王様「お前が勇者か!」    彡 ⌒ ミ「!?」 (56)

            ,-─ 、

           /    \
         / 彡⌒ミ  \
        / . (´・ω・`)   \
      /  |\      /|_\

     /_ト このSSには ∠_\
   / \.     ハゲや   / . \

  /  <  薄毛抜毛の表現が .>   ヽ
  |   / 含まれています。  \    .|
   \   ^7 /|   ,、 /\  ̄   /
    `ー───────────


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大臣「おお!なんと神々しい輝き!勇者に間違いありませぬぞ!!!」

王様「うむ!!!」

衛兵一同「おおおおお!!!!!!!!!!」

衛兵A「これが伝説の勇者!!!ハゲだけど」

衛兵B「眩しいッ!!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・; `)「ちょ、ちょっと待ってください」

王様「魔王が復活したのは知っておるだろう、お前に魔王の討伐を命ずる!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・; `)「なんで私が!?」

国王「我が王家に伝わる伝承があるのだ。『世界が闇に呑まれる時、この国に頭輝かしき者が現れる、その光が這い寄りし闇を打ち祓うであろう』とな!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・; `)「わ、私に魔王討伐とか無理ですよ………その…ハゲですし…」

国王「私は信じておるぞ。お前なら必ずや魔王を打ち倒しこの世界に光を取り戻してくれると!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「おい、人の話聞けよハg」

兵士B「」チャキッ

彡 ⌒ ミ
(`・ω・´)「人間に仇なす不届きものめを必ずや血祭りにあげてみせましょう」キリッ

兵士B→衛兵B




大臣「勇者様!歴代勇者が用いたと言われるこの聖剣を受け取りくだされ!」


ハゲはエクスカリパーを手に入れた!


大臣「聖剣を携える勇者…まさに彫刻のようだ…!肝心の勇者がハゲだが」

衛兵一同「おおおおお!!!!!!!!!!」

大臣「魔王など恐れるに足りませんな!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・; `)「お、おう…」

国王「光の勇者よ!さあ、ゆくのだ!」

大臣「この世界の命運は勇者様にかかっておりますぞ!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・; `)「ハァ…」


────酒場


彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「お伽によると歴代勇者も最初に酒場で仲間を集めたんだっけな」

マスター「おお!噂の勇者様!噂に違わず眩しいっ!」

「なんだあのハゲ」 「あれが勇者様なんだってよ」 「マジ?ホントにハゲじゃんw」 「弱そう」 「ハゲが世界を救うとかねーよ」
「報酬はリアップ10年分なのかな?」 「ハwゲw」 「あんなのが勇者なら俺でも勇者になれるわ」 「寒そう」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「早速だがおっさん、仲間が欲しいから紹介してくれ」

マスター「あらかじめ勇者に同行したいという希望者を募っておいたのですが3人しか…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「とりあえずそいつらを頼む」

マスター「勇者様が来ましたよ!遊び人さん!」ガシッ

遊び人「嫌だぁぁぁぁ!働きたくないよぉぉぉぉぉ!!!」

マスター「さあ行きましょう!」

遊び人「登録は親が勝手にしたのであって俺は関係ない!」

マスター「名義はあなたのものなので」

遊び人「だいたい魔王討伐とか行ったら絶対死ぬって無理無理無理無理!!!!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「そいつは結構だから次の奴頼む」

マスター「吟遊詩人さん!」

吟遊詩人「…」テクテク

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「詩人なんでしょ?歌ってよ」

吟遊詩人「…」

マスター「極度の恥かしがり屋でして、人前で歌えないとのことで」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「何で詩人名乗ってんのコイツ」

マスター「まあ、人にはいろいろな事情があるのですよ。僧侶さん!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「お!僧侶!?ようやく勇者のパーティメンバーっぽいのがきたか」

僧侶「ククク…この頭頂部の輝き…女神様の仰せられた勇者で間違いないな…」ボソッ

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「…?よ、よろしく…」

僧侶「ククク…勇者よ…よろしく頼む…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ ;`)(うわ、や、やべぇよコイツ、目が逝ってる)

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「もうちょっとまともな奴集まらなかったのか…まあ好き好んでハゲと一緒に旅したい奴なんて殆どいないからね、しょうがないね」

