アルルゥ「おとーさん!」ヤマト「なんだい?」 (9)


ヤマト「う……此処は……?」

アルク「あ、起きた? まだ動いちゃだめだよ?」

ヤマト「キ、キミは…?」

アルク「わたし? わたしはエルルゥ!」

アルク「傷口開くからもう寝たら?」

ヤマト「いや…しかし…」


アルク「はーいおやすみー!」∋―━


ヤマト「あ゛―――ッ!!!!」




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1443189470


~~


ヤマト「う……此処は、確か……」

ヤマト「外に出よう…」


アルク「あ、コラ~! まだ動いちゃダメだって!」

ヤマト「いや、しかし迷惑に……」

アルク「いいから戻ってなさーい!」∋―━

ヤマト「あ゛―――ッ!!!」ブスリ


アルク「そういえば名前は、なんて言うの?」

ヤマト「名前………」

ヤマト「だめだ、思い出せない……大体なんでこんな処に……」

アルク「それって――」


??「おや、傷の具合はもういいのかい?」

アルク「おばあちゃん! このヒト記憶ないんだってー」

幻海「そうかい、なんとかなるさ」

ヤマト「そんな無茶苦茶な……」


幻海「ま、今は休んで寝るんだね」

アルク「夜になったら起こすね」∋―━

ヤマト「できればそれは使わないで欲しいな」

~~~~
~~~
~~


ヤマト(………う……誰かが、躰を拭いてくれてるみたいだね…)

ヤマト(エルルゥ……じゃ、ない)

アルルゥ「…………」フキフキ


アルルゥ「…………」フルフルパタパタ

ヤマト(…耳……尻尾……)ギュ

アルルゥ「!!!」ガリガリガリ

ヤマト「あ゛―――ッ!!!」


アルク「元気~? って、どうしたの?」

ヤマト「い、いや…なんでも……」


アルク「ホラ、顔吹いてあげるからそのヘンなの取ってよ」

ヤマト「ヘン、なの?」

アルク「ん」スッ

鏡「П」

ヤマト「……これは…」

アルク「もしかして取れないの?」

ヤマト「いや、取れるよ」つП


幻海「ほぅ……もういいのかい、結構しぶといね」

アルク「ねー」

ヤマト「一向に何も思い出せないんですが……」

幻海「なら名前を付けてやろうかね」

アルク「はいはーい! ヤマオロが良い!」

ヤマト「ヤマ、オロ……」

幻海「そんなんでいいだろうね、決定だよ」

ヤマト「ヤマオロ……」

一旦終い

偽りの仮面売り切れ速いふざけんな

一旦乙

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom