ワールド・フロンティア ファンタジア英雄伝説(1000)

さまざまなキャラクター達が住んでいるワールド・フロンティア。そこにある大陸国家『ファンタジア』は5つのエリアに別れていた。

ポケモン達やドラゴンが生息しており、ガンダムの生産がさかんの自然豊かなエリア『アルゼナル』。
ISの生産がさかんで、リリカルなのはの魔術やエンジェロイドも存在している現代風のエリア『ソニックワールド』。
近未来の技術を持ち、艦娘や忍達なども存在する江戸のエリア『エドロポリス』。
様々な戦士達が多く存在しており、ファンタシースターの世界をモチーフにしたエリア『アルカディア』。
そして4つのエリアを束ねるエリア『セントラル』。

5つのエリアで構成されたこのファンタジアを舞台に、戦士達の新たな伝説が幕を開ける・・・。

セントラル セントラルキャッスル

パアアアア

イストワール「ファンタジアの建国から1カ月が経ちましたね。皆さんが担当しているエリアはどうなっていますか?」

ノワール「私が担当しているソニックワールドでは、ソニック達が中心となって私を手助けしてくれるわ。こちらの方は順調よ。」

ブラン「エドロポリスではヤッ太郎達の活躍でバッチリよ。それにロムとラムがウサ姫と仲良くなったし。」

ベール「アルゼナルではケロロ達を中心としており、政治経済はバッチリですわ。」

ネプテューヌ「アルカディアではメサイア達を中心としているから大丈夫だよ!おかげで私もグータラできるし。」

イストワール「ネプテューヌさん・・・。少しは働きましょうね・・・。」ピクピク

ノワール「まったく・・・。」

ゴーンゴーン

ブラン「どうやらF-ZEROレースが始まるわね。すぐに急ぎましょう!」

ベール「ええ!」

タタタタタ

イストワール「やれやれ・・・。けど、彼等がいる限り、この国は大丈夫でしょう。頼みましたよ、ソニック、ヤッ太郎、ケロロ。そして・・・、青き龍の英雄、メサイア。」

主題歌1

OP:メリッサ
ED:君の中の英雄

第1話 アルカディアの英雄、メサイア

アルカディア。そこは様々な戦士達が多く存在しており、ファンタシースターの世界をモチーフにしたエリアだ。
そのエリアには、青き龍の魂を持った白きバルドルを中心としたアークス『青龍』を中心に活動しているのだ。

アルカディアコロッセオ

ワアアアアア

実況「さあ、アルカディアバトルトーナメントの決勝戦が幕を開けます!果たして勝つのは3連覇を目指すメサイアか?それともフレイムヘイズのシャナか?」

カーン

実況「今、ゴングが鳴り響いた―――!!」

ワアアアアア

シャナ「悪いけど、速攻で決めさせてもらうわ!覚悟!」ビュン

ガキーン

シャナ「な!?」

メサイア「そのような攻撃は・・・、予測済みだ!」

バッ

メサイア「そしてそのまま、ライジングブレイド!」

ズバアアアアア

シャナ「ぐはっ!」

ズザアアアアア、ドサッ

メサイア「勝負ありだな。」

カンカンカンカーン

レフェリー「勝者、メサイア!」

ワアアアアアア

アルカディアコロッセオ 中庭

ワイワイガヤガヤ

シャナ「いつつ・・・。いくら何でも強すぎるわよ!」

アスナ「私なんか開始から1分で負けちゃった・・・。せっかく武器を強くしたのに・・・。」

メサイア「アスナ、いくら武器を強くしても無駄だぜ。」

アスナ「どういう事?」

メサイア「どんな武器を強くしても、俺のドラゴンブレードには敵わないのさ!」

香子「そういっている割には危ないシーンもあったじゃないの。」

メサイア「加賀さん!余計な事を言わないで下さいよ!」

奈々「いいじゃないの。準決勝では瑞希の胸に顔面がヒットしたし。」

千波「そのおかげで一瞬、赤くなっていたからね。しっかりビデオに収めちゃったから。」

メサイア「林田さんや岡さんまで!まったく・・・。」

フレア「まあまあ、とりあえずはメサイアが優勝したし、すぐに祝賀会を開きましょう!」

エリエル「いいわね!」

リアス「で、会場は決めてあるの?」

フレア「ええ!バーストライクの宴会場よ。」

朱乃「なかなかいいところね。」

ルティナ「それじゃ、早速・・・。」

ピピピピピ

メサイア「ヒバリさんからだ。」

ピッ

メサイア「はい、メサイアです。」

ヒバリ『緊急事態です!何者かがアルカディアに接近しているという情報をキャッチしました!詳しい事は分かりませんが、分かり次第、伝えます!』

メサイア「分かった!すぐに出動する!」

ヒバリ『ご武運を。』

ピッ

瑞希「どうやら祝賀会は後回しですね。」

メサイア「そうだな。すぐに敵を倒しに行くぞ!」

ルティナ達「了解!」

ファルトール港

ザザーッ

小猫「姿の方は?」

祐斗「まだ見えないな。」

アーシア「本当に来るのでしょうか?」

メサイア「ああ。ヒバリさんからの情報によればそろそろだが・・・。」

ギュイーン

祐斗「どうやら来たみたいだね。」

リアス「敵の数は?」

祐斗「100人以上です。」

メサイア「だったら戦闘開始だ。行くぞ!」

リアス達「おう!!」ギュイーン

ギュイーン

フレア「戦闘力はそんなに高くないわね・・・。なら、ウィンドスラッシュ!」

ズバババババ

エリエル「お姉ちゃん、やるー!なら、シールドブーメラン!」ビュン

ドゴオオオオ

大河「ゴラアアアア!!」バキィ

雪菜「そこ!」ドスッ

黒雪姫「遅い!」ドガッ

バキィドゴッドガッ

ゼノヴィア「やれやれ。これで全部か。」

イリナ「しかし彼等はいったい何者なのかしら?」

メサイア「さあ・・・。とりあえずは報告を・・・。」

ナナ「待って!誰か来るよ!」

メサイア「何!?」

ギュイーン

シエル「どうやら隊長のようですね。」

メサイア「この気配・・・。まさか!?」

スタッ

「久しぶりだな。メサイア。」

メサイア「なんでお前がここにいるんだ・・・、平賀才人!」

リアス「知り合いなの!?」

メサイア「はい。訓練校時代のライバルでしたが、まさか闇に堕ちてしまうとは・・・。」

ルティナ「才人!あなたは何故、アルカディアを征服しに来たの!?」

才人「決まっているだろ。一つはエンブリヲ様の命令。もう一つは・・・、メサイアを始末する事だ!」

メサイア「どうやら本気で倒すしかないみたいだな。ドライグ!」

ドライグ「おう!」

<赤龍帝モード発動!ソウルフルドライブ!>

パアアアアア

ドライグ「さらに俺も変身だ!」

ギュイーン

メサイア「装着!」

ガシャーン

メサイア「これで準備完了。さあ、行くぜ!」

才人「面白い。デビルバースト発動!」

ギュイーン

朱乃「右腕が化物の腕に変化したわ!」

瑞希「彼の左手について調べましたが、デビルバーストの刻印が付けられています!その刻印が光ると同時に、体の様々な部分が変化する仕組みとなっている事が判明しました!」

アリサ「となると、油断は禁物となりますね。」

ホロ「そうじゃな。じゃが、わちきはメサイアが勝つ事を信じておる。彼には青き龍の魂があるからな。」

瑞希「ええ。メサイア君、頑張ってください!」

メサイア「最初から全力で行くぜ!ブースト発動!」

ギュイーン

才人「いくら赤龍帝の籠手を持つお前でも、この技には敵うまい!」バッ

ギュオオオオオ

アリシア「腕が巨大化した!?」

リエラ「逃げて!」

才人「今更気づいても遅い!ジャイアントアーム!」ゴオオオオ

メサイア「こんな技、打ち砕いてやる!ブーステッド・アッパー!」

ガキーン

才人「ほう、俺の技を受け止めるとはなかなかやるな。だが、これならどうだ?」

ゴオオオオオ

メサイア「う、腕の色が赤く染まった!?」

才人「フレイムアームエルボー!」

ドゴオオオオ

メサイア「がはっ・・・。」

ズドーン

ルティナ「相棒!」

メサイア「うぐぐ・・・。今のは効いたぜ・・・。」

才人「さすがの青き龍の英雄もここまでのようだな。すぐに楽にさせてやる!」

ギュオオオオオ

アリシア「今度は槍に変化したわ!」

リエラ「このままだとやられてしまうわ!」

才人「覚悟!」ダッ

メサイア「これで終わると思ったら大間違いだぜ。」ニヤッ

才人「何!?」

メサイア「バスターモード!」

ガシャンガシャン

才人「赤龍帝の籠手がロックバスターに変化しただと!?しかも銃口が竜の頭に変化しているぞ!」

メサイア「言い忘れていたが、俺がドライグと契約する時に新たな機能を付け加えさせてもらったのさ。」

才人「そういう事か。だが、そんなのは見かけ倒しだ!」

メサイア「見かけ倒しかどうかはこの技を喰らってからしな!」ガシャン

ギュイーン

才人「デススピアー!」ゴオオオオ

メサイア「バスタードライブ!」ドゴオオオオオ

ドッカーン

才人「ぐわああああああ!!」

ズドーン

アリサ「才人が墜落しました!」

メサイア「よし!すぐに捕えろ!」

才人「チッ・・・。今回はこの辺にしておくか・・・。」

スッ

メサイア「逃げるつもりか!?」

才人「当然だ。また会おう。」

ボワン

アリシア「逃げられてしまったわね。」

土管くん「うん。けど、彼はまた現れると思う。」

メサイア「そうだな・・・。とりあえずはヒバリさんに報告をするか。」

土管くん「けど、メサイア兄ちゃん。怪我の方は大丈夫なの?」

メサイア「多少ダメージは喰らったが、大丈夫だ。」

フィルディア「なら心配ないな。だが、あまり無茶はするなよ。」

メサイア「分かってますよ。それじゃ、本部に戻りますか。」

ギュイーン

アークス アルカディア支部

リッカ「へー。そのような事があったとはね・・・。」

メサイア「ええ。にしても、才人は何故、闇に堕ちてしまったのだろうか・・・。」

ルティナ「訓練校時代はそんな感じじゃなかったけど・・・。」

マサル「おそらく、あの事件がきっかけかも知れないな。」コツコツ

メサイア「マサル、何か知っているのか?」

マサル「ああ。ファンタジアという国が誕生する前、アルカディアにあるエバー島で大量虐殺事件があった。」

アリア「島民は全員死亡。大量虐殺を行った犯行グループも全員死亡したわ。」

アーシア「犯行グループが全員死亡・・・。まさか才人さんもこの事件に関与していたんじゃ・・・。」

アリア「そう。犯行グループが全員死亡したのは・・・、平賀才人が彼等を殺したのよ。」

リーンベル「そ、そんな・・・。」

ルティナ「となると、才人はこの事件によって闇に染まってしまった可能性が高いかもね。」

メサイア「確かにそうかも知れないな。よし、気分直しに祝賀会でも行くとするか!」

瑞希「ええ!」

ワイワイガヤガヤ

孤島 ロストアイランド

シュウウウウ

才人「ふう・・・。やっと治まったか・・・。にしても、メサイアの力を甘く見過ぎていたぜ・・・。」

コツコツ

「平賀先輩。メサイアの実力はどうでしたか?」

才人「ああ、一夏か。奴は青き龍の魂だけでなく、赤龍帝の能力まで持っている。しかも実力は訓練校卒業より大幅に上がっていた。」

一夏「となると、俺達にとっては厄介な敵となりますね。」

才人「ああ。あと3日後にはお前が出動するそうだな。いい結果を期待しているぜ。」

一夏「もちろんです。ダークファントム総帥、エンブリヲ様の野望を叶えるためにも・・・。」

続く

次回予告

ISやリリカルなのはの魔術などが存在するソニックワールド。そこではソニック率いる時空管理局が中心となっていた。

そんなある日、IS学園に黒いガンダムが向かっているという情報が入った。

それを聞いたソニック達はすぐに出動し、IS学園で黒いガンダムと激突した。

そして黒いガンダムの仮面が砕かれた時、その素顔を見たソニック達は驚きを隠せなかった・・・。

メサイア「次回、『音速の青きハリネズミ、ソニック』。よろしくな!」

セントラル セントラルキャッスル

ネプギア「アルカディアでそんな事があったなんて・・・。」

ネプテューヌ「うん。でも、平賀才人はどんな人なんだろう?」

アイエフ「その事について調べたけど、彼はメサイアの訓練校時代のライバルなの。けど、1年前のある事件によって闇に染まってしまった可能性が高いわ。」

コンパ「エバー島での大量虐殺事件です!」

アイエフ「ええ。彼は犯行グループを殺したからね・・・。」

ネプギア「そうですか・・・。にしても、彼は何が目的なのかな?」

ネプテューヌ「目的はメサイアを倒す事だけは分かっているけど、エンブリヲという人の命令の内容が分からないんだよね・・・。」

コンパ「この事については調べる必要があるです。」

アイエフ「そうね。この事については引き続き捜査するわ。」

ネプテューヌ「分かった。んじゃ、早速ゲームの続きを♪」

ネプギア「うん!」

アイエフ「まったく・・・、少しはメサイアを見習って欲しいわね。」

コンパ「同感です・・・。」

一方、アルカディア

メサイア「へっくし!」

アーシア「どうしました?」

メサイア「誰かが俺の噂をしている気がするんだけど・・・。」

小猫「さあ・・・。」

第2話 音速の青きハリネズミ、ソニック

ソニックワールド。ISの生産がさかんで、リリカルなのはの魔術やエンジェロイドも存在している現代風のエリアだ。
そこでは今日もまた、ソニック達とエッグマン一味の戦いが行われていた。

ギュイーン

エッグマン「おのれソニック!しつこ過ぎるぞ!」

ソニック「それはこっちのセリフだ。いい加減に悪さを止めたらどうだ?」

エッグマン「それだけは絶対嫌じゃい!」

ソニック「ハァ・・・。イカロス!」

イカロス「了解!」ジャキッ

エッグマン「へ?」

イカロス「アルテミス!」

ドッゴーン

エッグマン「おわあああああ!!」ヒュルルルル

なのは「さらにもう一発!ブラスター!」

ドッゴーン

エッグマン「覚えてろー!」ヒュルルルル

キラーン

ニンフ「まったく!今月に入って4回も悪さをしているなんて!」

アストレア「すっかり日常茶飯事になっちゃいましたね。」

フェイト「今回の盗んだものは・・・、どうやらカオスエメラルドじゃないみたいね。」

はやて「せやな。今頃、悔しがっておるやろうな。」

ソニック「だろうな。んじゃ、早く帰ろうぜ。」

なのは「そうだね。」

ギュイーン

一夏「あれがソニック率いる時空管理局か・・・。厄介な存在となりそうだな・・・。」

2日後、時空管理局

エミー「ふう・・・。まさかアルカディアで戦いがあったとはね・・・。」

ヴィータ「ああ。平賀才人と言ったら、メサイアの訓練校時代のライバルだって聞いたけど・・・。」

シグナム「まさか闇に堕ちてしまうとは思わなかったな。」

ソニック「ああ。メサイアも大変だな。かつてのライバルと戦う事になってしまったからな。」

なのは「彼にとっては複雑な心境かも知れないね。」

フェイト「ええ。大丈夫かしら?」

ウィーン

束「やっほー!」

スバル「あっ、束さん!」

ナックルズ「何しに来たんだ?」

束「へへーん。実は新たなISを開発したんだよ!せっかくだから見せてあげるね!」

シャマル「どのようなISなのかしら?」

束「それは見てのお楽しみ!さあ、早く早く!」

ゾロゾロ

スバル「新しいISか・・・。楽しみだね!」

ティアナ「私にとっては嫌な予感しかしないけど・・・。」

なのは「にゃはは・・・。」

束の研究室

ウィーン

束「これが開発した新しいIS、フレイルMk-Ⅱだよ!」

はやて「ガンダムMk-Ⅱをモチーフにした全身装甲のISやな。」

ザフィーラ「これはなかなか見事だな。」

ニンフ「で、誰がこのISを使うの?」

束「これはエンジェロイド達専用のISなんだよ。イーちゃん、ニンちゃん、アストちゃん、早速試してみて。」

アストレア「分かりました。では、早速・・・。」

ウーウー

ティアナ「いきなり警報!?」

テイルス「いったい何があったの!?」

ウィーン

リニス『緊急連絡です!IS学園に黒いガンダムが接近しています!』

フェイト「ソニック。やる事は分かっているわね?」

ソニック「もちろんだ。すぐにIS学園に向かうぞ!」

なのは「そうこなくっちゃ!」

束「なら丁度いいね!フレイルMk-Ⅱの性能を確かめるいい機会だし。」

ソニック「それもそうだな。すぐに出撃ゲートに向かうぞ!」

なのは達「了解!」

IS学園

ギュイーン

箒「ん?あの黒いガンダムは何だ?」

セシリア「分かりませんが、敵だという事は確かですわ!」

鈴音「だったら迎撃するのみ!行くわよ!」

ギュイーン

シャル「敵の情報は?」

ラウラ「ビルドガンダムMk-IIのブラックカラーだ。しかも中に人が乗っている全身装甲のISと判明している。」

楯無「となると、ここは長期戦となる確率が高いわね。」

簪「うん。ソニック達が来る前に持ちこたえないと!」

ビルドガンダムMk-II『敵を確認。始末開始だ!』

ギュイーン

楯無「箒、来るわよ!」

箒「はい!」ジャキッ

ガキンガキンガキンガキン

箒「こうなると一筋縄ではいかないみたいだな。だったら一旦間合いを取るか。」

バッ

ビルドガンダムMk-II『かかったな。』ジャキッ

セシリア「隙あり!」ドギュン

ドゴーン

ビルドガンダムMk-II『くっ!』

箒「ナイス援護だ。セシリア!」

セシリア「このくらい当然ですわ!」

ビルドガンダムMk-II『おのれ・・・。ただで済むと思うな!』

ガシャンガシャンガシャンガシャン

ラウラ「装甲から銃口が出ただと!?」

鈴音「ビルドガンダムMk-IIにはそのような機能はなかった・・・。この機体は何なの!?」

ビルドガンダムMk-II『そう。これこそビルドガンダムMk-IIが進化した機体。ビルドダークガンダムだ!』

説明しよう!ビルドダークガンダムは本作のオリジナル機体で、ビルドガンダムMk-IIが黒く染まり、新たな武装を加えた最強クラスのガンダムなのだ!

シャル「いくら何でも卑怯だよ!」

ビルドダークガンダム『黙れ!目的の為なら手段は選ばないからな!まずはお前からだ!篠ノ之箒!」

箒「くっ!」

ドギュン

ビルドダークガンダム『ぐっ!』

簪「今の攻撃・・・、まさか・・・!」

ソニック「何とか間に合ったようだな!」ジャキッ

ラウラ「ソニック!」

楯無「来るのが遅いわよ。アメイジングエクシアの青きハリネズミさん。」

ビルドダークガンダム『邪魔をする気か!』

ソニック「当然だ。俺の仲間に手を出す奴は絶対に許さないぜ!」

なのは「私達もいる事をお忘れなく!」ドドン

鈴音「なのはさん達まで来たんだ!」

ビルドダークガンダム『ええい!人数が多くてもこの俺には勝てない!ビルドブースター!」

ドゴオオオオ

ソニック「そっちがその気なら、トランザム!」

ゴオオオオオ

ソニック「喰らいやがれ!」ギュイーン

ドゴオオオオ

ビルドダークガンダム『ぐほ・・・。』

ソニック「イカロス、ニンフ、アストレア!援護を頼む!」

イカロス「任せてください!」ジャキッ

ドガガガガガ

ビルドダークガンダム『くっ!』

ナックルズ「これはおまけだ!ゴッドナックル!」

ドゴオオオオ

楯無「当たったわ!」

ピシッ

簪「えっ?」

ピシシシシッ

はやて「フェイスマスクに罅が入ったで!」

アルフ「しかもその罅がどんどん広がって・・・。」

パリーン

フェイト「ついに素顔が明かされたわ!」

箒「嘘・・・。」

鈴音「一夏・・・・なの・・・?」

一夏「ぐわあああああああ!!」

ソニック「お前が織斑一夏か。もうすでに勝負はついている。おとなしく降伏しろ。」

一夏「誰が降伏なんかする物か!俺は織斑千冬を殺すんだ!」

箒「一夏!千冬さんはお前の姉さんなんだぞ!いくら何でも殺すなんて酷すぎるぞ!」

鈴音「それに私達は一夏の事をいつも心配に思っていたの!だからお願い!元の一夏に戻って!」

一夏「お断りだ・・・。俺は織斑千冬に捨てられたんだ・・・。俺はあいつを許しはしない!」

ソニック「どうやらあいつは憎しみに囚われているな。こうなった以上は倒すしか方法はないようだな。」

なのは「そうね。少々手荒かも知れないけど。フェイトちゃん!」

フェイト「OK!」

ギュイーン

一夏「こうなったら・・・、ビームサーベルで叩き割ってやる!」

なのは「そっちがその気なら・・・、レイジングブラスター!」ドゴーン

フェイト「プラズマランサー!」バッ

ドッカーン

一夏「ぐわあああああああ!!」

ズドーン

ザフィーラ「よし!すぐに捕えるぞ!」

「そうはさせるか!」

アルフ「誰だ!?」

ビュン

スバル「誰なの!?」

シュウゴ「俺の名はシュウゴ。一夏と同じくダークファントムの戦士さ。」

ティアナ「ダークファントム・・・あっ!」

エミー「ティアナは何か知っているの!?」

ティアナ「聞いた事があるわ。黒き孤島『ロストアイランド』を本拠地としており、ワールド・フロンティアを征服しようと企んでいる悪い組織だという事を。」

箒「じゃあ、一夏もダークファントムに所属したという事なのか・・・。」

シュウゴ「正確には彼は亡国企業に所属しているが、亡国企業はダークファントムの傘下に入っているのさ。」

セシリア「なんですって!?」

シュウゴ「数日前にスコールと会談したからな。その時に快く引き受けてくれたそうだ。」

シャル「じゃあ、一夏は亡国企業に拾われていたんだ・・・。」

シュウゴ「今日はここまでだ。また会おう。」

ギュイーン

ソニック「ダークファントムか・・・。厄介な敵が現れたぜ・・・。」

箒「ああ。こうなると戦いはさらに激化するだろうな・・・。」

テイルス「そう言えば、数日前にアルカディアでダークファントムの一人である平賀才人が襲撃したけど、メサイアの活躍によって見事撃退したそうだね。」

ナックルズ「ああ。たった今、ソニックワールドでもこのような事が起こったからな。エドロポリスやアルゼナルでも同じような事が起こりそうだな・・・。」

なのは「この事についてはノワールちゃんに知らせておかないと。」

束「そうだね。あとちーちゃんにも報告しないと。いっくんがIS学園を襲撃したって。」

ソニック「ああ。千冬がその事を聞いたらショックを隠せないだろうな・・・。」

フェイト「そうかもね・・・。」

ダークファントムアジト

シュウゴ「これは酷い損傷だな。修復するまで3日はかかるだろう。」

一夏「そうか。くそっ!ソニックの野郎!」

サンギ「まあ、ビルドダークガンダムが直るまでの間、このモビルスーツで出撃するしかないみたいだな。」

ウィーン

シュウゴ「ブラックケンプファーだ。ケンプファーを強化した機体だが、使いこなせる事はできるか?」

一夏「もちろんだ。織斑千冬を倒すためだったら、どんな機体も乗りこなして見せる。」

シュウゴ「いい心がけだ。期待しているぞ。」

一夏「ああ。」

続く

次回予告

近未来の技術を持ち、艦娘や忍達なども存在するエドロポリス。このエリアではヤッ太郎率いるエドロポリス鎮守府が大活躍をしていた。

そんなある日、コーン守率いる深海棲艦達と戦っていたその時、上空から新たな敵である暁古城が姿を現した。

古城の出現によって戦いは大混戦となったが、新たな仲間であるキリシマ、ヒュウガが駆けつけてきてくれたのだ!

果たしてヤッ太郎達は新たな敵を倒し、エドロポリスを守り切る事ができるのか!?

ソニック「次回、『エドロポリスの白き忍者、ヤッ太郎』。音速の名は伊達じゃないぜ!」

セントラル セントラルキャッスル

ノワール「そう・・・。ソニックワールドでも同じような事が・・・。」

ソニック『ああ。アルカディアに続いてこちらも襲撃を受けたが、幸い怪我人はいなかった。』

ノワール「分かったわ。ご報告ありがとう。」

ピッ

ユニ「アルカディアに続いてソニックワールドも襲撃を受けたなんて・・・。」

ノワール「ええ。でも組織名の名はダークファントムと判明されただけでもいいとしましょう。」

ユニ「そうね・・・。エドロポリスとアルゼナルは大丈夫なのかな・・・?」

ブラン「分からないわ。こうなった以上はセントラルの兵士達を派遣するしかないみたいね。」

ベール「ええ。アルゼナルにはシンフォギアの戦士達を。エドロポリスにはあの方を送りましょう。」

ネプテューヌ「あの方?」

ブラン「そう。かつて森羅に所属していた狐の妖怪であり、私達の上司でもある小牟(シャオムゥ)よ。」

第3話 エドロポリスの白き忍者、ヤッ太郎

エドロポリス。近未来の技術を持ちながら、艦娘や忍達なども存在する江戸のエリアである。
そこにあるエドロポリス鎮守府では、今日もピザ屋をやっていた。

ピザキャット エドロポリス鎮守府店

ワイワイガヤガヤ

プルルン「いらっしゃいませー。」

おタマ「はい。タコピザ2人前、お待たせしました。」

吹雪「ミックスピザ2人前、お願いしまーす!」

金剛「OK!」

ヤッ太郎「ヘイお待ち!」コトッ

ハルナ「ヤッ太郎!注文が入ったぞ!」

ヤッ太郎「何処からだ?」

ハルナ「セントラルエリアの小牟がミックスピザを注文している。すぐに届けてきてくれって。」

ヤッ太郎「分かった!出前に行ってくる!」

イオナ「言い忘れたけど、彼女は既にエドロポリスにいるから。」

ヤッ太郎「となると、何処かにいるという事か。アドバイスありがとよ!」

ギュイーン

焔「しかし変だな。小牟はセントラルエリアにいるはずなのに、何でエドロポリスなんかに?」

未来「どうやら彼女、女神達に頼まれてここに来たそうよ。最強の敵が来るため、エドロポリスを守り通せって。」

スカシー「何があったんだろう・・・。」

吹雪「うーん・・・。」

エドロポリスの町並

グーッ

小牟「ふう・・・。腹が減ったのう・・・。ヤッ太郎の奴、ちゃんとわしを見つける事ができるじゃろうか・・・。」

ギュイーン

小牟「おっ、来た来た!」

ヤッ太郎「ヘイお待ち!」キキッ

小牟「おお!待ちくたびれたぞ!」

ヤッ太郎「小牟の姐さん。久しぶりだな!」

小牟「うむ。お主も元気そうで何よりじゃ!」

ヤッ太郎「で、何で小牟姐さんがここにいるんだ?」

小牟「うむ・・・。実は・・・。」

ヤッ太郎「何だって!?新たな敵がエドロポリスに向かってくる!?」

小牟「うむ。ノワール達から話を聞いての。彼女達から頼まれてエドロポリスに来たという訳じゃ。」

ヤッ太郎「なるほど。こいつは黙っちゃいられないな。で、その組織の名はどんな奴等だ?」

小牟「確か・・・。」

タタタタタ

ヤッ太郎「ん?あれは飛鳥じゃないか!いったい何があった?」

飛鳥「緊急事態だよ!新たな敵が姿を現したの!」

小牟「ついに来たようじゃな。」

ヤッ太郎「よし!エドロポリス軍団、出動だ!」

エドロポリス鎮守府

ウーウー

おタマ「只今より出動態勢に入ります。すぐに準備をしてください!」

ピコーンピコーン

おタマ「ゲート解放。」

ギイイイイイ

おタマ「出動せよ!」

ヤッ太郎「よし!行くぞ!」

艦娘達「おう!!!」

ドギューン

伊津茂乃子「おっ母、ピザ屋さんが海の上を走っているよ。」

伊津茂乃母「そうね。今日は何処に行くのかしら?」

海上

ギュイーン

「もう少しでエドロポリスだ。ヤッ太郎達はどのような奴等なのか楽しみだぜ。」

ヤッ太郎「ニャーッハッハッハ!」

「この声は!?」

ヤッ太郎「古来より、悪の栄えた試しなし!教えてやろう!あ、正義の心で!」

スカシー「この世にはびくる悪の影、討ってくれようこの顔で!」

プルルン「たとえいかなる闇だとて、払って見せましょこの愛で!」

ヤッ太郎「我等、正義と勝利の使徒、秘密忍者隊。」

ニャンキー達「ニャンキー!」

吹雪「そして、エドロポリス特殊部隊、艦娘軍団&エドロポリスオールスターズ!」

艦娘達「只今見参!!」

小牟「このわし、小牟もいるぞよ!」

「お前達がエドロポリスの戦士達だな。俺の名は暁古城!ダークファントムの戦士だ!」

ヤッ太郎「という事は、お前が小牟が言ってた新たな敵という事か!」

古城「その通りだ!貴様等には悪いが、エンブリヲの命令で始末する!行け!神羊の金剛(メサルティム・アダマス)!」

グオオオオオオ

ヤッ太郎「な、何だこいつは!?」

葛城「いくら何でも予想外過ぎるぞ!」

古城「俺は幻獣使いだからな。さあ、やれ!」

ギュイーン

ヤッ太郎「かわせ!」

ビュン

ザッブーン

古城「チッ。命拾いしたな。だが、そう簡単に終わると思ったら大間違いだ!」

ザッパーン

スカシー「海上に姿を現したぞ!かわせ!」

古城「今更気づいても遅い!覚悟!」

ドゴオオオオオ

ハルナ「うわああああああ!!」

タカオ「ハルナ!」

パシッ

斑鳩「間一髪でしたね。」

ハルナ「すまない。」

古城「なかなかやるな。なら、眷獣よ。一斉出撃だ!」

グオオオオオオ

飛鳥「こうなると勝ち目がないよ・・・。」

雪泉「何かいい方法があれば・・・。」

「いや、いい方法がある!」

如月「この声は!」

ギュイーン

ヒトミ「キリシマさんにヒュウガさん!」

キリシマ「古城の出す眷獣は強いが、彼を攻撃すれば眷獣は消えるはずだ!」

ヤッ太郎「そういう事か!ヒュウガ達は眷獣達をおびき寄せろ!その隙にオイラ達は古城を倒しに行く!」

ヒュウガ「分かったわ!あまり無茶はしないでね!」

スカシー「分かってるよ!」

古城「させるか!ヤッ太郎達に襲い掛かれ!」

ガオオオオオオ

大和「させません!一斉砲撃開始!」

ドガガガガガ

ヤッ太郎「ナイス援護だ!吹雪!」

吹雪「はい!攻撃開始!」

ドガガガガガガガ

古城「ぐおっ!」

シュウウウウウ

ヒトミ「眷獣が消えたわ!」

小牟「今がチャンスじゃ!」

ヤッ太郎「てやんでえ!眷獣を使ってエドロポリスを侵略しようとし、オイラの仲間を傷つけた。その罪、許さん!」

説明しよう!ヤッ太郎の正義の怒りが限界値を超えた時、妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ!

