苗木「何かがおかしいダンガンロンパ」 (722)

苗木(私立希望ヶ峰学園)

苗木(ありとあらゆる才能を持っている学生を集めて、【超高校級】の肩書きを与えている超法的機関………)

苗木(その学園にボクは、全国の高校生より抽選で選ばれた【超高校級の幸運】として入学する事になったわけで……)


苗木「緊張するなぁ……」


苗木(趣味も特技も至って普通)

苗木(普通に幸せな普通の家庭に生まれた普通すぎる長男)

苗木(好きな曲はオリコン一位、好きなタイプは人気アイドルグループのセンター)

苗木(憂鬱な超能力者でもなければスタンド使いでも過負荷でも暗殺者でもない)

苗木(それがボクだ)

苗木(本当にここでやっていけるんだろうか……)

苗木(そう思いながら校門に一歩踏み出すと)


ぐにゅ


苗木(ぐにゅ?)






花村「Welcome新入生☆もっと踏んでくれてもかまわないよ!」

苗木「うわあああああああ!!!」




ダンガンロンパシリーズの色々なネタバレとかあります。
あと他作品ネタとか。

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○chapter1 ようこそ希望の学園


苗木「ええっと、確かこれから入学式があるんだったな……」

苗木「場所は……」がさがさ

苗木「体育館に直接集合?適当だな、えっと……体育館は………」

すたすた



どんっ



苗木「うわっ!?」どさ

「ぁあ?!どこ見て歩いてやがる!」

苗木「あ、すいませ……」


リーゼントの男「あ!?」


苗木「ひっ!?」


苗木(こ、この人は―――大和田紋土!日本一の暴走族グループの総長……人呼んで【超高校級の暴走族】じゃないか!ヤバい、殺される……)



大和田「オメェ!!」

苗木「……!」

大和田「………怪我してねぇか!」

苗木「………え」

大和田「怪我してねぇかって心配してやってんだろうがゴルァ!」

苗木「し、してませんしてませんん!」

大和田「してねぇな!マジだな!?」

苗木「マジです本気です!」

大和田「嘘ついてねぇだろうな!?」

苗木「いや嘘つく意味ないし!」

大和田「嘘だったら肋骨粉砕してやっからな!!」

苗木「それ怪我だよね!?」

大和田「おいオメェ、新入生か?」

苗木「は、はい、そうです……」

苗木(……い、インターネットで調べたから知ってるぞ、大和田クンも今年から……)

大和田「実はオレも新入生でよぉ」

苗木(うん、知ってる☆)

大和田「んで、道に迷っちまって……体育館まで案内くんねぇか?」

苗木「うん、ボクでよかったら。ここで会ったのも何かの縁だし」

大和田「おう、頼むぜ!」

苗木「えーと、入学案内に載ってる学園の地図……え?」

大和田「あ?」

苗木「いや、あの……」

大和田「………なんだよ?」


苗木「キミが歩いて来た方向に体育館あるんだけど」


大和田「………マジで?」

苗木「うん」

大和田「………」

苗木「………」




数分後



がららぴしゃ!


大和田「ここが体育館か………」

苗木「やっぱり広いね……」

苗木(体育館の中央にはイスが並べてあり、在校生と新入生がそれぞれ座っているようだ)

苗木(どうやらすでにかなりの人数が集まっているようだ。と言うか場所決めて移動とかのシステムないんだな)

苗木(座る席があらかじめ決まってるのか……)


すたすた


罪木「………ふ、ふゆぅ」

澪田「新入生クンはウブっすねー!」

苗木(後ろの方は在校生なんだな)

狛枝「………ふふふふ」

苗木(……ざ、在校生なん……だよな、なんかすごいいやな気配したけど)

左右田「ソニアさんソニアさんイスに座ってるソニアさんはあはあ」

苗木(すでに犯罪のにおいがぷんぷんと)

ゲーム機「」ぽつん

苗木(あれ?!席にゲーム機だけ!?)

クマのぬいぐるみ「」

苗木(クマ在校生なん!?)

斑井ブラザーズ「「「………」」」ずらっ

苗木(コピペ!あとネタバレ!!)

学園長「では、ただいまより……希望ヶ峰学園第78期生の入学式を始めます」

学園長「全員起立」

がたがたっ

学園長「校歌斉唱」


~♪

苗木(こ、この曲は……)



「………ぃ………にそ………」

「うし………のよ………に………」



苗木(なんだっけ?)



「天使よ 息を吸い込んでー!」

「再びー空を目指せー!」



苗木(これほんとに校歌か!?)



学園長「~~~………」



苗木(ほらもう高音すぎて学園長声枯れちゃってるじゃないか!)

学園長「新入生挨拶―――新入生代表、前へ」

「はいッ!」がたん


苗木(あ、あの人……見た事あるぞ、石丸清多夏クンだ。成績優秀、文武両道……規律を重んじる事から、)

苗木(希望ヶ峰学園からは【超高校級の風紀委員】なんて呼ばれているんだったな)


石丸「新入生挨拶っ!」

石丸「僕はこの希望ヶ峰学園にて、努力は才能に勝ると言う事を証明しに来ましたッ!」

ざわ………

石丸「確かに生まれ持った才能はあるのかも知れない……が、しかぁし!最後に笑うのは努力した者!でなければこの世界は間違っている!」

苗木(演説みたいだな)

石丸「何のために生まれ何をして生きるのか!」

石丸「分からないまま終わる、そんなのはイヤだっ!」

苗木(どっかで聞いたなそんなセリフ……)

石丸「僕がこの学園に入学出来たのも日々たゆまぬ努力を積み上げていたからであり!」

石丸「それがこう言った結果を生んだと僕は考えていますッ!」

石丸「だから、なにも努力していないのにほいほい入学したような者は絶対に許さない!そう!絶対にだ!!」

苗木(早くも石丸クンから許されない学園生活が確定しました)

学園長「在校生挨拶……代表は前へ」

がたん

すたすた

苗木(………?)

神代「えー、在校生挨拶しまーす」

苗木(あれ、いつの間に学生が教壇に)


神代「おっぱい」


苗木()

学園長「終わりだよ神代君、と言うか君じゃないよね代表?」ぎりぎりぎり

神代「やだなー、ジョークジョーク」

村雨「俺が学生の生徒会長の村雨早春だ」

村雨「この学園を学生にとって、教師にとってもいいものにしていきたいと思っている」

村雨「どうか協力してほしい」

苗木(よかった、村雨さんはマトモそうだ……)ほっ

村雨「学園を作り上げるのは生徒ひとりひとりだ。それを忘れないでほしい」

村雨「生徒は、希望ヶ峰学園の誇りだ。俺はみんなを信じている」

苗木(やっぱりすごいな、【超高校級の生徒会長】)

苗木(これだけの個性的な学生たちの頂点に立つだけ……)

村雨「あとはこれを言っておけば人気が出ると言われたので言うが……」

苗木(え?)


村雨「おっぱい」


苗木()

学園長「神代くーん?」ぎぎぎぎぎ

神代「僕は知りませんほんとに知りません」

学園長「それでは新入生はそのまま教室に移動します。先生について移動してください……起立」

がたがた

学園長「在校生は新入生を見送ってください。拍手」


ぱちぱちぱちぱち



苗木(ここから始まるんだ、普通のボクの……普通じゃない学園生活が……!)

ぞろぞろ……











「ってここ便所じゃねーか!」

弐大「いやワシ引率の教員ではないんじゃがの」

苗木(誰だよ間違えて付いてったやつ)

こんな感じでふっと思い付いた小ネタをばちばち投下していきます。
改めてネタバレとか他作品ネタとか注意。

苗木(私立 希望ヶ峰学園……)

苗木(そこはありとあらゆる分野の天才を集め、超高校級と言う肩書きとともに集めている学園)

苗木(卒業しただけで、人生の成功が約束されているというとんでもない場所)

苗木(そんな学園にボクは、【超高校級の幸運】と言う、まさに才能もへったくれもあったもんじゃない肩書きで呼ばれていて……)


苗木「なんでボクなんだ……」


苗木(周りはみんな個性的)

苗木(アイドルや格闘家、野球選手にプログラマーなんてのも存在する)

苗木(幸運なんて……)


ぐにゅ


苗木(ぐにゅ?)





花村「また会ったね!」

苗木「ぎゃあああああ!?」

花村「もっと強く踏んでくれても」

苗木「ぎゃあああああ!!!」

○chapter2  初めまして


◆教室

先生「さて、これから君達は同じ78期生のクラスメイトとして学園生活を送る事になるんだが」

先生「はじめの授業だし、みんな自己紹介でもしてみないかい?」

<えー?
<めんどくせーよ

先生「まあまあそう言わないでさ」

石丸「先生ッ!自己紹介などしている暇があるならまずは授業を進め」

先生「分かったまずは僕から自己紹介しよう」

苗木(先生が石丸クンをスルーした……)


かかかっ


先生「えー、僕の名前は「さき しょう」です」


苗木「漢字で書くと先生!?先生なんだね!?」

先生「じゃあ、五十音順で自己紹介しようか。一番は……朝日奈さん、かな?朝日奈さん」

「はーい!」

苗木(ジャージ姿の少女が教壇に立つ)


「初めまして!朝日奈葵っすー!【超高校級のスイマー】って呼ばれて来たっすー!」


苗木(その名前は知ってるぞ……)


苗木(抜群のスタイルと爆乳を持つトップアスリート、爆乳を持ちながらも毎年自らの記録を塗り替え)

苗木(そして年とともに爆乳をさらに成長させている、いろんな意味で期待の超爆乳界の爆乳)

苗木(いったいその秘密は……!?)ごくり


朝日奈「前の学校では運動部6つ掛け持ちしてました!」

苗木(なるほど……妹にやらせようかな)

朝日奈「好きな食べ物はドーナツです!」

苗木(妹に食べさせようかな)

朝日奈「特技はやっぱ水泳!プールで泳ぐのが一番好き!でも海もいいよね!」

苗木(妹にやらせよう)


苗木(違う、やましい気持ちがあるんじゃない、断じて違う)


朝日奈「スクール水着で泳ぐと楽しいよ!ぴったりしてるし!」

苗木(妹に着せよう)

先生「次は………ええと?せん………」

戦刃「いくさば、です。先生」

先生「ああ、ごめんな戦刃。読み仮名つけとこう」かきかき

江ノ島「ちなみに戦刃って自分で考えた嘘の名字だから」 

先生「えっ」

江ノ島「本名はアタシと一緒で江ノ島だから」

先生「えっ」

戦刃「戦刃むくろ………です」

先生「………え?」

苗木「ええっと、江ノ島さん?戦刃さん?」

戦刃「こっちの方が気に入ってるから戦刃でいい」

先生「えっ」

苗木「そっちが江ノ島さん?」

江ノ島「こっちも江ノ島だけどね」

先生「……じゃ、じゃあ戦刃だな?戦刃でいいな?」



苗木(ちなみに、なんで偽名を普段から名乗ってるのかあとで聞いたら)

戦刃「私は【超高校級の軍人】」

戦刃「本名から家族が割れて、盾子ちゃんに危害が加えられたら困るから、一番最初にジンバブエで適当に考えた」

戦刃「ちなみに向こうの人は日本語通じないから意味なかった」

苗木(………だって)

先生「次は誰かな?えーと、石丸君か」

石丸「はいッ!」がたんっ

先生「じゃあ自己紹介を」

石丸「先生!その前にいくつか質問があります!」

先生「………なんだろう?」

石丸「そちらの生徒は頭髪がすさまじいことになっていますが、校則に引っかからないとはどういう事ですかッ!校則が緩すぎます!
学生ともあろうものが頭髪を著しく弄っているなんておかしいと思いませんか、たとえばそこの彼!髪の毛が赤色ですっ、そんなもの学生としてまずあり得ませんッ!
それにそちらのコスチューム!指定の学生服からはほど遠いように見受けられますが、こちらもなぜ引っかからないのでしょうか!?さらにはこちらに暴走族などと言う肩書きの生徒が入学している事自体が、学内の風紀の乱れに繋がるとお考えにはならないでしょうか!なぜこれらの乱れを意図的に見逃し」





きーんこーんかーんこーん………



◆翌日


先生「じゃあ昨日の続きだ。自己紹介しようか」

石丸「先生!今日こそ授業!」

先生「授業をすれば君達の仲が深まるのかね!!」くわっ!

石丸「!」

先生「石丸君!確かに授業は大切だ。しかし、人として授業よりも大切な事があるんじゃないか!?」

石丸「はっ………!」

先生「勉強するだけが学生じゃないんだ!学生は自分の時間を使って自分の世界を広げるべき!そうだろう、石丸君!?」

石丸「お、おお……!!そうですね先生ッ………!」



苗木(ちがう、あれ授業するのめんどくさいだけだ)

苗木(よく見たら教科書一冊も持ってきてないし)

江ノ島「アタシ、江ノ島盾子。【超高校級のギャル】って呼ばれてる。昨日の残念な軍人の双子の妹だから、よろしくぅ」

苗木「双子なんだ……」

江ノ島「名字が違う理由は昨日言ったとおり。本人も気に入ってるし、戦刃って呼んであげてよ」

苗木「双子………ね………」


戦刃「?」するぺたーん

江ノ島「ん?」ばばーんっ



苗木「ほんとに双子?」

戦刃「ねぇ君今どこ見てそう思ったのかな」

大和田「オレぁ大和田紋土だ……」

石丸「僕の目の黒いうちは好きにはさせんからな……ッ!」ぎりりっ

苗木(早くもにらみ合っている……)


先生「で、次は……」

「我だ」


ずしんっ


大和田「」
石丸「」


「大神さくら……【超高校級の格闘家】と呼ばれておる」

「我より強い者を求めてやってきた」


苗木「」

苗木(でけー………)


大神「大和田よ、お主は暴走族の長だそうだな」

大和田「」びくっ

大神「我のトレーニングに付き合ってもらえるとうれしいのだが」

大和田「」

石丸「………はっはっは!なるほど、よきかなよきかな!同性との友情は大切に」

大神「我は女だが」ばきばきっ

石丸「」びくっ

先生「あ行は終わったね。次は……」

「か行なら私じゃないかしら……」ふぁさ

先生「君は」

「霧切響子、よ。【超高校級の探偵】として入学した……」

苗木(あ、あの人だけインターネットでは情報が出てこなかったな。ボクとおんなじような一般人かと思ったら違うし……)

苗木「ん?霧切……あれ?どっかで聞いたような名字だな……」

霧切「気のせいよ」

学園長「実は!私のかわいいかわいい一人娘でーす!」ばーん

霧切「気のせいよ」

苗木「霧切さーん後ろ後ろー」

霧切「気のせい、よ」

「ちーす!桑田怜恩だ!よろしくなー!」

苗木(あれは………知ってるぞ、桑田……桑田怜恩クン。【超高校級の野球部員】だ)

先生「じゃあ次は………」

桑田「え?ちょ、もう終わりかよ?名前しか言って……」

セレス「私はセレスティア・ルーデンベルク。セレスとお呼びください」

桑田「あの、」

苗木(セレスさん……確か、ゴスロリと餃子が好きという事しか分かっていない【超高校級のギャンブラー】!)

桑田「ちょい、」

先生「セレスさんは本名は?」

セレス「セレスですわ」

セレス「だから戸籍は」

セレス「セレス、ですわ」

苗木「こ、怖……」

桑田「オレ……」

セレス「もう席についても?」

先生「あ、ああ………ええと、次………」

桑田「!?」

苗木(そのあとは……ええっと、)


「十神白夜、【超高校級の御曹司】だ。ふん、お前等と馴れ合うつもりはない」

苗木(なんて怖い事を言われたもんだから)

「苗木誠……【超高校級の幸運】……です、よろしくお願いしま……す……」

苗木(となんか空気に負けながらも自己紹介し)

「葉隠康比呂、【超高校級の占い師】だべ。俺の占いは3割当たる!」

「あ、あたしの名前なんてすぐ忘れるんでしょうけど……腐川冬子よ。【超高校級の文学少女】……とか言われたわ」

「えっと……【超高校級のプログラマー】……不二咲千尋ですぅ……よ、よろしくねぇ」


苗木(とまぁ、突っ込みたいけど突っ込みだしたら時間がないレベルの人たちの挨拶があり………)

先生「次は舞園さん……かな?」

「はいっ!」

苗木(………あれは)


舞園「初めまして!舞園さやかです!【超高校級のアイドル】として呼ばれました。これからよろしくお願いします!」


苗木(ま、舞園さん……いや、さやかちゃん……いや、さやや……!)

苗木(いつも応援してましたとか、あの新曲買いましたとか言いたかった)


舞園「ありがとうございます、苗木君」

苗木「え、ボクまだなにも……」

舞園「考えてる事が分かるんです。私、エスパーですから。」

葉隠「待て待て!んなオカルト認めめぇぞ、俺は!」

桑田「はぁー?いちいちつっかかってんなっての、アホかオメー」

石丸「しかしエスパー、つまり超能力はロシアで極秘裏に研究が進められているという情報もあるからな」

桑田「だから本気で言ってるわけねぇだろ」

舞園「私は本気です!」

桑田「ダメだこいつ、かわいいけどめんどくせぇー!でもかわいいー!」

苗木(舞園さんはボクと同じ中学校に通っていた。たぶん覚えていないだろうけど)

舞園「苗木君とは、中学校が一緒でした」

苗木「!?」

舞園「何かの縁だと思ってます。よろしくお願いしますね?」


苗木(ま、まさか舞園さんが覚えててくれたなんて……!?)

朝日奈「テレビで見た事あると思ったら!」

大神「アイドルだったのだな」


苗木(だけど……このクラスはボクを誘惑ばかりする!)


朝日奈「ねえねえ舞園ちゃん、今度CD買うよ!」たゆん

舞園「ふふふ、ありがとうございますッ」ぷるん

大神「我も買おう……」ムキィ


苗木(くっ……ボクはどのおっぱいを見ればいいんだ……!)頭抱え


桑田「どしたん苗木、頭痛いんか?」

「山田一二三と申します……ってどんだけ待たせんねん!?」

先生「仕方がないよ、出席番号的には一番最後なんだし……」

セレス「これで16人ですわね?」

江ノ島「絶望的です……自己紹介に時間がかかりすぎです……」

苗木「い、いいんじゃないかな?みんなの事がよく分かったし……」

舞園「ふふっ、そうですね。苗木君なんてみんなの胸ばっかり見てましたし」

苗木「ちょっ……気付いてたの?」

舞園「気付いてましたけど」

苗木「気付いてたんだ」


舞園「 エ ス パ ー で す か ら 」


苗木(その時の舞園さんの顔は怖くて見れなかった)

自己紹介って鉄板よね。多分今日はここまで。
ミスは振り返らない。

セレス(私立希望ヶ峰学園)

セレス(あらゆる分野のエキスパートである高校生を招き研究する場所)

セレス(卒業しただけで、人生の成功を約束される超法的機関)

セレス(そして私はその学園に、【超高校級のギャンブラー】として呼ばれました)

セレス(………まぁそんなものどうだっていいんけどな。私の夢さえ叶えば)









こつっ



セレス「さて」

花村「あれ?」

セレス「……何です?」

花村「いや、踏んでよ」

セレス「靴が汚れます」

花村「何で?地面を踏むよりはいいよ?」

セレス「貴方を踏むくらいなら沼を踏みます」

花村「何で!?」

○chapter3 ともだちふえるね




十神「………」本ぺらっ


苗木(十神クンは【超高校級の御曹司】……)

苗木(お金もいっぱい持ってるし、文武両道、知識も誰よりも持っている)


十神「………おい」

苗木「えっと……なに?」

十神「気が散るからあっちに行け」

苗木「え………」

十神「お前がそこにいるだけで気が散ると言ってるんだ……!」


苗木(とても気難しい性格だ)

苗木(友達いなさそう)

苗木(あと童貞そう)


十神「何か分からんが失礼な事考えなかったかお前」

苗木「と言うわけで十神クンとなんとか友達になりたいんだけど」

桑田「なるほどなー、あいつ友達いなさそうだしいいんじゃね?友達いなさそうだし」

苗木「繰り返すと余計なんかかわいそうだよ」

葉隠「実際友達とか作るタイプじゃねーべ?あの手のやつは」

苗木「え、葉隠クンもしかして、ああいうタイプの人の事、何か分かるの?」

葉隠「まぁな!俺の顧客にもあんな感じの奴はいるべ!」


苗木(葉隠クンは【超高校級の占い師】だ。普段から占いで稼いでるらしいけど、稼ぐのと同じくらい借金があると言う噂もある)


葉隠「こないだもよ、湯水のように持ってるくせに金くれなかったべ!」

苗木「へ?」

葉隠「友達ってのは困ってる時に助け合うんだろ?」

苗木「いや、そうだけ」



葉隠「俺が金に困ってたら……金くれてもいいよな……?」



苗木(あっ、こいつダメだ、社会的に生かしておいちゃダメだ)

桑田「苗木、気持ちは分かるけど殺すのはナシな、そのボトル置け。な?」

江ノ島「はあ?あの根暗ぼっちかませ眼鏡と友達になりたい?」

戦刃「言い過ぎだよ盾子ちゃん……」

苗木「かませ……うん、友達になりたいんだ」

江ノ島「あー、やめときな?あの手のは友達んなって後悔するわよ?特にアンタみたいな凡人は」

苗木「そうなのかな……」

江ノ島「そうよ。考えてもみなさいよ、日常会話が出来るようなやつだと思う?」

苗木「え?」


十神「苗木、今日の夜は暇か?」

苗木「うん、暇だけどどうしたの?」

十神「ゲームセンターに行くぞ。新型のゲームがお目見えなのでな……くくっ」

十神「席は財閥のものに押さえさせた。あとは行くだけだぞ苗木」

十神「ゲームはいい………リリンが生んだ素晴らしい文化だぞ」にやにや


苗木「………」

江ノ島「違和感バリバリっしょ?」

苗木(それ以前になんか背筋に寒気がする。なんでだろ)

舞園「それで私のところに?」

苗木「どうしたら友達になれるのか全く分からないんだよ………」

舞園「そうですね……」

苗木「うーん、どうしたら………」

舞園「共通の趣味とかないんですか?」

苗木「え?」

舞園「好きなものが同じとか……」

苗木「ボクと十神クンで同じものが好きなわけ……」


苗木「!」


その時、苗木に電流走る―――!


苗木「と言うわけで持ってきてみたんだけど、十神クンは好きかな?」






つ薔薇の鞭






十神「お前は俺をなんだと思っているんだ?」

○腐川さんの一日


腐川「きいいっ!書きたい!書きたい書きたい書き足りないッ!」

朝日奈「どしたの腐川ちゃん?」

腐川「小説よッ!」

朝日奈「?」

腐川「何ページ書き足しても書き足りないの……どんどんアイデアが溢れに溢れだしてもう洪水よ!」

朝日奈「洪水は危ないよ!」

腐川「そうよ!だから今他のノートにネタやアイデアを書き写してるの!」

朝日奈「でも洪水なんでしょ?」

腐川「………な、何よ」

朝日奈「せき止めなきゃね……(ゆっくりとモノクマボトルを手にしながら)」

腐川「あんた……そんなジョークも言えたのね……?」

○はじめての


大神「………」

小泉「ほら、笑って笑って!」

大神「………」

小泉「そうそう、もっとポーズ!」

大神「………」むき

小泉「だめだめ、もっと油足して?」

花村「おっけー!」どばどばどば

大神「………」てかてか

小泉「よし、もう一回ポーズ!」

大神「………」むきむきてかてか





大神さくら、初めての写真集発売まであと1ヶ月―――



葉隠「心理テストするべ」

桑田「また出し抜けになんだよいきなり……」

葉隠「おいおい、知らんのか?女の子は心理テストとか好きだぞ?知っといて損はねーだろ?」

桑田「やる」

葉隠「即答!」

石丸「む?何の話をしているのかね?」

葉隠「お、石丸っち、いいとこに。心理テストするべ?」


石丸「………テスト?」

石丸「………」

石丸「心理の授業は専攻していないので予習の時間をくれないか?」

葉隠「あー、オーケー、肩の力抜け」

リクエストはもしもあれば受けたり受けなかったりしてます。

そのうち更新します。

山田(私立 希望ヶ峰学園)

山田(あらゆる高校生の中でも特に優れた高校s)

花村「……あのー」

山田(……超高校級と集めている超法的機)

花村「まさかとは思うんだけどさ」

山田(そして拙者はそこに超)

花村「ねぇきみ!!」

山田(同人作家として……って何ですか!今モノローグ入れてるところでしょうが!」

花村「まさかそのまま入ってこないよね?」

山田「………え?」

花村「いや、校門に寝そべってるぼくの上に乗ったりしないよね?」

山田「………」

花村「………」

山田「………いや、行きますけど………」

花村「………え………?」

山田「あっ、もう始業の時間です」

花村「ちょっ、待っ」

山田「行かねば。」

花村「ジブリ要素出してもダメ―――」





ごりっ



うぎゃあああああああっ


 



石丸「文化祭だッ!」だんっ!




苗木「いきなりの行事が文化祭?」

霧切「あら、知らないの?苗木君」

苗木「あ、霧切さん……」

霧切「このSSでは秋入学説を採用しているから時系列的には10月、つまり秋よ」

苗木「すごいメタメタしい台詞出たけど」

霧切「そして秋に行う行事と言えば……」

霧切「ここまで言えば分かるわね?」 

苗木「あの、突然すぎて着いていけてないんだけど」

霧切「そう、文化祭よ」

苗木「話が噛み合わない……それより、そうって言われてもなぁ……」

霧切「で、苗木君?今日は何をするのか」

霧切「ここまで言えば……分かるわね?」

苗木「ちょっと何言ってるか分かんないよ……」


先生「文化祭の出し物を決めまーす」かかか

苗木「………あー、なるほど」

桑田「反応うっすー」



○chapter4 たのしいぶんかさい(前)

霧切「そう言うわけで文化祭が間近に控えているわ」

苗木「あまりにも色々と省きすぎだよ霧切さん………」

朝日奈「文化祭かー、楽しみだね!」

大神「そうだな。前の学園では体育祭と体育祭だったので文化祭を体験しておらぬ」

桑田「ストイックすぎる……」

十神「はっ、文化祭?そんなくだらん事に付き合った事は一度もない。俺は1人で旅行していたぞ」

江ノ島「だから友達がいないんだろぼっちメガネめ」

十神「なに?」

戦刃「じ、盾子ちゃんダメだよ、事実を言ったら……」

十神「」ピキッ

山田「天然煽りスキル!?」

腐川「ま、まぁあたしもやった事ないわよ。執筆で忙しかったし、なにより馴れ合いが嫌いだったし……」

朝日奈「あれ?そうなんだ?」

舞園「私も仕事で一回も参加出来てませんでした……」しょぼん

苗木「舞園さんほど忙しいと仕方がないよ」

大和田「その頃は少年院に入れられてたかもしれねぇ」

桑田「物騒だなオメー………」

葉隠「俺も逃げ回ってたから学校は顔出してねーべ!はっはっは!」

石丸「……む?文化祭未経験者が多すぎやしないかね?」

霧切「たぶんこのクラスだけよ、たぶん」

葉隠「あれ、スルー?」

江ノ島「誰も聞いてなかったんじゃね?」


苗木(まともに参加した事ある人がいないってなんだこのクラス………大丈夫か?)

先生「じゃあ、みんなでどんな出し物をするか決めようか」

先生「なるべく全員の意見を採用するよ。みんなでやりたい事をやりたいからね」



苗木「でもみんなの意見が合う事って………」

舞園「なさそう………ですよね」



石丸「やはり定番のお化け屋敷ではないかッ!」

腐川「い、いやよそんなの……」

葉隠「最悪だべ!ご本人様登場したらどうすんだよ!」

山田「そんなものまねグランプリシステムないと思うんですけど(名推理)」

苗木「あれ?食べ物系じゃないの?てっきりわたあめとかかと思ったけど………」

石丸「食べ物関係の出し物は、基本管理がかなり大変なのだよ!それに秋とは言え食品衛生面で……」くどくど

桑田「あーあーあ、始まった始まった」

セレス「しかしお化け屋敷はあまりセンスを感じませんわね」

大和田「いいじゃねぇかよ焼きそばでよぉ」

朝日奈「あ、いいね!ドーナツ屋さんにしよー!」

腐川「話が噛み合ってないのよ……!」

石丸「しかし食べ物は食中毒のリスクもある!お化け屋敷を」

葉隠「ムリムリ!んなもんやったら本物さんが寄ってくんだろ!やめろって!」

戦刃「じゃ、じゃあクレープとか……」

石丸「破ける!それに熱い!」

桑田「あー、もうめんどくせぇ!」

大神「幽霊………か。殴り飛ばせるのか?」

苗木「そんなシステム聞いた事ないよ!」

石丸「体感系は大変だぞ!」

山田「いっそメイドカフェとか」

不二咲「どこ向けの需要なのぉ?あ、秋葉原………?」

江ノ島「あ、いいじゃん?ただしメイドは男子がやる」

桑田「勝手にはなし進めんなコラ!」

セレス「分かりました、カジノにしましょう」

石丸「違法だ!」

十神「勝手にしろ、俺はやらん」

朝日奈「なんでそう言う事言うわけ!?」

霧切「………」

不二咲「それで………け、結局どうするのぉ?」

石丸「このままでは決まらん。多数決な何かで案を決めよう」

舞園「それなら無記名投票にすればよくないですか?」

大和田「それなら誰がどの案に乗ったかわかんねぇから楽だな」

苗木「それに賛成だよ!」

霧切「じゃあ、これから出し物について無記名投票するのね?」

江ノ島「どんなものをやりたいか書けばいいわけね?」

セレス「カジノですわ」

石丸「お化け屋敷を!」

朝日奈「食べ物!!」

桑田「あー、もううるせーなぁ!」

戦刃「なんならもういっそ全部混ぜちゃえば?」

不二咲「え?全部混ぜる?」

葉隠「って事はー………」

苗木「いやいや、そんなものが採用されるわけ………」





先生「というわけで、えー」

先生「このクラスの出し物は【お化けメイドカジノ】になりました」



苗木「」
桑田「」
石丸「」

((((う、うわあ………))))




十神「………なんだそれは」

江ノ島「………責任とれよ男子」

桑田「オレらのせいじゃねーだろ!無記名投票で全員で決めたんだろ!」

戦刃「まさかこんなことになるなんて………」

石丸「ぐぬぬ……」

舞園「でも、みんなで決めた案です。決まった物は仕方がありませんよ」

苗木「そうだね………」

不二咲「だ、だねぇ」

山田「そうだよ(便乗)」

大和田「………で、実際どんなもんなんだよ、お化けメイドカジノ」

戦刃「血だらけのメイドがいるカジノ」

葉隠「そのまんま!?」

セレス「そもそもどこに需要があるんですのそれ」

腐川「ち、血は苦手なのよ!」

苗木「やっぱり内容を変えた方が……」

十神「ふん、多数決で決めたのに内容を変える?馬鹿げてるな、このクラスは」

不二咲「み、みんなで決めたんだし………がんばろ?」

朝日奈「そ、そうだよ!言うじゃん?案ずるより生むが如し的な!」

葉隠「なんか違うけどなにが違うのか分からんべ」

江ノ島「とりあえず衣装準備するぜ。舞園、手伝ってくんない?」

舞園「あ、はい」

桑田「オレも手伝」

江ノ島「アンタらはそこでメイクね」

大和田「あん?メイクだぁ?」

江ノ島「いや、お化けメイドカジノの」

桑田「え?マジで男子陣がメイドやんの?」

江ノ島「ねぇ、女子がお化けメイクしてメイドやる?」


セレス「コスプレはちょっと………」
腐川「血はちょっと………」
霧切「本物じゃない死体はちょっと………」


江ノ島「だってさ」

苗木(言いたい事が山ほどあるが我慢しよう、そうするしかない)

朝日奈「それに物珍しいし面白そうじゃない?」

大和田「………いやな予感しかしねぇよ………」

◆で、当日



大和田「………」←フランケンメイク+メイド服

石丸「ふむ……」←ゾンビメイク+メイド服

十神「ふ、様になっているぞ、愚民」

苗木「笑わないでよ……」←血まみれメイド服

江ノ島「これはちょっとだけ面白いねちょっとだけ」

苗木「しかもちょっとなんだ……」

山田「僕渾身の作品が出来上がったようでなによりですぞ」むふー

戦刃「山田君、手先器用だから……」

朝日奈「内装もメイクも全部出来るとは思わなかったけどね」

セレス「ですが彼のおかげで無事完成いたしましたわ」

山田「自分にメイクは出来ませんでしたがね」

舞園「山田君、ありがとうございます」

十神「ちゃんちゃらおかしいな、お前たち。精々おままごとでもやっておけ」

桑田「は?十神は?」←狼メイク+メイド服着てる最中

十神「俺がこんな子供だましに参加する訳ないだろう?」

苗木「そんな………」

葉隠「いやいや、超高校級の完璧である十神っちなら多分出来るべ」←髪の毛全下ろし白装束

十神「よし貴様手を離せ、あと離れろ若干怖いから」

朝日奈「って言うかまだ仕上げあるからこっちきなよ!」

葉隠「へいへい……」すたすたずるずる

苗木「ちょっと待ってなんの音それ」

セレス「と言うより、なんですのこれ……なぜひとりだけ和風……」

山田「その人ほぼノーメイクでそれになったんですしおすし」

戦刃「………髪の毛長いって怖いよね………」

葉隠「えっ」

江ノ島「つーか十神さ、逃げんの?」

十神「………なに?」

江ノ島「どうせアンタ、怖いからやりたくないだけでしょ?」

十神「聞き捨てならんな、俺がこいつらを怖がっていると?」

江ノ島「ビビっちゃうからwwwやりたくないだけwww」

十神「………違う(いらっ)」

江ノ島「じゃあ逃げずにみんなと一緒にやんなよ。出来るでしょ?超高校級の完璧(笑)ならさ、最高にわっくわくでどっきどきのホラーハウスにさ?」

十神「………そこまで言うなら仕方がないな、お前らに俺の本気を見せてやる」

苗木「チョロいよ十神クン」

大神「では十神も着替えるのだな」

十神「ふん、不本意だが仕方が………」

がららっ

不二咲「あ、十神君!」←ゾンビメイク

十神「」

ぱたん

苗木「十神クンッ!?」

後編へ続く。

そろそろ書きます(書くとは言ってない)。

山田「よゐこのみんな!始まりますぞ!」

苗木(それだと対象が狭いよ山田クン)

○chapter5 たのしいぶんかさい(後)


ここまでのあらすじ
文化祭で「お化けメイドカジノ」をやることにした



十神「……」くらっ

苗木「と、十神クン!?」

不二咲「……ええっと、大丈夫?」

十神「あ、ああ、なんでもない……」

江ノ島「ほんとに大丈夫~?」プゲラ

腐川「白夜様は大丈夫に決まってんでしょグズッ!」

朝日奈「って言うか腐川ちゃん倒れないんだね」

腐川「だって作り物じゃない、この血。赤いし」

朝日奈「え?」

腐川「え?」

不二咲「え?」

腐川「えっ!?」

十神「……」

腐川「……あたし何か間違った事言った?」

葉隠「まあ強いて言うなら『合ってるけど違う』だべ」

苗木「ええっと、これからは……」

セレス「とりあえず予行演習すべきですわね」

桑田「オメーマジか」

セレス「マジですわよ?だってこれから本番ですもの」

不二咲「そ、そうだけど………」

セレス「みなさん、ちゃんとここのスタッフである、と言う自覚を持っていただく必要がありますわね……」

セレス「というわけで、特訓しましょう(はぁと)」

「「「「えっ?」」」」

セレス「まず大和田君から行きましょうか」にっこり

大和田「あ?何がだ?」

セレス「モンスターを演じながらも接待する……その練習です」

セレス「挨拶は大事、古事記にもそう書いてあります」

セレス「お客様が入ってきたら何と言いますか、フランケンシュタインズモンスターである大和田君は」

大和田「………」


大和田「よく来やがったなゴルァ」

セレス「よしテメェは後で半殺しだ」


苗木(やりすぎだけど気持ちは分かるよ)

大和田「ぁん?んじゃなんて言えばいいんだよ」

セレス「もっと常識的に考えてくださいませんこと?」

大和田「………へい、らっしゃい」

桑田「何で大将気取りなんだよ」

葉隠「場所の雰囲気とのミスマッチすごすぎだべ」

セレス「まじめにやってますの?」

大和田「やってるよ、これでもな」

舞園「もっと丁寧にしたらどうですか?」

大和田「あー、いらっしゃいやせ、とか」

桑田「だからなんだその訛りは」

セレス「………」やれやれ

舞園「もっと愛想良くするとか!」

不二咲「愛想良く、って?」

舞園「笑顔でいらっしゃいませ!って言うだけでいいんですよ!」

大和田「………い、いらっしゃいませこの野郎が」がちがちの笑顔

石丸「兄弟、無理をしてはいけない」ぽん

セレス「全然なってませんわね」

朝日奈「うーん……私も正解が分かんないな……」

セレス「よろしいですわ、では正解をお教えします。大和田君、真似してくださいね」

大和田「お、おう」










セレス「ゴゴ……ンゴゴ……ゴ」





セレス「これが正解です」

大和田「」

山田「説明を求めますぞセレス殿」

戦刃「いまいち意味が分かんない……かな?」

セレス「あら、そうですの」

大和田「すまねぇ、オレも分かんねぇ」

セレス「まぁ、意外ですわね」

苗木(その反応の方が意外なんだよみんな)

セレス「よろしいですか?」

セレス「……フランケンは本来は頭のいい、心優しい怪物です」

セレス「ですが、近年はそのイメージが崩壊し、自我のないモンスターと言うのが一般的になりつつあります」

セレス「ただ赴くがままに、暴力を振るい……人々を恐怖に叩き込むチェ・ホンマン」

セレス「つまりそう言うことです」

葉隠「なるほどわかんねぇ」

十神「奇遇だな、俺にも分からん」

大和田「………(困惑)」

セレス「さあ大和田君、やってみてくださいませ」

山田「さっきのを!?」

大和田「えぇ……?」

葉隠「おお、あの大和田っちがキレるよりも困ってるとこは初めて見たべ」

石丸「兄弟!見せてやるのだ!君のやる気を!」

戦刃「だ、大丈夫!イケるイケる!」

苗木「なにこれ」

大和田「………それはやらねぇとなんねぇよな」

セレス「当たり前だろ」


大和田「なんつったっけ………ゴゴゴ………?」


セレス「表に出ろ」

大和田「!?」

セレス「ゴゴ……ンゴゴ……ゴ」

セレス「はい!」

大和田「ごご………」

セレス「………」

セレス「分かりました。少しお待ちください。大和田君、こちらへ」

大和田「あ?」

すたすたすた………

朝日奈「? なにするんだろ」

十神「さぁな。どうせ愚民が考えることだ、大した事では」


「うわああああああああああああ!!!??!?!!」


江ノ島「……今のってまさかとは思うけど……」

大神「う、うむ……」

不二咲「そんなはずない……よぉ聞き間違いだよぉ……」

石丸「……しかし兄弟の叫び声が聞こえたような」

舞園「き、気のせいですよ、気のせい………」


セレス「お待たせしましたみなさま」

大和田「ゴゴ……ンゴゴ……ゴ」

セレス「ごらんのように大和田君は完璧になりましたわ」

大和田「ゴゴ……ンゴゴ……ゴ」

セレス「これでばっちりですわね」

桑田「待ってオメー大和田になにしたのほんとにマジで」

大和田「ゴゴ……ンゴゴ……ゴ」

腐川「そしてさりげなく大和田が喋れなくなってるわよ」

苗木「とんでもない問題な気がするんだけど」

大神「してセレスよ。それはいいのだが……」

セレス「ほかの方々へのアドバイスですか?そうですわね………」

大神「いや、そうではなく……」

セレス「ではひとりひとり指示を出しますわ」

大神「大和田が会話が出来ない件は」


セレス「桑田君、今後の会話は遠吠えとうなり声だけでお願いしますわね^ ^」

桑田「えっ」

セレス「不二咲君と石丸君はー……では生前は仲睦まじかった兄弟のゾンビ、と言う設定にしましょう」

不二咲「ん?」

セレス「お互いの衣服をかきむしったり食らいついたりと言うポーズを逐一お願いいたします」

石丸「な………」

セレス「十神君はディーラーですがドラキュラのイメージですわ、絶対に十字架の前に立たないこと。立ったら十神は死ぬ」

十神「は?」

セレス「葉隠君、ラップ音出してください」

葉隠「要求のレベルが人一倍すぎるべ」

セレス「あと苗木君は特にないのでその辺うろうろしていてくださいませ」

苗木(理不尽)



そして本番



客「お化けメイドカジノ?なにそれ」

がらがらがら

大和田「ゴゴ……ンゴゴ……ゴ」

「すごーい、フランケーン」「こわーい」

大和田「ゴゴ……ゴゴゴ……」ぎしぎし

「こわいぃ」「すっごいねー」「かっこいい」

大和田「……ゴ」

「どうやって作ったのかなこれー」「顔がかっこいいよねー」「つよそう」

大和田「………」

「この怖さがたまんねぇなぁ!」
「フランケンはこうじゃないとね」「やるじゃない」
「うほっ」

大和田「……///」




照れてた

十神「貴様の魂を賭けてもらう……くくっ」

不二咲「(うーんと……)うー……」

石丸「ぬぅぅ!!!!ねりゃあああああぁぁぁぁぁ!!!!!!」

不二咲(うるさい)

山田(ゾンビ要素とは)



「なんなのここ……こわい」
「っていうか今更だけどお化けメイドカジノってなに?」
「そもそもカジノって……ねぇ」

桑田(確かに)

苗木(今更すぎるよ)

江ノ島「まーまーそういわないでお客さん☆遊んでけばいいっしょ?」

苗木(ギャル能力を出しまくってる……)

朝日奈「こっちではお化けメイドカジノやってますー!」

大神「という事だ。いかがだろう」

「へぇお化けかー」
「どうやって作ったんだろうな」

ぺたぺた

大神「それは我の筋肉だ」

「えっ」

苗木(死人が出ないのを祈ろう)

十神「ククク……磔にしてくれる」

桑田「あ、アオーン!アオーン!(裏声)」

大和田「ゴゴ……」

苗木(改めてカオス)

戦刃「おいしい食事も一応あるよ」ことん

苗木「え?そんなのあったっけ?」

舞園「みんな大好きなミソスープですね?」

苗木(味噌汁でいいじゃん)

ぴちょん……ぴちょん……

戦刃「仕上げにこの赤い液体を垂らすんだ……ふふ、ふふふ、ふへへへへ……」

苗木(だめだこいつが一番やべぇや)

ぎしぎしぎしぎし

苗木「……ん?」

グラスひゅーん!ぱきーん!
いすガタガタガタガタ!!

舞園「地震ですか?!」

朝日奈「ど、どったの!?」

霧切「ポルターガイストね……ついにこのお化けメイドカジノにも本物のお化けが出たのよ」

苗木「いつもの霧切さんでは考えられないセリフだね、今日はもうあきらめたけど色々と」

葉隠「すまん俺だべ」

苗木「……え?なに?」

葉隠「なんかやろうと思ったら出来た」

苗木「出来ちゃったんだ……」

葉隠「とりあえずそこに手形増やしといたべ」

苗木「増やしちゃったんだ……」

舞園(苗木君が突っ込むのを諦めました)

江ノ島「いやー、それにしても大盛況ね。よかったじゃん、セレス」

セレス「……よくありませんわ」

江ノ島「あ?何で?」

セレス「今は何時ですか?」

朝日奈「今?夕方の6時だよ?」

セレス「文化祭の終了時間は?」

舞園「確か5時半に入場終了、6時半までに完全撤収……」

朝日奈「……」

舞園「……」

江ノ島「……じゃあ今うちらの出し物に出来てる行列ってなに……?」

セレス「闇の決闘者ですわ」

舞園「……そ、そうです、闇の決闘者ですよね!」


<トムの勝ちデース!


舞園「ですよ……ね?」





その日は8時まで帰れませんでした。

おまけ


左右田「つかオレら暇すぎねーか……」

九頭龍「仕方がねーだろ?」


終里「かき氷だオッサン!」氷の板ばきぃぃぃぃ

弐大「応!任せい!!」ざりざりざり

花村「特製の(あ~ん)ソースだよ!」ぼだー


九頭龍「主にあの3人で賄えてるからな」

左右田「……ふぁー……帰っていいか?」

九頭龍「テメェはかき氷マシーン修理係だボケが」

左右田「…えぇ…?」

楽しい文化祭はやっとこさ終わり。
次回は多分戦刃さんが頑張る回だと思う。今から書くからわかんないけど。

実は毎週日曜日更新にしようと思ったのにうっかり昨日忘れてた、なんて内緒だからね!

大神(私立希望ヶ峰学園)

大神(ありとあらゆる分野で活躍する高校生に超高校級の名を与え)

大神(恵まれた環境と最高の教育を施す、超法的機関)

大神(我は、この学園より【超高校級の格闘家】と言う名誉ある名を戴き、参上した)

大神(ここにいる限り我は引かぬ、媚びぬ、省みぬ!)


ばきぃ


大神「……む?」

大神「何か……床板を踏み抜いてしまったか……?」

大神「……後で学園長に報告せねばな……」


のしのし





花村「」





罪木「ひぃ!?り、両手両足肋骨恥骨そのたもろもろが砕け散ってますぅ!!?」

西園寺「よく生きてるね」

花村「欲で生きてるからね……」

罪木「喋らないでくださぁい!」

西園寺「潰していい?」

花村「可愛いロリっこに潰されるなら……本望……」

罪木「何してるんですかあああ!?」



戦刃「……」


戦刃むくろは悩んでいたッ!

この学園の女子はとにかく個性が強い!
アイドルやスイマー、ギャルと言った非常に人気の高い能力の持ち主!
あるいは文学少女のようなしとやかな、しかし実力を伴った才能ッ!
それらが彼女にはよく見えたのだッ!

そんな中、戦刃の個性……つまり才能は【超高校級の軍人】ッ!

あらゆる戦場を駆け抜け、傷一つなく多くのニンゲンを葬ってきた……死神ッ!
この歳ですでに多くの死を見てきてしまった存在だ……ッ!


戦刃「どうかな」

江ノ島「……気持ち悪い」


普通の人間では有り得ない才能である


戦刃「……うう」


こんな私に、友達が出来るはずがない───


それが、戦刃むくろの悩みなのだ……。



江ノ島「じゃ、レクやろっか」

戦刃「へ?」



○chapter6 ぐんじんのあんしん

朝日奈「今日の体育はなんか様子がおかしいよね」

大神「うむ、体育館には来たものの」

桑田「なーんも用意されてなくね?」

霧切「先生も現れないし……何かあったのね」

石丸「ううむ、あの5分前行動が得意な先先生に限ってこんなことになるとは」

苗木(なんで担任の先生は「さき しょう」って名前なんだろうな、文字だとややこしい)

どよどよ

腐川「な、なんなのよ……使えないわね……!」

大神「どこかへ探しに往くか?」



  「はーっはっはっは!」



葉隠「ん?この声はなんだ?」



江ノ島「なんだかんだと聞かれたらッ!」

苗木(突然なんか来た)

戦刃「こ、答えてやるのが、世の情けぇ……」カンペちらっちらっ

苗木(しかもカンペガン読み)

先生「」

苗木(そして先生が拉致されてる!?)

江ノ島「中略!」

苗木「!?」

江ノ島「とーにかくぅー、今日の体育はこのシスターズによる特別レクリエーションだぜ!ファーーーック!」

舞園「ど、どう言うこと……ですか?」

江ノ島「どう言うことってそう言うこと」

朝日奈「レクリエーションってなにやるの?」わくわく

石丸「なにを言っているのかね!レクリエーションは授業ではっ」

セレス「まあいいではありませんか」

山田「うーむ、そうですな……」

桑田「時間つぶしになりそうだし……」

石丸「こら、君達」

舞園「楽しそうな事ならいいですね!」

葉隠「ぶっちゃけ授業じゃなきゃなんでもいいべ」

石丸「君というひとは!」

戦刃「とにかく私とみんなでレクをやるんだよ」

大神「遂に……お主と戦える、と言うこと……だな?」

大神「我を楽しませてくれるのだろうな?」沸く沸く……ッ

石丸「お、大神くん、その殺気をまず鎮めたまえ」

苗木「……なにするつもりなの?」

江ノ島「この残念なお姉ちゃん、略して残姉のすごさを体感してもらおうってことよ!」

大神「……やはり!戦刃と殺りあえるのか……!」沸く沸く

大神「武器の使用はありか?」沸く沸く

大神「関節技はありか……?」血が沸く沸く

セレス「お待ちください大神さん、まずいろいろとお尋ねしたいことが」

戦刃「えっと、その……わ、私、超高校級の軍人、だから……えっと」

江ノ島「残姉がどんだけ強いのか体感してもらう訳よ」

苗木「さっきから同じようなことしか言ってないよ江ノ島さん!?」

戦刃「あ、あのね……」おどおど

セレス「いやですわよ、そんな疲れそうなこと」

十神「面倒だな、俺はやらんぞ」

腐川「そそっ、そんなっ……ああああ、白夜様ぁ」

桑田「あん、いつの間に腐川はあんなんなったん?」

葉隠「前回の仮装で50回惚れたとか言ってたべ」

桑田「イミワカンナイ……なんだそりゃ」

舞園「と言うか、怪我しそうなことはあんまりしたくないんですけれど」

苗木「それはみんな一緒だよ」

舞園「ボディなら我慢します」

苗木「我慢とか言っちゃだめだから!」

舞園「青あざまでなら舞園的にもオールオッケー!」

苗木「ダメだよ!!?」

石丸「そうだぞ。大きな怪我をするようなことがあれば、学園生活自体が危ぶまれ……」

江ノ島「残姉に勝ったら100万円」

苗木「……え?」

江ノ島「だから、残姉に勝ったら賞金100m」



ひゅん



セレス「隙ありィ!」
葉隠「もらったァ!!」



戦刃「死角からッ!?」がきん

江ノ島「はえーよ」

◆数分後


セレス「くっ、不覚をとりました……!」

戦刃「服の端っこが切れただけだからね?セレスさん」

セレス「服の端が切れたら次から着れねぇだろうがぁぁああんっ!?」

戦刃「ひぃ……」びくっ

葉隠「」

苗木「ちなみにボクの目には何が起きたか見えなかったんだけど何が起きたの?」

桑田「セレスが戦刃ちゃんにばきーってやって、その隙に葉隠がぐわーって来て、戦刃ちゃんそれを読んでたのか左足ぐるーんってやってばっしーって」

苗木「へたくそ!見えてたのに!アホ!」

桑田「なんでそんなキレんだよ!?」

江ノ島「すごく簡単に言うと鳩尾に一発入ったのよ。あれはしばらく起きられないわね」

霧切「殺す気でやったのね」

江ノ島「アイツは死んでおいた方がいい存在だと思うよ」

山田「恐っ!なんでそう言うこと言っちゃうんです!?」

舞園「ボディなら大丈夫です」

苗木「どこも大丈夫じゃないから!」

大神「力を制御していたのか……戦刃」

戦刃「ほんとに死んだら祟られそうだし……」

葉隠「ひでーべ……」ごろごろ

山田「あ、起きてた」

戦刃(あれ、本気で鳩尾蹴り抜いたのにおかしいな)

セレス「豚ぁ!そこで油売ってねーで私の盾になれやゴルァ!!」

山田「」かちっ

◆さらに数分後


山田「」ちーん

石丸「山田くーーーんっ!!」

セレス「山田は犠牲になったのです、犠牲の犠牲にな……」

戦刃「ほんとそう言うことじゃなかったんだけどいきなり襲いかかってこないでよ……」

苗木「全部捌けてたよね」

戦刃「一応見えてたし」

桑田「あの手刀、オレじゃなきゃ見逃してたね」

石丸「ううむ……それはいいのだが、レクリエーションをするのだろう?」

苗木「あれ、もう止めないの?」

石丸「今の君達には何を言っても無駄そうだからな。早急にそれを終わらせることを目指すことにした」

霧切「そうね……このままだと授業が出来なくなってしまうわ」

大神「早くしろ戦刃、どうやってお主と戦うのだ」

戦刃「えっと、それなんだけど……」

江ノ島「やっぱさ、おねぇちゃんの強さを見てもらえるのはサバゲーだと思う訳よ」

江ノ島「つーわけで、うちら対アンタら、全面戦争勃発じゃあーっ!」

大神「……つまり、我らとお主等でサバイバルゲームをするのだな?」

江ノ島「ええ。あなた方が馬鹿話をしている間に特設会場を用意いたしました。グラウンドにお越しください」

先生「なんだか楽しそうな競技だな……よし、先生が審判をやろう」

苗木「なんで!?」

舞園「と言うよりいつ起きたんですか!?」

十神「……審判……か。お前達愚民、俺を楽しませろよ」

苗木「そして今の発言でさり気なく十神クンが審判になった!ズルいよそれ!!」

◆そと


苗木「いつの間にかグラウンドが森みたいになってる……」

朝日奈「この中でサバゲーごっこ?って言うのやるんだよね……」


山田「ほうほう、造形美が素晴らしいですな。このコケや木々は本物ですか、なるほど……いや、このコケは作り物のようですな。足を取られやすくなっています」

不二咲「マップもすごく精巧に作られてるねぇ。僅か数ピクセルズレただけでも攻撃が当たらなさそうだよぉ」

舞園「あんっ!!」きぃぃぃぃんっ

舞園「……音の分散の仕方から考えても森の上側を覆われているようなことは無いみたいです。でも地面は作り物の上に土かな?」

霧切「これは……付近のおつきみ山の土ね。このやや粘土質な土は水を含むと途端に滑りやすくなるわ、既にしっとりしていて危険ね」

石丸「風は東南、そこまで早くもないが森の中ではさらに木々に阻まれ余計に遅くなっているだろうな。音が乗って向こうに聞こえる事もないな」

葉隠「戦刃っちは南側からスタートだべ。南に幸運ありと出た……つまりそっち側から引きずり出せば運気的にも俺らに勝ち目はある」

大神「面倒なら我がすべて木を凪ぐ」

翔「アタシが殺ろっか?」

苗木(なにこの全員のやる気っぷり)

朝日奈「なんか本格的だね……!」

舞園「血で血を洗う戦いのスタートですね!」

桑田「それアイドルのせりふじゃなくね!?」

翔「アタシの血と白夜様の血が混じる瞬間ッ!」

葉隠「十神っちなら近くでモニター見ながら審判だぞ?」

翔「ちっ」

苗木「ほんとにみんなやる気なのかな……」

大和田「……」のし

苗木「あ、大和田クン!今まで何してたの!?これからレクが」

大和田「ゴゴ……ンゴゴ……ゴ」

苗木「まだ喋れないの!?」

ぴーっ!


苗木「と、とにかくスタートしたよ!」

舞園「みなさんで一気に走って戦刃さんを叩くしかなさそうです!」

大神「我がやつを蹴り飛ばす!」

苗木「サバゲーって言ったよね!全員にモデルガンが支給されてるんだからそっち使って!?」

翔「しゃああああ!萌えてきたァん!」

苗木「本格的に死人出そう!って言うか腐川さん!?」

不二咲「腐川さんのもうひとつの人格、ジェノサイダー翔さんだよぉ」

苗木「ジェノサイダー翔!?」

不二咲「殺人鬼だよぉ」

苗木「殺人鬼!?」

不二咲「僕とお友達になったよ」

苗木「!!!!????」

山田「ちーたん、恐ろしい子……!」

朝日奈「さつじんきってなに?」

葉隠「根底を覆す発言だべ……」

桑田「つかさ、今言うことじゃねーんだけど」

苗木「ああもう……桑田クン、なに?」

桑田「飽きたから帰っていい?」

苗木「ほんとに今言わないでよ!」

霧切「よく考えたらこれに付き合う必要もないのよね」

石丸「まあ、正式な授業でもないようだからな」

朝日奈「あ、もうドーナツのセールが始まる時間!」

不二咲「そ、そうなんだぁ……怖いから帰ろうよぉ」

翔「ちょっとちーたんとヤってくる(意味深)」

苗木「次から次へと始まった瞬間に飽きた感じ!?」

葉隠「はへ?オメーら戦わんと勝てねーだろ!?」

大和田「ンゴゴゴ……」

苗木「喋ってよ大和田クン!?」

セレス「……指揮が下がってますわね」

苗木「セレスさん、みんなをまとめてよ!セレスさ」

セレス「不利と判断しますわ、不本意ですがリタイアしましょう」

苗木「ええええ!?」

◆同じ頃


戦刃「よし、行こうか盾子ちゃん」

江ノ島「待ってお姉ちゃん」

戦刃「……ん?」

江ノ島「飽きた」

戦刃「」

江ノ島「つーかさー、なんでアタシがこんなデカいもん作れたんだろーね、飽きずにー」

江ノ島「それはね、残姉がやる気満々になったと同時に終わらせてあげるためなのです!」

江ノ島「ねえねえwwwどんな気持ち?www今どんな気持ち?www」

戦刃「……」うるうる

江ノ島「あっ」

戦刃「……」うるうる

江ノ島「……ご、ちょ、ごめんってお姉ちゃん、その」

戦刃「サバゲー……やるってい、言うから……」うるうる

江ノ島「ほんとごめんって……」

戦刃「じゃ、じゃあサバゲー」

江ノ島「サバゲーはもう飽きたから止めるけど……」

戦刃「……」うるうるうるうる

江ノ島「あとでローション買ってあげるから」

戦刃「レーション!!」モデルガンじゃきっ

江ノ島「わーかったわかったレーション買ってあげるからぁ!」

戦刃「一番いいのを頼む!」

江ノ島「え?それいくら……え!?そんなすんの!?そんなお金」

戦刃「うっ……ぐすっ……」ぽろぽろ

江ノ島「分かったからァァァァァ!!買うからァァァァァ!!」

そして






先生「……」

十神「……」

先生「……」

十神「……」

先生「……十神」

十神「……何だ」

先生「その……始まらないな」

十神「……」

先生「モニターに何も……映らないし……」

十神「……ああ」

先生「これ……みんなもう……」

十神「まさか、そんなわけ」

先生「……」

十神「……」

先生「でもモニター、誰も映らない……」

十神「牛歩戦術と言う可能性もあるか」

先生「いや、十神、これはもう……」

十神「まだあわてる時間ではない」

先生「……」

十神「……」

先生「……」







何も知らずに取り残されてた

これからは毎週月曜更新を目指します(ヤるとは言ってない)。

たぶん隔週更新なんだと思います。

朝日奈(私立希望ヶ峰学園)

朝日奈(全国のなんかすごい高校生をスカウトしてるなんかすごい学校)

朝日奈(勉強もあんまりないし、泳いでばっかりでも怒られないし、野球部の臨時部員もしなくていい)

朝日奈(そういういいとこ、あとドーナツ食べ放題)

朝日奈(そんな学校に私はドーナツ……じゃない、【超高級級のスイマー】って名前で呼ばれたんだけど………)

朝日奈(ドーナツ……なんか……うまくやってけるのかな?すごく……ドーナツ……不安だよ……)

朝日奈(よし!とにかく今日もドーナ)


ばぎゃああああっ!!!


朝日奈「!?」

大神「朝日奈よ………」

朝日奈「さくらちゃん!」

大神「今日はこちらから登校するのだ………」くるっ

朝日奈「え?でも校門」

大神「よいのだ………!」

朝日奈「………う、うん」







花村だったもの「」

終里「肉か?」

苗木「ちょっと髪を切ってみたんだ……イメチェンってやつかな?みんなの反応が楽しみだ」

がららっ!

苗木「あっ、舞園さん!おはよう!」

舞園「おはようございます、苗木く……苗木君ですか?」

苗木「え?そうだよ?」

舞園「匂いと仕草と顔のパターンは苗木君だけどあなたは苗木君じゃないっ!」

苗木「……な、何言ってるの舞園さ」

舞園「だって……だっ…苗木君ッ!」

舞園「アンテナがッ!」

 ど ん っ ! ! 

苗木「……イメチェンなんだけど」

舞園「苗木君を返してっ!私達の苗木君を!!」

苗木「………」


○chapter7 こねたをあれこれ

◆つんでれる


桑田「だりー……今日もうこの辺で止めるかな」

石丸「こら、桑田くんッ!」

桑田「げ、イインチョ」

石丸「見回りに来てみれば、野球の練習をしているとは思わなかった……」

桑田「う、うるせーな」

石丸「君も……努力の楽しさに気付いたのだな……」うるうる

桑田「ちげーよ!これはその普段から、あ、ちげ、普段もやってねーし!今日はなんかたまたま特別だし!」

桑田「今日はほら、あの、査定が入るって……違う!査定とかどうでもいいんだよ!オレはロックスターになって売れるし!」

桑田「三冠王とか目指してねーし!防御率最高とかどうでもいいし、四球数とかもぜんっぜんこだわってねーし!その!」

桑田「ほら!な、あの、な!」

石丸「………」

桑田「っざけんなよっ!とにかく帰れよ!」

石丸「このグローブは」

桑田「さっき投げ込んでる時に壊れた」

石丸「桑田くん」

桑田「ちげーし!さっきはポテチ食いながらテレビ見てたし!!!!」

◆真実はいつもひとつ


霧切「私のノートがない……」

不二咲「え?!」

霧切「確か昨日は机の中に入れていたのに……」

不二咲「そ、そんなぁ!大事なノートなんでしょ?!」

霧切(あれは何のノートだったかしら……)

不二咲「何が書いてあるノートなのぉ?表紙で分かる?」

霧切「ええ、確か」

霧切(あ、ダメだあのノート、金田一少年で使われた犯行理由とトリックがまとめられてるノートだわ)

不二咲「霧切さん?」

霧切「え?ええ……生物のこと……あと犯罪心理学のノートよ、表紙は」

霧切(あ、ダメだ、表紙にでかでかと【金田一の犯行資料集ボリューム2】って書いてあるわ)

霧切「……思い出せないの」

不二咲「そっか……特徴ある?」

霧切(言えるわけないわ、調子に乗ってデスノートっぽく真っ黒く塗ってあるとか)

霧切「色は黒よ、大きさは普通の大学ノート、A4サイズ」

霧切(それと中にLのブロマイドが挟まってるわ)

不二咲「ううーん……教室にはなさそうだねぇ」

霧切「誰かが間違えて捨てたとか……?」

不二咲「かもしれないねぇ。他の人にも聞いてくるよ」

霧切(あ、違う)


霧切(捨てたの私だわ)


霧切(書いてる最中に「何してんだろ私……年頃の女なのに何が楽しくて金田一少年読みながら犯行理由とトリック書き連ねてんだろ」ってむなしくなって捨てたんだったわ)


霧切「……その必要はないわ」

不二咲「え?でもノートないんだし聞いて」

霧切「その必要は!!ないわ!!」

不二咲「!?」

霧切「……ごめんなさい、怒鳴ってしまって」

不二咲「いいよ……でも、見つからなかったら言ってね?探すよぉ」

霧切「ええ、ありがとう……」


ぱさ


霧切「!」

不二咲「あ!黒いノート!表紙は」


DESU NO-TO


霧切「!?」

十神「それは俺のノートだ」

霧切「!!!???」



☆ノートを持つ者達……邂逅っ!!

