【のぞほの】東條希の悩ましき日々【ほののぞ】 (89)

希「……」ペラ..ペラ..



希「…うわぁ ///」ドキドキ..



希「…… ///」ペラ..



希「……」



希「!?////」ボンッ!





希「ゆ、百合はあかーーーーん!!!////」パタン!






 

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希「あかんあかんあかん!あかんよこんな、女の子同士でなんてぇぇ ////」


希「こんな……」


ペラ


希「ひゃああああ!!?////」パタン!



希「もー!あかんて!こんなんあかんてぇ! ////」バタバタ


ペラ


希「うひゃああああ!!? /////」

希「あかんて~! こんなんホントのホンマにあかんてばぁ~! ////」ゴロゴロ


希「……」ピタ


ペラ


希「……」


希「きゃ…… ええ…?///」ペラ..


希「嘘やろぉ…… ////」ペラ..



希「っ、~~~! ////」






パタン..


希「ハァ…ハァ… はあ~ ///」


希「今回のも、すごかったなぁ…」


希「あのシーンはキュンキュンしたわぁ…♡」


希「うふふ… ///」ニヤニヤ


希「さて、いつも通りここに仕舞って……」


希「……」


希(ていうか、ハマりすぎやない? ウチ……)

希(もうあっちの世界というか、こっちに入ってもうてるやんな…?)

希(百合はあかん、なんていいながら、こんな女の子同士が恋愛…百合百合してる、ちょっとエッチな本を何冊も買って、読んで…悶えて、喜んじゃって)



希「はぁ…」ボフ

希「……穂乃果ちゃん」

希(穂乃果ちゃんのことを考えると、胸がどきどきしちゃう)

希(あの日…穂乃果ちゃんに鼻を かぷ♡ ってされてからウチ…おかしなってる―――)

希(ああいう本も、あの日を境に興味持ち始めて)

希(キャラクターをウチと穂乃果ちゃんに置き換えて、読んだりして…)

希「……もしかして、ウチ」

希「ホントのホンマに、穂乃果ちゃんのこと……っ」ギュ..



希「~~~っ /////」バタバタ

 








希(あぁ…ウチ、レズになってしもうたんやろか―――?)








 

ほののぞ短編集?
時系列は気にしない方向で
アニメとかsid混ぜ混ぜ

穂乃果「のっぞみちゃーん!」ダキ

希「わっ…も、もう 穂乃果ちゃん、後ろから急に抱きついてきたら危ないやん」

穂乃果「えへへ…ごめんなさい。でも、探したんだよ?」ギュー

希「ウチになにか用事?」

穂乃果「ううん、そういうのじゃないよ。ただ希ちゃんに会いに来ただけ♡」

希「…ウチに?」

穂乃果「希ちゃんに!」

希「……」

穂乃果「? 希ちゃん?」

希(なんなんそれ…めっちゃ嬉しい ////)

穂乃果「希ちゃ~ん?」

希「……ん?」



穂乃果「……」コソコソ



希(穂乃果ちゃんや)



穂乃果「ふぅ…」

希「ふ~っ♡」フー

穂乃果「ひゃんっ♡」ビクッ

希「!?」

穂乃果「の、希ちゃん!?びっくりした…」

希「あ、あはは ごめんな?」

穂乃果「もう! だめだよ? 穂乃果、耳敏感なんだから…変な声、出ちゃったじゃん ///」

希「あ、そ、そうなんや…悪いことしたなあ ////」

穂乃果「うぅ、恥ずかしい…」

希「…ところで、どうして隠れてたん?」

穂乃果「え…あ、そうだ!海未ちゃんから逃げてるんだった!ごめん希ちゃん、私もう行くね!」クル

海未「……」

穂乃果「」

海未「……」ニコ

穂乃果「…え、えへ」ニコ






穂乃果「うわーん!希ちゃ~ん」

海未「希、ではまたあとで」

ズルズル..

ウミチャンノオニー!
ダレガオニデスッテ?
ヒィ!?


