フラン「私の屋敷でパーティーしましょう」 (41)

このssでは東方の世界では死なないキャラも死にます。貴方の嫁も死ぬ可能性が有るので注意!

スレ主は自称進学校の生徒ですので投稿が遅くなってしまいます。それに文才がないのでその点におきましても注意です。

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フランは自分の屋敷の屋上で文々。新聞の政治記事を目で追っていた。
やっと自分の姉レミリアスカーレットの元から離れ、本当に清々した気分であった。
何故なら姉の自宅で彼女は幽閉されていたからである。
だが、最近レミリアとは、たまに会うほどの仲まで仲が良くなってきている。
そして夕日が映える海を見ながら黄昏ていたーー

一応海があるっていう設定でお願いします。

上白沢慧音はとても気分が高まっていた。何故なら学校休みのアルバイトといえば、大勢の子供の世話と相場が決まっていたからだ。
ことの発端はある人物からの手紙だった。
「人里の評判が良いから貴女を雇うことにしたわ。希望する賃金で良いから、うちで働きなさい。」フランドール・スカーレット
夏休みの時期は本当に辛かった。慧音はつくづく思った。あんな馬鹿たちに授業してもろくなことはなかったわ...。と。

そう思ったけど今の仕事があるだけ、本当に良かったわ。
人里の人間は許してくれた。冷静に行動した慧音の勇気を、褒めてくれた。
頭の中にある光景がくっきりと、はっきりと浮かんだ。生徒たちが妖怪の森へ走っていく。走って走って走って...。生徒の目の前に飢えた人喰い妖怪が立ちはだかる。慧音は慌て、走っていく。例え絶対に間に合わないとしても。間に合わないのは当然わかっていた。

鮮血が飛び散る。元は生徒だったものがどんどん肉片に変わっていく。妖怪は飢えると感情が無くなってしまうのか。慧音は疑問に思う。かくいう自分も妖怪であることを思い出し、自分がそうなってしまうのではないのかと青ざめる。そして目の前の現実を直視する。先生...痛いよぉ...目の前で最後の生徒が切り刻まれた。辺りには生徒”だった”物と凶暴化した人喰い妖怪しか残っていない。そして問いかける。何故自分はこんな夜遅くに生徒の外出を許可したのか。と。
慧音の心は後悔の念と昂った気持ちでぐちゃぐちゃになった。
そして我を忘れ妖怪に飛びかかる...。

博麗霊夢は疑問に思った。突如自分に届いた手紙に出てくる自分の友達という人物フランなる人物とは誰なのだろうかと。昔、退治した妖怪の中にいたか記憶の一片一片を結びつけてゆく。だが覚えがなかった。まあとりあえず会ってから考えようと楽観的な彼女はそう考えた。

見ている人いますかね?

八意永琳は酷く疲れていた。成功の代償である。
永遠亭の医師永琳は最新式の医療器具をそろえ、
患者を迎えた。月の頭脳とも呼ばれている自分が治療するのだから、たくさん来ると思った。現にたくさんきた。だが、完璧な彼女もだが一つ問題を犯していた。ある例月祭の日、突然患者が運び込まれてきた。その時、永琳は兎達がついた餅を食べてしまって、精神が興奮状態にあった。そんななかした手術を失敗させてしまった。
今でも彼女の頭を痛くする種となっている。