◆ことわざ大辞典

石丸「と言うわけで勉強の時間だ」

朝日奈「あれ?桑田?」

桑田「……」←連れてこられた

石丸「君達はこういう言葉を知っているかね?」


【猿も木から落ちる】


桑田「猿も木から落ちるってどういう意味だ?」

葉隠「天変地異が起きる前触れのことか?」

大和田「さすがのオレにもそれがちげぇってことくらいは分かるんだがよ」

石丸「だが地震が起きる前に動物が逃げ出すと言う例は数多く報告されていて」

大和田「……オメーまでボケ始めたら収集つかねーぞ」

戦刃「食料を得るためには猿でも殺さなければならないって」

大和田「サバイバルの話なんかしてねぇだろうが!?」

桑田「どーせあれだろ?猿だって木を昇るのが得意なのに、油断すると落ちてしまうたとえとかなんだろ?」

朝日奈「えー?石丸がそんなこといきなり問題にするー?」

石丸「するが?」

朝日奈「するんだ」

石丸「それと正解だな」

朝日奈「正解なんだ」

戦刃「ちょっと何言ってるか分かんないです」

朝日奈「分かんないんだ……」

◆なぞなぞ

苗木「パンはパンでも食べられないパンはなーんだ?」

大神「ほう、それは簡単な問題だ」

苗木「答え知ってるの?」


大神「ふんっ」ぶん





───その拳は───



音を置き去りにした───



パァンッ!






苗木「うん、正解」

大神「であろうな」

江ノ島(苗木が一般人代表からどんどんズレてってる)

◆出来心です


山田「……」さささー

戦刃「だるまさんがころんだ!」

山田「」ぴたっ

戦刃「……」くるっ

山田「……」さささー

戦刃「……だるまさんがころんだ!!」

山田「」ぴたっ

戦刃「……」くるっ

山田「……」さささー

戦刃「だる」

山田「たーっち!」 

ずるっ

山田「あ、足がもつれて」

戦刃「へ?」




ケツぺちーんっ


戦刃のケツぺち処女が奪われた



戦刃「だるまさんにしてやろうか」しゃきーん

山田「」


◆雑には学ばない


石丸「フィールドワークだ」

桑田「めんどくせ……」

朝日奈「っていうか何のために外出たの?」

石丸「それはだな、本当に油断した猿は木から落ちるのかを検証するためだ」

葉隠「そのためだけにわざわざ来たんか」

桑田「ああ、来ちゃったな」


葉隠「アフリカ」

石丸「そう、アフリカに来たのだ」

朝日奈「だよね、アフリカ来ちゃったもんね……」

桑田「こんなことのためだけにパスポート取るとかアホすぎる……」


石丸「と言うわけで諸君、見てくれ」さっ

桑田「それは?」

石丸「ジャパニーズおにぎりだ」

葉隠「おにぎりにジャパニーズ以外ねーと思うけども」

石丸「黙れ小僧!」

朝日奈「なんか厳しくない?石丸」

石丸「これで猿の気をこちらにそらす。そして油断した猿は木から落ちるかどうかをみるぞ!」


がさ

石丸「ほら、何か来たぞ!きっと猿だ!」

がさささっ!


トラ「……」



葉隠「トラだってアレ、デカいって……」

石丸「猿だ」

朝日奈「現実受け止めてよ石丸ぅ!?」

石丸「あれは!!トラ!!です!!」

桑田「アホおおおお!!」

◆雉も鳴かずば


セレス「倍プッシュだ………!」

十神「ほう……いい度胸だ、かかってこい!」

苗木「あれ?ふたりで何してるの?」

腐川「十神財閥が新しい機械を作ったんですってよ……ぎ、ギャンブルのための」

苗木「ギャンブルの?」

腐川「そ、それで出目の確率が偏ってないかどうか、セレスに試してもらってるのよ……」

苗木「な、なるほどね……で、どんな機械なの?」




http://i.imgur.com/3RL8HmF.jpg
じゃんけんマシーン「じゃんけーん!………じゃんけーん!………」ぱぱぱぱぱぱ





苗木(地味に懐かしい形のやつ)

セレス「さっきもチョキ……ここまで4連チョキ!さすがに5回はないですわよね!パーですわ!!」


チョキ


じゃんけんマシーン「ざんねーん」

ぷぃんっ


セレス「………チョキ出し過ぎだろ」

十神「改善の余地ありだな」

苗木(なにこの会議……)

◆そこは異国だった


朝日奈「仕切り直して………」

石丸「あと少しでト……猿が木から落ちるかどうか見られたと言うのに!」

桑田「やっぱトラじゃねーか!?」

石丸「トラじゃない!シカでした!」

葉隠「アレはトラだったべ……」はぁ

朝日奈「っていうかわざわざジャングル来た意味ないし帰ろう?」

石丸「いいやっ、まだ猿を木から落としていない」

桑田「目的と手段が入れ替わってんだよなぁ」

がさささ!

石丸「よし!猿が来た!おにぎりを出して気をこちらに……」


どてーんっ!


朝日奈「落ちた!?」


ひと「」 



葉隠「ターザンだべ」

桑田「ターザンだな」

石丸「ターザンだ……」

朝日奈「……ターザンも木から落ちる……んだね」



僕たちは猿が木から落ちるよりも貴重なモノを見た気がしました。
あと石丸は現実を受け止められませんでしたが、帰ってきて落ち着いたようです。
またお手紙書きます     かしこ



◆なぞなぞ2

苗木「体の中心でぶらぶらしているものなーんだ?」

大神「……むぅ……ふんっ!」ひゅ

苗木「え?」



びしぃっ!




苗木「アパーッ!………体がすっきりと!」

大神「答えは『悪い気』だ」

苗木「正解だよ!大神さん」

江ノ島(それでいいのか苗木)

◆今日の斑井さん


この斑井は何式でしょうか?



村雨「斑井、資料を持ってきてくれ」

斑井「分かった」

ばさばさっ

斑井「ああ、すまん。俺のノートを落として」




【てらべっぴん】
【キャットアンドドックプレス】
【魅惑の20代でてこいや~ご自宅入って即S○X】
【超高級級のハメ撮り! 朝○奈似のあの子をスカウト!編】




村雨「………」

斑井「違う誤解だ村雨」


☆ヒント
一式は熟女が好きです。
また、六式が今ハマっているのはソーシャルゲームです。

多分なんか書いてくれたらその話とかメイン回とか書くんじゃないかと思います。分かりません。
たぶん次は縦笛の話とか書きます。以上。

澪田「今週は締め切りギリギリでお送りするっす!」

澪田「ちなみに唯吹は出てないっす!!!」

苗木「じゃあなぜここに!?」

石丸(私立希望ヶ峰学園)

石丸(現役の高校生に肩書きを与え、人類の希望と呼び、研究する超法的機関)

石丸(だが……僕はこんな場所認めないぞ……絶対にな……!)



花村「」



石丸(行くぞ……僕の風紀を貫くために……!)








西園寺「行かないの?」

花村「……」

罪木「行けないんですぅ」

花村「前回の怪我が治ってないからね!」

罪木「起きあがれるだけでも奇跡ですから」

大神「おっとここにゴキブリが」ごどぉ

花村「」

罪木「ふゆぅぅぅうぅ!?」

「なーーーーーーーーいっ!!」


苗木「え?」

霧切「どうしたの?」

舞園「ないんです!わ、私の……」

苗木「なにか盗まれたって事!?」

舞園「は、はい!こんなものが盗まれるなんて、本当に……」

霧切「パンツ?」

舞園「それもないんですけど、ほかにも!」

霧切「あら、それは大変ね」

舞園「最悪パンツはいいんです!もう一つの方が……!」

苗木「うーんと、今スルー出来ない言葉が聞こえた気が」



○chapter8 せっとうにかっとう

大和田「あ?ものがなくなった?」

舞園「そうなんですよ!」

大和田「なるほどな……なにがなくなったっつうんだ?」

舞園「普段から授業で使ってる……」

苗木「あ、分かった」

舞園「はい?」

苗木「ペン?」

舞園「じゃなくて」

霧切「イス?」

舞園「違います、って言うかクイズ形式にしたつもりないです」

大和田「じゃああとなにが残るんだぁ!?」

舞園「最後まで話聞いてくださいよ……だから」

霧切「待って、それは楽器?」

舞園「……、……はい、そうですけど」

霧切「フルートね!」

舞園「違います」

苗木「むしろ舞園さんならピッコロだよ!」

大和田「オーボエとかクラリネットか?」

舞園「木管なのは合ってますから一回離れましょう、その吹奏楽の流れ行ったら正解出ませんし、と言うか最後まで話を」

霧切「つまりサックス……?」

舞園「アルトリコーダーです」

朝日奈「舞園ちゃんのリコーダーがなくなった!?」

山田「これは事件の匂いですぞ」

霧切「ええ、そうね、本格的に調査の必要がありそうよ」

舞園「誰が盗んだとかはいいんです、とにかく戻って来さえすれば」

霧切「そうは行かないわよ?」

山田「ええ、もしかすると既に犯人に使われていて元には戻らない可能性も出てますし」

舞園「え?」

朝日奈「それってつまり犯人が「べろべろ」してるかもしれないって事………?」

舞園「そ、そんな……それだけは!それだけは避けないと!!」

苗木「くそっ!舞園さんのリコーダーをべろべろするなんて!!」

大和田「男どもの夢を奪いやがって、クソ野郎がぁ……!!」

山田「大丈夫ですぞ!この不肖山田一二三が絶対に見つけてみせます!じっちゃんの名に賭けて!」

舞園「それ違うやつです」

霧切「真実はいつもひとつよ」

神代「おっぱい」



舞園(話がどんどんややこしく………そしてなんだこいつ)

苗木(パンツがどうでもいい時点で気付いてたけど舞園さん、今日変だな)

神代(君がそれ言うんだ………)

十神「それで俺達のところにか?」

セレス「残念でしたわね、知りませんわ」

舞園「二人はなにしてるんですか?」

セレス「ギャンブルですわよ?」

じゃんけんマシーン「じゃーんけーん!じゃーんけーん!」

セレス「改良を加えたじゃんけんマシーン7号、【シュトルム】のお披露目ですの!」

苗木「ネーミングセンス」

大和田「ぁあ?こんなじゃんけんマシーンになにが出来」

じゃんけんマシーン「フィーバー!!」ぱぱぱぱぱ……


>コイン払い出し




ばっくぎゃああああもおおおんっ




苗木「」
舞園「」
霧切「」
山田「」

壁「解せぬ」ぱらぱら……



大和田「………!!!????」

セレス「これで不正をするあの子を木っ端みじん、ですわ!」

十神「鷲津にもイカサマはさせない!」

苗木「力入れる方向間違えてない?」

大和田「ちょおしびぃじゃねぇかぁ!!!」

苗木「!!!???」

舞園「大和田君のハートも砕かれていたんですか」

山田「ええい!今までの推理をまとめます!」

霧切「そうね……」

山田「……僕の推理が正しければこの音楽室に犯人はいますぞ!」

朝日奈「なにがどうなってそんな推理になったかわかんないけどさすがだよ!」

舞園「なんかリコーダー使うって事ではすごく当たり前な気が……」

霧切「今回は私の出る幕はなかったようね」

舞園「まあ喋っただけでしたし」

苗木「推理的な事は一回もしてなかったしね……」

霧切「私には私のやるべき事があるのよ」ふわっ

山田「とにかく行きますぞ!」




がらららら!!




山田「あなたを犯人です!」

桑田「あ?」

葉隠「ん?」

石丸「んん??」

山田「……はいぃ?」

腐川「山田がたどり着いたのは音楽室……そこに犯人がいるはずだった。でもそこには音楽の授業の練習をしていた桑田と葉隠、そして石丸の3人がいたわけ。誰が犯人かはさすがに調査しないと分からないわ……ふふ……」

舞園「まとめありがとうございます」

桑田「つかなんだよ?」

山田「ここに舞園さやか殿のリコーダーがあると踏んでやってきたのです!」

霧切「真実はいつもひとつよ」

苗木「霧切さんは今日なにもしてないから黙ってようか」

霧切「それもそうね」

朝日奈「とにかくあんた達のうち誰かがリコーダーを持ってるんでしょ!?」

石丸「リコーダー?舞園くんの?そんなわけないだろう?」

桑田「そーだそーだ、【アルトリコーダー】なんか持ってるわけねーだろ?」

苗木「自滅はやっ」

葉隠「そそそそそうだべ、リコーダーは知らんて!【黒のパンツ】なら売ったけども!」

苗木「パンツはそっちだったか……」

霧切「やっぱりね……」

苗木「え?」

霧切「あのパンツは私のよ」

葉隠「くっそおおおお売らずに自分で使っておけばよかったああああああ!!!」

苗木「今回はさすがに社会的に殺そう?ね?」

朝日奈「そこまで!?落ち着こう苗木!」

霧切「私も別なものを盗むから問題ないわ」ぴぴぴ

石丸「? 霧切くん、それは」

霧切「え?葉隠君のインターネット口座をハッキングしてるのよ?」

不二咲(今行かないと犯罪がさらに広がるかなぁ……)

霧切「やられたらやり返す。倍返し……あっマイナスだわいらないわ」

舞園「その話はいいのでリコーダー探しません?」



石丸(ハンカチと間違えて舞園くんのパンツを拾ったとはとても言い出せない空気に)

桑田「はい……オレがやりました……」

山田「あっさり自供しましたな」

桑田「で、でもまだ触れてすらねーんだよ!信じてくれ!オレは袋ごと持ってきただけで!」

朝日奈「と言うことはリコーダーはべろべろはされてないんだね!やったじゃん舞」

桑田「ごめんなさい一回べろべろしました!」

朝日奈「手遅れだったね!ごめんね!殴るね!!」

舞園「……そうですか……」はぁ

石丸「桑田くん、ひとのものを盗むなんて最低だぞ!」

腐川「ま、全くよね……ふふ……あら?」

苗木「どうしたの腐川さん……あれ?これって……」

舞園「わ、私のリコーダーですよ?」

苗木「いや、リコーダーの袋にある名前の欄をよく見て」

霧切「これは……上から新たにシールが貼られているわね」

葉隠「これを剥がしてみると……?」

舞園「やっ、やめ……」

ぺりーぬ


 苗 木 誠 


苗木「あああああ!!この間なくなったボクのリコーダー!?」

舞園「」

石丸「なんと……君も人のものを盗んでいたのか!?」

桑田「……ん?って事は……オレまさか苗木のリコーダーを舐めて……」

朝日奈「……うっわ、きったな」

桑田「うわあああ!!オレの純情返せよ!!」

苗木「その前にボクのリコーダー返してよ……」

舞園「はい!この話おしまい!ね!」

苗木「それで終われないからね!?」

葉隠「そうだそうだ!」

霧切「あなたには行くべき場所があるわ」

葉隠「あ?」




霧切「 豚 箱 よ 」




桑田「オレの純情……」

桑田「……」

桑田「……」

桑田「……」

桑田「……ちょっとだけ……甘かったな」




桑田「苗木……」

苗木(なんか背筋に悪寒が走るんですけど)

僕たちは何も見ていない。いいね?また2週間後に。

澪田「ぎりぎりでいつも生きていたいからぁー!あーあー!」

澪田「ここ(締め切り)をー、今飛び出してー!いこうぜー!」

◆今日の斑井さん
この斑井さんは何式でしょうか?


机だんっ!

松田「何だ斑井、言いたいことがあるなら……」

斑井「あるある、あるに決まってんだろ大ありだ!お前はまず俺達の区別が付いてない!」

斑井「大体、八つ子って味方が7人いるわけじゃないからな!?敵が7人いるんだからな!?」

斑井「いくら年取ったって誰にも見分けて貰えないし他のやつと一緒にされるんだぞ!」

斑井「衣服なんか安さ重視で業者かよ!ってくらい同じ物仕入れられるんだぞ!?そこには個なんて存在しねーんだよ!」

斑井「そんなの思春期にされてみろ!今まっただ中だけどよ!」

斑井「アイデンティティ崩壊するぞ!!」

斑井「大体何が『他の兄弟の面倒も見てやった方がいい』だ!」

斑井「何で俺が他の兄者の面倒見なきゃ行けねーんだよ、そう言われんのも既に腹立たしいんだっつーの!!」

斑井「帰る!!俺もう帰る!!」

ばんっ


松田「………ええー………?」



☆ヒント
斑井兄弟達は互いを「○式」もしくは「兄者」「弟者」と呼びます。
また、二式は最近歌舞伎町に通っています。

十神「………」小説ぺらっ


江ノ島「十神ってほーんとに暗いよね」

戦刃「その、ひとりぼっち………なのかな」

十神「おい………」

江ノ島「あ?なに?根暗御曹司様?」

十神「俺はお前等のような愚民どもとなれ合いたくないだけだ」

江ノ島「え?そうかなぁー?」

戦刃「そ、そうだよ?盾子ちゃん。十神君は自分から混ざりに行かないだけなんだって」

戦刃「だから間違っても教室内で浮いてるとか、ぼっちとか、友達がいないとかそういうことじゃないんだよ」

十神「一言余計だこの馬鹿めが」

江ノ島「ふぅーん……自ら愚民どもの生活を学びに来たのに、愚民どもに混じることなく生活するんだ」

江ノ島「時間の無駄遣い乙」

十神「………何?」

江ノ島「オメーに教えてやるよ、愚民どもの生活ってやつをな………!」

十神「どういうことだ?」


○chapter9 ぐみんどもとあそぼう

江ノ島「よいこの十神白夜!『ぐみんどもとあそぼう』の時間だよ!」

十神「何の真似だ?そもそもこの服はなんだ?」

江ノ島「ジャージだけど」

戦刃「庶民の勝負服だよ」

十神「嘘を付け」

江ノ島「今日は十神君にいろいろ教えて上げようね!」

十神「いろいろ?」

江ノ島「と言うわけでまずは何を教えてやろうかな………」

戦刃「じ、じゃあサバイバルの基本を」

江ノ島「それは庶民知らねーよ」

戦刃「わ、わかんないじゃん!だってココナツの割り方とか知らないでしょ!?」

江ノ島「だからそれ庶民の知恵じゃねーんだよ」

山田「む?ワタクシに何かご用で?」

江ノ島「十神に、庶民の楽しみを教えて上げてよ」

十神「別に俺は教えてくれとは………」

山田「ではまず何から始めますか?」

十神「………何がだ?」

山田「ゲームですけど」

十神「は?」

山田「僕の楽しみは普段、休み時間の合間にやるソーシャルゲームッ!」

山田「アイマスデレマスデレステテラバトルラブライブパズドラモンストケリヒメディバゲテイルズツムツムログレスホシドラシロネコファンキルアンスタあとダンガンロンパアンリミテッドバトル」

十神「………」

山田「このダンガンロンパアンリミテッドバトルなんておもしろいですぞぉー?まるでモンス、おっと誰かな」

江ノ島「もうやめて山田!モンストの二番煎じことロンリミの死体蹴りみたいな事は!」

戦刃「ほんといつか怒られるからね」

山田「やらないんですか?」

江ノ島「11月で終わりますからね」

戦刃「ほんと怒られてお願いだから」

朝日奈「庶民の楽しみ?」

江ノ島「そ、教えてやってよ。こいつにね」

十神「ガチャか………考えられたシステムだな………」ふむふむ

戦刃「あれ、興味出たんだ」

十神「チュートリアルは終わったな。あとはリセマラを始めるだけか」

※注:リセマラ→リセットマラソンの略。

戦刃「本格的に仕込まれたんだね」

大神「ふむ、庶民の楽しみか……」

朝日奈「私達の楽しみって言ったら何かな?ドーナツ?」

江ノ島「おいドナキチ」

大神「我の楽しみは鍛錬だな」

江ノ島「ええー?もっとないの?」

大神「と言われてもだな………」

十神「お前達はそもそも庶民でもないだろうに」

朝日奈「あ!ストレッチしてランニングしてその終わりにプールで泳ぐことかな!?」

十神「庶民のくくりおかしくないか」

朝日奈「そんなことないよ!朝プール昼プール夜プール夜プール!」

十神「夜プールが2回出てきたが」

朝日奈「違う違う!一回目はよるプール、二回目はやプール!」

桑田「庶民の楽しみなぁ……」

苗木「そんなもの、十神クンに教えられるかな?」

江ノ島「大丈夫大丈夫、自分を信じて」

苗木「って言っても、ボクそんな趣味ないし……強いて言うならロンリ」

江ノ島「分かった苗木は座ってよし」

十神「ランニングもなかなか悪くなかったな」

戦刃「やってきたの?」

十神「その間にリセマラが進んだ」

戦刃「走りながらやったの?」

桑田「あ、やっぱ楽しみったら女の子とお茶じゃね?」

江ノ島「えー?マジマジー?」

十神「そんなものの何が楽しいんだ?」

桑田「ぁ?」

十神「俺は十神財閥の御曹司だぞ。呼びもしないのに女の数人は集まる」

腐川「そうですね!」

苗木「確かにすでにひとりいるね」

十神「これは数には含まれません」

戦刃「なにそれ」

腐川「そうですね!」

桑田「加わろうとしてっけど!?」

舞園「………楽しみですか」

江ノ島「そ、そうそう………アンタ一応庶民派でしょ、なんかあるわよね………」

戦刃「盾子ちゃん、疲れてきてるね」

江ノ島「飽きずに続けるの大変なのよ………」

十神「女を口説くのにこんなにテクニックがいるとはな……」

戦刃「それでその本なに?」

十神「桑田が寄越した。女の口説き方の載った本らしい」

戦刃(って言うかそれブリーチ)

十神「強い力を使うな、弱く見えるぞ……か」

戦刃(それ口説き方じゃないよね)

舞園「私の楽しみは……ライブですから」

江ノ島「あ?」

舞園「楽しいんです、ファンのみなさんに見られるのが」

舞園「みなさんからの声援が、それに答えて歌う瞬間が」

江ノ島「……つまんねー模範解答ありがとう、舞園さやか」

舞園「ええ!いつでもお答えしますよ!」

江ノ島「そんじゃねー」


ばたんっ


腐川「なんなのよ……色目使うんじゃないわよ雌猫っ……!」

舞園「……」にこにこ

舞園「……」にこにこ

舞園「ちょっと『裏』来いや……『戦』ろうぜ……」

腐川「!?」

大和田「た、楽しみなんか知るかゴルァ!」

葉隠「そそそそそうだべ!勝手に遊びに来てんじゃねーべ!」

不二咲「……」

江ノ島「ってーか珍しい組み合わせよねぇ……ねぇ、何してたのアンタら?」

大和田「なななななななな」

葉隠「なななーんもしてねーべ」

不二咲「そ、そう……だよぉ……」もじもじ

十神「チャドの霊圧が……消えた?」

戦刃「ハマったんだね」

十神「ああ、興味が増した。増したために重さも増しまるで首を差し出すように頭を垂れる、故に侘助」

戦刃「謝るから元に戻ってくれないかな」

大和田「とととにかくオレらは何もしてねぇんだからとっとと……」

不二咲「あのっ!」

江ノ島「んあ?」

不二咲「……て、たんだ……」

江ノ島「……なに?」

葉隠「あああ、言うなって!」


不二咲「女の人の裸の写真を見て!興奮してたんだ!!」


大和田「!?」ブレイク

戦刃「……なるほどね?」

十神「俺は未亡人しか興味ないぞ」

戦刃「そのカミングアウトいるかな」

葉隠「俺は熟女!」

江ノ島「もう黙ってて」

不二咲「ぼ、僕は百合がいいなっ……!」

戦刃「不二咲君、大切なものを失ってるよ」

江ノ島「で、分かった?庶民の楽しみ」

十神「これがテンガ……とか言う玩具か」

戦刃「貰ってきたんだね」

十神「ああ、これは大和田と不二咲が勧めてきたものだ」

ダンガンマ○コ~その快感に賛成だよ!

十神「あとで試すか……だが、試す間リセマラが出来ないな」

腐川「それなら私がやり」

十神「まぁいいか、左手は添えるだけだ」

戦刃「人間やめる?それとも人生やめる?」

江ノ島「まぁこれはこれでおもしろいからいっか」

戦刃「盾子ちゃん、なんとか納得しようとするのやめて」

江ノ島「おもしかった、そうおもしろかったの、大丈夫、アタシまだ生きてる、大丈夫生きてる」

戦刃「ちょっと松田君のところ行こう、盾子ちゃん?」

◆おまけのななみん


七海「……」

七海「……ねぇ、知ってる?」

七海「今ね、私……ふふっ、あのね」

七海「……」こそこそ

七海「……あのね」

七海「君の部屋で……



カニクリームコロッケ、食べちゃった」





☆今日のななみんのコメント☆

カニクリームコロッケ、食べちゃった





七海「……、えへへ」


明日もいい日になりますように……☆

毎回ネタがギリギリですギリギリ、ギリギリどころか足りてないです。あとこのあと戸次の嫁がテレビにでるからみんな見ようね。
また2週間後に。

澪田「締め切り(あした)って『今』さっ!」

◆今日の斑井さん
この斑井さんは何式でしょうか?



神代「見てみて!」

村雨「?」

斑井「なんだ?」

神代「バレーボールをふたつ胸にいれて……巨乳!」

村雨「ふふっ!何してるんだ神代!全く……アホだな……」

斑井「そっ……」

村雨「……?」

神代「アホじゃないよ。僕としてはこれくらいの巨乳、ないしこれ以上の爆乳に出会いたいものだね」

村雨「それをアホだなと言わずなんと言えばいいんだ?」

斑井「……それがどうしたアホだよ……」ぼそ

村雨「斑井?」

斑井「!」ぎくっ

神代「どうしたの?勃起しちゃったの?」



☆ヒント
一式はわりと新しいものが好きです。
また、六式はカレーが好きです。
八式はたいていのものをYouTubeで済ませます。

葉隠「やばいべ……」

腐川「まずいわね……」

苗木「? どうしたのふたりとも」

腐川「……な、なによ」

葉隠「ちょっとのっぴきならない事情があるんだべ」

腐川「あ、あたしにけかまってないでどっか行きなさいよ」

葉隠「だべ……」

苗木「いや、ふたりが一緒に悩んでるって珍しいなって思ったから声かけたんだけど……どうしたの?」

腐川「そん、そんなに興味があるなら教えてあげるけど、後悔すんじゃないわよ」

葉隠「おう、そうだべ。俺らは切実に困ってんだぞ」

苗木「ぼ、ボクでよければ力になるよ!教えて!」

腐川「……あの、」

葉隠「実は……」



「「期限が迫ってる「のよ」「だべ」



○chapter10 はろー、みすたーうぉーきんぐまん

苗木「なるほど……」

腐川「新しい小説のプロットの締め切り期限……ソレが今日なの」

葉隠「そして俺は返済期限が……」

腐川「最ッ悪よ……なんであたしがこんなのと同じ状況に追い込まれてる訳……!」

葉隠「あと……あと10……いや、25万は必要だ……!」

苗木「がんばろう腐川さん、まだ取り戻せるよ」

葉隠「早速見捨てられたぁぁぁ!?」

苗木「どう考えても1日で25万なんて無理だしさ」

腐川「そういうとこはドライね、あんた」

苗木「と言うわけで腐川さん、どうしたらいいかな?ボクに出来ることってある?」

腐川「そうね……何かネタがあればいいんだけど」

苗木「ネタかぁ……」

葉隠「うわあああん苗木っちの人でなし!エヴァンゲリオン!妖狐!マイナスー!!」

腐川「ないかしらねぇ、どっかにいいネタが」

苗木「うーん……今回はどんな話なの?」

腐川「だからそれを考えてるんじゃないのっ!」

苗木「ジャンルくらいは決まってるでしょ?」

腐川「そ、そうね……今の編集には、たまにはSFを書いたらどうかって言われてるわ……」

苗木「SFラブファンタジーか……」

葉隠「こうなったら【どんなことでも必ず3割の確率でぴったりと的中するインスピレーション占い】で俺の未来を占うべ!」

腐川「ああああんたはうるさいのよっ!!」

苗木「……SF……と……どんなことでも的中する……インスピレーション……」

苗木「そうか!分かったぞ!葉隠クンをモチーフにした作品にすればいいんだ!」

腐川「はあ?」

苗木「腐川さんは初めてのファンタジーが書ける……葉隠クンは借金返済の当てが出来る」

苗木「ど、どうかな?悪い話ではないと思うよ!」

腐川「何であたしがこんなのと手を組まなきゃ行けないわけ?」

葉隠「そうだべ!俺の占いをファンタジーなんかと一緒にされるんは心外だべ!」

腐川「あんたは存在がファンタジーなのよ」

苗木「お互い協力すればいいじゃない?って言ってるんだよ」

苗木「腐川さんはファンタジーを書きたいけど、ファンタジーらしい感覚って分からないよね?」

腐川「……ま、まぁそうね」

苗木「葉隠クン、インスピレーション占いってどんな感じでやってるの?」

葉隠「え?そりゃオメー、こう意識を集中して……脳みそをぐっと内側に押し込む感じで……」

腐川「何よそれ」

苗木「でもこれって描写に組み込めないかな?」

腐川「……え?」

苗木「『意識を集中する……彼女の心を読もうと全神経を彼女に向ける。脳を外側から強い力で押すと、内側からより強い力で押し返される』……とかさ!」

苗木「ね!ほら!できた!ほら!協力すればいいんだよ!」

腐川「……」

葉隠「……」

苗木「……ダメかな?」

腐川「……」

葉隠「……」

腐川「……葉隠、もうちょっと詳しく聞かせなさい」

葉隠「高くつくぞー?」

苗木(やったぜ。)

腐川「そ、そうね……あんた、インスピレーション占い?だかってのが得意なんですってね」

葉隠「俺の占いは3割当たる!」びしー

腐川「その占いの、い、イメージが見えた時の事とか教えなさいよ」

葉隠「ああ、いいぞ?見える時はばちーっと、鮮明に見えるんだべ」

葉隠「まるで自分がそこにいるみたいにな」

腐川「なるほど……どんなイメージなのかしら」

葉隠「かなり具体的だべ。なんかしてる間とか、とある部屋のとある男の手元のアップだけとか。たまにぼんやりしたイメージもあるかな」

葉隠「ほれ、たとえばトンネルが崩れる瞬間を見たりとかな」

腐川「……ふむふむ……最近見たイメージは?」

葉隠「俺がいろんな男に囲まれるまさに悪夢だったべ……3分くらいの長さだったかな?」

腐川「な、長さもまちまちなのね?」

苗木「割と食いついたね腐川さん」

腐川「! ち、違うわよ、これは小説を書くために」

葉隠「調子が悪いとなーんも見えねーな、真っ暗になる」

腐川「……なるほど!」

苗木「食いついたね」

腐川「そうね……いろいろ分かったわ」

葉隠「お、ほんとか?」

腐川「ちょっと頭の悪いサイキック探偵って設定にすればまあまあ使えないことはないでしょう」とんとん

葉隠「おい待て」

苗木「やったね腐川さん!」

腐川「ふふ、正直不本意だけど仕方がないわよね……」

葉隠「……あれ?俺の借金返済のあてとか言うのは」

苗木「この本が売れれば!モデルになった占い師ってことで一儲け出来るよ!やったね康比呂!」

葉隠「お金が増えるね!……って待て!それ本が出ること前提」

腐川「プロット書いてみるわ」すたすた

苗木「協力するよ」すたすた

葉隠「おおおおおい!!!??俺今日は」

苗木「大丈夫だよ葉隠クン!」

葉隠「……はひ?」


苗木「君お得意の臓器売b」

葉隠「預金下ろします」

苗木「どう?腐川さん、調子は」

腐川「まずまずってところよ。葉隠ってことを除けばおもしろい主人公だと思うわ」

腐川「でもこいつだけだと正直話が膨らまないわね……」

苗木「じゃあバディ、相棒を作ればいいんじゃないかな?」

腐川「相棒?」

苗木「やっぱりSFならバトル要素も欲しいしね……それに相棒が女の子なら」

腐川「そこからさらなるロマンスが生まれるわけね!?あんた冴えてるじゃない!なんなのよ今日のあんたは!?」

苗木「あはは、ありがとう……」

腐川「でもそれなら相棒にもモデルが欲しいわね……」

苗木「朝日奈さんとか大神さんは?」

腐川「あいつらは素が強すぎるから何にも話題が出ないわよ」

苗木「うーん、セレスさんは?」

腐川「そうねぇ、セレスはいいかも」

苗木「あ、じゃあ舞園さんは?」

腐川「ソノナマエヲダスノハヤメテ(早口)」

苗木「……え?」

腐川「……」

苗木「……舞」

腐川「ヤメテ(早口)」

苗木「ま」

腐川「ヤメテエエエエ!!!(早口)」

苗木「……なんかあったの?」

腐川「ううーん……」

苗木「困ったなぁ……」

腐川「戦刃はSFに向かないし、江ノ島はあたしがよく分かんないから書けないし」

腐川「霧切は霧切で有能すぎんのよ……もう主人公変えようかしら」

苗木「こうなったらもうそれしかないのかなぁ……」

腐川「となるとまた1から話の作り直しね……はぁ、あのバカがもう少し使えれば……!」

苗木「まだ何か方法があるような気がするんだけどなぁ」


「どうしたの?何か困ってるの?」


苗木「……そうか!その手があったぞ!」

腐川「え?」

苗木「彼をモチーフにしたらいいんだよ!」

腐川「……た、確かに理想の女の子が書けるかもしれないけど……!」

苗木「ありがとう!助かったよ!!」


「……ま、まだ何にもしてないよぉ?」

腐川「これは……これはおもしろい話になること請け合いだわ……!最高よ!」

苗木「腐川さんが喜んでくれて何よりだよ、ボクに出来ることをしただけだし」

腐川「言葉じゃ簡単には片付かないわ……でも、まずはほんと、ありがとう」

苗木「腐川さんのおもしろい小説、読ませてね」

腐川「当然じゃない!そ、それじゃあまた……」

苗木「うん、楽しみにしてるね!」

腐川「……」くるっ


苗木「これで腐川さんの危機は救えたかな……?」



<はっくしゅんっ!!



苗木「……救えたよね?」



◆それから数ヶ月後



葉隠「まさか俺をモチーフにした小説がマジでバカ売れしてるとは思わなかったべ」

腐川「ふ、ふふ……あたしにかかればこんなものよ……」

石丸「! ああ、腐川くん!」

腐川「あら、石丸じゃない。どうしたの?」

石丸「うむ、君の新刊を読んだので感想を言おうと思っていたのだが……その……」

腐川「……?」

葉隠「お?どうだ?どうだ?いい本だったべ?あれな、主人公はおr」



石丸「最悪だッ!」



葉隠「!?」

石丸「途中まではよかったのだよ、腐川くんらしからぬ世界観を実にリアリティに表現できていて……だが、だが……」

石丸「ラストの……主人公と相棒が結ばれるシーンが僕は……くっ!」

腐川「……え?」

石丸「とにかく失礼するッ!」

ずだだだだだだだだ(競歩)

腐川「……ん?あたしなんかした?」

葉隠「おい腐川っち……何したんだオメー……」

腐川「……??」

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☆今週の書籍ランキング☆

1 スペースダンディ009/腐川冬子

今売れてます!☆希望ヶ峰学園にも入学した【超高校級の文学少女】である著者初のSFラブファンタジー!宇宙をまたに掛ける近未来アクションと禁断の恋を描……



葉隠「なんだ、普通に爆売れしてるんじゃねーか」

葉隠「……なにしたんだべ腐川っち???」

葉隠「とりあえず占いでも出てみるべ、今日は露天商に運ありと見てる!」きりっ

葉隠「そうだ!これを張っときゃいいんだべ!」ぺた


【☆腐川冬子最新作のモデルになりました☆】


葉隠「これで爆売れ間違いなし!」



「うわ………あの人なんだ」

「実在したんだ………」

「うそ……微妙だし見た目」

「胡散臭くない?」

「つーか臭くない?」




葉隠「………?」



苗木「………ふ、腐川さん」

腐川「何よ苗木、あたしは次の作品のネタ出しで忙しい……」

苗木「そんな場合じゃないよ……ぜ、前回のあれ……」

腐川「え?ああ、葉隠のバカをモチーフにしたやつ?あれがどうしたの?」

苗木「ボクも買って読んだんだけどさ……あれは、あれはダメだよ腐川さん……」

腐川「………なによ?」

苗木「いや、相棒の女の子の方!不二咲さんをモチーフにしたじゃないか!」

腐川「そうね。あいつが一番女っぽいからあいつにしたわよ?それで?」


苗木「なんで最後男に性転換させちゃったの!?」


腐川「………そんなことしたかしら」


苗木「なんで主人公はそれを笑顔で受け止めてるの!?」


腐川「そんなことしたかしら」


苗木「なんでラストシーンが『そして二人は幸せなキスをして終了』になってるの!!!???」


腐川「そんなこと………した………くちゅん」


苗木「最後の数ページ、もはや恋愛関係なくただのホモ小説だったよ!?しかも描写が的確で面白いからするする読めちゃったよ!」

苗木「しかも面白いから売れちゃったよオイ!爆売れだよオイ!!」

苗木「なによりなんでこれが通って出版されてちゃってんだよおおおお何してんだよおおおお!!??」

腐川?「だって男同士のラブロマンスが書きたかったんだもん☆」

苗木「!?」



「うほっ」
「君があの有名なBL小説の……」
「なんと奇遇な!」
「俺んとここないか」



ごっちゃああああ



葉隠「うわああああああああああ!!!???」

締め切りが迫るとホモネタで落とす癖を辞めたい。


ちなみにワタシはディバゲとデレステ勢です、また2週間後に。

澪田「よかったー!最近連載が始まった『ダンガンロンパ1・2ライト』とかぶらなさそうっすねー!」

九頭龍(こっちからかぶせに行かねー限りかぶんねーだろ)

◆ツンデレる男


放課後


葉隠「掃除とかめんどくせーべ……」

桑田「サボんねー?めんどいし」

葉隠「あ、んじゃ野球でもするか。このほうきですこーんっと……」

桑田「は?野球?しねーし」

葉隠「ん?しねーの?」

桑田「オレ野球嫌いだし」

葉隠「いや野球選手の肩書きなんだろオメー?」

桑田「だから野球嫌いなんだっつーの、オレはロックで売れんの!」

葉隠「遊びの野球なんだからそこまで怒ることねーべ?」

桑田「野球に遊びとかねーんだよ!」

葉隠「!?」

桑田「投手と打者、守備陣と監督の采配のやりとりに遊びなんかあるわけねーだろ!」

桑田「バッテリーがお互いを信頼しあい、この打者に対して何が有効なのかを協議するわずかな時間!」

桑田「そして打者も何を投げられるのか、何なら打てるのか、打ってどうなるのかをシュミレーションする!」

桑田「これらの一連のやりとりに遊びの要素なんかねーっつーの!野球選手全員に土下座しろや!」

葉隠「……桑田っち、実は野球好」

桑田「好きじゃねーし!」

葉隠「いや、でも」

桑田「別に全然好きじゃねーし!」

葉隠「得意な球種は」

桑田「ストレートと同じフォームで投げられるスライダー」

葉隠「桑田っちやっぱ野球」

桑田「好きじゃねーって!何回言わせんだこのアホが!BBに食われろ!」

<チャリンチャリン
<ビビビビビ


不二咲「今日はここで才能研究なんだって」

苗木「それでボクも一緒に?」

不二咲「うん、苗木君の幸運の才能なら、プログラムに組み込まれたわずかな確率も引き当ててくれるんじゃないかって」

不二咲「……うーん……乱数を調整する力があるってことなのかな……」

苗木「え?あの、不二咲クン、話がよく読めないんだけど」

不二咲「キャラクターの技を出す確率、効率ダメージの最低値と最高値、攻撃のアルゴリズム、それらの最も適正な値を引き出せるってことなのかなぁ」

不二咲「もしそうだとしたら苗木君は僕の作るプログラム最大の敵ってことになっちゃうなぁ」

苗木「不二咲くーん?」

不二咲「と言うわけで苗木君、勝負だよ!」

苗木「え?」


<ピシュンピシューン
<キュインキュインキュイン


不二咲「このゲームマシンのCPUとね!」


○chapter11  ゲームセンターナエギックス


苗木「ボクでいいのかなぁ、本当に……」

不二咲「苗木君じゃなきゃだめなんだよ」

苗木「だって格闘ゲームでしょ?」

不二咲「うん!CPUのシステムを僕が作った自信作なんだ!」

苗木「格ゲーか……ボクあんまりゲームは得意じゃないから……あ、えーと」

不二咲「トレーニングモードで練習してもいいよぉ」

苗木「ほんとに?ありがとう不二咲クン、こうでもしないとボクが勝てる要素ないし……」

すちゃ

苗木「昔はベルトコンベア式のアクションゲームをよくやってたんだけどさ……」
(注:昔特にアーケードによくあった、一方向にしか進めない横スクロールのこと。ファイナルファイトなど)

がちゃがちゃがちゃっ!

苗木「珍しくループ型のゲームじゃなかったからボクでも簡単にプレイできたんだよね」
(注:エンディングのあと2週目に突入し、クリア後に真のエンディングを迎えるタイプのゲーム。魔界村など)

がちゃがちゃがちゃ!16コンボ!

苗木「空中動作がすごくもっさりしてたから、クリアできるようになるのはかなり時間がかかったけど」

がちゃがちゃがちゃ!超必殺技!!

苗木「4面終わりのシューティングがほんとに好きだったよねー」

がちゃがちゃがちゃっ!

不二咲「な、何の話……?」

苗木「ラストちょっとセリフはしょられてて残念だったけど、BGMもSEも完璧だったし、アレは見事だったな」

がちゃがちゃがちゃっ!



苗木「……マーフィー……!」



不二咲(……ロボコップ!?)

不二咲「それじゃあストーリーモードをやってみてね」

苗木「難易度選択とかはないの?」

不二咲「クリアまでの時間やコマンド入力の正確性、コンボ率など……」

不二咲「そのプレイヤーに応じて段々難しくなるようにしてあるんだぁ」

不二咲「もちろん初心者には初心者用の救済もあるんだー」

苗木「なるほど」

がちゃがちゃがちゃたたたたたたたばんばん

不二咲「え」

苗木「なら最初は適当にコンボとか繋がずに暴れて時々攻撃食らいながらなんとか制限時間ぎりぎりで一勝しといて……っと」

不二咲「な、苗木く」

苗木「これでボクはゲーム始めたての、コンボもままならない初心者だとゲームも思うだろうから……」

苗木「次のラウンドは攻撃も何もせずに負けとこう」ユールーズ

苗木「で、最終ラウンドでもう一回ギリギリで勝てばー」ががががが

不二咲「幸運関係なくプログラムの虚を突かないでよぉ」

戦刃「このガンシューティング、なかなか手強いね」

戦刃「私に向けて作られたゲームだからしかたがないのかもしれないけど」

ががががが!

戦刃「近寄ってきた敵には近接戦闘しなきゃいけないし……」

ががががが!がきんっ

戦刃「有効な武器を使わないと負けるんだね……ええと、散弾を」

ばばば!

戦刃「うぐっ!?ライフが減った!?なにやってんの!」

戦刃「今のは私なら回避できてたよ!ペダルの踏み込みも遅くはなかった!」

戦刃「なんであんなのに当たり判定が乗ってるのさ、おかしいでしょ!」

戦刃「火炎瓶投げて全員鎮圧するからね!」

ばばば!ががががが!

戦刃「だーからその挙動はリアルさがないって!そんなまっすぐ飛んでくる弾なんてないから!」

戦刃「あとその弾遅すぎるよ!物理学的にも有り得ないでしょ!なめてんの!?」

戦刃「そもそも本物の軍人はそんなスーツ着たりしない!作り込みが甘すぎるよ!」

戦刃「ヘッドショット一発で倒れるなんて軍人風上にも置けない雑魚ばっかりだし!」

ばんばんばん


戦刃「このゲーム壊していいかな!!?」

江ノ島「文句言い過ぎ」

戦刃「だってひどいんだよ!間接の動きが人間らしくない!」

苗木「なんとか3ステージクリアだね……」

不二咲「最初はどうなるかと思ったよぉ」

苗木「コンボも順調に決まってきてるし、大丈夫そうかな」

不二咲「ここからまたちょっとずつ強くなっていくよ、気をつけてね」

苗木「よし、がんばるよ!」


チャレンジャー カムヒヤ!しゃきーん


苗木「ん?何だろう、これ」

不二咲「あれ?乱入?おかしいなぁ、乱入なんて出来ないはずなのに……」

苗木「乱入?」

不二咲「うん、筐体のゲームに他のプレイヤーが参加すること」

苗木「つ、つまり相手はボクとはまた別のプレイヤー、CPUじゃないんだね!」




??『おっ、面白そうなゲーム発見伝』

?海『お父さんには怒られそうだけどハッキングしーよう』ばりばりー




不二咲(……まぁある意味CPUかな……)

石丸「クイズゲームか……」

十神「ここが今回の試験場らしいな」

石丸「ふむ、君と同じ場所とは珍しい」

十神「確かにそうだな……お前がこんな俗な場所に呼ばれるとは」

石丸「全くだな、君にだって縁もゆかりもない場所だろうに」

十神「……石丸、俺と勝負をしないか」

石丸「む?」

十神「今回俺達に与えられているのはクイズゲームだ、その正答率で競おうじゃないか」

石丸「なかなか面白そうな誘いだな、十神くん……いいだろう、その勝負買うぞ」

十神「くくっ、俺をあまり舐めるなよ」





問題


スーパーファミコンの






石丸十神(スーパーファミコンってなんだ)

苗木「何も出来ないまま負けた」ユールーズ……

苗木「すごいね、やっぱりうまい人は……」

不二咲「ほんとにこの人つよいねぇ(棒読み)」

苗木「うーん……何がいけないんだろう」

100円ちゃりん

チャレンジャーカムヒヤ!

不二咲「えっ」

苗木「もう一回……もう一回やれば何かつかめる気がするんだ……」

不二咲「だ、ダメだよ苗木君!その人は」

苗木「? 不二咲クン、何か知ってるの?」キャラクターセレクト

不二咲「………し、初心者狩りだよ!」
※ゲーム初めたばかりの人だけを狙うプレイヤーのこと。

苗木「なるほど……許せないぞ!」カラー12

ファイト!!かーんっ

苗木「くっ、強い!ガードするだけで精一杯だよ!」

不二咲(フレームごとの動きを全部見切ってる!さすがだよ)
※ゲームのキャラクターには決められた動作をするのにどれだけ時間がかかるか決まっていて、それをフレームって呼びます。詳しくは調べた方が早い。

苗木「そもそもこのゲーム、今回のために作られたゲームだよね」

がちゃがちゃ

不二咲「ん?あ、そ、そうだね」

苗木「ボクがプレイした最初の人………なんだよね?」

不二咲「そうだね」

苗木「このゲームを作り始めたのは?」

不二咲「三ヶ月前かな」

苗木「不二咲クンが作ってる強い人工知能………新しいプログラムを作り始めたのは?」

不二咲「三ヶ月前かな」

苗木「もうひとつ聞こうか」


がちゃがちゃがちゃっ!ばあああっ!

ユールーズ……




苗木「研究成果、どこやった」


不二咲「……君みたいに勘のいいガキは嫌いだよぉ」


石丸「ぐむ……ゲームやアニメの問題はふたりとも間違えて同点とは」

十神「なかなかやるな、石丸」

石丸「ああ、僕も久しぶりにいい戦いが出来たよ!はっはっは!」

十神「……石丸、提案だ」

石丸「なにかね?」

十神「あそこに少し古いクイズゲームがある」

石丸「おお!まだこんなタイプが!」

十神「どうだ、これなら分からない問題が出ることはあるまい」

石丸「ああ、これなら全力で戦えるな!」






問題



『だっちゅーの』で知られる





石丸十神(だっちゅーのってなんだ)

ものすごいジェネレーションギャップ感じる。


年内更新はあと2回、13日と27日です。
それではまた2週間後に。

澪田「眼蛇夢ちゃん、誕生日おめでとうっすよー!!!」

苗木(だから今週も出てませんよね!?)

◆今日の斑井さん

この斑井さんは何式でしょうか?



斑井「最近新しい芸を覚えたぞ」

村雨「そんなまた犬みたいな言い方して」

斑井「まぁ聞け村雨、自信作だ」

村雨「はいはい、この資料片づけながらね」

斑井「では聞いてくれ」



斑井「『青い珊瑚礁』を歌うクリス松村」



村雨(モノマネかよ)

斑井「やぁーん☆これアタシ大好きでぇー☆」

村雨(歌の前の会話から再現!?)

戦刃「……絶対譲れない戦いがあるんだ」

舞園「本気なんですね」

霧切「ここまで言うのだから本気に違いないわよ」

十神「だがなぜこのメンバーなんだ?」

石丸「信用してくれているのか!?いや、呼ばれなかったメンバーを信用していないとでも!?」

セレス「私、口は堅いですもの。大丈夫ですわ」

苗木「ええと、それで相談って言うのは……」


戦刃「盾子ちゃんに……勝ちたい」


苗木「は?」

十神「解散」がたっ

戦刃「なんで!?」

十神「お前には無理だからだ」

セレス「同感ですわね」

石丸「まだだ!まだその時ではないッ!何事もトライせずにあきらめてはいけないぞ!」

苗木「うーん、でもほとんどの人が成績でも負けちゃう江ノ島さんだし……」

舞園「あれ?ここにいるのはみんな江ノ島さんとはいい勝負になる人達じゃないですか?」

苗木「言い方考えよう舞園さん」

戦刃「そうなんだよ!バカとかアホとかは呼ばなかったよ!!」

苗木「身も蓋もない!!」


戦刃「お願い!今年は本気で盾子ちゃんに勝ちたいんだ!」



戦刃「サプライズで!!」




○chapter12 聖なる鐘が鳴り響く夜には(前編)


十神「サプライズ……?」

戦刃「うん、と言うのもね、実は盾子ちゃんと私の誕生日は一緒なんだ」

苗木「双子だからね」

石丸「そうだったのか!」

苗木「双子だからね?」

戦刃「それで、毎年ふたりとも一緒にお祝いされるんだけど……」

戦刃「毎回、盾子ちゃんには驚かされてばっかりでさ……」

戦刃「あれはそう、私がまだ幼かった頃」




───海草




苗木「戦刃さん、文字ボケは伝わりにくいよ戦刃さん」

霧切「回想ね?回想と言いたかったのね?」

戦刃「これじゃなかったっけ」

十神「本気で間違えてたのか?」




───回想



じゅんこ「きょおは最後に、むくろちゃんにプレゼントがあります!」

むくろ「へ?」

じゅんこ「へっへ、お姉ちゃんがほしがってるものがあるなんて、私様にはお見通しなのじゃー!」


苗木(昔からそう言うところあったのか江ノ島さん)

戦刃(この時も私の真理をよく読んでたんだよ)

霧切(さすがは江ノ島盾子と言うところかしら)



むくろ「なに?じゅんこちゃん」

じゅんこ「はい!これ!」

むくろ「わあ……!ほしかったメタルマッチ……!」



苗木「いやおかしいでしょ」

戦刃「え?まだ回想途中だよ?」

苗木「子供が水に濡れても使えるメタルマッチほしがる訳ないよ!?」

霧切「そうね、ファイアスターターと言う方が分かりやすいわ」

苗木「そうじゃなくて!」

戦刃「私は小さい頃から素質があったんだよ、ミリオタのね!」

苗木「ミリオタってかサバイバルオタだよね?」



───回想、むくろ失踪前


盾子「なんかさー、変な感じなんだよねー」

むくろ「え?」

盾子「いや、なんかさ。お姉ちゃんのいないアタシを想像したんだけど」

盾子「……しっくり、来なかったんだ」

むくろ「……盾子ちゃん?」

盾子「だってさ、アタシ等双子じゃん?生まれてから今までずっと一緒にいるじゃん」

盾子「まるで片割れみたいだよね、自分の」

むくろ「……かたわれ……」

盾子「そそ、完璧パーペキな私様に全て奪われて何も残ってない姉wwwカワイソスwww」

むくろ「」




苗木「美談じゃないよこれ!!??」

戦刃「私はうれしかったんだ」

苗木「どこが喜ぶ要素!?」

戦刃「私も、盾子ちゃんの一部になれてるんだなって、そう思ったから」


十神「……うっわ……」


舞園「あ、十神君の覚えたての「うっわ」が出ましたよ」

十神「うるさいぞ愚民」

苗木「なに目的で覚えたの!?」

戦刃「まあその後私は旅行中に『たまたま偶然』『事故に巻き込まれて』『みんなの前から失踪』するんだけどねー」

苗木「あっさり言ってるけどすごいことだからね……」

石丸「そうだぞ!ご両親が……悲しむじゃないか……!」

苗木「そっち、まぁそっち……」

セレス「しかし戦刃さんの生命保険が下ろせそうな話ですわね」

苗木「お金の話はやめよう?」

戦刃「でも実際フェンリル入ってからは割と何度も聞かれたよ?『え、むくろまた死んだの?』って」

苗木「え?!」

霧切「それ貴方の名前を借りた偽物でしょう?」

戦刃「あったりー(笑)そのたびに『保険金は下りないよ、ここにいるからね!』ってひと笑いをね」

舞園「軍人ジョークはいいんですよ!とにかく作戦会議しないと!」

石丸「ああ、そうだったな……」

十神「愚問だな」


がたっ


十神「俺は降りる。こんなゲームに付き合ってやる必要もないからな」

セレス「まぁ、つまらない男(ひと)ですわね」

十神「なんとでも言え、そもそも俺には12月24日、別の用事があるんだ」

戦刃「デート?」

十神「違う」

石丸「異性との逢瀬は不純だぞ」

十神「だから違う」

セレス「今のこの会合も異性との逢瀬では?」

石丸「これは作戦会議だ!だから性差は関係ない!」

十神「帰るぞ」

苗木「待ってよ!!??」

苗木「別の用事?って……なに?」

十神「希望ヶ峰学園に出資しているとある製薬会社主催の大クリスマスパーティだ」

十神「セレモニーには多くの超高校級も出る、手間が省けたから言うが舞園……お前もだ」

舞園「え!?わ、私も!?」

十神「それと『澪田唯吹』もな」

舞園「あ、あー、あの人ですか……」ひくひく

苗木「超高校級の軽音楽部?なんでまた」

十神「十神財閥の内部がいたく気に入っているらしいが?」

霧切「私も一芸磨けば取り入れるかしら」

苗木「なに言っちゃってるのいきなり!」

十神「お前はそのままでも十二分だ、なんなら明日からでも働くか?」

石丸「こ、告白じゃないか!なにをしているんだ十神君!?」

霧切「これが……告白……!」トゥンク

苗木「多分違うよ?」論破?



戦刃「あの、作戦会議は……」

十神「そう言うわけだからあきらめろ戦刃」

戦刃「いろいろは端折ったでしょ……わ、私は諦めないよ!」

十神「だから諦めろと言っている」


十神「江ノ島盾子も……パーティ出るぞ?」


戦刃「えっ……えっええええええええーーーーー!!!!!?????」


がくっ

戦刃「そんな……」

セレス「ちなみに私達は入れないのですか?」

十神「当日までに、招待券を送ることになっている」

十神「……不本意だが、お前や葉隠、苗木の才能は研究者が惹かれるワードで構成されてるからな。お前等も呼ぶことになるだろう」

セレス「あれと一緒のくくりですか……」いらっ

苗木「諦めよう、そこだけは諦めようセレスさん」

戦刃「……わた、わたしは」

十神「お前は相応しくないから呼ばん」

戦刃「!!」

舞園「ちょっ……十神君、ひどくないですか!?」

十神「ひどくはない。こいつは人殺しだぞ」

戦刃「……」

苗木「でも!」

十神「事実だろう」

セレス「辛いですが……そうですわね」

石丸「しかし物には言い方が!」

戦刃「いいよ、事実だし」

霧切「……そうね」ふぁさ

戦刃「サプライズ仕掛けたかった相手は当日パーティに呼ばれてる……」

戦刃「私は策なし、仲間なし、資金なし、招待券なし……こうなったらもう……招待券を……」

戦刃「葉隠君をころしてでもうばいとるしか……」ちゃきっ

苗木「止めよう!そう言う発想がパーティに相応しくないんだよ!?」

石丸「はっ!これがゲーム脳……?」

霧切「こういうゲームは多いでしょうけど、ここまで重傷なら病院入った方がいいわよ……」

舞園「でも、どうしたらいいんでしょう?」

霧切「あら、簡単じゃない」

戦刃「どこも簡単じゃないよ……」

霧切「考えてもみなさい、戦刃さん」




霧切「貴方と江ノ島盾子は、双子よ」





苗木(そしてクリスマスパーティ当日)

苗木(ボク達は、今年一番の思い出を作ることになったんだ)

苗木(それは、最高だけど、最低の思い出───)



苗木(……反省文はあと何枚で終わるだろう……)

続きは2週間後。

澪田「大丈夫、全部「この話はフィクションです」って付ければいいんすよ!」

戦刃(おーらい、おーらい)

戦刃(……違うなぁ、おーいおーい)

戦刃(こちら戦刃むくろ、そちらの状況は?)

戦刃(私は、あー……)



江ノ島「なにしてんの」


戦刃(……あー、その……)


江ノ島「お姉ちゃん」




戦刃(……話を少し前に巻き戻そう)

戦刃(私達は、ある作戦を決行することにしていた)

戦刃(コードネーム、マネマネイミテーション)


戦刃(つまり)


舞園「つまり戦刃さんを【パーティに参加する江ノ島盾子】にすればいいんですね!」

霧切「そういうことよ」きりっ

石丸「……おお!」

苗木「なるほど!」

戦刃「めっちゃ無理そう!」


○chapter13 聖なる鐘が鳴り響く夜には(後編)


◆パーティ当日、12月24日の午後


霧切「作戦は分かってるわね、みんな」

戦刃「……うん、でも」

霧切「怖がってちゃだめよ……大丈夫」

霧切「作戦を確認するわ。まずパーティが始まったら」

苗木「ええと、ボクが江ノ島さんを足止めして!」

舞園「私が戦刃さんを江ノ島さんそっくりにメイク!」

石丸「僕が兄弟とともに舞園君と戦刃君を送り!」

舞園「私がライブで時間を稼いでいる間に!」

石丸「そのまま裏で着替えをこなして!」

大和田「ついでに不二咲に防犯ドアの効果を消させておいて!」

小泉「アタシが写真を取り!」

山田「僕が似顔絵を描いて!」

弐大「参加者にアレをする!」

苗木「誰だよ!!??」

石田「んで最後は戦刃のショーだろ!」ごっ

苗木「誰だよ!!???」

花村「その間に僕が女子高生の制服を盗んで」

苗木「そのネタはまだ早いよ!!!???」

小泉「アタシ、小泉真昼。こっちはクラスメイトの猫(丸)」

弐大「クソじゃああああああ!!」

花村「ふふふ」にこにこ

苗木(無視されてる)

霧切「彼らは私達の一学年先輩よ」

苗木(霧切さんも無視か!?)

苗木「……なんでその上級生……ふたりがここに?」

小泉「暇だったから」

弐大「パーティに呼ばれとらんし」

苗木「何で呼ばれなかったの!?」

小泉「あのね、パーティって言っても呼べる人数は限られてんのよ?」

舞園「クリスマスパーティを兼ねた、本年度の成果発表会ですからね」

石丸「あまりたくさん呼ぶと成果を発表出来ないだろう?あと僕も呼ばれなかった」

苗木(呼ばれなかったのか……なるほど、それでこっちに……)

戦刃「なんか仲間が増えてうれしいよ……」

大和田「喜んでる場合か、オメェはよ……オレも呼ばれなかったけどな」

山田「まーまー、とにかく力を合わせて戦刃むくろ殿を参戦させましょう!あと僕も呼ばれませんでした」

苗木(やめようみんな、そういう自虐的な空気やめよう)

花村「その前に僕のニューチャレンジャーを君に挑戦させてもいいかな?」んふふ

霧切「それじゃあ作戦開始ね」

苗木(徹底的に無視してる……)

◆数時間後、パーティの準備開始時刻


霧切「私の手に入れたスケジュール表(舞園さやか)が正しければ、」

苗木(それ手に入れるの簡単だよね)

霧切「そろそろ江ノ島さんが会場入りするはずよ」

苗木「それで会場付近で張り込みしてるんだね」

霧切「江ノ島さんが通ると思われるルートはこちらの道のみ、あらゆる場所から手に入れた情報からすれば間違いないわ」

霧切「そして苗木君には、江ノ島さんの足止めをしてもらう。具体的には」




江ノ島「お、苗木じゃん。おっすおっす」

苗木「なえぎぱーんち」ぷす

江ノ島「ぐああああ!?か、体が突然しびれて……!?」

苗木「これが正義の力だよ……!」ドンッ!

◆全てを終わらせる時が今……!




霧切「と」

苗木「明らかに危険なドリンク注入してますよね?あと何その煽り」

こつこつこつ


霧切「とかなんとか馬鹿話してる間に江ノ島さんが来たわ」

苗木「馬鹿話は霧切さんの!……ああ、もう!」

霧切「大丈夫、練習通りやれば問題ないわ」

苗木「わ、分かったよ……!」


こつこつこつ……


どんっ!


江ノ島「うわっ!?」

苗木「わ!?」

江ノ島「ってて……あ?苗木?なにしてんの?」

苗木「あはは……ちょっと慌ててたら……って、江ノ島さん!」

江ノ島「ん?なに苗木、もしかしてこのアタシを探してたとか?」

苗木「そうなんだよ!それが緊急事態で!」

江ノ島「緊急事態ぃ?悪いけどアタシ、今日はショーの準備が」

苗木「戦刃さんが行方不明なんだ」

江ノ島「……」ぴくっ

苗木「どこ探してもいなくって……もしかして、こないだ十神クンに言われたこと気にしてるのかも……」

苗木「だから必死に探してるんだ。ボクも時間ギリギリまで探そうと思ってさ」

江ノ島「……苗木」

苗木「え?」



江ノ島「……それ……ほんと……?」



苗木(その時の江ノ島さんは、)

苗木(泣き顔にも笑い顔にも見える、不思議な顔をしたんだ)

◆同じ頃


舞園「やっと着きましたねー!」

舞園「会場は学園から近いって聞いてましたけど、案外遠かったですよね……」

舞園「とにかく、迷わずついてよかったですよ!ね!」


舞園「江ノ島さん!」どーん!

戦刃「マジでねー!」どどん!


