雷電「「雷電騒動」」 (74)

提督「……」カリカリカリ

コンコン

提督「はい」カリカリカリ

雷「司令官、雷よ!」

電「電なのです」

提督「どうぞ」カリカリカリ

ガチャ

雷「遊びにきたわ!」

電「雷ちゃん違うのです、遠征の報告なのです」

提督「あぁ、お疲れ様、各自補給にむかってね」カリカリカリ



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電「はいなのです!」

雷「ねぇ司令官」

提督「何だい?」カリカリカリ

雷「すごい量の書類ね」

電「大変そうなのです」

提督「ははっ、この山今日中に仕上げろってさ、お上も無茶いうねぇ」カリカリカリ

雷「今日の秘書艦は?どこ?」


雷「なら……」


雷「私を頼ってもいいのよ!」


提督「えっ!?」ペキッ

電「雷ちゃん?」

提督「どうしたの急に」ゴリゴリゴリ

雷「?大変そうだから司令官の力になってあげたいだけよ!」

電「雷ちゃん、それは名案なのです!」


提督「有難い申し出だけど、これは僕の仕事だからね、2人は遠征で疲れてるだろうし、休んできていいよ」カリカリカリ

雷「そ、そう……」シュン

電「残念なのです……」シュン

提督「……」ズキューン

提督「……やっぱり、手伝ってもらおうかな」

雷「ホントっ!?」パァァ

電「何をすればいいのです?」

男塾かと思ったら「」が二重だった。


提督「ここにあるできた分の書類を、明石と夕張と大淀に届けて欲しいんだ」

雷「いいけど、何の書類?」

提督「明石のは艤装の開発ので、夕張のは建造及び大型建造、大淀のは司令部への資材の発注とかだよ」

電「了解なのです!電の本気をみるのです」

雷「行ってくるわ!大丈夫、任せて!」

提督「いってらっしゃい」フリフリ

ガチャ

提督「ふぅ、もう一踏ん張り!」カリカリカリ




雷「じゃあ私は明石と大淀の方に行くわね」

電「なら電は夕張さんのところへ行くのです」

雷「じゃあ私こっちだから」

電「うん、またあとで」



雷「にしても、結構な量あったわね、提督ホントに大丈夫かしら?」テクテク

ドンッ!

雷「きゃっ」バサァァァ

五月雨「きゃあ」バサァァァ

五月雨「いててて、ごめんなさい、雷ちゃん大丈夫?」

雷「ええ、平気よ、それより五月雨も大丈夫?」

五月雨「うん!でも、うわぁ」

散らばった資料たち

雷「大丈夫、私に任せて!」

五月雨「いいの?私のせいなのに」

雷「ところで、五月雨は何の資料だったの?」


五月雨「えっと、その……文」

雷「??」

五月雨「うぅ〜、反省文だよぉ。間宮アイスと伊良湖もなかの無断使用と、赤城さんたち空母組に言いくるめられてボーキサイトを5000ほど持って行っちゃって、それの反省文それぞれ10枚ずつ」

雷「何それ!間宮アイスはともかく、ボーキサイトの件は完全に五月雨は被害者じゃない!なのに10枚も反省文を書かせるなんて、司令官許せないわ!」

五月雨「ち、違うの雷ちゃん!提督は私には『今まで自分を騙した人の一覧とその内容を思い出せるだけ書いてきて』って言っただけなの」

雷(それって10枚綴るくらい今まで騙されてきたってこと!?!?)

五月雨「それに、『もし辛かったら途中で辞めてもいい』って私に気をつかってくれて///////」テレテレ

雷「そ、そうなの」

雷「でもとりあえずどの書類かはわかったわ!」

五月雨「じゃあ後は拾うだけだね!」


5分後

五月雨「ふぅ」トントン

雷「仕分け終了ね!」

五月雨「はい、雷ちゃん」

雷「ありがとう、はい五月雨、またね」

五月雨「うん、またね!」

雷「さっさと済ませて司令官のお手伝いしよ!」タッタッタッ




電「すみませーん、夕張さんいらっしゃいますか?」

長門「む?電か、どうした?」

電「夕張さんは留守なのです?」

長門「そうだ、ところで電、どうしたんだ?」

電「困ったのです、どうしたらいいのでしょう?」

長門「電、あのだな、話を」

電「ところでどうして長門さんがいるのですか?」


長門「あ、あぁ、その、夕張が少し出るから留守番を頼まれたんだ」

電「電も司令官に書類を頼まれたのです!一緒なのです♪」ニコッ

長門「……」ズキューン

長門「な、なぁ、電」

電「はい?」

長門「頭をナデナデしてもいいか」ワナワナ

電「良いですよ、でも、電褒められるようなことしていないのですが」キョトン?


