魔術師としての血統は数えるや早く、三代。
だが、それでも僕が魔術協会総本部『時計塔』に招聘されるまでに至ったのは、偏に血の滲む様な努力が有ったからだ。
そして、そんな僕には掲げる理論があり―――それは、魔術回路の質や数が高名な魔術師に及ばずとも、術に対する深い理解、器用ささえ有れば、血という素質の差は埋め尽くせる、というものだ。

僕はその論理を、己に課してここまで来た。そして、その自論を世界に認めさせるために時計塔に入門したのだ。
その、血筋と血統が全てと言える魔術の世界に於いては革命的とも言える、その論理はしかし誰にも理解されなかった。

それは何故か。時計塔に在籍する人間全てが俗人であり、時計塔の根本が腐敗しているから他ならない。
腐敗している物は、変えなければならない。自分が見る世界こそが、この世界の真理だと思い知らせなければならないのだ。

義憤に駆られている日々を過ごす内に、高名かつ血統も優れた、この身からすれば唾棄すべき権威の体現者ロード・エルメロイが、
極東の地にて行われる魔術の競い合いに参加するという見聞を耳にした。


―――その戦いの名、『聖杯戦争』と言う。単純明快かつこれほど分かりやすく、己の才を論理を示せる戦いの場はない。仔細を探っていく内に、僕は確信した。
そんな僕に、運命の女神は頷いたのだろう。エルメロイの元に届けられるはずの聖遺物が、何の間違いか自分の元に届いた。


興奮から、絶頂にも至る様な想いだった。熱が覚めぬ内に、直ぐに冬木の地へと飛んだ。
そして、今その聖遺物を寄る辺にサーヴァントを召喚する。喚んでしまえば、もう此方の勝ちは揺らぐまい。

それまでの間に紆余屈折有った物の、これから喚ばれる人物の巨大さの前には全てが霞む。
世界最古の蛇の脱皮した化石―――管財課の言葉が嘘でなければ、これで喚ばれるのは人類最古の王。

あらゆる英雄の頂点に君臨する男。負けるはずがない。悦のこもった笑みを漏らしながらも、召喚に必要な詠唱を紡いでいた。


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　　　　　　　　 |/　|;/l/x≡≡ !　i' ≡≡z．ハ::::ヽl＼:::::::::＼　　　 18時までに再開出来なかったら、素直にお休みっす
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時刻は、深い夜。いや、ここまでくれば明け方と呼んでも良い。没し掛けるのは、夜の象徴たる黄金の真円―――満月。
地平線の向こうからは、黎明の時を示す太陽が昇り始める。夜と、朝を生きる者平等に始まりを告げる黄金。

その黄金を背に、一人の男が新都を歩いていた。
カシャン、カシャン、と、無骨な甲冑音を響かせて、夜とも朝とも付かないこの優美な世界を逍遥していた。

男は、天を突くかのような総髪をしていた。身に召すのは男の財力を顕すかのような身に纏った金色の甲冑。
蛇のように鋭い紅の双眸は、険しい表情も合わさり近寄りがたい雰囲気を醸し出していた。

それが男の出で立ちだった。日本人離れであり、芸術的とも言える端正な顔立ち、深紅の宝石よりも輝きが勝るその眸。
目立たない訳がなかった。男は、この平凡的な、日常的光景に溶け込めない、まるで異物だった。

だからか。自らに声を掛ける人間が後を絶たない。
この時は、己が生まれ持ったカリスマを呪いながらも次なる無礼者を思慮してみては、辟易するのであった。

「ねぇねぇアンタ、そうだアンタ。それコスプレ？」
―――案の定。好奇心から、声を掛けられた。対する男は、どこまでも無言。眉根に潜ませた皺を更に険しくするだけ。
「おい！無視すんなよ！お前――」
男が怒りに身を任せ、無表情のままこの場を去ろうとしていた男の肩を掴んだ瞬間。
ザクリ。聞き慣れない音が、耳を付いた。続いて、赤い水彩絵の具をぶち撒けたかのように、朱色に染まっていくコンクリート。

鉄のそれよりも、尚も強い香。男は、一瞬自分の身に何が起きたか分からなかった。
嫌な予感を抱きながらも、スプリンクラーのように朱をまき散らす先を見てみれば、有ったはずの自分の右腕が肘から先が消えていた。

代わるかのように、月よりも余程綺麗かつ鋭利な黄金の剣が肘から先に有った。その剣先は、大地へと向けられ突き刺さっていた。
「ぎゃあああああああ！！！！」
理不尽な暴威に、悲鳴を上げる男を余所に、総髪の男が眉根に皺を潜ませたまま、貯められた怒りを露わにした。

「軽々しく我に触れるでない！貴様ら凡百の生命を万積み上げようとも、我が価値には及ばぬと言うに…！」
男の背が歪む。更なる量と密度で形成された黄金の弾幕を目にした時、男はこの総髪の男に声を掛けた己を呪った。

―――爆音。放った財に呑み込まれ、男は塵の一つも残さずに消えた。
放たれた武具の神秘量を表すかのように、クレーター状のような跡を幾多も残しながら一人の生命は散った。

総髪の男は、その事実をつまらなげに受け入れながらも、騒ぎになりつつあるその場を霊体化をした後に後(あと)にした。
霊体化の一つでもすれば、この男の生命を散らしたのが自分だと気付かれることはない。

……民草は我を想い、我は民草と世界を想う。その貴さ、何故分からぬ。
そして何故、人はたったこれだけで死に至る。疑問は胸を渦巻く。その渦中に手を伸ばそうとも、答えは出なかった。

ただ。あれだけ無駄がなく美しく視えた世界が、今では裁くか、罰すべき世界に堕落したことに遺憾を抱けずにはいられなかった。

見聞を広めるために我は動く。だが、見聞を広めた末に出る答えは恐らく……

何日かたった。それまでの間、我はこの世界の醜さと度し難さをありありと目にした。
神を失った世界は、人を中心的に回り始める。王政をも無くした世界は、個人を中心に回る。

故に、これだけ足並みが揃わない。そして、あれだけ豊かだった自然は文明の発達の為に犠牲になった。
そして、その文明でさえもあの泉で垣間見た『我が世界を乗り越え大海へと乗りだす』というものでなく、一部を除いてただの娯楽の発展だ。

人が、如何にこの世界を過ごしやすくなるかだけを追求した、『人による人だけの世界』というのが、我が出した結論である。
―――かつては愛でられた、個人の域を脱する異端児は、その秘めたる才を伸ばすことも叶わず、ただ腐り落ちていくのみ。

英雄という存在は、最早煙たがれるただの偶像と化した。


……そんな世界に、何の価値が有ると言うのか。
財の一つであるヴィマーナで空高くまで昇り、新都を見下しながらそんなことを考えた。

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【直後AUO判定】
123：起きろエア。全てを無に帰す時が来たのだ
456：―――この違和感、未だ拭えずか
789：起きろエア。世界を創生する時が来たのだ

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　 ∧___　｀＞ ..,,　　　　 r'' } ／ } ./|　　　　　　　　　　　 ||　　　　　 　 |　 ―――起きろエア。世界を創生する時が来たのだ。　 |
　　.∧ツ　 乙ﾐ、 ＞..,,　}＿}__ .イ　|　　　　　　　　　　　 ||　　　　　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　∧　　 ﾏ⌒!　}沁　＞ ..,,　 ｊ　 }　　　　　 　 　 ＿＿jjイ }
　　 　.∧心　　　　 `气 ''~ﾒﾊ ＞＜!　　　 __ ,,..ィ::::::::::::／ .／
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　　　　　　　ﾊ　 　 　 　 !忙弍　　　　　　　　Ⅵ＼
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　　　　 　 ＼狄沁､　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ﾞ''ー┴- 　＿
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　 　 　 　 　 　 ∧ 　 ム　　　.／. : :|　 　 |'ｙ ;从乂炒' 　V ﾉ,r行从},!ﾄ : i　　　　　―――二画の令呪を以て命じる！
　　　　　　　　　 ∧　　ム≦ . : : : : :!　　　!: / |　　　　　　　 乂炒}ﾘｲ! : |
　　 　 　 　 　 ,. : :∧　　ム: : : :／ : i　 　 i : :∧ 　 　 _　'　　 　 /!| : {: : !　　　　　我らを、英雄王ギルガメッシュの元へ！
　　　 __　　　 {: : : : ∧　　ム／{ { : :(l　　　|ノ._,l丶　(　　7　　ィ: ::|:l: :i :y{
　　　 ! ヽ、　弋ﾄ､ {`ｰヽ　 　＼ ):): ,ﾐ!　　 .|ﾆ{　`　＼ _,.　≦:ｲ＾ｰ{:{: :{;/_i
　 　 人　 ` ＜ `~ヽト､ト＼　　 ＼|ﾆﾉ 　　.|二、　　　 　 ,,仁ﾆﾆ=):): :)仁、
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【直後はくのん判定 取り戻した記憶+1 創生を望む王+1 彼の夢、他者の夢+1】
123456：ほぼ直感だったけど…
789：？？？

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　　　　　　　 /　　 !　/　　　　　,　　　　 　 　 　 　 l　 　 !　　　　　,　　 ,
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　　　　　　　　　　　 '" ,. ＿,'////////|ニ二ﾆ|//,ｌ ､
　　　 　 　 　 　 　 　 / .! ./´￣￣￣￣￣￣￣￣ｌ.、ヽ
　　　　　　　　　 ＿, '　 .!/　 　 　 '　　　　　　 　 .l＼　 ヽ._
　　　　　　　_　 ' ./　　　ｌ　　　　　 ',　　　　　　　 {　 .!　　ヽ｀　　　_
　　　_　　'　　 　 l　　 　 ｌ　　　　　　　　　　　 /　 　 .l　　　 ､　　 　 　 ‐　._

【少々お待ちください　AAを拾いに行ってきます】

　　　　　　　　　 　 　 　 ／::::::::/::::::::::::::::::::丶::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　 　 　 　 　 ／::::::::::: ′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶
　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::::::::::: |::::::::､::::::::::::.
　　　 　 　 　 　 　 /:::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::.
.　　　　　　　　　 ,ｲ:::|:::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::i|:::::|::::::::::::::::::|::::::::::::}::::::::::::l
　　　　　　　　　　{:::::}:::::::::::::|:::|;:::::l|::::::}::::i::::|::::::|:::::::::::::::: |::::::::::::|:::::|:::: |

　　　　　　　　　　|:::::| :::::::::::|:::|!:::::!|:::::从!::::}::::::|::::::::::::::::::ト::::::::::|:::::|:::: |　　　　　―――久しいね。ギル。

　　　　　　　　 　 |:::∧:::::::::::i:::ij;"芹芸~ﾐi:从i::::}::::::::::::::::::|　 ::::: |:::::|:::: |
　　　　　　　　　　{:::::::＼::::::::{ﾘ　 　Vﾘ,,. }′ ﾘ}|:::::::::::::::::′ ､:::::|:::::|:::: |　　 f´￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　　､＼〉xrﾍ｀　　　´.::::::.:::.　　}::::::::::::::: }　 ∧:::|:::::|:::: |　　 |　　 ………貴様。　 |
　　　　　　　　　　 　 ＼　 У　　　　　　　　　 ,::::::::::::::::iト-.′:::|:::::|:::: |　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　　　　　　　 　 　 く　　　　 　 　 　 　 .:::::::::::::::::ハ:::::::::∧:::|:::: |
　　　　　　　　　　　　　　　::.、　　 　_　 　 　　,::::::::::::::,′ ∨::::::::＼:{:::|　　　　……君が抱く違和感は最もだ。
　　　　　　　 　 　 　 　 　 j/:＼ ‘ 　 ’　 　　 ,::::::::::::::′,　ﾍ::::::::::::::V::{
　　　　　　　　　　　　　　 / |::::::＼　　　　 　´,::::::::::::,'　/　　∨:::::::::.|:!ﾊ　　　 何故、一般人の女である私が、『ギル』という呼び方をするのか
　　　　　　　　　　　　　／--──丶-..::≦::::ﾉ::::::::: ,′' 　　._-≦ﾍ::;|{:::ﾍ

　　　　　　　　　　　　 イ ⌒　　 /　　 {∨　V :::::::::: ′　 ,,;仁ニ≧x{j::::::}、
　　　　　　　　　　／　　　　　{　「｀ヽ　〉ヽ∨:::::::::/ 　,,;;仁二二ニﾆヘ::::::|::、

　　　　　　　　 ／　　　　 {　　i　√〈　{ノ/7 :::::: ,',,;仁ニニニ＝-´￣¨_＼}::::.、
　　　　　　　　′　　　　　ﾄ､　∨　 ヘj ｲ.,' ::::: /二二=-≦´-=二ニニニ=-:::::.、
　　　　　　　 {　　　"乂,,.　 l／ /i/ﾆ| 　 ,:::::::::/ニﾆ／!=二二二二ニニﾆﾆﾆ}::::::、
　　　　　　　 |　　　　＼　ノ　 ｲ='ﾆ∧　,':::::::/ニ／//-=二二二ニニニﾆﾆﾆ|:::::::.、
　　　　　 ／7 　 ＿／ノ|￣-=ﾆ〈ﾆﾆ=、{::::::〈／／´二二二二二二二ニニﾆ!:::::::::.、
　 　 　,{´三′　　 ,;仁ﾆﾄ -=ﾆ二≧=∧}::::::∧ヾ´-=二二二ニニニニﾆﾆﾆﾆ|::::::::::}

. 　 　 　 　 ＼ソ　 r──,,- x,＿_,::　　　　 :::::::::::::::::
　　　　＼ 　 ﾐ 　 八　　 {{　　　∥　＼､＿＿:::::::::::::
.　　 　 }＼ゝ" f' ＞ ＝,,‐- ,＿_{{　　　＼　∥ヽ::::::::
　　　　 ヽﾐ　 八　　　∥　　　∥＼　　 　 Ｙ{　∧:::::
　　　　 rv}　　＿￣　｀　＜　/　　 ＼　　ノ　＼∧:::
　 　 　 ｌ　 :　　｀厂了㍉､　 ＼　　　　＼}　　　 ｀ヽ:
　 　 　 ﾄ　 :　　ヽ　トｉツ ヽ　　 ＼　　 　ﾉ　　　　　　　　　　…何故敬愛を抱いて、その声で、その呼び方をする。
　 　 　 : 　 ｌ　　　｀¨¨¨｀　　　　　 ＼／::::..
　　　 　 ,　 !　　　　 ＿＿＿ ＿! ＿{{
　　　 　 ヽ　.　r＜　{{　　　 {{　　　　 )
　　　　　　ゝ (　　　 ヾ＿ 　ヾ　　　 ﾉ 　　 ::::.　　　 .:
　　　　　／||ｉ ｀ー　´　　二ﾆ=──}:::::::......::::::::::...　::

.　 　 　 | 　||八　 r‐=＜　　 {{　　 ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::
.　 　 　 | 　||　 ヽ ゝ　　 -‐　￣二

　 　 　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　 　 　 　 　 　 | ―――カルナ。記憶を取り戻させてくれる手伝いをしてくれて有難う。  |
　 　 　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

　　　　　　　　　　　　　　　　､　-―-､ ヽ､｀ヽ

　　　　　　　　　　　　　　, 　'´　　 　 　 　 　 l イ
　　　　　　　　　　　　　'"　＞　　　　　　 , 　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　∠ -　　 　 　 .／,.　'　　,. }
　　　　　　　　　　　　∠_　,.　　　　　　/　-‐　'　!'　　　　オレは、ただお前が突き進む道を阻む者を払う。槍の役を務めただけにすぎん。

　　　　　　 　 　 　 　 　 / ィ　　　　　　　　　　,. l
　　　　　　　　　　　　　　 /　　, 　 '　,　　　 ｨ ハ!　　　　お前が以前歩んだ道を、記憶の底から蘇らせたのはセイバーだ。
　　　　　　　　　　　　　　'　 イ,. /　 ,.ｨ　 ／l/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ' イ＿ '"　ｉ ′　　　　　　故に礼を言うので有れば、今は亡き彼女に代わるそのマスターだろう。
　　　　　　　　　　　　　　　 , ‐ _￣＿_ ￣ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 _　'´　　　　　 ￣　＼
　 　 　 　 　 　 　 　 ,　　　　　　　　　　　　　 　 　 、
　　　　　　　　　,　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 {　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l
　　　　　　 　 ,.　'　 !　　　　　_　-　.＿ 　 ／　　　　　 l
　　　　 　 ／　　　 l＿　‐　　　　　,' 　 .／　　 　 　 　 !
　　　　／＿_　　　 l. ' 　 　 　 　 　 　 /　,. 　 '⌒ヽ　 /
.　　　（´　　 ./ ＼. {　　　　　　 　 ｌ　 ( ´　　./　　 ',　 i
　　　　 ､　 ./　　　ヽ　　　　　　　　 　 ＼　./ 　 　 〉、!
　　　　　ヽ/　　　　/.ヽ　　　　　　　　　　｀/　　　./-‐'

　　　　　　 　 　 ＞: : : :￣ : : : : ＜
　　　　 　 　 ／. : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　 　. : : ;: : : : : : : : : : : : : : : : . ' ,
　　 　 　 /: /: {:: : : : : : : : : : : : : : : : : .
　 　 　 ./ : ': : |:: : : : : : : : : : : : : : : : : : :　V
　 　 　 ′: : : :|:: : : : -: : －; : : : : : : : : : 　:
　　　　|.: ::|.: : :k: :;､从iヽ{乂ト､/从,-i､: : .　;

　　　　|.: :;|.: : :|::｀　ｨ＝ミ、 　 　 　 ' ﾌ, : ./　　　　　　　　それでも―――有難う。
　　　　l: : ､ : : :.　　　　　　　　　＝ﾐ､/ :Y

　　　　| : : i: : : : . 　 　 　 　 　 　 　 ': :.ﾘ　　　　　　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　 , : : : !: : : : :.　　 　 ―　 　 　 从 ;　　　　　　　　 |　 礼は素直に受け取っておこう。 |
　　 ./: : : : :. : : : : :.､　 丶　　'　　.ｲ: : :{　 　 　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　/: : : : : : '，: : : : .＞ ､　 . . ＜: {: : : :.
　./: : : : : : : :‘,: : : : :.ヽ　　{: : : : : ﾘ : : : V

, . : : : : : : : : : ﾉ:、: : : :} 　 _ヽ : : :/: : : : : V
: : : : : : ｡o≦ﾆﾆ心 : : |´　　}ﾆ≧o｡ _: : : : V
: : : .ィﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}: : !､ 　｜ﾆﾆﾆﾆ7ヾ: : : V
: : : {ﾆヾ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|: : !ﾆ=ﾆ,ﾆﾆﾆﾆ,/ニ} : : : V

　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 ほう、施しの英雄か。だが、今はそれよりも女、貴様だ。 |
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

..:::　　　　　　　　　　::...　ヾヽ　　　　　＼ヽ　　　　　　　　　　　　　､　 ﾄ..､ i､　　　　　　　　　　　　　　　 ,r'／　　　　　,r'ッ　...::
..:: 　　　　　　　　　　　::::　 ヾヽ　　　　　ヽヽ　　　　　　　　　　　 ､}:.ヽ!:::::ヾ::Vi　　　　　　　　　　　　　,r',r'　　　　　,r'ッ 　::::
､.　　　　　 　 　 　 　 .:: ::.　　ヾヽ　　　　　ヽヽ..::::::::::::::::.....　　　　､j .::::::::::::::::::: ﾚ,　　　　.....::::::::::::::::..,r',r'　　　　　,r'ッ　　.:: ::.
　｀'' -.ﾍ　　　　 　 　 ::.　 ::　　　ヾ　　　　 ..:::ヽヽ　 　 　 ::::::.　　｀ﾐ :::::::::::::::::::: /　　　　 ::: 　 　 　,r',r':::.. 　　　　ッ　　　:: 　.::
｀ヽ､　　｀i　　　　　　　:::. .::　　　　　　　..::::::　　ヽ~!　　 ／　____　 ヾ:::::::::::::::::::ﾉ　　　　 　　　　　!~,r'　　::::::..　　　　　　　::. .:::
　　 .｀ヽ､/　　　　　　　 :::.......　　　　....::::　　　　 i　＼　_,.ｨ ,:::::::::::ミ:.､::::::::::::::ﾘ　　　___　　 　　／　i 　　　　::::....　　　　.......:::
　　　　　　　　　　　　　:::　　:::::::::::::　 ::::　　　　　^¨i／.::::::::::::::::::::､:::::｀:..-..:ｲ{__ ,,..ｨ::::::ﾐｰ.､　　| i¨^　　　　　:::: 　:::::::::::::　　:::
　　　　　　　 　 　 　 ..:::.................　　　:::.　　　　　 　i ::::::::::::::::::::::::::::ヾ:::::::::::::::!:::j:::::::::::::::::::.. ヽ　　 　　　　　.:::　　　.................:::..
　　　　　　　 　 　 ..:::　　　　　::::::::::....　:::.　　　　　　', '::::::::::::::::::::::::::::::｀ミ:::::::::::::::::::／::::::::::::::::}　　　　 .:::　....::::::::::　　　　　:::..
ヽ.　　 　 　 　 ....::::　　　　　　　　　:::::.... ::::..　　　　　ヽ ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'/::..　　..:::: ....:::::　　　　　　　　　::::.... 　 　 　 　　.,r'
　 ｀ ヽ ､ 　 ...:::　　　　　　　　　　　　　::::.. ::::::::.....　　　}/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾐi　.:::::::: ..::::　　　　　　　　　　　　　:::... 　 ､ ,r' ´
. -　,,_　 ｀ ヽ ､_　　　,ｭ　 ,,　　　　　　　　::::..　　　　　 ゝｲ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾐi　　　 ..::::　　　　　　　,, 　ｭ,　　　_､ ,r' ´ 　_,,　- .
　　　 ｀'' - ､_　 ｀ ''' ´ ﾍ_||　　　　　　　　　:::　　　　　　　ﾚへ ::::::{/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ　　 :::　　　　　　　　　||_ﾍ ｀ ''' ´ 　_､ - ''´
　　　　　::　　｀''ヽ､　　r-' i　　　　　　　　 ::::　　　　　　　　　　＼ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j　　　:::: 　　　　　　　　i '-r　　､,r'''´　　::
　　　 　 ::　　　 　 ＼　7 ノ　　　　　　　　:::　　　　　　　　　　　　,ゝ ::::::::::::::::::::::::::::/` ｰ- '　　　　 :::　　　　　　　　!､ 7　／ 　 　　　::
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─､　　　　 　 　 ::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
─'.　　　　 　 　 .::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|

　　　　　　 |　 　 　 　 l 　 　 /　　　　 　 ／ 　 　 　 ／ 　 　 　 ノ／/
　　　 　　Ⅵ 　 　 、　 !　　 /　　　　　／　 --=ﾆ二´ 　 　 　 　 　 /
　　　　　　∨　　 　＼从／イ Ζ二彡　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /
.　　　 　 　 ∨ _ﾄ'´￣`''"　　　　　　　〈三　　　　　--=ﾆ二´ 　／７
　 　 　 　 　 ∨.i　　　　 　 　 　 /　　　　￣≦＿　　　　 　 　 　 /
　　　　　　 　 Ⅵ　　　ヾ　　 　 /　__ｚ斗＜´　　 ミr‐‐、-=ﾆ二´/
　　　　　 　　 　{≧ｚ､　i}　Ξ　{／弋ソア　　 　 　 ヽ　! 　 　 Ζ_　　　　　　　貴様は何だ。
　　　　 　 　 　 ∧弋叉ミ三三彡　 ￣　　　　　　　ﾉ　}　　ノ　／
　　　　　　　　　 ∧ ￣　ｌ　　　　　　　　　 　 　 　 　 / 　 　 /　　　　　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　 　 　 　 　 ∧　　|　　　 　 　 　 　 　 　 　 !二ｎ＿__/　　　　　　　  |　 それは、君が良く知ってるんじゃないかな。　 |
　　　　　　　　　 　 ∧　丶　　 　 　 　 　 　 　 　 || 　　 　 |　　 　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　　　　　　　　 ヽ　　 　 　 　 ＿,　　 　 ／|L　＿＿|
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 、 ￣ 　 　 　 　 ／　/　　＿＿|_＼　　　　　　 　 ｒ≦　￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／ 　 /　／:::::,-===＝≧　　 　 ／
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼＿　イ　　　/　/:::::／　　　　　 　＼ ／
　　　　　　　　　　　　　　　 -=ﾆﾆ} 　 　 　 ＿∠:::／　 　 　 　 　 　／

　　　　　　　 　 ,:::::::,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::|:::::::::::::::::::|
　　　　　　　　,::::::::,':::::,':::ｉ:::::::::::::::::::l:|:::::::::::::::::::::l:::::::::::|:::::::::::::::::::|

　　　　　　　 ,:::::::::i::::::|::|:|:::::::::::::::::::|:|:::::::::,:r-':::::|::::::::::|::::::::::::::|::::|
　　　　　　　 ;::::::::|::::::|::从;;;;;;;;;;;;;;;;;从イ'´　 　 }:l::::::::::|:::::::::::::::l::::|
　　　　　　　 ;::::::::|　‐─-　　　 　 　,ｨ斥芋ミ |::::::::/::|:::::::::::::::l::::|
　　　　　　　 ;::::::::| ,ｨf云ミ 　　　 　´ ﾞ､:,し/|　l::::::/::::|::::::::::::::::l::::|
.　 　 　 　 　 |从∧　ﾞ､しﾊ　　　　　　 ゝ-‐' /::::/:::::/:::::::::::::::::|::::|　　　　　　―――そう。私は、君が良く知ってる人物の転生体だ。
　　　　　　　　　　　〉　ゝ-'　　　　　　　 　 /::::/:::::/::::::::::::::::::::|::::|
　　　　　　　　　　 /::ﾞ､ 　　 、 　　　　　　/::::/:::::/:::::::::::::::::::::::l::::|
　　　　　　　　　　/::::::::..　　　　　＿ 　　/::::/:::::/ |:::::::::::::::::::::::l::::|

　　　 　 　 　 　 /::::::::::::.ヽ､　　　 　 　 /:::/:::::/　 |＿::::::::::::::::::l::::|
　　　　　 　 　 /:::::::::::/:::::::::｀ ー　-　, '::::/::::/=='　__|:::::::::::::::::::l::::|
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　　　　　　 　':::::::::::::i::::::::::::::::::::::__|/::::::::::./　r '´ 　　　　 ヽ:::::::::l::::|
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　　　　　 (:::::::::::::::::::::ヽ/三ﾆﾐ./::::::::::::/./ 　 l /　 　　　　　 ヽ::::l::::|
　　　　 ／＼::::::::::::::::::|三三ﾐ/::::::::::::/.〈　 　 l 　 　 　　　　　 ヽ|::::|
　 　 ／:::::::::::＼:::::::::::::|三ﾆ,/::::::::::::/ミ/ 　 　 l　　 　 　　 　 　 ヽ:::|
　 ／::::::::::::::::::::::＼:::::::〈//./:::::::::::.///〉　　 　 l　 　 　 　 　　　　ヽ|
／:::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::|｀'/:::::::::::/｀⌒´　　　　 l 　 　 　　　　　　　ヽ

　　　　　　　　　 __,
　　　　 r‐-.　.,i-ﾐ-./ 　　　　　　ｨ'''''､,,,,..,,　　　　　　　ｨ--..､
　　　　 .|　.!　 ｀''''ﾞ　　　　　　..／...―-i　..ゝ　　　　　　 `ｰ-"
　　　　 .|　ﾞ''''ｰ ､　　　　　　'┴'"　　/ . /　　　　 　 　 　 　 　 　 ,..、　　　　　　 ,i― ,　　　　　　　　　　 i― 、　　　　　　　　　　r‐-､
　　　　 .|　.!｀''―′　　　　　　　　 / . /　　　 　 　 　 　 　 _,..-''.／ 　 　 　 　 　 ゝ./ 　　　　　　　　　　 ゝ..ﾉ　　　 　 　 　 　 　 ゝ..ﾉ
　　　　 .|　.l　　　　　　　　　　　／ ／ 　　　　　　　　',^'''"ﾞ._..-'"
　　　　 .!､,,,'　　　　　　　　　 '!ﾞ‐'´　　　　　　　　　　 ｀ー'"

不思議に思っていたことが有る。私が、彼らの夢を見ていた時、私の視点は明らかにギルガメッシュではなかったのだ。
パスを通して見るサーヴァントとマスターの夢は、その夢の持ち主――本人なのが定石なのに、私はそうでなかった。

私が、見たのはギルガメッシュの夢ではなく。彼の唯一無二の盟友のエルキドゥの物だった。

　　　　　　　　　 __,
　　　　 r‐-.　.,i-ﾐ-./ 　　　　　　ｨ'''''､,,,,..,,　　　　　　　ｨ--..､
　　　　 .|　.!　 ｀''''ﾞ　　　　　　..／...―-i　..ゝ　　　　　　 `ｰ-"
　　　　 .|　ﾞ''''ｰ ､　　　　　　'┴'"　　/ . /　　　　 　 　 　 　 　 　 ,..、　　　　　　 ,i― ,　　　　　　　　　　 i― 、　　　　　　　　　　r‐-､
　　　　 .|　.!｀''―′　　　　　　　　 / . /　　　 　 　 　 　 　 _,..-''.／ 　 　 　 　 　 ゝ./ 　　　　　　　　　　 ゝ..ﾉ　　　 　 　 　 　 　 ゝ..ﾉ
　　　　 .|　.l　　　　　　　　　　　／ ／ 　　　　　　　　',^'''"ﾞ._..-'"
　　　　 .!､,,,'　　　　　　　　　 '!ﾞ‐'´　　　　　　　　　　 ｀ー'"

その前の聖杯戦争では、エルキドゥを従えていたのであれば、それもまた有り得た。
だが、私が月の聖杯戦争で従えて居たのは、セイバー、アーチャー、キャスターの三名だ。

なので違う。ああ、やはり私が見たのはエルキドゥの夢であり、私自身が生まれる前の私の過去の夢であった。
ならば、それを取り戻そう。絶望してしまった彼を救い出す為に、他でもない盟友であるエルキドゥの手を以てして。


　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　 |　 ―――四画の令呪を以て我が身に刻み込む。　 |
　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

時臣さんと青子さんから譲り受けた令呪を、一気に消費する。そして、一時的な奇跡を再現する。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＞―‐‐ . . ､
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /￣＼　　　　　 　 ／. : :｀ .∨/´: :_:＞､
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /￣＼＿/￣＼　　...ｧ'／: :￣:｀ : : -‐: : :__ ＞-_、
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼＿/　 ＼＿/　 //. : :ィ.: : : : : : : : : :＼ : : : : :≧z.、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/￣＼　 /￣＼ 　/ , イ.: :ｨ/. i :l : ＼: : :.ｰ:､＿＜_￣: :≧=ｰ-. .._
.　　　　　　　 __　　　　　　　　　 ＼　 /￣..._,　z≦ : : : :ｲ.:{:i : :{ :{: !: : ヽ｀ヽ､ヽ} ⌒Z: : : : : : : : : : } )
.　　　　　　 _/　＼　　 __/￣＼ 　/￣＼( {(γ.: : : イ.: :ｿ: ;{从: iA从: }ﾘｲ从: : : .､｀ : :ー=-: :.､: : : (.__
.　　　　 　 / ＼__/　 /　＼　 /￣＼　 /. )ｿﾍ : :(: : :／.:,.弋:.{仡ぅｰ ｿ'ｨ仡ｫ}!ゝ､: :.ヽ、 : : : :y: ): : χ⌒
　　　 　 　 ＼_/　＼ ＼__/￣＼＿/￣...'´. 　_) z :´ :久: : -)!　　 　 ,　"　 /ｧ‐-l!｀ : :≧ z- 、ノ⌒ﾘ　　　　　我が身を、かつて在りし姿に―――。
.　　　　　　 　 _＼__/__/　＼＿/　 ＼＿/.⌒ｸ ,彡7!:.７77∧《＼ 　 -　 ／》////ヽ⌒ｸヽ: : })
　　　　　　　 / ＼__/　＼__/　 ＼＿/　 ＼..ζ 　弋...|/////ヽミ｀､ー 7/／//////} 　 　)ﾙ'　　　　　　　　 ウルクの時を、ギルガメッシュと共に生きたエルキドゥの姿に…！
.　　　　 　 　 ＼_/　＼__/　＼＿/ 　＼＿/　 　 　 .~ i//////l//∧ , //,ｲ/////ｲ,'　⌒~
　 　 　 　 　 　 / ＼_/　＼__/　　　　 　 　 　 　 　 　 l///-=ミﾐ!,'//V／//////ｨ/　　　 　 　 　 　 , ‐､__, ‐､__
　 　 　 　 　 　 |＼/ ＼　　　　　　　 　 .（⌒ヽr- 、　 ヾ､///////∠///_z彡ｲ//　　 　 　 　 　 　 ヽ‐〈__〉‐〈__|＼
　　　　　　　 　 ＼|＼ /　　__　 　 　 .rｰ-ヽ.＿＼ ｀ ーｧ=､‐- ＜ ミ ミz-_／///　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 / ＼|＼
.　　　　 　 　 　 　 ＼|__〉‐〈__〉‐､　　 ｀ ー--　 二｀ ーヽ　 ￣　 　 ヽr≦!//_/＿　　__. -―- 、　　　 　 __ 　 ＼_/＼|
　　　　　　　　　　　　　ヽ-'　ヽ-'　　　　　 .＿ ノ｀ ー　　 ｀二_　　　ﾉ´￣ 　 　 　 ￣r―‐-､- ､ ｀ ｰｧ.　/　＼__/ ＼_/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 (_　　 _　- ―-_┬　´!l ーく　　　　　　　_　-- ､-_./￣＼ 　/￣＼__/　＼__/ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣　　　　　 　7ｰ-７-==.＼ 　 ＿/￣＼　 /￣＼　 /￣＼＿/　＼__/__＼_/
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【直後ギルガメッシュ判定　唯一無二の友+2】
123：名を忘れた。身体を忘れた。故に我は貴様など知らぬ。
456789：くっ――久しいな。

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　　 　 ｀ ヽ:::::::::／　　 　 　 　 　 　 〉::/　　...:.:.:.:.::::::／　　　/
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　　　　　',　 　　,'　 　 　 ／―――‐ｧ 　):::::::/ |:::'::/ 　 ／
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　 ヽ、　　￣ ＿_　--＜／　 　　ｲ/:::::::::::|i　　　＿＿!
　　　＼ニニ二二二ア　　 　.:.:i　}:::::::::::/￣￣　 　 /
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.　 　 ／.:.:.:.:.:/:::::::::::::::/　 　 　 　 /

煙が晴れた向こう。中性的で有りながら、端正な顔立ちをした少年が現れる。
若草色の絹の様な長髪を、高々度による風に揺らせながら、法悦の笑みを浮かべる。

それはギルガメッシュも同じ。法悦の様な笑みを浮かべながら、少年が現れる様を微動だにせず眺めていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　- ― -　.,
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＞　´　　　　　　　　｀　＜
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　＼

　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　 　 　 　 ｀ヽ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,　　 　 ,　　　　　　　　,　　　　 ＼.　　　 ヽ
　　　　　　　　　 　 　 / 　　　 i　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,
　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　 | 　 　 　 i!　　　　',　　　　　　　 　 　 ∨
　　　　　 　 　 　 　 ′　　　 .j!　　　　 .|ヽﾄ.　　　',　 　 　 ',　　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　i　　　　 .ハ　　　　 !　__ ＼　 i!　　　　 ',~ヽ　　 　 ∨
　　　　　　　　　　　|　i　　　i!　 ', 　 　 |´　　　__ヽ!.　　　 　 ',. } 　 　 　 V
　　　　　　　　　　　|　|　　　|　__.}ﾊ 　 i!　' ,.ｨf伝ﾊ}》　　　 　 V
　　　　　　　　　　　|　|　　　|'´ ＿. ',　i　　j! 込_ツ |　　　　　 |　　　 　 　 V
　　　　　　　　　　　|　|　　　|　,ｨrミ､ヽ{　　 　 　 　 !　　　　　 ト､　　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　|　|　　　| 《 ヾ沁　　　　　　　　|　 　 i!　　i! .ﾊ_　i!　　　 ∨
　　　　　　　　　　　|　|　　　|ヽ｀　｀¨　　　　　　 　 |　 　 |　　 |´　} 〉|　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　|　|　　　|　iヽ.　　　　｀　_　 ィ　|　 　 |　　 |　//　!　　　　　∨
　　　　　　　　　　　|　|　　　!　 　 ＼　　 　｀　´ 　 |　　　!　　 !//　　.',. 　 　 　 ∨
　　　　　　　　　　　|　i!　　　　　　|　 ＞　　 　 　 ｨ|　　 　 　 ,.:/　　　 ',　　　 　 　､
　　　　　　　　　　　|　!i　　　　　　|　　　　｀　￣　 .| 　 　 　 〃　　　　　,　　　　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　|　||　　　　 　 |　　　　　　　 ／|　　　　 / 　 　 　 　 ヽ　　　　　　 ､
　　　　　　　　　　　|　|.!　 　 　 　 !　　　　__　ノ 　 !　　　　,　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　|　| !　　　　　　　　　/　　　　　|　　　　i　　　　　　　　　　＼

　　　　　　　　　　　|　| |　 　 　 　 　 　 ,:　　　　　 |　　　　|　　　　 　 　 　 　 　 ',



そして。少年の輪郭が明らかになった直後、ギルガメッシュは笑いながら言葉を発した。

　　　　　　　　　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　|  ああ、確かに久しいな我が盟友よ。 |
　　　　　　　　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
流れる景色、聴覚を遮る大気を去る音さえもなかったかのように、眼窩の奥の強烈な光を向けて言葉を継いだ。

声も変われば、出で立ちも変わった。波の掛かった長髪は、極上の絹のようなものに。
存在感も、今までのマスターの比ではない。英雄王と自分と同格のものだ。

なるほど、それも頷ける話だ。
エルキドゥと言えば、英雄王の唯一無二の盟友で有りながら、あらゆる英雄の頂点に立つ男と痛み分けを演じた大英雄なのだから。

だが、意外なことにマスターが元来備え持つ性質は揺らがず。

「カルナ―――槍！」
変幻自在で有ったと聞くのに、自分の姿を変質させずに―――いやこれは出来ないのだろうか。
あくまで転生体である以上、人間というカテゴリーから抜け出せないのだろう。つまり泥の肉体ではないということだ。

だから、自分に槍を求めた。オレは、それに逆らうことなく彼女(？)に自らが振るう槍を渡した。


　　　　 　　, ｨ/.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.:.:.:.:ﾟ,.:.:.:.:.:.:.:.:.h.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧
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　　　 イ.:.:.:/.:.:.!.:.:.:.:.:.l.:.:.:..::.:.:.:.:.:.:.ﾟ:,.:.:.:.:.:.i.:.:.:.:.:.:.:.!.:ﾟ,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧
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i　 i .ｷ.ﾊ　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 ﾚｲ.:.:.:.:.:.:.::, ﾟ.:.:.:.:,ﾟ.:.s.:.:.:.
_､ ﾔ ｷ ﾊ_＿_＿ ＿　　　　　　　　　入　　　　,ﾟｲ.:.:.:, ﾟ.:. ﾟ.:.:.:.:.:.∧.:.ﾟ,.:.:.:

≧-' -' - '　≦＿__こ￣　マ≦￣ヽ　 ﾍ　　 /ｲ!.:., ﾟ.:, ﾟ.:.:.:.:.:.:.:.,ﾟ ﾟ,.:.:.:.:.:.
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槍を持って、圧倒的な速度で迫り来るエルキドゥに対してギルガメッシュは、
背後の空間から幾多もの武器を飛ばすことで応戦することとした。

―――火花が散る。どちらが持つ武器も、極上も極上。
交差する度に、光るそれは刹那的輝きでありながら、心を掴んでいき、脳に深く刻まれていく。

槍を以てして、あらゆる武具を叩き落とし、中途防御に専念しながらも、徐々に黄金の王の元へ迫るエルキドゥ。
それをただ笑いながら、眺めた後に再び財を飛ばすギルガメッシュ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .:.:.:.:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　ヽ、.....　:.:.
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≪　========================() 二 :.　:_＿　　　　　　　　　　　　 　 .:　.....　:.:.
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　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 Ν　{/∠二ニ-=ミ　｀ヽ　　　　　 　 :　' .....'　;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　VⅥ'　　 __ ≦ ﾆ二__く_ 　 　 　 　 　 ...........
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　　｀￣￣　 　｝　　 　 ＼　:　' .....' ;　　　　 `ｰ＜　／ 　／
　　　　　 　 ノー――一 ゝ 　.......　　 　/￣/__ .／ 　／　　　 　-――-　　ヽ
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両者が両者、己の全力を発揮できる戦術と鎬を削り合う。

【直後戦闘判定　補正なし】
1234：ギルガメッシュ有利
5678：エルキドゥ有利
9、0：互角

その細い体躯に見合わぬ黄金の長槍が、黄金の武器を弾く。徐々に、徐々にだが、彼らの距離が詰められていく。
―――両者の顔は、ただただ悦に歪む。かつての歴史の再現に、想いを馳せながら全力をぶつけ合う。

弾いた剣がギルガメッシュの頬の生傷を作る。ギルガメッシュが放った矢が、その太ももに血を滲ませる。
それでも、両者は一切怯まない。最早、痛みなどで止められるような戦いではないのだ。

武器と武器とを合わせることで、己の真意をぶつけ。相手の真意を読み取っていく。
それは、彼らなりのコミュニケーションの他ならない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /
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　　　　　　　　 　 　 |: : : ／: :/､　　 ゞ≠　　 ‘/: : : / ）ﾉl/: : : : : /　　　　｛　 -=ﾆ二
　　　　　　　　 　 　 |: : : | Ⅵ,ィ }　　　　　　　 l: : :,.´ 　イ: : : : : :/　　　　 ｛ニニニニ
　　　　　　　　 　 　 |: : : | ､ｲツ ヽ 　 　 ＿_　,′:.{　　 ｛: : : : : /　　　　　 ‘:,ニニニ
　　　　　　　　 　 　 |: : ハ: ヽ　　　r=:.:.:.:.:.:.ﾉ |: : : :＼　｛: :.:.:／　　　　　　　‘:,ニニ
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二二二二　＼　 　 　 　 ＼|≧=* 　 ﾑ　 |!　ｌ| ｜　　　-―――==== ヽ
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Τ―‐'　／:::::::::::::::::(_, ―　 〉＞､　　　　　　　　　　　 　 |::!　}――‐一
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【直後戦闘判定　補正なし】
1234：ギルガメッシュ有利
56789：エルキドゥ有利
0：イベント

槍に身体を寄り添わせ、直線的に構えたエルキドゥ。
無論、財は彼の生命を奪おうと大気を裂きながら彼の元へ迫る。

思わず前に出ることを考えたが、それは早計であり杞憂で済むことだと思い知った。
―――槍の穂先を弾頭に。そしてその身と槍は弾丸に。ただ、一つの線を貫く砲丸となって世界を突き進んだ。

音をも、絶命させんとする武器をも置き去りに、彼はギルガメッシュの元へと迫った。
そして、頬を吊り上げてこんなことを口にする。

『僕の手で君の慢心を正そう』
その言葉を聞いた一瞬、硬直するギルガメッシュだったが、笑いながらその槍を咄嗟に出した歪な形状をした長剣を横殴りに振るう。
黄金と黄金が鍔迫り合い、果たして勝ったのはギルガメッシュだった。

だが、距離は彼が得意とするアウトレンジではない。アーチャーが苦手とする、白兵戦だ。十分勝機は有ると言っても良い。

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　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨　　 ｨ'‐tｯｧ　ﾏﾆ=-‐　'^ア　　　　　　　ク―――ならば見事我を諌めてみせよ。
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ここからは…
1：サーヴァントであるオレの仕事だ。
2：エルキドゥに任せる
3：自由

【下2】

ふと、エルキドゥと眼が合った。その自信気な眼差しからは、『自分に任せてほしい』という意志が読み取れた。
ならば、オレはそれに委ねるのみ。この戦いを見届ける第三者に徹するのみだ。

―――エルキドゥが、長槍をまるで手足の延長かのように、自分の背丈よりも長い槍を自由自在に振るう。
袈裟、突き、振り下ろし、振り上げ。あらゆる攻撃方法が、ギルガメッシュに傷を募らせて行く。

かと言って、ギルガメッシュが防戦一方という訳でもない。
槍が突きという点の攻撃になりやすい点を利用し、攻撃の隙を見事に掻い潜ってエルキドゥに剣戟をぶつける。

「―――は、」

始まりは誰だったか。いよいよ終点が見える戦いにおいて、両者の内の誰かが笑みを漏らし始めたのだ。

「―――はははは！！！」
「―――はははは！！！」

傷を幾多も作りながら、痛みへの苦悶の声は決して漏らさず
唯一無二の盟友とこうして武器を交差することに、何よりも悦びを感じているのだ。

武器を交わす度に、相手の歩んだ道が見える。相手が胸に抱いている気持ちが見える。

二人は今、何よりも充足した時を味わっていた。

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【直後最終戦闘判定　補正なし】
1234：ギルガメッシュ有利
56789：エルキドゥ有利
0：イベント

【互角】





―――そして、戦いの幕は下ろされる。
エルキドゥが横殴りに振った槍を、ギルガメッシュが稲妻の様な形状をした歪な剣でそれを受け止めた時、エルキドゥに変化が訪れる。

エルキドゥを形成していたマナが溶け始め、元の姿であった『岸波白野』の姿へと戻り始めたのだ。
それを機に、彼らは戦いを止めた。まるで時代劇の武士を思わせるような、潔さだった。


　　　　　　　 　　_　...――...ー....-　..
　　　　　　,.....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 囗　ﾛ　　　。

　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ロ []　 　　　　ﾛ　　　　　　。
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　　　{!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::/　|::::!:::::::: 囗ﾛ　[]　　[]　　　　　　　　ﾛ

　　　|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|/ 　 |:::|:::::::::! []　ﾛ　　　　囗　　　　[]　　　　　　　 ﾛ
　　　|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::斗―‐斥|::::::::k´| □　□ [] 　 ﾛ
　　　|:::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::|,ｨ扞㍉|,、::/｀ﾒ囗　[]　　　ﾛ　　　　[]　　　　　結局、決着は付かずか…

　　　|:::::::::::::::::::::::::::il｀ﾞﾐ|:::::::::ｲじｿ ,　ﾘ|:/　　/::|  [] ロ 　[]　　　。　　　　　　　　　　　　　。

　　　|:::::::::::::::〃:::::::l| yﾞ|::::::::::|｀¨¨´　.ﾉ'　 　i:::: 囗　┌┐[]　　　ﾛ　　　　ﾛ
　　　|::::::::::::::::|::::::::::ゞ..ｿ!:::::::::|　　　 　 　 　 !::::!  囗└┘　 []　 　ロ
　　　|::::::::::::::::|::::::::::::::::::|::::::::::| 　 　 、＿ .:'｜::!　  囗 ﾛ　　　　ﾛ
　　　|::::::::::::::::!::::::::::::::::::|::::::::ハ　 　 　゜　　ﾉ::::| □ [] 　 ﾛ　　　　　。
　　　|::::::::::::::ｿ::::::::::::::::::|:::::::::::::ﾊ｀ﾞ:.r-- ‐::´::::::|　 囗ﾛ　 。
　 　 j!:::::::::::::::::r-=ー―ﾍ::::::::::::ヾ￣￣￣ﾘ:!:::::|　　 ロ ﾛ
　 　 j!:::::::::::::::::|　　　　　 ＼::::::::::ヽ　　　/::|::::::!　　  ┌┐　 。
　　 ﾉ:::::::::::::::::::|　　　　　　　＼::::::::ﾐ:、 /:冫:::::|　　  └┘ﾛ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヾ.::::::j!　　　　　　　  囗ﾛ

「あの時よりは経験積んだんだけどな」と、悪戯っぽい笑みを浮かべて、大気へと還元されていくの自身の身を任せた。
それに対して、ギルガメッシュは「戯け」と険の抜けた様な表情で、エルキドゥに返した。

　　　　　　 |　 　 　 　 l 　 　 /　　　　 　 ／ 　 　 　 ／ 　 　 　 ノ／/
　　　 　　Ⅵ 　 　 、　 !　　 /　　　　　／　 --=ﾆ二´ 　 　 　 　 　 /
　　　　　　∨　　 　＼从／イ Ζ二彡　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /
.　　　 　 　 ∨ _ﾄ'´￣`''"　　　　　　　〈三　　　　　--=ﾆ二´ 　／7
　 　 　 　 　 ∨.i　　　　　　　　　　　　ノ ￣≦＿　 　 　 　 　 　 /
　　　　　　 　 Ⅵ　　　　　　　　 　ｚ≦　　　　　 ミr‐‐、-=ﾆ二´/
　　　　　 　　 　{≧ｚ_　　　　　　´ー===≠　 　 　 ヽ　! 　 　 Ζ_
　　　　 　 　 　 ∧==＝　　 　 　 　 　　 　 　 　 　 ﾉ　}　　ノ　／　　　　　如何に経験が積まれようとも、我とて日々進化はしている。
　　　　　　　　　 ∧ 　 　ｌ　　　　　　　　　 　 　 　 　 / 　 　 /
　　　　 　 　 　 　 ∧　　|　　　 　 　 　 　 　 　 　 !二ｎ＿__/　　　　　　　貴様がそうであったようにな。故に、決着が付かぬのもまた道理よ。
　　　　　　　　　 　 ∧　丶　　 　 　 　 　 　 　 　 || 　　 　 |
　　　　　　　　　　　　 ヽ　　 　 　 　 ＿,　　 　 ／|L　＿＿|
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 、 ￣ 　 　 　 　 ／　/　　＿＿|_＼　　　　　　 　 ｒ≦　￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／ 　 /　／:::::,-===＝≧　　 　 ／
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼＿　イ　　　/　/:::::／　　　　　 　＼ ／
　　　　　　　　　　　　　　　 -=ﾆﾆ} 　 　 　 ＿∠:::／　 　 　 　 　 　／
　　　　＜　￣￣｀ヽ＿／ﾆﾆﾆﾆﾆ|　 　 __ノ::::::::／　 　 　 　 　 　／
／　　　　　　＼／　　 ／￣￣￣＼〃::::::::::／　　　　　　　　　/

「はは。前に進もうとも、僕たちは変わらずってことか」と、やはり柔和な笑みを浮かべてエルキドゥは言葉を返すのだ。
それに、口元を歪ませながら静かに頷くギルガメッシュだった。

―――本来であれば。自分達は、このような死闘を演じながらも奥の手を隠している。
それを出さなかったのは、自分達の決闘にはその宝具は無粋だからだ。世界規模の宝具をなぞ、最早個人の域を超えている。

故に、最後の最後になろうとも切らなかった。

　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　 |　  帰るのか？ |
　　　　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿ 乂_　　　　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 ああ。どう足掻いても僕はもう帰らなければならない。　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

　　　　　　　　　　　　　　　-　　　　　　／ 　　　 ヽ　､
　　　　　　　　　　　 イ ´　　　　　　.:/　.:
　　　　　　　　　，’　/　　/　　　　.::　 .::　　:　 .　　　 .　　ヽ
　　　 　　 　　/　 .::/　　/　　　　.:::　.::::　 .:.　 .::.　　　 .:　　　ハ
　　　　　　　ｲ　 .:::/　　/　　　　.:::　.::::::　.::.　 .:::.　　　　囗　ﾛ　　　。
　　　　　　/:......::::/　　/　　　　.::::　.:::::::: :::i　 .:::::.　　 ..　l::ロ []　 　　　　ﾛ　　　　　　。
　　　　　 f::......:::::’ .　. 　　　　 .:::　__./!＿/{　|:::::　　 .::.　!::　ﾛ ロ　　 ﾛ　　　　　　　　　　　ﾛ
　　　　　 |::....::::::f　: .:: r　　　 .:::::´.:/ .|::/__ }_ﾞ|ト､　　 .::.ハ:::. 囗ﾛ　[]　　[]　　　　　　　　ﾛ
　　　　　 |::...:::::::!　: .:: !　　　　:___ /ィ:斧ミ､，! ､::　　 ./. __ ﾝ []　ﾛ　　　　囗　　　　[]　　　　　　　 ﾛ
　　　　　 |::..:::::::|　. :_!f　　　　l:::｀Y《 うﾍ:ﾊ ゝ!　Y　.: iイ＿ ト､ i□　□ [] 　 ﾛ
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　　　　　 i:::::::::::! :i　):|　　　　l::ﾄ:::l　　￣　　　 ./.／　 う.ﾉ.}　/ !/　[] ロ 　[]　　　。　　　　　　　　　　　　。
　　　　　 }::::::::::l ::{ (:::l　　　　:::| ､i　　　　　　 / ´　 　､ー //／/ 囗　┌┐[]　　　ﾛ　　　　ﾛ
　　　　　 !::::::::::! ::::＼|　　　　|::!　　　　　　　　　　　　′／　 .f　　 囗└┘　 []　 　ロ
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　　　　　’{　ﾊ::!:::::::::::::l　　　 | .|　　　　　　　　　　　　.::::　 　.!ﾏ　 □ [] 　 ﾛ　　　　　。
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　　　　　!i　　|::!:::::::::::::ﾏ.　　　i !　＼　　　　　　／l:::|::::::　　　|::::∧　　 ロ ﾛ

　　　　 .!i　　 |:!::::::::::::::ﾏ.　　　}.!　　　　` ┌- ´:::::::ヽ!::::　　　ハ::::::’　 ┌┐　 。
　　　　 !i　　　l:!:::::::::::::::l､　　 Ⅵ　　　　　 |:::::j::､:::::::::|:::::　　 i　､:::::::::ﾊ └┘ﾛ
　　　　 !i　　　 j:::::::::::::::} ﾊ　　ﾊ　　　　　 .!:::::＼＼::::!::::　　 i　　ｷ:::::::  囗ﾛ
　　　　 !i　　　 ﾏ:::::::::::::|.　j　　ﾊ.　　　　　Lヘ､:::::::::､}:::::　　，､　 ＼::::::∧
　　　　 i:!＿ __　〉´7r ﾉ. 　i　　 !　　　　 ./　　 ｀ 〉ﾍj:::::　 /＿＿__　＼::∧
＿＿ r ' 7:::7　イ　{ f　　　l　 　|　　　　/ 　　　/:::::::{::::　/　　　　　｀ヽ.＼ﾍ

【直後判定】
123：君は僕を忘れたかい？いや、忘れてくれるかい？
456789：―――発展途上なのさ、この世界は。僕も君もまだ、介入は早いだろう？

　　　　　　　　　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 |　  君は何故人を殺す？ |
　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ィ　　_,.. ｨ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨイ／ｲr '´ ,／-─イ,

　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾚ'　 /　/　 ／　 　 ,／ 　'7
　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　/ ,i / 　 ,　　,／　 /　,/
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |ヾ 　l　{ !　 /　／　 ,／　,.ｲ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 { ヽ、ヽ ヾ、 { /／ ,.-イ /　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　、|｀`丶-､',.r '"　　 !/ /ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　　|,　|　　　　 　 　 　 _, ヽ_,!　　　　　　決まっておろう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　rヽ!Ｔt-..、　　 rﾋ.:ﾌﾉ　fヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヾヽ ヾ ='｀ 　 ´ ￣ 　 ﾉｿ　　　　　　 この世界が余りにも醜悪だからだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝヽ　　　　|!　　 　 /Z
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[__|｀＼ 　‐=‐ 　 ／l__|　　　　　　　間引くという行為が必要な程にな。
　　　　　 　 _　-─‐--＜｀＼ 　 　,rｪ─'l 丶 __,.　'　|`ー‐ｯ､　　　,. -
　　　　 ,r' ´　　　　　 `ヾ、 　 ＼/ ヽ,rェ| 　 ＿＿　 |￢,/　 | ,／　　 ,r ",. -' ´　｀`丶､
　　　　,! `　､　　　　　　　＼　　 ＼　ヽ;;;;フ´_rｭ､ ｀く;;;;/ 　 ／ 　　／,.　　　　　　　　　｀丶
　　　　|::. 　 　,　　　　　　　　 ､　　 ヽ、∨ 　`i::｢ 　 ∨　／　　　, ' 　　　　　　 　 　　,. -'´|
　　　　|:::.　　　　　　　　　　　　　　　　i,　l,　　|:|　　/　/　　　　　　　　　　　　　,.　 '..:::::::::::|
　　　 ,l::、　　　　　　 　 　 　 　　　 　　l　 l 　 ||　 /　 l　　　　　　　　　　　,.　 　 ..::::::::::::::::|
　 　 /＿　`　　　　　　　　 　　 　 　 　 l 　 l 　|　/ 　 |　　　　　　　　　　　　　 .:::::::::::::::::::/
　 ∠＿＿｀ 丶 ､　　　　　　　　　　　　/`'=､ゝ._,.ｨ.;=''"|　　　　　　　　 　 　　...:::::::::::::::::::ｲ
　 ／　　　　 　　　`丶、　　　　　　　ノ_,.. -‐';:::::::;'- ､　l　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿_,!
／　　　　　`ヽ、ヾフ ∠::;丶、 　　,. '"　　　　!::::::!　　 `＼　　　　　 _,.r':::::＞､　　　　:::::|
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　　　　　　　　　　　i　　　　 .ハ　　　　 !　__ ＼　 i!　　　　囗ﾛ　[]　　[]　　　　　　　　ﾛ
　　　　　　　　　　　|　i　　　i!　 ', 　 　 |´　　　__ヽ!.　 　 　 []　ﾛ　　　　囗　　　　[]　　　　　　　 ﾛ
　　　　　　　　　　　|　|　　　|　__.}ﾊ 　 i!　' ,.ｨf伝ﾊ}》　　　　  □　□ [] 　 ﾛ　　　　ギル。それは君が喚び出された世界がまだ発展途上だからだ。
　　　　　　　　　　　|　|　　　|'´ ＿. ',　i　　j! 込_ツ |　　　　　囗　[]　　　ﾛ　　　　[]

　　　　　　　　　　　|　|　　　|　,ｨrミ､ヽ{　　 　 　 　 !　　　　　 ト  [] ロ 　[]　　　。　　　　　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　　|　|　　　| 《 ヾ沁　　　　　　　　|　 　 i!　　i 囗　┌┐[]　　　ﾛ　　　　ﾛ　 |　 む…確かにそうやもしれぬが…　  |
　　　　　　　　　　　|　|　　　|ヽ｀　｀¨　　　　　　 　 |　 　 |　　 |´ 囗└┘　 []　 　ロ　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　　　　　　　|　|　　　|　iヽ.　　　　｀　_　 ィ　|　 　 |　　 |　/ 囗 ﾛ　　　　ﾛ
　　　　　　　　　　　|　|　　　!　 　 ＼　　 　｀　´ 　 |　　　!　　 !/ □ [] 　 ﾛ　　　　 君は未来永劫語り継がれる英雄王なのだろう？
　　　　　　　　　　　|　i!　　　　　　|　 ＞　　 　 　 ｨ|　　 　 　 ,.:/　 囗ﾛ　 。　　　　､
　　　　　　　　　　　|　!i　　　　　　|　　　　｀　￣　 .| 　 　 　 〃　　  ロ ﾛ　 　 　 　 ならば、この時は諦めてしまえば良い。
　　　　　　　　　　　|　||　　　　 　 |　　　　　　　 ／|　　　　 /　　 　 ┌┐　 。　　　　  ､
　　　　　　　　　　　|　|.!　 　 　 　 !　　　　__　ノ 　 !　　　　,　　　　 └┘ﾛ＼
　　　　　　　　　　　|　| !　　　　　　　　　/　　　　　|　　　　i　　　　  囗ﾛ　 　 ＼
　　　　　　　　　　　|　| |　 　 　 　 　 　 ,:　　　　　 |　　　　|　　　　 　 　 　 　 　 ',

＼: : :≧s｡　　　ﾞ:, : :i!: : ）　＿＿ ｀ヽ.＿....￣｀ヽ.: : :ﾞ:,.../ V: : : : . ヽ
ヽ. ￣￣｀ヽ＼ 　.〉: :;!*'　　　　　≫=-: : : : : : :ノ､: : : 囗　ﾛ　　　。 :V

: : ::≧s｡＿ ＼ }/:: : :≧=―=≦ : ::フ: : :==-: : :ｦ: : : ｀:, ロ []　 　　　　ﾛ　　　　　　。
､: : ｀ヽ: : : :.｀ヽi!ゝ., : : : : : : : : : :／.: : : : : : :／.:_,:｡ｬi´: /:: ﾛ ロ　　 ﾛ　　　　　　　　　　　ﾛ
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　　　`; : : ヽ: : : :＼: : ≧s｡._ : : :-=彡:,f .ｨｯ､∠:_:_／: *ﾞ7　[]　ﾛ　　　　囗　　　　[]　　　　　　　 ﾛ
､＿　 i!: : : : 〕ﾄ､: : :≧=－: : :￣: : : :/ t.にﾘ　　　=-ｭ., ,: /;!: □　□ [] 　 ﾛ :}
:. : : :｀i!: : : : :}-=彡’:: : : ::,ｲ! : : : : : ﾚ’　i　　 　 　 んiﾐｧ､/: : 囗　[]　　　ﾛ　　　　[]　　　　　　　―――人も文明もまだまだだ。
: : : : :弋 : : : ゝ._ : : : : : : :{:::| : : : : :/ 　 　 　 　 　 弋.ﾂ　彡: :/:  [] ロ 　[]　　　。　　　　　　　　　　　　。
`'≪: : : :`'≪: : : ≧s｡.＿ ヽ.ゝ.,_￣i　　 t ､　　　　　　_,.+'’:／. 囗　┌┐[]　　　ﾛ　　　　ﾛ　　　まだ、これから先が有るんだ。
`ｰ≪ : : : : : :`'≪ : : : : : ::￣`'≪ゝ:,＿＿＿＿ . ｡ｬi´.: : : : : : :　 囗└┘　 []　 　ロ
ヽ.: : `'≪: : : : : : :`'≪ : : : : : : : ￣: :,: : : : : : : :,.｡ｬiｱ : : : : :／: : : :囗 ﾛ　　　　ﾛ  :,　　　　　　　それを狭い視野で決めつけては駄目だ。

　　￣￣￣￣`'≪: : : ≧s｡.￣￣￣　｀ヽ￣￣ ,.+^: : : : :／: : : :  □ [] 　 ﾛ　　　　　。
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　 _V　　∨　ﾄ::　 ヽ |::　{ ／　ﾂ ／⌒ヽ 　 　ヽ
　ヽ≧ 三＞ー‐一ミ＼从_／イー=ﾄ-.　　-== ∨

.　　∨　__}}　 　 　 　　 `'"　　　　　}_;〈三=-＼_ﾆ
　　　∨ ｼ_　　　　　　　　　　　　 __ ゞ-＝= ノ　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　 　 ∨__≧x_　 　　　　　　_／＿_≧ _テ´　　　　 | 貴方が英雄王なら尚更  |
　　　 /ﾆ'l　ヽt:i:j＞、 　 　 ｲt:i:} ノ´{-=　　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　 { ｿ !　　￣　　　 　　　 ￣　　 斥/
　　 　 ﾟｰﾄ,　　　　　 　 |:　　　 　 　/-'ﾟ　　　　　　　　……
　 　 〔__」　,　　　　　　 i::.　　 　 　/〔___〕
　　　　　　 ＼　　　 ＿ ＿　 　.／
　　　　＿___ｲ ＼ 　 　 　 　 ／ ﾄ､＿__
＼　 /(　,.,.,.,|　　 ＼　 　 ／ 　 |.,.,.,.,.,∧　／
　　V　ﾍ :;:;:;:l 　 　 　 ￣ 　 　 .l:;:;:;:;:/　∨
　 　 V　ﾍ :;:;l.,.,.,.,.,.,. _＿__ .,.,.,..,l:;:;:;:/　./
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　　 　 V　ﾍ￣￣i　　|　| 　 i￣ / 　./
　　　　 ｝ 　ﾍ　　|　　|　| 　 |　./ 　 ｛

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　　　　　　　　,::::::::,':::::,':::ｉ:::::::::::::::::::l:|:::::::::::::::::::::l:::::::::::|:::::::::::::::::::|

　　　　　　　 ,:::::::::i::::::|::|:|:::::::::::::::::::|:|:::::::::,:r-':::::|::::::::::|::::::::::::::|::::|
　　　　　　　 ;::::::::|::::::|::从;;;;;;;;;;;;;;;;;从イ'´　 　 }:l::::::::::|:::::::::::::::l::::|
　　　　　　　 ;::::::::|　‐─-　　　 　 　,ｨ斥芋ミ |::::::::/::|:::::::::::::::l::::|　　　　こんな今でも、愛でようはある…きっと…。
　　　　　　　 ;::::::::| ,ｨf云ミ 　　　 　´ ﾞ､:,し/|　l::::::/::::|::::::::::::::::l::::|
.　 　 　 　 　 |从∧　ﾞ､しﾊ　　　　　　 ゝ-‐' /::::/:::::/:::::::::::::::::|::::|　　　　貴方が垣間見た、人が空の庭の更に果てへと繰り出す時代もいつかは巡ってくる。
　　　　　　　　　　　〉　ゝ-'　　　　　　　 　 /::::/:::::/::::::::::::::::::::|::::|
　　　　　　　　　　 /::ﾞ､ 　　 、 　　　　　　/::::/:::::/:::::::::::::::::::::::l::::|　　　　だから、絶望なんかしないで。
　　　　　　　　　　/::::::::..　　　　　＿ 　　/::::/:::::/ |:::::::::::::::::::::::l::::|