戦刃(よしよし、なかなかだ)

戦刃(自分でやった時はまるで別人にしかならなかったけど……)

戦刃(舞園さんが盾子ちゃん風メイクをきっちりやってくれたおかげで、)

戦刃(【胸の大きさ以外は】!完全に江ノ島盾子!)

戦刃(……パッド重ね着なう……)

戦刃(山田君が作った入館証の写しも全くバレなかったし、仕草や言葉遣いは舞園さんのスパルタ学習で完璧)

戦刃(まずはミッションコンプリート!)


舞園「リハの時間もあまりありませんし、早速張り切って行ってきましょうか!」

戦刃「よーし、アタシの一流ウォーキング、アンタに教えてやろっか?なーんて!」

はっはっはー


戦刃(悪いけど盾子ちゃん……この会場は私のものになるよ!!)

◆学園


たったったっ

苗木「え、江ノ島さん!」

江ノ島「あの残念なお姉ちゃんが行くとこなんて限られてんのよ!」

江ノ島「さっさとそこら辺回ってゲームセットにすんぜ!」

苗木「でも……!」

ばっ!

江ノ島「ちぃ……自室のベッドの下じゃなかった!」

苗木(なんてとこに隠れてんだよ)

江ノ島「どこだ……鞄の中でも机の中でも、向かいのホームでも路地裏の中でもない!?」

苗木(なんで歌詞の引用)

江ノ島「最悪です……はっきり言って最悪です……!」

江ノ島「ぐぎぎ……もう時間がねぇが……仕方がねぇ!この江ノ島盾子が行かねーって絶望を参加者に味わせてやんねーとなんねーか!」

苗木「……江ノ島さん」

江ノ島「だってあの子は、戦刃むくろはアタシの……!」

ひらっ

江ノ島「……あ?」




【たせたいぶたたたつたたしたつたたた】
ヒント:たぬき




江ノ島「……あんの、バカ……!こんな子供だましで!」だっ!

苗木「え?!なに!?もう読めたの!?江ノ島さん!江ノ島さん!!!」

◆そして


司会『お集まりのみなさま、大変お待たせいたしました』

司会『希望ヶ峰学園主催、平成××年度のクリスマスディナーショーを開催いたします』

わああああ………!

司会『まずは超高校級生徒による成果発表の場を設けさせていただきました───』


舞園「始まった!」

戦刃「………ほんとに、大丈夫かな」

舞園「大丈夫ですよ!この数時間バレてませんし……」

舞園「それに、もしかしたら今頃上手く行ってるかもしれませんよ?」

戦刃「……そうだね、そう信じよっか」


司会『まずは【超高校級の軽音楽部】澪田唯吹の新曲発表とさせていただきます』

司会『今年は澪田にとっても大変ステップアップの年でした』

司会『人気バンド【KONOYO NO SHURYO】とのコラボCDの販売、アニメ【コダカヲロンパ】のオープニング、ゲーム【スクールオブウォー】の劇中曲の作曲など』

司会『様々なタイプの曲調にチャレンジして参りました』

戦刃(すごい人なんだなぁ)

司会『タイトルは……



【愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけないけど壊れるほど愛したら三分の一も伝わるのだろう】です、どうぞ』

戦刃(なにそのカオス)

◆同時刻



江ノ島「ハァーッ……ハァーッ……」

江ノ島「こいつ……どんだけ振り回しやがる……!」

苗木(霧切さんは「とりあえず戦刃さんの部屋にきてもらえれば話が進む」なんて言ってたけど)

苗木(なんなんだこれ……マジで何時間もかかってるぞ……!)

苗木(もう……最後だよな……?)

江ノ島「……で、3階の女子トイレで見つけた、これは……」

かさっ

江ノ島「───」ぴくっ

苗木「……江ノ島さん?」

江ノ島「……」


江ノ島「苗木があの時来たのは」

江ノ島「そしてここは……開店が」

江ノ島「今の時間……」

江ノ島「……私の愛する松田君……」

江ノ島「……!!」



江ノ島「……全部、繋がった……!」



苗木「え?な、なに?」

江ノ島「苗木、アンタ───どこまで知ってんの……?」

江ノ島「なんなのこれ、こんなの……アタシ、アタシッ……!!」

だっ!


苗木「……え?え??えええ???」

◆で、

司会『……と言う訳で、本年度の的中率は29.19199072パーセントでした』

葉隠「俺の占いは三割当たるッ!!」びしっ

司会『やはり20~30パーセント当たる占い、とは間違いではなかったと言うことです』

司会『我が希望ヶ峰学園はこれからも彼の的中率の推移を見届けていこうと思います───』

司会『さて、縁もたけなわとなりました』

司会『最後は今年も各シーンをにぎわせたカリスマに締めくくっていただきましょう』

司会『【超高校級のギャル】!江ノ島盾子ォォォォォォォ!!』


うおおおおおお!!!


ざっ


戦刃「いえーい!」ぱーん!


わああああああ!!!



戦刃(……これで、いいんだ)

戦刃(幸いにもこの時間まで、盾子ちゃんは来てはくれなかった)

戦刃(上手く行ったんだ)

戦刃(やったよ、みんな。ありがとう、私は盾子ちゃんに……)




「ちょっと待ったああああああ!!!」


戦刃「……え?」



戦刃(そこには、)

戦刃(いるはずのない、盾子ちゃんが、いて)


江ノ島「なにしてんの」

江ノ島「お姉ちゃん」


戦刃「……あの、これはですね」


戦刃(その時世界は、遠くなる)

江ノ島「……お姉ちゃん」


ざわざわざわ

江ノ島がふたりいるぞー
なんだこれ
イリュージョンかー
へんだぞー


十神「……なに?アレは……」

セレス「へぇ、偽物……でしたの?」

葉隠「俺は知ってたべ」もくもくもく

セレス「なぜ言いませんでしたの!?」

葉隠「言ったけどみんな無視したからな」もくもくもく

セレス「そうですか(無視)」


江ノ島「ほんといい加減にしてよ」

戦刃「……」

江ノ島「みたよ、これ」

戦刃「……」

江ノ島「こんなことされても、嬉しくないから」

戦刃「……」


苗木「江ノ島さんっ!!」

苗木「───!」


戦刃「……バレちゃったね」

苗木(僕はみた)

苗木(江ノ島さんの手に握られた手紙と、チケット)


江ノ島「……盾子ちゃんへ」


盾子ちゃんへ
お誕生日おめでとう。
お姉ちゃんからのささやかな誕生日プレゼントです。
普段はお姉ちゃん出来てなくて、ごめんね。
たまにはかっこいいこと、させてよ。
今日だけは仕事忘れて、行っておいで。
松田君が大好きなレストランの予約を取ってあります。
そのあと、そのチケットで夢の国に行ってください。
スイートルームで、楽しんでね。
戦刃むくろ


江ノ島「こんなの……さ」

江ノ島「第一……誕生日一緒だしね!?」

苗木(双子だからね?)

江ノ島「って言うかなにアタシの代わり出来ると思ってんの!?バカじゃないの!?」

江ノ島「見た目だけは立派だけどマジでバカじゃん?」

江ノ島「……あのさバカ!ねぇ!もう!」

江ノ島「もう……ほんと……バカ……!」



江ノ島「……アタシも……プレゼント用意してたのに……!」


戦刃「へ?」







江ノ島「計100万円相当のレーション」


戦刃「いただきます」






◆数時間後


戦刃「ところでさー」

江ノ島「?」

戦刃「……私服がなくなってるんだよね、なんか知ってる?」

苗木「え?知らないよ?」

石丸「分からないな」

舞園「そうですね、なにがおきたんでしょう?」

苗木「……もしかして」

花村「僕じゃないからね?!」

霧切「それなら問題ないわ」




『ただいま入りました情報です』

『芸歴15年……レジェンドオブオワライのツッコ・ミーさんが、学校に忍び込んで制服を盗んだとして逮捕され……』




苗木「だからそのネタいじるの早いって!!!」


苗木(ちなみに、戦刃さんを忍び込ませたみんなは、まとめて連帯責任で反省文を書かされました)

来年アンタッチャブルの復活あるってことでいいね?

今年はここまで。次回はカレンダー通りに二週間後。1/11かな?
よいお年を。

澪田「年の瀬っすねー」

舞園「そうですねー……」

澪田「今年も色々やったっすねー」

舞園「色々……ありましたね」

澪田「と言うわけで!やるっすよ!あれを!」

舞園「……あれ?」

澪田「はいはいはいはーい!」



澪田「何かがおかしいダンガンロンパ大NGグランプリ~!」


舞園「!?」

澪田「覚えてないっすか?今年で3回目を数えるんすけど」

舞園「」

澪田「それではさっそくー!いきましょー!」

舞園「……ちょっと待ってください、NGなんてありましたか?」

澪田「あったっすよ!たとえばchapter1とか」


ーーーーーーーーーーーーーーー


ナレーション『まずはオーケーシーン』


苗木(憂鬱な超能力者でもなければスタンド使いでも過負荷でも暗殺者でもない)

苗木(それがボクだ)

苗木(本当にここでやっていけるんだろうか……)

苗木(そう思いながら校門に一歩踏み出すと)

ぐにゅ

苗木(ぐにゅ?)


花村「Welcome新入生☆もっと踏んでくれてもかまわないよ!」

苗木「うわあああああああ!!!」



ナレーション『そしてNGシーン』


苗木(本当にここでやっていけるんだろうか……)

苗木(そう思いながら校門に一歩踏み出すと)



かつーん


苗木「あれ?」

花村「ちょっとちょっと苗木君!?」

スタッフ「足を踏み出すところをはずしてますねー」

花村「折角体にバミった(印付けた)のに意味ないじゃーん」

苗木「あはは、す、すいません……」


ーーーーーーーーーーーーーーー


澪田「的な」

舞園「そんなことしてたんですか」

澪田「それから……」


ーーーーーーーーーーーーーーー


ナレーション『苗木君が校舎を歩いているシーンから、こちらはNGをどうぞ』


苗木「体育館に直接集合?適当だな、えっと……体育館は………」

すたすた

どんっ


ナレーション『ここで軽く飛ぶだけでよかったのだが……』


苗木「うわっ!?」

どっがしゃああああんっ

苗木「」

大和田「ぁあ!?あ、あ、ど、どこ見て歩いてやがる!」


ナレーション『動揺しながらも続けようとする大和田君』


苗木「……す、すんません」ふらふら

大和田「あ、いや、オレが悪かっ……苗木!?苗木!!」


ーーーーーーーーーーーーーーー


舞園「なんつーボケなんですか……」

澪田「紋土ちゃんはこのあと怒られました」

澪田「それからこんなのもあったっすね」

舞園「まだ続けます?」


ーーーーーーーーーーーーーーー


ナレーション『今度は全校生徒で校歌を歌うシーンから』



学園長「校歌斉唱」


~♪

苗木(こ、この曲は……)



「………ぃ………にそ………」

「うし………のよ………に………」



苗木(なんだっけ?)



「天使よ 息を吸い込んでー!」

「再びー空を目指せー!」



苗木(これほんとに校歌か!?)



学園長「ぉおもうまぁーまぁーーにいぃぃぃぃーーー!!!」

苗木「歌えちゃったよ!?」

スタッフ「すいませーん一旦かっとー」

監督「仁さーん、歌えないって設定でお願いしまーすww」

学園長「そうでしたっけーwww」

ははは……


ーーーーーーーーーーーーーーー


舞園「全く記憶にないですけど……」

澪田「他にも色々ありましたよ」

舞園「そうなんですか……?うーん……」

澪田「でもここから先はまた来年!」

舞園「!?」

澪田「主に中の人の事情っす!」

舞園「ええええ!!?」

澪田「みなさまよいお年を!」

九頭龍「最後に何か言いたいことは?」

あっ、あの、締め切り忘れててすいま

九頭龍「他にねぇのか!」

書きためしてないんで許しt

九頭龍「もっとあんだろ!?」

あっ、あっあのっ、そのっ

九頭龍「あけましておめでとうございますだろうがぁ!!」

うち喪中なんでその……

九頭龍「……東京湾に沈めろ」

辺古山「>>1を……ですか?」

九頭龍「やれ」

辺古山「御意」

あああああああああ

山田「ネタが無いときは『桃太郎をやればいい』と聞いております」

苗木「なにそれ……」

舞園「どこの世界の鉄板何ですか……」

山田「まあまあ、そう渋い顔をしないでくださいな」

とんっ

山田「描きました───桃太郎!」

苗木「すごく劇画タッチ!?」

山田「表紙だけです」

苗木「なんで表紙をそうしちゃったのかな山田クン?!」

舞園「ほんとにやるんですね……」

山田「ではでは……」


山田「【超高校級の桃太郎】、はじまりはじまりー」


苗木「すっごいやな予感しかしないんですけど」

舞園「すごく分かります」


○chapter14 超高校級の童話~桃太郎~

山田「はい、はじまりはじまりー」

すっ

苗木「……」

舞園「……」

山田「……」

苗木「……白紙だけど」

山田「最初に白紙があるのはこう、小説とかの始まりと同じですよ」

苗木「いや、確かにあるけどさ……」

山田「はて、そう言えばあれは何の意味があるんでしょうなぁ」

舞園「答えが分からないのにそう言うボケ止めてくださいよ!!」

苗木「つっこみ仕切れないからね……」

山田「まあまあ落ち着いてください」

苗木「仕掛けたのは山田クンだからね?」

『昔々、あるところに
おじいさんとおばあさんが暮らしていました』


苗木「よかった、話は普通だ」


紙ぺらっ


婆『ダーリン☆今日は山に芝刈りに行っちゃう?川に洗濯行っちゃう?それともアタシとエクスタ』

爺『黙れ』

婆『アアァァァァァン白夜様ったらそう言うところがイカすゥゥゥゥ!!』


『ぶっちゃけおばあさんがおじいさんを騙して結婚したようなものだったので、夫婦仲は最悪でした』


苗木「出だしからとばしすぎだよ!?」

山田「おじいさんは自分の経歴に傷を付けたくないので離婚しませんでした」

苗木「なんか生々しいよ!?」

舞園「この調子で大丈夫なんですかこれ……」


『と言うわけで川に洗濯に来たおばあさん』

『しかし……何かがおかしい……』

『そう……おばあさんは感じたッ!ここには普段あり得ない『何かの生命』を!!』

婆『……新手のスタンド使いかしらァん?』


苗木「いきなりジョジョパロした意味」

『すると川の上流から』

舞園「桃太郎だから桃が流れてくるんですよね!」


『にゅるぷちゅ、にゅるぷちゅと桃が』


苗木「はいストップ」

山田「なまめかしい音を立て……ってなんですか!」

苗木「なにその擬音!?半分腐ってるの!?」

山田「そうなりますね」

苗木「そうなりますね、じゃないよ!?」

舞園「後で書き直してくださいね」

山田「反省してまーす」

苗木「絶対直さないぞこれ……」


『おばあさんは思いました』

婆『これを白夜様にプレゼントしたら……うん、うんうん……あれがああなってこれ……そしてぱーん……』

婆『……うん、ヤレるな』


苗木「どこをどう計算したの!?」

舞園「雑ですねー、言葉遣いも」


『でまぁなんやかんやあって桃から子供が出てきました』


苗木「でなんでそこを端折っちゃったの!?」

『おじいさんとおばあさんは、桃から産まれた子供を『紋土』と名付けました』


苗木「桃太郎どこっ!?」


『すくすくと育った紋土は青年になり───』


婆『ほーらアナタ!もんちゃん!ご飯よォん!』

爺『いらん。その辺の下水に流してこい』

紋土『テメェの飯食うくらいなら土食うぜ』


『と、ごらんの通り腐りました』


苗木「誰が上手いこと言えと言った」

山田「こういう要素いるかなと思いまして」

舞園「……」


『大きくなった紋土は、ある日』

『大きな大きな怖い鬼が来て、いろんな村を荒らしていると言う話を聞きます』


爺『行ってこい紋土』

紋土『ァア?何でオレが』

爺『そうすれば俺の権力はこの村でさらに強くなる……ククク……ハハハ……』

紋土『はぁ?オメェのためなんか誰がいくかよ』

鎌しゃっ

紋土『!?』

婆『行かないと殺すよ?』


『紋土は鬼退治することを決めました』


苗木「脅しじゃないか!!!!!」

『こうして鬼退治に行くことになった紋土』

『しかしひとりでは心もとなさすぎます』

『そこで仲間を募ることにしました』

『紋土はおばあさんからある食べ物を渡されていたのです』


舞園「ってことはここであの食べ物が出るんですね!」


『そう、ラザニア』


苗木「時代背景どうなってるんだよこの話!!??」

舞園「ラザニアの概念ないでしょこの世界!って言うかなんでラザニアなんですか、もっとずんだ餅とかでいいんですよ!」

苗木「きびだんごだよ!?」

舞園「赤福とか!」

苗木「だからきびだんごだよ!!」


『紋土が歩いていると、道に一匹の犬が現れました』


紋土『あ?』

いぬ『ハッハッハッ(舌を出している)』

紋土『笑ってんのか呼吸してんのかどっちかにしやがれ』

いぬ『こら、君!日本刀の帯刀は法律違反だぞ、それを置いて行きたまえ!!』


『政府の犬でした』


苗木「もういいよそういうの!!」

『いぬはラザニアひとつで手のひらを返しました』


苗木「おい言い方」


いぬ『こんなに美味しい物は食べたことがない……生まれてから今までパンの耳しか食べたことがなかったのだ……』

いぬ『ようし、僕も仲間にしてくれたまえ!』


舞園「いろいろめちゃくちゃですね、今更ですけど」

苗木「今更だね……」


『こうしていぬと仲良くなった紋土が歩いていくと、今度はさるが現れました』


さる『今年の干支ってマジマキシマムカッケェーっす!』

紋土『はぁ?干支は……馬じゃねぇのか?』

いぬ『僕はずっといぬでいいと思っているぞ!』

さる『はぁ?頭おかしいのかオメーら?今年は申なんだよさる!!』

紋土『今なんつった?』

さる『あ?だから頭おかしいのかって』


紋土『誰の頭がとんがりコーンみてぇだと……?アァ……?!』ビキビキッ


さる『 ! ? 』


『こうしてさるは力に屈しました』


苗木「あぁー……さる……」

『さらに歩くと、今度はきじがその辺にいます』


苗木「雑さの極みだね、その説明は」

山田「まぁこの辺はいろいろ詰め込んでますからなぁ」

舞園「いいんでしょうかこれで……」


きじ『あわわ……た、助けてくれって!このままじゃきじ鍋にされちまうべ!』

紋土『……』

いぬ『……』

さる『……』

きじ『……へ?』

紋土『そういやぁ昼飯なかったなー』

いぬ『あのラザニア以外は何も食べていないぞ』

さる『は?ラザニアって何だよオレにもよこs』

紋土『なぁ……』

ぽん

きじ『ヒッ!』

紋土『きじ鍋っていいよなぁ……体暖まるしよ……腹も膨れるからなぁ……』

紋土『そもそも水曜日のカムパネラも言ってたじゃねぇか……『雉は戦力外』ってよぉ……』

紋土『……』

さる『……』

いぬ『……』

きじ『お、お、お、お助けぇぇぇぇ!!』


『きじ、享年5歳』


苗木「ええええ行く前から死んでるけどぉぉぉぉぉ!!!???」

山田「……」

すっ


きじ『テッテレー☆』


舞園「なんのどっきりだったんですか!?」

苗木「すでに成立してないよ!なんか半分羽根なくなってない!?」

山田「気のせいです」

『でまぁいろいろありましてー』紙さっさっさっ


苗木「進行雑、雑だよ山田クン、そのいろいろのところでまたきじ食べられかけてたよ」

苗木「なんかさらっと一体鬼倒してるしその辺を聞かせてほしいんだよ山田クン、山田クン」


『鬼ヶ島に行くことになりました』


舞園「全部端折りましたね!?」


紋土『行くぜオメェら……!』

さる『覚悟はいいか?オレは出来てる』

いぬ『ブリバリだぜぇぇぇぇ!』


苗木「犬のキャラチェンジなにこれ!?」

山田「いろいろありました」

舞園「だからそのいろいろを……」



きじ『』


苗木「そしてきじ真っ白に燃え尽きてる!半分魂なくなってる!!」


紋土『オラアアアアア!!』

がらっ


大神『……』
戦刃『……』
セレス『……』
朝日奈『……』
江ノ島『……』


さる『……あー……えーと』

きじ『あた、あたた、腹が痛いからかーえr』

大神『皆殺しだ』

戦刃『血が騒ぐね……!!』

いぬ『は、話せば分かる!話せば』

セレス『問答無用!』

紋土『ちょっ、待っ───』


『それから彼らの行方を知るものはいない……』


苗木「最後なにちょっとテイルズ風に締めてんだよ!!」

山田「いかがですか?この話!」

苗木「ぜー……ぜー……」

舞園「苗木君がつっこみ疲れてます」

山田「あれぇ?そんなにだめな話でした?」

苗木「だめだよ!ぜんぜんだめじゃん!?」

山田「仕方がありませんね、こっちは自信ありますぞ」

カンッ


山田「一寸法師ちーたん」

苗木「一回昔話から離れてよ!!!!」

昨日マジで忘れてました。ごめんなさい
今度こそ2週間後に。

サルバドール・宿木・梟「今週はダンガンロンパ霧切のネタバレがあります」

苗木「いやもう貴方がそうだからね」

メイド服「………」すたすた

苗木「?」

メイド服「おはようございます」ぺこ

苗木「えーと?」

戦刃「今日から学園の食堂に配属されたメイドさんだって」

苗木「へぇー……そんな人いるんだ……」

メイド服「………」


メイド服(やぁ、読者の諸君。僕のことを知っている人も知らない人もいるだろうから自己紹介しよう)

メイド服(僕の名前は魚住絶姫(うおずみ たえひめ)と言う。今は訳あってこんな格好だけど、本当は探偵だ)

魚住(………え?『いやいや、オマエはダンガンロンパ霧切の2巻で(ネタバレ)したじゃん』? )

魚住(全く……そう言った現実的なことは現実的な場所で言ってくれ。僕はここにいるし、探偵として学園に入り込んだ。当然相棒も存命だし、追っていた詐欺師は捕まえた)

魚住(だから僕がダンガンロンパ霧切の2巻の結構最初の方で(ネタバレ)したことは一旦忘れてくれ。これじゃバレてるだろうけど)

魚住(まあそう言わず聞いてくれ)

魚住(今回はとある依頼があったので、この希望ヶ峰学園に入り込んだんだ。僕だって意味もなくメイド服なんて着ない)


魚住(ところがその依頼と言うのが、それが───)



魚住(霧切響子の学園内での生活の調査、だ)




○chapter15 希望ヶ峰魂チェック隊~霧切編~

魚住(諸般の事情で依頼主はお教えできないがとにかく僕は依頼されてここにいる)

魚住(時刻はまもなく午前7時だろうか)

魚住(情報によれば、もうすぐ霧切はこの食堂にくるはずなのだが……ん?)


……セーラー……


魚住(……何か聞こえた……?)


ラッセ……セーラー……


魚住(近付いてくる……これは……)


ラッセーラー……ラッセーラー……


魚住(!)




霧切「ラッセーラー、ラッセーラー」真顔




魚住(アレ霧切響子だーーー!!!??)

霧切「ラッセーラー、ラッセーラー」真顔

魚住(しかも猫ひろしみたいなシャツ着てる!?なんだその『姉魂』ってシャツは!?ダサいし!)

霧切「うーん、ポートピアポートピア」

魚住「」

霧切「……」

霧切「……犯人はヤス」ぼそっ

魚住(そして欠かさないネタバレ)

◆午前10時


先生「であるからして、ここはこういう意味であるからして……」かかかか


桑田「Zzz……」

朝日奈「全然分かんないよぉ!」

葉隠「つまり……リス!」

先生「違う」

霧切「……」かりかりかり



魚住(午前10時。教室に潜入成功───霧切響子はふつうに授業を受けていた)

魚住(なるほど、学業はまじめに取り組んで……)

魚住(……ん?)


霧切「……」かりかりかり

霧切「……」かりかりかり


魚住(くっ、ここからでは何を書いているか分からない……)


霧切「……」ふぅ


魚住(なんだ?何を書いている?)


きーんこーんかーんこーん……


先生「ああ、これで終わりか。みんな復習しておくように」がらら

石丸「よし!授業が終わったから黒板を消すぞ!」ふきふき

苗木「って早いよ石丸クン!」

朝日奈「あー!まだ書いてないのにー!」

霧切「よければ私のを写していいわよ」すっ

苗木「ほんとに!?ありがとうきりぎ」







はやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはやくけせはや






苗木「……りさん」

魚住(耐えた!?)

◆体育館


ダムダムダム


大神「ふんッ!」ぼしゅうっ

セレス「そのただの立った姿からどうやってシュートしましたの?今の……」

ダムダムダム

石丸「ヘイパス!パスパスパスパナイッシュー!!」

大和田「るせーぞ兄弟!そんなにパスパス言ってたらオメェが狙われんだろ!!」←シュートした


魚住(午前最後の授業は体育か。男女混合のバスケ対決をしているようだな)


腐川「な、何であたしがこんなこと……」だむだむ

十神「点を取ったら靴を舐めさせてやる」

腐川「ヒイイイハアアアアア!!!」ダッシュ

ひゅーん

山田「うひぃ!?早すぎィ!」

不二咲「あ、腐川さん!前に霧切さんがいるよ!気をつけて!!」

腐川「白夜様のおおおお!!」だん

霧切「……」ふぁさ

腐川「靴を!!」


「な」「め」「る」「!!」だーんっく


山田「おーっと霧切響子殿が吹っ飛ばされたー!?」

十神「……ふん、雑巾のくせに点を取るとは」

腐川「びゃびゃびゃ白夜様白夜様ぁん」べろべろべろ

霧切「……」すたっ

不二咲「き、霧切さん!大丈夫……?ぶ、ぶつかったみたいに見えたけど」

霧切「ええ、大丈夫よ」

ちらりんぴっく☆

霧切「私は点の代わりにパンツを取ったから」ひらり

腐川「へ? ……あ……」

山田「超絶技巧(エクセレント!)」

魚住(こら超高校級の劇場型怪盗)

◆食堂


魚住「ふぅ……」

魚住(やっとこそこそしなくて済むな……さて、霧切響子は……)


霧切「今日も始めましょう」

セレス「ええ……そうですわね」

戦刃「がんばろう、ね」

大神「うむ……力を尽くそう」


魚住(ん?クラスメイトと会話か……何が始まるんです?)


霧切「……じゃあ、私から行くわね」

大神「……」こくり




霧切「バスケ終わってテンションブチアゲー!みたいなー?」

セレス「それな、ほんまそれな」

戦刃「とりま飯食わん?」


魚住(なんだこれ)


戦刃「オーガっち何食い?」

大神「うーん、我はー」

魚住(素が)

大神「麺干しいも」

セレス「どっちだしwww」

霧切「ぽよー、あげぽよー」

舞園「ぽよぽよー」

魚住(雑か、雑すぎか、あと本家混じるな危険)

◆視聴覚室


<ボクハネェホンバニネェ コンカイジシンアルンデスワァ
<クロヤナギサンノコタエ


魚住(視聴覚室で社会、世界史の勉強か……)

魚住(……さすがにさっきのようなことは起こるまい……)


桑田「Zzz……」

苗木「ふーん……なるほど……」かりかり

戦刃「全然分かんないや……答え教えてよ盾子ちゃん」

江ノ島「このあとクロヤナギさんはゴールデンひとし君で正解します」

魚住(え?そっちの正解知ってる人いたの?)

大和田「……全く分かんねー……」がしがし

魚住(それはともかく霧切響子は……)


霧切「……」

魚住(まじめに見ているな……)

霧切「……」ぽろっ

魚住(泣いてる!?え?なんで!?)

霧切「草野さん……かっこいい……」ぽろぽろ

魚住(本放送見とけよ!って言うかどんだけ惚れてんの!?)

霧切「さすがは2002年5月18日放送分の草野さんだわ、顔がりりしいし、初めてのミステリーハンターへのアプローチも忘れていない」

魚住(暗記済み!?)

◆夕方


石丸「さようなら先生!さようならみんな!」

苗木「ホームルームが終わるだけだよ……」ははは

先生「じゃあまた明日」

ぞろぞろ……


魚住(やっと一日が終わったのか)

魚住(確か希望ヶ峰学園では、通常授業の日と特殊授業の日が別れているんだったな……)

魚住(今日は通常授業だけで終わる日のようだ)


舞園「それじゃあ私、収録があるので」すた

不二咲「僕もラボに戻るねぇ」

苗木「また明日ー」

朝日奈「気をつけてねー!」

葉隠「おっと、こんな時間!確か今日は連載の締め切り……」いそいそ

山田「拙者も締め切りが近付いておりますゆえ、これにて……」いそいそ

江ノ島「やっば、アタシも撮影行かないと……」

苗木「みんな忙しいよね……あと葉隠クン、そのミステリー系の連載は不評だから載せる内容変えた方がいいよ」

桑田「ふぁー……よく寝た……」

セレス「授業はすべて終わりましてよ……?」


魚住(ここからは部活やバイトの時間と言う訳か。桑田怜恩の事情も気になるが今回は霧切響)


霧切「さて」がたっ

魚住(! 霧切が動くのか!)

苗木「あれ、霧切さんも仕事?」

霧切「いいえ、ちょっとね……」


霧切「山に芝刈りに行くの」


魚住(嘘が下手くそか)

◆午後7時


霧切「……」

魚住(……やれやれだぜ)

魚住(霧切響子に見つからないように尾行してきたはいいが、よく分からない場所に入ってしまったようだ)

霧切「……」

霧切「……確かこちらだったわね……」すたっ

魚住(ん?霧切がどこかに向かうぞ?)


【ドン・キ○ーテ】


魚住「!?」

霧切「……」すたすた

うぃーん……

魚住「……はっ!このままじゃ置いて行かれてしまう!気付かれないように……」

うぃーん

魚住(……いや、これには何か意味があるはずだ)

魚住(例えば彼女の洞察力を高めるための訓練だとか……そう言ったことなんだ、そうに違いな……)


すたすた

魚住(ん?今のは)



虎の着ぐるみをきた霧切「……」すたすた



魚住「えっ!?あ、いつの間に、えっ!?」

◆午後8時


虎「……」すたすた

魚住「……」


魚住(霧切響子の行動パターンはよく分からない)

魚住(もうこんなの、狙ってやってるとしか……)

こつっ

虎「……」キョロキョロ

魚住(? 公園に立ち寄った?)

虎「……」



虎「じっちゃんの名にかけて!」びしっ

虎「……なんか違うわね……もっとこう、腕を……」

虎「じっちゃんの名にかけて!」びしっ

虎「じっちゃんの名にかけて!」びしっ


魚住(何の自主練だよーーーー!!!??)


魚住(はっ!もしかして虎を買ったのは!)



虎「こんなところ見られたら最悪だものね……」



魚住(顔バレしないためだーーーー!!!!)




プルルルル


魚住「! 相棒」



魚住「どうしたんだい、サルバドール。君からこんな時間に連絡なんて」

『君こそどうしたのです、絶姫。連絡がないから心配しました』

魚住「あ、もうこんな時間か……」

『少なくとも一度は電話を貰えると思っていましたよ』くすっ

魚住「ごめんよ、サルバドール。忘れていたわけじゃないんだ」

『……ああ、例の依頼はどうですか?』

魚住「それなんだけどね」

『? 何かアクシデントが?』

魚住「アクシデントもアクシデントさ」




虎「1137じっちゃん!」びしっ

虎「1138じっちゃん!」びしっ

虎「1139じっちゃん!」びしっ



魚住「僕は少し危ない世界を見てしまったのかもしれないよ、サルバドール……」

『気を確かに絶姫、家に帰るまでが探偵ですよ』

◆翌日


魚住(霧切はあのあと5時間もあれをやっていた)

魚住(……超高校級の探偵ともあろう霧切響子があんなことを5時間もやるか……?)

魚住(もしかしたらあれはなにかの見間違いかもしれない)

魚住(そうだ、きっとそうに違いない)

魚住(だから今日も張り込めばきっと素の霧切響子が)


霧切「たっちひーろし……たっちひーろし……」


魚住(ああだめだ、これもう朝からだめだ)

ダンガンロンパ霧切で一番好きなのは魚住絶姫。
また二週間後に。

苗木君お誕生日おめでとう記念。

江ノ島「苗木に最高のプレゼント思いついたからちょっと手ぇ貸して」

松田「やだよブス」







◆【2月5日】


がらがらがら


苗木「ふわあ……おはようみんな……」


「あ、苗木クン!」
「どうしたの?なんだか眠そうだけど」


苗木「うん……昨日ちょっと宿題が……」

苗木「終わ……」ふっ


「そう言うのダメだよ、ちゃんと寝ないと次の日大変だしさ」
「あはは……ボクもよくやるから分かるよ。やっぱり宿題って終わらないよね」
「ええっと、体は大丈夫なの?苗木クン……」


苗木「ら……な……」

苗木「…………」


苗木「どうしたの?」
苗木「あ、こ、これには訳があって」
苗木「ボクたちもよくわかってないんだ」
苗木「お、落ち着いてほしいんだよ、苗木クン!」



苗木「うわあああああああ!!!!????」




○chapter16 超高校級の幸運に捧げる超高校級の誕生日


苗木「こ、これどういうこと!?なんで、みんながボクに!?」

苗木O「それは……」

苗木「って言うかクラスメイトのみんなだよね!?なんで衣服まで一緒なわけ!」

苗木K「下着も一緒だよ」

苗木「言わなくていいよそう言うこと!?って言うかこれなんなの!?」

苗木C「うん、それがね」

苗木B「実はボク達も分からないんだ」

苗木「え!?」

苗木A「朝起きた時には既にこうなってて………とりあえず教室に来てみたらこの有様なんだ」

苗木D「正直ボク達も驚いてるんだよ、みんながみんな苗木クンになってるからさ」

苗木Y「原理も分からないし……何よりなんで苗木クンなんだろう……?」

苗木S「考えても分からないんだ」

苗木「どういうことなの……」

苗木T「きっと元のボク達の顔を見たくなかったから……学園がこんなことをしたんだ!」

苗木「そう卑下しないで、あとキミが腐川さんだってことは分かった」

ばさっ


苗木達「「「!?」」」


江ノ島「はーい」

苗木「あ、江ノ島さん!?」

苗木K「江ノ島さんは普通なんだね」

苗木S「これをやったのはキミなのか、江ノ島さん!?」

江ノ島「いえす。私様は審判なのでかしこかわいい盾子ちゃんのままです!」

苗木Y「そんなのズルいぞ……!ほかのみんなは苗木クンになってるのに!」

苗木Z「逆にかわいそうかもしれないけどね」

江ノ島「かわいそうじゃねーよタコ!」

苗木「それで……どうしたの?」

江ノ島「んーと、ね?これは私様からの苗木への誕生日プレゼントなの!」

苗木O「何言ってるの……?」

苗木B「説明してよ!意味が分からない……!」

江ノ島「えー、どの苗木が元々どの生徒だったのか……苗木クンには当ててもらいます」

江ノ島「全問正解だった場合はそこで晴れて元に戻ります!やったねたえちゃん」

苗木G「」ぴくっ

苗木K「もし正解できなかったら?」

江ノ島「全員そのまま一生過ごしてもらいます」

苗木達「「「な、なんだってー!?」」」

江ノ島「まるでコピペのような反応ありがとう」

苗木L「これって事態は深刻だよね……」

苗木M「だね。かなりまずいことになってるみたいだ!」

苗木A「って言うかボク達が誰なのかが自分でも分からないって怖いよね!?」

苗木「とりあえず誰が誰なのかを見極めないと……!」

苗木K「そうだね、同じ顔だけが喋ってても面白くないし」

苗木D「そうかな?たまにはこう言うのもあっていいと思うけど……」

苗木Z「でもこれってボクって個性の無個性化って言うか誰も得しないんじゃあ……」

苗木S「そうかな?ボクは幸せだよ!ボクが苗木クンになれるなんて夢じゃないか!下着を嗅いでも犯罪じゃないんだよ!」

苗木「はい舞園さん発見」シールぺた

舞園「なんで今のでボクが舞園さやかだって分かったの!?」

苗木「バレないと思って変なこと言ってるからだけど!?」

苗木I「うーん……にしてもこのままじゃ埒空かないよ、どうする?」

苗木G「じゃあさ、ここでみんなで賭麻雀をやって、一番負けた人が本物の苗木クンってことで」

苗木「おいセレス」

苗木O「手っ取り早く腕相撲とかでいいんじゃないかな?」

苗木M「それならチキンレースにしようよ!闇のゲームを始めよう……命がけのさ!」 !?

苗木「はい大和田クン」

苗木L「そういう危ないことはしない方がいいんじゃないかな?出来ない可能性の方が高いしさ」

苗木D「一回やってみたらいいんじゃないかな?大丈夫、希望は前に進むんだ!」

苗木「うーん……ほんとにそうなのかな……?」

苗木A「とりあえずプール行こうよ!」

苗木「朝日奈さん」

苗木C「み、水はあんまり得意じゃないんだ」

苗木「不二咲クン、かな……」

苗木I「そもそも同じ顔になるって校則で許可されてるのかな?」

苗木「え?」

苗木I「こんなの日本国憲法でも裁ききれない難問じゃないか!ボクには荷が重すぎるよ……!」

苗木I「そもそも同じ顔になるってどういうことなんだよ!?それってボク達の努力が全部無駄になるってことじゃないか!」

苗木「石丸クン……」

このあとちょっと泣いた。

苗木B「つべこべ言ってないでまず何かをやってみようよ!」

苗木Z「! うん、そうだよ!この苗木クンの言う通りだ!」

セレス「そうですわね」

苗木「あれ?しゃべり方だけ戻った?」

舞園「自分であると言う意志を強く持てば元に戻るはずです!」

苗木K「でも見た目は戻ってないんだね」

苗木「なんかとても怖い発言ばかりを聞いている気がする」

苗木L「そう言うことよりも、なんでこうなってるのかを知りたいんだけどなぁ……」

苗木Y「ん?みんな苗木クンになってるってことは、もしかして今女性陣には男のしっぽが生え」

苗木「止めて!!ボクのイメージが!!キミ、山田クンでしょ!?」

苗木Y「ち、ちがうよ(震え声)苗木誠ですしおすし」

苗木「完全に山田クンだよね!?」

苗木O「……ボクあんまり難しいことはわかんないんだけど……」

腐川「待って……あたしが全力をかけて白夜様だけは見つけてみせるわ……!」すすすすす

苗木「ボクの顔だからなんか傍目だとすごく気持ちが悪いよ腐川さん」

苗木B「あ、あはは……ち、近寄らないでくれないかな」

苗木「あ、十神クン」

石丸「今ので分かったのか」

舞園「さすが苗木クンですね」

十神「今のはみんな分かると思うけどなぁ」

苗木「えぇーと……あと誰だ?誰残ってるんだ?」

苗木Z「ボクは残ってないよ!」

苗木「戦刃さんだね」ぺた

苗木Z「なんで!?」

苗木「はい、Zのマーク貼っておくから」

苗木Z「え?これ何のZ?」

舞園(絶対に残念のZ)

大和田(ひでぇことしやがる)

十神「残りの選択肢は少ないから分かるよね?苗木クン」

苗木L「元に戻ってないかな!?なんで!?がんばって十神クン!!」

苗木「何かわかんないけどキミは桑田クンな気がする」ぺた

朝日奈「条件反射ってやつだね!」

苗木O「たぶん違うよ?」論破?

腐川「ここまでは順調だったけど……」

苗木「あとの人たちは……」

不二咲「し、正直ほとんど見た目で区別も付かないし、話し方も同じだし……」

苗木K「ここでいよいよどん詰まりだね……」

苗木「ぐぐ……でもまだなんとかなるはず!」

苗木D「そうだよ苗木クン!こういう時は直感に委ねるんだ!もしも不安なら後はボクに任せてくれてもいいけどお代はきっちり」

苗木「どうやらキミは豚箱に入りたいみたいだね葉隠クン」

朝日奈「あの苗木はさくらちゃんだよ!私なんとなく分かる、ドーナツ神の思し召しだよ!」

苗木O「え?ボク?」

苗木「なにそれ!?」

桑田「ドーナツ神ってすごいのな!?」

朝日奈「うん、間違いない……サーターアンダギーがそう言ってる」

葉隠「風の声かなんかでも聞く能力持ってんのかよオメーは」

不二咲「えっと……こ、これで……?」

セレス「残るはあと1人ですわね」

十神「ではあの苗木は」

舞園「霧切さん、です」

苗木K「……」



霧切「不正解よ」ふぁさ



セレス「まぁ、霧切さん?」

山田「あれれー?この人だけ何にも姿が変わってなくておかしいぞー?」

霧切「違うわよ、ちょっと部屋で自主連……なんでもないわ」

霧切(言えないわよ、部屋で犬神家の一族のポーズしてたとか言えない)

石丸「自主練?なんのだね?」

霧切「ナンデモナイ」

苗木「じ、じゃああれは……」

腐川「いったい誰なのよ……?」

苗木K「誰だと思う?」

苗木「え……?でももうヒントがないよ!」

苗木K「ひんと1、ボクは普段の苗木クンの下着を知っている」

苗木K「ひんと2、普段のボクは苗木クンよりも大きい」

苗木「……」

苗木K「ひんと3、ボクのことはたぶんみんな知らない」

苗木K「ひんと4、ボクも何でここにいるのか分かってない」


苗木(……考えろ……考えるんだ……)

苗木(ボクより背が高くて、ボクの下着を知っている人物!それは───)


閃きアナグラム!

 な ? ぎ こ ? ?


苗木「……そうか、分かったぞ、お前は───」




苗木「……こまる!苗木こまる───ボクの妹だ!」びし

 コ ン プ リ ー ト ! ! 




霧切「……だそうよ?江ノ島さん」

江ノ島「ぐぐっ……せ、正解です……」

こまる「やったね、お兄ちゃん!」

戦刃「ってことはみんな、苗木君の姿から元に戻れるんだね!」

江ノ島「うん!そうだよ!でもせっかくだからもうちょっと祝われてけよ!」


ぱちーん
ぼわんっ!?


苗木「うわっ!?」


けほっけほっ……


戦刃「……あ!元に戻った!」

苗木「みんな元に戻ったみたいだね」

葉隠「はぁ、全く今回はどうなるかと思ったけど……」

舞園「何事もなくてよかったね、みんな」

大神「そもそもどうしてこんな風に出来たのかまだ聞いてないんだけど……」

桑田「……ん?あれ?ちょっと待ってみんな、なにかおかしくない?」

戦刃「? そうかな?いつも通りだよ」

腐川「どこがいつも通りなの!?」

セレス「これってまさか、また喋り方だけ苗木クンになってる!?」

大和田「そ、そんな……これいつ元に戻るの!?江ノ島さん!」

江ノ島「今日いっぱいまでは無理です」

不二咲「どうやってやったのかしらないけど元に戻してよ!?」

江ノ島「奇跡も魔法もあるんだよ」どやぁ

こまる「ちょっと待ってよ、ボクこれから学校あるんだけど!」

江ノ島「そのままどうぞ」

苗木「こまるを困らせるなよ、江ノ島さん!」

江ノ島「これは魔法ですよ」オズゥ

セレス「不便で不便で仕方が無いじゃないか!」

石丸「これも校則では定まってないから違反ではないしなぁ……」

苗木「石丸クン……」



【2月6日】


「うー、遅刻遅刻!」

「ふぁ……昨日はあんなことがあったせいで全然寝れなかった……」

「もう、顔洗う時間もほとんどないまま部屋から出て来ちゃったじゃないか……」

「って言うかなんか少しだけ背が高くなってるような……気のせいだよな?」

がららら

「おはようみん」







桑田「またオレだよ!?」
桑田「あ!?これで何オレ目よ!?」
桑田「知らねーし!」
桑田「つーかこれ誕生日プレゼントなんだろ!?」


「……あれ?」


桑田「おい桑田!オメーの誕生日ってもう過ぎてんじゃねーか!」
桑田「知るかよ!オレに言われたって分かるわけねーじゃん!」
桑田「つーか誕生日っていつ?」
桑田「冬休みだったんじゃね?」
桑田「どうでもいいけどドーナツ食わね?」


「ってことはまさかボクも……」



桑田「え?は?はぁ?な、なんなんだよオメーら、ドッキリとかマジやってらんねーんすけど」


苗木(桑田)「う、うわあああああああ!!???」

ツイッターで遊んでくれてる人の言ってた「俺俺のパロディを見たい」に触発された。私は悪くない。だって私は悪くないんだから
また2週間後に。

バレンタインだよ!


舞園「みんなにクッキーを焼いてきましたから食べてくださいね!それと苗木君……ガトーショコラ(消し炭)です!」ふふ

腐川「あ、あたっ、あたしの作った、その、ち……チョコ、食べてください白夜sあぁーっ!?粉々……!も、もっと精進します!」

セレス「なんですの?チョコなんてありませんわ……いいからロイヤルミルクティ作れって言ってんだろこのダボがぁーーーッ!」

朝日奈「ドーナツ作ったよ!ん?ちゃんとチョコかかってるからさ、みんなで食べないー?」

大神「我にはチョコなど作れぬ……せいぜい卵焼きくらいだ……」じゅうう

戦刃「あ、あのね……これ、その……か、カカオを現地から取ってきてそれで作ったんだ、おいしいと……思う、から……」

江ノ島「完璧すぎる私様はむしろチョコを作りませんでした……ぶひゃひゃ!そうだよ!これがチョコ焼きそばだ!絶望しろー!!」


霧切「……」

【靴箱】

霧切「……」そっ


ことん













葉隠「よし、苗木っちと場所入れ替えといて正解だったべ!」

霧切「葉隠君」すっ

葉隠「はい」

今週分ですが、マジでなーんも考えてなかったので、普段よりも何かがおかしい具合に磨きが掛かっている気がします。すまんの

セレス「うふふ、ごきげんよう」ひらひら


苗木「ねぇ山田クン、ボクの悩みを聞いてくれないかな」

山田「アロエリーナに話しかけるみたいに言いますけどもねぇ」

苗木「ボク、セレスさんのことって詳しく知らないと思うんだよね……」

山田「……ほう、と申されますと?」

苗木「うん、ボクが知ってるのは……」

苗木「11月23日栃木県は宇都宮市生まれ、身長164センチ体重46キロの胸囲80センチ、好きな食べ物は餃子、好きな男性はヴァンパ」

山田「ちょちょちょ!?それどうやって調べたんです!?」

苗木「山田クン、ボク達のクラスメイトには【スーパーハカー(笑)】がいるんだよ」きりっ

山田「【プログラマー】ね!?あぁた、ちーたんをなんだと思ってるんですか!?」

苗木「不二咲クンは力を貸してくれたよ!」

苗木(ボクの妹と、クラスメイトが遊んでる写真を提供することでね)

山田「!?」

苗木「そう言う訳だから、あとはそれでも分からなかったことを知りたいんだ」

山田「やだぁ……苗木誠殿がただのストーカーになってる……」



○chapter17  見て来て触れて、セレスさん感謝デー


山田「しかし、他に知らないことなんてあるんですか?」

苗木「たくさんあるよ!たとえば」


○口癖
○起床時間
○日々のルーティーン
○好きな決まり手
○いつも買ってる雑誌
○今日の献立
○血液型


山田「いろいろ突っ込みどころがある中、意外!血液型知らないの意外!」

苗木「こればっかりは不二咲クンの力を持ってしても分からなかったよ」

山田「なんで!?逆に!」

苗木「葉隠クンがO型らしいってことしか分からなかったよ……」

山田「だからなんでです!?」

苗木「なかの人もO型だし……」

山田「そういう(メタな)のやめーや!」

苗木「ところで、ボクはセレスさんの血液型はAB型のRHマイナスだと思ってるんだけどね……」

山田「一番希少なやつじゃないですかーやだー」

苗木「でも、それは嘘で実はA型だと思う」

山田「……つまり?」

苗木「公称AB型、実際はA型の血液型詐称タイプだよ!」

山田「なんのために……」

苗木「公称B型、実際はO型だったロッチ中岡タイプだと思う」

山田「あまりにも誰もが得しない情報サンキューでーす……」

◆で、もう直接本人に聞いた


セレス「私の血液型ですか?」

苗木「うん、色々調べたんだけど全く分かんなかったから教えてほしいなと思ってさ」

セレス「……ふふ、貴方さすがに凡人ですわね。存外、血液型占いを盲信しているのですか?」

山田「いえ、たんなる興味と言いますか?」

苗木「ボク達のデータってなぜか血液型が書いてないからなんでかな?って話になったんだよね」

山田「そそ!!」

セレス「で、聞かれたからって答えるとお思いで?」

苗木「隠すようなことじゃないじゃないか!今日のブラの色とか聞かないから血液型を教えて!」

山田「!!??」

セレス「くふふ……苗木君も面白い冗談を言いますのね」

苗木「じ、冗談じゃないよ、本気で……」

セレス「紫」

苗木「……え?」

セレス「今日の私の肌着の色ですわ。これで満足で?」

山田「なぜ言ったし」

苗木「……ありがてぇ……ッ!」

山田「おまわりさんここに変態がいます」

セレス「と言うかなぜ私の血液型が気になったのですか、苗木君」

苗木「うん、それがさ……セレスさんのことをもっと知りたいと思ったんだ!」

山田「色々と飛ばしてはくれてんのね」

セレス「その……まずどうして私を知ろうと?」

苗木「セレスさんはあまりにもミステリアスだから、そのヴェールを脱がせてやりたかったんだよ!」

山田「こら言い方」

苗木「そう、セレスさんを丸裸に!一糸纏わぬ姿に!」

山田「苗木誠殿、やりすぎですぞ」

苗木「無茶したいしくちゃしたいし、ふたつ合わさってムチャクチャにしたい!」

山田「そんなRADWIMPS気味に言ってもダメ!」

苗木「控えめに言っても結婚したい!」

山田「苗木誠殿!そのパロディはあかん!!」

セレス「なんと言うか……とにかくお気持ちは分かりましたわ」

苗木「じゃあ脱いでくれるんだね!」

セレス「何でそうなるんだよスカポンタンがぁぁぁぁ!!」

◆追い出された


苗木「うーん、セレスさんを怒らせてしまった……」

山田「うん、まずは自分の発言を省みることから始めましょうか?」

苗木「ボク、そんなにおかしなこと言ったかな」

山田「全部だ全部!全部!!」

苗木「……あ、ロッチ中岡の件?」

山田「そのマイナー情報はもういじらなくていいんですよ!!誰が得するんだ!!馬鹿か!!」

苗木「さん付けしなかったのが問題かな……?」

山田「ちっがあああああう!!お願い苗木誠殿、正気に戻って!?」

戦刃「あ!」ばったり

苗木「……うん?」

戦刃「苗木君、こんなところで会うなんて奇遇だね」

苗木「やぁ戦刃さん、ここは廊下だからたぶんいつでも会うよ?」

山田「マジレス」

戦刃「……そ、そっか、ごめん」

苗木「え?なんで謝るの?そんな、変なこと言ってないから安心してよ!」

山田「まぁ貴方以上におかしなこと言ってる人は今回出てきてませんしおすし」

◆そしてパソコンルーム



苗木「かくかくしかじか……と言うわけでセレスさんの情報をもっと知りたいんだ、協力してよ!」

不二咲「なるほどねぇ、苗木君は本気だったんだ……」

苗木「これがうまく行くなら、ボクは悪魔にでもなる……!」

山田「ほんとなんなの今日の苗木誠殿」

苗木「だからボクに力を貸して!不二咲クン!」

不二咲「オッケー☆」

山田「軽っ!?ローラ!?」

苗木「ありがとう、やっぱり持つべきものは友達だね!」

不二咲「ただし!」

山田「……ただし?ってことはただじゃないんですか?」

苗木「……分かってるよ、不二咲クンが大好きな百合……でしょ?」

山田「!?」

不二咲「うん、分かってくれたらいいんだよぉ」

山田「なぁにこれぇ……」

不二咲「ふふっ、あ、こないだの写真は最高だったよぉ!やっぱり苗木君の妹さんはかわいいね!」

苗木「でしょ?ボクも自慢の妹なんだ!ボクより背が高いし!ボクより背が高いし、背が高いし、そしてなにより背が」

山田「コンプレックスの塊か」

◆で、数分後


不二咲「やったよ、苗木君!」

苗木「遂に学園の最深部にたどり着いたんだね!」

山田「スーパーハカーこわぁい……ものの数分であらゆるセキュリティ突破した……」

不二咲「任せてね!ここから……」かたかた

不二咲「苗木君が探している、お目当てのものを……」かたかたかた

不二咲「そう!」ッターンッ!

不二咲「セレスさんの、極秘情報を!」かたかたかた

山田(ッターンッで終わったのかと思った……)

苗木「頼むよ、不二咲クン!」

かたかたかたかた……


かたっ


苗木「! 不二咲クン!」

不二咲「うん、間違いない、これだ」

山田「まじで何してんの世界の希望達」

不二咲「ここにセレスさんの極秘データがあるんだよ……」かたかたかた

ぴー

不二咲「ロックが外れた!よーし!」







『セレスティア・ルーデンベルク
本名:安広 多恵子』







山田「えええ!?これが極秘データ!?」





苗木「なんだ、日本人か。冷めちゃったよ」

山田「ええええええ!!!????」

外国人タレントだと思ってたのにほぼ純日本人だと知るとがっかりすること、あるよね。また二週間後……あ、ちょっと待って。

○chapter Ex2.22  ネコネコカワイイ


◆ジャバウォック島


小泉「アンタ誕生日なんですって?弐大」

弐大「応?ああ、もうそんな日か……月日は光陰の如しとはよく言うたもんだのう」

小泉「あー、えーと……ね、なんて言ったらいいか分かんないけどさ」

弐大「……なんじゃあ、言いたいことがあるなら腹から声を出さんかい!」

小泉「いつも!」

弐大「!」

小泉「いつも!あ、アタシ達をちゃんと……纏めてくれて、ほんと……ありがと!」

弐大「……小泉」

小泉「なんだかんだ、バラバラになりそうでもうまく行ってるじゃん、アタシ達」

小泉「それって……ちゃんと和を作ってくれた弐大のおかげだと思うんだ……よね」

小泉「あはは、ちょっと恥ずかしいけどさ」

弐大「いや、ワシの力じゃあない」

小泉「え?」

弐大「ワシはマネージャーじゃあ。だから、お前さんらの力添えしか出来んのよ」

弐大「最後に力を出すのはお前さんらじゃ」

弐大「ワシは日陰でいいんじゃ、小泉よ」



日向「それは違うぞ!」

弐大「! 日向……?」

日向「猫は日向に当たりに行くもんだろ、弐大」

日向「お前は日陰じゃないさ、お前のおかげで光をみんな浴びれてる」

日向「それって、お前自身が光になってるって言ってもいいんじゃないか?」

日向「……って、俺(ひなた)が言ったらなんか意味分かんないか、ハハハ」

弐大「……日向に当たる……」

日向「え?おい、弐大?」

弐大「……そうじゃあ!ワシもほとほと厭きておったのよ!」

弐大「ワシにはマネージャーの力しかない!だから、誰かをマネージメントしたかったんじゃあ!」

小泉「ふふ、じゃ日向をマネージメントしたら?」

日向「お、おい小泉!」

弐大「応!そうするかのう!」

日向「ちょっ、待てって!」

弐大「さぁ日向!今日からお前さんとワシの栄光の架け橋への挑戦が始まるぞ!」

弐大「絶対にお前さんを一流のアスリートにしてやるからのう!」

日向「いやいや、俺の才能がアスリートじゃない可能性もあるだろ!?」

弐大「その時はその時!」

弐大「そしてお前さんがきれいに羽ばたいたその時が、ワシにとっての最高のプレゼントじゃあ!」

小泉「ふふっ、お誕生日おめでと、弐大」

弐大「行くぞ日向!まずは足腰を鍛えるために砂浜を走り込みするんじゃあああああ!!」

日向「お、おい!もう花村がケーキ作って待って……引っ張るな弐大いいいい!!??」

即興だとばたついてごめんね。とにかく猫丸ちゃん、お誕生日おめでとっす!
じゃ、今度こそまた二週間後に。

やぁ、二週間ぶりだね、みんな。ふふ……これがみんなの希望になることを祈るよ……!

◆今日のアイテムさん


ダンガンロンパに登場する様々なアイテムを紹介するこのコーナー!
第1回のゲストは───


タンブル・ウィードさん!


枯れた草が丸まった見た目をしています。
よくウェスタン風な場所でころころ転がっているところを見たことがある、と言う人もいるかもしれませんね。

原作では「西部劇などでよく見かける草の塊。家のドアに溜まったら裏庭に捨てる」という記載があります。
超高校級の人狼での使用説明も「風に乗ってころころ転がり続けるだけ」と至ってシンプル。
まさにみんなの想像通りのアイテム、と言ってもいいのではないでしょうか?

大きさはそれなりにあるように見えますが、モノモノマシーンから出てくるのは、手のひらサイズです。
ちょっとした夜のお供に───
何もする事がない退屈な時間に───
誰かへの嫌がらせに───
ころころ、風に乗せて転がしてみてください。







桑田「風って空調か?」

不二咲「ど、どこに風があるのかなぁ……」

大神「なれば我が息を吹こう」すううう

桑田「待って!?オーガの息だったらもう永久にどっか行くから!!」

朝日奈「ねー、外でころころしたーい。窓開けてよー」

モノクマ「シャラップ!!!」

大和田「っぐうぅぅっぅ!」

石丸「そう気を落とすな兄弟、女性は星の数ほどいるじゃあないか」

大和田「だが、だがよぉ………」ぼろぼろ

石丸「前を向くのだ!そしてさらに強くなれ!」



腐川「な、なによこれ……教室に忘れ物取りに来ただけなのに青春始まっちゃってるじゃないの……」

朝日奈「大和田、また告白してフられたんだってー」

腐川「……へ? あ、あらそう、大変ね……って前も同じようなこと言ってなかったかしら?」

朝日奈「うん、2週間前くらいに」

腐川「その時もフられてなかった……?」

朝日奈「うん、確かに」

腐川「これで何敗目?」

朝日奈「……10敗目?」



大和田「おう……そうだな……、へへ……」

大和田「次こそはあの女をオトして見せるぜぇ!兄弟!」

石丸「その調子だぞ!まずは腕立て伏せだ!」

大和田「うおおおおお!!」


腐川「で、その相手って?」

朝日奈「……実は知らないんだ、私も……」

腐川「ああ、そう……」



○chapter18 DOKIDOKI☆恋の400メートルリレー



大和田「俺は───絶対に成功させるぜ!アイツへの告白をな!」

朝日奈「だから結局相手は誰なのさ!」

大和田「うるせぇな」

朝日奈「恋バナって気になるんだってば!」

腐川「あ、あたしも巻き込まれてる……?」

朝日奈「ねえねえ!話聞かせてよ!!」

大和田「まぁそう焦るなっつーの」

石丸「そうだ、なれそめを語ってやればいいのでは?兄弟」

大和田「そうだな……オレとアイツの出会いは些細なもんだったぜ」



◇回想


大和田「ちぃ……単車がガス欠とかツイてねぇ」すたすた

その日オレは、愛車に乗れずにいらいらしてた。
せっかくの休みだっつーのに、学園に単車おきっぱだとか最悪だ。
そしてふと、とある路地に入った時───

大和田「……ん?」


段ボール「」


大和田「なんだこりゃ……」すたすた

何の変哲もない段ボールが置いてあった。
それだけなら無視するとこだったんだが……


いぬ「わん」ひょこ


大和田「……な、なんじゃあコイツァ……」どきどきすたすた


朝日奈(まさか恋の相手って)

石丸(ん?ずっと異性の女性だと思っていたが)


腐川「ダメよ大和田ッ!異種交配は流石にレベルが高すぎるわッ!!引っかかるわよ!!」

大和田「なにがだよ」

大和田「慌てんな。オレが惚れてんのは犬じゃねぇ」

大和田「いや、犬に惚れてることは惚れてるけどそう言うあれじゃねぇ」

大和田「ん?だけどよぉ、これだとオレがそもそも犬にそう言う目を向けてるやつみてーじゃねぇかよ」

大和田「そう言うんじゃねぇからな、オレはただ犬が好きなだけなんだ」

大和田「だから決して路地裏に捨てられてた子犬で変なこともやってねぇし、変な感じにもなってねぇからな!」

腐川「でもアレはしたんでしょう?」

大和田「な、なんだよ……」

腐川「アレよ!不良特有の……」




いぬ「ハッハッハッ」

ひょい

大和田「オメェも一人なのか……」

なでなで

いぬ「くぅん……?」

ぺろぺろ

大和田「はは、くすぐってぇな」




腐川「みたいなやつを!」

大和田「してねぇよ、オメェはオレにどんな幻想抱いてんだよ」

石丸「不良特有のやつ……なのか?」

朝日奈「あー、でも分かるかも」

大和田「やんねぇよ、そんなポエムチックなこと言わねーよ」

大和田「まぁ聞けよ」



◇で、


大和田「……こんなとこに犬だぁ?」

いぬ「くぅん?」

大和田「ったく、誰が捨てやがった……不憫だな」

いぬ「くぅんくぅん」

大和田「ったくしゃあねぇな、パンでもやるか……」


「うふふふ」


大和田「!?」くるっ

少女「ご愁傷様」

大和田「……あ?」

少女「ご・しゅー・しょー・さま。その犬のことです」

大和田「なにが、だ?」

少女「人の力を借りなければ生きては行けない脆弱な存在。けれどもその愛らしさで人を引きつける」

少女「人間は容姿で区別されて差別されるのに、犬は犬であるだけで人々に喜ばれる……それなのに力がないから生きていけない」

大和田「……なにが言いたい?」

少女「貴方、そんな犬を救う力がおありで?」

少女「そのパン。あげれば貴方は永遠にその犬に食事を与えなければいけない。その覚悟がおありで?」

大和田「!」

少女「ふふ……貴方も人生の初心者、素人、ですね」


大和田「しょ……初心者……!?」






大和田「で、惚れた」

腐川「はぁ?」

石丸「なるほど……女性にそこまで言われたことがないから、逆に自分に強く言ってくれた女性に惹かれたのだな?」

大和田「まぁそうなるな」

朝日奈「その考え方は分かるようなわかんないような……」

腐川「はぁ?」

朝日奈「ん?だって自分よりも強い相手がいたらうれしくない?仲良くなりたいじゃん!」

腐川「それはアンタらだけよ……」

大和田「言わんとしてることはわかるぜ」

朝日奈「うんうん!大和田もスポーツ精神が分かる人でなによりだよ!」

石丸「さすがは兄弟」

腐川「って言うかアンタらいつ兄弟になったのよ」

石丸「時期などどうでもいいだろう!血よりも濃い絆を結んだ義兄弟だ!」

腐川「!?」

大和田「そう言う訳だ。オレらは濃い関係のふたりだ」

腐川「!!?」

石丸「ブリバリな!関係ってことだ!!」

腐川「待って!なんか目覚めそうだから待ってちょうだい!!」

朝日奈「何かってなに……?」

腐川「ホモよ!!!!!」

石丸「サピエンスか……?」

大和田「理科か?」

石丸「歴史も絡むぞ!」

朝日奈「そう言えば何のきっかけで二人は義兄弟?になったの?」

石丸「アレはいつのことだったか……」

大和田「あん時だ兄弟」

石丸「……ああ!確か僕が夜サウナに入った時だったな……」

大和田「ああ、そうだったな、偶然あん時はなぁ……」

石丸「それから、あの時はアレだったな、兄弟」

大和田「おう、とてもアレでよぉ」

朝日奈「アレばっかでわかんないよ!」

腐川「どこの老人同士の会話よ」

石丸「……ふ、ふふっ(笑)そ、そう言えばあの時の君はよかったな(笑)」

大和田「おう(笑)あの時な(笑)」

石丸「君の体がな(笑)」

朝日奈「え?なに!?」

大和田「そうそう(笑)あんなところが(笑)」

石丸「そのあと義兄弟の誓いを交わしたんだったな(笑)」

大和田「ああ、そうだぜ。オレとオメェはその後に誓いあったんだ!」

石丸「泣けたぞ……」

腐川「経緯が!経緯がもうもやもやすぎるわよ!?」

石丸「で、結局その女性はなにものなのだ?」

腐川「そうよ、せめて学生かどうかくらいわかるでしょ?」

大和田「いや……職業は覚えてねぇな」

石丸「ほかにヒントは?」

大和田「えーと、何度か話したんだけどよ……そん時になんかやってるって……テレビがどうこう……」

朝日奈「何度か会えてるならまだ進展あるんじゃない?」

大和田「あー……でももう10回フられてるからよ」

腐川「10連敗って同じ人間だったの!?」

大和田「悪いかよ」

石丸「愚直な性格が出てしまっているのだ。ほかの女性を捜せと言っているんだがな」

腐川「べ、別にいいけど……そこまで興味ないしね……」

大和田「おいオメェ言い過ぎだろ」

朝日奈「……あ、ちょっと待ってね」

かちかち

石丸「む?教室のテレビに……何をしているのかね」

朝日奈「うん、確かこの時間に舞園ちゃんのグループがテレビに出るって言ってたの思い出したの!」

腐川「ああ、そう……」




んぱっ☆



少女『青葉さとみと申します。うふふふ』




大和田「ああああああアイツうううう!!!???」

朝日奈「ええええ!!???」

どんどん増える人数。どんどん増えるキャラクター。ちなみに青葉さとみちゃんにはダンガンロンパ十神で出会えます。

また二週間後に。

ホワイトデーだよ!