希「頑張ってなー 穂乃果ちゃん」ヒラヒラ

希「……」

希(さっきのはやばかったなあ… ////)

希「ワシワシMAX~!」ワシワシ

にこ「いやあああ!?」



ことり「…穂乃果ちゃん♪」

穂乃果「うん?」

ことり「えい!」ワシ

穂乃果「わっ!?」

ことり「わしわし~MAX~♪」ワシワシ

穂乃果「ひぃいい!?」


希「…あー!!?」


ことり「え…」ビク

穂乃果「…希ちゃん?」

希「あ… コホン ことりちゃん?」

ことり「は、はぁい」

希「ワシワシMAXはな?」

ことり「う、うん」

希「こうやるんやでー!」ワシワシワシ

ことり「きゃああ!?」

希(意識しだしてから…ウチはまだ一度たりともワシワシできてないのに!)

タ、タスケテホノカチャアン
ム…コレハ ナカナカ…


穂乃果「……?」

希「トリックオアトリート!お菓子をくれない子には、スーパーわしわしが待ってるやん♡」

にこ「はいはい…ほら、キャラメルあげる」

希「…わしわしけってーい!」

にこ「ぬわぁんでよ!?」





にこ「」チーン

希「にこっち…よく覚えといてな?ウチの嫌いな食べ物は……キャラメルや」


穂乃果「うわーん!穂乃果も今お菓子キャラメルしか持ってないよ~」

希「え…」

穂乃果「うぅ…ごめんね!希ちゃんのスーパーわしわし、穂乃果は甘んじて受けるよ。
ど、どうぞ!」ズイ

希「ええ…!? ///」ドキ

希(そ、そんな!心の準備が…!)

穂乃果「や、優しくしてね…?」

希「!……う、うん ///」ドキドキ

穂乃果「~~~!」


フニ..


穂乃果「ん…っ」


フニ.. ムニ..


穂乃果「…ぁ」ピク

希「――は、はい!おしまい!もうええよ ////」パッ

穂乃果「え?今のでいいの?」

希「え、ええの! あ、これ…お菓子あげるね」

穂乃果「! おいしそう…ありがとう希ちゃん!穂乃果もカバンの中にはちゃんとお菓子入ってるから、あとで希ちゃんに渡すね?」

希「あ、そうなん? 楽しみやね…」



希(なんか、特別柔らかく感じたなあ…///)キュ..

穂乃果「希ちゃん!希ちゃん!」アセアセ

希「ん?どうしたん?」

穂乃果「あのね? さっき希ちゃんからもらったお菓子ね?
すっごく美味しいの!」アセアセ

希(…かわい♡)

希「ほんまに? よかったぁ」

穂乃果「こんなに美味しいのもらっていいのかな?なんならもう一回穂乃果のわしわししてもいいよ!?」アセアセ

希「ぶっ!? い、いや…そんな気にせんでええから… ////」

穂乃果「だって本当に美味しいんだよ?希ちゃんも食べてみて!」スッ

希「あ、え…?」

穂乃果「はい♡ あーん」

希「…あ、あーんっ」パク



穂乃果「ね?甘くて美味しいでしょ?」

希「うん…


めっちゃ甘いね… /////」カァァ

穂乃果「? もっと食べる?」

希「……」

希「…じゃあ、もう一個だけ ////」

思いついたときにちょこちょこっと書いていきますので

希「にこっちー」

にこ「ああ、それね」

希「そうそう」




穂乃果「……」ジー



希「絵里ち、そういえば」

絵里「え…そうだったの?」

希「もう、絵里ちはおっちょこちょいなんやから」




穂乃果「……」ジー







穂乃果「いいな」

希「え?」

穂乃果「希ちゃんって、にこちゃんと絵里ちゃんのことあだ名で呼ぶでしょ?」

希「そうやね。にこっちはにこっちで、絵里ちは絵里ち」

穂乃果「それ、いいなーって
穂乃果も、希ちゃんからあだ名で呼んでもらいたいな…」

希「ええ…それは」

穂乃果「だめかな…?」シュン

希「だめってことはないんやけど…」

穂乃果「!」パァァ

希「うーん、じゃあ……ほのかっち?」

穂乃果「ほのかっち…!」

希「いや、ほのっちかな?」

穂乃果「おお…それ!希ちゃん、穂乃果のこと呼んでみて?」

希「…ほのっちー?」

穂乃果「はーい♪」

希「…なんや変な感じやね」

穂乃果「えー そうかなぁ…あ、そうだ!
穂乃果も希ちゃんのことあだ名で呼んでみよっかな♪」

希「う、ウチも?」

穂乃果「なにがいいかな…希ちゃん…
のぞみっち…のぞっち…のぞみん…の、の…」 ブツブツ

希「……」

穂乃果「…あ、これ可愛いかも」

希「?」

穂乃果「…のんちゃんっ♡」ダキ

希「っ…!? ///」

穂乃果「…どうかな?結構いいと思うんだけど」

希(ちょ、顔近い…それにその呼び方は…っ ////)ドキドキ

希「や、やっぱり…ウチらは普段通りの呼び方でええんやないかな?////」

穂乃果「え~」

希「ウチのなかでは、穂乃果ちゃんは穂乃果ちゃんやし…」

穂乃果「…そっか」

希「…でも」

穂乃果「?」

希「たまにぐらいなら…のんちゃん、って呼んでくれても…なんて… ////」モジモジ

穂乃果「…ふふ♪ のーんちゃんっ♡」ギュ

希「…… ////」

穂乃果「くんくん、くんくん…希ちゃん!」

希「んー?どうしたん?」

穂乃果「前から思ってたけど、希ちゃんってすごくいい匂いするよね
香水かなにか使ってるの?」

希「え…ウチ、そんな匂いする?とくにそういうんはつけてないんやけど…」

穂乃果「そうなの?なんかね…甘い…言葉では言い表せないような…」スンスン

希「ちょ、そんな嗅がんといてっ////」サッ

穂乃果「あ、逃げないでよ~!もっとよく嗅がせて♡」ダキ

希「きゃ!? 穂乃果ちゃ、だめっ ///」

穂乃果「少しだけ…ね?」スンスン

希「ひゃ… ///」ビク

穂乃果「はぁあ…いい匂~い♡」スー.. ハー..

希「んっ、もうっ!穂乃果ちゃん、いい加減に――」

穂乃果「…好き」

希「ぇ…」

穂乃果「穂乃果、希ちゃんの匂い…大好きぃ♡」

希「な…!!?////」カァァ

穂乃果「♡」グリグリ

希「っ~~~!////」

希(ほ、ほんま…この子は…っ////)

穂乃果「っ はぁ… ♡」トロン..

希(あかん…あかんあかんあかんっ!)

希「ほ、穂乃果ちゃん!もうおしまいにしよっ///」

穂乃果「…おしまい?」

希「っ…そう、おしまい…ね?///」

穂乃果「……もうちょっとだけ」

希(あぅ…そんな顔してウチのこと、見んといて…っ)

希「だ、だめ――」



穂乃果「お願い…のんちゃん♡」ギュ

希「」






穂乃果「♡」スンスン

希(ずるいわ…あんなん…///)

穂乃果「のーんちゃん♡」

希「…穂乃果ちゃん」

穂乃果「なぁに? のんちゃん」

希「…ウチ、言うたやん?
その『のんちゃん』って呼び方はたまになら…、って」

穂乃果「うん! だから穂乃果、たまにのんちゃんのことを『のんちゃん』って呼んでるよ!
のんちゃんも私のこと、『ほのっち』って呼んでよ♪」ニコ

希「ほら、今また…」

穂乃果「?」

希「…も~っ ////」

希(しょうがないなあ… ///)









絵里「希、希」

希「んー?」

絵里「穂乃果が来てるわよ」

希「穂乃果ちゃんが?」


穂乃果「のんちゃーん」フリフリ


希「!? ちょ…!」ガタッ

絵里「の、のんちゃん?」

ノンチャン?
ノンチャンダッテー
アハハ
カーワイイ♡

希「あ…ぅ… ////」カァ

絵里「…ふふ♪希ってば
穂乃果からのんちゃん、って呼ばれてるの?」クスクス

希「~~~っ!////」

希(だ、だから言ったのに…もう!////)

にこ「あ」

希「うん?」

にこ「…のんちゃん(笑)」プフー

希「!?!!? /////」

にこ「ねえねえ~ にこも希ちゃんのこと、のんちゃん(笑) って呼んでもい~い~?ねえねえ~」ニヤニヤ

希「~~~!!////」プルプル










にこ「」チーン

絵里「え…一体何があったの」

希「知らんっ…ふん… ////」プイ

希「……」

穂乃果「…ごめんね、 のんちゃん」

希「……」

穂乃果「あっ… の、希ちゃん…、ごめんなさい…」シュン

希「……ええよ、気にせんで」

穂乃果「…でも」

希「穂乃果ちゃん、なにも悪いことしてないやん? 」

穂乃果「……」

希(ま、確かに少しだけ恥ずかしい思いはしたけど…
人前ではあだ名で呼んじゃダメ、なんてウチ言わなかったし…)

