リリカルソニックStrikerS(753)

これはソニック、魔法少女リリカルなのはStrikerS、そらのおとしもののクロスSSです。
では、ご覧あれ!

ミッドチルダ。空には複数の月のような衛星が浮かぶ幻想的な世界だが、首都は近未来的な大都市のクラナガンで、他にもベルカ自治領、エルセア、アルトセイムといった地方がある。
リンカーコアを持つ魔力保持者および魔導師が数多く存在する世界であり、ミッドチルダ式魔法もここで開発され、様々なデバイスや各系統の魔法の研究と開発も盛んに行われている。
さらに時空管理局の本拠地でもあり、技術力、科学力、そして軍事力などあらゆる面において他の次元世界を圧倒し、現在では事実上管理下に置いた次元世界の統治者のように振舞っているのだ。
そんなある日、音速のハリネズミと3人の天使がミッドチルダの首都であるクラナガンに舞い降りてきた。
魔法少女と音速のハリネズミ、3人の天使が出会う時、物語が幕を開ける。

主題歌情報

1話~13話
OP:SECRET AMBITION
ED:星空のSpica

14話~最終話
OP:SONIC DRIVE
ED:Spiritual Garden

ソニックの世界

ドゴーン

ソニック「そんな攻撃は当たらないぜ!」ビュン

ジャキッ

ソニック「イカロス!」

イカロス「了解です。マスター。」ジャキッ

ドゴーン

ニンフ「ロボットはまだまだいるわ。油断しないで!」

ソニック「オーライ!」

ドゴーンドガーン

アストレア「それにしても、エッグマンはなんで無茶なイタズラをするんですかね?」

ニンフ「さあね・・・。この間なんかもエッグマンランドを建設しようとしていたわね。彼の考えてる事はさっぱり分からないわ。」

アストレア「は、はあ・・・。」

ズシーンズシーン

イカロス「マスター、あれを。」

ソニック「ついに来たか・・・エッグマン!」

ズシーン

エッグマン「ソニック!ワシがじきじきに倒してやる!!」

ドガガガガ

ソニック「チッ!相変わらずクレイジーだぜ!」ドドドドド

エッグマン「小賢しい!」ポチッ

ドゴーン

イカロス「そうはさせない!」カキーン

ドッカーン

エッグマン「ゲホッ!ゴホッ!よ、よくもやったな・・・。」

ソニック「そっちが先に仕掛けてきたんじゃないか?悪いがこれで終わりにしてやるぜ。」スッ

エッグマン「ま、まさか!?」

ピカアアアアア

エッグマン「ゲゲーッ!スーパーソニックになったー!!」

ソニック「これで終わりにしてやるぜ!」ギュン

エッグマン「これは逃げるしかない!」ダッ

ニンフ「そうはさせないわ!ハッキング!」

ギュイーン

エッグマン「こ、コントローラーが効かなくなった!」

ソニック「ナイス援護だぜ、ニンフ!」

ニンフ「えへへ。」

ソニック「エッグマン。これで終わりだ!」

ドッゴーン

「ケイコク!!ケイコク!!ソウインタイヒセヨ!!」

エッグマン「あわわわ!」タタタタタ

ソニック「なんだ!?くっ…力が…抑えられない!?」

イカロス「マスター!?しっかりしてください!」

ソニック「うわあああああああああ!!!」

ピカアアアアア

アストレア「ひ、光り輝きました!これって、もしや・・・!」

ギュイーン

第1話 ミッドチルダでの出会い

ミッドチルダの首都 クラナガン

ソニック「う・・・。」

イカロス「マスター、しっかりしてください!」

ソニック「す、すまねぇ。けど、ここはいったい何処だ?」

ニンフ「さあ・・・。」

アストレア「見慣れない場所ですね・・・。」

コツコツ

アストレア「ん?」

「あの…失礼ですけど…お名前はなんていうんですか?」

ソニック「俺?俺の名前はソニック。ソニック・ザ・ヘッジホッグさ!!」

イカロス「私はイカロス。エンジェロイドです。」

ニンフ「私はニンフ。同じくエンジェロイドよ。」

アストレア「私はアストレア。同じくエンジェロイドです。」

「私はフェイト・テスタロッサ。時空監理局の者です。ソニックさん達はなぜここに?」

ソニック「ん?なんか、カオスコントロールを制御しきれなくって…この世界に飛んじまったってわけだ。」

フェイト「カオスコントロール?」

フェイト(となると、次元漂流『者』か…いや、次元漂流鼠、とでもいうかな?でも、イカロス達はエンジェロイドだし・・・。)

フェイト「あの、ソニックさん、イカロスさん、ニンフさん、アストレアさん。とりあえず、起動六課に―――――――――――――――っていない!?」

森の中

ソニック「ふう・・・。やっぱり俺には退屈は似合わないぜ。」

イカロス「でもいいのですか?フェイトさんを放って置いて。」

ソニック「別にいいんだよ。俺はここがどこかなんてどうでもいいからな。とりあえず寝るとするか。」

ニンフ「まったく・・・。まあ、別にいいけど。」

アストレア「いや、寝る時間はなさそうですよ。」

ニンフ「へ?」

フェイト「見つけた。」

イカロス「あっ、フェイトさん。」

フェイト「突然どこかに行ったりして!何を考えてるんですか!」

ソニック「だって、さっきの話は退屈だったんだぜ~?俺は、自由に生きたいんだ。」

フェイト「とにかく!一緒に来てもらいます。手続きとかいろいろやらなきゃいけないのに…。」

イカロス「マスター、ここはフェイトさんの指示に従った方がいいのでは・・・。」

ソニック「じゃあ、こうしよう。これからレースをしようじゃないか。俺が勝ったら、放っておいてくれ。だが俺が負けたら、連れていくなり何なり好きにすりゃいい。これでどうだ?」

フェイト「分かったわ。スピードには自信があるからね。」

ソニック「OK。イカロス、審判を頼む。」

イカロス「はい。」

高速道路

イカロス「3…2…1…GO!!」

ドギュン

フェイト「は、速い!?」

ソニック「俺のスピードはそんなに甘くないぜ。」ドドドドド

フェイト「ならば、プラズマランサー!!」ヒュンヒュン

ソニック「こんな攻撃じゃ、欠伸が出るぜ!!」ビュンビュン

イカロス「あっ!前方に断崖絶壁が!」

ニンフ「このままだと落ちちゃうわ!」

ソニック「心配無用!」

ビュン

アストレア「と、飛び降りた!?」

ギュイーン

ニンフ「う、嘘でしょ!?ハイスピードで上昇した!?」

フェイト「ど、どういう事なの!?」

ソニック(ライトダッシュしただけじゃないか。もしかして…リングが見えないのか?)ヒュン

アストレア「マスター!前!」

ソニック「ん?」

ガシャン

ソニック「ふぶっ!」

イカロス「これって、ピンクの檻?」

「フェイトちゃん、おつかれさま。」

フェイト「なのは!」

なのは「もう、帰りが遅いから心配したんだよ~。」

フェイト「ご、ごめん……。」 

なのは「でも、無事だったから、いいよ。」

イカロス「あの・・・。あなたは?」

なのは「私は高町なのは。フェイトちゃんと同じく時空監理局の者だよ。で、君達は異世界から来たんだよね。」

イカロス「はい。そうですが・・・。」

なのは「とりあえずは私達に着いて来て。そこで話をしてもらうから。」

イカロス「分かりました。」

ニンフ「まあ、マスターも捕まっちゃったしね。」

アストレア「ここはなのはさんの指示に従いましょう。」

ソニック「NO~~~~~~~~!!!!!」

機動六課の部屋

はやて「なんや、ハリネズミっちゅーのは聞いとったけど、ネズミにしてはずいぶんでかいなぁ。」

はやて「しかも天使が3人もいるで。」

フェイト「それで、本当に君はイカロス達と共に、その、『かおすこんとろーる』を使ってここに来たの?」

ソニック「何度も言ってるだろ~。カオスコントロールがうまく発動しなくって、無理やり発動したら、ここに飛んできたんだ。」

イカロス「私達は巻き込まれちゃいましたけどね・・・。」

はやて「そうすると…彼はロストロギア並み、いや、それ以上の危険性を持っているっちゅーことか…。」

フェイト「となれば、厳重な保護観察が必要ね…それも、そのカオスコントロールを無作為でも発動させられれば、ソニックを殺してでもそれを阻止しなければいけない…。」

ニンフ「ちょっと!マスターを殺すつもりなの!?」

ソニック「それなら心配ないぜ。俺のスーパー化は疲れるから、そんなに使えないしな。それに、ここにはカオスエメラルドもない。俺は今この場じゃ、ただの歯牙無いハリネズミだぜ。」

なのは「カオスエメラルドって何?」

ソニック「言ってみれば『奇跡の石』だな。7つ集めれば強大な力を手に入れることができる。」

ニンフ「1つくらいだと、少なくともここら一体の電力くらいは補えるわね。」

フェイト「そ、その石には数字が彫ってなかった!?ローマ数字が!!」

イカロス「彫っていませんが・・・。」

はやて「よし、わかった。ソニック達はしばらくここで預かることにする。その間はなのはちゃん、フェイトちゃん、ソニックのこと頼むで。ソニック、あんたもさっき言った通り、カオスコントロールを発動させれば、あたしたちはアンタを殺してでも止めるからな。」

ソニック「分かってるって。」

ギュイーン

なのは「この管理局から出ない限りは、一応自由ってことで。」

ソニック「OK。わかったよ。イカロス、ニンフ、アストレア、行くぞ。」

イカロス「はい。」

ギュイーン

はやて「なのはちゃん、フェイトちゃん、頼んだで。」

なのは「分かったの。」

フェイト「任せて。」

続く

次回予告

ソニック「俺達はなのはとフェイトの監視下におきながら、管理局で保護されることになった。ったく、満足に眠れないぜ。」

なのは「仕方がないでしょ。それさえ手に入ってしまえばあなたは自由になれるし、あなたがいつ、カオスエメラルドを手に入れるかわからないのよ。」

フェイト「その時、テレビの食堂でニュースがあった。宝石店にエッグマンという悪い奴が予告状を出したの。」

イカロス「私達はすぐに宝石店に駆けつけ、エッグマンとの戦いに挑んだ。」

ニンフ「けどその任務が終わった直後、シグナムという女性から手合わせをお願いしたいと言われたの!」

アストレア「これからどうなってしまうのですか!?」

ソニック「次回、『カオスエメラルドと音速のデバイス』。次回も宜しくな!」

第2話 カオスエメラルドと音速のデバイス

時空監理局

コツコツ

ソニック「で?いつまでこうやってくっついているつもりだ?」

なのは「はやてちゃんから言われたの。あなたの監視を命令されたから。」

ソニック「いい加減にしてくれ!!俺はそこまで危険じゃないってば。カオスエメラルドがないとカオスコントロールはできないんだぜ?」

なのは「でも逆にいえば、それさえ手に入ってしまえばあなたは自由になれるってことでしょう?あなたがいつ、カオスエメラルドを手に入れるかわからないのよ。」

ソニック「だーかーら、そのカオスエメラルドがどこにあるのか分からないんだ!」

イカロス「ん?マスター、あれ・・・。」

ソニック「何だ?」

「…では、次のニュースです。さきほど宝石店にて、とてもきれいな宝石が仕入れられたとのことです。値段はまだ公表されてはいませんが、多くの人々がこの宝石を見るために……。」

ニンフ「食堂のテレビからね。いったい何を報道しているのかしら?」

「しかし、どうやらこの宝石を狙っている物がいるようです。ごらん下さい、これが予告状です。内容は…『前略、わしの名はDr.エッグマン。この宝石、カオスエメラルドはワシが頂く。ホーッホッホッホ!!』とのことです。」