　　　 　 　 　 　 /::::::::::::.ヽ､　　　 　 　 /:::/:::::/　 |＿::::::::::::::::::l::::|
　　　　　 　 　 /:::::::::::/:::::::::｀ ー　-　, '::::/::::/=='　__|:::::::::::::::::::l::::|
.　　　　　　　 /:::::::::::/:::::::::::::::::::::::r-/:::::::::::/　　／　 ￣ヽ:::::::::::ｌ:::|
　　　　　　 　':::::::::::::i::::::::::::::::::::::__|/::::::::::./　r '´ 　　　　 ヽ:::::::::l::::|
　　　　　　/::::::::::::::ヽ::::::/ﾆ｀V_./:::::::::::::/,|/　　　　　　　　 ヽ::::::l::::|
　　　　　 (:::::::::::::::::::::ヽ/三ﾆﾐ./::::::::::::/./ 　 l /　 　　　　　 ヽ::::l::::|
　　　　 ／＼::::::::::::::::::|三三ﾐ/::::::::::::/.〈　 　 l 　 　 　　　　　 ヽ|::::|
　 　 ／:::::::::::＼:::::::::::::|三ﾆ,/::::::::::::/ミ/ 　 　 l　　 　 　　 　 　 ヽ:::|
　 ／::::::::::::::::::::::＼:::::::〈//./:::::::::::.///〉　　 　 l　 　 　 　 　　　　ヽ|
／:::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::|｀'/:::::::::::/｀⌒´　　　　 l 　 　 　　　　　　　ヽ

　ヽ　 　 !　　　　　　　　 　 　 〈　　　　　　　　　　　　　　　ー○＿
　　○＿_　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　/ 　 　 !
　 /　　　∧　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　 {＿＿__|
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　 ￣￣´　　 `　　　　　　　　　　　　　 　 ｀　　 　 　 ′　　　　　　　 ／
　＼　　　　　 /＼　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｲ､　　 　 　 　 ／
　　 ＼ 　 　 / 　 |＼　　　　　　　　 　 　 　 　 ／;' l　ヽ、　　　／
　　　　ヽ_／ i,.,.,.,.|　 ＼　　 　 　 　 　 　 　 ／::::;'　|.,.,.,.,i＼_／
　　　 　 l} 　 l::::::::|　　　 ヽ　　　　　　 　 ／::::::::;' 　|::::::::l　 {!
　　　 　 ll　　l::::::::|　　 　 　 ｀ ー―― ´:::::::::::::;'　　|::::::::l　 ll
　　　 　 ll　　|::::::::!　　　　　　';:::::::::::::::::::::::::::::::;'　 　|::::::::|　 ||

【直後判定】
123：女。誰に説教を垂れている
456：ふん。そうであろうな。だがそれはそれとしt(ry
789：ふん。そうであろうな。

　　　 ／:::::::; イ::::::::::::/::::::::::::::／:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::丶::::::::::::::::::::::
　　 ./::::::／ ./::::::::::::/:::::::::::／::::::／; ｨ:::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::/:::::::::::ヽ:::::::::::::::::
　　./::／　 ./:::::::::::::!::::::::::/ー-＜＿＿,:::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::/:::::::::::::::::l:::::::::::::::::
　 /／　　 /:::::::::::::ハ:::::/／x､　　/::::::::::::::::::::::::::; イ::､:::::::::; イ::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::
　 /　　　 .l::::::::::;ｲ::::::}::/」. ＼::＼/:::::::::::::::,　　´ ／::::::× 　 .|:::::::::::::::::::i::::l:::::::::::::::
　　　　　　|::::／ .|:::::/:::/__.　 ＼::＼::::::／　　 　l;:::::／　 ヽ　ｌ:::::::::::::::::::!::::l:::::::::::::::　　　　　　うせやろ
　　　　　　|/　　 |::八:/ Z三三｀三ﾆ>､　　　　 .|／　　　　 7::::::::::::::::::/:::::l:::::::::::::::
　　　　　 /　　　 V::::/丶　　　　￣ 　 }⌒ヽ-　＿..　z=＝ォ:::::::::::::::::ハ:::::l:::::::::::::::　　　　　　さすがに頭が回らなくなりつつあるので
　　　　　　　　 ／:::::{　""｀ー---― '´　 {　　ミ三＝≡=ミ」:::::::::::／:::/!::::!::::::::::::::　　　　　　ここまで。
　　　　　　　／:::::::::::丶　　　　　　　　　　＼　 ｀ヾ｀ヽ／:::::::､:::／:::::::/::|::/::::::::::::/
　　　　　 ／::::::::::::::::::::::丶　　　　　　　　　　 ＼　／ヾ｀ヽ::::ﾉ＿＿::/:::::|/:::::::::::/　　　　　　 本来なら、一回目の判定で終わるつもりでしたまる
　　　　／::::::::::::::::::::::::/:::::::丶　r──　､　　　^´　ー‐ｧⅥ´:::::::::::∠ヽ:::′:::::::/

　　 ／::::::::::::::／::::::::/::::::::::::::::＞　　　　 ヽ　　　　・ ./:::::::::::::::::／　　}:::::::::::::::{　　　　　　　　それではお疲れ様でした
　 /::::::::::::::／:::::::::／::::::, ｨ　´:.:.:.:.:.:.｀:, -　' .＿＿＿/:::::::::::::::::/＿＿/::::::::::::::::ヽ
　/::::::::; イ::::::::::／!::::／:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ー- ､　　 /:./:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼

　　　 /:.／　　　　　　 ヽ
　 　 ｛:/　　　　 　 　 　 |
　　　 l{
__,,... . .ゝ､、

::::::::::::::::::::::::::::ﾞ｀:丶.､
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ｀ヽ:-:':＾ヽ
::::::::::::::::::::::::;.-:'':´::::::::::::::::; ::::::::l｀`:丶.、
:::::::::::::::::;. '′ :::::::::::::::::::ｨj:::::::::::| ::ヽ`丶`ヽ､
::::::::: ／ ,.,／:::::::::::::::::; ' !,!::::::::::l.:::::::｀､　　　｀
:: :／,.-''/ ::::::::::::::::, '-‐〃!::::::::;!.:::::::::.丶
／'" :::/ ::::::::::::::／ 　 〃 l:::::::/:::.::|、:::ﾞﾍ
: ::::::::/ ::::::::::::;ｨ|　　__/′,' .::/::::::. :!ヽ::::ﾞl

: ::::::/ ::::::::／|::|　 示牙 ,': :/:::i:::::. :|　ヽ:.l　　　　　深夜更新は頭がまわらないせいか、後々修正したい点が多々出てくる。
::::::/ :::::／::: :l::l　 | |:'::|./／::ｉ::,!::::. :l 　 ヾ!
:: /:.／ | ::::: ::!γ´ .l.Ч'゛`;::,'!ハ::: ,!　 　 |　　　　　今後は控えよう
:/:'ﾞ:.ヽ､| ::::: :|八 　''ｰ'　 ｌ.ﾊ:;|　 ',::;!
: :::::::::/ ! ::: :::!'　 ` ""-‐'Ｙ 　 　 /
:::::::::./　!::::::::l　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　今日の更新はおやすみっす
: :::: /ヽ,|::::::::l､＿_, ィ'l´

: : :/　 ヾ:::::::l　　　 l.｜
. :∧　　'､:::::.! 　 ,.-'.　!
:/＼＼,＿　|　 /　{`_⊥-､
　 　＼　　｀ヽ〈￣　　　_,.｣
'゛ 　 　 ´￣｀ヽV　　　　 ｲ

　　　　　　　　　　　　　　　　ノi

　　　　　　　　　　　　　　　/::ノ',　　　　　　　　　　　　　 　 　 {｀ヽ、
　　　　　　　　　　 　 　 　 |::::::ノ',　　　　　　　　　　 　 　 　 {ヽ}:::::::',
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |::::::::ノ）　 　 　 　 　 　 　 　 　 _}ヽ. ',::::::::',
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |::::::::::::',　　　　 　 　 　 　 　 　 }ヽ ',:::::::::::::|
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　　　　　　　　　　　　　 　 |::::::::::::::',　　　 　 　 　 　 　 （＼ ',::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　',:::::::::::::::',　　 　 　 　 　 　 （＼ ヽ.::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　 '､ :::::::::::ﾉ　　　　　　 　 　 (＼ ヽ ',:::::::::::i
　　　　　　　　　　　 　 　 　 {ヽ:::::::{　 　 　 　 　 　 　 (＼ ヽ ',::::::::: i
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ :::::::',　　　　　　　　 　 ﾉ　ヽ ',:::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ ::::::ヽ.　　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 '., ::::::ヽ　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::／
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　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ', ::::::',　/,':::::::::::::::::::::::/
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.　　　　ﾟ 　 ﾄ.ｨ　 ﾟ　 　 ﾟ　 ﾟ ｡ﾟ 　 　 　 ', ::::',{ ::::::::::::::::::::/
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　　　　　　|し'ｌ,_　　　　　 ｀ヾﾐミミﾐﾞ　 　 　 　 ,.- ､ヽ{
　　ﾟ　　｡　|　 i,::::::... 　 。　ﾟ 　 ｀ｰ-､　　　　　{ ｭ　',　',
　　　。　　|:::....'i,:::::::::.... 。ﾟ　　 　 　 {　　　 　 ｀ー-ヽﾉ
　　　　　　|lii::;;:..'i,;;:::　;;::.:;;ilﾉ　　 　 ヽ　　　　　　_／
　　　　 　 !lili:::..　ﾞし'､;;:::::....　 　 　 　 ', i｀ー‐､´/
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 }{　　　 }{
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 i!　　　 i!
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ﾉ',.　 　 ）'､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾚ^､）　く_ii_>

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　　　　　　＿....-‐==＝＝==---==‐-　.,_

　　 　｀ヾ二二二二二二二二二二二二二≧ミ,
　　　　　 ＼ﾆﾆｒ'''"´￣ /=/::￣.~. ''. .‐=二_ニﾆﾆ≧ミ,
　　　　　 　 ⅥΛ　　　 {Ⅳ:: : . . . . . . . . . . . ~. ' ＜ニﾆ≧ミ,
　　　　　　　 ∨Λ　 　 {ﾆ! : : . . . . . . . . . . iI!. . . . . ~'＜ニニ＼
.　　　 　 　 　 ∨Λ　　 Ⅶ:: :... . . . . . . . . . |I|. . . . . . . . .~'.＜二＼
　　　　　　　　　ヽΛ　　 V';: :. . . . . . . . . . .|I|. . . . . . . . . . . . :}7＼ヽ
　　　　　　　　　　＼､ 　　Ｖ';: . . . . . . . . . . lI!. . . . . . . . . . . ./,′　ヽ:.

　 　 　 　 　 　 　 　 ゛　 　 ＼､. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . //　　 　 ゛、
　　　　　　　　　 　 　 丶　 　 ＼ ､ . . . . . . . . . . . . . . . . .ｲｱ　　 ′
　　　　　　　　　　　　 　 丶　 　 ` ﾐ :.., .... . . . . . . . .. ／／
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ 　 　 ｀`　ミ=ｚｚｚz=彡 "　 　 　′
　　　　　　　　　　　　　　　　 ` ﾐ::.,　　　　 　 ￣ 　 　 　 ,／
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 `　ミ＝=zz---zzｚ==≠´
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ ｰ＝＝-‐'"´
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　 ヽ 　　/
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ′　　　 ',　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　　　　　 V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 　 　 　 |　　　 　 　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 　 　 　 |　　　 　 　 　 　 　 | 読み通り奴さんは上空。乖離剣にも手を伸ばしたわ |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 　 　 　 |　　　 　 　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＿＿＿＿|　　　　　　 ＿,,..イ
　　　　　　　　　　　　　　　　　／ ',　　　　　　￣￣￣　 }}
　　＿＿　　　　　　　　　　,.ィ }.／ ',　　　　　　　　 　 　 ||
　 ∧___　｀＞ ..,,　　　　 r'' } ／ } ./|　　　　　　　　　　　 ||
　　.∧ツ　 乙ﾐ、 ＞..,,　}＿}__ .イ　|　　　　　　　　　　　 ||
　　　∧　　 ﾏ⌒!　}沁　＞ ..,,　 ｊ　 }　　　　　 　 　 ＿＿jjイ }
　　 　.∧心　　　　 `气 ''~ﾒﾊ ＞＜!　　　 __ ,,..ィ::::::::::::／ .／
　　　　 ∧ｿ　　　　　　　　　 ｀　　　＞ ＜:::::::::::::::::＞ ´..イ
　　　　　.∧　　　　　 　 ﾄ､　　　　 乙弍､_ヽー＜　..イ
　　　　 　 .∧　　　　　　|弍:.　　　　　　　j歹＼￣
　　　　　　　ﾊ　 　 　 　 !忙弍　　　　　　　　Ⅵ＼
　　　　＿＿__}＿＿＿__.|込主廴　　 　 　 　 　}ミ ヽ
　　　　 ヽ≧=z､　　　　　　　　　 ｀ﾞ''ー-　　__　　 jハ.Y
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　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　 |　 …行くのねはくのん？　 |
　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |  行きます。彼を、ギルを止められるのは、私だけですから　　 |
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

　　　　　　　　　　　　　　　 ＿__ 　 ＿＿　　＿_
　　　　　　　 　 　 　 　 ,ｨ/::::::::::::＞::､:::::::｀/::::::::::ヽ
　 　 　 　 　 　 　 　 ／::::|::::::::::r=---::::｀´::-=ニ､:::.
　　　　　　　　　 　 /:::::::::}:::::::: |::::／::::/::::∨:ヽ:＼::::.
　　　　 　 　 　 　 /::::::::: |:|::::::::|:/:::::::/:::::::::|::::::∨:ヽ:::.
　　　　　　　　　　'::::::::::: '::|::::::::|::::::::/:::::::::: |:!:::: |::::::∨:.

　　　　　　　　　　|::::::::::::|::|::::::::|::::://|:::::::::/:|!:::_|::::|:::|::::.
　　　　　　　　　　|::::::::::::|::|::::::::|ｨ/-|-､::::/:::|}ｲ=､:ｲ:,::::::::.
　　　　　　　　　　|:::::::: ｨ|::|::::::::|,ｨﾁ斥ﾐ}/ }/て刈|从:::::::,:.
　　　　　　　　　　|:::::,:::{ |::|::::::::|弋zｿ　　　　ゞ'　| ,::::::::::|::,　　　…ギル、か。

　　　　　　　　　　|: /: 乂::|::::::::|　　　 　 　 .'　　八:::::::: |ﾘ
　　　　　　　　　　|::,::::::::::|:|::::::::|　　　　　,. -　 ｲ　 , ::::: |　　　　ねぇはくのん。貴女は、何の為に彼の蛮行を止めに行くの？
　　　　　　　　　　|,::::::::::::|:|::::::::|　､　　　　　 ｲ/ 　 !:::::: |
　　 　 　 　 　 　 /::::::::::: |:|::::::::|_　　＞r--く::/　　 |::::::/　　　　義務が回ってくるのは、貴女がどういう立場に有るからなの？
　　　　　　　　　/ｲ :::::::: 从:::::: ! ＼　 /＼:イ 　 　 |::::,
　　　　　　　　　　|:::::::::/　 ＼::{ 　　 ､{　　ヽ､_　　 |::/
　　　　　　　　　　|::::::/　―　 ＼　　　＼_　　 }ヽ　l/
　　　　　　　　　　|:::ｲ ´　　 　＼＼　　　＼_〉 l　} '
　　　　　　　　　　|::::,　　　　　　 }　＼　 　 ｀ｰj∨
　　　　　　　　　　|:::{　　 　 　 　 |　 　 ー---' ､ ＼
　　　　　　　　　　|:::|＿, 　 -　￣| ／　　　＼　 ＼　　 ､
　　　　　　　　　　|::{　　　　　　　/ 　 　 　 　 ＼　 ヽ　　 ヽ
　　　　　　　　　　|::/　　　　　　/ ´￣　　　　 　 ＼　:.　 　 　.
　　　　　　　　　　|/　　　　　　,　　　　　　　　　　　∨}　　 　 }
　　 　 　 　 　 　 /　　　　 　 /＿,...:: 　 　 　 　 　 　.:}| 　 　 ,
　　　　　　　　　/　　　　 　 /　　　　　　　　　　　　..::||
　　　　　　　　 , 　 　 　 　 /　　　　　　 　 　 　 ....::::' ||　 イ
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　　　　　　　　{　　　　　　 |:|　　　　　／￣　　　　　{r'ﾐ
　　　　　　　　|　　　　　 ⌒ヽ　　　　　　　　　　　　 |{_ﾉ
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　　　 　 　 　 　 　 /:::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::.
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　　　　　　　　　　{:::::}:::::::::::::|:::|;:::::l|::::::}::::i::::|::::::|:::::::::::::::: |::::::::::::|:::::|:::: |

　　　　　　　　　　|:::::| :::::::::::|:::|!:::::!|:::::从!::::}::::::|::::::::::::::::::ト::::::::::|:::::|:::: |

　　　　　　　　 　 |:::∧:::::::::::i:::ij;"芹芸~ﾐi:从i::::}::::::::::::::::::|　 ::::: |:::::|:::: |　　　　友達だからです。
　　　　　　　　　　{:::::::＼::::::::{ﾘ　 　Vﾘ,,. }′ ﾘ}|:::::::::::::::::′ ､:::::|:::::|:::: |
　　　　　　　　　　　､＼〉xrﾍ｀　　　´.::::::.:::.　　}::::::::::::::: }　 ∧:::|:::::|:::: |　　　　…それ以外に答えは有り得ない。きっと。
　　　　　　　　　　 　 ＼　 У　　　　　　　　　 ,::::::::::::::::iト-.′:::|:::::|:::: |
　　　　　　　　　　　 　 　 く　　　　 　 　 　 　 .:::::::::::::::::ハ:::::::::∧:::|:::: |
　　　　　　　　　　　　　　　::.、　　 　_　 　 　　,::::::::::::::,′ ∨::::::::＼:{:::|
　　　　　　　 　 　 　 　 　 j/:＼ ‘ 　 ’　 　　 ,::::::::::::::′,　ﾍ::::::::::::::V::{
　　　　　　　　　　　　　　 / |::::::＼　　　　 　´,::::::::::::,'　/　　∨:::::::::.|:!ﾊ
　　　　　　　　　　　　　／--──丶-..::≦::::ﾉ::::::::: ,′' 　　._-≦ﾍ::;|{:::ﾍ

　　　　　　　　　　　　 イ ⌒　　 /　　 {∨　V :::::::::: ′　 ,,;仁ニ≧x{j::::::}、
　　　　　　　　　　／　　　　　{　「｀ヽ　〉ヽ∨:::::::::/ 　,,;;仁二二ニﾆヘ::::::|::、

　　　　　　　　 ／　　　　 {　　i　√〈　{ノ/7 :::::: ,',,;仁ニニニ＝-´￣¨_＼}::::.、
　　　　　　　　′　　　　　ﾄ､　∨　 ヘj ｲ.,' ::::: /二二=-≦´-=二ニニニ=-:::::.、
　　　　　　　 {　　　"乂,,.　 l／ /i/ﾆ| 　 ,:::::::::/ニﾆ／!=二二二二ニニﾆﾆﾆ}::::::、
　　　　　　　 |　　　　＼　ノ　 ｲ='ﾆ∧　,':::::::/ニ／//-=二二二ニニニﾆﾆﾆ|:::::::.、
　　　　　 ／7 　 ＿／ノ|￣-=ﾆ〈ﾆﾆ=、{::::::〈／／´二二二二二二二ニニﾆ!:::::::::.、
　 　 　,{´三′　　 ,;仁ﾆﾄ -=ﾆ二≧=∧}::::::∧ヾ´-=二二二ニニニニﾆﾆﾆﾆ|::::::::::}

　　　　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　|　  ――そっか。友達だからか。　　 |
　　　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_


万感の想いが込められた言葉。想いだけでなく、他の意味も含まれているのだろう。
彼女を、責務に駆り立てて居るのは、自分と岸波白野のような浅い関係のような『友達』ではなく。

それこそ、戦友、盟友と言った、そんな唯一無二のかけがえの無い何かが有るからだ。
僅かな寂寥を感じながらも、『それならば』と割り切る自分が居るのは、彼女とは浅い関係のためだからだろうか。

…関係ない。浅かろうと深かろうと、彼女はサーヴァントという絶対的な力を持つ立場で、自分はサーヴァントを持たないというだけ。
どんな関係にあろうと、私は彼女の背を支援することで、後押しするだけなのだ。


―――令呪は、遠坂時臣と私が持つ計六画を既に委託してある。そして、彼女が矛とするサーヴァントは施しの英雄。
心配事はない。どれだけ無茶をしようとも、お釣りが返ってくる計算だ。

大丈夫。そう、大丈夫だ。ならば、私は令呪を掲げるその小さな背に、見送る言葉を掛けるだけ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　＿＿
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ．＜: : : : :.￣￣ ヽ、
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＜: : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |: : :.|: :ﾊ: :}　＼/ ﾔ Tヽﾍ: :|: : :.:.:l＝≡三 !込
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r┴i: :i斗ｔiリ　　 .＼ｒ笊行 l: : : :.:.:.:|三三三|ﾆ込　　　　　行ってらっしゃい、はくのん。
　　　　　　 　 　 　 　 　 　＿＿_,.-''{ ｊｊﾉ │.ｨ笊ﾒ 　 　 ヽヒツ　l: : : : :.:.:|三三ﾆ.|三込
　　　　　　　　 　 　 　 　/三三＞‐′r' ﾍ: 人ﾋツ 〈 　 　 　 　 .!: |: : :.:.:.|三三n.|三ﾆ込
　　　　　　　　　　　　　厶　' ´　　　　〉　 |: 八´　　　　　 _　 　 |: |: :.:.|: :|三三ﾆ|三三込
.　　　 　 　 　,.、-‐ ' ´　　　　　　,、 ＜三!: :.:.:＼ 　￣　　　 ／.| ﾊ: : | : |三三ﾆ!三三ﾆ込
.　　　 　／　　　　　 　 　 ,　＜三三三三|: : : : : :.＞　 ＿／ . │!:| : |: :.:|三三::|三三三.込
.　 　／　　　　　　　　∠ム=ｒ─--ｧ三≠.!: : : : : : :.:.|　　　　 　 !: ::!: :!:.:.│三三!三三三ﾆ込
　 　{　　　 　 　 　 ／　 　 　 ）　 八:::: 　 |: : : :ﾄ-‐ ┤　　 　 　 ﾄ'´ﾚﾘ ￣￣ ＼_＼三三三..込
.　　 ＼　　　　‐ '´　 　 　 　 ,'　./　 ヽ. 　ﾚﾘl!: ! {ヽ　 　 　 　 ／　　 ./´　　　　＼_＼三三三込
　　　 　 ｀' 　 、　　 　 　 　 /　/ 　::::..,,, 　 へ |八　　, 　 ＜´ 　 　 /　　 　 　 　 ∟
.　　 　 　 　 　 ￣ T ﾏﾏﾏ≠　,'　　 　:::／　　ヽ 　｀´　　　　 　 ヽ /　　　　 _,,.、-‐│
. 　 　 　 　 　 　 　 ｀守三} 　 {　　　／　　　　　　　　　　　　　　　|　　-‐ '´　 　 　 ｀ヽ、
.　　　　　　　 　 　 　 　 ヾｷ∠＿.／　　　　　　　　　　　　　　 　 人　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 ｀守/.{.:::::....　　 　 　 　 　 ...　　 　 　 　 ＼　 　 　 　 　 　 ,.-､.ゝ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀'ﾔ:::::::::::::::.....,,,....:::::::::::::::::::::........:::::.　 　 }ヽ　　　　 ,.-'´　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∨::::::::::_:::::::::::__:::::::::::::::::::::::::,ｨ:::::::　　ﾉ; ;＼_,.-､´　 　 　 　 ＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨:::￣── --:｀`::‐--‐'´　　　　 /; ; ; ; ; ; ; ＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 　　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　 /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ＼

それこそ、同性の友達相手さながらの気軽さだったと思う。
でも、今はそれこそが相応しい。

　　　　 　　 　 　 　 　 　 　 　.　-‐=‐-　.
　　　　　　　　　　 　 　　.z＜. : : .､: : : : : .＼
.　　 　 　 　 　 　 　 　,イ : : : : : : :｀ ､ : : : : : ヽ、
　　　 　　　　　　 　 ,ｲ . : : : : : : : : : : ヽ: : : : : :.}!
.　　 　 　 　 　　　 /. : : : !:! : : :! : :i: ! : :! : : : : : }
.　 　 　 　 　 　 　 {: i: l : | !: : : !: ;ｨ=i.:|: i: : : : : : !
.　　　 　 　 　 　　 i: |: |: :{A从 ﾙ' ゞ'ｲ. :i }丿!: : :;　　　　　　―――行ってきます。
　　　　　　　　 　　ﾚ从ﾘ!､ゞ'' 　　　　| : l | :i l: : :;
　　　　　　　　 　 　　./ｿ∧　｀ 、 '　 { : : | :| !: : ;　　　　　　二画の令呪を以て命じる。我らを、英雄王ギルガメッシュの元へ。
.　　　　　　　　 　　　{　/: :i＞ . .,､.イ}_;／ /.: : : :,
　　　　　　　　　　　　`ﾒ: /!:i!:／^ヾ:､ : :／ : : : : ::,

　　　 　 　 　 　 　　　{: :{. ﾙ' ////| lly. : : : : : : : :,
.　 　 　 　 　　　　　　 ｀∠,{./////| li/. : : : : : : : :;,
　　　　　　　　　　　　　{.//ﾄ､.////}∥.: .}: : : : : : : :,

　　　 　　 　 　　　　　.∧///ヽ///∥. :/. : :ｉ: : : : : :;,
.　　　　　　　　　 　 　 {: :,｀´//{///,'. :/. : :∧: : : : : :,、
　　　 　 　 　　　　　 　V////.///.:: :/. : : l .i|: : : : : :{｀: : 、
　　　　　　 　　　　　 ／////.|//ｲ ;ｲ. : : : |ﾉ|: : : : : : ヽ, ):)
　　　　　　　　　　 　 ＼///〃./ :(( : : : : : : ﾙ. : : : : : : :.V
.　 　 　　　　　　 　　　　Tﾆ=}/.: : :｀ : : :} |: !: : : : : : : : !: ;}
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　 　 　　　　　　　　　 〃////):ノ{: :!从 |!: :ﾉ)ノ .)ノｿﾘ
　　　　　　　　　　　／/////´{.//ｿ/.}/ｿﾙ'.///∧

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柔らかな笑みを浮かべて、そして彼女は消えていった。





　　　　　　　　　　　　ゞ　　　　　゛　　　　 |
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: : l : : :./ﾞﾘ´,芹芋芋气|:.: : : :| : :.:|

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　　　　 　 　 ミ==彡' .|: : : :..:l: : : :|
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ｰ==一' 　 　 .／: : :.:i|: : : :il: : : :.i :li
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ヽ.、_　イ 　　.| : : : : i| : :.:il : : : :.|.i :l

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　　　 　 　 　 lノヽ、i|: : :/ : : : : :|. i: l
　　　　 , r ' ´　　　.i|: : / : : : : :.:li　i:.l
｀ヽ .,.'´　　　　　 　 i: :./ 、: : : :.∧. i:.i
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、.-‐-r = -――-/:ｿ.!.、: : : |l:` ヽ.　!;.l

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イli::::il｀ヾ、:::::::::::::::::::::::::::::/: : :|l : : : : : : : : : : :ﾞ :, : : : : :｀ヽ、
　 ￣

―――そんな感じで、見送った友人は四画の令呪を有ろうことか自分に転用したり。
なんとエルキドゥの転生体だったり、施しの英雄が居る身で有りながら、英雄王と生身で殴り合ったりした訳だ。

高度を飛ぶ遠坂時臣と協力して造り上げた鳥型の特性の使い魔から、流れこむ映像はどれもかれもが一々心臓に悪い。
こめかみの辺りを抑えながら、時臣の方へと視線を移してみれば、それは時臣も同じだったのか額には脂汗が滲んていた。

振る舞いこそは、優雅であってもそこら辺を見抜けないほど、私は甘くない。

　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　 |　　 …出鱈目さも、主従して似てるとは思わなかったわ。　　　 |
　　　　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_


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【そして>>47へ】

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＿ヽ: : : : : : : : : :/ _　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 __,／__≦=＝ァ　}/ ,､ヽ
＼: :` : : : : : : : :{　 　 ‐‐- ___＿_ 　　 ＼　　 　 /::::::´、辷ﾂ= ´ 　}／ }　|
　 ＼: : :-‐ミ: : :{　　　　　　　　　 ￣￣　`　 　/:::::: 　 　 　 　 　 　 }　ｌ　!
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　　　　 ∨ }　　 !　　　　　　　　　　　　　　　　';:::::.　　　　　　 　 o＿／
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【特殊判定】
【直後判定】
123：女、誰に口を利く(？？？)
456：―――く、我の次は施しの英雄…。貴様の強欲さは不変よな。だが…(？？？)
789：2+カルナとのイベント

　　　 　　 ＿ ＞-‐　　　　　　　 　 　 ｀ヽ从　　 ＼　 　 ｉ　 　} -‐ｧ
　　　 　 _ ＞　　　 　 　 _　 　 - ‐　 ≦´　　＼丶　丶　:l 　 /;／
　　＜　 　 　　　　　　　　 　 　 　 _ ∠_　　　　丶ﾄﾐ 丶l:ｌ　/´　 　 　 　 ＿//
　　 　 ＼　　 丶 　　- ‐ 　 ￣　／￣´ 　＼_　　 　 ＼从/　　　　　　　　 // ＼／
　　　 　 _丶　　　ｰ =　 彡ミ ／　　　　　ヽｰ-ミ丶　　 ,　l　　　　　　 　 　 　 ／＼
.　　　　 ＼　　　　ｰ=ミんヘ,〉　　　 　 　 　 ＼沁､ヽ　｣ ｌ{
　　　　　　_丶 　　　　}ｌ rｰ〈　 　 　 　 　 　 　 ｀`　｀´ ノﾌ
.　　　　 　 ＼　 　 　 八 ヽ _}　　　　　　　　　　 　 　 {7´
.　　　　　　　 丶　 　 　 ﾐｰ-b　　　　 ト_、　　　　＿　',　　　　　……く、くく…ッ
　　　　　 　 　 ハ 　　ノl￣￣￣|　　　＼ `ｰ-_､ ヽ ... _,>
　　　 ｀丶､／　フ}　ノ　l三三三l 　 　 　 ＼｀ヽr＞／　　　  f´￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
.　　　　　　＼/　 厂　　　　 }　 ＼　　 　 　 二´..ｲ　　　　　 |　 ギル―――？　　 |
　　　　　　　　ﾏﾆ=ミ　　}　　}　　　＼　　　 　 /::::|　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　　　 　丶 　 ｀丶、　}　　　　 丶、　 /¨¨´
　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　 丶、 　 　 r――'
　　　　　　　　 　 　 }＼　　　　＼　 /_＼ー―――=ミ
　　 　 　 　 　 　 　ﾉ 　 ＼　　　　∨ /Λ＼　　 　 　 ﾉ＼_
　　　　　　　　　／　　　 　}、　　　 Ｖ//Λ　）rｰミ／　 　 }｀`丶、
　 　 　 　 　 ／ 　 　 　 　 } ＼　 　 V⌒ﾏV　|　　| 　 　 /　　 　 ＼
.　　 　 　 ／　　　　　　　　}　　＼　　ﾏ::ﾑ∧｜　 |　　 /　　　　　　 ＼

　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　 :. 　 　 　:.　 .　　　.　　　!
　　　　　　　 　Ⅳヽ}　 　 　:. 　 　 　 :.　 　:. ::　.:　 　 .:　. 　 !　　　Ｘ
　　　　　　　 　|l　　　　　　 :.:.:.,;, 　 　::.　 .::.:: ,;;;　 　.:::...:: 　 |　　　　Ｘ
　　　　　　　　 |l　 　 　 　 ｰ=ﾉ　￣￣￣｀''"　　￣￣｀彡 　Ⅵ　　　十
　　　　　　　　 {ｌ　　ー＝ﾆ／ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 〈=‐' 　 }　　　十
.　　　　　 　 　 ∨　　　　/ ‐- ..,,,___＿__,　 　__＿＿,, 　ﾄ　　 /
　　　 　 　 　 　 ∨　　　 }　　 ＿____￣´　　´￣´＿_ 　|　　/
.　　 　 　 　 　 　_∨　　〈. 　´　　￣｀　 　　(　´￣￣｀ {　 ７
　　　　　　　　 　＼ゝ 　 |　 　 　 　 　 　 　/〉　 　 　 　〉 /　　　　　ぶわははは―――！
　　　　　　　　　　__ヽ 　 {、 　 　 　 　 　 　´ 　 　 　 　l /
　　 　 　 　 　 　　｀`ﾐ/⌒　 　　　 ＿＿＿＿＿　　　　⌒}　　　　　 先の交じり合いで読めたが、以前の戦いでは我をその傘下に置いていたか！
　　　　　　　　　　　　{　 l　 　 　 {´　ー――一 ｀} 　 ｌ　 /
　　　　　　　　　 　 　 ヽ弋　 　　∨　γ￣ヽ　 ∨　 /__/　　　　　　 その様な者が何の因果か、あの者の転生体だった―――！
　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀nｰﾄ､　 .∨ { 　 　 | ∨　　 {　}
　　　　　　　　　　　　 　{＿} |　＼　＼二二二′ ｲ　L.」　　　　　　　　　　. .-==＝＝＝ァ、
==-. . . .　　　　　　　　 ,r=≦l.　　 ＼ 　｀こ´ 　 　 |≧ｭ_　　　　　-==: : : : : : : :　-===＜ 　＼
　==-: : : :==-　 　　／: : : :__|　　　　｀ヽ 　　／ 　 !__: : : ＼／: : : : : ;　-==
.　　　　 　 ==-､ ,＜: :／:::::::::|.　　　 　 　 ￣　　 　|:::::｀ヽ: ∧: : : : ::/
　　　　　　　 　∧ 　 ＼::::::::::::｀ヽ＿　 　 ＿＿_　 _|:::::::::::}/ ∧ー‐/
　　　　　　　　　∧　　　＼::::::／:::::::｀／　　＿　＼:::::::::::/　 　〉 ./
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿

　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 . :´: : : : : : : :｀: : .､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　. : : : : : : ､: : : : : : : : . ､
　　　　　　　　　　　 　 　　　　　,.ｲ　. : : :/: : : : : :}: : : : : : : : : : :.
　　　　　　　　　　 　　 　　　　/. : : / /,ｲ : : ,ｲ: /: : } : : : : : : : :ﾊ
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　 {!./ :/{/ / /　/_:_/｀ / :∥: : : : : : : .
　　　　　　　　　　　　　　　 　{ |.: :{,ﾍ .{/ﾙ'´ん }ヽ}' : /. : : : : : : : :,
　　　　　　　　　　　　　　　 　|从'j {ｿ　 　 ｛_ンﾘ,/.／/. : : : : : : : }
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 //　'　　　　 　 ィ′ ∧: : :} : : : :∥
　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:｛　　　　　　　/ : : :/r }! /. : : : :/　　　　　思い出した…というよりは、別の記憶による上塗り…
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /. :∧ ｀　　　　 / : :／ｰ :|./: : : : /
　　　　　　　　　　　　　 　 / : / ∧ 　　 　 / : :/ l : : : ′: : ./　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　 　 　 　 　　 　, ｲ : /_,ｲ. /￣厂 / : :/　.|: : /: : : ; /　　　　　|　  ふん。それでも、我は1を知り全を識る者。　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　 　 　 　 　／: :/-=ｧ─　 ,/　/ : :/　　{|: .′／ '　　　　　　 |　  仮令、上塗りであろうとも貴様の前に立つのは、貴様が知る英雄王そのものよ。  |
　　　　　 　 　 　 　 {-‐,_/ ／ 　 　 ＿,.': :∠-===/ ／ . /　　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　　　　　 　/y{//|/,　 _.-=ﾆ／ ∠三三三{: : : : /{
　　　　 　 　 　　z≦,///{+=ﾆニ／.: :/ィ´//////}! : : ∧!　　　　　　　　…確かに、私が知ってるギルと変わりはない。
.　 　　 　 　 　 ′/￣7}ｿ＼/// : : :/ﾆjﾆ!//////}_ イ　}!
.　　　　 　　　{/,/／ /{　　 }./ : : :///仁|//////,.: ∧乂
　　　　　 　 　|/{ｰ-^//＼_(/. : : ////ニ!//////,.ｲ. :}: : ),
. 　 　 　　　 　}//////////: : ∠///|////////(/ 乂: : :}
.　　　　　　　./////////./. ／/////|/////// }′ : :)ﾙ’

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿__
　　　　　　　　　　　　 j! ／）／　／彡"´_＿＿__
　　　　　　　 　 　 　 /!/　/' 　 /　 ´￣　　 ＜､___
　　　　　　　　　　j: /　　　　　　　　　　　　　　　/

　　　 　 　 　 　 /从　　　　:/　　　／　　　　　.:ﾉﾉ
　　　　　　　　∨　　　 {　　i:　　／　　　　　　　ノ__
　　　　　　　　　＼　　 ﾍ　 j:.／　,,ノイ　丿 /　 ／　　　　　しかし、貴様の強欲さもここに極まれりよな。
.　　　　　　　　　＼　ヾ｀`ヾ/／"　　　彡／　　イ

　　　 　 　 　 　 　 ∨/　　　　　　　＿ ｀ヾ、　 /　　　　　　有象無象の英雄と共に我を立たせた次は、施しの英雄を傅かせるか。
　　　　　　　　　　　 ﾒ　‐‐-　　　'´　　 　 ﾐハ/
　　　　　 　 　 　 　 {ﾍ =＝' 　 ｀'＝=＝　　〉ｿ　　　　　　　 良いぞ。それでこそ我がマスターよ。
　　　 　 　 __＿__ 　 ヾ、　 ﾉ　　　　 　 　 <o、　　　　　／　｀ヽ
.　 　 　 ／/////＼　 「＼ ` ＿__ _,　 　〔＿:〕 　　　／ 　 　 　 ＼
　＿..／　＼//////ヽ Ｌ../＼￣ニ´ ／　 i､、）＼／
　　 ヽ　　　 ＼//////／/イｉヽ　イ　 /　:l／ ,／
　　 ヽ ＼　　　＼/￣　 / ∠j_＿　　/ ,／　 /　　　／
.　　 　 ＼＼　 　 ∨　i　iﾍ／_⌒_｀ヾ /　　 /　　／
.　　　　　　　　　　 ∨ i　l　　 !　l　　/　　 ｲ
　　　　　　　　　　　 ∨i　ｌ　　ｌ　l　 /　／　i
　　　　　　　　　　　　ｉ :!　l 　 l　ｌ: /　/　　 l
　　　　　　　　　　　　| :!　:l 　:l　!/　/　 　 :l

　　　　 　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　 　 　 　 　 |　　 ……だが。　 |
　　　　 　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿ 乂_

　　 　 ､ 　　|　:.　::::::::::::::::＼:::::::::::::::|:::::::::/:::::::::::::::::::／:::::::::::::::
　　　　 ヽ＼|　::..　:::::｢｀'ｌ￣:.｀.:.:＜:::!:::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::
　 　 　 　 Ｖ 　:::::::::::::ﾄ　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヾ '"￣:.´￣´￣'"う:::::::::
　　 　 　 　∨　:::::::::ミ　':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彳:::::
　　　　　　　∨ ::::::/､ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡::::::

.　　　　　　　 ∨:::ｲ　＞=- .,_:.:.:.:}:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:::
　　　　　　　　 〉､7 ＜斧¨¨ヽ ｀ヽ:.:.:.:/_,.rｫ==--＜:.:.:.:.:
　　　 　 　 　 /｢ヽ 　 l.:￣´:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.弌ｦ¨㍉.:.:.:.:
　　　　　　　 ′:.:.i　　l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀¨´:.:.:.　　　　　我は、施しの英雄と共に轡を並べるつもりは、毛頭ない。
　　　　　　　 ＼ :.:! 　 l:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.
　　　　　　　　　｀n､ 　l:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:　　　　 f´￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　 ｢￣l| 　 :,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.　　　　　|　  …どうして？　  |
　　　　　　　　 |　　|＼　:,:.:.:＜二 丶:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:　　　　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　　　　 |＿,l|　!:＼ :,:.:.:.:.:.:.:.:｀:.`.:.:.:.:.:.:.／
　　　　　　　　　　　 ﾉ}:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.´:.:
　　　 　 　 ,.，＜三三|:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.イ:.:.:.:.:.:
∧　　 　 /≦三／:::::::!:.:.:.:.:.:.:.:.:｀´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
/∧　　　′＼rf―‐-､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:

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///∧／　　 ///＼´￣｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:


【直後ギル判定　英雄王+2】
123：AUOからすればカルナはコレクション以上でも以下でもない。
456：合わぬのだ。我らはな。
789：―――見ていたぞ。貴様の…

　　　　　　 　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　 　 　 　 　 |　 見ていたぞ。貴様らの戦いの軌跡を。　 |
　　　　　　 　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ィ　　_,.. ｨ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨイ／ｲr '´ ,／-─イ,

　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾚ'　 /　/　 ／　 　 ,／ 　'7
　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　/ ,i / 　 ,　　,／　 /　,/
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |ヾ 　l　{ !　 /　／　 ,／　,.ｲ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 { ヽ、ヽ ヾ、 { /／ ,.-イ /　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　、|｀`丶-､',.r '"　　 !/ /ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　　|,　|　　　　 　 　 　 _, ヽ_,!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　rヽ!Ｔt-..、　　 rﾋ.:ﾌﾉ　fヽ　　　　その時の我にとっては、施しの英雄の勇みぶりを、眼にする以外の行為ではなかった。
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヾヽ ヾ ='｀ 　 ´ ￣ 　 ﾉｿ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝヽ　　　　|!　　 　 /Z　　　　 ……貴様らの初戦である、対ライダー。我は、歓喜したものだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[__|｀＼ 　‐=‐ 　 ／l__|
　　　　　 　 _　-─‐--＜｀＼ 　 　,rｪ─'l 丶 __,.　'　|`ー‐ｯ､　　 これこそが、我がこの戦いに喚び出された理由であり、それ以外は間引かれる愚図共だと…
　　　　 ,r' ´　　　　　 `ヾ、 　 ＼/ ヽ,rェ| 　 ＿＿　 |￢,/　 | ,／　　 ,r ",. -' ´　｀`丶､
　　　　,! `　､　　　　　　　＼　　 ＼　ヽ;;;;フ´_rｭ､ ｀く;;;;/ 　 ／ 　　／,.　　　　　　　　　｀丶
　　　　|::. 　 　,　　　　　　　　 ､　　 ヽ、∨ 　`i::｢ 　 ∨　／　　　, ' 　　　　　　 　 　　,. -'´|
　　　　|:::.　　　　　　　　　　　　　　　　i,　l,　　|:|　　/　/　　　　　　　　　　　　　,.　 '..:::::::::::|
　　　 ,l::、　　　　　　 　 　 　 　　　 　　l　 l 　 ||　 /　 l　　　　　　　　　　　,.　 　 ..::::::::::::::::|
　 　 /＿　`　　　　　　　　 　　 　 　 　 l 　 l 　|　/ 　 |　　　　　　　　　　　　　 .:::::::::::::::::::/
　 ∠＿＿｀ 丶 ､　　　　　　　　　　　　/`'=､ゝ._,.ｨ.;=''"|　　　　　　　　 　 　　...:::::::::::::::::::ｲ
　 ／　　　　 　　　`丶、　　　　　　　ノ_,.. -‐';:::::::;'- ､　l　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿_,!
／　　　　　`ヽ、ヾフ ∠::;丶、 　　,. '"　　　　!::::::!　　 `＼　　　　　 _,.r':::::＞､　　　　:::::|
────‐---` ､／　　 {／`ー'　　　　　　 l^Y^l　　 　　` ----イ　￣￣　　`丶､　::::l、
::::::::::::::::::::::::::::;r'´　　　　　|:::.　　　　　　　　 / 　 　ｌ　　　　　　　 :::| ヾ｀＞　 　　 .:::::|￣ ´
:::::::::::::::::::::::::ノ　　　　　　　l::::　　　　　　　 /　/lヽ　l 　 　 　 　 .:::/ヽ、　　　　　.::::::::＼

　　 　 　 　 　 　 　 　 ／) 　 _ イ＿＿_
　　　　　　　　　　　／　人彡　 　彡"´＿_
　　　　　　 　 　 ／　　 　　　　／　　´　 ￣≧、
　　　　　ト､　　 i　　　　 　 　 ,′　　　　　　　　｀≧
　　　　　|　 ヽ　|　 j　　　 　 /　　 ／　 　__＿ ＝=ミ-
　　　 　 |　 　Ⅴ　　　　　　　!　／　　　￣　　　　　／
　　　　　!　　 　 　 |　　(、　 i /　　 ,／　　　　 ＜´
　　　　　V 　 　 　 ﾄ､ 　ヽ　 {｛　　〃 　 ／⌒ヽ　 ｀ヽ
　　　　 _∧ 　 ＞ー‐ミ一＼从_／イZ∠≦　　　ヾ==`
　　　　ヽ≧　__}}　　　　　　 `'"　 　 　 　 〈三=‐　 ＼ _
. 　 　　　∨　≧　丶、　 　 　 　 　 　,ノ 　 ゞ-＝=　 ノ
　 　 　　　∨ ｼ 　 　 ＼、　　 　 　／　　　≧ 二彡´
　　　　　 　∨-　 ＝=＝`　 　　 '＝=＝　 /=テ　　　　　　　我は、そう信じてやまなかった。
　　　　 　 　{ ｿ!　　 　　　　　 　　　 　　　斥,}
　　　　　　　ﾟｰﾄ、 　 　 　 　 |　　　　　　/ーﾟ
　　　 　　　〔__〕ﾊ　　　　　　 ｌ　　　　　 / 〔__〕
　 ＼　　 　 　 　 丶　 　　＿ ＿　　 ／　　　　　　 ／
　.　　＼　 　 　_＿ｲ＼　　　　　　／ﾄ､＿_　　　 ／
　　　　　＼　/(.,.,.,.,|　 ｀ヽ　　 　 ´　.|.,.,.,.,∧　／
　　　　　　 V　ﾍ:;:;:;ｌ　　　　￣´　 　 l:;:;:;/　∨
　　　　　　　V　ﾍ:;:;:l.,.,.,.,.,.,.,＿_,.,.,.,.,.,l;:;:;/　 /
　　　　　　　 V　ﾍ;:;:;:;:;__／_⌒_＼:;:;:;:_ｲ　./
　　　　　 　 　V　ﾍ￣　i　　|　| 　 i￣ / ./
　　　　　 　 　 ｝.　ﾍ 　 | 　 |　| 　 |　/　｛
　 ＝＝＝=一　　　ﾍ　.|　　Ⅴ　　| /　　　ー=＝＝＝

　　　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ、
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　　　 ,′::::::::/:::::::::::::::′::::::::::::/:::::/.:::::::::::::i| ::::::|:::::丶::::.、
　　　,′ :::::::′::::::::::::′::::::::::::′:,′.:::::::::::/:::::::,′::::::::::::.,
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　　 .:::::::::::::|:::::::::::::::::|::::::::::::::::|::::{::::::::大ｰ{::::ｲ_{::/::::/::::|::::::}
　　 |::::::::::::′ ::::::::::::|::::::::::::::::|:::;|::从{＿ﾘ_Wi::::/!:::/:::::::|:::::|
　　 |:::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::|:::|ﾘイ!芹芸ヾ V/!i/:}:::::::}!:::i
　　 |::::::::::} ::::::::::::::::::|::::::::::::::::|从　ﾞ.‘⊇ﾝ　　　　ﾉ;斗::/|:/
　　 |::::::::::|::::::::::::::::::ｲ::::::::::::::::|　　　　　　　　　´ ,r'ｿノ./´　　　　　それは違う。ギルが見たものは、まだ何もかもが早かったんだ。
　　 |:::::::/′::::::::::/:::|::::::::::::::::| 　　　　　　　　 　乂´
　 /:|::::/:′ ::::::::/: : |::::::::::::::::|　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　 人は、いつかは自分の裁量でさえ届かない場所に往くことを見たと
　,'.::|:/::′:::::::::/ ::::::|::::::::::::::::| 　　 　　　 _　　　 /　　　　　　　　　語ったのは他でもない、ギル、貴方だ。
./:::::|:::::}:::::::::::/::::::::∧ ::::::::::::|　 　　 　　 ｀ー’ ,.:|
.::::У.::::|::::::／::::::::/　} :::::::::: ト､　　　　　　　／.!:|　　　　　　　　　今は、醜くても、そんな無限の可能性を持つと、声を弾ませたのを私は覚えている。

::::::::::::: ﾉ／::::::::／ 、_|:::::::::::::| 　＞　 　　／:::::::|!|
:::::::::／::::::::::::::/ ｀ｰ-!}:::::::::::::|二、,ﾆ{｀¨::::::::::::::::|:}　　　　　　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ

　／.::::::::::::/::,′ 　 {~|::::::::::::|≧行<二ﾆ7i:::::::::::|!　　　　　　　 | そうだ。我は、それを知らなかった。分かって居なかった。　  |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

　ヽ　 　 !　　　　　　　　 　 　 〈　　　　　　　　　　　　　　　ー○＿
　　○＿_　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　/ 　 　 !
　 /　　　∧　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　 {＿＿__|
. /＿＿_/　　 　 　 　 　 ､＿＿＿＿＿___　　　　　　 /　 　｀￣￣　　　　　　…知って居ながら、我は分からなかった。
　 ￣￣´　　 `　　　　　　　　　　　　　 　 ｀　　 　 　 ′　　　　　　　 ／
　＼　　　　　 /＼　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｲ､　　 　 　 　 ／　　　　盟友にそう言われるまでな。未知ではないというに、未知を必死に装う…。
　　 ＼ 　 　 / 　 |＼　　　　　　　　 　 　 　 　 ／;' l　ヽ、　　　／
　　　　ヽ_／ i,.,.,.,.|　 ＼　　 　 　 　 　 　 　 ／::::;'　|.,.,.,.,i＼_／　　　　　　　愚か極まりない。そんな我の手により死に堕ちた人々は、尚の事救われん。
　　　 　 l} 　 l::::::::|　　　 ヽ　　　　　　 　 ／::::::::;' 　|::::::::l　 {!
　　　 　 ll　　l::::::::|　　 　 　 ｀ ー―― ´:::::::::::::;'　　|::::::::l　 ll
　　　 　 ll　　|::::::::!　　　　　　';:::::::::::::::::::::::::::::::;'　 　|::::::::|　 ||

　　　　　　　　　　　　　　　　､　-―-､ ヽ､｀ヽ

　　　　　　　　　　　　　　, 　'´　　 　 　 　 　 l イ
　　　　　　　　　　　　　'"　＞　　　　　　 , 　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　∠ -　　 　 　 .／,.　'　　,. }
　　　　　　　　　　　　∠_　,.　　　　　　/　-‐　'　!'

　　　　　　 　 　 　 　 　 / ィ　　　　　　　　　　,. l
　　　　　　　　　　　　　　 /　　, 　 '　,　　　 ｨ ハ!
　　　　　　　　　　　　　　'　 イ,. /　 ,.ｨ　 ／l/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ' イ＿ '"　ｉ ′
　　　　　　　　　　　　　　　 , ‐ _￣＿_ ￣ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 _　'´　　　　　 ￣　＼
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　　 　 　 /　　 　 /ｰ./　　　　　　　　　　 /　 　 ./
　　　 　 ,　　 　 〈　　ヽ　　,.-　.＿＿,.. ィ〈　　　 ,
　　 　 　 、　　　　　 　 ﾏ二二二ニニニﾑ　　　 ,
.　　 　 　 　 、　 　＼　_,}二ニニニニニﾆﾑ
　　　　　　　 ＼ 　 　 ヾ;ニニニニニニニﾆﾑ　　　,
　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾉ二ニニニニニニﾆﾆﾑ　 　 ,
　　　　　　 　 　 　 ヽ,.仁二二ニニニニニﾆﾆﾑ　 /_}
　　　　　　　　　　　 〈二二ニニニニニニニﾆﾆ},ｲニ!

1：―――罰せられることを望むのか？
2：黙する。
3：自由


【下3】

　　　　　　 /　　　　　　'　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,　、
　　　　-‐'/　　 　 　 /　　　,　'　　　　　　　　/　　　　　　　　 ヽ
　　　　 , '　,　　　 ／　　／　　　　　 ／　　 /　　　　　　 ./　 　 ＼
　 　 ／　 /　 　 　 /　　　　　　　 ／　,.　イ　　　　　 　 /　　　　、＼ _
　-‐　'" ./　　 　 /　　　 ／　　.／'"　 ￣/　　,.ｲ　　 ／ !　　 　 ヽ｀ ´
　　　　 /　 ./　/ ／　／　　　,.' 　　て;;:7'　.／./　／　 jハ　　　　',
　　　 /　 , / 　 　 ／　,. ィ ／　　　　／ '"　 ./／　.'-_￣｀ヽ　　 !ヽ、
　　 / ／　l　　 ,.ｲ　'"{ :､('/ 　 　 　 　 　 　 /'　　　'<:7''ヽ/ ヽ　ﾘ
　　'"　　　ｌ　 ,　　'　　ヽ ヽ　　　　　　　　　 　 　 　 ,　'　 ,　、ヽ!
　　　　 　 l　/　 /　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　 ; .ハ　{　　　　　………
　　　　　 ﾉ/ .l ./　'"　　＼ }　　　　 　 　 -　 　 　 　 　 / ヽ　､ !
　　　 　 '"　 .! /　　　　 ', ｿ　　　　　　　　　　　　｀　　　　 } 　 ｿ
.　　　　 　 　 l '　 ,　　　. ヽ　　　、　　　 　 　 　 　 ／
.　　　　　　-‐ﾘ　ｲ　 　 ､＼ゝ、　　　､　　　　　　／　ゝ、
　　　　　 　 　 　 l　,.＼ ヽ　｀ `　　　　　,. _　 ／　、｀ ｰ-
　　　　　　　　 　 |/　　 !ヾ､　　 　 　 　 !　　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　　　　'　　　l　,.　 '" lヽ　 　 l-―　　￣￣　　 　 ／
　　　　　　　　　　　　／　　　　 .l. ヽ　　l　　　　　　　　　／
　　　　 　 　 　 　 ／　　　 　 　 .l　 ヽ　 ､　　―　　 , '
　　　　　　 　 　 /　　 　 　 　 　 .ｌ　　ヽ　＼　　　　/
　　　　　　　　　 ヽ　　　　　　　　 ｌ　　　ヽ　　 ー　､　‐-　._
　　　　　　　　　　-｀　‐　._　 　 　 l　 　 ./　　　　　　￣　 - ､　 ‐　_
　　　　　　　　/　　　　　　 ￣　 ―'　　/　,.　- ､ 　 ,. -‐　　 /
　 　 　 _　‐　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　　　　　　/

　　　　　 　　　_
　　　 　 /|／∠ -─≦＿
　　 l､ /　/　_　- ´　　　 　￣二＝
　　 !Y　/／　_　- ─　　 ､　　￣=z_
. 　 | i　/　≠ー─-ｩ　　　　　　　　＼
. 　 | ｨ／　　 　 　 ≧､‐- ､　　　　　　＼
　　f 　　_,.r-─-､　　ﾐ-､_＼__　　 　　 ＞
　 ├　　 ≠Tﾍk 　　 　　ﾍ､ ＼　ー― 彡
　　fｧ 　 └┴ ' 　 　　　　y,ﾆヽ ､＿＜_
　 ／　　　　　　　　　　　　 i.:;;} !　　 ＜´　　　　　　―――それは、貴様らが罰した無知の他有るまい？
　ヽ　　　　　　　 　 　 　 　,ヒノ　＿､ノ
　　t― ‐- ､ 　 　　　 r--' ､{　　　／,-､　　　　　　裁定者である立場で有りながら、決して許されることではない。
　　 ｀!　 　 　 　 　 　 l　　　 ｀l ／　/　ﾍヽ
.　 　 l　　　　 　　 ／ 7ー-､__f＿_/　＿ ﾍ ヽ　　　厚かましく、我を使えなど言えたことではない。
　　　 ｀ー┬─ ´　　/　　　 _⊥-‐ ´二ヾﾐー,-─>
￣￣｀ ー _j　 　 　 ,' _　-　　_ - ´, '　　　　T,ﾆﾆ7
－－-／::　!　 　 ／ 　　　／　 ／
}:: -／::::::::,r-! .／　　　 ／　　 /
' ／:::::, -‐ ､ｸ 　 　 　 /　　 ∠
/＼／4ﾆｙ'　　　　　 / 　／

＼　 ::::::::::ｌ　 l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:..:..:..:..:..:..:..:／: . : . : . :ミ:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.
　 ＼..::::::::ｌ　 l::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:..:..:..:..:..:／:..:.. : . : . : . : .｀ミ:. :. :. :. ／￣＼:.
　　 丶::::::ｌ　 l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:..:.,..ィ´￣￣ : . : . : . : . : . :｀ミ:. : /: . ／ヽ .
　　 　 ヾ::!　 !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,.ｨfチ'":.:.:.:,..-z=‐-ﾐ,,_ : . : . : . : .｀ｰ' : ./:.:.:.:.:.l :
　　　　　ﾘ　/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.／:..:..:_,,.ｨ''"´　/...i!..／: . : . : . : . : . : . : ..′:.:.:.:.| :

　　　　　ヽーｧ- ､':, :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.―..:.´￣￣: . : . : . : . : . : . : . : . ヽ:.:.:.:.:/ :
　　　　　　:, ´:.:.＿_,;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／￣ ／:..:..:..:. : . : . : . : . : . : . : . : . :ﾉ:.:.:.:/: /　　　　我に、かような高名な英雄と共に歩む程の価値はないのだ。

　　　　　　 :.／　　少〉:.:.:.:.:.:.:.:.:.／　　／:..:..:..:..:..:. : . : . : . : . : . : . : . : . |:.:／: ./:
　　　　　　　'. ｀￣::.:/ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ／:..:..:..:..:..:..:..:. : . : . : . : . : . : . : . : .ﾉ: . : ./ :.　　　　 ……そういうことだ。
　　　　　　 　 ,　|:.:./ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..: . : . : . : . : . : . : . : . : .ｎ／:. :..
　　　　　　 　 ′!:/ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..: . : . : . : . : . : . : . : . 「:| | :. :. :.
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　 l::,::::::::::::,'::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|:::::::|｀ヽ
　,::::::::::::::/::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|:::::::|　　',

.,::::::::::::::/::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::|:::::::|　　 l

【直後判定　友+2】
1234：違う！そんな訳がない！貴方は―――
56789：……ギル。貴方もしかして―――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,...-‐‐-....、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..:..::::::::::::::::..:..:..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　..:..:.::::::,':::::::::,':::::::::.:..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!:::::::::::,':::::::::,'::::::;:::::::::!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 !::::::::::,'::::::::,':::::::;::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　 　　 　 　 　 　 　 　 !:::::::::,'::::::,:':::::::::;::::::::::!　　　―――ギル。貴方もしかして…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　!::::::::,'::::,:':::::::::::;:::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 丿::::::,':::,:'::::::::::::;::::::::::厶
　　　　　　　　　　　　　_　_..。o-‐‐:::-ｰ=彡:::::,:':::,:'::::::::::::::;::::::::/　∧

　　　　　　　　｡o‐::¨”::::::::::::::::::::::::::::::::::,;::｡:::::':::;::':::::::::::::::::::::,／　｜ |
　　　　ー=彡:::::::::_.;::::o-‐‐::---==*'"::::::::::::;::'::::::::::::::::::,z*"　　　|　|

　　　　 ,｡*"_::乂::::::　-‐ 　--　--ミ::::::::o*'::::::::::::::::::,イ　　　ヽ　/　|
　　　 ｡ﾟ::′　　/:::;'　　　 　 　 　 　,≧::::::::::::::_.。o″ |　　　 　 /　 }
ｰ-‐彡　　　　.::::ﾉ　　　　　 _.。-=彡:::::-‐ ﾍ　| 　 　　!　　　　 i　　}
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　　　　　　　　ヾ　　 　 /::::ｼ　⌒ｿ::::;　　　　/　　　　　　　　　|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 　,ﾉ　　/　　　　　　　　　　　　 　ﾍ
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　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　く　　/　 　/　　　　 　　 　 　 ﾘ
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　.／　　/ 　　./ !　 .ｌ.!　│　　 ヽ.　 ﾞ'-､ .＼. ｀'-､.　＼.　 ..＼、　　　　　　　 ｀ﾞ'''ｰ-..,,,_ﾞ''-,,
／ 　./ 　 / ./ . |　　.ｌ.　　!　　、　ヽ、　. ＼ ｀'-、 ｀'-､.＼　　 ＼~''ｰ..,,,　 　 　 　 　 　 ｀ﾞ'''' ＼
　 . / 　 /　/ 　 !　　　ｌ　　! ,.イ ｌ　　 ＼　　 .｀'-,,ﾞ'-、　｀''-＼　　.＼　　｀''ｰ ､、 　 　 　 　 　 　 ＼
　/ 　 ./ . /　　 .!　　　.ヽ  （＿二二 ￣７,イ人　　　　　 　 　　 ,ィ　ﾄ､ -,,,　　 ｀ﾞ'ｰ ､、　　　　　　　 ＼
″　 ./ . /　　　 |　　　　ヽ .ｌ　　 . ｌ /／（_ノし' ,ィ　ﾄ､ 　　 　　（ :し'　しイ  .｀''-､、　　 ｀ﾞ'ｰ ､、　　　　　 .＼.
　　./ 　/ 　　　,! !　　  ,.イ　　　 ／/　　　 　 （ :し'　しイ　 　　 ￣7 |￣　 　:ト､j7__,ｨ.、　　　 ｀''ｰ､,、　　　 .＼.
　./ 　/ 　　　 .lﾞ　ｌ　　 |　'ー―'´ / 　 　 　 　　￣7 |￣　　　　／,ｲ :!　　 　 ＞ｨr―'　　 l7l7rｧ　　 .｀ﾞ'ｰ ､、　 .＼.
../ 　/ 　　　　.!　　ｌ ∠,. -―― '　 　 　 　 　 ／,ｲ |　 　　 ＜／ﾉノ　　　＜_ノ:|」　　　　　/'´'-..、　　　　 ｀''ｰ ､,.＼
′ ,i′　　　　!　　　ｌ　　　　　　 ヽ ｌ.　 ヽ　 ∠／ﾉノ ｀-.＼、　　　　　　　 ｀''ｰ､,ヽ｀'-､　　　　　 .｀''ｰ..、　　　　　｀"
　./ 　　　　　l　　　 .ヽ　　　　　　　＼　 ヽ　　　　 .ヽ　　＼ ｀'-､　　　　　　　　　 ｀'ｰ ,,,ﾞ''-､　　　　　　 ｀''-､、
../ 　　　　　 l　　　　 i.ヽ　　　　　　　 ＼ .ヽ　　　　　.ヽ　　＼　 ｀'-､　　　　　　　　　　 ｀ﾞ''-ﾐ;;-、　　　　　　 .｀''-..、
"　　　　　　,!　　　　 .!　ヽ　　　　　　　　＼.　　　　　　 ヽ　　.＼　　 ｀'-､　　　　 　 　 　 　 　 ｀ﾞ'ゝ､,、
　　　　　　 lﾞ　　　　　!　　ヽ　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　　＼　　.＼　　　 ｀> 、　　　　　 　 　 　 　 　 ｀'''- ..,,
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　　　　　　　　　　　　　　　　,!　　　 　　〃 /
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　　 ＼∨////ト|=乂_,ﾘ∧　　　　,.　 ――∧{_{-{_{∧,／{ _' _ヽ } イ　＼':. :. ／￣￣　　　　／:. :. ノ～:. :. :.￣￣｀`丶､ 　 　　　　　ｉ:. ∨}
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.　　　　　 　 ヽ| |　　个ｒ< （ノ_/⌒-=ミ　　　 /:／＿_ ＞＜_彡ニニ/ }ニ＞　＿:ヽ--､＿　＼＼:. ニ=- :. :. :. :. ―――＝ニ=--=彡:./
　　 　 　 　 　 | |　　 　 ~ :. ￣:＼＼:. :.＼___／(:. :. :.＼ ー/⌒≧＜_ノニﾆY:. :. :. /_ノ ＼: ＼ ＼＼:. :. :. :. :. -=ニ=-:. -=ニ=-:. :. :. :.人
　　　　　 　 　 l |　　　 /: ／￣￣＼＼:. :. /　　∨＼:. :V/　 ノニニ＼ニ 人:. :. :. :. :. :. :.:＼: ＼　　＼～～＝ニ:. :. :. :. :. :. :. :. :. :／＿＼
　　　　　　　　 |:|　 　 〈:./　　_／:. :. ＼＼ ～＜⌒Y⌒∨ ⌒7 ／￣￣ ７--＼ : :. :. :. :. :. : ＼: ＼　　＼:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ／⌒:. :. :. ＼
.　　　　　　　　 ｉ|　　　　　＜:. :. :.／＞:.＼＼￣7:. :|　 〈 〉)ﾉ' /======:/ : : :. : ＼ : :. :. :. :. :. : ＼: ＼¨⌒:. :. :. :. :. :. :. :. : ー＜:. :. :. :. :. :. :. :.
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　　　　　 　 　 {.:.:!.:ゞ丕 `.:.:.:.:.:イ丕ｱ　 Y〕 }′　　　　　　　:.　 　:.　　 | |ﾞｉ! 　: 　 .:
.　　　 　 　 　 丶.:.:.:.:.:.:.:.:.:}.:.:.:.:.:.:.:.:.|　　/_ノ　　　　　　　　 　:.　 　:.　　-ッ　.: 　 .:
.　　　　　　　 　 八.:.:.:.:.:.:〈.:.:.:.:.:.:.:.:/ 　 '´　　　　　　　　　　 　:.　　　'　........ '　　.:　　　それで良い。それでな…。
　 ￣: .　、　　　　 　 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/　 ｲ_　　　　　　　.　￣￣￣｀ヽ
　　　: : : :＼　　 　,r≦＼.:｀こ`.:/／　|::≧　　 　／: : : : .:　　　　　　　　　　　　　　　　施しの英雄よ、己の主が我が武具の餌食となることを良しとしなければ
　　　　: :: :: :＼＿/ l、:::| ヽ_.:.:イ 　 ／: : ∧　／: : : : .:　　　　　　　　　　　　　　　　　 その武勇とくと魅せよ。
　　　 　 : : : : ∧ : : ｌ V:::::＿_....:::／: : : , ≦〉 : : : : : .:
　　　　　 : : : : ∧: : ｉ: :Y´<::>｀Y: : : ／: : :/: : : : : .:
　　　　　　: :: : : :}: : ｉ: ::|: : lｌ: ::/: :／: : : :/: : : : .:

【返答安価　下2～4】

　　　　　　 　 ,　　 　 ,　´/
　　　　　　　 ,i　　.／　 /　　 ＿　　-‐ ｧ
　 　 　 　 　 l.l .／,.　　´￣　　　＿-―-
.　　　　　 　 l l/　　　-―　　　　　　　　、
　　　,.　-― ! /'"　　　　　　ｰ-　　_　　　＼

　　´￣ ＞‐, '　　￣　　‐-　　　.＿_　 　 　 ヽ
　　　／ ,　ハ　　　　　 ､ 　 　 ヽ.　　＼￣｀　　　、
. 　 /　./　l　、　＼　　 　 丶　　　､　　 ＼　　　ー‐`-
　 /.／/　 !　 、　、　 ＜　　＼＿＿ ＞　 ヽ　､ー ヽ
　/.' /.!　l. l　 l'＼ヽ,.　＿　　- 、＼!}　　　 　 ＼､
　'　.l/l　,'l. ､　',ィ!ヾ ｀　＼ ‐- ､ヽ / 、｀ｰ-　 ＿ー｀ゝ　　　　　―――マスター、指示を。
. 　 　 ! .l l　lヽ.ヽ　　　 　 ｀　　, ヽl .　ヽ. ー　＿＜ ｀　､
. 　 　 ヽ{. ', k' ヽﾞ､　　 　 　 　 !　 .!;　,　＼　　　　　,. ＜´  f´￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　 ｀　ヽ!.ヽ　　_　　　　　 l 　 lﾊ　､　　 ､ ー.、　￣ ´  |　　え…あ…　　|
　　　 　 　 　 　 ´､　　　　　 　 　 　 ヽ､ヽ　､　＿＼｀`　　 ヽ＿＿＿＿＿ 乂_
　 　 　 　 　 　　　　､　 ／　　 :　　　　　 ＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ 　 ! 　 　 　 '　 ｀　　　　　　　　 …緊張や不意打ちに喉が張り付いて居ようとも、
　　　　　　　　　　　　　　　　　､　　　　　　'　　　　　　　　　　指示が出るのをオレは待つ。

　　　　 　 　 　 　 ｒ――　　￣,}　 ＿＿＿.lヽ
　　　　　　　　　　 l　 _　-‐　￣ ―-　 _　　￣ ｀　,　　　　　　ゆっくりでも良い。安心して、言葉を紡げ。
　　 　 　 　 　 ､-　　　　　 ／　　　　　　ヽ　　 ,. ´
　 　 　 　 　 　 ＼　　　,. '　　　　　　　　 　 ＼ 、
　　　　　　　　　　 ヽ／　 ,　　　　　　　　　　　｀l
　　　　　　　　　,.　'"　　./

　　　　 　 　 　 ヽ 　 　 ,　　　　　-―　 　 　 　 ;
　　　　　　　　　/　　　,　　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　 　 , '　　　 ,／　　　　　　　　　　､
　　　　　　　　　　　　l　　　　　　 　 　 　 　 　 l
　　　　　　　ｌ　　　　 l
　　　　　 　 ,!　　 　 ,'　　　　　　　　　　 　 　 /

..:::　　　　　　　　　　::...　ヾヽ　　　　　＼ヽ　　　　　　　　　　　　　､　 ﾄ..､ i､　　　　　　　　　　　　　　　 ,r'／　　　　　,r'ッ　...::
..:: 　　　　　　　　　　　::::　 ヾヽ　　　　　ヽヽ　　　　　　　　　　　 ､}:.ヽ!:::::ヾ::Vi　　　　　　　　　　　　　,r',r'　　　　　,r'ッ 　::::
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【直後判定　友として+2】
1234：た、おし、て…
56789：…カルナは私を護って！…ギル！届かないなら、私は届くまで叫び続ける！それは！

　　　　　　　　　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　  |　　 ―――カルナ！私を護って！　 |
　　　　　　　　　　  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

生唾を咄嗟に分泌させて、嚥下する。いつかの再現をなぞるように、胸に宿るのも一つの強い想い。
空で煌々と輝く太陽にも、カルナが放出する熱気の様な闘志にも負けない、そんな確信を持てる程に胸の底で沸き立つ灯り火。

暗い闇に呑まれ私の意見を無視し、ことが自分の好きなように運ぶのを、
儚い笑みを浮かべて受け入れる彼の楔となる言葉を、最初の夜のように或いは彼と最初に巡り会った時の様な強さで口にする。

「―――ギル！」

その呼び名を口にする度に、黄金の弾幕の密度と速度が増していく。高らかに響く鋼の音は、私の声を阻もうと躍起になっている。
それでも、負けるものか。自分には護ってくれる人が、こうして居る。
絢爛豪華な鎧と槍で、私を優しく、そして激しく守護するカルナの為にも、私は声を荒げながらも必死に彼の名を紡ぎ続ける。

「―――ギル！」
「……チィ」

今、確かに舌打ちが聞こえた。それは、この声が届いている証拠。
だが、その蛇のような双眸は決して此方に向くことはない。…良い。それでも、言葉が届くのならば―――

「届くまで叫んでやる！ギル！―――それは！」

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /: : : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽヽ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : :/: : : : : :i : : : : : : : : : : : : : : :', :',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / : : : : : : :': : : : : : :| : : : : : : : :i : : : : : : ::}: i
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　|: : :|: : : : : .|: {: :＼: :{: : : |: : :: : :!: : : :: : :: ; :.|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　|: : :!: : : : : :!:ハ: : :＼!: : :j､: : : :/: :／: : ::/: :.

