【fate】士郎「もう俺が脱ぐしかない!!」 (54)

―聖杯戦争―

それは、魔術をつかう魔術師による、ある儀式の一つ

7人の魔術師が、それぞれ一つずつ『サーヴァント』と呼ばれる使い魔を使役し、殺し合う

剣の英霊・セイバー

弓の英霊・アーチャー

槍の英霊・ランサー

騎兵・ライダー

魔術使い・キャスター

暗殺者・アサシン

狂戦士・バーサーカー

殺し合いの末、生き残った者が奇跡の代物、聖杯を手にする

聖杯を手にしたものは、どんな願いも叶うといわれている

今、聖杯戦争の火ぶたが、切って落とされようとしていた

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1442203370

言峰綺礼「はい、というわけで皆様こんにちは。聖杯戦争の監督、言峰です」

言峰「えー、このたびの聖杯戦争ですが…」

言峰「町の人から、『殺し合いによる町への被害を考慮してぇ~ん♡うっふんあっはん』との意見により…」

言峰「暴力は一切禁止です」

一同『えぇ~~!?』

言峰「勝負のルールはこちらで監督しますので…」

言峰「怪我や事故に気をつけて、楽しく戦争しましょう」

遠坂凛「町内会のイベントみたいになってる!?」

衛宮士郎「がんばるぞ!!」

言峰「えー、念のために言っておきますけど」

言峰「サーヴァントには『宝具』と呼ばれる必殺技的なあれがありますが」

言峰「使用禁止な」

一同『えぇ~!?』

バゼット「宝具がダメなんて…」

ランサー「どういうことだ、クソ神父!」

言峰「ばっかお前、建物壊したりしたらあぶねーんだよ!!」

言峰「そういった修繕費をキャバク…この町のさらなる発展に寄付するつもりです(笑)」

イリヤ「今キャバクラって言った!!絶対言った!!あたし聞いてた!!」

言峰「そして皆様には一つ謝らなくてはなりません」

ライダー「謝る…?」

言峰「今回の参加特典について、渡すのを忘れてました」

桜「そんなものがあったんですか?」

言峰「私の投げキッスです」

一同『いらね~!』

ランサー「引っ込めクソ神父!」

言峰「ちゅばっ」

ランサー「あああああ目があああ!!目が腐る!!」

セイバー「ランサーが死んだ!!」

キャスター「この人でなし!!」

ランサー「勝手に[ピーーー]な!!生きてんだよ!!」

言峰「聖杯戦争、はっじまっるよ~ん」

アーチャー「ところで、一つ質問があるのだが」

言峰「なんだね」

アーチャー「この中で誰が私におっぱいを揉ませてくれるのかね」

凛「何言ってんだお前!?」

言峰「バーサーカーなら5回まで揉んでいいぞ」

凛「お前も何言ってんだ!?」

バーサーカー「グオオ…///」

イリヤ「何で赤くなってんの!?」

アーチャー「私は女子のおっぱいが揉みたいのだ!!真面目にやれ!!」

凛「お前が真面目にやれ!!」

士郎「―いい加減にしろ!!もっと真面目にやれよ!!」

セイバー「士郎、言ってやってください!!」

士郎「女子のおっぱいよりも俺の全裸を見るべきだ!!」

セイバー「士郎!!??」

士郎「もう俺が脱ぐしかない!!」

セイバー「なんで!?士郎、落ち着いてください!!」

言峰「いいぞもっとやれwwwwww」

アサシン「―ふん、戦いの品も定められんのか…」

アサシン「この勝負…勝つのは俺だ!!」

言峰「ちょっといいかね」

アサシン「え?俺か?」

言峰「お前、呼んでないよ?」

アサシン「はりゃりゃ!?」

言峰「だってお前、マスターいないじゃん」

アサシン「え、そ、えーっと…」

アサシン「キャスター!!何か言ってやれ!!」

キャスター「私は宗一郎様とペアだもーん♪」

アサシン「なにが『もーん♪』だ!!可愛くねーンだよクソババア!!」

キャスター「やんのかゴルぁああ!!」

言峰「マスターがいるなら話も別だが…」