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」バッ

ドコオオオオ

ヒトミ「やったの!?」

シュウウウウ

焔「嘘だろ!?まだ立っていられるのか!?」

古城「今回はここまでだ。また会おう・・・。」

ビュン

ヤッ太郎「暁古城か・・・。厄介な敵が現れたぜ・・・。」

小牟「そうじゃのう・・・。こうなると戦いは長期戦となる確率は高いかも知れんな。」

ヤッ太郎「ああ。すぐにブランの元に急ごう!」

かすみ「ええ!」

ブラン「その必要はないわ。」

ヤッ太郎「この声は!?」

ギュイーン

プルルン「ブラン!ロムにラムまで!」

ブラン「心配になって様子を見に来たけど、どうやら大丈夫のようね。」

ロム「無事で良かった・・・。」

ラム「で、新たな敵はどのような奴なの?」

ヤッ太郎「そうだな・・・。とりあえずは鎮守府に帰ってから話すよ。」

ブラン「分かったわ。んじゃ、鎮守府に戻りましょう。」

ギュイーン

如月「あの古城という人、ヤッ太郎提督の必殺技を受けても立っていられるなんて・・・。」

睦月「うん・・・。厄介な人が増えちゃったね・・・。」

長門「無駄話はそこまでだ。すぐに急ぐぞ!」

睦月・如月「はい!」

セントラル セントラルキャッスル

ベール「まあ、そのような事が・・・。」

ブラン「ええ。となると、残るはアルゼナルだけね。」

ラム「アルゼナルは自然がある場所だけど、ドラゴンやポケモン達がいるんだよね。」

ロム「行ってみたい。」

ベール「ええ。きっと皆さんも歓迎してくれると思いますよ。」

ネプテューヌ「それにケロロ達はガンダムを使いながら戦っているし、襲われても返り討ちにしてくれるよ!」

ノワール「そうとは限らないわよ。」

ユニ「どういう事なの?」

アイエフ「先程スパイ映像を入手したけど、どうやらエンブリヲが仲間達を率いてアルゼナルに向かおうとしているわ。しかもかつての仲間達を連れて。」

ネプギア「ケロロさん達はエンブリヲに因縁がありますからね・・・。」

ネプテューヌ「となると・・・、この任務は私達も行かなくてはならないみたいだね。」

小牟「そうじゃのう。すぐにシンフォギアの戦士達に伝えて置くぞ!」

ネプテューヌ達「了解!」

続く

次回予告

ポケモン達やドラゴンが生息しており、ガンダムの生産がさかんの自然豊かなエリア『アルゼナル』。

そのエリアにエンブリヲと6人の部下が向かっていた事を知ったケロロは、仲間達と共に因縁の激闘に立ち向かう。

さらにネプテューヌ達も駆けつけ、戦いは大激戦へと突入!

果たしてケロロ達はアルゼナルを守り切る事ができるのか!?

ヤッ太郎「次回、『アルゼナルの英雄、ケロロ』。次回もよろしくな!」

ダークファントムアジト

コツコツ

カンナ「行くのですか?」

エンブリヲ「ああ。アルカディア、ソニックワールド、エドロポリスは襲撃した。」

ゼリア「だが、全部失敗に終わってしまいましたね。」

エンブリヲ「ああ。残るはアルゼナルのみだ。そこには我々の野望を終わらせたケロロ、愛しのアンジュがいるからな。」

サンギ「で、出撃は?」

エンブリヲ「明日、出発する。それまで各自準備をしておけ!」

サンギ達「はっ!」ビシッ

第4話 アルゼナルの英雄、ケロロ

アルゼナル。ポケモン達やドラゴンが生息しており、ガンダムの生産がさかんの自然豊かなエリアだ。
そんなある日、アルゼナルである噂が広まっていたのだ。

ワイワイガヤガヤ

カイリキー「おい、聞いたか?ダークファントムという悪い奴等がアルカディア、ソニックワールド、エドロポリスを襲撃したそうだぞ。」

オコリザル「マジかよ!となると、残りは俺達のいるアルゼナルだけとなったそうだな。」

カエンジシ「しかも総帥のエンブリヲが6人の戦士達と共にここを攻めてくるそうだ。」

ムシャーナ「ケロロ大統領達はエンブリヲを倒してここを建国したけど、まさか復活するなんて・・・。」

ジュカイン「ああ。因縁の対決が再び始まろうとするな・・・。」

アルゼナルエデン

ケロロ「まさかエンブリヲが復活をするとは・・・。」

アンジュ「ええ・・・。思いもしなかったわ・・・。」

ヒルダ「しかもカンナ達まで復活をしたからな・・・。」

ギロロ「こうなると俺達はあいつ等と再び戦う事になるな。」

タママ「どうしますか、軍曹さん?」

ケロロ「決まっているであります!奴等が復活した以上、好き勝手にさせる訳にはいかないであります!

アンジュ「そうこなくっちゃ!」

サリア「私はすぐに皆を呼んでくるわ!その間に会場設営をよろしくね!」

エルシャ「任せて!さっ、すぐに準備を始めるわよ!」

ハロ「ハーイ!」

アルゼナルエデン広場

ワイワイガヤガヤ

ラクス「本日はお集まりいただき、ありがとうございます。では、ケロロ大統領の話に移ります。」

テクテク

ケロロ「えー、噂には知っていると思いますが、ダークファントムという悪い奴等がアルカディア、ソニックワールド、エドロポリスを襲撃したのは知っているでありますな?」

ルイズ「ええ。国中に知れ渡っているからね・・・。」

ケロロ「そして新たなスパイ映像によれば、エンブリヲは6人の仲間と共にこのアルゼナルに向かうであります!」

ザワザワ

シエスタ「で、いつ来るのですか!?」

ギロロ「報告によれば今日だが・・・。」

ルイズ「ならこんな事している場合じゃないでしょ!すぐに準備をしないと!」

カービィ「ぽよ!」

ケロロ「もちろんであります!全員準備に取り掛かれー!」

ルイズ達「イェッサー!」ビシッ

ウーウー

ヒルダ「私達は前線に出て敵を撃墜する!ジュカイン達はアルゼナルを守り通してくれ!」

ジュカイン「分かった!」

ガシャンガシャン

ルイズ「チームカービィ、発進準備OK!」

ケロロ「こちらも準備万端であります!」

サリア「アレクトラ!発進の合図を!」

アレクトラ「よし!全員出撃せよ!」

ドギューン

エマ「報告があります!セントラルからの援軍がもう少しで来るそうです!」

アレクトラ「そうか。間に合えばいいのだが・・・。」

ギュイーン

ゾーラ「どうやらまだ来ていないみたいだな。」

ロザリー「ええ・・・。恐らく来るとしたら・・・。」

ギュイーン

クリス「来た!」

ドドーン

アンジュ「エンブリヲ!」

エンブリヲ「久しぶりですね。ケロロ、アンジュ・・・。」

ケロロ「久しぶりでありますな、エンブリヲ・・・。」

ヒュウウウウウ

ルイズ「・・・。」ゴクッ

ケロロ「で、お前はこのアルゼナルに何しにきたでありますか?」

エンブリヲ「決まっている。ワールド・フロンティアを征服するのはもちろん、お前達を倒す事だ!」

サンギ「俺もタママとエルシャには恨みがあるからな。積年の恨み、ここで晴らしてやる!」

タママ「望むところだゴラァ!」

エルシャ「誰が相手であろうと負けるわけにはいかないわ!」

ラクス「あなた達の思い通りにはさせません!」

エンブリヲ「ならやるべき事はただ一つ・・・。戦闘開始だ!」

サンギ達「おう!!」ギュイーン

ケロロ達「かかれー!」

アンジュ達「イエス・マム!」ギュイーン

ルイズ「だったら私達も行くわよ!」

カービィ「ぽよ!」

エンブリヲ「おっと。人数的にはこちらが不利だ。増援よ、姿を現せ!」パチン

ヒュンヒュンヒュンヒュン

ルイズ「これで互角のようね。私達は無人機を相手に戦うわ!」

カービィ「ぽよ!」

ケロロ「よし!我輩はエンブリヲ、アンジュ殿はクロード、タママはサンギ、ヒルダ殿はカンナ、ゾーラ殿はゼリア、ドロロはシュウゴ、ギロロはガロンを頼むであります!」

ゾーラ「分かった!」

ギロロ「やるからには本気で行かせてもらうぜ!」

ヒルダ「もちろんだ!」

ケロロ「よし!攻撃開始!」

ガキンガキンドゴーンドガーン

ルイズ「くっ!そう簡単には倒れないみたいね・・・。」

エンブリヲ「その通りだ。お前達の戦闘データを元に作られた兵器だからな。」

キュルケ「なるほどね・・・。でも、私達だって前よりは強くなっている証拠を見せてあげるわ!」

ゴオオオオオ

キュルケ「フレイムブレイド!」

ズバアアアアア、ドッゴーン

タバサ「なら、私も!」ジャキッ

ズバババババ

タバサ「雪豹斬。」シャキッ

ドッゴーン

エーコ「ティファニア!」

ティファニア「ええ!PKフリーズ!」ドギュン

カッチーン

リザードン「よくやった!ドラゴンテイル!」

ドッゴーン

ゲッコウガ「残りはあと半分となったでござる!」

エンブリヲ「チッ!ならば、メガ粒子砲発射!」

ドゴオオオオ

ケロロ「させるか!ガンダムチェンジ!」

<ガンダムチェンジ!νガンダム!>

パアアアアア

ケロロ「はっ!」バッ

ドゴオオオ

ケロロ「ふう・・・。危なかったでありますな・・・。」

エンブリヲ「やはり一筋縄ではいかないみたいだな・・・。シュウゴ!」

シュウゴ「はっ!」

ピポパポパ

ルイズ「何をする気なのかしら?」

カービィ「ぽよ。」

シュウゴ「サイコガンダム、降臨せよ!」

ドロロ「サイコガンダムだと!?」

クルル「どうやら一筋縄ではいかないみたいだな。」

ゴオオオオオ

シュウゴ「ようやく来たようだな。」

シエスタ「こ、これがサイコガンダム・・・。」

ゲッコウガ「デカいでござるな・・・。」

エンブリヲ「よし!カンナ、乗り込め!」

カンナ「はっ!」

ウィーン

イカ娘「カンナが中に入ったでゲソ!」

ヴィヴィアン「操縦できるのかな?」

イカ娘「分からない。けど、このままだとまずいでゲソ・・・。」

「あきらめるのはまだ早いわ!」

ヴィヴィアン「この声は!」

ギュイーン

ケロロ「おお!パープルハート殿!グリーンハート殿に女神の皆さんまで!」

立花響「私達もいるよ!」ギュイーン

アンジュ「シンフォギアの戦士達まで!これならサイコガンダムを倒せるかも!」

カンナ「いくら人数を増やしても、このサイコガンダムには敵うまい!」

ドガガガガガ

風鳴翼「くっ!このままだと近づきにくいわね・・・。」

雪音クリス「何か弱点があれば・・・。」

クルル「こうなったら新しく開発した機体で勝負するしかないな。」

ドロロ「新しく開発した機体?」

クルル「姿を現せ!フルバースト・サイコ・ガンダム!」

ギュイーン

マリア「こ、これがフルバースト・サイコ・ガンダム・・・。」

月読調「でかい・・・。」

暁切歌「サイコガンダムにそっくりだけど、カラーリングが異なっているデス・・・。」

クルル「まあ、ガンダムのカラーリングにしたからな。」

ドロロ「で、誰が乗っているでござるか?」

『私が乗っています!』

ティファニア「この声・・・、パープルシスターね!」

パープルシスター「はい。クルルさんに頼んで私専用の機体を作ってもらいました!この機体で私も援護します!」

ケロロ「よし!パープルシスター殿!あのサイコガンダムを倒すであります!」

パープルシスター「はい!」

エンブリヲ「カンナよ、あの白きサイコガンダムを倒せ!」

カンナ「了解!」

ガキンガキン

ゾーラ「援護は私達に任せな!」

パープルシスター「ありがとうございます!」

エンブリヲ「そうはさせるか!かかれー!」

ギュイーン

ルイズ「だったらここは私達が止めに行くわ!」

立花響「これ以上好き勝手される訳にはいかないからね!」

サンギ「邪魔をする気なら容赦しないぜ!」バッ

ガキーン

タママ「僕がいる事を忘れちゃ困るですぅ。」

サンギ「テメー・・・!」

ガキンガキンドガガガガ

ロザリー「そこだ!」ドギュン

ドッゴーン

クリス「弱点が見えた!すぐに止めを!」

パープルシスター「はい!」

ジャキッ

パープルシスター「いっけええええええ!!」ブン

ドゴオオオオ

カンナ「くっ・・・。脱出だ。」

パカッ、ドギューン

サリア「カンナがサイコガンダムから飛び出したわ!」

ドッゴーン

エンブリヲ「サイコガンダムが撃破されたか。やむを得ない。撤退するぞ!」

ギュイーン

ギロロ「逃げられたか。」

ケロロ「奴等はまた襲い掛かってくるであります。因縁の決着を着けるために・・・。」

アンジュ「そうね。この戦いは序章にしか過ぎない。真の戦いはここから始まるのだから・・・。」

モモカ「アンジュリーゼ様・・・。」

パープルハート「・・・。」

その夜、セントラルキャッスル

ネプテューヌ「これで4つのエリアはダークファントムに襲撃された。こうなった以上は戦うしか方法はないみたいだね。」

ブラン「ああ。これ以上見過ごすわけにはいかないからな。」

ノワール「なら決定ね。明日、セントラルキャッスルで全国放送をするわよ!」

ベール「ええ!」

イストワール(女神達が本気で仕事をしている・・・。いつもこの調子で仕事をしてくれたら助かるのですが・・・。)

次の日、セントラルキャッスルで演説が行われた。

パープルハート「我が国ファンタジアで4つのエリアがダークファントムに襲撃された。このまま見過ごすわけにはいかないと思い、こう宣言するわ。」

パープルハート「我々ファンタジアの戦士達はダークファントムに宣戦布告をする!」

ウオオオオオオオ

ルティナ「ついに戦いが始まるんだね・・・。」

瑞希「ええ。こうなった以上は激戦は避けられませんね・・・。」

メサイア「ああ・・・。誰が相手だろうと、俺は決して引き下がるわけにはいかない。才人との決着を着けるためにも!」

ソニック「その事なら俺達も同じだ。」コツコツ

メサイア「ソニック!ヤッ太郎!ケロロ!」

ソニック「俺も一夏とは決着をつけなければならない。あいつがダークファントムに所属した以上、見過ごす事はできないからな。」

ヤッ太郎「オイラも古城を倒す決意をしたんだ。奴はオイラに戦いを挑んでくるからな。」

ケロロ「我輩もエンブリヲとの決着を着けるであります!」

メサイア「お前等・・・、そうだな。」

バササササ

メサイア(才人・・・。俺は必ずお前を倒しに行くぜ。因縁の決着を着けるために!)

ソニック(織斑一夏・・・。この戦いで決着をつけてやるぜ!)

ヤッ太郎(古城、アンタの強さは身に染みた。だが、勝つのはオイラだ!)

ケロロ(エンブリヲ・・・。この戦いですべての決着をつけるであります。そして・・・。)

メサイア・ソニック・ヤッ太郎・ケロロ(ファンタジアの平和を取り戻す(であります)!)

瑞希「メサイア君達、新たな決心をしましたね。」

ルイズ「そうね。私達も彼等に負けないように頑張らないと!」

アンジュ「ええ!」

カービィ「ぽよ!」

ヒュウウウウ

箒「一夏・・・。」

続く

次回予告

メサイア「アルカディアでのF-ZEROレースを終えた俺達は、ネプテューヌからダークファントムの戦士がアルカディアに侵入しているという情報を受け取った。」

ソニック「そして侵入者を見つけたその直後、メサイアは驚きを隠せなかった。」

メサイア「お前は幼馴染の沙紅羅じゃないか!何故、お前がダークファントムの戦士に!?」

沙紅羅「決まっている。エンブリヲの命令でお前を始末しろと頼まれたからな。覚悟しやがれ!」

ドライグ「相棒、こうなった以上は戦うしか方法はないぞ!」

メサイア「ああ。だったらその呪縛から解放させてやるぜ!」

ケロロ「次回、『メサイアVS沙紅羅』。次回もよろしくであります!ケッケロ~♪」

ダークファントムアジト

エンブリヲ「ついに奴等が動き始めたか。こうなった以上は戦うしか方法はないみたいだな。」

才人「だろうな。で、作戦は考えているのか?」

エンブリヲ「決まっている。今回の任務についてだがお前は彼女と共にアルカディアに潜入してくれ。」

才人「彼女?」

エンブリヲ「既に呼んでいる。来てくれ。」

コツコツ

才人「誰だ?」

エンブリヲ「彼女はお前のライバルであるメサイアの幼馴染だ。」

才人「な、何だと!?」

第5話 メサイアVS沙紅羅

アルカディア ブレイブシティ

ワアアアアアア

そに子「さあ、いよいよ始まりました!4エリア対抗F-ZEROレース!では、出場者を紹介する前にルールを紹介しましょう!」

そに子「このレースは年間に何回も行われており、1レースの参加者は各エリア8人。合計32人となっており、順位によってレースポイントが付けられます。」

そに子「1位は50P、2位は40P、3位は30P、4位は20P、5位は10Pとなっており、その獲得した合計ポイントで年間順位が決まります。」

そに子「それでは、出場者を紹介します。鈴ちゃーん!」

鈴「はーい!まずはアルカディアから紹介するわ。アルカディアはメサイアを筆頭に、フレア、エリエル、リアス、ビッグダディ、ましろ、マサル、アリアの8人で挑むわ。」

オオオオオオオ

ネプテューヌ「メサイアー!頑張れー!」ピョンピョン

鈴「次にソニックワールドからソニック、なのは、フェイト、イカロス、シャドウ、箒、鈴音、ラウラの8人よ!」

ウオオオオオオ

ノワール「負けたら許さないからねー!」

鈴「それじゃ、フウリちゃん!」

フウリ「はーい!現在最下位のエドロポリスは、ヤッ太郎、吹雪、飛鳥、ヒトミ、大和、スカシー、雅緋、焔の8人ですー!」

ワアアアアアア

ブラン「お前等!今のところ、エドロポリスは最下位だ!何としてでも勝て!」

フウリ「そして現在トップのアルゼナルからはケロロ、アンジュ、カービィ、ルイズ、ゲッコウガ、ギロロ、あやめ、マニューラですー!」

ワアアアアアア

ベール「このままトップを死守してくださいましー!」

フウリ「出場者情報は以上です!」

そに子「はい、ありがとうございますー!」

ワイワイガヤガヤ

テュカ「現在、アルカディアは3位だけど、2位とのポイント差はそんなにないみたいね。」

朱乃「ええ。このレースによってどう動くかが鍵ね。」

カーバンクル「ぐっぐー!」

インデックス「あっ、レースが始まるんだよ!」

そに子「では、カウントスタート!」

ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ

ドギューン

そに子「今、レースがスタートしましたー!」

ワアアアアアアア

インデックス「頑張れ、ダディー!」

アーシア「メサイアさん、頑張ってくださーい!」

ギュイーン

メサイア「最初から一気に突き放すぜ!」

ギュオオオオオ

そに子「おーっと!メサイア選手が一気に抜き去り、トップに躍り出たー!」

フレア「やるじゃない、メサイア!」

エリエル「よし!後に続くわよ!」

ギュイーン

そに子「さらにフレア、エリエルも後に続きましたー!これでアルカディアの選手3人がトップグループに躍り出ちゃいましたー!」

ソニック「そうはさせるか!」

ギュイーン

そに子「そこでソニックが追い付いてきたー!トップ争いは序盤から激しいデッドヒートに移り変わるそうです!」

ウオオオオオオ

ネプテューヌ「頑張れ、アルカディア!このまま逃げ切れ―!」

ノワール「ソニック!あなただけが頼りなのよ!しっかりしなさい!」

ギュイーン

メサイア「やはり序盤からこうなってしまうとはな・・・。」

ソニック「ああ・・・。だが、やるからには本気で行くぜ!」

メサイア「上等だ!」

ギュイーン

そに子「ここでメサイア、ソニックがスピードを上げたー!その後に続いてフレア、エリエルも続いたー!」

ウオオオオオオ

そに子「おっと!後ろからヤッ太郎、大和、ヒトミの3人が追い付いてきたー!これはどうなるかわかりません!」

ブラン「いいぞ!そのまま抜きやがれー!」ブンブン

イオナ「お、落ち着いてください!」

キリシマ「そうだぞ!レースはまだ序盤だからな!」

ブラン「っと、そうだった・・・。」

タカオ「ハァ・・・。」

ギュイーン

そに子「レースは一気に終盤へ!トップ争いに残っているのはメサイア、フレア、エリエル、ヤッ太郎、ソニック、ケロロ、カービィ、ゲッコウガの8人となりましたー!」

鈴「残りあと1km!さあ、今回のレースは誰が勝つのかな!?」

フウリ「頑張れですー!」

メサイア「こうなったら・・・、ブースト・ギア、発動!」

ガシャンガシャン

ソニック「機体がグレード・アップしただと!?」

メサイア「行くぜ!うおおおおおおおおお!!」

ドッゴーン

フレア「後に続くわよ!」

エリエル「うん!」

ドゴゴーン

そに子「そしてそのまま、ゴールイン!アルカディアの選手3人がトップ3を独占!それによってアルカディアがトップへと移り変わりましたー!」

ワアアアアアアア

ネプテューヌ「バンザーイ!バンザーイ!」ピョンピョン

ネプギア「メサイアさん、かっこいいです!」キラキラ

香子「ええ!でも、レースはここからが正念場となるわ。気を引き締めないと。」

ネプギア「え、ええ・・・。」

そに子「そして4位はヤッ太郎、5位にソニック!エリアの順位はこうなりましたー!」

1位:アルカディア
2位:アルゼナル
3位:ソニックワールド
4位:エドロポリス

ノワール「3位に後退・・・。ハァ・・・。」

ベール「あらあら・・・。」

ブラン「あいつ等・・・・。」ワナワナ

ブレイブシティレース会場 中庭

ヤッ太郎「ハァ・・・。説教を喰らっちまったぜ・・・。」トボトボ

ソニック「俺もだ・・・。メサイア、いくら何でもブースト・ギアは卑怯すぎるぞ・・・。」

メサイア「卑怯なんかじゃない。あれはレーススキルの一つとして認められているんだ。」

ソニック「そうかよ・・・。だったら俺もレーススキルを使えばよかったな・・・。」

ケロロ「我輩もであります・・・。」

タタタタタ

フレア「ん?あれってネプテューヌ?」

エリエル「何があったのかな?」

カーバンクル「ぐー?」

キキッ

ネプテューヌ「緊急事態が発生したの!アルカディアに何者かが侵入した!」

メサイア「何だって!?もしやダークファントムの戦士じゃ・・・。」

フレア「その可能性はあり得るかもね。」

アマテラス「アン!」

イッスン「で、どうするつもりだ?」

ネプテューヌ「決まっているでしょ!こうなった以上は侵入者を探すのみ!」

エリエル「まあ、そうなるよね・・・。」

ネプテューヌ「そうと決まれば行動開始!」ダッ

ネプギア「待ってよ、お姉ちゃん!」ダッ

ビッグダディ「相変わらず行動が早いな・・・。」

メサイア「ハハハ・・・。」

アルカディア サリアス街道

神裂『レコーディアシティでは侵入者の形跡はないそうです。』

アンジュ『こちらも侵入者はいないわ。』

メサイア「分かった。ご報告感謝する。」

ピッ

姫柊「他のところでも見つかっていないですね。」

メサイア「ああ。だとすれば、ここにいる確率が高いかもな・・・。」

リッカ「それが当たればいいんだけど・・・。」

ブオオオオオオ

シエル「あっ、バイクが2台走って・・・。」

キキッ

ナナ「止まった?」

「お前・・・・、メサイアだな。」

メサイア「そ、その声は!?」

スタッ、バッ

メサイア「お前は沙紅羅!久しぶりだな。」

沙紅羅「ああ、お前もな。噂には聞いたが、まさかこんなにも有名になるとは驚いたな・・・。」

メサイア「いや、皆と共に戦ったからこそ、ここまで来れたからね。」

フレア「そうそう。で、隣にいるのは?」

才人「よう、メサイア。」バッ

メサイア「才人!なんでお前が沙紅羅と共に!?」

才人「決まっているだろ。こいつはダークファントムの一員なのさ。」

エリエル「ええっ!?沙紅羅ちゃんが!?」

土管くん「ダークファントムの一員だなんて・・・。」

瑞希「う、嘘・・・。」

メサイア「沙紅羅・・・。どうしてダークファントムに入ったんだ!?」

沙紅羅「決まっているだろ・・・。アタシは仲間達の無念を晴らすために入ったんだ・・・。やるからにはぶっ潰す!」

メサイア「くっ・・・、やるしかないのか!?」

ドライグ「相棒、こうなった以上は戦うしか方法はないぞ!」

メサイア「ああ。だったらその呪縛から解放させてやるぜ!」

ギュルルルルル、パシッ

メサイア「戦闘開始だ!」

沙紅羅「おっしゃ!」

ガキンガキンキンキン

メサイア「だいぶ腕を上げたようだな・・・。」

沙紅羅「それはどうも。だが、この技を受け止めた者はいないぜ!」

ゴオオオオ

メサイア「刀に冷気が纏い始めた!?」

沙紅羅「行くぜ!雪狼斬!」

ズバアアアア

メサイア「くっ!」バチバチ

瑞希「メサイア君の装甲に傷が!」

ルティナ「あの子、相棒と同じくらい強いみたいね。」

テュカ「けど、メサイアって沙紅羅の仲間を倒したのかしら?」

フィルディア「それはオレも気になっていたな。リーンベル、調べてくれ!」

リーンベル「はい!」

カタカタカタカタ、ピコーン

ヤエ「見つかった!?」

リーンベル「ええ!この映像を見て!」

フウカ「あっ、メサイアだけど・・・、なんだか違う・・・。」

アオイ「青い部分が黒かったり・・・、まさか・・・!」

リーンベル「そう。これはメサイアなんかじゃない。正確に調べてみた結果、エンブリヲの部下であるカンナが中に入っていたわ!」

沙紅羅「じ、じゃあ、アタシの仲間はメサイアじゃなく、あの女がやったのか・・・・!?」

リーンベル「ええ。正確にはね。」

沙紅羅「メサイア・・・。疑って悪かったな・・・。だから・・・、ゴメン・・・。」モジモジ

メサイア「気にするなよ。お前が呪縛から解放されて本当に良かった。」

沙紅羅「メサイア・・・。」

メサイア「さて・・・、お前の仲間は俺達の方に寝返った。これで残るはお前だけだ。」

才人「チッ!こうなったら・・・、お前だけでも倒してやる!」

ゴオオオオオ

メサイア「ここは必殺技で終わらせてやる!」

ガシャンガシャンガシャンガシャン、ウィーン

姫柊「装甲から銃口が!?」

エリオ「いったいどうなっているの!?」

フィルディア「メサイアの体にはボルテッカを発射する機能がついている。それを喰らった相手は大ダメージを受けてしまうからな。」

ましろ「すごい・・・・。」

メサイア「行くぜ!ボルテッカ!」ギュイーン

ドゴオオオオ

才人「そのような攻撃は見切った!」

バッ

メサイア「な!?かわしただと!?」

才人「二度と同じ技を喰らうか!」

沙紅羅「それはどうかな?」バッ

才人「へ?」

ドガアアアアア

才人「がは・・・。」

ドゴオオオオオ

メサイア「おっ、直撃した!」

ドッカーン

才人「覚えてろ、メサイアー!」ヒュルルルル

キラーン

メサイア「ふう・・・。ありがとな、沙紅羅!」

沙紅羅「へへっ!」グッ

ギュイーン

ヤッ太郎「大丈夫か、皆!」スタッ

メサイア「ああ、ちょっと怪我をしたけど大丈夫だ。」

ソニック「このくらいの傷なら機械修復用スプレーをかければ大丈夫だな。簪、スプレーを。」

簪「はい!」

シュウウウウウ

イカ娘「にしても、驚いたでゲソ。まさか沙紅羅の仲間を倒したのはカンナだなんて・・・。」

ヴィヴィアン「で、これからどうするの?」

沙紅羅「決まっている。アタシはメサイアと共にダークファントムに戦いを挑む。カンナという奴にも因縁があるからな。」

メサイア「そうか。これからもよろしくな、沙紅羅。」

沙紅羅「ああ!」

パンッ

瑞希「沙紅羅さんも仲間になりましたし、これにて一件落着ですね!」

ネプテューヌ「そうだね。それじゃ、セントラルキャッスルに行っていーすんに報告しないと!」

小牟「で、沙紅羅は飛べるのか?」

沙紅羅「大丈夫だ。このバイクは飛行能力も付け加えているからな。」

小牟「なら大丈夫じゃな。んじゃ、出発!」

ギュイーン

カンナ「沙紅羅・・・。やはりあなたとは戦う運命になったわね・・・。いずれ決着をつけてあげるわ。必ず・・・。」

バッ

続く

次回予告

メサイア「ネプテューヌと束が開発した新たな釣竿『なんでもキャッチ』。俺達はそれを使って欲しいと彼女達から頼まれてしまった。」

ケロロ「そしてその釣竿で釣ってみたら、なんとKOS-MOSが釣れてしまったであります!」

束「なんでもキャッチは異次元のキャラやいろんな時代の物まで何でも釣れちゃうんだよ。」

ヤッ太郎「それを聞いたネプテューヌ達はその釣竿でいろいろなキャラなどを釣り上げてしまった!」

ソニック「そのおかげでファンタジアは大パニック状態に!」

メサイア「この状態ってあのアニメに似ているんじゃ・・・。」

ネプテューヌ「次回、『ファンタジアカオス騒動!』。誰が来ようともねっぷねぷにしてやんよ!」

セントラル セントラルキャッスル

カーンカーン、バリバリ

束「ふう・・・。開発完了!完成したよ!」

ネプテューヌ「おお!これは見事な出来栄えですな!」

ウィーン

ネプギア「お姉ちゃん、新しい物が完成したって聞いたけど。」

ネプテューヌ「ふっふっふ。よくぞ聞いてくれた!」

束「これが完成した物だよ!」

ラム「おお!」

ロム「これは何?」

束「そう。新しく開発した釣竿、なんでもキャッチだよ!」

第6話 ファンタジアカオス騒動!