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |: : :|: : : : : :|,.ィf芋竺ミ､　 ヽ: /_: ィfミ､:/ : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |: : :|: : : : : :|j/んﾊ沁　ヾ　　　　んﾊ　》: : : :.|
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |: : :|: : :i.: : :|　乂zzｿ　　　　　　 ﾏzｿ　!: : : : :　　　　死ぬことは、逃げることなんだ！
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |: : :|: : :|: : :.! 　　　　　　　　 ､　　　　,: : : : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 }: : :!: : :|: : :|　　　　　　＿＿　　　　/|: : : : : |　　　　罪を贖うなら、生きなくちゃならないんだ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : :|: : :.!: : :|　　　　／　 　 V　　 .ｲ: |: : : : : !
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /: : : :ﾊ: : :|: : :!　＞　 ヽ ＿ ノ　 .イ: : : ! : : : :.:|
　　　　　　　　　　　　　　　　/: : : :/: : ',: : : : :.,　　　＞.. ＿　＜: : : /: |: : :i : .:

　　　　　　　　　　　　 　 　 /: : : /: : ノヽ: : : :.', 　　　/: : : : : : : :／: : |: : :.|: : |
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : :,ｚ≦//,∧: : : :',　 　 {ミ: : : : :彡: : : :/|: : :.|: : |
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 -z≦///////∧: : : :',　　　 }777７７/＼/ .!: : :.|: : |
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ////////////∧: : : :',　　　|///////ハ＼: : : |: : :
　　　　　　　　　　　　 　 /＼///////////} :: : : }　　 ﾉ///////　}/,ﾊ: : :|: : |

―――彼は、己を恥として今を生きることを捨てた。
その覚悟を形にするべく、こうしてカルナと武器を交わしている。

戦いの末、彼は恐らく死ぬ。慢心の限りを尽くして、呆気無く死ぬつもりなのだろう。
彼らしく、慢心の徒として、せめて最後を飾るつもりなのだろう。

……巫山戯ている。死者への償い、手向けは決して死ぬことではない。
寧ろ生き永らえて、罪を背負うことで己に課した罰を贖うのだ。

それに何よりも許せないのが、彼が死を良しとしたこと。

　　　　 　　, ｨ/.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.:.:.:.:ﾟ,.:.:.:.:.:.:.:.:.h.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧
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　r　ﾚ ﾟ:i:{.l.:.:.:ﾊ.:ﾄ.:.:.:.:.:.:.ﾟ:,i ／ ﾟ:,.:.:.:.:.:.y ｲ.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.!.:.:.:. ! 　 ﾑ　　　　　　／|　 　 !: : /{/茅云ﾞﾒ､ｲ: ﾙｲ ﾙ: :|: !: : i
／ 　 f:! ､::::::’:::::!iﾟ:,.:.:.:.:.ﾟ:,ﾍ ィ禾ﾐx､.:.//..!/.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:. ∧ 　 ム　　　.／. : :|　 　 |'ｙ ;从乂炒' 　V ﾉ,r行从},!ﾄ : i
　　　.!i ∧::::i:::ﾊ::!≧z､.:.:.:ﾟ:,ヽ　 {ﾘ　,ﾟ,ﾟ､.ｿ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｲ.:.:.:. ∧　　ム≦ . : : : : :!　　　!: / |　　　　　　　 乂炒}ﾘｲ! : |
　　　.!i´.:..ﾟ,:.i.:.’.:s:.:ｲ{心ゝ `　 ｀¨ // /,ﾟ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/i.:.: ,. : :∧　　ム: : : :／ : i　 　 i : :∧ 　 　 _　'　　 　 /!| : {: : !
　　 ハi.:.:.:ヽ:!::i.:.:.:.｀:ﾉj.:¨!　　　　 ﾟ,ｲﾚ.:.:.:.:.:.:.:.:__　　　 {: : : : ∧　　ム／{ { : :(l　　　|ノ._,l丶　(　　7　　ィ: ::|:l: :i :y{
　 /.:.:.:｀.:.:.:.:.:i.;!.:.:, '　.ﾟ.:.:.| 　.,　,:ﾟ { j.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ! ヽ、　弋ﾄ､ {`ｰヽ　 　＼ ):): ,ﾐ!　　 .|ﾆ{　`　＼ _,.　≦:ｲ＾ｰ{:{: :{;/_i
.:.〈.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.ﾚ´.　　,'.:.:.:.:￣ ､.f.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.  人　 ` ＜ `~ヽト､ト＼　　 ＼|ﾆﾉ 　　.|二、　　　 　 ,,仁ﾆﾆ=):): :)仁、
.:.:.ﾟ,--≦ "´　　　 , ﾟ.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ .　 ＼　　　` ＜.　)ﾉｿ:ﾍ　　　｀´　　　 !＼ﾆ、　 　 ,,仁ﾆﾆ--┴ ､ﾄ､ニ＼
.:.:.:.r､r-､, _　　 ,　ﾟ.:.:.:.:.:.:.:.:／, -　― ― ､ .メ__,!::::: ＞ ､　 　 ｀　ー‐'　　 　 　 　 　 　 　 ー- ｰ´-‐ '´ 　 　 ﾉ::::)二二＼
7/ ./ .／ , ｲ―― 一　メ ´　　　　　　　　 ｀ヽ |::::i.:.:.:.:.:.: ＞　、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／(.:(:(二二ニ=＼
.ﾟ　{　f　/　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 !:::}.:.:.:.:.:.:.:/.:.＞'´　　　　　　　　　　 　 　 　 ...:---─ ''=´ー=｀ｿ＿ﾆ=､二ニ∨
!　.!. i　.{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !:/.:.:.:.: ＞ ´　　＿　　 _　　　 , - 、＿＿,=´ヽ）ﾆﾆﾉﾉ二二二二二二二二二∨
i　 i .ｷ.ﾊ　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 ﾚ ＞ ´　　　　< 　　￣　　　T二二二二＼.ヾノ二//二二二二二二二ニニﾆﾉ
_､ ﾔ ｷ ﾊ_＿_＿ ＿　　　　　　　　　入　　　　,ﾟ ゝ-─ ＜ ´　　 　 　 　 　 .}ﾆ` 、二二二ゝ≧=≦二ﾆﾆ}ヽ:::Y￣ ー─-- ´
≧-' -' - '　≦＿__こ￣　マ≦￣ヽ　 ﾍ　　 /ｲ!.:., ﾟ.:, ﾟ.:.:.:.:.:.:.:.,ﾟ ﾟ,.:.:.:.:.:.　 　 }}二ﾆ三三二{ {!｀.、}三三_ノ　ﾉノ
.　　　　　　　　 ／　__ * ´　／7T ﾄ､　　j　 ,ﾟ,ﾟ ﾚ.:, ﾟ.:.:.:.:.:.:.:.:.:人ﾟ ,.:.:.:.:.:.　  ,,仁二二二二ﾆﾉ }　ソ二ﾆｲ 　(
　　　　　　　　-- .,*"　__,* 　*/　.! ヽ　　 .ｨﾚﾟ,　ﾟ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,ﾟ　ﾟ ､.:.､.:.: ,,;仁≧二ニニニ/ /／二二ﾆ{

『僕』の死を機に、不死を求めた彼にその選択は余りに相応しくない！

　　　|lⅤ　 　/／´　　　／　　　　　　--　―　　　　　＼ヽ
　　　|l　　 　 !′ 　　／　　z≦￣　　　 　 　 ___　＿　　 ＼
　　　|l　　　　　　_∠=＝彡￣ 〈彡　　　　　　　　　　￣二　>

　丶　　　　ﾄ从´ 　,　 　 __z＜　`ミ　　 　 　 ......二ﾆ=彡 ／
　　 ＼　　 |　　　 / 　≠＝=ァ　 　 ミ　　　　　　　 　 ／___
　　　　＼　!.　　 〈_イ _也__ノ　　　　　ミ　 ......二ﾆ=彡´　／　　　　　　………
　　　　 　`{≧　　　　ミ￣　 　 　 　 　 　≦⌒丶　　　　 マ
　　　　　 　!ｾ〉　　　　　　　　　　　　　　　〈　)　｝ ,　 　／
　　　　　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 / ,′／
　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　 　 　 /―‐ ./／
　　　　　　　　　丶ニニニヽ　　 　 　 　 　 　 |/ ヽ
　　　　　　　　∧　　　　　　　　　　　／　　 　|..... ∧
　　　 　 　 　 {_∧　 　 　 　 　 　 ／　　　　_斗-::: ∧　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 イ　　　　,イ::,-===＝≧ 　 　ｒ≦
　 　 　 　 　 　 　 　 ー‐┬　´　　　　／::／　　 　 　 ∧_／
　　　　　　　　 　 　 　 　 }　　　 -―´:／　 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　　 　 -=ﾆﾆ|＿_,´::::::::／　 　 　 　 　 ／
＿＿＿　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::／　 　 　 　 　 ／
　　 　 　＼_／　￣￣　｀ヽ:::::／　　　　　　　　/

少女の言葉を機に、稲妻の様な衝撃が奔ったかのように英雄王の動きは硬直した。
良い機だ。これならば、我が意志を口にすることが出来る。



: : :／: : : : : :　　　　　　　　　　　　　',　　　　　　|

／:/: : : : : : :.|　　　　　　　/　|　　　　',　　　　 ', |
: :/: : : :/: : : :|　　　　 |　 /|　 |　　　　 ',ﾉ |　',　 ',|
://: : :/: : : : :| |　　　 |　/ ||　| ＼|　　　', .|　|　　'|
:/: : :/://: : /| |　　.| .|./　| |_|_____|____ | .|/　 |　　'|　　 貴様が、それをまだ望むなら応えよう。我が名はカルナ。
: : :/:/|/ //: | |　　 | |/'''"|""|￣　.Ｎ　| .|　　.|　|　|
: :/:/: | //: : | | |/./|.レｽｷ""こ"ヽ| |　| .|　　 |　|＼',　日神スーリヤを父に持ち、百王子の長ドゥリーヨダナに仕えたもの
:/:/: : | /: : : |.|/|/　|| ´ 丶=ノ､､′| |　| |./|　|＼'　 ',
:./: : //: : : : |.|./|.　 |　　　　　　　　|∧|./|∧ |　 丶　  そして主白野の声に応じた一介の亡霊
: : :./: | : : : :.|.//　　　　　　　　　　/)　V .|　|.|　　　　  故に、未だに武器を振るうならば、何の感慨もなく武器として貴様を打ち倒そう

: :./: : | : : : ://　 !　　　　　　　　 /´／|　|　/
: : : : : : : : : :　　, |i　　　　　　　 /´/　 |　| ´　　　　　 それこそがお前に挑む勇者の矛先であり、
:＼: : : :　､　　　　　　　,　　　 ./｀´　　 ',丶　　　　　　 投ずる分銅であり、生き足掻くモノたちの救いであると知れ。
: : :| : : : :　｀￣￣￣ ´　　　／　　　　 Ｎ
: : ::| :＼: : : :　 ￣　　　 ／ | /∧　∧ |　＼
:/| :| : : :＼ : : : 　　　／　　ﾚ/　 V　　＼　 丶
: ∧:| : : : : ＼ ＿ ／　　　 .|'''∧
: : /::| : : : : :.:.:　　　　　　　 V　 丶､
: : : ::| : : : : 　　　　　/　　／　　　 〉 ＼
: : : ::| : : :　　　　　 /　／　　　　/　',丶　丶､
: : : ::| : :　　　　　 /／　　　　　/　　　 ヽ　　　＼

―――さて。セイバー曰く、オレには言葉が足りすぎる傾向が有るらしい。
それを、遺憾なく発揮させて貰おう。それで、主が望む展開を引き寄せられるのであれば、幾らでも言葉を尽くそう。


　　　　　　／　　　　　　　　　　　＼

　　　　 , '　　　　　　　　　　　　　　 ｀､
　 　 ,ｨ'ｨ' , '　　　 ,　　　 ヽ　 　 ､　　 '.ヽ
　 - '´/./　　　　 l　　　　 |､ '､　 '.　 ､ '.
　　　 {/　　/　/ ,| ,i　　//| ヽ､'､　'.　 ｀iヽ
　 　 /　i　/i　 !/ |i.|　//,.iｒ‐_.エ_､ | '.　. l ｀　　 　 　 　 　 　 そして、その果てにこの首が落ちる運命ならば、それは今を生きる者と貴様に委ねよう
　　/.ｨ　|　/! /|_.⊥| ri|´ｨｆ´弋ｿ｀i !i|ﾍ | !　　　　　　　　　 　 しかしだ。古代ウルクの王、黎明の時を生きた天地の理を知る裁定者よ
　ィ´ |　 ! { | 「ﾚ' 'i,ｿ/ ヽ　　 　 　 lﾚﾘ !.|
　　　| /|i| i l∧　´　| l　_　　　　　,レ' |ﾘ　　　　　　　　ｒ ､　  地星は未だに人の手に余り人類は未だに地上を這っている

　　　V ハ.ﾄ |. ﾍ　　　｀_...　-　　/!　ﾄ{　　　　　t' ｰ- .._ヽ ｀､ その間隙に我らが立ち入る意味はないと知れ

　 　 　 　 ﾘ .}l ,ﾍゝ.　´　　　　 /|ﾘ|iﾄ.|　　　　　　｀ ヽ､_ '. '.　'.
　　　　　 　 /ﾍ!　V ｀ ,.､ 　 ／. ﾄ{ﾉ ﾊ　　 t_ー-- ､　 .!　| |　| ,ｨ
　　　　　　　　　　ﾚ」/_| ｀ ´　.'　!‐ ､　　　　 ｀ 丶. ＼ |　ヽ　'.l　'.
　　　　　　 　 ,. ‐'´　　|　　　.'　 ,>' ヽ､　　 _＿＿_｀> ｀ ､　!　|)　〉
　　　　 　 　 /ヽ　　 ,ｒ'　　 /　/￣!　/ー ､'ｰ-　..__ ‐､　 '.　'. !　/
　 　 　 　 　 !　 ゝ､ .L ､_　ｒ‐/､　∧ |ノ　 ｀　､　　ヽ　　　　 !　/
　　　　　, ィ }　　_ノ/__　　__/.／ '　ヽ!　　　　　｀ヽ､ '.　　　　　|

　　 , ィ´　　'　 く　 |‐-｀´／ｲ／　　　　　　　　 ,　'　!ﾍ　　　　 |
　　/　　　　　 　 '.　!　 / ´ ´　　　　　　　　　　　　　'. ヽ　　　 |

―――特異を良しとしない社会。神の存在と信仰することを忘れた、今を生きる人々。
その中でも我らは、既に置き去りにされた存在。

語られ、その存在が未来へと繋がれようとも、その理に我らが踏み入る隙はない。
そも。過去の産物である英雄として裁定者として、この時にその力を発揮すること自体が間違いなのだから。

　　　　　 _.. -- .._
　　 ., -'´::::.　　　　｀ヽ
　 ./::　:::;':{:::. .';::.　 　 :ﾄ,
　.,'::　　 |::i ::', .ヽjﾉ,ｫi'{ﾞ'
　.{::　　 :|::', .:'; .}:', (.'i}ヽ ,
　 {::　　::|:: :iヾ;::';::}。　　,.i　　　　―――ギル。もう一度言おう人の世界は発展途上なんだ。
　 .}::　　j::　:', |:　 }　　　 |
　 .j::　 .j::　:::/|:　 | ./7 ´　　　　そして、死ぬことは逃げることなんだ。だから、共に生きよう。
　./::　./::　 /ﾞ.{::　.{彡{-,
./::　 /::／´｀ヾ;:　 ', j_}ｲi、　　　今を侵してしまった罪を、生きて贖う為にも…。
'::　／/　　　　';:.　 .',_|ヽ<、
::／ ::{　　　　　';::.　 ',　',', ヽ、
::::::::::j　　　.j::　 .ヽ;:　}　o,',.::}',
:::::::::j　　　/　 ...::::{::　{::::::}}::j;.',
:::::::/　　 ./　...::::::::ヽ::::',::::{{/.} }

【直後英雄王判定】
123：それでも我が散りゆくは必定。女、我の存在はこの世界にとっては余りにも毒々しい。故に死ぬ事こそが正しいと知れ。
456：…生きて贖う、か。良かろう。だが、それも孤高なる生き方で贖う。―――せめての矜持だ。
789：生きて贖う、か…。ふん、咎人なれば矜持など捨てねばならぬか。

…完全に英雄王は、敵意も殺意も捨て去った。
そして、瞼を閉じ長い逡巡の後に、ほうっ、と溜め息を吐いた。

同時に展開されていた財宝も、流散していく。在るべき所へと、戻ったのだろう。
蜃気楼のように揺らめいた黄金とその残滓が、英雄王の輝きを更に強めた。

目が眩むような、その強い光は彼の今を現しているのだろう。

＼　 ::::::::::ｌ　 l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:..:..:..:..:..:..:..:／: . : . : . :ミ:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.
　 ＼..::::::::ｌ　 l::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:..:..:..:..:..:／:..:.. : . : . : . : .｀ミ:. :. :. :. ／￣＼:.
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強さと鋭さを捨てた、その萎びた双眸で少女と視線を交える。


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: : : : : : : : : : : :.＼／r勺とう　　　 　 　 ヽ　 ; : :　／
: : : : : : : :＼￣彡匁辷ン ／　　　　 　 　 　 |:.／　　　　　　　　　―――……
: : : : : : : : : :＼ 　　ー―　　 　 　 　 　 　 　 !'
: : : : : : : : : : :.:.＼ 　 　 　 　 　 　 　 　 '
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: : : : : : : : : : : : : : : : ＼ 　 　 　 　 '　,.　 ´ : : : : : : :｀ヽ
: : : : : : : : : : : : : : : : : :.:＼　 　 　 ／: : ／: :／￣ヽ: : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`ー―´: : ／: :／　　 　 ｝: : |

両者共に言葉はない。だが、剣呑とした雰囲気は一切なかった。

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.　　　　　　　　　＼　ヾ｀`ヾ/／"　　　彡／　　イ

　　　 　 　 　 　 　 ∨/　　　　　　　＿ ｀ヾ、　 /
　　　　　　　　　　　 ﾒ　‐‐-　　　'´　　 　 ﾐハ/　　　　　　　　　　……誠に強欲な女よ。
　　　　　 　 　 　 　 {ﾍ =＝' 　 ｀'＝=＝　　〉ｿ
　　　 　 　 __＿__ 　 ヾ、　 ﾉ　　　　 　 　 <o、　　　　　／　｀ヽ　施しの英雄では飽きたらず、我をもその下に置くつもりか？
.　 　 　 ／/////＼　 「＼ ` ＿__ _,　 　〔＿:〕 　　　／ 　 　 　 ＼
　＿..／　＼//////ヽ Ｌ../＼￣ニ´ ／　 i､、）＼／　　　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　 ヽ　　　 ＼//////／/イｉヽ　イ　 /　:l／ ,／　　　 　 　 |　　 共に戦おう…だなんて言わない。でも、私は貴方と居たい。　　 |
　　 ヽ ＼　　　＼/￣　 / ∠j_＿　　/ ,／　 /　　　／　　　  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
.　　 　 ＼＼　 　 ∨　i　iﾍ／_⌒_｀ヾ /　　 /　　／
.　　　　　　　　　　 ∨ i　l　　 !　l　　/　　 ｲ　　　　　　　　　　　我という戦いの利をも捨ててまで、我を欲するか。
　　　　　　　　　　　 ∨i　ｌ　　ｌ　l　 /　／　i
　　　　　　　　　　　　ｉ :!　l 　 l　ｌ: /　/　　 l
　　　　　　　　　　　　| :!　:l 　:l　!/　/　 　 :l

　　　　　　 |　 　 　 　 l 　 　 /　　　　 　 ／ 　 　 　 ／ 　 　 　 ノ／/
　　　 　　Ⅵ 　 　 、　 !　　 /　　　　　／　 --=ﾆ二´ 　 　 　 　 　 /
　　　　　　∨　　 　＼从／イ Ζ二彡　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /
.　　　 　 　 ∨ _ﾄ'´￣`''"　　　　　　　〈三　　　　　--=ﾆ二´ 　／７
　 　 　 　 　 ∨.i　　　　　　　　　　　　 　￣≦＿　　　　 　 　 　 /
　　　　　　 　 Ⅵ　　　　　　　　　　__ｚ斗＜´　　ミr‐‐、-=ﾆ二´/
　　　　　 　　 　{≧ｚ､　　　　 　 イ弋ソア　　　 　 ヽ　!　　　 Ζ_
　　　　 　 　 　 ∧弋叉　　 　 　 　 ￣　　 　 　 　 ﾉ　}　　ノ　／
　　　　　　　　　 ∧ ￣　ｌ　　　　　　　　　 　 　 　 　 / 　 　 /　　　　　　　施しの英雄よ、貴様はそれで良いのか？
　　　　 　 　 　 　 ∧　　|　　　 　 　 　 　 　 　 　 !二ｎ＿__/
　　　　　　　　　 　 ∧　丶　　 　 　 　 　 　 　 　 || 　　 　 |
　　　　　　　　　　　　 ヽ　　 　 　 　 ＿,　　 　 ／|L　＿＿|
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 、 ￣ 　 　 　 　 ／　/　　＿＿|_＼　　　　　　 　 ｒ≦　￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／ 　 /　／:::::,-===＝≧　　 　 ／
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼＿　イ　　　/　/:::::／　　　　　 　＼ ／
　　　　　　　　　　　　　　　 -=ﾆﾆ} 　 　 　 ＿∠:::／　 　 　 　 　 　／
　　　　＜　￣￣｀ヽ＿／ﾆﾆﾆﾆﾆ|　 　 __ノ::::::::／　 　 　 　 　 　／
／　　　　　　＼／　　 ／￣￣￣＼〃::::::::::／　　　　　　　　　/

【返答安価　下2～4】

【単語メモ帳が潤う】

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　　　―-　、 　 　 ﾉ!
　　　　　　　　　　　　　　　 　´ ＞ ￣　｀　ヽ､ ヽ,. イ ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 ―-　　._　 ヽ　 ´　　｀
　　　　　　　　　　　　　　, '　　　　　　　―- ,. ｀'" 　 ｀　 　 ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 　 ／ 　 ,.　´ ,.　　　 ／　　ヽ＼　　 ､　　 ＼
　　　　　　　　　　　∠ ,.　　　／/　 　 ./　　,　 ハ　ヽ　　 　 　 丶
　　　　　　　　　　　　／　.／　/　　　/ 　 ,. 　 　 l　　 、　　　 ヽ
　　　　　　　　 　 　 / ｲ　　 / ,　　 ./　／　.!　　 l　　　＼　 ､　 ゝ
　　　　　　　　　 　 '　/　 ／　　　 /／ /　 l　　 ,l ､　　　 ゝ　 ヽ　 ､無論だ、オレはマスターの槍にすぎん。
　　　　　　　　　　　 / .／　　,'　/　/!　;　　　　 ハl 、　　l　､　 ヽ
　　　　　　　　　　　´ / ／　/　,' ./-! /!　 '　　/-― 、l　 !、　、　、
　　　　 　 　 　 　　　´　l　 /　 l./　/'　l　/　 ./イ示jヽ.!　.!}　、! ヽ、だが、なんと答えるか知っていることを尋ねるのか。ギルガメッシュ？
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾉ. ｲ /ｌ ,{`ー一'l/!　,!/　 ｀゛´ jハ.l,ヽ ! ヽ　　 目に映るものを裁定せずにはいられないのは、貴様の性か？
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 '" ､!.!｀　　 　 ﾉ/.!　　　　　　/.ｲ､ ゝ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 } ｰ 、　ｒ ､ ´〈|　　　　　,.' ヽ{　　　　　　 ―――そう。希った望みを聞き届けることこそがオレの報酬だ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ´ﾉ　＼ ﾞ, ヽ_　＿_　　.ｲヽ ｀　　　　　　  そこに美醜善悪はない
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／　} ,　 ､－　.／ l 　 ヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,.l ､　 .!ﾉ、　､‐./´l　.!　　　'!
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／ '.ハ　l/　,　 ヽ{　 ､ .l　.／.!{＼
　　　　　　　　　 　 　 　 ／　./　　〉 l'ｌ　 ｌ　　',!　 '. l 〈.＼. ｌ　 ＼
　　　　　　　　　　 　 ／　　 /.／〈　.l l　 .'　　 ﾞ、　!l　ヽ　ヽ　　　｀　 ､
　　　　　　　　　,　 ´　　　　'"　　 ヽ.! '　　　　　 ､. l ／
　　　　　 　 ,　　　　　　　　　 　 　 ,.!　　　 　 　 　 ｌ　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 、　　　　　　　 ;
　　　　/　　　　　｀　　、　 　 　 　 　 ,　 　 　 　 　.l　　　　　　　　　　　　　　　　　｀

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ー- .　ﾄ､
　　　　　　　　　　　 　 　 ヾー―＝＝ミ 、｀i　ヽ∧　　Ｘ
　　　　　　　　　　　　　　 　＞　 ｰ=ミ 丶 ヽl　./ , |　　　Ｘ
　　　　　　　　 　 　 　 　／　-=＝ﾆ二　 ＼} / /./　　　 十
　　　 　 　 　 　 　 　 ／--　　 -=ﾆ〉､__￣ゞ<彡/__ 　 　 十
-‐=====―‐-　、　<　　 　 -=ﾆ ／ ==ﾐ` 　 __{　／　 　 ノ
　 ｀　 　 　 　 　 ＼　＼ ｰ={⌒Y　　　　　　,=ﾐﾙ′
.　　　 ＼ 　　 　 　 ＼ ｀`ミゝ｡_　　　＿＿_ 〉,′
　 　 　 　 　、 　 　 　 ヽ 　/__/ヽ 　 ヽ＿Y /　　　　　　　　―――く。主を尊重する意志を見せるに、そこまでの言葉を吐き出せるか。
　　　　　　　　 .　 　 　 ∧ ― ､:.:.:.:.:.... 　 ／_〕
　　　 　 　 　 　 丶　　　∧　　 ＼.:.:.:厂´__　　　 　 -==､　 我が知っている施しの英雄とは、大分異なっている。が、お主はそれで良い。
　　　　　　　　　　　＼ 　 ∧ 　 　 ＼{Y´<:>`Y≦{　　　　｀￣　 　 ､
__＿＿＿　　　　 　 　 ＼　 } 　 　 　ﾑ 　 |!　ｌ}　/　　　　　 その在りようを保ちながら、忠道を突き進むが良い。
二二二二　＼　 　 　 　 ＼|≧=* 　 ﾑ　 |!　ｌ| ｜　　　-―――==== ヽ
＿＿＿＿＿_≧､.　　　 　 /　　~｀ﾞヽ .ﾑ　l!　/ ｜ ／　　　　 　 　 　 　 .
　　　　／　 |::::::::::＼＿_／=-　___＿ヾ ﾑ＿/ 　 ∨　　　　　　　　　 　 /
　　 ／　/　.|::::::::::::::l／ }＼ 　 ｀￣￣ ニ={::＜´￣￣｀ヽ___　　　　　　/
　／ 　./ 　/::::::::::::::(_／―､ヽ 　　_ 　＜´　　 　 　 　 　 }::l＼ー‐=ﾆ〈
Τ―‐'　／:::::::::::::::::(_, ―　 〉＞､　　　　　　　　　　　 　 |::!　}――‐一
. !　　.／V::::::::::::::＿⊂ﾆ＞´ ヽ 　＼　　　　　　　　　　／ヽ_/::::::::::::::::ヽ

　￣´　　∨::::／　　　　＼:::::::::V　 ∧　　　 　 　 ＞ ´　　 ヽ＼ー＝＝ﾐ
　　　　　　V/　　　　　　　ヽ:::::::V　 ∧　 　＞､´　　　　　　 }:::::ヽ　　 　 }
.　　　　　　 {　　　　　　　　 }::::::::V＿_＞ ´ ＜ 　 　 　 　 　 |::::::::|　　 　八
　　　　　　　＼　　　　　　 /＿／　　　　　 　　 ｀　＜＿＿ノ:::::::/＿＿/
　　　　　　　 　　ー┬― ´　　　　　　　　　　／　　∧ } 　 ｀￣
　　　　 　 　 　　┌┴───--　__＿＿ ／　　　　∧!==ｧ
　　　　　　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿Vﾊ　|｀￣￣￣￣ムV‐!

　　　　　　　　　 /＿＿＿＿／＼＿Vﾊ |　　　　 　 ムV―',
　 　 　 　 　 　 /＿＿＿＿＿／＼___Vﾊ!　　　　　ムV――,

: : :／: : : : : :　　　　　　　　　　　　　',　　　　　　|

／:/: : : : : : :.|　　　　　　　/　|　　　　',　　　　 ', |
: :/: : : :/: : : :|　　　　 |　 /|　 |　　　　 ',ﾉ |　',　 ',|
://: : :/: : : : :| |　　　 |　/ ||　| ＼|　　　', .|　|　　'|
:/: : :/://: : /| |　　.| .|./　| |_|_____|____ | .|/　 |　　'|
: : :/:/|/ //: | |　　 | |/'''"|""|￣　.Ｎ　| .|　　.|　|　|
: :/:/: | //: : | | |/./|.レｽｷ""こ"ヽ| |　| .|　　 |　|＼',　　　　　更に言うので有れば愚問だったな。
:/:/: : | /: : : |.|/|/　|| ´ 丶=ノ､､′| |　| |./|　|＼'　 ',
:./: : //: : : : |.|./|.　 |　　　　　　　　|∧|./|∧ |　 丶　＼　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
: : :./: | : : : :.|.//　　　　　　　　　　/)　V .|　|.|　　　　　　　　|  愚問結構。我はそれでも、お主という気高い者から得る言葉が欲しかったのだ。 |

: :./: : | : : : ://　 !　　　　　　　　 /´／|　|　/　　　　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
: : : : : : : : : :　　, |i　　　　　　　 /´/　 |　| ´
:＼: : : :　､　　　　　　　,　　　 ./｀´　　 ',丶
: : :| : : : :　｀￣￣￣ ´　　　／　　　　 Ｎ　 　 　 　 　 　 　 　 そうか。ならば更に…。
: : ::| :＼: : : :　 ￣　　　 ／ | /∧　∧ |　＼
:/| :| : : :＼ : : : 　　　／　　ﾚ/　 V　　＼　 丶　　　　　　　　 自身を裁くことに死を選ぶのは一つの権利だろう。
: ∧:| : : : : ＼ ＿ ／　　　 .|'''∧　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 正しいとも言える。
: : /::| : : : : :.:.:　　　　　　　 V　 丶､
: : : ::| : : : : 　　　　　/　　／　　　 〉 ＼
: : : ::| : : :　　　　　 /　／　　　　/　',丶　丶､
: : : ::| : :　　　　　 /／　　　　　/　　　 ヽ　　　＼

　　　　　　 |　 　 　 　 l 　 　 /　　　　 　 ／ 　 　 　 ／ 　 　 　 ノ／/
　　　 　　Ⅵ 　 　 、　 !　　 /　　　　　／　 --=ﾆ二´ 　 　 　 　 　 /
　　　　　　∨　　 　＼从／イ Ζ二彡　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /
.　　　 　 　 ∨ _ﾄ'´￣`''"　　　　　　　〈三　　　　　--=ﾆ二´ 　／7
　 　 　 　 　 ∨.i　　　　　　　　　　　　ノ ￣≦＿　 　 　 　 　 　 /　　　　我はそう想って居たのだがな。
　　　　　　 　 Ⅵ　　　　　　　　 　ｚ≦　　　　　 ミr‐‐、-=ﾆ二´/
　　　　　 　　 　{≧ｚ_　　　　　　´ー===≠　 　 　 ヽ　! 　 　 Ζ_　　　　　それを良しとしない強欲な者達が居た。
　　　　 　 　 　 ∧==＝　　 　 　 　 　　 　 　 　 　 ﾉ　}　　ノ　／
　　　　　　　　　 ∧ 　 　ｌ　　　　　　　　　 　 　 　 　 / 　 　 /
　　　　 　 　 　 　 ∧　　|　　　 　 　 　 　 　 　 　 !二ｎ＿__/　　　　　　　ふん。権利さえ奪うとは、以前以上に強欲だな、女。
　　　　　　　　　 　 ∧　丶　　 　 　 　 　 　 　 　 || 　　 　 |
　　　　　　　　　　　　 ヽ　　 　 　 　 ＿,　　 　 ／|L　＿＿|
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 、 ￣ 　 　 　 　 ／　/　　＿＿|_＼　　　　　　 　 ｒ≦　￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／ 　 /　／:::::,-===＝≧　　 　 ／
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼＿　イ　　　/　/:::::／　　　　　 　＼ ／
　　　　　　　　　　　　　　　 -=ﾆﾆ} 　 　 　 ＿∠:::／　 　 　 　 　 　／
　　　　＜　￣￣｀ヽ＿／ﾆﾆﾆﾆﾆ|　 　 __ノ::::::::／　 　 　 　 　 　／
／　　　　　　＼／　　 ／￣￣￣＼〃::::::::::／　　　　　　　　　/

　　　　　　　　.:;:::刈::::::::::::i:::::::::l::::::::';:::::::::::l::::::|:i::::‘;::::::::::::';::::::::::::::::::l

　　　　　 　 　 ':/l::|l::::::::::::';::::::::|:::::::::i:::::::::::|ｉ::::Ｎ:::::‘:::::::::::::l:::::|:::::::::::::,
　　　　　　 　 .ｌ':::|::l:';::::::::::::';:::::::';::::::ｌ|::::::::: l:';:_|_|:::::::l;::::::::::::|::::|::::::::::::::',　　　　　　……とにかく死んで欲しくなかった。
　　　　　　　 /|::::|::|ｌ‘;::::::::::.∨::::';::: l|:::::::::ﾅ'∨ Ｌ:;ノl::::::';:::::ｌ::::'::::::::::::::::,
　　　　　　 ./ .|l:::|::|l::::':;:＿､_:＼::乂l|::/:イ_≧=≠≦ｌ:::::::ｌ:::::|l:::':::::::::::::::::.　　　　　誰かの死を知って、死への恐怖から妙薬を求めて旅にさえ出た貴方には…。
　　　　　　 l:|::.||:::';:|从ﾄ≧===ミ ￣　　　 "乂:::::::::ｌ.||::::::|::::ｉ|ｉ;::'ハ::::::::::::',
　　　 　 　 乂:∨:‘;::l:∧';弋::::::::〉　　　 　 　 ≧≠"||::::::l:::;':|∧!:::';::::::::::∧　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　＼:::::';|:::ハ　≧≠　　　　　　　 　 　 ||::::::l:::i::|:::::|:::∧::::::::::::::、　 |　 良い。それもまた正しき形の一つなのだからな。　 |
　　　　　　　　　 ＼::';:::::::::.　　　　　、　 　 　 　 　 .|ｌ:::::;::::l::|:::::l::::::ハ:::::::::::.丶  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　　　　　　　＼:､:::::ﾍ　　 　 　 　 　 　 　 　 |:::::::::::':ｌ|ｌ::::';∧:::.丶::.＼:::..＼
　　　　　　　　　　　　 ’;＼::::::..、　 　 -‐　　　　 ／!::::;':::;::::l∧:.∨＼:::..＼:::＼::::::::::‐-....._
　　　　　　　　　　 　 　 .'.;:.＼::::::＞...　　　　 ..イ　..':::/:::;'::::;:::∧::丶ｌ:.＼:::..＼::.＼:::::､::::､:::
　　　　　　　　 　 　 　 　 ’:;:...＼:::::从:＞≦___/＜:':/.:::;':::::;::::';:::〉、:.＼:::＼::::::::::::.＼::::::::＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 ∨:::..＼ｌミz/:/乂∨:_//.:::/.:::::;::::::Y　　　､:::::::::::￣::≧ｘ＿_:､
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ';::::::::ハ 　 ｀Y⌒Y.7/.:::/.::::::;:::::::ｌ|　　　　 ￣／　　　＿__ ＼

　　　　i　　　　　 　 .|:　　　|:|　　　　 }:　| 1
　　　　{　 　 　 　 　 }:　 ,　}... /　　　.|　" .| ､
　　　　ヽ　　　　　　 |:　/ / .:/　　}　 |　　 ﾚ |
::＼　　　＼　　　　 　 :/ / ::/　　/　 '.　 /　 '
　　ﾐﾍ＝=　＼　　　 :/ ,_ｗＷ１／ﾌ　　/ 　/
　　 ｆ､　　　　　`ヾ=　´　　　　　　|,i.　/　 /,
　　／　　　　　　　　　　　　　　　 =､/　 ／
　.y` ≧=-__､　　　　　　　_ -‐_‐ﾆ´ ｿ /

|ﾆ;' . ヾ ゞﾆｿヾ丶　　 ／代ﾆｿ　ﾃ　/ﾆ､　　　しかし、我ら2騎を従えるのは良い。
|( ヾ　 `ー‐ ´　　 　　　　ー¨―′ｿ__} |
∨ｒヽ　　　　　　　　　　　　　　 　 /iｿ/　　　 だが、聖杯が降誕しなくなるが、女、それを分かって言ったのか？
　＼2',.　　　　　　　ｌ　　　　　　　/ｖノ　　　　　　　　　　　　　　　_　　　=

　　yﾅ'i,　　　　　　..′　　　　 ／う{　　　　　　 , -= _　　　　ｘ＜´　　　　　 ＞
　　||_|ﾝ＼ 　 ｀￣::こ::￣ 　.／ト|ｌ　|　　　＞ ´≦i　　 `i´　　　　　　　　　　　　　＞
＼ |ﾙ´∧::＼ 　 　 　 　 ／　 |:＼し､ ／／iiiiiiiiii/　　　 }　　　　　　　　　　　　　　　　＼
=ソ ﾆiiiiiii|　　＼　 　 ／　 ,　 |iii＼`=＝ﾗ＼iiiiii/　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　／:i:i:i:i:i:}　 ヽ　　　　　　　　|i:i:i:i:i:＼ /　　 ＼　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }
¨:i:i:i:i:i:i:i:i:i|　　 |　　　　　 /　 |:i:i:i:i:i:i:i:У 　 ／　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|
ゝ:i:i:i:i:i:i:i:i:v-＝＝￣￣＞ｘ_ ,>:i:i:i:i:i:/ 　 ／　 　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/

　　　　　　,...........::――:::::....､､_

　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:ヽ､
　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:::::.､
　　　,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::.

　　 ,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::',:::,
　　,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::i:::l
　　!:::::::::::::::l:::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::l:::::l:::|

　 ,:::::::::::::::::l:::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::l从lリ
　 l:::l:::::::::::::|:::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::|::::|
　 |:::|::::::::::::|::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::|:::l
　 |:::|::::::::::::|::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::|:::!
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　 |:::|::::::::::::|:::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|:::::::i::::l
　 l::,::::::::::::,'::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|:::::::|｀ヽ
　,::::::::::::::/::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|:::::::|　　',

.,::::::::::::::/::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::|:::::::|　　 l
【直後判定】
123：漢、はくのん。殴り込みに精一杯で、ノープランの模様
456：……青子さんと遠坂時臣さんと話合うから(震え声)
789：私にいい考えが有る

　　　 　 ・････…‐-　 .
　　　　　:. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀丶、
　　　　　:. :. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
　　　　　:. :. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. | .:.:.:.:.:.:.:.:.:l
　　　　　| :.:.:.:.:.:. |:.:.ｰ--/| .:.:.:.:.:.:.:.:.:|
　　　　　| :.:.:.:.:.:. |／.:／ .| : //.:.:.:.:.:|
　　　　　|:.:.:.:.:.:| /-==ミ､ﾉイ/|:.:./|:/

　　　　　|:.:.:.:.:.:Ｎヽヽ 　 　 　 ∨.ﾉ′
　　　　　.＼:.:.:.| 　 　 　 　 　 /　　　　………
　　　　　:.:.:..＼|　　　、ｰ‐ｧ ,:′

　　　　　 '.:.:.:.:'.　　．..,,＿／
.　　 　 　 i:'.:.:.:.:'.￣∧＼|
.　　 　 　 i:i:'.:.:.:.:∨/∧l∧
　 　 　 　 7∧:.:.:.:∨⌒＼｝＼

. 　|l　　　　丁弐＝ミへ＼ 　 |il 　 ／_彡イ＝孑ｚ_　/ 　 ′　　 ＜
.　 |l　　　シ　　　　　　　｀ ＼从／　　　　 　 　 　 V　 ./　 ／　　　｀ヽ
. 　|l　 　 ≧　　 　 　 　 　 　 `'"　　　 　 　 　 　 　 ヽ/イ´　　 　＿＿_＼
.　 |l　　　ミ〉　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〈　　　　　/⌒ヽ
. ∧! 　 ＿}}　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 __＿｀￣}　／　　　　＼
. ∨ 　 ≧―- ､　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／´　　 　　く　　　　　　 ／
　 ∨　| 　 　 　 ＼　　　　　 　 　 　 　 　 ／===== 、　　≦　 　 　／__
　　∨ |　　　r＝＝＼、　　　　　　 ヾ__／ 　,==、　　》　　{ 　 　 ノ 　 ／
　　　Ⅵ 　 〃 　 ,==、｀`ｰ　　　　　 　 、＿_l:{i}::l＿〃 　 .厂｀ヽ.　 ／
　/￣　|　　丶＿l::{i}::l＿　　　　　　　　 　 ￣￣￣　　　　|　 　 l／
　|　　　{　　 　 ￣￣￣　 　 　 l　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　圦 |
　| ＜{　l　　　　　　　　　　　　 }　　 　 　 　 　 　 　 　 　 !　￣/　　　　　………
　ヽ　 　 !　　　　　　　　 　 　 〈　　　　　　　　　　　　　　　ー○＿
　　○＿_　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　/ 　 　 !
　 /　　　∧ 　 　 　 、　　　　 　 　 　 ＿＿__,,,　 　 　 /　 {＿＿__|
. /＿＿_/　　　　　　 ヾニニニニ二二二二｝′　　　/　 　｀￣￣
　 ￣￣´　　`　　　　　 ∨　　＿＿＿_　　/　　　　　′　　　　　　　 ／
　＼　　　　　 /＼　　 　 ∨´ ＿＿＿_｀∨　　　　 ｲ､　　　　 　　 ／
　　 ＼ 　 　 / 　 |＼　　　`ｰ＝＝＝一 ′　　／;' l　ヽ、　　　／
　　　　ヽ_／ i,.,.,.,.|　 ＼　　　　 こイ　 　 　 ／::::;'　|.,.,.,.,i＼_／
　　　 　 l} 　 l::::::::|　　　 ヽ　　　　　　 　 ／::::::::;' 　|::::::::l　 {!
　　　 　 ll　　l::::::::|　　　 　 　 ､＿＿ 　 ´:::::::::::;'　　|::::::::l　 ll
　　　 　 ll　　|::::::::!　　　　　　';:::::::::::::::::::::::::::::::;'　 　|::::::::|　 ||

　 　 　 　 　 　 '　　/　,　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ',　　 　 ヽ.　 ヽ
　　　　　　　 /　　 !　/　　　　　,　　　　 　 　 　 　 l　 　 !　　　　　,　　 ,
　 　 　 　 　 　 　 l ./　　　　　/　　　　　　 　 　 　 l　　　i　　　　　 ,　　 ,
.　　　　　 　 '　　 l /　　　　 ./　　　　/ /　　　　i　 l　 ,! .l ',　 .l　 　 l　、
　　　　　　　l　　 l/　/　　　/　　/ ／' /!　 i　　 l　　 /.! l　l 　 ! 　 i. l　lヽ ',
　　　　　　　l　　./,ｌ / .!　　l　 ./　／j/ .!　 ;　　　　 /　l l　 ﾘV.!　　l　!　! ヽ、
　　　　　　　l/　 l/ /　l　　l　//／―--l　/.!　　　 /_,....ﾘ -―',.!　　ｌ　 　l
　　　　　　 /　　l　/　 !　 .l /-――- 、!./ .l　 　 /.l,.-―‐-､　ﾘ∨ .!　 i　'
　　 　 　 , ' /　　./ /､.!　 l/ `　∨ツ　 l/　 l　　/ ﾘ　Vツ　　　/ l　l 　 !ヽ!
.　　　 　 ／'　　 /,ｲ{ .;l　 !　　　　　　　'　　,'　,ｲ　'　　　　　　 'ヽ.! ﾊ!ヽl　　　　　……無計画だったのだな。
　 　 　 '　/　 　 '　ヽヽ!　!　　　 　 　 /　 ./／ ｉ　　　　　　　 './ .l/!　 ヽ
　　　 　 /'　　,. /　　ヽ.! l　　　　　　　　　'ﾞ　　 〉　　　　 　 /ｲ　/ .!　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
.　　　　 / .／ ./　　 ;　　! ,ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　 '　/ ハ l　　　　 |　　 はい。その通りです。何も考えずに特攻しました。 |
　　　　 '"　　/ ／l /　 ／ i ｌ　.　　　　　 ―　　‐　　　 ／ i .//　 ヽ、　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　　　'"　　;/ 　'　　l .l.　＼　　　　　　　　　　／.!　 ! '/
　　　　　　　　 　 '　,ｲ /　　.ｌ＿＿　､　　　　　　 ／!/!ﾊ /l/　　　　　　　　　　　乖離剣による都市への攻撃を諌めることしか、考えて居なかったように見えたが
　　　 　 　 　 　 / "l/ ／l/!,l'//////,＞＿ _　イ'/,l　'　ｿ '′　　　　　　　　　　 やはりそうだったか。
　　　　　　　　　　　 '" ,. ＿,'////////|ニ二ﾆ|//,ｌ ､
　　　 　 　 　 　 　 　 / .! ./´￣￣￣￣￣￣￣￣ｌ.、ヽ
　　　　　　　　　 ＿, '　 .!/　 　 　 '　　　　　　 　 .l＼　 ヽ._
　　　　　　　_　 ' ./　　　ｌ　　　　　 ',　　　　　　　 {　 .!　　ヽ｀
　　　_　　'　　 　 l　　 　 ｌ　　　　　　　　　　　 /　 　 .l　　　 ､　　 　 　 ‐　._

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／

　　　　　　　　　　　　　 ｀ ヽヽ,ｲ './,. イ　 　_
　　　　　　　　　　 _　　´￣ ./.{' ./ ／ -―　-　　､
　　　　　　　 ､　　-´　　､　ヾ ､. '
　　　 　 ＿ ,‐ " 　 ‐　 ,.　`　　　 '　　｀　　 ヽ　 　 　 ゝ
　　　　　 ／　　 ／　〃　　　　＼
.　　　　　/　,　 '　　 /　　　　　　　　　　ヽ　､　　ヽ.　 　 ＼
　　　　　' ｲ ,./ ./　 .!　 　 !　　　､.　ヽ　　　　＼　　 ＼　 ヽ ､
.　　 　 ´ /　 / '　 /　;　　 l.　　　i　　　､
.　　　 　 '　 ,'　　 ,　 ､　　　l.　 　 !丶 ､ ヽ　　 　 ! ＼　＼　ヽゝ
　　　 　 {i　l　.l　 l　　!　 　 ヽ　　 lヽ ＼. ヽ　　ﾄ､.rヽ　 ｀　　 ゝ
　　　　　 l./!　.!　.! ﾞ, ｌ＼　　　　　 !-‐二ヽゝ､　.lヽ!).}｀ -　　＼､　　　　　　今こそ、セイバーとバーサーカーのマスターの力を借りる時だな。
　　　　　 }' l　i !　', ｌ､|--ヾ ､　＼　 /　 ヾ-' l.!　l ヽ/　l　ヾ＼ｰ　｀
　　　　　　　',.小　l !イ ヾｿヽ＼　丶.ヽ　　　　l./　'i　　　ヽ 　ヽ　　　　　　 何。一人では浮かばぬ案も、三人ならば良き案が浮かぶだろう。
.　　　　 　 　 ! ヽ＼.!ヽ　　　　　｀　ｰ- ゝ　 　′/　!　､ ＼` ゝ
.　　　　　　　　 　 ヽ、}.ヽ　 ﾉ　　　　　　 　 　 ,　　 ﾉ/, ＼ヽ　　　　　　　　それでも浮かばぬ時はその時。
　　　　　　 　 　 　 　 , ハ 、｀　 _　　　´　　,　　 　./ｲ ﾄ ､
.　　　　　　　 　 　 　 /　 j/l　 、　　　　　　　　　／　V
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ´　 ｿ　､　 ／　　　 ,.．イ/ﾊ.ｰ ､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　 ヽ _,.. イ/////＞ﾞ;:::::..＼
　　　　　　　　　　　　　　　 _　 '　 　 　 ,ﾊ _V＞''"　　 　＼:::::） ヽ
　　　　　　　　　　　　 ,.　　　　　　　　,.'　 ）　　/　　　　　.／　　〈
　　　　　　 　 　 　 　 i ｒ 、　　　 .' ／　 　 　 /　　　　　'　　 　 　.〉、
　　　 　 　 　 　 　 　 l !;: ヽ　　　,/ ､　　　　　　_　 '"　　　　　 ／ 　 　 、
　　　　 　 　 　 　 　 ／　　ヽ　　' 　 ヽ　 _, r‐、　　　 　 　 ,
　　　　　　 　 　 　 ,　　　　　 .〉 ! ､ 　 　 　 { ::ヽ　　　　 ／　　　　　　　　 　 　 ヽ

　　　　 /:::::::::/:::::::::l::::::l::i::l:::::::|:l::::::::::l:|::::::l::::::::l:ヽ､::..
　　 　 /:::::::::,':::::::::::l::::::l::|::|:::::::|:l::::::::::l:|::::::l::::::::|::::::'､::.
　　　 ,::::::::::::l::::::::::::|::::::l::|::|:::::::|:l::::::::::l:|::::::l::::::::l::::::::l:::.
　　　l::::::::::::::|:::::::::::|::::::|十|l-|l从;;;;;;;;从リ:l::::ﾊ:l::l:::::l:::l

　　　l::::::::::::::|:::::::::::|. ,ｨf云ミ 　 　 　 　　-─-　l:::::l:::l
　　　|::::::::::::::|:::::::::::l　ﾄﾍ:::ﾊ 　　　 　 　ィf芋ミ　!:::l::::l
　　　|:::::::::::::::l:::::::::::|　込zソ 　　 　 　 　ﾄﾍﾊ 　l::::::::::!　　　　　　あ、そ、そうだね…。
　　　|:::::::::::::::|:::::::::::!　, , , ,　 　　　 ､　　ﾞ…' 　 |:::::::::|
　　　,::::::::::::::::!::::::::::|　　　　　　　　　　　' ' ' '　/l:::::::::|　　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ

　　　,:::::::::::::::::::::::::::|　　　　　 　 , - , 　 　 　 ,::::l:::::::::|　　　  |　  …女。お前は強かさも、誰かの手を借りなければ、真っ直ぐに歩めぬ点も変わらぬか。　|
　　　}:::::::::::::::::l:::::::::|　　　　　　　　 　　　　 , ':::::!:::::::::!　　　  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　l::::::::::::::::::l:::::::::l＞ ､　　　　　　　　_,.:＜:::::::l:::::::::|

　　　l::::::::::::::::::l:::::::::::､|　　｀　 ､ __ , - ´::::l::::::::::::l:::::::::|　　　　　　……ごめんなさい。
　　 ,.:::::::::::::::::::l::::::::::::,￣ ｀丶､__　l ､::::::::::l::::::::::::l:::::::::|
　　/::::::::::::::::::::l::::::::::::::.　 　 　 /|Y/￣＼:l::::::::::::l:::::::::;
　 /:::::／￣￣ヽ::::::::::::::.. 　＿/ :|.l| ヽ 　 |:::::::::::::l:::::::::;
　/:::/　　　　　　ヽ:.:::::::::.´////ヽ- ､ -‐-､:::::::::::l::::::::;

./:::/　　　　　 ',　　l::::::::::::.//////∨}/////｀ヽ_l::::::::;
::::/　 　　　　　 ,　 ヽ::::::::::::::.////／-'///////{::::::::;
:/　　　　　　　　l　　ヽ::::::::::.､´////ll/＼/////!::::::::,

　　　　　　　　　l　　　:::::::::::::ヽ////','| :|,＼//l ,::::::::,
　　　　　　　　　|､　　 ::::::::::::::::l｀⌒¨´| :ト⌒´ ,::::::::; ヽ

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　　 .／;;;;;;;;;;;;;;＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀"'＜
　　ｲ､､､;;;;;;;;;;ｼ､;;∨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿__/;;;;;/;;;｀"'＜;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

,ｲ;;;;;;;;;;;;;;;;｀ヽ,〈ヽ;;;〉──────i　　　 ┌──────､　 ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ.{;;;;;;;;;;;;;;/´｀"'＜;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;∨}i＿＿＿＿＿＿__.|　　　 .ヽヽ:.:.:.:.:.≦ﾆﾆ≧　ヽ,.}i───────｀'＜;;;{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＞
;;;;─＜;;;;;;ﾉ。;;;;;∨;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}i　.　 　 |ヽヽ:.:.:.:.｀"""´:.:.:.:.:.:.:ヽ,;;;;;;,。=============｀'＜;;;;;;;;;;{;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;ヽi{;;;;;}i;;;;;;;ゝ───────┐　....|:::i.､ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ,｀ヽ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀''＜;;;;;;

ゝ､;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;}＿＿＿＿＿＿＿＿＿.ﾉ￣￣::::i. ヽヽ＿＿＿＿＿＿＿__ヽ;;;;;;ヽ,。================｀''
;;;;;;;＼;;;;;;;;;;;;ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ii　......|::ﾏ￣ゝｪｪｨ────‐iiｪｪ‐┘＼;;{;;｀ヽ,;;;;;;;;;;,ｨ==========
;;;;;;;;;;;;;ヽ,;;;;;;;;;;}i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ii　..└ .ﾏ:::::||::::|:::::::::::::＼　　ii:::::|ヽ;;;;;;;;;ゞ､;;;;;;;｀ヽ,ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

　　　　　　 　 　 　 -‐=　　　¨¨ ￣￣￣ ¨¨　　　=‐-　　　　　＿＿__ ＿___ ＿＿ ＿＿＿＿＿
　　　　　　 　 （　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ) 　 ﾚ―― ､　 　i　　　　ﾉ／__／　　 ＼
　　　　　　　　| ≧=‐--　　＿＿　　　　＿＿　　--‐=≦ |Ｖ´/￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　 　 　 ＼
.　 　 　 　 　 ！　　　　　　　　　 ￣￣　　　　　　　　　　 }_ｆ´乂＿＿＿＿__　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　‘,　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　＼＿＿/　/__,ﾉ ￣＼　　　　　　　　　 　 　 ＼ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　ｆ´￣ 　 /　/　 ｢￣￣　＼　　　　　　　　　　　　  |　 …聖杯降誕のための数合わせねぇ。  |
.　　　　　 ¨¨ ￣ ヽ　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /￣ ヽ＿_／ ／＿ﾉ＿__ﾉ＿　 ヽ　　 　 　 　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
.　 ／　　　 　 　 　 ＼　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／￣￣ ＿__／＼　　 　 {　　＼　　＼＿__
　/　　　　　　　 　 -　｀　　　　　　　　 　 　 　 　 ´￣￣￣　　 　 　 ∧ 　 　 ＼　　 ￣ヽ　＼￣￣
. ∨　　　 　 ／　　 　 　 _〕≧― -　　- ―≦〔_　　　　 ＼　　　　　　/　　　　　｀ｰ‐―'’＿＿＿＿＿
.　 ＼　　 　 {　　　　　　 乂＿　　　　　　　＿,ノ　　　　 　 }　　　　／
　　　 ｀’＜　＼　　 　 　 　 　 ￣￣￣￣　　 　 　 　 　 ／　＞‘´
　　 　 　 　 　 　 ‐-=　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿　 =-‐
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ￣￣￣￣￣￣

　　　　　　　　　　. ｨ: : : : : : : : : : :ｲ: : : : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　. イ_: : : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ

　　 　　 ／: : : : : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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　　/: ＞≦彡 : : : : : :_: : : : : : : ￣ミ≧ｭ､: : : : : : : : :∧: : : : : :
　　ﾚ': 彡'': : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : :`ミ≧､: : : : : : :∧ : : : : :

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../ｲ : : : : l!: : : :l! : : : : : l!: : : : : : : : ｉ: : : : : : : : :l! : : : : : : :!:.! : :
.{/: : : : : :!: : : : !: : : : : : l! : : : : : : : : !: : : : : : : : l! : : : : : : :!: !: :
,'!: : : : : : !: : : : !: : : : : :/!: : : : : : : : : !: : : : : : : :.l!: : : : : : : !: !: :　　　　　それも現状を維持した状態で…
! !: :! : : : ! : : : ｌ!: : : : : ! .!: : : : : !: : : :l!: : : : : : : :l!: : : : : : : !: :! :
{ !: :!: !: : !: :--!+ : : : : ! .!: : : : : ! : : : l!: : : : : : : :l!: : : : : : r ､:.!: :　　　　　……時臣、何か有るかしら？
ヽ.!: !:l!: : !! : : ! !: ＼ : !　!: : : : :!: : : : !!: : : : : : : :l!: : : : : : !ヾ∨:

　 !: :!:ヽ: !∨: ! ! : : : : !　Ⅳ: : :!! : --/+---!---l!: : : : : : !ヽ　',:
　 !: : : : ヾ:.ヾ::!ﾐニ＝=!　.!∨!!:!!:.!:!:/　ｉ: : :,'::,'!: :l!: : : : : : !､ !　!:
　 !: : : : : : : :ﾊヽ 丶ヾヽ 　 ヾ ! ! !ﾚミ三ニ==:!: l!: : : : : : !"　ノ:
　 !: : : : : : : :!∧　　　　　　　　　　　　 '' '' ´　ﾚ.! : : : : : !.／/ : ://
　 .! : : : : : : !_ヽ'.,　　　　　　　　　　　　　　　　 .!: : : : : !./// : ://
／:!: : : : : : :!.／:::ヽ.　　'､　　　　　　 u　 　　 　 ! : : : : :!/// : ://
://!: : : : : : !'::::::::::::::::>､　 ､　　　　　　　 　 　 ｨ!: : : : : !/// : ://
/:/!: : : : : : !:::::::::::／/::!/>､` こ　￣ 　　＜　　!: : : : : !.//: : :///

:://!:! : : : : !:::::::://///!/!:/!ヽ _ 　 .＜　　　　 ! : : : : :!//: : :///
///!:!: : : : :!:::://////!/!//ﾄ　　　　　 　　 _..::!: : : : : :|/ : : ////

　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　 ,:.:.:´.｀´.:.:.:.:.:.ヽ
　　　　　　　　　,.:-´.:.:.:.:-.:-,.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
　　　　　　　　 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ.:.:.:.:.:.:.八_
　　　　　　　　,'.:.:.:.r-ヽ.:.:.:.:.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:.:.ﾘ｀

　　　　　　　 ﾉｨ.:.:.{_　 l.:∧.:.:l.:}ゝ´ヽ.:/　　　　　　現状維持というのがネックと言える。
　　　　　　　　 l从ｌﾊ　l/tｧｌV　　　/.:{__,
　　　　　　　　　　　Ｖ　　　　　　ｆヽ.:.:.ヽ　　　　　―――岸波白野。君の願いは…

　　 　 　 　 　 　 　 ｀ヽ--　　／　 lヽ_l ゝ_
　　　　＿＿ 　　　　　_ヾ,;,;／_ - ´　./: : :/＞s。
　　　ｆ－- - ゝ　r-.:´: :l／ヽ.| 7 _／/: : /: : : : : -ヽ
　　r´}ニニ> .＞ 、: : : ヽl-=〔〕＝=/: : : ヽ: :/: : : : : Y

　._」´ー-ヽ　　　　 ヽ-z: l / ll V ./: : : :/: :./: : : : : : :,
　｀f l ｀＝=- __　 ／／ヽ.l/ l l .l /: : : /: : /: : : : : : : l
　 .|ヽヽ_/l　/: :>..／: : : : ヽl .l　/: : :./: : : : : : : : : : /l
　 .|: ヽ_／V: : :ヽ: : : : : : : : ヽ./: : :./: : : : : : : : : : /: |

　　　　　　　 　 ,:::::::,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::|:::::::::::::::::::|
　　　　　　　　,::::::::,':::::,':::ｉ:::::::::::::::::::l:|:::::::::::::::::::::l:::::::::::|:::::::::::::::::::|

　　　　　　　 ,:::::::::i::::::|::|:|:::::::::::::::::::|:|:::::::::,:r-':::::|::::::::::|::::::::::::::|::::|
　　　　　　　 ;::::::::|::::::|::从;;;;;;;;;;;;;;;;;从イ'´　 　 }:l::::::::::|:::::::::::::::l::::|
　　　　　　　 ;::::::::|　‐─-　　　 　 　,ｨ斥芋ミ |::::::::/::|:::::::::::::::l::::|
　　　　　　　 ;::::::::| ,ｨf云ミ 　　　 　´ ﾞ､:,し/|　l::::::/::::|::::::::::::::::l::::|
.　 　 　 　 　 |从∧　ﾞ､しﾊ　　　　　　 ゝ-‐' /::::/:::::/:::::::::::::::::|::::|
　　　　　　　　　　　〉　ゝ-'　　　　　　　 　 /::::/:::::/::::::::::::::::::::|::::|
　　　　　　　　　　 /::ﾞ､ 　　 、 　　　　　　/::::/:::::/:::::::::::::::::::::::l::::|
　　　　　　　　　　/::::::::..　　　　　＿ 　　/::::/:::::/ |:::::::::::::::::::::::l::::|

　　　 　 　 　 　 /::::::::::::.ヽ､　　　 　 　 /:::/:::::/　 |＿::::::::::::::::::l::::|
　　　　　 　 　 /:::::::::::/:::::::::｀ ー　-　, '::::/::::/=='　__|:::::::::::::::::::l::::|
.　　　　　　　 /:::::::::::/:::::::::::::::::::::::r-/:::::::::::/　　／　 ￣ヽ:::::::::::ｌ:::|
　　　　　　 　':::::::::::::i::::::::::::::::::::::__|/::::::::::./　r '´ 　　　　 ヽ:::::::::l::::|
　　　　　　/::::::::::::::ヽ::::::/ﾆ｀V_./:::::::::::::/,|/　　　　　　　　 ヽ::::::l::::|
　　　　　 (:::::::::::::::::::::ヽ/三ﾆﾐ./::::::::::::/./ 　 l /　 　　　　　 ヽ::::l::::|
　　　　 ／＼::::::::::::::::::|三三ﾐ/::::::::::::/.〈　 　 l 　 　 　　　　　 ヽ|::::|
　 　 ／:::::::::::＼:::::::::::::|三ﾆ,/::::::::::::/ミ/ 　 　 l　　 　 　　 　 　 ヽ:::|
　 ／::::::::::::::::::::::＼:::::::〈//./:::::::::::.///〉　　 　 l　 　 　 　 　　　　ヽ|
／:::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::|｀'/:::::::::::/｀⌒´　　　　 l 　 　 　　　　　　　ヽ
【直後判定】

1234：現状維持
5678：二人の―――
9、0：？？？

　　　　　　,...........::――:::::....､､_

　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:ヽ､
　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:::::.､
　　　,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::.

