サンジ「俺にコンビニの飯を作れって?」(21)

セブンイレブン「はい」

サンジ「んな事やってる暇ァねぇよ。俺は自分の船で作るのに忙しいんだ」

セブンイレブン「少々お待ちくださいませ」ガサゴソ

サンジ「あぁ?」

セブンイレブン「こちらはいかがでしょうか」スッ…

つ可愛い娘(店員)の写真と連絡先

サンジ「やります」

セブンイレブン「ありがとうございます」

サンジ「よっしゃ! 早速メニュー考えてくるぜ!!」

セブンイレブン「またお越しくださいませ」ペコッ

そうしていくつかのメニューが考案されたのだ……。

それらの商品は「腹ペコ海賊も大満足! サンジおすすめ」と銘うたれ、セブンイレブンでフェアの名の元に、発売された……。

サンジ「よっしゃぁ! 売れ行き好調だぜ!!」

ろびん「なんだか最近、コックさんが嬉しそうね」

るひー「肉ー!」

まりも「そうだな」

チョップ「ボルンガボルンガ」ガタコンガタコン

ナミ「おかげで最近は鬱陶しくないわ」

鼻「ウソッキー!!」ピョンコピョンコ

サンジ「まさか俺の料理が至るところで売りにだされるとは……大出世じゃねぇか!!」

るひー「肉ー!!」

サンジ「はいはい……いま作りますよっと」

サンジ(だが、一つ心配な事がある……)

サンジ(実際俺はメニューを考えただけだ。実際の料理は工場って所で作られてるらしい)

サンジ(味が劣化してねぇか……心配だぜ)

場所は変わりあるセブンイレブンでは……



俺「今日も来てら、ワンピの奴」ピッピッ(商品検品中)

俺「ちなみに検品してる途中の商品は持っていかれると困る、検品時に数が合わなくなり、確認の手間がかかるからだ……(マンドクセェ」

俺「何々……? バター香るシーフードピラフディッシュ? ……こーいう簡潔じゃねぇ長ぇ名前の奴はドグソって決まってんだよ……」

しかしまた違う日……

俺「ワンピのパン食ってみっか……」

たっぷりチーズのクロックムッシュ。

俺「チーズには目がねぇんだ……へへ」ムハァ

俺(おかげで息が臭いがな……)プーン

チーン!

俺「チン完了! (咲ちゃんにある語尾を加えて言ってもらいた…なんでもない) サンドイッチの近くにあるパンは暖めたほうがうまいのだ……」ピリリッ

俺「この神の舌を満足させられるかな……?」ハグッ

俺「ぬ!? ……中々うまい!」

俺「……やるではないか」モグモグ

その後いくつかの商品を俺は口にしたが……

俺(人の好みによるだろうが……俺の神スキル"三人称視点評価"によっても、よくて中の下だな……)

そう……これこそサンジの恐れていた事態なのである。

中断しまぅ。

俺も7でバイトしてるが弁当もクジもダルい。だが商品はウマい

>>9
同士よ。

しかも俺ントコは他の従業員がクソすぎてダルい。

後片付けしないんだオープニングで集まったクソ共は……。

工場での大量生産による品質の低下……。

サンジの恐れていた事態である。

~ある島~

サンジ「この島には例のコンビニってのがあるんだっけな……」

サンジ(来て早々猿共は散っちまうし、食材の補給も兼ねてコンビニに行ってみるか)

ウィーン

俺「ラッシャッセー」

俺(チ……面倒そうなdqnが来たよ。金髪だし……)

サンジ「……」キョロキョロ

俺(トイレか? ……面倒だけは起こさないでくれよ)

サンジ(随分色んなものがおいてあるな……)

サンジ「おっ」

サンジは自分の商品を見つけ、それを手にとった。

バリッ ムシャムシャ

サンジ(!?)

ズカズカズカ

サンジ「おいコラ店員っ!!」

俺「ッ!!?」ビククッ

サンジ「どういう事だこれは!!」

俺(心臓止まるかと思った……って、ん?!)

俺「あんたなに勝手に商品食って」

サンジ「ふざけんなよ!! 全然味が違うじゃねぇか!!」

俺(はぁ?)

サンジ「いったいどうなってやがる!? 約束と違ぇぞ!!」

俺「すいません(棒」

サンジ「店長呼べ店長ォ!!」

俺「はい、かしこまりました(接客六大用語用法」

ガチャッ

店長「はいっ、なんでしょうか」

サンジ「味が違ぇってんだよ!!」

店長「味ですか?」

サンジ「そうだ! この俺の作ったパン! 全然味が違ぇぞ!?」

フランスのなんちゃらパンである。

サンジと店長は一悶着をしたあと……。

店長「えー…では、私の方から本部に連絡しておきますので」

サンジ「そんなんじゃおせえんだよ!!」

俺(ウッワー……まだなんかあるのかよ……)

店長「しかし、そういわれましても…」

サンジ「くそっ! ……おい、厨房借りるぞ」

店長「勝手に入られては困ります!」

俺(事務所の咲ちゃんふぃぎゅあ見られちゃ困るぅ!)

サンジ「こっちか?」

俺「そこはフライヤー室…(油が支配する混沌の空間よ…ククク)」

サンジ「あぁ!? 厨房はねぇのかよ?!?」

店長「お客様、警察呼びますよ(必殺技」

サンジ「うるせぇお前にゃ聞いてねぇ!!」

俺「俺…?」

サンジ「さっさと案内しろ!」

俺「コンビニににゃ厨房はねぇヨ。料理店じゃないですしおすし」

サンジ「はぁぁ!? じゃあ、あっちに並んでる料理はどこで作ってんだよ?」

俺(さぁ?)

俺「さぁ?」

店長「もしもし……警察ですか?」

サンジ「ぐぬぬ……もういいっ!」

ウィーン

店員「ちょ、いいスか? レジ…」

俺「やべっ…、ぉまちゃのおきゃくしま、こちらへどうぞ!」

店長「次きたらすぐ通報しちゃっていいから」

店員「ウーッス」

俺(ま、もうこねぇだろ……あ、パンの代金貰ってねぇや……)

しかし、翌日……。

サンジ「おいっ、荒い場かせ!」

俺「ラッシャー…うわっ」

サンジ「借りんぞ」

俺「ちょちょ……駄目っすよ!」

サンジ「邪魔すんな! 俺が本当の料理ってのを見せてやるから待ってろ!」

俺「は、ハイ……(調理器具持参かよ……つか、目付きコワ)

~しばらくして……。

サンジ「できたぜ! これが真の俺の料理だ!」コトッ

レジ台にどんどん料理を並べるサンジ。

俺(……通報はしたし、俺しーらね)

おばさん「アラ、これ食べてもいいの?」

俺(図々しっ!)

サンジ「おう! サンジおすすめピラフだ!」

ガヤガヤガヤ

俺(いつの間にか人が……)

警察「スイマセン、通報を受けてきたんですが……」

俺「あ、アレです。お願いします」

サンジ「おかわりもあるからよ!」

警察「……キャンペーン中じゃなくてですか?」

俺「違います」

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