ソニック「!?エッグマン!?」

なのは「誰?知り合い?」

ソニック「ああ、チョイとイタズラが過ぎるロボットおやじだぜ。…ってことは、この宝石店が危ないな…。」

なのは「え?どういうこと?」

ニンフ「彼は目的のためなら、なんだってやるの。場合によってはこの宝石店、無くなるかもね。」

なのは「なっ…!」

フェイト「どうすれば止められるの?」

ソニック「俺達をあの店へ連れて行ってくれ。絶対にエッグマンを止めてやる。」

フェイト「わかったわ、ついてきて。」

ソニック「そう来ないとな!すぐに行くぜ!」

イカロス・ニンフ・アストレア「はい!」



ブオーッ、ギュイーン、ドドドドド

アストレア「ありました!あそこです!」

エッグマン「ホーーーッホッホッホッホッホ!!このカオスエメラルドはワシが頂いちゃうもんね!!」

店長「やめろ!それはこの店で…。」

エッグマン「しつこいなぁ、まったく。ホレ。」

ジャキッ

店長「や、やめ…。」

エッグマン「じゃあの。」

ダダダダダダダダッ

エッグマン「あら?いない。」

ソニック「相変わらずクレイジーだな、エッグマン。」

エッグマン「ソニック!ま~た貴様邪魔をしおるか!これで何回目じゃ!!」

イカロス「もちろん私達もいますよ。」スタッ

エッグマン「ゲゲッ!エンジェロイド共まで!」

ソニック「ったく、カオスエメラルドほしさにこんな真似をするのはちょ~っと危なすぎないか?」

エッグマン「知ったことか!ワシはこのカオスエメラルドさえ手に入ればそれでいいの!」

なのは「待ちなさい!!!」

エッグマン「ん?」

なのは「あなたは誰?事と場合によっては強硬手段をとることになるわ。」

エッグマン「強硬手段?ああ、それには及ばない。何故なら…。」

ゴクリ

エッグマン「もう手に入れちゃったもんね~~!!それじゃ、サイナラ~。」

ドギュン

イカロス「そうはさせません!アルテミス!」ジャキッ

ドッカーン

エッグマン「げっ!カオスエメラルドが!」

アストレア「今がチャンス!」

パシッ

アストレア「よし!カオスエメラルド、ゲット!」

エッグマン「おのれ!ロボット共よ、アイツを倒せ!」

ニンフ「そうはさせないわ!ジャミング!」

ピタッ

フェイト「ロボットの動きが止まった?」

ニンフ「ふっふーん。私はハッキングが得意だからね。」

エッグマン「おのれー!それはわしの――――。」

ドギューン

エッグマン「あ。」

なのは「これ以上抵抗を続ければ、命の保証はありません。次は当てます。」

エッグマン「うぐぐ・・・。いーよいーよ!!今回は引き揚げるけど、つぎはそうはいかないかんなーー!!」

ドギューン

ソニック「なあ、コレ、譲ってくれないか?」

店員「これ持ってるだけであいつに狙われるくらいなら、喜んで。」

ソニック「Thank you.」

なのは「それじゃ、そろそろ帰りましょう。」

ソニック「ああ。」

時空監理局

はやて「これが、カオスエメラルド…。実際の所はシャーリーに聴かんと分からんけど、相当な力をもっとるな。」

なのは「うん。これ、どうする?」

はやて「決まっとるやろ。ロストロギア認定、即没収や。」

ソニック「おいおい、ちょっと待ってくれよ。それは俺達のだって、言ってるじゃないか。」

はやて「だから、誰のかはこの際関係ないねん。重要なのは、これがかなり大きな力をもっとることや。ここまで大きなものは、誰の手にも渡ったらあかんねん。」

ソニック「だーいじょぶだって!俺はこれを操れる。文字通り、カオスコントロールできるんだ。」

はやて「だから…。」

ワーワーギャーギャー

フェイト「でも、宝石店以外、被害がなくてよかったね。」

なのは「うん、でも、これからはあの宝石を見つけた時はまず管理局に連絡してもらうようにしなきゃね。」

イカロス「そうですね。」ニコッ

作者「そこで、お前達にはこの世界に行ってもらう。こちらだ!」

第3話:インフィニット・ストラトス
第4話:ファルコム学園
第5話:フェアリーテイル
第6話:そらのおとしもの
第7話:鋼鉄天使くるみ
第8話:ファンタシースター ノヴァ
第9~10話:仮面ライダー戦国時代

飛龍「ず、随分ハードだな・・・。」

作者「これくらいやらないと面白くないからね。」

飛龍「分かった。それで決定としよう。あっ、ちょっと行って来る。」

アリサ「どちらへ?」

食堂

ソニック「ったく、カオスエメラルドは没収かよ・・・。」

イカロス「仕方がありませんね。」

ウィーン

はやて「解析の結果やけど、カオスエメラルドはロストロギアに認定されたで。」

ニンフ「やっぱり・・・。」

はやて「あとアンタ達の所持品を調べたんやけど、4つのデバイスがあったで。」

ソニック「デバイス?」

なのは「魔導師が魔法使用の補助として用いる機械の事よ。」

はやて「しかもそれ等のデバイスの内、1つはインテリジェントデバイス。残りの3つはストレージデバイスと判明されたで。」

アストレア「その2つのデバイスにはどのような違いがあるのですか?」

フェイト「インテリジェントデバイスは人格型のAI、ストレージデバイスは非人格型のAIが搭載されているの。」

ニンフ「なるほど。」

なのは「で、それはどこで拾ったの?」

ソニック「確かエッグマンの基地に行く途中に拾ったけど・・・。もしかしたらここに来たのも、それが原因だったかもな。」

なのは「だといいけどね。」

はやて「ほな、自分たちのデバイスはどれにするか決めとくれや。」

ソニック「分かった。俺はインテリジェントデバイスにするぜ。」

イカロス「じゃあ、私達はストレージデバイスで。」

はやて「なら決定やね。」

ウィーン


「主。彼等が先程エッグマンという悪党を撃破した者達ですか?」

ニンフ「誰?」

はやて「ああ。彼女はシグナム。ミッドの地上部隊に所属している「ライトニング分隊」副隊長と交替部隊の隊長や。」

シグナム「シグナムだ。よろしく頼む。」

ソニック「ああ。こちらこそ。」

シグナム「ところで主。彼らの実力はどれほどのモノなのでしょうか?」

はやて「うーん・・・。確かロボットを撃破したそうやで。しかも完勝。」

シグナム「本当なのか?高町、テスタロッサ。」

なのは「えっ!?えっと・・・、はい・・・。」

フェイト「うん・・・、まあ・・・。」

シグナム「そうか。なら彼等の実力を試すには丁度いい。すぐに模擬戦を始めるぞ!」

イカロス「誰と誰のですか?」

シグナム「私とソニックだ。」

ソニック「いいっ!?マジかよ!」

という訳で、六課の訓練場

ソニック「まさかシグナムと戦う事になるとは驚いたな。だが、退屈しのぎには丁度いいぜ。」

シグナム「準備はできたか?始めるぞ。」

ソニック「オーライ。セットアップ!ブルーウィンド!」

『青き風よ。音速の速さで駆け抜けろ!』

パアアアア

ソニック「おっ。飛行ユニットだけでなく、金色の剣まで出てきたか。それじゃ、始めるとするか!」

ビーッ

シグナム「行くぞ!レーヴァティン!」バッ

〈シュランゲフォルム〉

ソニック「変化したか。ならこちらも本気で行くぜ!」

シグナム「そう来ないとな!」

ガキンガキンガキンガキン

はやて「ほほう。互角に戦っておるな。」

イカロス「ええ。シグナムさん、なかなか強いですね。」

はやて「ああ。彼女はバトルマニアやからな。強いのは当たり前や。」

ニンフ「は、はあ・・・。」

シグナム「レヴァンティン、カートリッジロード!」

〈エクスプロージョン〉

アストレア「いきなりパワーが上がった!?」

シグナム「紫電一閃!!ハァァァァァアッ!!」ブン

ソニック「おっと!」ヒュン

シグナム「馬鹿な!かわされただと!?」

ソニック「ここからは俺のステージだ!」

<ブルーウィンド>

ギュオオオオ

はやて「剣に青い風のオーラが発動した!?」

なのは「これが・・・、ソニックの新たな力・・・。」

ソニック「喰らえ!ライトニングソード!!」

ズドォォォォン!!

シグナム「うわああああああ!!」

ズドーン

はやて「そこまで!勝者、ソニック!」

ソニック「Yes!」グッ

イカロス「お見事です。マスター。」

ニンフ「大丈夫?」

シグナム「すまない。何とか立ち上がる事は出来る。」

はやて「それにしても驚いたな。ソニックのデバイスがまさかあんなに強いとは・・・。」

なのは「ええ。もしかしたら、私達と互角の力を持っているかもしれないね。」

フェイト「そうかもね。」

ソニック(これが俺の新しい力か・・・。これからが楽しくなりそうだぜ。)

アストレア「マスター、嬉しそうだね。」

イカロス「ええ。私達もマスターに負けずに頑張りましょう。」

ニンフ「そうね。」

一方、ソニックの世界では・・・。

ナックルズ「何!?ソニック達が行方不明!?」

テイルス「そうなんだ!エッグマンの基地に行ったきり、戻ってこないんだ!」

エミー「そんな!何か手がかりはないの!?」

オレガノ「調べてみましたが、確かこんな物が落ちていました。」

カオス「ビー玉みたい・・・。」

ミリア「これは今すぐ調べないといけないわね・・・。」

ピカアアア

リリア「ひ、光り始めた!?」

ナックルズ「どうなってんだ!?」

パアアアア

そして光が消えた時、テイルス達の姿は何処にもいなかった。
そう、彼等もミッドチルダへ飛ばされてしまったのだ。

続く

次回予告

なのは「フォワード陣の訓練が終わり、ソニック達の訓練が始まった。けどその訓練が終わった直後、また異世界から次元漂流者が現れたの。」

ソニック「あっ!お前等もこの世界に飛ばされたのか!?」

エミー「ソニック~?これはどういう事か説明してもらえないかしら?」

ソニック「そ、それは・・・。」

イカロス「大変です!ガジェットの大群がこちらに向かっています!」

ナックルズ「なら話は後だ!まずはあいつ等を叩きのめすぞ!」

ソニック「そう来ないとな!」

なのは「次回、『仲間との再会』。お楽しみに!」

第3話 仲間との再会

訓練場

ギュイーンギュイーン

ソニック「なるほど。あいつ等がフォワード陣か。」

シャーリー「はい。彼等は前線で戦いますからね。因みにこちらがデータです。」

ウィーン

ソニック「スバル・ナカジマ。魔導師ランクは陸戦Bで、階級は二等陸士。魔法体系は近代ベルカ式・魔力光は空色で、先天魔法「ウイングロード」と格闘技「シューティングアーツ」を組み合わせて戦うか。格闘技を使うって事は、ナックルズと同じタイプだな。」

イカロス「ティアナ・ランスター。魔導師ランクは陸戦Bで、階級は二等陸士。魔法体系はミッドチルダ式・魔力光はオレンジ色で、希少魔法の1つである幻術魔法を習得していますね。」

ニンフ「エリオ・モンディアル。魔導師ランクは陸戦Bで、階級は三等陸士。魔法体系は近代ベルカ式だが、機動系に関してのみ一部ミッドチルダ式魔法を習得しているわね。」

アストレア「キャロ・ル・ルシエ。魔導師ランクは陸戦C+で、階級は三等陸士。魔法体系はミッドチルダ式・魔力光はピンク色で、レアスキル「竜召喚」を持つ召喚魔導師ですね。」

シャーリー「はい。で、今の訓練を見てどう思いますか?」

ソニック「うーん・・・。動きが遅いのはもちろん、今の攻撃じゃ敵を倒すことだってできないな。もう少しきつくした方がいいと思うぜ。」

シャーリー「分かりました。次からはもう少しきつくしておきますね。」

ソニック「ああ。そうしてくれ。」

ニンフ「あっ、終わったわ。」

イカロス「次は私達の番ですね。」

なのは「次はソニック達の番だよ。早くおいで。」

ソニック「オーライ!」

ヒュン、スタタタタ

なのは「今回の訓練の内容はガジェットを倒す事。準備はいい?」

ソニック「All right!ブルーウィンド、セットアップ!」

パアアアア

なのは「そうそう。イカロス達のデバイスについてだけど、詳しく調べた結果、イカロスはアームドデバイスのスターアポロン。ニンフはブーストデバイスのストライクエア。アストレアはアームドデバイスのファルコンキャリバーなの。」

イカロス「なるほど。それが私達のデバイスですね。」

なのは「そういう事。すぐにセットアップをしてね。」

イカロス「はい。スターアポロン!」

ニンフ「ストライクエア!」

アストレア「ファルコンキャリバー!」

イカロス・ニンフ・アストレア「セットアップ!」

パアアアアア

なのは「変身したね。では、始め!」

ソニック「よし!まずは一気に攻め壊す!」ビュン

ズババババ

イカロス「さすがはマスター!では、私も!」ジャキン

ヒュンヒュンヒュンヒュン

ニンフ「アルファーがそのつもりなら、私だって!エアショット!」ドギュン

ドッゴーン

アストレア「なら私も!ファルコンソード!」

ズババババ、ドッゴーン

ズシーンズシーン

イカロス「マスター、あれを。」

ソニック「ついに来たか・・・エッグマン!」

ズシーン

エッグマン「ソニック!ワシがじきじきに倒してやる!!」

ドガガガガ

ソニック「チッ!相変わらずクレイジーだぜ!」ドドドドド

エッグマン「小賢しい!」ポチッ

ドゴーン

イカロス「そうはさせない!」カキーン

ドッカーン

エッグマン「ゲホッ!ゴホッ!よ、よくもやったな・・・。」

ソニック「そっちが先に仕掛けてきたんじゃないか?悪いがこれで終わりにしてやるぜ。」スッ

エッグマン「ま、まさか!?」

なのは「よし。そこまで!」

フェイト「記録は55秒。すごいじゃない。」

ソニック「へへん。このくらいなら朝飯前だぜ。」

ビービー

ソニック「何だ?」

シャーリー「緊急連絡です!また次元漂流者が現れました!」

フェイト「特徴は?」

シャーリー「ハリネズミ、キツネ、ハリモグラ、ウサギ、コウモリ、天使です!」

なのは「分かったわ。皆、すぐに行きましょう!」

フェイト達「はい!」

ソニック「何か嫌な予感が・・・。」

なのは「どうしたの?」

ソニック「い、いや、何でもない。」

道路

ナックルズ「いつつ・・・。ここはいったい何処だ?」

エミー「分からないわ。異世界という事は確かだけど。」

クリーム「なんだか怖いです~。」

チーズ「チャオ・・・。」

オレガノ「ん?敵の気配がします。」

テイルス「向こうからだ!」

ギュイーン

エミー「カプセル型ロボットね。ここは攻めるのみ!」

ミリア「分かったわ。行くわよ!」

リリア「ええ!」

ドゴーンドガーン

テイルス「くっ!いくら倒しても次々と出てくる!」

クリーム「このままだと危ないデス!」

カオス「何とかしないと!」

ソニック「そこだ!」ドギュン

ドッゴーン

エミー「今の攻撃・・・まさか!?」

スタッ

ソニック「間一髪だったな。」

エミー達「ソニック!!」

イカロス「私達もいます!」

カオス「イカロス達まで!」

エミー「ソニック~。無事で良かった~。」ダキッ

ソニック「お、おい!いきなり抱きつくなよ!」

なのは「良かった。その人たちがあなたの仲間なのね。」

テイルス「貴方達は?」

なのは「私達は時空監理局の者。貴方達は何故ここに来たの?」

ナックルズ「ああ。実はこのような物を拾ったら・・・。」

ソニック「それってデバイスじゃないか!お前達もそれを拾ったのか!?」

テイルス「うん。それが光り始めたと思ったら、まさかこのような場所に来ていたなんて・・・。」

ニンフ「それよりも今はあのガジェット達を倒さないとね!」

フェイト「そうね。皆、行くわよ!」

ナックルズ「オラァ!」バキィ

エミー「それっ!」ドガッ

テイルス「それっ!」ドギュンドギュン

カオス「はっ!」ドゴーン

ミリア「そこだ!」ドギュン

リリア「えい!」ズバババ

なのは「最後の一体!」

ソニック「それっ!」ズババッ

ドッゴーン

ソニック「ふう・・・。終わったようだな。」

なのは「そうね。とりあえずは私達のところに来て。事情を説明してもらいたいから。」

ナックルズ「まっ、そうするしかないな。」

テイルス「そうだね。ソニック達と再会する事ができたし。」

エミー「それもそうね。とりあえずはなのは達について行きましょう。」

カオス「うん!」

次の日

スバル「ええっ!?訓練の難易度を上げたんですか!?」

なのは「そういう事。今日からビシバシ行くから覚悟してね。」

ティアナ「誰なのよ・・・。難易度を上げた奴は・・・。」

フェイト「あーらら。やっぱりこうなっちゃったわね。ソニック。やり過ぎたんじゃない?」

ソニック「ちょっと悪い事をしたかもな・・・。」

ナックルズ「いや、ちょっとどころじゃないだろ。」

テイルス「しかし驚いたよ。まさかソニックがなのは、フェイトの監視下に置かれてるなんて。」

ソニック「しょうがないだろ。はやての命令でこうなったんだから。おかげで満足に寝れないぜ。」

エミー「で、私がいない間、何があったか説明してもらえないかしら?」

ソニック「そ、それは・・・。」

エミー「待ちなさーい!」

ソニック「うわあああああ!!」

フェイト「ハァ・・・。こんなんで大丈夫かな・・・。」

続く

次回予告

ソニックが昼食を摂っている時、スバル達が彼のいるテーブルに座った。

お互い自己紹介をした後、合同訓練が行われた。

スバルはナックルズ、ティアナはテイルス、エリオはソニック、キャロはエミーのパートナーになった。

果たして合同訓練はどの様な展開になるのか!?