アサシン「だ、誰か…!」

桜「私はライダーとペアですので…」

凛「あたしもダメよ」

バゼット「ランサーとペアなので…」

アサシン「……!!」

士郎「元気出せよ!!おいなりさん見るか!?」

言峰「よし、帰れ」

アサシン「だ、だって、俺…」

アサシン「この日のために…うう…」

アサシン「うわーん!!」

アーチャー「あー、いーけないんだーいーけないんだー」

ライダー「葛木せんせーい、言峰くんがアサシンくんを泣かしましたー!」

言峰「そーだそーだ!!謝れよこの特別参加枠のギルガメッシュ野郎!!」

ギルガメッシュ「―俺スか!?」

葛木宗一郎「ギルくん。アサシン君に謝りなさい」

ギル「ふざけるな!!雑種のくせして―」

宗一郎「早く謝りなちゃいッ!!!!」

ギル「……。…ごめんなさい」

アーチャー「許す!!」

凛「お前が!?」

???「こらー!!僕のことを忘れてるだろう!!」

ライダー「クソ慎二…!」

桜「クソ兄さん…!」

慎二「僕がアサシンのマスターをやるよ!!」

言峰「魔術師としての長所は?」

慎二「握りっ屁です!!」

言峰「採用!!」

凛「いいの!?これでいいの!?」

言峰「特別参加の条件として、ペアでBカップのブラジャーをつけてもらう」

セイバー「なんで!?」

士郎「ちくしょう!!俺だってまだAカップなのに!!」

セイバー「何が!?」

アサシン「やったー!!Bカップだー!!」

慎二「やったー!!これで僕もモテモテだー!!」

アホ二人『Bカップ~はおやつの時間♪おやつの時間♪』

言峰「今日のおやつは何かね」

葛木「焼き肉のたれです」

凛「先生が出すの!?」

言峰「さて、そろそろ始めんとな…」

言峰「さて、記念すべき一回戦です」

言峰「一回戦は…TCGで勝負してもらいます」

桜「TCGって…」

ライダー「カードゲームですね」

アーチャー「ヤマダのポイントカード、全然たまんねえ…」

ランサー「何だっけ…デュエルなんちゃらだったか?」

言峰「ばっかお前、あれ1パック500円以上すんだぞ!!用意できるか!!」

バゼット「え…じゃあ一体…」

言峰「私が昨日考えたヤツな」

凛「大丈夫なのそれ!?」

言峰「えーではこれから、カードを各自に複数枚と私の投げキッスを複数回各自に配ります」

ランサー「投げキッスはいらねえよ!?」

言峰「ちゅばっ」

ランサー「ああああくさい!!おええっ!!」

セイバー「やっぱりランサーが死んだ!」

バゼット「人でなし!」

ランサー「勝手にころ…グオオ…」

言峰「簡単なルールを説明します」

士郎「脱ぐのは任せろ!!」

アーチャー「おっぱいぱーい!」

セイバー・凛「黙れ」

言峰「えー、様々なカードが配られたと思います」

バゼット「サーヴァントに…マスターのカードもある…」

言峰「尚、ランサーのカードを使ったチームは、ゲームのルール関係なく負けです」

ランサー「はりゃりゃ!?」

言峰「それでは、ルールを守って、楽しくデュエル!」

凛「ええ!?始まっちゃった!!」

桜「あ、あの、ルールとか何にもわかんないんですけど!!」

言峰「人に何かを聞いてばかりじゃ大人になんてなれないんだよ!!ざまーみろ!!」

凛「何このテンション!?」

アーチャー「ヤマダのヤツと合わせて、バーサーカーを召喚!!」

士郎「ならばこっちは、脱衣と合わせてセイバーを召喚しません!」

セイバー「士郎!?」

言峰「―アーチャー、一本!カードゲーム優勝!!」

凛「わからーん!!」

慎二「はい、記念の握りっ屁!」

アーチャー「ぐああああ!!」

ギル「慎二」

慎二「わっつ?」

ギル「貴様、俺のエロ本をブックオフに…!?」

慎二「くっ…アサシン!任せた!」

言峰「カードゲーム終わり!」

言峰「オラオラオラオラァ!!よそ見してんなよぉ!!肝臓を63個に増やされたいか!!」

