士郎「大切な人を守るために俺は、正義の味方であり続ける」 (26)

今でも、時折夢に見ることがある。

人気のない小さな公園で、俺と一人の少女が話をしている光景を。

話の内容は覚えていない。それほどしょうもない話だったからかもしれないし、ただあの頃――つまり十年前の記憶を思い出すことを無意識に拒否しているのかもしれない。

何故か、その時に少女が見せた笑顔だけは忘れていなかった。

少女と過ごした時のことをはっきりと覚えていないのに、何故忘れていないのかはわからない。

だが、これだけははっきりと言える。

俺はその笑顔を、たとえどのようなことになったとしても忘れることはないと―――

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助ける人の優先順位を付けた上での正義の味方ルートか

続けろ

「―――郎―――なさい――士――」


眠気で頭がはっきりしない中、体が軽く揺さぶられるような感覚がする。まあ、思いのほかこの感覚も悪くはない。

起きようとは思ったが、このまま押し寄せてくる眠気に負けても――


「――早く起きないとガンドぶつけるわよ?」

「……ッ!!??」


が、その前に殺気が押し寄せてきたので本能的に身を起こす。すると、見慣れた人物が怒り気味な様子でこちらを睨んでいた。

――そういえば今日は遠坂が担当の日だった。怒っているに加えて朝に弱い遠坂が完全に起きているということは、もう結構な時間になっているのだろう。


「サンキューな。起こしてくれて。別に放置しておいてもよかったのに」


しかも結構遅い時間まで寝かせてくれていたということもありがたい。下手に早起きすると授業で寝てしまう可能性があるし。


「別にお礼はいいわ。私も起こすの忘れていたし」


――訂正。起こしてくれたことだけ感謝しよう。

期待

イリヤルートかな?

原作っぽい雰囲気

まさかのイリヤルートなのか……?

「忘れてたにせよ、起こしてないことを思い出したんだろ?ならいいじゃないか」


服についていた砂を払い立ちあがる。

だが、心なしかいつもより暖かい気がする。……まあ、たまたま気温が高い日なのだろう。


「えっと……?今の時間は――」


置いていた小型の時計を確認すると、どういうことか時計の針が十二の数字を指していた。

――目を擦ってもう一度確認する。時間は変わらない。


「なあ、遠坂」

「…………なにかしら」

「今何時か教えてくれるか?」

「十二時だけど?」

「午前か午後どっちだ?

「…………午後のほう」

「……なんでさ」


こんな時間まで寝てしまっていたのは、俺の場合は魔術の鍛練で三時ぐらいに記憶が消えたような感じで寝てしまったのでまだわかるが、遠坂まで遅い時間に起きたのは全く意味がわからない。

とりあえず、やることは一つだ。


「俺のことはいいから早く学校に行け遠坂!俺は後から行く―――!」

「それくらいわかってるわ……はあ、優等生のイメージが……」


遠坂は溜め息を吐きながら土蔵から出て行く。学校で演じている優等生のイメージが軽く崩れてしまうのは自業自得なのでしょうがない。


「あ、朝食はちゃんと作って置いてあるから。どうせ同じ遅刻なんだから全部食べてから学校に行きなさいよ?」

「わかってるって」


軽く伸びをしながら返すと、遠坂は走って学校に向かって行った。

期待

(午後12時って真夜中じゃ……)

>>11
AM12:00:01なら真夜中PM12:00:01なら?

時計塔なら深夜に授業があってもおかしくない気もする

>>11
しーっ!

征戦術とかな

>>11
すいません間違ってました。午前12時てした

正午って言えばよかったんや!

12時はまず午前と午後が存在しない
日付の変わるタイミングとしての12時の呼び方は0時が正しい
12時は正午からの一時間しか使用されない時間である
なので一般的に12時とは正午からの一時間を差す

アナログ時計が12時表記だから間違えるんだよなぁ
あと夜の12時でも意味は伝わるからことさらやっかい

大丈夫だ、>>1お前は正しい海外では普通に
お昼=12:~p.m 夜中は12:~a.mで表す

ここ日本だよ?

昼?夜?って聞けばよかったんや

市販されてるデジタル時計を見ると良いお昼からはPM表記だ
日本時計協会やNICTが定めたのが0:00~11:59(am) 12:00~11:59(pm)
和時計や正午など色々な表記が日本は混ざってる故に混乱を起こしてるけどな

まあ、細けぇ事はいいだよ!

>>9を昼か夜で修正+一部改変





「忘れてたにせよ、起こしてないことを思い出したんだろ?ならいいじゃないか」


服についていた砂を払い立ちあがる。

だが、心なしかいつもより暖かい気がする。……まあ、たまたま気温が高い日なのだろう。


「えっと……?今の時間は――」


置いていた小型の時計を確認すると、どういうことか時計の針が十二の数字を指していた。

――目を擦ってもう一度確認する。時間は変わらない。


「なあ、遠坂」

「…………なにかしら」

「今何時か教えてくれるか?」

「十二時だけど?」

「昼か夜のどっちだ?

「…………昼のほう」

「……なんでさ」


こんな時間まで寝てしまっていたのは、俺の場合は魔術の鍛練で三時ぐらいに記憶が消えたような感じで寝てしまったのでまだわかるが、遠坂まで遅い時間に起きたのは全く意味がわからない。

とりあえず、やることは一つだ。


「俺のことはいいから早く学校に行け遠坂。俺は後から行く。別に、俺が後で行っても構わないだろ?」

「それくらいわかってるわ……はあ、優等生のイメージが……」


遠坂は溜め息を吐きながら土蔵から出て行く。学校で演じている優等生のイメージが軽く崩れてしまうのは自業自得なのでしょうがない。


「あ、朝食はちゃんと作って置いてあるから。どうせ同じ遅刻なんだから全部食べてから学校に行きなさいよ?」

「わかってるって」


軽く伸びをしながら返すと、遠坂は走って学校に向かって行った。

「――さて、と。俺も早く学校に行かないとな」


鍛練で投影していた日本刀やナイフを全て消してから土蔵を出て、学校に行く準備を始めた。



―――――
―――

「――さて、と。俺も早く学校に行かないとな」


鍛練で投影していた日本刀やナイフを全て消してから土蔵を出て、学校に行く準備を始めた。



―――――
―――

10年前って事は姉妹の可能性もあるか。大穴でアンリマユと前聖杯とアヴァが見せた幻的表現で子供の駄々みたいな願い持ってる王様も

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