フェイト「次回、『フォワード陣との合同訓練』。お楽しみに!」

第4話 フォワード陣との合同訓練

通路

ゾロゾロ

スバル「ふぃ~お昼の訓練は体にキツイよ~。」

ティアナ「まだ早朝訓練から時間経ってないわよスバル。」

キャロ「食堂が私達を待っているよフリード・・・。」

フリード「キュクル~。」

エリオ「大丈夫?」

食堂

ソニック「食事の時も一緒かよ・・・。勘弁してくれ・・・。」

なのは「しょうがないでしょ。これもはやてちゃんの・・・。」

ソニック「もういい・・・。分かったから・・・。」

ナックルズ「ソニックも大変だな。なのは達に監視されてしまって。」

ソニック「俺は自由に生きたいのに・・・。」

スバル「あっ!なのはさん達もいたんだ!」

なのは「ええ。彼の監視をしているからね。」

ティアナ「彼って・・・、は、ハリネズミ!?」

エリオ「しかもハリモグラにキツネ、天使までいるなんて・・・。」

キャロ「すごいメンバーです・・・。」

ソニック「ん?誰だこいつ等?」

なのは「ほら。前、データで見たでしょ?フォワード陣の・・・。」

ソニック「ああ。スバル、ティアナ、エリオ、キャロか。お前達の事はなのは達から聞いたぜ。」

スバル「知っているんだ・・・。」

ソニック「俺はソニック。ソニック・ザ・ヘッジホッグだ。よろしくな!」

テイルス「僕はテイルス。よろしくね!」

ナックルズ「俺はナックルズ。よろしくな!」

その後、各自自己紹介を終え、ソニックは自分たちの世界の事を話し始めた。

スバル「へー。ソニック達の世界っていろんな場所があるんだね。」

キャロ「私がいた場所もあるなんて驚きました。」

ソニック「まあな。」

エリオ「イカロスさん達はソニックさんのパートナーですよね。何故、彼のパートナーになったのですか?」

イカロス「前マスターである智樹がミーノースに殺されてしまい、ショック状態となった私達を彼が引き取ってくれたのです。」

ニンフ「ソニックがいなかったら、私達はどうなっていたか分からなかったわ。」

アストレア「この事については感謝しないとね。」

ティアナ「そうだったんだ・・・。アンタって優しいのね。」

ソニック「まあな。」

なのは「お喋りもいいけど、そろそろ訓練が始まるよ?」

スバル「おっと!そうだった!」

フェイト「しかも次の訓練はソニック達との合同訓練だからね。」

スバル達「へ?」

訓練場

なのは「今回は合同訓練という訳で、2人一組で行動させてもらうね。」

イカロス「パートナーについては決まっているのですか?」

なのは「うん。ソニックとエリオ、テイルスとティアナ、ナックルズとスバル、エミーとキャロで組んでもらうね。」

フェイト「イカロス達はそこで見学よ。」

ニンフ「分かったわ。」

なのは「それじゃ、ガジェット用意!」

ガシャンガシャンガシャン

ソニック「それじゃ、派手に行かせてもらうぜ!」

なのは「始め!」

ビーッ

ナックルズ「スバル。お前はパワーはあるが、テクニックが足りない。そこを重点にした方がいいぞ。

スバル「うん!」

ソニック「エリオ。スピードと手数で攻めるぞ!」

エリオ「はい!」

テイルス「ティアナ、援護を頼む!」

ティアナ「OK!」

エミー「キャロ、お願いね!」

キャロ「はい!」

ドゴーンドガーン

なのは「さて、どの様な連携攻撃が出るのか、見せてもらおうか。」

ドギューン

キャロ「攻撃力アップ!」バッ

ギュイーン

エミー「力が沸いて来たわ!はっ!」

ドゴーン

エミー「ありがとう、キャロ。」

キャロ「えへへ。」

ナックルズ「やるじゃないか。スバル!」

スバル「OK!」

ナックルズ・スバル「ダブルブレイク!」

ドッゴーン

ティアナ「だったら私だって!行くわよ!」

テイルス「よし!」

ドギュンドギュンドギュン

ティアナ「テイルス!」

テイルス「よし!ライトニングスラッシュ!」ブン

ドゴーン

ティアナ「エリオ、ソニック!最後の方をお願い!」

ソニック「All right!」

エリオ「はい!」

ドゴーンドガーン

ソニック「ふう・・・。これで全部だな。」

エリオ「そうですね。」

なのは「皆、動きが良かったよ。これからもその調子でね。」

スバル、ティアナ、エリオ、キャロ「はい!」

ロビー

エリオ「みんな、まだかなぁ……。」

フリード「キュルー。」

ソニック「まあ、女の子にはいろいろあるからな。イカロス達も女の子だし。」

エリオ「そう言えば、ソニックさんとイカロスさん達ってどのような関係ですか?」

ソニック「まあ、最初は仲間だけど、今は俺の大事な家族だからな。」

エリオ「家族ですか……いいですね、そういうの……。」

テイルス「どうしたの?」

エリオ「聞いてくれますか? 僕の話……。」

ナックルズ「いったい何があったんだ?」

エリオ「実は僕、実の親によって作り出せた人口生命体なんです。」

テイルス「じゃあ、つまり君はクローンだという事なの?」

エリオ「はい。本当の息子が事故によって亡くなってしまい、それで僕を作り出したのです。ですが、実の親だと信じていた人に裏切られ、捨てられてしまい、その後も研究施設での非人道的な扱いを受け、一時期重度の人間不信に陥ってしまったのです・・・。」

ソニック「・・・。」

エリオ「だから僕はソニックさんが羨ましいです。僕は家族と言う言葉にまったく縁がありませんでしたから……。」

ソニック「心配するな。」

エリオ「え?」

ソニック「他の奴と生まれ方が違うくらいで落ち込むな。。お前は今、ここで、こうして生きている。それで良いじゃないか。」

ナックルズ「その通りだ。それに一人じゃ不安でも仲間がいる限り、寂しくはない。機動六課も同じだ。」

エリオ「っ!?」

ソニック「家族に縁がないなんて寂しいことを言うな。機動六課も仲間であり、家族なんだ。お前は一人じゃないからな。」

フリード「キュルー。」

ナックルズ「もちろん、フリードもな。」

エリオ「っ…ソニック…さん……皆……。」ポロポロ

ソニック「泣くなよ。前を向いて進もうぜ。」

エリオ「グス……はい…!」

スバル「ソニック――――!!」ダキッ

ソニック「おわっ!」

エリオ「ソニックさん!?」

ソニック「いつつ・・・。スバルじゃないか。どうしたんだ?」

スバル「ソニック!さっきの言葉、私感動したよ!!」

ナックルズ「お、お前達も聞いていたのか!?」

ティアナ「ぐ、偶然聞こえただけよ!」

エミー「で、スバル。あなたはいつまでソニックに引っ付いているの?」

スバル「いいじゃーん! 私たち家族なんだし、ソニックもお姉ちゃんに甘えなよー♪」

ソニック「何でお前がオレの姉なんだよ!? どっちかといえば、お前はこの中で一番末っ子だろ!!」

スバル「えぇ!? 私エリオとキャロよりも下なの!?」

ナックルズ「主に精神年齢的にな。」

ティアナ「間違ってはいないわね。」

スバル「二人とも酷いよーーー!!」

ハハハハハ

続く

次回予告

新しいデバイスが完成されたその直後、一級警戒態勢が発動した。

ソニック達は素早くヘリに乗り込み、目的地まで向かい始めた。

ガジェット達を蹴散らしていく中、新たな戦士が姿を現した。

そう。姿はソニックと同じだが、身体の色は黒かった・・・。

はやて「次回、『シャドウとの再会』。よろしく頼むで。」

第5話 シャドウとの再会

研究室

ソニック「なるほど。これが開発されたデバイスか。」

なのは「そうなの。フォワード陣にの為に新しく開発したからね。」

テイルス「僕達のデバイスも開発されたのですか?」

はやて「もちろんや。」

オオーッ

エミー「なかなかいいわね。」

シャマル「あとはそれを使いこなせるかどうかね。」

ナックルズ「そうだな。」

ビービー

シャマル「警報ね。いったい何があったのかしら?」

シャーリー「緊急連絡です!市街地都市でガジェットの大群が!」

ザフィーラ「どうやらそれどころじゃないみたいだな。」

ソニック「その通りだ。だが、退屈しのぎには丁度いいかもな。すぐに出動するぞ!」

スバル達「おう!!!」

なのは「それ、私のセリフだけど。」

ソニック「悪い悪い!」

上空

ギュイーン

リィン「任務は2つ、ガジェットを逃走させずに全機破壊すること。そしてレリックを安全に確保すること。」

リィン「スターズ分隊、ライトニング分隊で、ガジェットを破壊しながら、車両前後から中央に向かうです。レリックはここ。7両目の重要貨物室。スターズかライトニングのどちらか先に付いた方が、レリックを確保するですよ。」

ソニック「俺達は?」

リィン「ソニックさん達はリニアの周囲にいるガジェットを、とにかく片っ端から破壊してくださいです。」

ソニック「All right.」

リィン「で……私も現場に降りて、管制を担当するです。」

パアアアア

ヴァイス『さぁて新人ども。隊長さんたちが空を抑えてくれてるおかげで、安全無事に降下ポイントに到着だ。準備は良いか!?』

スバル・ティアナ「はい!」

スバル「スターズ3、スバル・ナカジマ。」

ティアナ「スターズ4、ティアナ・ランスター。」

スバル・ティアナ「「行きます!!」」

パアアアア

ヴァイス『次、ライトニング!チビ共、気ぃつけてな!』

エリオ・キャロ「「はい!」」

キャロ「・・・。」

スッ

エリオ「一緒に降りようか?」

キャロ「え?………うん!」

ガシッ

エリオ「ライトニング3、エリオ・モンディアル!」

キャロ「ライトニング4、キャロ・ル・ルシエとフリードリヒ!」

フリード「キュルー。」

エリオ・キャロ「「行きます!!」」

パアアアア

ヴァイス『さあ、次はソニック達だ。準備はいいか?」

ソニック「もちろんだ!皆、行くぜ!」

テイルス達「おう!!!」

ドギューンドギューン

ソニック「おっ、派手にやってるな。」

エミー「しかも彼女達の衣装が変わっているわね。」

リィン「あれはバリアジャケットです。戦闘中ではこの衣装がプログラムされているので。」

ソニック「なるほどね・・・。」

ピコーンピコーン

エミー「レーダーが反応したわ!向こうの方角よ!」

テイルス「よし!あそこへ向かおう!」

ギュイーン

リニア周囲

ウィーン

リィン「見つけました!あそこです!」

ソニック「音速で切り刻んでやるぜ!ウィンドスラッシュ!」スバアアア

イカロス「そこ!」ヒュン

ニンフ「ハッキング発動!機能停止!」カタカタ

ナックルズ「ギガントアッパー!」ドゴオオ

エミー「えい!」ドカッ

ミリア「そこ!」ドギュン

リリア「アース・ブラスター!」ドゴオオ

カオス「はっ!」ヒュンヒュン

ドカーンドカーン

アストレア「倒しても倒しても次々と出てきます!このままじゃ・・・。」

「僕に任せろ。」

ソニック「この声は!?」

ドゴゴゴーン

スタッ

「久しぶりだな。」

ソニック「シャドウ!お前もこの世界に来たのか!?」

「私もいるわよ。」

ナックルズ「ルージュもいたのか!」

シャドウ「ああ。僕達もこのビー玉を拾ったら、それが急に光り出した。」

ルージュ「気付いたらこの世界に来たのよ。」

ソニック「そうだったのか。まっ、とりあえずは合流しただけでもいいとするか。」

イカロス「ですが、まずはあのガジェットの大群をどうにかしましょう。」

ソニック「そうだったな。戦闘再開だ!」

ドゴーンドガーン

ソニック「これで終わりだ!ウィンドカット!」ギュン

ドッゴーン

シャドウ「これで全部だな。」

ピピピピ

なのは『大変!スバルとティアナがピンチよ!助太刀に向かって!』

ソニック「分かった!すぐに行く!」

ルージュ「誰なの?スバルとティアナって。」

ソニック「俺の仲間さ。」

上空

スバル「くっ・・・。手強い・・・。」

ティアナ「このままだとまずいわね・・・。」

ギュイーン

ティアナ「しまっ・・・。」

ズバッ

ティアナ「へ?」

ドッゴーン

シャドウ「大丈夫か?」

スバル「ソニックに似ている・・・。あなたは?」

シャドウ「僕はシャドウ。シャドウ・ザ・ヘッジホッグだ。」

ティアナ「シャドウ・ザ・ヘッジホッグ・・・。」

ソニック「ここは俺達に任せてくれ。行くぜ、シャドウ。」

シャドウ「ああ。」

ビュン

ドギューンドギューン

ソニック「そんな攻撃じゃ俺達を止める事は出来ないぜ!」

シャドウ「貴様にはこれで十分だ!」

ビュン

ティアナ「上空に飛んだ!?」

ソニック・シャドウ「ダブルホーミングアタック!」ギュイーン

ドガアアアア
ドッゴーン

シャドウ「下らなかったな。」

スバル「すごい・・・。」

ティアナ「ええ・・・。それに比べて私は・・・。」

スバル「どうしたの、ティア?」

ティアナ「何でもないわ。早くレリックを回収しましょう。」

スバル「?」

何処かの研究所

『刻印ナンバーⅨ、護送態勢に入りました』

「ふぅん…」

『追撃戦力を送りますか?』

「止めておこう。レリックは惜しいが彼女たちのデータが取れただけでも十分さ。それにしても、この案件はやはり素晴らしい。私の研究にとって興味深い素材がそろっている上にな…。」

