【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part36 (1000)



 この星には――あなた達の住まう、この星には力がある。
 多様な生命を生み出し、育み、時に滅ぼし、時に恵みを与える。

 地球に芽生えた、知的生命体――人間。
 言語を介し、文化を作り、文明を発展させた人間。
 彼らは時に星の上にあることを忘れ、時に星に畏怖し、星を探究する。

 2XX0年――。
 とうとう、始まりの人間が星の恩恵を知り、その手に握る。
 彼は星の恩恵を『借り/操り』――『掴む/攫む』。

 星の力を『掴んだ/攫んだ』――彼は――始まりのグラスパー。

 彼の出現後、人々は星の恩恵を『借り/操り』ようと躍起になり、とうとうそれを『掴む/攫む』術を見つけ出す。


 星の力を巡る、欲しの物語




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428058205


 ロスチャイルド・ファミリー。
 世界を震え上がらせることさえできる、世界最大規模を誇るアメリカン・マフィア。

 その娘として引き取られ、育てられてきた。
 けれどある日の抗争に巻き込まれて、膝に癒えない傷を負った。

「ロウェナ、この屋敷にいれば安全だ。だから、ここにいなさい」

 心配という名の、束縛。
 大切にするという名目の、軟禁。

 ああ、退屈だ。
 退屈で、退屈で、退屈で、つまんない。

「ねえ、パパに内緒で聞いて」

「これから家出するから、とりあえず、どっか遠くまで連れてってね」

 それは、支配からの脱却。
 自由を手に入れるための、一大逃走劇!

 そう、わたしは自由を手に入れる!
 そしてパパに教えてやるんだ、――わたしの凄さを!

 カラシニコフ・ファミリーはロスチャイルド傘下のロシアンマフィア。
 そう、まずはそこを乗っ取って、わたしの手腕でスーパーすっごいマフィアに育てる!

 その暁にパパはきっと誉めてくれ――いやいやいや、違った、違った。
 こうすればきっと、パパはわたしを見直してくれるはず! 全てはパパを見返すために!

 ――決意に満ちあふれ、いざ、ロシア!
 カラシニコフ・ファミリーのドアを今、このわたしがくぐる!



 過去スレ
 30までの前スレは、30の>>4を参照してください
 1部 意志を継ぐ者(冬也編)1~4
 2部 暁に咲く黒鉄(明編)4~7
 3部 万雷纏いし闊歩(ハワード編)7~11
 4部 零へ至る道(幸晴編)11~14
 5部 穢れざる黄金(独楽編)14~17
 6部 闇を蠢く救済(デイモン編)18~21
 7部 輝きの乙女(夜子編)22~25
 8部 対峙する宿命(怜&御門編)25~30
 9部 奇跡の祭祀(まつり編)30~34
 10部 ロウェナ編35~

 30 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part30 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425809140/)
 31 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part31 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426154148/)
 32 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part32 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426432863/)
 33 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part33 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426766587/)
 34 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part34 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427219974/)
 35 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part35 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427456862/)



 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント151/100 アーム270/200 コート116/300 バーニッシュ97/300
 戦闘スキル:狙撃(93/100)

 ――知人――
 イルミア・チェルシー:鎮静と転移の異能 カラシニコフファミリー末裔 80
 アーロン・イグナチェフ:謎の男 イルミアを気にかけてる? 40
 ヴィオ・ロマノフ:暴食の異能 ロマノフファミリーボス ー
 マグヌス・ニーベリ:ロスチャイルドファミリーの一員 嫌味 ?
 浪川友司:硬化の異能 地下闘技場のファイター 新人狩り 50
 リエル・ラスプーチン:地下闘技場のギャンブラー 70




 ダッ

ロウェナ「えい」

 シュバァッ

 レナが駆け出した、その足元を粒子の異能で分解した。
 がくりと体勢を崩し、アーロンが高速振動剣を叩きつけようとしたがゴムならではの軟らかな動きで、変な姿勢になって避けてしまう。

レナ「面倒な――!」

ロウェナ「まだ終わってないのに」

 ジャキィッ

 消し去った床の粒子でトゲを形成し、レナに向けた。
 しかしそれをコートを使いながら突破し、レナがロウェナへと向かってくる。

ロウェナ「やだ、こっち来た」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 じーざす! スレが新しくなっていきなりだよ
 4~6 イルミア
 7~9 アーロンから目を逸らしたな!?