桑田「オレからのプレゼント、いいだろ?サインボールだぜ!オレのサイン、マキシマムカッケェーっす!……は?不満?」

大和田「オレァそう言うの慣れてねーしな……ちっ、おらよ。女はこういう日にクッキーとか貰うのが嬉しいんだろ?」

不二咲「ええっと……て、手作りでシフォンケーキ焼いたんだぁ。一緒に食べようよぉ。1人じゃ食べきれないしさ……えへへ」

山田「フォォォーッ!!ではプレゼントと言うことで拙者がキャストアウッ(脱衣)……あ、嘘ですってばー、やだー……」

葉隠「プレゼントぉ?……あー、そういやここにちょうどいいチケットがあんなぁ。『葉隠康比呂占い券』?なんと1時間8万円?お安い!」

石丸「なにがホワイトデーかね!そんなことで浮かれていないで勉強したまえ!……む?なにかねその顔は?なぜそんながっかりした顔をしている?」

十神「……ふん。愚民ごときに俺へ不満を持つとはいい度胸だ。お前のために島を買ってやったぞ、これで満足か?」



苗木「……」どきどきどき


【靴箱】


ことん

















舞園「よし!霧切さんと場所を入れ替えておいて正解でした!」

苗木「舞園さん」

舞園「はい」

澪田「まったく仕方がないっすね……唯吹が更新してやりますか……」

朝日奈「ねぇ、思ったんだけどさ」

桑田「あん?なにが?」


朝日奈「この中で誰が一番強いのかな」


苗木「え?」

山田「……天下一武道会でも始めるおつもりで?」

大和田「……何考えてんだオメェは」

舞園「そ、そうですよ。そもそも強いの概念が分かりませんし……」

朝日奈「とにかく強さだよ!強いの決定戦だよ!」

大神「ふむ……精神ということなら舞園では?」

舞園「そんなことは……」

十神「武なら大神、お前だろう」

大神「いや、我はルールのある試合でしか勝てぬ。ルール無用(ヴァーリ・トゥード)なら戦刃だろう」

戦刃「ん、そうかな?」

葉隠「あー、でも確かにな。そもそも戦刃っちって傭兵だったべ?」

江ノ島「普段が普段だけに忘れがちです……残念です……」

戦刃「そうだね、ボールペンを使った葉隠君の殺害方法なら53通りくらい思いつくかな」

葉隠「またまたご冗談を」

霧切「それと……財力なら十神君ね」

桑田「それほめてる?ほんとにほめてる?」

十神「そんなに言っても500万しか出ないぞ」

桑田「割と出ちゃったよ!?」

朝日奈「もうさぁ、今日誰が一番強いか決めない?」

苗木「ねぇちょっと待って、これ普通の高校生が喋る内容じゃないよね」

朝日奈「……普通って何?」

苗木「えっ」

戦刃「でも、どうやって決めるの?」

先生「そう言うことなら先生が審判をやろう!」

苗木「!?」




○chapter19 対決学園~battle for RONPA~ 1夜


先生「知力!体力!時の運!第1回希望ヶ峰学園最強決定戦ー!」どんどんぱふぱふ


不二咲「い、いつのまにか教室がそれっぽくなってるよぉ」

学園長「おもしろそうだから許可を出したよ。あと響子が見たくてね!」

苗木「さすがの親バカですね」

学園長「こら、誉めても単位はあげないぞ」

江ノ島「誉めてねー!ファーック!!」

霧切「あらこんなところに虫が」

金的スパァンッ!

学園長「御馳走様です!!」どさあっ

葉隠「ひいい!?早くも殺人未遂だべ!?」

舞園「だ、大丈夫です、息はしてます」

セレス「その分ものすごく絵面が汚くなりましたが」

苗木「ええと……それで」

朝日奈「とにかくクラス最強を決めたいの!」

先生「つまり知力と体力と時の運を試せばいいんだね?」

山田「そう簡単に仰いますがね、先生……」

先生「意外と簡単に出来るもんさ。みんなで色々ゲームすればいいんだよ」

朝日奈「なるほど!楽しみながら最強決めるんだ、いいじゃん!」

先生「……と言うわけでまずは体力から見ていこうか」

不二咲「苦手科目だなぁ……」
葉隠「病欠するべ!」
腐川「た、倒れたら最強も何もないわよ」
セレス「金が出ないなら最強じゃなくていいですわ」

朝日奈「えー?やろうよみんなでー!」

山田「生理痛です(適当)」

桑田「はぁ!?何言っちゃってんの!?」

石丸「山田くんは……女性だったのかね?」

苗木「そう言う冗談が通じない人がここにいるからやめてよ山田クン!!」


◆で、


先生「学園長先生がゲームマシンを用意してくれたよ」

『もーのーもーのーぱーにーぃっーくー(のぶ代声)』テッテテッテテー

桑田「なんか見たことあるゲーム来た!?」

戦刃「これでどうするの?」

不二咲「わ、ワニが出てくるゲームに似てる……?」

先生「ここにある穴から白いクマと黒いクマが出たり入ったりするよ」

山田「穴に出たり入ったり……!」ピロリロリーン

石丸「チンアナゴかね?」

山田「チン…………ゴ……!!」ピロリロリーン

朝日奈「お願いだから黙って」

先生「とにかくゲーム時間内でスコアを稼いでくれ。黒いクマが得点で、白いクマはマイナスだよ」

先生「ひとり2回行うよ。その合計点でまずは体力のトップを決めよう。いいね?」

大神「なるほど、ではまずは」ムキィ

先生「うん大神さん、素手で殴ろうとしないでね、これフレンドパークのゲームじゃないから多分壊れちゃう」

朝日奈「うんうん、でもおもしろそうで何よりだよー!」

不二咲「これなら出来るかなぁ?」

大和田「ランニングとかじゃねぇならいいんじゃねぇか?」

舞園「そうですね!優劣がつきにくいですし!」

セレス「ドレスが汚れますわ、私はいやです」

朝日奈「え!?セレスちゃんもやろうよー!」

苗木「って朝日奈さんも言ってるし、お願いだよセレスさん」

セレス「いやです」

苗木「後で餃子買ってあげるから」

セレス「一番手は私でよろしくて?」

朝日奈「!?」

◆モノモノパニック開始


スパァンッ

セレス「……クマを叩くアイテムですが……」

スパァンッスパァンッ

セレス「その、楽しいことは楽しいですが……」

桑田「なんでスリッパ?フツー、ピコハンとかじゃね?」

先生「なんかハンマーはだめなんだよ、何となく……なんか、ジャスティスな感じが」

大和田「ジャスティスな感じってなんだおい」

舞園「ちょっと……知らないですね」

石丸「それ以上は止めないか!」

戦刃「ごめんなんの話?」

不二咲「ううん、分かんないなぁ……」


スパァンッスパァンッ

『ぎゃああ』『やられたぁ』

スパァンッ

『あれー!』

朝日奈「うん、思ったよりおもしろいかも!」

苗木「さすが朝日奈さん、スコアが見る見る伸びていく……」

スパァンッ!ぶっぶー

葉隠「ありゃ?なんか間違えたん?」

江ノ島「シロクマを叩いたんだぜ!オレには分かる!」

十神「これは分かりやすい遊技で何よりだ」

セレス「思ったよりも楽しめますわね。貴方にもオススメいたしますわよ」





スパァンッ!スパァンッ!

霧切「っ、そこ!」パァン

『ンキィ!』『キョウコォ!』

スパァンッ!

『アリガトウゴザイマス!!』

霧切「さっきまで普通に鳴いてたクマが私の時だけ違うのだけれど!?」

桑田「こっち……じゃねぇ!?あれ!?」

『こっちだよーん』

桑田「……そ、っちか!」ぐいんっ!

スパーンッ

桑田「っらぁ!」ぐりっ!



苗木「桑田クンの体の動き……すごいなぁ」

大神「確かに……目で追えることもさすがだが、それ以上に不測の事態に体が動く反射神経はさすがよ」

腐川「あれが人体の動きなのかしらね」

葉隠「どこの誰が言ってるんだべ」

朝日奈「ああいう動きすごいよね!体柔らかいのかな?」

苗木「かもしれないね。高校球児ってものすごく足開くって言うしさ」

葉隠「確か桑田っち、Y字開脚とか得意だったべ?前写メしたべ」

朝日奈「えー!?」

葉隠「後でLINEで送るべ」

朝日奈「あ、ごめんスマホ持ってないんだ」

苗木(あれはLINEに誘われたくない男への一番強い断り方だ……)

大神「恐らく、筋肉と脂肪の程良いバランスで体が構成されているのであろうな」



桑田「おりゃあああ!!」ぱしぱし

霧切「なるほど……確かにあれはファンの子が増えるのも納得かも」

腐川「あら、そうかしら……?」

舞園「ちょっと惚れちゃいそうですね」

桑田「マジで!?」ぐいんっ

セレス「耳だけ腐ればいいのに………」

山田「体力勝負と言われた時はちょっと怯みましたが、これなら───」

シュッ

葉隠「山田っちの腕が……見えねぇ……」

戦刃「な、なにあの動き!?」

スパパパパパパァンッ

『『『うぎゃー!』』』

苗木「え!?」

大神「無駄のない動きだ……」

山田「ゲーマーをなめないでいただきたい!」スパパパパパパァンッ

不二咲「こ、こわいよぉ……」

腐川「なんかたまにいるわよね……ゲームセンターでだけは異常に動きがいいオタク……」※主に音ゲーのコーナーに

苗木「まさかと思うけどこれ」

山田「ええ、覚えましたとも!出現パターンは全部で4つ!」すぱぱ

山田「そしてこれは比較的簡単なルートBでしょうね!」すぱぱぱー

霧切「もったいない才能よねあれ」

江ノ島「その記憶力を勉強に使ってください」

山田「はっはっは」すぱぱぱー

先生「全くだよ、なんでこの間の小テストに赤点があるのかな?」

山田「はっはっは」すぱすぱ




その後山田クンは一番の結果を残しました。


不二咲「うーん……ぼ、僕もやらないとだめかなぁ?」

十神「出来ないと言って投げ出すつもりか?お前らしくもない……死ぬ気で取り組んで見ろ」

不二咲「う、うん……そうだね、頑張ってみるよ。ありがとう十神君」

苗木「と、十神クンが不二咲クンを鼓舞してる?」

朝日奈「やっぱみんな全力で戦わなきゃね!」

十神「……ふん、お、俺は別にお前のことを思って言ったんじゃない」

山田「一昔前のツンデレェ……」

不二咲「ええっと……頑張るねぇ」

『すたーとぉー』ぴぴー


不二咲「え、えいっ」ぱし

『うわぁ』

不二咲「えいっ」ぱし

『ぎゃー』『やられたー』

不二咲「う、うう……可哀想だよぉ……」ぱし

『あーれー』

不二咲「うっ……うっ、ごめんねぇ、くまさんごめんねぇ……」ぱしぱし

不二咲「でも僕……頑張らなきゃいけないんだぁ、もっと……強くなるんだぁ!」ぱしぱし





大和田「……」

舞園「どうしたんですか、大和田君?」

大和田「いや、なんでも」

舞園「なんで顔真っ赤なんですか?」

大和田「……なんでも、ねーよ……」

舞園「なんで前屈み」

大和田「何でもねぇぞゴルァ!」

腐川「……あ、あたしもやるの?」

苗木「やっぱりみんなでやらないとね」

江ノ島「そうですよ……うぷぷ、山田クンと私が同じように満点取ったからって絶望する必要ありません!」

桑田「くっそー、あれさえなきゃな……」

葉隠「むしろあれが桑田っちらしくていいと思うぞ」

桑田「バカにされてるよねこれ」

腐川「っち、仕方ないわね……」

江ノ島「おおっと間違えてコショウをばらまいちまったぞー(棒読み)」

腐川「え?ちょ……クシュンッ!」

『うぷぷー』『ぷぷー』

石丸「ふ、腐川くん……?大丈夫かね……?」

『うっぷぷ』

シュカァンッ!

『ぷ』

腐川「……あー、ウルセーんだようぷうぷ……アタシがいっちゃん嫌いな声出しやがって……」

戦刃「あれ?なんだか様子が……」

腐川?「あら?あらあらあら?これなんの会?」

朝日奈「腐川ちゃん、そんなこと言ってないでクマたたきやってよ!」

葉隠「その前に一匹仕留められてんだけども」

舞園「あれなんですか……ハサミ?」

不二咲「あ!ジェノリン!」

苗木「ジェノリン!?」

翔「あ!ちーたん!!」

苗木大和田「「ちーたん!!?」」

翔「おっすおっす、9時間ぶりくらいー?なにしてたの?」

不二咲「みんなでゲーム大会だよぉ!」

石丸「これは……ドーピングか?」

葉隠「それ以上に言いてーことありすぎて頭いてーべ」

次回、ついに苗木さんが!
また2週間後に。

澪田「いいっすか?このままだとみんなが月曜日を終えてしまうっす!だから早めに!パブロン!!」

ここまでのあらすじ
何とは言えないがとりあえず何かがおかしい



先生「体力は……結局山田君と江ノ島さんが一位だったね」

朝日奈「やるじゃない」肩ぽん

山田「あれ体力に入れていいんですかね!?」

桑田「ご自身で疑問持つくらいなら点を取らないでくださーい!!?」

セレス「過ぎたことです、仕方がありませんわ」

江ノ島「ふー、やれやれだぜ……」

苗木「……そ、そう言えばこれってあと2競技も続くんだよな……か、体……もつかな……」

朝日奈「誰も後2つなんて言ってないけどね」

苗木「」汗ぶわっ

葉隠「はぁー!?まだやんのか!?」

先生「それは終わってみてからのお楽しみさ!」

苗木(絶対なんかある)

舞園(間違いないです、分かります、エスパーですから)

苗木(うん分かったから耳元に小声で話しかけないでくすぐったい)

大神「次は何だ……かかってくるがいい!!」


先生「次は……知力対決だよ……(テスト用紙を片手に持ちながら)」


朝日奈「」どさっ

苗木「朝日奈さん!?」

大和田「終わった……これはダメだ……」

翔「……あん?アンタら大袈裟すぎんのよ!」




○chapter20 対決学園~battle for RONPA~ 2夜


朝日奈「SEKAI NO OWARI……本当に世界の終わりだよ……もはや終わり通り越して小沢だよ……」

苗木「誰それ」

セレス「あら、知力に自信がないのですか?」

朝日奈「残念ながらそうなんだよね……」

葉隠「うー……実は俺もだべ、もう早抜けしてーべ」

山田「いやぁ、それ言い出したら拙者も……」

大神「……我もあまり自信はないな」

戦刃「……わ、私も……あ、でも私はさ、ほら、日本離れてた時期長いし?」

江ノ島「言い訳に大草原不回避」

十神「と言うよりこのクラス、バカのオンパレード過ぎるぞ、どうなってる」

先生「まぁ学力度外視だからね、基本」

十神「なん……だと……」←傷ついた

石丸「そうなのか!?」←知らなかった

苗木「よ、よかった……」

不二咲(そんなことならハッキングして自分の成績改竄するんじゃなかったなぁ)

苗木「と言うことは……ま、まさか大変なことになるのか!?」

大和田「……お、オレは少しだけ勉強したから……」

石丸「そうだったな!兄弟!」

霧切「最近二人きりでよく部屋にこもって勉強会してるものね」

翔「アーレーアーレー!!??それってほんとにただの勉強会なのォォォ!?」

石丸「……なにがだね?」

翔「決まってんじゃない、ナイスホモタイミングよッ!」

山田「まーたそんなことを……そんな簡単に見られるホモにありがたみなどないッ!」

舞園「……なんですかそれ」

霧切「分からないわ」

不二咲「僕は百合しか興味ないから分かんないなぁ」

大神「花が好きなのか?」

桑田「なんかダメだこいつら!あとオレも勉強的な意味で!!」

先生「なぁに、テストと言っても学力ではない。知力を計るテストだよ」

十神「その知力と言うのが気になるんだ」

先生「君達は『ウミガメのスープ』の話を知っているかい?」

苗木「ウミガメのスープ?」

霧切「昔、海難事故に遭って、命辛々生き延びた男がいた」

霧切「その男は事故から数年後、海の近くに建っているレストランにウミガメのスープを食べに行ったのだけれど、」

霧切「一口食べてシェフを呼んだ。「これは本当にウミガメのスープですか?」シェフは当然、はいと答えた。」

霧切「すると男は勘定を終えて、すぐレストランから出て海に飛び込み自殺してしまった。一体なぜか?」

大和田「……ああ?」

霧切「『水平思考』と呼ばれる問題よ。どうしてそうなったか、出題者に質問しながら答えを導き出すクイズ……」

霧切「ちなみにこれは一番ポピュラーな問題だけど、答えは分かる?」


※皆様はおわかりでしょうが、そのうち答え合わせします。


葉隠「……さ、催眠術だべ!」

霧切「はぁ?」

先生「つまりそんな感じの問題をいくつか出すから、答えてほしいと言うわけさ」

山田「しかしウミガメのスープですか……」

桑田「食ったことねーな、どんなスープなんだ?」

不二咲「ううん、分かんないなぁ……」

大和田「つーか他のスープじゃだめなのかよ?」

山田「他って、わかめのスープですか?」

桑田「あ、旨いやつ」

不二咲「いいよねぇ、体があったまるしほっとするよぉ」

大和田「中華スープっぽいやつか?」

山田「あと、コンソメのスープ」

桑田「あー、それもいいな。あのカップで出る奴最高」

不二咲「ちょっとしょっぱいのがパンによく合うよね!」

大和田「……ん?ちょい待て、この流れ」

山田「あと、缶詰めのスープ」

桑田「缶切りねぇよ!」

不二咲「ご、ごめんねぇ、僕も無理だよぉ……」

大和田「なあ、これ完全にあれだよな」

桑田「オーガ!缶詰めのスープ開けれる!?」

大神「む、我に何か?」

山田「あと、ガングロのギャール」

大和田(ヤバい、パターンハメられた)

山田「それからユニクロの……ヤーツ」

霧切「何遊んでるの?さっさとやるわよ」

先生「たとえばそうだね……」

先生「銀行強盗が、銀行からお金を強奪した。彼らは無事に逃げおおせたのだが、逃げた先でお金を燃やしてしまった。一体なぜ?」

葉隠「いや偽札だったからだろ?」

霧切「……」

セレス「……それ以外ありませんわね」

霧切「あなたほんとにこういう時だけ……こういう時だけ天才ね……!!」ギリギリギリ

苗木「そう怒らないでよ霧切さん!」

霧切「い、いいわ、もっとたくさんの問題を出してもらいましょう……!!」


───しかし……これが悪夢の始まりだったのだ……


葉隠「一方通行だったんだろ」

葉隠「メスなんだべ?」

葉隠「いやいや……どっちも同じ重さだろ(笑)」


───問題が出された瞬間に答えられてしまう始末

───しかも……合っている

───そう、我々は忘れていたのだ


葉隠「つまり正解は……人は確実に死ぬ!」


───この男……バカだけど


霧切(バカだけど賢い……いろんな意味で……!)


───そしてそれは霧切や十神の嫌いなタイプだった

───ちなみに他の生徒はやる気なくなった


苗木「そぉい!!」

葉隠「へぶっ!?」どすぅ

苗木「もういいよ!このままじゃ水平思考って言うかゲスの極み乙女だよ!!」

朝日奈「それ合ってる!?」

桑田「風評被害が過ぎねぇか?!」



先生「えーと……知力は葉隠君が一番だね?いいね?僕としても非常に不本意だがいいね?」

葉隠「なんで不本意なん」

ヒント:男が海難事故に遭ったとき、家族も一緒だった

作者限界に着き、また二週間後に。

前回の大ヒント:海難事故で男の娘は亡くなった

前回までのあらすじ

ガングロのギャール




十神「さんざん興が削がれたが、やっと終わるのか」

先生「うん、この3種目め……【時の運】の競技が終わればね!」ドンッ☆

セレス「私飽きましたわ、もう終わりでよいのでは?」

朝日奈「それじゃだめだよ!誰が最強か分かんないじゃん!」

苗木(すでに分からない状態になってるんですが、それは………)

朝日奈「あれ?でも最初山田が勝って、次葉隠が勝ってて……あれ?もう最強が誰か分かんないかも」

苗木(ほら……そうでしょ、だから止め)

朝日奈「とりあえず最後までやろ!途中で諦めるなんてアスリート失格だよ!」

戦刃「結局やるんだね……?」

山田「エンディングまで泣くんじゃない」

江ノ島「この状況の方が泣けるぜファーーーーック!!」



○chapter21 対決学園~battle for RONPA~ 3夜

先生「というわけで今度は運を試すよ」

苗木「と言うことは……」

朝日奈「やっぱりシュークリーム食べたりするのかな」

舞園「ひとつだけからしが入っているとかって言う、あのバラエティでよくあるやつですね!」

江ノ島「あーあー、あれね。ツマンネーやつ」

桑田「そういや江ノ島ちゃんやったことあったな、あれ確か『ランク天国』の8月12日付の放送回だったっけ」

江ノ島「やれやれだ……日付まで覚えてねーぜ……」

石丸「シュークリームのやつとは?」

桑田「あ?見た目はふつうのシュークリームの中にひとつだけからし入りのシュークリームが混ざってて、」

桑田「それを食ったやつの負けってゲームだよ」

葉隠「バラエティの鉄板だべ。ぶっちゃけ俺もよく食わされるべ!」ばばーん

セレス「なんですのその低俗なゲームは……」

舞園「よくアイドル番組とかでもやらされるんですよね……でも大抵あやかが食べてくれて……」

桑田「あー、あれな?『うたすた』7月26日の2時間スペシャル回」

朝日奈「えっ全部覚えてんの?」

大和田「マジのファンじゃねーか」

舞園「本人は覚えてなかったりするものまで覚えてるのは怖いですけどね」

山田「愛ってそう言うものですよ」

朝日奈「………えっ、気持ち悪い………」

舞園「朝日奈さん言い過ぎですよ、かわいそうに」

桑田「朝日奈ちゃんも確か『すぽこん!』の昇格一発目の放送で罰ゲームとして、好きな男の名前言ってたよな!確か『ツヨシ』!」

舞園「えっ、それ覚えてるの気持ち悪い」

大神「して、ルールはどうなっている?」

先生「うん、時の運を試すってことで……」

ことん

先生「いいかい、これから何回かやるんだけど」

苗木「なぜ回数があやふや!?」

大和田「ゲーム成り立ってんのかそれ!?」

先生「ここにシュークリームがある」

セレス「そしてさっき言っていた通りのものをやるのですか!?」

先生「実は……この中には……ッ!」



先生「……ひとつだけ……からしが入っているんだ……!」



翔「ちょいと早めの再放送か!ゲラゲラゲラ!!」

石丸「まぁルールがわかりやすくて何よりなのだが」

先生「そしてみんなには一つ選んで食べてもらう……」

霧切「確かに運が試されるわね」

先生「ただし今回は………」


先生「からし入りを食べた人が勝ちだ」


ざわっ………!

セレス「……なるほど」

先生「悪運、それもまた時の運」

先生「ましてやここで、負けるはずがないこの状況で、」

先生「からし入りのシュークリームを一番食べたやつ………そいつが勝ち組だ!」

苗木「………ん?待ってください、先生……今」

先生「さぁ始めるぞ、準備はいいか野郎共!!」

苗木「テンション!!!?」

石丸「先生のこういうところは僕にも分からないよ」はっはっは

苗木「いや笑ってる場合じゃないんだよ!」

舞園「ま、待ってください先生!」

先生「なんだ舞園!この先生のロマンティックを止めるな!」

桑田「ロマンティックじゃねーよなそれ!?」

山田「これマジどっからつっこむべきです!?」

舞園「あの、ひとつだけ気になることが……」

先生「ああ、先生の好きなタイプかい!?」

桑田「今そこなわけねーだろ!!??」

戦刃「ちょっと興味あるかも」

セレス「なぜ!?」

翔「先生は受けですか?攻めですか?」はあはあ

十神「汚物は黙って焼却炉で消し炭になれ!!」

先生「えー、先生はリバ、つまりどちらも出来る存在です」

苗木「知りたくない情報を発信しないでください先生ェェェェェ!!!」

大和田「おい、待てよ……一番からし入りを食ったやつが勝ちっつったか……?」

霧切「……ええ、間違いないわ」

不二咲「ってことは……最低2回はやるんだね?う、うう……」

舞園「正直ほんとに辛いですからね、あれ」

江ノ島「しかもゲロまずなんだよねー……マジで最悪」

葉隠「しばらく飯食う元気も出ねーべ」

山田「体験者からの声が続々と!」

不二咲「ふえぇ………怖いよぉ………」

十神「ふん、だが俺は負けない……十神の名にかけて!」

江ノ島「え?マジで?」

葉隠「お、こりゃ渡りに船だ」

十神「なにを言っている?」

苗木「そっか、じゃあからしは任せたよ十神クン!」

十神「ああ、この俺が、………………ん?」

江ノ島「ギャハハハハ!ばっかでー」

セレス「これで安心しておいしいシュークリームが食べられますわね」

不二咲「あの、ご、ごめんねぇ……」

大神「勝ちを譲ることになるが、致し方があるまい……」

十神「ちょっと待て、大きな誤算を招いたようだな……」

石丸「正々堂々と言いたいところだが、君がそうしたいと言うなら譲るほかないな!」

不二咲「あ、あんまり美味しくないもの食べたらおなか壊さない?大丈夫?」

十神「待て、俺はそう言うつもりで言ったんじゃあ」

江ノ島「じゃ、中身見てからしだったら十神に渡せばいいよね?」

翔「ルール社会の崩壊!?っつーかさすがにそれは守れよ!」

十神「俺にからしを押しつけるな!!!!」

先生「まずは一回戦ー!」

ぱふぱふー

霧切「本当にやるのね………」

セレス「正直どん引きしておりますが、やらなければ帰れないのでしょうし……」

霧切「……それもそうね。面倒だけど覚悟を決めるしかないようだし」

石丸「う、うむ……なんだかどきどきしてきたぞ」

先生「じゃあシュークリームをひとつ選んでくれ!」

桑田「じゃあオレこれー!」しゅば

朝日奈「あっ、そう言うのズルいよ桑田!」

先生「スピードも運だからね……」

桑田「だってよー、へへー」

朝日奈「そんなのじゃ、ちっちゃい不二咲ちゃんとか………アレな山田が取りにくいでしょ!」

山田「アレ(意味深)」

朝日奈「ち、違うって!変な意味じゃないって!下ネタとかじゃないってば!!」

苗木「朝日奈さん、訂正するとよけい怪しいからしなくていいよ!?」

大神「喧嘩するでない……揉めるならば我が制裁する」

桑田「ハンセイシテマース」
朝日奈「ゴメンネサクラチャン……」

十神「だが、それならとる順番はどう決める?」

セレス「いいじゃありませんの、適当で」

葉隠「揉めなきゃ何でもいいんだべ」

戦刃「だよね、みんなで楽しくやれればいいんだって」

苗木「そ、そうだね……じゃあボクこれ」

不二咲「えっと……ぼ、僕はこれにするねぇ」

ひょいひょい

桑田「結局そのやり方か!これがお前らのやり方か!!!」

朝日奈「もういいじゃん桑田……仕方がないよ」

ひょい

朝日奈「アンタ余ったやつね」

桑田「チクショォォォォォ!!怒られ損ッ!!」

先生「せーので食べてくれ。いいかい?」

もぐもぐ

朝日奈「あれ?そうだったの?」

霧切「もう食べたの!?」

苗木「早すぎるよ朝日奈さん!ゲームの意味なくなっちゃうから!」

朝日奈「ごめんごめん、美味しそうでつい」

先生「………行くよ、せーの!」

「「いただきまーす!」」

ぱく


大和田「………これは………!」



十神「シンプルでいて実に繊細……舌触りが究極に優しく柔らかい……!」

舞園「中に入っているクリームは北海道産の最高級ブランドの生乳を使用!」

不二咲「ホイップを作ったのは……スイーツ創作グランプリのチャンピオン!」

霧切「生地もその日の気温や湿度に合わせてその日の朝に材料を仕込んでいるわね」

大神「何重にも層があるように感じられるほど……この表面のサクサク感!?」

葉隠「かと言って内部はサクサクしすぎずにふんわりと柔らかく仕上がってんぞ……」

朝日奈「間違いない、これを作ったのは手練れ……!」



苗木「シュークリームに手練れとかあるの」

セレス「なんですのこの説明せりふは」

桑田「つっこむだけ無駄だろ……」

江ノ島「そしてその中に漂う……」

戦刃「からしのハーモニー……辛っ」

苗木「いたよ!?からし食べた人いた!?」

戦刃「意外と合う!」ぴこーん

大和田「合うじゃねぇだろ!」

先生「じゃあ二回戦やろ」

もぐもぐ

朝日奈「へ?」

先生「へじゃない朝日奈、なんで全員分のシュークリームを食べたんだ」

朝日奈「えへへ、つい……」

苗木「つい、で15個シュークリーム食べるのはもはや病気だからね朝日奈さん」

霧切「? 15個?シュークリームは全員分、つまり16個あるはずだけど」

戦刃「辛っ……」つーん

舞園「またですか!?」

不二咲「あれ?なんでかなぁ」

山田「これは……恐らく妖怪の仕業!」

翔「な訳ねぇだろ!黙ってろあせっか鬼!!」

江ノ島「今のは私様が食べさせました」

先生「なぜ!?」

苗木「………あんまり時間使うのも何だし、今回は戦刃さんの勝ちと言うことでよくないですか?」

大和田「ああ、だな……つうかもうひとつは食いたくねーし」

セレス「ですわね。早く帰って紅茶が飲みたいですわ」

石丸「僕は日課の宿題があるのでね」

苗木「宿題は日課とは呼ばないんじゃないかなぁ」

先生「そうか………そう言うなら戦刃が運勝負の勝ち上がりになるな」


先生「ではこれよりグランドチャンピオン大会に移る」


苗木「は?」

先生「さあ、誰が一番強いか………決着つけようや………決着」

大和田「 ! ? 」

桑田「つ、つまり?」

大神「まだ終わっておらぬ……この戦いはまだ……!!」

苗木「もう家帰らせてよ!!やだよもうこの空間!!!」

朝日奈「逃げちゃダメだ……逃げちゃダメだ……!」

苗木「そしてそれボクの……ああいや違うけど!ボクのやつ!」

ウミガメ問題はもう答え出そうだね。放置!
そしていよいよ次回!たぶん!対決学園編、堂々の最終回?

また2週間後に!

惜しいちーたんを亡くしてしまったな… >ウミガメ問題

澪田「日付変わったけど寝るまではセーフっすよね!」

先生「えー、紹介しましょう」

先生「まずは第一テストで優勝の山田君と江ノ島さん」

先生「第二のテストで優勝した葉隠君」

先生「そして第三のテストで優勝の戦刃さん」


先生「この4名でグランドチャンピオン大会の開催じゃあーいっ!」


山田葉隠戦刃(((うわぁ……帰りてぇ……)))

江ノ島「♪」るんるん

山田(絶対的に江ノ島盾子殿の一人勝ちでしょこれ)

葉隠(もうやめね?江ノ島っちの優勝でよくね?)

戦刃(そうだね……盾子ちゃんに勝てる予感ゼロだし)


先生「その前に」

山田「はひ?」

先生「君達はこのまま終わっていいのかい?」

大和田「あ?」

セレス「何の話ですの?」

先生「いやいやなに帰る準備してるの!」

朝日奈「悔しいけど私達はもう応援しか出来ないよ!」

先生「いや……なにを言っているのかな、朝日奈さん……」

大神「! もしや!」

苗木「え?もういいよ、あとはグランドチャンピオン大会を」

先生「敗者復活戦やるよ(にっこり)」

苗木「うわあああああああ!!!」




○chapter22 対決学園~battle for RONPA~ 最終夜


先生「敗者復活戦のルールはただひとつ!」

先生「……推薦!」

セレス「でしたら朝日奈さんがいいじゃありませんか」

舞園「そうですよ、そうしたら最強の道に進めるかも!」

苗木「本気でなんの話してるんだっけボク達……?」

石丸「む、しかしこのような枠が推薦で決まってしまっていいのだろうか?」

先生「人の心をつかむのも才能のひとつだよ?」

十神「くだらんな、俺は帰るぞ」

セレス「全くです、ではあとはがんばって朝日奈さん」


朝日奈「ちょっと待ってよ!」


十神「……?」

朝日奈「そんなのやだ……私だけがみんなの声を受けてるなんて」

朝日奈「私は正々堂々と勝ちたいの!だから今回は遠慮しておくよ!」

大神「さすがは朝日奈だ」

セレス「……じゃあ誰にしますの……」

不二咲「ええと、推薦を受けても誰も文句を言わない人がいいんじゃないかな?」

舞園「そんな人いましたっけ?」

桑田「あー?いねーんじゃねーの?」

腐川「……はっ!あ、あたしいつからここに……ってなによこれ……!?」

朝日奈「あ、腐川ちゃん」

霧切「……いえ、彼女ならなにも文句はないわ」

大神「そうだな……腐川なら戦えるであろう」

腐川「はぇ?」


苗木「……まさかと思うけど全部腐川さんに丸投げする気……!?」

先生「では……ついに出そろったね!選手が!」

葉隠(マジに帰りたいべ……)

先生「では紹介しよう!」


先生「エントリーナンバー1!カロリー生まれコレステロール育ち、揚げた食べものだいたい好物!」

先生「世界が嫉妬する腹───山田ァァァァ一二三ィィィィ!」

山田「そんなだっさいコールいりませんぞ!!??」

先生「続いてエントリーナンバー2!かわいいを作り出す!オシャLet′s世界征服!」

先生「カリスマJKここに極まれり───江ノ島盾子ー!!」

山田「コールちょっと省いた!?ねぇ!」

先生「エントリーナンバー3!幸せは100万円の壷が運んでくれると信じてるね!」

先生「大人の階段登り切ってます───葉隠康比呂ーー!!」

山田「そのダサいのいつ考えたんですか!?」

先生「エントリーナンバー4!戦えど戦えど我が戦況は楽にならず!」

先生「霊長類ヒト科戦争最強───戦刃むくろォォォォォ!!!」

山田「ねぇもういいですから!?」

先生「そして敗者復活を勝ち上がった腐川冬子だぁぁぁぁぁ!!」

山田「考えてなかったね!?逆に考えてなかったね!?」


腐川「はひ……?」

山田「んで腐川冬子殿!?大丈夫!?」

腐川「……?」←途中までジェノってたため覚えてない

先生「グランドチャンピオン大会、それはなにをするのかと言うと!」


戦刃「……こうなったらやるしかないね」

腐川「なんかわかんないけど、やればいいのかしら……何でよ」

葉隠「はー、めんどくせーけどしゃーねーか……」

江ノ島「誰がどうかかってこようがぶっつぶす」

山田「なんで全員やる気満々!?」

桑田「ヤれェェエエ!ヤっちまえ江ノ島ちゃぁぁぁぁんッ!!」

大和田「血の雨降らせろ戦刃ー!!」

山田「オーディエンスがもはや暴徒!?」

舞園「腐川さん!怪我しないでくださいねー!」

霧切「はぁ……仕方がないわね、葉隠君でも応援しましょうか、面白そうだし」

セレス「私は山田に500メダル賭けます」

石丸「こらセレスくん!賭事は止めたまえ!」

苗木「ああもう……」


先生「そろそろいい?」


山田「」!?

不二咲「い、いよいよだねぇ」

朝日奈「ついに最強が決まる……!」

十神「ふん、精々あがけよ愚民」


先生「グランドチャンピオン大会の種目は」










先生「あっちむいてホイです」









「「「……はい……?」」」

先生「ちゃんと理由はあるよ?」

先生「相手の次の手を読む知力、戦いについて行く体力、そして時の運」

先生「全てが相手を上回って初めて勝てるのがあっちむいてホイだから」

苗木「そんな高等な種目でしたっけ!?」

戦刃「言い得て妙……!」

苗木「えええ!?」

石丸「これは今までの全てを試される試練、つまりグランドチャンピオン大会にふさわしい競技だ……!」

霧切「気をつけてみんな、生半可な気持ちじゃ一撃でヤられる……!」

苗木「シビアなこと言ってるけどあっちむいてホイだからね?」

葉隠「俺、これが終わったら……あいつに告白するんだ」

江ノ島「アタシね、この戦い勝ったらさ……ううん、なんでもない」

苗木「そこ!!ところどころフラグぶっ立てない!!」

山田「って言うかトーナメントに5人居ますから!」

先生「それは大丈夫さ!」

こと……

先生「やっと……本気を出すときが来たようだね……」


苗木「えっ……先生もやんの……?」

苗木(と言うわけで対戦カードは)

苗木(山田クン対戦刃さん、葉隠クン対腐川さん)

苗木(江ノ島さんと先生はシードになった)


大和田「改めてなんじゃこりゃ」

苗木「ボクも同じことを思っていたよ」



ほいっ

山田「ふ……そのパターン、見切った!」

ぽいっ

山田「!?」

戦刃「甘いよ!じゃんけんは3つの手があるんだ!あっちむいて……」

ほいっ

戦刃「またかわされた!?」

山田「ですからパターン見切ったんですってばー」

ぽいっ

戦刃「……でもじゃんけん弱いよね……」


苗木(全然じゃんけんに勝てない山田クンが負け、戦刃さんが進むことになった)


腐川「やっぱよく分かんないから棄権するわ」

葉隠「えっ?」


苗木(で、この有様である)

苗木(そして迎えた準決勝のカードは……)



戦刃「……盾子ちゃん……」

江ノ島「アタシ……お姉ちゃんだけには負けないわ」


山田「なんか……因縁の対決っていいですな」

大和田「ああ、こりゃ事実上の決勝だろ」

朝日奈「興奮してくるね!」


じゃんけん……ぽいっ

江ノ島「……え?」

戦刃「私はここで……貴方を越える!」

ほいっ!

江ノ島「!」

舞園「決まった!右ストレート!」

大和田「すげぇ……い、一発!?」

桑田「ああ、戦刃のやつ……戦いの中で成長してやがる……!」

苗木「あるよ!そういうのバトルマンガでよくあるけども!」

舞園「あの気迫……」

戦刃「……」ごごごごご

霧切「背負ってきたものが……違うわね……」

苗木「もうなにこれ」


ほいっ!

どんがらがっしゃぁぁぁぁんぎにゃあああああ


苗木「!?」ばっ


先生「やれやれ……すこし、本気を出しすぎたようだな……」

葉隠「」


不二咲「ひっ……!?」

苗木「いやそういうのもあるよ!?でもあっちむいてホイにそういう要素無かったよね!?」

桑田「は、葉隠ェェェェェ!!」

苗木「誰か冷静になって!?んでなんで葉隠クンは血まみれに……え!?ええ!?血まみれ!?」

大神「恐ろしい……完全には見えなかったが、やつめ……ホイの瞬間に16回の手刀を繰り出している……!」

十神「まさかそんな技を使える奴がまだ日本にいたとはな……!」

苗木「いやだから!なんであっちむいてホイで殺人が起きるの!?」

先生「さて……決勝の相手は私だ、戦刃」

戦刃「……」

先生「さっきのを見ていただろう?怖ければ逃げるといい」


苗木「ボク達からしたら信じられない光景だったけどね」

山田「学園の教師が生徒に手刀繰り出して血まみれにするとか……」

舞園「目を覚ましてください……!」

葉隠「」

苗木「いや、あるよそういう展開とかセリフも……でもあっちむいてホイじゃないじゃん……」

朝日奈「そんなの分かんないじゃん、決めつけないでよ!」

苗木「だいたい分かるよ!!??」


先生「……どうした?恐ろしくて声も出ないか?」

戦刃「……ううん、そうじゃない」

ばきばきばき……

戦刃「やっと本気が出せそう……盾子ちゃんのため、葉隠君のため……みんなのために……」

ばぎぃぃぃんっ!

戦刃「私は本気を出す!」


江ノ島「! お姉ちゃんが……腕の重りを握力で壊した!」

苗木「そんな設定ありましたっけ!?」

葉隠「う……い、戦刃……っち……」

霧切「! 葉隠君!喋らないで!貴方は……」

葉隠「気をつけ……ろ、そいつは……恐ろしい……技を……がくっ」

舞園「葉隠くぅぅぅぅぅんっ!!」ゆさゆさ

石丸「お、おお……神はなんて卑劣なんだ……ッ!」

葉隠「ぐー」←ねてる

不二咲「こんなのって……あ、あんまりだよぉ!!」



セレス「ちょっと飽きてきましたわね、巻きでお願いしますわ」

苗木「それ今言っちゃう!?」

苗木(で、これが意外なんだけど戦いは白熱した)


桑田「出るぜ、戦刃ちゃんの十八番!」

苗木「え?」

ひゅるるるっ……!

戦刃「魔狼式戦闘術、『偶』……!」ぽん

先生「!? なにっ……わ、私がチョキを出させられた!?」

舞園「ウマい!相手の手をコントロールしました!」

不二咲「これなら行けるよぉ!戦刃さん!」

江ノ島「……いや、待って」

大和田「あ?だけどこのままで……」


戦刃「行くよ!あっちむいて……」

先生「そうは行くか……!『教材用コンパス受け流し』!」

戦刃「ホイ……しまった!」


石丸「なにぃ!?コンパスを背につけて回転し、ホイの瞬間大きく回転した!」

朝日奈「あんな技……もう封じられてたはず!」

腐川「ごめんなさい……今どういう状況?」

苗木「ボクもわかんない……」


先生「ははは、次は私の番だな!食らえ!」

戦刃「くっ!」

先生「『日直指名』ッ!───戦刃、チョキを出せ」

戦刃「はい、せんせい」チョキ

先生「ふっ、勝った!」

戦刃「!? しまっ」


大和田「なんだあいつの技はよォ!?」

苗木「もうわかんない……」

セレス「戦刃さんって素直なんですわね」

戦刃「う、うおおおおおお!かわす!!」

先生「あっちむいて───」



学園長「いつまでやっているのかね!?」



先生「!?」

戦刃「……え?」

学園長「って言うかまだヤってたの!?いや、あの……もっと早く終わるって話だったじゃん?」

桑田「げ、学園長」

苗木「ん?なにこれ」

学園長「あー、もう止めて帰りなさい。いいね?」

朝日奈「え?でもまだ最強が決まってないんですよ!」

学園長「放課後ならいいよ!いいけどもう20時だから!とっくに放課後って時間帯も終わっちゃってるから!」

学園長「学園全部閉めるんだから全員帰りなさい!ほら、そこにいるボディガードさんも困ってるでしょ!」

斑井一式「……」

苗木「よかった……やっと帰れる……」

十神「ちっ、この勝負はお預けになるのか」

苗木「え!?なに期待してたの!?」

大神「致し方があるまい……これは自然の起こした決着だ」

苗木「違うよ!?まあ、合ってるけど違うよ!」

学園長「ほら、学生寮にもどりなさい!」


「「「はーい……」」」ぞろぞろぞろ


先生「いやー、色々やれて楽しかったなぁー」

先生「全くそうかっかしないでくださいよ、せっかく一番盛り上がって」

学園長「後で職員棟にお越しください」

先生「……」

学園長「いいですね?」

先生「えっ、あのでも、私は生徒の」

学園長「職員棟に、お越しください」

先生「……ぁぃ……」





苗木(このあと先生は反省文4枚と減俸でクビを免れたらしいが、それはまた別の話)

>>334
おとこのこじゃねぇよ!!??


と言うわけで長編は終わりました。またショートとかだと思います。相変わらずネタはないので募集。
また二週間後に。

澪田「我思う、故に何かがおかしいダンガンロンパあり、っす」

葉隠「金を出せ!さもなくばお前の運命を3割の確率で当ててやるべ!」

苗木「外れる7割のことを考えたくないから500円でいいならあげるよ」ぽい

葉隠「……えっ?」


○chapter23 こねたのもり


葉隠「いや、もう少し嫌がってくれても」

苗木「え?変態なの?」

葉隠「そうじゃなくてだな……」

○たいかいをしらず


朝日奈「勉強ってなんでやらなきゃいけないのかな?」

大神「……勉強をする理由を知るため、ではないか?」

朝日奈「わ、なんかすっごいかっこいい答えだね!さくらちゃん!」

大神「そうか……?我はそう思ったことはないが……」

朝日奈「ううん、すごく……かっこいい。勉強を知るために勉強するなんて、考えたこともなかったからさ」

大神「……」

朝日奈「さくらちゃん?」

大神「そう……矛盾しているように見えるが……それが真理」

大神「我は……強くなるために戦い、戦うために強くなるのだ……!」ゴゴゴゴゴ

朝日奈「さくらちゃん!?」

大神「教えてくれ朝日奈よ……世界最強とは誰が決めるのだ……?」

朝日奈「え?ええっと……」

大神「己か?否……敵か?否、否ッ……!」

大神「最強を決めるのは……世界よッ……!」

朝日奈「自力で答えにたどり着いちゃったね!さくらちゃん!?」

大神「そのために……我は戦うのだ!最強の座を狙う者と……」

大神「向かってくる全てを潰せば誰も刃向かわぬ、誰も立ち向かわぬ……!」

朝日奈「すごい怖いこと言わないでさくらちゃん!?」

大神「だが……」

朝日奈「……?」

大神「誰とも戦えぬ者は果たして最強なのだろうか……」

朝日奈「再び自問が始まっちゃったのさくらちゃん!?」

○渡したいヤツ


石丸「今日は持ち物検査の日だぞ、兄弟」

大和田「ちっ……!」

石丸「さあ、持ち物を僕に検査させてもらうぞ!」

大和田「……あー、くそっ……」

石丸「鞄を出したまえ」

大和田「……」

石丸「出したまえ」

大和田「……分かったよ……」

ぼにょん

石丸「……何の音かね」

大和田「……」

石丸「黙秘か。それなら僕が中を改めさせてもらおう」

ごそごそ……

石丸「な、こ、これは……!」

大和田「……」

石丸「名前は知らないけど階段を延々と降りる玩具じゃないか!」

※英語圏で「スリンキー」と呼ばれています。日本では「レインボースプリングス」とも。

大和田「……オメーが見てぇって言ってたからよ……買ってきたぜ」

石丸「お、おお、おおお……!」

大和田「な、それだろ?オメーの欲しかったの」

石丸「ああ!間違いない!探していたんだ、これを昔お父さんに買ってもらってね……!」

大和田「バネのヤツだ」

石丸「ああ……バネのヤツ!ありがとう兄弟!」

大和田「よし、そんじゃこれで」

石丸「これで荷物検査をクリアしたわけではないぞ」がっ

大和田「……チッ……頭のかてぇ……!!」

○さばいばりすとはなんでもつかう


戦刃「ペットを飼いたいなぁ」

江ノ島「は?残念なお姉ちゃんに、命の管理とか出来ると思えないんですけど?」

戦刃「うん?いいんだよ」

江ノ島「何が?」

戦刃「なんかあったら食べるし」

江ノ島「ペットじゃなくて食料じゃん」

戦刃「違うよ、非常食だよ?」

江ノ島「どっちでもよくね!?つかどっちも一緒じゃね!?」

戦刃「違うよ!」

江ノ島「どこが!?」

戦刃「非常食だから何かない限りは食べないよ」

江ノ島「だから食うんじゃねーか!」

戦刃「私の生命に何かあったらね?」

江ノ島「この世界で貴方の生命に何かあることなんてほぼないと思うんですがそれは」

戦刃「食料攻めされたら危ないかも……」

江ノ島「なんで?ふつうに生活してたら食料攻めされる訳なくない?」

十神「……」

腐川「はぁ……白夜様今日もお美しい……」



こそこそ
「いいか?もっかいやんぞ」
「あーはいはい」
「台詞間違えんなよ」

十神「……」



腐川「? 白夜様、何を見て……」



桑田「……じゃやるか」

葉隠「次は頼むぞオメー」

十神「早くしろ」

桑田「あーはいはい……」



桑田「桑田とー」

葉隠「葉隠のー」

「「ショートコントー」」

桑田「銀行強盗」


桑田「ういーん」自動ドア

葉隠「いらっしゃいませ」

桑田「おい、お前」

葉隠「はい?」

桑田「金を出せ、俺は強盗だ」

葉隠「……はぁ」

桑田「はぁじゃなくて、金を出せ」

葉隠「! お引き出しですね!いつもご利用ありg」

桑田「ちげーわ!利用もしてねーわ!なんならこの店初めて入ったわ!」

葉隠「別な店舗で口座をお作りになられて……?」

桑田「……オレが悪かったわ、利用自体が初めてで、んで、金を」

葉隠「新規の口座開設ですね!ありがとうございます!」

桑田「ちょいとテンポがズレてんだよなぁ!」

葉隠「別な店舗で口座をお作りになられて……?」

桑田「会話の!そっちのテンポじゃねぇ!!」



腐川「……面白いかしらあれ……」

十神「ぶっwww……くっ……くくっ……」

腐川(めっちゃ笑い耐えてるー!?)


この後十神をちょっとだけ嫌いになった。

○のーばでぃのうず


舞園「霧切さん、昨日○○デパートにいました?」

霧切「? ええ、いたけど」

舞園「あー、アレやっぱり霧切さんだったんですね!見間違いじゃなかったんだ」

霧切「……? どうしたの?」

舞園「いえ、霧切さんを見つけたので声をかけようと思ったんですけど、」

舞園「なんか前後左右にものすごい勢いで震えてませんでした?」

霧切「は?」

舞園「……え?デパートにいたんですよね?」

霧切「いたわ」

舞園「何時くらいですか?」

霧切「夜の7時くらいだったかしら」

舞園「7時ですよね?」

霧切「ええそうよ」

舞園「キッチン用具のコーナーを見回ってましたよね?」

霧切「ええ、そうね……見たわ、間違いない」

舞園「で、前後左右に震えてましたよね?」

霧切「それは私じゃないわ」

舞園「え?」

霧切「……え?」

舞園「え?だって、デパートにいましたよね?7時くらいの、夜の」

霧切「ええ、それで確か家の食器用スポンジが古かったから新しいのを買おうと思ってキッチン用具のところに行ったわ」

舞園「行きましたよね?」

霧切「ええ」

舞園「そのあとちょっと香水とかも見回ってましたもんね?」

霧切「そうね、間違いない」

舞園「でその後前後左右に」

霧切「誰と見間違えたらそんな記憶の混同をするの?」

セレス「たまにはお風呂もいいですわね」

腐川「……」ぶくぶく

朝日奈「やっぱり体をきれいにしてお風呂に浸かるのは最高だよ!」

セレス「ええ、長風呂は苦手ですが、ここはちょうどいい温度のお湯で」

セレス「これならいつもよりは長く浸かっていられそうですわね」

腐川「……」ぶくぶく

朝日奈「なにしてんの腐川ちゃん、もっとお風呂を楽しもうよ」

腐川「ふ、ふん……風呂の何が楽しいのよ……」

朝日奈「楽しいじゃん、ねー!」

不二咲「ねー!」

セレス「……ん?」

朝日奈「こうやってみんなで話し合えるしさ、それにいい汗もかけるんだよ?」

不二咲「体にもいいんだよぉ!」

腐川「ふ、ふん……ただ頭がぼーっとするだけじゃない……」

朝日奈「そんなことないよ?ねー!」

不二咲「ねー!」

セレス「お待ちください、何か違和感が」

腐川「じゃ、じゃああたしに教えなさいよ……風呂の良さを……」

朝日奈「まず肌が綺麗になる、血行がよくなって体にもいい、老廃物が体外に出る」

朝日奈「汗もかいて体の循環リズムも出来るし、場所によってはお湯の中に体に有効な成分が入ってたりするんだよ!?」

不二咲「肩こり腰痛打ち身擦り傷冷え性その他もろもろに効いたりするよ!」

セレス「その前に一つ質問が」

腐川「これだからアホの相手はいやなのよ……そんなの、プラシーボ(思いこみ)じゃない……」

朝日奈「違う!」

じゃばぁっ!

腐川「!」

朝日奈「このみんなとの思い出は……プラシーボなんかじゃない!!」

不二咲「ナイスおっぱい」

セレス「あ、この方それ目的?」

朝日奈「ありがとう不二咲ちゃん」

不二咲「ノープロブレムだよ」

セレス「プロブレムしかありませんわ、貴方男性でしょ」



不二咲「ば、バレちゃったね……!」

▼いたずらちーたん!
テレッテレッテー!



セレス「なんですのそのキャッチ」

澪田「方向性が迷子」


ではウミガメのスープ、答えです。正解は
『男がウミガメのスープだと思って食べたのはウミガメではなく、
実は妻が男を生かすために作った、亡くなった娘を材料にしたスープだったから』
※答えにもバリエーションがあります。ウミガメのスープはもっともバリエーションの多い問題と言われています

また二週間後に。

ソニア「左右田さん、ジャパニーズ土下座を」

左右田「えっ」

ソニア「書き溜がないのです」

山田「ネタがない時は『浦島太郎をやればいい』と聞いております」

苗木「なにそれ……」

舞園「どこの世界の鉄板……あれ?この会話どっかで……」

山田「まあまあそう渋い顔をしないでくださいな」

舞園「待ってくださいこれどっかで」

とんっ

山田「描きました───浦島太郎!」

苗木「すごく劇画タッチ!?」

舞園「この反応も久しぶりじゃないですか!?」

山田「表紙だけです」

舞園「何で会話まで焼き回してるんですか!?」

山田「ではでは……」

舞園「またネタがなかったんですね!?>>1さん!なんで2週間もあるのに書きためしないんですか!!」


山田「【超高校級の浦島太郎】、はじまりはじまり~」


舞園「ちょっといやな予感しかしませんけど!!??」


○chapter24 超高校級の童話~浦島太郎~

山田「はい、はじまりはじまり~」

すっ

苗木「……白紙だけど」

舞園「またですか!?」

苗木「いや、なんで白紙なの?山田クン」

山田「最初に白紙なのはこう、小説とかの始まり」

舞園「それも見ましたし聞きましたけど!?」

山田「そう言えばこれは何の意味があるんだろうなぁ」

不二咲「ううん……ググったけど分かんないなぁ……」

山田「ちーたんも分からんのか……」

舞園「増えた!?」

苗木「つっこみ仕切れないから待ってください」

舞園「なんで敬語!?」

『昔々、あるところに
浦島太郎と言う者がいました』


苗木「うん、出だしは普通だ」

舞園「普通ですか?雑になってませんか?」


紙ぺらっ


浦島『いやー、働かずに食っていきてーなー!』

浦島『こう……あれ!金のあるやつとか偶然助けたりとかして!』

浦島『最後まで楽して生きていけたらなぁって……』

浦島『あとついでに一生他人の金で飯くいたいなぁとか』

浦島『母ちゃんの稼ぎでワンチャンあるか!!』



『ニートでした』


苗木「この世界にそう言う概念あるの!?」

舞園「ただのドクズじゃないですか!?」


浦島『なんかいいことないかなー』

浦島『今日も魚釣れんかったしなー』


『そして能力もないときました』


苗木「山田クン!辛辣すぎないかい!?」

山田「そう、彼は本当は口先太郎だったのです」

舞園「山田君!?」


『そんな折り、彼は見つけてしまいました───』


亀『いたいよぉ……やめてよぉ……』


浦島『金の臭いがする』


苗木「山田クン!?」

『浦島太郎が海へ行きますと、そこには』


大和田『おいゴルァ、金出せやゴルァ』

桑田『ちょっとジャンプして見ろってお前』

亀『やめてよぉ……いたいよぉ……』

翔『フヒヒ……ショタ亀ハアハア……タイ×亀キボンヌ……』

山田『それはアリですなぁハアハア』

亀『いろいろな意味でいたいよぉ……』



浦島『よし、帰ろう』くるっ



苗木「こるぁぁあぁぁぁぁぁ!!!???」

山田「いやだって普通こんな気持ち悪い人達いたら帰るでしょ」

舞園「その中には貴方もいるんですけどいいんですかね」

山田「超気持ちいい」

苗木「だめだこいつ」


『浦島太郎は思いました』

浦島『でもたぶんあいつを助ければ……あれがこうして……』

浦島『うん、金になるな』


苗木「相変わらずのクズっぷり」


『で、まぁなんやかんやあって亀を助けることが出来ました』


苗木「一番の武功ーーーー!!!!!」

舞園「どうやってやったんですかね!?」

亀『あ、ありがとう!おにいさん!』

浦島『ぶぇ……ぶひひ……ぼぶろっじ……べっぢょ……』


苗木「ぼろぼろじゃねぇか!?」

舞園「むしろよく勝てましたね」

山田「端折りました」

苗木「なぜ端折った」

山田「なんとなく」

苗木「なんとなく」


亀『そうだぁ!お礼に竜宮城に連れて行ってあげるよぉ!』

浦島『おっ!これは金銀財宝パターン来たべ!』

亀『竜宮城は海の底にあるんだ!』

浦島『へー!海の底!……海の、そこ?』

亀『うん!行こうよぉ!』

浦島『ちょちょちょま、そこまで俺の体がもた』


ざっばぁぁぁぁぁぁん


亀『亀は万年ー!!』

浦島『がぼごぼぼがばはぁぁぁぁぁあ!!!??』


舞園「普通こういうとこは端折りますよね!?」

苗木「なんでここはやったんだろうか」

山田「なんとなく」

苗木「なんとなく」

『そしてたどり着いたのは竜宮城』

『美しいお城にたどり着いたのです!』


浦島『』ちーん


苗木「浦島逝ったぁぁぁぁぁぁ!!!」

山田「悪は滅ぶべし。おしまいおしまい」

舞園「終わっちゃったの!?」

山田「……嘘ですよ☆」

苗木「その茶目っ気はいりませんよ山田クン」



亀『浦島さん!浦島さん!着きましたよ!竜宮城です!』

浦島『ん……?あ、ああ……そうだな……』ふら

亀『ここで今回のお礼をしますから、入ってください!』


『やっとたどり着いた竜宮城、そこには乙姫が待っていました』









乙姫『我が乙姫だ……』

浦島『チェンジで』

『乙姫様は浦島太郎を丁重に迎え、歓迎しました』

亀『見てくださいっ!タイとヒラメの踊りです!』


タイ『ぼ、ぼくと……?』

ヒラメ『オレが?か、からみあう……?』

翔『そうそうそうそう!そのままベッドイン!』

タイ『し、しかしこれは何の意味が』

翔『ほら、見てェ!アタシはこんなに燃えさかってるわよ!!』

ヒラメ『な、なんなんだこりゃよぉ!』

翔『それからそこをまさぐりあって』

タイ『こ、こう……?』

ヒラメ『なんでだよ……こうか……んっ』



『どうやら不幸(ハードラック)と踊(ダンス)ったようですね』


苗木「誰が上手いことを」

舞園「っていうかどうやってやってきたんです、その人」

山田「気合い」

苗木「もはや竜宮城は褒美でもなんでもねぇ!」


浦島『俺ぁヒラメ×タイ派なんだよ』

翔『はぁ?タイ×ヒラメこそ至高』

亀『やめようよぉ!タイ×ヒラメ×タイのリバなら……』

翔『リバは地雷なんだよ!!』


苗木「おい山田」

山田「ダメですか?」


『でまぁなんやかんやありましてー』


舞園「またですか!?」

苗木「ちょっと待ってくれないかな!?」

『それから長い年月が経ちました』


苗木「経ったの言っちゃうの!?」


浦島『いやー、働かずに呑む酒はうめぇなぁ!!!!!!』


苗木「忘れてたよ!こいつクズだったよ!!」

山田「すっかり忘れてたでしょ?」

舞園「周りのインパクトがすごすぎて……」

山田「働かずに暮らしたい人だから仕方がないね」


『さすがの乙姫様もこれには苦笑い』


乙姫『……お主……いつまでここにいるつもりだ』

浦島『いられるなら一生!!!!』

乙姫『……』


『でまぁなんやかんやありまして』


苗木「待って?今のタイミングでまたぼっこぼこにされてるけど?」

苗木「浦島骨折してるけど?大丈夫じゃないよね!?死んでない!?」

舞園「だからなんでそこ端折るんですか!?」



『乙姫は浦島太郎に宝箱を渡しました』

『これは玉手箱と呼ばれているものです』

『玉手箱は日本の宝だ』


舞園「!?」

乙姫『……お主はこれを持ってさっさと帰るんだな』

浦島『びゃい……』


苗木「ズタボロじゃねぇか」

山田「いえーい」

苗木「いやいえーいじゃなくて」

山田「作画はここが一番楽しかったです(笑)」

苗木「ノリノリじゃねぇか!?」


『こうして街に戻った浦島太郎』

『すると地上は───』



浦島『インターネット設備が充実!』

浦島『福利厚生が完璧!』

浦島『高度成長社会!俺の職もハローワークで探せるべ!』

浦島母『ううん、太郎……お前はそんなことしなくていいんだよ……』

浦島『か、母ちゃん……!』

浦島母『お前が生きている事が一番だからね……太郎……』


『こうしてふたりは玉手箱をメルカリに出品し、末永く暮らしましたとさ』


山田「めでたしめでたし」 

苗木「めでたくねぇぇぇぇ!!!???」

山田「どうでしょうか、この話!」

苗木「……前回同様だけど疲れたよ」

舞園「私も疲れてしまいました……」

不二咲「そして僕は楽しかったよ」

山田「でしょう!?」

苗木「不二咲クンは楽しかったんだね……」

山田「ん?ご不満ですか?」

苗木「若干ね!?」

山田「……ではこちらではいかがですか?」


かんっ


山田「ヘンゼルとグレーテル」

舞園「普通の童話ですけど!?」

やっぱりネタがなかったんだね。困ったね。
とは言え今度こそ書き溜めをするぞ!