『はっ。』

「ふっ、この子たち、生きて動いているプロジェクトFの残滓を手に入れるチャンスがあるのだからね。しかし……。」

『どうしたのですか?』

「彼等について気になるな。デバイスはもちろん使っているが、デバイスなしでも攻撃する事ができるとは・・・。しかもカオスエメラルドと関係があるかも知れないな。」

『ああ。エッグマンが言ってた宝石の事ですね。』

「そうだ。7つのカオスエメラルドがそろった時、カオスコントロールを発動する事が可能だ。だが、彼等がいる限り、そう簡単に手に入れる事は難しいだろう。」

『そうですね。』

「もしかしたら、プロジェクトFの残滓よりも、貴重なサンプルになるかも知れないな。もう少し調べておくとしよう。」

『ええ。』

ウィーン

「カオスエメラルドか・・・。ふっ・・・。」

続く

次回予告

レリックとカオスエメラルドがホテル・アグスタにある事が判明。

その情報を受け取ったソニック達はそのホテルに向かった。

そしてオークションが始まったその時、エッグマン達が姿を現した。

さらに最大の敵まで現れ、ホテル・アグスタは大パニック状態に!

果たしてソニック達はエッグマン達を退ける事ができるのか!?」

イカロス「次回、『ホテル・アグスタ、大パニック!』。お楽しみに!」

第6話 ホテル・アグスタ、大パニック!

ギュイーン

ソニック「で、こいつが犯罪者であるジェイル・スカリエッティか。奴もカオスエメラルドを狙っているそうだな。」

フェイト「ええ。彼はガジェットドローンの製作及びレリックの収集もやっているわ。」

はやて「しかも違法研究で広域指名手配されている次元犯罪者やで。」

イカロス「そうですか・・・。で、今回はホテル・アグスタの任務ですね。」

リィン「はい。骨董美術品オークションの会場警備と人員警護。取引許可の出ているロストロギアがいくつも出品されるので、その反応をレリックと誤認したガジェットが出て来てしまう可能性が高い。とのことで、私たちが警備に呼ばれたです。」

ナックルズ「となると、この手の大型オークションだと密輸取引の隠れ蓑にもなったりするだろうな。油断は禁物だぜ。」

ルージュ「そうね。せっかくだから高価な物も奪っちゃおうかしら?」

なのは「それは止めるの。」

ホテル・アグスタ

なのは「こんにちは、機動六課です。」

ソニック「ったく、なんで俺までこんな格好をしなきゃいけないんだ?」

フェイト「似合ってるよ、ソニック。」

ソニック「ま、まあな・・・。で、オークションが始まるまでどのくらいだ?」

バルディッシュ「Three hours and twenty-seven minutes.(3時間27分です)」

ソニック「分かった。せっかくだし、2人で向こうに行ってみようぜ。」

フェイト「ええ。」

コツコツ

なのは「最近、フェイトちゃんとソニックの仲がいいんだけど・・・。」

はやて「もしかしたら、フェイトちゃんはソニックに恋をしてるんやないか?」

なのは「ええっ!?」

外回り

エミー「フェイトの奴~。ソニックと手を繋ぎながら歩いているなんて・・・。」

ジャキッ

エミー「ちょっとティアナ。土台になりなさい。」

ティアナ「何で私が土台にならなきゃならないのよ!しかも何時の間にかランチャーを持っているし!」

エミー「私はソニックが浮気をしないかどうか確かめているのよ!」

ティアナ「浮気って・・・、もしかしてアンタ、ソニックと付き合っているの?」

エミー「当然よ。ソニックは私の彼氏なんだから。」

スバル「でも、ソニックはエミーの事を彼女と思っていないんじゃ・・・。」

エミー「何か言った?」ギロッ

スバル「い、いえ!」ビシッ

スバル「でも今日は八神部隊長の守護騎士団、全員集合か~。」

ティアナ「そうね……アンタは結構詳しいわよね?八神部隊長とか副隊長たちのこと。」

スバル「うん。父さんやギン姉から聞いたことくらいだけど、八神部隊長の使ってるデバイスが魔導書型で、それの名前が【夜天の書】っていうこと。副隊長達と、シャマル先生、ザフィーラは八神部隊長個人が保有してる特別戦力だってこと。で、それにリィン曹長を合わせて6人揃えば無敵の戦力ってこと。」

スバル「ま、八神部隊長達の詳しい出自とか能力の詳細は特秘事項だから、私も詳しくは知らないけど……。」

ティアナ「…レアスキル持ちの人はみんなそうよね……。」

スバル「ティア、何か気になるの?」

ティアナ「別に。」

スタスタ

スバル「?」

ティアナ(六課の戦力は、無敵を通り越して明らかに異常だ。八神部隊長がどんな裏技を使ったのか知らないけど、隊長格全員がオーバーS…副隊長でもニアSランク……他の隊員達だって前線から管制官まで未来のエリート達ばっかり。あの歳でもうBランクを取ってるエリオとレアで強力な竜召喚士のキャロは2人ともフェイトさんの秘蔵っ子。危なっかしくはあっても潜在能力と可能性の塊で優しい家族のバックアップもあるスバル。そして、さらに異常なのがソニック達。)

ティアナ(ソニックは音速のスピードを使った攻撃、テイルスは様々な発明品を作る事が可能。ナックルズは傲慢なパワーで敵をねじ伏せるし、エンジェロイド達も様々な能力を持っている。エミーは・・・、私と同じ凡人か。でも、愛する人を守る力を持っているはず。私もそんな力があればな・・・。)

エミー「力なんかなくても、ティアナは今のままでいいと思うわ。」

ティアナ「エミー!もしかして私の思っている事が分かるの!?」

エミー「ええ。最近、千里眼という能力を手に入れたからね。私もそのような事に悩んだわ。」

ティアナ「エミーも?」

エミー「うん。いつもソニックに助けられてばかりで、自分が情けないと思ったの。でも、ソニックが私にこう言ってくれたの。『自分を信じれば強くなれる』って。」

ティアナ「ソニックが?」

エミー「そうなの。だからあなたも自分を信じて頑張りましょう。」

ティアナ「・・・うん!」

森の中

「…あそこか。お前の探し物はここにないのだろ?何か気になるのか?」

「……うん。ドクターのオモチャが…近付いて来てる、って。」

ホテル屋上

ギュイーン

シャマル「っ! クラールヴィントのセンサーに反応。シャーリー!」

シャーリー『はい!……来た来た……来ましたよ!ガジェットドローン、陸戦Ⅰ型。機影30……35……。陸戦Ⅲ型……2……3……4……。』

シグナム「エリオ、キャロ、お前達は上へあがれ。ティアナの指示で、ホテル前の防衛ラインを設置する。」

エリオ・キャロ「はい!」

シグナム「ザフィーラは私と迎撃に出るぞ。」

ザフィーラ「心得た。」

エリオ「ざ、ザフィーラさんって、喋れたんですね・・・。」

ザフィーラ「ああ。」

ギュイーン

ナックルズ「ようやく来たようだな。行くぞ!」

ヴィータ「おう!!」

ドゴーンドガーン

ヴィータ「ティアナ、エミー、スバル!援護を頼む!」

エミー「分かったわ!行くわよ!」

ティアナ「OK!」

スバル「暴れまくるぞー!」

ドゴーンドガーン

一方・・・。

ギュイーン

ジェイル『ごきげんよう。騎士ゼスト、ルーテシア。』

ルーテシア「…ごきげんよう。」

ゼスト「…何の用だ?」

ジェイル『冷たいね。近くで状況を見ているんだろ? あのホテルにレリックはなさそうだったが、実験材料として興味深い骨董があるだ。少し強力をしてはくれないかね? 君達なら、実に造作も無いはずなんだが…。』

ゼスト「断る。レリックが絡まぬ限り、互いに不可侵を守ると決めたはずだ。」

ジェイル『……ルーテシアはどうだい? 頼まれてくれないかな?』

ルーテシア「……いいよ。」

ジェイル『優しいなぁ…、ありがとう。今度ぜひ、お茶とお菓子を奢らせてくれ。君のデバイス【アスクレピオス】に私が欲しい物のデータを送ったよ。』

ルーテシア「……うん。じゃあ、ごきげんよう、ドクター。」

ジェイル『あぁ、ごきげんよう。吉報を待っているよ。』

ギュイーン

ゼスト「いいのか?」

ルーテシア「うん。ゼストやアギトはドクターを嫌うけど、私はドクターの事そんなに嫌いじゃないから。」

ゼスト「そうか……。」

ボウッ

ルーテシア「我は…乞う。」

パアアアア

キャロ「遠隔召喚、来ます!」

ギュイーン

エミー「あ、あれって召喚魔法陣!?」

スバル「召喚魔法ってこんな事も出来るの!?」

キャロ「優れた召喚士は転送魔法のエキスパートでもあるんです!」

ティアナ「何でもいいわ。迎撃行くわよ!」

ナックルズ「ああ。無茶はするなよ。」

ティアナ「分かってるわよ。じゃ、行くわよ!」

ドギュンドギュンドゴーンドガーン

ナックルズ「くっ!いくら倒しても次々と出てきやがる!」

スバル「このままだとまずいね・・・。」

ここからここは読んだ人が続きを書くスレになりました

シャドウ「ここは僕に任せろ!」

スバル「シャドウ!」

シャドウ「ホーミングアタック!」

ドガガガガ

ルージュ「これで全部ね。さっ、皆の元に・・・。」

ドゴーン

ティアナ「な、何!?」

エッグマン「ほほう。まさかガジェット共が全滅とはな・・・。」

ナックルズ達「エッグマン!」

スバル「誰?」

ナックルズ「エッグマンはイタズラが過ぎるロボットおやじだ。アイツを止めないと大変な事になるぞ!」

スバル「こうなったらやるしか方法はない!」

エッグマン「邪魔をするなら容赦はしない!」ドゴーン

ドッカーン

エリオ・キャロ「うわ(きゃ)あああああああ!!」

テイルス「エリオ!キャロ!」

エッグマン「ついでにお前等もじゃ!」ギュイーン

ガシッ

エミー「あ。」

エッグマン「へ?」

ババーン

ナックルズ「お、お前・・・。いったい何処を触っているんだ?」

エッグマン「あ・・・。胸を触ってしまった・・・。」

スバル「よくもティアの胸を・・・。それは私の専売特許だよ!」

テイルス「いつから専売特許になったの?」

スバル「一緒の部屋になった時から。」

バキッ

エッグマン「ああっ!ロボットの腕が!」

ティアナ「よくも私の胸を触ってくれたわね・・・。覚悟はいいかしら?」ニコッ

スバル「ま、まずい・・・。皆、逃げて!」

ドドドドド

エッグマン「ちょっ、どこに行くの!?頼むからわしを置いていかないでー!」

ティアナ「覚悟しなさい!」ジャキッ

ドッゴーン

エッグマン「うわあああああ!!」ヒュルルルル

キラーン

スバル「て、ティア・・・。怖いよ・・・。」ガタガタ

テイルス「彼女をあまり怒らせない方がいいみたいだね・・・。」

ティアナ「それじゃ、帰りましょう。」

スバル達「は、はい!」ビシッ

それから10分後

ヴィータ「なるほど。胸を触られた事でキレてしまい、敵を撃退したという事か。」

ティアナ「はい・・・。屈辱でした・・・。」

ヴィータ「まあ、敵を撃退しただけでもいいとするか。んじゃ、そろそろ帰るぞ。」

スバル達「はい!」

ザッザッ

ヴィータ「胸か・・・。ハァ・・・。」

シャマル「どうしたの?」

ヴィータ「別に。」

ドゴーン

ヴィータ「今度は何の音だ?」

はやて「大変や!なのはとエミーがソニックを追いかけとるで!」

ヴィータ「何だって!?」

エミー「ソニックー!フェイトと一緒に付き合ったのはどういう事か説明しなさーい!」

なのは「フェイトちゃんと手を繋いで行動するのは私だけなのー!」

ソニック「お前等、過激すぎるぞ!少しは落ち着けー!」

ドゴーンドガーン

ヴィータ「まっ、とりあえずはそのままにしておこうぜ。奴にとってはいい経験となるからな。」

はやて「それもそうやな。」

ソニック「そんな~!助けてくれ~~~~~~!!」

ドドドドド

フェイト(ソニック・・・。)ギュッ

続く

次回予告

なのはからティアナの過去を聞いたソニック達は驚きを隠せなかった。

そして数日後、スバルとティアナがなのはとの模擬戦を行う事になった。

ところがなのはが魔王モードになってしまい、動けないティアナに対して砲撃をしてしまった。

だがソニックがその攻撃をうまく薙ぎ払い、ティアナの救出に成功したのだ。

そしてソニックはなのはと戦う事に!果たしてソニックはなのはの暴走を止める事ができるのか!?