マスター「値が張ると思いますが、実績のある方をご紹介しましょうか?」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「世界の危機でも金、金、金、人として恥ずかしく………あっ」

マスター「?」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・; `)「そういえば国から一銭も貰ってねえ」

マスター「え!?紹介料を払っていただかないと困りますよ!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「こいつらいらねえから今回の話はなかったことに」

マスター「ちょっ!?一人で行かれるのですか!?」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「しょうがないじゃん、さようならおっさん」ダッシュ

遊び人「あーよかった働かなくて済むな!」

吟遊詩人「…」

僧侶「む!?待つのだ勇者!」

「あのハゲ一人ぼっちで出ていくぞw」 「ハゲだからな」 「所詮ハゲはハゲか」



彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)(魔王討伐なんてすっぽかして逃げよう、こんな世界滅んでいいや)

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「聖剣はいくらで売れるかな…つーかやけに軽いなコレ」ブツブツ

ゴブリンA「うわっ、ハゲがなんか呟きながら歩いてるぞw」

ゴブリンB「きめぇ」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「あ?やんのか?チビ魔物共」

ゴブリンA「ハゲなんかに負けるわけねえだろw」

ゴブリンB「かかってこいやハゲ」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「この聖剣の錆にしてくれるわ…オラァ!」

ゴブリンB「うおっ!?」バキッ


エクスカリパーは折れてしまった!


彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「…………は?」

ゴブリンB「…………え?」

ゴブリンA「なーにが聖剣だよハリボテじゃねえかw」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・; `)「なっ…なんで……!?どうなってるの…?」

ゴブリンA「ハゲのくせに調子に乗るからこうなんだよw」

ゴブリンB「ハゲの分際でビビらせやがって…!カスが…!」

彡 ⌒ ミ
(´;ω; `)「せ、世界はどうなってもいいので私だけはお助けくださいゴブリン様ぁ!」

ゴブリンA「命乞いし始めたぞw」

ゴブリンB「ハゲに人権なんてねえんだよ死n#ヰ縺?・!ヂ*$」

ゴブリンA「?オ゛#^%*ア@繧&」

彡 ⌒ ミ
(´;ω; `)「ヒィッ!?」

僧侶「ようやく追いついだぞ…勇者よ…」


朝早いので中断

彡 ⌒ ミ
(´;ω; `)「なっ!?なに!?なんなの!?」

僧侶「ククク…精神を壊してやった…女神様に仇なす愚か者共に理性などいらぬ…」

ゴブリンB「*ゲ!〒・繝ヴ」

ゴブリンA「%オ$~?^」

僧侶「うるさいぞゴミ共が…破ァ!」ドォォォン


ゴブリンABは爆風に巻き込まれてまれて消滅した


彡 ⌒ ミ
(´;ω; `)「ヒィッ!?」

僧侶「勇者たるものがまったく情けない…」

彡 ⌒ ミ
(´;ω; `)「マジですみません、勇者の任ほっぽり出して逃げようとか微塵も思ってないんでホント」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・; `)「つーかお前何でここに…助かったけど」

僧侶「ククク…面倒だから酒場の者には少し眠っててもらった…」

彡 ⌒ ミ
(´;ω; `)「ヒィッ!?」

僧侶「言葉通りの意味だぞ…睡眠魔法をかけただけだ…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・; `)「な、何で俺を追いかけて来たの?」

僧侶「女神様から神託を授かったのだ…勇者に力を貸し忌々しき魔王を討て、と…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「俺みたいなヘタレハゲ連れてっても足手まといにしかならないと思うよ」

僧侶「魔王を討つためには貴様の光の力が必要なのだ…」

僧侶「魔王…フサ魔王を討ち倒すためにはな!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「フサ!?魔王!?」


まれて を消し忘れた
マジですみません


僧侶「奴はあらゆる生物に毛を生やし」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「俺の頭にも毛が生えるのかな」

僧侶「生物だけに飽き足らず、大地を緑で埋め尽くし」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「エコな魔王だね」

僧侶「ひいては天空までをも植物で覆い尽くすことを目論んでいる…地上は光が届かぬ魔界と化し、人間は滅ぶであろう…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「何事もやりすぎは良くないってことか」

僧侶「女神様はそのような事態になることを恐れている…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「で、それのソースは?」

僧侶「女神様の仰せられることに間違いはない!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・; `)「はい、そうですね」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「女神様パワーでパパーッと魔王ぶっ潰すとかできないの?」

僧侶「直接この次元に出てきて神の力を使うと世界に悪影響を及ぼすらしい…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)(女神、無能!)

