八幡「ベスト」いろは「カップル!」【後日談】 (56)

このSSは

八幡「総武高校ベストカップル?」いろは「です!」
八幡「総武高校ベストカップル?」いろは「です!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439810380/)

の後日談です。

駄文ですが最後までお付き合いいただければ!
では本日分を投下いたす!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440500697

ーーーあれから数日後の生徒会室ーーー


いろは「先輩疲れましたぁ……」

八幡「俺の方が疲れてるわ」

いろは「逆恨みにもほどがありますよ~これ」

八幡「わざわざ文章で文句言ってくるところがまた女々しいな」

いろは「そもそもドキドキしてない自分が悪いんじゃないですかぁ!」

いろは「恋人が好きなんじゃなくて恋人がいる自分が好きってタイプなんでしょうね……」

八幡「まぁクレーム対応は割と生徒会の定番なんじゃねぇの」



八幡「問題なのは、なぜオレが付き合わされてるのかということだけだ」

いろは「私と付き合ってるので私の抱えている問題にも付き合ってください」

八幡「横暴だ……」

いろは「まぁかわいい彼女に会えていいじゃないですか!今も肩を寄せ合って書類作ってますし」

八幡「そうだな、じゃあ暑いから離れろ」

いろは「あ、冷房下げますね~」

八幡「もうそれでいいや……」

いろは「これくらい許してくださいよー。付き合う前からこういうことしたくて仕方なかったんですから……///」

八幡「まぁ……これくらいならな」



生徒会一同「(もう帰りてぇぇぇぇぇ!!!!)」

いろは「それに明後日3倍楽しめると思えばいいじゃないですか!」

八幡「明後日?なんかあったか?」



いろは「…………は?」
生徒会一同「(………………!)」ビクゥッ!!!


八幡「……! サ、サミーランドな!サミーランド!ちょっとした冗談だ、うん。ハチマンワスレナイ」

いろは「……これは重要案件ですよ」ギロッ

八幡「やらかした……」

いろは「先輩の『誠意』、期待してますからね?」ニコッ

八幡「ぐっ………うっす……」

ーーー明々後日@サミーランドーーー

いろは「お待たせしましたー!」

八幡「おう」

いろは「………………」

八幡「…………ん?」

いろは「お待たせしましたー!」ニコッ

八幡「……?おう」

いろは「…………死ぬ前に言い残したいことがあれば聞きますけど」ギロッ

八幡「どうしたの急に……」

いろは「どうしたのじゃないです!可愛い彼女の水着ですよ!?」

八幡「……なぁ」

いろは「はい!?」


八幡「服褒めるのは鮮度が命みたいな風潮あるだろ?」

八幡「でもあまりに鮮度を求めるあまり感情を込めるという最も大切なことを奴らは忘れてるんだよ。」

八幡「だから俺はそんな奴らには迎合しない。絶対に。」


いろは「うわやっぱりめんどくさいなー私の彼氏」

八幡「じゃあ行くぞ」

いろは「あーあーせっかくこの日の為に選んだのになー!」ポスッ

八幡「………………」

いろは「先輩褒めてくれると思ってたんだけどなー!」ポスポスッ

八幡「………………」



いろは「自信なくしちゃうなー」ゴスッ

八幡「脇腹いってぇ!いや似合ってるよ!ホントに死ぬほど似合ってて綺麗だったから安っぽく聞こえるのが嫌だったんだよ!」

いろは「先輩大声で何言ってるんですか……/// みんなめっちゃ見てるんですけど……////」

八幡「いろはのせい……あぁもう行くぞ!」ギュッ

いろは「あっ…………///」


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八幡「……よし、帰るか」

いろは「ちょ、早いですって!まだ来たばっかりじゃないですか!」

八幡「恥ずかしすぎんだろ」

いろは「でも嬉しかったですよ」

八幡「頼むから忘れてくれ……」




いろは「あ、そうだ先輩。背中に日焼け止め塗ってくれませんか?」

八幡「やっぱ帰ろう、うん。三十六計逃げるに如かず」スタスタスタ

いろは「はいストーップ!!」ギュッ

八幡「…………」

いろは「背中って自分じゃ塗りづらいんですよー。ムラができたら困るじゃないですかー」

八幡「俺は困らないけどな」

いろは「困りますって!私の体は先輩のでもあるんですから」



八幡「………………」

八幡「いや、あのな…………//」

いろは「い、今の違います!/// そういう意味じゃ!//……なくもないですがまだちょっとそういうことは早いですこっち見ないでくださいごめんなさい!///」

八幡「久々聞いたな、それ」

いろは「という訳でお願いします!」

八幡「…………なんかどんどん逆らえなくなってきてんな」ペチャ

いろは「ひゃっ!/// ぬ、塗るなら塗るって言ってくださいよ!//」

八幡「あぁ、すまん」


八幡&いろは「……………///」ピチャ


八幡「(考えるな……感じるんだ……いや感じてもダメだろ。落ち着け八幡)」

いろは「(ヤバいこれ思ったより……///)」

八幡「……終わったぞ」

いろは「は、はい。ありがとうございました……///」

八幡「本人が照れてちゃしょうがないな」

いろは「う、うるさいです!別に照れてないですし!//」

八幡「そういうことにしといてやるよ」

いろは「むーっ!」


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今日はここまでです!