ニンフ「次回、『模擬戦での激闘!ソニックVSなのは』。お楽しみに!」

>>101
続きを勝手に書かないでください。自分自身の手で書きますので。
あとこのスレは荒らし厳禁です。

第7話 模擬戦での激闘!ソニックVSなのは

機動六課

ソニック「いつっ!」

ニンフ「まったく、フェイトと手を繋いでいたからこんな事になったのよ。」

ソニック「分かってるよ・・・。今回の件は俺も悪かったからさ・・・。」

エミー「はやてさん。あの時のティアナさん…何だか様子がおかしかったです。私が元気づけたら治ったのですが・・・。」

テイルス「いったい彼女に何があったでしょうか?」

はやて「・・・。」

ウィーン

イカロス「誰ですか?」

はやて「彼はティアナの兄、ティーダ・ランスター。当時の階級は一等空尉で執務官志望の魔導師。所属は首都航空隊で……享年21歳。」

オレガノ「享年という事は・・・、もしかして死んだのですか?」

はやて「せや。ティーダ一等空尉は逃走中の違法魔導師に手傷を負わせたんやけど、取り逃がしてもうたんや。任務自体は地上の陸士部隊に協力を仰いだおかげで解決したんやけど…その件について、心無い上司が最低なコメントをして、一時期問題になったんや。」

カオス「そのコメントは?」

はやて「『犯人を追いつめておきながら取り逃がすなんて首都航空隊の魔導師としてあるまじき失態だ。たとえ死んでも取り押さえられるべきだった』とか……さらに直球に『任務を失敗する役立たずは……』とかな。」

ミリア「そんな・・・!」

ナックルズ「何だよそいつ!! 許せねぇ!!!」

ソニック「あぁ、気に入らねぇな……必死で仕事をこなそうとしたヤツに、労いの言葉もないのかよ!!!」

イカロス「マスター・・・。」

シャドウ「だがそれは過ぎた事だ。今更言ったところでどうにもならない。」

ナックルズ「……チィッ!」

ウィーン

ナックルズ「ティアナの事が心配だから、様子を見に行って来る。」

スタスタ、ウィーン

ソニック「もしかしたらあいつ、ティアナに好意を持っているんじゃないのか?」

なのは「ああ。それはあり得るかもね。」

シャマル「彼にも好きな人ができたのかもしれないわね。興味が沸いたわ。」

はやて「こうなったら応援しとかんとな。」

ヴィータ「お前等な・・・。」

森の中

ナックルズ「あの上司はいくら何でも酷すぎるぜ!一発ぶん殴りたいぐらいだ!」

ピタッ

ナックルズ「ん?」

バッバッ

ナックルズ「ティアナじゃないか。また自主練か?」

ティアナ「ええ。邪魔しないで。」

バッバッ

ナックルズ「(……汗の量が尋常じゃねえ……)お前まさか、帰ってきてからずっとやってたのか?」

ティアナ「…………。」

ナックルズ「何やってんだよ!? 身体壊すぞお前!」

ティアナ「うるさいわね!私みたいな凡人がなのはさん達のような天才に追いつくにはこうするしかないのよ!!」

ナックルズ「それで身体壊したら意味ないじゃないか!」

ティアナ「アンタに凡人である私の気持ちがわかるの!!?」

ナックルズ「わかんねえよ! オレはティアナじゃないからな!!」

ティアナ「だったら口出ししないで!!」

ナックルズ「うるせえ!! さっきから凡人だの天才だの、くだらねえこと言ってんじゃねえぞ!!!」

ティアナ「っ…くだらないですって!!?」

ナックルズ「あぁくだらねえなっ!! 天才がそんなに偉ぇのか!? 凡人がそんなにダメなのか!? 違うだろ!! 胸を触られて怒りのあまり砲撃したミスで自信喪失してんじゃねえ!!!」

ティアナ「っ……!」

ティアナ「うるさいバカ!!! 私のやり方に口出ししないで!! もうほっといてよ!!!!」

ナックルズ「……そうかよ。だったらもう勝手にしろ。けどな、これだけは言っておく。テメェみたいに周りが見えてねえヤツは、一生強くなんてなれないんだよ」

ティアナ「っ…!!」

ザッザッ

ティアナ「何よ・・・。私の気持ちなんか分からないくせに・・・。」

エミー「ティアナ。」

ティアナ「エミー!あなたもいたの!?」

エミー「うん。心配になって来ちゃった。それに、はやてさんからあなたのお兄さんの話を聞いちゃったから・・・。」

ティアナ「っ……。」

エミー「ティアナはたった一人の家族だったお兄さんの夢を引き継ごうと頑張ってる。ナックルズも同じ戦闘民族である「ナックルズ族」の為に頑張っているの。」

ティアナ「ナックルズ族?」

エミー「うん。古き戦闘民族で、ナックルズという名称は、元来は一族全体を示す名称だったの。けど、今は彼が種族最後の生き残りとなってしまったの。」

ティアナ「それで名にナックルズを冠しているのね。」

エミー「そうなの。目的は違うけど、家族のために強くなろうとしているのは一緒よ」

ティアナ「っ!!」

エミー「だからナックルズは無茶をして身体を壊しそうになってるティアナを放っておけないんだと思うわ。本人は無自覚みたいだけどね。」

ティアナ「…………。」

エミー「だからティアナもナツが言ったことを考えてあげて。それじゃ。」

スタスタ

ティアナ「私は……私は………!」

その日の深夜

ソニック「まだ働いているのか?」

なのは「うん。FWのみんなの訓練メニューを組んでるの。あと、みんなの陣形のチェックとか……。」

ソニック「……まさかとは思うが、それを毎日してんじゃないだろうな?」

なのは「え? 毎日こんな感じだけど・・・。」

イカロス「でも、ほどほどにしてください。彼等のリーダーであるあなたが倒れたら、元も子もありません。」

ニンフ「私達もサポートするわ。」

なのは「分かったわ。それに今は毎日が楽しいんだから。」

アストレア「どういう事ですか?」

なのは「優秀な教え子が四人もいて、みんな日に日に成長していくのを見守る毎日……それがとても楽しいの!」

ソニック「そうか。んじゃ、頑張れよ。」

なのは「うん。ところで前から気になっていたけど、最近、フェイトちゃんと共に行動を取る事が多いよね。どういう事なの?」

ソニック「べ、別に何でもねえよ・・・。んじゃ。」

ウィーン

なのは「・・・怪しい。」

数日後

なのは「さーて、じゃあ午前中のまとめ。2on1で模擬戦やるよ。まずはスターズからやろうか。バリアジャケット、準備して。」

スバル・ティアナ「「はい!」」

ヴィータ「エリオとキャロはアタシ達と見学だ。」

エリオ・キャロ「「はい!」」

ティアナ「やるわよ、スバル!」

スバル「うん!」

リリア「エミーから聞いたけど、ティアナは大丈夫かしら?あの後自主練をしたそうだけど・・・。」

ナックルズ「知るかよ。」

ヒュンヒュン

ミリア「あっ、ようやく来たわね。」

フェイト「あっ、もう模擬戦始まっちゃってる?」

ミリア「ようやく来たわね。今、スターズがやってるわ。」

ソニック「そうか。なのはの奴、部屋に戻ってからもずっとモニターに向かいっぱなしだからな。訓練メニュー作ったり、ビデオでみんなの陣形をチェックしたりさ。」

エリオ「なのはさん……訓練中もいつも僕たちのこと見ててくれるんですよね。」

キャロ「本当に、ずっと……。」

ヴィータ「お、クロスシフトだな。」

ティアナ「クロスファイヤー……シュート!!」ドギュン

ナックルズ「なぁ、ティアナの今の攻撃…何か変じゃねえか?」

ヴィータ「ああ、何かキレがねえな。」

フェイト「コントロールは良いみたいだけど……。」

ソニック「調子でもわりぃんじゃねぇのか?」

ナックルズ「それにしたって……!」

エミー「まさか…………。」

ギュイーン

なのは「っ、フェイクじゃない! 本物!?」

ドゴーン

スバル「うおおおおおお!!」ギュイーン

バッ

スバル「うりゃぁぁぁぁぁぁぁああああ!!」

なのは「っ!!」

ガキーン

ソニック「間一髪でガードか。今の攻撃は危なすぎるぜ。」

テイルス「そうだね。で、ティアナは?」

オレガノ「遠くの方で砲撃をしようとしています。」

ルージュ「何を考えているのかしら?」

スバル「うおおおおおおお!!」

ガキーン

クリーム「攻撃を防いだ・・・・あっ!ティアナさんの姿が消えたデス!」

エミー「もしかして幻影なの!?」

イカロス「じゃあ、本物は・・・!」

ソニック「あそこだ!」

ギュイーン

ティアナ「一撃必殺!! でぇぇぇぇえええい!!!」

なのは「レイジングハート……モードリリース……。」

[All right]

ドゴーン

ヴィータ「すごい轟音だ!あいつ等は大丈夫なのか!?」

テイルス「・・・!皆、見て!」

シュウウウウ

ソニック「と、止めた!?」

なのは「おかしいな……二人共どうしちゃたのかな?頑張っているのは分かるけど、模擬戦は喧嘩じゃないんだよ?ちゃんとさ、練習通りにやろうよ……ねぇ?」

スバル「あ、あの……!」

なのは「私の言ってる事、私の訓練…そんなに間違ってる?」

ティアナ「………くっ!」

[Blade erase]

バッ

ティアナ「私は! もう、誰も傷付けたくないから! 無くしたくないから!!」

スバル「ティア…。」

ティアナ「だから! 強くなりたいんです!!!」

なのは「……少し…頭冷やそうか?」

フェイト「ティアナ、逃げて!」

なのは「クロスファイアー……。」

ティアナ「うあぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!ファントム・ブレイ…。」

なのは「シュート。」

ドゴーン

ティアナ「がは・・・。」

スバル「ティア! 」ダッ

ブン

スバル「…バインド!?」

なのは「じっとして。よく見てなさい。」スッ

スバル「なのはさん!」

ドゴーン

フェイト「放たれたわ!あれじゃいくら何でも・・・。」

ソニック「ウィンドカット!」ギュン

ナックルズ「波動弾!」ドン

ドゴーン

スバル「ソニック!ナックルズ!」

ナックルズ「大丈夫か、ティアナ!?」

ティアナ「ナックル・・・ズ・・・。」

バタン

スバル「ティア!」

ナックルズ「俺はスバルとティアナを連れていく。ソニックはなのはを止めてくれ。」

ソニック「分かった!」

ズバッ

ナックルズ「行くぞ、スバル。」

スバル「う・・・、うん・・・。」

なのは「どういうつもりなの・・・ソニック?」

ソニック「それはこちらのセリフだ。さっきの模擬戦……確かにあいつらはお前の教えを無視して、危険な無茶をした。だがな、最後の攻撃は明らかにやり過ぎだ。」

なのは「私の教導に口出ししないでくれるかな?」

ソニック「気に食わないぜ……自分の思い通りにならねえからって教え子を撃ち落とすって事がな。」シャキン

なのは「どうやらあなたも頭を冷やさないといけないようね。最近フェイトちゃんと仲がいいみたいだし。」

ソニック「当然そうなるよな。始めるとするか。」

ヴィータ「お、おい!ソニックの奴、何やってんだ!?」

ナックルズ「邪魔をするな。これはあいつと彼女の決闘だ。黙って見て置け。」

ヴィータ「で、でも・・・。」

シグナム「!高町がディバインシューターを放ったぞ!」

ヴィータ「何!?」

ヒュンヒュン

ヴィータ「かわしただと!?そんなバカな!」

ソニック「音速は伊達じゃないんだぜ!ブレイドスマッシュ!」

ズバアアア

なのは「くっ・・・。」

キキッ

ソニック「へっ。デカイ口叩いてた割には、案外たいしたことねーな。」

なのは「ソニック、どうして邪魔するの!!?」

ソニック「何度だって邪魔してやるよ……お前が考えを変えねえ限りな。」

なのは「私のこと…何も知らないクセに!!!」

ソニック「だったらお前は知ってんのかよ……オレのことを?」

なのは「っ……。」

ソニック「何も知らねえのはお互い様だ。もっとも、お前は教え子のことを何一つ知ろうとも思っちゃいねえみたいだけどな。」

なのは「そんなこと──。」

ソニック「ないってのか? 本気でそう言ってんなら、もう教導なんてやめちまえ。」

なのは「っ…何も知らない貴方にどうしてそこまで言われなきゃいけないの!!?」

ソニック「確かにオレは何も知らない……だけど、今のお前が…お前らしくないってことは分かる。」

なのは「っ!?」

ソニック「無茶をやらかした教え子を…ただ頭ごなしに叱り付けて…叩きのめして…言うことを聞かせる……それがお前のやりたい教導なのか?」

なのは「……たく…ない……やりたくないよぉ……。」ポロポロ

フェイト「なのは・・・。」

なのは「だけどやらなくちゃ…私と同じになっちゃう……!! 私はっ!! ティアナにも…スバルにもエリオにもキャロにも……誰にも傷ついて欲しくないの!!! だから……だからぁ!!!」

ギュイーン

ソニック「それがお前の闇か。なら、俺はその闇を壊してやるぜ!」ダッ

なのは「うあぁぁあああ!! ディバインバスター…フルパワァァアアア!!!!」

ドゴーン

エミー「ソニック!」

ヒュン

なのは「!?」

ソニック「お前の闇は良く分かったぜ。今度はこちらの番だ!」バッ

ソニック「ブルーウィンド・ゼロ!」ドギューン

ドゴーン

なのは「きゃあぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!」

ズドーン

なのは「うっ…くっ……!」

ザッザッ

なのは「あ・・・う・・・。」

スッ

なのは「!?」

ソニック「立てるか?」

なのは「・・・ううん。体が言う事を効かないの・・・。」

ソニック「だったら俺がおぶってやるぜ。」

なのは「いいの?」

ソニック「ああ。怪我している人を放って置けるわけにはいかないからな。」

なのは「ソニック・・・。」

ヒョイ

ソニック「エミー!」

エミー「なのはの事は私に任せて。それにあなたも怪我してるでしょ?」

ソニック「そうだったな・・・。」

エミー「フェイト。ソニックをお願いね。」

フェイト「ええ。」

ヒョイ

なのは「お互い病院送りだね。」

ソニック「ああ。でも、あんな戦いをしたのは久しぶりだな。」

なのは「それもそうだね。ふふっ。」

ザッザッ

テイルス「良かった・・・。大事にならなくて・・・。」ホッ

イカロス「ええ。私達もマスターの元に向かいましょう。」

テイルス「うん!」

続く

次回予告

なのはから2人きりで話したいと言われたソニック。それに気付いたエミーはフェイト達を連れて後を付き始めた。

話の内容はなのはの過去だった。それを聞いたソニックはなのはを強く抱きしめ、それと同時にエミーが襲い掛かってきたのだ。

だがその時、エッグマンが姿を現し、ソニック達に襲い掛かってきた。

果たしてソニック達はエッグマンを退ける事ができるのか!?