彡 ⌒ ミ
(´・ω・; `)「ところで聖剣折れちゃったんですけどどうしたらいいの…金も無いし…」

僧侶「偽物を掴まされたな…おそらくあの城にはもう魔王の手先の者が忍び込んでいるか誰かが操られているのだろう…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・; `)「え!?ハゲだからバカにされてたのかと…」

僧侶「魔物とは姑息で卑劣な手段を好み、意味のない殺戮を楽しむ下劣な存在なのだ、貴様も覚えておけ…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)(お前もチビ2匹吹っ飛ばしたとき割と楽しそうだったけどな…)

僧侶「城下町へは戻らないほうがいいだろう…このまま次の町へ行くぞ…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「アイアイサー」

僧侶「道中の魔物から金になりそうなものはいただいていくぞ…気が進まぬが致し方あるまい…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)(人間も結構やることえぐいよなあ)


───魔王城



??「私の策は完璧ですよ…今頃勇者はなすすべなくゴブリン共にやられて野垂れ死んでいることでしょうね。なんといったってこの…」

側近「フサ大魔王様の右腕にしてブレーンであるこの私の策なのですからね!」

???「たかがハゲ一匹にご苦労なこった」

側近「大臣を操って勇者に聖剣のレプリカを渡し油断させたところを現地の連中に処理させる…まさに職人芸といえるのではないでしょうか」

???「回りくどいだけだからそれ」

側近「国王がアホなおかげで助かりましたよ」

???「直接殺しに行けばいいんじゃないかな」

側近「魔王様の側近であるこの私が人間領にまで行くわけにはいきませんよ」

側近「それに私が手を汚すなんて全く美しくない。魔王様のブレーンらしくスマートにいかなくては!」

???「お前の手どれだよ」

側近「これ全部です」ウネウネ

???「キモい」

僧侶「ククク…町に着いたか…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「久々に長時間歩いたから足パンパンだわ」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)(コイツが無双してたから俺殆ど何もやってねえけど)

僧侶「早速魔物共から剥いだものを換金するぞ…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「イエッサー」


────店


店主「いらっしゃいませ!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「元気いいな」

店主「いやー魔王が復活してから来店してくださる方が増えましてね!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「へーそれはよかったですね」

僧侶「…」

店主「おっと、いけない。これでは魔王の復活を喜んでいるようではありませんか」

店主「その頭…あなた勇者様ですよね!すごい輝きです!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「はいはいありがとうございます」

店主「こちらは勇者様の連れですか?可愛らしいお嬢さんですね!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)(かわいい要素が微塵もないんですがそれは)

店主「まあ、人は見た目によらないって言いますけども」

僧侶「用件を言うぞ…これらを売りたいのだが」

店主「フムフム…」

店主「800Gほどでどうでしょうか」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)(相場分かんねえけどこんなもんか)

僧侶「…まあいいだろう…それで頼む」

店主「ついでに何か買っていきませんか?」

僧侶「金に余裕がないのでな…」

店主(チッ)

店主「またのご来店をお待ちしておりまーす!」


僧侶「今日はもう宿へ行くとするか…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「あそこに教会あるけど行かなくていいの?」

僧侶「……………よい」

僧侶「…女神様は常に我の傍に在られる」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「そうですか」


宿店主「うわハゲが来た」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「客に向かってその言い草はないと思うぞ」

宿店主「失礼しました、二名様ですね?一部屋でよろしいですか?」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「いい?」

僧侶「…ああ」

宿店主「200Gになります」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「勇者様なんだしもっと安くしてくれてもいいのよ?」

宿店主「商売なんでね」

宿店主「部屋はこちらになります」


───夕食後


彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「あー食った食った」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「寝るには少し早いけど疲れたし、寝るか」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)(夢にまで見た男女一部屋なのに全く嬉しくねえ)