言峰「はい、2回戦です」

言峰「次の勝負は…映画鑑賞です」

ランサー「はあ?どうやって勝負すんだよ」

言峰「今から映画を見ていただきます」

言峰「次に感想文を書いていただくのですが…」

言峰「一番いいものを書いた人の優勝です」

凛「上等よ…見せてやるわ!」

言峰「えー、見ていただく映画は、『101匹言峰ちゃん』です」

ランサー「待て待て待て待て!!大丈夫なのか!?」

言峰「101人の言峰ちゃんがマーボー豆腐を食べては戻すという内容だ」

キャスター「あ、これダメなやつだわ」

言峰「監督はもちろん私だ」

桜「聞いてませんけど…」

~視聴後~

言峰「何なんだね君たちは。揃いもそろって浮かない顔をして」

バゼット「……」

慎二「いや、内容が…もう…」

士郎「感想文、書いたぜ!」

セイバー「早ッ!!」

言峰「どれどれ…」

~思い通りにいかないこともある

挫けそうにもなるけれど

一人ぼっちは恥ずかしいことじゃない

一人を馬鹿にするやつが恥ずかしい奴なんだ

君のことを見てる人が、必ずどこかにいるよ

頑張れ!!正義の味方!!~



凛「感想文関係ねぇぇぇーーーー!!!」

アーチャー「うう…グスッ…ふわぁあああ~…」

凛「号泣してる!!」

言峰「士郎の勝ちな」

ランサー「突っ込んだら負けだ…負けなんだ…!」

言峰「はい、三回戦ね」

言峰「次は人生ゲームです」

イリヤ「やったー!人生ゲーム大好き!」

言峰「駒を配布します」

セイバー「なるほど…各サーヴァントとマスターがモデルになっている駒なんですね」

言峰「自分の駒を間違えたりせんようにな」

士郎「おい!!何でおれの駒は服をちゃんと着てるんだ!?」

セイバー「どこにキレてるんですか!?」

言峰「尚、ランサーの駒を使った人間は、ゲームに関係なく負けです」

ランサー「ありゃりゃ!?」

言峰「はい、試合開始!!」

イリヤ「行くわよ、バーサーカー!!」

バーサーカー「グオオーーー!!」

言峰「3がでました」

イリヤ「よーし、記念すべき最初のマスは―」



―バーサーカー、半裸に近い服装のため、補導されて三回休み



イリヤ「バーサーカーの馬鹿ーーー!!」

バーサーカー「シュン…」

ランサー「くっ…あなどれないぜ」

キャスター「次は私たちの番ですね、宗一郎様」

言峰「5がでました」

キャスター「えーっと…ええっ!?け、結婚!?」

言峰「おめでとう。オプションで、本物のウェディングドレスも用意した。着てみるといい」

キャスター「遂にこの日が…!!宗一郎様!!」

凛「やーん、キャスターさん、キレー♪」

桜「羨ましいです~♡」

キャスター「うう…みんな、ありがとう!」

凛・桜「あっはっはっは―オラァぁぁぁ!!」

キャスター「いやあああああ!!ド、ドレスが…!!」

キャスター「何するのよ!!ズタズタじゃない!!」

桜「メインヒロインでもねーくせして調子こいてんじゃねーですよ」ぺッ

凛「女をアピールしすぎなんだよ、ボケが」

言峰「凛、桜、反則負け」

二人『ありゃりゃ!?』

言峰「思い知ったか、ギルガメッシュのクソ野郎!!」

ギル「俺!?」

言峰「4回戦。まだまだつづくよーん」

言峰「次、王様ゲームな」

セイバー「私は王だ」

ギル「俺も―」

言峰「ちゅばっ」

二人『オゲええええ!!』

言峰「初回の王様は私な」

ランサー「やりたい放題じゃねーか!」

言峰「ランサー、3回自害しろ」

ランサー「2回生き返るの!?やらねえよ!!」

言峰「会いたくて~会いたくて~震える~♪」

ランサー「歌うな!!」

士郎「右ッ、左ッ、右、右、脱衣!!フゥーーーー!!」

ランサー「踊るな!!しかもフルチンかよ!!」



―こうして、聖杯戦争は熾烈を極めていった―

こんなとき、どういう顔をすればいいかわからないの

>>37