次の日

メサイア「ネプテューヌ、俺達を呼び出したのはいったいなんだ?」

ネプテューヌ「いいからいいから。束さーん!連れてきたよー!」

束「おっ!メサくん、ソニくん、ヤッくん、ケロちゃん!来てくれたんだね!」

ソニック「ネプテューヌ達から呼び出されたが、いったい何の用だ?」

束「それは見てのお楽しみ!さっ、早く早く!」

タタタタタ

ヤッ太郎「いったい何を作ったんだ?」

ケロロ「さあ?とりあえずは着いていくであります。」

メサイア「そうだな。」

研究室

ウィーン

小牟「おっ、ようやく来たようじゃな。」

メサイア「小牟さん!」

ソニック「いったい何を作ったんだ?」

小牟「フッフッフ。それはこれじゃ!」バッ

ババーン

束「これぞ新しく開発したアイテム!なんでもキャッチだよ!」

ヤッ太郎「見た目は普通の釣竿と変わらないが・・・。」

束「チッチッチ!その釣竿は普通の釣竿とは違うんだよね~。」

ケロロ「どういう事でありますか?」

ネプテューヌ「んじゃ、とりあえず使ってみて。」

ソニック「あ、ああ・・・。」

セントラルキャッスル 中庭

チャポッ

メサイア「こんなところで釣りをして何になるんだ?」

ソニック「天才のやる事はさっぱり分からないぜ。」

ヤッ太郎「だろうな・・・。なんでオイラ達がこのような事を・・・。」

ケロロ「ハァ・・・。」

ピクッ

メサイア「おっ、かかった。」

ラム「何が釣れたの?」

ロム「早く早く。」

メサイア「んじゃ、早速・・・。よっ!」グイッ

バシャアアアア

メサイア「釣れた・・・って、ええっ!?」

ドーン

メサイア「な、何でKOS-MOSが釣れたんだ!?」

ソニック「ど、どうなってんだ!?この釣竿は!?」

束「なんでもキャッチは異次元のキャラやいろんな時代の物まで何でも釣れちゃうんだよ。」

ヤッ太郎「マジかよ・・・。」

ケロロ「何でもありでありますな・・・。」

ネプテューヌ「何でも釣れる・・・。」

ピーン

ネプテューヌ「ちょっとその釣竿貸して!」

メサイア「別にいいけど、何に使うんだ?」

ネプテューヌ「決まっているでしょ?仲間を集めるの!」

メサイア「まあ、別にいいけど・・・。」

KOS-MOS「あの・・・。」

メサイア「おっ、どうしたんだ?」

KOS-MOS「ここはいったい何処なのでしょうか?見慣れない景色なのですが・・・。」

メサイア「ここは大陸国家ファンタジア。その中心地となっているセントラルエリアさ。」

KOS-MOS「そうですか。あなたは?」

メサイア「俺はメサイア。アルカディア出身の白きバルドルだ。」

KOS-MOS「メサイア。確認しました。私はグノーシス戦闘用アンドロイドKOS-MOSです。」

メサイア「KOS-MOSか。よろしくな。」

KOS-MOS「こちらこそ。」

バタン

メサイア「ん?」

ニャル子「ヤッホー!遊びに来ちゃいました!」

ネプテューヌ「あっ、ニャル子、クー子、ハス太、クー音!丁度よかった!」

ニャル子「何ですか?」

ネプテューヌ「実は私と束さんが新たな釣竿を開発したの。よかったらやる?」

ニャル子「やります!」

クー子「面白そう。」

ハス太「僕も!」

クー音「んじゃ、私も。」

束「釣竿はまだいっぱいあるから使ってね!」

ラム「じゃあ、私達も!」

ロム「うん!」

ピーシェ「ぴぃも!」

メサイア「やれやれ・・・。」

ピクッ

ソニック「おっ、かかったぞ。それっ!」グイッ

バシャアアアア

メサイア「何が釣れた・・・って、ええっ!?」

ババーン

KOS-MOS「T-elos!」

メサイア「知り合いなのか?」

KOS-MOS「知り合いというよりは敵ですね。」

T-elos「KOS-MOS。まさかお前も釣り上げられるとはな。」

KOS-MOS「それはお互い様でしょう。」

バシャアアアア

T-elos「今度は何だ?」

ニャル子「戦車が釣れました!」

ソニック「いいっ!?戦車が釣れた!?」

ノワール「これってエーデルワイス号じゃないの!なんでこんな物が釣れるのよ!」

バシャアアアアアア

ヤッ太郎「今度は何だ!?」

ロム「こんなのが釣れたけど・・・。」

ガオオオオオオ

ケロロ「ゲロォォォォォォ!!!???」

ラム「私も。」

ギャオオオオオオ

ヤッ太郎「こいつ等、恐竜を釣りやがった!」

バシャアアアアア

ベール「巨人を釣り上げましたわ。」

グオオオオオオオ

メサイア・ソニック・ヤッ太郎・ケロロ「何ィィィィィィィィ!!!???」ガビーン

ブラン「しかも超大型巨人。」

メサイア「何て事をしたんだァァァァァ!!!」ウガーッ

ウーウー

メサイア「どうするんだよ!巨人が現れたおかげで大パニックになったじゃないか!!」

束「こんな事もあろうかと、立体機動装置を用意したよ!」

ドドーン

ケロロ「まさか釣り上げたのでは?」

束「釣り上げたよ。」

ノワール「コラーッ!」

ユニ「そんなことしている場合じゃないでしょ!巨人をどうにかしないと!」

ネプテューヌ「そうだった!皆、準備はいい!?」

プルルート「おっけ~。」

ガシャンガシャン

小牟「さあ、出撃じゃ!」

ドンドーン、ピタッ

小牟「GO!」

ギュイーン

メサイア「待てー!」

小牟「何をしておるのじゃ!お主達も早く攻撃を!」

メサイア「お前達は罪を重ねる気か!これ以上は止めてくれー!」

ギュイーン

メサイア「おっ!増援が来た!」

千冬「メサイア!セントラルがパニックになっていると聞いたが、どういう事だ?」

メサイア「ベールが束さんの発明品で巨人を釣ってしまったんです!」

千冬「まったく・・・、お前の発明はとんでもない展開を生み出すな・・・。」

束「えへへ~。照れるな~。」

千冬「褒めてなどいない!」

束「そんな事を言ってる場合じゃないよ!皆、立体機動装置を付けて!」

千冬「ハァ・・・、仕方がないな・・・。」

スタッ

楯無「あら、5年ぶりね。」

ナックルズ「微妙なワードを使うな!」

ドゴーン

ネプテューヌ「はああああ!!」

バシーン

ネプテューヌ「ねぷぅ!」

ドゴーン

ネプギア「キャッ!」

バゴーン

ベール「あらー。」

ブラン「チッ!終わらせてやる!」

ヤッ太郎「頼むから早く終わらせてくれ!」

KOS-MOS「弱点は・・・、そこ!」

ズバアアアアア

ソニック「おっ、うなじを削ったぞ!」

グオオオオ

鈴音「よし!効いている!」

リアス「このまま一気に行くわよ!」

ブロロロロロ

ゼノヴィア「このまま登り切ってやる!」

イリナ「ええ、一気に攻めるのみ!」

メサイア「お、おい。ちょっと待て、何血迷った行動をしているんだ!」

ロスヴァイセ「螺旋丸!」

メサイア「ロスヴァイセ!お前もか!」

マサル「卍解!」

アリア「何やってんのよマサル!」

ビュンビュン

祐斗「あっ、殺せんせーまで来た!」

殺せんせー「ニュルフフフ。」

メサイア「何これ?どうなってんの?」

ノワール「こっちが聞きたいわよ!ユニ!なんでアンタはセーラームーンになっているのよ!」

ユニ「はっ!」

鈴音「かめはめ波ー!」ドゴーン

タバサ「どっかーん。」ドゴーン

ルイズ「タバサもボケてどうするの!」

ネプテューヌ「君に決めた!」ビュン

ポーン

アグモン「行くぞー!」

メサイア「いい加減にしろー!!」

ルティナ「オラアアアアア!!」ドガガガガガ

メサイア「はっ!この展開、何処かで見た事があると思ったら・・・。おそ松さんの第1話と同じ展開じゃないか!」

ヤッ太郎「そうだったのかよ・・・。それよりも・・・、どうするんだよ!この状況を!」

ドカーンドゴーンズドーン

ソニック「どうする事も出来ないだろ・・。頭痛くなってきた・・・。」

フェイト「ソニック、しっかり!」

五十鈴「このような状態でどうやって収束させるのよ!」

メサイア「こうなったら・・・、奥の手だ!」

大和「奥の手があるのですか!?」

メサイア「ああ。んじゃ、行くぞ。」

スーッ

アーシア「何をする気でしょうか?」

カッ

メサイア「こら――――――――――!!!!!!」

シーン

パアアアアアア

ネプテューヌ「巨人が消えていく・・・。」

パアアアアアア

ロム「恐竜も消えていく・・・。」

ラム「残念だな・・・。」

メサイア「ふう・・・。これでこの騒動は幕を閉じたな・・・。」

ケロロ「もうこのような思いはこりごりであります。」

ルイズ「そうね。私も少し疲れちゃったわ。」

カービィ「ぽよぽよ。」スリスリ

ルイズ「ありがとう、カービィ。」

KOS-MOS「ですが、私はまだこの世界にいます。」

T-elos「いつになったら元の世界に戻れるのだ?」

束「さあ・・・。じゃあ、ここで暮らす?」

KOS-MOS「そうするとしましょう。」

T-elos「仕方がないな。」

ガブモン「まっ、被害はあまりなかったし、とりあえずは一件落着だな。」

ピヨモン「ベール。もう二度と巨人なんか釣っちゃ駄目だよ。」

ベール「次から気を付けますわ。」

バシャアアアア

メサイア「今度は何が釣れた!?」

ネプテューヌ「大仏が釣れちゃった・・・。」

ドーン

瑞希達「あらー!」ズンガラガッシャーン

メサイア「もう嫌・・・・。」

続く

次回予告

メサイア「カオス騒動から数日後、俺の親友であるガンバとマンプクが俺達のいるアークスに帰ってきた!」

ガンバ「お前達が戦っていると聞いて黙っちゃいられないからな!」

ルティナ「さらに新たな仲間であるヨイショ、ガクシャ、イカサマも加わり、アルカディアの戦力は大幅にアップ!」

瑞希「そんなある日、私達の前に新たな刺客が姿を現しちゃいました!」

メサイア「お前はいったい何者だ!?」

「俺の名は兵藤一誠。闇に染まりし者だ!」

ノワール「次回、『仲間との再会と新たな敵』。やるからには本気で行くわよ!」

アルカディア スター街道

タタタタタ

ヨイショ「なあ、ガンバ。この先にお前達の居場所があるのか?」

ガンバ「ああ。あそこには俺の友人もいるのさ。」

イカサマ「で、お前達の友人ってどんな奴なんだ?」

マンプク「行けばわかるさ。すぐに急ごうぜ!」

ガクシャ「そうだな。」

タタタタタ

ガンバ(もうすぐ会えるんだ・・・。俺の親友、メサイアに・・・。)

第7話 仲間との再会と新たな敵

アルカディア アークス『青龍』

エリエル「へー。そんな事があったとはね・・・。」

メサイア「ああ。おかげで大変な目に遭ったぜ・・・。」

フレア「でも、被害が少なくてよかったじゃない。」

メサイア「そうだけどな・・・。」

カーバンクル「ぐーっ!」テケテケ

エリエル「カーバンクル。どうしたの?」

カーバンクル「ぐっ、ぐーっ。」

エリエル「えっ!?ガンバとマンプクが帰ってくるの!?」

フレア「1か月前に旅に出たけど、いい経験をしたのかしら?」

メサイア「そうだといいけど・・・。」

バターン

ガンバ「帰ってきたぜ、皆!」

メサイア達「ガンバ、マンプク!」

ワイワイガヤガヤ

メサイア「久しぶりだな、ガンバ、マンプク!」

ガンバ「メサイアも相変わらずだな!」

マンプク「皆も元気そうで何よりだぜ!」

土管くん「アハハハハ!」

ヨイショ「ほう、こいつ等がガンバが言ってた仲間達か。いい面しているぜ。」

メサイア「誰だ?」

ヨイショ「俺の名はヨイショ。船乗りネズミだ。」

ガクシャ「同じく船乗りネズミのガクシャだ。」

イカサマ「同じく船乗りネズミのイカサマだ。よろしくな!」

メサイア「こちらこそ!」

香子「よし!早速歓迎会の準備をしないと!」

ギャスパー「僕達も手伝います!」

マンプク「ここの飯は結構うまいからな!久しぶりにたらふく食うぞ!」

メサイア「マンプクは相変わらずだな・・・。」

次の日、エドロポリス

ガンバ「まさか才人の奴がダークファントムに入るとはな・・・。」

メサイア「ああ。あの虐殺事件があったのがきっかけだからな・・・。」

ガンバ「ったく、あいつは何処で道を踏み間違えたんだ?」

マンプク「さあな・・・。」

ヤッ太郎「おっ、メサイア!で、この2人は?」

メサイア「ああ。紹介するよ。こちらは・・・。」

ガンバ「いや、俺がやる。俺の名はガンバ。メサイアの親友だ。」

マンプク「同じくマンプクだ。よろしくな!」

ヤッ太郎「ガンバとマンプクか。オイラはヤッ太郎!こちらこそよろしくな!」

ガンバ「ああ!」

ヤッ太郎「せっかくだからピザキャットに寄らないか?お前達の話を聞きたいからな。」

ガンバ「そうだな。寄るとするか!」

マンプク「そうこなくっちゃ!」

エドロポリス鎮守府

天龍「なるほど。そのような事があったとは・・・。」

ガンバ「すべて事実だ。特にノロイという化物は本当に恐ろしかったぜ。」

夕立「そのノロイってどんな奴っぽい?」

ガンバ「白い巨大イタチで白い悪魔と呼ばれていたんだ。」

睦月「こ、怖そう・・・。」

マンプク「苦戦しながらも勝ったけど、あの恐怖は今でも覚えているぜ・・・。」

電「犠牲者も出たのですか?」

イカサマ「ああ。島の仲間はもちろん、俺の仲間の一人もだ。」

ガンバ「イカサマ!いつの間にいたのか!?」

イカサマ「先にお店に入ったからな。それよりもいい情報を手に入れたぜ。」

スカシー「いい情報?」

イカサマ「ダークファントムの奴等が新たな刺客を送り込む。しかもエドロポリスに向けてな。」

赤城「なるほど。いい知らせをありがとうございます。」

イカサマ「そりゃどうも。」

ガンバ「けど、新たな刺客ってどんな奴なんだ?」

メサイア「さあ・・・。」

ウーウー

間宮『緊急事態発生!ダークファントムの刺客がエドロポリスに上陸しました!』

メサイア「こうなった以上は戦うしか方法はないな。」

ヤッ太郎「よし!出撃だ!」

艦娘達「おう!!」

タタタタタ

ガンバ「レーダーによればこの辺りだが・・・。」

雷「あっ、見つけた!」

メサイア達「!?」

「なるほど。お前が赤龍帝か。」

メサイア「なぜ、俺が赤龍帝だという事を知っているんだ!?それにお前は誰だ!?」

「俺の名は兵藤一誠。闇に染まりし者だ。」

マンプク「なあ。一誠の声、ガンバに似ていないか?」

夕立「言われてみればそうっぽい。」

島風「しかも中の人が同じだし。」

ガンバ「待て待て待て!そのような話をここでするな!」

メサイア「ともかく、お前が何をしに来たか知らないが、征服をするなら容赦しないぜ!」

一誠「戦うつもりか。なら・・・、ブースト!」

ゴオオオオオ

ヤッ太郎「あれは赤龍帝の籠手!?でも、黒いぞ!」

一誠「これは黒龍帝の籠手だ。赤龍帝の籠手を元に作られたからな。」

メサイア「俺のデータを元に作るとは・・・。何て奴等だ・・・・!」

ギュイーン

メサイア「おっ、ドライグに沙紅羅!土管くんにアルビオンまで!」

ドライグ「相棒!そいつはかなり手ごわい相手だ!すぐに赤龍帝モードに移行するぞ!」

メサイア「分かった!」

<赤龍帝モード発動!ソウルフルドライブ!>

パアアアアア

メサイア「そして装着!」

ガシャーン

イカサマ「ほう。この姿もなかなかだな。」

アルビオン「だったら俺達も行くぞ!」

土管くん「うん!白龍帝モード、インストール!」

ギュイーン

一誠「まさか白龍帝までいるとは・・・。だが、この俺には敵うまい!」

メサイア「そのセリフ、そのまま返してやるぜ!ブースト・ドライブ!」

ゴオオオオオ

土管くん「こっちもブースト・ドライブ!」

ゴオオオオ

ガンバ「操縦する人が燃えているぞ!」

一誠「覚悟しろ!ドライブ・ファング!」

ギャオオオオオオ

メサイア「籠手が龍の頭に変化したようだな。なら、バスターモードだ!」

ガシャンガシャン

土管くん「ならこっちは、操縦する人で勝負だ!」

マンプク「お、おい!操縦する人を武器扱いしたらまずいだろ!」

土管くん「いっけー!」ブン

大和「投げ飛ばした―――――!!」

キーン

一誠「アアアアアアアアア!!」ビョーン

加賀「こ、股間に直撃・・・。」

雷「痛そう・・・。」

メサイア「だが、今がチャンスだ!」

ドライグ「おう!ここはフレイムブラストで一気に攻めろ!」

メサイア「了解!」ガシャン

アルビオン「どうするんだよ!操縦する人を投げ飛ばして!」

土管くん「大丈夫だよ。これも作戦の一つだから。」

アルビオン「へ?」

土管くん「覇龍モード発動!」

ゴオオオオオ

土管くん「行くよ!覇龍螺旋弾!」バッ

ドゴオオオオオ

アルビオン「おお!いつの間に大技を出すとは驚いたな!」

ドライグ「だったらこちらも行くぜ!」

メサイア「ああ!最大火力、発射!」

ゴオオオオオオ

一誠「くっ!」

メサイア「さーて、ここからがフィナーレだ!」

ガシャンガシャンガシャンガシャン、ウィーン

メサイア「覚悟しやがれ!ボルテッカ!」ギュイーン

ドゴオオオオオオ

ガンバ「おお!」

ドッゴーン

一誠「覚えてろー!」ヒュルルルル

キラーン

メサイア「偉い事を言っている割には大した事なかったな。」

ガンバ「確かにそうだな。にしても、兵藤一誠か・・・。あいつはまた襲ってくるだろうけど、今度遭ったら返り討ちにしてやるぜ!」

天龍「その時は俺達も助太刀するぜ!」

ウーウー

間宮『深海棲艦がエドロポリス鎮守府に向かっています!すぐに迎撃を!』

ヤッ太郎「どうやらコーン守の仕業だな。」

イカサマ「何だ?そのコーン守って奴は。」

吹雪「エドロポリスを侵略しようとする悪い敵ですが、いくら倒しても懲りない人ですからね・・・。」

イカサマ「だったら俺達も協力するぜ!」

ガンバ「困っている人を見たら黙っちゃいられないからな!」

吹雪「ありがとうございます!さあ、行きましょう!」ダッ

マンプク「待ってくれよ―!」ダッ

エドロポリス海上

ザザーッ

メサイア「ほほう。こいつ等が深海棲艦か。倒しがいがありそうだぜ!」

ヤッ太郎「だろ?今回の敵は500体いる。さっさと倒してピザでも食おうぜ!」

マンプク「いいね!だったら早く仕事を終わらせるか!」

ガンバ「よし!総攻撃開始だ!」

ヤッ太郎「おい!それはオイラのセリフだ!」

ギュイーン

メサイア「さあ、派手に暴れるとするか!」

ヤッ太郎「ところで土管くん。操縦する人はどうした?」

土管くん「あっ、いけない!海の中に落としたみたい。」

メサイア達「ええっ!?」

海の中

操縦する人「・・・。」ブクブク

続く

次回予告

メサイア「セントラルに最強の戦士達がいるのか?」

ネプテューヌ「そうだよ。シンフォギアやサクラ大戦の戦士だけでなく、ジャンプからの戦士達もいるからね。」

ガンバ「マジかよ!どんな奴なんだ!?」

「おお!久しぶりだな、ガンバ!」

ガンバ「あっ、お前は黒神めだか!」

メサイア「知り合いなのか?」

ガンバ「俺の幼馴染だ・・・。」

メサイア・マンプク・イカサマ・ヨイショ・ガクシャ「なんだと!!??」

ブラン「次回、『セントラルの戦士達』。お楽しみに。」

アルカディア アークス『青龍』

メサイア「セントラルに最強の戦士達がいるのか?」

ネプテューヌ「そうだよ。シンフォギアやサクラ大戦の戦士だけでなく、ジャンプからの戦士達もいるからね。」

ガンバ「マジかよ!どんな奴なんだ!?」

ネプテューヌ「それはセントラルに来てのお楽しみだよ。あとセントラルタワーも今日、オープンしたんだ。よかったらそっちにも遊びに来てよ。」

メサイア「セントラルタワーか・・・。これは興味深いな。」

瑞希「そうですね。明日、セントラルエリアに行きましょう!」

ネプテューヌ「なら決定だね!ソニック達もこのエリアに来る予定だから、楽しみにしといてね!」

メサイア「ああ。それまで準備をしておかないとな!」

リアス「ええ!」

第8話 セントラルの戦士達

セントラル ミッドシティ

ワイワイガヤガヤ

メサイア「へー。結構にぎやかな場所だな。」

ネプテューヌ「えへへ。セントラルはファンタジアの首都だからね。そこではいろんな人達が多く来ているんだよ。」

ラクス「なるほど。だからいろいろな街並みとなっていますのね。」

ハロ「ナットク!ナットク!」ピョンピョン

ケロロ「ゲロ?あれは銀さんでは?」

ネプテューヌ「ああ。ジャンプからの戦士達もいるからね。他にもワンピースやこち亀、To LOVEるのキャラもいるんだよ。」

タママ「選り取り見取りですぅ。」

メサイア「あっ、そう言えばジャンプの発売日だったな。ちょっと買いに行ってくる!」ダッ

ガンバ「俺も!」ダッ

マンプク「待ってくれよ!」ダッ

ネプギア「3人とも、ジャンプ好きなんですね・・・。」

フレア「まあね・・・。私はマガジン派なんだけど・・・。」

エリエル「私も・・・。」

書店

メサイア「おっ、ジャンプがあったぞ。」

ガンバ「しかもたくさんあるな。買っておこうぜ。」

マンプク「そうだな。」

ガシッ

メサイア「あっ、銀さんだ。」

銀時「おっ、お前等もジャンプを買いに来たのか?」

ガンバ「(ほ、本物の銀さんだ・・・。)ああ。いつもジャンプを読んでいるからな。」

銀時「俺と同じだな。せっかくだからジャンプについて語り合おうぜ。」

マンプク「そうだな。さっさとレジに行くか!」

メサイア「ああ!」

ミッドシティ街道

ワイワイガヤガヤ

ネプテューヌ「ふう・・・。ミッドシティはこのくらいだね。」

フィルディア「ここ等辺はカジノとバーが多いからな。」

ケロロ「夜の街にはピッタリであります。」

メサイア「お待たせ!」

エリエル「あっ、来た!」

銀時「よう、ネプテューヌ!」

ネプテューヌ「あっ、銀時もミッドシティに来ていたの!?」

銀時「ああ。ジャンプを探しに来たからな。」

ネプギア「相変わらずですね・・・。」

ソニック「まっ、全員揃ったところで、次の街に行くとするか!」

エミー「そうね。」

「おお!久しぶりだな、ガンバ!」

ガンバ「あっ、お前は黒神めだか!」

めだか「めだかちゃんと呼べ。」

メサイア「あ、ああ・・・。で、知り合いなのか?」

ガンバ「俺の幼馴染だ・・・。」

メサイア達「なんだと!?」

ヨイショ「まさかお前に幼馴染がいたとは・・・。」

イカサマ「潮路の事をめだかちゃんに言ったらどのような顔をするんだ?」ヒソヒソ

ガンバ「怒るに決まっているだろ・・・。というより、殺されるぞ!」ヒソヒソ

ガクシャ「ならこの事は黙った方がいいかもしれないな。」

めだか「何をコソコソ話している?」

ガンバ「い、いや、なんでもない!次の街に行こうぜ!」

めだか「うむ。そうだな。」

下町シティ

ルイズ「ここ等辺では下町の雰囲気が漂っているわね。」

シエスタ「名前からすればそうですね。」

カービィ「ぽよ。」

ヤッ太郎「えっと・・・、ここは何が有名だ?」

「ここはもんじゃ焼きなどの下町料理が有名だ。」

メサイア「あっ、両さんだ!」

両津「おお、メサイア達も来ていたのか!」

「あっ、銀さん達も来ていたんだ!」

銀時「おっ、千棘に小咲、誠士郎に万里花か。さらにTo LOVEるの宇宙人たちも来ているな。」

千棘「うん!私達ももんじゃ焼きを食べに来たからね。よかったら一緒に食べる?」

銀時「そうだな。んじゃ、行くとするか!」

アンジュ「行くって何処に?」

銀時「さまざまな料理が出される定食屋さ。そこにはもんじゃ焼きもあるからな。」

メサイア「なら決定だな。あそこに行くとするか!」

定食屋

メサイア「へー。セントラルにこんな定食屋があったとはな・・・。」

両津「まあ、下町シティでは有名だからな。で、何を頼むんだ?」

メサイア「じゃあ、俺はこのスタミナ丼を頼むとするか。」

銀時「じゃあ、俺はいつもの奴で。」

ヤッ太郎「いつもの奴?」

ケロロ「一体なんでありましょうか?」

タママ「さあ・・・。」

店主「へい!宇治銀時丼一丁!」

ガンバ「いったいどんな料理だ・・・って、ええっ!?」

ドドーン

瑞希「た、大量の小豆が盛られています・・・。」

ルティナ「かき氷のメニューにある宇治銀時の丼バージョン・・・。見てるだけで胃がムカムカしそう・・・。」

店主「へい、土方スペシャル一丁!」

ドドーン

メサイア(た、大量のマヨネーズが乗っている・・・。食べたくない・・・。)

銀時「おいそこの不良警官。さっきからその不味そうなもん見せ付けやがって。迷惑なんだよ。」

ヒルダ(まずそうなのはお前もだろうが・・・。)

土方「てめえの方こそその頭悪そうな丼見せ付けられてこちとら胸焼けを起こしそうなんだよ。クソ天然パーマ。」

メサイア(うわ・・・。居づらい・・・。)

銀時「太古の昔から炭水化物と甘いもんが合うとされているのを知らねーのか。あんぱんしかりケーキしかりよぉ。なあ、メサイア。」

メサイア「いいっ!?」

土方「何を味わうにもまずそれを引き立てるイレギュラーさが必要だというのがわからんのか? 塩気酸味をきかせることで元ある食材の味が引き立つんだ。つまりマヨネーズだ。なあ、メサイア。」

メサイア「土方さんまで!」

銀時「俺の宇治銀時丼をお前の犬の餌と一緒にするなよ。これはな、昔デザートと飯をバラバラに食うのがたるかったサンドウィッチ将軍がつくりだした由緒正しい食べ物なんだよ。」

千棘(んなわけないでしょ!)

土方「それを言うのなら俺だってなぁ。飯とマヨネーズをバラバラに食うのがたるかったバルバロッサ将軍が生み出した食べ物なんだよ。」

小咲(バルバロッサ将軍って誰!?)

店主「へい、スタミナ丼一丁!」

メサイア「おっ、ようやく来た!」

ドドーン

銀時「おい、お前・・・。大量の肉と少量のにんにくが乗っているぞ・・・。」

土方「これがお前のお気に入りなのか・・・?」

メサイア「そうだけど?」

フレア「ハァ・・・。メサイアは肉が大好きだからね・・・。」

エリエル「メサイア、ちゃんと野菜を採らないと駄目よ。」

メサイア「分かってるよ。サラダもちゃんと付いているから。」

ルティナ「そういう問題じゃないと思う・・・。」

瑞希「ハハハ・・・。」

カランカラーン

メサイア「ふう・・・。次はセントラルタワーだな。えーっと、あそこは・・・。」

ウーウー

誠士郎「こんな時に敵襲だと!?」

ルイズ「まさかダークファントム!?」

万里花「いいえ、データで調べてみましたが、どうやらエッグレイズの仕業ですわ。」

小咲「エッグレイズ?」

ゲッコウガ「エッグマン一味とコーン守率いる深海棲艦軍団が同盟を結び、無人島『タイアン』で設立した新組織でござるよ。その中にはマジェコンヌ一味もいるでござるからな。」

メサイア「なるほどね・・・。なら、ここはガンダムで勝負するか!∀ガンダム!」

ギュイーン

ルティナ「これで準備完了!すぐに行きましょう!」

瑞希「ええ!」

ギュイーン

コーン守「どうやらここに憎きあいつ等がいるみたいね。」

エッグマン「ああ。見つけたらここで始末してやる!」

ソニック「今の言葉、見過ごせないな。」

エッグマン「何!?」

ドドーン

マジェコンヌ「チッ!女神だけでなく、4エリアの戦士達までいるとは・・・。」

メサイア「エッグマン、コーン守、マジェコンヌ!お前達は何しにここに来た!?」

コーン守「決まっているじゃない。今日こそファンタジアを征服しに来たのよ!さあ、やってしまいなさい!」

ギュイーン

ヤッ太郎「黒薙達はオイラに任せろ!その間にメサイア達はエッグマン達を頼む!」

メサイア「任せてくれ!行くぞ!」

ドギューン

エッグマン「そうはさせるか!エッグロボ、発動!」

ギュイーン、ガシャーン

ソニック「そう来ると思ったぜ!ブルーウィンド!」

ゴオオオオオオ

ソニック「イカロス、援護を頼む!」

イカロス「任せてください!」ジャキッ

ソニック「ニンフはハッキング、アストレアは俺と共に来てくれ!」

ニンフ「OK!」

アストレア「任せてください!」グッ

エッグマン「そっちがその気なら、メガキャノン!」

ドンドーン

フェイト「そうはさせないわ!プラズマランサー!」バッ

ドカーンドゴーン

ソニック「サンキュー、フェイト!ウィンドカット!」

ズバアアアア

銀時「やるじゃないか!」

両津「よし!わし等も後に続くぞ!」

ドゴーンドガーンガキンドッカーン

メサイア「戦いが進むにつれて激しくなっていくな。ならば、月光蝶だ!」

ドゴオオオオ

イカ娘「私達も行くでゲソ!」

ヴィヴィアン「うん!」

ドゴーンドゴーン

ララ「今の攻撃でエッグマンのメカが不安定になってきたわ!」

銀時「さてと、ここからは俺達の番だな。」

両津「見せてやるぜ!セントラルの底力を!ステラ!」

ステラ「任せて!」ビュン

ラクス「彼女は?」

銀時「ステラ・ヴァーミリオン。ヴァーミリオン皇国の第二皇女だ。」

ルティナ「ヴァーミリオン皇国って、あの島国の!?」

ステラ「その通りよ。今からその実力をみせてあげるわ!妃竜の罪剣(レーヴァティン)!」

ゴオオオオオ

瑞希「剣に炎の力が宿りました!」

ステラ「さて、ここからが本番よ!妃竜の息吹(ドラゴンブレス)!」

ドゴオオオオ

銀時「よくやったぞ、ステラ!次は俺の番だ!」

ゴオオオオオオ

ナナ「いったい何をする気なんだろう?」

シエル「さあ・・・。」

銀時「かーめーはーめー・・・。」

メサイア「ま、まさか・・・。」

銀時「波―――――――!!」ゴオオオオオ

ガンバ「ええ―――――っ!!??」

ドッゴーン

イカサマ「嘘だろ・・・。かめはめ波を出しやがった・・・。」

マンプク「鳥山先生、すいません・・・。」ペコリ

両津「よくやった!最後はわしが決めてやる!」

ビュン

ソニック「な、何をする気だ!?」

両津「わしの頭突きは鉄よりも固い!覚悟!」

ゴチーン

ステラ「直撃した!」

ヒュルルルル、スタッ

両津「この勝負はわしの勝ちだな。」

ドッカーン

メサイア「す、すごいな・・・。」

ゴオオオオオ

ソニック「おい!エッグマン達の姿がいないぞ!」

ミリア「どうやら逃げたみたいね。」

リエラ「いや、下にいるわ。」

アリシア「へ?」

ボゴーン

コーン守「ぷはっ!何よ!あんな頭突きでやられるなんてありえないわ!」

エッグマン「その事はわしも知らなかったんじゃよ!」

マジェコンヌ「おい!喧嘩をしている場合か!あれを見ろ!」

エッグマン「何?」

ドーン

エッグマン「ゲゲーッ!」

メサイア「さて・・・、覚悟はできているだろうな?」

ガシャンガシャンガシャンガシャン、ウィーン

メサイア「行くぜ!ボルテッカ!」ギュイーン

ドゴオオオオオオ

両津「おお!直撃してそのまま吹き飛ばすとはやるじゃないか!」

コーン守「キーッ!くやしー!」バリバリ

マジェコンヌ「お、おい!まさか自爆をするつもりなのか!?」

エッグマン「それだけは止めてくれ!」

ドッゴーン

黒薙「チッ!撤退だ!」

ドギューン

メサイア「やれやれ。敵も倒した事だし、さっさとセントラルタワーに行くとするか!」

テュカ「そうね。にしても、彼等はまた襲ってくるのかしら?」

ソニック「たぶん襲ってくるだろうぜ。奴等はしつこいからな。」

レレイ「なら、対策を考える必要がある。」

ロゥリィ「それもそうね。」

メサイア「おっ、あそこに団子屋があるな。せっかくだから買うとするか!」

ルティナ「あっ、私も行く!」

ネプテューヌ「待ってよー!」

ブラン「じゃあ、私も。」

ノワール「アンタもか!」

ハハハハハ

続く

次回予告

メサイア「何!?カンナが沙紅羅に果たし状を!?」

アリア「どうやら彼女は沙紅羅と決着を着けるつもりよ。」

沙紅羅「上等じゃねえか。この喧嘩、受けて立つぜ!」

白雪「大丈夫かな・・・。」

マサル「いや、この勝負は沙紅羅が勝つ。なぜなら彼女にはカンナにはない物があるからな。」

ルティナ「それって・・・、まさか!?」

ベール「次回、『沙紅羅VSカンナ』。お楽しみにですわ。」

ダークファントムアジト

エンブリヲ「何を書いている?」

カンナ「沙紅羅への果たし状です。彼女とは決着をつけなければいけないので。」

エンブリヲ「そうか。だが、やるからには必ず生きて帰って来い。仲間を一人失えば、こちらが不利になるからな。」

カンナ「分かっています。これが私の信念ですから。」

エンブリヲ「そうか。失礼する。」

コツコツ

カンナ(沙紅羅・・・。この戦いがお前の命日だ。覚悟しろ!)