　　 ,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::',:::,
　　,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::i:::l
　　!:::::::::::::::l:::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::l:::::l:::|

　 ,:::::::::::::::::l:::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::l从lリ　　　　カルナとギルガメッシュが居る…居てくれる。
　 l:::l:::::::::::::|:::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::|::::|
　 |:::|::::::::::::|::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::|:::l　　　　　 私は、それ以上は望みません。
　 |:::|::::::::::::|::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::|:::!
　 |:::|::::::::::::|::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::l:::|
　 |:::|::::::::::::|::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::|:::|
　 |:::|::::::::::::|::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::l::::l
　 |:::|::::::::::::|:::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|:::::::i::::l
　 l::,::::::::::::,'::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|:::::::|｀ヽ
　,::::::::::::::/::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|:::::::|　　',

.,::::::::::::::/::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::|:::::::|　　 l

　　　　　　　　　　　　 / 　 　 　 /　　 / 　 /　.::::/:::::::::::::!::::::::::::.
　　　　　　　　　 　 ..:/　/　　 ／　　 / 　 /　.::::/:::::::::::::::i :::::::::::::.
　 　 　./　　　　 ..::::/　/　..:::'　　 ...::/　.::/.′:::/｀｀ヾ::::::::i ::::::::::::::.
　　　.:/　　　　..:::／ .:/ ..::::'　 .:::::／..:::::/: :!　:::′: : : ∨:::i :::::::::::::::.
　 ..:::/　　　...:::／ィ´/ .:::::'　.::::／.:'::::／: : :’:.:::| :　: : : :l:::::i :::::::::::::::::.
.::::／ 　　｀ー‐r彡　′/ ′／: :/::/｀ヾ≧ｭ'.:::::!:　　: : :.l:::::', ::::i::::::::::::.

／　　　...:::::::::彡 　{:::/: :|;/: : : :代iiT'' =ﾐ｀ヾ;::ﾊ:　　 : : :!:::::i ::::i ::::::l:,:::.
　 /￣ ｀ヽ:::彡　　 ゝ{　　 　 　 |/ ｀　‐-: : : :';∧　　 :_:_:!:::::i :::|:, ::::| V:.
..:::| '": : :'.　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 -=' ' '}ﾊ}　　/=ァ}:::::! ::| | :::l　jﾉ
:::::|　 : : : :}　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ ﾉ　　'丐:::::::/!::/│:,′
:::::l　:. : : : ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　':.|:／ ﾉ'′jノ

:::::::＼ ヽ:,_{.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　':,　　　　　　　　……
::::::::::::::ヽ＿_:.　　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐: : :''＾ﾌ
:::::::::::::::::/ : : :.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ:.r'´
::::::::::::::/ : : : : :.　　　　　　　　　　　ー――-　..,,__,ノ

::::::::i:::::| : : : :l : :..　　　　　　　　　　　　　　_,,__　 : :}
:::::/‘::::l : : : : , : : ｀ : .　　　　　　　　　　 ｀:.:.:.::::r‐'′
::/　.,_';:!.: : : : ′ : : : : ｀ : . 　　　　　　　　|:.:.:::::|

/ 、　 ﾘ ＞　., : ＼: : : : : : :ゞﾐ ､ 　 　 　 /.:.::::::′
三≧=-　　　　＞　., : : : : : : : ｀ ミ｀≧=':.:.::::::::i


【直後青子さん＆時臣さん判定】
1234：駄目だ分らん
56789：ねぇそれって…

　　’　　|　 !　　.///　 　 !　! 　 　 　 　 |　 | .V　　ｌ　 l　　　 l　　　　　 lﾊ
　　{ ﾊ　|　 !　　{/! =＝= |　|　　　 　 　 |　 |　 V　 .l　 l　　　il　　　　　 l ﾊ
　　　　Ｖ　 !　　　{ ヽＴ:.ヽ　.|　　　 　 　 |　 |　　Ｖ　 l　 l　　 l l　　　　　 l .ﾊ
　　　　 V　|　　 .l!　　￣｀l　|　　　　 .仁二二ニ=V　ｌ　 l　　.! ',　　　　l　l　ﾊ
　　　　　V |　　 .l!　　　　.l_/　　　 　 　 |　 |　ｔ: :;ｧ　.ﾄ　.!　　!/ヽ-,　　.!　ｌ、 }
　　　　　 Ⅵl　　.l!　　　 　 　 ,　　　　　/／　　¨　 V .ヽ|　./　ヾ} }　 /!　l .ヽ!
　　　　　　Ⅵ　　ｌ!.　　　　　 ,　　　　 　 　 　 　 　 　 　 | /　　　 .l／ .|/　　　サーヴァントはあくまで霊体。
　　　　　　　|∧_l!　　　　　 ,　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｌ'　/　 ／l
　　 　 　 　 　 ∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／{　　　　　　　　……それを保つとなれば、膨大な魔力の消費が伴う。
　　　　　　　　　∧　 ＞ ´￣ヽ　　　　　　U　　　 　 　 /‐.＜　 |
　　　　　　　　 /　 V 　　 ./　　＼　　　　　　　　　　 / }　　　 .!　　　　　　　　現実的とは言えない…。そのため、やはり聖杯に乞うしかないのだが…
　　　　　　　_彡　./　 >‐-　　　　 ＼　 　 　 　 　 ／ /　∧　　ゝ、
　　　　　　　_ イ .{＿{_　　　　 ｀ﾞ　　 ＼　　　　.／　./　/ /:＞―‐｀＿＿
　　　　　　　／／　　　｀ﾞ　　　_　　　　 ＼　.／　　/.／ /: : : : : : : : : : :/: : : : : : ＞
　　　 _　 ＜: : {　-‐-　　 　 　 　 ｀　　　　|　　　／´　 /: : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : :＞
　 〃: : : : : : :/　　 　 　 ｀　　　　　　　　　|　 ／　　　/: : : : : : : : : ;/: : : : : : : : : : : : : : :

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ．. : ￣｀ﾞ 丶 、
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : 7ｰ- 　 ,＿
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : : : :／: :: :: :: :: :／7
　　　　　　　　　　　　　　 　 /: : : : : : : : : : : : :／: : :/: : : :／: :└┐
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : ／/: :: :/: : : :/: :ｉ: : : :「
　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : :|: : : : /: :/ /: /: : : :,′/l ﾉl l |
　　　　　　 　 　 　 　 　 /: : : : : : :.:l: : : :/ : / /:./ ､ ／ ／/: /!:l |
　　　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : l: :ノ⌒/:　l: :ト-､丶、./: /: :ﾘ !

　　　　　　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : l 人（.│:.:.|: :|:/弐ゝ｀l: /: :ノ:,′　　　私は供給出来る量的に、保つのはきっついかな…。
.　　　　　 　 　 　 　 / : : : : : : : : : ｉ/ :へ { : : |: :|:|.ﾋｿ　 ／ r'´ノ
　　　　　　 　 　 　 /: : : : : : : : : : / /: : ハ:.:.:.|: :ｉ:|　　　ｌ : : !　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
.　　　　　 　 　 　 /: : : : : : : : : : :l:.:./: : l　 l: : ｌ: :!:l　u,. ゝ:.:.|　　　　　 |　 私もだ。ましてや二人ほどの霊格の持ち主となれば…  |
　　　　　　 　 　 /: : : : : : : : : : : l: :l: : :.l 　 l: :.ｌ: :!:ﾚ＜: :. :. :.|　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
.　　　　　 　 　 /: : : : : : : : : : : :l: :.l: :.:/_ ｲ´l:.├'|:|; ; ハ:.:. : :|
　　　　　　 　 /: : : : : /i : : : : : l: : l: :/　'└┴┴ ､; ;.ｌ; ;|: :!l: :|　　　　　　尚更きっついってことね…。
.　　 　 　 　 /: : : : : :/; !:: : : : /: :/:./　　　／￣￣　ヽ;.|: :!l: :|
　　　　　　 /: : : : : /; ;ﾉ: : : : /: :/:./ 　 ／　　　　　　 |ﾉ: :ﾘ ﾉ
.　　　　　 /: : : : : /; ;/: : : : /: :/:./　　.|　　　 　 　 　 レ'´
. 　 　 　 /: : : : : /; ;/: : : : /: :/:./　 　 |　　　 　 　 　 |
.　　　　/: : : : : /; ;/: : : : :/: :/:./　 　 │　 　 　 　 　 |
　　　 /: : : : : /; ;/: : : : :/: :/:./　　　　.|　　　 　 　 　 |

　　　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 　 ｀丶
　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :　　　　　　 ヽ
　　　 　 　 　 　 ｲ: : : : : : : : : : : : : : : : : /　　　 　 　 　 '
　　　　　　　　 / {: : : : : :-=ﾆ彳: : : :　 /　　　　　 /　　'
　　　　　　　　 　 Ｖ: : : : : -=ﾆ〃ヽ　 ｲ ./ヽ.／_イ　/ .,'
　　　　　　　　　　 V: : : : : : Y　　 ｀´ {/ｌ ／Ｘ,　/ ｲ ﾉ,
　　　　　　 　 　 　 }: : : : : : :ヽ　{　　　 /　/心/.ｲ N/
　　　　　　　　i＿.ノ: : : : : : : /-　　　　　　　 /　l
　　　　　　　　 ヽ: : : : /: /l:./　l　　　　　　　　　 l　　　　　…やはり、ギルガメッシュ殿かカルナ殿の内のどちらかが落ち、
　　　　　　　　　{:/: ／l:/　l　　 ＼　　　 - , _y￣
　　　　　　　 ／: : : :,＞　　＞　　 ヽ,,,　 };T´　　　　　　　 そして、アサシンを下した後に降誕した聖杯に願いを求めるのが、最も現実的…。
　　　　　　　 >: : : : : : : : :＞　　ヽ/ ヾ;,';,;,;l
　　　　　　 /: : : : : : : : : : : : : ＞　lヽ
　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : ＞ .V
　　　　　/: : : : : : : : : : : : _: : : : : : ∧ゝ

　　　　./: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : :.∧i}

　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: :.∧il
　　 ./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l: : : V>
　　 |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : :|l
　　 |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : :|ヽ
　　 |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |:: : :/: l

　　　　　　　　　/: 〃: ／: : :/: : : : : : : : /: : : :／ : : : : : : : : ' : ' : 丶: : : : :゛:!

　　　　　 　 　 /: /: :/ : .: .:/: : : : : : .: .:/: : :／ : : : :/: : : : : : ｌ: : ' : : :': :. : : : :,
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.　　　 　 /:/ : : : : : / : : : : : : /ミr=ﾆ .,j/丶/ 　:!l　l:l !: : :/ 斗七7:.| : : ; : jｌ : j　l|
.　 　 　 //: : : : : .:/: : : : : : :/ 　 ゛ {::::じ:` ﾐ ＼ |l　ﾘ |: : 彡-┬ｧ, : j : /:} /l: /　ﾉ
　　　　/:′: : : : :/: : : : : :／　　　`乂::シ '　゛　 !　　 !/'{::じ::ﾘ//} /: /://: }/:|
.　　　 ′: : : : : /: : : : ／　｀　　　　　　　　　　 　 　 / ｀ー= '　.//: /:// : /.;.!
.　　 /: : : : : : :/.: : :／/: :｀ー､　　　　 　 　 　 　 　 .　　　　　 /ｲ／|:'/: : /./:|　　　　そう。先ずはどちらかが落ちなければ、話が始まらないのよね…。
　　/: : : : : ／′／: /: : : : !:ﾐ　　　　　　　　　 　 　 〉　　 　 /.:/: / l: : : /:/: l
.　/: : : .:／: /／:/: / : : : : |.:.} 　:.　　　　　＿　　　　　　　／ /: :/　!: : /:/ : l　　　　 本当、どうしたもんかしら…。
　′: ／.: .:/: : :/ :/ : : : : : !: :}　　＼　　 └‐ … `　　 ／.: .:/, :/　 l : /:/.: .:l
/: ／: : : ::/.: .:/: /: : : : :, .:ｌ: : |　 　　＼ 　 　 　 　 . : : : .: .://:/　　j: /:/: : .:l
: /: : : : : /: : /: /: : : : :/: :l : .:|　　　　　　 ､　　 ≪{: : : : .://:/　　 //:/: .: :.:j
/: : : .: .:/: : /ｌ.:.{: : : : :/|: :l : : |　　＿＿_＿＿_ 　 :{.: : : ://:/ 　 ／// : ; : :/
: : : .: .: ' : ://|.:.|: : : .:/ lr=≦三￣ニニニニニ￣三≧|' ／　／　//: :/ ! /

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　　　　　　 　 　 　 .′　{　 　 |　 |ﾍ　　i　|､ |ﾍ|,>､ ;|　}　 ＼｢
　　　　　　 　 　 　 | ;|　 ;. 　 `トi/L_ ＼|ﾍ| x圻ツ^八/^V⌒
　　　　　　 　 　 　 |八　|ﾍ 　 |《乂ツ^　　　　　　　　 　 }
.　　　　　　 　 　 　 　 ヽ|　{＼|　　　　　　　　　　　/　 ノ　　　　我は嫌だぞ。
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼iﾍ　　　 　 {　 　 　 /'´/
　　　　　　　　　　　　　　　 　 `^ ､　　　ｰ 　 ´　/ |/
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 `ト　.　 　 ／　｣＿＿＿_
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 rﾆ｣ |　　 `T´　　 |ﾆcニニﾆ|
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 }ニ{ |　　 　 　 /　|ﾆcニニﾆＬ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /＼{〔　　｝　　/　_｣ニニﾆ＼ ､ﾆＬ_
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　　　　　　_　-‐=ﾆ二二／／ニﾆ//`.　 　 ／ﾍV二二二二二ﾆ‐　‐ﾆ二二二二二二ｉ

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　　　―-　、 　 　 ﾉ!
　　　　　　　　　　　　　　　 　´ ＞ ￣　｀　ヽ､ ヽ,. イ ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 ―-　　._　 ヽ　 ´　　｀
　　　　　　　　　　　　　　, '　　　　　　　―- ,. ｀'" 　 ｀　 　 ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 　 ／ 　 ,.　´ ,.　　　 ／　　ヽ＼　　 ､　　 ＼
　　　　　　　　　　　∠ ,.　　　／/　 　 ./　　,　 ハ　ヽ　　 　 　 丶
　　　　　　　　　　　　／　.／　/　　　/ 　 ,. 　 　 l　　 、　　　 ヽ
　　　　　　　　 　 　 / ｲ　　 / ,　　 ./　／　.!　　 l　　　＼　 ､　 ゝ
　　　　　　　　　 　 '　/　 ／　　　 /／ /　 l　　 ,l ､　　　 ゝ　 ヽ　 ､
　　　　　　　　　　　 / .／　　,'　/　/!　;　　　　 ハl 、　　l　､　 ヽ
　　　　　　　　　　　´ / ／　/　,' ./-! /!　 '　　/-― 、l　 !、　、　、　　　　　………
　　　　 　 　 　 　　　´　l　 /　 l./　/'　l　/　 ./イ示jヽ.!　.!}　、! ヽ、
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾉ. ｲ /ｌ ,{`ー一'l/!　,!/　 ｀゛´ jハ.l,ヽ ! ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 '" ､!.!｀　　 　 ﾉ/.!　　　　　　/.ｲ､ ゝ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 } ｰ 、　ｒ ､ ´〈|　　　　　,.' ヽ{
　　　　　　　　　　　　　　　　 ´ﾉ　＼ ﾞ, ヽ_　＿_　　.ｲヽ ｀
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／　} ,　 ､－　.／ l 　 ヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,.l ､　 .!ﾉ、　､‐./´l　.!　　　'!
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／ '.ハ　l/　,　 ヽ{　 ､ .l　.／.!{＼
　　　　　　　　　 　 　 　 ／　./　　〉 l'ｌ　 ｌ　　',!　 '. l 〈.＼. ｌ　 ＼
　　　　　　　　　　 　 ／　　 /.／〈　.l l　 .'　　 ﾞ、　!l　ヽ　ヽ　　　｀　 ､
　　　　　　　　　,　 ´　　　　'"　　 ヽ.! '　　　　　 ､. l ／
　　　　　 　 ,　　　　　　　　　 　 　 ,.!　　　 　 　 　 ｌ　　　　　　　　　　　　 ＼

1：オレも嫌だぞ。
2：ならばオレが落ちよう。
3：良い案を安価で募る

【下3】

　　　　　　　　　　　　　　　　､　-―-､ ヽ､｀ヽ

　　　　　　　　　　　　　　, 　'´　　 　 　 　 　 l イ
　　　　　　　　　　　　　'"　＞　　　　　　 , 　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　∠ -　　 　 　 .／,.　'　　,. }
　　　　　　　　　　　　∠_　,.　　　　　　/　-‐　'　!'

　　　　　　 　 　 　 　 　 / ィ　　　　　　　　　　,. l　　　　　―――ならばオレが落ちよう。
　　　　　　　　　　　　　　 /　　, 　 '　,　　　 ｨ ハ!
　　　　　　　　　　　　　　'　 イ,. /　 ,.ｨ　 ／l/　　　　　　 それで聖杯の盃、我が主の願望が満たされるので有れば、この生命を差し出そう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ' イ＿ '"　ｉ ′
　　　　　　　　　　　　　　　 , ‐ _￣＿_ ￣ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 _　'´　　　　　 ￣　＼
　 　 　 　 　 　 　 　 ,　　　　　　　　　　　　　 　 　 、
　　　　　　　　　,　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 {　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l
　　　　　　 　 ,.　'　 !　　　　　_　-　.＿ 　 ／　　　　　 l
　　　　 　 ／　　　 l＿　‐　　　　　,' 　 .／　　 　 　 　 !
　　　　／＿_　　　 l. ' 　 　 　 　 　 　 /　,. 　 '⌒ヽ　 /
.　　　（´　　 ./ ＼. {　　　　　　 　 ｌ　 ( ´　　./　　 ',　 i
　　　　 ､　 ./　　　ヽ　　　　　　　　 　 ＼　./ 　 　 〉、!
　　　　　ヽ/　　　　/.ヽ　　　　　　　　　　｀/　　　./-‐'

　　 　 　 /　　 　 /ｰ./　　　　　　　　　　 /　 　 ./
　　　 　 ,　　 　 〈　　ヽ　　,.-　.＿＿,.. ィ〈　　　 ,
　　 　 　 、　　　　　 　 ﾏ二二二ニニニﾑ　　　 ,
.　　 　 　 　 、　 　＼　_,}二ニニニニニﾆﾑ
　　　　　　　 ＼ 　 　 ヾ;ニニニニニニニﾆﾑ　　　,
　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾉ二ニニニニニニﾆﾆﾑ　 　 ,
　　　　　　 　 　 　 ヽ,.仁二二ニニニニニﾆﾆﾑ　 /_}
　　　　　　　　　　　 〈二二ニニニニニニニﾆﾆ},ｲニ!

　　　　　　　 　 ,:::::::,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::|:::::::::::::::::::|
　　　　　　　　,::::::::,':::::,':::ｉ:::::::::::::::::::l:|:::::::::::::::::::::l:::::::::::|:::::::::::::::::::|

　　　　　　　 ,:::::::::i::::::|::|:|:::::::::::::::::::|:|:::::::::,:r-':::::|::::::::::|::::::::::::::|::::|
　　　　　　　 ;::::::::|::::::|::从;;;;;;;;;;;;;;;;;从イ'´　 　 }:l::::::::::|:::::::::::::::l::::|
　　　　　　　 ;::::::::|　‐─-　　　 　 　,ｨ斥芋ミ |::::::::/::|:::::::::::::::l::::|
　　　　　　　 ;::::::::| ,ｨf云ミ 　　　 　´ ﾞ､:,し/|　l::::::/::::|::::::::::::::::l::::|
.　 　 　 　 　 |从∧　ﾞ､しﾊ　　　　　　 ゝ-‐' /::::/:::::/:::::::::::::::::|::::|　　　　……カルナ？
　　　　　　　　　　　〉　ゝ-'　　　　　　　 　 /::::/:::::/::::::::::::::::::::|::::|
　　　　　　　　　　 /::ﾞ､ 　　 、 　　　　　　/::::/:::::/:::::::::::::::::::::::l::::|　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　/::::::::..　　　　　＿ 　　/::::/:::::/ |:::::::::::::::::::::::l::::|　　　  |　仮令、一度死のうとも、再度我が生を紡ぐのだろう？　　　　 |
　　　 　 　 　 　 /::::::::::::.ヽ､　　　 　 　 /:::/:::::/　 |＿::::::::::::::::::l::::|　　　  |　 ギルガメッシュが死を嫌うのであれば、最善策だと思うが。 |
　　　　　 　 　 /:::::::::::/:::::::::｀ ー　-　, '::::/::::/=='　__|:::::::::::::::::::l::::|　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
.　　　　　　　 /:::::::::::/:::::::::::::::::::::::r-/:::::::::::/　　／　 ￣ヽ:::::::::::ｌ:::|
　　　　　　 　':::::::::::::i::::::::::::::::::::::__|/::::::::::./　r '´ 　　　　 ヽ:::::::::l::::|　　　………
　　　　　　/::::::::::::::ヽ::::::/ﾆ｀V_./:::::::::::::/,|/　　　　　　　　 ヽ::::::l::::|
　　　　　 (:::::::::::::::::::::ヽ/三ﾆﾐ./::::::::::::/./ 　 l /　 　　　　　 ヽ::::l::::|
　　　　 ／＼::::::::::::::::::|三三ﾐ/::::::::::::/.〈　 　 l 　 　 　　　　　 ヽ|::::|
　 　 ／:::::::::::＼:::::::::::::|三ﾆ,/::::::::::::/ミ/ 　 　 l　　 　 　　 　 　 ヽ:::|
　 ／::::::::::::::::::::::＼:::::::〈//./:::::::::::.///〉　　 　 l　 　 　 　 　　　　ヽ|
／:::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::|｀'/:::::::::::/｀⌒´　　　　 l 　 　 　　　　　　　ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / /　　￣　｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒{/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　'　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ー‐

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　ノ　　　　　　　 ＼ 　　　　　　　}　　　丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　＜　/　　　 {　i {　//__≧ｘ__.j/ /　/　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒{　　/⌒V{人{　癶　Vﾊ＞/ /}/j/　　 }/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハ{　{ {r　＼　　　　　　　/　(ﾏ癶　}　/}

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八∧　　　　　　 　 　 　 　 :,　}ノ j/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V/}　　 　 　 　 　 　 　 / ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 V　　　　 　 `ー‐‐‐-　'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　/　　　＼ 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /ﾆﾆ=-　__{　　　　　　___/
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 r--/ニﾆﾆﾆﾆﾆc}　　　　{
　　　　　　　　　____　　‐=＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ ｛ﾆc{　　 　人:ｧ┐
　　　　　　　⌒ヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{　{ﾆﾆﾆL_　{⌒ヽ{c|

　　　 ／ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／／ﾆﾆﾆ|| |　　　r'イﾆ{

【直後ギルガメッシュ判定 英雄王+2】
123：特になし
456：ならばその鎧、槍、首貰い受ける。―――あの場では不可能だった王の徴収を受けろ。
789：良かろう。我が引導を渡してやろう。

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 f´￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　 待て。　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ＿＿＿ 乂_

　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／ 　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マニｪ,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ./　　　　　　　./　　　　　　　　　　　　　　､ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/.　　　　　　　/　　　　　　　 　 　 　 i　 　 ﾍ ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　〃i.　　 i　 /.　/　/　 /　i　　　i　,　 　 .i　 .i.　 i　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ　　　|　,{　/|／| ／|　ﾊ　　 l　ﾊ ﾊ　.,| 　 i　 l! |
　　　　　　　　　　　　　　　　　'''´|　.r-| .ﾊ.ムﾃ=x＜.ﾉ/　|　／|/_,,ﾘr'i´ﾊ　 ﾊ　i ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　W.ハN .i!｀.ゝ-'-｀ヾv　|/ ィ弋ソ_7 i!/! /　}/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　〈　　　　　　　　　　　　　　　　/ }/　　　　　ただ散らすには、貴様という存在は余りに高尚過ぎる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ヽ､　　　　　　　　 i,　　　 　 .,'／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀-ヽ　　　　　　　 /　　　　 .,'　　　　　　　　―――良いか。これより、貴様の臓腑を貫くのは己の槍ではない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ'.,　　　　__,,　,,_ 　　　,r'

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾍ|.＼　　　　　　　 .,イ　　　　　　　　　 我が持つ財だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　｀ヽ､　　　／　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l'''''¨¨¨''''''''''::::ーi　 ｀　´　　 |,,,,,,__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::::::::::::::::::::::::::O |.　　　　　　|:::::::f¨'''''i

　　　　　　　　　　　　　　　　　　,rL,,,,,,,___::::::::::::O:::|　　　　　　|:::::::|.P::::.|

　　　　　　　　　　　　 _,,､r-::''¨´:::::::::::::::::: / / ::ー┴-┐　　　 !ヽ､| P:::」
　　　　　 ＿　_,,､r- ''¨´::::::::::::::::::::::::::::::.／／:::::::::::::: |::::|　　　　　|~i:::::ﾍﾍ｀''::-:,,_
　 ,r::'´￣:::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／／:::::::::::::::::::: |::::|　　　　　.| |:::::::::ヽヽ:::::::::｀:''::┐-:,,
/::::::::::::::::::::::::::::.＼:::::::::::::::::::::::::::::::／／ ::::::::::::::::::::::::::|::::|　　　　　 | |:::::::::::::ヽヽ:::::::::::::::i:::::::
i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::／／ :::::::::::::::::::::::::::::: |::::|＼　　　　 | |:::::::::::::::ヽヽ::::::::::::|:::::
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾍ:::::::::／／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::|　 ＼　　　| |::::::::::::::::::ヽヽ:::::::.|:::::

　　　　　　 　 ,　　 　 ,　´/
　　　　　　　 ,i　　.／　 /　　 ＿　　-‐ ｧ
　 　 　 　 　 l.l .／,.　　´￣　　　＿-―-
.　　　　　 　 l l/　　　-―　　　　　　　　、
　　　,.　-― ! /'"　　　　　　ｰ-　　_　　　＼

　　´￣ ＞‐, '　　￣　　‐-　　　.＿_　 　 　 ヽ
　　　／ ,　ハ　　　　　 ､ 　 　 ヽ.　　＼￣｀　　　、
. 　 /　./　l　、　＼　　 　 丶　　　､　　 ＼　　　ー‐`-
　 /.／/　 !　 、　、　 ＜　　＼＿＿ ＞　 ヽ　､ー ヽ
　/.' /.!　l. l　 l'＼ヽ,.　＿　　- 、＼!}　　　 　 ＼､　　　　　　………
　'　.l/l　,'l. ､　',ィ!ヾ ｀　＼ ‐- ､ヽ / 、｀ｰ-　 ＿ー｀ゝ
. 　 　 ! .l l　lヽ.ヽ　　　 　 ｀　　, ヽl .　ヽ. ー　＿＜ ｀　､
. 　 　 ヽ{. ', k' ヽﾞ､　　 　 　 　 !　 .!;　,　＼　　　　　,. ＜´
　　　　 ｀　ヽ!.ヽ　　_　　　　　 l 　 lﾊ　､　　 ､ ー.、　￣ ´
　　　 　 　 　 　 ´､　　　　　 　 　 　 ヽ､ヽ　､　＿＼｀`
　 　 　 　 　 　　　　､　 ／　　 :　　　　　 ＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ 　 ! 　 　 　 '　 ｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　､　　　　　　'

　　　　 　 　 　 　 ｒ――　　￣,}　 ＿＿＿.lヽ
　　　　　　　　　　 l　 _　-‐　￣ ―-　 _　　￣ ｀　,
　　 　 　 　 　 ､-　　　　　 ／　　　　　　ヽ　　 ,. ´
　 　 　 　 　 　 ＼　　　,. '　　　　　　　　 　 ＼ 、
　　　　　　　　　　 ヽ／　 ,　　　　　　　　　　　｀l
　　　　　　　　　,.　'"　　./

　　　　 　 　 　 ヽ 　 　 ,　　　　　-―　 　 　 　 ;

1：良いだろう英雄王。この首、見事落としてみせよ。―――庭を借りるぞ。
2：生憎と、時を賭ける趣味はない。その決闘には応じん。
3：自由

【下3　そして眠いので今日はここまでにしたいと思います。皆さんお疲れ様でした】

　　　.／:::::_／::::::::i:::::::::|:::'::::::::::::::'::::::{::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::＼
　　／＞イ:::::/:::::::{:::::::::}:::::i､::::::::::::':::::l｀丶:::::::::::::::ヽ::::;:::::::::::::::::::＼

. ／´　./:::::::/:::::::::l::::::::::!､::|. V::::::::::'::::'.　 ､_＞＜￣:ヽ:::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　 /:::::: ;':::::::::: |:::::::::l. '.:|.　ヽ::::::::::':::{　　 ...．ｪェ三ｱｰr､::::::::::::::::::::'.
　　 ./::::::::::}:::::::::::::l::::＿L.」!'　　＼:::::::'::l　　丁￣:ハ ト{ ト､::｀:T ＜:::::::'.
　　 }::::::::::/:::::::::::::::'::::::::|　 レ'"〉　 ヽ::::::'.　 , }:::::::::::::} }　{:_」_:::::'.
　　 |:::::::/'.::::::::::::::::::'.:::孑;イ´::心　　 ＼:::V　 う＿_」 j　 !:∧ヽ:::!
　　 |::::/　 }::::::::＿_:::K〈　{:::::::::::ﾊ　｀ヽx==ﾍ　　　　　 ・ ｲ:::::V:::::!　　　　　今回か次回辺りで終わるかもしれないっすカルナさん。
　　 }:/　　 !:::::::V ∧:::ﾄ/　か::::＞'　　 } '　 .ゝ..＿___／　j::::::::ヽ:::!
　　 |′　　V⌒ﾞV ∧V　}　ヽ'´　　　 /　　　　　　　　 ,.ｲ:::::::::::::ヽ!　　　　 再開っす
　　 {　　　 ﾊ.　　V ∧'.　'.　　　　 .／　　 丶　　　 .／::::':::::::::::::::::::'.
　　　　　　{　ゝ..__V ∧ `ーr―‐ ´　　　　　　　, イ::::_:::::::':::::::::::::::: 丶

　　　　　　,｝　　　_爪´　　ﾉ＞--------､-‐ ´　 L_l:.:.:.￣'.::::::::::::::::::::ヽー
　　　　　　'.　　 ｆ´　　　　{:.:.ヽ:::::::::::::::::r-vー-､ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.':::::ﾄ､::::::::::::':.:.:
　　　　　　　￣ｱｰ,　　　/:.:.:.:.}:::＼:_／:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ{:.:＼:::::::::'.:

　　　　　　　 ./:.:.:.}　 ／:.:.:.:.:.:|:::::::::＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:U:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼::::::'
　　　　　　　 {:.:.:.:.'¨´:.:.:.:.:.:.:.:.:{:::::::::::::::ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.}}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／

　　　　　　　　　　　　　 ｀ ヽヽ,ｲ './,. イ　 　_
　　　　　　　　　　 _　　´￣ ./.{' ./ ／ -―　-　　､
　　　　　　　 ､　　-´　　､　ヾ ､. '
　　　 　 ＿ ,‐ " 　 ‐　 ,.　`　　　 '　　｀　　 ヽ　 　 　 ゝ
　　　　　 ／　　 ／　〃　　　　＼
.　　　　　/　,　 '　　 /　　　　　　　　　　ヽ　､　　ヽ.　 　 ＼
　　　　　' ｲ ,./ ./　 .!　 　 !　　　､.　ヽ　　　　＼　　 ＼　 ヽ ､
.　　 　 ´ /　 / '　 /　;　　 l.　　　i　　　､
.　　　 　 '　 ,'　　 ,　 ､　　　l.　 　 !丶 ､ ヽ　　 　 ! ＼　＼　ヽゝ　　　　　この身、ただ散らすことを良しとせぬか。
　　　 　 {i　l　.l　 l　　!　 　 ヽ　　 lヽ ＼. ヽ　　ﾄ､.rヽ　 ｀　　 ゝ
　　　　　 l./!　.!　.! ﾞ, ｌ＼　　　　　 !-‐二ヽゝ､　.lヽ!).}｀ -　　＼､　　　　 ふ、やはり貴様は欲深いな。たかだかオレの存在如きに価値を見出して居るのだから。
　　　　　 }' l　i !　', ｌ､|--ヾ ､　＼　 /　 ヾ-' l.!　l ヽ/　l　ヾ＼ｰ　｀
　　　　　　　',.小　l !イ ヾｿヽ＼　丶.ヽ　　　　l./　'i　　　ヽ 　ヽ

.　　　　 　 　 ! ヽ＼.!ヽ　　　　　｀　ｰ- ゝ　 　′/　!　､ ＼` ゝ
.　　　　　　　　 　 ヽ、}.ヽ　 ﾉ　　　　　　 　 　 ,　　 ﾉ/, ＼ヽ
　　　　　　 　 　 　 　 , ハ 、｀　 _　　　´　　,　　 　./ｲ ﾄ ､
.　　　　　　　 　 　 　 /　 j/l　 、　　　　　　　　　／　V
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ´　 ｿ　､　 ／　　　 ,.．イ/ﾊ.ｰ ､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　 ヽ _,.. イ/////＞ﾞ;:::::..＼
　　　　　　　　　　　　　　　 _　 '　 　 　 ,ﾊ _V＞''"　　 　＼:::::） ヽ
　　　　　　　　　　　　 ,.　　　　　　　　,.'　 ）　　/　　　　　.／　　〈
　　　　　　 　 　 　 　 i ｒ 、　　　 .' ／　 　 　 /　　　　　'　　 　 　.〉、
　　　 　 　 　 　 　 　 l !;: ヽ　　　,/ ､　　　　　　_　 '"　　　　　 ／ 　 　 、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,イ

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 { ( ／￣￣　丶
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 .　-┴′　　　　　　 ＼
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　/ 　 　 　 ,　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ、
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,′/ 　,ｨ　　　　　　　　　　 ､ ___ ＞
　　　　　 　 　 　 　 　 ／　/　 /　/ ／ .|　 　　, ／Ⅳ　|∨. ∧
　　　　　　　 　 　 　 ーイ ′　|==ﾄミz、Ⅳ}　 //_,斗V ,| Ⅳ　∧
　　　　　　　　 　 　 　 ノｲ　　八ヽ {うｿ｀`/／Ⅳ=ぅﾆｱ/! l V 　 }　　　　如き…？戯け、貴様に劣る塵芥の数、憶をも超えよう。
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 | {　′　　　　 ／ 　 　 　 　 '7,/　∨ /
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 {'∨　 !　　　　　 　 {　 　 　 /ｲ ∧ Ⅳ　　　　 良き機だ。我との決闘を機に、己の価値を知れ。
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　　　　　　 　 　 Ⅳ ﾚ′
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 圦　　　　-―一　 　八
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　＼　　　　　 　 , ｲ
　　　 　 　　 　 　 　 　 　 　 　 ! 　　＼　 　　 ／!/
　　　　　　　　　　　　　　　　＿|＿＿_　 ー＜ 　|′
　　　　　　 　 　　 　 　 　 |三三三o三| 　 　 ,'　|　＿＿_
　　　　　　 　 　　 　 　 　 |三三三三=|　 　 ,'　 |ﾆ{三o=|
　　　　　　　　　　-=二三／／三≧o=|　 　,' 　 |ﾆ{三o=|
　　　-=二三三三三三／／三三三三≧ｭ　　　ヽ圦三≧ｭ

／三三三∧三三三／／三三三三三/ / 　 r‐「 V三＼＼ﾆ≧ｭ
三三三三=∧三´-＜三三三三三三/ /　　　　Ⅳ Vﾆ三＼＼三三≧ｭ___
三三三三三=}三三三三三三三ニ / / ＼　 　 ||∨}三三三＞`三三＼三ヽ

　　　　／　　 ／　　.:::i　:　　　　　 ＼　　　　　　　:::::..＼
　　　 /,〃／ /::..::/::/i: ::.　　　:..　　　`;:.. ` ､....　　　 :::;:::::ヽ、
　　　゛ //::/ /:::::/:/　!:|';::.　　　::::....　　';::, .　`､::::::.. 　 `、　｀
　　　　゛'!/|:/::::/∠､__|!: ;:::::...　　::::::::..　 ';::';::...　;:::::::::... :::':,
　　　 　 　 |!|i,ﾘ |!'7ﾀヽ、':;:::::::::...　::::;::::.　 ';::';::::::.;:::::::::::::::::::',
　　　 ､- ‐ '" 　 l ''゛ ‐''゛　;::i:;::::::::::i:::;:::::.　 ;::'::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　ヽ`　　　　　　　　 . ,!::::':;::::::i::::l:;::::　;:::::::::::::::::::::::::::::::i::'､　　　　　そうか。ならばこの首、見事落としてみせよ。
　　　　　'､..,_　　　　　 . : : :l:;/<';::::i::;'::::';::. ;:::::::::::::::::::::::::::i;:::lヽヽ
　　　　　 i 　 ｀`'　　 . : : : : ゛(ｿ_;';l'ﾉ::::::::'l::;l::::::::::::::::::::::;::::lヽ!　｀`　　　 ……ということだ。庭を借りるぞ。
　 　 　 　 l　　　　 . : : : : ／`'゛ : :!::::::::::::::::`:::::::::::::::::::;'､:::l　`
　　　　　　!　　　. : ;､ '": : : : : : : /::::::::::::::::::::::::::::::::::::;'　';::l

　　　　　　!、. : : : : : : : : : : : : : /:／!::::i::::::::::::::::;ﾍ::::ﾉ

　　　　　　　￣｀` ''ヽ､: : : : :　 /': : l::|!:l;:::::::/|::/　|:;'
　　　　　　　　　　　　 '; : :　　 : : : : |! ! l::::/　!l　　!
　　　　　　　　 　 　 　 ヽ　　. : : : : : : : :';/＿ `
　　　　　　　　　　　　　 ヽ _; : -‐ '"￣｀`'' ""｀゛!
　　　　　　　　　 _,､ :-‐ '"　. : : : : : : : : : : : : : : :|

　　　　　　　　　 .iｒ‐　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ⌒ヽ _
　　　　　　　＿ i!|　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　＞. :⌒≧ｰ|l.）)

　　　(￣￣￣ Ｔi￣ ｀ヽ　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／. : /: :r=-: :｀":三ﾐヽ
　 　 　 　 　 　 !lﾄ　　　＼　､　 ヽ　　　　　　　　　／. : : : :／;: : :/: :!: ヽヽﾄ､
　　　　 　 　 　 ＼＼　　　＼ ー_　--　 ──: :彡: :／ｲ: /ｲ‐ｘ./l :/ｨ|: :!:.:l　）
　 　 　 　 ,　´ ￣ ＼ ＼ー　 ,-､＿　ラ: :￣: : : : :／´ノ／代ツヾ　仁ﾗﾉ: l|ヽ
　　　　　　 ,　 ´　￣￣￣￣ ゝ彡≦、: : : : : : ／´／イ/,ﾉ　｀´　 ､弋ﾘ1: i'| |　　　　(あっこれ、庭終わるかも)
　　　 　 ／ 　 , -=ﾆ二二二. |,!/, 'ｨY ＝‐: : (: : /:/´: :杉::.　u　,. 　 /| :/'|ｌ |
　　　　/ ,／´　ー= ＿＿＿_　＼　 ヾ _: : : : : : ':/: !; : :;_ｊ-;,.､､ _ ..イ/ﾉi: :.|i! l　　　　(かと言って、戦り合うなとは言えない空気…)
　　 　 l/　,.　-　───　-　=ﾆ∧　 !)i: : :彡: : :／⌒ヾ､;;;;;;;;;;;;｀;.､'／ﾉ: :.!i! |
　　　　!　　　￣￣￣￣二ﾆ=‐ （_::／.;;;| : : : : :/.;;;;;;;;;;;;;;;;;iヽ;;;;;;;;;;く_　　| ﾉ|i!ﾉ　　　　(……あーもう、こうなったら開きなおってやる)

　　　／　　 　／. : : : : : : : : : : : : 〉;;;;;;;;l : : : :/,;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ = `　､;;;;;;,ヽ　ノ
　　　 　 　 ／. : : : : : : 彡´── ヽ;;;;;;;;;i: : :/,;;;;;;;;;;;;;;ｨ_/ _　　　　.＼;;;〉、
　　　　　 / ／. : : : ／　　　　　／ !;;;;;;;;;|: /,;;;;;;;;;;;;;ｲ　　　　　　　. : :ヽ ｀丶.
　　　 　 ／. :／/::/　　　　　／　´ |;;;;;;;;;ﾄ､;;;;;;;;;;;/,'∧ ´ 彡　. : : : : ::ﾉ　　 :.ヽ
　　　　/. :／　 l:/'　 ､（　　/　　／ |;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;」ノ　 i　　　´ ,　_　イ 　 　 .:/
　　　 　 　 　 　 　 　 ｀ ﾐ ー. : : :彡|;;;;;;;;;;;;;;;;;;!´　　　|　　_　　　　_ﾟi!ヾ._..:シ
　　　　　　　　　　 　 ＿ノ　ー── ＼;;_;ノ´　　 　 r' ´　　　　,　ﾟ/'　,!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／/:/　　　 　 _ﾉ　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　 　 （＿ ／´　 /ノ　　 ,. イ　　　　　　　　　　　i

　　　　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　 　 　 　 |　  良いわ。自分達のやりたいように、やりなさい。　 |
　　　　 　 　 　 |　  何も気にすることなく、ね…。　　　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

.

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　　/{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､＿ /{　__ ノ .乂＿＿,.ｨ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＞〈 /´　　　　　　　／
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｰ= ｧ'' ／　　　＜　　　　`''ーｧ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ノ　/　　{　　　 ｀ヽ　　　　乂＿
　　　　　　　　　　　　　　__ 彡　 ′/　i 　ﾄ､　　　＼　 `''＜
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 i　| .′ .| 　 ', メ､　　 ＼　 　 ＞
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 }　! !　　ﾄ ､　',.tッァ､ﾄ..,, ＼'´　　　 　 　 　 ┌──────────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 jﾊ} |ﾊ　{　 jヽ!　　 ﾊ八_ゝ´　　　　 　 　 　 │ ・特殊戦闘のお知らせ。勝てば続行、負ければそのままEnd。 │
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／/j//ﾄ!､ 　__　　 ｲi{｀ヽー-- ..,,　　 　 　 　 │ 以上。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 │
　　　　　　　　　　　　　　　〈///////:.ヽ´ﾆ｀イノ{:ヽ_ﾉ//////≧..､　　　  └──────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　 　 　 　 }＼////ノ } ｀Y´ 　.ﾉ ヽ///////////＞
　　　　　　 乂__人ノ{_从爻.人: : ｰ＜ ＿≧=≦　　　}////_,..＞イ
　　　　　　_ソ: : : : : : ＞-- ８: Y: : : : : : : : ア　 _ノ ,.////{:::::::::::::{
　　　　 __乂: : : : : :.:/: : : : : :♀{: : : : : : :／､　/ 　 ///,／:::::::::::::::',
　　　　　ゝ: : : : : : : |: : : :: : :/: ｓ: : : : ／　　　 　 //／}:::::::::::::::::::::::.､
　　　　 ﾒ: : : : : : : : :}: : : : : : : : : ｰ∞po。.. （） .oイ　　j:::::/::::::::::::::::::::..
　　　　 ｝: : : : : : : : : ､: : : : : : : : : : ソ 　 °ﾟ ﾟ °　 　 }イ::::ヽ::::::::::::::::::＼
　　　　ノｲ: : : : : : : : : :≧z__: : : ／　　r_ｭ. ,:.:.:',　r_ｭ　　ﾉ::::::/ ＼:::::::::::::::::ヽ

　　　　　ﾒ: : : : : : : : : :: : : : : /:| |',　　　　 .{:.:.:.:}　　　∠::::::∧　　＼::::::::::::::::::.､__
　　　　　 从: : : :j人: : : : : : く:::| |:ゝ　　ｒ ﾌ乂ノ　i_ヽ　　}:::,: ∧　　　＼:::::::::::::::＼＼
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　　　　 　 　 ／ ; : :∥: : : { ヽ: ＼ 　 ¨　.ｲ: :{.　　　　　　(この戦いの起因は私であり、その願いの中心点は彼ら…)
　　　　　　／ ／ : / : :}_:_|: ﾉ ヾ: :≧ﾆ´_: |ヾ: ヽ

　　 　　, ｲ ／.: : :/.:／＼//＼ }:i! :〉　´ V､ }:! : 〉　　　　(―――この願いを望むのなら、一瞬足りとも時を無駄にせず、脳裏に焼き付けなければ行けない)
　 　 　i{ ／. : :/ : ://///}X///y ﾉ{.＿ヽ }/}: : /
　　 　 〃: : : / :/ |/////ﾊ/≧{: {!:|//≧v//ヽ}＼
　　　　{{ : : :/: /. ∧////1///∧ﾊ!///.八///}: : ≧=--z＿

　　 　　}!: :/::/ . :} i| ////|/////y;}///　}!ヽ/{≧- _: : : : : : :ﾆ''=-. ．.



: : : : : : : : : : : : :_:_＞ ￣｀` ‐一｀ﾞヽ:}､:_ゝ､:}: ,ｲ､:／イ{／　　　　/: : ; : : : :/

: : : : : : : : : : : : ＼　　　　　　　　　　　　　`''′　 　 　 　 　 ／〈: 彡: : : :/
＼: : : : : : ‐‐-: : : 〉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ z匕　 　ヽ: :_:_::/
＿ヽ: : : : : : : : : :/ _　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 __,／__≦=＝ァ　}/ ,､ヽ
＼: :` : : : : : : : :{　 　 ‐‐- ___＿_ 　　 ＼　　 　 /::::::´、辷ﾂ= ´ 　}／ }　|
　 ＼: : :-‐ミ: : :{　　　　　　　　　 ￣￣　`　 　/:::::: 　 　 　 　 　 　 }　ｌ　!　　　　―――ウルク最古の王と、インドに名を強く知られる施しの英雄を
　 　 ＼{ 　ﾄ､＼{　 　 　ー＝====＝　　　 　 {:::::::.　　　　 　　　 !　У ./　　　　我が身に置くことを望む強欲な女が居る。
　　　　 ∨ }　　 !　　　　　　　　　　　　　　　　';:::::.　　　　　　 　 o＿／
　　 　 　 Vヽ　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ;::::.　　 　 　 　 /ー┐　　　　　 それを良しとしたのは、
　　　　　　＼ 　 ∧　　　　　　　　　　　　　　　　 ;::::.　　 　 　 / .|　 |
　　　　　　　　＞ ∧ 　　　　　　　　　　　　　 　 ,..〉::　　　　　 　 |＿|　／: :
＼　　　　_z≦: :＿{_}、　　　　　　　　 　 　 　 .::::::::::: 　　, 　/ ＿_　.／: : : :
: : ヽr≦_: :: :: :/　　/..-... ..-... ..-..　__　　　　　 　_,,.. -‐　　/: :: : : :≧ｭ: : : :
＼: :|　 : . = _/　―――へ／::::／:::::ヽ_ ｀￣　　　　　　　/!ﾆ三ﾆ=- : : ≧ｭ
. : ＼　: :: :／　.: 　 .::　 　￣￣＼::::;<　.ヽ　　　 　 　 　 /.:|三三三ニ=-: : : }}
　: :: :＼／　　　　　 　 　 　 　 ／:::}:::＼　＼　　　　　　.:.:.lニ三三三ニ=-: }}
　　: :／　　 　 　 　 　 　 　 ／:Vﾊ:l:::::::::＼__}　 ー＜.:.:.:.:.:!ニ三三ニ=-: : :}}

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　　/{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､＿ /{　__ ノ .乂＿＿,.ｨ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＞〈 /´　　　　　　　／
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　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ノ　/　　{　　　 ｀ヽ　　　　乂＿
　　　　　　　　　　　　　　__ 彡　 ′/　i 　ﾄ､　　　＼　 `''＜
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 i　| .′ .| 　 ', メ､　　 ＼　 　 ＞　　　　　　他でもない我らである。
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 }　! !　　ﾄ ､　',.tッァ､ﾄ..,, ＼'´
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 jﾊ} |ﾊ　{　 jヽ!　　 ﾊ八_ゝ´　　　　　　　　　そして、その我らが主を絶対とする従者であるのなら、これ応えるのがなおのこと不動。
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／/j//ﾄ!､ 　__　　 ｲi{｀ヽー-- ..,,
　　　　　　　　　　　　　　　〈///////:.ヽ´ﾆ｀イノ{:ヽ_ﾉ//////≧..､　　　　―――揺るがない。我らは、ただ主の求めるものにただ応えるのみ。

　　　　　　　　　　　 　 　 　 }＼////ノ } ｀Y´ 　.ﾉ ヽ///////////＞
　　　　　　 乂__人ノ{_从爻.人: : ｰ＜ ＿≧=≦　　　}////_,..＞イ
　　　　　　_ソ: : : : : : ＞-- ８: Y: : : : : : : : ア　 _ノ ,.////{:::::::::::::{
　　　　 __乂: : : : : :.:/: : : : : :♀{: : : : : : :／､　/ 　 ///,／:::::::::::::::',
　　　　　ゝ: : : : : : : |: : : :: : :/: ｓ: : : : ／　　　 　 //／}:::::::::::::::::::::::.､
　　　　 ﾒ: : : : : : : : :}: : : : : : : : : ｰ∞po。.. （） .oイ　　j:::::/::::::::::::::::::::..
　　　　 ｝: : : : : : : : : ､: : : : : : : : : : ソ 　 °ﾟ ﾟ °　 　 }イ::::ヽ::::::::::::::::::＼
　　　　ノｲ: : : : : : : : : :≧z__: : : ／　　r_ｭ. ,:.:.:',　r_ｭ　　ﾉ::::::/ ＼:::::::::::::::::ヽ

　　　　　ﾒ: : : : : : : : : :: : : : : /:| |',　　　　 .{:.:.:.:}　　　∠::::::∧　　＼::::::::::::::::::.､__
　　　　　 从: : : :j人: : : : : : く:::| |:ゝ　　ｒ ﾌ乂ノ　i_ヽ　　}:::,: ∧　　　＼:::::::::::::::＼＼
　　　　　　　Y: : : : : : : ﾚ: : : ﾒ:::! |{　　　　　 〈〉　　　__.ノ:/:{　.ﾊ　　　　 X⌒ ー- イヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　VⅥ'　　 __ ≦ ﾆ二__く_
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 '≧　 ´tｪｧ　｀ヽ-=ﾆ ヲ　　　　　　　が、我はそのようなこと露知らずに私情を優先する。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }I)　 　 　 　 　 ﾉ-／
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 〈　　 　,　　　 {__}∧　　　　　　　　その結果が、かの女の傍に在ること。
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ∧￣　 　イ　-―≦====―‐ 、
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/￣/__ .／ 　／　　　 　-――-　　ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 　　/.:/　　　/　,　　　　　　　　　 　 　 /
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ノ!ﾊ i _ﾄ､∨　 _L.ヽ=　 |i !ゝ＼ｰ､──:.:'":.:.:.: : : : : : : :.:
　　　　  オレはただ、主の進む道を阻む者を払う矛。　　　　　　　 ／　′､| |tｯ ∨　 ttｯ_ｧ　 |ﾘ､ ｀ヾ＼､＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : : : : : .:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿　　　　ヾi 　 ﾉ ＼､ヽ　 ∨ !　ﾉ＼ﾍ､＼｀`:.:.:.:.:.:.: : : : : : :.:.:.:
　　　　  そこに私情はない。オレに有るのは従者としての形。　  ヽ｀ ｰ＜ﾆ八　　　　　＼　,∨イ-､ ', ＼｀`:.:.:.:.:.:.: : : : : : : : :.:.:

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨: : : : : ＼￣:｀:ヽ､_ ／　fi　　 ヽ:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:,ｨ: : : : : : : :
　　　　  主が望むのであれば、オレはその傍らに在るのみ。　　  ､ }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.∧＼:.:.｀:ヽ､!!　　＿i:.:.:.:.:.:.:.:.＞" /:.: : : : : : :.:

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧　＼＞"￣　　　　　￣｀　　/:.:.:.: : : : :.:.:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.:＞´　　　,　_二二ニ　‐-　､　　｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　):.:.:.:.:∠　-　_ ／ '"　　　　　　　 ｀ヽ＼　　 ＼:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＿　 ／:.:.:／´￣　¨７ '′　　　　_.....-..､　　　 ヾ､、　 ‘，-─
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 (⊂X:.:.:.:.:./　　　　　 i′　　 　 ／'"¨￣ヾ;、　　　ヾi.　　‘，／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ￣ ＞'´ ;　　　　　　|　　　　　{:. ＼: : : : : :.!　 　 　 i!　 　 ';.:.:

乾いた風が、我らの頬を凪ぐ。漆黒が世界の全てを占領する、見事な夜の中。
決して、交わらぬ筈であった思想を抱く相手を見据える。

それを交えることを良しとしたのは、白い柔肌に桃のような形状をした唇を浮かび上がせる我が主。
オレと英雄王から発せられる闘気、敵意に当てられたのか、その唇は乾燥している。極度の緊張の最中に居るのだと窺わせる。

「―――己の器を知れ、施しの英雄よ」
悦交じりの声を漏らすと同時に、英雄王が指を鳴らす。すると、背後の空間が蠢き無数の黄金が露わにされる。
月光にも劣らない眩いばかりの輝きを放つ、ありとあらゆる武具の原典。

「オレは程度を弁えて居るつもりだ。
だが、この認識を英雄王の頂点に立つお前が否と断じるのであれば、やはり違うのであろう」

ならば―――


1：それでも変わらない
2：それでも終わらない

【下3】

―――それでも変わらない。オレの在り方は、自己認識は揺るがない。
虚空から顕現させた異形にも似た造形をした、黄金の長槍を斜に構える。

穂先は、いつでもあの鎧の向こうに有る心臓を穿つ準備を整い終えた。
後は、財を弾きながら突き進むのみ。それが、それこそが槍兵の本分。

眼を開いたままに、新たな空気を取り込む。
やはり見事な冬夜。肺を満たす澄んだ空気は、気持ちを切り替えさせるには十分だ。

外套が風に棚引く。翻る度に、視界の隅を付くのは燃える様な紅蓮の線毛。

「変わらぬ。オレはただ、主の槍のままだ」
雅な夜で有りながら、風情を無視して変わらぬ意志を、口にした。

「―――は、ならば意地でも知らせてやろう！
その貴さ、その尊さ、その頑固さ、その傲慢さ！己ではない、この我の手でその認識を変えてやろう！」

枝から零れ落ちた一枚の木葉。侵食するように、枯れたそれが地面に重なった時、オレは前に出た。

【直後戦闘判定　補正なし】

黄金の財が面となって、オレの突進を止めようと迫り来る。先に、見せた時の比ではない量と質。それでも前に出る。
鎧の絶対的な守護能力を利用し外套を伴い弾いては、時折槍で弾いていく。

墜落していく無数の絢爛豪華の財ども。その一つたりとも、我が握る槍と纏う鎧の輝きにも劣らない。

「だというのに、更なる財を求めるのが貴様だな」

それに対し、はん、と鼻で笑いながら財の持ち主は言葉を返す。
「当然よ。それが裁定者であり、それが我だ。収集癖なくして、我は語れん」

エルキドゥとの戦いのなかで見せた法悦の笑みを、滲ませながら。
圧倒的な殺意と敵意を展開する放出される財に乗せながら。あの男は、この槍がその身に届くのを待ち続ける。

「―――正すべきは、オレではない。お前だろう。その慢心に脚を掬われるぞ」
素直な言葉だ。その慢心なければ、乖離剣を早くも抜き、オレの宝具をも切らせた後に、一切の慈悲もなしにこの首を落とすはずなのだ。
だが、それをしないのがこの男。あらゆる英雄の頂点に君臨しながら、あらゆる英雄に打ち倒される可能性を秘めている慢心の王だ。

「戯け。この慢心は我の唯一の慈悲。この世全てに生を受ける者共に、我が第一に手向ける財だ」
堂々と言い抜く。正すつもりはないのだろう。だが、それもまた良いのであろう。
それが、この男の在り方であるなら注意喚起を促そうとも、軽視することはしない。人の在り方など、人それぞれだ。

―――が、今はその慢心を利用する。乖離剣を握らぬかの男との距離を徐々に詰めていく。

【直後戦闘判定　補正なし】

―――距離はアウトレンジからインファイトレンジへ。
弓兵が得意とする遠距離から、槍兵が得意とする近距離へ。

オレの行進により、転起された展開。それに従うように、オレは、その心臓へ目掛けて刺突を放つ。
「―――はああああ！！！！」

気合と震脚と共に、身長を優に超える槍を、ただ真っ直ぐに放つ。

「迫り来るか―――！」

英雄王はそれが当然のように言い放ちながらも、虚空から取り出していた黄金の長剣で刺突を払う。
逸らされた軌道。直線が、一瞬にして曲線へと畝る。だが、これで終わりではない。それだけの気合が乗せてあるのだから。

軸を踏み込まれた右脚から即座に、左に転用させる。そして、槍を瞬く間に引いて無呼吸の間に再度、刺突を放つ。

「チィ―――！」
連続刺突は予想していなかったのか舌打ちを鳴らし、英雄王は眉根に皺を寄せる。
即座に、剣戟を交えるがやはりタイムロスは発生する。逸しきれないのだ。

甲高い硝子が砕け散る様な音を響かせて、鎧ごと右肩辺りを抉りゆく。

「―――ぐぅ！」

苦悶の声を漏らしながら、虚空からもう一対(いっつい)の剣を取り出し、無事な方の左の腕で握ると共に袈裟懸けに振り下ろす。
対して此方には、時間に余裕が有る。涼やかな態度は崩さず、オレは槍を横に払うことで事なきを得る。

【直後戦闘判定　有利+1】

続いて一閃。

―――剣が、追い縋ろうとするが戦闘に置いて最重要点における時間差が生じた以上、この一撃を止められる道理はない。
鋼が鋼を砕く音が、再び空間に浸透していく。僅かながらも逸らされた点は、それでも心臓ではない臓腑を抉る。

血塊を吐き出しながらも、戦術を、戦局を変える為に英雄王が財を再び露出させるが、再度一閃。
炎熱を宿した穂先が、黄昏色が魔力を迸らせながら、今度こそサーヴァントの中心点―――霊核を貫いた。

黄金が、熱によって陽炎のように溶けていく。
殺到する財は、槍をかち上げて頭上にまで逆袈裟の軌道で弾き、頭上で振り回すことでその一切を切り捨てた。

斬心の後には踏みしめた足が草原を抉り、その土俵を顕にされている。吐かれた吐息は、冬の冷たさに呼応するかのように霞が掛かっている。
ああ、本当にいい夜だった。再度、吸い込んだ大気をゆっくりと味わいながら、身体を大気へ還す英雄王に言葉を繋ぐ。

　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /i
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　　　　　　　 　 　 　 ,　　　 / .|　　＼　　 　 ≧s｡ 　 　 　 ＼　　　　　｀ヽ　　　　　　オレの勝利だな英雄王。
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　　　　 　 　 　 　 /.＿　　i!　 　 ､　 :,　r'　ｔ::ﾂ`'ｰ　`'≪ ヽ.=-　ﾑ　　＿ ＞=-
　　　　　　 　 　 　 　 /　.ｲ　　 　 〕ﾄ､＼　　　　　　　ﾉ ﾉ￣　　　　　 ｀ヽ
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　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾚi 　 く　　　　　 　 　 　 //　i! i! 》,　 ﾞ:, . . ｀ヽ
　　　　　　　　　ｬー ､ﾉ!／. |　ﾄ､ `:,　､ _ , 　 　 　 .j! {　.i! i! .ﾑ￣ . ≧s｡ ＼
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　　　　　ヽ￣_,ζ´. . . . :, ＼. . . . . . ﾞ:,　　_,.z :く,.z*ﾏﾑ. i! i!　.i} . . . . . . . . . . .:,

　　　　 _,ノ Σ. . . . . . . . :,. . ＼. . . . . .` ´　r=く: : :ﾞ:,ﾏﾑ.} i!　.ﾘ. . . . . . . . . . .. i}
　　 ＜. . . . . . . . . . . . . . .`､. . .≧s｡ . . . . . } ﾏﾑ : : : ゝ=zz*' . . . . . . . . . . . . }
　　　　＞ . . . . . . . . . . . . . `､ . . . . . ≧s｡. .}!　iﾘ : ／　 》 . . . . ､ . . . . . . . . .i!
　 　 Σ . . . . . . . . . . . . . . . . .＼ . . . . . . . .≧s｡{r'’＿ノi} . . . . . .＼. . . . . . ..i!