また明日お会いしましょう~~

投下開始です~
後日談ということであっさりめなので今日で終わりの予定です!

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いろは「階段長いです.........」

八幡「てかこれマジでたけぇ……」

いろは「先輩ビビってるんですかー?」ニヤニヤ

八幡「いやだって下見てみろよ」

いろは「………高いですね」

八幡「アホみたいなCMやってたけどデカスラ普通にでけぇぞ……」

いろは「お、男ならどんと構えててくださいよ!パートナーを安心させてください!」

八幡「いや、俺は専業主夫だから。養ってもらう側だから」

いろは「嫌です先輩が養ってください!」

係員「あの……そろそろよろしいでしょうか?」

八幡「……すんません//」

いろは「お願いします……//」


ギャーッ センパイヤバイセンパイヤバイ!! コマチィィィーーーッッ!!

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八幡「三途の川に片足突っ込んでた……」ゼェゼェ

いろは「わたし半身浴くらいしてましたよ」ハァハァ

八幡「死に際すら女子力高いな」

いろは「というか最後なんで冷水に突き落とすんですかここ!?」

八幡「サミーランドだからな」

いろは「こうやってアトラクションの間に温泉入るんですねー」

八幡「癒される……」

いろは「……混浴ですね」

八幡「俺があえて考えないようにしてたことを言うんじゃねーよ」

いろは「……なんかちょっとあったかいと妙に恥ずかしいというか……//」

八幡「だから言うなっつーの///」

いろは「そういえば叫ぶ名前が私じゃないとかいろは的にポイント低いですよ!」

八幡「千葉の兄妹だからな」フフン

いろは「なんでちょっと自慢げなんですか……」

ーーーーーーーーー

八幡「寿命1ヶ月は縮んだ………」

いろは「いや~!乗りましたね!」

八幡「水ってこんな怖いのな。まぁ滑り台に油塗ってるようなもんか」

いろは「私へのドキドキを怖さと勘違いしてるのかもですよ?」ニコッ

八幡「いや、それはない……ん?」



ちびっ子「お母さんどこー!?」ウェーン

いろは「迷子みたいですね」

ちびっ子「ねぇどこどこー!?」ブェーン

八幡「……すげぇ目が合ってるんだが」

いろは「助けてあげましょう!」

八幡「ほら、泣きやめぼうず」ナデナテ

いろは「すぐ会えるからねー!」

ちびっ子「うん……」グスッ

八幡「……仕方ねぇな、つかまれ」

ちびっ子「うわーおんぶだー!」

いろは「私もされたことないのになー!」

八幡「おい」

ちびっ子「なんか新しいパパとママみたい!」

いろは「ふぇ!?///」

八幡「……あぁ、そうだな」

いろは「……っ///」

~~~迷子センター~~~

ちびっ子母「ちびっ子!どこ行ってたの!」

ちびっ子「ママー!」

八幡「良かったな」

いろは「先輩って年下にはコミュ力あるみたいですね」

八幡「言外に基本コミュ力ないって言われた……」

ちびっ子母「お二人ともありがとうございました……」ペコリ

ちびっ子「ありがとー!」

八幡「あぁ」

いろは「じゃあねー!」

ーーーーー帰りのバスーーーーー

八幡「疲れたな……」

いろは「そ、そうですね……///」

八幡「……まだ照れてんのか」

いろは「て、照れてませんっ!」

八幡「…………へぇ」

いろは「な,なんですかその目は............」

八幡「別に」

いろは「…………だ、だって改めて言われると意識しちゃうじゃないですかぁ!//」

いろは「結婚とかやっぱり女の子は憧れるんです!」

八幡「まぁだいぶ先の話だがな」

いろは「…………! /// もう先輩あざとすぎます!//

いろは「最近こっちが振り回しているようで先輩にうまく扱われている気がします!」

八幡「……じゃあもっとあざといことしてやるよ」

いろは「え?」

八幡「ほら、おとといの償いだ」

いろは「せ、先輩がプレゼントなんて……!」

八幡「自分でもらしくないと思うがな」

いろは「……開けていいですか?」

八幡「あぁ」

いろは「うわぁ、綺麗な時計……」

八幡「そうか、良かった」

いろは「先輩……嬉しいです大好きです愛してます!」

八幡「……あぁ、オレm……!?」


チューッ



いろは「……今できるお返しです!////」

八幡「はぁ……しばらくは俺が振り回される側だな……///」

ーーーー翌日@奉仕部部室ーーーー

結衣「ーーーって感じでさ!ホントにすごかったんだよ!」

雪乃「それは私も是非見たかったわ」

八幡「おい雪ノ下、正直に日本語が異次元で話の半分以上は分かんなかったって言ってもいいんだぞ」

結衣「ヒッキー失礼すぎ!……ってあれ?いろはちゃん、そんな時計してたっけ?」

いろは「………! これですか?これはですねー……」



いろは「先輩からの婚約指輪ならぬ婚約時計です!!!」
八幡「おい」

終わり!


これにて完結です!
このシリーズが初SSでしたが
お付き合いいただきありがとうございました!



次は誰を書こうかな........

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年08月30日 (日) 22:07:39   ID: UMpt85Tt

いろはすー

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