アストレア「次回、『ソニックとなのはの絆』。私もマスターに負けないように頑張らないと!」

ー予告ー

あのお方の命により此の世界を破壊しに来た狒たち

それを察知したエキドナは配下の勇者達を送り込む

勇者の策によりバラバラに散る狒達

果たして狒達は世界破壊出来るのか

次回
『終始』

狒「まぁソニックもなのはもそらのおとしものもソニア・リキエルほどしか知りませんがね」

アリス「つまりは全くわからないってことでヨロシクです」

おまけ

>>1「今回は重大ニュースだ。」

>>1「重大ニュース?」

>>1「実は・・・、この作品に日本のヒーローを登場させたいと思う。」

>>1「ほ、本当なの!?」

>>1「ああ。これは俺がこの作品をより面白くしようと考えたそうだ。」

>>1「なるほどね・・・。で、彼等が登場するのは?」

>>1「9話から登場する事になっている。そこで、読者の皆にメッセージだ。」

>>1「参戦させたい日本のヒーローがあればどんどん言ってくれ。だが、オリジナルのヒーローはダメだぞ。」

>>1「皆さんからのコメント。」

>>1「お待ちしています!」

~何処かの森~

狒「ちっ!しつこいですねぇキール・キリングス!」タタタッ

キール「フルネームで呼ぶな!」ズバッ

狒「くっ『呪葬・極寒黒棺』!」ピキン

エステカ「所がぎっちょん! そうは問屋が卸さないにゃ!」フルガード!

キール「すまんエステカ!」

エステカ「貸し一つにゃ」ニヤリ

狒「ふむ、流石に二対一はきついですなぁ」ニヤリ

キール「笑ってんじゃねえよ外道」

エステカ「今日こそ封印してやるにゃ!」

狒(と余裕ぶって見たもののかなりまずい状況ですなぁ)

~何処かの海岸~

ナナリー「召喚!『長い猫の声』!」

長い猫「にゃ~ん」オンセイノミ

アリス「」

ナナリー「ふふん」ドヤァ
アリス(どうしよう)

?「なにしてんだお前は」ポカッ

ナナリー「痛い! エリーちゃん痛い!」

エリー「真面目にやろうぜ真面目に…」

アリス(あたし戦闘苦手なんだけど行けそうな気がする)

~何処かの高原~

烏(分散されたか)

烏(目の前には賢者と商人、確かドナとキルシュだったな)

ドナ(相手は烏、読心術の使い手)

烏(二対一の上に相手は上前衛後衛と役割がはっきりしている)

ド烏(やっかいな相手)

キルシュ「あんたらしゃべりなさいよもう小一時間にらみ合いしとんのよ沈黙は金なりって言うけど時は金なりって言うんだから時間はかけちゃ駄目だよ愚策にも程があるよそれに高原だから寒いしとにかく何か動きが欲しいキルシュちゃんでしたまる」


ド烏(五月蝿い)

何処かの街中のカフェ~
豺「で、俺たちはなぜ仲良くコーヒー飲んでんだ?」
ナナリー「街中で戦闘する訳には行きませんからね」
ナスターシャ「じゃあぱふぱふするぅ?」以下ナス

豺ナ「「なんで」」

ナス「興味ないのぉ?」

豺「ねぇよ」

ナナリー「時と場所を考えてください!」

ナス「じゃあナナリーちゃんするぅ?」

ナナリー「ななな何言ってますか!?」

ナス「興味ありそうねぇ?」ニコリ

ナナリー「無いです!」

豺(面倒臭い)

狒「まともに戦闘しているのが私達だけな気がしますな」

キール「なんの話だ」ジャキ
エステカ「その手には乗らないにゃ」ジャキ


狒(やはり応援を呼ぶべきですかなぁ)



…………
……

…………
……


アリス「狒様~」

狒「何ですかアリス」

アリス「あ、狒様あのお方から指令ってぶふぅ!」

狒「アリス人を見て吹き出すのは失礼極まりないですよ」

アリス「何してんですか!」

狒「何って、ナニですよ」

アリス「乾布摩擦乾布摩擦ですよ皆さん!」

狒「わかっているではないですか」

アリス「裸でしないでください!」

狒「乾布摩擦は裸でするものですよ」

アリス「下を履けや!」

アリス「誰得ですか爺の裸なんて」

狒「ほほう故にですか」

アリス「?」

狒「貴方が裸でいるのは」
アリス「着てる着てるよ! 何処かの変態と一緒にしないでください!」

狒「またまた、文章だけではわからないからと嘘は感心できませんなぁ」ニタァ

アリス「嘘つきは狒様です!」

狒「さて指令とはなんですかな?」

アリス「ちょっと!」

アリス「…指令でしたね、召集がかかりました」

狒「ふむ、まぁわかりますが」



アリス「此の世界の破壊です」

第8話 ソニックとなのはの絆

狒「>>1殿個人的には此処等から獣kアリス「狒様キモいから」

食堂

ソニック「おっ、なのはか。もう傷は治ったのか?」

なのは「うん。しかも体が今までより軽くなったの。」

エミー「あれだけ疲労が溜まっていたからね。そりゃ動けるのも当然でしょ。」

なのは「そうだね。これからはあまり無茶はしないようにしとかないと。」

ナックルズ「そうだな。で、ティアナは?」

なのは「シャマルさんから聞いたけど、彼女はまだ寝ているわ。」

ナックルズ「そうか。アイツも疲労が溜まっていたからな。」

なのは「あっ、そうだ。ソニック、話したいことがあるの。」

ソニック「何だ?」

なのは「ここじゃまずいからちょっと2人きりで話さない?」

ソニック「ああ。別にいいけど・・・。」

なのは「それじゃ、行きましょう。」

ソニック「あ、ああ・・・。」

タタタタタ

エミー「何か怪しいわね。私達も後を追うわよ!」

イカロス「ええっ!?勝手についてきていいのでしょうか?」

エミー「何言ってるの!ソニックがなのはの事を好きになったら大変な事になるじゃないの!ここはしっかり抑えとかないと!」

イカロス達「ハァ・・・。」

第8話 ソニックとなのはの絆

海岸

ザザーッ

なのは「ねえ、ソニック。なんで君は私を止めようとしたの?」

ソニック「お前があいつに似ているからさ。」

なのは「あいつって?」

ソニック「数カ月前、俺は異世界で一人の少年と出会った。彼の名はクリストファー・ソーンダイク。」

ソニック「クリスは気弱な少年で常識に縛られて行動していたが、俺と出会った事で人間的に成長した。」

ソニック「それになのははクリスに似ているからな。お前を見るとクリスの事を思い出してしまうんだ。」

なのは「そうだったの・・・。」

エミー「クリスか・・・。懐かしいわね。」

フェイト「クリスって、ソニックの友人なの?」

エミー「ええ。でも、ある事件で亡くなったの・・・。」

フェイト「ある事件?」

>>142
ナナリー ×
ドーター ○

狒「間違いましたなぁ、申し訳ありませぬ」

アリス「訂正し謝罪させて頂きます、申し訳ありませんでした」ドゲザー

なのは「で、彼はどうしているの?」

ソニック「残念ながらある事件で亡くなってしまった。」

なのは「その事件って?」

ソニック「科学センター襲撃事件。そのセンターの中にクリスもいたんだ。」

なのは「じゃあ、彼は襲撃者に撃たれて・・・。」

ソニック「帰らぬ人となった・・・。」

なのは「そんな・・・。」

ソニック「俺もこの事を知った時はショックを隠せなかったが、その時から決意したんだ。あいつの分まで精一杯できるって。」

なのは「そっか。ソニックは強いんだね。それに比べて私はダメな先生だね。最近ティアナの様子がおかしいことはわかっていたのに、私は何もしてあげられなかった。ティアナの近くにいると思い込んでて、実際はあの子のことをまったくわかっていない……ううん、わかろうともしてなかったんだ……!!」

ソニック「だったらこれからわかって行きゃあいいんだよ。」

なのは「え?」

ソニック「自分の想いを伝えて、相手の想いを知る。しっかりと自分の想いをぶつけて、相手の想いをぶつけて貰えればいい。今からでも間に合うさ。」

なのは「ソニック・・・。」

ギュッ

なのは「ありがとう・・・。ソニック・・・。」ポロポロ

ソニック「気にするなよ。俺が付いているからさ。」

エミー「なのはの奴~。もう我慢できない!」

テイルス「落ち着いて、エミー!今はもう少し様子を見ようよ!」

エミー「放しなさいよ~!」ジタバタ

ソニック「ん?何か騒がしいが・・・。」

なのは「そう言えばそんな気がするの。」

なのは「そうだ。せっかくだから私の過去、聞いてくれない?」

ソニック「別にいいけど・・・。」

なのは「私は9歳の頃に、偶然魔法と出会い、魔法少女となった。とある事情でフェイトちゃんと戦う事になったけど、様々なことがあった末、私の想いが届き、2人が『友達』になれたの。」

なのは「半年後、はやてちゃんやシグナムさん達が大きく関わった『闇の書』事件の際も、当時安全性が危うかった『カートリッジシステム』の使用により、辛くも危機をくぐり抜け、彼女たちとも親しくなった。」

なのは「でも、幼いころから高威力の魔法を使ってきた私の体には、当然ながら見えない疲労が蓄積していたの。そのおかげで少しだけ動きが鈍り、重傷を負ってしまった。」

なのは「そして過酷なリハビリを得て、今の私がここにいるの。けど、フォワードの皆には、自分と同じ思いをさせたくない。だから、多少しつこいくらいに思えても、怪我をしないように基礎をしっかり固めておきたいの。」

ソニック「それがお前の過去なのか。よく頑張ったな。」

なのは「ソニック・・・。」

~幕間~

狒「しかし>>1は何故に主役を死亡退場させるのですかな」

アリス「そういうスタイルなんでしょうね」

狒「某青蜥蜴の時は気に入らないからと明確な理由がありましたがね」

アリス「蘇生技術持ちがいても無理みたいな演出したりしてましたけどねぇ」

狒「きっと生きてちゃまずいんですな」

アリス「どうですかねぇ」

アリス「ここで梅つつ>>1以外のレスをみてみましょう」

アリス「先ずは>>138です」

狒「秀逸ですなぁ、これは>>1の他の作品のレスを改変しているだけですが、本来二人のキャラクターの会話を>>1の独り言にする事により痛さが倍増しておりますなぁ」ニタァ

