女「認めたくないこの現実…」 男「事実です」(19)

女「はぁ…どうしてこうダメなんだろ私…」

女「私の理想の自分はこんなんじゃないのに」グス

男「泣くとこじゃないでしょう」

女「何よっ、男くんは私のどんな所がダメだと思うわけ?」

男「うーん…全てですnゴフッ」

女「全部悪いなんて最悪じゃないのよーっ」

男「じゃあ、女さんの一日を朝から全部話してみて下さいよ。
  グダグダでも構いませんから」

女「分かったわよ」フンッ

女「朝は…まず、遅刻前提…」エヘ

男「ほらもうダメじゃないですか…」

女「あは…そんで起きてベッド降りるのがめんどくさく感じるじゃない?」

男「そうですかぁ?」

女「そういうことにしといてちょうだい」ニッコリ

男「は…はい」

女「それで、手元にはマンガ(エロ)。こうきたらもう読むしk」

男「遅刻…どころの問題じゃないですね」

女「親にバレないように必死にamazonのコンビニ受け取りで買ったこの…
  むっちー先生のエロマンガ…コレを読むのがもう楽しみでしょうがなかったの♪」

男「はぁ…てか…あなた高校生ですよね…」

女「そーよ♪隠してるけど、実はエロいの大好きなのー」ウフフ

男「……」

女「んで…満足したところで」

男「さあ、着替えないとホントに遅刻しちゃいますよ?」

女「もう一冊(こっちは普通の)」バサ

男「もう…いい加減にそれで終わりにしてくださいよ」

女「うへっへ…」グヘヘ

男(この人…男よりもズボラかもしれない…)

女「はー、満腹満腹っ」

男「さあ、さあ!」

女「はいはい、あー…めんどくせぇ…これから現実の世界へダイブだよ…
  さらば美少女達」ガシャガシャ

男「女さん、もしかしてレズなんですか…?」

女「なっ、レズとは何よ、レズとは!百合って言いなさいよっ」

男「あはは……」

女「しかも二次元限定だかんね」

男(心底どうでもいいけど…何ともうこの時点で起きてから20分も経っているのだ…)トホホ

女「でも、最近はm男向けにもハマって…」

男「ダメダメダメダメーっ」(僕はそんな世界知りたくなーい!)

女「ちぇっ、ノリ悪いわねー」ゴソゴソ

男「早くそのいやらしい本しまって下さい!」

女「んん?何ー、読みたくないのぉ?」ピラピラ

男「うぅぅぅっ…」

女「ケツ穴掘られて絶頂エネマー」ピラピラ

男「可愛い顔してそんな淫語連呼しないでーっ」

女「うふ、そーお、可愛い?」キュピン

男「いやいや、お世辞ですって」

女「なぁーんだ…やっぱ、顔はあんま自信ないのよねー」ハァ

男「まぁまぁ、別に、不細工ではないわけですし」

女「それがヤなのよー、どうせなら可愛いfaceの方が絶対有利じゃん」イソイソ

男「は…はぁ…」(わざわざ『顔』を『フェイス』と言うのもチャラけている…)

女「あーもーっ、どうして5月なのにこんなに暑いのよーっ」バッ

男「男がいる前で服脱ぎ捨てますかっ、フツー?!」

女「あぁー、その辺の恥じらいはないわ、私」

男「早く制服着て下さい…」ハァ

女「んんん?女の子の下着姿で興奮しちゃったのかなー?」

男「なっ、そんな訳あるわけないでしょうっ」アセアセ

女「『訳』って二回も言ったwwwww」

男「そんな事どうでもいいから急ごうよーっ!?」

女「しまった…新しいワイシャツがない」

男「どうするんですか?」

女「しゃーない、昨日のでいっか」

男「え……」ガビーン

女「え、ダメ?別に臭くなくない?ほらー」バサ

男「わぷっ……あ、汗の臭いが半端ないですよ…新しいワイシャツ着たほうが…」

女「いいのいいの、どうせ上からセーター着るし」

男「今の時期にセーターですか?暑くないんですか?」

女「んー、電車内とかメッチャ暑いけど…まぁ臭いを隠すためだと思って」

男「…」(それで汗かいてもっと臭くなるんじゃ…?)

女「さすがに靴下は二日に一回は替えるよー?」

男「あ、当たり前ですよ!!ってゆーか…毎日替えるでしょう普通!!」ドンビキー

女「さいでっか。じゃー新しいのにしますよ」ブーブー

男「いや、他人に言われてやるのではなく…」ガクッ

女「ブラはどーしよー?」

男「うわぁぁぁっ!!//////」(胸デカっ…)

女「んふ、何とdカップでござんす」

男「え…っ」(想像よりもデカイ…)

男「え…、ぱ、パンツとセットじゃないんですか?」

女「なにみてんのよー、えっちー」

男「いやいや…でもパンツがくまさん柄って…」

女「いーじゃない別にー、パンツないから妹のトコから借りてきたのよ」

男「はぁ……」(下着の替えもないんか…)

女「それに今日は特になんもないのにセットで行くとかアホでしょ」

男「そんなぁぁぁっ!?」(男の夢がぁぁっ!?)

女「男どもはねー、ちと現実見てなすぎるのよ」

男「そうですか?」

女「例えばー、私のスリーサイズはいくつだと思う?」

男「えっと…大体ですけど、88・56・86位ですかね?」

女「ブブーっ!ざあんねん!どこぞのアイドルのスリーサイズだよソレっwwww」

男「ええっ、違うんですかぁ?」

女「違うわよーん」

女「ウエスト50cm台の女子高生なんてどっこにもいないと思われまっすww」

男「ガーン…」

女「そんなん真っ赤なウソぴょんに決まってるじゃない。バストは大体合ってるけど…
  ウエストが56なわけなかろう?」ニヤニヤ

男「うう…」

女「ウエストは65。どうよ、ふっといだろう?ww」

男「……」(すげー太い…)

女「まー、不摂生な生活してるかんね私ww」

女「ま、世の中の女の子の大体はこれくらいだと思うよ」

男「案外太かったんですね…」

女「だってウエスト56って、5歳女児の平均なんですけどwww」

男「えええぇっ!……それじゃ、結構普通のことなんですか?」

女「そーよん。座ると二段腹フツーにできるし。男だって出来るでしょ?」

男「まぁ…確かに…」

女「そーゆーことよ。じゃあねーん、行ってきマッスル」ガチャバタン

男「置いてかないでぇぇぇっ」ダダダダッ



女「あははは、男と話するの楽しいなぁ」

男「僕は結構ロマンを崩されましたけどね…」

女「しかも私くまパンだしねwwwほれっ」ピラピラ

男「自然に見えなきゃ意味ないんですってば…」

女「てか遅刻確定だなコレwww」

男「誰のせいだと思ってるんですかっ」

女「あたしでやんす」

飯いってくる

待ってるよ
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飯長いね

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