第9話 沙紅羅VSカンナ

アルカディア アークス『青龍』

ウィーン

メサイア「失礼する・・・って、ええっ!?」

ワーオ

メサイア「さ、沙紅羅!?何でシャツを脱いでいるんだ!?」

沙紅羅「暑いなと思って脱いだけど?」

メサイア「いくら何でも破廉恥だろ!すぐに脱ぐのを止めろ!」

沙紅羅「しょうがねえだろ。暑いんだから。」ヌギヌギ

パサッ

メサイア「お前という奴は・・・。」

沙紅羅「で、何しに来た?」

メサイア「実は沙紅羅に果たし状が届いた。」

沙紅羅「果たし状だと!?」

メサイア「これだ。」スッ

パシッ

沙紅羅「何々?今日の午後、決闘の場であるファンタズマスタジアムで決着をつけよう。もちろん許可は取っているか・・・。」

メサイア「で、どうするつもりだ?」

沙紅羅「上等だ。この喧嘩、受けて立つよ。アタシの部下の仇を討つチャンスもあるからな。」

メサイア「なら決定だ。すぐに訓練を始めるぞ!」

沙紅羅「おう!」

メサイア「で、この格好で行くのか?」

沙紅羅「ちゃんとシャツに着替えるけど、勝負の時は脱いでサラシを巻くからな。その時には手伝ってくれよ。」

メサイア「あ、ああ・・・。(この事が瑞希達にばれたら殺されるな・・・。)」

ダークファントムアジト

サンギ「どうやら了承したようだぜ。」

カンナ「そう。じゃあ、行ってくるわ。」

サンギ「ああ。」

コツコツ

サンギ「彼女を一人で行かせるわけにもいかないな。キンジ、鍵、良晴。カンナの護衛を頼んだぜ。」

キンジ「任せてくれ。」

そして・・・、決闘の時が来たのだ。

ファンタズマスタジアム

ワアアアアアア

沙紅羅「うおっ!すごい大歓声だな。」

メサイア「どうやらこの戦いを見ようと集まっただろうな。」クルクル

沙紅羅「なるほどな。」

メサイア「サラシを巻き終えたぞ。」

沙紅羅「ありがとな。あっ、そうだ。」

メサイア「ん?」

ムギュッ

メサイア「!?」

沙紅羅「絶対・・・、勝ってくる。」

メサイア「ああ・・・。」

ワアアアアアア

カンナ「なるほど。これがあなたの覚悟の姿なのね。下だけ変わっていないけど。」

沙紅羅「まあな。そういうお前はどうなんだよ?」

カンナ「それは見てのお楽しみよ。」

コツコツ

メサイア「恐らくカンナは殺しに行くつもりだ。やるからには手加減なしで行って来い!」

沙紅羅「ああ・・・。」

<試合開始!>

カーン

ワアアアアアア

カンナ「さて・・・、始めるわ。キュベレイパピヨン!」

パアアアアア

ケロロ「キュベレイパピヨン・・・。キュベレイの改造ガンプラであり、原形を全く留めていないフェイスパーツを始め、バインダーなどのパーツが変更されており、キュベレイから大きく印象が変わっているであります。」

ケロロ「特に肩部後方のアーマーが下方に下がった形状になっており、そのシルエットはまさにパピヨン(蝶)そのもの。」

アンジュ「ファンネル以外にも遠隔誘導兵器を多数装備しており、複数の機体と同時に戦いながら、それらを圧倒するほどの強さを誇っている・・・。この勝負、そう簡単にはいかないみたいね。」

ギロロ「こうなってしまうと苦戦は間違いないな。」

マサル「確かにそうだが、沙紅羅にはあきらめない心がある。それが何処まで耐えきれるのかが鍵だな。」

アリア「ええ・・・。大丈夫かしら・・・。」

カンナ「さあ、覚悟しなさい!ファンネル!」

ビュン

沙紅羅「その攻撃は予測済みだ!」

ヒュンヒュンヒュン

カンナ「なかなかやるわね。これならどうかしら?」

ビュンビュン

サリア「ファンネルとは違う・・・。これってまさか!?」

カンナ「その通り!クリアファンネル!」

ビュンビュンビュン

沙紅羅「くっ!」

カンナ「隙あり!」

ドゴオオオオ

沙紅羅「がは・・・。」

メサイア「沙紅羅!」

ズザアアアアアア

ステラ「今の一撃は強烈だったけど、まだ大丈夫みたいね。」

ユリス「だが、もう一撃喰らったらダウンを喫してしまう。何か策があればいいのだが・・・。」

沙紅羅「ハァ・・・、ハァ・・・。」

カンナ「まだ立つとはいい度胸ね。けど、この技ですべて終わらせてあげるわ。」

ダッ

ルティナ「あっ!カンナが突進してきた!」

カンナ「覚悟!」

沙紅羅「させるかよ!」

バッ

カンナ「上空に飛んだ!?」

メサイア「いったい何をするつもりだ!?」

沙紅羅「アタシはこんなところで死ぬわけにはいかないんだ!部下の仇を取るだけじゃない!メサイアと共に戦うためにも!」

ピカアアアアアア

メサイア「木刀「喝 雄不死」が光り始めた!?」

パアアアアアア

ルティナ「剣の姿が変わった・・・。かつて神が振るった最古の刀剣、十束剣に!」

沙紅羅「うおおおおおおお!!」

ズバアアアアア

メサイア「おお!真っ二つに斬り裂いた!」

カンナ「そ、そんな・・・、この私が・・・、申し訳ありません・・・、エンブリヲ様・・・・。」

ドッゴーン

シェリル「爆発が起きたわ!」

ランカ「どうなったんだろう・・・。」

シュウウウウウ

ユリス「爆発の跡だけが残っている・・・。という事は・・・。」

ステラ「カンナは消滅したのね!」

ワアアアアアアアア

メサイア「よくやったぞ、沙紅羅!お前の斬撃が奇跡を起こしたんだ!」

沙紅羅「アタシが勝った・・・・。」

グッ

沙紅羅「よっしゃー!」ピョーン

ワアアアアア

ネプテューヌ「一時はどうなるかと思ったけど、まさか勝つとは思わなかったな。」

ネプギア「そうだね。でも、とりあえずはカンナも倒したし、とりあえずは一件落着だね!」

ネプテューヌ「うん!彼女の仲間の仇も討ったし。」

瑞希「ところでメサイア君。」

メサイア「何だ?」

瑞希「さっき控室で沙紅羅さんのサラシを巻いていましたね・・・。しかも抱きしめられて・・・。」

メサイア「いいっ!?何で知っているんだ!?」

小牟「いやー、さっき控室でこっそりと覗いておったからのう。」

メサイア「小牟さん!アンタという人は・・・!」

スタタタタタ

リアス「さーて、覚悟はいいかしら?」

ルティナ「相棒・・・?」

メサイア「ま、待て。話せばわかる・・・。」

リアス「攻撃開始!」

ルティナ達「イェッサー!」

ドカバキボカスカ

メサイア「ギャアアアアアアアア!!」

ソニック「メサイア・・・。沙紅羅のサラシを巻くのを手伝わなきゃ、こんな事にはならなかったな・・・。」

ヤッ太郎「自業自得だな・・・。」

ケロロ「ご愁傷様でありますな・・・。」

朱乃「あらあら。」

スタスタ

小猫「どうやら終わったようですね。」

なのは「けど、メサイアはボロボロの状態で倒れてしまったね・・・。」

フェイト「え、ええ・・・。」

メサイア「うう・・・。手伝っただけなのに、何でこうなるんだよ・・・。」

フレア「私に言われても・・・。」

エリエル「先が思いやられるわね・・・。」

沙紅羅(ちょっと悪い事をしたかな・・・。)ポリポリ

ダークファントムアジト

エンブリヲ「何!?カンナが倒された!?」

キンジ「はい。沙紅羅の斬撃によって倒されてしまいました!」

エンブリヲ「そうか・・・。私の野望の達成はそう簡単にはいかないみたいだな。」

良晴「で、これからどうされますか?」

エンブリヲ「墓地にカンナの墓を建ててくれ。明日、葬儀を行う。」

鍵「了解!」

タタタタタ

エンブリヲ「仲間を一人失ってしまったが、私はまだあきらめないぞ。野望を達成するまでは・・・。」

続く

次回予告

メサイア「セントラルエリアでユノと再会した俺は、彼女とデートをする事になった。」

メサイア「それを知ったルティナ達は俺達のデートをぶち壊そうと立ち上がってしまった!」

小猫「こうなってしまうと止められませんね。」

ルティナ「そしてデートも終盤に入り始めたその時、ドラゴンが襲い掛かってきた!」

瑞希「私達がドラゴンに立ち向かおうとしたその直後、ユノさんの新たな力が発動しました!」

ユノ「これが・・・、私の新たな力なの・・・?」

ルティナ「次回、『新たな力、フォースソング』。お楽しみに!」

セントラルエリア 街道

ワイワイガヤガヤ

メサイア「ふう・・・。久々の休暇も悪くないな・・・。さて、何処に行こうか・・・。」

ワイワイガヤガヤ

「あれ?メサイア?」

メサイア「ん?その声は・・・、ゆ、ユノ!?」

ユノ「お久しぶりね。メサイア。」

第10話 新たな力、フォースソング

ロックカフェ

メサイア「しかし驚いたな。まさかここでユノと出会うなんて。」

ユノ「私も驚いたわ。こんなところで出会うなんてね。」

メサイア「で、仕事の方はうまくいってるか?」

ユノ「うん。大変だけど大丈夫だよ。メサイアは?」

メサイア「こっちも大変だぜ。ダークファントムとの戦いはもちろん、新たな敵集団との戦いまであるからな・・・。」

ユノ「そ、そうなんだ・・・。」

メサイア「おかげで疲れがたまったからな。それで休暇を取ったという訳さ。」

ユノ「なるほどね・・・。じゃあ、今日は私とデートしない?」

メサイア「へ?デート?」

ユノ「そう。休暇の疲れを取るならたまにはこのような事をしないとね。」

メサイア「そうだな・・・。それじゃ、付き合うとするか!」

ユノ「なら決定ね。まずは何処に行く?」

メサイア「そうだな・・・。ユノの好きなところでいいよ。」

ユノ「じゃあ、F-ZEROレースを見に行かない?今日はセントラルエリアにあるアミューズメントランドでレースが行われるから。」

メサイア「なら決定だな。早速行くとするか!」

ユノ「ええ!」

タタタタタ

アミューズメントランド レース会場

そに子「さあ、今回も始まりました!F-ZEROレース!今回の出場者はこちらとなっています!」

アルカディア:瑞希、ルティナ、朱乃、祐斗、千波、姫柊、マンプク、ゼノヴィア
ソニックワールド:ナックルズ、テイルス、箒、セシリア、ヴィータ、シグナム、スバル、ティアナ
エドロポリス:金剛、スカシー、如月、五十鈴、島風、夕立、雷、暁
アルゼナル:シエスタ、キュルケ、ゲッコウガ、ルカリオ、エルシャ、イカ娘、ヴィヴィアン、モモカ

鈴「今回は主役級がいないレースね。これが吉と出るか凶と出るかね。」

フウリ「どのような展開になるのか楽しみですぅー!」

ワイワイガヤガヤ

ユノ「ねえ、誰が勝つと思う?」

メサイア「そうだな・・・。ここはゲッコウガ、ルティナで勝負するか!」

ユノ「じゃあ、私もそうする。」

ピッピッピッ、ピーッ

ギュイーン

メサイア「レースが始まったか。さて、どうなる事やら・・・。」

ワーワー

リアス「ねえ、あれってメサイアじゃない?」

テュカ「本当だ。でも、隣にいる人は誰なんだろう?」

インデックス「あれって・・・、セントラルの歌姫、葦原ユノだよね?」

神裂「確かにそうですが・・・って、まさか本物!?」

ギュイーン

ユノ「あっ、帰ってきた!」

メサイア「おお!予想通りルティナとゲッコウガのトップ争いだ!」

ギュイーン

そに子「そして今、ゴールイン!1位はゲッコウガ、2位はルティナとなりました!」

ギュイーン

そに子「そして3位は如月、4位は金剛、5位はナックルズとなりましたー!」

ワアアアアアア

メサイア「よし!予想的中!」

ユノ「じゃあ、換金してからアトラクションに行きましょう。」

メサイア「ああ。」

タタタタタ

リアス「これは怪しいわね・・・。すぐに皆を呼んで。作戦会議を開くわよ。」

テュカ「ええ!」

レース会場 中庭

瑞希「ええっ!?デートをしていた!?」

リアス「そうなの。目撃情報によればメサイアは葦原ユノとデートをしている可能性が高いわ。」

アリサ「そう言えば、メサイアとユノさんは幼馴染でしたね。となると・・・、このまま放っておくわけにはいきませんね。」

ルティナ「もっちろん!こうなった以上はデートをぶち壊すのみ!」

リアス「なら決定ね。これより、メサイアとユノのデート妨害作戦を行う!行動開始!」

ルティナ達「おう!」ダッ

リーンベル「大変な事になっちゃったわね・・・。」

祐斗「早くソニック達に知らせておこう。部長達が騒動を起こす前に!」

マサル「ああ!」

アトラクション ゴッドコースター

『間もなく発車します。』

メサイア「おっ、いよいよか。」

ユノ「何だかドキドキするね・・・。」

ガタンガタン

瑞希「どうやら動き出しましたね。」

ルティナ「ええ。これから先にあるトラップも知らずに・・・。」クククク

ガタンガタン

ルティナ「おっ、そろそろね。」

メサイア「いよいよだな。」

ギュイーン

ルティナ「トラップ発動!」パチン

ヒュルルルル

客A「うげっ!?」ゴチーン

客B「アンタ!?」

ルティナ「げっ!間違って別の人に当ててしまった!」

瑞希「第一の作戦は失敗です・・・。」

朱乃「大丈夫よ。こんな事もあろうかと次のトラップをしかけてあるわ。ほら。」

ドーン

ルティナ「おお、鉄球!これなら・・・!」

ブチッ

瑞希「紐が切れちゃいました!」

ヒュルルルルル

ルティナ「げっ!こっちに来た!」

ズドーン

朱乃「失敗したわね。」

ルティナ「ぐぐぐ・・・。まだまだ!」

ライブ会場

BGM:千本桜

メサイア「ミクも頑張っているな。」

ユノ「ええ。彼女も有名となっているからね。」

コソコソ

ひより「今度はこっそりと後ろから・・・。」

ポン

ひより「ん?」

ソニック「何をやっているんだ?」

ひより「ソニック!?どうしてここに!?」

ソニック「祐斗達から頼まれたのさ。騒動を起こす前に捕まえてくれって。」

ひより「冗談じゃない!」ビュン

ソニック「逃がすか!」ダッ

メサイア「ん?何かいたような・・・。」

ユノ「気のせいだよ。」

ダダダダダ

ヤッ太郎「いたぞ!あそこだ!」

リアス「くっ!」

ケロロ「おとなしく縄に付けや!」

アーシア「嫌でーす!」

ビッグダディ「そっちに逃げたぞ!」

インデックス「逃がさないんだよ!」

神裂「待ちなさい!」

テュカ「嫌だよーだ!」

ドドドドド

ユノ「追いかけっこのイベントがあるのかしら?」

メサイア「さ、さあ・・・。」

噴水広場

メサイア「いろいろあったけど、今日は楽しかったよ。」

ユノ「こちらこそ。あと・・・。」

メサイア「ん?」

ギュッ

メサイア「ユノ!?」

ユノ「私、メサイアの事が・・・。」

瑞希「そこまでです!」

ユノ「!?」

ドドーン

メサイア「ゲッ!皆、どうしてここに!?」

ルティナ「様子を見に来たけど、まさか、デートをしていたとはね・・・。しかも告白されているし。」

メサイア「けど、その割にはボロボロになっているじゃないか。」

テュカ「ソニック達に追いかけられたのよ。おかげで服が汚れたわ。」

メサイア「自業自得だろ。」

リアス「元はと言えばあなたのせいよ。覚悟はできているでしょうね?」ゴゴゴゴ

メサイア「ちょっ!?落ち着け!話せば・・・。」

ギャオオオオオオ

メサイア「この大声・・・、ドラゴンだ!」

スタタタタ

アンジュ「ドラゴンの鳴き声が聞いたけど、まさかアルゼナルからじゃ・・・?」

サラ「いえ、違いますわ。」

ズシーンズシーン

ヤッ太郎「な、何だこのドラゴンは?」

ヤエ「デストロイドラグ。パワータイプのドラゴンよ。油断すれば倒れる事を忘れないで。」

メサイア「そういう事か。ドライグ!」

ドライグ「おう!」

<赤龍帝モード発動!ソウルフルドライブ!>

パアアアアア

メサイア「そして装着!」

ガシャーン

アルビオン「こっちも本気を出すぞ!」

土管くん「うん!白龍帝モード、インストール!」

ギュイーン

フウカ「動きは遅いけど、一撃は強烈だから気を付けて!」

メサイア「そういう事なら・・・、スカルバリアだ!」

ギュオオオオオ

アオイ「うわっ!ドクロのバリアが出ちゃいました!」

メサイア「スカルバリアはこんな物さ。」

ギャオオオオオ

ゾーラ「来たぞ!」

メサイア「上等だ!」バッ

ガキーン

メサイア「土管くん!」

土管くん「メタルキャノン!」

ドーン

ステラ「操縦する人を発射した!?」

カキーン

ユリス「当然の結果だな。」

土管くん「駄目だ!操縦する人がいないと戦えない!」

メサイア「しっかりしろ!」

瑞希「だったら私達も加勢しましょう!」

ルティナ「ええ!」

ポウッ

ユノ「あれ?何だか新たな力が宿り始めた・・・。しかも新たな歌が思い浮かんでくる・・・。」

リアス「そうなの!?」

朱乃「ちょっと歌ってみて。」

ユノ「ええ。」

ユノ「闇に惑-う、魂よ♪さあ、逝ーきーなーさーいー♪」

BGM:紫月の葬送詩

シュウウウウ

ドロロ「デストロイドラグの防御力が低下したでござる!」

クルル「これはチャンスだ。総攻撃開始!」

ケロロ「それは我輩のセリフであります!」

ガキンガキンドゴーンドガーン

クルル「この歌を調べたが、歌い手が歌い続ける限り、効果が続くそうだ。」

リアス「だったら私達はユノを守らないとね!」ダッ

バッ

ビッグダディ「これで準備万端だ!思いっきり暴れて来い!」

メサイア「おう!!ナイトクラッシャー!」

ガシャンガシャン

メサイア「脳天に直撃してやるぜ!」

ドゴーン

ドライグ「お見事だ!」

土管くん「僕だって負けてられない・・・。メサイア兄ちゃんと共に戦うためにも!」

ゴオオオオオ

アルビオン「おお!操縦する人がいなくても、自力で立ち上がった!」

土管くん「行くぞ!白龍羅刹弾!」ドゴーン

ドッカーン

フレア「直撃したわ!」

パアアアアアア

エリエル「デストロイドラグが消えていく・・・。一体なんだったのかしら?」

ユノ「分からないわ。とりあえずは全員無事で良かったという事にしましょう。」

メサイア「そうだな。」

シエル「ところでメサイア。さっきの話の続きですが・・・。」

メサイア「やばい・・・。逃げる!」ダッ

瑞希「あっ、逃げました!」

ルティナ「待ちなさい!」

ドドドドド

フレア「これで2話連続・・・。」

エリエル「呆れて物も言えないわ・・・。」

ソニック「んじゃ、俺達は帰るとするか。」

土管くん「そうだね。」

ワーワーギャーギャー

操縦する人「・・・。」プカーッ

続く

次回予告

メサイア「大変だ!ライバ先生が帰ってくるぞ!」

フレア「確か3か月前に修行の旅に行ってくるって言ったわね。しかも掃除まで頼まれて・・・。」

エリエル「掃除の事をすっかり忘れてた・・・。早く急がないと!」

メサイア「俺達はボロボロになった道場を掃除している途中、ライバ先生が帰ってきた!」

瑞希「それと同時に私達は逃げちゃいましたが、あれだけ掃除したので大丈夫だと思います!」

ひより「いや・・・、道場は大きな音を立てて崩れちゃったけど・・・。」

メサイア達「ええっ!?」

フレア「次回、『帰ってきたライバ先生』。お楽しみに!」

セントラルキャッスル

アグモン「フォースソング?」

イストワール「はい。魔法の能力を持った歌ですが、それを歌えるのは各エリアに一人しかいないのです。」

ガブモン「前の戦いでセントラルのユノがその力に目覚めたんだよな。」

ピヨモン「ええ。残るはアルカディア、ソニックワールド、エドロポリス、アルゼナルに各一人ずつね。」

イストワール「その通りです。ダークファントムが何かを仕出かす前に、5人のフォースソングの歌い手を集めてください!」

ゴマモン「分かった!その事についてはオイラ達に任せてよ!」

イストワール「では、お願いしますね。今日はこの辺で解散!」

ゾロゾロゾロゾロ

ブイモン「ネプテューヌ達は女神の仕事を頑張っているし、俺達がしっかりしないとな!」

ワームモン「そうだね。これから忙しくなるし、今日は早く寝るとしよう。」

アルマジモン「そうだぎゃ。」

次の日 アルカディア市場

ワイワイガヤガヤ

クロノア「ねえ、ファラ。なんでわざわざセントラルからアルカディアに買い物をしに来たの?」

ファラ「オレンジマーマレードを作るためよ。アルカディアはいいオレンジがあるからね。」

クロノア「そうなんだ・・・。あっ、あったよ。」

ファラ「すいませーん!オレンジくださーい!」

果物屋「毎度あり!」

ヒョイヒョイ

ファラ「さっ、帰ったら忙しくなるわよ。協力してね。」

クロノア「うん!」

セントラル ギルド『スカイハーツ』

コレット「うわーっ、こんなに買ったんだね。」

ファラ「うん!今からマーマレードを作るからコレット達も手伝ってね。」

コレット「分かった!」

マルタ「任せて!」

シェリア「で、何をすればいいの?」

ファラ「コレット、マルタは私とシロップ作り、クロノアとシェリアはオレンジの皮を剥いて。」

クロノア「分かった!」

シャッ、パラアアア

クロノア「はにゃっ!?」

ファラ「どうしたの!?」

クロノア「このピーラー、皮も実も剥けちゃって、種だけになっちゃった!」

ファラ「ええっ!?まさか、不良品なの!?」

第11話 帰ってきたライバ先生

アルカディア メサイア達の家

エリエル「まったく、機械のあなたでも耳垢が出るなんてね・・・。」コリコリ

メサイア「しょうがないだろ。人間の能力が含まれているんだから。」

エリエル「はい、終わったわ。」

メサイア「サンキュー。」

ジリリリリ

フレア「はい、フレアですが。」

『おお、フレアか。久しぶりだな。』

フレア「ああ、ライバ先生。ご無沙汰しています!」

ライバ『うむ。世界各国修行の旅から帰ってきた。』

エリエル「お帰りなさい。」

ライバ『出発前、約束の道場掃除はちゃんとやっているだろうな?』

フレア「えっ、道場の掃除?」

ライバ『分かった。ちゃんとやっているな。ご苦労。あと一時間で道場に着く。では。』

ツーツー

メサイア「道場の掃除・・・。あっ!」

土管くん「すっかり忘れていたね・・・。」

フレア「この事を皆に伝えないと!」

エリエル「ええ!」

メサイア「行動開始だ!」

ドギューン

ドライグ「おい、待ってくれよ!」バサバサ

アルビオン「家の鍵、閉め忘れてるぞー!」バサバサ

メサイア「おっと!」ドギュン

アークス『青龍』

リアス「えーっと、作戦はこのくらいね。」

キキッ

メサイア「リアスさん!道場の掃除はやった事ありますか!?」

リアス「え?ないけど・・・。」

メサイア「じゃあ、他のみんなも・・・!?」

リアス「ええ。」

メサイア「大変だ!ライバ先生が帰ってくるぞ!」

リアス「なんですって!?だったら皆に伝えないと!」

メサイア「急げ急げ!」ドドドドド

ウーウー

アリア「帰ってくるって!?」

白雪「えらい事になったわ!」

理子「ひえーっ!」

ドドドドド

ライズ道場

ボロ・・・

ギャスパー「酷すぎます・・・。」

黒雪姫「メサイア、先生はいつ、帰ってくるのだ?」

メサイア「空港から出たから、あと1時間だけど・・・。」

小猫「ともかく、1時間でどれくらいできるかやってみましょう。」

メサイア「そうだな。すぐに急ぐぞ!」

ドドドドド

アルカディア市場

ファラ「ちょっと!これ、不良品よ!」

果物屋「えっ!?やっぱり!?」

ファラ「酷い!それを知ってて売るなんて!ちゃんと謝りなさいよ!」

メサイア「急げー!」ドギューン

クロノア「ん?あれって、メサイア?」

マルタ「他の皆も急いでいるわね。」

シェリア「何かあったのかしら?」

コレット「さあ・・・。」

クロノア「ともかく、後をついてみよう。」

シェリア「ほら、行くよ!」ガシッ

ファラ「えっ!?ちょっ!?」ビュン

ポトッ

果物屋「あっ、ちょっと!忘れ物!」

ライズ道場

トンテンカンカントンテンカンカン

コレット「へー。そのライバ先生っていう人と道場を掃除するって約束したのに、誰もやっていなかったんだ・・・。」

メサイア「そうなんだよ。クロノア達も手伝ってよ。」

ファラ「言われてみるとこれは酷いわね・・・。」

マルタ「仕方がない。手伝うわ。」

クロノア「でも、その先生はいつ帰ってくるの?」

キキッ

ライバ「今、帰った。」

ガタガタガタガタ

メサイア「全員、逃げろー!」

ルティナ達「ひええええええええ!!」ドドドドドド

ファラ「あら・・・、行っちゃった・・・。」

ライバ「ほう、懐かしいな。ライズ道場。」

コレット「ん?」

ガシャンガシャンドガシャーン

シェリア「崩れちゃった・・・。」

ライバ「なんだこりゃ!?誰だ!?このような事をしたのは!?」

ライバ「アチョー!アチャーチョーホアー!」ドコドコ

ライバ「許さーん!」ビュン

街道

ビリビリビリビリ

住民A「おい、あれってライバ先生じゃないのか?」

住民B「ええ。けど、何で不機嫌なのかしら?」

住民C「さあ・・・。」

ザッザッ、ピタッ

ライバ「どうやら、奴等はここ等辺に隠れているな。」

バッ

ライバ「風神!」ヒュオオオオオ

ギュオオオオオ

瑞希「きゃっ!」

ライバ「瑞希、見つけたり!」

瑞希「しまった!」ギクッ

ドン

ライバ「ルティナ、見つけたり。」

ルティナ「げっ!」ビクッ

ドガガガガ

ライバ「メサイア、土管くん、フレア、エリエル。見つけたり。」

メサイア「げっ!」

ジャーン

ライバ「他の皆も全員見つけたぞ。」

リアス達「げっ!」

ズラーッ

ライバ「ほう。元気そうで何よりだ。」

メサイア「あと5人隠れています。」

ライバ「何?」

ファラ「うっ!?」ギクッ

ライバ「そこだ!」バッ

ドピューン

ライバ「お前達、知らん。」

クロノア「は、初めまして・・・。」

マルタ「ハハハ・・・。」

ライズ道場

トタタタタタタ、フキフキ

マルタ「ハァ・・・。なんで私達まで掃除をしなきゃいけないのよ・・・。」

コレット「しょうがないよ。私達はメサイア達の仲間なんだから。」

シェリア「ライバ先生。」

ライバ「君は?」

シェリア「シェリア・バーンズです。メサイアから聞きましたが、ライバ先生は海外に武者修行に行きましたね。どんな国で修行をしていたのですか?」

ライバ「聞きたいのか?」

シェリア「ええ。」

ライバ「では、話そう。まず、アフリカに修行に行った・・・。」

回想 アフリカ

原住民A「山に向けてチョップをする。これぞキリマンジャロチョップだ。さっ、やってみろ。」

ライバ「ふむ。キリマンジャロチョップ!」

回想終了

ライバ「その次は中国に行き、さまざまな憲法を学んだ。その中にはお前が取得している青龍拳法もあったぞ。」

メサイア「龍の憲法は中国から発祥していますからね。」

ライバ「他にもインドやアルゼンチン、ブラジル、韓国にも修行に行き、さまざまな技を取得した。」

ルティナ「そうだったのですか・・・。」

ファラ(けど、本当に強いのかどうか怪しいわね・・・。)