長門「いいんだ、凄く可愛かったから」ナデナデ

電「はわわわっ、そんなっ、恥ずかしいのですっ」///////

長門の理性『バァン(大破)』

ながもん「電ぁぁぁぁ!可愛いでちゅねぇ!すっごくすっっごく可愛いでちゅねぇ〜!このプニプニのほっぺとか最高でちゅよ〜」プニプニプニプニ

電「はわわわっ!?」

長門「ハッ!しまった、つい夢中になって電を撫で回してしまった!」

電「きゅぅ////」グルグル フシュー

長門「…ジュルリ」

長門「あぁ電が目を回して頭から煙を出している、これは医務室に運ばねば!私の責任だし、目を覚ますまでは添い寝していてやらねばな!決してやましい気持ちはないぞ!」ダッ!

ヒラッ ヒラッ


P1『夕張へ、今回新たな建造レシピの開発のために資材をいくら投じても構いません。建造目標の艦娘は他の書類に追記してあります。今回はできる限り多くのデータが欲しいです。頼りにしてます。』

大型建造1P『 大 鳳 レ シ ピ 』ゴゴゴゴゴ


夕張「すみません長門さん今戻り、ってアレ?長門さん?」カサッ

夕張「ん?何これ?あ、建造命令だわ、なになに?……ふーん、え?ええっ!?嘘、でも大鳳レシピ以外他にないし……」

夕張(P1『頼りにしてます』……か)ポー

夕張「ふ、ふふっ。私、がんばっちゃいますからっ!」カーンカーンカーン

投下中だけど入渠命令を受けたでち、続きは出たら書くでち

1乙

ながもんはそろそろ一度憲兵の世話になるべきだと思うんだ

メタルギアかと思ったら艦豚だったシネ

[ピーーー]よ艦豚

投下再開でち!



コンコン

雷「雷よ!」

明石「はーい、どうぞー」

雷「司令から新装備開発の資料を預かってるわ!」

明石「おっ?とどけてくれたの?ありがとう」

雷「どうぞ、確かに届けたわ!」フンス

明石「えぇ、受け取ったわ」

雷「私は大淀の方に行かないといけないから行くわね」

明石「そうなんだ、頑張ってね」


雷「困ったことがあったら、いつでも私を頼っていいのよ!」ガチャ

明石「うん、いってらっしゃい」フリフリ

明石(さて、どんな感じかな?ふーん?副砲の開発か〜ん?)ペラ

明石(これは……発注書?随分たくさんあるのね、提督のお財布大丈夫かしら?)