希(……『二人きりの時だけよ♡』、なーんて言うのも気恥ずかしいしね)

希「――あ…そういえばウチ、職員室に用があるんやった」

穂乃果「ぇ…」

希(危ない危ない…すっかり忘れてた)

希「穂乃果ちゃん、ウチちょっと行ってくるから
またあとで――」

穂乃果「ま、待って!希ちゃん…っ」ギュ

希「え…穂乃果ちゃん?」

穂乃果「…っ」

希「…どうしたん?」

希(手なんか握って…ウチと離れたくないんかな?なーんて―――)

穂乃果「…ごめんなさぃ」ウル

希「えっ」

穂乃果「…本当は、いやだったんだよね?
もう、希ちゃんのこと、あだ名で呼ばないから…」グス

希「えっ、えっ?」オロオロ

穂乃果「ごめん、ごめんなさいっ…、希ちゃん…穂乃果のこと、嫌いにならいで…っ」ポロポロ

希「」

穂乃果「やだぁ…希ちゃんに、嫌われたくないよぉ…っ」グスグス

希「あわわ…ほ、穂乃果ちゃん?う、ウチ別に怒ってないよ?
あ、もしかしてウチの言い方が悪かったんかな?勘違いさせちゃったね?
ウチは全然気にしてないから!あだ名で呼ばれるのもいやじゃないし!
だ、だから、泣かんといてぇ…」アワアワ

穂乃果「うそぉ…希ちゃん、優しいから…
本当はいやなの、我慢して言わないでくれてたんでしょお…っ」グス

希「嘘やないよ。穂乃果ちゃん、落ち着いて…」

穂乃果「だ、だって…グス、希ちゃん、穂乃果と一緒にいたくなくて、どっか行こうとしたもん…っ」

希「ちゃうよ。それは職員室に……もうっ」

ギュッ…

穂乃果「っ ……希、ちゃん?」

希「…よしよし」ナデナデ

穂乃果「……」グス

希「…穂乃果ちゃん、ウチな」

穂乃果「スン…?」

希「穂乃果ちゃんからあだ名で呼ばれるのがいやなんて、一度も思ったことないよ」

穂乃果「…ほんとに?」

希「本当に♪」ナデ…

希「それどころか、 ウチ…
穂乃果ちゃんにあだ名で呼ばれると、すっっごーーく幸せな気分になれるんよ♡」

穂乃果「……」

希「…だから、穂乃果ちゃん……呼んで?」

穂乃果「……」

希「ほら、ウチのこと…♡」ボソ

穂乃果「っ………の、のんちゃん」

希「…もう一回♡」

穂乃果「……のんちゃん」

希「ふふ…はーい♡」

穂乃果「…のんちゃん」

希「のんちゃんやで~♡」ナデナデ

穂乃果「…皆の前で呼んだの、怒ってない?穂乃果のこと、嫌いじゃない?」

希「…怒ってないし、嫌いにもなってへんよ
ちょっとだけ、恥ずかしかったけどね」

穂乃果「…ごめんね」

希「…あだ名で呼ぶのは、二人きりの時だけにしよっか。
ウチと穂乃果ちゃんが、二人きりの時だけ♡
…約束できる?」

穂乃果「…うん。希ちゃんといるときだけ…約束する」

希「いい子…♡」ナデナデ

穂乃果「ん…」

希「ふふ、もう…
嫌いになんか、なるわけないやん」ギュ…

希「ウチは、穂乃果ちゃんのこと

大好きなんやから―――」

穂乃果「……」

希「…ぁ」

穂乃果「……」

希「っ… ////」カァァ

希(ちょ、調子乗ってもうた…なに言うてんのウチ…!////)

穂乃果「……」

希「そ、そういえばウチ、職員室行かなあかんかったんやっ
あはは、忘れっぽくてあかんね ///」パッ

穂乃果「あ…… そうなんだ」

希「そうそう…急ぎだし、ウチいくね?」

穂乃果「…うん!いってらっしゃい、のんちゃん」

希「あはは…うん、またあとでね ////」ヒラヒラ










希「はぁ…///」

希(ウチの心臓、すっごくドキドキしてる…
聴かれてなかったかな…////)

希(あんなこと言っちゃったりして…
やっぱり、ウチ…ホントのホンマに穂乃果ちゃんのこと…)

希「…………あかんよ… ////」

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