船場の前に数人のグループが、戸惑った顔つきで並んでいた。そのなかにいる慧音が大声で呼んだ。
慧音「船頭さんいますかー?」船頭が出てきた。

船頭「何処へ行くんだい?」
目的地を手短に伝え、船に全員乗り込んだ。




ーーーーーー屋敷にてーーーーーーーーー


霊夢「貴女達全員この屋敷に招待されたの?って言っても見たことある顔ばっかりだけど。」

慧音、幽々子、レミリア、永琳、魔理沙、映姫、妖夢、衣玖達全員顔を見あって「ええ。」そう答える。

レミリア「しかし新しいフランの屋敷ってすごく広いのね。まさか島一つ買うとは思わなかったわ。しかも、吸血鬼は水に弱いのに。」

魔理沙「そりゃそのくらい買えるだろ。お前から迷惑料としてお金を散々ふんだくったんだから。」当然のように答えた。

フラン「あれ?皆何で私の屋敷の前にいるの?」

霊夢「いるも何も、貴女が招待状をここの全員に送りつけたんじゃない。」

フラン「どういうこと?まぁいいけど。屋敷に上がって頂戴。」


ーーーーーーーーー屋敷の中へーーーーーーー

魔理沙「しかし殺風景だな。レミリアの屋敷みたいに妖精メイドとかがたくさんいると思ったのに。」

フラン「まあ建てたばっかりだからね。」

長い長い廊下を歩き、リビングに着く。そして全員リビングにそれぞれの場所を決め、くつろぐ。

フラン「ゆっくりしていってね。」

慧音は部屋に額が掛けてあるのを見つけた。大きな四角い紙が納めてある。ーーーどうやら詩のようだ。

小さな兵隊さんが10人、ご飯を食べにいったら1人が喉を詰まらせて、残りは9人

小さな兵隊さんが9人、夜更かししたら1人が寝坊して、残りは8人

小さな兵隊さんが8人、妖怪の山を旅したら1人がそこに住むって言って、残りは7人

小さな兵隊さんが7人、薪割りしたは1人が自分を真っ二つに割って、残りは6人

小さな兵隊さんが6人、蜂の巣をいたずらしたら
1人が蜂に刺されて、残りは5人

小さな兵隊さんが5人、法律を志したら1人が大法官府に入って、残りは4人

小さな兵隊さんが4人、海に出かけたら1人が燻製のニシンに飲まれて、残りは3人

小さな兵隊さんが3人、動物園を歩いていたら1人が熊に抱きしめられて、残りは2人

小さな兵隊さんが2人、ひなたにすわったら1人が焼け焦げになって、残りは1人

小さな兵隊さんが1人、後に残されたら自分で首をくくって、そして、誰もいなくなった

慧音「不気味ね。深い意味はよくわからないけどあの子何考えてるのかしら。」

フラン「何見てるのー?」純粋な笑顔の中に少しの狂気がまみえる。

慧音「何も。ちょっと考え事してただけだよ」
触らぬ神に祟り無し。恐怖のあまりそう答える。

フラン「そう。」残念そうにこっちを見てくる。
かわいい。

その後全員で色々なことをして遊んだ。トランプしかり、ボードゲームしかり。
かつてはめちゃくちゃ仲の悪かったレミリアとフランが想像できないくらい仲が良くなった。

霊夢「そろそろ日が暮れてきたわね。」

フラン「んじゃご飯にしよう!」

妖夢「ご馳走さまでした。」

霊夢「それで私たちの寝室はどこ?」

フラン「何で平然と止まろうとしてるのよ。別に私は寛容だから泊めてあげてもいいけど。」
「二階にゲストルームがあったはずだからそれを使うといいわ。」

霊夢「わかった。もう疲れたから寝室に行くとするわ。」

フラン「3時間後ビンゴ大会するから来てね。」

霊夢「何で行かなきゃなんないのよ。」

フラン「優勝者には賞きn」

霊夢「行くわ。」

フラン「即答ね。」

ーーーーーーーー3時間後ーーーーーーーーーーフラン「ビンゴ大会始めるからみんな集まって〜?」

衣玖「はーい」
幽々子「はーい」
魔理沙「はーい」
.............
.............