※明石が見ているのは大淀用の『司令部宛の資材発注書』です。

明石「腕が鳴るわね!」コ―ンコ―ンコ―ン


提督「……」カリカリカリ

コンコン

提督「はい」カリカリカリ

五月雨「駆逐艦五月雨です!」

提督「どうぞ」カリカリカリ

五月雨「あの、提督。書類をお持ちしました」

提督「あぁ、悪いね今忙しくて、後で目を通すからその辺に置いといて」チラッカリカリカリ

五月雨「はいっ!分かりました!」

提督「膝擦りむいてるみたいだけど、また転んだの?この後医務室で絆創膏もらっておいで」


五月雨「は、はいっ、お心遣い感謝します!」ピシッ

五月雨「では失礼しました!」

ガチャ

五月雨(提督に心配されちゃったぁぁ///提督やさしい〜////)テレテレ


コンコン

大淀「はい」

雷「雷よ!大淀に用事があって来たわ」

大淀「どうぞ」ガチャ

雷「ありがとう」

大淀「いえいえ」ニコニコ

雷「失礼するわ!」

大淀「いらっしゃい、雷さん。雷さんがくるなんて珍しいですね、今お菓子持ってきますね」

雷「ありがとう、でもお菓子はいいわ。今日は渡すものがあるだけだから」


大淀「そうなんですか?提督のお気に入りのシュークリームなのですが……」

雷「や、やっぱり少しだけいただくわ!」

大淀「はいっ」ニコッ

大淀「ところで……用事とは、さっき言っていた渡すものでしょうか?」カチャカチャ

雷「そうよ、提督からの預かり物なの、連絡して欲しいって」

大淀「どこ宛てでしょうか?」コポポポ

雷「司令部って言ってたわ、あと重要なことだとも」

大淀「そうなんですか……あ、どうぞ」スッ


雷「いただきます」アーン

雷「!こ、これ!これ!」ブンブン

大淀「美味しいですか?」ニコッ

雷「うんっ!この生地のサクサク感!クリームの濃厚さ!凄く美味しいわ!」

大淀「ふふっ、それはよかったです、まだあるので、良ければどうぞ」

雷「いいのっ?あっ……でも」

大淀「どうかしましたか?」

雷「電たちにも食べさせてあげたいな……」シュン


大淀「……」キュン

大淀「全部持って行っていいですよ」

雷「えっ?でもそれだと大淀の分が……」

大淀「私は週一で司令官さんが持ってきてくれるので大丈夫です、だからどうぞもらってください」

雷「ありがとう、書類ここに置いとくわね?じゃあね」ガチャ

大淀「はーい」ニコニコ

雷「電たち喜ぶかしら?楽しみだわ!」タッタッタッ

大淀「雷さん可愛かったなぁ。あ、それより仕事仕事」


大淀「これでしょうか?重要な書類……。えぇっ?そんな……」

大淀「この鎮守府内でこんなイジメがおきてたなんて……確かに大変なことですね」

※大淀が読んでいるのは『五月雨の被害記録』です。

大淀「でもどうして本部に?提督のことですから何かお考えがあるのでしょうか?」

大淀「とにかく重要な仕事らしいのでやらないわけにはいきません」




電「……はっ!ここはどこ、電はだれなのです!?」

長門「いっ、電!?起きたのか!!?」ビク

電「え?は、はい。ところで長門さん」

長門「何だ?」

電「その手に持ってるのはなんなのです?」

長門「スクール水着だ」キリッ

電「どうして電は下着だけなのです?」

長門「スクール水着を着せるためだ」キリッ


電「!?」

長門「無論そのためには先ずその下着も脱がさねばならない」ジュルリ

電「!!?」

長門「なぁに案ずるな、この世界のビッグセブンに任せておけ」ジリジリ

電「はわわ!青葉さんカメラ向けてないで助けてください!」

長門「青葉はもう買収済みだ」

青葉「えへへ、新しいボイスレコーダー♪」


電「ど、ど、どうすれば……」

五月雨「失礼しまーす!絆創膏貰いに来ましたー!」ガチャ

長門「」

青葉「」

電「」

五月雨「……え?」

電「た、助けてなのです!」

五月雨「あ、はい!提督呼んできます!」クル


長門「!!?!?」

長門「そうはさせるか!全砲門、一斉射、ってー!」ズガン

五月雨「きゃあァァァ!」バァン(大破)

電「なのです!」バァン(大破)

青葉「ひゃんっ」(小破)


提督「よし、終わりそうだ……」カリカリカリ

ズゴォン!!!!