数分後

ライバ「ふむ。ピカピカになったな。では、座禅をするとしよう。」

スタッ

ファラ「ねえ、メサイア。ライバ先生って本当に強いのかしら?」

メサイア「分からないけど、強い事は確かだ。」

ファラ「なら、今から試してみて。」

メサイア「そうだな・・・。やってみるか!」

バッ

メサイア「螺旋キック!」ギュイーン

ガキーン

メサイア「な!?防がれた!?」

ドゴッ

メサイア「がはっ!」

ライバ「修行が足りないな。」

メサイア「はい・・・。」

コレット「すごい・・・。あのメサイアを倒すなんて・・・。」

ファラ「強さは伊達じゃなかったんだ・・・。」

ライバ「よし!今から練習を始める!すぐに準備しろ!」

メサイア達「はっ!」

次の日、セントラル ロックカフェ

ソニック「なるほど。そのような事があったとは・・・。」

メサイア「ああ。おかげであちこち痛みが感じるぜ・・・。」

ヤッ太郎「あの人の修行は厳しいからな・・・。でも、そのおかげで強くなっただろ?」

メサイア「まあな。特にファラはこの出来事をきっかけに、ライズ道場に通う事になったそうだぜ。」

ケロロ「意外でありますな。」

ライバ「確かにそうだ。あいつは将来、格闘技の達人になるだろう。」

メサイア「ライバ先生!いつの間にいたのですか!?」

ライバ「お前が特にと言った辺りからだ。それよりも、私が開発したお茶を飲まないか?」

メサイア「お茶・・・ですか?」

ライバ「そうだ。さっ、飲んでみろ。」

メサイア「いただきます。」ゴクッ

メサイア「うっ!?」ビクッ

ケロロ「メサイア殿!?」

メサイア「先生・・・。このお茶、苦すぎます・・・。一体何を入れたのですか・・・?」

ライバ「うむ。さまざまな良薬を集めて混ぜ合わせた健康のお茶だ。苦いが体力回復はもちろん、体にも良いぞ。」

ソニック「本当かよ・・・。」

ライバ「では、お前達も。さあ!」

ヤッ太郎「勘弁してくれ・・・。」

ライバ「因みに女神達もこのお茶を飲んだぞ。」

ケロロ「何ですと!?」

セントラルキャッスル

ネプテューヌ「うー・・・。気持ち悪いよー・・・。」

ネプギア「健康的には効きますが・・・。これはさすがに・・・。」

イストワール「やはりライバ先生のお茶はさすがに不評でしたね・・・。」

ブラン「特にロムとラム、ピーシェには・・・。」

ロム「おえ・・・。」

ラム「気持ち悪い・・・。」

ピーシェ「きゅー・・・。」

ノワール「駄目だこりゃ・・・。」

ユニ「ハァ・・・。」

続く

次回予告

メサイア「偽物の女神!?」

銀時「ああ。噂によれば女神に変装している4人組がいるそうだ。」

メサイア「だったらそいつ等を始末すればOKだな。」

新八「いや、始末したらまずいでしょ!」

神楽「うるせーな、ダメガネ。こんな時こそ始末すれば結果オーライアル。」

新八「んなわけあるか!誰かこいつ等を止めろー!」

瑞希「次回、『偽物騒動!怒りのボルテッカ!!』。お楽しみに!」

セントラル フローディア平原

ドゴーンドガーン

あやめ「敵の耐久値は残りあとわずか!」

神楽「だったら大技で決めるアル!」

メサイア「分かった!武器チェンジ、大剣!」

ギュイーン

瞳「おっ、でかいな!」

メサイア「龍王断罪剣!」バッ

ズバアアアアアア

獲座「お見事!」

ドッゴーン

メサイア「任務完了っと。」パンパン

初「お疲れ様です!」

テクテク

銀時「悪いな。わざわざ助太刀に来てくれて。」

メサイア「気にするなよ。ダークファントムとの戦いには丁度いい準備運動だからな。」

妙「そうね。ダークファントムは何をしてくるのか分からないし、対策はしっかりしないとね。」

あやめ「ええ。アルゼナルでもそうしていますからね・・・ん?」

瞳「どうした?」

あやめ「あそこで何かやっている・・・。」

楓「ん?」

ドーン

香菜「女神様、歓迎・・・。ネプテューヌ達がここに来るのかしら?」

美紀「さあ・・・。」

メサイア「ともかく様子を見に行ってみよう。もしかしたら、何か裏があるかもしれないからな。」

銀時「そうだな。それじゃ、行くとするか!」

ゾロゾロ

第12話 偽物騒動!怒りのボルテッカ!!

一方、ネプテューヌ達は・・・。

『歓迎、女神様ご一行! もうすぐ村まで100m!』

ネプテューヌ「ほえー・・・。こんなに歓迎されたのは久々だね。」

ブラン「そう言えばこんな流れなかったな・・・。」

ノワール「お忍びでクエストに来ただけなのに・・・。」

ベール「どうして分かったのでしょうか?」

ネプテューヌ「日頃のお仕事の成果が出てるのかも知れないね!」

アグモン「女神ファンもかなり多くなってきたかもね。」

村人A「あ、来たぞー!」

村人B「女神様ー!」

ガブモン「どうやら気づかれたようだね。」

村人達「女神様ー!」

ネプテューヌ「みんなー!歓迎してくれてありがとー!」

ドドドドド

ベール「あら?」

「おさないでー!アハハハ」

アグモン「どうなっている・・・って、ああっ!」

ネプテューヌ「どうしたの、アグモン・・・って、ええっ!?」

『出迎えごくろーさんだねぇ!』バーン

ネプテューヌ「誰!?」

偽ネプテューヌ「アルカディア守護女神、ネプテューヌ!」

偽ベール「アルゼナル守護女神、ベール!」

偽ノワール『ソニックワールド守護女神、ノワール』スッ

偽ブラン「キャンキャン!」

偽ネプテューヌ・偽ベール「4女神そろいぶみでーす!」

ワアアアアアア

テントモン「どうやらなりすましをしているようでっせ。」

ピヨモン「どういう事?」

ガブモン「あれを見てくれ。」

偽ネプテューヌ「んじゃ、いつものヤツいただいてもいいかい?」

村長「ええ、用意しておりますとも!」

スッ

ネプテューヌ「あっ、なんかお金もらってるよー!」

ノワール「そういう事。私達の名をかたってお金を巻き上げてるのよ。」

ブラン「女神にも偽物・・・。まあ、田舎でしかできない詐欺ね。」

ベール「街ではみんな女神の事を知っていますし。」

ピヨモン「ともかく、何とかしないと女神の評判も落ちちゃうよ!しかもワインまで飲んでいるし!」

アグモン「本物を見せたら驚いてやめるかもしれない。」

ネプテューヌ「よし!行こう!」

ザッ

偽ネプテューヌ「ん?」

ドーン

偽ネプテューヌ「おや・・・、アンタ達は・・・。」

アグモン(どうだ?)

偽ネプテューヌ「何よ私達のコスプレじゃない!女神のファンなのね。サインしよーか?」

ズガーッ←ネプテューヌ達がずっこけた音

村長「いやー、人気者はやっぱり違いますな!」

偽ネプテューヌ「うーん、でも・・・。ちょっと再現度がいまいちだねぇ。」

偽ネプテューヌ「あんたたち、このパンフを見て勉強しなさいよ。」

スッ

メサイア「どれどれ?」

ネプテューヌ「あっ、メサイア!あなたもここに来ていたの?」

メサイア「任務の帰りがけに寄ったからな。」

妙「因みに私達もいるわ。」ヒョイ

ノワール「皆も来ていたのね。」

神楽「で、何て書いているアルか?」

メサイア「えーっと、まずはリーダーのネプテューヌ。IQ150の天才。常に冷静でものおじけない。困っている人を見ると助けないと気が済まない正義感を持っている。俺と同じ性格だな・・・。それに比べて・・・。」チラッ

ネプテューヌ「むーっ!何さ何さ!」プクーッ

あやめ「副リーダーのベール。普段は家から一歩も出ない主義。趣味は女装、アイドルのおっかけ。AKBファンとのオフ会は日課。って、この人男じゃないの!」

ベール「あらあら。」

銀時「ノワール。無類の大食漢であり、フードファイト優勝経験を持つ。通称バキューム。よく見ると似ているような気がするな。」

ノワール「んなわけあるか!」ドガッ

銀時「うげっ!」

妙「ブラン。血統書つきのラブラドールレトリバー。メスの1歳で病気歴なし。やんちゃざかりのオススメ犬です。でも、すっかりブランちゃんに懐いちゃってるわね。」

ブラン「あっ、本当だ。」

偽ブラン「くーん・・・。」フリフリ

ノワール「何よこれ・・・。ひとつも事実と合ってないじゃない・・・。性別も・・・、人ですらない・・・。」

メサイア「こんなのでよく信じたな・・・。」

一方・・・。

ザッ

鍵「こんなところに女神がいるのか?」

良晴「情報によれば間違いないと思うけど・・・。」

鍵「なるほど。だが、こちらにとっては好都合だ。ここで女神を始末すれば、ファンタジアには大打撃を与えるだろう。」

良晴「そうだな。よし!モンスター達よ、準備はいいか!?」

モンスター達「イェッサー!」



偽ベール「ほーら、見なさい!これが泣く子も黙る『女神証明書』だよ!』ドン

メサイア「これはどう考えても嘘っぱちだろ。それに、女神の紋章も偽物じゃないか。」

偽ネプテューヌ「ゲッ!何故、分かった!?」

メサイア「当たり前だろ。俺はネプテューヌの守護騎士だからな。しかも、お前達がいくら女神になりすましても、俺の目はごまかせないんだよ!」

偽ネプテューヌ「チッ!だが、村人達は私達の事を本物だと思っているわよ。」

メサイア「じゃあ、こっちの女神が本物だという事を証明してやろうか。ネプテューヌ、ノワール!」

ネプテューヌ「任せて!」

ノワール「やりますか!」

ギュイーン

偽ネプテューヌ「ああっ!?」

ドドーン

メサイア「どうだ?こちらが本物だって分かっただろ?」

偽ネプテューヌ「ふん!そのぐらい女神なら朝飯前よ!」

メサイア「何!?」

偽ネプテューヌ「それっ!」バッ

偽ネプテューヌ「どーだ!」ドーン

パチパチパチ

神楽「パーティグッズ、スクール水着、パンスト・・・。明らかにコスプレアル。」

村長「いやー、本物はやはり違いますな!」パチパチ

オオーッ

村人D「大げさすぎないのがリアルですねー。」パチパチ

ブラックハート「な・・・、なんでよ!どう見ても上着脱いだだけなのに・・・!」

パープルハート「もう信用しきってるんだから、そんな物よ。」

キャーッ

メサイア「この悲鳴・・・。まさか!?」

ドドドドド

メサイア「モンスターか・・・。丁度いい。皆、戦闘開始だ!」

瞳達「おう!」

銀時「変身!」サッ

<オレンジッ!ロックオン!>

ギュイーン

<ソイヤッ!オレンジ・アームズ!花道・オン・ステージ!!>

ガシャーン

メサイア「さて、こちらも本気を出すとするか!」ブンブン

ジャキーン

パープルハート「さっ、行くわよ!」

ブラックハート「ええ!」

グリーンハート「参りますわ!」

ガキンガキンドゴーンドガーン

瞳「準備運動にもならないぜ!」ズバッ

楓「そこだ!」ズバッ

香菜「旋風斬!」ズババババッ

美紀「喰らいなさい!」ドガガガガ

妙「おらっ!」ズバッ

神楽「ほあちゃー!」ドガアアアア

メサイア「ブーメランランサー!」ブン

ズバババババ

初「残りあと20体です!」

鎧武「よし!ここからが正念場だ!」

<ロック・オンッ!一!十!百!千!万!>

ジャキッ

<オレンジ・チャージッ!>

鎧武「セイハ―――――――ッ!!!!!」ブンブン

ドゴオオオオ

メサイア「こちらも本気を出すぜ!双剣モード!」

ギュイーン

メサイア「紅蓮双剣斬!」ズバババババ

スタッ

メサイア「チェックメイトだ。」ジャキッ

ドッゴーン

偽ネプテューヌ「あわわわ・・・。」

偽ベール「ほ、本物の女神だ・・・。」

メサイア「さて・・・。」チラッ

偽ネプテューヌ「うっ!?」ギクッ

メサイア「お前等、女神になりすまして悪徳行為をしたそうだな・・・。女神達が許しても・・・、俺は絶対に許さん!」

ガシャンガシャンガシャンガシャン、ウィーン

偽ネプテューヌ「あわわわ・・・。」

メサイア「発射する前に一言だけ言っておく。真似をするのもいいが、命をかけるのも忘れずにな。女神はいつもモンスターに狙われているんだからな・・・。」

偽女神達「」ガビーン

偽ネプテューヌ「こんなのやってらんないわ!」バッ

村長「ズラ!?」

グリーンハート「やっぱりそうでしたのね・・・。」

偽ネプテューヌ「さ・・・、さいならー!」ピューッ

村長「女神様――――っ!?」

メサイア「逃がすか!怒りのボルテッカ!!」ギュイーン

ドゴオオオオオオ

偽女神達「ギャアアアアアアアア!!!」

ドッカーン

メサイア「始末完了!これにて、一件落着!」

カカン

新八「オイィィィィィィ!!偽物に対してボルテッカはやり過ぎだろ!」

メサイア「いいんだよ。あいつ等に対してはこのようなお仕置きが一番だからな。」

新八「よくねーよ!しかもボルテッカを発射する時にキレていたじゃないか!」

あやめ「だ、大丈夫かしら?」

楓「ちょっと様子を見に行ってくる。」タタタタ

楓「・・・。」

タタタタ

美紀「どうでした?」

楓「息はあるが、黒焦げで意識不明の重体だ。」

ヒュウウウウウウウ

ピーポーピーポー

テクテク

メサイア「数分後に意識回復した後、そのまま警察に直行。あいつ等は今頃、後悔しているだろうな。」

香菜「そうね。けど、ボルテッカはさすがにやり過ぎだと思うけど・・・。」

ネプテューヌ「そうそう。偽物と言っても似ていなかったしね。」

アグモン「そうだね。で、ブラン。なんで偽物のブランを連れてきているの?」

ブラン「懐いたから飼う事にした。」

テントモン「こうなると名前を改名した方がいいと思いまっせ。」

ブラン「そうね・・・。」

メサイア「まっ、このような終わり方でも悪くないな。さっ、早くセントラルキャッスルに行くとするか!」

あやめ「ええ!」

偽ブラン「アン!」

一方、ダークファントムアジトでは・・・。

エンブリヲ「そのような事があったとは・・・。」

良晴「はい。偽物の女神達に対して容赦なくボルテッカを放ちました。」

鍵「おかげで彼女達は意識不明の重傷を負いましたが、数分後に意識が回復。その後に警察に連行されたそうです。」

エンブリヲ「そうか。にしても、あのボルテッカは要注意だな。いくら私でも耐えきれるはずがない。」

シュウゴ「失礼します。」バタン

エンブリヲ「シュウゴか。何の用だ?」

シュウゴ「次の出撃についてですが、一夏、才人一誠の3人を中心とした部隊で攻め込む事に決定しました!」

エンブリヲ「そうか。だが、その前に儀式を行なわなければならない。出撃はその後だ。」

シュウゴ「はっ。」

良晴「儀式・・・ですか?」

エンブリヲ「その通りだ。私の野望を達成するための儀式を行うからな・・・。」

ゴオオオオオ

続く

次回予告

メサイア「アートオークションに出品するため、俺達は芸術作品を作る事にした。」

メサイア「そしてみんなの作品を見てみると、とんでもない作品が続出したのだ!」

ソニック「なんでブランは肩を書いたんだよ・・・。」

ヤッ太郎「特にネプテューヌはすごすぎるぜ・・・。ノワールのピカソ風の絵を完成したそうだ・・・。」

エリエル「だったら私はそれ以上の芸術作品を作るわ!」

メサイア「エリエル姉!?いったい何をする気なんだ!?」

エリエル「次回、『芸術は爆発だ!』。お楽しみに!」

アルカディア アークス『青龍』

煌坂「へー。そのような事があったとは・・・。」

メサイア「まあな。でも、あいつ等に対して怒りのボルテッカはちょっとやり過ぎたかな・・・。」

姫柊「当たり前ですよ。病院で意識を取り戻したならいいのですが、下手をしたら死んでいたかも知れませんよ。」

メサイア「すまない・・・。肝に銘じておく。」

ワイワイガヤガヤ

煌坂「ん?何の騒ぎかしら?」

理子「あっ、メサイア、紗矢華、雪菜。」

メサイア「理子。これはいったい何の騒ぎだ?」

理子「これを見て。」

ドン

メサイア「アートオークション?」

第13話 芸術は爆発だ!

メサイア「アートオークション?」

理子「そっ。芸術家の勘太郎という人が企画したの。」

レキ「出品された作品はオークションで金額が決められる。そして決まった金額が作品を出品した人に手渡されるの。」

メサイア「そういう事か。だったらやってみる価値はありそうだな。」

煌坂「だったら私も参加するわ!」

姫柊「もちろん私もです!」

アリア「なら決定ね。誰が一番高く売れるか勝負よ!」

メサイア「望むところだ!」

芸術教室

ワイワイガヤガヤ

メサイア「えーっと、これはここだな。」ペタペタ

ひより「あっ、粘土細工の龍を作っているのね。しかも鱗までついているわ。」

メサイア「まあな。どうせやるなら本物そっくりでやらなきゃ意味がないからね。」

アリサ「よくできてますね。」

メサイア「で、皆はどうだ?」

ナナ「私も粘土細工でやってみたけど・・・。」

ドーン

メサイア「な、何だこりゃ!?」

ナナ「うーん・・・。コンゴウを作ってみたけど、なぜか背中にシンバルが・・・。」

シエル「こんなコンゴウはいませんよ・・・。」

銀時「おっ、お前等も頑張っているな。」

ロザリー「あっ、銀さん!」

クリス「銀さんは何を作ったの?」

銀時「もう完成してある。これだ。」

ドーン

シルヴィア「あの・・・、これは?」

銀時「知らないのか?これは ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲だ。」

ゾーラ「ほう。これは完成度が高いな。」

アリサ「完成度が高いっていうより、卑猥な気がしますが・・・。」

土管くん「しかも男性の下半身に存在するようなものを連想するね。確か・・・。」

新八「オイィィィィ!それ以上言うなァァァァァァ!!」

ソニック「女神達はどうだ?」

ノワール「私はブランを描いたわ。」

ジャーン

ソニック「おっ、これはすごいな。」

ベール「私はネプテューヌさんですわ。」

ババーン

ケロロ「ネプテューヌ殿はそんなにエラはっていないでありますが・・・。」

ベール「こういう描き方なんですよ。」クスクス

ナックルズ「じゃあ、ネプテューヌとブランは?」

ブラン「今から見せるわね。」

ネプテューヌ「では、ご覧あれ!」

ババン

メサイア達「・・・・。」

フレア「ねえ、ブラン。これって何?」

ブラン「何って肩は肩よ。何を言ってるの?」

睦月「なんで肩を書いたの!?」

ブラン「分からない?センス悪いわね・・・。」

おタマ「普通は全身とかバストアップですよ!」

ブラン「そんな型にはまった絵は私は描かない。」フン

ブラン「これだから素人は・・・。」ブツブツ

アインス「特にネプテューヌ。その絵はいくら何でも酷すぎでは・・・。」

ネプテューヌ「そんな事ないよ。精一杯描いたんだから。」

ノワール「描かれた者の身にもなってよ!」

リイン「リインも負けないですー!」

アギト「だったら私もだ!」

メサイア「対抗するな!」

エリエル「ふむ・・・。だったら私はそれ以上の物を作るわ!」

フレア「作るって・・・、何を?」

エリエル「それは・・・。」

土管くん「それは?」

エリエル「こういう事よ!」ジャキッ

ヒュンヒュンヒュンヒュン

フレア「すごい筆さばき!」

メサイア「いったい何を描くんだ!?」

エリエル「完成したわ。」

フレア「どれどれ?」

ババーン

メサイア「す、すごい・・・。」

エリエル「ギリシャ神話を元にしたの。すごいでしょ?」

フレア「これはすごいわね・・・。」

エリエル「へへーん。これでトップは私の物ね。」

メサイア「よーし、こっちはこれで勝負だ!」

バババババババ

ヤッ太郎「な、何を作るつもりだ!?」

メサイア「完成だ。」

ギャオオオオオオ

ヤエ「こ、これはニアラ!?」

フウカ「それだけじゃないわ!フォーマルハウトまであるわ!」

アオイ「す、すごいです・・・。」

メサイア「どうだ!これが俺の実力さ!」

飛鳥「だったら私も!」

斑鳩「私も本気を出しましょう!」

葛城「おっしゃ!燃えてきたぜ!」

芸術対決はヒートアップし、一歩も引かぬ戦いが繰り広げた。そして・・・、オークションの日が訪れた。

セントラルキャッスル

パタモン「オークションの結果が出たよ!」

メサイア「で、どうなった!?」

パタモン「ネプテューヌの絵なんだけど、あれは値段が付けられない名画になったんだって!」

オオーッ

ネプギア「すごい、お姉ちゃん!」

ネプテューヌ「へへーん。」

エリエル「で、一番高く売れたのは?」

パルモン「えーっと、メサイアのドラゴンの彫刻が一番高かったよ!」

メサイア「よし!」グッ

エリエル「ぐぬぬぬ・・・。」

フレア「で、最低金額は?」

テイルモン「ブランの絵が0だって・・・。」

ブラン「私の絵が0・・・。そんな馬鹿な・・・。」

ロム「やはり肩だけは不評だったね・・・。」

ラム「うん・・・。私もそう思う・・・。」

メサイア「だろうな・・・。さてと、アルカディアに戻るとするか!」

ソニック「俺達も自分達の居場所に戻るか。」

ゾロゾロ

ブラン「もう少し芸術を勉強しないと・・・。」

テントモン「その方がいいと思いまっせ。」

ネプテューヌ「んじゃ、ゲームでもしよっと!」

ノワール「さぼるな!」ビシッ

ネプテューヌ「ねぷっ!?」

ノワールの必殺技、ツッコミチョップが発動。

ノワール「そんな技、習得してなーい!」

ユニ「誰に向かって言っているの?」

ダークファントムアジト

コツコツ

才人「儀式の準備が整いました。」

エンブリヲ「よし。火を灯せ!」

ボウッ

エンブリヲ「この儀式は、我々の野望を達成するための大切な儀式だ。では、始めるぞ!」

才人達「はっ!」

BGM:準備しておけ(ライオン・キング)

ゲッコウガ(これはヤバイでござるな・・・。すぐに皆に伝えて置かなければ・・・!)

ヒュン

その儀式は真夜中になるまで続いたのだった・・・。

次の日、アルゼナル

ケロロ「なるほど。儀式が終わり、エンブリヲ達がついに動き始めたでありますな。」

ゲッコウガ「ああ。どうやら奴等は拙者達を本気で倒すつもりでござるよ。」

ケロロ「そうでありますか・・・。よし!すぐにベール殿に伝えるであります!」

ゲッコウガ「承知した!」

ビュン

ケロロ「エンブリヲ・・・。お前の思い通りにはさせないであります!」

続く

次回予告

メサイア「ダークファントムとの戦争がついに始まった。」

メサイア「次々と敵を倒しながら有利に進めていくが、ファルスト海の戦いで一誠が黒き龍となって俺達に襲い掛かってきたのだ!」

アンジュ「メサイアと土管くんが龍となって立ち向かったが、思わぬ攻撃に大苦戦!」

飛鳥「このままだとやられちゃうよ!」

ルイズ「もう駄目かと思ったその時、イカロスの新たな力が発動した!」

イカロス「これは・・・、フォースソング?」

土管くん「次回、『2人目の歌姫、イカロス』。お楽しみに!」

主題歌2

OP:INVOKE -インヴォーク-(機動戦士ガンダムSEED OP1)
ED:遥かな時を越えて(火曜サスペンス劇場 主題歌)