……はい、すんません。
また二週間後に。

澪田「二週間って何でこんなに早いの?」

わっはっはっは……


葉隠「だから俺は言ってやったんだ!オメーの内臓と俺の占い、どっちに価値があるか分かってねぇなってな!」

桑田「なんかカッコ付けたつもりだろうけどどこもかっこよくねぇからな!?」

山田「っべー、マジやべぇっす!」

桑田「んでなにその口調!?そんなキャラじゃなかったよねブーデー!?」

十神「確かにマジゲキヤバだな……」

桑田「十神いいいいい!!??」

朝日奈「なんかまた無駄話してるねー、男子」

霧切「一応、自首の時間なのだけれど?」

桑田「自習な!?何罪を告白しに行ってんの!?」

石丸「彼らは何を言ってもやめる様子ではなくてな……」

朝日奈「? 石丸が諦めるなんて珍しいね?」

石丸「それもそうだろう、かれこれ3時間だぞ」

大神「しかし3時間も自習とは、学園はどうしてしまったのだ?」

桑田「いや、どうしたもこうしたもだよな!?もっと焦ろうお前等!!」

葉隠「いやー、にしても桑田っちがなんでも突っ込んでくれるから話しやすくてたまんねーべ!」

桑田「……は?」

十神「これからも存分に働けよ」

桑田「……」

山田「桑田怜恩殿の勢いはとまらねぇぜ!なーんつって」

ばんっ!!!!

桑田「……キレた」

葉隠「は?」

桑田「もう突っ込まない」

山田「と、言いますと……」

桑田「オレ突っ込まないし!オメーらにはもう絶対突っ込まないし!!」


○chapter26 オレつっこまないし



苗木「あーあ……な、なんかめんどくさくなっちゃったよ……」

桑田「めんどくさがって……ぐっ!」

朝日奈「あー、堪えた」

葉隠「っつーわけで桑田っちがオレ突っ込まないし宣言したべ」


桑田(って何でオレの前で漫談調に3人出てきてるわけ?)


大和田「やらねぇと言われたらやらせたくなるよなぁ」

葉隠「だよな!是非ともやってもらいてーとこだ!」

不二咲「? ……下ネタ?」

葉隠「いやなんでやねん!」

桑田(へたくそか)

不二咲「葉隠君の突っ込みはいらないんだよぉボケカス」

葉隠「はっ……」

不二咲「無駄なことしないでくれないかなぁ?」

葉隠「サーセンッ!」土下座

不二咲「なに?東京湾にビットサイズまでバラバラにされてばらまかれたいのぉ?」

葉隠「サーセンッ!もうしゃーせん!!」

桑田(突っ込まない……突っ込まない……ッ)

大和田「おうそうだぞ葉隠ェ、オメェよぉ……ナメたマネすっと」

不二咲「大和田君ッ!」

大和田「! けどよぉ」

不二咲「それ以上はダメだよぉ」

桑田(にらんでるけど怖くねーよ)

大和田「サーセンッ!」土下座

桑田(いや何でだよ!!)

葉隠「ソーメンッ!」

桑田(食いもんじゃねぇか!!)


不二咲「突っ込まないねぇ」

大和田「つっこまねーな……」

桑田(耐えた……)

不二咲「ご、ごめんねぇ、カスとかクズとか将来ニートになってそうとか言って……」

葉隠「うん、別にいいけどあれ……なんでかな……目の前が滲んで見えるよ母ちゃん……」

腐川「そ、そう……桑田はあたし達が何を始めようが絶対に突っ込まないのね?」

桑田「はぁ……あ?ああ……そうらしい……」

桑田(マジ疲れた、デビル疲れた)

翔?「じゃあアタシがこんなことしてもつっこまねぇんだよなぁ!(デスボイス)」

腐川「っ……鎮まれ……あ、あたしのもうひとつの人格……!」右手抱え

桑田(オメーそんなんなったことねーだろ!)

舞園「退いてください!退いてください!」すたすた

桑田(誰もいねーよ!!)ぷるぷる

翔?「け……ケッケケケ、テメェどこ中だ!アタシに勝てるやつなんざいねぇんだよ!」

舞園「いえ、ここにいます!」

ジャーンジャーン

翔?「ゲェッ!孔明!!」

桑田(ボケがさぁ、散らばってんだよなぁオイイイイイ!!)

桑田(っつーかどこ中ってどういうことだよ!?)

舞園「チンクルチンクルくるくるりん☆」

翔?「ぐ、グワアアアアこの希望ヶ峰四天王と呼ばれたアタシがああああああ……」

翔?「……そしてゆっくりと倒れる」

舞園「あ、そこはト書きです」

腐川「……ま、間違えたわ……もう一回」

桑田(もう一回とかねぇから!!!)

舞園「……く、桑田君は待っててくれてます!早く!」

桑田(待ってねぇよ!!!)


だんっ!


桑田「……飯……食いに行くから……」

舞園「あ、桑田く……」

腐川「……つ、突っ込まなかったわね」

苗木「と言うか機嫌直してよ桑田クン、みんなが桑田クンをからかうからって、そんなに怒らなくても……」

桑田「っざけんな!オレがアイツらの会話のギミックにされてたんだぞ!」

桑田「そんなんこっちゃあマキシマムキレたって構わねーだろ!?」

桑田「オレのこと、おもちゃだと思ってブイブイ言わせてんだろ、なぁそうなんだろ!?」

桑田「オメーもよぉ苗木、オレがなんかトビッコみたいだなとか思ってんだろ!?」

苗木「既に突っ込みどころあるしゃべり方してるからね!?自分も隙だらけ穴だらけだから!」

桑田「どこがだよ!オレはふっつーに全うに喋ってんじゃねぇか」

苗木「……ふ、普通って何だっけ……」

桑田「ハァ?マジでそんなこともわかんねーの、苗木?イミフすぎんだろ」

桑田「普通のオメーが普通が分かんねーってなんだよ、迷子かよ」

霧切「これは探偵の出番ね」がさっ

桑田「いやオメーどっ…………っぶねー!突っ込むとこだったー!」

霧切「ちっ」

苗木「って霧切さんもそんなことしないでよ!?」

桑田「つかさ、日常会話で突っ込む突っ込まないとか意識させられてんの、オレと関西人だけじゃね……?」

つかつか

苗木「それにしても朝から自習なんてどうしたんだろうね?」

桑田「知らねーよ、どうせ上のやつらがおかしなことんなってんだろ……」

苗木「と、とりあえずご飯を食べて落ち着こう、桑田クン?ほら、食堂あるし」

桑田「ちっ!」

がららら



終里「……終わった……」



桑田「ええ……?」

苗木「名前落ちかな……」

桑田「え?」

苗木「あ、ああ……あの人、先輩の終里さん」

桑田「そう言うこと!?」

終里「ハガレン実写化かー……」

桑田「」ぐっ

苗木「いや……知らなさそうだけどね!?知らなさそうだけどさ!」

すくっ

終里「……立って歩け……前に進め……」

がしっ

桑田「は?」

終里「お前には立派な両の足(アニメとぶたい)が付いてるじゃないか」

桑田「」ブッフォ

終里「オレ、ちゃんと出来てたか?」

小泉「うん、ナイスよ赤音ちゃん!さ、焼き肉行きましょ!」

終里「十神財閥とか言うのは太っ腹だな!」

西園寺「そう言う常套句みたいなのは覚えてるんだね、おねえ……」


桑田「アレ言わされたのかよ……」

苗木「にしては情が籠もってた気がしたんだけど気のせいかな」

桑田「しらね」

苗木「で、料理は……」

ぐにゅ

苗木「……ん?」

桑田「なんか踏んだ?オメー」











花村「Welcome☆新入生!」

苗木桑田「「うわあああああああ!!!!」」

苗木「忘れてたああああああああ!!!!」

大神「いい加減、その強情を直したらどうだ、桑田よ」

桑田「はぁ?つかさ、何でオレが折れなきゃいけないわけよ?オメーらだから、オレで遊んでんのは」

大神「……」

桑田「マジでさ、疲れるからやめてくんない?そんなに楽しいか、オレで遊ぶのってさ?」

大神「……」

桑田「第一オレは本職の芸人さんでもねーわけよ、それがなんで突っ込みがどうこうって」

大神「待て、桑田」

桑田「言われなきゃ……」

大神「待てと言っている」

桑田「は?何が」

大神「……ダジャレか」

桑田「……」

大神「桑田よ」

桑田「何が」

大神「今のは……ダジャレなのか、桑田」

桑田「え?あー……あ?」

大神「オレが!折れる!これは!!ダジャレだな!!我を笑わせ!!隙を生み!!あわよくば首をかききるつもりか!!」

桑田「ああー!めんどくせぇー!!」

◆そして


舞園「結局、先生は午後になっても来ませんでしたね」

霧切「どうしたのかしら」

葉隠「きっとオリエンテーションだろ?」


桑田「ぜー……ぜー……」

苗木「……桑田クン、大丈夫?」

桑田「だ、大丈夫……ただ、言いたいことを我慢してるだけだからな……」

朝日奈「え?我慢はよくないよ!」

桑田「ぉお!?」

朝日奈「ほら、これに思いっきり吐き出して!」ぽい


つ【アルターエゴ】


桑田「」

朝日奈「不二咲ちゃんに借りたんだ!」

アル『どうしたの?ご主人たま』

アル『辛いことがあるなら言ってよ!』

桑田「オメーが出てきたことが一番辛いわあああ!!どう処理すんだこれ!!?」

アル『あ!』

朝日奈「あ!!」

桑田「……こ、これは!……突っ込み……じゃねーからマジで……ちげーから……」

◆そして放課後


桑田「」シュウウウウ


苗木「ヤム……桑田クン!もうやめようよ!」

十神「そうだぞ、無理をするだけ貴様の体にアポエネルギー、略してアネが貯まっていくだけだ」

苗木「初めて聞いたよそのエネルギー!?」

戦刃「呼ばれたのかな!」しゃっ!

苗木「……ごめん、黙って帰って」

戦刃「……え?なんで?」

桑田「やだ……オレは突っ込まねーし……オレの突っ込みありきで世界が進むなんてそんなん……マジ認めねーし!」

苗木「それは違うよ!」

ぱきいいいいいんっ

桑田「……あ?」

苗木「桑田クンの突っ込みありきなんかじゃない……」

苗木「桑田クンは……人の会話のテンポを読むのが得意なんだ……そして」

苗木「そこに、ストライクゾーン(ぼけ)に豪速球(つっこみ)を投げ込んでしまうだけなんだ!」

コンプリート!

桑田「あ、あ、あ……ああ……」

どさっ

桑田「そんな……いままでのは……オレの、デビル恥ずかしすぎる勘違い……!?」

苗木「……ううん、でも、胸を張って欲しいんだ」

桑田「え?」

十神「つまり超k苗木「超高校級にここまで突っ込み出来るのは……キミしかいない!」

苗木「桑田怜恩!キミが……【超高校級の突っ込み】なんだ!!」

桑田「苗木……」うるうる









桑田「じゃねーよ!十神に最後まで言わせてやれよ!」

桑田「あと何?超高校級の突っ込みって何?オレそんな肩書きいりませんけどー?オレはミュージシャンになりますけどー?」

十神「その自分からもボケていけるスタンス、忘れるなよ」ぐっ

桑田「最近オメーは自分を忘れすぎなんだよ!もっとちゃんと十神らしくあれよ!オレに言ってる場合か!?」

江ノ島「これでも十神は愚民にとけ込んでるつもりだよ?」

桑田「出番がおせーぞ江ノ島ァァァァァ!!」

◆で、翌日


わっはっはっは……


桑田「だからオレは言ってやった訳よ、『これて夜も三冠王だな』って!」

十神「自分からもボケていけるスタンスは忘れるなと言ったが、下ネタは望んでない」

不二咲「ボケナスなの?」

桑田「えっ」

西園寺「ほーんっと、最悪だよねー。マジで使えなーい、このゲロブタぁ!」

桑田「誰」

鈴木さん「炎上させる気だったらさぁ、もっと本気でやんないとダメだよー?」

桑田「だから誰」

Iさん(プライバシー保護のため音声を変えています)「騙される方が悪いんですよ、こういう詐欺は」

桑田「だから誰!!」

山田「いやー、今日もキレッキレ、スライダーなみにキレッキレですな桑田怜恩d」

ばんっ!!!!

桑田「オレやっぱ突っ込まねーし!オメーらのせいでもう喉枯れるから!!」

山田「あれあれー?おそ松がチョロ松みたいなこと言ってるゾー?」

桑田「そう言うネタももういいー!!誰か助けてくれーーー!!!」







桑田「って夢をみたんです」

松田「疲れてるな、先生には俺から言うからちょっと学校休め」

桑田「はい……っかしーな……」

桑田の使い方は計画的に。

また二週間後に。

澪田「やっぱいい天気!つゆなんて吹っ飛ばせ、っすよ!!」

『今週の第一位はー……初登場!【カーネーションレッド】!』
ちゃらーっちゃー


霧切「! 今日は舞園さんのユニットの新曲発売日だったわね」

苗木「すごい、当日にこんなに売り上げるなんて……さすがだよ、舞園さん」

舞園「ふふっ、ありがとうございます♪」

大和田「くそっ、あの青葉とか言う女め……好きだチクショウがッ……!」

腐川「それまだ続いてたのね……」

大和田「チクショウ……ッ!今度こそ告白成功させてやんだよ……!」

霧切「それで何回目?」

大和田「聞くな!」

先生「そうだね、君達も授業中にワンセグの音声を聞くのは止めようか」

苗木「せ、先生!?どうしてここが!」

先生「どうしてここが!じゃないの、しゃべってたからね、結構な大声で」

霧切「ところで、最近貴方のプロダクションに新しいプロデューサーが入ったと噂を聞いたわ」

先生「君も先生の話を聞こうか、霧切さん」

大和田「あァ、あれな。それで売り方とか変えて成功してんだろ?」

腐川「あら、そ、そうなの?ふふ……どんなやつなの?やっぱり男……?」

舞園「……内緒です☆」


大神(……舞園よ……)

舞園(分かってます大神さん……これは貴方と私達の約束、ですから!)



大神(そう、内密にすべしとの達しなのだ)


大神(我が───舞園達の新プロデューサーだと言うことはな!)



○chapter27 大神プロデュース~我チョイス~

◆放課後


苗木「で、何でボク達こんなことしてんだっけ?」

霧切「舞園さん達の能力がアップした秘訣を探る為よ、仕方がないわ」

苗木「今更だけどそれ必要かな」

腐川「それでなんであたしも一緒なのよ……」

大和田「死なば諸共だ」

腐川「な、何で死ぬこと前提なわけ……?」

霧切「……舞園さんが来たわよ」


こつこつこつ……


霧切「……いつもの舞園さんね、かわいいわ」

腐川「そうね……悔しいけど、舞園は完璧だもの」

霧切「顔よし、スタイルよし、性格よし、歌よしと全て揃ってるわ」

苗木「やけに誉めるね、舞園さんを……なんかあったの?」

霧切「……何もないわ……」


こつこつ……ぶろろろろ


苗木「ん?この音は」

大和田「……やべぇ!舞園を迎えに来た車だ!」



ぶろろっ!


腐川「完全にあれ軽トラよね」

大和田「軽トラだな」

霧切「軽トラね」


舞園「~~~」なんか言ってる

がららばたん

ぶろろろろろ


腐川「軽トラに乗ったわ」

霧切「乗ったわね」

大和田「なんでだよ」

◆レッスン場

ちゃらっちゃっ ちゃっちゃーちゃーららー

「わん!つー!すりー!ふぉー!」ぱんぱん

「そこ!隙がある!」

青葉「はい!すいません!」

「脇を閉めろ!何度も言わせるな!」

青葉「はい!」

「そこ!己の力に甘えるでない!」

「お主等の中にはもっと強い力が眠っている!」

研究生「はい!」

「今の力で満足するな!お主達はもっと上をめざせる!」

ぱんぱん

青葉「っ………!」

「何をしておるのだ、青葉!お主は誰よりも努力を欠かさない!気圧されるな!」

青葉「……は、はい!」

「青葉!今はお主と、事務所の研究生しかいないのだぞ!」

青葉「はい!すみませ」

「何度も謝るな!強大な力でねじ伏せよ!!」

青葉「………はい!」



がらんぬ

「! 来たか」

舞園「すいません、記者とか苗木君を撒くのに遅くなっちゃいました!」

「うむ、仕方があるまい……」


大神P「して、着けられているまいな?」

舞園「大丈夫です、視線を感じません」

大神P「……確かに……呼吸も感じないな」

研究生「すごい……プロデューサーさん、周りの呼吸すら感じられるなんて……」

新人「し、視線だけじゃダメなんですか?」

大神P「いかんのだ。なぜなら、随分遠くからお主等を狙う、硝子の眼孔があるからな……」

舞園「───パパラッチのカメラ……!!」

大神P「いかにも。我もまた人間、そのような値遠くからの視線は感じられぬ」

大神P「故に、世界の呼吸を体で感じるのだ」

舞園「なるほど……!」

新人「その方がむずかしくないですか!?」

大神P「はじめは難しい。だがな、お主もしっかりと心に刻むといい」

大神P「我らもまた地球の生命体のひとつ。即ち、意志さえあれば共鳴できるのだ」

青葉「そこまで行ければ、私達もトップアイドルに……」

舞園「道は険しい、ですね……!」

大神P「そのために鍛錬するのだ、お主等のためにな」

「「「はいっ!!」」」


新人(あ、これ終わったらこの事務所、やめよ)


大神P「まずは基礎鍛錬から始める。各、準備はいいか」

「「「はいっ!!」」」

大神P「行くぞ……」

手拍子ぱんぱんぱんぱん

新人(しっかり付いていかなきゃ……)


大神P「まずは基礎の基礎、ボックスステップだ。行くぞ!」

大神P「わん!つー!すりー!ふぉー!」

大神P「わん!つー!すりー!ふぉー!」

ぱんぱん

新人「わっ……!?」

大神P「新人!足捌きが遅い!」

大神P「ボックスステップは基礎。基礎故に最も大切にしなければならん!」

大神P「体重移動!足の出す感覚!そしてどれだけ移動するのか、それだけでも大変だが」

大神P「なによりも、体勢を整えたまま踏むステップ!」

大神P「それらはお主等が今後、アイドルとして踊りをこなす為に大切な要素となる!」

新人(意外にも大切なことを教えてくれてる)

大神P「それにだ!体のこなしが全くなっていないと言うのに!」

大神P「敵に囲まれた時にどうやって逃げようというのだ!!」

新人(あと戦い方も)

◆そのころ


苗木「ダメだ……どこにもいない!」

苗木「こういう時だけは使えるかと思ったけどあのダメ占い師ほんとに使えねぇーー!!!」

霧切「なんでそんなの信用したのよ……」

苗木「こうなったらもうオカルトの力しかない!と思ったから……!」

ぴっ

大和田「おし、舞園の居場所が分かったぜ」

苗木「………え?」

大和田「不二咲が一瞬でやってくれた」

腐川「は、はぁ!?なによ、まさか」

大和田「あいつはスーパーハカーだからな……!」

苗木「そうか!そっちがあったぁーーー!!使えないの信じるんじゃなかったぁぁぁぁ!!」

腐川「で、どこなのよ」

大和田「かなり近い場所らしいぜ」

霧切「どこ?住所を……」

大和田「ここだってよ」スマホぽちー

苗木「……ここからめちゃくちゃ近いじゃないか……いや、むしろ3割しか合ってない!!!喜べないぞ……ほんとに信用ならないよーー!!」








『……ねぇ知ってた?苗木っち、まだ俺との電話切れてないの……あのね、俺ね?今……天井を見上げてるんだ……』

◆で


苗木「ここがその練習場だね」

霧切「アイドル達のレッスン、一体どんな」

ひゅっ

すとん

腐川「……へ?」

霧切「今のは……」


つ【ほうちょう】


苗木「」

大和田「」

がららっ!!

霧切「……!」


舞園「これが……敵の呼吸……ッ!」

青葉「まさか、さやか……ついにその境地に!」


苗木「なんか言ってるけど」

大和田「敵の呼吸ってなんだよっつーか、これ!」

舞園「これは一応偽物なので刺さっても死にません!大丈夫です!」

苗木「なんか問題が違うよ!?」

霧切「偽物とは言え一瞬壁に刺さってたし……」

舞園「とにかくレッスンは見せられません!帰ってください!!」

青葉「そ、そうですわよ、人生の初心者さん達!」

大和田「ぐぬぬ……ッ!」

苗木「ちょっとくらい教えてくれたっていいじゃないか……!」

◆そして数日後


苗木「結局プロデューサーがどんな人なのかおしえてくれなかったね」

霧切「でも、新曲発表のミニライブに呼んでくれたじゃない」

苗木「……そうだね、また新しいパフォーマンスをしてくれるのを楽しみにしよう」


わああああ!!



苗木「! 始まった!」





舞園「……押忍ッ!!」

「「「押忍!!」」」




苗木「」




舞園「せいっ!せいっ!せいっ!せいっ!」ぶんっ


苗木(長渕剛かな?)

24万票ってもはややらせにしてもやりすぎじゃね?
僕からは以上!
また2週間後に。

澪田「こんな星の夜は君に会いたくなっていますぐ更新するっす!」

▼7月4日の夕方

石丸「と言うわけで……桑田くんから情報提供を受けた。7月7日は舞園くんの誕生日だそうだな」

苗木「うん、合ってるけど……」

桑田「苗木、オレはな……この時を狙ってたんだ……!」

苗木「? 何が?」

桑田「舞園ちゃんに告白すんだよ!」

朝日奈「無理そうだよね」

大神「桑田よ、もっと鍛錬を積むのだ」

セレス「生まれ変わってもごめんですわ」

山田「ノーマネーでフィニッシュです」

桑田「ちょおま」

大和田「あ?で、オレらでなにするって?」

石丸「ああ、みんなで彼女の誕生日を『高校生らしく』お祝いしようじゃないか」

セレス「まあ、それはいい案ですわね」

霧切「いいんじゃないかしら」

葉隠「なんだ、そんな話かいな?」

桑田「オメーそんな話ってなんだよ!」

葉隠「俺ぁ忙しいからさっさと抜けるべ」すた

苗木「また締め切り?最近マンネリだから変えた方がいいよ?」

朝日奈「何でアンタそんな辛辣なの?」

十神「その雑魚は放っておけ。俺達で盛大に祝うぞ……」

苗木「そうだね!ボク達で高校生らしくお祝いしよう!」

不二咲「ええっと、じゃあ初音ミクと競演させる?」

江ノ島「それ逆に舞園に失礼じゃね?」

大和田「瓦割でもすっか?」

大神「おお、いいな」

苗木「よくないよ、祝いっぽくないし!」

十神「ククッ、特上のシャンメリーを仕入れてやる!」

朝日奈「ノンアル」

戦刃「さすがの十神君も法律は守るんだね」

江ノ島(ダン十で酒飲んでなかったっけ)

腐川(アレは外伝だし成人してる可能性があるからノーカンよ)

江ノ島(こいつ直接脳内に……!)

葉隠「帰るぞ」すたすた

石丸「こら葉隠くん!君も話に……仕方がないこうなれば……」


石丸「僕達の全力の誕生日会を舞園くんにぶつけるのだ!」


桑田「今更だけど、全力の誕生日会って何?」



○chapter28 サヤカトアカネ



朝日奈「全力?石丸が燃えるの?」

桑田「なんで事件が起きてんだよ」

▼7月5日の朝


舞園「おはようございます!」

苗木「」さっ
石丸「」さっ

舞園「?」

霧切「……あら、おはよう」

舞園「みんなどうしたんですか?」

霧切「さぁね。目は口ほどに物を言う、と言うやつかしら?」

舞園「???」

桑田「……」


◇回想

霧切「これはサプライズよ」

霧切「顔でバレそうな人は基本舞園さんと顔を合わせないこと。いいわね?」

大神「それがよいだろうな」

セレス「しかしそうなると舞園さんとお話が出来るのは……」

十神「……俺とお前、霧切と大神……」

大和田「……」うつむき

苗木「……」そっぽむき

桑田「空がきれいだな」

江ノ島「そこ天井ですからー!残念!!」





霧切「……まあ、みんな舞園さんが可愛すぎて真っ直ぐ見られないんじゃないかしら?」

舞園「お世辞はいりませんよ霧切さん」

霧切「あら、私がいつお世辞を言ったのかしら」

舞園「あらあらうふふ」

ごごごごごご 

戦刃「あれ?どうしたのふたりとも……」

江ノ島「今入ってかない方がいいぜお姉ちゃん……」

▼7月5日の夕方


すたすた

舞園(あれからあんまりみんな顔を合わせてくれなかったな……)

舞園(なんでだろう……そんなに私が見れないような後ろめたいことがあるのかな……)

たすたすたすた

舞園(……?)


葉隠「久しぶりになっちまってごめんな」


舞園(葉隠くんが誰かと電話してる?)


葉隠「はは、うん……うん……」

葉隠「……誕生日おめでとう」

舞園(! 今日、誰かの誕生日だったんでしょうか)

舞園(あ、そう言えば私もそろそろだったな……)

舞園(……まさかみんなが私と目を合わせてくれなかったのって……)

葉隠「うん……ああ、もちろんだべ?」

舞園(そう言えば誰と話してるのかな)



葉隠「誰よりも愛してる」

舞園()

葉隠「ああ、世界の誰よりも!」



舞園((()))よたっ

葉隠「ん?……あー、いやなんでもねぇ」キョロキョロ


舞園(葉隠君に……恋人がいる……?)よろよろ


葉隠「ああ、週末には帰るべ」

葉隠「んじゃな、風邪気ぃつけてな」


舞園(そんなバカな……あの……葉隠君に……???!!!!!)








葉隠「お休み、かあちゃん」ぴっ

葉隠「……誰かいたんかなぁ?」キョロキョロ

▼7月6日の昼


舞園(そんな……私にもまだ出来たことないのに)

舞園(もちろん、作ってる場合じゃない。アイドルは……仕事が恋人……)

舞園(でも……同級生(※年上)に彼女がいると思うとやっぱりショックだなぁ……)

ざっ

大神「舞園よ……」

舞園「……あ、大神さ」

大神P「否。お前のぷろでゅーさーだ」サングラスちゃきっ

舞園「あ、大神P!?ど、どうしたんですか、こんなとこで!」

大神P「うむ、早急に伝えねばならんことが出来てしまってな……」

舞園「早急に……ですか?」

大神P「実は、お主の誕生日なんだが……」

舞園「え?」



▼そして7月6日の夕方



大神P「と言うわけで明日の舞園は、ユニットのゲリラライブとファン感謝祭に行くことになった」

苗木「っっっ……えぇぇぇー!!???」

石丸「そんなバカな話があるかぁ!」ばんっ

大神P「仕方があるまい?これも事務所の決定……それに我々が文句を言うことはならんのだ」

セレス「で、ですが!山田君がすでに完成させかけている『乳首から噴水』は!」

苗木「待ってその芸は初耳」

朝日奈「そうだよ、私も『エアマンドリン』完成させたのにー」

桑田「なぜマンドリンをチョイスした!」

石丸「僕と兄弟の漫才もかなり仕上がっていたと言うのに……!」

不二咲「え、あの漫才する予定だったの!?今すぐ止めようよぉ!!」

腐川(そんなに面白くなかったのね……)

▼7月7日の朝


苗木「はぁー……」

江ノ島「絶望的だぜ……!まさかこんな目に遭うとはなァ……ッ!」ぎしぎし

朝日奈「これじゃ誕生日パーティ出来ないね」

セレス「……ですわね、残念ですが」

葉隠「いいや、なんとなーくだけど予感がしてるべ」

セレス「何がですか?」

葉隠「俺の占いに、たすきを掛けた舞園っちが映ったべ。だからパーティは出来るはずだ」

腐川「あんた……見たのね?見たのねッ!?どんな様子だったのよ、舞園はッ!!」

葉隠「はへ?どんなもなにも、すげぇうれしそうな……」

腐川「嬉しそうッ!やったわねあんたら!!」

大和田「なんでオメーがそんなテンション上がってんだよ」

苗木「腐川さんは葉隠クンの占いについて一回取材してるからね……」


<いよいよ来週だな、誕生日
<そうじゃのう……なにか祝ってやりたいんだが……


苗木「……ん?」

山田「偶然にも教室の外で誕生日の話をしているのを聞いてしまった俺達は……」

江ノ島「便乗しようぜ」

桑田「言い方が悪いぞ!」

苗木「あ、猫(丸)さん」

弐大「応!お前さんか、久しいのう!」

セレス「あら、確か貴方は……」

ギザ歯「あん?オメー知り合いなんか、弐大」

弐大「クリスマスに世話になったんじゃあ」

ギザ歯「へえそう……ってちょい待ち、オレの名前出てなくね!?泣くぞ!末代まで祟るぞ!?」

霧切「彼はちょっと知らないけど、先輩よ」

ギザ歯「知っとけよ!同じ学園の生徒なんだぞ!」

弐大「しかし授業を受けている場所もぜんぜん違うから、あまり顔も合わせんしのう」

ギザ歯「」

朝日奈「あ、ねえねえ!ねこさん!」

桑田「ねこさん」

弐大「うむ、いかにも。ワシは猫じゃあ!マネージャー猫じゃああああああ!!」豪ッ

朝日奈「誰の誕生日なの?」

弐大「応!いい質問だのう!!」

山田(突然の池上彰)

弐大「実は……」


苗木「……そうなんですか!?」






▼時は経ち7月15日


がちゃ


舞園「あれ?誰もいない……?」

「ん?誰だオメー?」

舞園「あ、貴方は……」

「すげぇいい匂いすんな……嗅いだことねー香りだ……!」

舞園「……は、初めまして?舞園さやかです……」

「おう、そうか!オレは【終里 赤音】ってんだ。よろしくな、えーと……ゾノ!」

舞園「なんか違いますけど大丈夫です」

終里「つーか、オメーなんか知らねーか?」

舞園「何がですか?」

終里「オレは弐大のおっさん……おんなじクラスのやつなんだけどよ、そいつに呼ばれてここに来たんだ」

終里「道がわかんなかったからよぉ、その辺にいたヤツに教えてもらったけどな」

舞園「そうなんですか!私は……」


ぱっ


舞園「……明かりが……」

終里「消えた?いや、動くんじゃねぇぞ」

舞園「え?」

終里「なんか音がするし、匂いが増えてるぜ」

舞園「ってことは……」




「「「お誕生日おめでとう!さやか!!赤音!!」」」




ぱぱぱぱぱぱーーーーーんっ!!


舞終「「!!」」

苗木「あはは……ごめんね、驚かせちゃったかな」

舞園「苗木君!?それにみんな……」

朝日奈「実は終里先輩は今日が誕生日なんだって!」

舞園「え?」

終里「あ?誕生日?」

田中「ふん、己の記憶に鍵をかけているのか……仕方がないか、この俺様が貴様の【血塗られた歴史】を暴いて」

小泉「はいはい黙ってなさい」

セレス「それに舞園さんの誕生日、実はお祝い出来ていませんでしたし」

弐大「そこでワシが提案したんじゃあ。合同で誕生会はどうかなと!」

舞園「え?そ、そんな……私にはよかったのに」

終里「あ?なんでだ?誕生会っていいぜ?」

舞園「……でも、そんな……」

がしっ

舞園「!」

終里「いいから腹一杯旨いもん食おーぜ、ゾノ!」

舞園「……!」

石丸「この日のためにコントも新作を用意したぞ!」

桑田「マジで仕込んだの!?」

九頭龍「それからペコが居合いを見せてテメェらの退屈を凌いでやるぜ」

辺古山「はっ」ちゃきっ

葉隠「真剣じゃねぇか!?マジモンのマジじゃねぇかよ!!」

狛枝「それとボクみたいなゴミクズが出来ること……ロシアンルーレットをやらせてもらうよ……闇のロシアンルーレットをね……」ゆらぁ

朝日奈「なんか確実に生きて帰れなさそう!」

罪木「け、怪我したら私が治療しますぅ~!」

桑田「怪我どころじゃねぇよ!?」


舞園「……くすっ」


苗木「え?」

舞園「あはははは!」

石丸「? まだコントは始まっていないぞ?」

山田「今そこはいいんですよ!」

西園寺「さっきっから同じことしか言ってないんだけど、これならテープレコーダーの方がまし……クスクスッ!」

小泉「こら、日寄子ちゃん!」

西園寺「事実じゃん!」

舞園「あはは、はははははっ!」

葉隠「舞園っちが壊れた……」

桑田「いやちげーだろ」

不二咲「ど、どうしたのぉ?どこか痛かった?なにか……」

罪木「えとえと、気持ちよくなるお薬いりますか?」

桑田「アイドルに何処方してんだオメー!?」

左右田「たとえ合法だとしても言い方がアウトだろ!!」

桑田「ん?」

左右田「お?」

舞園「あはははは!……はー!」

舞園「ほんと……ありがとうございます」


舞園(だって、イベント関係なくこんな風にお祝いされたの)


弐大「さ、お前さんら!これを付けろ!」

舞園「え?」

終里「なんだよこれ!おいおっさ……」

小泉「はーい!写真撮るわよー!」


舞園(久しぶりだから、楽しくて嬉しくて)


小泉「いちたすいちはー?」


舞園(笑いたいほど泣きそうで)


「「「「にー!!!」」」」

ぱしゃっ


舞園(いつまでも続いてほしい、私の、愛する人達の世界)

あー、泣きそう。
ダンガンロンパ3未来編は今夜。そして絶望編は木曜日。刮目せよ!!!
また二週間後に。






葉隠「二週間後……?」ぴくっ

澪田「今日は何の日?」

石丸「クイズ!葉隠康比呂に関する100のこと!」



桑田「は?」

十神「……」

石丸「……」ぱふぱふぱふ

朝日奈「なんで真顔でぱふぱふしてるの?」

江ノ島「これどこから絶望すべき?」

桑田「つっこんで?絶望しなくていいから」

山田「と言うか何ですかその企画……」

石丸「うむ!いい質問だ!」ずいずいずい

山田「圧がすごい圧が」

石丸「前回僕達は、より互いのことを知るべきとの結果が出た」

江ノ島「そんな結果出たっけ?」

十神「さぁな……」

朝日奈「誰も覚えてない!?嘘!私も覚えてないけど!」

桑田「うわぁ」

石丸「さて、君達。知っているかね?7月25日は何の日か」

山田「……? 何の日ですか?」

石丸「そう、葉隠康比呂くんの誕生日だ」

朝日奈「まだ何も言ってないよ?」

石丸「と言うわけで今回は僕が勝手に企画した」

江ノ島「先生主導ですらねぇのかよ!ファーーーック!!」

桑田「誰が得すんだそんなもの!?」

石丸「さあ、いよいよ始まるぞ!」

十神「……俺は帰るぞ?」

石丸「ダメだぞ?」


○chapter29 ハガクレガタリ


十神「……帰るぞ」

石丸「だからダメだぞ」

桑田「何だよその押し問答」

桑田「……はぁー……つかさ、クイズはいいけど、どういう風にやってくんだよ」

石丸「うむ、いい質問だ。こちらを見てくれたまえ」

朝日奈「? モニター?」








戦刃『ええっとね、今回は希望ヶ峰学園の取材ってことらしくって……』

葉隠『で、何で戦刃っち?』

戦刃『盾子ちゃんに頼まれたんだよ、葉隠君にいろいろ質問して欲しいって言われたんだよ……』

葉隠『……オメーも大変な……』




石丸「と、ご覧の通り別室に戦刃くんと葉隠くんが待機している。君達にはこれから、質問に対する彼の答えを予想してもらうぞ」

江ノ島「お姉ちゃんだまされてる……絶望的です……」

桑田「つかこれ楽しいか?」

石丸「クラスメートを知ること!それが目的なのだよ!!」

十神「帰るぞ」がた

石丸「帰ろうとする方は」

大神「我を乗り越えてもらおうか」

十神「……」がた

山田「座った……十神白夜殿が座った……」

桑田「十神が力に屈した……」

朝日奈「さくらちゃん!?なんでそんなこと……」

大神「頼まれたのでな……やむなく……」

朝日奈「そ、そうか!さくらちゃんは優しいから、石丸からの頼みを断りきれなかったんだ!」

山田「いや断ってもいいと思うんですけど……」

石丸「では早速第一問」\ででん/

江ノ島「音出す機械も完備!?」

石丸「葉隠くんの座右の銘はなんでしょう!」

朝日奈「ええー?早速難問……」

山田「彼の考えなど分からんですからな……」

十神「と言うよりも、座右の銘の意味を知ってるのかあいつ……」

桑田「それ確かに不安……」

石丸「一応知ってる定(テイ)で!」

桑田「テイとか言うな!設定とか!」

江ノ島「あ?これじゃない?『一円を笑うものは一円に泣く』」

朝日奈「ありそうー!」

山田「あー……『朝三暮四』とか?」

十神「いや、恐らく『特になし』とかだろう」

石丸「では正解を見てみるかね?」

桑田「あ!?ちょっ、待て俺まだ……」

朝日奈「アンタ意外と楽しんでない?」


戦刃『えっと、葉隠くんの座右の銘は何ですか?って言うか座右の銘って意味分かる?』

葉隠『はぁ!?俺のことバカにしすぎだべ!』

戦刃『だよね!やっぱりここはびしっと』

葉隠『で、座右の銘ってなんだっけ……』

戦刃『……』

葉隠『……』ちら

戦刃『……』ふいっ

葉隠『……あー……』

戦刃『……びしっと……』

葉隠『……あ!あれだべ!?『焼肉定食』みたいな!?』

戦刃『あ、そうそうなんかそんな感じの!』


江ノ島「どっちもバカすぎて話にならねぇーーーー!!!!」がんっ

桑田「分かったから机に頭ぶつけるのやめろ江ノ島ァ!!」

石丸「気を取り直して第二問だ!」\ででん/

江ノ島「アンタそれ押すの楽しみなんでしょ!?」

石丸「……」\ででん/

石丸「……10回に1回鳴らなくなるのだが、今のところは鳴っているな」

桑田「なんでそんなもん使ってんだよ」

江ノ島「と言うかどこから持ってきたのよそんなもん……」

十神「仕方がない、新しいやつを今度買ってやる」

石丸「ありがとう十神くん!では問題を出すぞ!」

桑田「何で買ってあげるの!?」

石丸「葉隠くんのマイブームは何でしょう!」

桑田「またしても難問!?」

朝日奈「ドーナツ制覇」

山田「それ朝日奈殿ですね」

十神「朝プール昼プール夜プール夜プール」

山田「それ朝日奈殿ですね」

江ノ島「おっぱい体操」

山田「それ朝日奈殿」

朝日奈「じゃないけど!?」


戦刃『マイブームってある?』

葉隠『ああ!』

戦刃『どんなの?』

葉隠『母ちゃんと一緒にやるおっぱい体操とか言うやつだべ!』


桑田「……えぇぇぇーーーーー!!!!????」

江ノ島「さすが私様……」1ポイント

十神「まずい……規則性が分からん……!」

朝日奈「これ誰が楽しいのかな……」

石丸「さあ、どんどん行くぞ!」

石丸「第三問!葉隠くんのこだわりとは!?」

桑田「もうそれ必要!?その情報必要!?」

江ノ島「だけどよぉ……やってるうちに知りたくなってきたぜ……!」

桑田「なぜ」

山田「これが葉隠ーズハイ!?」

桑田「なもんねぇよ!!」

朝日奈「ええー?うーん……ぜんぜんわかんないな……」

十神「! 分かったぞ……この問題の答えがな……!」

江ノ島「バカな!」

山田「な、なにぃー!?十神白夜殿がついに覚醒したぁー!?」

桑田「十神の人生いちどうでもいい時間だな」

十神「おしゃれの基本は足下……つまり!」

江ノ島「……草履へのこだわり……!?」

桑田「つか、あいつ別におしゃれじゃねぇから」

大神「我もこの上履きは最高級を使っている……」

桑田「そうなの!?」

朝日奈「上履きに高級とかあるんだー」


戦刃『葉隠くんのこだわりってなに?』

葉隠『髪の毛は○ァーファでちゃんと洗うことだべか……』

戦刃『それ柔軟剤使ってるの?』


石丸「……柔軟剤使ってるのかね?」

桑田「知らなかったのね?」

江ノ島「柔軟剤でああなるの?」

───その後も戦いは続いた


石丸「葉隠くんの昨日の夕食は!?」

桑田「それほんとに必要かね!?」

江ノ島「悩むぜ……あいつは和食派のはず……!」

桑田「なぁ何のために悩むの!?」


───ある時は切なく


葉隠『ピースが足りなくてよぉ』

戦刃『それは辛かったね……』

葉隠『だべ……本気で最悪だったべ……』



───ある時は激しく


葉隠『デートすんならやっぱオーガだな……あの胸、あの腕……!』


朝日奈「ちょ、なんて目でさくらちゃん見てんのあいつ!」

大神「我は別に……か、かまわんが……///」

朝日奈「さくらちゃん!?」

葉隠『リアルにオーガとデートしたいべ!』

大神「……む、むう……仕方がない……///」

朝日奈「さくらちゃん!?」

桑田「騙されんなオーガ!!?」


───ある時は驚きもあり


朝日奈「あいつ、実は犬とか好きなんだね」

山田「犬みたいな臭いしてるのに……」

桑田「さり気にディスんな」


───ある時は涙をこぼし


葉隠『うう……っ、まさこー!!まさこー!!』


桑田「これヒヨコの話だよな」

朝日奈「まさこ……幸せだったんだね……」ぽろぽろ

桑田「えぇーーーーー!!!???」


───そうして時間は過ぎていった……

石丸「長い戦いだった……葉隠康比呂に関する100のこと……」

石丸「ついに……はあはあ、ついに……第百問だぞ……」

朝日奈「あいつ殺していいかな!?」

桑田「さっきまでのテンションどこいった!?」

山田「ここで勝てば5億ポイント……!」

桑田「それ何に使えるの?!」

十神「ここは俺が確実に勝って見せる……十神の名に賭けて……!」

桑田「勝ってどうするつもり!?」

江ノ島「やめまーす」

桑田「それが正解だよ!!」

石丸「泣いても笑ってもこれが最後だ!」

桑田「もっと早めに終われバカ!」

石丸「では第百問……!」







石丸「葉隠くんに『今何問目?』と聞いたらどうなる?」







桑田「はあああああああ!!!?????」

朝日奈「ここまで来たら分からない……」

十神「誰がとってもおかしくない!」

石丸「だからみんなのありったけぶつけてくれ!」

江ノ島「……パターンもう読めてんのよ!」

十神「お手並み拝見だな」

山田「んー!『わからない』!」

十神「いや、『んなもんオメーが数えろ』だ!」

江ノ島「ちっちっち……『そんなことよりギャラはいくらだ?』でしょ」

山田「ああ!ありそう!!」

十神「しまった……それがあったか!」

桑田「もうなにこれ」

朝日奈「いや……私はこれに賭ける……!」ごおお

石丸「む!?」

朝日奈「……『100問目だべ?』だよ!」きりっ!

山田「ま、まさかの知ってるパターン!?」

桑田「ああうん……」

江ノ島「ヤツの力を侮りすぎたか……!」

石丸「桑田くんは?」

桑田「あー……パス」

石丸「……正解は……!」




戦刃『さて、今何問目?』

葉隠『なにそれタイムショック!?』驚きの立ち絵




朝日奈「……な……っ!?」

十神「そんな……バカな……!」

山田「その可能性は……なかった……ッ!」




桑田「終わったよね?もう帰っていい?」

石丸「さて、これで100のことすべてを聞き終わった」

石丸「そして優勝は……おめでとう、十神くんだ」

十神「当然だ。俺は十神白夜だぞ」

桑田「結局そうなるわけね?」

朝日奈「悔しいけど、あんたの力認めるよ」

江ノ島「はぁー……やられたぜ……ちくしょう……」

石丸「おめでとう、十神くん。君には優勝商品としてこれをプレゼントだ」

十神「! いいのか、こんなもの」

石丸「ああ!持って帰ってくれ!」

十神「ふ……そうか。十神財閥で飾っておこう」

桑田「あ?なにプレゼントしたんだ?」

江ノ島「さー、帰ろ。はぁー……もうめんどくせ……」

朝日奈「そうだねー……ドーナツ食べて帰ろ!」



◆別室

戦刃「うん、これで全部だね」

葉隠「あ?これで終わりかいな」

戦刃「うん。協力ありがとう、葉隠君」

葉隠「なんのなんの、俺で出来ることならやってやるっての」

戦刃「また今度何かあったらよろしくね」

葉隠「ん、了解……あり?」

戦刃「どうしたの?」

葉隠「いや、先日買った3億の水晶玉……あー、いや……何でもね」

戦刃「大丈夫?」

葉隠「……多分……どこ置いたっけかな?」

戦刃「探そっか?」



───後日、十神財閥の玄関にその水晶玉が置いてあり、十神と口論になったのは……また別の話。

葉隠康比呂君、お誕生日おめでとう。
貴方は私の全てです。

さて、今日は絶望編の3話。葉隠君から目が離せませんね。っつーか、しゃべる?
ちなみに3のネタバレやキャラいじりは3が全て終わってからやりますので、あしからず。
また二週間後に。

澪田「これは終わりではなく……始まりっす!」

十神「俺の読む本は俺に合った本でなければならない」

腐川「さすがです、白夜様!」

十神「ふん、そうだろう?だから俺はこれを読む……」


つ【魔法使いプリキュア完全ガイド】



腐川「……白夜……様……?」


十神「……」ぺらっ

腐川「白夜様?……び、白夜様!?」

十神「ぷいきゅあがんばれぇ~」

腐川「ブッハァーーーー!母性本能ビッグバンッッッッ」ばたんっ!!



○chapter30 情熱こね大陸



十神「……こいつ、これだけやっても俺を嫌いにならないだと……!?」

不二咲「荒療治すぎないかなぁ」

○グレート・パッション・ゴズ


ゴズさん「私が来た!!」オールマイトオォォォオ

斑井「……あれは!」

ゴズさん「希望ヶ峰には久しぶりの凱旋になってしまいましたね……」

ゴズさん「まあいいでしょう。たとえ今回の凱旋が、次の試合のチケット販売だとしても……」

たたたたた!

斑井「す、すみません!」

ゴズさん「おや、どうされましたか?」

斑井「貴方は、元超高校級のプロレスラー……グレート・ゴズさんですよね!」

ゴズさん「ええ、そうです……ああ、嬉しいですね、私のことを知ってくれているのですか」

斑井「当然です……貴方の試合はいつも美しさと強さに溢れている」

斑井「プロレスラーとしての品格!すべてが貴方の試合に詰まってるんです!!」

ゴズさん「はっは!少年、口が上手いですね。そんなに誉められると……」



牛頭「筋肉がァァァァ!暴れちまうだろうがァァァァ!」
一張羅バリバリィ!筋肉むきむきむきぃ!!



斑井「」ガタガタガタガタガタガタ

ゴズさん「おや、驚かせてしまったようですみません」


グレート・ゴズ!
元【超高校級のプロレスラー】!


ゴズさん「普段はリングアナ含め、罵倒されっぱなしなものでして……」


誉められなれてないから、無駄に誉めると裏の人格(ヒールレスラー)が現れるぞ!!

○はじまってもないのさ


山田「ヤバいですよ……これ暇すぎて死にそうなパティーンのやつです」

葉隠「AEDの使い方は自動車学校で習ったべ!」

石丸「人工呼吸は任せたまえ」

大和田「最悪俺が燃やしてやる」

山田「なぜ死ぬこと前提に話が」

桑田「ブーデー殺してもつまんねーしなんかしらで遊ばね?」

山田「おぅ、ツマラナイと言われるとクルものがありますぞ、桑田怜恩殿」

石丸「遊びと言われてもな……何をするのかね?」

桑田「んじゃジブリ作品に文字足して面白いの作ったやつ優勝な」

葉隠「なんだべそれ……」

大和田「優勝したら全員にアイスおごらせる権利でいいか?」

桑田「おーし!乗った!」

石丸「その遊びになにか意味はあるのかね?」

山田「脳トレみたいなものですよ(適当)」

石丸「なるほど!」

山田「チョロいな」

葉隠「だべ。俺でも騙せそうだべ」

桑田「それはちげーぜ」論破

石丸「ところでジブリ作品とは何かね?」

山田「まずそっから!?」

○夢は夢じゃ終われない


舞園「♪~♪~♪~」ステップステップ

ズンチャ♪ズンチャ♪ズンチャ♪

舞園「ララー♪」くるりん

ズンチャ♪ズンチャ♪ズンチャ♪

舞園「フーフフーフーン♪」ポーズ

ズンチャ♪ズンチャ♪




七海「……」

ズンチャ♪ズンチャ♪

七海「……」


ズンチャ♪ズンチャ♪ズンチャ……


七海「……これだね!」解


つ【アーケードコントローラー(10ボタン)】

がちゃがちゃがちゃ




舞園「……?(テンポの違う知らない曲に?)」

デー↑デー→デー↓デー→デー↓
ジャーッジャラッジャ ジャジャッ♪
ぼよよよーんっ(例のモノクマが出てくるSE)

七海「………」ぱかぱかぱか

舞園「え、ちょスピード早」ワンツーワンツー

七海「………うん、ミラーでちょうどいいかな」ぱかぱかぱか

舞園「何なんですかこれ!?何で曲が変わって……」

七海「ここの連鎖はこう」ワワワワンワーぱかぱかぱか

舞園「誰か止めてください!?」

七海「ほー、音ゲーにアイドルが連動ですか、粋な計らいですなぁ」

舞園「違いますよ!?私が使ってたスピーカーにゲームつないだのはあなt」

七海「よーし、こっからフルコンだー」だばばばばばばばばばばばばば

舞園「手が見えない!!じゃなくて!!!」

○ウォーキングなんとやら


左右田「ゾンビに襲われた時!使うと有効な武器は何か知ってるか!?」

九頭龍「なんでいきなりゾンビの話だ、アァ!?」

左右田「いや、実はな……ソニアさんのお付きとして先日、映画を見たんだよ」

辺古山「ああ、そうだったな」

九頭龍「辺古山?テメェも一緒だったのか」

辺古山「……問題あるか?」ぎろ

左右田「ナイデース」

九頭龍「いやなんでテメェが……にしても珍しい取り合わせだな」

左右田「オレらだけじゃねーぞ?ソニアさんが色んな人を呼んでたんだよ」

辺古山「お前は一番後ろに花村と磔だったがな」

九頭龍「そらどういう状況だクラァ!?」

左右田「ともかくだ、ほぼソニアさんの後頭部しか見てなかったんだけども!」

九頭龍「じゃあゾンビの話どうでもいいじゃねぇか!なんだテメェは!!」

左右田「ソニアさんが、今度九頭龍も一緒にどうかってよ?」

九頭龍「はぁ!?オレがなことするわけねぇだろ!!なんでんなもん見にいかなきゃなんねーんだオレが!」

九頭龍「バカにしてんのかあぁ!?オレは九頭龍組の若頭だぞゴラァ!!」

左右田「あ、まさかと思うけどよォ」

九頭龍「あ!?」

左右田「怖いの?ゾンビ」

九頭龍「…………………………ソンナコトナイヨ」

辺古山「……」

左右田「……あ?」

九頭龍「……」

左右田「……オメー……まさか」

九頭龍「ソンナコトナイヨ、ゾンビコワクナイヨ」

左右田「……」

辺古山「……」

九頭龍「……」

左右田「……ソニアさんにはオレから断っとくわ」

辺古山「お前のことは私が断っておこう」

左右田「またまたご冗談を」


辺古山(左右田め……やるな、なぜ分かったのだ)

辺古山(坊ちゃんは……テディベアのくまきちを抱かないと眠れないほど怖いものが苦手なのだ!!)キリッ!!

○グレート・プリティー・ゴズ


ゴズさん「先ほどの青年は驚かせてしまいましたね……」

ゴズさん「ふぅー……嫌われていないといいんですが……」

ゴズさん「チケットを売るためにはまず教員棟にいかなければなりませんね。で、教員棟は……久しぶりだとどうも道が……」キョロキョロ

苗木「………」すたすた

ゴズさん「すみません、そこの学生さん」

苗木「? はい?」

ゴズさん「道をお尋ねしてもいいですか?教員棟に行きたいのですが……」

苗木「それだったらこっちに……あれ?」

ゴズさん「?」

苗木「も、もしかしてグレート・ゴズさんですか!?す、すごい!初めてご本人を見ました!」

ゴズさん「ああ、ええ……貴方も私を知っているのですか!ありがとうございます」ぺこん

苗木「そんな、グレート↑・ゴズ↓さんのことを知らない人なんていませんよ!」

苗木「超高校級のプロレスラー!興行収入は歴代トップ……その技の鮮やかさと苛烈さから、【シベリア鉄道】の異名を持つとされる!」

※されてません。

ゴズさん「……少年、私をそんなに誉めるなんて……誉めるなんて……!」


牛頭「ありがてぇじゃねぇか!!」
シャツびりびりびりぃ!!胸筋むちっむちぃ!!


グレート・ゴズ!
元【超高校級のプロレスラー】!


ゴズさん(はっ!しまった!またさっきの調子で……!)

苗木「……す、すごい!!これが超高校級!」

ゴズさん(なにぃ!?引いていない!?)


引かれないとそれはそれで傷つくピュアハートの持ち主!!










苗木(すごいおっぱいだ!男でもこうなるんだぞ!やっぱり妹には陸上とかプロレスをやらせよう!!)

○霧切オブジョイトイ


霧切「……」

腐川「キィッ!な、なんなのよあんた、お高く止まりやがって……!」

霧切「そんなつもりはないわ。私はただ、私であるだけよ」

腐川「だからなんなのよ!そのアースコンシャス感は!!」

霧切「知らないわ」

腐川「ふ、ふんっ!どうせあんたみたいなタイプは、人前では全くブレないように見せかけて、裏ではすごいことになってるのよ」

腐川「あんたのその恥ずかしい部分をさらけ出して……見ず知らずの男の手でよがってるんでしょ!!」

霧切「下劣な発言は慎んでもらえないかしら」









狛枝「ふふ……これで霧切さんの恥ずかしい部分は丸見えだね」

霧切「くっ……!」

狛枝「まさかボクが運だけで霧切さんに勝っちゃうなんてなぁ……びっくりだよ」

狛枝「才能育成プログラムも、あながち捨てたものじゃないのかな……?」ふふふ

霧切(こいつッ!本編時空では【事情によりお見せできないこと】になってるくせにッ!!)

狛枝「ふふ……それじゃあ……」

狛枝「罰ゲームの電流ジェンガは霧切さんだね!頑張って霧切さん!」ぼち

霧切「く、っ!あああ!いやっ、やめ……」

ジェンガがっしゃーん


<こんな恥ずかしいところ……見せられない……
<でも録画してるからねー
<ハローブンブンヨーチューブ!
<初回がこれって大丈夫かな?
<知らん


☆希望ヶ峰チャンネル☆、開設(立案は神代)───

○新生かまってちゃん


石丸「なるほど、これがジブリ作品か……僕も奪われたぞ、僕の心を!」がしぃ!

山田「まさかこんなにのめり込んでくれるとは思いませんでしたわ」

石丸「さあ山田くん!もっとジブリ作品のよさを教えてくれないか!」

山田「どうしてこうなるの!?」

石丸「? 教えてくれないのか?こんなにいいものなのに?」

山田「あ、いや、そう言われますと……」


がらら


不二咲「あれ?視聴覚室で何してるのぉ?」

山田「OhMyちーたん」

石丸「おお!不二咲くん!」

不二咲「?」きょとん

石丸「いや、不二咲さん!」

不二咲「くん、でいいんですけど……」

石丸「山田くんに、とても面白い映画を教えてもらったのだ。これから見るんだが、不二咲くんもどうかね?」

不二咲「ほんとに?」

山田「ああ、どんな名作も不二咲千尋殿の笑顔の前では旧作……だが男だ」

不二咲「それで、何を見るのぉ?」

石丸「なんと言うタイトルだっただろうか?確か……」ごそごそ

石丸「ああ!そうだ!確かもののけなんとかと……」

不二咲(! もののけ姫だねぇ!)

がちゃん、ウィーンきゅるきゅる



石丸「……もののけ姫はじめ……?」






山田(それ葉隠康比呂殿の借りたアダルトヴィデオーーーーーッッッッ!!??)

○怪しい伝説


ソニア「ゾンビに襲われたら、斧か銃か!」

弐大「何じゃあこの間の話をまだしとるんか?」

ソニア「ふふ、なんとも面白い結果でしたから♪」


説明しよう───
オーストラリアの人気番組で、とある検証が行われた。
それが『ゾンビに襲われたら有効な武器は斧か?銃か?』である。
様々な条件を設定して行われたこの実験(武器の安全性や生き残る方法など)だったが、結果は斧の勝ちであった。
その後、視聴者からの物言いが付き(斧の振り方が軽すぎる等)、条件を再設定して2016年に同じ実験を行った。
が、またしても結果は斧の勝ち。理由のうちには、銃のジャム(弾詰まり)や装填ミスが多すぎることも挙げられる。
ちなみにこの検証、当然本物のゾンビを用意するわけにはいかなかったのだが、番組のファンがボランティアとして100人規模で参加している。
さらに驚くべきはその100人超、自分で独自のゾンビコスプレをして自宅から指定の地に集まっているとのことである……。


ソニア「これでわたくしは、世紀末が来ても生き残れます!」

弐大「お前さん、何と戦っておるんじゃ……DASH島か……?」

ソニア「さあ弐大さん、わたくしと共に大型デパートに立てこもりましょう!」

弐大「まだ世紀末は来とらんぞ!?」

ソニア「ゾンビが来たらデパートにいるといいと、ゾンビ専門家の渡部さんなる方が言っておりました!」

弐大「ゾンビ専門家!?」

ソニア「ゾンビには明太マヨネーズも有効だとか!」

弐大「待つんじゃあ、ソニア……少し冷静に」

ソニア「ゾンビの頭に聖なる弓矢!」

澪田「イエエェェイ!!めっちゃホリデェェェェェェイ!!」ギターばぎゃぁぁぁぁん

弐大「今の勢いでなんでギター破壊するんじゃあ!?」

罪木「ふぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!!」ギターばぎゃぁぁぁぁん

弐大「もう一台!?」

○愛すべきやつら


大和田「ミミズをすませば」

桑田「イマイチだな、次」

葉隠「あ!じゃ、崖の上のポニョの」

桑田「ポニョのなんだよ!」

大和田「千尋と千尋の神隠し」

桑田「増えた!?千尋増やした!?神隠しなのに!?」

葉隠「コクリコリス坂から」

桑田「若干卑猥な感じに!何してんだオメー!」

大和田「となりのトトロからです」

桑田「マティーニかな?!ドライマティーニかな?!」

葉隠「猫の恩を仇で返し」

桑田「くらぁ猫ぉおぉぉ!!」

大和田「ハウルの動く城島」

桑田「DASH島かな!!??」

十神「ハルマゲド戦記」

桑田「別の映画混ざっ……十神!!!???」

○おまけのななみん


七海「……うん、そうなんだ」

七海「もう、分かっちゃったよね……ごめんね」

七海「隠してたつもりなかったんだけど」

七海「分かっちゃったよね……そうなんだ」

七海「私ね……





左利きの人が、好きなの」




☆今日のななみんのコメント☆
左利きの人が、好きなの



七海「……キャラクター動かすの、私よりも上手いからね!」




明日もいい日になりますように……☆

ゴズさんいじりがどうしても我慢できませんでした。ゴズさんには今後ともダンガンロンパの新生ヒロインとして君臨してもらいましょう。

また2週間後に。

澪田「いっぱい喋る君が好き、っす」

江ノ島「チョー暇なんですけど」ぽちぽち

江ノ島(人類絶望計画もなかなかに頓挫して絶望味わいまくりだし、ここ最近エキゾチックトリップしまくりで最&高だわ)

江ノ島(え?じゃあ私様、作った計画が次々とねじ伏せられてることが最高なんじゃない?変態?バカなの?死ぬの?)


松田「お前が変態なのは今に始まったことじゃないだろ」

江ノ島「ちょっと、アタシの心を読まないで☆」

松田「……そもそもここどこだと思ってる」

江ノ島「松田君の部屋」

松田「……帰れ」

江ノ島「は?」

松田「何度も言わせるなブス」

江ノ島「!?」

松田「お前がどれだけ変態でも構わんが、俺の部屋に勝手に入り込むな」

江ノ島「だって暇なんだもん☆」

松田「帰れ」


がらぴっしゃん!!