提督「なんだなんだ!?医務室あたりから聞こえたぞ!?」




電「うぅぅ、服も部屋もボロボロなのです……」

青葉「あぅぅ、青葉とばっちりです」

長門「ふぅこれで一先ず提督を呼ばれる事は避けられ 提督「誰を呼ぶのを避けられたって?」

長門「提督何故ここに!?」

提督「あんな爆発音したら誰でもくるよアホ長門」

長門「し、しまった!」


提督「長門、向こう3ヶ月給料全額カットだよ!」

長門「な、なんだって!?」

電「クビじゃないだけましなのです」

青葉「うんうん、部屋の半壊に仲間三人に負傷、うち二人は大破だし」

電「提督からお預かりした書類はギリギリ守れたのです……」

提督「あれ?まだ届けてなかったのかい?」

電「すみません!夕張さんがいなくて、かわりに長門さんがいて、それで……はれ?どうして電はここにいるのです?」

長門「それは私が失神するほど撫でくりまわしたからな!」ドヤッ


提督「……長門、給料カットは半年まで延長だよ」ピキピキ

長門「そ、そんな!?」

提督「とりあえず長門は電と五月雨をドックに連れていって」

長門「了解した!」

提督「青葉は悪いけど執務室で日向たちの帰りを迎えてあげて、僕はこれから夕張たちに結果を聞きに行くから」

青葉「了解しました!」


提督「よし、夕張→明石→大淀の順にまわるか」




提督「夕張、僕だ」

夕張「あっ!提督聞いて!」

提督「ん?」

夕張「提督すごいわ!提督の大鳳レシピが4割近く出来てるの!」

提督「大鳳?……4割??なんのことだい?」

夕張「いやだなぁ提督、私に頼んでた建造命令よ!」

提督「確かに建造命令は出したけど、それはここにあるはず……」


夕張「ええっ!?でも確かにここに2枚あるわよ!?」

提督「ちょっと見せて!」ガシッ

夕張「きゃっ!?……ど、どうぞ……//////」ドキドキ

提督(確かに僕が書いた書類だ、建造命令の旨と大鳳レシピ……え?割?)

提督「ねぇ夕張……」

夕張「な、なにかしら?///////」

提督「大鳳レシピ、何回回した……?」ガタガタ

夕張「さっきので12回くらいかな?」


提督「」

夕張「提督?」

提督「」

夕張「返事がないただの屍のようだ、なーんて」

提督「っ!?」ビクッ

夕張「きゃあ!?」ビクッ

提督「……お」

夕張「お?」ビクビク

提督「お疲れ様、夕張。4割なんて凄いじゃないか、じゃあ僕は逝くね……」


夕張「あ、はい。ところで提督、その手に持ってる書類はいいの?」

提督「な、なんでもないよ!」バサバサバサ

提督「あっ」

夕張「落としましたよって、え?」

夕張「提督、これ……」カタカタ

提督「あー、実は────」

提督「────とゆう事なんだ」

夕張「そうだったんですか」


夕張「す、すみません!!」

提督「いやいや夕張は何も悪くないよ、ただ命令に従っただけなんだから」

夕張「で、でも!」

提督「強いて言うならタイミングと長門が悪いんだ、今日のことは気にしないで……」

夕張(提督励ましてくれてるけどやっぱり凄く落ち込んでる……)

夕張「あ、あの……提督」

提督「なに?」


夕張「んっ」チュッ

提督「っ……」ポカーン

夕張「お詫び、です///////」

提督「ありがとう夕張、元気でたよ」ニコッ

夕張(あぁぁぁ!提督にキスしちゃったー!!!)

提督「じゃあ、僕は明石のところに行くよ」

夕張「は、はい!いってらっしゃいませ!」

夕張(あ、あれ?提督、キスに動じなかったな、ファーストじゃないのかしら?)モンモン




提督「あはは、ファーストキスは夕張かぁ」テクテク

提督「甘かったけど、何かの味に似てる」テクテク

提督「あ、メロンだ」





コンコン

明石「はーい」

提督「僕だ、入るよ?」

明石「わかりましたー」

ガチャ

提督「うわぁ」

ゴチャア

明石「すみません、いっぱい作ってたらこんな状況に」

提督「にしても沢山つくったね」

明石「提督が沢山資材発注してくださいましたから、でもお財布大丈夫なんですか?」

提督「発……注?」


明石「開発と資材の発注命令ですよね?」

提督「開発は確かに明石に頼んだけど発注は別の人に頼んだはず……」

明石「でもここに雷ちゃんに届けてもらった書類がありますよ?」

提督「どれどれ?」

提督「そんな……これは、司令部あての発注書じゃないか」カタカタ

明石「ど、どうしましょう?もう買って使っちゃいましたよ?」

提督「やっちゃったものは仕方ないさ、それより」ウーム

明石「どうしたんです?」


提督「ここにそれがあるなら雷は大淀に何を持っていったのかな?」

明石「何か書類を持ってましたけど」

提督「大淀のところ行ってくる」

明石「あ、いってらっしゃい」


提督「うむむむ、どうしよう今日中には絶対に無理になったぞ」



コンコン

提督「大淀、僕だ!」

打電中(ON)

提督「だ、打電中だったか……」

提督(何を打電してるかは皆目見当も付かないけど打電中は鍵が掛かってるからなぁ)

提督(一度戻って雷を呼んでみるか……)



ガチャ

提督「やぁ青葉、お疲れ様」

青葉「あ、提督。恐縮です!」

提督「とりあえず入渠してきていいよ」

青葉「わかりました!ちょっと休んで来ます」

提督「ふぅ、とりあえず雷を呼び出さなきゃ」

提督(そう言えば五月雨の被害報告、まだ読んでなかったな、雷が来るまで読んどこ)

提督「ん?司令部宛の他の書類!?」ガタッ

提督(五月雨の書類はどこに……?)