フラン「みんな揃ったね?じゃあ始めるよー」
「カード配りまーす」

ーーーーーーーーーービンゴ大会終了後ーーーー
霊夢「うう〜ちょっと食べ過ぎたわね。お腹が痛いわ。」トイレへーーーーーーーーー

妖夢「こんばんは。霊夢さん。今日は楽しかったですね。」

霊夢「ええ。そうね。」

妖夢「ところで、寝室に書き出しが小さな兵隊さんが...で始まる不気味な詩を見ませんでしたか?」

霊夢「ええ。見たわよ。案外フランって悪趣味なのね。」

妖夢「あれ見たら寝れなくなっちゃって。リビングでちょっと喋りませんか?」

霊夢「いいけどちょっとお腹が痛いからトイレしてからね。」

妖夢「じゃあ、ドアの前で待ってます。」

霊夢「いいわけないでしょ!トイレする音が丸聞こえじゃない!」

妖夢「でも怖いんです....」

霊夢「あんたそれでも半霊なんだから我慢しなさい!」

妖夢「はぁ....」

見づらい所とかあったら言ってください。

霊夢「ふぅ....すっきりしたぁー」

妖夢「霊夢さん。やっと終わりましたね」

霊夢「ひゃぁ!?本当に待ってたの?」

妖夢「はい。」

霊夢「あの...その....聞こえてた・///」

妖夢「はい。お腹の調子が悪いようで。」

霊夢「感想は聞いてないわよ!!!」

妖夢「まあ。落ち着いて。リビングでその事についてじっくりねっとり話しましょう。」

霊夢「卑猥な言い方止めてくれる?聞いてるこっちも恥ずかしいんだけど」

ーーーーーーーリビングへーーーーーーーーー

聞こえてた・ ×

聞こえてた...? ○

ミス

霊夢「...でね〜?あの時魔理沙が私のパンツをかぶって現れてね〜そしたら咲夜がレミリアのパンツをすかさず取ろうとして.....」

妖夢「あはは、すごく面白かったです!もうひとりで寝れると思います。ありがとうございます!」

その直後何者かがセットしたラジオから不協和音が響き渡った。ほのぼのとした雰囲気をぶち壊して。

みんなが驚きリビングに集まる。こんな夜遅くに眠りを邪魔されて怒る者、恐怖におののく者。顔を見れば全員が全員感情を剥き出しにしている。
そして<声>が響いた。人間の声とは思えない、よく通る声が、前触れもなくらいきなり...。
「みなさんお静かに!」何者かがわからない声がへやに響き渡る。<声>はさらに言ったーーーー
はっきりとした、甲高い声で。

「あなた方は次に述べる罪状で告発されている。
八意永琳、お前は患者を明らかなミスで死に至らしめた。
レミリア・スカーレット、お前は十六夜咲夜を死に追いやった。
四季映姫ヤマザナドゥ、お前は無実の罪の人間を故意に地獄へ追いやった。
上白沢慧音、お前は生徒全員を妖怪と結託して殺した。
西行寺幽々子、お前は人里の食料を食い荒らして人里の人間を餓死に追いやった。
博麗霊夢、お前は霧雨魔理沙の恋人を死に追いやった。
霧雨魔理沙、お前は八卦炉の力加減を調節せず人里の人間と事故を起こしてしまったのを隠蔽した。
魂魄妖夢、お前は従者としての役目を果たさずに主人を放っておいた。
長江衣玖、お前は特にないけどとりあえず呼んだ。
フランドール・スカーレット、お前は人里の人間を無作為に襲った。
裁きの座の被告人たち、あなたたちに申し開きができるか」

え...どういう事...?全員色を失い、戸惑っている。
どさっ。鈍い音がする。
妖夢「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
妖夢が悲鳴をあげる。その側に丸くなって倒れていたのは衣玖だった。
永琳が飛びつく。すぐにベッドに衣玖を寝かせ彼女の上半身を裸にして調べる。

永琳「何でもないわ。気を失っただけよ。すぐ良くなるわ。」声が震えるのを必死で、必死でこらえて言う。

全員が安心した。ただし、ある一人を除いては。
永琳だ。実際の所脈がなかった。だが、永琳はあえてそれを言わなかった。パニックになるのを防ぐためである。

魔理沙「どうなってるんだ!悪ふざけがすぎるぞ!」顔を真っ赤にして怒鳴る。手がわなわなと震えている。

霊夢「フラン!あなたがこのパーティーに招待したんでしょ!?あなたがこれをやったんでしょ!?だいたい変な詩を飾ったりして気がトチ狂ったんじゃないの!?」しまった。口がすべった。だが時すでに遅い。きれるか何かされると思い目を瞑る。