笑えばいいと思うよ

言峰「聖杯戦争、終盤だよ~ん」

士郎「くっ…こんなにも残酷な戦いだったのか…!」

セイバー「士郎、服を着てください!!」

士郎「なんでさ!!俺は一生懸命戦った!!」

士郎「それでこうなったのさ!ほーれほれほれおーいなーりさーん!!」

桜「キャーーーー!!」

凛「士郎のアホーーー!!」

アーチャー「私のPS3と貴様の握りッ屁…」

クソ慎二「どちらが上かいざ勝負!!」

ランサー「もうここまでくれば、ルールなんて関係ねぇ…!」

ランサー「俺のゲイ・ボ―ぐはあ!!」

バゼット「ランサーがトラックに轢かれた!!」

キャスター「この人でなし!!」

言峰「グダグダじゃねーか!!どういうことだ、ギルガメッシュ!!」

ギル「俺!?」

アサシン「…ん?」

アサシン「あ、あれは…!?」

宗一郎「ん?」

―私は聖杯…

セイバー「せ、聖杯が…!」

イリヤ「とうとうでてきた…!」

凛「っていうか、シャンプーハット!?あれシャンプーハットだよね!?」

―さあ、望みを叶えよう…

士郎「聖杯!!俺の願いを聞いてくれ!!」

士郎「俺のおいなりさんを見せつけることで、世界の人々の憎しみを消したいんだ!!」

セイバー「無理ですよ!!むしろ怒りを煽るだけです!!」

ランサー「させるか!!聖杯、俺の願いを―」

―ちゅばっ

ランサー「ぎゃああああ!!」

バゼット「死んだ!今度こそ死んだ!!」

アサシン「人でなし!!」

アーチャー「おっぱい!!おっぱい!!」

クソ慎二「Fカップにしておくれ!!」

キャスター「宗一郎様とハネムーン!!」

バーサーカー「グオオーーー!!」

―いっぺんに言われてわかるわけわけねーだろ!!ギルガメッシュのクソ野郎!!

ギル「俺!?」

―じゃあ、今回は士郎な

セイバー「聞き入れちゃった!!」

士郎「ふおおおお!!こ、これは…!?」

士郎「やった!!翼が生えたよ!!おいなりさんに翼が生えたよ!!」

士郎「これで世界中を飛び回れるよーー!!」

セイバー「どちくしょおおおお!!ブリテンの復興があああ!!」

言峰「かくして、聖杯戦争は幕を閉じた…」

言峰「やはり聖杯は、人類の手にはあまる代物だったということか…」

イリヤ「こんなつらい結末になるなんて…あたし…!」

凛「何それっぽく終わらせようとしてんの!?あのアホ、今回徹頭徹尾下ネタに走ってただけじゃん!!」

言峰「ばっかお前、真面目な聖杯戦争なんてアホの作者に書けるわけねーだろ!!」

言峰「とりあえずイリヤあたりに『おち○ぽ』って100回言わせておけば皆喜んでくれるんだよ!!」

凛「よろこばねーよ!!ssだからって馬鹿にしすぎだろ!!」

言峰「おち○ぽォ?」

イリヤ「おち○ぽォ?」

凛「腹立つ!!お前ら腹立つ!!」

言峰「そんなわけで、ランサーとバゼットの結婚式を執り行います」

凛「なんで!?」



―こうして、ランサーとバゼットは結婚しました

―皆さん、どうか若い二人を祝福してやってください

fin

こんにちは、作者です
読んでくださってありがとうございます
エレファント速報とかに載るといいなあ

とてもシリアスでダークな世界観のお話でしたね
皆さんは楽しんでくれましたか?

それでは、次回に向けて頑張ります

P・S
信じてもらえないかもしれませんが、一応、私が前回書いたssを載せておきます
退屈しのぎにどうぞ

デビルサバイバー2 愛と悪魔とそんでもって… - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432568940/)

さらにPs

よろしければ、感想をたくさん書いてくれると嬉しいです!!

さらにさらにps

書くの忘れてた
このssは完結です

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