ガチャ

雷「はいるわね!どうしたの司令官?私に何か用かしら!?」ワクワク

提督「……」ウーン

雷「ねぇ司令官ったら!」

提督「わっ!?雷」

雷「どうしたの?考え事なんかして」

提督「いや、ちょっとね、それより雷」

雷「何かしら?どんなお願いでもいいわ!」

提督「今日五月雨とぶつかった?


雷「??え、まぁぶつかったわ」

提督「やっぱりか、繋がった……」ボソッ

雷「?」キョトン

提督「ありがとう雷、助かったよ」ナデナデ

雷「!もーっと頼っていいのよ!」ニコニコ

提督「ちょっとここでお留守番頼むね」

雷「分かったわ!任せて!!」

ガチャ




提督(おそらく五月雨の被害報告は大淀のところにあると見て間違いない)スタスタ

打電中(ON)

打電中(OFF)フッ

提督「ジャストタイミング♪」





大淀「ふぅ、流石にこの量は疲れました」

コンコン

大淀「はい?」

提督「僕だ!大淀」

大淀「(提督?)ちょっと待ってください、今開けますね」

ガチャ

提督「ありがとう」

大淀「何か用でしょうか?」

提督「すまないけどこっちに五月雨の被害報告が届いてない?」

大淀「えぇ、届いてます。連絡はもういれました」


大淀「とりあえず来週憲兵さんが二人派遣されるそうです」

提督「そうか……実は、その書類は手違いで本当に司令部宛の書類はこっちなんだ」

大淀「え?」

提督「実は─────」


提督「───とゆうことみたいなんだ」

大淀「なるほど、どうします?訂正の連絡入れた方がいいでしょうか?」

提督「その必要はないよ。僕からお灸を据えるつもりだったけど憲兵さんにやってもらうことにしよう」

大淀(提督のお仕置き、聞くところによると『軽く[ピーーー]る』と加賀さんが言っていたとか……)

