しいです。ありがとうございます」



千枝「千枝、すごく頑張りました。だからもっと褒めてください!」



雪美「ペロと一緒に練習した…。だから負けない…。もっと上…目指す…」



凛「…」



日菜子「ムフフ…。鍛えたのは、凛ちゃんだけじゃないんですよぉ」



凛「!」



日菜子「みんな精一杯練習をしてきました。プロを見て参考にしたり、大学生と一緒に練習したりと。並々ならぬ練習をしてきました。そして私はそんな妄想でムフフ…」



P「妄想だけじゃ上手くならないだろ。お前と大西は最下位だったぞ」



日菜子「あううう…。でも、こうして声をかけてもらえるだけでも、むふふふ・・・」

P「スナップ1位はかなこ!次が早苗さん!礼子さんです!」



かなこ「えへへ。トップだ。うれしいなー」



早苗「もうちょっとだったわね。でも本番では負けないわよ」



礼子「3位なのが不満だけど、今の順位から頑張るわよ」



凛「」



P「パワー1位は早苗さん!2位に瑞樹さん!3位に留美さん!」



P「キック1位はマキノ!2位はきらり!3位にこずえ!」



凛「みんな強すぎる…」



P「最後!総合1位は凛!」



凛「え?」



P「凛はベスト3に残れなかったが、全種目で5位以上の成績だ。立派な総合1位だ」ワーリンチャンスゴーイ



凛「総合1位か。悪くないかな?」

P「それじゃ、最後に出演メンバーを発表するぞ!」



おわり




駆け足になってしまいましたが、以上になります。NFLもアメフトもぜひぜひ見てくれると嬉しいです。



では、HTML出してきます。

おつ

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