【カルナさん勝利】

.　　　　 　 　 　 　 /　　 ,　　　　　　 |　　　　　　 囗　ﾛ　　　。
　　　　　 　 　 　 /　 . :/ :/ 　 /　　　　　　　 i: .　 ロ []　 　　　　ﾛ　　　　　　。
.　　　　 　 　 　 /. : : :/ :/ 　 /　　　　　　 　 :|: : .　　ﾛ ロ　　 ﾛ　　　　　　　　　　　ﾛ
　　　　　 　 　 // : : :′′ 　 　 ′　　　ｉ 　 :|: : : :‘, 囗ﾛ　[]　　[]　　　　　　　　ﾛ
.　ﾆ=-　 .　 　 厶イ‐i　ｉ: : : ｉ| 　ｉ|　 ｉ　 ｉ i| 　 :|: : :. :.‘  []　ﾛ　　　　囗　　　　[]　　　　　　　 ﾛ
.　ﾆﾆﾆﾆﾆ=＞く　 |（:i　|: : : ｉ| 　ｉ|　 |　 | i| 　 :|:. : : : :ｉ|: : □　□ [] 　 ﾛ ﾆ／ : : ヽ
　 ＜ﾆ＞ ´　　‘， .八i:|: : : ｉ| 　ｉ|　 |　 | i| 　 :|:. : : : :ｉ|: : 囗　[]　　　ﾛ　　　　[]: : :　　　　―――ク。よもや我が終わりゆくか。
.　: :o ｀: . . 　 　 ‘　ヽ从 : : ｉ| : :ｉ|: /|: : | i| . : :|:. : : : :ｉ| .′ [] ロ 　[]　　　。　　　　　　　　　　　　。
.　: : : : : o: ＼　　ｉ　　只＼八 : :|/ :|: /}八: :从: :/ｉ: 八{ :  囗　┌┐[]　　　ﾛ　　　　ﾛ

.　￣｀: : : : : : i 　:| : . i　iⅥ＼＼{: : |/..:｣:_:}/.:.:.}/ :|/|　|: : .: 囗└┘　 []　 　ロ  : :
.　ヽ:. :. :. : : : :l　 :| : : Ｌﾉ,'ﾍ、 ｀¨¨´　　 |　｀¨´　.ｲL｣　|: : : .　囗 ﾛ　　　　ﾛ ｀ヽ: : :
. 　 ‘， : : : : : ヽ :| : :　　V/へ、　､ ＿＿ ,　 ／ /} : : :|.: : :ｉ □ [] 　 ﾛ　　　　　。  :
　　　‘; : : : : : : ‘: : : :　　∨ /个　}′ｰ ｝i／////. : : :|.: :/|　 囗ﾛ　 。　　 　 /: : :
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　　　　　　　　 　 |:::∧:::::::::::i:::ij;"芹芸~ﾐi:从i::::}::::::::::::::::::|　 ::::: |:::::|:::: |　　　　　ギル！
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　　　　　　　　　　 　 ＼　 У　　　　　　　　　 ,::::::::::::::::iト-.′:::|:::::|:::: |　　  |　　良い。来るな。いい加減、誰かの死に慣れろ。 |
　　　　　　　　　　　 　 　 く　　　　 　 　 　 　 .:::::::::::::::::ハ:::::::::∧:::|:::: |　　  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
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　　　　　 ／7 　 ＿／ノ|￣-=ﾆ〈ﾆﾆ=、{::::::〈／／´二二二二二二二ニニﾆ!:::::::::.、
　 　 　,{´三′　　 ,;仁ﾆﾄ -=ﾆ二≧=∧}::::::∧ヾ´-=二二二ニニニニﾆﾆﾆﾆ|::::::::::}

　　　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　  |　　…さて。このように強欲で有りながら、情に弱いのが我らの主だ。 |
　　　　  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

　 　,ｨ´ 　 　 　 　 / 　 / 　 /　/ / 　､　、　　　　　　　　　　　 ＼
　／/　　　　　　 / 　 / 　 /　/ /　　 i　ﾍ　＼　､　 　　　　､ ト--'＼
/／}　　　　　 　 |　 /　 ,イ　/ / l　　 ﾄ､ ﾊト､ ﾄ､ﾊ,. i　　ヽ　ﾄ､＼
　 イ　/　rﾍ /　 ﾄ､｜{/| } / / ,ｲ 　 /}｜|ﾊ　Xィ´}　ﾊ　ﾄ､)｜　　　　 ＿＿_
／_ l ﾊ　/rﾍ{ 　 ﾄ､丁|「 ＞x　､ﾉ}　/ / | j　厶戈 ｧ/|!l}ﾉﾊ ﾚ'　 ,　 ＜-──
　　｀ヽﾍ{、　 ＼ |　}r 〒示下｀　ﾚ' ノ　}/ ､ゞ-'┴　 lﾉ　　,　＜:::::::::::::::::::::::::::　　　　それでも、お前は是非もなしなのだろうな。施しの英雄よ。
─- 　、 ＼'､　( ヽﾍ　 ￣￣'´ 　｀{;;;{　/l　　｀　　 　 }､／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　＞ミ､ ﾊ　＼　　　　{;;;{　 {;;;{　 　　　　　　　/ﾍ｀ーr--　　､__, -──　　　 その在り方を是とし、非をも是とする。
　　　　　　　　｀ヽr- ､　　　　Y:::「　}「　 ヽ　　　　 ｲ｀ヾ} 　 ＼　　　　｀ヽ、
　　　　 　 　 　 　 ｀ヽ}、　　　i::ﾘ ,〃 　 ﾉ　　　／　　　｀､　　｀､　　　　　＼
　　　　　　　　　　　 　 ＼　ﾉ:::;:-==＝キ;´　／::｀::::...､ 　 ',　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　 ＼::/ :;　　ー;:,::;／:::::::::::::::::::::｀::.､!　 　 　 l　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　ト､ 　 　 ,:／::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　　　 |　　/
　　　　　　　　｀ 　 　 、　 　 ｀､ ｀ーｧ´　::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　　　 l　 /

　　　　　　　　　　　　　'"￣　　　　｀ヽ､　/／　 ｀`＿
　　　　　　　　　　　／　　　　_ 　‐-　 ヾ、　,.　-　､
　　　　　　　　　,　'"　　　 ／　　　 ´　　　-　 、　 ＼ヽ
　　　　　　　 ／　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　,丶
　　　　 　 -‐ '/　,. イ　　　　/　　　　　　　　　　ヽ.　 '
　 　 　 　 　 /　 ／ /　　　/　' ,　 　 　 　 ,　、 　 ゝ　'
.　　　 　 　 /　/／/　 　 /' / /.!/　　　./lハ.lヽ 　 !　!.ヽ
.　　　　　 ,.'　 ,　　' /　 / l/―- ' 　 　 /―-ﾘ-V　 !　　,ゝ
　　　　 -‐　 /　　l/　./ヽ'f怎!｀/　.／ｿ´ｆ怎! ゝ∨ ;　 ﾘ、
　　　　 　,.イ/,.ｨ　l　.ﾊ 　 '　　/.／ 　 　 　 　 　.'}/　ﾄヽ}　　　　　　強欲でも良い、情に弱くとも良い。
　　　　　　 '" ./ , j/､ヽ. 　 　 '　　　　　　　 　 / 'ｲ ﾘ!　｀
　　　　　　　ノイ,.ィ,　! ｰ　　 　 　 ｀´　　　 　 ' ､ 、.l '　　　　　　　 そう―――是非もなしだ。
　　 　 　 　 　 ´　lハ./ﾘ､＼ 　 ´　　　 ｀　.ｲ ,ﾊﾄヽ}
　 　 　 　 　 　 　 　 '　　ヽ} i　、　　 　 イﾙ'
　　　　　　　　　　　 　 　 ,.-.ｌ＿　 ｰ　＿l 、
　　　　　　　　　　　　　 /　.::l//l三三l//l::..＼
　　　　 　 　 　 　 　 ,. /　 , ':!￣'.　　 ￣.ﾄ､ 　 i
　　　　　 　 　 _　‐ / /　 .! 　 　 ヽ　 　 　 } 　 ',ヽ　 _
　　　　　-　　 　 　 /　、　',￣ ｀　　　 ´￣l　.ﾊ ヽ　　 　 -
　　 　 　 　 　 　 ／　/ ＼ ､―---- 　 -‐| /　!　ヽ

　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　 |　 ―――ふん。変わらぬか。とうとう変わらせること叶わずか。　　　 |
　　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

　　　　　　 　 ,　　 　 ,　´/
　　　　　　　 ,i　　.／　 /　　 ＿　　-‐ ｧ
　 　 　 　 　 l.l .／,.　　´￣　　　＿-―-
.　　　　　 　 l l/　　　-―　　　　　　　　、
　　　,.　-― ! /'"　　　　　　ｰ-　　_　　　＼

　　´￣ ＞‐, '　　￣　　‐-　　　.＿_　 　 　 ヽ
　　　／ ,　ハ　　　　　 ､ 　 　 ヽ.　　＼￣｀　　　、
. 　 /　./　l　、　＼　　 　 丶　　　､　　 ＼　　　ー‐`-
　 /.／/　 !　 、　、　 ＜　　＼＿＿ ＞　 ヽ　､ー ヽ
　/.' /.!　l. l　 l'＼ヽ,.　＿　　- 、＼!}　　　 　 ＼､
　'　.l/l　,'l. ､　',ィ!ヾ ｀　＼ ‐- ､ヽ / 、｀ｰ-　 ＿ー｀ゝ　　　　　ああ、そのようだ。
. 　 　 ! .l l　lヽ.ヽ　　　 　 ｀　　, ヽl .　ヽ. ー　＿＜ ｀　､
. 　 　 ヽ{. ', k' ヽﾞ､　　 　 　 　 !　 .!;　,　＼　　　　　,. ＜´　　　―――剣戟から伝導した意志は、確かに受け入れるべきなのだろう。
　　　　 ｀　ヽ!.ヽ　　_　　　　　 l 　 lﾊ　､　　 ､ ー.、　￣ ´
　　　 　 　 　 　 ´､　　　　　 　 　 　 ヽ､ヽ　､　＿＼｀`　　　　 己の糧とするべきなのだろう。だが、オレはそれでもオレの道を征く。
　 　 　 　 　 　　　　､　 ／　　 :　　　　　 ＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ 　 ! 　 　 　 '　 ｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　､　　　　　　'

　　　　 　 　 　 　 ｒ――　　￣,}　 ＿＿＿.lヽ
　　　　　　　　　　 l　 _　-‐　￣ ―-　 _　　￣ ｀　,
　　 　 　 　 　 ､-　　　　　 ／　　　　　　ヽ　　 ,. ´
　 　 　 　 　 　 ＼　　　,. '　　　　　　　　 　 ＼ 、
　　　　　　　　　　 ヽ／　 ,　　　　　　　　　　　｀l
　　　　　　　　　,.　'"　　./

　　　　 　 　 　 ヽ 　 　 ,　　　　　-―　 　 　 　 ;
　　　　　　　　　/　　　,　　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　 　 , '　　　 ,／　　　　　　　　　　､
　　　　　　　　　　　　l　　　　　　 　 　 　 　 　 l
　　　　　　　ｌ　　　　 l
　　　　　 　 ,!　　 　 ,'　　　　　　　　　　 　 　 /

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_.ィ´　　≧ヽ､'　　　　｀`''ｰ ､

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　ヽ　　　､　｀ヽ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　　　／　　､　　ヽ　ヽ　　 ｀ヽ　 ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　＼
　　　　　　　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼:..　　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　　　/　　　　/ 　 　 　 i.　　　　　　　　　　　 ﾍ:.　 : : : : ﾍ
　　　　　　　　　　　　 /　　　 ./　　 　 　 i!　 　 　 　 　 　 　 　　ﾊ:.　 : : : : ﾊ
　　　　　　　　　　 　 i!　　　 ./ .:/　　 　.:i!　　　　　　　 　 ﾍ:. ﾍ:.　ﾊ:.　: : : : :ﾊ
　　　　　　　　 　 　 .i!　　　.f! :/　　　　.:i!　　　　 　 　 i! 　ﾊ:.. ﾊ:. 　i!: : 　 : :.:.ﾊ
　　　　　 　 　 　 　 i!　　.i　i!:/　 /　　 .:i! 　 i! i!　l:::l　 i!: :i! ﾊ:.. ﾊ:..　i!: :　 　 : :ﾊ
　　　　　　　 　 　 .i! i! 　i!: : :i!　/　.f　: :i! 　.i! i::! i!:::i!　i!.: :i!　i!:. ﾊ:..　i!:.　　ヽ　/
　　　　　　　　　　 i!/i!　 i! : :i! /i　 i!: : : i!　/l i!:i! i!::i!　i!: : : i!: i!　ﾊ:..　i!:　ﾊ ﾊ/
　　　　　　　　　　 　 .l!　i! : : :l/:i!　i!.: : : i!/:::ﾘ: i! i!: :iVi!: : : : i!:斗´ﾘ:　ﾘ:　ﾘノ
　　　　　　　　　　　　.i!　i!,r ‐ ､:i! 了厂丁ﾉ≧≠i!: : i!:.: ::孑爪刈ｬ: ﾘ:ノ:.:ノ

　　　　　　　　　　　　 i!　i|　f;;;;{ヽ､i!r＝示示ヾ:::::::::::::::::::< ｲ弌 ﾉi! ﾘ
　　　　　　　　 　 　 　 Ⅵi',　ヾ;l　y' ` =之歹 '　　　　　 　 ｀¨¨´　ﾘ　　　　　　　　ふん、忌々しい程に不器用な男よ。
　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾍ　ゞ;ヽ　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 l､
　　 ＿　＿　, 　 　 　 , - ､_ 廴_ノヽ　　　　 　 　 　 　 ヾ　　　　 / .l　　　　　　　 しかし、その不完全な清冽さだからこそ、この女に合う。
≦´　　 ｀ヽ;;;;,,≧'=ｰ- ､;;;;;;;;;;;;;;;r ＝┐　　　 　 　 　 　 ´　 ,　　/　.l
　　　　　　 l;;;;;L　　　　　｀ヽ;;;;;;i　　 .|＼　　　｀ﾞ;;r-　―;;;´　 ／　　l　　　　　　　 …いや。合ってしまうのだろうよ。
　　　　　　　~｀`''ｰ､｀丶､　∧;;;;!　　.」:::::＼ 　　{;{　'''''　};} ／:::|＿_ﾉ

　　　: : : : : 　　　　｀丶､｀ヽ ゝ ゝ＝´　 ::::: ＼　};}　 　 }／::/　　　　　　　　　　　　　　　_,,.．-一=＝= ､
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :{　　≧'=ー-､::,,　`ｰ- 一 ′　{＞､,　　　　　　　　 .．-'''"~´; ; ; ; ; ; ; _.ィ : : ﾍ＝=- ､,,,
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :　　　　 　　ヽ　　　'''　　f　!;＞､＞､_,,.．-'''"~´; ; ; ; ; ; ; ; ,､-=≦: : : : : : :ﾊ: : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :　　　 　 　 ヽ　, - ､　|　 i;;;;;;;;;＞､｀ヽ,; ; ; ; ; ; ; ; r‐=≦　　　}: : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :　　　　 　 ヽ;;;;;;;ﾍ. ゝノ;;;;;;;;;;;;;;;;;; > ヽ; ; ; ; ; ; f　　　　　／: : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :　　　　　 ヽ　 ,fﾟ　｀ヽ;;;;;;;;;;;;;;/　　l｀ヽ; ; ; f　　　　..: : : : : :　　　: : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :　　　　　ヽ .{　{;;;;;;} ＼;;;;/　 　 ! 　 l; ; f　　　　　　　　　　　　 : : :

　　　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　|　  貴様の想いは叶う一方で、叶わぬ想いを抱く者も居る。それを忘れるな。 |
　　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

.　　　　 　 　 　 　 /　　 ,　　　　　　 |　　 　 　 　 ヽ . : .‘，
　　　　　 　 　 　 /　 . :/ :/ 　 /　　　　　　　 i: . 　 ‘，:. :.‘
.　　　　 　 　 　 /. : : :/ :/ 　 /　　　　　　 　 :|: : . 　 ‘:. : : :i
　　　　　 　 　 // : : :′′ 　 　 ′　　　ｉ 　 :|: : : :‘, : .､: :│
.　ﾆ=-　 .　 　 厶イ‐i　ｉ: : : ｉ| 　ｉ|　 ｉ　 ｉ i| 　 :|: : :. :.‘ : : ＼| . 　-‐=＝＝=ミﾒ､
.　ﾆﾆﾆﾆﾆ=＞く　 |（:i　|: : : ｉ| 　ｉ|　 |　 | i| 　 :|:. : : : :ｉ|: : ‘.=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ : : ヽ　　　　　時に女―――
　 ＜ﾆ＞ ´　　‘， .八i:|: : : ｉ| 　ｉ|　 |　 | i| 　 :|:. : : : :ｉ|: :,ﾊ厂｀ : ＜ﾆﾆ／. : : : : : :
.　: :o ｀: . . 　 　 ‘　ヽ从 : : ｉ| : :ｉ|: /|: : | i| . : :|:. : : : :ｉ| .′　|　　 .　 ´. : : : : : : ／:
.　: : : : : o: ＼　　ｉ　　只＼八 : :|/ :|: /}八: :从: :/ｉ: 八{ : : │／　　 　 　 : :／: : :
.　￣｀: : : : : : i 　:| : . i　iⅥ＼＼{: : |/..:｣:_:}/.:.:.}/ :|/|　|: : .: .:′　 　 　 . : ´.: : : : :
.　ヽ:. :. :. : : : :l　 :| : : Ｌﾉ,'ﾍ、 ｀¨¨´　　 |　｀¨´　.ｲL｣　|: : : .′　 . . : ´￣￣｀ヽ: : :
. 　 ‘， : : : : : ヽ :| : :　　V/へ、　､ ＿＿ ,　 ／ /} : : :|.: : :ｉ　／　　　　　　　　}: : :
　　　‘; : : : : : : ‘: : : :　　∨ /个　}′ｰ ｝i／////. : : :|.: :/|　　 　 　 　 　 　 /: : :
. 　 　 ‘: : : : : : : :i: : : :.　　.＼////＞‐＜'/////. : : : :|.:/ :|　　　　　　　　　/: : : :
　 　 　 i : : : : : : :| : : : : . . i　 ヽ／　　　　＼／ . : : : :ﾉ i: .:|　　 　 　 　 　 /: : : : :

【直後判定　強欲なれば+2】
1234：…いや、何でもない。
56789：？？？

　　　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　  |　　―――いや何でもない。施しの英雄と英雄王なれば、十分過ぎたな。　　 |
　　　　  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_



　　　　　　　　　　　　　　　　囗　ﾛ　　　。

　　　　　　　　　　　　　　　　　ロ []　 　　　　ﾛ　　　　　　。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾛ ロ　　 ﾛ　　　　　　　　　　　ﾛ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 囗ﾛ　[]　　[]　　　　　　　　ﾛ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[]　ﾛ　　　　囗　　　　[]　　　　　　　 ﾛ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　□　□ [] 　 ﾛ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　囗　[]　　　ﾛ　　　　[]　　　　　　　　　　　　―――では、一時の別れに過ぎなくとも告げよう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[] ロ 　[]　　　。　　　　　　　　　　　　。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　囗　┌┐[]　　　ﾛ　　　　ﾛ　　　　　　　　さらばだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　囗└┘　 []　 　ロ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　囗 ﾛ　　　　ﾛ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　□ [] 　 ﾛ　　　　　。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　囗ﾛ　 。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ロ ﾛ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌┐　 。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└┘ﾛ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　囗ﾛ


: : :／: : : : : :　　　　　　　　　　　　　',　　　　　　|

／:/: : : : : : :.|　　　　　　　/　|　　　　',　　　　 ', |
: :/: : : :/: : : :|　　　　 |　 /|　 |　　　　 ',ﾉ |　',　 ',|
://: : :/: : : : :| |　　　 |　/ ||　| ＼|　　　', .|　|　　'|
:/: : :/://: : /| |　　.| .|./　| |_|_____|____ | .|/　 |　　'|
: : :/:/|/ //: | |　　 | |/'''"|""|￣　.Ｎ　| .|　　.|　|　|
: :/:/: | //: : | | |/./|.レｽｷ""こ"ヽ| |　| .|　　 |　|＼',
:/:/: : | /: : : |.|/|/　|| ´ 丶=ノ､､′| |　| |./|　|＼'　 ',
:./: : //: : : : |.|./|.　 |　　　　　　　　|∧|./|∧ |　 丶　＼
: : :./: | : : : :.|.//　　　　　　　　　　/)　V .|　|.|　　　　　　―――さらばだ。英雄王。

: :./: : | : : : ://　 !　　　　　　　　 /´／|　|　/
: : : : : : : : : :　　, |i　　　　　　　 /´/　 |　| ´
:＼: : : :　､　　　　　　　,　　　 ./｀´　　 ',丶
: : :| : : : :　｀￣￣￣ ´　　　／　　　　 Ｎ
: : ::| :＼: : : :　 ￣　　　 ／ | /∧　∧ |　＼
:/| :| : : :＼ : : : 　　　／　　ﾚ/　 V　　＼　 丶
: ∧:| : : : : ＼ ＿ ／　　　 .|'''∧
: : /::| : : : : :.:.:　　　　　　　 V　 丶､
: : : ::| : : : : 　　　　　/　　／　　　 〉 ＼
: : : ::| : : :　　　　　 /　／　　　　/　',丶　丶､
: : : ::| : :　　　　　 /／　　　　　/　　　 ヽ　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,...-‐‐-....、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..:..::::::::::::::::..:..:..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　..:..:.::::::,':::::::::,':::::::::.:..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!:::::::::::,':::::::::,'::::::;:::::::::!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 !::::::::::,'::::::::,':::::::;::::::::::!　　　　　…必ず、再会を果たそう。ギル―――。
　　　　　　　　　　　　　 　　 　 　 　 　 　 　 !:::::::::,'::::::,:':::::::::;::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　!::::::::,'::::,:':::::::::::;:::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 丿::::::,':::,:'::::::::::::;::::::::::厶
　　　　　　　　　　　　　_　_..。o-‐‐:::-ｰ=彡:::::,:':::,:'::::::::::::::;::::::::/　∧

　　　　　　　　｡o‐::¨”::::::::::::::::::::::::::::::::::,;::｡:::::':::;::':::::::::::::::::::::,／　｜ |
　　　　ー=彡:::::::::_.;::::o-‐‐::---==*'"::::::::::::;::'::::::::::::::::::,z*"　　　|　|

　　　　 ,｡*"_::乂::::::　-‐ 　--　--ミ::::::::o*'::::::::::::::::::,イ　　　ヽ　/　|
　　　 ｡ﾟ::′　　/:::;'　　　 　 　 　 　,≧::::::::::::::_.。o″ |　　　 　 /　 }
ｰ-‐彡　　　　.::::ﾉ　　　　　 _.。-=彡:::::-‐ ﾍ　| 　 　　!　　　　 i　　}
　　　　　　　（:.:f　　　　　／:::::::::::::;'::｡ﾟ　　　∨　 　 　 　 　 　λ_丿
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　　　　　　　　　　　 　,'::::;　　 　,'::,'　　　　/　　　　　　　　 　 |
　　　　　　　　　　　　（:.:;　　 　(::（　　 　 /　　　　　　　　　　∧
　　　　　　　　　　　　 　ヾ:. 　 　ヾ:! 　　/　　　　　　　　　　 　∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　,ﾉ　　/　　　　　　　　　　　　 　ﾍ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　／｀''ｉ=--‐==┬==┬ｰ‐ｒ--┤
　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　く　　/　 　/　　　　 　　 　 　 ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞く＿__,ｲ_＿ﾉ_＿/_＿ﾉ_＿ﾉ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |i:i:i:i:i:i:i:i:i| 　 |i:i:i:i:i:i:i:i:i|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|　　{i:i:i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|
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【ギルガメッシュ消滅】

【聖杯選択　1：白　2：黒　下5】

【聖杯選択：黒】




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　　　　　　　　　　 ､,.　　　 ［二二二二］ 　 　 .､,.
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　　　　　　　　　　　　　 _＿r;;v;;;;;;､r;;;;､__＿
　　　　　　　　 _ ,r;=＝―.:.:.};:;;;;;;;;;;;;;｡;;;;;r;;;:;:;{==ミ､
　　　　　　 ,.ィ.:f;;:;;{≦:.:.:.:.:.:.{;:;:;;;;;;;;;;;;;;ﾟ;;;;:;;:;:;:|:.≧､ヽt;､
　　 　 　 ,〃.ｲjj;:;ﾟ;}:.:.　　　 j;:;:;;;;;;;;;;;;;｡;;;:;:;:;:;;;} .:.:.ヾ.:.|;;;`┐
　　　　　 i:;ｲ:;l !;:;;;;;i:.　　 　 !;:;:;;;;;;;｡;;ﾟ:;;;:;;;:;;:;;;;｝　.:.:::::|;;;:;:ﾟ|
　　　　　 ;:! {;{:.};ﾟ;:;;;|　　　　{;:;:;;;;;;;;(;;;ﾟ｡;:;:;;;;:;;;;{　　.:.:::|;;:;:;ｲ
　　　　　 i;ﾄ､};:;;;(;;;;;}　　,.=v|:;:;;;;;;;;;;;｡ﾟ;;:;:;;;;;;;;;;;|　..:.:::::|;;:;;;ﾘ、　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　 　 　 {;! j;:;;{;:;ﾟ;;;;|､.,ｲ{}{斗:;;;:;;;;;:;;:;:;;ﾟ:;;:;;;;;｡;;| .:.:､:::::!;;;;;;|;;}　　　　  |　　 おいおいおい、何だこりゃあ！ |
　　　　　 };! };:;:ﾟ:;;:;;;;ﾄV,ｲ〃{;;;:;;;:;:;;｡;(;;｡;;;:;;;;;:;;;|Y辷个!;;;:;;|:;!　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　 |;l j:;:;0:;:;;;;|斗仝刈;;;;;;;;;;;;;ﾟ;;);:;;;;:;;;;;;;;|乞圦|::|;;:;;;ｌ;{
　 　 　 　 }!{;:;:;;｡;;:;;:斥夊くXl;:;;;:;;;;;:{:;ﾟ:;:;:;;;;;;;;;;;l≧く.:lﾉ|;:;;:;|;;}
　 　 　 　 i; };:;;;:;;:;:;;|≦≧≠i:;:;;:;;:;;;ゞ:;;:;:;;;;;;;;;;;|ヾ㌦;;:||;:;;;;|;;i
　 　 　 　 |!｛;;:;;r;;;;;;|＼″.:.:.|;:;:;;:;;;;;:;:;;;:;;;;;;:;;;;:;|　 ／:;||;;;:;;|;;{
　　　　　　;! |;:;:;;:;;;;;|;:;;:|＞x:.|;;:;;:;:;;;:;;ﾟ;;;;:;;;:;;;;:;;;|イ:;;;;;;;||:;;;:;|;;|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ト.v.イ_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　-=　´: :｀ヽ: :／=-z

　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ￣: : : : : : : : : : : : : : ヽ＿
　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : /
　　　　　　　　　 　 　 　 ＜: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＞: : : : : : : : : : :: : : : : : : : :∠
　　　　　　　　　 　 　 　 ＜: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.／
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : ./　　　　　　無色透明のはずの聖杯が、黒一色じゃあねぇか！
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ: : : : : : : : : : : : : : : :/
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ: : : : : : : : : : : : : : l
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ム: : :／ ⌒ ＼: : :_ヽ
　　　　　　　　　　　　　 _ -= f´/////////////////ヽ＿
　　　　　　　　　　　　　 |//////////////////////////7
　　　　　　　　　　 ＿ ノ///////////////////////////＼＿
　　　　　　　 _ -=//////////////////////////////////////ヽ
　　　　　　 //｀――――――――――――――――――――´/ ＼
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　　　　　ｌ////////////＼///////////////////// ／///////////.乂
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ト.v.イ_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　-=　´: :｀ヽ: :／=-z

　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ￣: : : : : : : : : : : : : : ヽ＿
　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : :/
　　　　　　　　　 　 　 　 ＜: : : :.': : : : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＞ ,': : : : : : : : : : :ﾊ: : : :’: :∠
　　　　　　　　　 　 　 　 ＜: :.,': : : : : : : :./l: /-ヽ: : :.|: :／
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ{/ｌ: : : : : :./ .}/-ｔッヽ: ﾊ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {ﾊ /Vl./　 　 　 　l/_ｲ　　　　　　つか俺が健在なのに、聖杯降誕？
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∧　　 .l　　　　/: : ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ムzヽ ー―　.／!__z-´　　　　　俺以外の勝ち残った陣営が上手いこと食い合ったのか…？
　　　　　　　　　　　　　 _ -= f´　＿ .|ヽ＿_／　 l　　 ヽ＿
　　　　　　　　　　　　　 |// └- _　|_|　　　　「￣ ´　 .|///ヽ　　…って、んなことはどうでも良いな。
　　　　　　　　　　 ＿ ノ|///////ヽ------.┴――..┘////＼＿
　　　　　　　 _ -=＼///ヽ//////Q//////Ｏ//////// ／/////ヽ＿
　　　　　　 ////// ＼///ヽ/////.＼＿／////////／///／///////ヽ
　 　 　 　 ///////// ＼///ヽ///／　 .＼///// ／///／////////// i
　　　　　 l////////////＼///ヽO///// O//／///／/////////////l
　　　　　///////////////＼/////////////// ／///////////////.|

　　　　　ｌ/////////////////／｀二二二´＼////////////////////.乂
　　　 .／////////////＿__／ ヽ＿＿＿＿ハ///////////////////////ヽ

　 　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　 　 　 　 　 |　　 旦那―――こんなもんどうするつもりで？　 |
　 　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

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‐-ﾐﾄ､T 寸士_┴ﾄ.{ ﾐi: : : : : : : : : : |:/斗ﾁ≦二ﾅﾒﾘ/-‐､　',
　.:∧`{　r─┬─ミ_`ヽ ､: : : : .:::,イ' 彡ｰ┬‐┬ｧ´.| 　　ﾘ./
､厶∧　　`ｰ┴‐‐┘_ : : ::.: : : : : :ハ ｀ｰ‐┴‐'′　.厂l ./人　　　　　　　―――……

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【直後麻婆判定】
123：無色一色ではなく、黒一色…。願う他有るまい。彼の者の降誕を―――
456：さてな。白と聞いていた者が黒で合った場合の対処法など授かっていない。
789：アサシンよ。今まで務めご苦労であった。褒美をとらそう

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ､＿＿ ト､_,ｨ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ゝ‐-:.｀`:.:.:'￣≧_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:.:.:,ゝ-:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:ﾐ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｿ:./:./,:.,､,､:.:.:､ヽ:.＼:.ﾐ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ:｛:,ｲ:|:.|ﾞ'"|:.ﾄ､:}:.i| Ν:Ν

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |∧:ﾄИ:.i　,|/ Иﾉﾚｌ::Ν
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 `.f∧狂ｭ, 斥弋7, ｉ´ﾘ|　　　　　　…アサシンよ、お前はこの様な破綻者の為に良くぞ奔走してくれた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ゞﾍ　 〈| 　 　　/‐'弋
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 彡ｲ ヽ ｰ==- ∠ｨ: :.イ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「ﾚﾘrl丶-イ─ﾉｲﾍﾉ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,-───'L|人 `Y￣|＿__／ハ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /: : |: : :./: ://|::::`ﾒ-イ{: : : : /: :ｉ: : :.,ｨ´￣＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |: : ハ:.:/: ://:::|:::/::::::ハ∨: : : : :|: :./: : : : : :.:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_У: : У: :,リ : :|::j::／:::: | |: : : : : |:./: : : : : : :.ﾉ

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 〉: : : :.:｝ ://:::::::::Ψ:::::::::: | |: : : : : |:|: : : : : :.:.:.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: : : :.:.|: : | |::::::::::╋::::::::::::| ﾄ､: : : : ｿ: : : : : :.:.く

.　　 __　 ｒ=-､　　　　　　　　　　　 　 ／: : : : : :|: : | |::::::::::┃::::::::::::| |: :､: : :｀Y: : : : : : :.〈
　／π-､｀}ヽ Y　 　 　 　 　 　 　 　 j: : : : : :.:.:｝: :ﾉﾉ:::::::::ﾉ::::::::::::::::| |: : ､ : :.::|: : : : : : : : ＼　 　 　 　 ,ノﾌ _辷 ､
　｀Y´,ｒ‐く　 　 ＼＿ 　　 ＿＿,ｒ‐＜: : : : : : :.:.|: :| |:::::::::::|::::::::::::::::::| |: : :.､: : ::{: : : : : : : : : : 〉　　　　/ ノ辷ｰ､｀|

　　　　　　　　　　　 ヽ: ＼　　　　　イ__
　　　　　　　　　　　 __ゝ: : ヽ, -:＜:ノ: : :＞=-z_
　　　　　　　　　 , : :´: : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : /＿
　　　　　　, _ -:´: : : : : : : : : : : : : : : : : 丶: : : : : : ｀: - .ｧ

　　 _ -: ´: : :／: : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : : : ヽ: : : : : :／
　　.＼: : : :./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ゝ: : ｀: : 、
　　　　>: :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : : : ゝ: : : : ヽ
　, - ´: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : : :_:_:_:ゝ: /　　　　　　…柄でもない言葉吐くねぇ。
　￣￣ 7: : : : :.l: : : : :./: : : : : : : : : : : : : : : :ゝ=ｧ: : : : : : /_
　　　　/: :/: : :l: : :./:∧: : : : : :r 、: : :_:_:_:_:_彡´: : : : : : :／　　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ

　　 ／.:イl: : : l: :./ｌ/沙: : :.l: : :l　 丶: : : : : : : : : : : : :.／　　　　　|　　 不服か？共に戦った戦友を想っての労いの言葉なのだが。  |
　　' ´　/:.!: : :.| /　　　 ',: ∧:./　　 /: : : : : : : : : : : :/　　　　　　  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　 ./: : l: : /´　　　　 V　.ヾ　　/: : : : : : : : : : : : {
　　　,: : : : : /　　　　　　　　　 _イ: : : : : : : : : : : : :八
　　　－=ｨ: :｀ヽ　　 　 　 　 　 j　li: : : : : : : : : : : : : :ヽゝ
　　　　　 l／l/ ヽ,-―　　　　/　 ヽ: : l: : : : : : : : : : :＿ヽ
　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　 ヽ:ヽ＼: : :l ＼: :.l　 ヽ_-= T
　　　　　 　 　 　 　 ヽ＿ _　　　　　 _ ヾ´ .＼l　 _ -=≦/////l
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　_ -　　　　_ -=≦///////////l

　　　　　　　　　　　　　　　_-｀　 _ -=≦///////////////// ＼
　　　　　　　　　　　　　 ／　　／/////////////////////////＼

【直後判定】
123：そうかい。ま、素直に受け取っておきますわ
456：わるいね。そうはさせないっての！
789：さぁて、こんな物騒なもんどうしたもんか。

　　　　　　　　　 _ -:´: : :.／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＞
　　　　　　 -=ニ: : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ￣:.７
　　　　　 . : :´: : : : ／: : : : : : :./: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: :ヽ : {
　　　. : :´: : : : : :／: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : /: : : : :}: : :ヽ:.ﾊ

　　　＼: : : : : : :.￣7: : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : /: : : : :./: : : :ヽ:ﾊ

　　　　 ゝ: : : : : : :/: : : : : : /: : : : : : : :/: : : : : : :/: : : : : ∧: : : :l: ヽl
　　　　 ＼: : : : :./: : :／: :./: : : : : : : :/: : : : : : ィ: : : :/ /￣T:￣:l: : ヽ
　　　　　 /: : : :/: :／:／ ,': : : : : : : :/: : : : :／ /: :／:/圦斥ヽ: : l: : :.丶
　　　　　 ＼: :/.／l／l　 ,: : : : : : : /: : : :／　./／}／　　 ヽ　ｌ: : l: : : : }
　　　　　　　＼: : : : : ヽ l: : : : : : :/: : ／　　　　　　　／　/　 l: :l: : : :/
　　　　　　　　 ＼: : : : : l: : : :／/_:／　　　　　　　　　　　　　l:V:∧:/　　　　　そうかい。ま、悪い気はしねぇよ。
　　　　　　　　　　): : : : .l: :イ　　　　＼ー ―　-　　　　　　 ,:.V/
　　　　　　　　　/: : : : :.／:/　　　　　　 ｀ー ―― -　_,　　∧/　　　　　　　　ここは素直に、その労いって奴を受け取っておきますわ。
　　 　 　 　 　 /: : : : : : :／　　 ヽ　　　　　　　￣￣´　　 /
　　　　　　　 /:_: : : : :／　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　＿￣7 : :/l　　　　　　　　丶　　　　　　　　/　　　　　 　 　 　 |　  そうか。ならば続けて受け取れ。　 |
　r-=＝＝＝=/:_／ー　 　 　 　 　 　 　 ＞　　　　 イ　　　　　　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　ｌ　　　　　　　　　　　　　≧=- _　　　　　　 ＞=-´: |
　l　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　/: : _:_:_:_:ゝ

..┴――――――――― - .-/　　　　　 ヽ-=ミ
/////////////////////// └― ― -　/　　 ≧s。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,ィ⌒ー,､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ノ . : :: ::::::.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ｿ.: :.:::.:::::::.. ,ゝ
　 　 　 　 ―――令呪を以て命じる。自害しろ、アサシン。　　　　  ﾘ:::.::::::::::::::::::､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾝﾍ::::!:::i::;ﾊﾒゝ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _..厂Vヾﾊ八ﾄ゛
　　　　　　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,．´.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀`ヽ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ:.:.｀ヽ:.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;:.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.:.:.;;;ﾍ;;;;ﾉ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.:.:.;;;;;;Y;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.:.:.;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/|;;;;;;;;;|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{:.:.;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,';;;;;;;;;;|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.;;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,';;;;;;;;;;;;!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:;;;;;;;;;｀};;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　>､;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /.:.;;ヽ;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;/;;;;;;;;;;;/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＿_　　 　 　 　 ／.:.:;;;;;;;;＼;;;;;;;;;ヽ/;;;;;;;;;;;/
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／.:.:.:.:.:.:＼＿____／.:.:.:;;;;;;;;;;;;;;;;;,＼;;;;;;;{;;;;;;;;;;/;．
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ .:.:.:.:.:.:,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ;;f‐!/＾ヽ;;;;，

　　　　 　 　 　 　 　 ＿＿＿_／＼／.:.:.:.:.:.:.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ! i| }_,､};;;;l
. 　 　 　_r―一 ´￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ﾍ_〉〉》;;i
　　 　 ,⊃.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀´;;;;;!
　　ィ´.:.:.．･･⌒ｰ-､,ゝ―-､:.:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i

＜.:.:.:.／　　　　　　　 ,､＿_〉 :.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-y--　- _

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ’　　　 　 　 　 囗　ﾛ　　　。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　’　　　 　 　 　 　 ロ []　 　　　　ﾛ　　　　　　。
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 { 　 　 　 　 　 　 .ﾚ- ﾛ ロ　　 ﾛ　　　　　　　　　　　ﾛ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 '　　　　.ｌ_ヽ　　从ｌ　 囗ﾛ　[]　　[]　　　　　　　　ﾛ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽl　 .Ⅳ´赱ヽｌ-=ﾆﾆ  []　ﾛ　　　　囗　　　　[]　　　　　　　 ﾛ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝt_ -=ﾆﾆ≦///// □　□ [] 　 ﾛ__　　　　　―――クソったれ。碌でもねぇ礼をくれやがって…！
　　　　 　 　 　 ＿　　　　　　　　 ／//ヽ／---________________ 囗　[]　　　ﾛ　　　　[]
　　　　　　ｒ-´ヽr ヽ――――-///////////////////////// [] ロ 　[]　　　。　　 てめぇ！聖杯に俺を取り込ませてどうするつ、も…り…
　　　　　f、ヽ／//////////／///////////////////////  囗　┌┐[]　　　ﾛ　　　　ﾛ

　　　　　　>///////////／/////////////////////////// 囗└┘　 []　 　ロ  / ヽ
　　　　　///////////.／////////////////////////////// 囗 ﾛ　　　　ﾛ/.∧// .ヽ

　 　 　 ////////////＼///////////////////////////// □ [] 　 ﾛ　　　　　。 /// ヽ
　　　 .///////////////ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 囗ﾛ　 。 ＿＿＿＿_>///.ヽ
　　　//////////////////////////////////////////////// ロ ﾛ ////////////////ヽ

　　.///////////////////////////////////////////////// ┌┐　 。 /////////////.ヽ
　 ./////////////////////////////////////////////////  └┘ﾛ/////////////////.ヽ
　 l/////////////////////////////////////////////////  囗ﾛ/////////////////////ヽ
　 |///////////////////////////////////////////////////////////////////////////ヽ
　 |////////////////////////////////////////////////////////////////////////////ヽ

【アサシン消滅】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _ ...... _
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／.:.:.:.:.:.:.:.｀:.:..､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ.

　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ､くミ辷彡:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{.:.:＞＞ぐ彡イｲ ／/.:.:.:.:.:.ヽ､

　　　　　　　　　　　　　　 （､、__..ノ彡ｲ{γ} |:/／ Ⅳく|:./ﾍⅣ!iﾍ!
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ≫＞.:／.: 人ゞ j′ 　j/㍉ゞ　厶!!|
　　　　　　　　　　　　　　　{イ.:／.:.:.:.:.八:.ﾍ、ｊ　　　　´┌仞ｲﾘ　　　　　　何。お前の反英霊としての性質を利用するつもりでな。

　　　　　　　　　　　　　　 　 彡.:.:-=彡:.:.｀:.ぐ　｀ｰ ､ >､j彡イ
　　　　　　　　　　　　　　　　イ.:ハ.:.:.ﾉ.:.:.:ﾘミ`ー=≠ー ､　　　　　　　　　―――アンリマユを取り込み汚染されたと申した父の言葉は真だった。

　　　　　　　　　　 　 　 　 　ノﾉ从.:（((人ﾉ　　 /´ 　 　 ｀＼
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ///// ヽ｀ ー　　　｀ヽ　　　　　 ' 、　　　　　 ならば、その性質を更に加速させる為に、その魂を利用したまでのこと。
　　　　　　　　　 　 　 　／'////　　　　　　　i　 　 　 　 　 ＼j
　　　 　 　 　 　 　 　／ 　 　 /　 　 　 　 　 ｛　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　　 . イ　　　 ヽ |i:､、 　 　 　 　 ｝＿__　　　 　 ｀ヽ/　　　　　いや、最早言葉は届かぬか。ともかくご苦労であった。
　　　　　　　　 // /,　 　｀ヾV/,＼ヽ、　　　 く、　　　　｀ヽ　　　ヽ
　　 　 　 　 　 {/ﾍ//　　　 ////////7ｧｧ==…ヽ､、　　　　　　＼'､
　　　　　　　　 Ⅵ/＼　　 //////////　　　 ／｀＼ヽ､、＿__　　 ｀＼
　　　　　　　　 くУ/∧ﾍ////////// 　 　 /　　 　 }/ﾍ＜　　　　ヽ＼ヽ､、
　　 　 　 　 　 ////∧∨////////｛　/　 /　　　　 |//ﾊ⌒ヽ　￣｀>/∧´￣｀ヽ､　　　　　　　　　　　　　_ ノ ）
　　　　　　　　{////　ヽゝ////////／　 /　　　　 ｲ///ﾊ、　　 　 '/ ハ　　　　　｀ ー──-rrx、 ＿／　 ／
　　　　　　　　|////　 ハヽ＼＼∨/　 ／　　　　　/////小ヽ､、_＿____ 　 　 　 　 　 　 　 //￢'´ 　 　 く
　　　　　　　　|////, /　 ∨ ヽ丶ー=《′　 　 　 ,///////　ヽ////////7ァｧ､、　　　　　//　　　､　｀ヽ　ヽ

　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　 　 　 　 |  ―――さて。聖杯降誕ということは、先のアサシンの言通り我ら以外の陣営が堕ちた証左。　　|
　 　 　 　 |  地道な道程を歩みながらも、この私が優勝したという…　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

　　　.　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　　 　 　 　 　 　 　 _,.. ┐　 |　|　／　　＿,,,...---
　　　. 　 　 　 ||￣ ''''ー-...__　　　　 　 |..　　　　　　_,.．-‐'''"~　　.|　 ..|　| 「￣ 　 .|
　　　. 　 　 　 ||　　　　 　 　 ￣''''ー- ___,.．-‐'''"~　　 　 　 　 　 .|　　|　| |　　　　|
　　　. 　 　 　 ||　 .ー－--　....,,,,,____　 |　　　　　　　　　　　　　　 |　　|　| |　　　　|
　　　―--,,,___||　 | ┌ --　 ..,,,,,__　 |　|　　　　　　　　　　　　　　 |　　|　| |　　　　|
　　　＿＿＿ .||　 |　|　　 　 　 　 |　|　|　　　　　　　　　　　　　　 |　　|　| |＿,,,,--|--''''
　　　====┐ .||　 |　|　　 　 　 　 |　|　|　　　　　　　　　　　　　　 |　　|　| |　　　　|
　　　　 　 ||　 ||　 |　|　　 　 　 　 |　|　|　　　　　　　　　　　　　　 |　　|　| |　　　　|
　　　　 　 ||　 ||　 |　|　　 　 　 　 |　|　|　　　　　　　　　　　　　　 |　　|　| |　　　　|
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　　　　 　 ||　 || 　|　|　　 　 　 　 |　|　|　　　　　　　　　　　　　　 |　　|　| |--'_ ,、[| [| 　.,､＿_　　_
　　　　 　 ||　 || 　|　|　　 　 　 　 |　|　|　　　　　　　　　　　　　　 |　　|　| | / ハヽ、　 //､7/　.//　 、　　　　「.|　 .「.|
　　　　 　 ||　 ﾛ(()==|　　　　　　 .|　|　|　　　　　　　　　　　　　　 |　　|　|  <／　　＼> .´ .//　//＿_」ﾍ　　 _　.l」　　l」
　　　　 　 ||　 ||　 |　|　　 　 　 　 |　|　|　　　　　　　　　　　　　　 |　　|　| |　　　　|　　 ／' 　 ‘ー―‐ V　ツ’　ﾛ　　.ﾛ
　　　　 　 ||　 ||　 |　|　　 　 　 　 |　|　|　　　　　　　　　　　　　 　|　　|　|,,,,....--- |----
　　　　 　 ||　 ||　 |　|　　 　 　 　 |　|　|　　　　　　　　　　　　　　 |　　|　　...＿＿_|,,,,,,,,,

.　　 　　　　　 ＿　　 ＿_
　　 　　 ／￣ : : ｀Y´: : : ￣＼
　　 　 ﾉ: : ／: : : : : : : : ｀ヽ : : ﾐ､
　　　/: : /.: : :/: : : : : : : ヽ: ＼: ﾐ､

.　　/: : / / :/ i　{ﾐＶｉ}:ｉ:ｉ ヽ＼ }: :ﾐ､
　 // /{ / :/ 人│　 |:|:ﾄ､ :l_刈 : .::|
　И/l И≠ナ-ﾐ|　　|从∠|L」: .::Ｎ
　　′} ,ﾊV< 何ｶヽ / <何｀>.:ﾄ､/
　　　ﾉ,ゞﾑ　｀¨´" 　|:.　｀¨´.::ﾑ八

`ｰ彡'／,:∧　　　 ､ j:::.　　.::/个ｰミ彡
ｰ彳/ .//爪＼　 z==ｭ 　／ﾉl li:lヽﾐ=‐'
.　И /.从ｌﾄﾐ､ ＼ 　　／_彡ﾉﾉl:l:l:Ｎ｀

.　　Ⅵ刈川込_ 　｀¨´　`-彡川Ⅳ
　　　┌|￣¨|三三王三三|¨￣h_
一¨￣＼:i:i:i:|┐三王三┌|:i:ｉ:/:i:ｉ:￣¨ｰ--､_
:i::i:i:i:i:i:i:ｉ:ヽ:ｉ:|:i|.三.王.三.|:i|:ｉ/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iｰ‐-､_
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:|:i|.三.王.三.|:i|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／｀l

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　　　　　　　 { .:/.:.:/:.:.:.:.:.:/.:.:,〈:.:.:.:j !ミｼ{:.:{i:. （
　　　　　　　 ﾚ'i.:.:/:.:.:.:.:.:ﾊ:.:/ ﾊ.:.:〈〈　　}:.:!i:.:i: }
.　　　　 　 　 乂.:{ ,.へ__} |=}≧丈z}_}　 {ｨ孑ﾊﾘ
.　　　　　　-=彡 ﾚ{ - i　 刈亠ｲ`ｿｿ　il圷ﾉﾘﾉ
　　　　　=≦三:.:.:.:ヽzｿ　ﾐ　　u　 　　 i|　′　　　　(ただのマスターか…)
　　　　　　 z彡:.:.:.:.:.:.:ハ　　　　　　ヽ 」ｲ
　　　　　　　/ ｨ.:}:.:.:.:.:こﾑ 　 `ー―‐'´:.:ﾐ=-　　　　ほう…サーヴァントという武器を持たぬ、ただの少女一人でこの私を止められるとでも？
.　　　　　　 {/ !:ﾊ:.:.:.､ミ=- ＼＿___/.:i:.ヽﾐ=-
　　　 　 　 　 |￣￣￣￣}―‐┴‐1^iﾊﾉ　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　厂`: : : : : : : : |:::::::::| ::l::| :|‐、　　　　|　  ―――何を言ってるの店員さん？　　　 |

　_　 -‐　´-: ､: ｀: :―-: :{＿_::j__j∧/ ﾑ` ‐-　. ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
´: : : : : : : : : : :＼: : : : : : ｜ }::ﾍ::::ヽヽ ﾊ: : : : : : : : :｀f´: ヽ
.: : : : : : : : : : : : :ﾉ: : : : : : :|i :|:::::::}::::::ヽ＼: : : : : : : : : l: : : :!
: ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : : |i :|::::::::ヽ:::::::', ﾊ: : : : : : : :/: : : :l
: : : `,: : : : : : : : : : : : : : : : !i :!::::::::::::}::::/|: :|: : : : : :∨: : : : :!
: : : : `,: : : :／ : : : : : : : : : !i :!｀:---ｚ'´::|: :|: : : : : : :', : : : : !
: : : : : :': :〃: : : : : :.: : : : : :!i :!::::＿| |＿:|: :|: : : : : : : ',: : : : |
: : : : : : V: : : : : : :.:.: : : : : :|i :|└‐┐ ｰ┘ |: : : : i : : :i: : : : |
: : : : : : :|: : : : : : :.:.:: : : : : :|i :|::::::::::| |::::::|: :|: : : : l : : :|: : : : !
: : : : : : :| : : : : : :.:.:.: : : : : :|i :|::::::::::|_|::::::|: :|: : : : l : : :|: : : : |

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　　 サーヴァントなら居る。 |
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

　＼ |////}i/, ||
| |ヽ ＼{ v⌒ヽ||　 ／'
V/ |　| 〉'　　　||∨ /

///∨<　　'⌒ヽ ∨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾉ　　　　　　　　　　＿
:///// }　 { {＼ ヽ}_　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/)_　／ ﾉ＿　 ﾉ　　　　／:. :. :. :.｀`丶､
:∨///∧ 　 ∨ヽ:}／|i　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _r'　　　　――＜　　　　 ｸ'"￣￣｀`丶､:.∨)
　∨///∧　＼ _ｿ込ハ　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _ノ(/ ﾊ　＼　 ヽ　＼__彡⌒　　　　　　　　 　 ): /＿＿＿
　　､///i　＼ :|｜ 皿 ∧　　　　　　　　　　　 ﾊ':./{:. :.从tｯ＼ゞ＼　)　　--＜＿＿＿　　　　　／: ｲ￣￣￣＼>　　　　　　　　　　 :＼ ヽ
　　 ＼∨////ト|=乂_,ﾘ∧　　　　,.　 ――∧{_{-{_{∧,／{ _' _ヽ } イ　＼':. :. ／￣￣　　　　／:. :. ノ～:. :. :.￣￣｀`丶､ 　 　　　　　ｉ:. ∨}
　　　　/////,ﾞ| | | | Y _彡>--＜　＿＿＿＿＿＿}　}_/⌒∨ Y￣＞――Ｖ――――=彡:. :. :. :. :. :. :. :. :. : ｀` :. ､、:. ＼　　　　　 |:. :. ,
　　　 /ﾞ　＼/,'| | ∨ |　／／ ／　ノ￣￣￣　-=ニ|__|ニニﾆ//ニ=-ﾍ==＼ : ＼⌒⌒ー＼＼:. :. -=ニ:. :. :. :. :. :. :. :. ｀` :. ､、　　　 | :. /
.　　　　　 　 ヽ| |　　个ｒ< （ノ_/⌒-=ミ　　　 /:／＿_ ＞＜_彡ニニ/ }ニ＞　＿:ヽ--､＿　＼＼:. ニ=- :. :. :. :. ―――＝ニ=--=彡:./
　　 　 　 　 　 | |　　 　 ~ :. ￣:＼＼:. :.＼___／(:. :. :.＼ ー/⌒≧＜_ノニﾆY:. :. :. /_ノ ＼: ＼ ＼＼:. :. :. :. :. -=ニ=-:. -=ニ=-:. :. :. :.人
　　　　　 　 　 l |　　　 /: ／￣￣＼＼:. :. /　　∨＼:. :V/　 ノニニ＼ニ 人:. :. :. :. :. :. :.:＼: ＼　　＼～～＝ニ:. :. :. :. :. :. :. :. :. :／＿＼
　　　　　　　　 |:|　 　 〈:./　　_／:. :. ＼＼ ～＜⌒Y⌒∨ ⌒7 ／￣￣ ７--＼ : :. :. :. :. :. : ＼: ＼　　＼:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ／⌒:. :. :. ＼
.　　　　　　　　 ｉ|　　　　　＜:. :. :.／＞:.＼＼￣7:. :|　 〈 〉)ﾉ' /======:/ : : :. : ＼ : :. :. :. :. :. : ＼: ＼¨⌒:. :. :. :. :. :. :. :. : ー＜:. :. :. :. :. :. :. :.
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／|ヽ

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　　　　　　　　　　／　／　　　.Ⅴ　/ 　lヽ.ﾍ　 ∧
　　　　　　　 　 /　 /　.／　ﾐ.Ⅳ|Ⅴ从 l　 ∨　　ﾍ
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　　　　　　　　 lﾊ lﾊ| l　　}　 .u {ﾆ. ﾟ .} l lﾆﾟ }´.〉人l
　　　　　　　　　 }　　 ヽ 〈　　 .u`:ｧt:′l lゞｲ./´
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　　　　　　彡´/ / /人 ≧七 i:´lr‐:‐:┴:サl|

　　　　　　l久　/ / / /|　 彡.|Y　　　 ￣　||
　　　　　　　彡从　乂　　弋ー.iﾆ　＿.__　　||

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　　 ＿＿＿_z -lﾄ、　　　　＿|..ヽヾェｭ-tｲj||
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.:.: : : : :／: : : : :／: :／: :／: :,: :.,.:.:.圧ﾐ彡
: : : :／: : : : :／: :／: :／: :／:.:/: :/狂ﾐ彡
:.:／: : : : :／: :／: :／: : :/: : :/: :/｀寸ﾐ彡
/: : : : :／: :／: : :/.:.: : :/: : :/:.:.:{:::::::::｀::::´
: : :/.:/: : :/.:.:. :∨.:. : :/:.: :;ｲ : : |:::::::::::::::::
: :∧:{.:.:.:/:＼:_/_＼ ;ｲ.: :/:::|:.ｉ: :|:::::::::::::::::::
:/ : ｀| ;ｲ: : : /|.: :￣圦:.:{ ::::|:.|:.:|::::::::::::::: :
{ : : : }'ﾐ|:.:,:./:::}x─┴=ﾐ:＼:Ⅵ:.|::::::::::::::: :
.:. : :/二Ⅵ{::::::::::＼　 {:i:}＼＼Ⅵ＼:::::::::::　　　　　　　　――――良かろう。これも神が賜りし試練なら、私はただそれに挑むのみ…！
: : ::{ {::::∧::::::::::::::::::`ｰ===今┘::＼{::::::: :
: : : Ⅵ/::∧::::::;-､::::::::::::::／:::::::::_:_::::::::::: :　　　　　　　　その圧力、並々ならぬサーヴァントと見た！

.:.:.: : ＼/::∧:::|　 ＼::::::;-─'￣ ∧＼:::::::::
＿＿＿＼:∧::＼　 }／　　 　 /::::|　}:::::{:　　　　　　　　だが、この身を屍に返すこと、何よりも困難と知れ…！
:i:i:i:i:ｉ:ｉ:i:i:|ili`xﾍ⌒ 　 　 　 　 〈:::::::|　|:::::|:
:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:|il王iﾊ＼　　　　　r=ﾐ＼ﾉ　|:::::|:

:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:|i|王ﾐﾊ::､＼　　 く:::::::::＼　 |::::|:::
:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:i:|il狂ﾐ小:::ヽ ＼ 　 ＼::::::::＼|::::|:::
:i:i:i:i:i:i:i:i:伐王小ﾊ:::::＼ ＼ 　 `ｰ─┴┴:
:i:i:i:i:i:i:i:i:iⅥ王小ﾐ＼:::::ヽ　＼ 　､＿＿＿

:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iⅥ王小ミﾐ＼::::＼　＼ ＼:::::::::
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:Ⅵ王小ミ三＼::::＼　＼＿＿.
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉⅥ王小ミﾐ三＼::::＼
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:Ⅵ王小ミ三三＼::::＼　.::::

　　　　　　　　　　　　　　　　　／ /　　　 ,.　 ――ｧ　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨∧
　　　　　　　　　　　　 　 　 ／　 /　　'"　 　 　 ／　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨∧
　　　　　　　　　　　　　　 /　　 /／　／　　 ／ ￣￣ ＞　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨∧
　　　　　　　　　　　-―　{　　,／　／ -―‐-　　_ ｀`丶､＿＿_　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∨∧
　　　　　　　　　⌒＞　 　 　 　 ／―‐=ミ　　　　　￣ 　―‐＜　　　　 　 　 　 　 　 　 　　∨∧
　　　　　　　　　 ノ　 ／　／　　　　￣￣　　　　 　 　 　 　 ／　　 　 　 ＿＿＿_　 　 　 　 ∨∧
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　　　　　　　⌒フ　/　 /　　/　 ＼　　　　　　　　　｀`　 ､、 ＞'":. :. :. :. :. :. :. : / 　 　 　 　 　 ∨∧
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　　 ﾊ）∨∨＼∧:.:.ﾉ /　 ,　八　　 | ＼　　￣￣　 ﾑﾊ:＼ ＼:. :. :. ／i　　　　　　 /:. :. ===ミ-==彡 ∨∧-／:. :. :. :. ＿＿＿＿_
)＼//　　　　　):∧:＼ｉ ∧　　|ヽ　｜　　　,　　 　 /|＼:. : ＼ ＼: 〈//}／|￣￣￣|:. :. {{:.o:.}}:. :.＼､:. :.∨∧＿＿／==========
ヽ　＼　　　　/ :/∧:.:.|/:∧　 | i∧ | 　 　 　 　 ' /_,/ ハ:. :. :. ー' //∧:. |　　 　 人:. :.￣￣:. :./:. ＼:. :∨∧:. :. :. :.￣￣￣￣￣
＼　　　　　　　( :/∧:. :. :. ∨:| 从＞　　´　　　ｲ ∨　　i: :. :. :. : ///- ∨ ￣￣￣ ｀¨¨¨¨¨¨¨´＼:. :. :. :∨∧:. :. :. :. :. :.／￣￣￣

　 ＞　　　　　 ノ///＞ ,,:. :.∨:. ｀`丶､　≧=イ　 /'　　 |:. :. :. : ///-=ニ＼- r―‐　　　　　　　 　 ￣￣ ∨∧￣￣￣
￣ ＼　　　 /:. : ＼/////＼:. :. :. :. :. : ＼＿＿／ 　 　 |/:. :. ｲ// |-=ニニニﾆ}　　 ＼　　　　　　　　　　 ∨∧
　　　 ) 　　 ｉ:＼:. oo:.――＜､ :. :. :. :. :. : ＼　 |'＼　　 io／ / / /|＼-=ニニ ﾉ　　 　 ＼　＿ _ 　 　 　 　 ∨∧
　　／ 　 　 |:. : ヽ:.ゞ':. :. :. (__):＼:. :. :. :. :. :. :＼＼ } 　 し'　ノ-〈〈/|＼＼＿|￣　　　　　　　　　　＼￣￣￣ ∨∧
￣ 　 　 　 ∧:. :. :.＼:. :. :. :. :. ≧=-:. _r------:＼⌒ヽ　／　　ｉ∨|＿}＿_人＿　　'⌒　　　　　　　|＼ : : :. :. ∨∧＿__r―――
　　　　　 人: ＼:. :. : ＼:. :. :. :. :. :. :. :人￣￣　　{::::::::::}　　　　ﾉ//|　 | ￣ 〈￣:. :. ニ=-　　 ＼　　, 　 ＼:. :. :. ∨∧／:. :. :. :. :. :
　　　　　　　∨^):. :. :. :.:＼:. :. :. :. :. :. :.:.＞ 　 　 乂_::ノ　　 ／///,|　 |　　　}￣　　　　　〔＿二> 　 　 　 ＼:. :.:.∨∧:. :. ￣￣￣

【直後戦闘判定　1のみ失敗】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾞ''-､.　 ...,ﾞ''-､.　　　　｀''-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀'-､. ｀ﾞﾍｉｺ;;､,　　　　.｀'-､

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀'-､.　ﾞ'''て　 ,ｨ　 ,ｲ .,.イ,.イ　　-、
　 : ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ゝ､　 ／/.／/ / // /　  　 .＼
　　 ヽヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 / ,././ / / /././　　  ＼ 　ﾞﾞt､
　　　 ヽ.ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 / / / / ././ /./-―ｧ　　 ﾞ'' 、`.ｌ､
　　　　 ヽ ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /./ /../ ./ '" ,.-‐ '"´ !t､.　　　.＼.ﾞ〈-,
　　 　 ヽ.ヽ .＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /./ - .'_´ ././/　　　　｀-,ﾞ'ﾐ-、　　 `-ヽ'､.
　　　.､　ヽ.ヽ　＼ .ヽ　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 __- ,.-　/ .// //　　 　 　 　 `'㍉＼ 　　 ｀､㍉
　.ヽ.､ .ヽ .ヽ,.ヽ　.ヽ. ヽ＼　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＿_-‐='".//././ .// //　　 　 　 　 　 ､ ｀'.ｌi ＼ 　　 ﾞ')i㍉
　　.ヽヽ. ヽ .ヽ.ﾞ‐　 `- ヽ ＼　 　 　 　 　 　 　 　 　 ￣´　　　 //././　//./'"　　　　　　　　　 ﾞヽ、｀ﾍ､＼.　　 ﾞ‐
..,　　 ヽ.＼ヽ　ヽ 　　 　 ヽ　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　/'ﾞ././　/'"　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾞ' !､、.＼ ＼.
. ヽ.　　.ヽ `' !､　ヽ 　　　 .ヽ　.＼　　　　　　　　　　　　　 　 　 /./　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ !､、.ﾞ'　.＼
　　ヽ.'､　ヽ. ..''ヽ　ﾞ‐　　　　.′　.ヽ,　　　　　　　　　　　 　 　 /./　　_,..ィ.　 　 ＿　　　　　　　　　　　 ｀ ㍉,
　　　ヽ.ヽ　ヽ.　 ﾞ　 　　　　　 　　　＼　　　　　　　　　　　　 /./ r‐'"-‐' 　 ／／　　　　　　　　　　　　　ﾞ' !､、
　　 　 .ヽ.ヽ　ヽ,　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　 　 　 //　/'"_ -/ ／／　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾞ' ㍉.
　　 .'､ .､ ヽ.ヽ　ヽ.　　　　　　　　　　　　.ヽ,　　　　　 　 　 /'　 r'"-'".／／　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾞ'
　　 .'､ヽヽ ｀'､ヽ　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　 '" ,. '"／
　　　 ヽ＼ヽ .ヽ＼　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　 ＿＿／ ／　＿＿＿,ィ
　　　　.ヽ ヽヽ　ヽ丶　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　  ｀ヽ＿_／　　 `――ｧ./
　　　　　.ヽ .ヽヽ　ヽ　　　　 　 　 ＼　　　　　　　　 ＼.　　　　　　 ＿＿＿_/./＿＿_,
　　　　　　 ヽ .ヽ　　ﾞ‐ 　 　 　 　 　 ＼　　　　　　　　 `'､　　　　　 ｀ヽ--―――--'"
　　　　　　　 ＼ ＼　 　　　　　　　　 　＼,　　　　　　　　 `-、　　　　　　　｀'､ _,ィ,..ィ
　 　 　 　 　 　 ＼ ＼　　　　 .､　　　　ヽ, .＼,　 　 　 　 　 　 ＼　 　 　 　 　 l ./| //￣!
　　　　 　 　 　 　 ヽ, 　　　　　＼　　　　 ＼　＼,　 　 　 　 　 　 ＼、　 　 　 l/　' /.／ 、
　　　　 　 　 　 　 　 ヽ,　　　　　 ＼　　　　 .＼. ｀'-、　　　　　　　　｀'-､　　　　  /'  .｀'-,ﾞ'-､
　　　　　　　　　　　　｀'ﾐ┐　　　　　＼　　　　 . ＼ . ＼ 　 　 　 　 　 　 ｀'-､　　　　　　 ｀'-, ＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀ !､,　　　　　 ＼　　　　　 ＼　 ＼、　　　　　　　　 ｀''-､.　　　　　 ｀'-､ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 `㍉＼　 　 　 ＼　　　　　 ＼ 　ﾞ'-､　　 　 　 　 　 　 ｀''-..、　　　　 ｀'-､ﾞ'-､

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__...__

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,,イ::::ヽ::::>､
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 爪::::{:::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　从ﾊﾄヾ:::::::::::::::N

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {ﾉイ::ヾ::::::ｿ:ｲ!　　　　　　……ああ、主よ。アンリマユよ…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　У,ｲ从::::::乂爻

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,..ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆｿ从从､:::::::爻　　　　　私はどうしてこうなった―――
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /ニニ三三三三三三ヾ三}ih｡､,,__
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〈三三三三三三三三三三三三三ﾑ
.　　　　　　　 　 　 　 /⌒i. 　 　 　 　 ｨ'三三三三三三三三三三三三ニﾆﾑ
　　　　　　　　　　　 i'　　{　　　　　　,,/三三三三三三三三三三三三三三三}
　　　　　　　　　　　 } '" i＿＿_ ｨ≦三三三三三三三三三三三三三三三三ﾆ>x
　　　　　　 　 ,....__.／.　 V三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ﾆ.价z､
　　　　　　　〈 /ヽ¨''=ヽ. 乂､三三三三三三三三三三三三三三三三三ﾄ三三三ニニ‐ﾄ、.　　　 　__
　　　　　 ,.....､''ﾄ,､__ﾉ__./＿ヽ:i,三三三三ﾆﾆ./ｲ |三三三三三三三三三ﾆ〉ヽ三三三三三ヘ､___､.,ｲ ﾉ
.,.....､ 　 〔.ノヽ｀ヽ=ﾐ　　　　 }:i:i三三三ﾆﾆ.У　　{三三三三三三三三三三ﾆ>､ヾﾆ三三三三ニﾆ|}　乂
ヽ、 〉⌒ヽヾ,　　,　 ,,/ ¨イ/:i:i三三三ﾆイ　　　　ヾ三三三三三三三三三三三ﾆﾄ､ ｀''＜三三三}}　　　＞‐''i
　 ヽ_`_　, 　｀>‐ニ''_厶イ:i:i:i'三ﾆ=''"´　　　　　　　《三三三三三三三三三三三ニ＞､ 　｀''＜,ｲｲー‐''"¨￣´
　　　　 ｀¨¨¨¨´￣ヾ:i:i:i:i:i:i:ﾉ=ｲ　　　　　　　　 　 /三三三三三三三三三三三三三三｀ニニニニﾆ==-
　　　　　　　　　　　　￣￣´.　　　　　　 　 　 　 }三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニﾆ=-
【言峰綺礼撃破】

　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾉ　　 ,
　　　　_ ... ＿ .... _　＞'"＿..ノﾘ
　. ＜. : ´: : : : :｀￣￣==-=≦__ .ノ
´ . : : : /. : : : : : ｀￣ミ=-ミ｀ミ、´
/: :' : : ' :!: :1 : :{!: :､ : : ＼: : ヽヽ 、
: :′./. : ' : i.:|: :| ﾄ､＼: : : ヽ: : .゛. ヽ
/': :/: :∥ : | |: :|_|_,)_:_＼: : :ヽ ､ '. ､゛,
: :/: : /′ ,:|'i{从i{'n/ﾊ}㍉; : :|. ﾚﾍ .i. ,
/: :／ノ: :/仆{ 　｀乂zｿ　ヾ ｿ!(:{:::. i}ﾚ

' ´／彡;./ 　 　　　　　　　´ 　`７ﾉﾘ
' 7´: :ノ/　　　　　　　　　　　　 ﾊ '
. {:: : :. {　　　　　　　　　　　　　　}　　　　　　……カルナ。

. 乂∥::.､.　　　　 　　 　 　 '⌒　′
: :／i!ー `::....　　　　　 　 　 　 /　　　　　　　聖杯は、願いを叶える願望機なんかじゃない。
'´.:_:ﾉ: : : : ,)）`:: ...　　　　　　　′

ニ.__; ; ;' ~　　　　　 .. ﾆ　=- ′　　　　　　　これは、悪夢の具現化だ。間違いなく正しい方向に願いを叶えてくれない…。
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧､　　　　　/乂_ : : ヽ.