僧侶「ふむ…我も寝るとするか…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・; `)(少しでも変なことしたら殺されそうだし怖えよ)

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)(ハゲでも勇者なら女抱けるかも!とか少しでも思ってた俺がアホでした)


───翌日


彡 ⌒ ミ
(´─ω─ `)「おはよ………ねむ…」

僧侶「ククク…目が覚めたか勇者よ…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「…どこ行けばいいか分からんから聞き込みをするか」

僧侶「…その必要はない…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「?」

僧侶「…夢の中で女神様から神託を授かったのだ…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「マジかよ」

僧侶「…北の山のふもとにある村へ行けと仰せられた」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)(聞きまわるのもめんどくさいしとりあえず従ってみるか)

僧侶「だがその前に勇者…貴様の装備を整えるぞ…」


彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「あの糞宿店主によると武具屋はあそこだっけ………ん!?」 

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「あいつらもしかして…」

遊び人「あっ…お前はあの時のハゲか」

吟遊詩人「…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「お前ら何でここにいんの?」

遊び人「お前の隣にいるメンヘラがマスターを眠らせてお前を追いかけた後、俺たちは勇者に連れてってもらえなかったってことで登録抹消され酒場を追い出されてだな…」

吟遊詩人「…」コクッ

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「ふーん」

遊び人「んで財布見たら親に貰った金が殆ど尽きてたから一緒に飲み食いした仲ってことでコイツに金貰えるよう頼み込んだんだよ」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「うわあ」

遊び人「そしたらなんと!俺が親元に帰るまで付いてきてくれることになってな!いやー、世の中捨てたもんじゃないね!コミュ障とか言ってバカにしてホント悪かったと思ってるわ。聖人だよ聖人!」

吟遊詩人「…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「とことん寄生根性が染みついてんな」

遊び人「ああ!?ハゲに言われたくはねえよ!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「ニートは努力次第でどうにでもなるだろ?ハゲは遺伝だからしょうがないね」

遊び人「オナニーしすぎたから禿げたんだろオナ猿勇者!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「ああ!?いちいちうっせえな社会のゴミ!ダニ!サナダムシ!勤労の義務を果たせや」

遊び人「この世界に憲法とかねえから!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「だいたいお前モブの癖に俺とキャラ被っててむかつくんだよ」

遊び人「まず勇者が俺とキャラ被ってることが問d………zzz」

僧侶「…行くぞ勇者…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)(またコイツが何かしたのか)

吟遊詩人「…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「あれ?お前らまだいたのか」

僧侶「…まさか我々に付いていきたいとでもいうのか…?」

吟遊詩人「…」コクッ

遊び人「ちょっ!?約束が違うぞ!?」

僧侶「…女神様によれば貴様らは魔王の間者ではないようだから好きにするがいい…ただし、命を落とすことになるかもしれないがな…」

遊び人「ほら!魔王討伐なんて行ったら死ぬって!やめようぜ!」

吟遊詩人「…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「じゃあお前とはここでお別れだな、バイバイ!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「ま、せいぜい一人で物乞いしながら頑張ってくれたまえ」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「親元に帰ることができても迎え入れてくれるかは知らないけどな」

遊び人「うっ…お前は怖くないかよ…」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・; `)「俺だって逃げ…俺は崇高なる光の勇者だからこっ、怖くなんてないし!」

遊び人「…くそっ」

吟遊詩人「…」ニヤリ

遊び人「……!」

遊び人「てめえ!最初からこうするつもりだったな!」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「まあまあ、君も労働の喜びというものを味わおうじゃないか」

遊び人「うるせえハゲ!」

僧侶「…話は決まったようだな…行くぞ勇者よ」

抜けましたごめんなさい


───武具屋


彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「武器はこの剣でいいか」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「鎧とか付けて歩けんから軽装で」





武具店主「250Gになります」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「ほい」ジャラッ

武具店主「またのお越しをお待ちしておりまーす」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「お前は何も買わなくて良かったのか?」

僧侶「…女神様から授かったこの杖があれば他の杖などいらぬ」

彡 ⌒ ミ
(´・ω・ `)「見たことない杖だな、何かの根っこでできてるのか」

僧侶「…我も詳しいことは知らぬが…女神様の偉大なる魔力が宿っているのだ」

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