江ノ島「……は?」


江ノ島(私のかわいいかわいい松田君が、まさか私のことをアウトオブ眼中ぅぅ~?それってすっごく……)


江ノ島「絶望的ィィィ……」うっとり




松田「……また扉の外側でエクスタシーか……」





○chapter31


松田「と言うわけでお前等に相談したいのだが」

苗木「どうしてそうなるんですか……」


       ゼツボーダー・ゼツボーダー


松田「俺もそんなに暇じゃないんでな、あのブスに構ってられる時間なんてないんだよ」

苗木「それならそうと江ノ島さんに直接言えばいいんじゃないかな」

松田「それは無意味だ。俺の怒りは奴の快楽になる」

苗木「じ、じゃあちょっと強めに怒ってみるとか」

松田「あいつに対する直接の悪口は絶望になる」

苗木「ええ……?」

十神「なるほどな……それは厄介だ」

霧切「無駄に攻撃しても、江ノ島さんの絶望ポイント……すなわちZPが貯まるだけなのね」

苗木「なにZPって」

セレス「貯まるとお皿と交換ですか?」

葉隠「一枚足りなーい!ってやつか?」

苗木「ふたりとも黙ってて、ただでさえボケが増えたら収集つかないから」

松田「俺ではあいつを撃退することが出来なかった」

松田「一体なにがやつに効くのか、お前達で見つけてほしいんだ」

十神「それはかなり難しいことを言われていないか、俺達……?」

霧切「確かにそうね……なにをしてもダメージにならない相手に、一体なにが効くのか試すなんて……」

苗木「ねえ、ボク達と言うかみんな、江ノ島さんをなんだと思ってるの……」

霧切「とにかく、江ノ島さんのZPが貯まる前に体力を削りきることを考えましょう」

苗木「なんかゲームみたいなこと言ってるね」

セレス「彼女が本当に落ち込むこと、絶望を楽しめないようなことをすればいいのでは?」

苗木「え?それってどんな……」





江ノ島「苗木に呼び出されるなんて楽しみすぎぃ!さーて一体なにが」


がぼ


江ノ島「……あ?」

ずるぅぅぅぅ!!

江ノ島「! あ、足下……!?」

江ノ島「しまった、作り物の地面……」

江ノ島「超高校級の分析力を持つ私様が落とし穴に───」

江ノ島(なんてな。呼び出された場所の微妙さ、妙な土の色、盛り方、そのたもろもろ……)

江ノ島(明らかにッ!ここに落とし穴がある!そんなことはすぐに分かるのだ!)

江ノ島(……だが!)

江ノ島「───あああああ!!穴にはまっちゃうぅぅぅぅぅ///」

もっしゃああああんっ

江ノ島「しかも一番下には熱湯だとぉ!?珍しいじゃねぇかあぁぁぁぁあついいいいいい」

江ノ島「くっそおおお絶望的ィィィィン!!」



セレス「ち……!あの野郎!楽しんでやがりましたわ!」

十神「最後にはカメラ目線だったぞ」

苗木「カメラってなに」

霧切「落とし穴はだめね……」

葉隠「んー、……お!名案!」

苗木「あんまり当てにならないけど、なに?」

葉隠「もっと頭使わねーか?」





江ノ島「……」

『でぇ、足音がしたんすよぉ、誰もいてないのにですよぉ!』

『うっわ、それ怖いな』『最悪じゃないですか』

『そこ人が死んでるー言う場所やしぃ、俺もう鳥肌が、ぶっわぁー立ってもうてぇ』

『足音がびったんびったん!俺の方来るんすよ!うーわぁ、来てるぅうー!思てぇ』

江ノ島「……」

『俺の部屋の前で足音が止まったんすよ』

ざわ……

『それで……俺怖いけど、扉開けよって思ったんですね』

『よぉ開けれるな……』『度胸すごすぎません……』

『開けたらぁ……小さい子供の影がそこに立ってて……』

ざわざわ……!

『一緒におった俺の兄貴、ビビりすぎてなにが何だか分からんようなってもうて、「じゃかしい消えろーーーーーー!」』

『……って影に叫んだら、それ以来建物から幽霊いなくなった、って話なんすけどw』

『wwww』『んっはっはっはwww何やねんその話www』


江ノ島「なにこの絶望的につまらない話!!最高じゃない!!」ぞくぞくぞく




霧切「……だめね」

葉隠「なにぃ!?このパターンもだめか!」

苗木「普通につまんない話なんだけどなにこれ」

不二咲「みんな、なにしてるの?」

苗木「あ、不二咲クン!実はね」

霧切「江ノ島さんにダメージを与える方法を考えてるの」

不二咲「ダメージ?」

苗木「うん、頼まれてね……」

不二咲「あ、それならさぁ……」





江ノ島「ふんふん~♪さーて、今日はどうやってお姉ちゃんを絶望させよっかなー♪」

つかつかつかつか

江ノ島「ん?」


戦刃「学園一のバカと私が付き合ってたら……絶望的てだよね……(はぁと)」

葉隠「ちょっと待てこれは聞いてない」

戦刃「あぁ……早く見たいなぁ……盾子ちゃんの、私を見下すような冷たい瞳……」

戦刃「盾子ちゃんなら、私の身の不幸に、自分の身内のあまりのアホさに……絶望を感じてくれると思うんだ……(はぁと)」

葉隠「そして俺も絶望的ィ!」



江ノ島「……」


戦刃(さあ、盾子ちゃん!私の痴態に絶望を感じてね!)

戦刃(ゆっくり絶望していってね!!)


江ノ島「……」

江ノ島「……」


江ノ島「別に……」


十神「なにぃ!?色んな意味で効いてない!?」

セレス「絶望でも喜びでもない顔してます」

苗木「なんか可哀想だからもうやめようよ」

十神「色々と試したが、江ノ島に有効打を与えることが出来ないな……」

霧切「仕方がないわ、最後の手段を使うしかない……!」

苗木「霧切さん、なにするつもり!?」





江ノ島「出たわね、ひよっこ探偵」

霧切「……」

江ノ島「あれ?あれあれあれ?私を無視するんですかぁ?」

霧切「……」

江ノ島「ぶっはwwwシンプルだが一番絶望的な技www」

霧切「……」

江ノ島「……」

霧切「……」

江ノ島「……いつまで無視してんのよ。私様は飽きたぞ、人間」

霧切(そう、これよ!)

江ノ島「霧切ー、霧切ぃー!」

霧切(ふふ、貴方の飽きの早さは全員が知っている)

霧切(故に続け、故に終わらせない)

江ノ島「霧切にも飽きた。」

霧切「エノシマサン」

江ノ島「!?」ばっ

霧切「……」

江ノ島「い、今のなに!?」

霧切(終わりのないのが終わりよ、江ノ島盾子ォォォォ!!)


不二咲「その忍耐はどこからくるのぉ……」

十神「天晴れだ、霧切。ほめてやる」

苗木「もう解散しよ、これ……」

江ノ島「はー……」

江ノ島(人類絶望計画は全然進まないし)

江ノ島(落とし穴に落ちるわ、つまんねーバラエティ見せられるわ)

江ノ島(残姉が私より先に彼氏作るわ)

江ノ島(さらには霧切にいいように遊ばれるわ……)

江ノ島「ほんっと、絶望的。」


江ノ島「でも」


江ノ島(退屈させてくれないな、人間よ)くすくす


江ノ島(そうよ、これでこそ───いざぶっ壊す時の楽しみが増えるもの)

江ノ島(思い出を増やせば増やすほど、私にとって特別になればなるほど)

江ノ島(壊れる時はなんて美しく絶望的なんだろう)

江ノ島(だから、派手に踊れよバカ共が)


松田「満足したか、ブス」

江ノ島「えー?なにがー?」


江ノ島(今はまだ、平和の中で狂っていればいいさ)

江ノ島(その時までは)


松田「ちなみにこのスレとか言うところではお前の計画は進まないらしいぞ」

江ノ島「メタ的ィィィィン!!」

※絶望とかパレードとかコロシアイとかは起きません

全然関係ない話ですいません。
明日は最初の魔改造スレから3年、つまりダベミの3周年記念らしいです。それだけです。
また2週間後に。

澪田「崩壊学園とのコラボもよろしくね☆」

不二咲「うーん……」

腐川「な、なによ……」

不二咲「え?」

腐川「あ、あんたが最近、ずっとなんか考え事してるのは分かってんのよ……」

腐川「あのね……あ、あたしの執筆の邪魔になるから、うんうん言わないで……」

不二咲「う、うう……ごめんねぇ……」

不二咲「ほんとうに……何にも出来なくて……ごめんねぇ……」ぐすぐす

腐川「……」

不二咲「やっぱりダメなのかなぁ……このままじゃあ上手く行かないよぉ……」

腐川「……なにを」

不二咲「……ふぇ?」

腐川「何をそんなに悩んでるのかって聞いてんのよ……!」いらいら

不二咲「えっと、あのねぇ……」

腐川「なに?」

不二咲「……でもちょっと恥ずかしいなぁ」

不二咲「言っちゃってもいいのかなぁ」

不二咲「ううん、でも……男になるんだ……変わりたいんだ……」

腐川「……」

不二咲「……うぅん、でもやっぱり」

腐川「さっさと言いなさいよ!」

不二咲「イメチェンしたいんだよ!!」

腐川「は!!!???」



○chapter32 今日から僕は!


不二咲「なんて言うか、高校デビューはこうなんかいろいろと失敗しちゃったしさ」

不二咲「もともと体にものすごく自信なかったせいでこんな感じになっちゃったから直すにも直せなかったし」

不二咲「希望ヶ峰に入った瞬間に何とかしよっかと思ったけどつい癖で女物着ちゃってまた普通に着始めちゃったし」

不二咲「僕やっぱ体ちっちゃいからこっちの方が合わせやすいなぁとかパステルカラーかわいいなぁとか」

腐川「がっつりハマってるじゃないの」

不二咲「いやぁ……まぁ、小中高と女物着てたし……」

腐川「筋金入りじゃないの」

不二咲「だから僕変わりたいんだ」

腐川「なによその虫のいい話は」

不二咲「だってここには昔の僕を知る人間はいないからね!」

腐川「……デビュー失敗した時点で考え直しなさいよ」

不二咲「大丈夫!ここにはそんなことで僕に襲いかかってくる脅威はいないからね!」

腐川「今のあんたも充分驚異よ」

不二咲「そうかなぁ……えへへ」

腐川「今のは誉めてないのよ、あんた冗談と皮肉通じないの?そんなバカだった?」

不二咲「?」

不二咲「まずは形から入ってみようかなと思うんだ……ど、どうしたらいいかなぁ」

腐川「もう好きにしなさいよ」

不二咲「そ、そんなぁ」

腐川「最後まで付き合って上げるから……さっさとやんなさい!」

不二咲「え?見ててくれるの?」

腐川「あんたが心配で放っておけないの!」

不二咲「腐川さん、優しいなぁ……」

腐川「うっさいわね!あたしは別にやさしくなんて無い!」

不二咲「素直じゃないねぇ。とにかく、まずは形から入ってみるよ」

腐川「形からって、まず何するつもりよ?」

不二咲「うーん、まずは……」

うぃぃぃぃぃぃぃ

不二咲「バリカンで丸刈りからかな!」

腐川「待て」がし

不二咲「え?」ういいカチッ

腐川「なんで初っぱなから髪の毛ゼロになる気なわけ!?」

不二咲「男は丸刈りでしょ」

腐川「それ今までふわっとした髪型してたあんたが言うわけね」

不二咲「うーん、丸刈りがダメなら五分刈りに」かちかちかち

腐川「刈り方とかの問題じゃないわよ」

不二咲「じゃあなんならいいんだよぉ!坊主!?」

腐川「ほとんど状況が変わってないわ」

不二咲「ええ?」

腐川「それなら大和田みたいにリーゼントにしなさいよ……!」

不二咲「そっかぁ!それもいいね!」

腐川「って言うかまずそれが思いつくでしょ」

不二咲「でもアレまず髪の毛伸ばさなきゃいけないし、パーマ当てて色も抜いてるから髪の毛かなり痛むよねぇ。枝毛増えたらやだなぁ」

腐川「女子か」

不二咲「一回髪型のことは忘れて、服装考えることにするよぉ」

腐川「大丈夫なのそれ」

不二咲「男らしい服装と言えば学ランだよね!」


妄想の石丸「はっはっは!風紀は守りたまえ!」


不二咲「やっぱり白い学ランは綺麗だねぇ」

腐川「なに今の、あたしの脳内白夜様みたいな石丸がいたんだけど」

不二咲「前をちゃんと閉めるのが石丸君らしさだけど、そこに遊び心を入れたいなぁ」

不二咲「やっぱり胸ポケットにハンカチーフだよねぇ!赤のハンカチーフにしよう!」

腐川「話聞きなさいよ」

不二咲「うーん、でもそれなら……」


妄想の苗木「これがボクの幸運だよ……!」


不二咲「シンプルな学生服にあえてパーカーを合わせることで個性を出すってもありかなぁー」

腐川「今のなんなのよだから」

不二咲「色合いが地味に見えるけどラインが入ってておしゃれ差を増してるよね」

不二咲「ああいう遊びが僕にも欲しいなぁー、今スカートだからなぁー」

腐川「あんたなんかキャラ変わってない?」

不二咲「あ、でもやっぱり」


妄想の大和田「よしよし……オレがかわいがってやるぜ、ねこちゃん……」

妄想のこねこ「にゃーん」

妄想の大和田「よーしよしよし……」

妄想のこねこ「ぺろぺろ」

妄想の大和田「ははっ……お前もひとりで寂しかったんだろ……」



不二咲「これが僕の答えだよぉ!!」解ッ

腐川「服装どこ行ったのよ」

不二咲「あとは、今時な男子が好きなものを調査すればいいのかな?」

腐川「あんたほんと……」

ひくっ

腐川「!」

不二咲「うーん……やっぱり僕ひとりじゃあ限界が」

くしゅんっ

腐川?「……アー、やっと出てこれた」

不二咲「あ、ジェノりん」

ジェノ「うっすうっす、ちーたん。どったの?何レスぶり?」

不二咲「数えてなくてごめんねぇ……」

ジェノ「んで、なーにしてんのアンタ?随分シケた顔してんなぁオイ、掘られるぞ」

不二咲「んとね、イメチェンしたいんだよ」

ジェノ「ははァん……それであれこれしてたわけねぇ?」

ジェノ「アタシとあたしは記憶を共有出来なくても知識は共有できる。だから、知識としてちーたんを蓄積してたんだってーの」

不二咲「なんかわかんないけどすごいよ!かっこいいよ!」

ジェノ「はははー!どうだ!すごいぞー!かっこいいぞー!」

不二咲「ってそれはいいんだよ!ジェノりん、僕に力を貸してよぉ!」

ジェノ「ま、いいけど?アタシはなにすりゃいいんだってばよ?」

不二咲「男の子が好きなものを教えて!」

ジェノ「あ?」

ジェノ「まァ、そうなったら女と金とバカ騒ぎじゃないの?あと博打?」

不二咲「つまりセック」

ジェノ「アンタがその顔でそれ言うのは限りなくアウトよ、最近そう言う二次創作多すぎて忘れられてるけどな!?」

不二咲「そうだよねぇ、下ネタは桑田君とか山田君とか学園長のフィールドだよねぇ」

ジェノ「おい最後」

不二咲「でもそう言うのが言えるようになったら僕も男になれるのかなぁって思うんだぁ」

ジェノ「……アレねやっぱり。昔馴染みのおっさんふたりが学園でつるんでるとか最高。つまり仁公は正義」

不二咲「好きな女の子のタイプとか考えるべきかなぁ。あと僕は公仁派」

ジェノ「!?」

不二咲「さすがにこれは他の男の子に聞かなきゃわかんないかなぁ」

ジェノ「ま、それもありじゃない?」

不二咲「じゃあ早速、学園の男の子に話を聞いてみよう!」










神代「性行為は神聖なる行為であると同時にチョー気持ちいい」

斑井「俺の性癖は無限……この意味が分かるか?」

ジェノ「待って呼んだメンツがおかしい」

カムクラ「超高校級のAV男優の才能くらい僕も持っ」

ジェノ「持たなくてよろしい」

カムクラ「……下ネタに興味があります。絶望でも希望でもない、予想がつかないもの……」

ジェノ「何でそうなるの!?って、あ、やべ、くひゃみ……ひゃっきゅちゅ!」

カムクラ「問題ありません。超高校級のAV監督の才能も持っています」

腐川「うう……記憶が……誰よあんた、葉隠?」

カムクラ「超高校級のウニの才能もありますよ」

腐川「いらなすぎない?それ」

不二咲「一番後ろの席に座れるアドバンテージすごいよね!」

神代「ふふん、そうだよね。後ろなら多少シゴいてもバレないし」

斑井「お前、そんなことしてたのか……?引くぞ」

腐川「で、なんであんたが一番常識人枠なのよ」

斑井「俺はこいつらほどぶっ飛んではないからな」

カムクラ「自称不死身がぶっ飛んでいない発言は聞き捨てなりませんね」

不二咲「あのねぇ、それでみんなには」

斑井「なに?お前達のように変なことを考えていないと言っているんだ」

神代「僕はむしろ変なことしか考えてないよ。まあ最悪男でも……いや、やっぱ女最高」

不二咲「あの、話聞いて」

カムクラ「僕たちと貴方が同じくらいの変人であると証明できますが、どうしますか?」

斑井「お前はいいんだな?自分の変人扱いは甘んじて受け入れるんだな!?」

腐川「これが変人じゃなかったら日本ヤバいわよ、終わってるわよ」

斑井「それはそうだがな」

不二咲「ふぇぇ……集めたはいいけどコントロール出来ない……」

神代「なに?不二咲君、男の中の男になりたいの?そそりたつ男性器を、あらゆる女性に見せつけたいの?」

不二咲「うんまぁ、そこまでは言ってないけど」

神代「それならさあ、」

不二咲「え?」


◆で、翌日


腐川「結局イメチェンどうすんのよ」

不二咲「うん、見た目から入るよりもまず中身を改善した方がいいと思ったんだ」

腐川「うん……うん?」



不二咲「みんなー!おっぱいよー!」


腐川「そんなまた古いわね」


不二咲「パンティ見せてください!」


腐川「新しいものも取り入れたのね」


朝日奈「な、なっ……!」

霧切「なにを言っているのかしら、不二咲君…」

大神「止めるのだ……!は、恥ずかしいではないか……!」

終里「黒だぞ」ぺら


不二咲「ありがとうございます!!!!これで男に近づいた気がします!!!!」

石丸「あと君の逮捕もな」

腐川「今回は同意するわ」

絶望編が未来編より1話少ないってマジ?間違えて翌日休み取っちゃったよ。
また二週間後に。

乙。次回も待ってる。

そういえばダンロン3の公式サイトの説明だと、
腐川とジェノが知識じゃなく感情を共有してる事になってたけどどうなんだ…?

>>471
感情を共有してる、は絶女の時にジェノ自身が説明してたゾ
「でなけりゃ同じ人間(十神)に惚れる訳ない」的なことも言ってたので、ジェノも十神に惚れてたのはそう言うことですね

澪田「二週に一回の更新だってのに書きためしてないんっすって。許してつかぁさい」

セレス「……」

十神「……」

セレス「……」

十神「……」

セレス「……なんですの?」

十神「お前こそなんだ?」

セレス「こちらのせりふですわ。私の邪魔をするように現れて」

十神「俺の行く先にお前がいるだけだろ」

セレス「あら?貴方が先回りしてるのでは?」

十神「まさかお前なんか待つわけないだろう」

セレス「……ああん?」

十神「何か文句があるのか?」


苗木「ど、どうしよう……こんなとき、あの人がいれば……!」


ずずずーん



セレス「あ、あれは!」

十神「まさか!」




ゴズ「 私 が 来 た ! 」鉄パイプぐにゃぁーんっ





苗木「で、出た!絶望絶対[ピーーー]マン!!」


○chapter33 小ネタオブザデッド


ゴズ「さて、揉めているのはどなたですかな?」

十神「お、俺じゃないぞ……」かたかたかた

セレス「私でもありませんわ……」かたかたかた

◆烽


葉隠「こっちの方から幸運の知らせがあったべ!」たたた

葉隠「……?なんもねーな……」


……さま……そこの……きさま……


葉隠「はっ!?この声は!?」


俺様は……封印されし田中……
今、貴様の脳内に話しかけている……


葉隠「なんじゃそら!?さすがにオカルトすぎんじゃねぇか……!」

……貴様は……力が欲しいか……?

葉隠「え?」

力が……欲しいか……?この世界を統べる力が……!

葉隠「いや、そこまででは……」

欲しいだろう……否、欲しくて仕方がないはずだ……!

葉隠「そこまでじゃねぇって」

欲しいと……言えぇぇぇっ!

葉隠「いらんべ!オメーみたいなうさんくせーやつの力なんざ必要ねーべ!!」

……ふっ……

葉隠「あん?」

……“合格”だ……さすが俺様が選んだ

葉隠「なんか俺が選ばれた的な言い方してっけどマジでいらんぞ」

◆蠎


セレス「次こそ決着をつけましょう、十神君?」

十神「ああ、あの男に目を付けられていない今こそ、全ての決着をつける時だろうな」

セレス「では、私と決着を!」

十神「ああ、お前のフィールドに乗ってやろう」

セレス「では、勝負はブラックジャック!」

十神「ふん、まあいいだろう……トランプに仕掛けはないだろうな」

セレス「当たり前ですわ。新品、未開封を使います」

十神「確認させろ。未開封に見せかけて開封済みかもしれない」

セレス「ちっ……どこまでも抜かりのない……!」


苗木「ど、どうしよう、またあのふたりが戦ってるよ!」

セレス「! な、苗木君!?」

十神「お前どこから来た!」

苗木「なんとかして止めなきゃ!」

セレス「苗木君、大したことはありませんから大丈夫ですわよ」

十神「そうだ苗木、俺達は俺達で決着をだな」

苗木「誰か……こんな時にあの人がいれば……!」

十神「もういいんだ苗木!!」



斑井兄弟「「「 俺 達 が 来 た ! ! 」」」



苗木「で、出た!絶対絶望から守るメン!」



十神「複数形だな」

セレス「8人ですから」

◆禊


左右田「って!?」ぶしゅ

左右田「あーあー、手ぇケガしちまったな……」

すたすた

左右田「保健室、保健室……おお、空いてるな」

がらら

罪木「ふ、ふゆぅ!?手が!」

左右田「ちょっと金属で切ってな。手当頼むわ」

罪木「は、はいっ!」

ぱたぱた

左右田「そ、そんなに焦んなくていいぜ?オレはよ……」

罪木「ひゃいっ!?」




罪木「あっ、足が椅子に……」

左右田「っておい、こっちに倒れ……!?」



どごぉぉぉぉ



がらら


七海「ふぁ……ごめんね、ちょっと眠らs」


左右田「……あ、あの、罪木、痛くないか……?」

罪木「ごっ、ごめんなさい……ごめんなさいっ!」

左右田「つか、なんでオレの上に乗ってんの?」


七海「……卒業おめでとう」ぱちぱち

左右田「おい今の会話から何を想像した」

◆凡


十神「こ、今度こそあの凡人にも見つかるまい」

セレス「で、ですわね……今度こそちゃんと決着を」




苗木「どうしよう……!」

十神「おい苗木、ここはセレスの部屋だぞ、どうやって入った」

苗木「なんで二人が……殺し合うんだ!」

セレス「誤解です苗木君」

十神「だからその模擬刀をおろしてさっさと出てくれ」

苗木「一体どうしたr」

十神「お前がどうしたんだ!?」

セレス「というかどうやって部屋に入りましたの!?」

十神「鍵はかけたのか!」

セレス「当然ですわ……こうして邪魔をされるのですから、入念に……」

十神「そのお前の入念な確認のうちに鍵が開いたんじゃないのか?」

セレス「なっ……、わ、私を疑うので!?」

苗木「どうしよう……!」

十神「苗木!それはもういい!!」





カムクラ「僕が来ました」



セレス「誰だテメーあぁん!!??」

苗木「知らない」

十神「知らないのか!?」

◆放


お前にならば俺様の力、託してもいいかもしれんな

葉隠「あの、なんかマジでいらんけど」

ふん、そう言っていられるのも今のうちよ

葉隠「何でこんな自信満々なん……」

言ったであろう、この力は世界を統べる力
故にこれを手にした瞬間から、世界はお前のものだ

葉隠「スケールでかすぎていまいちピンと来ねぇけども」

……世界が全てお前のものになるのだぞ?
つまり、この世界で何をしようがお前の勝手だ

葉隠「なぬ?」

そう、お前の成したいこと全てを成すことが出来るようになるのだ

葉隠「そ、それってまさか……!?」

ああ、お前の望みは全て叶う

葉隠「オーパーツ集め放題……内臓集め放題……!?」

あれ、俺様選んだ相手間違えたかな

◆廻


戦刃「ん?これは盾子ちゃんのヘアピン……!」

戦刃「ここに落ちてる……でも、そんなに埃はないし、暖かさもまだ残ってる……」

くんかくんか

戦刃「においもまだあるね……これは、まだ落として間もない!」

戦刃「と言うことは盾子ちゃんはこのそば……!?」


すたたたたっ!


戦刃「!? これは……盾子ちゃんのつけ爪!?」

戦刃「こんなとこに落ちてて、しかもまだあんまり汚れてないし……」

ぺろり

戦刃「ぺろっ……これは盾子ちゃんの汗!?ってことは落として間もない!」

戦刃「と言うことは盾子ちゃんはこのそば……!?」


すたたたたっ!


戦刃「っと、これは盾子ちゃんの愛用のパフ!?」

戦刃「こんなところに落ちてて、しかも全然使って間もない新品だ……」

はむはむはむは

戦刃「……うん、これは盾子ちゃんの細胞の味……!」

戦刃「と言うことは盾子ちゃんはこのそば……!?」




霧切「正直気持ち悪い位のことを言ってるわね」

豚神「……よかったのか」

霧切「ええ、ありがとう。まさか貴方が江ノ島盾子に化けたことがあるなんて思わなかったけど」

豚神「内緒にしてくれ」

霧切「えっ」

豚神「みんなには内緒にしてくれ」

◆力


……ええい、御託はいいのだ

葉隠「腎臓……高く売れる、肝臓……高く売れる、心臓……めっちゃ高い……」

貴様話を聞け。と言うか……そんなことはさすがに出来ない
と言うかさせんぞ

葉隠「ええー?世界を統べるってそう言うことだべ?」

貴様、世界を何だと思ってる

葉隠「あー……まぁいいべ。とにかくあれだ」

何だ?

葉隠「とにかく力くれ」

掌返しが過ぎるぞ人間

葉隠「いいから寄越すべ!さっさと!!」

強欲な人間め……!やはりあらゆる災を成すか!

葉隠「よく分からんけど、最初に俺に力やるっつったのオメーだべ」

葉隠「なんなら裁判で争うか。ああ、さっきの録音してるから俺勝てるぞ」

なぜ録音している!?と言うか俺様と戦うつもりか!?俺様が何か分かっていないのに!?

葉隠「お化けでもないし宇宙人でもないべ?じゃあ大丈夫」

基準が分からん!……ええい、受け取れ!


ばさっ


葉隠「あん、これは……」

俺様の培った知識……そう、あらゆる生命体を操るための呪術が書かれた本だ!



つ【たのしいどうぶつしいく】

次からは書きためしようと思うのに毎回失敗します。ごめんな。

んで、来週はたぶんダンガンロンパ3反省会スレ的なもの建ててるかも。建てたらよろしく。
また二週間後に。

澪田「ペルソナのやりすぎっす、絶対明日更新するっす。明日って今さ!」

澪田「なんか、メンゴ?」

こつこつこつ

とっとっとっ

朝日奈「あ、おはようございます!」

メイド「……おはようございます」

とっとっとっ

大神「……おはよう」

メイド「おはようございます」

こつこつこつ


メイド(お久しぶりだな、【魚住 絶姫】だ)

メイド(読み方は覚えてるな?【うおずみ たえひめ】だよ)



魚住(なんやかんやあってあのあともこの格好で学園にいたのだが)

魚住(うそ……私の存在感、薄すぎ……?)

魚住(あれから一回も僕に触れられないと思わなかったぞ?オイどうなってる)

魚住(まあいい、これを期に僕のシリーズを定着させていけばいいん……げほんごほん)

魚住(……さて、学園長に命じられた僕は、新たなターゲットの様子をチェックしている)

魚住(……のだが、)




石丸「新しい朝が来た!希望の朝だ!!」



魚住(なんて言うかこいつ、ヤバくないか……?)



○chapter34 魚住 絶姫は静かに調査したい

魚住(と言うわけで、次のターゲットはこいつだ)

魚住(やめとけ!やめとけ!あいつは付き合いが悪いんだ)

魚住(「どこかに行こうよ」って誘っても楽しいんだか楽しくないんだか……)

魚住(“石丸清多夏” 19歳独身)

魚住(勉強は真面目でそつなくこなすが、今ひとつ「超高校級の風紀委員ってそもそも何?」と言われ才能を発揮する場所のない男)

魚住(なんか情熱的っぽい表情がストレートに表現される純日本人の気品漂う顔と物腰をしているため)

魚住(女生徒にはモテ……いや、まぁ2番とか3番目くらいには ※消去法で 名前があがるくらいにはモテるが)

魚住(学園からは校内清掃とか使いっぱしりばかりさせられてるんだぜ)



大和田「随分詳しいんですねェ……?」ビキッ

魚住「!?」

大和田「何つってな。オメェ、ずっとあいつ見てっけどよ……兄弟になんか用か?」

魚住「う……!」

大和田「ぁあ?言いたいことあんならちゃんとテメェの口で言いやがれ」

魚住「……いや、何でもない……です」

すたすたすたすた

大和田「……?」


魚住(僕としたことがぬかった)


魚住「って言うか今何時だと思ってんだこいつら、今まだ朝の5時だぞ」

魚住「……大和田紋土は起きたんじゃなくて起きてたんだろうなぁ……」

魚住「……徹夜かぁ……もう……出来ないなぁ……」

魚住「……」

魚住「そんなことよりももっと大きな問題が浮上してしまったか」

魚住「……あの石丸には【暴走族】の才を持つ大和田紋土が付いていたんだった」

魚住「くっ、僕としたことがあの大和田紋土に姿を見られてしまうとは」

魚住「……これはまずいな。僕に対するガードは高まるだろう」

魚住「彼のガードがあっては石丸清多夏の監視をすることは難しいのでは……」


霧切「安心して」す


魚住「うおっ!?」びくびくっ

霧切「……何?手伝いに来たのだけれど」

魚住「と、突然僕の後ろに立たないでくれない!?驚くから!探偵でもそれは結構驚くやつだから!」

霧切「それはいいじゃない。魚住さん……学園で会えるなんて何かの縁。あなたの手伝いをしたいのよ」

魚住「なんだい藪から棒に……僕の手伝い?」

霧切「ええ。あなたが石丸君の素性を調べているのは何となく雰囲気で分かっていた」

霧切「……同じ探偵ですもの。雰囲気で分かるものよ。ね?」

魚住「ああ、まあそうなんだろうが……で、僕の手伝いって具体的に何をする気なんだい」

霧切「まずはあなたをこの学園に編入」

魚住「はいストップ」

霧切「え?」

魚住「僕をいくつだと思ってるんだ……!(作中では明かされてないが多分)20代前半だぞ!」

霧切「大丈夫よ?」

魚住「 僕 が 大丈夫じゃないんだよ」

霧切「じゃあ具体的にどうされたいの?」

魚住「それは……」

霧切「特に考えは浮かばないのでしょう?それならまず父に」

魚住「だから待ってくれよ、霧切」

霧切「ええ、待ちましょう」

魚住「言ったらやってくれるな、ああもう!」

魚住(と言うより、依頼もとの学園長にそんなこと言って許可出るのか?)

魚住「……ええと、そもそもそれは正気か……?」

霧切「正気よ?」

魚住「正気だとしたら保健室に行ってくれないか……」

霧切「え?」

魚住「無理だろ!僕ぁみんなとは年齢離れすぎだしさ!」

魚住「学生服なんて今着て見ろ、ヤバいぞ!?色々と!」

霧切「……」

魚住「コスプレか!?コスチュームプレイなのか!キミは変態だな!」

魚住「それにこれは元々、石丸清多夏にバレないように学生生活を確認してくれと言われてやってるんだがな!?」

魚住「第一!僕は一体どんな才能で入学するんだい?!」






◆で、数時間後





魚住「魚住 絶姫でーす、【元 超高校級のメイド】って呼ばれてまーす、よろしくお願いしまーす……」





魚住(マジかこいつ)

魚住(V3のキャラと被ってんだろ……マジか霧切響子よ……)


先生「彼女はOGでね、遊びに来てくれているらしいんだ!」

先生「と言うわけで今日一日、みんなでもてなそう!」

魚住(もうどうしてそうなる!?僕はただ学園長に石丸清多夏の行動調査を頼まれただけ……)

桑田「ショートコントやるか!?」

腐川「またあんたそんなもん練習してたの!?」

十神「かまわん、やれ」

腐川「びゃびゃびゃびゃびゃ白夜様ァァァァァ!!????」

朝日奈「って言うか、今日の朝見かけたメイドさん、OGだったんだ!」

魚住(もう忘れてくれ、死にたい)

朝日奈「とりあえず、友好の証のドーナツだよ!」ぽい

大神「我からはプロテインだ」

セレス「私の愛するくさいくさい餃子ですわ……ふふ!」

不二咲「ええと……?」

不二咲「ど、どうしよう……プレゼントがないよぉ……」

大和田「迷うな不二咲!オメェの分も含めてダンベルを」

魚住(持てるか)

大和田「……オメェ、どっかで見たな?」

魚住「き、気のせいじゃないか……?」

葉隠「よし、そんじゃいっちょ占ってやるべ。ああ、出世払いでいいぞ」

魚住(お断りだバカが)

苗木「あはは、と、とにかく座ってくだ……」


つるーん


苗木「うわっ……!」

魚住「っ、な……」


どがあああああんっ


舞園「! 大丈夫ですか!?」

かんからかん……


セレス「あら?これは……」

霧切(! 魚住絶姫の『探偵カード』……!!)


セレス「……たんてい?」

十神「何?」

石丸「ほう?」

◆で、


桑田「なーんだ探偵仲間かよー!」

大神「それでお主との力比べに、学園に潜入捜査の練習に来ていた……か」

セレス「このくらい出来なければ探偵失格ですものね?」

霧切「ええ。でもこんな早い段階からバレてしまうなんて想定外だったわ」


魚住(あっさりとバレたーーー!!???)

魚住(しかも霧切に庇われたーーー!!!??)


石丸「ふむ……ですが、人に嘘を付くのはどうかと思いますが!」

大和田「オメェ……潜入の意味分かってる?」

腐川「ふん、それもどうだか……か、隠してることがあるなら今のうちに言いなさいよ……!」

魚住「まさか、僕はもうまな板の鯉だぞ?」

セレス「さあ?それも分かりませんわよ、探偵たるものバリツを使って逃げるものと聞いておりますもの」

葉隠「なにそれ?」

朝日奈「クラッカーかな」

江ノ島「シャーロック・ホームズに出てくる格闘技だったか?はー、探偵ってバカばっかりなのな!」

江ノ島「つーか、歩き方からしゃべり方から全部普通の人間じゃなかったでしょ」

江ノ島「なんで気付かないかなー、ちゃんと見てたら分かるのに」

江ノ島「そもそもはなっから視線も泳いでたし、今もなんか後ろめたいこと考えてんじゃねぇ?」

魚住「」

桑田「ぜんぜんわかんねー」



魚住(くそ……まさか学生達に本心まで見抜かれるとは、不覚……!)


魚住「……また」

霧切「え?」

魚住「また潜入してやるからな、霧切響子ッ……」

魚住「そして僕はキミを越えた探偵であると証明してみせる!」


ばぅっ!
たたたたた……


石丸「廊下は走ってはいけませんよ!!」



魚住(悔しい……悔しい!)

魚住(なぜだ……今回こそ僕が主役だと思ったのに話が脱線して終わっちゃうなんて!)



SSRゲット!!

狛枝「アハッ、某ゲームで単発SSRを引いちゃったよ!なんて幸運なんだろう!」

狛枝「……うーん、ボクの幸運が発動したってことは、どこかの誰かが不幸になってるかもしれないなぁ」



───こうして魚住のさんざんな戦いは終わった
───あと石丸の調査は失敗したので普通に怒られた

なぜだ。どうしてこうなった。

次こそ忘れない。ダベミ忘れない。
また2週間後に。

澪田「コープマックス!ネタ解禁!」

苗木(こまる、ボクは今ピンチです)



ゴズ「タココラ!」

苗木(なんでも学園の卒業生達が作った法人かなんかがあって)

十六夜「タココラ!」

苗木(その団体のOB達が遊びに来てくれたところまでは良かったんですよ)

宗方「タココラ!」

苗木(で、あー、その中に薬剤師の才能を持ったOGがいてね……)

忌村「あ、あ、……ど、どうしましょう……」

苗木(うん、そうなんだ。そろそろ3ネタをいじる頃合いだと思ったんだ)

腐川「タココラ!」

苗木(なんか雰囲気で分かるよね?そうそう、あれあれ、あれ系の話です今回)

石丸「タココラ!」

苗木(もう早く帰ってペルソナやりたい)

舞園「タココラ!」

苗木(感染者増えてr舞園さん!?)


○chapter35 グレートワイライト・シンドローム

◆ちょっと前


宗方「これが俺が希望ヶ峰OBとOGを集めて作った……NPO法人【未来機関】だ」

苗木(名前ダサいな……)

桑田「へぇー!名前ダサいっすね!!」

朝日奈「ちょっ……少しはビブラートに包みなよ!」

大神「それを言うならオブラートだ、朝日奈よ」

宗方「……(年下に名前ダサいって言われた……)」

逆蔵「気にすんじゃねぇ宗方」

宗方「ああ……(折角寝ずに3日かけて考えたのに……)」

霧切「その人達が今日はなんの用かしら」

宗方「……(マジでイケてると思ってたのになぁ)それはだな」

雪染「私が説明するわね!」

霧切「? あなたは確か……」

不二咲「77期生の受け持ちをしてる雪染先生、ですよね……?」

雪染「そして未来機関のひとりでもあるのよ!どう!すごいでしょう!」

十神「それでそのダサい名前の法人団体がどうした」

宗方「……(またダサいって言ったな……親父にも言われたこと無いのに……)」

雪染「今回は学生のみんなに未来機関の紹介をするってわけ!」

桑田「ダサい名前なんで遠慮します!」

朝日奈「あんたほんと容赦ないよね!さすが10対0で勝ってるのにソロホームラン決める男!」

宗方「もう名前をダサいって言うな……言った奴から切る」しゃきん

雪染「暴力は!さすがに暴力はやめて京助!」

ゴズ「今回は我々未来機関がどんな団体なのか、説明して……そして」

ゴズ「今後卒業生のみんなにこの未来機関へ加入いただけるようにお願いをしに来たんですよ」

宗方「そうすればこの腐った学園も再生出来る……俺達で希望ヶ峰を、世界を変えr」

霧切「なるほど……今から使える駒をたくさん作るってわけ」

宗方「……ああ、そうなるな(高校生にしゃべってるのじゃまされた……辛い……)」

安藤「さっきっから聞いてりゃ……あんたら何なの?宗方副会長の話、ちゃんと聞けないわけ?」

宗方「(そっか……俺もう生徒会長ですらないんだもんな……はは)……構わん、仕方がないことだ」

安藤「でも」

桑田「だってまず名前がなぁ……」

苗木「そ、そうかなぁ?何度も聞いてたら『あれ?もしかしてアリじゃない?』って思えてきたよ?」

朝日奈「それほめてないよね……」

宗方「貴様……(誉めてくれた……)」

宗方「……見る目があるな」

苗木「そんなことはないと思いますけど……」

宗方「謙遜するな(俺とおんなじセンス持ってるやつかもしれない)」

宗方「お前には特別に配慮してやってもいいぞ」

宗方「正直友達になりたい(友達になりたい)」

雪染「あの京助が!普段は言いたいことを隠してしまうが故に無口になりがちな京助が!友達とか!!」

苗木「それにしても、いろんな才能を持った方が揃いましたね……」

宗方「ああ、そうだな。俺が俺自身で見定めた、希望ヶ峰の生き残り……と言ったところだな」

セレス「にしてはセンスがありませんわね。特にそちらの女性の方なんか」

安藤「あ?」

セレス「いつか寝首をかかれるんじゃありませんの?あんなの側に置いておいて大丈夫ですか?」

十六夜「お前に流流歌の何が分かる?」

セレス「目を見れば分かります。あれは……信頼ではなく軽視。尊敬はしているでしょうが、いずれは」

宗方「……黙れ。俺の選んだ仲間だ」

セレス「あら、それは失礼」

安藤「宗方さん……」

宗方「俺がこいつを信じなくて、こいつが俺を信じると思うか?(でもなー)」

宗方「俺は……信じる(未来機関よりかっこいい名前の団体作られたらなー、それは困るよなー)」

宗方「安藤の理想は俺達が叶えるだけだ」

セレス「の割に目が泳いでますが」

宗方「そんなことはない」


宗方(バレたか?バレたか?安藤に未来機関がダサいって言われたらどうしよっかなって思い出したのバレたか?)おどおどおど

宗方(裏切られるとかは思ってないんだけどさー、もしかしたらだってねぇ)

宗方(え?安藤、もしかしてずっと思ってた感じ?未来機関って名前?ダサいって?え、ちょ待って、名前付ける話したじゃん一回)


雪染「京助……とりあえず落ち着いて……」

万代「こんなにたくさんの才能がいると、人種のサラダボウルって感じでしょ?」

苗木「そうですね……人脈の広さにも驚きます」

忌村「わ、私達はみんな、どうしようもない状況から……宗方さんに助けてもらったの」

朝日奈「どうしようもない状況?」

ゴズ「私なんかは覆面を取られそうになった時に、後ろからパイプいすで敵を殴ってもらいましたし」

苗木「えっ、そう言う感じの?」

万代「僕は作物が腐ってしまいそうな時に宗方君が来てさ」

ナレーター『京助には、心当たりがあった。それは───去年6月』

万代「って感じで、いにしえの知恵を使って助けてもらったし」

苗木「DASH島かな?」

霧切「あっさり数年前の情報を出してくるとは恐ろしい……」

忌村「そして私は、こう……学園退学になったり、借金背負いそうになったり、へんな壷買わされそうになったりしたのを度々」

苗木「度々」

忌村「それ以来、みんな宗方さんに従うことにしたのよ」

霧切「壷、ねぇ……そんなの売りそうなのは」

葉隠「……おっ!あん時のおねーさん!あの壷は貴重なもんだから買えっつったのに勿体ねぇ」

朝日奈「いた」

忌村「」!

宗方(最近の高校生怖い)

霧切「とりあえずあなたはこっちに来なさい、ふさわしい部屋を用意してあげるわ」ぴぽぱ

宗方(最近の女子高生すごいこわい)

霧切「……もしもしポリスメン?」

葉隠「オアアアーッ!!?」

不二咲「み、みなさんは自分の才能でいろいろされてるんですか?」

宗方「ああ。未来機関は様々な市民の悩み解決を支援する団体だ」

逆蔵「たとえば俺ぁ、腕っ節がつえーから」

朝日奈「町の子供にボクシング教えたり?」

逆蔵「あ?そんなことしねーぞ?」

苗木「じゃ、何を……」

逆蔵「セレブの買い物の付き添い」

苗木「付き添い」

逆蔵「荷物全部持ってやると喜ぶんだ」

宗方「こうやってスポンサーを捕まえている」

霧切「町の何でも屋さんじゃないのそれ」

安藤「分かってないねー、探偵さん?それが町の治安維持につながんだよ!」

安藤「まあ?ミクロな視点しか持たないあんたじゃ、この宗方さんの崇高な考えを理解するなんて無理だけどね!」

宗方(町の何でも屋さん……俺が目指していたのは……何でも屋さんだったのか……?)

宗方(ち、ちげーし、もっとすごいことしたいし、ご、ゴミ拾いとかしたいし)

十六夜「まあいいだろう。俺達は俺達のすべきことをするだけだ」

山田「すべきこと……!」ピロリロリーン

朝日奈「ややこしくなるから黙ってて」

忌村「わ、私はその、薬剤師って、呼ばれてるから……」

忌村「風邪薬とか、そういう、体にいいものを作ってるわ……」

苗木「やっとまともなひとが現れたぞ……」

桑田「ここまで長すぎねぇかオイ?」

セレス「日本の社会に不安を覚えますわね」

忌村「今回はね、うふふ……おもしろい物を作ってきたのよ」ごそごそごそ

苗木「……おもしろい?」

忌村「ええ、服用するとアドレナリンの分泌を促すような薬。痛みに負けないようになるし」

忌村「性格がとても明るく、強気になって……そうね、簡単に言うと」

忌村「グレート・ゴズさんみたいになるわ」

苗木「え!?それはなんで……」

忌村「なんとなく?」

苗木「なんとなく」

がらら

舞園「あれ?この人達はいったい……」

霧切「! 舞園さん。レッスンはもう良かったの?」

大神P「今し方終わったのだ」

朝日奈「あ、さくらちゃ……大神P!」

苗木「それを言い直す意味は」

大神「否、今の時間からはただの大神さくらだ」

朝日奈「さくらちゃん大好き!」

桑田「ちょっと待っといて、話があちこち言っちゃうから」

山田「あちこち……イく!?」

朝日奈「もう死んでくれる?」

忌村「ねぇ、よかったら……薬、飲んでみない?」

霧切「……そうね、おもしろいわ……ぜひひとつ」

忌村「よかった……それじゃ」


きゅぽ

万代「僕は【元 超高校級の農家】なんだ」

石丸「またDASHの回し者か……!」

万代「うん違うから落ち着いてね?」

万代「……実はね、僕の畑ではこんなおっきいカブが穫れるんだよ」ジェスチャー

石丸「ほ、本当ですか?」

万代「色々な生育方法を試して、ベストな物を見つけたんだ」

石丸「……眉唾ですね。第一、カブはそんなに大きく生育しないはず」

万代「本当だってば、僕が収穫したんだ」

石丸「写真などはありますか?」

万代「実は、カメラが苦手だから撮ってなくて」

石丸「そうですか……では残念ですが信用は難しいですね」

万代「そんな……!い、言うじゃないか、『隠れて育つ芋ほど強い』って!」

石丸「何言ってるのか分かりませんね!」

不二咲「ちょ、い、石丸君……そんなに言わなくても」

石丸「いいかねっ!こうしている内にも僕達学生を嘘が浸食していくのだぞ!それだけは避けなければなるまい!」

万代「嘘じゃない!嘘じゃないんだ!」


ぶん


苗木「え?」

がっ

忌村「あら」


手から瓶がすぽーん
中に入ってた錠剤がじゃららー

ぱく

万代「あれ?」

石丸「む?」

十六夜「お……」


ごくん



苗木「で、今に至ると」

舞園「タココラ!腐川さんがどこにもいねーぞオイゴラァ!」

苗木「なんで舞園さんまでそうなっちゃったの……」

雪染「これは……ゆゆしき自体ね……!」きりっ

苗木「それ言いたいだけでしょあんた」

不二咲「これを使えば僕も男になれる……!?」

山田「それはだめ!ちーたんは今のちーたんでいいんですよぉぉおぉ」

霧切「どうしたものかしらね」

雪染「このままじゃ、未来機関が……ただのポンコツ集団で終わってしまうわ!」

苗木「本編でも割とポンコツでしたし……」

桑田「オメーには言われたくないと思うの」

忌村「ほん……ぺん……?」

山田「メタ通じないタイプのひとってこの世界にいたんですね、知らなかったよ」

霧切「ふつうは通じないのよ」

舞園「おらぁ!さっさと帰れゴラ!片付けて帰れ!」

宗方「あぁん!?何だゴラァ!タココラ!この……このタココラ!あとタコ、タココラ、タココラ!!」

苗木「あの人語彙力無いのかな……」

大神「静まるのだ、お主ら!」

ごおぉぉぉぉっ……!

逆蔵「あ……?」

十六夜「テメェいったいなにを」

大神「ふんっぬ!!」


どがっじゃぁぁぁぁぁ
床びきびきびき!
壁ばきばきばき!

葉隠「おわっ!?」

霧切「なんだ生きてたのあなた……」

山田「さりげなく死んだ扱いにされとったんかい」


しゅううう……


大神「これ以上争うのであれば……お主等、全員このようになるが……?」


苗木(どれだよ……)

桑田(具体的にどうなんだよ……)


石丸「し、失礼した……!」

十六夜「俺が間違ってた……すまない」

逆蔵「お、おう……じゃましたな」


苗木「そして全員あの武力には勝てなかったのか……」

舞園「驚きすぎて薬効が切れたんですね」

霧切「あんまり被害が出なくて良かったわね」

雪染「出てるわよーすっごい出てるわよー?」


腐川「タココラ!タココラ!」

雪染「あら?あの子だけ変わってないわ」

腐川?「タコ×コラ派ってことかしらァ……」

雪染「あっごめん元々変わってる子っぽい」

苗木「気を使わせてすいません……」

もースケジュールアプリほしい。
締め切り前になったら「おい、ダベミ。そろそろ予告状を出さなくていいのか?」ってモルガナに言われたい。

また2週間後に。

??「おい、ダベミ。そろそろ締め切りだぞ。予告状は出さないのか?」

澪田「よし、行こう!」

石丸「ハロウィンだぁ?」びききっ


桑田「……そんなにらむなよ……」

石丸「日本男児がハロウィン?ハロウィンだと?何をばかげたことを!」

石丸「大体、日本はなんでもかんでも祭りにすればいいと思いすぎではないかね?アレは海外の催しだからそう言う文化として許されるのだ」

石丸「それが!ただコスチュームプレイして!練り歩くだけの祭りに!成り下がっている!!」

石丸「僕はッ!そんな日本を……か”え”た”い”ッッッ!!」涙ぶわっ

桑田「なーんかいつもより熱いなイインチョ」

戦刃「きっと友達がいなくてハロウィンの楽しさを知らないんだよ」

桑田「オメーにだけは言われたくねーと思うの」

舞園「でも、日本式のハロウィンも楽しいですよ?」

石丸「何を言っているのかね、目を覚ましなさい!」

桑田「そんな天海祐希みたいに言ってもよぉ……」

舞園「古くないですか元ネタ」

戦刃「ハロウィンは戦場でもチョコが配られるから私はうれしいけどね」

桑田「は、そ、そうなんだ……?」

戦刃「チョコがひとかけらあれば1週間は持つよ!!」どやぁぁぁぁぁぁ

舞園「今は日本ですから、たくさんチョコが食べられますね」

戦刃「そんなにチョコがあったら私いつまで生きてられるかな、無限かな」

桑田「有限です」


○chapter36 ねぇ知ってる?ハロウィンって元々古代ケルト人が起源と言われていて、秋の収穫を祝うために行った祭りがそのはじまりなんだって


石丸「とにかく僕の目の黒い内はそんなものさせてたまるか……!」

石丸「僕の家は諸々の深くてつらい事情のせいでそう言った楽しいイベントをひとつも味わっていないのだよ……!!」

戦刃「!? な、なにこの殺気!」

桑田「はへ?」

石丸「君達も粛正してやる……強制してやる、更正してやる……」ごごごごご

石丸「僕が地の果てまでも追いかけて君達を純和風に育て上げてやる……和風総本家にしてやる……!!」

舞園「お、落ち着いてください石丸君!?」


がらららららぴしゃん


大和田「トリックオアトリートだオラァァァァァ!!」

朝日奈「ドーナツくれなきゃいたずらするぞォォオオオオ!!」

不二咲「がおー!!」

セレス「とにかく金よこせやゴラァァァァ!!」

葉隠「呪われたくなきゃセミナーに来いオラァアアア!!」

舞園「なんですかこれ」

戦刃「奇襲?」

桑田「ある意味合ってるけどな!?」

翔「タココラ!タココラ!!」

桑田「そっちまだそれなの!?」

山田「いたずら(意味深)」

桑田「オメーが言うとマジでやばいからやめて」

戦刃「暗殺かな」

霧切「と言うことよ」

十神「どういうことだ」

江ノ島「うるせぇメガネ!!!!!!!」

桑田「……テンションに高低差ありすぎて耳キーンってなるわ」

石丸「とりっく?おあ……とりーと、だぁ……?」

舞園「いけません!なんか石丸君がキャラ崩壊しかけるほど怒ってます!」

不二咲「い、石丸君……ハロウィン嫌いだったのぉ?」

石丸「ああ!僕はこんなイベントは反対だな!」

不二咲「そっかぁ……うう……」

石丸「……」

不二咲「みんなと同じようにイベントに……参加できる体力が付いたから、た、楽しみにしてたんだけど……」

不二咲「でも、石丸君が……苦手だったら、やめた方がいいよねぇ……」

セレス「金!」

葉隠「セミナー!」

山田「いたずら(意味深)」

桑田「ちょっと黙って?」

不二咲「みんな……もうやめよう?こんなの……よ、喜ばないよぉ」

不二咲「……石丸君にも笑顔になってほしいから、一緒に参加して欲しかったけど……」

不二咲「だ、だめなんだねぇ……うう……」うるうるうる

石丸「いっ、いや、べ、別にだめとは」

不二咲「石丸君はハロウィン……嫌いだもんねぇ……」

不二咲「ううう……」ぽろ

石丸「ち、ちがっ、僕はそんな」おろおろ

山田「参加しちゃいなよ……」

石丸「」!?

朝日奈「美味しいお菓子ももらえるよ……」

セレス「餃子も……」

桑田「もらえません」

葉隠「へ?水晶玉は?」

桑田「オメーだけ帰って寝ろ」

石丸「はあ……仕方がないな。今回だけだぞ」

不二咲「ほんとに!?」

大和田「さすが俺の兄弟だぜ!」

江ノ島「ハロウィン参加ね、オッケー」

ごとんっ

江ノ島「おっと」

石丸「……気のせいだろうか、今鈍器が見えたような」

葉隠「鈍器?ドンキかいな?」

朝日奈「あー、そっか。コスプレドンキで買ったもんねー」

ごどごどごどんっ

石丸「いや、明らかにこれはコスプレではなくてだな」

舞園「って言うか今更ですけどなんですかそのコスプレ」

十神「……黙れ」

江ノ島「十神はお化け屋敷やった時の残りでドラキュラにしたわよ?」

翔「アタシはゾンビッ!腐ってるからね!」

山田「別な意味ですそれ」

桑田「他のやつはやる気あんのか、マジでドンキクオリティじゃねぇか」

霧切「私はただスーツ着てるだけよ」

戦刃「コスプレですらないよそれ」

石丸「コスチュームプレイだと!?衣装を着る喜びを知りやがって!絶対に許さないぞ!」

舞園「まあまあいいじゃないですか……」

戦刃「私のもコスプレ……かな?」

江ノ島「ミリタリーファッションを毎日してたらコスプレではないね、残念」

葉隠「ちなみにこのかぶってるカボチャは本物だべ」きりりっ

江ノ島「あー、道理であんたんとこだけアリがたかってるわけね……」

葉隠「グオオオオアリが服の中にイイイイかゆいかゆいかゆい!」

朝日奈「今気付いたんだね」

霧切「あなた、ちょっとずつ髪の毛減ってない……?」

大和田「つーか、あいつおせーな」

石丸「なに?あいつとは……」

ずしずし……


「すまぬ、遅れたな……」ずしずし

舞園「あ、もしかして大神さん?」



















オガ太郎「ぺんぱいなっぽおあっぽうぺん」




舞園「」

石丸「」

霧切「ブリリアント」

翔「エクセレント」

山田「ハイカラですね」

桑田「今日はもう寝ようぜ」

桑田「いや、今更だけど、オメーらコスプレして何するつもりなんだよ」

朝日奈「え?大人からドーナツもらうんだけど」

桑田「もらうんだけど、じゃねぇよ」

セレス「それから金をむしり取りますわ」

戦刃「ブレないねセレスさん」

山田「まあ、拙者は最終的に百合本描くためのエッセンスが手に入ればそれでいいし」

セレス「その売り上げを」

葉隠「山分けして?」

オガ太郎「ぺんぱいなっぽおあっぽうぺん」

舞園「つまりどういうことなんでしょう」

石丸「……気に入ったのだろうか」

オガ太郎「そうでもないが……」

石丸「そうでもないのか」

不二咲「それじゃ、みんなで大人のところに行こうよ!」

大和田「だな。さーて、ビビらしてやっか」

桑田「趣旨変わってねぇか!?」

戦刃「よく見たら不二咲さんの衣装は狼男だったんだね、かわいい……」もふもふもふ

不二咲「ひゃんっ」

山田「そうそう、そこでひゃんっと言われたならもはや全俺が勃たねば」

桑田「もう通報していい?」

朝日奈「って言うか苗木どこ?」

十神「愚民は捨て置け……今日は祭りだ」

オガ太郎「しかしだな……」

翔「いいからいいから!テリーを信じて!!」

桑田「テリー!?」

翔「ヒイイイイハアアアアア!!さぁヤっちゃいましょう!アタシと白夜様の愛の園を作るためにィィィィィ」

十神「そんなもの作ると言った覚えはないんだが」

◆で、


ぴんぽーん







先生「はーい」


がちゃ


江ノ島「……」

先生「え、江ノ島さ……」

朝日奈「トリックオアトリート」

先生「朝日奈さん!?」

山田「トリックオアトリート」

先生「山田君……って言うかみんなどうしたの!?」

セレス「トリックオアトリート」

朝日奈「トリックオアトリート」

不二咲「トリックオアトリート」

先生「お、お菓子が欲しいのかな?」

オガ太郎「ぱいなっぽお」

先生「ごめん、置いてない」

オガ太郎「ぬぅぅぅぅぅっ!!」どしゃあ

石丸「大神く……いやオガ太郎!?」

桑田「なぜ言い直した」

先生「……えーと、どうしたらいいのかな、これ」

霧切「トリックオアトリート」

先生「お菓子ね?お菓子あげればいいのね?」

葉隠「トリックオアトリート」

先生「って言うかここ先生の自宅だからね、どうやってきたの?」

大和田「トリック!オアト!リー!ト!」ぶんぶん

先生「ああバイクで……あの、しゃべるのは普通でよくない?」

しゃきーんっ

先生「」!