:i:i:i:i:i:i:i:i.＼ 　 　〈≧,　ミｋ: :}
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i.＼ 　 v:i:i:i:..、 )ﾉ　　　　　　　　　私は、信じたものに裏切られた…。
ミﾐ ､:i:i:i:i:i:i:i:i:i.＼　v:i:i:i:i〉´

　　　　　　　　　　　　　│
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　　　　　　　　　　　　　│　　　　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　│　　　　 　 　 　 |  何よりもギルの約束を裏切ってしまう結果になってしまった…。　 |
　　　　　　　　　　　　　│　　　　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
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　　　　　　　　　　　　　人
　　　　　　　⌒ヽ{　　 (＿i）　　ノし／
　　　　　　　　　　　と　　　つ



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!:::::::::::,':::::::::,'::::::;:::::::::!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 !::::::::::,'::::::::,':::::::;::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　 　　 　 　 　 　 　 　 !:::::::::,'::::::,:':::::::::;::::::::::!　　　　　―――カルナ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　!::::::::,'::::,:':::::::::::;:::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 丿::::::,':::,:'::::::::::::;::::::::::厶　　　　 私はどうしたら良いの？
　　　　　　　　　　　　　_　_..。o-‐‐:::-ｰ=彡:::::,:':::,:'::::::::::::::;::::::::/　∧

　　　　　　　　｡o‐::¨”::::::::::::::::::::::::::::::::::,;::｡:::::':::;::':::::::::::::::::::::,／　｜ |
　　　　ー=彡:::::::::_.;::::o-‐‐::---==*'"::::::::::::;::'::::::::::::::::::,z*"　　　|　|

　　　　 ,｡*"_::乂::::::　-‐ 　--　--ミ::::::::o*'::::::::::::::::::,イ　　　ヽ　/　|
　　　 ｡ﾟ::′　　/:::;'　　　 　 　 　 　,≧::::::::::::::_.。o″ |　　　 　 /　 }
ｰ-‐彡　　　　.::::ﾉ　　　　　 _.。-=彡:::::-‐ ﾍ　| 　 　　!　　　　 i　　}
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【返答安価　下1～4】

【直後判定　判定値により…】
【そして今回はここまで。次回エピローグ予定】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／|ヽ

　　　　　　　　　　　　　 /ヘ／｀ー´　　　|ﾄー、
　　　　　　　 　 　 　 ／. ／　/　./　./ .|　　　 L
　　　　　　　　　　／　／　　　.Ⅴ　/ 　lヽ.ﾍ　 ∧
　　　　　　　 　 /　 /　.／　ﾐ.Ⅳ|Ⅴ从 l　 ∨　　ﾍ
　　　　　　　　 l　Ⅴ　/ﾍ、ﾐ´.ｲi/.r-ヾ. l l/‐､　.ﾍ　|
　　　　　　　　 lﾊ lﾊ| l　　}　 .u {ﾆ. ﾟ .} l lﾆﾟ }´.〉人l
　　　　　　　　　 }　　 ヽ 〈　　 .u`:ｧt:′l lゞｲ./´
　　　　　　　_z≦ 　}　　ﾍ 　 .u　__　　:ｩti　.|.〈
　　　　　　｀≧ / / / /　{_ 　 .:"ｨ:TT丁丁i||
　　　　　　彡´/ / /人 ≧七 i:´lr‐:‐:┴:サl|

　　　　　　l久　/ / / /|　 彡.|Y　　　 ￣　||
　　　　　　　彡从　乂　　弋ー.iﾆ　＿.__　　||

　　　　　　　　　l「￣￣￣￣ .ヽ∀´　　 ｀ヾ||＼
　　 ＿＿＿_z -lﾄ、　　　　＿|..ヽヾェｭ-tｲj||
-　　　　　　　　｀　ヽ｀　￣　 .|　＼＿￣__/ -　　　_
　　　　　l　　　　　　 ＼ 　　　|　l　 ＼ ∧∨ ｀ﾞ　 　 ｀＞　 ｭ、

【多数決安価】

【1：希望は有る　2：絶望しかない　下1～5】

【はい、安価参加の方有難うございます】

【それでは今度こそ今回はここまで。皆さんお疲れ様でした】

　　　　　 .／x--.､:＼
　　　 　 /／　　　＼::ヽ
　　　 __」'´￣￣＞-/^'ゝ..._
　　　　／:::::::／:::: ;ｲ:::::i::::::::::＞ ､

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　　レイ:::::/:::/:/‐'´!::i:::|:: ;L」:::i::::::::!
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　　　{:::;ｨ:ｈ/ {ﾋ:::::l ヽＡｱＴ＞､:/::::::l
　　　|/ .}! .{ゞ≠＝ " ゞ､か/"）}:: ﾘ　　　  【ただいま書き溜め中】
　　 /　rｲ　Vゝ._　　_　　 ｀¨/::::}／
　　　　ゝr-ｲ/ヽヱー-r‐＜ }:::/　　　　　  【週内までに投下できるように頑張る】

　　　　 /ゞ＜ 　< i＼}:i>＼}::/
　　　 /:::::::::::｀}　ヽi.:.:.ﾟ:i７ }:ﾚﾍ　　　　　　 【以上です】
　　 ./:::::::::::::::/　　|―‐|　.{　ｱ!
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　 ,ﾊ::::/〉:::/　　 　.|/ .}:| 　';:::::'.
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　　　 Ｗ^ﾚｲ}:.:.:/）＿;ハ:.:.:.{　　 j
　　　　　　　ﾋ_ｺ　　　　 ヒ_つ

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　　　　　　　　　　　　　　　{　　　　　　　ヽ
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　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::、::::＼
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　　　　　 .{/　//::::::/:::::/_/:小::::::::|_ヽ＿＿:::::::::::ヽ::l
　　　　　　　 l/l:::::::!:::::7ﾞ/ノ l|　Ｖ::|　 ＼:::::::::、::::: ｌ::|　　　　　　　　　　　　　　　 【しかし柔らかい文章って、どんな感じなんだろうか】
　　　　　　　　 |:: /|:::/:/　　j|　 ヽ|　　　＼:::: ＼::::!::＼＿
　　　　　　　　 |/　|;/l/x≡≡ !　i' ≡≡z．ハ::::ヽl＼:::::::::＼　　　　　　　　　　　【最近書いてるものが、硬めに感じられる】
　　　　　　　　r┬z/:.:|ー―‐ '⌒ ー―‐ ∠─-ﾍトr-く￣ヽ:＼

　　　　　　　r「「l　{: : :＼ 　　ｰｧ　　u ／///「 { ＼ヽ:.:＼　＼::＼
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:/V「｀ｰ＝　|ハ:{ 　 '　',:|｀:::::: i::|:::i
r|　ト､:: ｶ 、 ',::::|　ァ=z.､::::::::::|::|:/　　　　　【あ、書き溜め終わった】
ゝ.. L＿/ ﾉ‐-v‐ .か:::｀ｿｱ::::/:::|'
::!　 ー‐ '　　 丶 れ::::/ く::::ﾊ::::|　　　　　　【点呼してみて、人が居るなら投下しちゃおう】
::丶　　　　　　　｀ー-.- ｲ:/:::|:::i
:::::::::;丶.　 ｀　　　　　,ｲ:::|'::|::ﾊ/.　 　 , -,　 【という訳で、誰か居るだろうか？】
:::／:.:.|ﾉ ｀　T:,:Τ´::::/::/:::/::| r .　.／／
:':.:.:.:.:.|　　　 7:.:＼::::|::/::::/:: | i　' ´　ｰ ﾆつ
ヽ:.:.:.:.|ー-／:.:.:.:.:.:ヽ!':::::/::::/｀!　　　　ﾆﾆつ
､i´￣ヽ／,:.-‐‐-､:./:::::::|:::/:.:.:.ヽ ＿, ､ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,../´ ヽｰ―――--　､
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　 　 　 .!:::::,ｲ::::::::|:::::::::::|::l _　　　 !:|､::::::::::::::| 　 　　＼::::::::::::::ﾄ､:::::l::::::|　　　　　　【良く時計を見てみたら二時半だった】
　　　　 |::::/ |::::::::|:::::::::!:|::| ＿＿＿l:! ヽ ::::::::| ._＿＿__＼:::::::::| ,!:::::|:::::|
　　　　 | /　|::::::::,!:::::::::/|' ヽ'√｀ヽ|　!　ヽ: :l ´!￣√ l'７|ヽ::::::|´ヽ: !::::|　　　　　　【体内時計がガバガバな>>1を除いて、さすがに皆寝てるんだよなぁ…】
　 　 　 |/ 　 !::::/ ヽ:::::! |::::::'､ヽ_＿! 　 　ヽ: !　ヽ/___ﾉ |:|:::ヽ:: |-‐ﾍ|::::|
　　　　 ＿＿ヽ:|　 ヽ:::| |::::::（"＿＿_）'ー‐.ヽ!（＿＿__･|:|::::::ヽ|:::|::::::::::|　　　　　　【素直に明日にしよう。という訳でお休みなさい】
,. -‐ ' ´＿＿ ｀ 丶､ ヽ! !::::::::ヽ､,. -‐ '"￣￣￣ ｀丶＜!:!::::::::::|::::l:::::::: |

‐　'"´　　　　｀ヽ､　 ＼ |:::::,. ''´ ,. -‐ ''´￣￣ ｀ '' ‐- ､｀ヽ: : ト ､!:::::::::|
　　　　　　　　　　＼＿∨´　／　　　　　　　　　　　　　｀'ヾ. |:.:.:,｀　､ |

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ヽ　　　　　　　　　　　ヽ　 　ヽ　　　　　　　　　　　　　　r--┴､:.:.:.:.:.:.:.:.',
(｀丶､　　　　　　　　　 ヽ　　 ヽ　　　　　　　 　 　 　 r--｀=-　 ヽ:.:.:.:.:.:.:!
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ヽ ---‐'､　　　　 　 　 　 ヽ 　　ヽ　　　　 　 　 　 　 　 ｀丶､　　　 ＼:.:.:.:.＼

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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::', 　　　【もう少ししたら投下開始】
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「泣くのも悲しむのも構わないが、オレに決断を委ねるのは止めよ」
縋る様な声を振り払うような声音。淡々とした調子は崩さずに、あくまでオレはオレらしく振る舞う。
仮令、この時が共に歩める、或いは最後の時だとしても、それでも自らが担う役目は履き違えない。

「オレはオレの道を征く。それは何故か。それはオレがオレだからだ」
当然のことだろう、と毅然な態度を保ちながら続けた。

「ならば、お前はお前の征く道を自分で決めねばならない。それは――」
「……私が私だから」

オレはその通りだ、と頬を微かに緩めて頷く。少女の胸中で酷く冷たい陰気が有ろうとも、己の選択は己で掴み取るべきなのだ。

佇む頭上で今もなお、天上の杯が呪いと怨嗟の海を脈動させようとも、
その地獄の具現により胸に懐いている願望が打ち砕かれようとも、人が人らしく前を進むのであればその根幹を揺らがせてはならない。

「―――これで全ての希望も約束も潰えたと主が折れるなら、そこまで。
だが、お前はどうしたい？ただその心に従え。どのような結論でも、それはお前が選び抜いたお前の道。
いかなる結論が待とうとも、オレはそれを尊び、そして受け入れよう」

「………」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 我ら
重々しい沈黙が流れ、時を消費していく相対する主従。
従者は石像のように微動だにせず佇み、少女は小刻みにその肩を震わせる。対照的な構図だった。

漆喰色に染められた荘厳な礼拝堂の天蓋に見えるのは、極彩の輝きを持つステンドグラスと、尚もその熱を滾らせる地獄の釜。
釜は開いた扉から流れ込む冷気を呑み込み。周囲には毒煙のように一切の容赦をなく、その呪詛を撒き散らす。

―――ピチャリ。
侵食する漆黒の雨。まだその釜を囲うかのような少範囲ながらも、床に落ちては生々しい獣の舌なめずりのような音を立てる。
そして飴細工のように瀞かしては、物質を構成するありとあらゆる要素を、虚数へと還す。

其処は紛れも無く、地獄の再現地帯。そんな中に、我らは居る。
この地獄と膠着の時。変化を生じさせる一石を投じるのは、少女でなければならない。

「……私、は」
絶えも絶えに、桜色の唇が言葉を絞り出す。オレは、ただ耳を欹て紡がれる答えを、静かに待つ。
暫くの逡巡。その伏せられた頭(こうべ)の中には、どのような思考が紡がれているのか。果てに如何ような結論を掴むのか。

それを知ることに、今は神経を研ぎ澄ます。

「……私は、それでも―――この想いを諦めたくない」
「―――」
声を窄ませて、少女はそう告げた。オレはその言葉にただ瞠目し、二の句を継げずに居た。

「………この答えが間違ってるのは分かってる。みっともない足掻きなのは、分かってる。それでも、私は諦めたくない…」

掠れながらも、それが答えだと少女は言う。瞳に覗かれるのは、狂気でも正気のそのどちらでもない。
どこか冷ややかなくすんだ光が湛えられながらも、その瞳の渦の底には彼女らしい強気が微かに見える。

「……そうか」

見開かれた瞼を閉じ、告げられた言葉をただ受け入れる。

―――現実と願望の境界線のその線の上に、少女は立つことを答えとした。
現実は、この歪んだ杯の破壊という選択。願望は、自らと共に歩むことを良しとした者を、自らの傍に存在させる。

ともすれば、ふとそのどちらかに傾きそうな脆さを感じる、そんなどちらでもない答え。
……それが答えならば、やはりただ従うのみ。ホウ、と静かに息を吐いて緩慢とした早さで眼を開く。

「ううん。カルナ、やっぱりなんでも―――」
「よい」
咄嗟に、自己否定の言葉を続けようとする少女を、手で制した。

「それがお前が選びたい―――否、選んだ言葉なのだろう？
言ったはずだ。いかなる結論が待とうとも、オレはそれを尊び、そして受け入れよう…と」

「で―――でも、どうやって？この聖杯に願うことは間違い…！きっと私の願いは曲解されて受け入れられる…！」

声を荒らげながらもそう言った彼女は、再度目を伏せる。

「ならば、聖杯を歪ませている物を取り除けば良い」
「無理…！聖杯を汚染してるのはあのアンリマユだ！全世界の悪の象徴の神だ！」

らしくもなく尚も声を荒げる少女。黒い絶望を散布する釜を背にする少女は、恐慌を言葉と顔に滲ませた。
それに呼応して釜から煮だった泥が、一際大きな気泡を放つ。そして器から漏れ出た泥は、少女を穢そうとゆったりと零れ落ちる。

迫る惨劇を前に、逡巡することもなく少女の背に出る。そして巻かれた風で外套を勢い良く翻し、その泥を完全に弾く。
汚穢の泥はまとわりつきこの鎧を溶かそうとするが、その怨嗟の熱が決してオレと少女に届くことはない。

飛沫が跳ねて、辺りを焦がす。しかし、この外套という絶対的な不可侵の領域の中に居る我らは、何事もない。

絶対悪であろうと、神であろうと、この護りを犯すことは不可能。そこに貴賎はない。

「オレには、この鎧には神も王も関係ない。等しく無力。そして―――それを代償とするこの光槍は、尚のこと」
紅蓮に包まれた少女の肩がピクリと震える。表情は、刹那に驚愕に彩られた。

「……マスターよ。自身の手に負えなければ他者を頼れ。頼れる者達との絆を結んできたはずだろう？」

言い聞かせる様にそう言って、思いを巡らせる。
魔により世界の法に干渉する魔法使いの少女、人を形成する液体を悦とした青年、貴族の立場と父の立場の中で揺れる男、
舞台衣装に身を包んだ今は亡き紅い剣士、人類最古の頂点に君臨する英雄王、かつてオレの知らぬ場所で共闘したという誰かの魂を秘めた幼子。

少女を是とする者は、戦争の最中で結ばれた絆はこれほど多く。救いを求めれば、誰もがその手を引く。

「―――無論、オレも絆という名の信頼と忠誠を捧げるつもりだ。さあ、もう一度問おう。お前はどうしたい？」

/

私の頬に、光芒が差し掛かる。縋るべき答えと、求めていた言葉に圧倒的な全能感を感じて、ただ震えた。
あんなに遠かった世界が、今はこんなにも近く感じれる。届くことはない世界に、届くという事実は、心をとにかく打ち付ける。

浮かんでいた眉根の縦の皺が、緩やかに解れていく。強張った身体を、清く涼やかな意志が優しく包む。
黒い絶望に満たされていた心を、隙間なく白いものが塗り潰していく。続いて、循環する血液が沸騰するかのような錯覚。

色を失った瞳には、爛々とした光が灯る。この強い息吹に敢えて名前を付けるなら、きっとそれは希望と言うのだろう。

「―――希望は有る」

例えるなら、天上の杯はパンドラの箱だ。届くことなどない奥底に、ちっぽけな希望を残している。
そこまでに辿り着くまでに、あらゆる絶望が私を待ち構えている。だが、その過程を強引に無視し、秘めたる希望という結果のみを手繰り寄せる。

無垢のはずだった杯を汚染するのは悪神。善悪二元論において、絶対悪とされる存在だ。
―――だが神ならば。彼の、鎧を引き換えとする神より賜った、神殺しの一撃に貫けない道理はない。

「ならば私は願う…。この想いを形にする…。黒い聖杯なんかじゃなく、透明色だろう聖杯に…！」
強く胸中に飛来したものを言葉にすると、彼は微笑を返した。

「あ……」
至上の輝きに一時の間、我を忘れた。
余り感情を露出させない彼が、今覗かせた喜悦は、彼と積み上げた戦いの記録の中で最も純麗だった。

翳ることを知らない、エッジのように鋭い瞳の鋼色。長く伸びた睫は、艶やかに表情を彩り、無造作に伸びた白髪が笑みと共に揺れ動く。
その動作の中で、ステンドグラスから碧々とした一筋の月光が、彼に当たる。

青の煌めき。白い軌跡。それは、元々持つ神々しさも合わさり、良く出来た一枚の絵画のようにさえ思えた。

「ああ、そうだ。希望は有る」

優しい声を響かせて。精神を高揚させる私を置き去りにするように彼は振り向く。

頭上に聳える黒い聖杯を眼前にした彼は、虚空から取り出した槍を真っ直ぐに構える。
芯の篭った屹立、ピンと伸びた背筋。その背は、雄弁に私の言葉を待ち侘びていることを語っていた。

「……スゥ」
深く酸素を掬い上げ、意識を切り替える。喉の奥が緊張によりへばりついていたが、声を押し通そうとすることで引き剥がしていく。
―――紡ぎ出せ、最良の答えを。言葉にして、言霊にして、全ての令呪と共に！不可能を可能とさせるために！

「三画の令呪を重ねて命じる！カルナ、その神殺しの槍を以て聖杯に宿る悪神だけを貫け―――！！！」

声が枯れるほどに強く強く叫ぶ。手の甲の痣が強く光を瞬かせ、身体に巡る熱をありったけ吸い取って、次の瞬間には何もなかったかのように消えた。
確かに放たれた、指向性を帯びた魔力の塊は、私の手からカルナの元に乗り移った。瞬間、彼から魔力の奔流が迸る。

熱く激しい、彼の気性とは真逆の激情的な炎熱がジリジリと肌を打つ。しかし、肌が爛れることはない優しい温度。
寧ろ冬の寒さと、絶望に凍えたこの身には暖かいとさえ感じられる。

「ああ―――その傲慢、強欲……確かに聞き届けた。アンリマユ―――この世全ての悪よ、活目せよ」
冷たく低く、彼は続けた。極上の拵えをした紅蓮のマントが熱によって、徐々に溶け出す。
緩やかに侵食する焦げは、随時槍の穂先から奔る熱に呑み込まれていく。絶対的な守護性を見せつけた鎧を対価に、神殺しの一撃必殺が練り上げられていく。

「絶望の神よ、絶滅を知る時が来た。それがこの一刺―――」
突如として橙色の光を放つ槍が、弾けた。そしてその代わりに、太陽の如き熱気と眼が眩むような輝きを放つ、一本の大槍が彼の手元へ顕現する。
それが握られると共に奔流は一層強まり、ただ立っていることさえ辛くなる。そのまま、彼を中心に放たれる熱風に呑み込められて吹き飛ばされそうだ。

それでも、彼の所業を見納めるために近くにあった柱を支えとして、倒れることを堪える。


　　　　　　　　　　　　　ｳﾞｧｻｳﾞｨ・ｼｬｸﾃｨ
「―――焼き尽くせ、日輪よ、死に随え！！」
絶対者を殺す絶対の一撃が、今放たれた。
私はこの光景を、決して忘れることがないように終始瞼を開くことに専念する―――

/




構えた槍の先から鮮黄色の熱線が、一条の光となって突き進んでいく。そして、聖杯の僅か手前へと到達した時、光は停滞した。
一条の光が、その先の停滞する光に送り込まれる度に、膨張していく。やがて、宝具の解放を終えた頃には大きな球体が産まれていた。

光は熱く、そして何よりも強かった。礼拝堂と聖杯、そして我らを照らす様はさながら太陽のようだ。
赫灼たるその人造太陽は、数瞬後に幾数もの光の帯を伸ばし、そして聖杯を包み込んだ。

常識を遥かに超える温度と、神秘と神殺しの特性を秘め―――そして令呪の後押しにより、宿る悪神だけを浄化していく。
この世のものとは思えない、女性と男性の声音が混濁した唸り声が耳朶を打つ。

『ああああァァァァ……殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す。死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね――――！！！』
泥から浮かび上がる髑髏による、殺意と憎悪のみで形成された呪怨。

だが、それは届くことはない。立ち昇る灼熱の渦の中で絶叫を上げながら、やがて完全に呑み込まれると虚空へと消えていった。

渦が消えていく。その陽炎の向こう。黒に染め上げられていた杯は、確かに純白の輝きを放つ無垢な色に一変していた。

「……終わった、んだよね」

この光景と結果を再認するために、呆然とした様子で少女はオレに尋ねた。

「ああ、終わった。ここに有るのは、お前の望みを叶える正真正銘の願望機。
祈れ。英雄王との約束を果たすために、かつての戦友であるセイバーに事の真意を伝えるために、間桐桜と共に歩むために。
飽くなく、果ての知らない欲を余すことなく満たせ。オレが応えたように、この杯もお前に応えるだろう」

少女はコクリと頷いて、オレの前に出る。そして傅いて、手を合わせ静かに願いを口にした。
オレはふっと安堵の息を漏らして笑みを浮かべた。ここに此度の聖杯戦争は、終止符を打たれた。だがオレ達は、まだまだ在り続けなければならないだろう。

―――主が、それを望むのならばこの先も変わらない。令呪の有無など関係なしに、少女に迫り来る害敵を打ち払うために。
そう、オレは変わらない。少女との関係も変わらない。何処までも、その傍らに矛として存在し続けよう。

それが、変わらぬ道を選んだオレの答えだ。

◇◇◇◇



「―――んじゃ、まぁこの街のことは任せるわ」

ソファに腰掛けた青子。その視線の向こうには机に両肘を立てて、その上で両手を口元に運んでいる時臣。
青子は、時臣にふわりとした軽い調子で告げた。
表情が読み辛かったが、翳りを見せる眉根から複雑な心境であることを伺わせる。

やがて時臣が重々しく口を開いた。
「……本当に、行くのかね？青子くん」

「行くわ。行かないと、どんな眼に合うか分かったもんじゃないし」

「……すいません」
青子の隣に腰を据えた白野が、頬を掻きながら申し訳無さそうに言った。対して、青子は快活な声で答える。

「良いのよ良いのよ。追われる身っていうのも、中々スリルがあって楽しめるじゃない」

「……本音は？」

「貴女はサーヴァント三体を侍らせたり、桜ちゃんは元々封印指定確実でありながら、貴女と共闘した前世の記憶を蘇らせた。
何だそりゃとか、無茶苦茶だとしか言いようがないわねー」

表面上は穏やかな笑みだったが、背から立ち昇る黒い気が収束して般若の顔を浮かび上がるのを、白野は幻視した。

「……ごめんなさい」
再び萎縮して、ただ謝ることしか出来なかった。
その言葉を聞いた青子は、穏やかな笑みをそのままに黒い気を流散させて、縮こまったその背を撫でる。

「スリルがあって楽しめるってのも本音よ、はくのん。
それに困ってる友人を放っておくとか、やるって公言したことを捻じ曲げる選択肢の方が、私には有り得ない。
だから、私に素直に助けられて良い。遠慮せず、どんどん頼りにして良いのよ？」

「青子さん…」
感極まった白野の声に、青子は満足気に頷いたあと机に置かれたティーカップを口に運ぶ。
最後に残る渋い苦味さえも堪能して、優雅な所作でカップをソーサーの上に戻した。勿論、音は立てない。

「そういうことよ時臣。私は、私達はここを出なければならない。桜ちゃんのことは任せなさい―――傷の一つも付けさせない。
ま、それでも心配すると思うし、定期的にここに帰って来るわ。そん時は宜しく」

暫くの思索の後、時臣は「ふぅ…」と溜め息を吐いて、承諾の返事を返した。

「……確かに君の魔法使いとしての異能を以てすれば、桜の身の安全も保証できる。大変歯痒いが頷きざるを得ない、のだな。
ああ、分かった。君に我が子を預けよう」

―――扉の向こうで、小さな肩が跳ねた。

「桜…そこで聞いているのは分かっている。これからは青子くんと、そして岸波くんの世話になりなさい。
何か有ったり、彼らと自分の手には負えない問題に直面したのであれば、私を尋ねなさい。
君が何であろうと、私の子で有ることには変わりがないのだから。凜と共に待っているよ」

「お父様……」

アメシストの光を湛えた双眸から、一滴の雫が零れて頬を伝う。涙が、床に落ちる前に薄暗い闇に溶けて消えていった。
自分は、間桐桜でありながら間桐桜ではない。それでも、父親の情を注ぐ時臣に、桜は感極まっていた。

抑えた嗚咽が、耳を澄ませば聞こえてくる。

「うん。やっぱり冷酷な魔術師として振る舞うアンタよりも、父親然としたアンタの方が良いわ。凜ちゃんもきっと同じこと思ってるわよ？」

「全力で善処をしよう。私は、魔術師である以前に彼女たちの父親なのだから」

「ん。その調子なら心配する必要はないわね。安心して行けるわ」

談笑に絶えず笑みを浮かべていた、青子が徐ろに立ち上がる。その視線の先。漂う大気以外に何もない筈だった空間が、蠕動するかのように蠢く。
ポッカリと開かれた空洞。奥底が全く見えないその深淵は、手を伸ばそうものなら身体ごと飲み込まれてしまいそうな、不気味な印象を受ける。

「………」
「………」

誰も口を開くことなく、魔法使いの奇跡の行使を見守る。やがてその漆黒の空洞が徐々に、色彩を得ていく。
―――空洞から漏れた秋口の乾いた風が、頬を撫でる。生い茂る草原、新緑に萌える木々。
吹かれた風により葉と草が擦れ合い、せせらぎにも似た音を奏でる。

拓かれたこの世界が、白野と追従する従者達と、一人の幼子と、空間と時間移動を可能とさせる魔法使い達の行く世界。

「行くわよ」
「―――はい」

白野が決意を秘めた言葉を返すと、
扉の向こうから桜と黄金の甲冑に身を包んだ男と、細々しい体躯をした青年と、赤い演劇衣装に身を包んだ少女がゆっくりと彼女の元へと集う。

そして、それぞれが抱いている想いを吐露する。

　　　　i　　　　　 　 .|:　　　|:|　　　　 }:　| 1
　　　　{　 　 　 　 　 }:　 ,　}... /　　　.|　" .| ､
　　　　ヽ　　　　　　 |:　/ / .:/　　}　 |　　 ﾚ |
::＼　　　＼　　　　 　 :/ / ::/　　/　 '.　 /　 '
　　ﾐﾍ＝=　＼　　　 :/ ,_ｗＷ１／ﾌ　　/ 　/
　　 ｆ､　　　　　`ヾ=　´　　　　　　|,i.　/　 /,　　 行くぞ女。我と対等に生きることを選んだのだ、立ち止まっている暇はないぞ？
　　／　　　　　　　　　　　　　　　 =､/　 ／
　.y` ≧=-__､　　　　　　　_ -‐_‐ﾆ´ ｿ /　　　　 芋虫の如き緩慢な行進を見せようものなら、対等関係なぞ呆気無く崩れ去ると知るが良い！

|ﾆ;' . ヾ ゞﾆｿヾ丶　　 ／代ﾆｿ　ﾃ　/ﾆ､
|( ヾ　 `ー‐ ´　　 　　　　ー¨―′ｿ__} |
∨ｒヽ　　　　　　　　　　　　　　 　 /iｿ/
　＼2',.　　　　　　　ｌ　　　　　　　/ｖノ　　　　　　　　　　　　　　　_　　　=

　　yﾅ'i,　　　　　　..′　　　　 ／う{　　　　　　 , -= _　　　　ｘ＜´　　　　　 ＞
　　||_|ﾝ＼ 　 ｀￣::こ::￣ 　.／ト|ｌ　|　　　＞ ´≦i　　 `i´　　　　　　　　　　　　　＞
＼ |ﾙ´∧::＼ 　 　 　 　 ／　 |:＼し､ ／／iiiiiiiiii/　　　 }　　　　　　　　　　　　　　　　＼
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　／:i:i:i:i:i:}　 ヽ　　　　　　　　|i:i:i:i:i:＼ /　　 ＼　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }
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ゝ:i:i:i:i:i:i:i:i:v-＝＝￣￣＞ｘ_ ,>:i:i:i:i:i:/ 　 ／　 　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/

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　　　　　　　　　　,　〈{　 　 　 　 　 　 　 ! 　 　 !　　　!　　　 _＿
　　　　　　　,ﾊjﾚ/ 　l|　　　　　　　　　 ! |　　 　! 　 　!　 ／i:i:i／
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　　 　 　 　 ﾔ:| fラ 　 　 :、 、　　 ヾ｢｀ヽX､X `　｛　 |:i/
　　 　 　 　 　 j　　 　 　 　:.　:.　　　i ,,ｲx､＼　　/ 　 !:i　　　  マスターはマスター。お主は奏者…。中々に複雑だがまぁ良い！
　　　　　　　　 { 　 　 　 　 |　|_| ;.　 ! 眄）;.ヾ.　/へ､〃
　　　　　　　 　 Y　　 　 　 i　i jハＮ　｀¨′　:/ ／i:|　　　　　 余は、お主達にただ付き従い愛でるのみよ！
　　　 　 　 　 　 |　　　 i")/ 才 .、　　 ヽ　　 }:i:i:i／
　　　 　 　 　 　 { 　 　 |´　〈爬ソ 　 　 ／ﾉ　!ﾝ
　　　　　　　　 　 ﾞﾐ､､ {χ、 ｀¨　　 　 ´"゜_.ノ-ｰ-.._　　　　　　　 　_
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　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |:::::::〃ヽ{　斗ｆ癶Ｙ　　　）／　 芹癶从ハ:::: |
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 八::::{　 　 《 込zノ　 　 　 　 　 込zﾉ 》　 }:::: |　　　付いて行きます先輩、青子さん。
　　　　　　　　　　　　　　　　 ノｲ::::::乂_　　 　.:.:.:.　　　 　 ，　　 :.:.:.　|__ノ::::: |
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l:::|::::::::∧　　　　　　　　　　　　　　　八:::::::|八　　 特に先輩、もう寂しい思いはさせません…。
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |八:::::::::::丶　　　　　 、　　,　　 　／:::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼{＼::::＼　　　　 　 　 　 ／ |:::::/}:::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼{个o｡ 　___　 　イ}::::人/ ﾉイ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌ｒｖノ| 　 　 　 　 　 ﾄｖｒ┐
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　　　　　　　　　　　 　 ／ 　 /i　 ､　　　　　　　　　　　 ヽ.　　　 　 　　_ ≧s｡　　　　―――これがお前の望んだ答え。望んだ結末。
　　　　　　　 　 　 　 ,　　　 / .|　　＼　　 　 ≧s｡ 　 　 　 ＼　　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　/ 　 　 , 　 :,　　:,. ＞'　, .､7 ､　≧s｡　 　 ヽ.　 　 　 　 ＼　　　　なるほど、欲深いがそれもまた良い。
　　　　 　 　 　 　 /.＿　　i!　 　 ､　 :,　r'　ｔ::ﾂ`'ｰ　`'≪ ヽ.=-　ﾑ　　＿ ＞=-
　　　　　　 　 　 　 　 /　.ｲ　　 　 〕ﾄ､＼　　　　　　　ﾉ ﾉ￣　　　　　 ｀ヽ
.　　　　　 　 　 　 　 /／　!　　　 ﾉ　　`　 ､　　　　　 ・z=ｭ､　ヽ＿,ム=一'　　　　　　我らは、令呪という繋がりがなかろうとも、その意に従おう
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾚi 　 く　　　　　 　 　 　 //　i! i! 》,　 ﾞ:, . . ｀ヽ
　　　　　　　　　ｬー ､ﾉ!／. |　ﾄ､ `:,　､ _ , 　 　 　 .j! {　.i! i! .ﾑ￣ . ≧s｡ ＼　　　　　そう、誓ったのだからな
.　 　 　 　 ＜￣. .｀ヽ　ｬ:､. .レ'　ﾞ:,∧ 　 　 　 　 ／i! {ニ} :{ニi} . . . . . . . . . . ,
　　　　　ヽ￣_,ζ´. . . . :, ＼. . . . . . ﾞ:,　　_,.z :く,.z*ﾏﾑ. i! i!　.i} . . . . . . . . . . .:,

　　　　 _,ノ Σ. . . . . . . . :,. . ＼. . . . . .` ´　r=く: : :ﾞ:,ﾏﾑ.} i!　.ﾘ. . . . . . . . . . .. i}
　　 ＜. . . . . . . . . . . . . . .`､. . .≧s｡ . . . . . } ﾏﾑ : : : ゝ=zz*' . . . . . . . . . . . . }
　　　　＞ . . . . . . . . . . . . . `､ . . . . . ≧s｡. .}!　iﾘ : ／　 》 . . . . ､ . . . . . . . . .i!
　 　 Σ . . . . . . . . . . . . . . . . .＼ . . . . . . . .≧s｡{r'’＿ノi} . . . . . .＼. . . . . . ..i!

―――少女は、満面の笑みを浮かべて彼らと共に空洞の向こうの世界の大地を踏みしめた。

これは、少女が希望を望んだが故に掴み取れた結末―――……

ふと。暖かく穏やかな熱を感じて、見上げてみれば雲一つない蒼穹の中で太陽が祝福するかのように燦然と輝いていた。





.

変わらない者と変わりゆく者が居る。交わる筈のない不変と不可逆は、確かに志を一つにして続いていく。
仮令、その先に絶望が有ろうとも。太陽は輝き、そして少女のために槍を振るい続けていく。

そして、絶望から転じる希望を少女に施していくのだ―――。

　　　　　 　 　 　 　 　 /i
　　　　　　　　　　　　/ .l　　 　　　 ｡r≦　￣　７
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　　　　　　　　  ﾚi 　 く　　　　　 　 　 　 //　i! i! 》,　 ﾞ:, . . ｀ヽ　　　　　　　 　 　 　 /: : : : :. : : : : :.､　 丶　　'　　.ｲ: : :{
　　　ｬー ､ﾉ!／. |　ﾄ､ `:,　､ _ , 　 　 　 .j! {　.i! i! .ﾑ￣ . ≧s｡ ＼　　　　　　　　　 /: : : : : : '，: : : : .＞ ､　 . . ＜: {: : : :.
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  Σ. . . . . . . . :,. . ＼. . . . . .` ´　r=く: : :ﾞ:,ﾏﾑ.} i!　.ﾘ. . . . . . . . . . .. i}　　　　　 : : : : : : ｡o≦ﾆﾆ心 : : |´　　}ﾆ≧o｡ _: : : : V

 . . . . . . . . . . . .`､. . .≧s｡ . . . . . } ﾏﾑ : : : ゝ=zz*' . . . . . . . . . . . . }　　　　 　 : : : .ィﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}: : !､ 　｜ﾆﾆﾆﾆ7ヾ: : : V
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【カルナ編　Happy End　～望んだのが希望であれば～】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　,.／
　　　　　　　　　　＿　　　　　　　　　 !　　　　　　　 　　_,._ｨ／
　　　　　　　　'´￢‐､｀ヽ　　　　　　　|l　　　 　 　 ,. '',~‐ｧﾞ´｀
　　　i　　　　 　　＿┌───┐　　l::l　 r┐　 ./::/:／＿　　 　 　 　 i
　 　 l'､　　　,.:':´:::::::::｀ヽ　「｀ヽ│ 　 l:::ｌ　l　| ／;ﾞ::,'´::::::::::::::｀ヽ 　　　,.'!
　　　';::':､　/:::::;‐'"´￣`|　|　_ l_| ＿ﾉ::::乂　|_:_::|::::r'"´￣｀ヽ;:::｀,　,､'::/

　　　 ヽ;:::`:::::/ 　,. -.. ､|　|丿|. / r､ ヽ`┐┌〃´_｀ヽ,.. ‐ ､　ﾞ;::::'´::; 'ﾞ
　　　 　 ｀ヽ:::{　/'´￣ヽ|　_　 !_{　 }:|　|;;;ﾞ|　|.ｲ　f;;;;i　i'´￣ヽ　}:::/´
　　　　　　 ヽ;'､　　　　 |　|｀; |'ﾞ冫'´,　|;;;ﾞ|　|`| ┌─┘ 　 　 /,:'
　　 　 　 　　　`'ｰ　　　|　|:::ｌ」ｲ　/ l　|/ |　| _ｉ　! 　 _　　 ‐''´
　　　 　 　 　 　 　 　 __ｊ　〔＿:{ 　じ　「八　`人 `ｰ'/
　　　　　　　　　　 　└ｧ‐n‐┘ﾌー'＾ｰ{ _cｹ´ r iー'n_
　　　　　　　　　　　　fr､}f ﾄr＜ｬvァ::rﾆ､「lr‐ｬ| |‐< r′

　　　　　　　　　　 ／ﾄ''_）!_7cﾞ{ ヽ∧ｊ_l:l_|ｊ_|〉,くｊ_|ﾞl_{_ｿ
　　　　　　　 　 ／:／ 　 　 ￣(_ｿ 　';:::;'
　　　　 　 　 ／／　　　　 　 　 　 　 V
　　　　　　ノ／

0。そして1へ。4。そして5へ。

　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　 |　  ―――頑張って。　　　 |
　　　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＿_　＿＼
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 __,,. . -‐-ミﾒ､ヽ}
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＞ ::::::::::::::::::::::::'‐-ミ__
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　　　　　　　　　　　　　　　/イ ::::::::::::::::::::::::::/7|: ∧ﾉ

　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |∧ ::::::::: / ::::/.」ﾊ/|ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 Ⅵ从/イ|/　　　ﾉ　　　　　―――頑張ります。先生、白野お姉さん。
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |ニニニ=-〈 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／7ニニニニニニ=-　,,_　　俺は、秋葉のために…頑張って行きます。
　　　　　　　　　　 　 　 　 ／二|ニニニニニニニニニﾆ=-
　　　　　　　　　　　 　 -ニニニ|ニニニニニニニニﾆ／ニﾆ|
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　　　　　　　 　 　 　 |=∧|ニニ:|二二ニニﾆﾆ＼ニ/二ニﾆﾆ∧
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　　　　　　 　 　 　 r''=二:|ニニ:|二ニニニニニニ',ニニニニニ/
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　　 　 　 　 　 　 /ニニニ∧ニニＶニニニニニニﾆ',二ニニﾆﾆ|
　　　　　　　　　/ニニニ二∧ニニＶ二二二ニニﾆﾆ',ニニニニ|

　　 　 　 　 　 /ニニ二二/ 　 ､ニﾆＶ二二二ニニニｉ二二二 ∧
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　　 　 　 　 /ニニ二二/　　 　 　 ∨ﾆＶ二ニニニﾆ∧二ニニﾆﾆ|
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　　　　 　 |二ニニﾆ／/ニﾆ＼彡ｲﾆ｢ニニニニニﾆ／∨ニニニ＼(
　　　　　　`ｰ=ニニ=--=ニ二ニニニニニニニﾆ／二ﾆ∨二二ﾆﾆ∧

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　　　　　 　 　 　 　 〃／＞ l　　　 .i　 .∧　　　　　　丶　　　　 ´　　　　　　　―――我らの悲願を果たすのも良し。
　　　　　　　　　　／: : : ＞　　＞　 .l　　　ヾ,,　　　　 ,;;,,　ソ´
　　 　 　 　 。ｓ＜: : : : : : : : : ＞　　＞　　　 ヾ; ; ,、/; ; ;/　　　　　　　　　　　自分の意志に従って戦うのも良し。
　　　 。ｓ＜: : : : : : : : : : : : : : : : : :＞　　＞　 ヾ; ; ; ; ;,/
　s＜: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ ／＼　}ヾ;_;_{　　　　　　　　　　　　 桜と競い合うのも良しだ。凜。お前の好きなように戦いなさい。
.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼　.{./　>sュ

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､　　　　　　　 _　＿　　　　　　　　,､
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝﾏ'::::::::/:::::::::/ミｼl!::::::::l:::ヽ:::::､::ヾｼ__::::ヽ'

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≦ﾏ;::::::::::l::::::::/　　　ｌ::::::::i:::::l:::::::l::::ﾏﾆﾆ＞:､ヽ

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::j:/!::/´_/　　　　 j l:/　ｌ__ｌﾊ:/ｌ::ﾊ!:::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l::!'::l::jイ笊fﾐ　　　　/ 芥rﾊヽ　ｌ'}:::::::::::::::::::::l

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::::::::ﾍ 　Vﾘ　　　　　　Vシ　 　 ｼ､::::::i::::::::::l!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::;::::l.ﾊ　 ｀ 　 i 　　　　 　　　　/ ﾉ::::::l::::::::::j:!　　　　　はい！お父様！
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　　　　 ,　:　:.|:　:　:　: |:.|　　　　 ∨:|　Ⅵ_,,.斗-‐:,‐-:　:　:　:|.:　: :,
　 　 　 |:　:　:|　:　: |: :ﾊ:!　　　　　Ⅵ''"| | 　 l|　　∨:　:|:　:..:|:　:　|
　 　 　 |:　:　:|　:　: l: :l,,|レ 、　　　リ　 リ 　 ﾘ＿__ Ｖ:..:|:　:..:|:　:　|
　 　 　 |:　:　:l.:..:.γl'"| ||　　ヽ　　/　　ﾉ　〃￣￣｀ Ⅵ!:　:..:|- ､: |
　　 　 ﾉ:　:　: , : : : Ⅳ! ﾘ ＿　　　　　　　　　　　　　 | |Ｖ:..:.:|'´ Ⅵ
　　　 ,小:　:　::, :..:..:| |レ'´￣｀　 :,　　　 　 　 　 　 　 リ ∨,ﾉ　　リ　　　　何でって？だってこれ殺し合いなんだろ？
　　　 || ∨ : ｖﾊ: : :.| ﾘ　　　 　 　|　　　　 　　 　 　 　 　 | | 　 }　}
　　　 ||　∨:, :ｖﾊ:..:.|　　　　　　　{　　､　　　　 　 　 　 　 リ　 / ｲ　　　　 俺は人殺しなんかしたくないんだ。
　　　 ﾘ 　乂∨ｖﾊリ　　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　 　 　f　ｎ}_}:|
　　　　　　　　{｀ヾ＼　　　　　　　　　 　 ,.　　　=ｧ　　　　j¨¨!ﾉ:..:|
　　　　　　　　 ､　 　 :.　　　　　 ,， _,. ´-‐　 ,.　´ 　　　 /|: : :.∧|　　　　 どうしてもって言うのなら、別の方法を模索したいかな。
　　　　　　 　 　 ＼｀¨　、　　 　 ＼＿,.　　'"　　　　　 　,ﾉ: :ﾊ{
　　　　　　　　　　　｀ー‐ ､　　　　　　　　　　　　 　／===ﾐﾘ
　　　　　　　　　　　　 　 ﾏ＞ ..　 　 　 　 　 　 　 　 ｉ:::::::::::}:.:＼
　　　　　　　　　　　　　　ﾉ: : : ﾊ｀ 　 .,　　　　 ／　　|:::::::::::|:.:.:.:.:＼
　　　　　　　　/≧ｭ:､　　　｀ヾﾄﾊ 　　 ｀ ―‐ ′　　│:::::::::|:.:.:.:.:.:.:.:＼

　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　 |　 ……私はただ知りたいだけだ。主に問いたいだけだ。　 |
　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,ィ⌒ー,､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ノ . : :: ::::::.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ｿ.: :.:::.:::::::.. ,ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾘ:::.::::::::::::::::::､　　　　　―――私のような歪な存在が、何故この世に生を受けてしまったのか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾝﾍ::::!:::i::;ﾊﾒゝ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _..厂Vヾﾊ八ﾄ゛　　　　 ただそれだけのこと。
　　　　　　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,．´.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀`ヽ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ:.:.｀ヽ:.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;:.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.:.:.;;;ﾍ;;;;ﾉ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.:.:.;;;;;;Y;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.:.:.;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/|;;;;;;;;;|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{:.:.;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,';;;;;;;;;;|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.;;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,';;;;;;;;;;;;!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:;;;;;;;;;｀};;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　>､;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /.:.;;ヽ;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;/;;;;;;;;;;;/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＿_　　 　 　 　 ／.:.:;;;;;;;;＼;;;;;;;;;ヽ/;;;;;;;;;;;/
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／.:.:.:.:.:.:＼＿____／.:.:.:;;;;;;;;;;;;;;;;;,＼;;;;;;;{;;;;;;;;;;/;．
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ .:.:.:.:.:.:,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ;;f‐!/＾ヽ;;;;，

　　　　 　 　 　 　 　 ＿＿＿_／＼／.:.:.:.:.:.:.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ! i| }_,､};;;;l
. 　 　 　_r―一 ´￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ﾍ_〉〉》;;i
　　 　 ,⊃.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀´;;;;;!
　　ィ´.:.:.．･･⌒ｰ-､,ゝ―-､:.:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i

＜.:.:.:.／　　　　　　　 ,､＿_〉 :.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{
.　 ⌒　 　 　 　_　__.ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
　 　 　 　 　 ｰ､.:.:.／⌒).:.:.:.:.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
　　　　　　　 　 ∨ _ _ノ.:.:.:.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
　　　　　　　　　 ノﾍｲ.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__＿_

　　　　　　　　　　　　　　　 , -‐７　　/^７￢、
　　　　　　　　　　　　　　／　 /　　// /、 ｌﾄヽ
　　　　　　　　 　 　 　 , '　 　 {　　ｆ'　/ハ　l| ﾘ
　　　 　 　 　 　 　 　 /　　 　 j　　| 〃ﾊ　}ﾊ!′
　　　　　　　　　　　 //　　　,ｲ{　　|ﾉjノ ﾚく |
　　　　　　　　　　　/,'　ﾉ　人｣|　 ｌ|　　 __,.ｲ|　　　　　　……この際言っておくわはくのん。吊り橋効果って知ってるかしら？
　　　　　　　　　　 / ／　 /　,|{!　 l|　　__/ l !
　　 　 　 　 　 　 ／, '　 /　/ | ヽ ∥ { ﾉ　ﾉﾘ　　　　　　貴女の恋心は、本当は真実じゃないんじゃない？
　　　 　 　 　 ／／ 　 / ／_,ﾉ　 ＼!　ヽ＜ﾑ、
　　　　　　／／/,′ //´　　＼_ ＿　　,ﾕ　　 ヽ
　　　　 ／／　//　 /ﾊ、　　 　 ＼.__`_＿）　 く |　　　　貴方達が出会った経緯とか考えてみれば、私はそう思う。
　　　／／ 　 //　 /｛,　＼ヽ 、　　　　 　 　 　 ＼
　 ／／　 　 /,′ /　!　　　;^ｰ!　　　 -－-　__,.-‐ヽ
／／ 　 　 /　　 /　 | __ 　 !　｜　　　　　　　　　　 }　　　 _＿
／　　 　 /　　 /　/ К| ｀ｰ}.__ |　　　　　　 　 　 　 !　　／　　 ｀ 、
　 　 　 /　　 /　/　 　 |　　 ├ﾍ、 　 l　　　　　　 λ／　, /　　　 Y ￣`､
　　　 /　　 /　/　　/　}　 　 ﾊﾉ ﾉ＼ﾉ′　　　 　 ／　, -ｆﾒ　　　　 |　　　 ＼
　 　 ,'　　 /　/　　/　 ,′　 { ／　 く､_　　　　 ／　／　　{ヽ　　　　lｒｔ、　　　＼
　　/　　 /　/　　/　,' ｉ　　　｝　　　 ｝　`ｰ= ／　／　　　λ{　　　　 !ﾍ＼　　 　 ＼
　 /　 //　,ｲ　　/　/,｜　　 !　　　厶_＿ ／ ／　　　　　　ﾊ !　　 　 ! ＼＼　　　　＼
　｛　/ ﾊ /｜　/　//,' !　　｜　　 ｀}ﾍ「７ ／　　　　　　／　ヾ､　　　 V＿＼ヽ　　　　 ＼
　 V ﾚ　｛　 ! /　/{ﾊ{　|　　 !　　　！{ｒ-‐′　　　　　／　　　∧　　 　 ヽ.　　＼＼　　 　 ＼

　　　　　　　　　　　 　 ,..:::´:::::::::::::::::::::::::..＼::::::::::::::::::::::::::::::::...
　　　　　　　　 　 　 ,.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ':;:::::::::::::::::::::::::::::::::::..
　　　　　 　 　 　 .,.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∨:::::::::::::::::::::::::::::::.::.
　　　　　　 　 　 /.::::/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘;::::::::::::::::::::::::::::::::.:::
　　　　 　 　 　 ,':::::/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　 .i::::;ｉ|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';::::';::::::::::::::|:::::::::::::::::::
　　　　　　　　.:;:::刈::::::::::::i:::::::::l::::::::';:::::::::::l::::::|:i::::‘;::::::::::::';::::::::::::::::::l

　　　　　 　 　 ':/l::|l::::::::::::';::::::::|:::::::::i:::::::::::|ｉ::::Ｎ:::::‘:::::::::::::l:::::|:::::::::::::,　　　　　　……そう、なのかも、しれません。
　　　　　　 　 .ｌ':::|::l:';::::::::::::';:::::::';::::::ｌ|::::::::: l:';:_|_|:::::::l;::::::::::::|::::|::::::::::::::',
　　　　　　　 /|::::|::|ｌ‘;::::::::::.∨::::';::: l|:::::::::ﾅ'∨ Ｌ:;ノl::::::';:::::ｌ::::'::::::::::::::::,　　　　　でも、彼が居れば暖かいのは、揺らがない真実です。
　　　　　　 ./ .|l:::|::|l::::':;:＿､_:＼::乂l|::/:イ_≧=≠≦ｌ:::::::ｌ:::::|l:::':::::::::::::::::.
　　　　　　 l:|::.||:::';:|从ﾄ≧===ミ ￣　　　 "乂:::::::::ｌ.||::::::|::::ｉ|ｉ;::'ハ::::::::::::',
　　　 　 　 乂:∨:‘;::l:∧';弋::::::::〉　　　 　 　 ≧≠"||::::::l:::;':|∧!:::';::::::::::∧
　　　　　　　　＼:::::';|:::ハ　≧≠　　　　　　　 　 　 ||::::::l:::i::|:::::|:::∧::::::::::::::、
　　　　　　　　　 ＼::';:::::::::.　　　　　、　 　 　 　 　 .|ｌ:::::;::::l::|:::::l::::::ハ:::::::::::.丶
　　　　　　　　　　　＼:､:::::ﾍ　　 　 　 　 　 　 　 　 |:::::::::::':ｌ|ｌ::::';∧:::.丶::.＼:::..＼
　　　　　　　　　　　　 ’;＼::::::..、　 　 -‐　　　　 ／!::::;':::;::::l∧:.∨＼:::..＼:::＼::::::::::‐-....._
　　　　　　　　　　 　 　 .'.;:.＼::::::＞...　　　　 ..イ　..':::/:::;'::::;:::∧::丶ｌ:.＼:::..＼::.＼:::::､::::､:::
　　　　　　　　 　 　 　 　 ’:;:...＼:::::从:＞≦___/＜:':/.:::;':::::;::::';:::〉、:.＼:::＼::::::::::::.＼::::::::＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 ∨:::..＼ｌミz/:/乂∨:_//.:::/.:::::;::::::Y　　　､:::::::::::￣::≧ｘ＿_:､
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ';::::::::ハ 　 ｀Y⌒Y.7/.:::/.::::::;:::::::ｌ|　　　　 ￣／　　　＿__ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ;::::::|::::',　￣|＿///.:::;'::::::::;'::::::::ﾘ　　　 　 /　　／/ 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　∨ｌ|::l::| ／;'　//.:i::::::i::::::::;'::::::::/　　　.:　/ . ／　;′

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ';:l!::|:〈__/ .〈/.::ｌ|::::::|:::::::ｉ:::::::/　　.:/ﾉ.:/.:::/　　.′
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 l:|:::|:|　　　〈::::::乂::|:::::::|::::/　　　.l:{ /.:::/　 　.l

　　　　　　　　　　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　 　 |　 ―――どうする？ 　　  |
　　　　　　　　　　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

　　　　　　　　　　　　 　　 　　 -= 　 ^ｰ　、
　　　　　　　 　 　 　 　　,イ . : : : : : : : : : . .ヽ
　 　 　 　 　 　 　 　　　/. : : : /:.!: /. : ! : ﾍ: ､ :,
　　　　　　　　　 　 　 /. : : : /.: :|: |ﾄ､: !:ヾ. i!:}.:}､
　　　　　　 　　　　　/ . : : : ;{: l: |芯ﾃ从ｿ-ﾙ':/ }!
　　 　 　 　　　　　,ｲ . : : |: : 从ヾ. ¨　　 乞/:/ 八　　　　　……桜が出場するのなら、私も行かなくちゃならない。
　　　　　　　 　 ／ . : : : 八: :{､　　　_　 '　/ｲ:/
　　　　 　 　 ／ ; : :∥: : : { ヽ: ＼ 　 ¨　.ｲ: :{.　　　　　　　ただ、私達はイレギュラーだ。だから、なるべく手を出さないようにする。
　　　　　　／ ／ : / : :}_:_|: ﾉ ヾ: :≧ﾆ´_: |ヾ: ヽ

　　 　　, ｲ ／.: : :/.:／＼//＼ }:i! :〉　´ V､ }:! : 〉
　 　 　i{ ／. : :/ : ://///}X///y ﾉ{.＿ヽ }/}: : /
　　 　 〃: : : / :/ |/////ﾊ/≧{: {!:|//≧v//ヽ}＼
　　　　{{ : : :/: /. ∧////1///∧ﾊ!///.八///}: : ≧=--z＿

　　 　　}!: :/::/ . :} i| ////|/////y;}///　}!ヽ/{≧- _: : : : : : :ﾆ''=-. ．.
　　 　　i|: {: :{ : .ｲ.八////ﾄ､///ζ//,′ｲ|.i .}∧///≧==-　 __　,､＿:.｀ヽ
　 r一,ィ|≧ﾙ＼: :{!/ミ､//| |＼/////{ i / |ﾙ'/∧/////i}!/////}!}　^ﾏ_⌒)
　 | / ∧ ＼__＿V//X//.ﾙ:! :〈／///∨./////∧ー―---==´￣⌒ー´
　 ヾ./ /　　ヾミz ×//}.ｲ ｿ＼:}/////////////_ゝ
　　　＼　　　 ∨i!}///У　　　///⌒ー=≡=-≦_{
　　　　 ￣|≧=}Z/⌒´　　　　j／7777///////.N!
　 　　　　　　　　 　 　　　　 ////////{///////ハ

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　　/{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､＿ /{　__ ノ .乂＿＿,.ｨ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＞〈 /´　　　　　　　／
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｰ= ｧ'' ／　　　＜　　　　`''ーｧ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ノ　/　　{　　　 ｀ヽ　　　　乂＿
　　　　　　　　　　　　　　__ 彡　 ′/　i 　ﾄ､　　　＼　 `''＜
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 i　| .′ .| 　 ', メ､　　 ＼　 　 ＞　　　　　ふ―――心配性だな。余計なお節介になるかもしれんぞ？
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 }　! !　　ﾄ ､　',.tッァ､ﾄ..,, ＼'´
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 jﾊ} |ﾊ　{　 jヽ!　　 ﾊ八_ゝ´　　　　　　　 聖杯が浄化されたのならば、尚更だ。
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／/j//ﾄ!､ 　__　　 ｲi{｀ヽー-- ..,,
　　　　　　　　　　　　　　　〈///////:.ヽ´ﾆ｀イノ{:ヽ_ﾉ//////≧..､　　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ

　　　　　　　　　　　 　 　 　 }＼////ノ } ｀Y´ 　.ﾉ ヽ///////////＞　 | それでも貴方は従うのでしょう？カルナ。 |
　　　　　　 乂__人ノ{_从爻.人: : ｰ＜ ＿≧=≦　　　}////_,..＞イ　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　　_ソ: : : : : : ＞-- ８: Y: : : : : : : : ア　 _ノ ,.////{:::::::::::::{
　　　　 __乂: : : : : :.:/: : : : : :♀{: : : : : : :／､　/ 　 ///,／:::::::::::::::',　　　無論だ。
　　　　　ゝ: : : : : : : |: : : :: : :/: ｓ: : : : ／　　　 　 //／}:::::::::::::::::::::::.､
　　　　 ﾒ: : : : : : : : :}: : : : : : : : : ｰ∞po。.. （） .oイ　　j:::::/::::::::::::::::::::..
　　　　 ｝: : : : : : : : : ､: : : : : : : : : : ソ 　 °ﾟ ﾟ °　 　 }イ::::ヽ::::::::::::::::::＼
　　　　ノｲ: : : : : : : : : :≧z__: : : ／　　r_ｭ. ,:.:.:',　r_ｭ　　ﾉ::::::/ ＼:::::::::::::::::ヽ

　　　　　ﾒ: : : : : : : : : :: : : : : /:| |',　　　　 .{:.:.:.:}　　　∠::::::∧　　＼::::::::::::::::::.､__
　　　　　 从: : : :j人: : : : : : く:::| |:ゝ　　ｒ ﾌ乂ノ　i_ヽ　　}:::,: ∧　　　＼:::::::::::::::＼＼
　　　　　　　Y: : : : : : : ﾚ: : : ﾒ:::! |{　　　　　 〈〉　　　__.ノ:/:{　.ﾊ　　　　 X⌒ ー- イヽ
　 　 　 　 　 j人 : : : : : : : : :{:::::| |:しイ　　　　　　　　）::://:!　　.'　　　　　 ＼
　 　 　 　 　 　 ﾉﾊﾒ Yﾚ从Y:::::::{ {:::::::{　　　　　　　　,::://::,　ー-}　　 　 　 　 ＼
　　 　 　 　 　 /::::::::::::::/ 　に二 _ ヽ::',　 ﾄ.　　　__ノ:://::/　　　.′　　　　　　　 ＼
　 　 　 　 　 ./::::::::::::::::;　　　',:::::::::',. i::::ヽj::::}　　}::::::::!|::::′ ＼/＼　　　　　　　　　　:.､.
　　 　 　 　 /::::::::::::::::/　　　 .}::::::::::} }:::::::::::ﾉ__ ノ::::::::||:::{　　 .ｲヽ　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐…‐-　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　´　　　　　　　　　ー=ミ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:: /　　　　/　　　　　　　　　　　:.　　　　.
　　　　　　　　　　　 　 　 　 .:: :: ::　　　　′　　　　　　　　　　:: :.　　 　 ,
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 . :: :: :: 　　　|　　　　　:: |　 　 　 : :: |　　 　 |
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |/:: :: :: :| :: : |　 　 　 :: 八|:: ::│:: :: :| ＼　　|
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,ﾞ:: :: :: /:|￢/|::ｉ　 :: :: :/ :/|:: ::∧:: :: :|:: :: :>､:|
　　　　　　　　　　　　　　　, :: :: :: |斗-冬､|:: :: :: / :￢ト:/　|:: :: ﾘ-=7^Ｎ|