大淀「はい、了解しました」

提督「ご褒美ははずむ……はぁ、お金無いんだった」

大淀「じゃ、じゃあ。今度膝枕、お願いしていいですか?」

提督「えっ?そんなのでいいの?」

大淀「楽しみにしてますね」ニコニコ

>>52訂正です。


提督「その代わり、長文打電後で申し訳ないけどこっちを追加でお願いしてもいいかな?」

大淀「はい、了解しました」

提督「ご褒美ははずむ……はぁ、お金無いんだった」

大淀「じゃ、じゃあ。今度膝枕、お願いしていいですか?」

提督「えっ?そんなのでいいの?」

大淀「楽しみにしてますね」ニコニコ





提督「今日は大変だったなぁ」

提督「まぁでも……一件落着」ドサッ

日向「じゃないだろ?」ポン

提督「……」

提督「うぅっ」ブワッ

日向「建造の書類は未処理だぞ?」

提督「うわぁぁ、仕方ないじゃないか、資材もないし、お金もないんだもの」

日向「やれることはあるじゃないか」

提督「?」グスグス

日向「 解 体 」

提督「 」

日向「それに明日の8時までが締切だろう?」

提督「そうだけど……解体だけじゃ……」

日向「オリョクルの時間だな」ニコッ

提督「ぐぅぅぅ」

提督「うわぁぁぁぁっ!!!」ガタッ

──────────────────────────────────────

翌日、死にかけの潜水艦と提督が見つかった


伊58「うぅぅ、とばっちりでち」


end

オマケ 〜でち公たちのオリョクル中の第六駆逐隊〜

雷「ねぇ聞いて!」

暁「どうしたの?」

電「実は、今日提督のお仕事のお手伝いをしたのです!」

響「えらいじゃないか」ナデナデ

雷「それでその時……大淀から」ガサガサ

雷「じゃじゃーん!シュークリームを貰ったの!」


響「ハラショー」

暁「私達の分もあるの?」

雷「あったりまえじゃない!」

暁「わぁ!雷大好き!」ダキッ

雷「もっと頼っていいのよ!」

電「大淀さん曰く、司令官さんお気に入りのシュークリームだそうです!」


暁「司令官の……」ゴクリ

響「期待できるね」

雷「ええ!それはもうほんっとに美味しいんだから!」

電「さっそくみんなでいただくのです!」

雷「大淀がたくさんくれたから1人三つはあるわ!」

暁響雷電「「「「いただきまーす(なのです)」」」」


暁「んん〜!」

響「想像以上だ……」

電「とっても美味しいのです〜」

雷「あむっあむっ」

響「あ、雷ほっぺにクリームついてる」

雷「え?こっち?」ゴシゴシ


響「こっちだよ」ペロッ

雷「あっ、もう///////」

電「がっがっ、響ちゃん電のもとって欲しいのです!」

暁「もぐもぐ、響私もよ!」

響「分かったおいで」


〜少し前〜
龍田「ふぅ、いいお湯だったわ〜」

龍田「あら?暁型のドアがあいてるわ」

龍田「皆でシュークリーム食べてるのかしら?カワイイわ〜」ニコニコ

響『あ、雷ほっぺにクリームついてる」』

雷『え?こっち?』ゴシゴシ

響『こっちだよ』ペロッ

龍田「まぁ、……シュークリームかぁ」テクテク

〜天龍型の部屋〜

龍田「ただいま〜」ガサッ

天龍「ん?お帰り龍田?なんだそれ?」

龍田「シュークリームよ、はい天龍ちゃん」

天龍「おっ、サンキュー。もぐもぐ、美味いな」

龍田「あらあら天龍ちゃんったら、口の周りにクリームつけちゃって」

龍田「食べるの下手ねぇ」クスクス

天龍「う、うるさいな。ティッシュとってくれるか?」

龍田「私が舐めとってあげる」

天龍「え?ちょっ、顔近っ」

〜廊下〜
比叡「なるほど、合法的になめるなら」
山城「シュークリームね!」


翌日

比叡「お姉さま!比叡とシュークリーム食べまっ!?」コケッ

金剛「比叡!?」サッ

比叡「うわっとと」ベシャ

金剛「……ひーえーいー?」

比叡「ヒエー!!」

比叡(待てよ?これはむしろチャンスかもっ!)


比叡「すみませんお姉様!お詫びに舐めとります!」

金剛「えっ、別に舐めとる必要はnothing…」

比叡「お姉さまお姉さま」ペロペロ

千代田「……」

〜別の場所〜

山城「扶桑姉さま、山城とシュークリームでもどうでっ!?」コケッ

扶桑「山城?大丈夫?」サッ

山城「っとと」ベシャ

扶桑「あぁ……不幸だわ……」シュン

山城「きゃぁぁ!?扶桑姉さま!」

山城(ん?むしろチャンスでは?)


山城「扶桑姉さますみません、お詫びに舐めとります!」

扶桑「え?」

山城「すみませんすみません」ペロペロ

大井「……」


千代田「千歳おねぇごめん!」シュ!

千歳「え?きゃっ!」パァン

千歳「何これ、シュークリーム?」

千代田「千歳おねぇぇぇ!お詫びに舐めとるね!!」ペロペロ



大井「すみません北上さん!」シュ!

北上「んぁ?わぁっ!?」パァン

北上「うぇぇ、べたべた、何するのさ大井っち」

大井「すみません北上さん!舐めて、お詫び!なめっ」


艦娘「……」

艦娘(好きな相手にシュークリームをぶつけてお詫びに舐める、完璧ね!)


その後、至る所でシュークリームが飛び交い、シュークリームスパーキング禁止令が鎮守府内に出される事となった。

オマケも終わりです。

初艦これSS緊張しました。

好きな潜水艦は伊168です。でち公?いいえ伊168です。

時雨様と皐月ちゃんみたいな娘が欲しい。

豚肉はすきだけど艦豚って美味しくなさそう

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。ところで、
Q,今日は何の日?

キリスト教の安息日。

ドイツ軍のブラウ作戦決行日。後、佐世保大空襲のあった日

1日遅れで読んだが構成が丁寧で面白かった、乙!

面妖な、変態技術者(>>1)め…

おつー

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