フラン「違うの。私じゃないの。招待状を送ったこと、詩を飾ったこと、衣玖を殺したこと全て全て全部全部全く違うの」存外まともなようだが内心焦っていた。当たり前だ。自分の屋敷に何者かが色々仕組んだのだから。

がしゃーん。ラジオが砕け散る。動作主は妖夢のようだ。
妖夢「私は...私は...従者として...人間として...ダメだったの?」泣いてはいないが相当辛かったのだろう、床に崩れ落ちる。

心情の描写とか語彙数が足りないのでヘッタクソです。すみません。

あとまだ見てる人いるのかな・

永琳「....息を引き取ったわ。」
全員が鎮まり変える。もう少し前だったら大騒ぎだっただろう。

魔理沙「誰だ...誰なんだよ!?衣玖を殺したのは!?」

霊夢「とりあえず犯人探しのために手紙の共通点を探しましょう。」

ーーーーーーーー調べたあとーーーーーーーー



映姫「............特に共通点はないようですね。」


幽々子「じゃあ、調査を次の段階にしましょう。」

霊夢「その前にあの放送の内容は本当なの?本当なら、みんな相当の事やらかしてるけど。私はもちろん違うわよ。」

慧音「あんなの狂人の妄想妄言だ!!」狂ったように叫ぶ

魔理沙「まぁまぁ。落ち着いて。幽々子の言った通り、捜査をつぎの段階にしよう。」

フラン「とりあえずみんな同じ部屋で寝ましょう夜もこんなに遅いし、思考もみんなめちゃくちゃだわ。」

レミリア「そうね。1ペア3人で監視しよう。そうすれば犯人は1人だろうし迂闊に動けないでしょう。」


ーーーーーーー朝ーーーーーーーーーーーーー
日が昇る。こんなに悲惨な事があったのにいつにも増して空はこの上なく快晴だ。
妖夢「んん...朝だ。」

霊夢「あら。起こしちゃった?」

妖夢「霊夢さんたちが今は監視の番ですか。安心して眠れそうです。」

レミリア「もうそろそろ朝ごはんの時間よー」

妖夢「ほとんどの人が起きてますね。寝てるのは呑気な魔理沙さんぐらいですね。」

ーーーーーーー朝食ーーーーーーーーーーーー

魔理沙「めっちゃ美味しそうだな!朝から納豆、シャケ、のり、味噌汁、卵焼き、ご飯とか誰が作ったのか分からないがすごいな!」

レミリア「ふふーん♪美味しそうでしょ♪私が腕によりをかけて作ったんだから残さず食べてね。たまたまこの屋敷の蓄えもあったから豪華よ。」

魔理沙「かわいい...」(もちろん残さず食べるぜ)

レミリア「本音と建前が逆なんだけど。」

霊夢「あんたたち変な会話してないで早く食べ終わってね。この島の脱出ルートを探索しようと思うから。」

魔理沙「それじゃあ、ちょっとつまらないなあ。
出て行く前に謎を解くのはどうだろう?」

レミリアが厳しい声でいった。「これだけ生きてくるとそんなスリルなんてありがたくもなんともないわ。むしろ迷惑なんだけど」

魔理沙「そんなつまらない事を言うなよ。つれないなぁ。」
そう言い魔理沙はグラスをとって、一気に飲み干した。

慌てて飲みすぎたのかもしれない。
魔理沙はむせた。ひどくむせた。
苦しそうに歪めた顔が、紫色に変わった。
そして、激しく喘ぐ。
椅子からずるずると滑り落ち、持っていたグラスが、手から転がり落ちる。

あまりに突然で、あまりにに思いがけなかった。
だから誰もが息を飲んだ。倒れた魔理沙をただ見つめるだけだった。

中途半端ですみません。もう寝ます。

誰も見てないのかな?

あと、これで大体3分の1くらいです!

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