戦刃「デッド……オア、トリート」



先生「うん、それなら僕もお菓子上げるよ、命はさすがに勘弁勘弁」

◆それから数分後






セレス「まだジャラジャラ言ってんだろうがクラァ!出せクラァ!」

葉隠「そこに50円玉あんだろうがクラァ!」

先生「はい……すいません……すいません……」ちゃりん

セレス「おいこれ貯金箱だな?貯金箱だろうがクラァ!」

葉隠「開けろクラァ!500円玉貯金とかしてんじゃねぇべクラァ!」

先生「すんません……ほんと許してください……」ちゃりんちゃりん

桑田「すでに菓子とかではなくカツアゲになっている」

舞園「あれが社会問題であるおやじ狩りですね」

戦刃「おやじって美味しいのかな」

石丸「こらぁ!やりすぎだぞ君達!!」

霧切「そうね。あ、セレスさんは今の内に逃げて。そこの葉隠康比呂、止まりなさい」

葉隠「なぜ俺だけ!?」

霧切「そう言う洗脳ビデオを見たからよ、多分」

山田「後で怒られろよ霧切殿」

オガ太郎「ペンもぱいなっぽおもないとは……我は何のためにピコ太郎に扮したのだ……」

朝日奈「あんまり落ち込まないで、オガ太郎ちゃん!」

桑田「矛盾が激しいなオイ」

舞園「渦潮の如しでしたね」

オガ太郎「仕方がない……心の目でぺんとぱいなっぽおを見るのだ……」すうううう

大和田「すげぇ……そこにはないのにまるで本物のペンとパイナップルがあるように見えるぜ……!」

不二咲「架空のちゃぶ台を投げた時みたいだねぇ!」

翔「ごめん、アレ別のマンガ」

霧切「せっかくだからあの人のところにも行きましょう」

十神「なんだ、お前が行きたいところに行くのか?」














ぴんぽーん

がちゃ


霧切「This is 学園長」ぐいっ

学園長「ん?」

霧切「This is pineapple」

オガ太郎「んんんんんんん……」←タメ

学園長「あ、死んだわこれ」




オガ太郎「ぱいなっぽおちょうッッッッ」←タメ→(右向きの場合)



……その時、世界が───一瞬だけ止まった





がきいんっ

学園長「あっぶなーーーー!暗転からの直ガ間に合ったーーーー!!」



桑田「そんなまた格ゲーみてーなこと!?」

翔「あーあ、オーガちん……じゃねーな、オガ太郎またゲージ溜め直しだわ」

桑田「格ゲーなの!?いまの空間!?」

霧切「それはともかくお菓子をよこしなさい」

大和田「そうだぜ……“ある”んだろ……ここによぉ、“ルマンド”がよォ!」

舞園「またずいぶんかわいいの狙ってますね」

江ノ島「もっと上狙いなさいよ。バンホーテンとか」

不二咲「シャネルとかグッチ?」

戦刃「まさかの単語が不二咲さんから」

十神「俺なら城を狙うな」

桑田「趣旨がまたズレてきてるんですけど」

山田「早くしないと翔殿に仁総受け本作られるけどいいの?」

石丸「受け?格闘技かね……?」

翔「スポーツ(意味深)ねェ」

舞園「そこまでにしませんか!」

◆そのころ


苗木「あの……そろそろ行ってもいいかな?」

言子「ダメです!お兄さんはキャワイイので、みんなでかわいがって上げるんです!」

苗木「でも、ボクも友達と待ち合わせが……」

蛇太郎「ボクちん達が新しいお友達になってあげるよ……あっ、ボクちんなんかが友達になってもじゃまかなぁ」

苗木「いや、そんなことは」

大「じゃあオレっち達と遊ぶんだい!」

苗木「で、でも……」

渚「……もういいんじゃない?その魔物、行かせて上げたら」

言子「あれ、新月君ったらそんなドライなこと言って……最低です!新月君こそ魔物です!」

渚「ち、違うよ!僕はただ、そんなのよりも新しいターゲットを見つけてお菓子を揺すった方がいいんじゃないかって……」

モナカ「その考え方が大人びてるって言ってるのじゃー!」

大「どんどん大人に近づいてるぞ、新月くん……オレっち達からも離れていくんだい……」

渚「ちっ……ちが……」

言子「ほんと新月くんは言い訳ばかりですね!言い訳ばかりと言えばあの【以下色んな意味で閲覧不可】」

モナカ「キレッキレだね言子ちゃん!」

苗木「ほんとなにこれ……」

蛇太郎「とりあえずさ、お兄ちゃん……ぼ、ボクちんが芸術品に仕立て……げ、芸術品、に……」

蛇太郎「芸術品にしてやるよ(妥協)」

言子「そうです!オッスとメッスの融合を果たせばいいのです!」

苗木「なんか分かんないけど最低なことしようとしてるね!?や、止めてよ!」

モナカ「お菓子をくれてもいたずらするのじゃー!!」

言子「今日は朝まで泣き踊れ!!」

大「やってやるんだーい!!」

??「お仕置きが必要だな……」

苗木「なんか分かんないけど最後ひとり違う人いたよね!?」


うわあああああああ……

次回は『何かが足りないダンガンロンパ』を予定しております。チャンネルはそのまま!
あ、近況としてはペルソナ5クリアしました。ラスト、モルガナが親指を立てながらお台場の海に沈む姿は涙なしには見られませんでした。
川上かわいいよ。

また2週間後に。

澪田「唯吹はずっとダンガンロンパを応援するっす!」

前回
お仕置きが必要だな……(謎の紋様がぐるぐる回り始める)



苗木「あれから色々あったけど、無事にこうしていられて本当によかった……」

苗木「もう、みんなほんとなんだったんだ……?あの子供達……」

苗木「まあいっか。これからは平和な1日が戻ってくるんだし」


がらら


苗木「おはよう、みんな」

舞園「おはようございます苗キャアアアアアアアア!!!」

苗木「な、ど、どうしたの突然!?」

舞園「ま、ま、また……また上のアンテナがなくなってる……!!」

苗木「え?……あ、ほんとだ」さわさわ

苗木「どおりでなんかいつもよりも歩きにくいなあと思ったんだよなぁ……」

山田「あのアンテナ、バランサーか何かの役割を果たしていたので……?」

舞園「それがないと苗木君は……苗木君は!」

苗木「そうだね……右折出来なくなっちゃうから……」

山田「えっ?髪の毛がなくなっただけ、なのに……?それなんてファンタジー?」


○chapter37 何かが『足りない』ダンガンロンパ


「どうやらあの日の夜以来、みんなは何かが足りなくなってしまったようね……」

山田「おっと、霧切響子殿」

霧切「私もごらんの通りよ」どやああああ

山田「ちょっとなに言ってるか分かりません……衣装もふつう、髪型も変わりなし……なにが違うんです?」

霧切「羞恥心がなくなってしまったのよ。だからいくらでもどや顔出来るし、いくらでもスカートをめくれるわ」ぴら

山田「人間として軸がブレてしまっておりますぞ……あわわ……」

霧切「山田君ももしかしたら、何かが足りなくなっているかも……」

山田「はわわぁ!?せ、拙者は特に問題ありませんぞ!?」

霧切「そう?……ならいいけど」

山田(いやー、さすがに性欲がなくなったとか言えないでしょ、こんな破廉恥の固まりの前で)

舞園「とにかく、現状を何とかしなきゃいけませんね」

苗木「それにしても参ったな……なんかふらふらする」ふらふら

山田「ああ言ったそばから苗木誠殿が!」

霧切「舞園さんの症状は?」

舞園「私ですか?自覚症状がないので、なにと言うことが出来ないんですが……そうですね」

山田「んむ?」

舞園「リズム感が……なくなったかな……」遠い目

山田「ああ、アイドルとして致命的な、ああ……うん……ドンマイ……」

がらら

大和田「なにしてんだオメェら?」

苗木「おはよう大……大和田クン髪どうしたの!?」

大和田「あ?あー、起きたら髪が無くなってた」つるすっぺーん

朝日奈「おはよー!……ほんとかわいそうだよね、大和田」

霧切「あら、そう言う朝日奈さんも……」

朝日奈「ん?」つるすっぺーん

苗木「男達の癒しがあああああ!?」

山田「そこまで惜しんでも仕方がないのですよ苗木誠殿」

舞園「と、突然なんですか?」

朝日奈「うん、今日目が覚めたら……かな」

大和田「しっかし参ったな……こんなんじゃ族の奴らに示しがつかねぇっつうか……」つるすっぺーん

山田「それはそれでかっこいいと思いますけどもねぇ」

大和田「あん?」

山田「こう、ヒチョリ!って感じで?」

霧切「そうね、案外似合ってるんじゃないかしら」

苗木「ふたりとも真顔でなんてこと言ってるんだよ!?」

大和田「そ、そうか……?」つるきらーん

苗木「ああ眩しい眩しい!」

山田「太陽拳を修得なさっているぅぅぅ!?」

朝日奈「私はタイムが伸びたからちょっとうれしかったんだけどね……」

舞園「水の抵抗が減ったんですね……」

山田「でも我々が寂しい……」

苗木「それに同意だよ……」

石丸「なに?みんなの何かが足りなくなっている?」

苗木「うん。だからみんな無事かと思って調べてるんだけど……」

江ノ島「なんて言うか、アンタってほんとマーヒーよね」

苗木「別に暇な訳じゃないんだってば!」

舞園「右折出来ない生活に慣れなきゃ行けませんしね」

山田「そこでなぜ新たに生やす方向に行かないんですか話が」

霧切「なにを生やすのかしらね、ナニかしら」

山田「こら羞恥心の欠如した霧切殿」

江ノ島「え?アタシはいつもと変わんないわよ?マジで」

石丸「それと僕はだな……」

苗木「でも、それで何かあったら困るし……」

江ノ島「だから何にもないんだっつーの!マジうざいわアンタ!」

江ノ島「ガン攻めしてくる感じとかヤバみを感じるわー、即ブロするからね」

霧切「語彙力が足りてないわよ」

江ノ島「はぁー?うちはそんなアホじゃねーし!」

山田「その一言でふつうのアホギャルに近付きました」

石丸「あの」

江ノ島「嘘!?パギャルじゃん、ゲロヤバ」

※中途半端なギャルのこと。

舞園「>>1さんの語彙力も足りてません」

山田「おうメタやめーや」

霧切「いつものことよ」

石丸「それで、」

苗木「とにかく気をつけてね、ふたりとも!」

江ノ島「あー、ああはいはい……」

石丸「待ちたま

こつこつこつ……

苗木「あ、石丸クンの足りないもの聞くの忘れた」

山田「え!?今!?」

舞園「そう言えばなんか言いたげな顔してたようなしてなかったようなそんな気もしないことはない……ような」

霧切「とにかく今は、誰がナニが足りてないのか。そしてどうしたら戻せるか……それを考えないと」

山田「またピンポイントにイントネーションおかしかった気がするんですがそれは」

こつこつこつ……

「なにをこそこそしてるんだ?お前達」

苗木「あ、ちょうどいいところに十神クン!十神クンは───」











T神「何だ」

苗木「棒が足りてないーーーー!!??」

霧切「これは……十神君ではない……わね」

T神(プライバシー保護のため、画像と音声は加工してあります)「おい何だ、俺に何が起きている」

山田「うーん、なんて言うか……目のところに線が入ってる?」

T神(仮)「なん……だと……?」

舞園「日本列島警察24時的な物でよく見ますね」

苗木「ああ、前に大和田クンが全国デビューした?」

山田「あれは全国デビューとは呼ばない気がしますけども」

霧切「参ったわね……つっこみも足りないわ!」

山田「むしろボケが多すぎない!?」

T神「俺が……目に線を……!?」

山田「うん、そっちをフォローしたいんですがね、色々足りないからね、すまんの」

苗木「本当にどうしよう……」

大神「どうした、苗木よ」ぬっ

舞園「大神さん!」

山田「登場の仕方おかしない?……それはさておき、ほんとに大神さくら殿?」

大神「うむ……それは間違いない……のだが」

おむねぷるるん
おはだぷるるん
きゃるるーん

大神「こう……筋肉が突然減ってしまってな……」

山田「中学時代の大神さくら殿になってる……こわい……」

苗木「そ、そんな……!?」

舞園「でも強さはそのままなんじゃないんですか?」

大神「否……これでは瓦は70枚ほどしか割れぬのだ……」

山田「それでも70枚割るんかーい☆」

苗木「すごく……これはこれですてきだよ、大神さん」

大神「ふ……そのような戯れ言を。我に必要なのは力。力こそぱわぁよ……」

霧切「そしてそのぱわぁで、人類最強になったんですものね」

大神「ああ。それが足りないとなれば、我のプライドが傷つくのだ」

苗木「大神さん……」

山田「とにかく今は、どうやったら元に戻せるのか考えた方がいいのではありませんか?」

霧切「あら、肉だるまが今までで一番まともなことを言ったわ」

苗木「霧切さん、なんてことを!……ごめんね、山田クン。羞恥心が足りないばかりに……」

山田「それ羞恥心関係ないんだよなぁ」

戦刃「原因が分かったんだよ」

霧切「突然どうしたのかしら」

苗木「戦刃さんに……残念が足りてない!?」

山田「そのままでいいんじゃないかな」

苗木「よくないよ!こんなの戦刃さんじゃない!」

舞園「それはそれでどうかと思いますけど」

戦刃「これはみんなに『コンドロイチン』が足りてないからこうなったんだよ!」

苗木「ごめん撤回、やっぱ残念だったね」

霧切「いえ……案外間違いでもないかもしれないわよ?」

山田「どうしてそうなった?」

戦刃「コンドロイチンが足りないのは嘘だけど」

山田「!?」

舞園「さらっと嘘つくのは止めてくださいね?」

戦刃「とにかく……みんなには心のゆとりが足りないんだと思うんだ」
 
戦刃「この何かが足りない経験を通して、みんなに『普段通りの日常がなんてかけがえのないすてきなものなのか』と言いたいんだと思うんだよ!」

山田「誰がだよ」

戦刃「と、とにかくね、みんなが心にゆとりを持てば、これは必ず治るんだ……」

戦刃「だから、みんなもっと落ち着くんだよ。たとえ目の前に拳銃が突きつけられたとしても泣きわめかず、反撃の機会を狙うんだ」

山田「それが出来るのは訓練された傭兵だけなのでは……」

舞園「つまり戦刃さんがすべての鍵を握っている……?」

霧切「そうなってしまったようね……」

戦刃「まあまずはバーボンでも飲んで落ち着くといいよ」かちゃかちゃ

苗木「ここは日本だからボク達捕まっちゃうよ!」

戦刃「学園は超法的な場所だからへーきへーき」

舞園「都合がいい時だけその設定持ち出して!」

◆で、翌日


苗木「すっかり元に戻ったね」

山田「何事もなくて何よりでした……まあ、僕の心の傷は癒えませんけども」

霧切「……それは、悪かったわね。ごめんなさい」

舞園「ふふふ、これでまたひとつみんな仲良くなれたんじゃないでしょうか?」

山田「こんな仲の良くなり方、拙者いやなんですけど……」

がららぴしゃ!


T神「おい……どうなってる……」

苗木「あれ?十神……いや、T神クン?」

T神「なんで俺だけ元に戻っていないんだ?」

大和田「あん?テメェ誰だ?」

舞園「あの大和田君すらも、1日でリーゼントが復活したというのに……」

T神「くっ、これは俺に心のゆとりが足りないと言うことなのか……?」

翔「白夜様ー、今日こそ子作りセッ○スしましょー♡」

T神「!? あ、あいつ……またか……!!」

山田「一応伏せ字にするんですな?」

舞園「全年齢板ですし」

苗木「そう言うことは言えるんだね……」

T神「くそっ!俺は図書室に隠れる!行き先は言うんじゃないぞ!」

だだだだだだ

苗木「あ、そっか。十神君にはこう言った追いかけっこのせいで心のゆとりがないんだ」

山田「だから戻らなかったんですな」

舞園「なるほど……」

がらら

翔「おっす!ねーねー、白夜様はどこ行ったか知ってる?アンタら」

大和田「図書室だとよ」

霧切「隠れると言っていたわね」

苗木「言わないでって言われてたけど、まあいっか」

翔「センクスコ!行ってくるわ!」ばびゅん


山田「……今……十神白夜殿の心のゆとりが奪われる瞬間を見ました……」がくぶる

舞園「どうしました?」

ペルソナ5ネタを書きたくなってこっちの締め切り忘れかけた。すまんの
ちなみに毎回ですが、ほんとにネタはあったりなかったりするので、好き勝手書いてくれたら拾ったり拾わなかったりします。

また2週間後に。

おつつん
イインチョは結局何が足りなかったんだ、出番か存在感か

澪田「ちょっとだけシリアスっす」

霧切「これは……明らかに殺人ね」

舞園「そ、そんな……」

石丸「じ、冗談は大概にしてくれないかね……!」

朝日奈「こんなの冗談で言うわけないじゃん!」

不二咲「どうしてこんなことに……」

セレス「……ですわね、理解不能です」

大神「くっ……我らは無力だ……」

十神「まずは犯人を特定しなければな」

大和田「ああ、こんなことしたヤツを挽き肉にしてやんぜ!」

葉隠「ちょっ……おいおい、一体なにがあったってんだべ?」


霧切「実は───」

(……ん?あれ、ボクは今までなにを……)

霧切「苗木君が死んでいるのが確認されたわ」

(ボクが死んでる?またまたご冗談を)

霧切「現場は学園に併設された寄宿舎にある苗木君の部屋」

(だってボクはここにいるじゃないか、ね?)

霧切「部屋には鍵がかかっており、」

(あの、霧切さん?)

霧切「また、窓にも鍵がかかっていたわ」

(ね、ねぇ?舞園さん?大和田クン……?)

霧切「通気口からの進入形跡もなし」

(不二咲……クン……?)

霧切「凶器もなし、毒物の反応もなし」

(……え……?じゃあ、もしかして……ほんとうに……)







霧切「そして現場には血塗れの桑田君が立ち尽くしていたわ」

苗木(犯人ーーーーー!!!!????)

桑田「オレは……オレは悪くねぇ!」

苗木(それは無理じゃないかな!?)



○chapter38 謎解きはデザートの前に


霧切「まずは犯行現場を確認しましょう」

舞園「犯行現場って言っても、苗木君の部屋ですよね」

苗木(いやまず犯人捕まえて!?桑田クンだよね?)

苗木(ん?あれ……桑田クンが犯人だとして、どうしてボクは死んだんだろうか?)

苗木(何か言い争った……ような、そうでもないような……)

苗木(うーん、記憶があやふやしていて、なんか思い出せない……)

大和田「マジに部屋には何のへんてこなとこもねぇな……」

桑田「とか言いながら?」

葉隠「まずはベッドの下だよな」

霧切「定番ね」

苗木(オイィィィィ!?)

ごそごそ

苗木(や、やめてみんな!そこにはボクが隠し持っているあんな本やこんな本が!)

苗木(いや桑田クンは血を拭いて!?ボクの部屋に血がだらっだら付いてるから!)

苗木(血とか布に付いたら取るの大変なんだよ!?ほんとに!もー!!)

ばっ☆

十神「これは……!」



GET!
【苗木こまるの制服】




苗木(!?)

山田「こっ、これは某高校の指定制服!」

腐川「なんで分かるのよあんた……」

山田「資料として取り寄せたことがありますのでね!!」どやあぁぁぁぁ

苗木(おまわりさんこいつです)

苗木(って言うかボクそんなもの自分の部屋に置いた記憶ないんですけど)

霧切「まだあるはずよ」ごそごそ

霧切「きっとここにあるわ……犯人につながる決定的なものが!」

苗木(いや犯人は君の横で喜々としてボクのベッド下からエロ本を見つけようとしてるんだよなぁ)

ごそごそ……
ぼろんっ

苗木(すごい厭な効果音した)

葉隠「あん?なんだこりゃ」

GET!
【うごくこけし プレミアム】

苗木(ゲェーッ!?この間ガシャポンから出てきたヤツ!?)

セレス「そっ、それは……!某財閥が開発したという、プレミアムなこけしでは!?」

十神「ああ、この十神の力を持ってしても手に入らなかった一品だ」

苗木(あ、あのグッズそんなすごいもんだったんだ……)

石丸「ふむ……どうやらスイッチがついているな。振動機能があるようだが……健康用品かね?」

山田「健康(意味深)」

桑田「やめて」

朝日奈「肩こりとかに効くんだよね?」

セレス「え?え、ええ、そうです、わね?」

十神「どどど、どうだったかな?」

セレス「さささささささぁ!?わわ、わたくしはしししししりませんわ」

十神「おおおおおお俺もななななななにもしらないなあああああ」

苗木(どうしてそんなに動揺してるんだよ)

霧切「あまり大した物は出てこなかったわね」

葉隠「ああ、血塗れになってる『キャットアンドドックプレス 12月特大号~あの現役アイドルが限界まで脱ぎます~』しかなかったな」

苗木(葉隠ェ……今回ばかりは恨むよ……)

葉隠「なんか謎の怨念を受けて頭いてーべ」

腐川「地縛霊になった苗木に祟られてるとかじゃないの?」

葉隠「幽霊なんていねーべ」

苗木(いるんだなーこれが)

苗木(……って言うか、物体はすり抜けちゃうから……ほとんどの人は触ってもあんまりリアクションないけど)

苗木(さすがに葉隠クンは触ってるの分かるみたいだな……とりあえず髪の毛引っ張っとこう)

ぐいぐい

葉隠「頭皮に痛みを感じるけど気のせいだ!そう!これはサブリナ!」

石丸「それを言うならサブリミナル……いや、サブリミナルも関係ないんだが」

セレス「全く、これだから貴方は信用なりませんわ」

舞園「それ以前になんで苗木君を悪霊扱いしてるんですか!ひどいですよ!」

葉隠「それは俺じゃねーぞ!?」

朝日奈「苗木……絶対仇取るからね!」

苗木(完全に葉隠クン気付いてるよね。後で金的しよう)

葉隠「金的をねらわれてる気がするべ」

苗木(ボクの声も聞こえてるよね、確実に気付いてるよね)

葉隠「幽霊なんて!!!いねーべ!!!」

霧切「? どうしたの?」

苗木(他の人が気付かないのは残念だなぁ……はっ!そうか!)

苗木(これを使えば合法的に舞園さんのお尻とか胸を触れるんじゃないか!?)

葉隠「……」──邪な気配を察知──

苗木(……まあすり抜けるんだけどね!?触った気にね!?なれるかなってね!?)

葉隠「ああっと葉隠君バランスを崩したべ」肘鉄

ぐらごしゃぁぁぁぁ

苗木(ボクのこと絶対見ごはぁぁぁぁぁっ!?)

葉隠「っっっつ……!!」悶絶

舞園「? 突然どうしたんですか、床に肘鉄なんて……」

朝日奈「バカのやることってほんとわかんない……」

苗木(葉隠クンひでぇや。まさかボクに物理的に干渉出来るとか聞いてないよ)

霧切「次はみんなのアリバイを確認すべきね」

苗木(アリバイもクソももう血塗れの人いますよね、そっちを確保してください)

舞園「私は大神さん……いえ、大神Pと練習中でした」

大和田「オレと葉隠は兄弟に捕まってたぜ。一緒に勉強させられてた」

石丸「君達はテストの点が悪すぎる!」

不二咲「えっと……ぱ、パソコンルームにいたよぉ。先生が一緒にいたから、証言してくれる」

山田「拙者は視聴覚室におりました。海外からの留学生にジャパニメーションをプレゼンしておりましたが?」

十神「俺は図書室で本を読んでいた」

腐川「そしてそれをあたしが遠くから見てたわ」

朝日奈「私はプールで泳いでた!」

霧切「ええ、私も一緒だったわ」

セレス「私はカジノにおりました。監視カメラの映像もありましてよ?」

霧切「そして今日、あの絶望シスターズは2人揃ってまさかのインフルエンザ。出番なし、絶望的ね」

苗木(確かに……こんな場面、あの2人なら楽しみそうなのに、こんな時に限って……)

苗木(まるで、最高級和牛が食べられる時に限って寝坊でロケ遅刻した戸次なんとかさんのような……まぁいっか)

戸次(お前マジふざけんなよ!!!)

苗木(ニュータイプ特有のテレパシー的なやつ止めてください、黙ってエアドゥ乗って帰れよ)

霧切「で、アリバイがないのは桑田君、貴方だけなのだけれど、貴方はどこでなにしてたの?」

桑田「オレは、オレ……」

桑田「あ、あ、あ……アポ……」

大和田「よし、ミンチになる覚悟しろ」

桑田「……」

朝日奈「黙ってないでなんか言いなよ!」

桑田「……か」

霧切「か?」

桑田「川で洗濯を……」

苗木(それは違うよ)

桑田「あーはいはい白状しますよ!オレはその犯行が行われたであろう時間、苗木の部屋にいました!」

霧切「やっぱりね……」

苗木(大体の人は分かってたよ)

桑田「でもオレはやってねー!」

朝日奈「はいはい、そう言うのは警察の人に話してね」

山田「通報すればいいので?」

桑田「待て待て待て!オレの話聞けって!」

石丸「……ふむ。少し様子がおかしいようだ」

不二咲「そ、それより……桑田君は苗木君の部屋にいたのに……、苗木君になにもしてない……ってこと?」

桑田「してねーよ!するわけねーだろ!?」

腐川「男ふたり、密室、数時間。何も起こらないはずがなく」

桑田「起こらねーよ!?普通は!」

苗木(これで桑田クンの犯行ってことが分かったけど、それにしては随分否定するなぁ)

苗木(確かに証拠がないし、状況だけでは判断できない)

苗木(……でも桑田クンじゃなかったら、一体誰が……)

大神「ではお主は苗木の部屋で何をしていたのだ?」

桑田「……あの時、オレは手に入れた『キャットアンドドックプレス』を苗木と読むために部屋に来た」

霧切「! さっき血塗れで発見された本ね!」

腐川「これで確定ね……」

朝日奈「アレあんたのだったの……」

石丸「不健全だ……勉学の場にこんなものを持ち込むとは言語道断!」

舞園「最低ですよ、学園の寄宿舎であんな破廉恥な本読むなんて」

御手洗「セクハラですよ」

葉隠「誰だオメー」

大和田「本を読むの自体は健全だけどな」

不二咲「読まない方が危ないよねぇ」

十神「まあ、そうだな。大した本ではなさそうだが」

苗木(今そこはどうでもよくない!?)

十神「俺なら無修正の本を手に入れられる。そう、十神財閥ならね」

苗木(なんでiPhoneみたいに言ったんだよ)

桑田「いやちげーんだよ!オレはなんもしてないの!」

大神「言い訳は無用。お主には警察に行ってもらう」

石丸「と言うわけだ。誰か警察へ連絡を」

山田「あいあいさー!」

苗木(よかった、これで全部解決するのか……)



桑田「話聞けこのクソアホボケウンコたれ大乱闘オールスターズ!!!」



舞園「今更何言ったって遅いんですってば!」

霧切「そうね、自白もしたわけだし」

桑田「ちげーの!オレは何もしてねーの!」

桑田「……強いて言えば、オレはその本読んで鼻血が止まんなくなったんだよ!!」

霧切「鼻血?……まさか!」

葉隠「まさかってなんだべ?まさか桑田っちの鼻血で足が滑った苗木っちが」

セレス「こともあろうに独りでに勝手に転び、しかも運悪く後頭部を強打して」

石丸「結果的にほとんど外傷が見られない状態だがそれが致命傷となって死亡したとか」

桑田「……」

朝日奈「い、いやいやいやー、そんなことがあるわけ」

霧切「あったわ」

朝日奈「あったの!?」

不二咲「ほんとだぁ……桑田君が血塗れで分かりにくかったけど、苗木君の靴の底!」

十神「! 血を多量に踏んだ跡が!?」

桑田「マジなんだって……オレ何もしてねぇって……」

大和田「つーか、エロ本で鼻血出すとかそんなギャグマンガみたいなことあんのか?」

桑田「いや、あったからこうなってんだけど……」

苗木(……ええー……?)

苗木(な、なにそのお間抜けな顛末!?)

苗木(え?なに?そんなバカな理由でボク死んだの……?マジか……ん?)

すうすう……

苗木(これは……ボクの体から聞こえる……寝息!?)

苗木(……あ、あれ……?なんかほっといてるうちに奇跡的にボク回復してない?!)

苗木(すごいや!さすが超高校級の幸運!こんなときに限って発動してたんだね!!)

苗木(よかった!って言うか、今寝てるってことはつまり……元から死んでないんじゃん!)

苗木(ほんとよかった……これで桑田クンにかけられた疑いもはれるぞ……)

苗木(あれ、じゃあなんでボクは元に戻らないんだろう)

葉隠「幽体離脱……だべ」きりりっ

苗木(え?)

葉隠「つまり、強い衝撃を受けたせいで、今苗木っちの魂は肉体から抜け出してしまっているんだべ!!」

苗木(な、なんだってー!?そんな斉木クンみたいなこと出来るの!?あと斉木クンの続編待ってますマジでお願いします)

葉隠「俺もそれは待ってるべ、それまでいろいろと続けるべ」

葉隠「それはそうと、肉体が生きていても魂が分離している以上、半分死んでる状態であることは変わんねー」

苗木(な、なるほど……ってことは早く元に戻らなきゃ……)

葉隠「まあまずは肉体の方の元気を取り戻すの待ちだな」

苗木(って言うか最初からボクのこと気付いてたよね葉隠クン、気付いてたよね)

葉隠「苗木っちが幽霊じゃないから話せるんだべ」

不二咲「葉隠君が空中にしゃべってる……」

山田「しっ、見ちゃダメよ千尋」

葉隠「そして普段はこうなるからなるべく話したくなかったべ」

苗木(なんかごめん)



江ノ島「こうして希望ヶ峰学園から、唯一の良心である苗木誠が一時的に消えた」

苗木(って江ノ島さ……江ノ島さん来れないからってナレーション的なのしてるの!?そこどこ!?)

江ノ島「苗木はこの学園で唯一の普通の人間であり、彼がいることによって」

江ノ島「この学園はバランスが保たれていたのである」

江ノ島「しかし……苗木がいなくなった今……」

苗木(それよか早く保護してくれない?だいたい、ボク死んでないんでしょ?これ殺人じゃないじゃん)

江ノ島「この学園は荒れに荒れるのであった!!」

苗木(ってまた何も次回考えてないぶん投げかたすんのやめて!?)

そして次回、とんでもないことが起きる!(ガチンコ的な煽り)

最近はオフラインのイベントとかあちこち出没してます。どっかで見かけたら多分ソレ私ですね。
また2週間後に。

>>544
あ、イインチョに足りなかったのは多分セリフ。

今日は……無理!明日!

澪田「年内あと2回なのにいきなり無理宣言してめんご」

前回までのあらすじ
苗木「トリコロールって何?」

舞園「それはね、お前の知ったことじゃないんだよ」



苗木「ってさらっとあらすじで嘘つかないでよ」


ナレーション(江ノ島)「201x年……世界はカオスの炎に包まれた……」

苗木「それは君達が好き勝手やってるからでしょ!?」

ナレーション「だが……超高校級はまだ死んでいなかった!」

苗木「限定!?」

学園長「」チーン

苗木「学園長!学園……し、死んでる……!」


ちゃらちゃ~♪てれれーれれれ
てれってってってーてーてー

苗木「……とか言ってる間になんか始まってる!」



(歌:江ノ島)

Youはshock!
愛で~空が~堕ちてく~る~

Youはshock!
パンが~なんか……堕ちてく~る~


苗木「知らないのね?」


ちゃーららっちゃーちゃちゃー……
ふふーふふーん ふっふふーんふっふー


苗木「せめて歌詞調べて?」


なんとかかんとか指先ひとーつでー
……アレだー


苗木「どれだよ」


You are shock!


苗木「まだやんの?」


○chapter39 愛と命を取り戻せ

葉隠「前回、部屋で桑田っちと共にエロ本を読もうと思っていたにも関わらず、
マンガみたいな鼻血に足を滑らせて後頭部を強打してしまった苗木っち。
肉体は無事だけど、魂が飛び出して幽体離脱みたいになっちまったべ。こりゃまずいべ。
あんまり長いこと外に出てるとぶっちゃけ幽霊から戻れなくなったりとかするし、
まぁあれだ、とにかく街も大荒れだしやべーんだべ!!」




苗木「解説おつか……ちょっと待って、それ聞いてない」

葉隠「あっ、つい言っちゃったべ」

苗木「って言うかたった2週空いただけでなんでこんな荒れ地になってるわけ!?」

葉隠「諸々の事情があってな」

苗木「なくていいよ!?」


ぶろろーん


苗木「え?」


山田「ヒャッハー!汚物は消毒だぜー!!」

翔「ゲイビ寄越せっつってんだゴルァ!!!」


苗木「なかなかにヤバそうなタッグ!!」

葉隠「ああ……あいつらはやべぇ……」

苗木「やっぱり」

葉隠「目に見える女子同士、男子同士を次々とカップルに仕立てて同人誌を描き、既成事実を作り上げてるんだ!」

苗木「!?」


不二咲「おりゃー!」


苗木「! で、この声は不二咲クン!?」

葉隠「不二咲っちもこの空気感に感化されてちょっとワイルドになっちまってるんだ!」

苗木「な、なんだって……!?」


不二咲「お、おらー!」
テンテロテンテンテンテロリン♪ボクパンダダヨ♪


苗木「乗り物の落差」

葉隠「あれはやべーべ、逃げんぞ苗木っち」

苗木「え?」


不二咲「あ、汚b……葉隠君発見!ぽちっとね」

パンダダヨ♪テンテレレン……対人ミサイル発射準備

苗木「落差!!」


ターゲットロックオン……

発射まで……3……2……

葉隠「すたこらさっさのほいさっさ!」

1……発射

苗木「って言うか完全に汚物扱いだけどいいの?」

葉隠「よくねーが諦める!」ばっ

葉隠「やっと逃げ切れたな……」ぜーぜー

苗木「……って言うか突然どうしてこんなことに!ねぇ、ちゃんとボクに説明してよ……!」

葉隠「それはだな……」



江ノ島「またまたやらせていただきましたァん!!」


苗木「またお前か」

江ノ島「インフルエンザで暇だったので、こう、箱庭気分でざくざくとつるはしで削ってね」

戦刃「その辺にいたうさぎとドラゴン倒してきたよ」

苗木「テラリアかよ!」

江ノ島「そうそうそんな感じ」

戦刃「優しいね苗木君、マイクラって言わないだけ分かってるね」

苗木「自社の売り上げが伸びてくれた方がいいからさ……」

江ノ島「ローカライズだけどな」

戦刃「ホットラインマイアミもよろしくね」

葉隠「いや、いやいやそれはさておき、ふたりも苗木っちが見えるんかいな?」

江ノ島「私様の分析力にかかれば超高校級の葉隠の才能だってトレース可能だもの」

戦刃「えっなにそれいらない……」

苗木「珍しく戦刃さんが引いてるね」

葉隠「そろそろ泣くぞ」

江ノ島「泣くな葉隠!テレビだろ!!」

戦刃「この模様は生中継されているよ」

苗木「それ僕見えない人には意味ないよね!?」

江ノ島「あ、そうそう苗木の肉体は私が管理してまーす」

苗木「……は?」

江ノ島「あんなことやこんなこと射sげほんごほん」

戦刃「盾子ちゃん、さすがに板の制限は考えてね……」

葉隠「と言うわけで逃げられてしまったべ」

苗木「と言うわけじゃないんだよなぁ……と言うか、全ての元凶である桑田クンは?」

葉隠「ああ、桑田っちならアレ」

ひょい

苗木「アレとは」





桑田「世の中クソだな」ごごごごご





苗木「荒れているーーーーー!!!!????」

葉隠「まさかあんな真逆になるとはな……」

苗木「な、何があったらああなるんだよ!?」

葉隠「苗木っちに対する贖罪の気持ちがあいつを壊したんだべ……」

苗木「ええなにそれ理不尽」

葉隠「放っておくと手当たり次第にマシンガンをぶっ放してくるべ」

苗木「まずあちらをどうにかした方がいいよね!?」

葉隠「無理だべ。あいつの周りには5人の暗黒カースト最低辺のニートどもが差し控えているべ……!」ごごご

苗木「本放送も終わって地上波では単発一回しかやらないのに今年一番売れたアニメの話は止めよう」

ぶろろーん

苗木「ってまた誰か来た?」




きききいいいいっ!!

葉隠「あ、オメーは!」

セレス「おや、葉隠君じゃありませんの。どうされました?」

葉隠「あー……いやその、江ノ島っちのとこに行かなきゃならんのっぴきならない事情が出来てな」

セレス「……江ノ島さんのところに?」

葉隠「だべ。俺の守護霊がそう言ってる」

ぶろろろろ……


苗木「無視されてるじゃないか」

葉隠「……なんで?」




セレス「あのゲス男、まだ学習していませんの……?」

セレス「この大荒れの時代、生きるためには江ノ島さんに付くのが正解なのですよ……ふふ」

セレス(まぁその内私が裏をかいて殺してやるけどなァーーーッ)ドドドドド☆


苗木「これじゃあどうしようもないよ……ボクが元に戻れるかどうかもわかんないし……」

葉隠「ま、まだ何か……何か打つ手があるはずだって!」ぐぎぎ

苗木「そうだよ!ボクも死にたくはないんだから頼むよ葉隠クン!」

葉隠「だが俺1人ではもう無理だ!」

苗木「ボクの代わりに君が死んでよ……」


「お困りですかね、少年」


苗木「! そ、その声は……」


ゴズ「 私 が 来 た ! 」オールマイトォォォ


葉隠「お、おお!グレード・ゴズさんじゃねぇか!」

苗木「グレート↑・ゴズ↓さんね」

葉隠「ん?」

苗木「だから、グレート↑・ゴズ↓さん」

葉隠「……んん??」

苗木「だーから!」

ゴズ「大変なことになっているようですね、少年……以前に道案内をしてもらったお礼をしましょう」

苗木「いや、そんなグレート・ゴズさんに……え?ボクが見えて」

ゴズ「リングの上に立っていれば何でも出来るのですよ」はっはっは

苗木「いや、ここリングじゃな……」

ゴズ「とにかく行きますよ、少年!」

がしっ

葉隠「はへ?いったいどこに……」

ゴズ「え?江ノ島盾子のところに決まってんじゃねぇかゴラ」

苗木「いつからボク達の話聞いてたんですかゴズさん」

ゴズ「えーと……『前回』から」

葉隠「ほぼ最初からじゃねーかよ」

◆で

江ノ島「わっはっはっはー!苗木は我々が確保したー!」

モナカ「したのじゃー!」

苗木のからだ「」



苗木「なかなかめんどくさいことになってる」

葉隠「けどなんで荒れ地に2人……と苗木っちしかいねーんだ?」

ゴズ「それは……」

しゃっ!

ゴズ「! 危ない!」

苗木「え!?」

すとととととん

苗木「うわっ……ご、ゴズさん!」

ゴズ「私は無事です!」

葉隠「俺を盾にしてるからな……」がくっ

どさっ

苗木「え?葉隠クン?はが……」

葉隠「」チーン

苗木「葉隠クーーーーン!!」


戦刃「やっぱり、そろそろ来る頃だと思ったんだよ」

苗木「戦刃さん……君なのか、葉隠クンをあんな風にしたのは!!」

戦刃「間接的にゴズさんもやってるけどそっちはいいのかな……」

ゴズ「未来ある若者の命を奪うとはなんたることか!」

戦刃「えっと、それは私だけのせいじゃないって言うか……」

苗木「許さないぞ、江ノ島盾子……!」

戦刃「え?いきなりそっち!?」

ゴズ「隙あり!」
びゅっ!

戦刃「くっ!」

ばしぃぃぃぃっ

ゴズ「……さすがにダメでしたか……!」

戦刃「なんて馬鹿力……、いなすだけで精一杯……!」

ゴズ「苗木少年、今なら肉体を取り戻せるはず!走るのです!」

苗木「! でも!」

ゴズ「なぁに……私はこの女性を足止めします!」

苗木「……すみません!」

戦刃「行かせるわけには……」

ゴズ「ふんんんんっぬぬぬ!!!」

ずががががが

戦刃「くっ!?なんてパンチの乱打!」

ゴズ「貴方は私が倒す!」

たたたたた

苗木「幽霊なのに走れるのなんでとかそう言うつっこみはさておき!」

江ノ島「! 苗木!ついに来たわね!」にやり

モナカ「あ、来たの?」

江ノ島「ちなみにこの子には苗木は見えません」

苗木「そうかよ……とにかくボクの肉体を返してもらうよ!」

江ノ島「そうはいかんざき!ってなぁ!」

すたた!がしっ

苗木「!?」

江ノ島「はっはぁー!先に苗木を連れて逃げちゃうもんねー!!」

ずるずるずる

苗木「ああああ引きずるなよ!服が汚れるだろ!!」

江ノ島「今に絶望しろ!未来に絶望しろ!服の予算に絶望しろ!!」

苗木「くそっ!絶対に追いついて……!」


ぶろろろろ……


苗木「……ん?」


石田「オレの心がッ、いや!魂がッ!ここに!」

石田「悪がいると叫んでるぜぇぇぇ!!」

大和田「うおおおお!!車で突っ込むぞ兄弟ィ!丸太は持ったか!?」

石田「イっちまえぇぇぇ!!」


苗木「あ、なんかやな予感」

江ノ島「なにが?」

ぶおんっ

江ノ島「……え」

苗木「危ない、車っ……」


どんっ


江ノ島「」


どさ




苗木「……ひ、轢かれたーーーーー!!!!!?????」

ぎゃぎぎぎぎ!!
ぷすん……

大和田「お、おい、おいおい今のってよォ」

石田「……! え、江ノ島じゃねぇか!」

苗木「いや何でまた石丸クンはキャラ変わってるの」

がちゃ

霧切「え~?どーしたのぉ~?」

苗木「お前がどうしたんだよ探偵!!??なんでちょっと頭悪そうなギャル風になってんの!」

霧切「わだぴっぴ、人轢いた系?」

苗木「ぴっぴ(笑)」

すたすたすた


江ノ島「」

石田「おい!江ノ島ァ!息してるか!?」

モナカ「お、おねぇちゃん……」うるうる

大和田「……う、お、オレぁ……」

石田「井上……生け贄……いや、轢き逃げ……」

大和田「井上でも生け贄でもねぇしそのネタ弄るのは早すぎんぞオイ」

苗木「年末に芸人がやらかすからいけないんだよ」

霧切「……ところで江ノ島さんが何か持っているみたいなのだけど」

苗木「突然元に戻らないでよ……で?」

大和田「あ?」





苗木だったもの「」





大和田「……」

石田「……生け贄……」ざっ

大和田「なんでオメェら逃げようとしてんだよ」

苗木「ってボクの体ァァァァァァァア!!!??」

次回、年内最終更新!
話は……続くのか?
そもそも思い付くのか?
そしてすでに収録済みの年末年始番組はちゃんと放送されるのか!?
待て、2週間後!!

澪田「話は思いつかなかったそうです。諦めるっす。諦めてスマスマ見るっすよ」

ここまでのあらすじ

コンプライアンス!!



江ノ島「」


石田「生け贄……」

大和田「生け贄じゃねぇよ」

石田「とごらんの通り相方も反省しています」

霧切「そのネタは続報があまりないからもういいわ」

大和田「挽き肉にしてやん」

霧切「そっちもよく分かってないから触れなくていいわ」

石田「なにしてんだよー、バカかよー」

霧切「そしてそれは去年の飯塚悟志よ」

ぷしゅううう……

石丸「……はっ!今まで僕は何を!」

大和田「あ、もう戻っちまったのかよ」

江ノ島「」

霧切「それよりもこれは問題ね」

モナカ「じ、盾子おねぇちゃん……」

江ノ島「」

霧切「江ノ島さんが轢かれたわ」




苗木だったもの「」



苗木(いやボクの体が粉みじんになってるんですけどぉぉぉぉぉ!!!!????)





○chapter40 世界に一つだけの希望



苗木(ど、どうしたらいいんだこういう時、笑えばいいのか!?)

苗木(いやいやいやいや笑えない笑えない!!)

苗木(ぼ、ボク……死んだの……?)




褐色の少女「あれれー?誠?」




苗木(!? き、キミは!)

褐色「はーい、アンジーだよー?」

苗木「アンジーさん!別の世界に存在するはずの【超高校級の美術部員】こと【夜長 アンジー】さん!!」

夜長「にゃははははははー!神ってるでしょー!」

苗木「神ってる云々は分かんないけど、どうしてここに!?」

夜長「神さまが連れてきてくれたんだ。アンジーは神さまに体を貸しただけだよー?」

苗木「あ、そ、そうなんだ……」

夜長「誠は死んじゃったの?」

苗木「……って事になるね」

夜長「神さまは言いました」

苗木「!?」

夜長「『世界に散らばっている7つの玉を集めなさい』と」

苗木「それアウトじゃないかなぁ?!」

夜長「7つの玉は『玉人』と呼ばれる人が持っててー」

苗木「それもアウトだよ!2重にアウトだよ!!」

夜長「全部集めるとなんと!」

苗木「なんと?」

夜長「続きのお告げを聞く時はー、血を捧げてほしいって神さまが言ってるよ」

苗木「」

夜長「ちょっとだけ!400mlだけ!」

苗木「結構がっつり行くなぁ!!献血じゃん!!」

夜長「生け贄だよ?」

苗木「やだよ!!って言うかまずボク血が出せな」

夜長「生き返ってからでいいよ?」

苗木「そんなさらっと!!」

◆で、そのころのゴズ


ゴズ「制圧しました!」

戦刃「くっ……殺せ!」

葉隠「んなまたオークに負けた女騎士みたいな……」

戦刃「私は絶対に屈し……あ、生きてたんだ」

葉隠「ひでーべ!俺は体験版でもない限り死なねーんだべ!!」

戦刃「メタメタしいなぁ」

葉隠「新録ボイス1つだべ」

ゴズ「何の話です?」

葉隠「っと、そんなことより苗木っちは」

ゴズ「! あれは!」


苗木だったもの「」


ゴズ「そんな……!」

戦刃「粉みじんになってる!」

葉隠「こ、これじゃあよぉ、苗木っちは……」

ゴズ「……諦められねぇ……!」

葉隠「ん?」

ゴズ「夢は夢じゃ終われねぇんだよゴラァ……!」

ゴズ「苗木は……あいつは人類の希望だ!絶対に戻してやる!!」

ゴズ「俺は必ず……あいつを元に戻す方法を見つけてやるッ!!」

ナレーター『そこでゴズが訪れたのが───新宿の、とあるラーメン屋』

葉隠「」!?

戦刃「新しい生態系を生み出すのかな?」

◆で、轢いた人達


さらさらさら……

石丸「ぬぁんだってぇ!?こ、これが苗木くん!?」

しろいこな「」

江ノ島「」

大和田「らしいな」

霧切「どうしようもないわね」

モナカ「そんなことよりも盾子おねぇちゃんが!」

霧切「いいじゃない。悪は滅んだ、完」

石丸「それはそれでどうかと思うが……」

江ノ島「……」むくっ

石丸「む?え、江ノ島くん、無事だったの」

江ノ島「お前等アホか」

大和田「あ?」

江ノ島「お前等おかしいのか!イかれてんのか!!」こめかみトントン

江ノ島「ふつうに考えて!なあ!!人を車で轢くっておかしいですよね!?」

江ノ島「万能じゃないから!一応ただの人間だから!轢かれたら死ぬから!!」

江ノ島「ほゎーーーい!?」こめかみトントン

霧切「めっちゃくちゃ怒ってるわね」

モナカ「轢かれて怒らない人の方が少ないでしょJK」

大和田「怒り方がなんかその……」

霧切「仕方がない……あの人を呼ぶしかないわね!!」





忌村「それで……わ、私に?」

霧切「はい、なんやかんや云々かんぬんかくかくしかじかありましたが、」

石丸「全ての説明を諦めたな霧切くん……」

霧切「忌村先輩なら、この状況をどうにか出来ると伺いました」

しろいこな「」さらさらさら

モナカ「でもさー、超高校級って言ってもさすがに粉みじんになるまで砕けた人間はどうにも」

忌村「がんばってみるわ……!」

モナカ「ねぇどうしてがんばっちゃうの!?」

大和田「オレらに出来ることってなんかないんすか!?」

忌村「そ、そうねぇ……何もないかも……」

霧切「仕方がないわ、私達は見守りましょう」

江ノ島「まだ怒ってるからね、私様……なぁ、なぁ……」

江ノ島「まず轢いたことを謝るべきなんじゃないの?なぁ……」

霧切「黙ってて」

モナカ「厳しいよぉ!!」

忌村「声が出なくなる薬ならあるわよ」

大和田「あんのかよ」

ゴズ「数時間かけてやっと昆布からアルギン酸を抽出したら苗木誠が忌村に助けられかけてやがるぞ!!」

葉隠「はい当たり前だと思いますけど」

ゴズ「なにぃ!?」

葉隠「ほかのやつが何とかしようってすんだろ、時間かかってたら……」

戦刃「さすがにね」

葉隠「つーか時間かかりすぎだべ!」

ゴズ「うるせぇ!!」どん

葉隠「」

夜長「あれー?皆で何してるの?ツイスター?」

葉隠「そんなわけねーだろ!?……あれ?オメーは」

夜長「にゃははははははー!」

葉隠「えーと、確か……代永翼!」

夜長「惜しいー!」

戦刃「どこも惜しくない!!」

ゴズ「で?その飛永翼がどうしたって?」

戦刃「翼つながりやめよう?それ無限に終わらないから」

夜長「えーとね?400mlの血液をくれたら、神さまのお告げを差し上げまーす」

戦刃「なんか触っちゃいけない人っぽいけど大丈夫?」

葉隠「まあ、悪いやつではなさそうだけども」

ゴズ「……今は頼れるものには全て頼らないとどうしようもねぇ……!」

がしっ!

ゴズ「使ってやってくれ……心臓でも肝臓でも、なんでも!!」

葉隠「ちょいちょいちょい、なぜ俺を差しだし」

夜長「生け贄……!」

葉隠「話をしよう!な!話そう!声を出して!!」

◆で、


十神「なに?かくかくしかじか諸々の理由で苗木が死にかけている?」

ソニア「それは一大事ですわね!ルクセンブルクで集合している場合ではありませんわ」

十神「確かに。だが、俺達がここから苗木のところに行くには遠すぎる……」

ソニア「学園が荒野に変わる前にすたこらしたはいいものの、案外誰からも追いかけてもらえず悲しがっていた十神さんらしからぬ発言ですわね」

十神「……」

ソニア「今こそこれを使う時ではありませんか?」




つ【まほうのかーど】




十神「それは……」

ソニア「はい。書かれた金額をレジで生産すると使えるようになる、インターネット上で課金処理の出来る魔法のカードです」

ソニア「見てください、このリンゴのマーク。正規品ですわよ」

十神「……やるしかないのか、俺が」

ソニア「はい、十神さんがトライするしかないのです」

十神「ふん。それならやらせてもらうか」

ソニア「既に陣は出来ています。あとは」

十神「この10連のボタンを押すだけだな」


ぽちー


十神「もしも当たらなければ……強制シャットダウンだ」

ばちばちばち……


ゴズ「あん?」

葉隠「なんか大気が震える感じが……!」


ばしゅぅぅぅぅぅぅっ!!


??「花の魔術師!楽園のお兄さん、遅れて登場!!」


ゴズ「……あれは?」

戦刃「分かんないけどなんかどっかで聞いたような声だよね」

葉隠「ああ、千本ノックを受ける羽目になりそうな声だべ……」

ゴズ「オメェら分かってるだろ絶対」



◆そして違う場所



ぐいぐい

苗木(なんか引っ張られてる感じがする)

??「面倒だからこっちに来てもらうよ」

苗木(……はい?)

??「つまりなんだ、その……」

??「君はこののち、英雄になる。」

苗木(はい??)


「君はこの、現代において、唯一と言ってもいいだろう英雄だ」

「この現代で、世界を一度や二度救っただけではなれないはずの、」

「英霊の座に招かれる資格のある、まっこと正しき英雄だ」


苗木(世界観どしたん!?)


「だから君にはその資格がある」

「さあ、来るんだ。人類史を守った英雄よ」

「それを名乗ることを許された青年よ」

「なぜなら君は、来ないはずの未来を守ったのだから」

「なぜなら君は、全ての希望になることを許されたのだから」

「君の名は」


苗木(おい待てなんで流行に乗りまくってやがる!)

苗木(ボクには前前前世から探してたひといないからね!?)




「近代史で唯一の、英霊になることを許された、君の名は───」



ばちっ……


苗木「サーヴァント、ルーラー……って事でいいのかな?」


葉隠「なんか色々と説明を省くと死んだはずの苗木っちが英霊召還されてここに現れたらしいってことでいいですかねーーー!!???」

ゴズ「別のゲームだけどいいんですか?」

戦刃「まあいいんじゃないの?なんか分かんないけど」

葉隠「まあな!?なんか向こうに狛枝っちが出たことあるみたいだし!?」

戦刃「正確には岩窟王だけど」

葉隠「なことぁいいんだべ!!」


苗木「……んー、これってとりあえず……奇跡って呼んでも……いいのかな?」


江ノ島「オーダー……コンプリート」がくっ

石丸「いいのかこれで?これでいいのか>>1くん?」

大和田「あいつだってがんばってんじゃねぇかよ!!」



苗木「そう言うわけでなんか分かんないけど……」

苗木「……ただいま?」

ぱちぱちぱち

ゴズ「おめでとうございます」

戦刃「……おめでとう」

葉隠「おめでとさん!」



全てにおめでとう

絶望にさようなら


そして、全てのオーディエンスに




良いお年を








苗木「ほんとにこれでいいのかよぉーーーーー!!!!!?????」

1はこれでいいと思います(適当)

近況ですが、まだフランシス・ドレイクとつるんでいます。年内に人類史を守れるでしょうか。乞うご期待。
じゃ、締まりはありませんが、また来年。良いお年を。

澪田「あけおめっす」

狛枝「ついに……ついに今週、ダンガンロンパV3の発売だね……!」

苗木「ほんとナチュラルにメタメタしいこと言いますね先輩」

狛枝「そこで!ボクは考えたんだ……一体あの中から本物の希望は生まれるのかってね……」

浩子「それはいいけど、なんでアタシらまで呼ばれたんだい?」

宿木「そうですね、我々まで呼ばれるとは」

大槻「ドハハハハ!全くだね!その上こんなクロスオーバーの上塗りまでしちゃって!」

狛枝「何言ってるんですか……貴方達も一度は「ダンガンロンパ」を背負った身。参加する権利はありますよ」

忍「別にそんなものに参加する必要なんてないの。私は白夜様の物語を書くだけだから」

魚住「僕だって調査に戻りたいんだけど」

聖原「……だったら俺も関係ないな。支部に戻るぞ、麻野」

狛枝「またまた!ダンガンロンパシリーズ全員に集まってもらわなきゃ困るんだよ!勿論、害伝もね!」

左右田「……それはいいけどよォ……今回こんな人数で何すんだ?」

狛枝「あはは、よく聞いてくれたね左右田クン!じゃあ発表するよ!」


罪木「ニューダンガンロンパV3発売直前記念!」

戦刃「ちきちき!生き残り予想選手権ー!!」

狛枝「ポロリも幸運もあるんだよ!!」

江ノ島「ひゅーひゅー!!」

雪染「待ってましたー!」

桑田「やっぱオメーらかよ絶望共ォ!!」

ゴズ「あああ既にカオスのにおいしかしませんね!?」

朝日奈「これ大丈夫?いろんな意味で」



○chapter41 四年半ぶりの大決戦


狛枝「というわけで生き残り予想をしてね☆」

(((最低だこいつーーーーー!!!!)))

霧切(何を始めるかと思えばそんなことを……)

太市(本当に狂ってる……!どうしてこんなことに!)

安藤(いいご身分だよね、自分は特典DVDだから関係ないと思ってさ……!)

左右田(ケッ、めんどくせーけど……一応外伝コミカライズで主人公張ってるしな、帰れなさそう……)

麻野(とっ、とにかくこの変な状況をなんとかしなきゃ……!聖原さんが変なこと始める前に……!)

神代(僕は女の子が全員痴女でパンツ見せてくれるようなやつならそれで構わないんだけどなぁ)

斑井「……なんか分からんが、神代。そう言う考えだけはやめとけよ」

戦刃(あと斑井君ってもっとしゃべり方柔和らしいね、ほんとは)

江ノ島「うるせぇ!!!!!」

弐大「ともかく、それはやらんとならんのか?」

言子「面倒ですが始めましょう!面倒と言えばギリギリまで掃除をしないのに、いざ始めるとやたら集中する人がいますよね!」



キーボ(ど、どうしましょう……僕が充電している間に謎の会議が始まってしまいました……!)

キーボ(それより、ここはどこなんですか?自分で入った記憶はないんですが……用具箱?)

キーボ(……とりあえず録音しておこう)きゅるきゅる


罪木「何が不満なんですかぁ!賞金!?」

セレス「当てれば出ますの?」

花村「どちらかと言うとパンツの方が嬉しいかな!」

日向「それに同意するぞ!」

苗木「その通りだ!」

赤松「そうですよ!!」

左右田「オメーもかよ!?」

葉隠「あー、タイム!これ以上増えんな!!」

青葉「第一、どこまでみなさんが出典を分かるかも把握していないのに……こんなに人が出てくるなんて……ふふっ、意外すぎますね」

狛枝「とにかく始めるよ?」

こまる「その前にどっから来たんですか……」

赤松「ごめんなさい、私もよく覚えてなくて……」

江ノ島「じゃ、まずは【ピアニスト】赤松 楓(アカマツ カエデ)から予想をどうぞ」

赤松「って私からですか!?」

苗木「君は……大丈夫」

日向「希望を信じるんだ、赤松」

こまる「そうだよ、お兄ちゃん達もついてるし!」

聖原「お前には殺し愛がなさそうだしな」

松田「……ノーコメントで」

朝日奈「よかったじゃん!生き残りほぼ確定だよ!」

赤松「これ喜んでいいんですか……?」

葉隠「メタ的に言えばシステムの関係で死ぬ気がしねーべ?」

七海「ああ、そう言えば赤松さんは耳がいいから、議論中に誰が何をしゃべってるのか聞き取れる設定だったね」

赤松「やめてくださいいまからそう言うの!!」

江ノ島「次、【発明家】入間 美兎(イルマ ミウ)」

左右田「オレと才能被ってるから早い段階でクロになる、以上」

ソニア「そんな……左右田さんはダンガンロンパ新入生にそんな厳しいことを言う方だったのですか!?」

左右田「あ、いや、ソニアさん、これは何かの誤解で……」

終里「っつーかよ、おっぱいでけーな」

神代「E……いや、Fはあるかな!」

七村「私の見立てではGカップだがね」

十神「そこで張り合ってどうする。俺はFカップにかけるがな」

大和田「だがよぉ、実際どうなんだ?こいつ」

赤松「え?あ……は、話しやすいタイプではない……ですね、語気が強いし、反面打たれ弱いし……」

澪田「唯吹は2章の被害者説を立てるっす」

忍「それはそれで失礼では……?」

江ノ島「よーし次、【合気道家】茶柱 転子(チャバシラ テンコ)」

大神「ほう……合気道家……とな?」

終里「強そうだなァ……」

江ノ島「あ?」

大神「どのような武功の持ち主であろうか……」

終里「バトってみてーな!!」

戦刃「私は負けないけどね」

霧切「すぐそうやって手を出すところがいけないのよ」

ゴズ「戦いを挑まれれば倒すまでです」ざっ

麻野「なんなんですか!?今時の子供はみんなすぐこうやって血気盛んに!!」

逆蔵「口論の末に殺されたりしそうだよな。特に男から」

キーボ(何という差別発言!記録しましょう)

江ノ島「はい次!【コスプレイヤー】白銀 つむぎ(シロガネ-)!」

山田「前作までのネタ会話仕込んできそう(KONAMI)」

西園寺「って言うか体験版の犯人って白銀おねぇじゃないの!?」

小泉「こら!日寄子ちゃん、そう言うこと憶測で言わないの!」

苗木「……その辺はシナリオを書いた寺澤Pに聞かないと分からないけど……」

七村「ああ、あのストーリーは寺澤Pのものだったのかい!なんだか会話が意味深だと思っていたよ!」

不二咲「うーん、とにかくコスプレイヤーなんて才能だし、何かのミスリードはしそうだけど……」

聖原「意外や意外、3章で連続殺人に巻き込まれるとか?」

石丸「3章か……」

澪田「ああ、3章はね……」

安藤「いきなりしんみりしないでよ……はいよいちゃん、あめちゃん」

十六夜「……ん、おいちい」

江ノ島「どんどん行くか。【メイド】東条 斬美(トウジョウ キルミ)」

山田「キルミーベイベー(小声)」

日向「ここまで完璧なキャラクターだと、死んでいるところがほとんど想像つかないな……」

十神「ああ、そうだな」どや顔

雪染「そうかしら?案外、彼女みたいなタイプほど……精神が脆くなりやすいものよ」

舞園「そうでしょうか?あんな完璧タイプがそうなるとは思えないんですけど……」

忍「白夜行に寄れば、最初に精神が崩壊したのは……完璧を求める偶像(アイドル)だった貴方なのだけれど……?」

大槻「君らめっちゃくちゃ忘れてるけど、彼女らも【高校生】だからね。っておっさんは高校生は遙か彼方だから記憶無いけどー!!だはーー!!」

聖原「……」じとー

腐川「や、やめときなさい……殺人鬼達のコロシアイが場外乱闘的に起きてもこっちが困るんだからね……?」

大槻「どわっと。でもここにはおっさんと、【キラーキラー】と、【超高校級の殺人鬼】と【傭兵】、それに【ボディガード】に【ボクサー】までいるじゃない!?ラッキー!!」

モナカ「もうおっさんは謎の怪光線(?)で殺されて?」

大槻「しかし死なないのでした!なぜなら大槻涼彦は殺し屋だから……ドハハハハ!!」

逆蔵「……あ”?宗方に手ェ出すんなら容赦しねぇぞ」

戦刃「なんか話脱線してない……?」

江ノ島「あー、次ね。【保育士】春川 魔姫(ハルカワ マキ)」

七海「CV坂本真綾!!(※弱酸性ミリオンアーサー)」

渚「正直、一番死ぬ気がしない人だよね。協調性がない人が生き残るのがダンガンロンパだし」


↓主な例

葉隠「なんでこっち見たべ今!」

九頭龍「あ?なんだガキがよぉ……?」

宗方「俺は関係ないだろう」

終里「とりあえず腹減ったんだけど?」

霧切「……」


桑田「つかさ、マキシマム怪しいんじゃね?確か最初の頃にイラスト出たのってこの子と……」

月光ヶ原「えーと、確かキーボって子だったはずでちゅよ」

キーボ(はっ!)

石丸「ふむ、そうなのかね……?」

日向「まあパッケージイラストや先行イラストからだいぶストーリーが変わるみたいだしな」

御手洗「終里さんのこと言ってる?それ……」

終里「なにが?」←気付いてない

江ノ島「不穏な空気来たよこれ。じゃ、次は【マジシャン】夢野 秘密子(ユメノ ヒミコ)!」

葉隠「魔法なんてねーべ!」

花音「いやアンタが言っても説得力皆無なんですけど……」

こまる「そうだよ!魔法なんてないの!」

狛枝「君も幽霊見えてたよね……?」

三舟「曲がれェェェェェェェッ!!」

七村「アウト!君はアウト!」

結「詳しくはダンガンロンパ霧切2巻で!」

霧切「お姉様!?」

戦刃「もしかして切断トリックとかでダンガンロンパV3のレーティングを上げる為の……!?」

松田「推理がめちゃくちゃだなお前」

江ノ島「収集つかないなおい!最後は【美術部】夜長 アンジー(ヨナガ-)か?」

こまる「かわいい」

苗木「それに同意だ!」

赤松「 分かるよ 」

葉隠「一度でいいからしゃべりたかったべ!!」

西園寺「死体おにぃは黙って死んでればー?」

黄桜「いやしかし、確かにいい体躯、それにふくよかな胸……よし!俺の秘書にしよう!」

??「大佐、ゲームとキャラを間違えています」

戦刃「と言うか、生き残り予想選手権って言ってるのにほとんどだれも予想してないね?」

江ノ島「まあね、四年半振りの新作だからね、仕方がないね」

狛枝「ああ、じゃあ続けて男性陣もやっておこうか?」

小泉「え?アタシもう疲れちゃったんだけど……」

神代「そうだよね。僕だって男のケツみながらオ○ニーする趣味はないし」

こまる「……?」

言子「まあ、あの人オ○ニーなんて大声で言いましたよ!○ナニーですって!最低です!下品です!下品と言えば……」

舞園「言子ちゃん、あんまり大声で連呼しないでね?」

桑田「あ”ー、っつかさ、マジで男なんてよくね?」

狛枝「まあまあ、そう言わずにさ……ほら、たとえば【宇宙飛行士】百田 解斗(モモタ カイト)クンとか」

左右田「オレと桑田と葉隠を足して7で割って松岡修造入れたようなキャラだから死ぬ」

澪田「身も蓋もない!!」

狛枝「【総統】の王馬 小吉(オウマ コキチ)クンは?」

聖原「こいつも足りないんだよ、殺し愛が。途中で死ぬだろうな、5章とかで」

忌村「章まで指定するの……!?」

狛枝「えーと、【探偵】の最原 終一(サイハラ シュウイチ)クンは?」

結「探偵は死なないんじゃない?」

七村「そうだな」

魚住「そうさ!」

霧切仁「そうかもしれないね」

結「……ごめん、やっぱ撤回する」

狛枝「あはは。じゃあ【テニス選手】の星 竜馬(ホシ リョウマ)クンは?」

桑田「1章のクロとか?」

花村「ああ!自分の才能を存分に生かして遠隔殺人ってこと!?」

太市「テニス選手なんだよね!?どうして遠隔殺人になるんだい!?」

浩子「その質問はもうなんだか……今更すぎるべ」

麻野「言い始めたらキリありませんもんね……」

安藤「分かるわ……意味わかんない才能いすぎだよね……」

江ノ島「アタシはアンタが【パティシエ】じゃなかった方が違和感だったけどね」

苗木「そうやって炎上材料持ってくるのやめようよ江ノ島さん」

狛枝「みんな話に乗ってくれて助かるよ!それじゃあ【昆虫博士】の獄原 ゴン太(ゴクハラ ゴンタ)クンはどうかな?」

田中「きゃつはその身に呪われた血を引き継ぎし者よ……くくっ、よもやその野生で人を殺めることになるやもしれんぞ……」

七村「……? 今なんと?」

朝日奈「たぶんだけど、『クッキーが食べたい』って言ってたよ!」

斑井「ウソが大胆だな」

狛枝「後は……【民俗学者】の真宮寺 是清(シングウジ コレキヨ)クンは?」

石丸「民俗学者……人の美しさを追求しているような言葉を発していた記憶があるな」

大槻「ムダムダ。死ねばみぃんなただの肉と骨だっつーの!ドハハハハ!」

セレス「それはともかく、確かにクロになりそうな肩書きとせりふではありましたわね」

西園寺「どんどん次行こーよ、さっさと終わらせてグミ食べたいんだー」

万代「それなら僕の農園で穫れたイチゴを使ったイチゴグミをあげるよ!」

安藤「作ったのは流流歌だけどね」

松田「意外だな。そんな協調性があったのか」

宗方「資金繰りのためだ」

狛枝「分かったよ……今回の【???】枠である天海 蘭太郎(アマミ ランタロウ)クンはどうかな?」

苗木「もしかして……」

カムクラ「彼がもしかしたら、黒幕であり絶望かもしれない、と少しでも思いましたか?」

苗木「!」

江ノ島「やぁーん!カムクラ先輩♡」

カムクラ「それなら僕はむしろ、最後の候補……【ロボット】キーボ君の方がまだ可能性があると思います……」


キーボ(! ぼ、僕の話ですか!?)