アリス「ここだけ見ると酷いですね」アセアセ

狒「私もこのような発想力が欲しいものです」

アリス「干し芋のデス?」
狒「それは聞き間違いの誤変換ですな」ペチ

アリス「痛い!」

>>157
>>1も寒いがおまえも寒いな

>>158
狒「これはこれは痛い所を」ニタァ

アリス「もともと嵐ですからねぇ、そこの所は御容赦下さい」ドゲザー

チョイチョイ

>>1「ん?」

>>1「さっきから黙って見ていれば好き勝手をしたそうじゃないか。どういう事か説明してもらおうか。」

>>1「い、いや、これはその・・・。」

>>1「そしてそこに隠れている奴、出て来い!」

ゾロゾロ

>>1「ほう。お前達がスーパー痛い痛い砲を撃った連中か。なぜこんな事をした?」

>>1「いや、だってこの小説がつまんないから・・・。」

>>1「全員ぶっ殺す!覚悟しろ!!!###」

ドカバキボカスカ
ギャアアアアアア

という訳で、この小説を邪魔をするキャラを出したら、そのキャラを容赦なくボコボコにします。どうしても出すのならそれを覚悟するように。

>>1>>1・・・。ドン引きです。」

イカロス「あっ、これはヤバいですね・・・・。」

エミー「こうなったら邪魔してやる!」ダッ

フェイト「あっ、ちょっと!」

エミー「ソニック~~~~~!」バッ

ソニック「ゲッ!エミー!?」

なのは「エミーちゃん!?」

エッグマン「ほほう。まさかお前が女性と抱き合っているとはな。」

ソニック、なのは、エミー「エッグマン!」

ニンフ「アンタが何でここにいるの!?」

エッグマン「決まっておる。お前等が持っているカオスエメラルドを奪いにな。」

アストレア「どうしますか?」

ソニック「戦うしか方法はない。全員、戦闘態勢に入ってくれ!」

なのは達「了解!」

ジャキンジャキン

エッグマン「小癪な。まとめて倒してくれるわ!」

ソニック「やれるものならやってみな!」

ビュンビュン

エッグマン「くたばれー!」ドギュンドギュン

ドゴーンドガーン

ティアナ「!?何の音!?」

シャマル「どうやら敵襲の様ね。私もすぐに戦闘に参加するわ。」

ティアナ「でしたら私も。」

ウィーン

スバル「その事だけど私達は待機しろって言われたの。」

エリオ「しかもなのはさんからです。」

ティアナ「そう・・・。」

シャーリー「そうそう。皆に見せたい映像があるの。私に付いて来て。」

ティアナ「え?」

ドゴーンドガーン

ソニック「チッ!いくら何でもしつこすぎるぞ!」

エッグマン「ほっほっほ。前の戦闘を元に改良したからな。いくらお前達があがこうとも無駄じゃ。」

ニンフ「こうなったらハッキングで!」

エッグマン「させるかー!」ドギュン

ニンフ「キャアアアア!!」ドゴーン

オレガノ「ニンフ!」

ズサアアアアア

ミリア「大丈夫?」

ニンフ「な、何とか・・・。」

リリア「あのロボットを何とかしない限り、苦戦は免れないわね。」

シャマル「お待たせ!状況はどう?」

シグナム「かなり苦戦の状態だ。このままだと倒れるのも無理ないだろう。」

シャマル「そうね。治療は私に任せて。」

ヴィータ「ああ。頼んだぜ。」

エッグマン「もう一発行くぞ!」ドギュン

ドッゴーン

ナックルズ「くっ!随分派手にやってくれるな!」

エミー「でも、このままだとまずいわ!どうすればいいの!?」

ソニック「こうなったら一発に賭けるしかない。なのは!」

なのは「了解なの!」

ギュン

フェイト「いったい何をする気なの!?」

ソニック「見れば分かるぜ。」

エッグマン「もう一発喰らえ―!」ジャキッ

ドゴーン

ソニック「させるか!」

ズバッ

エッグマン「馬鹿な!砲弾を真っ二つにしただと!?」

ソニック「今だ!」

なのは「OK!スターライトブレイカー!」ドギュン

ドッゴーン

エッグマン「覚えてろー!!」ヒュルルルル

キラーン

フェイト「なるほど。こういう事だったのね。」

ソニック「まあな。いくらエッグマンの作ったロボでも、なのはには敵わないからな。」

なのは「そう言う事。」

タタタタタ

ナックルズ「あっ、ティアナじゃないか。もう大丈夫か?」

ティアナ「うん・・・。あっ、なのはさん。貴方の過去を見ました。まさかそんな事があったなんて・・・。」

なのは「うん・・・。無理をし過ぎて、今後に支障を与えないように導く。これが教導官として1番大事な事。話そうとは思っていたんだけど、正直この話をするのが怖かったの。それで先送りにして行った結果がこれ……ソニックに言われて、ようやく決心がついたの。」

なのは「導いていくはずの立場なのに、生徒を傷付けて…生徒のことも知ろうとせず勝手に決め付けて…。こんなんじゃ私、教導官失格だよね。」

ティアナ「そんな事ありません!」

テイルス「ティアナ?」

ティアナ「なのはさんは悪くありません! 全部私が悪いんです! 私が……!」ポロポロ

なのは「ありがとう、ティアナ。でも、これは私なりのケジメだから、ちゃんと謝らせて。」

ティアナ「……はい。」

なのは「あとね、ティアナが考えたこと、間違ってはいないんだよね。」

ティアナ「へ?」

なのは「システムリミッター、テストモードリリース。」

『Yes』

なのは「命令してみて。モード2って。」

ティアナ「あっ、はい。モード2。」

『Set up. Dagger Form』

ルージュ「まあ。クロスミラージュから魔力で造られた剣が出現したわ。」

エミー「これっていったい・・・。」

なのは「ティアナは執務官志望だもんね。此処を出て執務官を目指すようになったら、どうしても個人戦が多くなるし将来を考えて用意はしてたんだ。」

ティアナ「っ……う、うわぁぁぁあ………!!」ダキッ

ソニック「やれやれ。とりあえずは一件落着だな。」

ナックルズ「ああ。なのはとティアナも和解できたし。」

フェイト「そうね。それじゃ、私達はこれで帰りましょう。」

ソニック「ああ。」

なのは「ところでさっきから気になったけど、ホテル・アグスタの事件からソニックとフェイトちゃんは一緒に行動している事が多いよね。どういう事か説明して欲しいの。」

ソニック「ギクッ!え、えっと・・・。それは・・・。」

ジャキッ

ソニック「!?」

なのは「少し頭冷やそうか?」ニコッ

ソニック「お、おい!なんでいきなり魔王モードになるんだよ!少しは落ち着け!」

なのは「逃がさないの。」

ドゴーン

ソニック「助けてくれ~!!」ドドドドド

ヴィータ「あれはどう見ても自業自得としか思えないな。」

イカロス「私もそう思いますね・・・。」

ナックルズ「ったく、せっかくの感動が台無しだぜ。」

ティアナ「確かにね・・・。呆れて物も言えないわね・・・。」

ナックルズ達「ハァ・・・。」

続く

次回予告

休日にソニックがフェイトとデートをすることになった。これを知ったなのはとエミーはナックルズ達を連れて後をつけ始めた。

デートが進んでいく中、シャドウが敵の気配に気づいた。

敵の気配がする場所では、一人の少女がレリックを引きずりながら歩いていた。

そして地上に向かおうとしたその時、彼女は何者かに倒されてしまった・・・。

果たして敵の正体は何者か!?そして倒れた少女の正体は!?

テイルス「次回、『デート騒動と新たな敵』。お楽しみに!」

~某図書館会議室~

司書子「今回は貴方達『破壊』組でやってもらうわ」
アリス「まぁあのお方からの指令ですしね」

豺「構わないぜ」

烏(本来は俺達だけでやるべきだしな)

豺「しゃべれや鳥」ゴス

狒「三匹の外道の出番ですな」ニタァ

アリス「私はサポーターですからね」

司書子「一応フォローはするからピンチなら呼びなさいよ?」

アリス「わかりました~」

世界「開け異界への扉!」ニコニコ ブォーン

世界(? 何か違和感があるような?)

アリス「じゃあ行ってきまーす」

司書子「お土産は玩具でいいわよ」ニッコリ

狒「ではでは大人のアリス「狒様キモい」

豺「遊んでないで行くぞ」ヒュン

烏(だな)ヒュン

アリス「先に行きますよ狒様」ヒュン

狒「では行きますかな」ヒュン

ブン

狒「…さてと、まずは此の世界を把握しないと行けませんねアリス」





狒「うん? 誰もいない?」

?「割りと上手く行ったな」

?「ナナリーもたまには役にたつにゃあ~」

狒「っ貴様はキール!?」


キール「よ、変態外道」

キール「今度は逃がさないぜ?」

…………
……


狒「とは言うものの呼ぶ隙をくれませんからなぁ」ニタァ

キール「何を言っているか知らんが……」

エステカ「考えてる暇なんて与えないにゃあ!」ダダダダッ

狒「『影縫』!」

エステカ「ぎにゃあ!」

キール「エステカ!」

狒「私これでも器用でしてなぁ」ニタァ

キール「ちっ!」

狒「しかし解せないですなぁ、此の世界の破壊を何故に邪魔するのです?」

狒「青蜥蜴の仇討ちですか?」

キール「答える義理などない」キッ

狒「ふむ、まぁそうですがねぇ」

エステカ「…こ…此の世界にはまだ可能性があるにゃ」

狒「ほほう?」

キール「可能性があるならば破壊させる訳には行かない!」ジャキ

狒「はっ! 笑止千万愚の骨頂、だから貴様は!」

キール「最早問答無用だ!」

キール「『真空刃』!」

狒(まずい! 飛ぶ斬げk

ズバシャ

第9話 デート騒動と新たな敵

訓練場

ソニック「ふう・・・。今日は休日か。だがフェイトとなのはの監視がある限り、何処にもいけないんだよな・・・。」

フェイト「あっ、ソニック。」

ソニック「おっ、フェイトか。一体何の用だ?」

フェイト「うん・・・。実は、私とデートをして欲しいの。」

ソニック「で、デート!?」

フェイト「そう。いつもソニックと一緒に行動をしているし、たまには2人で何処かに行こうかなと思って。」

ソニック「分かった。すぐに準備しようぜ。」

フェイト「うん。」

タタタタタ

なのは「これはヤバい予感がするの・・・。」

十分後

フェイト「んじゃ、行こうか。」

ソニック「ああ。」

コツコツ

なのは「どうやら動き出したの。皆、準備いい!?」

はやて「いいけど、何で私達まで?」

エミー「人数は多い方がいいの。早く行動しないとソニックがピンチになるわ!」

シグナム「ピンチって・・・。別に大したことはないと思うが・・・。」

なのは「甘い!このまま2人の恋仲が発展したら、結婚という可能性もあるわ!私達はそれを阻止しなければならないの!」

シャマル「そ、そうなの・・・。」

エミー「それじゃ、行動開始!」

はやて達「ハァ・・・。」



ギイイイ

ナックルズ「おっ、洋服店に入ったぞ。」

ザフィーラ「しかもソニックに帽子を被らせたりしているな。しかも彼は抱かれているそうだ。」

ヴィータ「おっ。今度はペアルックだ。」

エミー「(ギギ、ギギギ・・・ギィ~!!!)ソニックとのペアルックなんて・・・・!!あたしだってやった事ないのにぃ~!!」

なのは「(ギギ、ギギギ・・・ギィ~!!!)なんてうらやま・・・けしからないの!!私だってフェイトちゃんとお揃いのアクセサリーとか付けたいのにぃ~!!」

ルージュ「いい加減にあきらめたら?」

なのは「まだまだなの!後をつけるわよ!」

テイルス(あきらめた方がいいと思うんだけどな・・・。)

カフェ

ソニック「で、次はどこに行く?」

フェイト「そうね。遊園地はどうかしら?でも、ちょっと子供っぽいかな・・・?」

ソニック「そんなことないさ、遊ぶ場所の定番と言えば遊園地って決まってるようなもんだぜ。」

フェイト「そうね。」

なのは「今度は遊園地・・・。で、武器は持ってきた?」

エミー「はい。」

なのは「バズーカにランチャー・・・。良く揃ったわね・・・。」

シャマル「な、なのはちゃん・・・。まさか・・・!?」

なのは「そう。2人の間に恋心が芽生えたと同時にバズーカやランチャーを放つ。これでデートもぶち壊し確定なの。」

ナックルズ達「なあああああああああ!!??」

ヴィータ「おい!いくら何でも物騒すぎるぞ!」

エミー「何言ってんの!これは聖戦よ!」

テイルス「いや、聖戦じゃないから!」

ワーワーギャーギャー

シャドウ「・・・ん?」

ルージュ「どうしたのシャドウ?」

シャドウ「何者かの気配がするが・・・。」

ルージュ「そうかしら?」

シャドウ「だが今は彼女達をどうにかしないとな。」

ルージュ「そうね。」

下水道

コツコツ

「ハァ・・・。ハァ・・・。早くいかないと・・・。」

ドガッ

「ぐは・・・。」

ドサッ

「彼女は倒れました。いかがいたしましょうか?」

『構わん。すぐに基地へ連れて行け。』

「はっ!」

ビュンビュン

遊園地

ナックルズ「おい。いい加減にあきらめたらどうだ?いくら妨害しても無駄だと思うぞ。」

なのは「いーや!まだあきらめないの!」

シグナム「これが戦闘に繋ぐといいのだが・・・。」

ピピピピピ

シグナム「ああ。シグナムだ。」

エリオ『下水道の下にスーツケースを発見しました。しかも中身はレリックです!』

シグナム「何だと!?すぐシャーリーに渡してくれ!」

エリオ『はい!』

ピッ

エミー「どうしたの?」

シグナム「大変な事になった。エリオとキャロがレリックを発見したそうだ。しかも下水道だ。」

はやて「なるほど。もしかしたら誰かが落としたんとちゃう?」

シグナム「確かにそうかも知れませんね。」

ソニック「なるほど。ならデートどころじゃないみたいだな。」

フェイト「話は聞いたわ。こうなった以上はすぐにエリオたちと合流しないとね。」

テイルス「ソニック!フェイト!」

なのは「で、デートはどうだった?」

ソニック「おい!なんで魔王モードになっているんだよ!」

エミー「ソニック~。これはどういう事か説明してほしいんだけど・・・。」

ソニック「エミーもかよ!ともかくさっさと行動するぞ!」

フェイト「そ、そうね・・・。」

「残念だが、お前達は我々に倒される運命だ。」

ソニック「何だ?」

ヒュンヒュンヒュンヒュン

フェイト「誰!?」

「我々はナンバーズ。ドクタースカリエッティに仕える者だ。」

シャドウ「つまり僕達の敵と言うわけか。で、お前達の目的は?」

チンク「決まっている。カオスエメラルドとレリックを集め、ドクターの野望を達成させる事だ!」

ナックルズ「なるほど。だったら手加減する訳にはいかないな。戦闘開始だ!」

トーレ「面白い。やれるものならやってみろ!」

スカリエッティの基地

スカリエッティ「そうか。少女は無事確保できたという事か。」

オットー「で、これからどうしますか?」

スカリエッティ「すぐにその少女を連れて戻ってこい。彼女にはレリックとカオスエメラルドの能力を埋め込ませなければならないからな。」

オットー「はっ。」

ピッ

スカリエッティ「さて、あとはカオスエメラルドとレリックの居場所だけだな。だが今は彼等の戦いを見ておくとしよう。」

続く

次回予告

ソニック達がナンバーズと互角の激闘を繰り広げていたその時、スバルとティアナが駆けつけて来た。

するとナンバーズがスバルの方を向き、衝撃の事実を言った。

そう、スバルはナンバーズと同じく戦闘機人だったのだ。

その事を聞いたスバルはショックを隠せなかったが、ナックルズとティアナの励ましによって戦う事を決意した。

そして、スバルの新たな必殺技が発動したのだ・・・!