　　　　　　　　 　 　 　 　 厶イ:: 从 iJ::::ﾄ八:: ::./|/z斗-冬､!/|/};;,ノ| ┃ﾟ†　　　　　負けませんよ遠坂さん。いえ、姉さん。
　　　　　　　　　　　　 　 　 | ｉ∨iﾊ. V::ﾝ　　＼{　　 iJ::::::j　〉　 ﾚ^Y| ┣┫
　　　　　　　　　　　　 　 　 | i　::トj 　 　 　 ﾉ　　 　 V::ン 　 　 ´）j:ト┫┃
　　　　　　　　　　　 　 　 　| i　::i八　　　　　　　　　　　　　　 ´／┃┃┃
　　　　　　　　　　　　 　 　 | i　::i::: ::..　　　 _　_,　　　　　　ｲT´ :: ┃┃┃
　　　　　　　　　　　　 　 　 | i　::ｉ:: ::::i＼　　　　　　　　／|ｋ::i :: :: ┃┃┃
　　　　　　　　　　　　 　 　 | i　::ｉ:: ::::|(⌒>､　　　 　 　 ／　八:: :: ┃┣｢
　　　　　　　　　　　　 　 　 | i　::ｉ:: ::::[／/ _|〕T ´_,,.　　　／　 }: :: ┗┥|
　　　　　　　　　　　　 　 　 | i　::ｉ:: :リ　ﾉ＾YY^´ 　 _,, 　´　　 ∧:: ::i:: :i: |
　　　　　　　　　　　　 　 　 | i　::ｉ∠..__アﾍ| | 　 ／　　　　 ／ ∧|::i:: :i: |
　　　　　　　　　　　　 　 　 | i／二二7イ ｣_|l／ 　 　 　 　 ／　 ﾏ:i:: :i: |
　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾚ|∠二／//　|∧　 　 　 ／／ 　 　　ﾏ:: i: |
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,ん／／　//　/|　|＼___／／　　　　　　∨i: |

　　　　　　　　〃:.:.:._:._:У-:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼三三三}三!:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ三ソ

　　　　　　　 /＞三ア:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼三以三|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|爪
　　　　　 ィ升三三/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｨﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨三三 {:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|三》
　　　　　 ＼三三ﾏ:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:|＞ﾍ:.:ヽ:.:.:､:.:.ﾑ三三允:.:.:.:.:.:.:.:.:|夕
　　　　　　　｀}＞/:.:.:.|:.:.:|:.:|:.:.:{　　 ヽ:.}:.:.:ﾊ:.ﾙ:.:.∧ｿﾆ|:.:.:.:.:.:.:.:.|
　　　　　　　 ｿ三!:.:.:.:|:.:.:{:.:.､:.:.',　　　}ﾊ:/_}:升ﾉj　ﾚ}ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:|　　　　　　　それはこっちの台詞よ桜！
　　　　　　　/三｛:.:.:.:.|:.:.:ヽ: ﾄ､:.{　　 ﾉ ﾉ　ｿ / __,,/|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
　　　 　 　 ←┬ハ:.:.:ヽ:.:从乂卞ﾐ､　　　 ≠"￣　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{　/⌒　　　　私だって、この時のために修練を積んできてるんだから！
　　　　　 　 　 |:.:.:.:.＼:.:＼ﾑﾁ夭;爿　　　　　　 　 ||:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨ 　 |
　　　　　 　 　 |:.:. .: :.:|＼∧､　ゞ= ’　　､　　　　　ﾘ|:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.f　　 ﾉ
　　　　　 　 　 |:.:. :.:.:.|:.:.:.|:.:.ヾ､　　　　 _　 ノ　 　∧|:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:/　　.'
　　　　　　　　ﾉ:.:.:.:.:/|:.:.:.|:.:.:.:|:.＞..　　 　 　 　 , '　 |:.:.!:.:.:.:.:.:ノ　 　/'⌒ヽ＿
　　　　　　 ／:.:.:.:.:.// :.:.:|:.:.:.:|:.:|:.:.:.|夂r‐---≦===|:.:j:.:.:.:／　 ､ ノ 　 　 } 　ヽ
　　　 　 ／:.:.:.:.:.／〃:.:.:.:|:.:.:.:|:.:|:.:.:.|:厶｀￣￣　 　ノ:/＞'　 ＿　　/　 　 ;　　 , ＼
　　　 ／:.:.:.:.:.／　 弋＞＝ﾆﾆ)'ー┴ﾍ}　 (￣￣￣￣　　　　　＼/　 　 ,′　j　　｝
　　／:.:.:.:.:.／　　 /´|　　　　　　　　　　 /)`ー‐ｧ‐＝ー‐、　　　/　 　 /　　,′　!
,イ:.:.:.:.:.:.／ 　 　 /　 !　　　　　　 ＿__o//_o_／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.)ｰ-､ ヽ＿_ノ　　ノ 　ノ
:.:.:.(:/:.:/　　　　 ,　　{　　∨　　　ゝ―ｧ r‐／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/　 　｀　､_二ﾆ=<__.イ
ヽ:.:ヽ:/　　　　　|　 ｜　 /　 　 　 　 // 〃:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／　 　 　 　 　 　 　 　 |

純白の聖杯を求めて、彼らは進んでいく。競い合っていく。

その果てに、どんな結末が待ち構えているのかは、分からない。

―――こうして、世界は未知と共に進んでいくのだ。




【END】

　　　 ／:::::::; イ::::::::::::/::::::::::::::／:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::丶::::::::::::::::::::::
　　 ./::::::／ ./::::::::::::/:::::::::::／::::::／; ｨ:::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::/:::::::::::ヽ:::::::::::::::::
　　./::／　 ./:::::::::::::!::::::::::/ー-＜＿＿,:::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::/:::::::::::::::::l:::::::::::::::::
　 /／　　 /:::::::::::::ハ:::::/／x､　　/::::::::::::::::::::::::::; イ::､:::::::::; イ::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::
　 /　　　 .l::::::::::;ｲ::::::}::/」. ＼::＼/:::::::::::::::,　　´ ／::::::× 　 .|:::::::::::::::::::i::::l:::::::::::::::
　　　　　　|::::／ .|:::::/:::/__.　 ＼::＼::::::／　　 　l;:::::／　 ヽ　ｌ:::::::::::::::::::!::::l:::::::::::::::
　　　　　　|/　　 |::八:/ Z三三｀三ﾆ>､　　　　 .|／　　　　 7::::::::::::::::::/:::::l:::::::::::::::　　　　　終わったぜ。
　　　　　 /　　　 V::::/丶　　　　￣ 　 }⌒ヽ-　＿..　z=＝ォ:::::::::::::::::ハ:::::l:::::::::::::::
　　　　　　　　 ／:::::{　""｀ー---― '´　 {　　ミ三＝≡=ミ」:::::::::::／:::/!::::!::::::::::::::　　　　　それに伴い一部サーヴァントの操作権とマスターの操作権を解放。
　　　　　　　／:::::::::::丶　　　　　　　　　　＼　 ｀ヾ｀ヽ／:::::::､:::／:::::::/::|::/::::::::::::/
　　　　　 ／::::::::::::::::::::::丶　　　　　　　　　　 ＼　／ヾ｀ヽ::::ﾉ＿＿::/:::::|/:::::::::::/
　　　　／::::::::::::::::::::::::/:::::::丶　r──　､　　　^´　ー‐ｧⅥ´:::::::::::∠ヽ:::′:::::::/

　　 ／::::::::::::::／::::::::/::::::::::::::::＞　　　　 ヽ　　　　・ ./:::::::::::::::::／　　}:::::::::::::::{
　 /::::::::::::::／:::::::::／::::::, ｨ　´:.:.:.:.:.:.｀:, -　' .＿＿＿/:::::::::::::::::/＿＿/::::::::::::::::ヽ
　/::::::::; イ::::::::::／!::::／:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ー- ､　　 /:./:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼

　　　　　　　　　　　　　　,ｒ:-::‐:::-:.､
　　　　　　　　　　　　 　 |:/"￣｀ヽ::}
　　　　　　　　　　　__,.:-┴::─ｨ'ヽｊ/:‐:-.､
　　　　　　　　　,.ィ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ::.::.:.:.:｀ヽ、
　　　　　　　　,/:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.::ｉ:.:.:.:.:.::|:.:.:.ヽ､:::.:.＼
　　　　　　　../:.:.:.:.:.:.,'.:.:.:.:::ｉ::.:|;/|:.:.:.:|:.:|ｉ:.:.:.:ﾍ:::.:.:: ﾍ
　　　　　　　.ｊ.......:.:.:/:.:.:.::;-ｉ‐-　|:.:.:.:|:.:||‐-:.:ﾊ:::.:.:ハ
　　　　　　　l: : : :.:/:.:.:.:.:.:/|:.:|.　|:.:.::ﾘｊ/| ∨:.:.:|::::∧:|
　　　　　　　{:.:.:.::/:.:./::.:/__ｊ;/_　|:.:/　__!__|:V:..}:.:}
　　　　　　　∨:〃::/:.:./ｵ≡≡ ｊ;/　≡≡|:.∨::/　　　　　　　　終わってみると何を言えば良いのか分からなくなる。
　　　　　　　. ∨:.:/:.::/:.!（＿＿)== (＿__’):.:|;/

　　　　　　　　 |::/.:.:/::.:|､゛　　 ｰ'ｰ'　　 ィ|::.:|　　　　　　　　　 あっそうだ(唐突)。こんな今代はどうでしたか？
　　 　 　 　 /⌒Y⌒i＾Yヽ:.:ヽﾊｰ::':´::: :.:∨⌒i⌒i＾Yヽ
￣￣￣￣￣ﾞｰﾍ.ノしし'￣￣￣￣￣￣¨ﾞｰﾍ.ノしし'￣￣￣　楽しんで頂いたのであれば、とても嬉しいです。

面白かったけどちょいとご都合主義が過ぎたかな
まあ特殊がいっぱい出たししゃーないか

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 -‐＝=‐　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 　_　 　 i::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_/::::｀ヽ_ﾉｨ

　　　　　　　　　　　　　　＿,...:≦:::::::::::;:::::::::::::::::::::::≧:..､

　　　　　 　 　 　 ,..:≦　 ／:::::::::::::::::::::i::::;:::::::::::::::::::::＼:::::ヽ
.　　　　　　 　 ／´ 　 ／:::::::::::::::::/::::::ｲ:::!::::::ﾄ､:::::::::::::::::ヾ::::::.
　　　　　　　　　　　,.:::::::::::::::::::::斗‐y'､!:::i:::::::!　斗‐:::::::､::::::::::::.

.　　　　　　　　 　 /::ィ:::::::::::::::::/.j::/　 l:::l!::::::!　 ,j/＼:::::::::::::l::::i
　　　　　　 　 　 /´ /::::::::::::::::/z示圷 j/ﾍ:::::! z示ミｭ｡_:::::::::i::::l
..　　　　　　　　/　 ,:::::::::::::::::ｬ 仡//!i!　 　 ヾ　 仡/j:::!∧::::;:::::i　　　　　【>>269それは有るかなと感じてる】
　　　　　　　　　　 i::::::/::::::::ハzYゞ刈-､＿＿,z i::ゞ炒'　,}j/::::::!
　　　　　　　　　　 l:::/i:::::::::;⌒i! ｀¨´　 }}⌒⌒i　｀¨´ ．}}7::::::::::l.　　　　 【結局全部が良い方向に転がっていった感は拭えない】
　　　　　　　 　 　 jｲ:::!::::::/!.　乂＿_ ノ'　 ' 　 `　‐-　" i:::::::::i::i
　　　　　　　　　　　l::::!:::/:::!::.　　　 　 　 △　　　 　 　 .::::::::::l::|　　　　 【負の連鎖の後に、こう繋がるのは一種の台無しなのかもしれない】
　　　　　　　　　　　{:::jｨ:::::::i:人　　　　　　　　　　　　 人::::::::;:::l
　　　　　　 　 　 　 ﾊ::}:::::::::l:::::::≧:....　　＿＿_　....:≦ -/:::::/:ハ
　　　　　　　　　　/::ﾍ{ﾊ::::::|:::::::::::::::::::::}　 　 　 {::::::::::: /:::::/::i::!::i　　　　【他に意見とか質問とか有れば返します】
..　　　　　　　　　,::::::i {ハ::::|:::::__r-‐≦≧===≦≧-У::::∧::::ﾊ:l

　　　　　　　　　 i::::::l　,. :≦: : : :ﾟ｡　　 i三三У　　/::::::/:ヽj/　j!
　　　　　　　　　 l:::::У: : : : : : : : :ﾟ｡ 　 ﾟ｡三｡ﾟ 　 ,/i:::::/ : : :＼
　　　　　　　　　 l／ヾ : : : : : : : : : ﾟ。　 ヾ/　　 /:.:l::/: : : : : :/＼
　　　　　　　　／: : : : :＼: : : : :_:_:_:_i.　　 {　　 , : :_j':_:_: : : : , : : : ＼
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　　　 /:.／　　　　　　 ヽ
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ｀ヽ:-:':＾ヽ
::::::::::::::::::::::::;.-:'':´::::::::::::::::; ::::::::l｀`:丶.、
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:: :／,.-''/ ::::::::::::::::, '-‐〃!::::::::;!.:::::::::.丶
／'" :::/ ::::::::::::::／ 　 〃 l:::::::/:::.::|、:::ﾞﾍ
: ::::::::/ ::::::::::::;ｨ|　　__/′,' .::/::::::. :!ヽ::::ﾞl

: ::::::/ ::::::::／|::|　 示牙 ,': :/:::i:::::. :|　ヽ:.l
::::::/ :::::／::: :l::l　 | |:'::|./／::ｉ::,!::::. :l 　 ヾ!　　　　【うーん、これはない感じと捉えて良いのだろうか？】
:: /:.／ | ::::: ::!γ´ .l.Ч'゛`;::,'!ハ::: ,!　 　 |
:/:'ﾞ:.ヽ､| ::::: :|八 　''ｰ'　 ｌ.ﾊ:;|　 ',::;!　　　　　　　 【40分頃に次代設定、行きます】
: :::::::::/ ! ::: :::!'　 ` ""-‐'Ｙ 　 　 /
:::::::::./　!::::::::l　　　　　 ／
: :::: /ヽ,|::::::::l､＿_, ィ'l´

: : :/　 ヾ:::::::l　　　 l.｜
. :∧　　'､:::::.! 　 ,.-'.　!
:/＼＼,＿　|　 /　{`_⊥-､
　 　＼　　｀ヽ〈￣　　　_,.｣
'゛ 　 　 ´￣｀ヽV　　　　 ｲ

ご都合主義というより俺はぶっ飛び過ぎって感じがしたな
はくのんとエルキドゥのところとかさ

＼
::::::＼-――- ､
::::::::::::＼::::::::::::::＼
::::::::::::::::::':::::::::::::::: ＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ､
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,':::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::',
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:'::::|::::::::|
::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::ﾊ:::::::|
::::::::::::::::::::::::::／::::::::::/　|::::::|　　　　【>>272そういう意見は本当助かる】
､:::::::::::::::::／:::::::::::::::＼/:::::: |
::::ー―::´:::::::::::::::::::､ ::::＼::::|　　　　【ややかっ飛んだ思考を持った私には、今後書いていく時のセーフティになる】
::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::ヽ:::ﾙ':::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【これからもどんどん批評、批判オナシャス！】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【やっぱり書くなら、皆が納得出来て楽しめるようなものを書いていきたいですし】

0連発を無視して落ち着いた流れにされてもそれはそれで面白くないし
今回はこれでよかったとしか言えない

　　　　　　　　　　　　　　　/／

　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　 　 ,r:､
　　　　　　　　　　　　　 ,⊥.-.. ..､ ..,／.::.::|＿
　　　　　　　　　　 , .::'"::::::::;:::::::::::::::::::::::::l:::::::::｀_`::‐-. .、
　　　　　　　 　 , '::::::::::::::':::::::::::::::!::/::::::: l::::::::::::::::｀ヽ￣｀`丶
　　　　　　　　/::::::::／ﾉ:::::::_::_:::/::;{:;!:::::::|::::;::::::::ヽ::::::ヽ

　　　　 　 　 .i::::::::/／:::::::'´:::::/.;7 l'::::::::ﾊ:.:|､::::::':;::'､、::｀.、
　　　　　　　 l:::::/ｲ::::::::::::;∠/∠　,!::::::/ .!个l:::::::::';:::､ヾ::::',
　 　 　 　 　 |::/:/::::::::;:ィ｢｢示芥 /:::::/ _､|ハ:l::::::::::';::i.　ヾ::i.
　 　 　 　 　 /:/:::::／::|:|　ト::::::! /:::;/　＾}≧ｫ!|::::::::::l::!　　ﾞ'}
　　　　　　 /,ｨ;:イ`!:::::::!!（ ｀¨´;/; '＿,　か/∧::::::::::::!l　　　　【特殊判定…やっぱりな♂】
　 　 　 　 /' l':;.:人.!:::::::|""￣/'゛　'　ゝ‐‐ｿ:::j|::::l!::::::l!
　　　　　　　l:/:::::::::}:::::::ｌ　　　　 -　 　""j:::::l !:/ !::::;l　　　　 【0はクリティカル、00を特殊にして安定感を大事にやっていこうかしら】
　　 　 　 　 !'::::::::::ハ::::::l`ト ､　　　_ ..　イ:::::l l/　|::/
　　　 　 　 ,':::::::::/:::::;l:::::K、　乃「:::|::::::::||:::::;!　　 l/.　　　　　【でも、>>275もまた事実。どうしたもんだろう】
　　　　　 /:::::::::ﾑ＜:.:.l::::l:.＼＿ゝﾄ､!::::::|l:::::ﾊ
　　　 　 /:::::::/:.:.:.:.:.ヽ:.:l::::i:.: ヽ　｜:＼:|':::/:::l
　 　 　 /:::::::/:.:.:.:.:.:.:.:.ヽi.!::l:.:. ｀、.l:.:.:.:.:l:::/::::::ｌ
　　 　 ,:::::::::;':.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ^ヾ:|:.‐-ﾞ､|,:.-‐:!∧::::::|
　　　 ,::::::::::i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:.:.:.:.:n!:.:.:ｲ':.:.:l::::::|
　　　,:::::::::::!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.δ:.:.:.:.:.:.:ｌ:::::|

　 　 !::::::::::l:.:.:.:.:.:.:.:.｜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ｜:::|

あともう一個意見だけど補正や再判定が多いと感じたな
意地でも良い方に持って行きたいみたいな感じで
前の判定でファンブルになっても次の判定で帳消しとか補正+3とかはちょっと多いと感じた

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,../´ ヽｰ―――--　､
　　　　　 ､ｰ-　..__　　 ＿＿,. ‐'´:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､
　　　 　 　 ｀丶､::::::￣ ,..　'´::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　,.＞ '´:::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼

　　　　　　 ,.　'´／::::::::::::::/::::::::|:::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　／::,／::::::::::::::::::/::::::::,.!::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::';

　　　 ／:,. '/:::::::::::::::::::::/::::::::/ |::::|:::::::::::::::|､:::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::ヽ::::::::::::|
　　／:／ /:::::::::::::::/::::::l:::::::/　 |::::l:!::::::::::::| ヽ:__:::::::::::::::::::::::::!::::::', ::::::: |
　 /／　 /::::::::::::::/:::::::::!:::::/-､　l:::::!:::::::::::::l ''´＼｀ 丶::::::::::::::l::::::ﾊ::::::::l
　/'　 　/::::::::/:::::l:::::::::::|:::/　　　 l::::!::::::::::::::|. 　　＼:::::::::::::::::::|::::::::l:::::::|
　 　 　 .!:::::,ｲ::::::::|:::::::::::|::l _　　　 !:|､::::::::::::::| 　 　　＼::::::::::::::ﾄ､:::::l::::::|
　　　　 |::::/ |::::::::|:::::::::!:|::| ＿＿＿l:! ヽ ::::::::| ._＿＿__＼:::::::::| ,!:::::|:::::|　　　　　【>>279　>>1はハッピーエンド症候群だった…？】
　　　　 | /　|::::::::,!:::::::::/|' ヽ'√｀ヽ|　!　ヽ: :l ´!￣√ l'７|ヽ::::::|´ヽ: !::::|
　 　 　 |/ 　 !::::/ ヽ:::::! |::::::'､ヽ_＿! 　 　ヽ: !　ヽ/___ﾉ |:|:::ヽ:: |-‐ﾍ|::::|　　　　　【…なるほど。確かに思い当たるフシが沢山ある】
　　　　 ＿＿ヽ:|　 ヽ:::| |::::::（"＿＿_）'ー‐.ヽ!（＿＿__･|:|::::::ヽ|:::|::::::::::|
,. -‐ ' ´＿＿ ｀ 丶､ ヽ! !::::::::ヽ､,. -‐ '"￣￣￣ ｀丶＜!:!::::::::::|::::l:::::::: |

‐　'"´　　　　｀ヽ､　 ＼ |:::::,. ''´ ,. -‐ ''´￣￣ ｀ '' ‐- ､｀ヽ: : ト ､!:::::::::|　　　　　【公平的なGMがそれは不味い。気を付けなければ…】
　　　　　　　　　　＼＿∨´　／　　　　　　　　　　　　　｀'ヾ. |:.:.:,｀　､ |

､　　　　　　　　　　　ヽ　 ｀ヾ 　　 　 　　　　　　 　 　 　 　 |:l／:.:.:.:.:ヾ、
ヽ　　　　　　　　　　　ヽ　 　ヽ　　　　　　　　　　　　　　r--┴､:.:.:.:.:.:.:.:.',
(｀丶､　　　　　　　　　 ヽ　　 ヽ　　　　　　　 　 　 　 r--｀=-　 ヽ:.:.:.:.:.:.:!
.〉-｀､´._ 　　 　 　 　　　ヽ　　 ヽ　　　　　 　　　　　　( ' ｰ-　 　 ヽ:.:.:.:.:.ヽ
ヽ ---‐'､　　　　 　 　 　 ヽ 　　ヽ　　　　 　 　 　 　 　 ｀丶､　　　 ＼:.:.:.:.＼

／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　 |/
:::::::::::::::::／::::;::::::::::::::::::::::::::丶'
::::::::::::::/::::; ｲ:::::::::::::/:::::::::::::::::ヽ
::::::::､_::_∠　|::i::::::::/|:::i:::::::::::::::::::',
:::::::/:／　　 |::|:::::/ .|:､::::|::::::::::::!: ',
::::/く_＿　　.|::|:::/　.|ﾊヽ|::::::::::::V::|
:/V「｀ｰ＝　|ハ:{ 　 '　',:|｀:::::: i::|:::i　　　　　　　【マスター追加枠　間桐桜　遠坂凛　イリヤ　綺礼　しき】
r|　ト､:: ｶ 、 ',::::|　ァ=z.､::::::::::|::|:/

ゝ.. L＿/ ﾉ‐-v‐ .か:::｀ｿｱ::::/:::|'　　　　　　　 【サーヴァント追加枠　青王　紅茶　兄貴　アルクェイド】
::!　 ー‐ '　　 丶 れ::::/ く::::ﾊ::::|
::丶　　　　　　　｀ー-.- ｲ:/:::|:::i

:::::::::;丶.　 ｀　　　　　,ｲ:::|'::|::ﾊ/.　 　 , -,
:::／:.:.|ﾉ ｀　T:,:Τ´::::/::/:::/::| r .　.／／
:':.:.:.:.:.|　　　 7:.:＼::::|::/::::/:: | i　' ´　ｰ ﾆつ
ヽ:.:.:.:.|ー-／:.:.:.:.:.:ヽ!':::::/::::/｀!　　　　ﾆﾆつ
､i´￣ヽ／,:.-‐‐-､:./:::::::|:::/:.:.:.ヽ ＿, ､ヽ
:.ヽ:.:.:.:/:.´:.:.:.:.:.:.:.:.｀!::::::::::/:.:.:.:.:.:.ヽ:.:ヽ ｀

　　　　　　　／　　　　　　　　ヾ::)
　　　　　　 　 ＿＿＿__ /:ヽ-く:::--- ､
　　　　　　＜::::::::::::::::::::/::::::::::::::ヽ:::::::::::＼

　　　　　　　 ／::::::::::::::{::::::::::::::/:::::::::::ﾍ:::ハ
　 　 　 　 ／:::才::::::::::∧:::::::::∧::::::::::::∧ゝﾍ
　　　　　/／　/::::::::イ　V::::::l|ゝ!:_:_::::::::∧::::i

　 　 　 /　　 .':::::::::::/　　V::::ﾘ　ヾ::::::ﾄ :::∧::l
　　　　　　　 |::::::::::ｨﾃ! 　 V::lfﾃミ ＼}::＼::ヽ!　　　　　【ちなみにしきのひらがな表記は故意です】
　　　　　　　 |::::::f :l:ﾋj　　 ヾｌヒ:j　　|:::::|｀ヽ::＼
　　　　 　 　 .V＾ゝ::ゝ__ﾉ⌒ゝ ＿ ･）|:::::|_ノ:::!￣　　　　【(意味深)な感じ】
　　　　　　　　　　|:::>..＿_-＿＿_彡|:::::|::::::::|

　　　　　　　　　　|:::| |::::x≦|　 /＞:j:::/:::::::::|　　　　　【そしてアサシンプレイを汲んで、ジャックちゃんとハサン追加】
　　　　　　　　　　|:::| ∨ヽ:/|.ィ:.:.:.:./:/}:::::::::ﾊ
　　　　　　　　　　|:::{./:.:l:.:.}介ー‐:.ｼ:.:ﾊ::::::ﾄ､:ヽ
　　　　　　　　　　ヾlﾉ:./:.:〈ｲ:!:.:.:.:.:ｉ:.:.:.:.:}:::::|　ヾ:.､

.　　　　／／　　　　　 　 　 　 ＿／_,∠＿＿
　　　 /.:/　　　　　'" ￣￣ ヘ　　　　　＿＿　¨.二ﾆ=-､
　　　 {::{　　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀丶、
　　 　 ヾ　 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
　　　　　>′.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ.::.::.::.::.::. ＼-.::.::.::.::.:＼_.::.::.＼

.　　 　 /.::.::.::／ :.::.::.::.::.::.:: |.::.::.::.::.::.::.|::＼.::.＼.::.::.:＼｀＼|
　　　　|.::.:: /.::.::.::.::.::／|⌒:j.::.::.:.:::.::.:: |.::| _＼.::.ヽ.::.::. ヽ
　　　　|.::.:/.::.:: /.::.::.::.: | .:/ ＼.::.::.::.::.:ﾚﾁ斤| ﾄ.::.',.::.::.::.:l
　　　　|.:/.:,'.::.::|.::.::.::.::/|:/__　　ヽ.::.::.::|ち:::l:　l|:Ⅳ＼.::.j

.　　 　 Y.:/! .:: l.::.::.: / ｨチ行ﾞ`ヽ ＼八.Vﾋi, ﾉi::.l　　∨　　　 【あと、ジナコさんもマスター枠に追加】
　　　　 ﾚ.::|.::.::.|.::.::.ﾊfﾍﾉ:::::ハ　 }'´　　　""・}.::.ｌ
　　　　 lrｰゝ､∧.::.ｌ/八:V;少'' ノ　 　 '　 　 ｲ.::.|　　　　　　　【それでは、次がサーヴァントかマスターかを決めようか】
　　　　 j ＼　＼∨.::. ヽ, "、 　 　 -　'　∠ | ::.:|
.　　 　 ,'.::.::.（￣｀ヾｰ､_/　/、 ＿＿　／　 │ .:l　　　　　　　【人は居ますか？】
. 　 　 /.::.::.: (￣ ヽﾉ　 　 {＼　　　ハ丶 　│.::.!
　　　/.::.::.::.:r'¨`ｰt'　　　ﾉ.::. ＼ｰ‐'´|　 /＼∨ﾘ
.　　/ :.::.::.::. `ﾄ ー′　 ｲ ＼.::ヽ＼　|　/ 　 '.,
　／.::.::.::.::.::.:人ゝ､_　　 lﾉ　ﾊ.:.:}∨ヽ!./　　　 ',
/.::/.:::.:::.::.::〃　＼ ＼／　/） V　 　 l　　　}　 i
.::/|.::/.:::.::.::{{　　　＼＿／人.　　 　∂ 　　|　 |
/　V.:::.:::.:::.:::ヾ　　　　　 ｲ　 ｀_ 　 　 　 　 |　 ｊ

　　／:／ ／/::::::::::::::::::::::::::::::::l::.:∧::::::::::::::::::::Ｎ:::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::

　/／　／ /:::::::::/::::::::::::/:::::::::|:::l　 l:::::::::::::l:::::| ヽ:::::::､:::::::::::::::::::::ヽ:::ヽ::::ヽ::::::::
／　 /　 /:::::::::/::::::::::::::|::::::::::/|::l　　l::::::::::::l::::|　へー＼-::::::::::::::::::l::::::|::::::ヽ:::::
　　/ 　 /::::::::::l::::::::::::::::|::::::::::!,.|-|‐ ´ !::::::::::l:::|　　 ＼::.!＼:::::::::::::::::!:::::|:::::::::ヽ::
　 /　　j::::::::::::;|::::::::,::::::|::::::::「　l::|　　　!::::::::::l:.|　　　 ＼l　ヽ::::::::::::::::!::::|＼:::::l:::
. /　　 !::::::::::/ l::::::::l::::::|::::::::! 　l:|　　　　!::::::::l:|　　　　　}　　ヽ:::::::::::::!:::|:::::＼.｀
/　　　|::::::::/　|::::::::ヽ:::|:::::::;'　 .ﾘ　　　　　!:::: l|　 ´ニニ二ニュ:､:::::::::!::|:::::::「:､
　　　 j:::::::/　 |:::::::::ヽ:::|::::::|　ﾋ_二三､　　 !:::::|　　 ! : :: :: ::} l l::::ヽ::::::::!:「ヽ::|:::　　　　　【1：サーヴァント　2：マスター】
　　　 |::::/　 　|:::::::::ハ::|:::ﾍヽV ､。: :}　　　!::::l　 　○:: :: :」　 |:::!:::':,:::::N｀ l::|::
　　　 .!::l　　　 |:::::::|　 Ｎ:::l:ヽ　､': : :q! ､　　ヽj　ｒ　L:_:_:_/ ､　l:::!::::::',::::::lノ:::|:::　　　　　【下5】
　　 　 !|　 　 　 !:::::|　 |::Ｎ|:（　　｀¨´　 ）--,―‐ゝ　　　　_ﾉ・l::!::::::::::L,:::l::::: |:::
　 　 　|' 　 　 　 !:::|　　|:::::!!::.ー―― '´　　　　 　 ￣￣ "　l::!:::::::::ハ:',:!::::::|::
　　 　 　 　 　 　 V　　 |::::::／｀､_"" 　 　 　__ 　　　　　, イ/:!:::::::::l::::l:.',|:::::::l::
　　　　　　　　　　　　　 '|:/　　　 ｀　ｰ-　 ､＿＿,　- ´　 / l:!::::::::::ト ､:_:l:::::::::
　　　　　　　　　　　　　 /　 '､_　　　　　 ,　l ヽ/ ヽ　 　 /　|!:::::::::::j　　　｀ ‐､
　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　 ７l　 ｨ　l.　l /|　 　 　 / 　j:::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　/　　　 　 ∧_/ｰ､ ' ノ'´ ト-- フ　　 j::::::::::::j｀ヽ ､_
　　　　　　　　,､∠三ミ､､､_　　l　　l　 /｀　／ |　　/ ´`ヽ|::::::::::::j　　　　 y´
　　　　　　　　 l. 　　　　` ‐ ミ〈､　 ,l,,lzzz三三三ミ､　　 j::::::::::::j　 　 　 /
　　　　　　　　 ヽ　　　　　　　 ヾ〃'´￣　　　　 ￣`ヽ､　l::::::::::::j 　　　 /

　　　　　　　　　　　　 ､、　　　　　　　　　　　　｀ヾｯ ､、
　　　　 -=ニ/////77ｧゝ＞､＿＿＿　　　　　　　　ヾ/;、
　　　　　　 _,,＞‐ｧ77////// /ヽ/////7ｯ, ,,_　 　 　 l/ﾊ
　　 　 ,-'////////////// /////////////＞、 ／//ﾉ
　　.／///ム／／//////// ////|/////i/////く‐''"

　 /''"´　, '/／//////-‐/!/////jl//////i/////,ヽzニ
　　　　//／///////'//' i/!////j l//////i'//////i///

　　　//ィイ/////,///　 j/l!////! ∨､///ハ/////,|7く
　　 /′' ////／イ/≧zﾖ'l !////　 V/`///ﾊ/////l//,
　　　　 .///／ /| /!￣ﾞﾞ|!|　!///ミｭ､ヾ////ハ////l///　　　　　　【マスターに決定】
　　　　 i//' 　 /X　|_し'ハ,Lj'/l　 /｀ミ≧//,|､ﾊ //｛///
　　　　j/　 ,,ィ//,!` ｰ-- '′ Ｖ　/:し':::/入/,|/,ﾄ:､//`//　　　　　　 【1：間桐桜　2：遠坂凛　3：イリヤ　4：しき　5：言峰綺礼　6：ジナコさん】
　　　　　／ﾞ///〈 :::::　　'　　　＼ヾ_シ//ハ/!､ｲ/`////

　　　 ／　/'////丶､　　､_　　:::::｀ ｧｰ７/,ハ|)/j/////_ﾑ
　　, '′　/////　　　|'i:- ..,,,＿,,-''///∠ーﾍミﾆ≦､´　　　　　　　 【下5】
　/　　　 ｌ |///　　　 | |　/ '／////／　｀ヽ、　`ｰ-z=''´
　　　　　l　!/,|　　　 λl /L"///∠--―￢_ニく''"´
　　　 　 |　V,|　　　 ,{ l /／/∠-‐ァフ"￣
　　　　　　　ﾞ{　　　 ﾊⅣ//"_,,-''　／
　　　　　　　,. -―ｚｚ少Ｖﾆ二＿/

　　　　　 /´,,.-''"_,,／ ﾊ
　　　　 / '",,-''"／　/
　　　　 |／　　/ , ' /
　　　　　　　　ヾ　〈

　　　　　　　　　 丶ゝ

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ ､　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 -―‐-
　　　　　　　　　　　　　　　　　､＿　-ゝ/`ー‐-　､　　　　　　　　　 ／　　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,ｨ77////////////フ　　　　　 　 /　　　　　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 ,.イ////////////////＼　　 　 　 / 　 　　　　　 　 　 　 ',
　　　　　　　　　　　 　 　 '"///////////////////ヽゝ　　　　'　 　　　マ　　な
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｲ//////ハ/////ﾙ'////∧ 　 　 　 ! 　 　 　 ｌ　　 あ　　　　|
　　　　　　　　　　 　 　 　 l////,l_V＿V///＿_V∨/∧　　　　 |　 　 　 ボ. 　 ・　　 　　|
　　　　　　　　　　 　 　 　 ' i'///l ‐tｯ- V/ ‐tｯ-　!//l.　　　　　l.　 　 　 し.　　・　　　 　|
　　　　　　　　　　　　　　　 l,'i'ヽl'　 　 　 l 　 　 　 ﾘ; }l　　 　 　 |　　 　　よ. 　 ・　　　　 |
.　　　 ,.-､　　　　　　　　　 　 l ､!　　　　　　　　　 ; / 　 　 　 　 !　 　 　 う 　 　 　 　 　 !　　　 【言峰綺礼に決定】
　　　 !{-､.',　　　　　　　　　　 ヽ､　 　 ､　　, 　 　 ｲ{　　 　 　 　 　 　 　 や
　　　 l ､::ｌ |　　　　　 　 　 　 　 },ゝ、　 　 　 　 ,ｲ从　　　　　 　 '　　　 　 　 　 　 　 　 '　　　　 【時空によって、性質変化】
　　 　 ヽ` l　　　　　　　　　　　　ﾉ_ｌ.　　＿_　　 .!ｿ　　　　 　 　 ∠　　　 　 　 　 　 　 '
　　　 　 ヽ.!　　　 　 　 　 　 　 　 lﾆﾆ＝┬＝ﾆﾆl　　　　　　　　　　 ＼　　 　　　 ／　　　 　 　 【という訳で時空選択】
.　　　　　 l.l　　　　　　　　 ＿_.-ｆ''!ニニﾆlﾆ二二lヽ‐-.＿_ 　 　 　 　 　 　 ‐--‐
.　　 　 ,. -‐ ┐ヽ ＿-=ﾆニニニlニニニニニニニlニニニニﾆ=-＿_　　　､　　　　　　　　　　　 【1：第五次　2：第四次　下5】
　　　 /　‐　__ﾞl/ﾆﾆニ二二二二lニニニニニニﾆl二二二二二ニニﾑ　　　｀　 、
　　　 ､　　´_,.. !ニニニニ二二二l二二二ニニﾆl二二二二ニニニニﾑ　　　　　ヽ
　　　　、　 　,.. !_lﾆニニニ二二二l二二二ニニl二二ニニニニニl二ﾆﾑ　 　 　 丿　　　　　　　　_ ノ
.　　　　　　　 Y!ﾆ!ニニニニニニ二l二二ニニlニニニニニニニﾆｌ二ﾆﾆ} 　 　 （　　　　 _　-　￣
.　　 　 ,!　　　.!二lﾆﾆニニニニ二二l二二二l二二ニニニニニニlニニﾆヽ　　　ヽ　　　 ` ､
.　　　 /＼　　}.ﾆﾆ!ニ二二二二二二＼ﾆ／二ニニニニニニﾆﾆl二二ニﾑ　　, ノ　　　　　 .)
.　　　/ニﾆ＞ｰｧニlﾆﾆニニニニ二二二ｉニニニニニニニニﾆﾆｌ二二二ﾆﾑ'"__,. -－　'´

　 　 /ニニニﾆ,'ﾆﾆlﾆﾆニニニニニ二‐┼‐ニニニﾆﾆ＜￣;;-‐=::<ゝｰ-,.-‐;;;;:::_::ヽ_＞
　　 /二二二ﾆlニニlニニニニニニニニ|二二二二二二＞‐-_｀￣＿ ,....._ ,.- ､‐'"
　　 !二ニニニlニニﾊニニニニニニニニニニニニニニニ二/ﾑ-'(...ノｰ- '`ｰ'ﾞ}、
.　　|二二二ニ!ﾆﾆ/　〉ﾆﾆニニニニニニニニニニニニ二二l. ﾏ!ニ＝＝ﾆﾆ二ﾘ

. 　 {二二二二ニ/ 　 lﾆﾆニニニニニニニニニニ二二二二l　 ﾏニニニニニｲ
　　 ﾏ二ニニニ/　 　 |ニニニニニニニニニニニ二二二二ｌ　　 ヾ二二二ﾆ/
　　　 マニニ／ 　 　 .|ニニニニニニニニニニニ二二二二〉　　　 ｀ｰ===-'
　　　　 `ー"　　 　 　 |ニニニニニニニニニニニニ二二二}

　　　　　　　　　／,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
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　　　　_ ziZ´／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.: /:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
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　　　　　 |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./{/.|:.:.:.:./　」:.:i_ .Ⅵ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　 l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Ⅳ.　 _|:.:.:/=´ }Ⅳ　 Ⅵi/}ハ:.:.:.:.:.／.｀ヽ.:.:.:.:.:
　　　　　 }:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:.:!|　,zZ|Ⅳニ≧z_　　.Ⅳ　i ｜:.:.:/ /ヽ　Ⅴ.:.:.
. 　 　 　　i八:.:.|:.:.:.:| .ﾍ.:.ｉl　ｱ　}/{_ ア　ノ　　 }’　　 |.:.:/　{ﾍ　;　.}.:.:.:.　　　　　【第四次のため、虚無(？？？)獲得】
. 　 　 　　}　.ﾍハ:.:.:.:.:}ﾍ:i|　　　　￣　　　　　　　 　 iⅣ　ヽ　/　/.:.:.:.
　　　　　　　　ﾍ｀{ハⅣﾍ{　　　　　　　　　　　　　　 }ﾘ　　/_ .／.:.:.:.:.:　　　　　【続いてサーヴァント選択　真名指定で可】
　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '　./.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　 .∨......_　　　　　　　　　　　　　　　　 , =Ⅴ.:.:.:.:.:.:.:.:　　　　　【下5】
. 　 　　　　　　　　 　＼:::::::7　　　　　　　　　　　 　 　 /　　.Ⅵ.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　　 　 ﾍi:..........＿＿＿　　　　　　　　 ／ |　}:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　　　　　　　 　 ﾍ￣ ´　　　　　　　　　 　 ／ 　 i　/:.:.:.:.:.:..:.
　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾍニ７　　 　 　 　 　 .／　 　 /../／}.:.:.:.:.:.
　　　　　　　　　　　　　　　　i´　　　　　　 　 ／　　 　 ,　/ 　 .|∧{ﾍ{
　　　　　　　　　　　　　　　　l　　　　　 　 ／　　　　　/　　 . :≦i:i:i:
　　　　　　　　　　　　　　　　 ー― ‐ ミi´　　　　　　 _.　:≦:i:i:i:i:／
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:Ⅳ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　./　　/ l　 　 |　　l.Ⅴ　　|　　 /∧　　 /　 l　 l　　|ハl
　　　　　　　　　　　　　　　　　　l /l　l　　 l　　 ∧.　l　Ⅴ　　　 /　 .|　　/l　 .|　 l　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ　.l　|　 　|＞ 、∧ l.　 Ⅴ 　 ./　　 |　 / .|,＜　人　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　l　∧|　＿｀≦三zｭⅤ| / _ｪﾑ三≧´ 　 l　 l　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l /ﾍl　 l　z- ┬ ｭ　 　 Ⅵ　´¨ｧ-　┬-ｧ /　/l　人|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ﾊl .|ﾍ .l　 ｀ ｀¨´_彡´　　　｀ミz_ ｀￣´　lﾊ/　|/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .Ⅴ　Ⅳ　　　　　　　./|　　　　　　　　　/　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ、 _　　　 　 　 　 :l　　　　　　　　 ∧./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ヽ、_　　　　　 〈　l　　　　　　 　 ∧/ l　　　　【ナーサリーとはたまげたなぁ】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　l　ﾑ　　　　　 　ﾚ´　　　　　　∧　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハ　|. |ﾍ　　 　 に　￣_ﾑ　　　 /l　 人l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ　　∨l |　＼　　｀　二ﾆ ´　　／　|　/.l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ -＜　',　＼　　　　　　／　/ .lﾊﾍﾉ

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　　_　　＿　_ ,,...　-‐　'' " ´　　　｀ ﾐ;、::::::::::::::::ヽ : : : : : : : | l : : : :／_,.．-‐ ' ／/

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【直後判定】
123：汚い綺礼
456：虚無綺礼
789：綺麗

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　　 　 　 _, ､し,ﾆ>ﾉ_!-,　,＝'=, .,-､　＿
　　　　  /　i',,,ノ　.）　l/ .l=ﾆﾆ,./ _/_/　/-､__

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　　  `'ー''~￣　　　　　 ／~ ヽ, . - ､`~`''~'-ﾆ､,<.／）／
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　 l　　　　　　　　　　　　.l　~ ／/~￣~'i /~￣~'i/~￣　　　￣~7　　/　　　￣￣￣￣￣,／

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　　　　　　　　  /　　　　　 /_,~二'-'~　　　/ヽ､,　　　　.,,ノ,ヽ-､　　 ./,_.l￣　　　　_ノ
　　 , -ー-､　./　　　　　／~　　　　　　,／ ,,-'　　　　.//~￣￣　　~`>/　　 r-''~ : : : : : : : : : : : : : : :.l: : : : : l : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . 　_
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　 l　　　　　　　　, -' ~／　　　　　 * P R E T T Y　C U R E +　　　_,,,／ ／: : : : : : : : : : : : : : : : :l　l: : : :l ∨: : : : : : : : : : : : : :l : : :ヽ
　  ヽ､_　　 _, -''~　.／　　　 _,,,,､ -一一''''''''''''''''''''''ー--------一'''~ 　  /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : l＼l: : : l　 ∨.: : : : : : : : : : : : l : : : :∨
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　　　　　 l:.:.:.／-~ .:.:.:.:.:.Ⅳ.　 _|:.:.:/=´ }Ⅳ　 Ⅵi/}ハ:.:.:.:.:.／.｀ヽ.:.:.:.:.:　 : : : : : : : : : : : l: : : :∧ ∨: l　￣_　-=≦=- _ ∧: : : : : : : : : l＼: l
　　　　　 }:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:.:!|　,zZ|Ⅳニ≧z_　　.Ⅳ　i ｜:.:.:/ /ヽ　Ⅴ.:.:.　 : : : : : : : : : , ´ヽ: :∧.　 ∨　　　ヽ{￣「 ヽ ｀ﾐ:、 ﾍ: : : : /: : :l　 ＼
. 　 　 　　i八:.:.|:.:.:.:| .ﾍ.:.ｉl　ｱ　}/{_ ア　ノ　　 }’　　 |.:.:/　{ﾍ　;　.}.:.:.:.　: : : : : : : : /　　 l:∧　　　　　　 　 ｀￣_　-=　　　　 /　 l: : /
. 　 　 　　}　.ﾍハ:.:.:.:.:}ﾍ:i|　　　　￣　　　　　　　 　 iⅣ　ヽ　/　/.:.:.:. /∧: : : : : : {　ﾉ　.|'　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「　/: :/
　　　　　　　　ﾍ｀{ハⅣﾍ{　　　　　　　　　　　　　　 }ﾘ　　/_ .／.:.:.:.: /　 ∧: : : : : ヽ　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨lⅳ
　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '　./.:.:.:.:.:.:.:.:　　 ∧: : : : : : ﾍ 　 .l　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　i,
　　　　　　　　　　 .∨......_　　　　　　　　　　　　　　　　 , =Ⅴ.:.:.:.:.:.:.:.:　　　  ⅵ : : : : ∧_ ,!　　　　　　　　　　　　　　　_.....-==′
. 　 　　　　　　　　 　＼:::::::7　　　　　　　　　　　 　 　 /　　.Ⅵ.:.:.:.:.:.:　　　 　 |: : : : : : : :∧　 　 　 　 　 　 ＿ 　 　 　 寸7 ,
　　　　　　　　　　　 　 ﾍi:..........＿＿＿　　　　　　　　 ／ |　}:.:.:.:.:.:.:.:.　　　　 /／l: : : : :∧ :　　　　　　　　 　 　 ￣　 ―- /
　　　　　　　　　　　　 　 ﾍ￣ ´　　　　　　　　　 　 ／ 　 i　/:.:.:.:.:.:..:.　　　 ／ 　 | : :∧{　:. ＼ 、　　　　　　 　 　 -==　　,
　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾍニ７　　 　 　 　 　 .／　 　 /../／}.:.:.:.:.:.　　　　  _＿|∧l　｀　 :.　 ＼:::....、　　 　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　i´　　　　　　 　 ／　　 　 ,　/ 　 .|∧{ﾍ{　　　　 lﾆ三三￣ニ =- 　._＼:::::::::....、 　 　 　 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　l　　　　　 　 ／　　　　　/　　 . :≦i:i:i:　　　　　 l三三三三三三三ニ=-　 _:::::::::::::::.......、 ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ー― ‐ ミi´　　　　　　 _.　:≦:i:i:i:i:／　　　　　 l三三三三三三三三三三 =-　「_￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　 _　. 　:≦i:i:i:i:i:i:i:i:i:／　　　 　 　 _l三三三三三三三三三三三三三=- _　 _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　十 :i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／　　　　  -≦三三三三三三三三三三三三三三三三l ./l

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i::/  _ 　 -≦三三三三三三三三三三三三三三三三三三|/ﾆ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:i:i:i:i:i:i: _ 　 　 -≦三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三l三|
【ダブル虚無綺礼に決定】

　　　 　 |: : : : |: :|ﾆﾆﾆﾆﾆゝﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|　lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｲﾆﾆﾆニ|: : : |: : : : |
　　　 　 |: : : : | /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ≧=ｰﾆﾆﾆﾆ|__jﾆﾆﾆﾆﾆ-=≦/!ﾆﾆﾆﾆﾆ|: : : |: : : : |
　　　 　 |: : : : |/ﾆﾆﾆﾆニ７ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|l|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|│ﾆﾆﾆニ|: : : |: : : : |　　　 【参加者選択に移行します】
　　　 　 |: : : :/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7 : lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|l|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|│ﾆﾆﾆﾆム: :..|: : : : |
　 _,.ヘ.,_,､_,ノﾆﾆﾆﾆﾆニ7: : :ﾏ.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|l|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ7: !ﾆﾆﾆﾆﾆニ＼: : : :__,..へ　【一人目 下2】
,イ.//| /ヽ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7: : : ｢ゝﾆﾆﾆ} ￣￣￣ {ﾆﾆﾆﾆニ{: : ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ＞' ハ ぃ j

|_jﾉｨ: :´ ヽ＼ヽﾆﾆニ／: : : /ﾆﾆﾆﾆ/　　　　 　ﾍﾆﾆﾆﾆﾆ} : : ｀ ＜ﾆﾆﾆﾆ7　　つ: ｀ ｀ 【二人目 下4】
: : : : : : : :.:}ゝｨ》=- ´: : : :／ﾆﾆﾆﾆ ′　　　　 　 '.ﾆﾆﾆニﾍ : : : : : ＼ﾆ７｀ー': : : : : :
: : : : : : : :.:|: : ／￣￣｀ﾆ＞ ､ﾆﾆﾆ{　　　 　 　 　 }ﾆﾆﾆﾆﾆﾑ＿＿,，r≦ム:/|: : : : : :　【三人目 下6】
: : : : : : : : l: /ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ､ :,　　　　　 　 ﾉﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニい{: : : : : :
ゝ.;_:_:_:_;.ノ:/ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆニ､ﾆﾆﾆﾆニゝ..,＿＿,..ィニ／ﾆﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆニ.|ﾆﾑ、_:_:_:_

　　|: : : : :|′'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆj!､j!ﾆﾆニニ三||三三ｱﾆﾆﾆﾆ/ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆ!: : : : :
　　|: : : : :|ニlﾆﾆﾆﾆﾆﾆニニ三三三三三||三三三三三三二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆjﾆﾆ|: : : : :
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

【一人目：遠坂時臣】
【二人目：アイリスフィール・フォン・アインツベルン】
【三人目：間桐臓硯】




　　　　　　　　　　　　　　ｧ…ｯ

　　　　　　　　　　　　 　 ｦwｨｲ
　　　　　　　　　　　　 ____Ｗjﾘ___
　　　　　　　　　　　／::::::::::i::::::::::ﾑ

　　　　　　　　　 ／::::ィ::::::::i:::::::::::::ﾑｭ
　 　 　 　 　 　 〈:::::〈　!::::::::i:::::::| ＼:::}　　　【更に参加者指定】
　　　　　　 　 　 ∨ｲ　}:::::;;;!;;;:::{　　｀
　　　　　　　　　　｀¨　j::::::::!:::::::|　　　　　　【四人目　下2】

　　　　　　 　 　 　 　 ﾊ::::::i:::::::ﾑ
　　　　　　　　　　　　{;;;;;;;;j!;;;;;;;;;j　　　　　 【五人目　下4】
　　　　　　　　　 　 　 |:::ｉ::::|:::i:::|
　　　　　　　　　　　　 |:::i::::|:::i:::|　　　　　　【六人目　下6】
　　 　 　 　 　 　 　 　 ｌ:::ｉ:::|:::i:::|
　　　　　 　 　 　 　 　 };;;};;;l:::i:::|
　　 　 　 　 　 　 　 　 l:::i::::l;;;i;;;!
　　　　　　　　　　　　 l:::i::::l;;;j;;;!
　　　　　　　　　 　 　 l:::ｉ::::!;;;!;;l
　　　　　　　　 　 　 　ゞ三l;;;i;;;|
　　　　　　　　　　 　 　 　 L三}

【一人目：遠坂時臣】
【二人目：アイリスフィール・フォン・アインツベルン】
【三人目：間桐臓硯】
【四人目：ユリウス】
【五人目：間桐雁夜】
【六人目：衛宮切嗣】

　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｰ=彡.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＼
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /::/.:::::::::::;::::::::::::::::::::::::: i:::::::::::::: i::::::::::::::::::｀ヽ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /::/.::::::::::::;::::::i:::|:::i i::::: |{:|!::::::::::::::|::|i::::::::::::::ｉ::::i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／イ.::::::::::::::;::::::i| i|::!|:|ｉ::::l|Ⅵ::::ｉ:::::::ｌ|::}|ｉ:::::::i|:::|i:::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |i::::/:::i ::ｉ::!:::l| l|::!|:||::::l| |l|::::|:::::::ｌ|::}||i ::::}|:::|ｌ八
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |!:/:::/|ｉ::|::i__l|八::|八::ｌ| |l|∨:://:l/:|||:::/:|::i|ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |/! /!:||::|::|i::l|￣i:|二ﾆ=ﾐⅥ://仏斗气J|Ⅳ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | И/^|::|::||八x==＝ミ、 ＼//,x=＝ミ刈/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |{ 「Ⅵﾉ　　　　　　　　　/′　　 　 ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼ヾ)}　　　　 　 　 　 　 {　 　 　 /ｿ　　　　　　【時臣のサーヴァント指定】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 i＼_　　　　　　　 　 　 〉　　　/´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |ｉ:::!|、　 　 　 　 　 ` '´　 　 /!　　　　　　　　【下3　真名指定】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 八:::| ＼　　　 ＼￣￣/ 　 .ｲﾊ、
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 / /|:::ト:.　＼ 　 　 ｀二´　 /　|小＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　ｉ:::|　::. 　 ＼　　 　 　 /　 :l┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 r‐┴──‐､ `ー―=≦二二|
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,|二二二二 |　i 二二二二二|､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／小、ニニニﾆ|　l二二二二ﾆ乂ﾆ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _　 -=ﾆ二二|ﾆ＼ニニ二|　|ニニニﾆ＜_/ニニニ==--　　 _
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 _　 -=ﾆ二二二二二二|二ニ＞===//===＜二二/ニニニニニニニニニ==--　　 _
　 　 　 　 　 　 　 _　 -=ﾆ二二二二二二二二二|ニニニﾆﾆ川ニニニニﾆ/ニニニニニニニニニニニニニニ＼
　　　　　　 　 　 /二二二二二二二二二二二二|ニニニﾆﾆ川二二ニニ/二ニニニニニニニニニニニニニニﾆ＼
.　　　　　 　 　 /ﾆニニ二二二二二二二二二二|ニニニﾆﾆ川ニニニﾆ/二二ニニニニニニニニニニニニニニニﾍ

　　:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　| |
　　:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞　　　　 　＿＿　　　　　　　 ',:. 　 　 　 　 　 | |
　　:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｰ-ｧ__,,,..ィ.:´.:.:.／　　　　　 　 　 ',　　　 　 　 　 | |
　　:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.／　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 | |　　　　さて、マスターよ。根源とやらに辿り着いたら、お主はどうするのだ？
　　:.:.:.:.:.:.:,ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／　　　　　　　　 　 __,,..ｨ=-　、　　 　 | |
　　:.:.:.:.:／:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／　　 　 　 　 　 　 ´　 　 /　　　ヽ 　 　 | |　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　:.:／:.:.:..:./:.:.:.:.:.:.:.:.／　　　 ,,. -‐　　　　　　　　 {__　　 　 ＼.　 | |　　  |  ―――そこから先はございませぬ、征服王よ。 |
　　￣ア:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:/ ,　　,.::''´　　　　　　　　　　　 ヽ　￣｀　ー- .! i　 　 | それが根源に至るということなのですから…　　 |
　　　　マ:.:,ｨ:.:.:.:.:.:.:.イ　 　 　 　 ,　　　　　　　　　　　 ｀ ＜ ＿＿ ノ　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　￣レ'i:.:.:.:./　　　　　／ｰ-　..,,___　　　　　　　　　 （
　　　　　　　　レi:.{ 　　　{　 ′　　　 　 　 ｀ﾞ''''ｰ-- ..,,__　 　ゝ　　　　　　　閉じた世界に辿り着くのが望みか…。
　　　　　　　　 ＜:.:ﾌ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i´
　　　　　　　　　ノ　　　ヽ..　　　　 __,,..　　-‐=t=-- ..,,,　　}　　　　　　　　　お主ら魔術師はつまらんのう。
　　　　　　　　￣｀ヽ　　　　　　　　　　　　　　 j:.:.:.:.:.:.:.:Y´

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【アイリスフィールのサーヴァント指定　下3　真名指定】

【直後判定】
1234：―――
56789：？？？

【平常運転兄貴】




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ノ 　 　__ ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::/,､ｰ'´／ｰ--ｰ／ __,,､
　　　　　　　　　　　　　　　　/i／::::::::::::::::::::／/::::::::::::￣／/_,
　　　　　　　　　　　　　　　/i !i:::::::∧,_／´/:／::／ニニソ:::ノ
　　　　　　　　　　　 　 ヽ､i::::::::/∨::/i::::/::://／:::::::::::二ニ彡
　　　　　　　　　　　　　　ヾ:ヾ∨/:::/彡ミヘ"彡::::::二二ニ彡

　　　　　　　　　　　　　　　∨ヾｿ〃＼:＼　 }:｝"`ｰ-､彡彡彡　　　　へ…テメェの男のために戦う、か。
　　　　　　　　　　　　　　　 /:/i!　　　 ヾ:i 　」i,,､-　　彡／ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　 |/　! 　 　　i::レ"ﾙ､,_ 　 　 　 ソ ）　　　 良いじゃねーか。気に入ったぜ、アイリ。
　　　　　　　　　　　　　　　 ﾘ　　ヽ　　勹´ 弋ﾀﾞ｀ 　 　　つ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　}　　　　　　　　　　　ゝ〈ﾍ　　　　この呪いの朱槍、好きに使いな。
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　i　　　　　　　　　　 / i :iﾍﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　' ｰ ､. ｰ＝ニ ′ 　 　 ! j ヾ;ヽ.　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　＼　　　　／　　　　_,ァ:::'.,　　|  ありがとうランサー。一緒に頑張って行きましょうね　  |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ-､- 　 　 _,､ｰ′: :∨ﾍ、 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　　　　　　　　＿＿　　　　　　　　　　ｲt､,,,､､i´: : : : : : : : :＞ｰ-､_ ＿

　　　　　　　　　　／´: : : ／￣＞ｰ--､,,､ｰ'´:.| i丁厂ﾍ__;, : : : :／: : : : :!√ヽ:｀:＼
　　　　　　　　　/',: : : : : i: : : : i: : : : /: : : :,､／Υｿγ⌒ヽﾍ／: : : : ／: : : : : :,ヘ :＼

　　　　　　　 　/:.:.',: : : : :l : : : l: : : : i:,､ｰ';;;;（( ノソ´;;;;;;;;)）;;/: : : ／´: : : :.,､ｰ'′: :ヾヾヽ
　　　　　 　 　 i:.:.:.:.',: : : : ! : : :.l: : : :|二ニヘノﾉヘ＝=≡∨: :／: : :,､ｰ':´: : : : : : : : : : :ﾍ
　　　　　　　　 !;.:.:.:.:.'.,: : : ﾍ : : ∨:._:ﾟ/;:;:;:;:ヽ__／;:;:;:;:;:;:;iﾟ。∨: :,､ｰ': : : : : ; : :´: : :｀: :': : ; :'.,
　　　　 　 　 　'l:.:.:.:.:..:.:'.,: : : ＼厂ﾟ/´;:;:;:;;;;:;:;:;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;!ト。_／: : : ; : :´: : : : : : : : : : : : : : .〉
　　　　　　　　　';.:.:.:.:.:.:.:.:':.,: : : ﾟｿ´;:;:;:;:;;;;;:;:;:;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ﾍ: : : : ; : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/

　　　　　　　ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:.,/;;:;:;:;:;:;:;;;;;:;:;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; ﾍ: ; : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/
　　　　 　 　／:.;,;,;,:､;ｰ/7丁´:;:;:;:;:;:;:;;;;;;:;:;:;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
　　　　　　　`フ;:;:;:;:;:;//;:;:i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/;:;:＼: : : : : : : : : : : : : : : :／
　　　　 　 　 /;:;:;:;:;:;//;:;:;:;ヾ;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;:;:;:;:;:;:;＼: : : : : : : : : : : ／　　【間桐臓硯のサーヴァント指定　下3　真名指定】

　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _,,　----------､＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　-'',,,-─''''''''''''ー-　____　｀ヾ　ヾﾐ、＿_,,,ｨ──　ミﾄ､

　　　　　　　　　　　　　＞''"イ　　　　　 ＞ -───'".　 }_　　　　　　￣￣｀ヽ ） }
　　　　　　　 　 　 　 ,ｲ∠__　　　　　 ／　／´｀ ー──''"　｀ヾ ＿,,ｨ====､　　　ｲ､
　 　 　 　 　 　 　 Nﾆﾆﾆﾆﾆｚ====／ ／ﾆ=z_　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ.　　 　 ）
　　　　　　　　　　{ﾆﾒ_ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/　 /ﾆﾆﾆﾆ〈　　　　　　　　　/⌒ゝー イ丿　 ｘ＜　　　　　―――■■■■■■
　　　　　　　　　　ﾏﾉｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆｌ ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=　　　　　　 {　/''"￣／ 　ｲ´ﾊ
　　　　 　 　 　 　 从{ﾆﾆﾆﾆﾆﾏ,ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ㍉　　　 　 　 i　{　　 ﾉ　／,ｲ ﾊ　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　¨ヾ｀ﾏﾆ'ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ==,,,__.　 　 ',. ', 　/　 レ' ,ｲ　 　 　 　 |　 裏切りの騎士よ、お主の意志は封じさせて貰ったぞ。　|
　　　　　　　　　　　 　 　 ﾑﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾆﾆﾆﾆﾑ　　 ',　V彡イイ　　　　　　　  |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |
.　　　　　　　 　 　 　 　 ﾑﾆﾆﾆﾆ∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〉ゝ.ﾆﾆﾆﾆ}　 　 >　ｲ　　　　　　　　　　  |　 その卓越した技量、儂のために発揮させて貰おう。　　 |
　　　　　　　　　　　　　ﾑﾆﾆﾆ ｿ ,,/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ . {ﾆﾆﾆﾑ　／＜｀ヾ　　　　　　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

　　　　　　　　　　　　 ﾑﾆﾆ／,イﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ﾑ.　ﾏﾆｲ''"イ
　　　　　　　　　　　くﾆﾆﾆ=ﾄﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｌ　ﾏﾆﾏ
　　　　　　　　　　≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ} ノﾆ=ﾑ
　　　　　　　　　,ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾘｿ-Vﾆﾆﾑ
　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ==''"⌒ﾏﾆﾆﾆﾆ} ﾏ¨}ﾊiﾊiﾊ,}

　　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ==-".　　　 　 ﾏﾆﾆﾆﾆﾑ ｿ ,ﾂ' ﾘ
　　　　　　 ）ﾆﾆﾆﾆﾆﾆイ　　　　　　 　 　 　 寸ﾆﾆﾆﾆﾑ
　　　　　　ノﾆﾆﾆﾆﾆ〈　　　　　　　　　　　　　 ﾉﾆﾆﾆﾆﾘ_
.　　　　　-=≦ﾆﾆﾆﾆﾑ　　　　　　　　　　　　　｀ヾﾆﾆﾆﾆ',　　　　　　　　　　　　　　　　　【ユリウスのサーヴァント指定　下3　真名指定】

　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾘ　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾏﾆﾆﾆﾘ
　　　 　 　 {ﾆﾆﾆﾆﾆｲ　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾏﾆﾆﾆ}
.　　　　　　}ﾆﾆﾆ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾏﾆﾆi!
　　　　　　ﾑﾆﾆ/　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾏﾆﾑ
.　 　 　 ／ﾆﾆﾆ　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 }ﾆﾆ',
.　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾑ　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾑﾆﾆ〉
　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ',　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 {ﾆﾆﾆ}
.　　ゞﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾘ　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ￣￣

　　　 　 　 |　　　　　　　　　ｿUヽ、_　　　 , _　|　',　　　 ':.
　　　　　　 Ⅷ　　　　　 _ノﾝ'´, 　 　 ｀￣ ´　 ＼　ヽ　　　 ':.
　　　　　 　 Ⅵ　 　 _.イ／　/　　　　　｀}　　　　｀1´　　　　 ';.
　　 　 　 　 上ニ多 ´　　　' | 　 　 　 _ｿ,　　l、　 L、∨　　　 ＼　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　ヽ　　　　　　　 ﾉ　　　 ／=- 、　 ヽ　「　 .∨　 　 　 ＼　　　　　　　　　　 　 　 |　　 引き続き捜査に当たれ。　　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　',　　　　 ヽ /　 　 ノ冫　　.ｿ∨　　.ｿ　　 .〉　　　　　 ｀ .　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　 ｀ヽ ー　、ﾉ　　　l　{__i__ノ'　/　 　 |’ 　.∧　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　 |　　暗殺が可能であれば、念話で私に伝えろ。  |
　　　　　 　 　 　 {、　　　刀=- ’　弋´_ ノ　　　　|L　 '　 ',　　　　　l　　　｀　 、　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　 ｀个￣ ｀,ｹﾍ　l　　　　　　　　/　　'ﾆ　∧　　　　 i　　　　　 ｀ミz.、　　 　 |　　 殺すか否かの判断は私が下す。　　　　　　  |
　　　　　　　　　　　　'ｰﾔ´-′ ',　　　　　　ｨ ィ{　　 l三ﾆ.　',　 　 　 |　　　　　　　　 ｀≧z:..  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　　　　　　　　　　`'=- 　_ - 、 ｨイﾍ　少　　.|三ﾆ_　.∨　　　l

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽヽヽ_｀’　　　ﾉ三三　　∨.　　|　　　　　　　　　　　　　　　―――御意。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/´￣＼ _ -= ´三三’　　 l　　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 斤三三ﾆイ∧ﾆ/　　　 |　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　 仆:少’　　 |{　∨　　 　 l.　 　∧
　　　　　　　　　　　　　　 　 ,/　　　 什/　　/ 　 li、　　　　　/　　　_∧_ - ´
　　　　　　　 ,　-= ´￣　￣´、　　　汁ﾟ　　/ 　 _,|心、　　／ - ´￣
　　　　　　／　　／　 　 　 　 Y´ー―───　￣　 ｀ヽ/: -.、　,r'¨i
　　　　　/　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/./ _,.l　/　 ,'
.　　　　/　　　　　　　 　　 ,/　　　　　　　　　　 　 　 　 /　 / /.　 ∧
　　　∨　　 /　　　　　　,:::'　　　　　　　　　　　　l ヽ　/｀　7 /_　,/　|ﾍ
.　 . ∨　　 ,;　　　　　　,::::'　　　　　　　　　, 　　'/　 }/.　 / /.　 ,ｲ 　l　l
　　　|　　　　　　　　　.:::'　　　　　 　,　 ' ´　　_/　 /. - .ｿ./ _　,'. l　 {　|　　　　　　　　　　　　【間桐雁夜のサーヴァント指定　下3　真名指定】
　　　l　　　　　　　 　 '　　　　　,　' ´　　　 ／ 　 ,i'　　 /./　　,' ./´ ,l　.i
　　　|　　 ,;　　　　　 ヽ　　 ,　´　　　　　　l　 　 /　　././　　/_/　 /　/

　　　　　　　　　　　　　　　　　,. -―‐=- 　 _　ヽ　､　 　 ヽ 、
　　　　　　　　　　　　　　　／＿/ '´　　　 　 ￣｀ ､　ヽ　 ﾉ .）
　　　　　　　　　　　　 　 ,.' l´.／　-‐ ア'"　　　 　 ｰ-　　＜
　　　　　　　 　 　 　 　 ／./'" 　 ,∠　　 　 '"　　　 　 　 　 `
　　　　　　　　　　　　　V/　、　-‐　／　　 ,.　 ´　　　.　 ハ　 ヽ
　　　　　　　　　　　　 , '/ヾ 、,.'　／　　／ 　_,.　‐ ／　.' 　 ! 　 '
　　　　 　 　 　 　 　 〈　!､ ヽ'　 , /　'／ .／ｰ-'"／ ,. ' 　 / !　ﾄ. '
　　　　　　　　　 　 　 ゝl.／　　 ｌ/, /／ハｆ:;ﾃ＜"／　 ／ /　 ! ｿ
　　　　　　　　　 ,.　´ i／　　 / ／!（　´ 　 ｀ｰ　 / ／　,ｲ/ ｲ,ﾉ
　　　 　 　 　 　 {'　,.'／'　 ,.'/./.ヽ!二7　　 　 　 '"　　（ｿ!　 ﾄ､　　　　　　―――マスター。お前は哀れだな。
　　　　　　　　　　 （　/ ／_,'/ ､T ﾏ二二ア　 　 　 　 冫!　 .ｌ ヽ
　　　　　　　　　　 　 {./　　l'_ヽ_|＿ﾏﾆﾆ（_,.ｨ　　‐=　　 ｲ　　.!　）　　 f´￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　l' 　 /二二二二ﾆ=-､(　　 　 ／ .ﾉ　　,.!ノ　　  |　  な、何を…　　 |
　 　 ,ｨ77777777777777＞マ二二二二二}＼　／　,.'./　.ノﾉ　　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　 ////////////////////,ハ‐マニﾆﾆl三ヽー-（ ' ／
.　　{/////////////////////∧ニ="マ_!二二=-､!.l'　　　　　　　　　お前は、自らの奔走が正義だと信じて疑わない。

　　 !'/////////////////////,∧",.ィニ-＿ 二二l
　　 V//////////////////////,}二二二ニ=＝-ｰ､‐ ､　　　　　　　 だが……いや、その先の答えは己で掴んでみろ。
　 　 V//////////////////////ﾆ-''"_,. -=ニ二ﾆ=-</＼
.　　ｒイ/////////////////l///-'　,イニニニニニニニヾ/,ﾊ　　　　 掴まねば待つのは―――地獄だ。
.　　ｌ'//////////////////l'" ,ィﾑ. ﾏニニニ二二二二二ﾑ/l

　 ////////////////////ｌ'二二ﾑ. ﾏ二二二二二二二二ﾑ
　 !///////////////////,!ニニ二ﾑ ヽ二二二二二二二二ﾑ
　 V//////////////////,lニニ二二ヽ ヽニニニニ二二二二}
　　ｌ'//////////////////!ニニニニ二＼＼ﾆニニニニニ二/

. 　 !////////////////// ﾏ二二二二二ｉ　 ＼ニニニニ二/
.　　l'/////////////////ﾑ. ﾏニニニニニｌ　ト､ ＼ニニニ/!　　　　【衛宮切嗣のサーヴァント指定　下3　真名指定】
　　 V,///////////////ニﾑ. ﾏニニニニﾆl　l二＼.｀ マ//,.l

【エミヤ一色で草を禁じ得ない】

　　 ＼: : : : : : : : : : . . 　　　　.　　　: : .　　: : .　　　　　　 .|/ |
　, -=': : : : : : : : : : : : . . .　　　　　　 : .　　　.　　.　.　　　　|: :.|
　｀＼: : : : : : : : : : : : : : : . . .　: : .　　. : : . .　: : .　　 :　　　|: /__,
.._ ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . : : : . : : : : . : : .　. : :　　ノ´／

＼＿: : : : : : : : : : : : : : : : : : . : : : : : : : :/ヽ 、 : : : : : : 　　／
　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : . . . 　: . : : /　　　　 ミヽ: : : : /
-ﾆ＿: : : : : : : : : : :／´｀,: : : : : : : __ ノ　　　　　　　　＼/

　　　/: : : : : : : :／　　　t: :_ - ´　　　 ＼　　　　　　　 /
　 ／___: : : : : : :|.　　　丿　　　　　　　　　＼、　　　　 l
　　　／ ,: : : : : ヽ　　〈　　　　　　　　　、　 ヾ ヽ、　　|
　　　￣l: : : ,-'´　ﾍ　 ﾉ.　 　　　　　　　 ｀ﾞ -=ﾗヽﾊ ／　　　　　(…これも何の因果か)
　 , ---|／　　　　 ト、　　　　　　　　　　　　　　　 l
／;;;; ;／　　　　　　/ ｌ 　 　　　　　　　　　　　　　　l　　　　　　(自分殺しを果たそうと喚び出しに答えた先が、自分を歪ませた要因そのものだとはな)
i;;;;;;;;;;ヽ　　　　　　/ .ﾊ.　　　　　　　　　　　　　　　　、

＼;;;;;;;;;ヽ　　　　 /.　　ヽ.　　　　　　　　　　　　 __ , -　　　　　 (ならば私は、この時この場で成せることを成すのみ―――)
: : ＼;;;;;;;;;＼　　 l　　　　 ＼　　　　　　　- =,- '
: : : : ＼;;;;;;;;;＼　|　　　　　　＼　　　　　　r '　　　　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
: : : : : : ＼;;;;;;;;;＼　　　　　　　 ヽ、　　　/　 　 　 　 　 　 　 | どうかしたのかい？アーチャー　  |
: : : : : : : : ＼;;;;;;;;;＼　　　　 ./;;;;;;;;ヽ - ' : ヽ　　　　　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
: : : : : : : : : : ｀ヾ、;;;;;;｀ -┐/／|;;;;;| :: : : : : l

: : : : : : : : : : : : : :｀ヾ、;;;;.ﾉ '　　|＼|: : : : : : |　　　　　　　　　　……いや、何でもないさ。では命令の通りに、探索に出てくる。
＼: : : : : : : : : : : : : : : |;;;l　　　//　|: : : : : : :|
: : ＼: : : : : : : : : : : : :.|;;;;|　 ／|.l　/: : : : : : : |
: : : : :＼: : : : : : : : : : |;;;;;|／;;;;;|.l .|ヽ : : : : : : |

【舞台：第四次】

【一人目：遠坂時臣　サーヴァント：イスカンダル(ライダー)】
【二人目：アイリスフィール・フォン・アインツベルン　サーヴァント：クー・フーリン(ランサー)】
【三人目：間桐臓硯　サーヴァント：ランスロット(バーサーカー)】
【四人目：ユリウス　サーヴァント：百ハサン(アサシン)】
【五人目：間桐雁夜　サーヴァント：黒王(セイバー)】
【六人目：衛宮切嗣　サーヴァント：エミヤ(アーチャー)】



　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼｀ー‐-　、 ﾄ.
　　　　　　 　 　 ＜￣￣￣￣￣￣:　:　:　:　: ヽ|ﾊ
　　　　　ヽー―‐ ´::::　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　: }

　　　 　 　 ＼::::::::::::　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　: ｰ‐ ､
　　　　　　 ／:::::::　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　: r‐ヽ
　　　　　／::::::::::　.:　.::　.:　:　.:　.:.|　: ﾊ　:　:　: i :　:　: ＼

　　　　/::::::::::::::　.::: .::::　:　:　.:j:　/:　/.:.Ｖ　|:.　: i:　:　:　:　＼
.　　　/ィ::::::::::::: .::::::.::::::　:　.:::/::::':: :/.:.:.:.:V |:::::.　!　i:　:　:　ヾ}

　　　　 |::::::::::::..:::::ﾊ:::::ﾊ　: ::/ ':/|::/.:.:.:,:ｨlく:|:::::::i::.　:!:　:　: ﾊ
　　　　 |::::::::::::::::::|,_!:::| ‘,:::/ 〃,斗匕´__,l/ l:::::::i:::.　!:　:　:　:|　　　　　【？？？人目：言峰綺礼　サーヴァント：キャスター(ナーサリーライム)】
　　　　 |::::::::::::::::::|.:.~≧ｔ|/ /　〈:.:.:＜　{::::ﾉ l::ﾊﾉ::::. :!_: i:　:|｀
　　　　 |:∧::::::::::::!:.＜ｔ:::ﾉ :.| 　 ＼:.:.:.:.　　　ﾘ　∨:l/. Ｖ:　:|
　　　　 |'　 Ⅵ::::::j.:.:.:.:.:.:.:.:.,′　　　　　　　　　　|:/.｛ .j: :/:l
　　　　　　　リヽ::|.:.:.:.:.:.:.:〈.......　　　　　　　　 　 ﾘ.:/ /.:/ ﾘ
　　　　　　 　 　 ﾘ､.:.:.:.:.:.:.:.｀.:./　　　　　　　　　 __,ノ: /
　　　　　　 　 　 　 ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.＿_　　　　　　　　/ |::::: |
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　　　　　　　　　　　　　　ヽ.:.:.:.{　 　 　 ／.:.:.:/ :.:/.:.:!/
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　　　　　　　　　　　　　　　　 |.:.:.:.:,，.:≦//／: : : : : : :│
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　　　　　　　　　　　　　　|////////// : : : : : : : : : : : : ﾊｭ.,_
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿__
　　　　　　　　　　　 r―‐--‐くi;i;i;i;i;i;i;i;i｀ー―- .,
　　　　　　　　 　 ／;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;'''i;i;i;i;i;i''';i;i;i;'';i;ﾍ
　　　　　　　 __／;i;／;i;i;i／i;i;i　;i;i　　　'';i;i　 ヾ!　 ヾ:
　　　　　　 /;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i ;i;i;i;i;i　　　　　　　　　　　　　:,
　 　 　 　 /;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;ｉ ;i;i;i;i;i　　 |　　 j 　　';　;i　　　 ＼
.　　　 　 /ｲ;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;　i;i;i;i;i 　 !　| /l ﾊ 　',,,;i　　　　　'.
　 　 　 　 /;i;i;i;i;i;i;i;i;i八;i;　;i;　;!　,i;i　l/;i;ﾘ;i∨ ';i;i　　　　 l |
.　　　 　 /;i;i;i;i;i;i;i;i;i/i;i;iﾘリ!;i;　　;i;i;Ｖ;i;／三ﾐ;,　 　 　 　 j |
　　　　　|;i;i;i;i;i;i;i;i;/;i”≧ｯ､乂;i;i;iﾉニィ´　@ヾ;i ,;i;i!　　　/N

　　　　　|;/|;i;i;i;i;/;i;i〔＿@>;i;!　 i!;i;i;､ヾミ二;i;j/;i;i;|　　 //
　　　　　ﾘ 乂;ｉ小;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i|　　 i;i''i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;/ｉ　,;i;i;i;i}
　　　　　　　　寸i;i;i;i;i;i''''" /;|　　　　 ヾ;i;i;i;'' ,;i;i;i;i;i j;i;i;i　|　　　　　　【必要設定が決まった所で、今回はここまでにしたいと思います】
　　　　　　　 　 ∨;i;i;i;i;ヽ/i;ｉ{,,;i;i;i;i; ﾍ、　　　;i;i;i;i;i; / ;i;i;ノ
　　 　 　 　 　 　 ヾi;i;i;i ;i;i;i;i;i,､＿__,，、　 　;i;i;i;i;i / 　 |　　　　　　　 【皆さんお疲れ様でした】
　　　　　　　　 　 　＼ i;i;i;i;i;/llllllllllllｌ小　　 '''"　/ヽ　 ミ=-
　　　　　　　　　　　　 ＼i;i;i{､{ 　 　 ノ !　 　 　/ 　|　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　ヾ;ﾄ､ﾆﾆﾆ イ　 |　　ｲ;i;　ﾉハ.　 |
　　　　　　　　　　　　　　　|;i;i;i;､￣　　 /／';i;i;i'';　 　 ∨ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　|i;i;i;i;　　　／　　 ,;!　,，-―─ ､
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ﾉ｀ヾ;i;i;i;i;´,;i;i;,,,,,,;i!,ｨ´　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　 _,.ｨ}i;i;i;i;i;i;i;.r≪　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　　　　　{三三三三;i;i;'　　　　　　　　　ﾊ

　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨i;i;i;i;i;i;i;i;i;''　,，　'"￣￣￣￣｀ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾊ∨＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　<＿

　　　　　　　　　　　　　　　　　 斗-‐''´ ￣::: : ,'::::＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::从;;;;;;;::::＼
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／::::::::::::::::::::::: ｀''‐-;;;;ゝ;;;;;;;;;;;;;;＼
　　　　　　　　　　 　 ／;;; ; /:::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;; ノ＼;;;;;;;;;;;;;ゝ、　　　　　【再開するかもしれない(確定事項)】
　 　 　 　 　 　 　 ／;;;;;;;;;;;,ｲ::::::::::::::::::::::::::;;;;;彡　　　＼∠、 　｀ヽ
　　　　　　 　　　/;;;;;;;;;;;／ .ﾘ:::::::::::-- =:::::::::i　　　　 　　 　>゛-<′
　 　 　 　 　 　 /;;; ; 〆　　/;;;;;;::::::::::::::::::: : ∧
　　　　　　　　/;;; ; /　　　.|;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::: ＞ 、

　　　　　　　 ゝﾏﾊ　　　　.|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::＞丶
　　　　　　　 ′.ィ　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ／:: ∨
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ／::::::::::: ﾑ
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　　　　　　　　　　　　　ﾊ:::;;;;;;;; /　　　　 　 　 　 ヽ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ﾑ
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　　　　　　　　　　　　ｉ::::::::::::: |　　　　　　　　　　　　　 ﾘ:::::::::::::::::::::: >
　　　　　　　　　　　　ｉ::::::::::::: i　　　　　　　　　　　　　　 >、:::::::::::::: : 丶
　　　　　　　　　　　　ｉ::::::::::: ﾘ　　　　　　　　　　　　　　　 ｉ::::::::::::::::::::::∧
　　　　　　　　　　　　ｉ:::::::::∨　　　　　　　　　　　　　　　　>、;;;;;;;;;;;;;; ; ∧

　　　　　　　　　　　　ｉ:: ∠气　　　　　　　　　　　　　　　　　∨;;;;;:::::::::;;;;;;ﾑ

　　　　　　　　　　　,<／三三|　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼;;;;;;:::::::: : ﾑ
　　　　　　　　　　　 ﾘ.三三./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨;;;;;;;::::::: ∧
　　　　　　　　　　　/三三./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .|;;;;;;;;;;;::::::::::＼
　　　　　　　　　　　i.三三.|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼, ｒ ￣ ｀''‐->
　　　　　　　　　　　ヽ三／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾏ彡三三ミ、
　　　　　　　　　　　　￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ;';';';';';' ;'; ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 <;';';';';';';';';';';';';｀''‐- 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　=-- =^ヽ、;';';';';';' ;'; >

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　=-- =彡

　　　 　 |: : : : |: :|ﾆﾆﾆﾆﾆゝﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|　lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｲﾆﾆﾆニ|: : : |: : : : |
　　　 　 |: : : : | /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ≧=ｰﾆﾆﾆﾆ|__jﾆﾆﾆﾆﾆ-=≦/!ﾆﾆﾆﾆﾆ|: : : |: : : : |　　　　　【現在悩んでるのが、ナーサリー綺礼のステータス】
　　　 　 |: : : : |/ﾆﾆﾆﾆニ７ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|l|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|│ﾆﾆﾆニ|: : : |: : : : |
　　　 　 |: : : :/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7 : lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|l|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|│ﾆﾆﾆﾆム: :..|: : : : |　　　　　【全盛期綺礼はカレー先輩をも超えるらしいスペックなのに
　 _,.ヘ.,_,､_,ノﾆﾆﾆﾆﾆニ7: : :ﾏ.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|l|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ7: !ﾆﾆﾆﾆﾆニ＼: : : :__,..へ　　　それが英霊化するとなるとどうなるんだろう】
,イ.//| /ヽ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7: : : ｢ゝﾆﾆﾆ} ￣￣￣ {ﾆﾆﾆﾆニ{: : ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ＞' ハ ぃ j

|_jﾉｨ: :´ ヽ＼ヽﾆﾆニ／: : : /ﾆﾆﾆﾆ/　　　　 　ﾍﾆﾆﾆﾆﾆ} : : ｀ ＜ﾆﾆﾆﾆ7　　つ: ｀ ｀　　 【まぁ本人の魔術適性の低さ、人生からして魔力と幸運値は低い…？】
: : : : : : : :.:}ゝｨ》=- ´: : : :／ﾆﾆﾆﾆ ′　　　　 　 '.ﾆﾆﾆニﾍ : : : : : ＼ﾆ７｀ー': : : : : :
: : : : : : : :.:|: : ／￣￣｀ﾆ＞ ､ﾆﾆﾆ{　　　 　 　 　 }ﾆﾆﾆﾆﾆﾑ＿＿,，r≦ム:/|: : : : : :
: : : : : : : : l: /ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ､ :,　　　　　 　 ﾉﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニい{: : : : : :
ゝ.;_:_:_:_;.ノ:/ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆニ､ﾆﾆﾆﾆニゝ..,＿＿,..ィニ／ﾆﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆニ.|ﾆﾑ、_:_:_:_

　　|: : : : :|′'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆj!､j!ﾆﾆニニ三||三三ｱﾆﾆﾆﾆ/ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆ!: : : : :
　　|: : : : :|ニlﾆﾆﾆﾆﾆﾆニニ三三三三三||三三三三三三二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆjﾆﾆ|: : : : :
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　　　　　　　　　　　　　　ｧ…ｯ

　　　　　　　　　　　　 　 ｦwｨｲ
　　　　　　　　　　　　 ____Ｗjﾘ___
　　　　　　　　　　　／::::::::::i::::::::::ﾑ

　　　　　　　　　 ／::::ィ::::::::i:::::::::::::ﾑｭ　　　　【すっかり失念していた最終決戦時の令呪ブースト】
　 　 　 　 　 　 〈:::::〈　!::::::::i:::::::| ＼:::}
　　　　　　 　 　 ∨ｲ　}:::::;;;!;;;:::{　　｀　　　　 【なら良くても筋力、耐久、敏捷はB辺りだろうか】
　　　　　　　　　　｀¨　j::::::::!:::::::|

　　　　　　 　 　 　 　 ﾊ::::::i:::::::ﾑ
　　　　　　　　　　　　{;;;;;;;;j!;;;;;;;;;j　　　　　　 【それでは短めになるやもしれないけれど、開始】
　　　　　　　　　 　 　 |:::ｉ::::|:::i:::|
　　　　　　　　　　　　 |:::i::::|:::i:::|
　　 　 　 　 　 　 　 　 ｌ:::ｉ:::|:::i:::|
　　　　　 　 　 　 　 　 };;;};;;l:::i:::|
　　 　 　 　 　 　 　 　 l:::i::::l;;;i;;;!
　　　　　　　　　　　　 l:::i::::l;;;j;;;!
　　　　　　　　　 　 　 l:::ｉ::::!;;;!;;l
　　　　　　　　 　 　 　ゞ三l;;;i;;;|
　　　　　　　　　　 　 　 　 L三}

　　 　 　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　 　 　 　 　 　 | …綺礼くん。先ずは令呪の顕現に祝福を。　  |
　　 　 　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

低く、どこか気風溢れる声音。流れるような言葉で、私の手の甲に顕れた刺青のような痣を見て微笑を浮かべる男。
見たところ年齢は、然程私と変わりはないだろう。だが、佇まいからして自分よりも年を取ってるように思える。


　　　　　　　　　　　　　　.ｨ_,. イ¨／………===--

　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　￣￣ ＞ .,
　　　 　 　 　 　 /レ'　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ¨二ﾆ=--
　　　　　　　　 _j　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ー-　、
　　 　 　 　 ／: : : :　　　　 　 　:　　 /　　　　.: 　 .:　　　　　　 ＼
　　　　　　/: : : : : :　　　　　　 .: 　 / .: .:　 .: :　　.::: :　　　 :　　 :,ヾ:、
　　　　 　/: : : : : :　　　　　　 .::　 .: :/: : .: :/l:.:　.:ﾊ: : : 　　 i:　　 ﾊ
　　　 　 /: : : : : : : : :　　　　 .: : .: :./jﾒ|: :/　ﾘ! :/　!: : :　　 i:.　:　l: !
　 　 　 /:.ﾊ: : : : : : : : : : !　 .: : : :./　!´V_≧ｚ∨_　';: !l: :　/l: : :　l: !
　 　 　 l/　|: : : : : : : : : :.!　.: : : :/ 　　ヾ {::::}ヽ｀ヾゝ!八:.:/　!: :　!ｌ: !
　　　　　　 :,: : : : : : :r―|: : :.ﾄ､/　　　 　 ￣｀　ノ　　　l/zzｔ!: : 人:ﾊ
　　 　 　 　 :,: : : : : : | ｢ |: :.Ｎ　　　　　　　　　　　　　 :,｢lj /:／
　　　　　　　ｌ: : : : : : | ｌ　ヾ:|　　　　　　　　　　　　　 　 ＼|ﾉ
　　　　　　　∨: : : : :ヽ　　'.　　　　　　　　　 　 　 　 _ 　 /!　　　　　　ええ…。賛辞の言葉、有難うございます。
　　　 　 　 　 ∨: : : : : ヽ..,_!　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　 |: : : : : : :/　　　　　　　　　￣￣ 　‐-　　/
　　　　　　　　,: : : : : : : | 　 ゝ　　　　　　　　 - .. _　　 /
　　　　　　　ノ:_: : : : : : :|　　　 ｀　　.,　　　　　　　　　 ′
　　　　　　　　/: : : : : :ハ　　:,　　　　｀　 .,　 　 　 　 l
　　　　　　 ∠; : : : : :ﾉ＿＿_　:,　　　 　 　 ｀ 　 ‐--:′
　　　　　　　　l: i i :////////≧=- ..,,_　　 　 ｌ￣
　　　　　　　　 ヾ:.////////////////＞ ..,　!
＿＿＿__,,.. -=≦/////////////////////ヽr┐

/////////////＼｀ ＜./////////////////!/!
///////////////＼/// ｀ ＜ ///////////|/!
/////////////////＼///////` ＜.//////|/!ヽ、
///////////////////＼//////////｀ ー‐:|ィ/∧＼


祝福の言葉に、これといった感動は覚えない。それ以上を感じることは、何故か出来なかった。
高級なソファーに腰掛ける男が、如何に素晴らしい人生を歩んでいようとも、やはりそれ以上は何もなかったのだ。

　　　　　　　　　 ＿＞ ‐ ＜
　　　　　　　 ／.:.:.:.:.:.´.:.:｀.:..:ヽ
　　　　　　 〃.:.:.:.:_.:_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ
　　　　　　,.:.:.:.:.:.:.{--ヽ.:ヽ.:.:.:.:.:.:ﾊ

　 　 　 　 ,.:.:.:.:.:.:ﾊ　　l ﾊlヽ.:.:.:.:.::ﾊ
　　　　　 ,.:.:.:.:ll:/-}　 .l仁ｒｧヽ.:_.:ヽ}　　　　　　はは、随分と淡白なのだな君は。
　　　　　 lﾊ.:.:.l 仍　　　　　　　ｲ
　　　　　　ヽ.:_l　　　 L　　　ィ.:/　　　　　　　 誉れ有る聖杯に、君は選定されたのだぞ？
　　　　　　　　　ヽ　 -‐ー / {.:l
　　　　　　　　　从|ヽ,,;,;,;,/　.L{_　　　　　　　 もっと胸を張りなさい
　　　　　　　　　 「-　｀ﾞ´- ´　 .ヽ
　　　　　　　　／l/ l　/ヽ _ ﾆ-/: : ヽ.

　　　　　。s≦: l lﾆ-=-ﾆﾆ／/: : : : :l: : : ≧s。
　　 r-=´:./: : :.l　> /l ヽ　　 ,: : : : : :l: : : : : : : : ｀ヽ
　　,: : : :./: : : :.l {_/　ｌ__ヽ　/: : : : : : l: : : : : : : : : : :|

　 ,: : : : .ヽ:.／:.l /l　 ll　　/: :＼＿_:/: : : : : : : : : : :.l
　.,: : : : :.／: : : l !」　 li ／: : : : : : ヽ: : : :/: : : : : : : :l
　i: : : l: :ヽ: : : : ヽ　 ／: : : : : : :.／==: : l: : : : : : : : :l
　l: : : l: : : ヽ: : : : ／: : : : : :＞: : : : : : : :l: : : : : : : : :l

　　　　　　　　　／,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　 ／,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　_ ziZ´／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.: /:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:/ |:.／Ⅵ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.

　　　　　 |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./{/.|:.:.:.:./　」:.:i_ .Ⅵ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　 l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Ⅳ.　 _|:.:.:/=´ }Ⅳ　 Ⅵi/}ハ:.:.:.:.:.／.｀ヽ.:.:.:.:.:
　　　　　 }:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:.:!|　,zZ|Ⅳニ≧z_　　.Ⅳ　i ｜:.:.:/ /ヽ　Ⅴ.:.:.　　　　　………
. 　 　 　　i八:.:.|:.:.:.:| .ﾍ.:.ｉl　ｱ　}/{_ ア　ノ　　 }’　　 |.:.:/　{ﾍ　;　.}.:.:.:.
. 　 　 　　}　.ﾍハ:.:.:.:.:}ﾍ:i|　　　　￣　　　　　　　 　 iⅣ　ヽ　/　/.:.:.:.　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　ﾍ｀{ハⅣﾍ{　　　　　　　　　　　　　　 }ﾘ　　/_ .／.:.:.:.:.:　　 | いや、君のそう高潔とも取れる無欲さが　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '　./.:.:.:.:.:.:.:.:　　 | 聖杯に選ばれるきっかけとなったのやもしれないな。 |
　　　　　　　　　　 .∨......_　　　　　　　　　　　　　　　　 , =Ⅴ.:.:.:.:.:.:.:.:　　  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
. 　 　　　　　　　　 　＼:::::::7　　　　　　　　　　　 　 　 /　　.Ⅵ.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　　 　 ﾍi:..........＿＿＿　　　　　　　　 ／ |　}:.:.:.:.:.:.:.:.　　　　そう、なのでしょうか。
　　　　　　　　　　　　 　 ﾍ￣ ´　　　　　　　　　 　 ／ 　 i　/:.:.:.:.:.:..:.
　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾍニ７　　 　 　 　 　 .／　 　 /../／}.:.:.:.:.:.
　　　　　　　　　　　　　　　　i´　　　　　　 　 ／　　 　 ,　/ 　 .|∧{ﾍ{
　　　　　　　　　　　　　　　　l　　　　　 　 ／　　　　　/　　 . :≦i:i:i:
　　　　　　　　　　　　　　　　 ー― ‐ ミi´　　　　　　 _.　:≦:i:i:i:i:／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　 _　. 　:≦i:i:i:i:i:i:i:i:i:／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　十 :i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:Ⅳ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:Ⅳ


強引に納得させるような言葉で有ったが、胸に広がる欺瞞という渦は晴れることはない。
つまりは、私は納得が出来なかったのだ。何故、自分のような存在が聖杯に選ばれたのか、何故、戦わなければならないのか。

何もかもが腑に落ちないが、それでも父の命令で有る以上、逆らう訳にもいくまいのだ。
今は、欺瞞を除外してこの戦いに身を投じる覚悟を決めねばならない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ____＞-. : : : : : : : ＜
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : : :／´. . .￣ ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ィ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.　 .|
　　　　　　　　　　 　 　 　 〃,': : : : : :／´´｀ヽl: : : : : : : : : : : : : : : :　 .!
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 {{ ,': : : : : /　　　　 ./: : l !: : : : .l: : : : : : :　 .|
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 {: : : : :/__　　　 ./: :..ｨ: |: : : : :l: : : : : : ::　 ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽl:.{ゝｬｪｭ　　 /: ／.}:.ﾊ: : : :.l: : : : : : :　 .l .}　　　　さて、綺礼くん。君は聖堂教会を辞退し、私の元に弟子として付く。
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 I/　　 ./　 /／ニ.l/-l:l: : :.l: : : : : : 　 ./!/
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 Ⅳ　 ./ 　 　 　｀ﾞ-ノ l/l: :/: : -ﾐ: :　 /　　　　　　そして、共にこの戦いを勝ち抜く…。
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ∧　/　　　　　　　　　 }/／　　}: ／
　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿_.∧ _　　 　 　 　 　 　 　 　 ／ .{
　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : :: : {　　｀丶　　　　　　 r- . : : : : : =-　　　　　　 要点を掻い摘んで説明すればこの通りだが、何か有るかね？
　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : :.lヽ,;,　　　 　 　 ＜　/イ:∧: :ニ=-
　　　　　..／: : : : : : : : : : : : : : : : :ｲ;,;,;,;,;,ｧ=-　　 　 　 　 l/ ./:ヽ
　　　　 Ｙ: : : : : : : : : : : : : : : : : /---l　　　＿ -=＜´　　　/: : : 〕i
　　　　 .|: : : : : : : : : : : : : : : : :/ ∧　ｌ　 ／ヽ　　　　　　／: : : : : l:＼、
　 　 　 ,': : : : : : : : : : : : : : : :./　Ｖ∧ゝ/＿＿ヽ　＞/// /: : : : : :l: : :＼＜
　　　 ,. : : : : : : : : : : : : : : : :/　　 ＞-_　 ＞//////／ /: : : : : : .l: : : : :.＼ ヽ
　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : /　 ／//〔_〕-=≦ニ= ／　/: : : : : : : : l: : : : : : :＼ ヽ
　 ./: : : : : : : : : : : : : : : : / ／///l Y//l　　　　　　　/: : : : : : : : : l: : : : : : : : :＼ ヽ

最早この男の中では、私は彼の傀儡となることは決定事項らしい。恐らくは父も同じ。
……私はこれで良いのだろうか？逆らう気はおきないとしても、何かが胸の中で波紋になって広がる

【台詞安価　下1～3】

　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　 |　 例えば…　|
　　　　　　　　　 ヽ＿＿＿＿ 乂_

そうこれは例えばの話。万が一の可能性をも考慮した場合の話だ。
だというのに何故だろう。邪な意志は一切抱いていない筈なのに、胸に広がる波紋が羽蟲の如く沸き立つ。

まるで、私がそうなることを望んでいるようで……


　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼｀ー‐-　、 ﾄ.
　　　　　　 　 　 ＜￣￣￣￣￣￣:　:　:　:　: ヽ|ﾊ
　　　　　ヽー―‐ ´::::　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　: }

　　　 　 　 ＼::::::::::::　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　: ｰ‐ ､
　　　　　　 ／:::::::　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　: r‐ヽ
　　　　　／::::::::::　.:　.::　.:　:　.:　.:.|　: ﾊ　:　:　: i :　:　: ＼

　　　　/::::::::::::::　.::: .::::　:　:　.:j:　/:　/.:.Ｖ　|:.　: i:　:　:　:　＼
.　　　/ィ::::::::::::: .::::::.::::::　:　.:::/::::':: :/.:.:.:.:V |:::::.　!　i:　:　:　ヾ}

　　　　 |::::::::::::..:::::ﾊ:::::ﾊ　: ::/ ':/|::/.:.:.:,:ｨlく:|:::::::i::.　:!:　:　: ﾊ
　　　　 |::::::::::::::::::|,_!:::| ‘,:::/ 〃,斗匕´__,l/ l:::::::i:::.　!:　:　:　:|
　　　　 |::::::::::::::::::|.:.~≧ｔ|/ /　〈:.:.:＜　{::::ﾉ l::ﾊﾉ::::. :!_: i:　:|｀　　　　師が敗退して私が勝ち残った場合は、聖杯を使わせては貰えないでしょうか？
　　　　 |:∧::::::::::::!:.＜ｔ:::ﾉ :.| 　 ＼:.:.:.:.　　　ﾘ　∨:l/. Ｖ:　:|
　　　　 |'　 Ⅵ::::::j.:.:.:.:.:.:.:.:.,′　　　　　　　　　　|:/.｛ .j: :/:l　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　リヽ::|.:.:.:.:.:.:.:〈.......　　　　　　　　 　 ﾘ.:/ /.:/ ﾘ　　　 | …ほう。これはこれは面白いことを言う。 |
　　　　　　 　 　 ﾘ､.:.:.:.:.:.:.:.｀.:./　　　　　　　　　 __,ノ: /　　　　　  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　　 　 　 　 ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.＿_　　　　　　　　/ |::::: |
　　　　　　　　　 　 　 '.:.:.:.:´.:　 　 ￣ 　　 　 ／.:.:|::::. |　　　　　　　……いえ、出すぎた言葉を吐いてしまいました。
　　　　　　　　　　 　 　 '.:.:.:.:.:.:.:／　 　 　 ／.:./.:.:|/l:::ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　ヽ.:.:.:.{　 　 　 ／.:.:.:/ :.:/.:.:!/　　　　　　　今のことはなしにして頂ければ、お互いの関係は保たれるはずでしょう…
　　　　　　　　　 　 　 　 　 }__:;.　 -‐ ´.:.:.:.:,.，　-―┴┐
　　　　　　　　　　　　　　　　 |.:.:.:.:,，.:≦//／: : : : : : :│
　　　　　　　　　　　　　　__,.，.:≦/////／: : : : : : : : :.∧

　　　　　　　　　　　　　　|////////// : : : : : : : : : : : : ﾊｭ.,_
　　　　　　　　　　　　　　|/////////: : : : : : : :＞ : :´／: : : : ＞


直ぐ様に頭を振って、有ってはならないことを吐いた事実を抹消しようとするも、男は好奇心から言葉を続けていく。

: : : : : :l: : : : : : : : : : : : :./　　　　　　　　 　 　 　 　 |: : : : : : / ヽ: : : : : : l: : : : : : : : l: : : : : : :
: : : : : :l: : : : : : : :.ｨ: : : /　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |: : : : : /　　 ヽ: : : : :.l: : : : : : : : :l: : : : : : :
: : : : : :l: : : : : : :./.l: : : l　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |: : : : /　　　　ヽ: : : : l: : : : : : : : :l: : : : : : :
: : : : : :l: : : : : :./　l: : : l　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |: : : /　　　　　　ﾊ: : :.l: : : : : : : : :.l: : : : : : :
: : : : : :l: : : : : / ＼l: : :{＝=- _　　　　　　　 　 　 　 |: : /＿＿＿＿＿ﾊ: : lヽ: : : : : : : :l: : : : : : :
: : : : : :l: : : : : l- ＿ｌ: : l/////∧　　　　　　 　 　 イ: :./////////＞=-.l: :l　ヽ: : : : : : :l: : :: : : :
: : : : : :l: : : : : lヽ　　ヽ. ―-////ヽ　　　　　　 ／/|: /////＞　＿＿＿l: /＿ ヽ: : : : : :l: : : : : : :　　　　いや良い。
: : : : :/l: : : : : l　 ヽ　 ヽl乂ノ　>￣　　　　　　 ￣ TT:/　 {￣ 乂: :i: : :ﾉ l/　／　ヽ: : : : :l: : : : : :
: : : ./　ｌ: : : : :ヽ　　　 ￣￣　　　　　　 　 　 　 　 .| l/　　　｀ー――――´　　　 ヽ: : : :l: : : :／　　　　 君は無欲なようで有りながら強欲で有るのだね。
:lヽ: {　 |: : : : l￣　　　　　　　　　　 ,　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ',: : ｲ: : :./
l　ヽｌ .八: : : :l　　　　　　　 　 　 　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }:/..|: : /
　　　　　ヽｌヽｌ　　 　 　 　 　 　 　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　 .|／　　　　　　　そうだね―――
　　　　　　　∧　　　　　　　　　　 ,
　　　　　　　 .∧　　　　　　　　　,
　　　　　 　 　 ∧　　　　　　　　,
　　　　　　　　　∧　　 　 　 　 ,
　　　　　　　　　　 ＼

【直後判定】
1～3：そのようなことはないから安心し給え
4～6：ふむ。なるほど、その線は考慮していなかった。
7～9：良いと言ったのなら？その時は、君は何を願うのかね？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : ｀´: : :ヽ

　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 , ': : : : : : : : : : ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,': : : : : : : : : : : : :.!
　　　　　　　　　　　　　　　　　{:.::.!: : : : : : : : : l: l}

　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:.l: : : : : :l: : : :ry　　　　…ちょっと早いんとちゃうん？

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 Ｖ: : : : : : : : : ｿ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 V: : : : : : : :ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 从从从从从
　　　　　　　　　　　　　　 -=≦: : : : : : : : : : : :≧=-
　　　　 　 　 　 　 　 〃: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :T: :Y
　　 　 　 　 　 　 　 ,': : : :,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,: : :l
　　　　　　　　　　　.: : : : l: :: : : : : : : : : : : : : : : : : : :l/: : : l

　　　　　　　　　　　l: : : :il: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｌi/: : : l
　　　　　　　　　　.: : : : :.il:: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.li／: :ﾒヽ

　　 　 　 　 　 　 l: : : : : :l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : li: : : : : ﾉ
　　 　 　 　 　 　 |: : : : : :l:: : : : : : : : : : : : : : : : : : :./!: : : : :∧ _
　　　　　　　　　./: : : : : :l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : l .ヽ: : : : : :ヾy

　　　　　　　　　l: : : : : : l l: : : : : : : : : : : : : : : : : : .l　 ヽ: : : : : :.}
　　　　　　　　　|: : : : : :.l |: :: : : : : : : : : : : : : : : : :.l　　 乂: : : :ﾉ
　　　　　　　　　|: : : : : :.l.l: : : : : :_:_:_:_:_:_:_:_: : : : :了　　　 ｀￣
　　　　　　　　　|: : : : : :Ⅱ: : : : : : : : : : : : : : : : : :.}

　 　 　 　 　 　 ,': : : : : :.l/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :l
　　 　 　 　 　 ,': : : : : :./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l
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　　　　　　　　ｌ: : : : : :.l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.l

【直後判定】
123：関係悪化
456：では君は何を望む？
789：お前何で慧眼持ってるの？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　　　 ／ｰ―/　　　　　 　 :',　.ｧ´￣￣　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／:./　　 /　　　／　 　 　 　 　 　 　 　. :∨　　　 　 　 |
. 　 　　　　　　　　　　　　　　ｧ’: :/: : : :/　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 , : : : : : : :/_. . . ./: : : : : /　 ／　　/ 　 / ヽ　 ,／ !　　 　 :!
　　　　　　　　　　　　　　　/: : : : : : |/:/: : :/: : : : : /　 /＿,/　 　 /　　 ∨　　|: .　　　:!
　　　　　　　　 　 　 　 　 /: : : : : : : l./: : , ｲ: : : : :/　 /: : :/ 　 　 |ヘﾍへ!ィイj|: .　　　 ',
. 　 　 　 　　　　　　　　 /: : : : : : : :./: : /: : : : : :/_,//: : :/ ,/: : :　| 　 　 　 　 .|: .　|:　　 ',
　　　　　　　　　　　　　 |: : : : : : : :/: : // : : : : : :./: : : :/_,/ '.: : : :| 　 　 　 　 .|: .　|:　 　 ∨
　　　　　　　　　　　　　 |: : : : : : :/: ／/|: : : : : : :-= 、: :./　　',: : :|　　　　　　 j/　 !　　|　:}
　　　　　　　　　　　　　 |: ハ: : : '7′/. |/l : : : : : | : :`ｰ====== 、　　　 ｨ=='’: : : : :　∧:.′
　　　　　　　　　　 　 　 j'　　Ⅵ:/: : ::!.　|　Ⅵ : : : |: :弋tfテ=ﾐ: :_,: :|、　 ,/　/: :/: |∧り　}/
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 Ⅵ: : : :ヽ　 く ＼|＼!: :　',{ _ _／ /!: :|:ﾐ 　 !> |: 〈: : |: :/
. 　 　　　　　　　　　　　　　　　Ⅵ: : : : ＼_ `　　　　　: :ヽ　　./ .!:.7: : ',.｜./: : 〉: : /　　　　　………
. 　 　　　　　　　　　　　　　　　 |: : : : : : : 7｀i　　　　: : : : ＼/: :ﾉｿ : : 　 |∧{ﾊl∧/
. 　 　 　　　　　　　　　　　　　　|: : : : : : ::|　.|　　　　　　　　　　 : : : : 　_j'　　 　 ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,: : : : : :ﾊ:{　 ＼　　　　　　　　　　´ -7´
　　　　　　　　　　　　　　　　／イ: : : /　`　　　＼　　　ｰ=　　　 ｧ'　′
　　　　　　　　　　　　　　ｰ '’　,j|: : :/　　　　　　　`↓、　　ｰｭｭｧ' /

　　　　　　　　　　　　　　　　／|==!　 `　、　　　　　 Ⅵ№_、jニし'
　　　　　　　　　　　　 　 _ ←ﾆ:|==!　　 　 `　、　　 　 `守ﾍニニ:{
　　　　　　　　　 　 _　←ニニﾆ’.= >、　　　 　 ` ＜　　 　 |`守ﾍ{>　_
　　　　　　　　_　←:|ニニニニニ’.==:>、　　　 ＞ ⌒ヽ　 /./　　　 ＼ニ',> _
　　　　　_　←ニニ::|ニニニニニﾆ’.===:>.、イ　　　　　',.:!/　 　 　 ／ ニ',ニ→　_
　 _　←ニニニニニlニニニニニニﾆ’.====>.、　　　　　',!　　　 ／ニニﾆ:',ニニニニ→　_

それは、余りにも似つかわしくない表情だった。夜の闇の中で、弱々しく光を放つ時代錯誤のランプ。
寂れた一室の中で、光に当てられた貌はまるで別人のようにさえ思える。


　l : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l: : : : : : :.∧: : : /　ﾍ: : : : : : : ／: : : : : : : : : : : : :
　l: : :l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /　l : :.7　　 ﾍ , -=≦z _: : : : :/: : : : : : :
　l: : : : : : : : : : : : : :.∧: : : : : : : : :./　　|:. /_ z七ﾟ´ - 、_　￣: : : :., : : : : : : : :
　|: ∧: : : : : : :}ﾍ:.Ⅳ　ﾍ: : : l: : : :/　, ／///_　-=≦ 7／ Ⅵ: : : ∧: : : : : : :/´　｀ヽ

　|/　l: : : : : : ヽ_ﾍ:.l._　 ﾍ: : : : :./　//彡´ ｹ＿_弋レ´　 　.Ⅵ: ./　ﾍ: : : : Ⅳ´　　　Ⅷ
. 　 　}八: : :.￣}　ﾍ{ ≧=-_、: :/　´{: : : :≦¨￣　　 　 　 　 | :./　　　ヽ: : / ./´　ヽ }
　　　　 ﾍ: : : : ﾍ　孑´弋七 }=-　 _　｀ マ: :=-　 _　　 　 　 l:/　　　 　 lⅣ /　　　　l
. 　 　　 　 、: : : ヽ　｀¨　 ／}'ﾍ{　　　　　　　　　　　　　　　}'　　　　　 Ⅳ {　　　}　 |　　　　　…時臣師？
.　　　　 　 ﾍ: :∧: }:.　　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　　 /　/
　　　　　　　ﾍ{　∨:. 　 　 ,' 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {_　 -7　／　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　 　 　 　 ∧:. 　 　、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ′　 , : '　　　　　　 |　 君は例えばのつもりで話を持ちだしたね？　 |
　　　　　　　　　　 ∧:. 　 ∧｀: =- __　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　ノ　　　　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　　　　 　 　 　 、　　ヽ、: : /　　　　 _　　　　　　　　　 　　 　 ∧
　　　　　　　 　 　 　 　 ﾟ.:.　　　}／　　　， '__ム　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　　　　ええ、そうですが…
　　　　　　　　　　　　　　ﾟ ．:.　　t_ -=　　￣￣　 　 　 　 　 　 　 , .:'　l
　　　　　　　　　　　　　　　 ﾟ ．:.　　　　_＿　　　　　　　　　　　／ 　 . |
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧:.　　｀¨¨¨´　　　　　　　　, .: ´　　　　　　　　　　l
. 　 　　　　　　　　　　　　　　　 ﾍ:.:.　　　　　　　　　　　／　　　　　 l　　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾍ:.:.　　　　　　　　 ／.　　 　 　 　 |　　　 　 _-=
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　　　　　 , .:'ﾟ　　　　　　　　　_　　-=ニ三

―――その有無を言わさない迫力に、自然と私の表情も険しくなる。
まるで親に悪戯がバレた子供のように、背が自然と縮こまる。

　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／／.:.:.:.:.:.::／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　/イ.:.:.:.:.-=≠.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: Y

　　　　　　　　　　　　　　 ./.:.:.:.:.:.:.:.:.: ／⌒Y.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
　　　　　　　　　　　　　　 {.:.:.:.:.:.:.:.γ　／.} i-=ﾅ 7.:.:.:.:.:.ｨ:.／　.!.:.:.:/ヾ,:,.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
　　　　　　　　　　　　　 　 V.:.:.:.:.:.∧　{　/　　　 /.:.:.／/＼　　|.:.:.:|　　ヽ.:.:.:.:.:.:./
　　　　　　　　　 　 　 　 　 }.:.:.:.:.:.:.:∧ 　 　 　 　ｌ/{:/ 杙ヽ .＼.!.:.:.:! 　 　 /.:.:.:.l
　　　　　　　　　　　 　 　 ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ　　　　　|　｀　｀癶心　.}:/!/　　 ./.:.:.:.:ﾊ
　　　　　　　　　　　　-=ニ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/　　　　　　　　　　　　　 / /　ィ=/.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　　　／／.:.:.:.:.:.:.:.:./ {　　　　　　　　　　　　　　　 l㌢.'.:.:.:.:.:.:..ﾉ　　　　　先ずだね。綺礼くん。
　　　　　 　 　 　 　 〃/.:.:.:.:.:.:./ ヽ{　 ',　　　　　　　　　　　　　　 l.:.:.:ｨ.:.ノ)::ノ
　　　　　　　　　　　　/.:.:.:／.|/　　　{　∧　　　　　　　 　 　 　 　 」ノ }/　 ´　　　　　　 「例えば」を前提に持ち出すのは、大抵はそこに「本心」が隠れている。
　　　　　 　 　 　 　 〃／＞ l　　　 .i　 .∧　　　　　　丶　　　　 ´
　　　　　　　　　　／: : : ＞　　＞　 .l　　　ヾ,,　　　　 ,;;,,　ソ´
　　 　 　 　 。ｓ＜: : : : : : : : : ＞　　＞　　　 ヾ; ; ,、/; ; ;/　　　　　　　　　　　　　　　　つまりは、君は心のどこかで私が敗退することを望み、聖杯をも望んでいる。
　　　 。ｓ＜: : : : : : : : : : : : : : : : : :＞　　＞　 ヾ; ; ; ; ;,/
　s＜: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ ／＼　}ヾ;_;_{

.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼　.{./　>sュ
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼l　 {: : : : : :＞ｓ

　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｰ=彡.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＼
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /::/.:::::::::::;::::::::::::::::::::::::: i:::::::::::::: i::::::::::::::::::｀ヽ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /::/.::::::::::::;::::::i:::|:::i i::::: |{:|!::::::::::::::|::|i::::::::::::::ｉ::::i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／イ.::::::::::::::;::::::i| i|::!|:|ｉ::::l|Ⅵ::::ｉ:::::::ｌ|::}|ｉ:::::::i|:::|i:::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |i::::/:::i ::ｉ::!:::l| l|::!|:||::::l| |l|::::|:::::::ｌ|::}||i ::::}|:::|ｌ八
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |!:/:::/|ｉ::|::i__l|八::|八::ｌ| |l|∨:://:l/:|||:::/:|::i|ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |/! /!:||::|::|i::l|￣i:|二ﾆ=ﾐⅥ://仏斗气J|Ⅳ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | И/^|::|::||八＜爬ミメ　＼// <爬＞刈/　　　　　……馬鹿な。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |{ 「Ⅵﾉ　　　　　　　　　/′　　 　 ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼ヾ)}　　　　 　 　 　 　 {　 　 　 /ｿ　　　　　　私は、確かに師に仕え、貴方に勝利を捧げるつもりで…！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 i＼_　　　　　　　 　 　 〉　　　/´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |ｉ:::!|、　 　 　 　 　 ` '´　 　 /!　　　　　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 八:::| ＼　　　 ＜二二＞　 ｲﾊ、　　　　 　 | 人はね。自分の本心に気付けない時が有るのだよ。 |
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 / /|:::ト:.　＼ 　 　 ｀二´　 /　|小＼　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　ｉ:::|　::. 　 ＼　　 　 　 /　 :l┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 r‐┴──‐､ `ー―=≦二二|
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,|二二二二 |　i 二二二二二|､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／小、ニニニﾆ|　l二二二二ﾆ乂ﾆ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _　 -=ﾆ二二|ﾆ＼ニニ二|　|ニニニﾆ＜_/ニニニ==--　　 _
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 _　 -=ﾆ二二二二二二|二ニ＞===//===＜二二/ニニニニニニニニニ==--　　 _
　 　 　 　 　 　 　 _　 -=ﾆ二二二二二二二二二|ニニニﾆﾆ川ニニニニﾆ/ニニニニニニニニニニニニニニ＼
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　　　　　　 .:'.:.:/ ,'.:.:.:/.:.::.:.:./.:.:.:.:.:j.:.:./　　　　　 　 /.:.:.:.:./　　　 ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:　 　 邪な本心を隠すために、善性的な建前を全面に押し出す。
　　　 　 　 l.:./　.l.:.:./.:.:.:.:.:/.:.:ヽ≠=/_,　　　　　　.//_ -/＝=----ヽ.:ヽ.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　 　 　 l/　　l.:.:'.:.:.:.:.:/.:.:.:.:/ヽー-=　　　　　 //ﾆ≠＝=-ニニニヽ.l: !.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ .　　  そして、建前で騙した後に、来る時に牙を向くのだ。
　　　　　　　　　 l.:.!.:.:.:.:ｨ.:.:.:.:/V.:./乂い__.　　　//.:.:/　　/　 乂_ノア ヽ.:|.:.:.:.:.:.:.:./.:/
　　　　　　　　　 ヽ!.:.:./ V.:./l.:.l.:.{　　　 /　 　 /∧:/　　　￣￣￣　　　lｲ.:.:.:.:.:.イ.:/　　/
　　　　　　　　　　 ヽ/　 .V　l.:.:ヽ{　　 .,　　　 .l/　li　　 　 　 　 　 　 　 !.!.:.:／ //　　　　　　 本心を。本願を果たすためにね。
　　　　　　　　　　　　　　 ヽ.l／ 　　　,　　　　.!　 .|　　　　　　　　 　 　 }／　／
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ /　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 >－<.:.
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ　_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　　　 l.:
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　ヽー－- _　　　　　　　　　　　 ／　　　　 ,'.:
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ニニニニニニニニニニニﾆ.／i:i:i:i: |i:i:i:i:i:＞'´./ :i:i:i:i:i:i:i:i:i: ／i:i:i:i:i:i＼
ニニニニニニニニニニﾆ／i:i:i:i:i:i:i:i:|＞'´ニﾆ7i:i:i:i:i:i:i:i:i ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
ニニニニニニニニニ .／}/／＞'´　|..ニニﾆ7i:i:i:i:i:i:i:／i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i: ＼
ニニニニニニニニ ／/　}'　　￣￣｀＼ニﾆ7i:i:i:i:i:／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞- ―

ニニニニニニニ.／ }/　　　 ｝}￣ 、＿∧ﾆ7i:i:i:／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾍ　-=＜'´
ニニニニニニ／　　　　　　 ﾍ;、　　o、ｉ∧'i:i／ﾆ |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i: ／ i:i:i:i:i:i:i∧
ニニニニﾆ.／　　　　　　　　　｀＼　　 Ⅵ∧.ニ }..li:i:i:i:i:i:i:i:i/／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
ニニニﾆ／　　　　　　　　　 ＜ニﾆヽ、 {ｱ}i:}ニ/..|i:i:i:i:i:i:i:／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:l
ニニ .／　　　　　　　　　　　　　 ＜ニⅥﾆﾍ{_/ﾆ.|i:i:i:/／ニ/i:i:i:i:i／ i:i:i:i:i:i:i:i |　　　　　 馬鹿な！私は確かに全身全霊を以てして、師に聖杯を齎すために奔走するつもりです！
ニ ／.∧　　　　　　　　　　　　　　　 ＜ニ＞‐- .}i:i /ニニ/i:i:i:／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:l
.／ニlﾆ∧　u　　　　　　　　　　　　　 7￣　 　 ./i:i/ニニ/i:i／ i:i:i:i:i: / i:i:i:i|ﾍi:l
'ニニlニﾆl　 　 　 　_／　　　　　　____＿　 　 ./ |/ニニ/／../:i:i:i:i:i / i:i:i:i:i:| .ﾍ{　　　　 父の想いにも答えるために、私は―――！
ニニ7ニ.∧　　　｛∠_　 -＜　　　｀寸二ﾆ=-/ﾆ{｀＼ニニﾆ/i:i:i:i:／i:i:i:i:∧i:|　 ｀
ニﾆ7.ニニ l　　　丶　｀　　　 ＼　　 Ⅵﾆ厂´＼ﾍ、 .{ニﾆ./i:i:i／i:i:i:i:i:i:7 ﾍi:l
ニ.7.ニニﾆ.l　　　　_　　＼　.　　＼　_￣　　 　 }ニ＞ニ./i:／i:i:i:i:/i:i:i7.　 ﾍ|　　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ﾆ.7.ニニニ.|　　　　｀＼ 　 ＼　　　 、　　　　　 ￣}ニ／i:i′:i:i:i:∧i:i7　　　｀　　　 　 | ならば、君は気付いて居ないのだろう。自らの本心に。　　　　　　 |
..7ニニニﾆ.|　　　 　 　 ＼ 　 ∨ {　.}　　　　　　　 匕i:i:＞'´}i:i:i/　}/　　　 　 　 　 　 |  ―――汚いものから眼を背けるのは、人間のならば当然のこと。 |
7ニニニニ.l　　 　 　 　 　 ヽ　.∨／　　　　　　イ:i∧i:i|　　.l:i:/　　　　　　　　　　　　 |  別に恥じ入ることでもないだろう？　 　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |
ニニニニﾆl 　 　 　 　 　 　 　 ﾍ{ 　　 　 　 ／　|/　 ﾍ{　　.|/　　　　　　　　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
ニニニニlニ∧　　　　　　　　　　 　 　 -＜. 　　l'　　　　　 '
ニニニニlニﾆ∧　　　　　＿　　＜'´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…！違う！違う！違う！クラウディア！私は―――！

ニニニニlニニ.∧_　 x令´7
ニニニニlニニﾆ∧:i:i:i:i:i:i:7
ニニニニlニニニﾆl:i:７ﾍ/
ニニニニlニニニﾆl }'.　′

【直後判定】
1～4：忘れることにしたのだ
5～9：無意味にしないためにも、決して忘れないことにしたのだ

　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ

　　　　　　 |　 傷を掘り起こすことになってしまって、申し訳ない。　 |
　　　　　　 |　 ……クラウディア。君は、妻を失ったのだね。　　　　 |
　　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_

……ごく最近の話であり、良く有る話だ。女は病弱で、短命であることを約束されていた。
それがつい最近、その生命を閉ざした。私はその瞬間、例えようもない悲しみと苦しみと倒錯を抱いた。

余りにも歪んだ意志。狂った願い。生涯を愛することを誓った女に対して、胸に懐いたものは余りにも歪んでいた。

―――その生命を、この手で奪いたかった。

私は、どう有っても変えられない自分の本質にただ嘆いた。だが、女は私の全てを理解しながら、最後の最後まで私が間違っていないと叫んだ。

私達はすれ違っていた。私は救いようのない人間なのだった。だが。そんな私を認めた女を、私は生涯忘れないことにしたのだ。


【1：本心を告げる　2：それでも否定する　下3】

忘れない。そう、私は彼女の最後と私の歪んだ性質を、決して忘却しない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　./　　/ l　 　 |　　l.Ⅴ　　|　　 /∧　　 /　 l　 l　　|ハl
　　　　　　　　　　　　　　　　　　l /l　l　　 l　　 ∧.　l　Ⅴ　　　 /　 .|　　/l　 .|　 l　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ　.l　|　 　|＞ 、∧ l.　 Ⅴ 　 ./　　 |　 / .|,＜　人　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　l　∧|　＿｀≦三zｭⅤ| / _ｪﾑ三≧´ 　 l　 l　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l /ﾍl　 l　z- ┬ ｭ　 　 Ⅵ　´¨ｧ-　┬-ｧ /　/l　人|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ﾊl .|ﾍ .l　 ｀ ｀¨´_彡´　　　｀ミz_ ｀￣´　lﾊ/　|/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .Ⅴ　Ⅳ　　　　　　　./|　　　　　　　　　/　/　　　　　　……貴方の仰る通りです時臣師
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ、 _　　　 　 　 　 :l　　　　　　　　 ∧./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ヽ、_　　　　　 〈　l　　　　　　 　 ∧/ l　　　　　　 私は、貴方に仕えるなどと良いながら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　l　ﾑ　　　　　 　ﾚ´　　　　　　∧　　|　　　　　　.その実は忠誠を誓っていない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハ　|. |ﾍ　　 　 に　￣_ﾑ　　　 /l　 人l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ　　∨l |　＼　　｀　二ﾆ ´　　／　|　/.l　　　　 　 f´￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ -＜　',　＼　　　　　　／　/ .lﾊﾍﾉ　　　　 　 | .……そうか　  |
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l￣~゛''　‐-　..,,_ー--- ´_,.．-‐'''"~,ﾍl　　　　　  ヽ＿＿＿＿＿ 乂_
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　¨｀l　.l´¨: : : : : : : :/　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_」、　　　　　　　　 |　|: : : : : : : :／.　 l、　　　　　.本心を告げるなら、何故聖杯がこのような歪な私を選定したのか。
　　　　　　　　　　　　　　　　 _,.．-‐'''"~::::::ヽ、: : : : : : : : : :l .l: : : : : : ／　　　ﾑ≧z _
　　_　　＿　_ ,,...　-‐　'' " ´　　　｀ ﾐ;、::::::::::::::::ヽ : : : : : : : | l : : : :／_,.．-‐ ' ／/　　　　 ただ、それを知りたいのです
. /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',｀ ヽ;:、::::゛''　..,,::::::::||:::::／　　　 ＞ ´. ./
/　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ',　　　｀　 -ミ::::::|　|　|_,.．-‐'''".　 　 /

聖職者で有りながら、懺悔のような告白だっただろう。時臣師は、ただ静かに耳を傾けていた。
やがて開かれる口。紡がれるその言葉は果たして何だろうか？

少なくとも、どのような言葉を吐かれようと耐える覚悟は出来ている。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　 .＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　＞.:´.:.:..:.:-.:´.:.:.:｀:.＜

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　　　　　　　　　　 ヽl/　　ヽ　 　 　 　 　 　 l　　　　　　,　　}
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　　　　　　　　　　　　　　_/.ｲ　　　 ヽ,,,,,,,,,,;,;,,,,,,,イ ..!_ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　 「｀　_ 　　ヾ,;,;,;,;,;,／　 _ｿ|
　　　　　　　　　　　　　　 イ　　　 ￣ヽ ｀ﾞﾞ ´ ィ￣　..|_
　　　　　　　　　　　　 ／: :l=-　　　 ／＼　 / ＼　 .ﾊ.:ヽ
　　　　　　　　　 　 ／: : : .lﾆﾆ=- __≧　 _V_　≦ﾆ=-ﾊ: : : ヽ
　　　　　　　 _＞: :´: : : : : :l .ヽﾆﾆﾆﾆ=-{.==.}-=ﾆﾆ/　 ﾏ: : : :ヽ
　　　 _＞: ´: : : : : : : : : : : :l　　ヽ＝=／ヽ__/ ヽ==　　　ﾏ: : : : : :｀ :＜

【直後特殊時臣判定】
123：ならば君は君の戦いをなさい。
456：はは、ならば最後には私達は戦うことになるのかな？
789：それもまたよし

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　　　　 　 　 　 　 　 　 j.:.:.:./.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.},:,:,V,:,:l.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ 、
　　 　 　 　 　 　 　 　 /.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:/l.:.|　　　 .l.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:ﾊ ヽ
　　　　　　　　　　　　/: /.::.:.:./.:.:.:.:.:.:./ .|.:.|　　　　}.:ﾉヽ.:.:.:.:ｲ.:}　ヽ　　　　　　綺礼くん。私と君はどうやら相容れない存在のようだね。

　　　　　　　　　　　 / ｲ.:ﾊ.:./.:.:.:イ.:/-=≠=　　　/ｨｪｧ}.:.:/}.|/
　　　　　　　　　　　　　l/　Y入´ ,l/弋ijｸ {　　　　　 　 l/ /　　　　　　　　　　でもまたそれもまた私の心を擽る。
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 }　 ,　　　　　　　l　　　　ｒ{
　　　　　　　　　　　　　　　　 /.:.:.:.:.、　 　 　 　 l 　 　 /.:ヽ _
　　　　　　　　　　　　　　-=彡.:.:ｨ.:.:{＼　　 ＿ ＿__, .ｲ:￣: : : :>=-　　　　　　だが、寝首を掻かれるような真似をされる訳にはいかない。
　　　　　　　　　　　　　　＞´:l: : |ﾘl＼ .＼,　　 ,,,,　 / |ヽ: : : ヽ: : : : :
　　　　　　　　　　 。s≦: : : : l: : : : :l　ヽ　ヾ,;,;,;,;,;,,/　 Ⅵヽ: : : :ヽ: : :　　　　　済まないが、同盟の件はなかったことになってしまうだろう。
　　　　　　　。s≦: : : : : : : : : l: : : : :＼　 ｀　｀''''''´　 ./ li ヽ: : : : ヽ:.:
　　　　＞´: :｀ヽ: : : : : : : : : : : l: : : : : : ＼　　./ ＼　.| ./　 ヽ: : : : : :.:
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　　　　　 l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Ⅳ.　 _|:.:.:/=´ }Ⅳ　 Ⅵi/}ハ:.:.:.:.:.／.｀ヽ.:.:.:.:.:
　　　　　 }:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:.:!|　,zZ|Ⅳニ≧z_　　.Ⅳ　i ｜:.:.:/ /ヽ　Ⅴ.:.:.
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. 　 　 　　}　.ﾍハ:.:.:.:.:}ﾍ:i|　　　　￣　　　　　　　 　 iⅣ　ヽ　/　/.:.:.:.
　　　　　　　　ﾍ｀{ハⅣﾍ{　　　　　　　　　　　　　　 }ﾘ　　/_ .／.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '　./.:.:.:.:.:.:.:.:　　　　　私も師と同じ立場なら、同じ様な裁定と言葉を取るでしょう。
　　　　　　　　　　 .∨......_　　　　　　　　　　　　　　　　 , =Ⅴ.:.:.:.:.:.:.:.:
. 　 　　　　　　　　 　＼:::::::7　　　　　　　　　　　 　 　 /　　.Ⅵ.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　　 　 ﾍi:..........＿＿＿　　　　　　　　 ／ |　}:.:.:.:.:.:.:.:.
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　　　　　　　　　　　　　　　　 ー― ‐ ミi´　　　　　　 _.　:≦:i:i:i:i:／
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