左右田「あー、高性能とはいえ機械は機械。最終的に使われる運命にはありそうだな」

田中「高いところから落とせばよかろう」

大和田「そりゃアンタ笑えねぇ冗談なんスけど」

山田「死ななきゃ安い」

大「それ格ゲーの話だけだーい!?」

七海「通称しなやす。チップだったっけ?」

小泉「ただでさえ脱線してるのにこれ以上はやめて!?」

江ノ島「えー、ここまでやってきたわけだけど……で、どう?答え出そう?」

辺古山「知らんし分からん。だが生き残ろうが死のうが、それがそいつの生き様で人生だ。忘れるな」

桑田「どいつもこいつも、必死で……必死で……頭ひねって出す、最悪の結果だしよ。オレはまぁ……ちょっと特殊だけど」

セレス「考えて出した結果。ですか……確かに、そうですわね。それが例え手のひらで踊らされていたとしても」

田中「生きるために殺す。何も変わらん」

忌村「……あ、貴方達は……強いのね」

小泉「はぁ……とにかく誰がクロで誰が生き残りか分かんないからさっさとゲームやりたいってことね?」

七海「それは私も同意するよ!もうプレステ版もVita版も予約したし!」

こまる「うん!私も楽しみで夜しか眠れないんだ!」

万代「それ結構寝れてるよね……?」

松田「まあ、いい暇つぶしにはなるか」

聖原「殺しに思いが、殺し愛があるんならやる価値はあるかもな……」

戦刃「と言うわけで【ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期】はPS4とPSVitaの2バージョン」

雪染「発売日はいよいよ2017年1月12日予定よ!みんな、もう予約してあるわよね?」

罪木「今回はおまけも充実しまくってますぅ!なんと、みんなでボードゲームが出来るんですよぉ!」

江ノ島「さらに全員でRPGも出来ると……まさに太っ腹な仕様じゃねぇか!その上所謂アイランドモードもあるんだろ!?」

狛枝「あはは、そう急がないで。まずは、今までとは全く違う学級裁判を楽しんでね」

葉隠「あー、そうそう!体験版も配信中だべ!やっとけば特殊イベントが見られるアイテムももらえんぞ!」

七海「ここまで盛大なダイマ乙」

苗木「それでも希望は前に進むんだ……だからみんな!ニューダンガンロンパV3を楽しんでね!」



カムクラ「……ところでボックスの話などは……」

狛枝「まあ、いいんじゃないかな……【超高校級の限定ボックス】ならもう受付終わってるだろうしさ……」

狛枝「それに……聞いてるんでしょ?誰かが。だから黙っておこうかなってね……ふふっ」



キーボ(……)

キーボ(よし、終わったと思って出ようと思ったら……)

ぎちぎちぎち

キーボ(詰まった……)

キーボ(……用具箱から出られない……)

次回更新までにはクリアしたいものです。

近況はなんかTwitterしてます。そろそろネット断ちしねーとなぁ。
また二週間後に。

澪田「年始恒例のアレっす。気を取り直していくっすよ」

山田「ネタが無い時は『鶴の恩返し』をやればいいと聞いております」

苗木「さすがに三回目はクドいよ山田クン」

舞園「どこの世界の鉄板なん……でもないですよね?もう分かってますよね?」

山田「まあまあそう渋い顔を」

苗木「するよ!同じ導入で三回目はさすがに飽きてるよ!」

山田「年始の恒例は童話シリーズにしたいんですぞ!」

舞園「そもそもこのスレがいつまで続くか分からないのにそういう恒例作らないでくださいよ!」

苗木「スレとかメタフィクションなこと言わないで!?」

とんっ

山田「まあ描いちゃったんですけど」

苗木「まあ描いたんだろうなって知ってたよ」

舞園「また劇画調ですし」

山田「表紙だけです」

苗木「さすがに中身もがんばってよ!?」

山田「予算的に無理(笑)」

舞園「それをあなたが言うんですね!?」

山田「ではでは……」


山田「【超高校級の鶴の恩返し】、はじまりはじまり~」


苗木「このパターン通用するの、今回が最後だからね」

舞園「四回はクドいですもんね」

苗木「こういうテンプレがあると、笑いのパターン的にも三回が限界だからね」


○chapter42 超高校級の童話~鶴の恩返し~

山田「はいはじまりはじまり~」

苗木「知ってるよ、どうせその後ろは……」


ぺろっ


苗木「ほら!やっぱり白紙だ!」

山田「最初が白紙なのはほら、」

苗木山田「「小説とかの始まりと同じですよ」」

舞園「その台詞聞きすぎて苗木君が覚えちゃってますけど……」

不二咲「でもなんで白紙が必要なのかぁ」

苗木「ギャラリー増えたね」

戦刃「ちぎって紙飛行機にするんじゃないかな」

苗木「そして戦刃さんは適当なことを言わない」

石丸「資源の無駄遣いは止めるべきなんだが……」

苗木「そっちはそっちでエコロジーな社会について考えないでよ!!」

山田「確かにこれの意義はよく分かりませんなぁ……」

舞園「今までで一度も理由を説明されたことありませんからね」

戦刃「紙飛行機じゃないんだ……」

『昔々あるところに、ある夫婦が暮らしておりました』

苗木「いつものパターンだとここがすでにヤバいんだよな……」


紙ぺらっ


爺『おうゴラ、テメェここが誰のシマか分かって芝刈りしてんのか?ゴラァ』

爺『ああ?ここはオレのシマなんだよ!誰に許可取ってこんなとこ来てんだおい!』

婆『坊ちゃん、それまでにしてください』

爺『だがよぉ、こいつは』

婆『ここは私が、こやつを斬り、新たな木を生み出す養分としましょう』


『夫婦はもうなんか、ヤバい人でした』


苗木「ほんとにヤバい人だった……」

舞園「ええ……?自分からヤバいって言っちゃうんですか……?」


『ヤバい人達は、ヤバいなりに木を斬ったり売ったりして、』

『とある山を買い取り、自らの陣地、すなわちシマとして持っていたのです』


苗木「木こり大富豪じゃねーか」


『そして他の木こりに土地を貸し、木を売った内の何割かを懐に納め、それなりにいい感じに暮らしていました』


苗木「これ恩返ししてもらう必要ある?」

舞園「普通の童話なら明らかに退治されてるタイプの人ですよそれ」

『そんなある日、冬の雪が降り積もる日でした』


つる『うう……』


苗木「あ!鶴が罠にかかってる!」

舞園「さすがにそれを無視する訳にはいかなかったんですね」


すたすた

爺『あ?鶴じゃねーか。こんなとこで罠にかかってるなんて、かわいそうなやつめ……』

『そう思ったおじいさんは、鶴の罠をはずして……』


紙ぺらっ


『はいがしゃーん』


苗木「!!!???」

舞園「おじいさん、罠にかかってるーーー!!!???」


爺『な、何ぃ!?』

いたずら小僧『へへー、鶴が罠にかかったって言うのはオレの嘘だよー!面白かった?』

爺『……』

いたずら小僧『え?怒ってる?怒ってるんだ?じゃあ、そこからお爺さんを出してあげちゃおっかなー?でも……』

いたずら小僧『もしも本当に出して欲しかったら、お願いしなきゃね……』

爺『……』ぷちっ


『直後、辺りは血の海になりました』


苗木「ここいらないよね!?なんで入れたの!?」

山田「気分」

苗木「気分!!!」

『おじいさんは、街で木を売り、家に帰る途中でした』


苗木「もう直視できないよ、そのおじいさん」

苗木「よく見たら拳とか真っ赤だよ、もうちょっと直接的な表現を避けてよ、CEROが無駄に上がっちゃうよ」


『その帰り道、何かが動くのを感じたおじいさんがふと見ると、』


つる『ふえぇん……』


『なんと、鶴が罠にかかっているではありませんか』


苗木「よかった、さすがにまともな路線に戻ったんだ……」


『おじいさんは思いました』


爺『あれがああしてああなるだろ?だから……』

爺『うん、金になるな』


舞園「どこをどうするつもりだったんですか!?」

苗木「完全にヤバいやつだよ」


『でまぁなんやかんやあって鶴を助けて家に帰りました』


苗木「毎回そうなんだよ!説明をしろよそこを!」

舞園「端折りますもんねー、割と大事なのに」

『でまぁなんやかんやありましてー』


苗木「また!またそうやって!」

舞園「そのなんやかんやが毎回気になるんですよ山田君?」

苗木「ほら、なぜか分からないけど、おじいさんが敵対していたはずの木こり達を雇用する場面とかあるし!」

舞園「そういうはなしじゃありませんもんね」

苗木「あと鶴ずっと見切れてんだよなぁ!!端っこのほうにさぁ!!」


『数日後の夜』


苗木「今ので数日!?」


『夜だと言うのに扉をたたく音がします』

とんとんとん
とんとんとん

爺『あん?こんな時間にいったい誰が来やがったんだ?』

婆『坊ちゃん、ここは私が』


がらがら

『扉を開けると』


女『う、うゆぅ……』


『巨乳でした』


苗木「配慮はどこにいった」

山田「男性は巨乳が好きですからな!」

舞園「そうなんですか!?」

苗木「え、あ、いや、ボクは……」

山田「でも巨乳かメガネかと言われると?」

苗木「巨乳やな……」

舞園「……へぇ……」

苗木「今のは誘導尋問だよ!!ずるいよ!!」

『聞けばその女、街に戻ろうと思ったら』

苗木「うん」

『足が遅いために帰りが遅くなってしまって』

苗木「足が遅い」

『山にさしかかったところで吹雪に遭い、目の前がホワイトアウトし』

苗木「ホワイトアウト」

『元々の方向音痴も手伝って、完全に街の方角が分からなくなり』

苗木「方向音痴」

『さらにドジっ子属性が付与されていたため』

苗木「ドジっ子属性」

『衣服が絶妙に嫌らしい感じに破けてしまったため』

苗木「嫌らしい感じに」

舞園「苗木君」

苗木「はい」


『特にまあ寒くなった体を温めようとか?』

『あわよくばちょっとご飯とか食べようとか?』

『出来たら今晩泊めて欲しいとか?』

『いや、ほんっと、そんなやらしい考えは一切なくって、イヤ、マジなんですよ』


苗木「必死すぎる!」


『でなんやかんやあって泊めてもらうことになりました』


舞園「チョロすぎませんかこの人達」


爺『まあ泊めてやるか』

婆『まあ泊めましょうか』

『実際チョロかったのです』


苗木「チョロかったんだ……」

『一晩泊めてもらった女は帰ろうとしましたが、吹雪はいっこうに止みません』

『おじいさんとおばあさんは、吹雪が止むまで女を泊めてあげました』

『その間、女は夫婦のためにアレコレソレナニ尽くし、とてもいい女でした』


苗木「最後が気になるんですけど……」


『夫婦はいつの間にか女を気に入り、また女も夫婦を愛するようになりました』

『女は言いました』

女『私を……あなた達の子供にしてくださぁい!知らない男とか、童貞とか、左右田さんのモノになるくらいなら、この家の子供になりたいです!』


苗木「……つっこみたい気持ちを堪えよう」

舞園「そうですね」


『夫婦はそれを聞いてたいそう喜びました』

『そう、もう帰らなくていいよ、ここがあなたの家だよ、と迎え入れたのです』

『女も夫婦が大好きなので、その後もずっとこの家で暮らしていくことになりました』


苗木「鶴の恩返しってそんな話だったんだね」

舞園「要約しか聞くことないですもんね、最近は特に……」


『そして、そんな風に生活をしてしばらくしたある日、女はふと言いました』

女『おじいさん、おばあさん、糸を買ってきてはくれませんかぁ?』

『その糸に隠された意図には、まだ誰も気付いていませんでした』


苗木「何で毎回上手いこと言おうとするの?」

『糸を買ってやったその夜、女はこんなことを言いました』

女『わ、私なんかをおうちに泊めてくださってありがとうございますぅ』

女『お礼に、私がおふたりのために布を一枚編んで見せます』

爺『はっ、別にそんなんしなくたって、テメェはテメェじゃねぇか。無理すんなよ』

女『いえっ、今までの恩を返したいんですよぉ!』

婆『そうか、分かった。材料は糸だけでいいのか?』

女『はい。ただし……』

爺『ただし?』

女『私が布を作り終わって、自分から部屋を出てくるまでは』

女『絶対に、中を覗かないようにしてくださいませんか?』


苗木「あの有名なシーンだね!」


『でなんやかんやあって3日くらいで布が出来ました』


苗木「そこは端折ってもいいけれども言い方!」

舞園「かなり軽かったですよ」

山田「端折ってよかったんですか?」

苗木「う、うーん……言い方が気になるから端折らなくてもいいような……」

山田「ほんとはこの布の下りだけで300行くらいあるんですけどね」

苗木「ごめん!端折って正解!」

女『この布を売って、新しい糸を買ってくださぁい……』

爺『こりゃあ……なんつーわざもんだ……!!』


『女の織った布はたいそう美しく、』

『街ではたくさんの人から喜ばれました』

『そしてものすごい大金で売れたのです』

『おじいさんおばあさんは新たな糸を買ってきました』


婆『女、これがお前のほしがっていた新しい糸だが……まさか、また布を作るのか?』

女『はい……えへへぇ、私に出来ることはこのくらいですからぁ……』


苗木「かなりやばいやつですけど、女も」


『でまぁその布も売れました』


苗木「あっさりいくねぇ」

舞園「今回だいぶ長いですからね、今までと比べて話が」

山田「やっぱクオリティにこだわるとこうなるんですな」

苗木「どの口が言ってるのかな」


『とにかくまた糸買って3枚目の布を織ろうと女は言いました』


苗木「乱暴だな!」


『そして今回も、布が出来るまでは部屋を開けないようにと女は言います』

『けれどおじいさんは言いました』


爺『よく考えたらよぉ、あの糸だけでこんなすげぇ布作れるわけなくねぇ?』

『自明の理でした』


苗木「そんなばっさり言わなくても」

爺『さすがに毎回おかしすぎんだもんな』

婆『ええ、事実を突き止めましょう』

『ふたりは部屋を開けてみることにしました』

『絶対に開けないでと言われましたが、特に気になったのです』

がららっ!!

『ふすまを開けると───』




つる『きゃああああああーー!!!』

爺『どわあああああああ!!!??』


『全裸の鶴が自分の羽で布を織っていました』


舞園「鶴ってずっと全裸じゃないんですか?」

山田「そこは気分の問題ですよ」

苗木「気分なの!?」


つる『実は私、あの時助けてもらった鶴でして……』

爺『あ?鶴だぁ?』

婆『覚えていますか?坊ちゃん』

爺『……』

『そこでおじいさんの脳内に流れたのは、様々な歴史、女との思い出、シマを巡る抗争、地で地を洗う大決闘───』


苗木「何を思い出させてんの!?」

爺『あの時の鶴だったのか……羽がだいぶハゲてんじゃねーか』

つる『えへへぇ、使っちゃいましたから……』

爺『そうかよ……』

つる『でも、バレてしまったからには、私ももうここにはいられませぇん……』

『そう言って鶴は空に帰っ』

がしっ

つる『え?』

キムタク『ちょ、待てよ』


苗木「こっちのせりふだよ」

舞園「なんで突然キムタクさんなんですか!?」

山田「イケるかなと思って……」

苗木「イケないよ!?」

山田「えー?じゃあ」


ぺらっ

長瀬『おい、待てコラ』


苗木「それもアウトなんですよね」


『とにかく鶴はおじいさんおばあさんに捕まりました』

『そして』


女『え?』

爺『テメェの羽がキレイに戻るまではここにいてもらうぜ?』

婆『もう布は作らなくてもいい。私達はしっかりと稼げているからな』

女『お、おふたりとも……』


『そう言うわけで』


ばんっっ!!


女『動かないでくださぁい!あなた達が勝手に木を斬っていることは知っているんですよぉ!』

女『えへへ……お代は体で支払ってくださいねぇ……?』


『違法にシマを荒らす木こり達を捕まえては【ちょっと言えないこと】をして仲間につけたのでした、おしまいおしまい』


苗木「一番最後ーーー!!!!!」

山田「どうでした!?」

苗木「終わりよくないし全てよくないから!」

舞園「何だったんですかね、言えないようなことって」

山田「それはもうご想像にオマカセします」

舞園「しないでくださいよ……」

戦刃「この物語からは戦うことの大切さが学べるね」

苗木「目を覚まして戦刃さん」

山田「えー?だめなんですか?じゃあこれは?」


こんっ



山田「フレディVSジェイソンVS大神さくら」



苗木「普通にちょっと興味あるんだけど!!!???」

今日はゴン太ちゃんの誕生日だそうですよ。おめでとうゴン太ちゃん。

最近のできごととしては、Uレア江ノ島を引きました。
やっぱり小松崎絵は最高だぜ!
それとV3のネタバレはほんとにやめてください。公式に認められた1章までならおっけーです。
もう外部とか他スレで叩かれたり気持ち悪がられたくないんです!(懇願)

また二週間後に。

まず乙。…もう3回目なの?割と端々しか覚えてないから、マンネリ感がないな…。
来年は山田じゃなくて御手洗を作家にすればまだまだこのネタ行けますよ!!
…それとUレア江ノ島?…ロンミリはもう無いし、一体何…?

>>626
あ、ごめんなさい。カードデス(V3クリア特典のひとつ)でした。桑田も引けました。ありがとうございますぅ。


だよな、スネイプはダンブルドアとヴォルデモートの二重スパイとか
ダレンシャンは吸血鬼になったダレンが吸血鬼になる前の自分に日記を託して本として出版してるとか
デモナータシリーズのカーガッシュの正体は主人公3人で世界を作り直す力があるとか
そんなネタバレNGだよな

澪田「……締め切りは待ってくれないんすよ」

◆漢のクッキング


大和田「オレが大和田紋土だ」

弐大「応!そしてワシが弐大猫丸じゃあ!」

大和田「……大和田と」

弐大「弐大のォォォ!!」

「「漢(をとこ)のクッキング!!」」

どんどんどんっす

いえーいぱふぱふっす

弐大「……そもそもなんなんじゃあ、この集まりは?」

大和田「なんかよぉ、オレとテメーで料理コーナーっつーのをやんねーとならねぇらしいぜ」

弐大「ほう?なるほどのう……して大和田、お前さんは料理は出来るんか?」

大和田「カップラーメン位なら作れっけど」

弐大「弩えれぇこと言うのう大和田ぁ!それは料理ではない!」

大和田「じゃあアンタは作れんのかよ、料理」

弐大「まあ……マネージャーとして当たり前のことだからのう……」

大和田「おお、そう言やぁそうだな」

弐大「おにぎりからおにぎらずまで!」

大和田「結局料理じゃねーだろゴラ!」

はっはっはっはっすね






江ノ島「ねぇこのすでに崩壊した世界の初回ゲストが私様とか頭イかれてない?」

天海「まあそう言わず試してやってくださいっすよ」

江ノ島「あんたね!?アタシを初回ゲストに呼んだのはあんたなのね!?」

天海「何のことっすかねぇ(笑)」

江ノ島「こんのゆるふわ系男子め……!!」




○chapter43 小ネタ☆ジェネレーション


小さいものにも福はある!



小さいからだに大きなこころをもった青年が

希望ヶ峰学園にいたっ!

そして彼は、自分と同じ小さい人を集め

今ここに!

【希望ヶ峰ちいさいものクラブ】

を結成しようとしていたのだった!!



不二咲「亀の餌やりをするよぉ!」

部長!不二咲千尋(好きなもの:ふわふわしたもの)!


星「……散歩でもしてくるかねぇ」

副部長!星竜馬(不二咲が涙目になったので断りきれなかった)!


九頭龍「いいからくまさんを買い占めろゴラァ!」

会計!九頭龍冬彦(星に半ば脅されたので断りきれなかった)!


神代「僕もくまさん(意味深)好きだよ!」

庶務!神代優兎(九頭龍に弱みを握られており断りきれなかった)!


夢野「んあー……ではウチの魔法はどうじゃ?」

書記!夢野秘密子(神代に写真を撮られていて断りきれなかった)!


西園寺「……なにこのクソみたいな集団……」

補佐!西園寺日寄子(夢野に誘われてなんとなく来た)!


これが【希望ヶ峰ちいさいものクラブ】の全容なのである!!!




西園寺「まともなやつがひとりもいないじゃん……」

夢野「西園寺も心当たりはあったんじゃな」


◆ちいさいものクラブ 1話
『結成!ちいさいものクラブ』




不二咲「みんな、集まってくれてありがとう!」


星「……」

九頭龍「……」

神代「……」

夢野「んあ……」

西園寺「……」


九頭龍「つーかなんで俺がここに入ってんだ!?身長だけなら花村だろうがァアアン!?」

不二咲「ごめん、あの人はなんか無理だった、こう、無理、生理的に」

西園寺「不二咲おにいにそこまで言わせる花村おにいって一体何者なわけ……」

星「ただの変質者だろ」

不二咲「それはともかくね、みんなを呼んだのには訳があるんだぁ」ぱあああ

夢野「んあ?訳とはなんじゃ?」

九頭龍「へっ、どうせ大したことねー理由だろ?小さいけど出来るみてーな、そう言う」

不二咲「違うよ?」

九頭龍「ちげーのかよ」

星「あぁ……俺達が集まった真の理由。それは」

九頭龍「……それは?」

神代「分かった!みんなのかわいさをフィギュアとか大人のおもちゃにして世の男性共の精液をぶっかけてもらおうと」

不二咲「違うよ?」

九頭龍「いや、さすがにちげーだろ」

夢野「んあ……フィギュアに……ぶっかけ?なんじゃ?うどんか?」

神代「ああ!それはね!」

九頭龍「テメー一回黙れ」

西園寺「なんで花村おにいがダメで神代おにいはありなわけ……?」

星「花村はヤらしいが神代はむしろストレート過ぎて一周回ってアリらしい」

西園寺「基準が難しすぎるよー!!」

不二咲「とにかくみんなが集められた理由はたったひとつだよぉ!」

九頭龍「ちっとも分かんねーんだがよ……」

不二咲「それはね……」

夢野「それは?」

不二咲「……ふゆぅ……」

西園寺「どうしたの不二咲おにい、あのゲロブタみたいな鳴き声出さないでってば」

星「なんか漢字が違わねーか……?」

神代「とにかくアレでしょ?みんなでセックスシンボルになろうって言う」

九頭龍「テメーのせいで板移動になったら東京湾に沈めるからな!」

西園寺「ルールがあるからいいみたいなこと?!いやそれはいいからおにい、さっさと理由を!」

不二咲「僕とお友達になってほしかったから……」

夢野「……不二咲、お主友達が欲しかったのか……?」

不二咲「う、うん……でも、急に理由もなく話しかける自信なくて……」

不二咲「それで、もしかしたら身長が小さい……自分と同じくらいの背の人だったら、話せるかなと思って……」

星「それで良く一番最初に俺に来たなお前さん」

神代「君忘れてるかもしれないけどこの人一応殺人犯だからね」


※星は殺人テニスでマフィアを壊滅させた過去があります。


不二咲「そうなの!?」ドン引き

九頭龍「イヤ今かよ」

西園寺「それ言い出したら九頭龍おにいも極道だよ?」

不二咲「うわあああ!!」ドン引き

夢野「……もう解散するか?」

星「どっちでもいいんだが」

◆斑井さん



斑井一式 CV川本克彦
斑井一家の大黒柱。斑井家の顔とも言える存在のため、基本的にものすごくバカ真面目。他の斑井にめっちゃ合わせている。

斑井二式 CV櫻井孝宏
全ての責任を一式に棚上げしたフリーダムバカ。筋肉自慢らしいがほぼ他の斑井と変わらないのでよく分からない。

斑井三式 CV松風雅也
一式、二式の代わりに外に出ることも度々あるため、情報収集を欠かさない。自分だけは正常であると思い込んでいる。

斑井四式 CV石田彰
常に一式達の補充要因としてついて回っている陰の斑井。そのため性格もクソみたいに暗く、とにかく人間がすごい苦手。

斑井五式 CV鳥海浩輔
ほとんど外に触れることがない、禁断の斑井。そのため理性と欲望と寂しさと愛しさがバーストし、人間を辞めている。

斑井六式 CV山口勝平
明るい系バカ。

斑井七式 CV緒方恵美
後半番号の中でも特に振り切れた斑井。七=幸運に結びつけていつの間にか幸運厨になってしまった存在である。

斑井八式 CV宮田幸季
末斑井。トドのつまり、全ての斑井が持っていなかったキュート要素を全て詰め込まれた、女性キラーL持ちの斑井。

斑井の母 CVくじら
みんなのお母さん。故人。斑井達を身ごもったせいで腹が炸裂したためそのまま亡くなってしまったが……?

斑井百式 CV小山力也
みんなのお父さん。斑井家のプロ斑井(?)。砂肝を食べた時だけは斑井百人分のパワーを発揮するポパイみたいなところがある。

松田夜助 CV中村悠一
江ノ島の保護者代わりの男。斑井さんの事情を全て知っているが、見分けられない。


山田「こういう感じでOVAとか出ねーかなぁぁぁぁ!!何かしらでいっちょ噛み出来ないかなあぁぁぁぁ!!」

御手洗「原画描きたいなぁそれ!!なんならアニメーションも全部担当したいんだけどなにそれ!!いいなぁ!!僕も参加したいなぁ!!」

白銀「いいなぁ!!サイン会とか握手会とか行きたいなぁ!!絶対ライブビューのイベント倍率10倍とかのやつだよねそれ!!」



☆何かがおかしいダンガンロンパにも、お仕事お待ちしてます───


◆漢の料理~その弐


弐大「噴ッ!実はのう、ワシらの料理を食べてみたいと言うやつが来ておるそうじゃぞ」

大和田「チャレンジすんなオイ」

弐大「では名を呼んでやろう……江ノ島盾子!」

ぱちぱちぱちぱちっす

江ノ島「どーもー帰りたいほんとマジ絶望的こいつらの料理食うならむしろ自害しますよろしくお願いしまーす☆」

大和田「さり気なくめちゃくちゃ言うな」

弐大「はっはっは!案ずるでない江ノ島よ、そう苛立つこともないぞ……なぜなら」

てれててっててー

弐大「今回、ワシ等はこのめにゅうに従って料理を作る!つまり、失敗する可能性がないんじゃあ!」

大和田「おお!そんなもん持ってんなら早く出せよ!」

江ノ島「そんなもん持っててもあんたらには使いこなせる訳ないでしょ……」

弐大「そう諦めるでない!ほれ、まずは今日のめにゅうじゃあ!」


鮭のムニエル


弐大「むにえる……」

大和田「……むにえる?」

弐大「お前さん知っとるか?」

大和田「鮭をむにむにすんのか?」

弐大「なんじゃあそのかわいらしい食べ物は」

江ノ島「ダメだこれもう」

◆雛壇に座る超高校級達~アメトーク編


宮迫「改めまして、超高校級のみなさんでーす」

観客\\わあああぱちぱちぱちぱちっす//

蛍原「超高校級ってなに?すごいん?」

苗木「はい!ボク以外は希望ヶ峰学園にスカウトで選ばれて入学してます」


すごいぞ!超高校級 1
スカウトでしか学園に入れない!


蛍原「え、そうなん?で、苗木君はー」

苗木「あはは、ボクは毎年全国の高校生から抽選で選ばれる【超高校級の幸運】なので……」


すごいぞ!超高校級 2
全国の現役高校生から1名だけ抽選。


宮迫「聞いた?なあ全国やで?」

蛍原「うそやろ!?」

石丸「僕達は学園から名指しで呼ばれるわけですが、彼は抽選ですからね」

舞園「むしろこっちの方がとんでもない確率で選ばれてます」

観客\\へぇぇーーーー//

蛍原「あ、そうなんややっぱり!」

宮迫「むしろなんでそんなことも知らないんですか、貴方は。競馬の見すぎやろ」

蛍原「何でやねん!めっちゃ面白いからええやろ競馬!」

葉隠「競馬で思い出したんですけど、うちアレいるんすよね、だべ?」上段へ振り返り

腐川「あれって何よ……髪の毛ふわふわさせてないでちゃんと喋りなさい」

朝日奈「そうだよ葉隠!これテレビなんだよ!?みんな見るんだからちゃんとやってよ!」

桑田「マキシマム責められんなオメーwww」

葉隠「え?ちょっと喋っただけだろ?なぁ」

宮迫「あの、すいません……もしかしてみなさん、仲悪いんですか?」


すごいぞ!超高校級 3
仲が悪い?


舞園「そ、そんなことないです!」

桑田「www」手ぱんぱん

苗木「これもういつものことなんで」

蛍原「いつもこんなんやってるん!?」

葉隠「いやぁ、なんなんすかね」

宮迫「今のは多分ね、葉隠君悪いよ」

石丸「彼は毎回はっきりしたことを喋らないからこうなるんです」

腐川「そうよ、大体なんの話をあたし達に振るつもりだったわけ……?」

戦刃「(上段右端でお茶を飲んでる)」

宮迫「はい、戦刃さん休憩しなーい!!」


すごいぞ!超高校級 4
マイペース。

◆おまけのななみん



七海「あのね、どうしても言いたいから」

七海「うん、ちょっと……その」

七海「……んー……」

七海「うん、よし。じゃあ勇気出すね」

七海「今日の私の気分は……」






七海「チョコチップフラペチーノ」




今日のななみんのコメント
チョコチップフラペチーノ



七海「頼んだことないから……言いにくくってさ……えへへ」



明日も良い日になりますように……☆


澪田「そんでもうひとつ!あ、番外っつーかやりたかっただけらしいっすよ、突っ込みは無用っす」

◆ついでのおまけ(オープニングトークがやりたかっただけ編)


有田「今回は逆境選手権でございます」

上田「え?つーか、これ何回目?前もやったよね……この企画好評ねぇ、何回やるつもりよ」

有田「えー、分かりません」

上田「っぐwwwああそうwww」

葉隠「あの、あの」

有田「と言うわけでね、今回も逆境にいる芸人さん達をお招きして」

葉隠「あの、上田さん、有田さん」

有田「ん?あれ、あ、葉隠さん」

上田「あら葉隠君じゃん、よっす」

葉隠「よっすじゃなくて!www」

有田「葉隠さん、葉隠さん、まだオープニングなんで」

葉隠「オープニングだからこそ聞きてーんだけども!」

有田「……なんですか、もぉ」

葉隠「や、台本もらって読んだけどこれ、『どんな逆境でも芸人なら面白くできるはず』って書いてあんだけども」

有田「だから今回葉隠さんには芸人として出てもらいます」

葉隠「俺別に芸人さんになった覚えないんすけど!?」

有田「え?でも持ちネタあるじゃないですか、ほらあの『間違いない』みたいな」

上田「それはね、長井秀和だわwww」

有田「あれ?www違いました?www」

さらば森田「そこずっと弄るのズルないすか!?こっちもいてるんすよ、俺ら何のために来てんすか!!」

ロッチ中岡「……」

有田「あ、さらば青春の光の森田さん。いやでもねぇ、最近あんまりねぇ、さらばは逆境には……あっ、最近ずっとか」

上田「ブハハハハwwwおい、お手柔らかにしてやれwww」

葉隠「ちょっとwwwちょっと待ってくれって、これ、逆境にいる人しか呼ばれねー大会なんですかこれ」

上田「まあ大会ではないけどね?」

有田「葉隠さんは、『世間から親の敵のように叩かれて炎上してるので現在進行形で逆境』です」

葉隠「嘘だべ!?www」

森田「こないだもちょっとテレビ出ただけでめっちゃ叩かれてたなwww」

葉隠「マジかいな!?www」汗だく

上田「……おいもうそんな汗かいてんのかお前!?」

有田「でもまぁ葉隠さん、マシだと思いますよ?」

上田「あ?そうなの?」

有田「隣の中岡さん、見てください」

葉隠「え?あ、あー」

中岡「はぁい」

有田「この人も逆境にいるんですよ」

葉隠「へ?まったまた有田さん、そんな風には見えねーっすけど」

有田「中岡さんは『生まれてからずっと逆境』です」

上田「ああそうだったwww」

森田「www」

中岡「あの、やっぱ僕だけ扱いひどないっすかwww」

葉隠「ひっでぇなぁwww俺よかひでーじゃねーかよwww」

葉隠がハライチ澤部とポジション争いしてそうって話、もう何年してる?

>>628
ダレンシャン知らんかったわ……マジか……絶望しました、みくにゃんのファン辞めます。


また二週間後に。

澪田「二週に一回の奴っす」

◆きぼうはまえに


ぽちっ
ごご、ごごごごご……!


学園長「……おはよう、新しい目覚めはどうかな?」


カムクラ「……」ずずずずず


えらい人「これが……カムクライズル……!」

白衣「ついに完成しました……!」

白衣メガネ「長かったですね!!」


カムクラ「……」


つかつかつか

えらい人「おお、ふつうに歩いている!」

女研究員「後遺症や障害もないようです」

カムクラ「……すか」

えらい人「え?」


カムクラ「僕の髪の毛を!!伸ばしたのは誰ですか!!」

カムクラ「研究途中でカプセルから出された時のセミロングが気に入っていたのに!!」

カムクラ「誰ですか!!今なら半殺しで許しますから!!名乗り出なさい!!」


白衣「」

えらい人「」

学園長「」


カムクラ「パンパンですよ!こんなことする人はパンパンです!!」



○chapter44 『イズル』がおかしいダンガンロンパ


◆顔は止めなボディボディ


旧校舎

江ノ島「今から生徒会のみなさんには……コロシアイをしてもらいまーす☆」

村雨「バカな……俺達はそんなことはしない!」

戦刃「……」がらがらがら

江ノ島「ここに武器と動機があるから、じゃんじゃんヤっちゃってね!」

村雨「やらないって言ってるだろ!!」

カムクラ「やらないそうですよ」

江ノ島「絶望を味あわせよう♡カムクラ先輩♡」

カムクラ「絶望してください」

村雨「そんなものには屈しない!」

カムクラ「屈しないそうですが」

江ノ島「とにかく武器もあるしコロシアイしてよー」

カムクラ「コロシアイしてください」

村雨「やらない!」

カムクラ「やらないそうです」

江ノ島「じゃあ……カムクラ先輩がやらせて!」

カムクラ「分かりました」すたすた

江ノ島「あっちょっ違うこっちに来たら意味n」

ごきぃっ

カムクラ「勝ったッ!ダンガンロンパ3完ッ!」

戦刃「盾子ちゃん」びくんびくん

松田「江ノ島」びくんびくん

カムクラ「ここは変態の見本市ですか?」

◆才能開花した君は


苗木「犯人は証拠隠滅のために、シャツを焼却炉に投げ入れ……」

苗木「そのスイッチを、ランドリーにあった葉隠クンのガラス玉で入れたんだ」

苗木「君になら出来るよね、【超高校級の野球選手】……【桑田怜恩】クン!!」

桑田「アホアホアホアホ!結局状況証拠だけじゃねーか!オレは認めねーぞ!」

カムクラ「では、【超高校級の野球選手】がこの一連の動作を出来ることを証明すればいいんですね?」

桑田「アホアホア……アポ?」

モノクマ「は?何でここにいるの?」

朝日奈「それ以上に誰?」

カムクラ「通りすがりの希望です」

しゅるっぱーん
あんどガラス玉びゅーん
そしてぱりいいいいいんっ
焼却炉ごおおおお

大神「う、うむ……?」

十神「出来ているが……」

桑田「あ、ア……アポ……あ、ア……」

セレス「精神崩壊していますわ」

葉隠「俺の水晶玉……」がくっ

カムクラ「【超高校級の野球選手】の才能くらい、僕も持っていますよ」

◆才能マシンガン


翔「呼ばれて飛び出てジェノサイダーッ!」ばばーん

朝日奈「腐川ちゃんがおかしくなった!」

石丸「う、ううむ……一体君はなんなのだ……」

カムクラ「僕の後輩ですよ」

山田「またなんか出たー!!」

翔「おっ、いずにゃん!」

カムクラ「翔さん、お久しぶりです」

翔「いや、アンタの教えてくれた投擲?だいぶ上手くなったわよォ、アタシ!」

カムクラ「当然です。【超高校級のダーツ選手】の才能くらい、僕も持っていますよ」

舞園「カムクラさんは……天才です、もはやドクターK……!」

苗木「ラザニア作ってあげるから黙ってて舞園さ……舞園さん!?」

カムクラ「【超高校級の救命救急士】の才能くらい、僕も持っていますよ」

モノクマ「いやいや、キミの才能で世界崩壊するから、むしろギャグ時空になっちゃうから」

大和田「ま、まさかテメー、桑田や江ノ島も……」

カムクラ「……いえ、江ノ島さんはどこにもいませんでした……しかし」

カムクラ「桑田君は間に合いませんでしたが剥製にしておきました」

霧切「あらそう(無関心)」

カムクラ「【超高校級の剥製職人】の才能くらい」

苗木「その才能はいらなかったなぁ」

◆お節介焼きの


江ノ島「あーあ……死んじゃった、お姉ちゃん」

江ノ島「なんか、すごく……絶望的に興奮したのに……今は興奮のないただの絶望だな」

江ノ島「これも想像できてたのに……はあ、私様ってマジ絶望的……」


すたすた


戦刃「そんな盾子ちゃんを分かってあげられるのは私だけなんだよ、盾子ちゃん……」

江ノ島「!?」

戦刃「ね、盾子ちゃん……絶望してる?今、一番絶望してる?」

江ノ島「……ちっ」

戦刃「盾子ちゃ……」

江ノ島「……趣味わりーことしてんじゃねーぞ!」

しゅっ!
ぱしぃ

江ノ島「ッ……」

カムクラ「【超高校級の詐欺師】の才能くらい、僕も持っていますから。」

江ノ島「……」

カムクラ「顔色が優れませんね、どうしました?」

江ノ島「べつに……」

カムクラ「視線をはずした。嘘のサインです」

江ノ島「……」

カムクラ「正直に言えばいいんじゃないですか?」

江ノ島「……アタシはいつだって、自分に正直だよ」

◆そう言う趣味だから


ざあああああ

江ノ島「無様ね、元【超高校級のボクサー】、逆蔵十三!」

逆蔵「くっ……」

江ノ島「今からアタシのことを、宗方にはこう言いなさい……」

江ノ島「『アイツはシロだった、なにもなかった。お前の気にしすぎだ』……ってね」

江ノ島「さもなくばアンタのこの気持ち悪い笑顔の写真───あれ?」



つ【花村がシコってる写真※真っ正面】



江ノ島「」

予備学科達「うわ……」「ええ?」「花村これだけで絶望しない?」

逆蔵「あ?……で、なにをどうするって?」

江ノ島「いや、あの、アンタが宗方の写真を持って笑って───」



つ【花村が江ノ島のグラビアでシコってる写真】



江ノ島「き”も”ち”わ”る”い”!!」ゲボォ

予備学科達「えのじゅんヌケる」「えのじゅんのゲロとかヌケるわ」「今のでもうヌいた」

逆蔵「俺も気持ち悪ぃ……」






カムクラ「暇なのですり替えておいたのさ」

カムクラ「【超高校級のスパイダーマン】の才能くらい、僕も持っていますから」

◆死は砲丸と共に


天海「俺がこのゲームを終わらせるっすから……!」すたすた


赤松「あっ、天海く……行っちゃった……」

最原「一体なにをするつもりなんだろう……?」


◆でなんやかんやあって


びーっ!!

最原「! 図書室に仕掛けてた警報が!」

赤松「ってことは……誰かが図書室に行ったんだね!」

最原「行こう、赤松さん!」すたたたた

最原「早く!」

赤松「……あ、うん!」ぽいっころっ


赤松「ついに首謀者が……!」



カムクラ「」




茶柱「キエエエエエエイ!!誰ですか!」

百田「つーか、血ぃ……!」

最原「あ、天海君!」

天海「……なんでこんな人がいるんっすかね?」

赤松「それは分からないよ……」

カムクラ「【超高校級の被害者】の才能くらい、持って……ガハッ!」

赤松「誰だかよく分からない人!立ってよ!色々聞きたいことがあるのに……!!」

天海「それよかここには16人しかいないはずなんすけど」

モノクマ「ボクも知らねぇ」

◆言えないな


桑田「あー、っくそ……ろくに相手になる奴がいねー……もうオレ一人で野球した方が強くね?」

カムクラ「でしたら僕が対戦相手になりますよ」

桑田「!?」

カムクラ「【超高校級の野球選手】の才能くらい、僕も持っています」


星「ちっ、まだまだだな……現役に比べてコントロールが甘い……だが、フォームをどう直しゃあいいんだか……」

カムクラ「それなら僕が見ておきます」

星「……なに?」

カムクラ「【超高校級のコーチ】の才能くらい、僕も持っていますよ」

茶柱「転子のネオ合気道をもっと広めたいですね!誰かネオ合気道を始めていただけはしませんでしょうか!」

カムクラ「でしたら僕が」

茶柱「……」

カムクラ「【超高校級の合気道家】の才能くらい、僕も持っています」

茶柱「……」

カムクラ「……」

茶柱「男死は呼んでいません、帰ってください!」


大神「我の対戦相手……」

カムクラ「……」

大神「……お主、戦えるか?」

カムクラ「……」首ぶんぶんぶん

大神「む……」

カムクラ「【超高校級の格闘家】の才能はあるんですが、ちょっとそれだけでは埋められない差が多すぎて……」

大神「なに!?我と同じ才能を……?!」

カムクラ(あっこれ詰んだな)

◆ナチュラルに恋して


小泉「ちょっと、男子なんだからしっかりしなさいよ!」

左右田「けどよォ」

小泉「言い訳しないの!ゴミ片付けて!」

九頭龍「ったく、なんでオレ達が……」

西園寺「あー、おにい達が罵られてるー、プークスクス」

小泉「日寄子ちゃん!そう言うこと言わないの!」

がみがみ

カムクラ(僕もああいう風に言われてみたいですね)


すたすたごろん

カムクラ(教室におもむろに入り、床でごろごろしてみましょう)


小泉「誰?こんなとこにモップ置いたの!男子!」


カムクラ「えっ」


「カムクラがぶっ壊れる話」と「江ノ島以外がみんなおかしくなる話」と「前後編でミステリー編」とで迷いましたがカムクラが壊れました。
近況ですが、もうすぐ誕生日なので資金援助をしてくださる心優しい方を募集しています(本気の顔)。

また二週間後に。

澪田「人気投票とかそう言うイベントごとに反旗を翻す回っす」

小さいものにも福はある!



小さいからだに大きなこころをもった青年が

希望ヶ峰学園にいたっ!

そして彼は、自分と同じ小さい人を集め

今ここに!

【希望ヶ峰ちいさいものクラブ】

を結成しようとしていたのだった!!


不二咲「今日はワッフルを食べるよぉ!」

部長:不二咲千尋(好きなもの:ふわふわしたもの)!

星「俺も紅茶をもらうか……」

副部長!星竜馬(好きなもの:ロシアンブルー)!

九頭龍「オレには……あの、か、かりんとう寄越せゴラァ!」

会計!九頭龍冬彦(好きなもの:甘いもの)!

神代「僕にはおっぱいミルクをちょうだい?」

庶務!神代優兎(好きなもの:女体盛り)!

夢野「ではうちには水をよこすのじゃ」

書記!夢野秘密子(好きなもの:はと)!

西園寺「まだ集まってんのこのクソみたいな集団……」

補佐!西園寺日寄子(好きなもの:グミ)!



これが【希望ヶ峰ちいさいものクラブ】の全容である!




九頭龍「その割にテメーも来たのかよ」

西園寺「こんな頭がカニミソより小さい連中に、夢野おねぇがなにされるか分かったもんじゃないからね……」

◆ちいさいものクラブ 2話
『始動!ちいさいものクラブ』


夢野「で?うちらは不二咲の友になるために呼ばれたんじゃろ?」

神代「……ああ!先走りはそんな味だったね!」

九頭龍「花村とキャラ被ってるぞ」

西園寺「注意するのはそこじゃなくない?」

夢野「うー……うちと不二咲はもう友になったではないか。なぜまた集まったんじゃ、めんどいではないか……」

王馬「あっははは、夢野ちゃんの脳味噌も脱出トリックしちゃったの?友達って何回も集まるもんじゃん」

夢野「う、うちの脳味噌は勝手に脱出せんわ!!」

西園寺「ってげぇーっ!呼んでもない王馬おにいが来た!!」

王馬「やっほ。やっほやっほ」

星「あん?何しに来やがった」

王馬「だって身長だけでメンバー集めてるなら、俺も入れるはずでしょ?入れてよ、俺も!」

不二咲「いや、君はちょっと……」

九頭龍「テメーはこいつに何を感じ取ったんだ」

夢野「まさかのお断りか……」

王馬「えーーー!!やだやだやだ!!俺もちいさいものクラブに入りたいよーーー!!」

不二咲「だから、ダメなんだよぉ……条件があるんだから」

王馬「びえええええん!!」

不二咲「泣いてもダメ」

王馬「お”お”お”お”ん!!か”な”し”い”に”ゃ”あ”!!」

不二咲「ニャンちゅうやってもダメ。はい出て行って」

王馬「え?何でそんな怖い顔」

不二咲「ゲラウェイ!!」

がらぴっしゃん

九頭龍「……で俺らが集められた理由って?」

不二咲「うん!みんなで猫カフェに行きたいんだ!」

星「今のノリでは無理だろ」

───ニューダンガンロンパV3人気投票にご協力ありがとうございました!


??「あ、ああ、ああ、あ……」わなわなわな


───今回の結果はこちらの通りです!
1位 最原
2位 王馬
3位 赤松








??「完全にネタバレ投票やないかい!!」


??「でも3位が赤松さんでよ……くねーわリア充爆発してこの世から消え去れ」

??「それよりも、腐女子層め……キャラ再現も出来ないくせに王馬推ししやがって……」

??「嘘と侮辱の区別が付けられないなら王馬推しとか止めてほしいよ……!」

※個人の感想です。

??「入間さんが4位ってのも意外かな、もっと下だと思ってたほんとに……」

??「あの下ネタ受け入れられたのか……さすが初代ちーたんはレベルが違った」

??「って言うかあの何図書が6位!?絶対にメンナク日向先輩が弄りまくったせいだよ……!」

※そういうツイッターのアカウント。

??「そもそも百田くん低すぎィ!そういう風に作……いやなんでもないけど……」


ぴしゃああああああん


白銀「うそ……わたしの人気……なさすぎ……?」




桑田「Welcome最下位」

弐大「待っとったぞ」

白銀「いやあああああ!!歴代最初の女性ワーストとかいやあああああ!!」



◆chapter45 お前の踏み台になった覚えはない

白銀「……そもそも何なのこの集まり……」←ワースト1

星「……」←ワースト2

夜長「およよ?なんで竜馬はそんなにこわーい顔してるの?」←ワースト3

星「いや、するだろ、怖い顔くらいよぉ……」

白銀「むしろなんで君がここにいるのかなぁ夜長さん!?もっと上だと思ってたんだけど、わたしは!!」

弐大「いや、人気投票とはそういうもんじゃあ」←スーダンのワースト1

終里「あ?そうなのか?」←スーダンのワースト2

花村「夜長さん、僕のチョークで絵を描かない?」←スーダンのワースト3

夜長「神さまに血液を分けてくれるならいいよぉ~?」

弐大「止めとけ花村、お前さん死ぬぞ」

桑田「つかさ、この組み合わせ珍しくね?」←初代のワースト1

山田「今の現状を鑑みると、ここに桑田怜恩殿がいる違和感ェ」←初代のワースト2

戦刃「仕方ないね、出番少なかったから仕方ないね」←初代のワースト3

桑田「そうなんだよ!!ゲーム版の初代ダンガンロンパ人気投票……」あぶあぶあぶ

終里「どうせアニメ版でも圏外だけどな」

桑田「」チーン

花村「ああっ!桑田くんが気絶してしまったよ!あるあるさんとこの探検隊を」

白銀「呼ばなくていいから!」

星「……何もなかった、っつーことでいいな?」

戦刃「もう忘れよう。そうしよう。どうせ私なんか、偽江ノ島としてカウントされてるんだし」

白銀「むしろ思い出しライトでその記憶を思い出させれば面白い断末魔を残せるかもしれない……!」

星「どうしてそう破滅的なエンディングに向かってんだお前さん達は」

夜長「神さまは言いました……」

花村「おっ!始まったね!夜長さんの神さまトークだ!」

夜長「まずは花村を燃やしなさいと」

戦刃「え!?具体的な殺人指示!?」

弐大「それはさすがにやりすぎでは……」

終里「メラァ!!」ぼっ

花村「物理!!!」ぼおおお

桑田「きたねー花火だぜ……」

終里「焼けたら食うか?」

星「いや、それはやべーんじゃねーか……」

弐大「さすがに犯罪じゃしのう」

山田「そう言うなら火を消そう?」

花村「」ぼおおお

白銀「収集が早くも付かない……で、何するために集まったの!?」

桑田「そもそも誰が呼び出したかも分かってねーんだけど?」

山田「ああ、そうですよ!部屋に帰ったら謎の手紙があって……」

弐大「応、それを頼りにここまで来たんじゃったのう」

夜長「んー、多分だけど、アンジー達の人気をあっぷっぷさせることを考えよー!って会議じゃないかな~?」

戦刃「きっとそうだよ!どこの誰が呼んだかしらないけど」

白銀「うん誰だろうね(棒読み)」

星(確実に白銀だろうなぁ……)

戦刃「とにかく私達も人気キャラになればいいんだ!!」

白銀「そうそう!だよねだよね!!」

星(納得いかなかったんだな……最下位が……)

夜長「それじゃー、みんなで考えよー!れっつシンギーン!!」

終里「肉を食うだけじゃだめなのか?」

桑田「却下ッ!つかさ、あんたはアニメで新たなファン層出来たからいいよなァ!」

桑田「オレなんか作画ミスであごひげ消えてるコマあるからね!!」

※実話です。詳細はアニメ3

弐大「そういう話はいいじゃろうて。とにかく、ワシらが人気が出ればええんじゃろう?」

山田「果たしてそれでいいんでしょうか……」

白銀「え?この会議って……そ、そういうことなんじゃないの?」

山田「いえ、人気がないなんて言うと……我々の今までのファンを置き去りにしたことをなるのでは……?」

終里「ん?つまり……」

白銀「ああ、今までのわたし達を応援してくれた人に失礼ってことだね……」

星「なるほどな。それは確かに失礼な行為だぜ?相手の顔を見てプレイしねーとな……」

戦刃「それでも盾子ちゃんのそばに……せめて人気投票だけでも……」

花村「」ごおおおおお

桑田「まだ燃えてんの!?」

白銀「諦められないよ……!」

終里「あ?」

白銀「……わたしはもっとレイヤー仲間を増やすために、ここで諦められないんだ……」

白銀「もっと!人気がほしいッ!今までも……これからもだ!!」

桑田「そのどん欲さは買うよ、オレも」

夜長「ファンが増えたらイケニエも増えるか?」

終里「飯も食い放題になるよな?なっ?」

花村「と言うことは夜這いし放題!すしざんまい!!」

桑田「そこのブーデーはあとで謝るように」

山田「まあ、今までのファンも大切にしながら新しいファン層を得たい、と言う気持ちは分かりますぞ」

白銀「でもそれって一番難しいんだよね……」

山田「そうですな。主軸をぶらさずに新たな試みをいくつも投入すると言うのは、今までのファンが離れる可能性のある諸刃の刃」

白銀「受け入れられればよし、受け入れられない時にはゲームを割られ火にくべられ小高一族を末代まで祟ることになってしまう……!」

桑田「祟んな」

戦刃「それでも、チャレンジ無き改革に利益はない!」

白銀「! い、戦刃さん……!」

戦刃「うん、私も少し考えたんだ……人気が出れば……公式からグッズが出る……!」

戦刃「アニメ1位になってメガネが制作された十神君のように!!」

※アニメでの人気投票1位になったからメガネが作られたわけではない。

白銀「わたしだって!作ってほしいよ!白銀モデルのメガネ!地味だけどさ!地味だけど!!」

終里「それ結構でけー目標なんじゃねーのか……?」

白銀「ほら、星くんも思うでしょ?人気が欲しいって!」

星「……俺はそんなもん、別に……」

夜長「素直になった方がいいよ、竜馬?」

戦刃「そうだよ。大体ここで叫んでも大局には影響しないからへーきへーき」

桑田「オメーは開き直りすぎなんだよ!!」

ぽたっ

桑田「あん?」

星「ほしい……人気が、欲しいです……安西先生……!」

花村「太ってるけど別に仏じゃないよぼく」

弐大「そうは言うがのう。何をすれば人気が出るんじゃあ?」

山田「やはり人気は人気者から学びましょう」

終里「っつーと、狛枝とか最原とか呼ぶのか?」

山田「ちっちっち……これをご覧ください」



つ【孫悟空】
つ【ルフィ】
つ【空条丞太郎】



白銀「ジャンプ作品!?」

山田「こういうところから人気の秘訣を探すんですよ!ほら!」


つよい
リーダーシップがある
決めゼリフがある
ブレない


桑田「ここにいる奴らある意味全部持ってね?」

弐大「ではこういう部分は大して人気の秘訣ではないのかのう……」

白銀「うーん、悪魔をサモン出来るような才能もなければ、目立ちたくない超能力者でも、服をはだけさせるような料理人でもないからなぁ……」

花村「こうなったらぼくの股間の青春兵器(スプリングウェポン)を解き放つしかないね……!」

白銀「それはふつうに本編でもありそうだから止めて!!」

終里「全集中して水の呼吸が出来りゃいいんだろ?長男だったらつえーんだろ?」

戦刃「終里さんは女の子だから落ち着こう、ね」

桑田「猪突猛進!猪突猛進!!ってかよ!」

白銀「やっぱり……わたしが幻の六人目になるしか……」

弐大「どこにかかってのやっぱりなんじゃあそれは!!」

夜長「んー?じゃあじゃあ、閉じ込められたハウスからみんなで脱出する話でもやってみようよ~」

山田「ネバーランドェ……最近の作品は伝わらないのでは……」

桑田「オレゴラッソ打ち切り早すぎね?」

弐大「そしてそれは今言うても遅いんじゃあ……」

終里「腹ぺこの終里……」

山田「新連載にかぶせてもダメ」

星「すまねー、あんたらが何言ってるか全く分からんのだが」

白銀「ですよね」

花村「もっとぼく達を知ってもらえば人気が出るんじゃないかな?」

白銀「知ってもらうって、どうやって……」

花村「ブログを作るんだよ!」

桑田「はっ、今更ブログかよ。だっせーな」

弐大「今は別なコミュニティがあるんか?」

戦刃「ツイッターとかインスタにみんな行っちゃってるからね」

夜長「不起訴処分……」

白銀「一文字違いだから触れないでね夜長さん」

星「ツイッター?やりゃあいいのか?」

終里「ああ、そうらしいな!つーか、それうめーのか?」

山田「すぐそうやって食べる!違いますよ、インターネットの……」

星「……あ?ツイッターってなんだ?やり方がわからねーぞ……」

白銀「慣れてないと難しいよね……あっこれわたしの垢なんだけど」

※垢……アカウントのこと。

戦刃「え?なに?」


白銀 つむぎ(公式)
20フォロー 60万フォロワー
しがないレイヤーですwww 好きなジャンルが一度出来るとどっぷり肩まで浸かって出て行かないタイプ。最近は音ゲー格ゲーも守備範囲。テルミ食べたい


桑田「ばりっばり人気者じゃねーか!!!」

弐大「こ、これは……」

白銀「どうせ気付かれませんよ……地味だから、本人だとは気付かれませんよ……」ぐすんぐすん

花村「希望ヶ峰に行くくらいの実力者なんだからそりゃネットでは人気あるよね」

山田「分かる。僕もリアルで会ったら『そんなにデブいと思わなかった』ってよく引かれる」

桑田「まずやせろ」

白銀「わたしと一緒に体調管理しよう、山田くん……」

星「ダメだ、こんなまどろっこしいことやってやれるか。俺は部屋に帰るぞ」

山田「ああっ!さらっとすぐ死ぬタイプのせりふを!」

桑田「つかさ、そんなに周りからの人気って必要かよ?」

白銀「え?」

桑田「オメーのこと好きなヤツがいんなら、それでよくね?つか、まだオレの良さ知らねーやつとか、ぜってー損してるし」

弐大「がっはっは!お前さんは本当に前向きじゃのう!じゃが、そうじゃ……確かにな」

花村「食わず嫌いしてる人に、本物の良さは分からないってことさ。そうやって腰を据えるしかないんだよ、ぼく達は」

白銀「……そう、か……」

夜長「神さまは言いました……落ちるところまで落ちたら、後はあがるだけだからダメージ少なくて済むよ、と」

白銀「!!」

戦刃「それはある意味開き直りだよね!?」

白銀「でも……わたし、間違ってたね。愛を数値ではかろうなんて、間違ってた」

白銀「ごめんね、数字ばかり気にして……わたしへ向けられた愛を無視してた。」

白銀「それって、一番やっちゃいけないことだったんだよね」

白銀「わたしも何かに愛を向けているのに……そんな簡単なことを忘れちゃったなんて……」

白銀「……ごめんね、もう大丈夫。これからは、人気投票なんか気にせず、コスプレイヤーとしてまっすぐ前を向いて歩くよ」

星「なんだか分からねー内に大団円を迎えてんのか?」

終里「おう。とにかく、一回飯食って忘れようぜ!」

白銀「……うん!」










◆翌日


白銀「やっぱ赤松さん3位って許せないわ、リア充爆発しろ」

桑田「オメーってやつは……」

ニューダン人気投票
1位 白銀つむぎ 「みんな応援ありがとう!」
2位 白銀つむぎ 「ま、地味にふつうかな?」
3位 白銀つむぎ 「くっ、つむつむに負けた……!」

って言うボツネタ。
最近になって白銀のよさに目覚めました。はっ!これが噂のアンダードッグ効果!?

また二週間後に。

忘れてました(おこ)今日よるやります(おこ)

澪田「あふん……」

白夜様は神様です。

この世界において、それは全く揺らぎようのない事実でした。
それが心理で、それが真理。
それ以上に何を望めばいいのでしょう。
誰しもが理解していることだと、私自身もそう思います。
ですから、敢えてこうして言葉にする必要も実際ないのかもしれませんが、それでも私は何度でも言わせもらおうと思います。

白夜様は神様です。

……おっと、失礼。白夜様を誉め称えている間に、私自身のお話をするのを忘れてしまいました。
私のことを知らない方もとても多いと思いますし、むしろ知っていたらレアケースでしょう。
しかし、語り手として読者に自己紹介をしないと言うわけにもいきません。
私は【十神 忍】、【超高校級の書記】とその才能を名付けられた、十神白夜の姉です。
とある事件に巻き込まれたせいで右目と左腕が機械だし、右目は【ボルヘス】と言う万能コンピューターだし、実は白夜様とは血の繋がりがない義理の姉だけど、私は普通の高校生です。
兄はやべーやつだし、弟は弟でやべーやつだし、平気で人とか殺すし、自分自身大量殺人に巻き込まれたりしたけど、私は元気です。
ほんとですよ。
インキーにインキーで死ぬような趣味はありません。



私は普通の高校生。




日向「お前のような普通の高校生がいるかぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあ!!!」



◆chapter46 あるようでなかった世界征服

忍「と言うわけで今回は『ダンガンロンパ十神』完結記念です」

白夜「完結自体は2月にしていたんだがな」

忍「てへぺろ」

白夜「全く、まさかあの女、今の今まで読んでいなかったとは……」

忍「……ま、まあ、それはそれとしてですね。この事件を年表のどこに足したらいいのか分からない、と言う方が多く」

忍「そもそもダンガンロンパ十神を読んでいないと言う方が多すぎますので」

白夜「おい」

愉快な仲間達「えっ」

忍「今回はまるまる一回、ダンガンロンパ十神をダイレクトマーケティングします」

忍「そしてダンガンロンパ十神も面白いよ、みんなも買おうよ、貢ごうよ、と言うことを訴えていきたいと思います」

白夜「そ、そうか……」

大槻「まぁー、いいんじゃない?おっさん的には嬉しい限りよ。年取ったんかな」

白夜「と言いつつ、早速出てきたな大槻涼彦」

忍「いろいろな関係がありますが、ネタバレしない程度に紹介しますと、【元超高校級の殺し屋】ですね、挿し絵はないので顔は不明」

大槻「そのへんは本買いたおっさんの別な本読めば?」

忍「ああ、そうでした。あなたはスターシステム、作者の別作品キャラの流用なのでした。理由はすべて下巻で分かるので、のんびりしてください」

忍「むしろダンガンロンパ十神は上巻中巻がウォーミングアップで下巻が本番なので」

大槻「ウォーミングアップ長すぎね?」

忍「今時の若者風に言えば、それな、です」

忍「ダンガンロンパ十神の時系列としては……」

○78期生は全員生きている
○77期生は既に絶望の一味
○十神、ならびに他生徒が海外に来られる
○青葉さとみが放浪している
○江ノ島がまだ皮を被っている

忍「などの理由から、恐らく絶望編最終回前だと考えられます」

大槻「そこな、俺も悩んだのよ。俺らってそもそもどの辺の時空なわけ?」

忍「ううむ、実は振り分け難しいんですよね……」

白夜「主な要員は、あまりにも主要人物が本編と関係ないから……それと」

忍「まあ、下巻のアレのせいですね」

詐欺師「そのかわり俺と本物サンの絡みはたくさんあるぞ!サインもらえばよかった!!」

白夜「痩せろ」

忍「痩せろ」

ソニア「痩せなさい」

左右田「マジで痩せた方がよくね?」

江ノ島「ほんまそれな」

大槻「おっさんもライザップしようかな」

詐欺師「うそぉん……」

忍「まさか味方がいないとは」

左右田「ちなみに中巻はオレらがメインです、よねソニアさん!」

白夜「ああ、絶望ハイスクールどうこう」

ソニア「あれはタイトル詐欺と言います」

左右田「まあ瞬殺スタートですし」

忍「そろそろメインキャラの紹介をしましょうか」

白夜「というと?」

忍「まずはこの方」

浩之「三流財閥こと祁答院(けとういん)浩之と」

唯香「唯香です……」

忍「メインと言ったが、すまんアレはうそだった。彼らも作者の別作品のキャラです」

白夜「スターシステムすごいな」

浩之「デレッデ!」

忍「ちなみ、デレッデ!は浩之さんの口癖みたいなものみたいですね」

白夜「意味はあるのか?」

浩之「デレッデ!」

忍「ないみたいですね……」

大槻「ついでに言うと、綾瀬川とかあの辺も作者の別作品の名前な。なお、読まなくてもいい模様」

忍「最初はやきもきすると思いますが、耐えてください」

白夜「またむちゃを言う……」

忍「あんまり関係ありませんが、>>1とダンガンロンパ十神の作者は同郷です」

白夜「なるほどな……」

大槻「分かる分かるよ君の気持ち。推しちゃうよね」