スバル「次回、『衝撃の事実と新たな決意』。たとえどんな事実が来ようとも、あたしは絶対に負けない!」

第10話 衝撃の事実と新たな決意

遊園地

ドゴーンドガーン

チンク「スローイングナイフ!」ビュン

ソニック「おっと!」バッ

ナックルズ「オラァ!」バッ

トーレ「やっ!」ブン

セッテ「はっ!」ビュン

シグナム「くっ!」ガキン

フェイト「さすがはナンバーズ。戦闘力は伊達じゃないわね。」

トーレ「それはどうも。我々はこんなところで倒れるわけにはいかないからな。」

ソニック「そういう事ならこっちも本気を出さないとな!」

イカロス「ええ!」

タタタタタ

スバル「只今到着しました!」

ティアナ「ここからは私も助太刀します!」

ニンフ「スバル!ティアナ!」

ノーヴェ「スバル・・・。」

クルッ

スバル「?」

ノーヴェ「ようやくここに来たようだな。スバル。」

スバル「何で私の名を知っているの?」

ノーヴェ「決まっている。お前も私達と同じ、戦闘機人だという事を!」

スバル「!!」

ティアナ「う、嘘でしょ・・・。」

ナックルズ「スバル・・・、本当なのか・・・?」

スバル「うん・・・。皆には黙っていたけど、本当の事なんだ・・・。」

アストレア「そんな・・・。」

スバル「私はミッドチルダ西部エルセアで戦闘機人タイプゼロとして生まれ、その4年後に同じタイプゼロのギン姉とともに保護されたんだ。」

オレガノ「それでナカジマという苗字が付けられたのですね。」

スバル「うん・・・。でも、正体がばれた以上、嫌われるのも無理ないよね・・・。」

ティアナ「そんな事はない・・・。」

スバル「ティア?」

ティアナ「戦闘機人でも関係ない!スバルはスバルなんだから!」

スバル「ティア・・・。」

ナックルズ「俺も同じだ。たとえスバルが戦闘機人だとしても、俺達の仲間に変わりはないんだ!」

スバル「ナックルズ・・・。」ポロポロ

ギュッ

スバル「う・・・。ひっく・・・。」

ティアナ「ったく、泣き止みなさい。」ムギュ

ノーヴェ「どうやら戦うしか道はないようだな。皆、行くぞ!」

ナンバーズ「おう!!」

ティアナ「スバル!来るわよ!」

スバル「分かってる。あたしには多くの仲間がいるんだ・・・。だから・・・、負けない!」

ドギュンドギュン

ナックルズ「来たぞ!スバル!」

スバル「分かった!」

バッ

スバル「行くぞ!東方不敗の名のもとに!」ゴオオオ

ティアナ「へ?」

スバル「あたしの拳が真っ赤に燃える!勝利を掴めと轟叫ぶ!」

バッ

スバル「爆熱!シャイニングフィンガー!」

ドゴオオオ

ノーヴェ「うわああああああ!!」

ティアナ達「はぁイィィィィィィィ!!!???」

ティアナ「ちょっと待てスバル!何じゃい今の技は!?」

スバル「何って、自分で開発した技だよ。」

ティアナ「キャラが変わり過ぎ取るわ!どこのキャラよ!」

スバル「でも決まったでしょ?シャイニングフィンガー。」

ティアナ「お前の場合は指じゃなくて拳じゃねーか!」

ソニック「あいつ、Gガンダムのテレビアニメを見たんじゃねーか?」

イカロス「そうかも知れませんね。」

ウェンディ「こうなったら一斉攻撃開始ッス!」

ソニック「だったら俺の出番だな。行くぜ!」

ドギュン

ヴィータ「まさか一人で大勢に立ち向かう気か!?」

はやて「いくら何でも危険すぎるで!」

トーレ「自ら死に急ぐとはいい度胸だな!」

ソニック「それはこっちのセリフだぜ。」

トーレ「何!?」

バッ

ソニック「連続ホーミングアタック!」ギュイーン

ドガガガガ

ナンバーズ「ギャアアアアアアア!!」

ソニック「チェックメイトだ。」スタッ

ズドーン

なのは「すごい・・・。あのナンバーズを一斉に倒すなんて・・・。」

ソニック「まっ、このくらいは朝飯前だからな。」

フェイト「それじゃ、彼女達を連れて戻りましょう。」

ナックルズ「ああ。奴等にはいろいろ聞きたいことがあるからな。」

ガササ

シャドウ「ん?」

ルージュ「どうしたの?」

シャドウ「気のせいか。」

ザッザッ

ドゥーエ「これは報告しないとまずいようだな。」

スカリエッティ研究所

スカリエッティ「何!?チンク、トーレ、セッテ、ノーヴェ、セイン、ウェンディが捕まっただと!?」

ウーノ「はい。ソニック達の攻撃によって倒されてしまいました。」

スカリエッティ「そうか。で、カオスエメラルドの方は?」

ウーノ「はい。双方に各3つずつ。あと一つはリゾートパークにあるそうです。」

スカリエッティ「そうか。ディエチ、ディード、オットー、クアットロに伝えてくれ。カオスエメラルドを奪還せよとな。」

ウーノ「はっ!」

続く

次回予告

リゾートパークにカオスエメラルドがあると知ったソニック達。そこに辿り着くと、オットー達が姿を現した!

さらにルーテシアやゼストまで姿を現し、大乱戦状態に!

だがゼストだけは戦わず、テイルスにある事実を伝えた。

その内容は、ミッド地上部隊の隠された秘密だった・・・。

ナックルズ「次回、『驚愕の真実』。ミッド地上部隊に何があったんだ?」

第11話 驚愕の真実

機動六課

はやて「何やて!?アインヘリヤルの開発が急速に進んでいる!?」

ニンフ「ええ。スカリエッティの野望を防ぐためにも、急いで開発しなければならないって。」

ミリア「アインヘリヤルって、確か運用を推し薦める地上防衛用の3連装式大型魔導砲って聞いたけど・・・。」

なのは「でも、その威力は議論の主題となる程高い戦闘力を秘めた危険なものなの!」

リリア「これを放って置けば、大パニックになるのは間違いないわね。」

エミー「ええ。でも、レジアスってどのような人なのかしら?」

はやて「レジアスは古くからの武闘派で、地上本部の武装強化や独立化を推し進めようとしている。強硬派ながら地上の正義の象徴として知られており、地上本部には彼に心酔する人物も多いんや。」

ソニック「強硬派か・・・。勘弁してほしいぜ・・・。」

シグナム「だが、強大な魔力や希少能力などを持つ突出した個人の力に頼った組織運営を嫌っており、能力重視の姿勢から高町達のような若年者や、時に前科のある存在でも取り込む本局の方針に強く反発し、加えて次元世界全体の安定を重視しミッド地上を軽視しがちな点にも強い不満を抱いている。」

ヴィータ「このため、本局と連携し強い権力を持つ聖王教会はもちろん、双方の強力なバックアップを受け、はやて以下突出した能力を持つメンバーが集う機動六課も快く思っていないんだ。」

ソニック「つまり悪人ではないものの自身の思想のみに固執し、それに基づく過激な言動を厭わないなどのワンマン的な組織運営だという事か。」

ナックルズ「どうもあいつは嫌いなタイプだな。」

ニンフ「皆!カオスエメラルドの反応があったわ!」

スバル「今度は何処にあるの?」

ニンフ「リゾートパークにあるわ。ナンバーズもそちらに向かっているけどね。」

なのは「分かったわ。全員、出動なの!」

ソニック達「おう!!!」

地上本部

レジアス「何?機動六課がカオスエメラルドを探しに向かっただと?」

オーリス「ええ。その件についてはスカリエッティも関わっているそうです。」

レジアス「確かカオスエメラルドはロストロギアと認定されているが、あれはどの様な威力があるのだ?」

オーリス「7つ揃えば、カオスコントロールという次元を操る能力を得られる事ができるのです。」

レジアス「となると、我々も黙っているわけにはいかないな。地上部隊に伝言だ。ただちにリゾートパークへ出撃せよと。」

オーリス「はっ!」

リゾートパーク

ギュイーン

ソニック「幸い人がいなくて何よりだ。さっさと降りてカオスエメラルドを回収しようぜ。」

エリオ「そうですね。」

ドギュン

ナックルズ「かわせ!」

ドゴーン

なのは「い、今の攻撃・・・。まさか!?」

オットー「そのまさかだよ。」

キャロ「ナンバーズ!」

ルーテシア「私達もいる事をお忘れなく。」

エリオ「ルーテシア!ゼストまで!」

テイルス「これは戦うしか方法はないみたいだね。」

ソニック「ああ。俺達はカオスエメラルドを探しに行く。スバル達は奴等を頼む!」

スバル「分かった!」

ルーテシア「そうはさせないわ!ガジェット、降臨!」

ヒュンヒュン

フェイト「そう簡単にはいかないみたいね。」

ソニック「こうなった以上は・・・、戦闘開始だ!」

なのは「やっぱりそうなるよね。」

ドゴーンドガーン

ティアナ「一気に乱戦状態になったわね・・・。まあいいけど。」

クアットロ「油断は禁物よ!」ビュン

ティアナ「くっ!」ビュン

テイルス「あれ?君は戦わないの?」

ゼスト「いや、君に伝えなければいけない事がある。」

テイルス「伝えたい事?」

ゼスト「実は、ミッド地上部隊の隠された秘密を伝えに来た。」

テイルス「いったい何があったんですか!?」

ゼスト「実は・・・、私はかつてミッド地上部隊で働いていた。」

テイルス「えっ・・・!?」

ゼスト「だが8年前、率いていた部隊ごと抹殺されているが、最高評議会の依頼を受けたスカリエッティによって人造魔導師として蘇生させられた。」

ゼスト「そしてこの事件についてだが、私はこう思っている。もしかしたらこの事件はレジアスが起こしたのではないかと。」

テイルス「じゃあ、レジアスは裏でスカリエッティと結んでいるんじゃ・・・。」

ゼスト「その可能性もあり得るな。」

テイルス「ともかく急いでなのは達に伝えないと!」

ドゴーン

テイルス「な、何!?」

レジアス「まさかこんなところで出会えるとは驚いたな。」

ゼスト「レジアス!」

テイルス「あれが・・・、レジアス・・・。」

ゼスト「ルーテシア、どうする?」

ルーテシア「くっ!ここは一旦退くわよ!」

ヒュンヒュン

ソニック「ガジェットも皆、逃げていくぞ。」

なのは「どういう事なの?」

オーリス「私達の姿を見た途端に逃げ出したのだ。」

なのは「オーリスさん!レジアス中将まで!」

ソニック「こいつがレジアス・・・。」

なのは「何故、あなたがここに来たのですか?」

レジアス「決まっている。カオスエメラルドがどのような物か調べに来た。」

シャドウ「もしかしてこれの事か?」

レジアス「ほう。これは見事なものだな。だが危険な物に変わりはあるまい。」

オーリス「ええ。それにしてもスカリエッティはこれを使って何を企んでいるのかしら?」

レジアス「さあな・・・。」

ピピピピ

はやて「ん?シャーリーからや。何の用や?」

シャーリー「大変です!ジェイル・スカリエッティが我々に対して宣戦布告をしました!」

はやて「な、何やて!?」

シャーリー「あっ!今、映像が映しだされます!」

ウィーン

ソニック「こいつがスカリエッティ・・・。」

スカリエッティ「御機嫌よう。時空監理局の諸君。我々は君達に対して宣戦布告をしに来た。」

なのは「宣戦布告って、どういう事なの!?」

スカリエッティ「そう。我々は最後の戦いを繰り広げるのだ。丁度最大兵器も完成した頃だが、まだ完全とは言えないだろう。」

フェイト「最大兵器?」

スカリエッティ「こいつだ。」

コツコツ

「私の名は聖王ヴィヴィオ。スカリエッティに仕える戦士よ!」

なのは「最大兵器って聖王なの!?」

スカリエッティ「そう。しかも彼女はそのクローンだからな。」

ソニック「なるほど。そう言えばお前はカオスエメラルド、レリックを集めていると聞いたが、いったい何が目的だ?」

スカリエッティ「未知なる実験の為には必要な物なのでね。」

ナックルズ「ふざけやがって・・・。」

スカリエッティ「では、戦場でまた会おう。」

ウィーン

レジアス「どうやら戦うしかないみたいだな。その覚悟はできているか?」

なのは「はい!たとえ相手がだれであろうとも、私達は一歩も引きません!」

レジアス「うむ。いい返事だな。」

ギンガ「あとその件については私も参戦するわ!」スタッ

スバル「ギン姉!来ていたんだ!」

ギンガ「ええ。レジアスの付添で来たけど、こんな事になるとは思わなかったわね。」

ティアナ「誰もが皆、そう思っていますよ・・・。」

なのは「まあ、とりあえずは集合した事だし、やるべき事は決まってるよね?」

ソニック「ああ。スカリエッティを叩きのめす。それが俺達のやるべき事だ。」

なのは「そうこなくっちゃ!皆、行くわよ!」

ソニック達「おう!!!」

ギュイーン

レジアス(さて・・・、どの様な展開になるか見届けるとするか。)

ついに始まった最終決戦!果たして勝つのはどっちだ!?
そしてこの小説はここで閉幕する事になった。続きと戦いの決着は君次第だ!

ソニック「じゃあな!」

~完~

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom