指霊物語「1」(13)

岸紫 灯真。
それが僕の名前だ。
ただの普通の中学2年生……だった
なぜ、こんな事になってしまったのだろう……
そう、それは

ピミュー「あなたが選ばれた人だからですよ!」

灯真「うるさい」

灯真「てか、何で指輪拾っただけでこうなるんだよ!」

そう、僕が指輪を拾ったのは、先日
家の前に落ちていたから、拾ってしまった
それだけ。
なのに……
ピミュー「だって私と契約を交わしたじゃないですか!」

灯真「だから、そんなのした経験ないって!」

ピミュー「しました!!」

灯真「してない!!」

ピミュー「ぷーー!」

あ、こいつは……
どっかの妖精だ
名前はピミュー•モン
僕が付けた
名前が欲しいと言われたのでつけてみた。

今、なんか必死にほっぺを膨らませて威嚇?をしてるが
効果はない。てか、かわいい
耳はエルフのように尖ってて
髪は金髪  目は緑色  羽は緑色?かな
服は結構地味なのを着ていたから
新しいのに変えてあげた。  僕の着てた服だけどね

灯真「てか、早く出てってくれよ……見られると厄介だしさぁ」

ピミュー「大丈夫だよ! 私の姿は他の人に見えないから!」

灯真「……そーいう事じゃないの」

灯真「何で俺のおやつやジュースを飲んでるの?」

ピミュー「私だって食べるものくらい欲しいです!」

灯魔「てか契約って何だよ……お前誰だよ」

ピミュー「ふっふっふっふっ……教えてあげましょうか?」

灯真「……いいから教えて」

ピミュー「私達は、普段 素質のある者にしか見えなくて……素質ある者が名前を付け契約を交わしたら」

ピミュー「後は、契約した人を守ります! また、契約した人をナオンと呼びます!」

ピミュー「でも、私 謎のナオンにおわれて……必死に逃げてたらいきなり変な扉に出会って……」

ピミュー「気がつけば……こんな所に」

再開:7時頃

灯真「え、ちょい待って 気が付けばってどーいう事?」

ピミュー「だって……扉から出たら変な世界に……」

え?
世界?

灯真「ちょつとまった 変な世界ってどーいう事だ?」

ピミュー「だから、変な世界です」

灯真「ちょいまちちょいまち……もしかして異次元の来亡者的な?」

ピミュー「いじげん、って何ですか?」

おいおい、ヤベーよ
こいつマジで何なの?
他人からは見えないし
かといって物とか触れれるし
なんだこいつ

灯真「とりあ、話を整理すると」

灯真「お前は謎の扉に入って ここにきたんだな?」

ピミュー「うん」

灯真「てか、いつぐらいいたの?」

ピミュー「お日さまが沈んだころまで!」

うぇ、わかりにく
多分6時間位かな

ピミュー「私達は、普段人には見えません」

ピミュー「でも、その霊能の力を纏った物をつけると、見えるようになります……」

ピミュー「霊能の指輪があなたに馴染むまで12時位かかります」

ピミュー「んで、後はその指輪に纏ってるシュゴムンに名前を付ければ契約終了!」

灯真「終了じゃねぇんだよ それよりお前の世界に戻る方法とかあるかな」

ピミュー「わかりません…… 何しろこんな事が起こったのは初めてですし……」

灯真「うーん……今昼だし外でもうろついてくるかな」

灯真「正直言ってお前邪魔だし 早く帰る方法とか探さなきゃな」

ピミュー「うん……私邪魔なのか……」

灯真「あ、ごめん傷ついた?」

ピミュー「……」

あーあーベソかいちゃったよ
まあ、ほっときゃ治りそうだしほっといて
どこ行こうかな……
>>13決めよ
1。公園 2。トイレ♂ 3。ゲーセン

2

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