セントラル セントラルキャッスル

ベール「報告は以上ですわ。」

ブラン「なるほど。となると、立ち向かうしか方法はないわね。」

ノワール「ええ。小牟、どうするの?」

小牟「もちろん決まっておる!ダークファントムとの戦争に挑むのじゃ!」

ネプテューヌ「なら決定だね!早速皆に報告してくる!」

小牟「頼んだぞ!」

ドドドドド

イストワール「いよいよ始まるのですね。ダークファントムとの戦争が・・・。」

小牟「じゃが、わし等だって負けてはおらぬぞ。こちらは最強の戦士達が揃っておるからのう。」

イストワール「ダークファントムも最強の戦士達を揃えていますからね。こうなると戦いは長期戦へとなるでしょう。」

小牟「うむ。何としてでもこの戦いも勝てなければなるまい。ファンタジアの平和を守るためにも・・・!」

第14話 2人目の歌姫、イカロス

次の日、フローズ諸島

ソニック「奴等はまず、この島を征服するだろう。それを抑えておけば今後の戦いが有利になるはずだ。」

なのは「分かったの。皆、準備はいい?」

箒「いつでも大丈夫だ。」

セシリア「お任せくださいまし。」

ギュイーン

鈴音「来たわよ!」

ソニック「よし!攻撃開始だ!」

なのは達「おう!!」ギュイーン

敵兵A「敵を確認!ファンタジアの戦士達です!」

ソニック「今更気づいても遅いぜ!ストライクブレイド!」ビュン

ズバアアアアア、ドッゴーン

なのは「ブラスター!」ドゴオオオオ

フェイト「やっ!」ビュン

はやて「そこや!」ドゴーン

ヴィータ「オラァッ!」ドゴオオオオ

シグナム「紫電一閃!」ズバアアアアア

箒「そこだ!」ズバアアアアア

セシリア「発射!」ドゴオオオオ

ドゴーンドガーン

エミー「数は減っているわ!すぐに決着をつけましょう!」

ナックルズ「分かった!ハイメガ・ナックル!」

ドゴオオオオ

真宮寺さくら「やりますね!無双斬!」

ズバアアアアア

鈴音「最後は私が決めるわ!甲龍!」ゴオオオオ

ドッゴーン

ジェミニ「敵は全滅したよ!」

ソニック「よし!任務完了だな!」

イカロス「にしても、今回の敵は強くなかったですね。」

ソニック「ああ。退屈を通り越して呆れるぜ。」

ラウラ「確かにそうだな。今回は一夏などの強敵がいなかったが、その場にいたら今みたいにはならないだろう。」

スバル「ラウラの言うとおりだね。次の戦いに向けて気を引き締めないと!」

ティアナ「ええ!」

シャマル「さっ、帰りましょう。」

ギュイーン

セントラルキャッスル

シャル『フローズ諸島、防衛完了しました!』

ノワール「ご苦労様。次もこの調子でお願いね。」

ソニック『任せときな!』

アルゼナル スリア海岸

ドゴーンドガーン

リザードン「何としてでも上陸を阻止するんだ!」ドガアアア

シルフィード「もちろんなのね!」ドゴッ

ルイズ「けど、この大人数だと・・・。」ズバッ

あやめ「ここは私に任せて!」バッ

ズバババババ

あやめ「隼の太刀。」

ジャキッ
ズババババババババ

ルイズ「おお!」

バターン

あやめ「これで半数が減ったわ。あとはお願い!」

ルイズ「任せて!カービィ!」

カービィ「ぽよ!」

カアアアアアア

デルフ「相棒!一撃で決めるぞ!」

カービィ「ぽよ!」

バッ

カービィ(心の声)・デルフ「『ソードビーム!』」ズバアアアア

ドッカーン

シエスタ「敵は全滅しました!」

ルカリオ「任務完了だな。」

カイリキー「ああ。すぐに帰って報告するか!」

ルイズ「そうね。それに強敵がいなかったおかげで手取り早く終わったしね。」

カービィ「ぽよぽよ!」

キュルケ「でも、強敵はいつ襲ってくるか分からないわ。気を引き締めないと。」

タバサ「そうね・・・。他のところは大丈夫かしら?」

セントラルキャッスル

ベール「カービィ達も成功しましたね。他のところも成功しましたし、今回は私達の勝利ですわね。」

ブラン「一夏などの強敵がいなかったのが勝因ね。早く小牟に報告しないと。」

ネプテューヌ「よーし!次もこの調子で頑張るぞー!」

ノワール「ええ!」

その夜、ダークファントムアジト

エンブリヲ「やはり一筋縄ではいかないみたいだな。ここからは主力を出さないといけないようだが、誰を出撃させるか迷うな。」

一誠「でしたら、俺が行きましょう。」

エンブリヲ「一誠か。何か秘策があるのか?」

一誠「はい。この時の為に必死に修行をしましたので。」

エンブリヲ「そうか。明日の戦いを楽しみにしているぞ。」

一誠「はっ!」

ソニックワールド 時空管理局

メサイア「なるほど。ダークファントムは主力を出すそうだな。」

なのは「うん。スバル達からの情報によれば、次の戦いは一誠を出すみたいだよ。」

アンジュ「なるほどね。なら、十分に対策を考えないと。」

イカサマ「そうだな。さあ、はったはった!」

チョウ、ハン、チョウ、ハン

イカサマ「さあ、結果は!?」

メサイア達「」ゴクッ

バッ

イカサマ「丁だ!」

メサイア「よしっ!」グッ

ヒルダ「チッ!外れたか!」

はやて「あーん!失敗してもうた!」

イカサマ「よし!次、行くぞ!」

土管くん「次も当てるぞ!」

ガンバ「ったく、こんな時にサイコロをやっている場合か?」

ソニック「まあ、いいじゃないか。たまには羽休めをしているんだし。」

ニンフ「そうそう。」

ガンバ「なら、いいけど・・・。」

ウーウー

アストレア「どうやら羽休めはここまでのようね。」

ミリア「すぐに出撃ゲートを!」

エマ「任せてください!」

ビービー

リリア「出撃ゲートの準備は完了したみたいね!」

メサイア「よし!出動だ!」

ファルスト海

朱乃「敵の情報は?」

カオス「そろそろ来るはずだけど・・・。」

ギュイーン

ギャスパー「来ました!あれです!」

メサイア達「!?」

一誠「久しぶりだな、メサイア。」

メサイア「やはり来たようだな。一誠!」

リアス「う、嘘でしょ・・・。」

アーシア「イッセーさん・・・!?」

瑞希「リアスさん、一誠を知っているのですか!?」

リアス「彼はかつて赤龍帝の戦士だった。けど、エンブリヲ達に捕えられてしまって闇に染まってしまったの!」

シグナム「そのような事があったとは・・・。」

メサイア「まさかお前が前赤龍帝だとはな・・・。これは面白くなりそうだが、今のままじゃ俺に勝てないぜ。」

一誠「それはどうかな?」

フレア「どういう事!?」

一誠「ドラゴンモード!」

ギャオオオオオオ

祐斗「ドラゴンに変化した!?」

シャマル「こうなってしまうと大変な事になるわね・・・。」

ドライグ「相棒、準備はいいか!?」

メサイア「ああ。青龍モード!」

ギャオオオオオオオ

土管くん「こちらも行くぞ!ドラゴンモード!」

ギャオオオオオオオ

メサイア「これで準備万端だ。さあ、行くぜ!」

一誠「いくら龍に変身してもこの俺には敵うまい!」

メサイア「それはこちらのセリフだ!ドラゴンテイル!」ブン

ドゴオオオオ

一誠「くっ!」

土管くん「メタルファイアー!」ゴオオオオオ

一誠「あぢっ!」

エリエル「たいして強くないみたいね。やっぱり見かけ倒しなのかしら?」

ゼノヴィア「彼を甘く見るな。奴は奥の手を使ってくるに違いない。」

マンプク「えっ!?」

一誠「どうやら俺をここまで叩きのめすとはな・・・。だが、これで終わりにしてやる!」

ボウッ

メサイア「いったい何をする気だ!?」

一誠「ダークフレイム!」ゴオオオオ

メサイア「そのような攻撃はお見通しだ!」ビュン

一誠「それはどうかな?」バッ

メサイア「何!?」

ドガッ

土管くん「あっ、操縦する人が!」

メサイア「不意を衝いて攻撃したのか!いくら何でも卑怯すぎるぞ!」

一誠「次はこれだ!マジック発動!巨乳パラダイス!」

ポンポンポンポーン

めだか「巨乳の女を出しただと!?」

リアス「彼は巨乳好きだからね・・・。」

千棘「呆れて物も言えないわ・・・。」

ホワイトハート「何だかむかつくぜ・・・。」ゴオオオオオ

一誠「まだまだ行くぜ!」

ポンポンポンポーン

メサイア「げっ!裸オーバーオールの巨乳まで出しやがった・・・。戦意が喪失してしまう・・・。」

ルティナ「相棒、しっかり!」

瑞希「よくもメサイア君を・・・!絶対に許しません!」

ヤッ太郎「こうなった以上は集中攻撃をするしか方法はないが・・・、あの巨乳軍団を見ると・・・。」

プルルン「お前もか!」バカッ

イカロス「何か打開策があれば・・・。」

ピカアアアアア

イカロス「この光・・・、ユノさんと同じ光だわ!」

ニンフ「その光はフォースソングね!アルファ、歌う準備はできている!?」

イカロス「ええ。今から歌うわ!」

イカロス「すみわたーる蒼きせかーいよー♪」

BGM:蒼き清浄なる歌

メサイア「これはフォースソング!どうやらイカロスがソニックワールドの歌姫だとは驚いたな。」

シュウウウウ

パープルシスター「巨乳が次々と消えていく・・・。」

ザフィーラ「これもフォースソングのおかげかもしれないな。」

一誠「馬鹿な!巨乳が消えていくとは・・・。」

メサイア「これでこちらの方が有利となった!さあ、覚悟はできているだろうな?」

土管くん「けど、僕は操縦する人がいないと動けないんだ!」

ガンバ「だったら俺に任せときな!」

土管くん「頼んだよ!」

ガシャン

メサイア「これで準備万端だ。ドラゴンクロー!」

ズババババ

一誠「ぐああああああああ!!」

土管くん「メタルキャノン!」ドゴーン

ドッカーン

ロスヴァイセ「どうなったのでしょうか?」

シュウウウウ

一誠「しまった!元の姿に戻ってしまった!」

イリナ「今がチャンスよ!一気に攻めて!」

メサイア「よし!最後はあの技で決めてやるぜ!」

パアアアア

メサイア「全力で一気に倒す!」

ガシャンガシャンガシャンガシャン、ウィーン

メサイア「ボルテッカ!」ギュイーン

ドゴオオオオオオ

一誠「ぐわああああああ!!」

ドッカーン

一誠「覚えてろー!」ヒュルルルル

キラーン

メサイア「これにて、一件落着!」

カカン

ソニック「ピンチになるかと思ったが、イカロスのおかげで逆転勝利したな。」

メサイア「ああ。イカロス、ありがとな。」

イカロス「い、いえ・・・。大した事ではないのですが・・・。」

ミリア「でも、あなたの歌があったからこそ、勝利を掴み取ったのよ。」

リリア「自分に自信を持ちなさい。」

イカロス「はい!」

グレイモン「これで残る歌姫はあと3人だな。」

ガルルモン「ああ。だが、エンブリヲはまた次の手を使うだろう。それに気を付けておかないとな。」

メサイア「ガルルモンの言うとおりだな。さっ、帰るとするか。」

アルビオン「で、何か忘れてないか?」

土管くん「うーん・・・。まっ、いっか。早く帰ろう!」

アルビオン「だな。」

ゾロゾロ

ダークファントムアジト

一誠「いつつ・・・。治るまで安静かよ・・・。」

ガロン「あれだけ大けがをすればそうなるだろう。しばらくは出撃不可能だな。」

一誠「トホホ・・・。」

ゼリア「で、お前が持ち帰ったそいつは何だ?」

ドン

一誠「あっ、それはいらないから捨てといて。」

ゼリア「分かった。」

ポイッ

その後、操縦する人は3日後に土管くん達によって救助されたのだった。

続く

次回予告

メサイア「ルティナ達が鍵にさらわれた事を知った俺達は、彼がいる摩天楼に辿り着いた。」

ソニック「だが、その摩天楼はとんでもない仕掛けが仕組まれていた!」

ヤッ太郎「鉄球だけでなく、マグマまであるとは・・・。」

ケロロ「こうなると苦戦は間違いないであります!」

メサイア「そして屋上に辿り着いたその時、最大の敵が姿を現した!」

ソニック「こ、これは予想外過ぎるぜ・・・。」

テュカ「次回、『摩天楼の危険な罠』。お楽しみに!」

セントラル ショッピングタウン

ワイワイガヤガヤ

ルティナ「わあ・・・。セントラルにこんな街があったなんて・・・。」

なのは「まあ、この辺りはショッピングの聖地だからね。」

瑞希「まずは何を買いましょうか?」

アンジュ「そうね・・・・。」

コツコツ

フェイト「この気配・・・、まさかダークファントムの!?」

鍵「よく気づいたな。」スッ

アリア「お前は杉崎鍵!何しに来たの!?」

鍵「決まっているだろ。お前達を利用するのさ。」パチン

ズラーッ

ジャンヌ「何をする気だ!?」

鍵「決まっているだろ。さあ、覚悟しろ!」バッ

キャアアアアアアア

第15話 摩天楼の危険な罠

アルカディア ライズ道場

バシンバシン

メサイア「そこだ!」バッ

あかり「くっ!」バシン

メサイア「そのガードが命取りだ!」バッ

あかり「しまった!」

ガシッ、ドスーン

あかり「くっ!」

メサイア「このまま抑え込みだ!」

あかり「させません!」バッ

ドスンバタン

志乃「あかりも強くなってきましたね。」

ルイズ「ええ。けど、今の状態だとまだメサイアには勝てないわね。彼は青き龍だけでなく、赤龍帝の称号も持っているからね。」

シエスタ「いくら何でも強すぎですよ・・・。」

カービィ「ぽよ。」

エリエル「しかもあかりは私服であるオーバーオールを着ているけど、メサイアはそれに動じないわね。」

フレア「試合や戦闘、仕事の時は冷静になって戦えるけど、それ以外だと・・・、ちょっとね・・・・。」

志乃「そ、そうですか・・・・。」

あかり「うぐ・・・。」

メサイア「いくら抗っても無駄だ!」

ズシン

あかり「痛い痛い痛い!」バンバン

ビーッ

メサイア「だ、大丈夫か!?」

あかり「いつつ・・・。メサイア先輩、酷すぎますよ・・・。」

メサイア「ハハ・・・。済まないな・・・。」

バターン

あかり「ライカ!」

ライカ「大変だ!ルティナ先輩達がさらわれてしまった!」

ソニック「何だって!?アンジュ達も捕まってしまったのか!?」

麒麟「はい!彼女達はこの場所に囚われています!」バッ

クルル「なるほど。セントラルにある摩天楼に連れて行かれたようだな。こうなった以上はどうするつもりだ?」

メサイア「決まっている。すぐに救出するぞ!」

ライバ「その通りだ!摩天楼へ急ぐぞ!」

メサイア達「了解!」

摩天楼前

ドーン

ライカ「うひゃー・・・。すごいところだな・・・。」

アスナ「この先にアリア達がいるという事は確かね。」

ライバ「だが、この中では数々の罠が仕掛けられている。油断は禁物だ。」

メサイア「そうですね。皆、行くぞ!」

タタタタタ

鍵「ようやく摩天楼に入ったようだな。さて、お手並み拝見といこうか。」

摩天楼内

コツコツ

ルイズ「中は暗いみたいね。何処に罠があるか分からないわ。」

あやめ「けど、ピカチュウのおかげで助かったわ。」

ピカチュウ「ピッカ。」

サンダース「悪いな、あかり。わざわざピカチュウを抱っこしてくれて。」

あかり「別にいいですよ。このくらいは慣れていますし。」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「どうしたの、カービィ?」

カービィ「ぽよ!ぽよ!」

ルイズ「上?」チラッ

ドーン

ライカ「タライがたくさんあるな・・・。」

麒麟「何処かに仕掛けがあるかもしれませんね。」

マニューラ「ここはあっしに任せて下せえ。」

スッ

ティファニア「どう?」

マニューラ「どうやらこのスイッチを押せばタライが降ってくるそうだ。」

ガンバ「じゃあ、スイッチを押さなければ大丈夫だな。」

メサイア「んじゃ、先に進もうぜ。」

タタタタタ

摩天楼 屋上

鍵「第一の罠は見抜かれたようだな。だが、ここからが本番だ!」

摩天楼 2階

マンプク「お、おい・・・。これはいくら何でも罠が多すぎないか?」

ライバ「確かにそうだな。だが、前に進むのみだ!行くぞ!」ダッ

メサイア「ちょっ、ライバ先生!」ダッ

ドンドンドーン

メサイア「ゲッ、ミサイルだ!かわせ!」

ドゴーンドガーン

エリエル「なんでミサイルなんか仕掛けてあるの!?」

ブーン

フレア「今度は鉄球!?」

ドゴーン

レキ「あ・・・。」

ライカ「レキ先輩!」

ヒュルルルル

麒麟「ぐえっ!」ドスーン

アスナ「きゃっ!」ドスーン

ヤッ太郎「今度はドッスンかよ!」

グササササッ

睦月「いったーい!」ビョーン

島風「アアアアアアアア!!」ビョーン

ロザリー「針まであるなんて・・・。」

クリス「予想外過ぎるね。」

サリア「そんな事言ってる場合か!」

ヴィヴィアン「あっ、次の罠が来た!」

ドゴーンドガーッバキッドゴッ

コツコツ

マサル「いよいよ屋上だな。にしてもだらしないな、君たちは。」

あかり「いくら何でも無茶ですよ・・・。」ボロッ

ルイズ「これでも必死なんだから・・・。」ボロッ

メサイア「だろうな・・・。ともかく屋上に急ごう!」

タタタタタ

鍵「ようやく来たようだな。」

メサイア「やはりお前の仕業だったのか・・・、杉崎鍵!」

ドーン

ソニック「アンジュ達は?」

鍵「彼女達ならここだ。」パチン

ウィーン

メサイア「皆、大丈夫か!?」

ルティナ「相棒!」

瑞希「私達は大丈夫です!」

ヤッ太郎「分かった!ソニック、救出を頼む!」

ソニック「任せときな!」

鍵「そうはさせるか!」パチン

ウィーン

メサイア「な、何だこいつは!?」

鍵「こいつはマジックオメガ。相手を操る事ができる光線を持っているのさ。」

ヤッ太郎「いったい何処から出るんだ?」

鍵「ここからさ。」

ウィーン

吹雪「8本の触手から!?」

鍵「さあ、覚悟しろ!」

ギュイーン

メサイア「かわせ!」

ビュンビュンビュン、ギュイーン

ソニック「そしてそのまま、スピンアタックだ!」

ドゴーン

ソニック「やったか!?」

なのは「ソニック!扉が開いたわ!」

ソニック「よし!成功だ!」グッ

鍵「チッ!人質が解放されたか!なら、お前から光線を当ててやる!」

ギュイーン

ソニック「しまった!」

あかり「危ない!」ドン

ソニック「な!?」

バリバリバリ

あかり「キャアアアアアア!!」

志乃「あかり!」

ドタン

あかり「いつつ・・・。」

ソニック「大丈夫か!?」

あかり「何とか・・・、あれ?何だか体が熱くなって・・・。しかも・・・、脱ぎたくなってきた・・・。」

アリア「ええっ!?」

あかり「も、もう駄目・・・。」

ヌギヌギ

ソニック「お、おい!何を考えているんだ!?少しは落ち着け!」

エミー「ソニックは見ないで!」バッ

ソニック「うおっ!?」

新八「オイィィィィィィ!!なんで女性の服を脱がせようとするんだ!」

鍵「いや、だって俺、女性が服を脱ぐ瞬間を見たいから。」

新八「馬鹿かお前は!普通だったらそんな事はしないだろ!」

鍵「ごちゃごちゃうるさい奴等だ!覚悟しやがれ!」

ギュイーン

斑鳩「か、体が熱い・・・。ああ・・・!」

雲雀「ん!そこ・・・、我慢できない・・・。」

飛鳥「あう・・・。ん!」

焔「ハァ・・・、ハァ・・・。」

インデックス「ああ・・・、火織・・・。」

神裂「ん・・・。」

ビッグダディ「チッ!ほとんどの女性陣がやられてしまったか!」

鍵「どうだ!これがマジックオメガの真の力だ!」

ヤッ太郎「ふざけやがって・・・!」ギリッ

土管くん「体が勝手に止まらないよー!」ゲシゲシ

メサイア「操縦する人をボコボコにする光線は出ていないだろ!」

土管くん「あっ、早とちりだった。」

メサイア「早とちりかい!」

土管くん「よくも操縦する人をボコボコにしたな!えーい!」ダッ

鍵「させるか!ストップだ!」

ギュイーン

土管くん「しまった!」キキッ

ガシャーン

銀時「チッ!こいつは手ごわすぎるぜ!」

ナックルズ「光線を弾き返す事が出来れば・・・、そうだ!鏡を使えれば可能性はある!」

沖田「そうかい。こんな事もあろうかと鏡を用意したぜ。」

ドーン

メサイア「そんな巨大な鏡を使って何をする気だ?」

沖田「今に分かる。」ニタァ

鍵「ええい!そんな鏡を使っても効果なんてある物か!」

ギュイーン

沖田「かかったな。」ニタァ

バシューン

近藤「おお!弾き返した!」

ドゴーン

鍵「ゲッ!マジックオメガが!」

ギュイーン

スカシー「光線が残りの女性達に直撃した!」

ルカリオ「と、いう事は・・・。」

アンジュ「うう・・・。体が・・・、熱い・・・。」

ヒルダ「ハァ・・・、ハァ・・・、アンジュ・・・。」

メサイア「なんて事だ・・・。全員興奮状態になっているとは・・・。」

銀時「オイィィィィ!!お前、何してくれてんだァァァァァァァ!!」

新八「元に戻せー!」

鍵「誰が教えるか!」

近藤「けど、説明書には効果は10分ぐらいって書いてあるぞ。」

鍵「あ・・・・。」

メサイア「なら安心だな・・・。さて、一発であの世に逝かせてやるぜ!」

ガシャンガシャンガシャンガシャン、ウィーン

鍵「や、やめてくれ・・・・。」

メサイア「今更命乞いをしても遅い!ボルテッカ!」

ドゴオオオオオオ

鍵「ギャアアアアアア!!」

ドッカーン

ソニック「杉崎鍵、死亡確定。これで敵の戦力が一人減ったな。」

ヤッ太郎「ああ、という訳で、天下無敵の、大勝利!」

カカン

プルルン「で、ルティナ達はどうするの?」

メサイア「あと3分経ったら元に戻るだろう。そのままにしておこうぜ。」

両津「そうだな。んじゃ、こいつ等を連れて帰るとするか!」

メサイア「ああ!」

次の日 アークス『青龍』

ソワソワソワソワ

メサイア「今日の女性陣、なんだか様子がおかしいぞ。」

祐斗「昨日、摩天楼で恥ずかしい事をしたからね・・・。」

ビッグダディ「だから様子がおかしいという事なのか。」

メサイア「今日の訓練は俺達だけで受けるとするか。」

マサル「そうだな。」

ゾロゾロ

ルティナ(うう・・・。今すぐにでも忘れたい・・・。)

瑞希(あんな思いはもうこりごりです・・・。)

続く

次回予告

メサイア「アルゼナルで休暇を楽しんでいる途中、異世界のドラゴンが襲撃してきた。」

アンジュ「私達が次々と敵を撃破したその時、異世界の龍を呼び出した張本人、相良良晴が姿を現した!」

メサイア「デストロイドラグを呼び出したのはお前の仕業だったのか!」

良晴「その通りだ。エンブリヲ様の為にも、お前達を倒す!」

アンジュ「戦いが激しくなったその時、ヒルダがフォースソングを発動した!」

ヒルダ「やるからには本気で行くぜ!」

アンジュ「次回、『第3の歌姫、ヒルダ』。お楽しみに!」

アルゼナル会議場

コツコツ

千冬「これより会議を行う。各エリアの司令官は集まったか?」

アレクトラ「いや、アルカディアがまだだ。あと、総司令官が・・・。」

ガッシャーン

ワンコー守「何の音だ!?」

ギイッ

レミ「いつつ・・・。すいません、ドジっちゃって・・・。」

アレクトラ「ハァ・・・。お前のドジは相変わらずだな・・・。」

レミ「えへへ・・・。」

ワンコー守「あとは総司令官だが、何処にいるのだ?」

小牟「さあ・・・。」

「待たせたな。」コツコツ

ワンコー守「おお!ついに来たか!徳川茂茂総司令!」

第16話 第3の歌姫、ヒルダ

アルゼナル

ワイワイガヤガヤ

メサイア「ふぁ・・・。最近、戦闘が続いたからな・・・。たまにはゆっくり休むか・・・。」

ノシッ

メサイア「ん?エリエル姉か?」

雲雀「お疲れ様、メサイア兄ちゃん。」

メサイア「雲雀!お前もアルゼナルに来ていたのか!?」

雲雀「うん!飛鳥ちゃんや皆も来ているんだよ。」

メサイア「皆、目的は一緒だな・・・。で、司令達は?」

エリカ「今、会議室で話し合いが行われています。」

メサイア「そうか。じゃあ、俺は寝るから、何かあったら起こしてくれ!」

エリカ「分かりました!」

タタタタタ

メサイア「さてと・・・。」

スースー

春麗「すっかり寝ているわね。邪魔しない方がいいかしら?」

モリガン「そうね。そちらの方はどう?」

フェリシア「うん。異常はないけど・・・。あっ!」

春麗「どうしたの!?」

フェリシア「敵発見!向こう側からくるよ!」

モリガン「なら、昼寝どころじゃないみたいね。」

アリシア「ええ。ほら、メサイア!起きなさい!」ユサユサ

メサイア「むにゃ・・・。なんだよ・・・。」

リエラ「敵がアルゼナルに接近しているわ!しかもドラゴンよ!」

メサイア「だったら昼寝どころじゃないようだな!すぐに警報を鳴らせ!」

リーンベル「ええ!」ダッ

ウーウー

ヤッ太郎「ったく!せっかくの休暇なのに、敵襲かよ!」

大和「文句を言っても仕方がありません。すぐに指示を!」

ヤッ太郎「そうだな。全軍出撃だ!」

艦娘達「了解!」

ケロロ「ならこちらも!ケロン軍、総出撃であります!」

アンジュ達「イエス・マム!」

ルイズ「チームカービィ、攻撃開始!」

シエスタ達「おう!!」

カービィ「ぽよ!」

ソニック「俺達も行くぞ!」

なのは「うん!」

フェイト「これ以上好き勝手にされる訳にはいかないしね!」

ギュイーン

麗子「敵を確認!ドラゴンが50体よ!」

両津「面白い!わしの頭突きで倒してやる!」ビュン

ゴチーン

中川「直撃した!」

ヒュルルルル、ドッボーン

両津「どんなものだ!」グッ

メサイア「ならばこっちも!スローブレード!」ブン

ズバババババ

メサイア「どうだ。10体撃破したぞ。」パシッ

両津「おのれ!こうなったら50体撃破だ!」

銀時「なら俺は60体だ!」

ヤッ太郎「オイラは100体だ!」

部長「ばっかもーん!今はこんな事をしている場合じゃないだろ!」

メサイア「そうだったな・・・。だったら徹底的に倒すのみだ!」

ドゴーンドガーン

エルシャ「増援が来たわ!」

タママ「これで終わらせてやる!ゴッドフィンガー!」

ドゴオオオオ

はやて「あっ、また増援が来たで!」

アインス「いったいどうなっているんだ!?」

「それは俺の仕業だ。」

シルヴィア「誰ですの!?」

パアアアアア

メサイア「お前は相良良晴!ドラゴンを呼び寄せたのはお前の仕業だったのか!?」

良晴「その通りだ。エンブリヲ様の命令でやったからな。」

モモカ「やはりエンブリヲ絡みでしたね・・・。」

シルヴィア「すぐにドラゴンを呼び寄せるのを止めてください!」

良晴「お断りだ!邪魔をするなら殺すのみ!」

ココ「やはり戦わなきゃいけないみたいだね・・・。」

ミランダ「ええ・・・。でも、ここからが正念場よ。」

シルヴィア「そうですね。メサイアさん!」

メサイア「ああ!総攻撃開始だ!」

ソニック達「おう!!」ギュイーン

ガキンガキンドゴーンドガーン

ソニック「回転螺旋斬!」ズババババ

バッシャーン

フェイト「はっ!」ズバッ

ヴィータ「オラァ!」ドゴオオオ

シャマル「えい!」ゴオオオオ

シグナム「はっ!」ズバアアアア

バッシャーン

アギト「ちっ!いくら何でも多すぎるぞ!」

リイン「やはり張本人を倒さないとダメです!」

メサイア「だったら俺が良晴を倒しに行く!」ダッ

両津「わし等も加勢するぞ!」

ルフィ「俺もだ!」ダッ

良晴「そっちがその気なら・・・、全力で倒す!」

パアアアアア

メサイア「大鎌なら・・・、そっちも大鎌で勝負だ!」

パアアアアア

ルフィ「すっげー!武器が変わった!」キラキラ

メサイア「さあ、覚悟しろ。」

良晴「その言葉、返してやるぜ!」

ガキンガキンガキンガキン

ナミ「実力は互角。このまま長期戦に縺れ込む可能性が高いわ。」

ティア「だったら私達も援護するわよ!」

コレット「そだね。ジャッジメント!」バッ

ドゴーンドゴーン

メサイア「おい、コレット!俺にも当たってるぞ!」

コレット「あっ、ゴメン!」

良晴「いい度胸だ・・・。ガイアバスター!」

ドゴオオオオ

クロノア「はにゃっ!」バッ

ゴオオオオオオ

ガンツ「もう少しで当たりそうだったが、このままだといつまで耐えきれるか問題だな・・・。」

エステル「何か打開策があればいいのですが・・・。」

ヒルダ「・・・。」

ピカアアアアア

ギロロ「お、おい、ヒルダ!お前からフォースソングの光が発せられたぞ!」

ヒルダ「う、嘘だろ!?まさかアタシが歌い手なのか!?」

リディア「ともかくフォースソングを歌ってみて!」

ヒルダ「分かった!」

ヒルダ「唯(ただ)いちーずにと、紅くー燃え上がった♪情ー熱よー♪」

BGM:紅き情熱の唄

ケロロ「ゲロッ!?力が湧いてくるであります!」

アンジュ「ヒルダの歌によって効果が発揮したようね。」

ヒルダ「アタシの歌で勝利を掴んで!」

ギロロ「その言葉、受け取っておくぜ!」

良晴「ドラゴン達よ!ヒルダに集中攻撃だ!」

ギャオオオオオ

リディア「そうはさせないわ!ソーディア・スラッシュ!」

ズバアアアアアア

リディア「私の娘に手を出すのなら、容赦しないわ!」

ヒルダ「ママ・・・。」

良晴「くっ!だったら俺が!」

ローザ「そうはさせないわ!アークセイバー!」

ズバアアアア

良晴「がはぁ!」

ギロロ「これはおまけだ!」

ドガガガガガガ

良晴「くっ!」

ソニック「メサイア、とどめを刺してくれ!」

メサイア「おう!!」

パアアアアア

メサイア「この大剣で一刀両断してやる!覚悟しろ!」バッ

良晴「や、止めろー!」

メサイア「蒼青の雷神斬!」

ズバアアアアアアア

柳生「おお!」

スタッ

メサイア「お前が闇に侵された時点で、このような結末となったのさ。」シャキン

ドッゴーン

初「やりました!」

パアアアアアア

麗子「ドラゴンが次々と消えていくわ。」

中川「元凶を倒した事で、元の世界へと戻ったのですね。」

ドライグ「今回はボルテッカを使用しないでの勝利だったな。お見事だぜ!」

メサイア「まっ、たまにはこのような勝利も悪くないしな。」

ギュイーン

サリア「あっ、アレクトラ!他のエリアの司令官達も!」

アレクトラ「どうやらヒルダがフォースソングを発動したようだな。お前の歌、しっかりと耳に届いたぞ。」

ヒルダ「あ、ああ・・・。」

茂茂「これで残るはアルカディアとエドロポリスの2つだけだな。」

メサイア「ええ。事後処理が終わったら、昼寝の続きでもするか。」

焔「おっと!そう簡単に昼寝の続きができると思ったら大間違いだぞ。」

メサイア「どういう事だ?」

雪泉「今に分かります。」

メサイア「?」

そして・・・・。

モミモミ

レミ「うーん!いい気持ち―!」

メサイア「ったく、なんで俺がマッサージなんかしなきゃいけないんだ?」

レミ「文句言わないの。メサイアのマッサージは女性にとっては大人気なんだから。」

メサイア「そりゃそうだけど・・・。」

プルルート「まだまだいるからよろしくね~♪」

ピーシェ「ぴぃもー!」

メサイア「頼むから昼寝させてくれよ・・・。」

ソニック「こうなってしまった以上、昼寝はできそうにないかもな。」

メサイア「トホホ・・・。」

ダークファントムアジト

才人「そうか。良晴までもやられたか。」

キンジ「これで残るは11人となったそうだな。」

一夏「で、どうしますか?」

才人「恐らく奴等はフォースソングの歌い手を集めて襲ってくるだろう。それまでに奴等の企みを阻止しないとな。」

一夏「ええ。」

コツコツ

キンジ(マサル達と戦う日も、遠くないだろうな・・・。)

才人「キンジ、行くぞ。」

キンジ「ああ。」

続く

次回予告

メサイア「墓参りに行った俺は、木の下で過去を振り返った。」

メサイア「そして空を見上げたその直後、才人、キンジ、一夏の3人が襲い掛かってきた!」

ドライグ「どうやら狙いは相棒のようだ。気を引き締めろ!」

メサイア「言われなくてもそのつもりだ。全員地獄に叩き落とす!」

リアス「そして私達が駆けつけた直後、アリシアとヒトミのフォースソングが発動した!」

ジャンヌ「そして・・・、メサイアも覇龍の力を発動した・・・。」

リアス「次回、『覇龍覚醒と揃いし歌姫達』。お楽しみに!」

セントラル クレディア墓地

メサイア「・・・。」

メサイア(あの戦いから3か月が経ったな・・・。今もまだ記憶に残っているぜ・・・。)

ギュッ

メサイア「さてと・・・、そろそろ行くか・・・。」

ザッザッ

ヒュウウウウウ

ザッザッ

獲座「あれ?お兄の墓に白い花束が置いてある。」

瞳「それだけじゃない。城戸や牙闘獣獄刹(キリングバイツ・デストロイヤル)の死者の墓にも白い花束が置いてあったぞ。」

初「いったい誰が置いたのでしょうか?」

獲座「もしかしたら・・・、あいつかもね。」

第17話 覇龍覚醒と揃いし歌姫達

牙闘獣獄刹(キリングバイツ・デストロイヤル)の跡地

ザッザッ、スタッ

メサイア「ふう・・・。久々に戦いの跡に来たけど、何事も起こっていない風景になっているな・・・。」

チチチチチ

メサイア「3か月前のあの時は、血の跡だけでなく、死体まであったからな・・・。」

獲座「うん。お兄もここで死んでしまったんだよね・・・。」

メサイア「そうそう・・・って、獲座!?いつの間にいたのか!?」

瞳「私達もいるぞ。」ヒョイ

メサイア「瞳に初まで!」

初「えへへ・・・。」

瞳「私達も久々にこの地を訪れたが・・・、戦いの跡はきれいさっぱりなくなっていたな・・・。」

メサイア「ああ。けど、俺達は覚えている。あの3か月前の事を・・・。」

3か月前

ドシャッ、ドガッ

瞳「チッ!どうやら一筋縄ではいかないみたいだな!」

城戸「お前、殺す・・・。」

ブン

瞳「クッ!」

ガキン

瞳「へ?」

獲座「だ、誰?」

初「?」

シュウウウウウ

メサイア「おい。女の子相手にそれは酷すぎるだろ。」

瞳「お前は?」

メサイア「俺の名はメサイア。任務の為にこいつを殺しに来た。」

初「どういう事ですか?」

メサイア「上司からの命令だ。さて・・・、お前には恨みはないが、これも任務のためだ。覚悟しろ!」

ブン

獲座「攻撃してきた!」

ガキン

メサイア「そのような攻撃は・・・、お見通しだ!」

ブン

瞳「おお!」

メサイア「覚悟しろ!龍王断罪剣!」

ズバアアアアアアア

メサイア「死んでも恨むなよ・・・。」ジャキッ

ドッゴーン

現在

メサイア「あの後、お前の兄である大河を蘇生しようとしたが、手遅れだった・・・。本当にゴメンな・・・。」

獲座「ううん。メサイアのせいじゃないよ。悪いのは城戸なんだから・・・。」

メサイア「そうか・・・。」

ギュイーン

初「何の音でしょうか?」

メサイア「この音は・・・、まさか!?」

ギュイーン

メサイア「才人!一夏!キンジ!」

才人「まさかこんなところでお前と出会うとはな・・・。」

一夏「ああ。探す手間が省けたぜ。」

キンジ「やるからには・・・、徹底的に叩き潰す!」

ドライグ「やっぱりここに来るとはな・・・。」ギュイーン

メサイア「ドライグ!」

ドライグ「どうやら狙いは相棒のようだ。気を引き締めろ!」

メサイア「言われなくてもそのつもりだ。全員地獄に叩き落とす!戦闘開始だ!」

瞳・獲座・初「了解!」

才人「覚悟しやがれ!デビルバースト発動!」

ゴオオオオオ

キンジ「やるからには本気で行くぜ!」ジャキキッ

一夏「ブラックケンプファーで倒してやる!」ジャキッ

メサイア「どうやらこれはガチでやらないとまずいな。ドライグ!」

ドライグ「おう!」

<赤龍帝モード発動!ソウルフルドライブ!>

パアアアアア

メサイア「そして装着!」

ガシャーン

メサイア「これで準備万端だ。さあ、行くぜ!」

才人「面白い。アームハンマー!」ブン

ドゴーン

メサイア「その動きが命取りだ!ジャドーブレード!」バッ

ギュルルルルル

才人「そんなの避ければどうって事ない!」バッ

瞳「この瞬間を待っていたぜ!」

才人「何!?」

ズバアアアアア

才人「くっ!」

獲座「どうやら致命傷にはならなかったようね。」

瞳「チッ!あと少しか!」パチン

才人「いい度胸だ。だったら最大の本気で攻め込むぜ!」

バッ

メサイア「黒い羽根が生えてしまったか。すぐに警戒態勢に入れ!」

初「あわわ・・・。」

ギュイーン

メサイア「おっ、ようやく来たようだな。」

銀時「助けに来たぞ、お前等!」

瞳「銀時!」

神楽「獲座の姉御!」

獲座「神楽!」

お妙「初ちゃん、大丈夫!?」

初「お妙さん!」

一夏「どうやら増援が来たようだな。ならば、俺が倒しに行く!」

ソニック「そうはさせるか!GNソード!」

ズバアアアアア

一夏「くっ!いつもいつも邪魔しやがって・・・!」

アリア「キンジ!」

白雪「キンちゃん!」

キンジ「アリア達まで来やがったか!マシンガン!」

ドガガガガガガ

アリア「くっ!近寄れないわ!」

マサル「なら俺に任せろ!」ダッ

キンジ「マサルまで来るとは・・・。ええい!まとめて倒してやる!」

ドガガガガガ

マサル「そのような攻撃は見切った!」バッ

キンジ「な!?」

マサル「ラップ・ドーン!」ドゴオオオオ

キンジ「くっ!」

ガシャーン

理子「今の衝撃で武器が落ちたわ!レキ!」

レキ「了解。」ジャキッ

ドギューン

キンジ「チッ!肩をかすめてしまったか・・・。」

九兵衛「その油断が命取りだ。」ジャキッ

ズババババババ

キンジ「がは・・・。」

九兵衛「安心しろ。命までは取っていない。」ジャキッ

ドサッ

九兵衛「すぐに回収を!」

アリア「ええ!」ダッ

ゼリア「させるか!」ドガガガガ

アリア「おわっ!」

ゾーラ「この銃弾・・・、ゼリアか!」

ゼリア「悪いがキンジはアタシ等の仲間だ。回収されるのはお断りだからな。」

ゾーラ「チッ!あと一歩のところで邪魔しやがって・・・。」

ギュイーン

リアス「遅れてごめんなさい!ちょっと手間取っちゃって!」

メサイア「リアス達がようやく来たか・・・。来るのが遅すぎるぜ・・・。」

ピカアアアアア

天龍「お、おい・・・。アリシアとヒトミの体が光りだしたぞ・・・。」

龍田「この光・・・、フォースソングね!」

アリシア「まさか私が歌い手に選ばれるとはね・・・。すぐにやってみるわ!」

スーッ

アリシア「やさしい木漏れ日♪生命(いのち)をー照らーしてー♪」

BGM:翠の森の精霊詩

メサイア「よし!フォースソングの力でパワーアップ完了だ!」

ゼリア「おのれ!アリシアから先に倒してやる!」

ゾーラ「そうはさせるか!ビーコックスマッシュ!」ジャキッ

ドギューンドギューン

ゾーラ「ロザリー、クリス!」

ロザリー「了解!」

クリス「任せて!」

ドギューンドギューンドゴーン

ゼリア「チッ!シュウゴ!」バッ

パシッ

シュウゴ「確かに受け取った。先に戻る!」

ギュイーン

白雪「あっ!キンちゃん!」

クー子「今は追わないで。目の前の敵に集中。」

白雪「・・・うん。」

ギュイーン

モモカ「あっ!ビルゴの増援まで来ちゃいました!」

ハス太「このままだとまずいよ・・・。」

クー音「だったらここは別のフォースソングが効果的だと思う。やってみて。」

ヒトミ「分かったわ。アリシア、ここは私に任せて!」

アリシア「お願い!」

ヒトミ「あーのー空へ煌く―♪想いをー受け止めーてー♪」

BGM:琥珀色の黄昏

モモカ「攻撃力が上がりました!」

アンジュ「よし!総攻撃開始!」

メサイア「ちょっと!それは俺のセリフだ!」

ガキンガキンドゴーンドガーン

リザードン「一気に攻める!」ゴオオオオオ

小咲「はっ!」ズバアアアア

誠士郎「ふっ!」ドゴーンドゴーン

万里花「そーれ!」ボカーッ

ギュイーン

千棘「また増援!?いい加減にしなさいよ!」

ルカリオ「文句を言っても仕方があるまい。だが、このままだとまずいぞ。」

ロスヴァイセ「こうなったら・・・、メサイアが覇龍(ジャガーノート・ドライブ)を発動するしか方法はありませんね。」

メサイア「覇龍(ジャガーノート・ドライブ)か・・・。面白い!こうなったらやってみないとな!」

ドライグ『よく言った!最初から全力で行くぜ!!』

メサイア「おう!覇龍(ジャガーノート・ドライブ)発動!」

<覇龍(ジャガーノート・ドライブ)モード!天下無双の魂よ、燃え上がれ!>

ゴオオオオオオ

ガンバ「メサイアがドラゴンに近い形態へと進化し・・・、紅の翼を大きく生やした・・・。」

マンプク「す、すっげー・・・。」

メサイア「これが覇龍(ジャガーノート・ドライブ)・・・。俺にピッタリの姿だな。さて・・・。」

ビシッ

メサイア「やるからには・・・、全力で叩き潰してもらうぜ!」

才人「だったら俺も本気を出すか・・・。アルティメットドライブ!」

ゴオオオオオ

ヨイショ「黒いオーラを発動しながら、鎧を装着しただと!?」

ガクシャ「こうなるとそう簡単にはいかないだろうな。」

イカサマ「だが、俺のサイコロでは4と6が出た・・・。この勝負は・・・、メサイアの勝ちだ!」

才人「だったらその結果を俺が覆してやるぜ!」ダッ

メサイア「面白い!」ダッ

ガキンガキンガキンガキン

メサイア「これで決めてやるぜ!セイクリッド・キャノン!」ドゴオオオ

ビュン

才人「残念だったな。Ωブラスト!」バッ

ドゴオオオオ

才人「な!?消えた!?いったい何処に・・・。」

《Boost!》

才人「この効果音は・・・、まさか!?」

メサイア「シャドーブレイド!」ブン

ズバアアアア

才人「ぐおおおおおお!!」

ヤッ太郎「おお!直撃したぞ!」

ラクス「今がチャンスです!」

メサイア「言われなくてもそのつもりだ!」

ゴオオオオオオ

メサイア「これで終わりだ!才人!」

ギュイーン

才人「おのれ!ガーディアンシールドで防いでやる!」バッ

メサイア「俺の最大奥義はどんな防御も破壊できるのさ!」

《explosion!》

メサイア「龍王破壊砲!」

ドゴオオオオオ

才人「ぐわあああああああ!!」

ドッゴーン

ニャル子「やりましたー!」

クー子「少年、お見事。」

ヒュルルルル

一夏「平賀先輩!」ダッ

パシッ

メサイア「これで残るはお前等だけだ。さあ、どうする?」

ゼリア「チッ!撤退するよ!」

ギュイーン

一夏「次こそは・・・、地獄へ叩き落とす!」

ギュイーン

ハス太「これにて一件落着だね!」

メサイア「ああ・・・。んじゃ、鎧を解除するか。」

パアアアアア

朱乃「メサイア君、大丈夫?」

メサイア「ああ。全然へっちゃらさ。」ブンブン

アーシア「そうですか。普通は長時間使いすぎると倒れますが、メサイアさんは疲れを感じていませんね。」

小猫「メサイアさんはキャストですからね。」

メサイア「けど、一つだけ気になる事がある。」

祐斗「気になる事?」

メサイア「ああ。才人、一夏、キンジ、一誠、古城、鍵、良晴が何故、闇に染まったのか調べているんだ。」

ソニック「なるほどね・・・。一夏は亡国企業に誘拐されて、そのまま亡国企業に所属する事になったからな。」

姫柊「古城については吸血鬼と化してしまいました。」

リアス「一誠はエンブリヲに殺されてしまい、彼によって闇に染まった戦士と化したわ。」

メサイア「才人はアークス訓練学校を中退した後、その2年後にゼロの使い魔の世界に入ろうとしたところをオコリザルに殴り飛ばされ、フリーダムウォーズの世界に飛ばされてしまったからな。」

ルイズ「彼は元の世界に戻る事なく亡くなってしまったけど、復活してようやく元の世界に帰る事が出来たわ。けど、エンブリヲに捕まってしまい、闇に染まったからね・・・。」

オコリザル「こうなった以上は元に戻すのは難しいからな・・・。」

メサイア「鍵は自ら闇に染まる事を決意。良晴はエンブリヲによって召喚され、闇に染まってしまった。でも、キンジが何故、闇に染まってしまったのか分からないんだよな・・・。」

アリア「その事について調べてみたけど・・・、キンジが闇に染まったのはある事件がきっかけだったの。」

煌坂「ある事件?」

白雪「うん。私達がアークスに入る前、東京武偵高校で事件があったの。事件は開発したけど、キンちゃんは敵によって倒されてしまった・・・。」

理子「その影響でキンジは武偵高校を退学。その3日後に彼は闇に染まってしまったの・・・。」

マサル「僕が武偵高校に帰ってくる前にそんな事があったとは・・・。」

フレア「あとエバー島の大量虐殺事件について新たな情報があったわ。」

エリエル「新たな情報?」

フレア「ええ。犯行グループを殺した才人についてだけど、彼はこの時、既に闇に染まっていた事が判明されたわ。」

メサイア「何だって!?じゃあ、才人は既にエンブリヲによって闇に染まってしまったのか!」

フレア「それだけじゃないわ。この事件にはもう一人の犯人がいた事が判明されたわ。」

土管くん「もう一人の犯人?」

フレア「遠山キンジの義妹、遠山かなめ。彼もキンジと同じくダークファントムに所属しているわ。」

アリア「遠山かなめ・・・。厄介な敵が現れたわね。」

フローレイティア「確かにその通りね。こうなった以上は全力で叩きのめすしか方法はないわ。」

メサイア「あっ、フロー姉!」

土管くん「いつ頃帰ってきたの?」

フローレイティア「お前達が戦っているのを目撃したからね。30分頃にはここについたけど。」

メサイア「なら手助けしてくれよ・・・。ハァ・・・。」

ソニック「あれ?メサイアってもう一人姉がいたのか?」

メサイア「いや。彼女はフローレイティア=カピストラーノ。俺達の幼馴染であり、この度、アークス『青龍』に配属された司令官だ。」

ルティナ「ええっ!?新しい司令官なの!?」

フローレイティア「そうよ。知らなかったの?」

瑞希「いや、急な話だったので知りませんでしたが・・・。」

フローレイティア「という訳で、これからよろしくね。」

リアス「え、ええ・・・。」

メサイア「やれやれ・・・。これからが忙しくなりそうだぜ。」

ダークファントムアジト

かなめ「キンジお兄ちゃんの様子は!?」

一夏「大丈夫だ。少し安静にすれば治るそうだ。」

かなめ「良かった・・・。にしてもファンタジアの戦士達め・・・。よくもお兄ちゃんを!」

ガシャンガシャン

かなめ「次の出撃は私も行くわ。援護をお願いね。」

一夏「ああ。」

コツコツ

かなめ(ファンタジアの戦士達・・・。キンジお兄ちゃんを傷つけた罪は重いわよ。覚悟しなさい!)

続く

次回予告

メサイア「フロー姉が加わって戦力がアップしたけど、彼女の指導は厳しいからな・・・。」

フローレイティア「そんな事はないわ。この指導を乗り越えればこそ、真の最強になれるわ。」

メサイア「まあ、そりゃそうだけど・・・。」

ゼノヴィア「ところが訓練が終わってから数分後、ダークファントムの刺客である遠山かなめが襲い掛かってきた!」

イリナ「キンジの妹とは聞いたけど、彼女は結構強いからね・・・。」

メサイア「だったら全力で倒してやるぜ!戦闘開始だ!」

フローレイティア「次回、『新たな敵、遠山かなめ』。お楽しみに!」

メサイア達の家

フローレイティア「そう。覇龍覚醒と5人の歌姫が揃ったのね。」

メサイア「ああ。これで準備は万端だし、あとはダークファントムのアジトを壊滅するのみだ。」

フローレイティア「でも、そう簡単にはいかないわよ。」

フレア「どういう事?」

フローレイティア「ダークファントムの新たな情報だけど、エンブリヲは最強兵器であるデビルガンダムを復活させようとしているわ。」

エリエル「ケロロから聞いたけど、腹の中にあるコアを破壊させれば消滅できるわ。でも、最高威力の攻撃でないと破壊は不可能だからね・・・。」

土管くん「おまけにそのコアの爆発に巻き込まれたら、死ぬのは避けられないからね・・・。」

フローレイティア「その通りね。となると、私達のやるべき事はただ一つ。デビルガンダムを復活させる前にダークファントムを討ち滅ぼすしか方法はないわね。」

メサイア「そうだな。とりあえず今日はこのくらいにして、明日から頑張らないとな!」

フローレイティア「そうね。メサイア、一緒に部屋に行きましょう。」

メサイア「へ?いったい何を?」

フローレイティア「決まっているでしょ?久々のスキンシップを・・・。」

メサイア「嫌な予感がする・・・。」

第18話 新たな敵、遠山かなめ

アークス青龍

ガンバ「ええっ!?スキンシップをされてしまったのか!?」

メサイア「そうなんだよ・・・。おかげで胸の中で眠らされてしまった・・・。」

イカサマ「とんだ災難だったな。」

ヨイショ「けど、これを聞かれたらまずいんじゃないのか?」

メサイア「だろうな・・・。あいつ等の顔を思い浮かべると寒気がするぜ・・・。」

ガクシャ「で、体調の方は?」

メサイア「大丈夫だけど・・・。」

ガシッ

マンプク「お、おい!後ろ!」

メサイア「ん・・・、げっ!」

ドドーン

ガンバ「聞かれてしまったようだな・・・。」

瑞希「メサイア君・・・。どういう事か説明してもらえますか?」

ルティナ「相棒・・・。」

リアス「詳しく説明してもらおうかしら?」

テュカ「覚悟はできているよね?」

アリサ「メサイア・・・。」ゴゴゴゴ

メサイア「ギャアアアアアアアア!!!」

バキィドゴォグシャアアアアア

訓練場

ケロロ「で、このような状態になったという訳でありますな。」

メサイア「あ、ああ・・・。」ボロッ

ソニック「けど、この状態で訓練をするのか?」

ヤッ太郎「あまり無茶は禁物だぜ?」

メサイア「それはそうだけど・・・、やるからには受けないとな!」ボキボキ

クー音「なら心配ないみたいだね。」

コツコツ

土管くん「あっ、来た!」

フローレイティア「全員集まったようだな。では、今日の訓練の説明をする!」

メサイア達「」ゴクッ

フローレイティア「男性陣はフリートレーニング、女性陣はエアロビクスを行う。すぐに準備に取り掛かりなさい!」

ドドドドド

ケロロ「フリートレーニングで良かったでありますが・・・、女性陣はエアロビクスをするでありますな。」

ギロロ「ああ。で、お前は何でカメラを持っているんだ?」

ケロロ「決まっているであります!敵の侵入を防ぐ為にあちこちに警備カメラを付けに行くであります!」

ドロロ「で、何処に付けるでござるか?」

ケロロ「外回り、トレーニングルーム、更衣室であります。」

ゲッコウガ「ケロロ殿・・・。女子更衣室は止めた方がいいでござるよ・・・。それがばれたら・・・。」

ケロロ「いやいや。フローレイティア殿に頼まれたでありますからな。もちろん許可は取っているであります!」

メサイア「そうか・・・。けど、いくら警備を強化するにしても、わざわざ更衣室にカメラを付けるか?」

祐斗「さあ・・・・。」

エアロビクス訓練場

ピッピッピッピッ

フローレイティア「はい、次!」

ルティナ「いつつ・・・。体を柔らかくするのって難しいな・・・。」

瑞希「ええ・・・。でも、今後の戦いの為には重要な訓練だと思います。」

フローレイティア「そこ!喋らない!」

ルイズ「ねえ、ちょっといいかしら?」

レミ「何?」

ルイズ「さっきから男性陣が見ているんだけど・・・。」

ジーッ

カービィ「ぽよ?」

小牟「誰かバズーカを。」

モモカ「では、私が。」キラーン

両津「あ・・・。」

ドッゴーン

トレーニングゾーン

ドッゴーン

メサイア「今の爆発は!?」

ケロロ「向こうからであります!」

ドドドドド

ソニック「いったい何があった・・・・って、これはどういう事だ?」

両津達「」シュウウウウウ

モモカ「彼等が覗いていたからバズーカを放ちました。」

新八「覗きでもバズーカはやり過ぎだと思いますが・・・。」

銀時「だ、大丈夫か!?」

神楽「このくらいなら大丈夫ネ。」

ゲッコウガ「大丈夫としか思えないでござる・・・。」

ネプテューヌ「さっ、訓練の続きだよ!」

メサイア「ハァ・・・。」

訓練終了後

両津「いつつ・・・。いきなりバズーカを発射する事はないだろ!!」

メサイア「自業自得だろ。」

ユリス「まったくだ。それよりもメサイア。そっちの方はどうだ?」

メサイア「ああ。こちらも順調に進んでいる。」

ステラ「そう。あとはダークファントムが来るのを待つのみね。」

ウーウー

メサイア「どうやら来たようだな。すぐに全員に伝えろ!ダークファントムの討伐に向かえと!」

ステラ「分かったわ!」ダッ

ユリス「任せろ!」ダッ

両津「おう!」ダッ

ウーウー

千冬「すぐに戦闘態勢に入れ!他の部隊はどうだ?」

エミー「全員戦闘態勢に入っています!」

千冬「よし!出撃せよ!」

ドギューン

イカロス「今回の敵は300人います。主力についてですが、織斑一夏、遠山かなめの2人です。」

ソニック「遠山かなめか・・・。確かエバー島での大量虐殺事件で犯行グループを殺した奴か。」

ニンフ「あとキンジの妹だという事は分かるけど・・・。」

ギュイーン

アストレア「来ました!」

ナックルズ「ん?何だあの機体は?」

ケロロ「あっ!あれはブラックケンプファーであります!」

楯無「ケンプファーのブラックバージョンか・・・。これはちょっと厄介かもね・・・。」

ギュイーン

かなめ「あなた達がファンタジアの戦士達ね。私のお兄ちゃんを倒した罪は大きいわよ?」

メサイア「どうやら恨まれる立場になったようだな。なら、返り討ちにしてやるぜ!」ジャキッ

かなめ「覚悟しなさい!連続射撃!」ジャキッ

ドガガガガガガガ

ホークモン「おわっ!本気で撃ってくるとは!」

アグモン「ネプテューヌ!デジヴァイスを!」

ネプテューヌ「OK!皆、いくよ!」

ネプテューヌ達「デジヴァイス、発動!」

ギュイーン

BGM:brave heart

アグモン「アグモン進化!グレイモン!」

ピヨモン「ピヨモン進化!バードラモン!」

ガブモン「ガブモン進化!ガルルモン!」

パタモン「パタモン進化!エンジェモン!」

テントモン「テントモン進化!カブテリモン!」

ゴマモン「ゴマモン進化!イッカクモン!」

パルモン「パルモン進化!トゲモン!」

テイルモン「テイルモン、アーマー進化!ネフェルタリモン!」

ブイモン「ブイモン、アーマー進化!ライドラモン!」

ホークモン「ホークモン、アーマー進化!ホルスモン!」

アルマジモン「アルマジモン、アーマー進化!ディグモン!」

ワームモン「ワームモン進化!スティングモン!」

ギルモン「ギルモン進化!グラウモン!」

テリアモン「テリアモン進化!ガルゴモン!」

レナモン「レナモン進化!キュウビモン!」

インプモン「インプモン、ワープ進化!ベルゼブモン!」

ガオモン「ガオモン進化!ガオガモン!」

ララモン「ララモン進化!サンフラウモン!」

ファルコモン「ファルコモン進化!ペックモン!」

クダモン「クダモン進化!レッパモン!」

ポーンチェスモン「ポーンチェスモン進化!ナイトチェスモン!」

カメモン「カメモン進化!ガワッパモン!」

モノドラモン「モノドラモン、ワープ進化!サイバードラモン!」

ロップモン「ロップモン、進化!トゥルイエモン!」

クルモン「これで準備万端だクル!ネプテューヌ達も!」

ネプテューヌ「了解!女神化発動!」

パアアアア

パープルハート「準備完了!戦闘開始!」

かなめ「いくら進化しても私には敵わないわよ!」

ガルルモン「それはどうかな?」バッ

かなめ「な!?」

ガルルモン「フォックスファイアー!」ゴオオオ

かなめ「くっ!」ドゴッ

グレイモン「ギガフレイム!」ゴオオオ

かなめ「チッ!」バッ

ブラックハート「そこ!」ズバッ

かなめ「うぐ・・・!」ツー

メサイア「なかなかやるな。だったら俺も本気を出すとするか!赤龍帝モード!」

<赤龍帝モード発動!ソウルフルドライブ!>

パアアアアア、ガシャーン

メサイア「遠山かなめ!覚悟しろ!」

一夏「おっと!俺を忘れてもらっちゃ困るぜ!」バッ

メサイア「しまっ・・・!」

ベルゼブモン「させるか!」ドゴーン

一夏「くっ!」ドガアアア

メサイア「助かったぜ、ベルゼブモン。」

ベルゼブモン「気にするな。今は戦闘に集中しろ。」

メサイア「分かった。ソニック、一夏を頼むぞ!」ダッ

ソニック「任せときな!」

一夏「丁度いい。まずはお前からだ!」ギュイーン

ソニック「させるか!トランザム!」

ゴオオオオオ

一夏「いくらトランザムをしても無駄だ!」バッ

ソニック「それはやってみなきゃ分からないぜ?粒子化!」

パアアアアアア

一夏「消えただと!?」

ソニック「そこだ!」

ズバアアアアア

一夏「がはぁ・・・・。」

パアアアアア

セシリア「ISが強制解除されましたわ!」

シャドウ「すぐに捕えるぞ!」

ギュイーン

テイルス「ビルゴの大群だ!」

鈴音「こんな時に・・・!」

レヴィアタン「ここは私達に任せて!」

ソニック「頼んだぜ、レヴィアタン、バハムート、ヨルムンガンド!」

シロップ「攻撃開始!」

ドゴーンドガーンドゴーン

バハムート「援護お願い!」

シャル「OK!」

ドゴーンドガーン

ヨルムンガンド「よし!あと半分!」

ラウラ「このまま一気に攻めるぞ!」

かなめ「このままだとやられてしまう・・・。ここは一時離脱しないと!」

一夏「そうするしかないみたいだな・・・。クソッ!」

ギュイーン

箒「逃げるつもりか!?」

かなめ「今回はここまで。けど、次に会う時は覚悟してね。」

ギュイーン

簪「敵もどうやら覚悟を決めたみたい。戦いもそろそろ終盤に突入したみたいだね。」

メサイア「そうだな・・・。」

ヒュウウウウ

サラ「!?」

アンジュ「どうしたの!?」

サラ「この風の音・・・。嫌な予感がします。」

レヴィアタン「サラマンディーネ、何があったの?」

サラ「ダークファントムのアジトでエンブリヲがデビルガンダムを復活させようとしています。」

アンジュ「ま、まさかあの凶暴のガンダムを!?」

サラ「ええ。」

バハムート「デビルガンダムというのは聞いた事あるけど、弱点はないの?」

ギロロ「弱点は腹の中にあるコアを破壊する事だが、そう簡単には破壊できず、強いオーラを放っている。」

ヒルダ「アタシ達もそいつと戦った事はあるが、タスクのおかげでデビルガンダムを倒す事が出来た。けど、そいつは爆発に巻き込まれて亡くなってしまった・・・。」

ヨルムンガンド「そんな・・・。」

メサイア「なるほど。こうなった以上は只一つ・・・。ダークファントムのアジトを破壊して、デビルガンダムの復活を阻止する事だ!」

フローレイティア「メサイアの言う通りね。作戦実行は3日後。それまで各自準備をしておくように!」

メサイア達「おう!!」

ダークファントムアジト

才人「そうか・・・。かなめでも敵わなかったか・・・。」

かなめ「ええ・・・。あいつ等、強すぎますよ・・・。」

一夏「ところでエンブリヲは?」

キンジ「彼は今、部下達と共にデビルガンダム復活のための素材を探している。」

一夏「となると・・・、決着の時は近いな。」

才人「ああ。覚悟しろ、メサイア。この最後の戦いがお前の墓場となる事を!」

キンジ「・・・。」

続く

次回予告

メサイア「エンブリヲ達がデビルガンダム復活のための素材が難航している状態となっているため、アジト襲撃は延長となった。」

メサイア「その発表から翌日、一誠が襲撃してきた!」

一誠「お前を倒して赤龍帝の能力を奪還する!」

メサイア「こうなった以上は・・・、お前を殺す!」

祐斗「この争いはもう誰にも止められない。いくら僕達でも止めるのは不可能だ。」

リアス「そんな・・・。」

アーシア「次回、『一誠とのラストバトル』。この死闘は・・・、悲し過ぎます・・・。」

アークス 青龍

メサイア「えっ!?襲撃は延長!?」

フレア「ええ。エンブリヲ達がデビルガンダム復活のための素材探しが難航しているって噂を聞いたわ。」

エリエル「そうそう。それに私達もまだ完全じゃないし、よほどの事がない限り、襲撃はなしね。」

メサイア「そうか・・・。それじゃ、俺は書類を整理してくる。」

コツコツ

土管くん「素材探しが難航しているとしたらチャンスだけど、今のままじゃ駄目だよね・・・。」

フレア「ええ。彼等は何かを仕出かすつもりよ。一刻も早く強くならないと・・・。」

エリエル「うん・・・。」

第19話 一誠とのラストバトル

翌日、ライン平原

チチチチチ

メサイア「ハァ・・・。せっかくのチャンスなのに襲撃はないなんて・・・。まあ、俺も完全じゃないんだけど・・・。」

ルイズ「あら、メサイアじゃない。どうしたの?こんなところで?」

カービィ「ぽよ?」

メサイア「ルイズにカービィ!」

シエスタ「私達もいますよ。」ヒョコ

メサイア「シエスタ達も来ていたのか!」

ルイズ「で、なんで溜息をついていたの?」

メサイア「じ、実は・・・。」

ヒュウウウウウ

ルイズ「そう・・・。そんな事があったのね・・・。」

メサイア「ああ。せっかくのチャンスなのに襲撃が延期だなんておかし過ぎるぜ・・・。」

オコリザル「でも、俺達は完全じゃないからな。襲撃を延期したのもその事を思って決意したんじゃないのか?」

メサイア「それはそうだけど・・・。」

ゲッコウガ「ぬ?」

シエスタ「どうしました?」

カービィ「ぽよ?」

ゲッコウガ「何者かが近づいてくる・・・。」

シエスタ「えっ?」

ピチュー「ピチュ?」

ギュイーン

カイリキー「上だ!」

メサイア達「!?」

スタッ

メサイア「一誠!何しに来た!?」

一誠「決まっているだろ。お前との決着を着けるために来たんだよ。」

メサイア「決着だと!?」

一誠「その通りだ。お前を倒して赤龍帝の能力を奪還する!」

ルイズ「彼はどうやら本気のようね。どうするの、メサイア?」

カービィ「ぽよ?」

メサイア「こうなった以上は・・・、お前を殺す!」

一誠「そうかよ・・・。後悔するなよ?」

メサイア「そっちこそ!ドライグ!」

ドライグ「おう!」

<赤龍帝モード発動!ソウルフルドライブ!>

パアアアアア、ガシャーン

一誠「そっちがその気なら・・・。黒龍帝の鎧、発動!」

メサイア「何!?」

ギュイーン

リザードン「こ、これが黒龍帝の鎧・・・。」

シルフィード「何だか怖そうなのね・・・。」

メサイア「へっ!誰が相手だろうと、俺は一歩も引かないぜ!」

一誠「そうかい・・・。なら、死ねェェェェェェェ!!」ダッ

ガキンガキンガキンガキン

ゾロアーク「すごい戦いだ・・・。」

キュルケ「邪魔をしない方がいいかもね・・・。」

タバサ「確かに。」

一方、アークス 青龍

ビービー

ヒバリ「ライン平原で戦闘発生!メサイアさんが一誠と戦っています!」

リッカ「戦闘の状態を見ると互角に見えるけど、あの鎧はいったい?」

土管くん「黒龍帝の鎧。メサイア兄ちゃんの赤龍帝の鎧を元に作られたそうだね。」

リッカ「そうなんだ・・・。で、メサイアの他にいる人は?」

ヒバリ「ルイズさん達がおられますが、今は様子を見守っています。決闘の邪魔をしたら命に関わってしまうと・・・。」

土管くん「そうだね。それじゃ、ここはルイズ達に任せておこう。」

リッカ「そうだね。それじゃ、すぐに連絡を・・・。」

リアス「今の話、本当なの!?」

リッカ「リアス!?それに朱乃達まで!」

土管くん「本当だけど・・・、それが何か?」

アーシア「一誠さんは元はと言えば私達の仲間なんです!戦闘場所は何処ですか!?」

ヒバリ「ライン平原ですが・・・。」

リアス「なら善は急げね。すぐに行きましょう!」

朱乃「ええ!ほら、土管くんも早く!」グイッ

土管くん「うわっ!」

ドドドドド

リッカ「一誠がリアス達の仲間だったなんて・・・。」

ヒバリ「ええ。大丈夫でしょうか・・・。」

ライン平原

ガキンガキンガキン

メサイア「ちっ!このままだと埒が明かないぜ!」

ドライグ《だったら赤龍帝の三叉成駒(イリーガル・ムーブ・トリアイナ)を発動しろ!》

メサイア「よし!新モード発動!」

<赤龍帝の三叉成駒(イリーガル・ムーブ・トリアイナ)、発動!龍星の騎士(ウェルシュ・ソニックブースト・ナイト)!>

ギュイーン

一誠「変化しただと!?」

メサイア「さて・・・、ショータイムの始まりだ!」

ビュンビュンビュン

一誠「チッ!動きが追い付かない!」

メサイア「そこだ!」

ドガッ

一誠「がは・・・。」

ゾロアーク「すごい素早さだ!俺達よりも速過ぎるぜ!」

メサイア「まだお楽しみはこれからだ。モードチェンジ!」

<モードチェンジ!龍牙の僧侶(ウェルシュ・ブラスター・ビショップ)!>

ギュイーン

メサイア「ロックバスター連発だ!」

ドゴーンドゴーンドゴーン

一誠「くっ!」

ピシシッ

一誠「しまった!装甲が!」

メサイア「今がチャンスだ!」

<モードチェンジ!龍剛の戦車(ウェルシュ・ドラゴニック・ルーク)!>

ギュイーン

メサイア「ソリッドインパクト!」ダッ

ドゴーン

一誠「がは・・・。」

ルイズ「すごい・・・。一誠を追いつめているなんて・・・。」

シエスタ「すごいとしか言いようがありません・・・。」

エーコ「だったら私達も戦いましょう!」

ティファニア「ええ!」

ジャキキッ

ルイズ「私達も助太刀するわ!」

カービィ「ぽよ!」

メサイア「よし!才人に集中攻撃だ!」

ルイズ達「おう!!」ダッ

ドゴーンドガーンズバッドギューン

一誠「ハァ・・・、ハァ・・・。」

ゲンガー「シャドーボール!」バッ

ドゴーン

一誠「ぐわああああああ!!」

ドサッ、シュウウウウウウ

サーナイト「黒龍帝の鎧が消えたわ!」

メサイア「よし!駆けつけてきた才人にも攻撃したし、とどめを刺すとするか!」

シエスタ「でも、何で才人がそこにいるって分かったのですか?」

メサイア「彼の気配は独特だからな。たとえ姿を消しても、俺はすぐに気づけるのさ。」

シュウウウウ

才人「どおりで嫌な展開になると思ったぜ・・・。まさか俺の気配がばれてしまうとはな・・・。」

一誠「才人・・・。いつの間にいたのかよ・・・。遅すぎるぜ・・・。」

メサイア「さてと・・・、我、目覚めるは 王の真理を天に掲げし、赤龍帝なり 無限の希望と不滅の夢を抱いて、王道を往く 我、紅き龍の帝王と成りて 汝を真紅に光り輝く天道へ導こう・・・。真紅の赫龍帝(カーディナル・クリムゾン・プロモーション)!」

<Cardinal Crimson Full Drive(カーディナル クリムゾン フル ドライブ)>

ピカアアアアアア

マニューラ「な、何だこの光は!?」

リアス「この光・・・、まさか!?」

ルイズ「あっ、リアス!それに皆も!」

BGM:君の中の英雄

メサイア「これで準備万端だ。さあ、覚悟しろ!」

一誠「くっ・・・、ふざけんなァァァァァァァ!!」

リアス「一誠、もう止めなさい!これ以上やっても無駄よ!」

アーシア「そうです!このままだと一誠さんが死んでしまいます!お願いだから止めてください!」

一誠「黙れ黙れ!俺はまだ負けてなどいないんだ!」

祐斗「何を言っても無駄です。こうなった以上はメサイア君に倒してもらうしかありません。」

リアス「そんな・・・。」

イリナ「・・・メサイア。イッセーを倒して。」

メサイア「言われなくてもそのつもりだ。全力で叩きのめす!」

ギュイーン

一誠「うおおおおおお!!」ダッ

ドガッ

一誠「くっ!」

メサイア「クリムゾンブラスター、発射!」ジャキッ

ドゴオオオオオ

一誠「うわあああああ!!」

ドゴーン

キュルケ「やったの!?」

小猫「まだです!」

シュウウウウウ

ゼノヴィア「倒れないとは・・・。よほど執念が強いようだな。」

一誠「まだだ・・・。まだ死ぬ物かァァァァァァァァ!!」ダッ

朱乃「危ない!」

土管くん「させるか!」ダッ

ドガアアアアア

一誠「ガハァッ!」

ズシャアアアアア

メサイア「助かったぜ、土管くん!」

土管くん「メサイア兄ちゃん!彼を上空に持ち上げて宙を舞い、地面に向けて押し潰すんだ!最大奥義はその後だ!」

メサイア「分かった!」

ガシッ

メサイア「地獄に突き落としてやるぜ!」ビュン

一誠「な!?」

ブンブンブンブン

リザードン「おお!あれは地球投げだ!あいつも俺と同じ技を使いこなしたようだな!」

メサイア「そしてそのまま・・・。」クルッ

ギュイーン

メサイア「地獄に堕ちろ!」ギュイーン

一誠「うわああああああ!!」

ドゴオオオオオ

一誠「あ・・・が・・・。」

ルイズ「今がチャンスよ!最大奥義で決着をつけて!」

メサイア「おう!!」

ガシャンガシャンガシャンガシャン、ウィーン

一誠「や、止めろ・・・、止めてくれ・・・。」

メサイア「一誠、俺はお前を絶対に許さない。今更命乞いをしてももう遅い!」

ギュイーン

メサイア「覚悟しやがれ!ボルテッカ!」

ドゴオオオオオ

一誠「ギャアアアアアアアア!!」

ドッゴーン

才人「一誠!」

シュウウウウ

リアス「やったの!?」

一誠「う・・・、うう・・・・。」ピクピク

メサイア「まだ息がある。こうなったら切り刻むしか方法はあるまい!」ダッ

才人「させるか!アームエルボー!」ダッ

メサイア「しまった!」

カービィ(心の声)・デルフ「『ソードビーム!』」ズバアアアア

ドゴーン

才人「くっ!」

メサイア「カービィ!デルフ!」

デルフ「ここは俺達に任せてくれ!その間に一誠を!」

カービィ「ぽよ!」

メサイア「恩に着る!」

ガシッ

メサイア「さあ・・・、フィナーレだ・・・。」

バッ

メサイア「キリングファイナリア!」ジャキッ

ズバババババババババ、ザシュッ、ドシュッ

メサイア「フィニッシュ!」

ドゴオオオオ

クルクルクル、スタッ

メサイア「チェックメイトだ。」パチン

バシャアアアアア

メサイア「汚い雨だったな。お前の最期にふさわしかったぜ。」

才人「一誠・・・。チッ!」

ギュイーン

ルイズ「逃げたようね。彼との決着は最後になるみたいね。」

メサイア「ああ。けど、リアス達には悪い事をしたかな・・・。」

リアス「ううん。もういいの。」

ギュッ

メサイア「り、リアス!?」

リアス「確かに一誠は死んでしまったけど、私にはあなたがいる。それに一誠よりもあなたの方が大好きなんだから。」

メサイア「リアス・・・。」

朱乃「リアスだけでなく、私達もあなたの事が大好きだからね。」

アーシア「ええ。あなたがいてくれたからこそ、今の私達がいますから。」

メサイア「皆・・・。」

イリナ「あとでイッセーのお墓を作ってやらないとね。」

メサイア「ああ。それじゃ、帰るとするか!」

ゾロゾロ

リアス(一誠、あなたの事は忘れないわ。安らかに眠りなさい。永遠に・・・。)

続く

次回予告

メサイア「一誠を撃破してから2カ月の時が過ぎ、アジトへの出撃が2日後に決まった。」

メサイア「ところがその夜、突然月が紅くなり、それと同時にホラーという化物も出没した!」

ソニック「おい!これもエンブリオ達の仕業なのか!?」

メサイア「いや、違うと思うけど・・・。」

瑞希「そして巨大ホラーが出現したその直後、6人の戦士達が姿を現しました!」

メサイア「何者だ!?」

「俺の名は神風狼牙!セントラルにあるアビリティ学園の戦士だ!」

ルイズ「次回、『紅蓮の月の戦士達』。お楽しみに!」

カービィ「ぽよ!」

アークス 青龍

メサイア「一誠を撃破してから2か月か・・・。その間にもいろんな事があったな・・・。」

ルティナ「うん。異世界から人が来たからね。そのおかげでキンジが仲間になったのは予想外だったけど。」

瑞希「おまけにかなめさんまで来ましたからね。今頃・・・。」チラッ

ガキンガキンドゴーン

メサイア「ハァ・・・。キンジも苦労しているな・・・。」

コツコツ

メサイア「あっ!お姉さん!」

レミ「緊急指令よ。アジトの出撃が2日後に決まったわ!」

フィルディア「ついに決着を着ける時が来たか!わくわくするぜ!」

メサイア「ああ!」

ドゴーン

フィルディア「どうやら争いが終わったようだな。」

メサイア「ああ・・・。キンジも巻き込まれたけどな・・・。」

キンジ「なんで俺まで・・・。」ピクピク

第20話 紅蓮の月の戦士達

アビリティ学園。アビリティ(能力者)達だけが入学できるセントラルの学園だ。

1-A教室

ワイワイガヤガヤ

「ふう・・・。やっと終わったか。」ガタッ

「お疲れ様、狼牙君。校長先生が呼んでいるよ。」

狼牙「分かった。有希子、桃花、凜香、律、行くぞ。」

神崎「ええ!」

コツコツ

校長室

ウィーン

狼牙「失礼します。」コツコツ

星明「おお、来たか。」

矢田「星明様までいらしたのですね。」

星明「そうだ。早速だが、本題に入ろう。ルディアス校長。」

ルディアス「うむ。先程聞いたが、メサイア率いるファンタジア軍が2日後にダークファントムのアジトを襲撃するそうだ。」

律「そうですか。で、私達を呼び出したのはどういう意味でしょうか?」

ルディアス「茂茂総司令からの依頼で、お前達も星明と共にこの襲撃に参加する事になった。」

凜香「総司令からの依頼なら、引き受けるしかありませんね。」

神崎「もちろん!」

狼牙「この依頼、引き受けましょう!」

ルディアス「うむ。そしてもう一つ。今宵の月はどうやら紅く染まるそうだ。」

狼牙「月が赤く染まる・・・。これってもしやホラーなのでは!?」

星明「そういう事になるな。今夜は忙しくなるぞ。」

矢田「うひゃー・・・。夜食を作らないと・・・。」

狼牙「あの戦いが終わってもまだホラーがいるとは・・・。で、その場所は?」

星明「アルカディアにあるライン平原よ。最近はホラーは出没しなくなったけど、月が紅くなればホラーが出没するようになったわね。」

狼牙「ああ。出没しなくなったのはありがたいが、一体どうなっているんだ?」

その夜、ライン平原

メサイア「この平原で一誠を倒したんだよな・・・。満月がきれいだぜ・・・。」

ザッザッ

ソニック「おっ、メサイア達も来ていたのか。」

メサイア「ソニック!それに皆も!」

なのは「月見団子を持ってきたよ。」

瑞希「あっ、私も手作りの月見団子を持ってきました!」

フェイト「手作りって・・・、本当に大丈夫でしょうね?」

瑞希「大丈夫ですよ!祐斗さん達に味のチェックをさせてもらいましたから!」

メサイア「で、結果は?」

祐斗「大丈夫だったよ。」ニコッ

メサイア「そうか・・・。良かった・・・。」ホッ

ルティナ「それじゃ、早速お月見を・・・。」

シュウウウウウ

メサイア「ん?月が紅く染まり始めた?」

一方・・・。

タタタタタ

速水「やっぱり・・・、月が紅く染まり始めている・・・。」

神崎「どうやらホラーが出現する合図ね。」

律「ライン平原に多くの人達がいます。彼等が襲われる前に急がなければ!」

矢田「うん!行くよ、狼牙!」

狼牙「ああ!魔戒騎士の名に懸けて!」

シュウウウウウウ

ヤッ太郎「どうやらこれは只事ではない様だな・・・。」

ブラン「ええ・・・。」

ロム「あっ・・・。向こうから敵が・・・。」

ラム「えっ!?」

ギャオオオオオオ

ネプテューヌ「な、何この敵!?」

ネプギア「このようなモンスターはいませんよ!」

ソニック「これもエンブリオ達の仕業なのか!?」

メサイア「いや、違うと思うけど・・・。」

ケロロ「ともかく戦うしか方法はないであります!」

小牟「うむ!戦闘態勢、用意!」

ジャキンジャキン、パアアアア

メサイア「これで準備完了。さあ、行くぞ!」

ソニック達「おう!!」

ガキンガキンドゴーンドガーン

メサイア「チッ!倒してもまだ出てくるとは・・・。」

瑞希「だったら私に任せてください!錬成、氷の薙刀!」

パアアアアアア

ブラックハート「これなら多くの敵を倒せるわね。じゃあ、その実力を見せて頂戴。」

瑞希「分かりました。雪豹斬!」ブン

ズバアアアアア

フィルディア「おお!多くの敵が次々と倒れていくぞ!」

リーンベル「でも、あの化物は何なのかしら?」

ピコーン

長門「データ結果が出た。あれはホラーという化物だ。」

ゲッコウガ「聞いた事がある。確か古代から魔戒騎士と戦ってきた魔界と呼ばれる世界の住人で、森羅万象 あらゆるものに存在する“陰我”と呼ばれる闇に寄生する怪物でござるな。」

エーコ「その化物がこの世界でも出るなんて・・・。」

ズバッ、ドゴーン

両津「これで全部のようだな。」

ゾロアーク「いや、まだだ!」

鎧武「何!?」

ゴオオオオオオオ

新八「で・・・、でかすぎるだろォォォォォォォォ!!」

鎧武「あんな巨大ホラー、どうやって倒すんだよ!」

狼牙「だったらここは俺達の出番だな。」ザッ

ルイズ「えっ!?」クルッ

ドン

メサイア「お前達は!?」

狼牙「俺の名は神風狼牙!セントラルにあるアビリティ学園の戦士だ!」

ブラックシスター「神風狼牙・・・。まさかファンタジアの魔戒騎士なの!?」

メサイア達「ええっ!?」

星明「その通りだ。私の名は星明。平安時代の魔戒法師だが、タイムスリップにしてこの時代に来た。因みに雷吼の子孫である狼牙の保護者でもある。」

狼牙「保護者っていうよりは俺に迷惑をかけているけど・・・。」

ゴチン

星明「余計な事を言うな!」

狼牙「本当の事を言っただけなのに・・・。」

神崎「まあまあ。私は神崎有希子。風の魔戒法師です。」

矢田「私は矢田桃花!土の魔戒法師だよ!」

速水「私は速水凜香。炎の魔戒法師よ。」

律「そして私は律。水の魔戒法師です。」

メサイア「じゃあ、星明は?」

星明「私は光だ。それよりもあの巨大ホラーを何とかしないといけないな。狼牙、行くぞ!」

狼牙「心得た!」ジャキッ

箒「あれは魔戒剣!しかも2つあるぞ!」

狼牙「その通り!俺は2つの魔戒剣を使いながら戦っているからな。今からその実力をお見せするぜ!」

ゴオオオオオオ

瞳「光の円を描いたぞ。」

獲座「これが変身の合図なのね。」

ガルルルルルル

初「金色の狼になりました!」

レヴィアタン「す、すごい・・・。」

ガロ「見せてやるぜ!黄金騎士の力を!」

グオオオオオオ

バハムート「あっ、来た!」

ビュン

ヨルムンガンド「おお!かわした!」

ガロ「これで終わりだ!狼影斬・改!」

ズバアアアアアアア

シロップ「おお!真っ二つに斬り裂いた!」

パアアアアア

ガロ「任務完了。」ジャキッ

パアアアアア

神崎「今回は出番なかったけど、全員無事で良かったね。」

狼牙「ああ。にしても驚いたよ。まさか君達が下級ホラーを倒すとは・・・。」

銀時「へ?見ていたのか?」

律「ええ。スパイカメラで見ましたので。」

メサイア「ずいぶん便利なカメラだな。」

シュウウウウ

レヴィアタン「月が元に戻っていく・・・。」

星明「どうやらホラーが消えた事で月が元に戻ったようだな。」

アリア「そうね。これでようやくお月見ができるわ。」

狼牙「ああ。だが、お前達に伝えなければならない事がある。」

メサイア「伝えなければならない事?」

狼牙「そうだ。エンブリヲ達がデビルガンダム復活のための全ての素材を入手した。」

ケロロ「何ですと!?」

アンジュ「こうなった以上、お月見をしている場合じゃないわ!」

ヒルダ「どうするんだ、メサイア!?」

メサイア「決まっているだろ。予定を変更して明日、ダークファントムのアジトを襲撃する!デビルガンダムの復活を止めるために!」

サリア「なら決定ね。という訳でお月見は中止!解散!」

ギュイーン

狼牙「結局お月見は中止となったそうだな。俺達も帰るとするか。」

速水「そうね。明日に備えてゆっくりしないと。」

星明「それじゃ、私達も帰るとするか。」

ギュイーン

星明(けど・・・、月見団子を食べれなかったのが残念だったな・・・。)

狼牙「どうした?」

星明「いや、何でもない。」

狼牙「?」

ギュイーン

続く

次回予告

メサイア「いよいよ最終決戦が幕を開けた。アルカディアから出発した俺達はダークファントムのアジトに向けて出発した。」

メサイア「だが、ゼリアとガロン率いる第一部隊が姿を現し、俺達の行く手を阻んできた!」

狼牙「ん?ガロンという奴、寺坂に似てないか?」

星明「眼帯をしているが確かに似ているな。顔はゴリラだし。」

ガロン「誰がゴリラだ!」

ルティナ「どっからどう見てもゴリラだけど・・・。」

瑞希「同感です・・・。」

銀時「次回、『最終決戦、開幕』。よろしくな。」

ダークファントムアジト

コツコツ

エンブリヲ「復活の方は?」

シュウゴ「はい。もう少しで復活をすると思われます。」

エンブリヲ「そうか・・・。」

クロード「で、どうしますか?」

エンブリヲ「奴等は必ずここに来るはずだ。デビルガンダムが復活するまで迎え撃て。」

クロード「はっ!全員に伝えて置きます!」

タタタタタ

エンブリヲ「ケロロ・・・。この戦いこそがお前の最期だ。そしてアンジュ・・・。必ず私の元にしてみせる・・・。」

第21話 最終決戦、開幕

アークス 青龍

コツコツ

メサイア(軍の配備も決まった。あとは出撃を待つのみだ。)コツコツ

マサル「本当に覚悟を決めたのか!?」

メサイア「ん?」ピタッ

キンジ「ああ。俺は本気だ。かなめも俺と共に行くと決めたからな。」

マサル「そうか。君がそのつもりならそれでいいけど、アリア達がそれを聞いたらどれだけ悲しむのか分かっているのか!?」

キンジ「分かっている。けど、俺は元ダークファントムの戦士だ。これまでに迷惑をかけた分はこうするしかないんだ・・・。」コツコツ

マサル「キンジ・・・。」

メサイア「・・・。」

フロント港

ウーウー

茂茂「ついにこの時が来たようだな。メサイア、必ず勝って全員無事に帰って来い。」

メサイア「はい、必ず!」

松平「出撃準備は完了した。将ちゃん!」

茂茂「うむ。全軍出撃せよ!」

メサイア達「イェッサー!」

ギュイーン

メサイア(さっきのキンジ・・・、本気なのか?まさかそれが本当なら・・・。)

瑞希「どうしました?」

メサイア「いや、何でもない。」

瑞希「?」

ブローセル海

ギュイーン

ヤッ太郎「大和、レーダーの方は?」

大和「あと500kmでアジトがあります。」

ヤッ太郎「分かった。皆、警戒しておけよ!ダークファントムの奴等がいつ出てくるか分からないからな!」

スカシー「言われなくても分かっているよ。」

ドゴーン

プルルン「この音・・・、ダークファントムが来たみたいね!」

ギュイーン

吹雪「上空からです!」

メサイア「やはりそう簡単にはいかないみたいだな。」

キキッ

ゾーラ「クロスボーン・ガンダムX2とアビスガンダム。ゼリアとガロンだな。」

ゼリア「ご名答。だが、お前達はここで散る運命なのさ。」

ガロン「覚悟はできているだろうな?」

狼牙「ん?ガロンという奴、寺坂に似てないか?」

星明「眼帯をしているが確かに似ているな。顔はゴリラだし。」

ガロン「誰がゴリラだ!」

ルティナ「どっからどう見てもゴリラだけど・・・。」

瑞希「同感です・・・。」

ガロン「テメー等、全員ぶっ殺す!」

狼牙「やはりこうなるよな。ガロンは俺が叩きのめす!」

ゾーラ「分かった。私はゼリアを倒しに行くか!」

ゼリア「そう簡単に倒せると思うなよ!ザク、ビルゴ、ゲルググ!」

ギュイーン

狼牙「ここは俺達に任せて、メサイア達は先に進んでくれ!」

メサイア「分かった!」

ギュイーン

ゾーラ「よし!ロザリー、クリス、クルル、始めるよ!」

ロザリー「よし!」

クリス「任せて!」

クルル「始めるか。クーックックック。」

ゼリア「だったらお前から倒してやるよ!シザーアンカー!」ブン

ゾーラ「おっと!」ヒョイ

ドゴーン

ゼリア「しまった!味方機に激突した!」

ロザリー「その油断が命取りだ!」ジャキッ

ドゴーンドゴーン

ゼリア「くっ!」

クリス「これはおまけだよ!」バッ

ズバアアアア

ゼリア「うぐ・・・、今の衝撃でダメージを受けちまった・・・。」

ガロン「大丈夫か、ゼリア!」

狼牙「お前の相手は俺達だ!」バッ

ズバアアアアアア

ガロン「テメェ!覚悟しやがれ!」

ドゴーンドガーンガキンガキン

狼牙「なるほど。これがお前の実力か。」

ガロン「それがどうした!?」

狼牙「今のお前の実力は俺には勝てない。」

ガロン「何だと!?」

狼牙「見せてやるぜ!俺の本気を!」

ゴオオオオオオ

クルル「すごいオーラが出やがったな。見させてもらうぜ。魔戒騎士。」

パアアアアアア、ガルルルルル

ガロ「有希子、桃花、凜香、律!」

神崎「任せて!」

ドゴーンドガーンドゴーン

ガロン「ぐっ!今の衝撃で動きが・・・。」

矢田「今がチャンス!狼牙!」

ガロ「これで終わりだ!ガロン!」バッ

ズバアアアアアア

ガロン「ぐわああああああああ!!」

ドッゴーン

速水「やったの!?」

シュウウウウウウウ

律「どうやら塵となって消えましたね。」

パアアアアアアア

狼牙「ガロン、お前は哀れな奴だったな。安らかに眠ってくれ・・・。」

ゼリア「ば、馬鹿な・・・。あのガロンを倒すとは・・・。」

ゾーラ「アンタの力、見せてもらったよ。今度はこっちの番だ!」

ギュイーン

ゼリア「おのれ!ビーコックスマッシャー!」ジャキッ

クルル「させるかよ。」ジャキッ

ドゴオオオオ

ゼリア「がは・・・。クルルの野郎・・・。」

ロザリー「よくやったぞ、クルル!」

クリス「お姉さま、止めを!」

ゾーラ「これで終わりだ!フルクロスロワイアル!」

ドゴオオオオオオ

ゼリア「くそったれ・・・。またも負けてしまうとは・・・。」

ドッゴーン

星明「へー。やるじゃないか。」

ゾーラ「そっちもな。」

パン

狼牙「あとはメサイア達がうまく辿り着けるのか心配だな。すぐに向かおう!」

速水「ええ!これ以上犠牲を出さないためにも!」

ギュイーン

ゾーラ「残る敵はあと7人。デビルガンダムが復活するまで急がないとな・・・。」

クルル「もちろんそのつもりだぜ。ククククク。」

ギュイーン

ダークファントムアジト

ピコーンピコーン

一夏「ゼリア、ガロンがやられてしまったか。これで残るは俺、サンギ、シュウゴ、クロード、平賀先輩、暁先輩、エンブリヲの7人となってしまったな。」

タタタタタ

兵士A「出撃準備完了しました!」

一夏「よし!出撃だ!」

ドギューン、ギュイーン

一夏(この世界のISをすべて破壊する為なら、悪に染まっても構わない。覚悟しろ・・・、ソニック、束!)

続く

次回予告

ソニック「アジトまであと300km。今度は一夏率いるビルゴ部隊が襲い掛かってきた!」

箒「もう止めろ、一夏!これ以上戦っても憎しみを生むだけだ!」

一夏「黙れ!お前達に付き合ってる暇は無いんだよ!」

ナックルズ「こうなった以上は倒すしか方法はない!全力で行くぞ!」

鈴音「辛いけどそうするしかないみたいね・・・。」

フェイト「ええ・・・。けど、私達は悲しみを乗り越えて前に進まなければならない。未来を切り開くためにも!」

ソニック「もちろんだ!行くぜ、皆!」

フェイト「次回、『未来を切り開く青きIS』。たとえ誰が相手でも、私達は一歩も引かない!」

ー某狒の館ー

狒『つまりこう言う事ですな』

アリス『どうゆう事ですか?』

狒『暇潰しに穀潰しを潰し』

狒「文明の利器の力は素晴らしいですなぁ」

アリス「約30秒毎に埋めてます」

狒「たまにとちりますがね
アリス「このペースなら次に奴らが来る前にはほぼ埋まりますね」

狒「さてこの状況、どう撃ち破りますかな?」

ブローセル海

一夏「・・・。」

兵士A「才人隊長、どうしましたか?」

一夏「いや、何でもない。ちょっと過去を思い出してな。」

兵士B「過去ですか?」

一夏「ああ。5年前に第2回モンド・グロッソの時に誘拐されてしまった。その時にスコールと出会い、亡国機業にそのまま入ったからな。」

兵士C「そうですか・・・。」

ピコーンピコーン

一夏「この音・・・。どうやら来たようだな。今までの恨み、まとめて返してやるぜ!」

第22話 未来を切り開く青きIS

ギュイーン

フェイト「残りあと300km。アジトまではまだまだ遠いみたいね。」

ソニック「ああ。それまでに敵が出てくる可能性が高いだろう。油断するなよ。」

メサイア「分かっているよ。にしても・・・、やけに静かだな・・・。」

黒ウサギ「ええ・・・。そう言えばそんな気がしますね・・・。」

ギュイーン

箒「この音・・・、まさか!?」

一夏「見つけたぞ!ソニック、箒!」ギュイーン

ソニック「ついに来たか・・・、一夏!」

ギュイーン

ココ「あっ!ビルゴの大群も来た!」

ミランダ「こうなるとまずいわね・・・。」

イカロス「ここは私達が引き受けます!メサイアさん達はアジトの方へ!」

メサイア「分かった!」

アンジュ「あまり無茶はしないでね!」

ギュイーン

ソニック「さてと・・・、決着を着けるか!」

一夏「もちろんそのつもりだ。かかれ!」

ギュイーン

なのは「ここは私に任せて!スターライトブレイカー!」バッ

ドゴーン

フェイト「半数が減ったわね。プラズマランサー!」バッ

ドッゴーン

はやて「追い打ちや!」ブン

ドカーンドゴーン

一夏「まだだ!」バッ

ギュイーン

ヴィータ「増援を呼びやがったな。ソニック、一夏を倒せ!」

ソニック「言われなくてもそのつもりだ!」ギュイーン

一夏「覚悟しろ、ソニック!」ギュイーン

ガキンガキンガキンガキン

一夏「なかなかやるな。だが、これで終わりだ!」

ジャキンジャキン

ソニック「な!?背中に砲台がセットされているのか!?」

一夏「その通りだ。覚悟しろ、ソニック!」

ドゴーン

ソニック「Nooooooo!!」

フェイト「ソニック!」

ギュイーン、パシッ

鈴音「大丈夫!?」

ソニック「あ、ああ・・・。けど、今の攻撃でシールドエネルギーが大幅に減少してしまった・・・。」

ラウラ「このままだとまずいな・・・。」

一夏「どうやらお前もここまでだな。最後はまとめて殺してやる!」

ギュイーン

ニンフ「まずい!このままだとやられてしまう!」

アストレア「そんなの嫌です!」

ソニック「まだだ・・・。俺はまだあきらめる訳にはいかない・・・。」

ナックルズ「その状態でまだやるのか!?」

ソニック「当然だ・・・。俺は箒達と共に未来を切り開くんだ!たとえどのような困難があったとしても、俺は一歩も引くわけにはいかないからな!」

ピカアアアアアア

ソニック「な、何だ!?」

スバル「ソニックのISが光りだした!?」

ティアナ「こ、これはいったい・・・!?」

パアアアアアアア

セシリア「そ、ソニックさん・・・。機体が進化しています・・・。」

ソニック「な、何だこの機体は?」

ウィーン

束『その機体はアメイジングオーライザー!アメイジングエクシアの進化形だよ!』

ソニック「アメイジングオーライザーか・・・。なかなかいいISだな。」

一夏「へっ!たとえISが強化されても、この俺には勝てない!」ギュイーン

ソニック「それはどうかな?」ニヤッ

ズバアアアアアア

一夏「な!?」

シャル「すごい威力だ!」

簪「今の衝撃でシールドエネルギーが大幅に削れました!」

楯無「部下は私達に任せて!一斉攻撃開始!」

ドゴーンドガーン、ズバアアアアア、ドッゴーン

一夏「これで残るは俺一人となったか・・・。だったら俺一人で倒して見せる!」

ギュイーン

ソニック「させるか!トランザム!」

ゴオオオオオ

ソニック「そのまま粒子化だ!」

パアアアアアアア

一夏「粒子化しやがって!こうなったらまずは箒達から倒してやる!」ギュイーン

箒「その瞬間を待っていた。」

一夏「何!?」

ズバアアアアアア

一夏「ぐっ!今の衝撃で動きが・・・!」バチバチ

箒「ソニック!止めを刺してくれ!一夏を憎しみから解放させるためにも!」

ソニック「分かった!」

ギュイーン

ソニック「これで終わりだ!ライザーブレイド!」

ズバアアアアアア

一夏「ぐわああああああああ!!」バチバチ

ドッゴーン

エミー「終わったわね・・・。」

テイルス「うん・・・。」

ギュイーン

ソニック「本当にこれで良かったのか?」

箒「ああ・・・。一夏を闇から解放させるにはそうするしかなかった・・・。うう・・・。」ポロポロ

鈴音「箒・・・。」

ソニック「・・・。」

なのは「箒の気持ちはよく分かるよ。でも、ここで立ち止まっちゃ駄目。戦いはまだ終わっていないんだから。」

箒「なのはさん・・・。」

フェイト「早く皆と合流しに行きましょう。泣くのは戦いが終わってからでないと。」

箒「・・・はい!」

ソニック「よし!メサイア達の元に急ぐぞ!」

イカロス「ええ!」

ギュイーン

一方、メサイア達は・・・。

ギュイーン

メサイア「もう少しでアジトだ。一刻も早く急がなければ・・・。」

ヤッ太郎「いや、そう簡単にはいかないみたいだぜ。」

ルティナ「えっ?」

ギュイーン

アンジュ「サンギ、シュウゴ、クロード!」

ヤッ太郎「それに古城や才人までいやがる!」

古城「お前達の思い通りにさせる訳にはいかないからな。」

才人「その通りだ。覚悟はできているだろうな?」

メサイア「こうなった以上はやるしかない!戦闘開始だ!」

アンジュ達「おう!!」

続く

次回予告

メサイア「アジトまでもう少しだと思ったら、才人達が襲い掛かってきた!」

ヤッ太郎「おまけに深海棲艦までいるとは・・・。こうなった以上は苦戦するかもな・・・。」

アンジュ「けど、私達は負けるわけにはいかない。この世界の平和を守るためにも!」

ルティナ「アンジュの言う通りね。気合い入れてかないと!」

ケロロ「それよりも大変な事態になったであります!エンブリヲがデビルガンダムの復活の儀式を始めたであります!」

メサイア達「ええっ!?」

サリア「次回、『デビルガンダム、復活へのカウントダウン』。悲劇が起きる前に急がなければ・・・!」

次のスレに移動します。ご期待ください!

ワールド・フロンティア ファンタジア英雄伝説 Part2 - SSまとめ速報
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