レナ「邪魔をするなら、手足をもいで――」

 ガシッ

レナ「っ…!?」ゾクゥッ

アーロン「どうした、女? 俺に掴まれただけで、粟が立っている」

 ロウェナに狙いをつけた、その一瞬の隙。
 アーロンは機械的にレナの後ろ襟を掴み、片手の星業砲を彼女の背に押し当てた。

アーロン「死ね」

 カッ
 ドッゴォォォォォォッ

 星業砲が放たれ、レナが吹き飛ばされた。
 しかし、コートでそれを受け流し、どうにかアーロンとの距離を保つ。

レナ「ひやりとしたが、その程度――」

アーロン「爆ぜろ」

 爆破の異能が、発動された。
 手で触れたものを任意のタイミングで、自在に爆破する異能。
 生物を起爆させることは叶わないが、手で掴んだレナの襟が、首の裏という急所で爆破される。

 カッ
 ドッゴォォォォォォォォォォッ

アーロン「…排除、完了」

ロウェナ「…わあ…」

イルミア「すごい…」

リエル「きゃっほーう! 痺れるぅー! かっこいいー!!」キャッキャッ

イルミア「で、でも…ロマノフのボスが、ここにいないし…」

ロウェナ「そう言えばそうだったけど…」

イルミア「これから、どうするの?」


 【安価下2】
 1 出直すかぁー。一旦帰ろうぜ
 2 じゃ、ここで帰ってくるの待とうぜぇー
 3 その他、どうする?



ロウェナ「じゃ、ここで待つ」

イルミア「えっ…」

ロウェナ「探しにいくのめんどうくさいし、どこ行ったか知らないんでしょ?」

リエル「ねえねえ、ところで何してるの?」

ロウェナ「つー」

イルミア「かー」

リエル「ほほーん、ジャイアントキリングですなあ」

リエル「いいねいいね~、何か、そういうの好き。あー、でもチャンピオンいるんじゃ、ジャイアントキリングじゃないかなあ…」

アーロン「…」

イルミア「…遊びじゃないんだけど…」

リエル「だから燃えるんだよ! 生きるか死ぬか、そういうの、燃えるよね」

リエル「ぐふふっ…じゃあ、ロウェナが勝つに賭けようっと」

ロウェナ「何を賭けるの?」

リエル「気持ちだよ、気持ち。気持ちとしてね。もしロウェナ負けちゃったら…よーし、全財産を道路にばら撒いて身投げしよ」

イルミア「…」

ロウェナ「ねえイルミア、何か食べものないの?」

リエル「キッチンとかあるんじゃない? 探検しよう、探検!」

ロウェナ「えー、別に興味ないし…」

リエル「いーいーじゃーんー」

ロウェナ「まあいっか! 行こ行こ」

イルミア「………たくましいってレベルじゃない…」

アーロン「…ただの阿呆どもだ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ヴィオと、幹部2人がかえってきたよぉ…ふぇぇぇ…
 4~6 ヴィオが、もうひとりの幹部を連れて帰ってきたよぉ…
 7~9 ヴィオがおひとりで帰ってきた…ごくり


 【安価下2】【安価下3】
 幹部のお名前おなしゃーす!!
 どっちもロシア人名っすよ!!


 ――モスクワ市内・ロマノフの事務所(半壊)――

リエル「キャビア、思ったよりおいしくないな…」モグモグ

ロウェナ「こんなものでしょ?」モグモグ

イルミア(初めてたべた…)モグモグ

アーロン「…」ピクッ

アーロン「来た」

 ザッ…

ヴィオ「何だ…これは?」

ウラディミル「カラシニコフの小僧と…ロスチャイルドの…」

ヨシフ「てめえらぁ、タダじゃおかねえぞぉ!?」

ヴィオ「黙れ、ヨシフ。耳障りだ」

ヨシフ「黙ってられるかよぉ、ボス! 何だこりゃあ!? ぶっ殺さねえと気が済まねえだろうがぁ!?」

ヴィオ「黙れ、と言っている」

ウラディミル「ヨシフ…またボスを怒らせるのか?」

ヨシフ「だぁってよぉ!?」

ヴィオ「生かしちゃおかないから、黙っておけ」

ヨシフ「分ぁったよ…」

ロウェナ「あ、やっと来た…。まちくたびれたんだけど」

リエル「あれがロマノフのボスかぁ…。ふんふん、強そうだな。ぐふふっ…面白いバトルに期待できますなあ」

イルミア「…」

ヴィオ「さて…ひとつ、先に聞いておくぞ、小娘」

ヴィオ「これは、我々に対する宣戦布告でいいな?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 せんせんふこく…?
 2 ころころしにきただけ。それで全部、返してもらうから
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「ころころしにきただけ。それで全部、返してもらうから」

ヴィオ「いいだろう…」

ヴィオ「あの、つまらない日本人のように食い殺してやる」

ロウェナ「…」

イルミア「…」ブルッ

ヴィオ「ウラディミル、ヨシフ。――許可する。殺れ」

ヨシフ「うおおおっしゃぁあああああああ――――――――――――――――――――――っ!!」

ウラディミル「了解」


 【安価下2】
 3対3だよ…さて、誰と戦うかね
 1 もちろん、ヴィオとやるしかねえな
 2 冷静そうな方の幹部、ウラディミルと
 3 そこはかとないバカっぽさの肉体派っぽい方の幹部、ヨシフと


ヨシフ「偉そうな口、叩いてんじゃねえぞ、小娘がぁああああ―――――――――――――っ!」

ロウェナ「何かきた」

リエル「カウンターだ、カウンター!」

ロウェナ「こう?」

 バシュゥッ

 ロウェナが向かってきたヨシフの足元を消し去った。
 しかし、よろけたのも構わずにヨシフが膝を折り曲げ、一気に飛び出してくる。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 しゅんころだったよ
 4~6 あかん…
 7~9 ぐさり


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 バカ対バカか…いい勝負になりそうだな…。あれ、こういうのどっかで見たような…ハワード編…いや、気のせい? あれ?
 奇数 バカはバカでも、戦闘狂系のバカだからくっそつえーよ? 戦闘に関しては、頭回りすぎよ?
 ※0は偶数扱いなんや


ロウェナ「それで、こうだっけ?」

 消し去った粒子でトゲを形成し、向かってくるヨシフの眼前に設置した。
 しかし、ヨシフは素手でそれを払い飛ばしてしまった。

リエル「あ、これやばいな」

ロウェナ「あれっ、じゃあっ…こうで!」

 ブシャアアアアッ
 ズドォォッ

ヨシフ「どぉらぁあああああああ―――――――――――――――――っ!」

 止まらないヨシフに、さらに水鉄砲を放った。
 しかし、太い腕でそれを受けながらヨシフはずんずん突き進んでくる。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 瞬殺されますわ、こんなん
 4~6 あかん、異能がさっぱりきかない…
 7~9 このままじゃ、勝ち目ないで?


リエル「避けて避けて、ヤバいから、ヤバいって!」

ロウェナ「でも動くの苦手――」バッ

 ズッドォォォォォッ

 リエルに言われ、ロウェナが跳んで避けた。
 腹這いに床にぶつかりながらヨシフのラリアットを回避したが、ロウェナが立っていた場所の後ろにあった置物が薙ぎ倒される。

ヨシフ「避けるんじゃね!」

ロウェナ「今度こそ!」

 シュバァッ
 ズドォォォンッ

ヨシフ「ぬるいっ…!」

 バシャアンッ

ロウェナ「異能、きかない…」

リエル「あー、これ、あれだよ、時々いるんだよねー」

リエル「暴走機関車系。何しても意味ないっていうか? ゴリ押しで余裕で勝っちゃう系。ヤバいねー、これヤバいよー」

ヨシフ「ぶっ殺すから、うろちょろすんじゃねぇえええええ――――――――――――――――――っ!!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 じーざす!
 4~6 あかん…これあかん
 7~9 がんばってみた


ロウェナ「えいっ!」

 シュバァッ
 ズドォッ

 打ち崩されたものを粒子分解し、それをヨシフへぶつける。
 だが、素で頑強なヨシフの肉体は、アームでさらに強化を施されて攻撃が効かない。

ヨシフ「そんなチンケなので、俺を倒せるとでも思ってやがんのか、ボケカスが、こらぁああああああ―――――――――――――――っ!!」

リエル「避けて、避けて!」

ヨシフ「もう、逃さねえぞぉおおおおおおおおおお――――――――――――――――――――――っ!」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 じーざす!
 7~9 どうしようか、この状況


ヨシフ「うぉおおおおおおおおおおおおおおお―――――――――――――――――――――――――っ!」

ロウェナ「避けっ…こうしちゃうっ!?」

 バシュンッ

 自分の足元を陥没させ、ロウェナがかがんだ。
 頭のすぐ上をヨシフの豪腕が空振りして、至近距離から水鉄砲を放つ。

 ズドォォォンッ

ヨシフ「しゃら、く、せぇえええええええ―――――――――――――――っ!」


 【安価下2】
 異能なしでも強いヨシフの異能とは?


 植物人気よねぇ…でも、けっこういろいろ出てるんですまねえ、ずらしま…すが…
 ロシア語でまで解説入れてもらってるところすまないんですが、こっちもすみません…
 ので、自己暗示採用っす。もうこれ、手ぇつけらんないね☆

―――――

ヨシフ「この俺に! ぶっ壊せねえものはない!」キュィィィン

ヨシフ「てめえなんか、一撃でぶっ殺す!!」

ロウェナ「そりゃそうでしょ」

リエル「肯定しないの、がんばれ、がんばれ!」

ヨシフ「だから、逃げるなァ!!」

 ブンッ

 ヨシフが懐のロウェナに、拳を振るった。


 【安価下2】
 1 水の一点突破をはかるぜ
 2 粒子の異能で作った盾を出して防ぐぜ!
 3 その他、どうする?


ロウェナ「やだ、ぶつかる――!」

 シュバァッ
 ガッ
 グッシャアアアアッ

 とっさにロウェナが、粒子を固めて形成した盾を出した。
 しかし、ヨシフの拳はそれをぶち抜いてきて、砕けた盾の破片からロウェナを覗く。

ヨシフ「死ね」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 だからこれ、もう勝ち目ないもん!
 7~9 ロウェナ、今日は割としぶといな


ロウェナ「っ――」

 ドッゴォォォォォォッ

 盾をぶち破った勢いのままに拳が迫った。
 ロウェナの顔面に拳がめりこみ、頭蓋骨を粉砕しながら殴り飛ばす。

 ドサァッ…

ロウェナ「」

ヨシフ「はっはぁーっ!」

ヨシフ「一撃でぶち殺してやったぜぇ! 次はどいつだぁ!?」



                        ―――――― DEAD END



 さっさと死ねていれば、戦う相手からやり直せたんだけど…
 尚、ヨシフの異能と、戦闘狂系バカ、っていうのは覆りませんので…詰んでる

 あと、獅子堂さんは、戦闘狂でもバカではないからね、うん
 あの人は、世界中の言語をわりと把握してたし、SNS使ったりして色々煽ったりね、うん

 まあ、根本は同じかも知れないけど…
 ちなみに、バカそうだから、って理由でヨシフを相手に選んだかも知れないけど、大失敗ですよ!?
 ロウェナは格闘が一切できないから、こういう脳筋系との相性が最悪すぎるからね! 次からは気をつけてね!

 …………さて、これ、どうやって乗り切ろう(白目

 0からの偶数くらいじゃないと…(震え声


 【安価下2】
 リトライ先を選んで…ああ、詰んでる…どこからリトライしても、詰んでるよぅ…
 死にまくったら、どうにか救済措置考えますんで…しばらく、がんばってみて!
 1 >>35
 2 >>42
 3 >>45


ヨシフ「この俺に! ぶっ壊せねえものはない!」キュィィィン

ヨシフ「てめえなんか、一撃でぶっ殺す!!」

ロウェナ「そりゃそうでしょ」

リエル「肯定しないの、がんばれ、がんばれ!」

ヨシフ「だから、逃げるなァ!!」

 ブンッ

 ヨシフが懐のロウェナに、拳を振るった。


 【安価下2】
 1 水の一点突破をはかるぜ
 2 粒子の異能で作った盾を出して防ぐぜ!
 3 その他、どうする?


ロウェナ「やだやだ、ダメだって!」

 ブッシャァァァァッ
 ズドォォォォォッ

ヨシフ「ぬぅぅっ!? う、お、おおおおおおおおおおおおお―――――――――――――――――――――っ!」

 振られた拳に、水鉄砲をぶつけて押し返しにかかった。
 だがヨシフはそれを踏ん張り、水圧ごと押し破ろうとしてくる。

ロウェナ「っ…!」

ヨシフ「俺を止められると…思うなぁああああああああああああああ――――――――――――――――――――――――――っ!!」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 脳筋こわい
 7~9 いけた


ロウェナ「うるさい、なあっ…!」

 ズッドォォォォンッ

ヨシフ「くぅっ…!?」ヨロッ

リエル「おお、力技! いいぞいいぞー!」

リエル「体勢の崩れた今がチャンスだ、いっけー!」


 【安価下2】
 1 もう一丁、全力水鉄砲や!
 2 鉄砲撃ちまくりじゃーい! ばんばんばんばんばーん!
 3 その他、どうする?


ロウェナ「いけばいいの?」

リエル「がんがん、いこー!」

ロウェナ「分かった!」チャキィッ

ヨシフ「俺が力負けするなんて、ありえねぇぇええええええええ――」

 パァンッ
 パァンッ
 パァンッ

ロウェナ「それそれそれそれそれそれぇ!」

ヨシフ「うぐっ、がっ、ごぉっ…!?」

ロウェナ「えいえいえいえいえいえいえいえいっ!」

ヨシフ「そん、なっ…ちん、けなぁっ、ものでぇっ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ヨシフ「…痛くない…。そうだった、俺は、強いんだ、小娘がぁああああああああああああ―――――――――――――――――っ!」
 4~6 ヨシフ「俺を殺せるなんて、思うなぁああああああ――――――――――――――っ!」
 7~9 ヨシフ「うぐあっ…!?」ロウェナ「目ぇいった!」リエル「いけいけー!」


ヨシフ「うぐあっ…!?」

ロウェナ「目ぇいった!」

リエル「いけいけー!」

 しゃにむに撃った弾丸が、ヨシフの右目を撃ち抜いた。
 それで調子に乗ってロウェナが左目も狙って撃ち抜き、ヨシフが悲鳴を上げながら後退する。

ロウェナ「これで両目もらった…!」

ヨシフ「目がぁっ…クソ、クソ、クソがぁっ! クソガキ、がぁああああああああああ―――――――――――――――――――――っ!!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 アンテナで捕捉されて、ぶっ飛ばされた…死亡
 4~6 両目潰されても暴れまくれちゃう恐ろしさ
 7~9 いいこと(残虐)思いついたロウェナ


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 撃破やで
 奇数 自己暗示すげー(白目
 ※0は偶数扱いなんや


リエル「ロウェナ、今、今! 勝利の女神がスライディングでロウェナのとこ来てるよ!」

ロウェナ「ほんと!? じゃあ、やる!」

ヨシフ「ふざっけんじゃねえええええええええええ――――――――――――――――――――――――っ!!」

 ヨシフが激昂して叫んだ。
 うるささに体をすくませ、ロウェナが口を塞ごうとして水でヨシフの顔面を覆って、それで気づく。

ロウェナ「あ、そっか。こうすれば良かったんだ」

リエル「ひゅー、ロウェナやるー♪」

 ザバァッ

 だが、ヨシフは当然のようにコートですり抜けてきて、腕を振るった。
 目が見えず、自分も見失っているためにロウェナにそれは掠りもしなかった。

ヨシフ「死ねぇええええっ! どこだ、どこにいるぅううううう――――――――――――っ!?」

ロウェナ「ああもう、もう1発、目に――あっ」

ロウェナ「そっか、頭に、弾丸、2つあるよね?」

 バシュゥッ

ヨシフ「!?」

 ヨシフの目玉の奥に残留していた弾丸を粒子分解した。
 そして、それをそのまま、頭の中で――脳を抉るように再構築し、脳内を直接抉る。

ヨシフ「あばっ――」ビクッ

 ドサァッ

ロウェナ「…やった?」

リエル「それやってないフラグだけど、何したの?」

ロウェナ「頭の中の銃弾、トゲにしてみたの」

リエル「それやったよ! やーりい! ジャイアントキリング、成功だー!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 アーロンが、ヴィオ相手に大苦戦中だよ
 4~6 イルミアが、大ピンチ中
 7~9 さて、残りはイルミアvsウラディミル、アーロンvsヴィオか…どっちから加勢しよう?


――――――

 一旦、ここまでにしまーす
 ありがとうございました

 …まさか、勝てちゃうとは←
 まあ、コンマに恵まれたからね! 今日のロウェナはしぶとかったね!


 戻りました~

 にこを85プロに?
 うーんと…彼女の年齢は…ハワードと14歳差だから…小6の12歳なうですな

 あと、お嬢はお嬢で、大学出たてで起業直後くらいなはずだから、アイドル集めなう、かな?
 で、ゆっきーも就職直後の新人P状態?

 …あれだな
 サブエピ・85プロ騒動記、なんてのが始まって、毎回、ゆっきーか、お嬢を操作して
 アイドルをプロデュースor会社を大きくしよう、っていう感じのを始めてしまえれば…にこをアイドルにできなくはない、かな?

 ほら、露崎にはさ、おばあちゃんおるやん
 よくできた言子を育てちゃった敏腕の葉子おばあちゃん
 だから、12歳の女の子をアイドルにさしてくれ、言うてもおばあちゃんは100パーセント反対してくるからね

 うん
 そういうことよ


 でもって…本編やる?
 オマケがいい?
 サブエピ…するん?

 どれが、ええでっしゃろ?


 サブエピがええのん?
 サブエピの、何がええやろな?

 【安価下1】
 1 85プロ騒動記
   A にこをアイドルにしたいなら、Aの併記をお忘れなく
   B 夜子視点・じゃんじゃんばりばり、社長業するでー
   C 幸晴視点・じゃんじゃんばりばり、馬車馬社畜生活やで(白目
 2 その他、どんながええんや? 応相談だから併記してくれめんす


 うーん…
 間違っちゃうのは仕方ないけど…あんまり時間おかずに別の人がきてたから、今回はそっちを採用ってことで

 んなわけで、にこをアイドルにすることから始まります~

 あと、独楽ちゃんサブエピはね…期限切れになっちゃいましたねえ…すっかり、失念してた(白目
 うーん…どっかで、何か挽回できそうなら…したいけれども…うまいこと考えついたら…ってことで…(震え声

 何だかすみませんね、色々と

 では、始めます~

 【安価下1】
 1 お嬢視点
 2 ゆっきー視点


 ――サブエピ・85プロ騒動記――

幸晴「…てっきり、大理石か何かでビルでも建てるのかと思ったけど…普通の事務所みたいだね」

幸晴「大理石じゃなきゃ、アホみたいに広いところとかだと思ってたけど…小さいっていうか、狭いし…」

夜子「あなた、何を考えているの? バカ?」

幸晴「ストレートに…大体、バカじゃないし…」

夜子「これから大きくしていくの」

夜子「アイドル専門の芸能プロダクションなんだから」

幸晴「はいはい…」

夜子「それで、雇ってあげる。桜花に、どんな仕事してるか、全然分からないから目に見える仕事させてやって、って頼まれたし」

夜子「あなた、普段、どんな仕事してるの?」

幸晴「どんな? ……………ま、まあ…色々と…」

夜子「…変なスキャンダル起こさないでよ?」

幸晴「そんなの起きたら、揉み消すから安心して」

夜子「そういう軽はずみな発言もダメ。プロデューサーなの、分かる? プロデューサー、あなたは」

幸晴「はいはいはいはい…」

夜子「全くもう…。それじゃ、早速なんだけど」

幸晴「ん?」

夜子「所属アイドルを探さないといけないの」

幸晴「ああ…。どうやって?」

夜子「【安価下1】」

 1 足で探すに決まってるじゃない。さ、スカウトいくわよ
 2 とりあえず、ネット上でアイドル募集を打ってみたの。そしたらね、何か良さそうなコをひとり見つけたんだけど…
 3 その他、自由台詞
 ※「1」でも「2」でもにことは出会えますが、「3」はちょっと責任持てません


夜子「足で探すに決まってるじゃない。さ、スカウトいくわよ」

幸晴「ええ…? 僕まで…?」

夜子「プロデューサーなんだから、自分で見つけなさい?」

幸晴「…はいはい…」

夜子「あなた、しばらく見ない内にだらけてない? 色々と」

幸晴「世の中って…わけわかんないからさあ…」

夜子「…そういうの、アイドルの前で言わないようにしてよ?」

夜子「何か、物騒でダウナーな雰囲気がぷんぷんしてくるから」

幸晴「…そんなに?」

夜子「ええ。透も、行くわよ」

透「…」コクッ

幸晴「相変わらず、喋らない…」

透「…」グッ


 【直下 コンマ判定】
 にことの出会いは…
 1~3 厳しいおばあちゃんと一緒だった
 4~6 まさかのハワード×にこで2人きり
 7~9 言子と2人でおでかけしてたらしいで


幸晴「で…こんな、若者の街を…」

夜子「何言ってるの、わたし達だって若者でしょ」

幸晴「そういえばそうだった…」

夜子「本当、どんな生活してたの?」

幸晴「だけど、いきなり声かけて、アイドルなりませんかってさ…あれじゃない? 不審者的な」

夜子「そうそうこれ、あなたの名詞。作っておいたから」

幸晴「おおー…」

幸晴「5種類目の自前の名詞…」ボソ

夜子「何か言った?」

幸晴「いや、何も…」

 スタスタ

夜子「にしても、何か、こう…いい感じのコ、いないかしら?」

幸晴「いい感じって…どんな?」

夜子「どんなもこんなも、センスでしょ、センス」

幸晴「センスね…」

夜子「プロデューサーなんだから、しゃきっとびしっと、原石見つけなさい? いいわね?」

幸晴「んなこと言われても…」キョロキョロ

幸晴「そうそう、目を惹くような人なんて――あ」

夜子「何――あら?」

 ザワッ…

にこ「ハワード、見て見て、このストラップ、かわいいよね?」

ハワード「…欲しいなら買ってやる」

にこ「んー…ううん、いい。かわいいよね、ってだけ」ニコッ

ハワード「…そうか」

幸晴(何でハワードさんが…そして、あの女の子は、誰…?)

夜子(幸晴の知り合いの人…だったかしら? ちらっとしか顔を合わせたことないけれど)

幸晴「にしても…」

夜子「ええ…」

幸晴「目立つなあ」
夜子「あのコ、いいわね」

夜子・幸晴「「え?」」

幸晴「…あのコって…ああ、あのコ…?」

夜子「決めたわ、記念すべき85プロ、最初のアイドルは、あのコよ!」

幸晴「て、言っても…ハワードさんが…いるんだけど…」

夜子「【安価下1】」

 1 知り合いなんでしょ? じゃあいいじゃない。交渉行くわよ
 2 あんな大男相手にしても物怖じしないで、天真爛漫に笑顔を見せるあの姿…きっと、アイドルとして逸材よ。だから、行ってきなさい?
 3 何をビビってるの? じゃあいいわ、わたしが行ってくるから


 5分くらい経ったら、別にいいですよ~。時間が時間だしね、深夜措置で、全然おkですよ

―――――

夜子「あんな大男相手にしても物怖じしないで、天真爛漫に笑顔を見せるあの姿…きっと、アイドルとして逸材よ。だから、行ってきなさい?」

幸晴「そこまで言って、僕に行かせるの?」

夜子「プロデューサーでしょ?」

幸晴「分かったよ…」

 スタスタ…

幸晴「こんにちは、ハワードさん」

ハワード「ん?」

にこ「?」

ハワード「幸晴か…。どうした、こんな場所で」

幸晴「それは、僕が尋ねたいんですけど…えっと…実は今、こういう仕事“も”してまして…」つ85プロ名刺

ハワード「…アイドルプロダクション…85プロ…プロデューサー…」

にこ「アイドル?」

幸晴「…はじめまして。僕は、野老幸晴。あなたの名前は何ですか?」

にこ「露崎にこです」ニッコリ

幸晴(…かわいいな、このコ)

ハワード「それで、何だ?」

幸晴「…にこちゃん、アイドルになりたくない?」

にこ「アイドル? わたしが?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 にこ「あんまり」
 4~6 にこ「…かわいいお洋服着られるの?」
 7~9 にこ「なれるの? なりたーい!」


にこ「あんまり」

幸晴「そう…?」

ハワード「…」

にこ「うん」

幸晴「……でも、にこちゃんは、絶対にアイドルになったら、大人気になれるよ」

にこ「そうなの?」

幸晴「僕が保証する」

ハワード「…」

幸晴「…だから、どうかな?」

にこ「うーん…」チラッ

ハワード「…」

幸晴(…この年頃の女の子なら、誘えばすぐなりたいとか言うもんだと思ってた…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ハワード「自分で決めろ、にこ」にこ「……やっぱやらない」幸晴「」
 4~6 にこ「ハワードは…にこがアイドルになったら、どう思う?」ハワード「……どうも思わない」
 7~9 にこ「アイドルかあ…。アイドルになったら…ハワード、嬉しい?」ハワード「…にこが嬉しいなら、喜んでやろう」


にこ「ハワードは…にこがアイドルになったら、どう思う?」

ハワード「……どうも思わない」

にこ「…じゃあ、やるっ!」

幸晴「え、今ので?」

にこ「ハワードがこういう反応の時は、喜んでくれるもん。似顔絵とか描いてあげた時もね、こういう感じだったの」

にこ「ちゃんと、ハワードのお家に飾ってくれてるんだよ? ねっ?」

ハワード「…」

幸晴(ハワードさん…基本的に小さいコとか、動物とか、好きだしなあ…)

幸晴(こんだけ懐かれてると、相当、溺愛してるんじゃ…)

ハワード「幸晴」

幸晴「はい?」

ハワード「…にこがどうなろうが、俺の知ったことではないが」

ハワード「何かあれば…どうなるか分かるな?」ゴゴゴ…

幸晴「…はい…」サ- ←血の気が引いた

にこ「どうやってアイドルになればいいの?」

幸晴「えーと…ところで、保護者って…ハワードさん?」

ハワード「違う」

幸晴「保護者の方に、ちゃんと話を通さないとならないんだけど…」

にこ「おばあちゃん?」

幸晴「おばあちゃん…なの? じゃあ、おばあちゃんと、にこちゃんと、あと僕と…社長で、お話して…」

ハワード「…露崎葉子は、手強いぞ」

幸晴「えっ?」

にこ「おばあちゃん、許してくれるかなあ?」

幸晴「…えっ…?」


 【直下 コンマ判定】(兼職過多-3)
 1~4 次回、夜子、露崎家を訪問するの巻き! ゆっきーは別のお仕事で不在
 5~9 次回、露崎家訪問の巻き! 果たして、おばあちゃんを説得して、にこをアイドルにできるのか!?
  0  次回、おばあちゃんが乗り込んできた、の巻き!


夜子「じゃあ、今度は天宮市の、にこのお家を訪ねるのね?」

幸晴「アポは取っておいたから」

夜子「やるじゃない。この調子で、ゲットするわよ」

幸晴「はいは――」

 prrrrr…

幸晴「えーと、どれだ、どの携帯だ…?」ゴソゴソ

夜子「いくつ持ってるのよ?」

幸晴「げっ…この携帯に電話――ってことは…ハロー?」

大佐『へい、ユキ!! 仕事だ!』

幸晴「…いつ…?」

大佐『来週までに終わらせてくれ、急ぎでな! 詳細は現地にメッセンジャーを寄越すから頼んだぞ! がはははっ!』ブチッ

幸晴「…来週、まで…?」

夜子「どうしたのよ?」

幸晴「…仕事、入ったから…訪問、お嬢だけでよろしく」

夜子「え?」

幸晴「えーと…大佐の依頼だから、南米かなあ…」

幸晴「…いってきまーす…」

 バタム…

透「…」

夜子「…大佐? 南米?」

夜子「…どんな仕事してんだか…」

透「…」

夜子「……仕方ないわね…。結局、交渉はわたしだけか」

透「…」グッ

夜子「あら、あなたも、一緒に交渉してくれてもいいのよ?」

透「!?」アタフタ

夜子「ま、ムリよねえ…。露崎にこ…12歳…」

夜子「必ず、この事務所でトップアイドルにしてやるわよ…おーっほほほほっ!」


                              85プロ騒動記 ――――― #1:天使、にこの邂逅・了



 本日の安価やコンマは、もうありません
 ありがとうございました


 ――オマケ・BOSS~通報がされないレベル~――

 ザワザワ
 ヒソヒソ…

にこ「あ、ハワード、あれおいしそう」

ハワード「…何だ、あれは?」

にこ「タイヤキ知らないの?」

ハワード「タイヤキ…? 鯛…焼き…? 魚…?」

ハワード(タコヤキ…とか言うのと、同じもの…? だったら、あの中に、鯛…? 日本の食い物は謎だらけだ…)

にこ「ねえねえ、食べていい?」

ハワード「…自分のだけ買って食べろ」ピラッ ←札渡した

にこ「うん! タイヤキひとつください」

 トトトッ

にこ「タイヤキ買ってきた! はい、おつり」

ハワード「…とっておけ」

にこ「ダメだよ、おばあちゃんがおつりはすぐに返しなさい、って言ってるから」

ハワード「…」←受け取った

にこ「あむっ…」モグモグ

にこ「おいしい…」ホッコリ

ハワード「…」

 ヒソヒソ…

ハワード「…」ジロッ

 ビクゥッ

にこ「ハワードもたべる?」←食べかけ

ハワード「…そんな得体の知れない魚は食べない」

にこ「食べてよ、おいしいから。ね、ハワード。はいっ」ニコニコ

ハワード「…」パクッ

 モグモグ

にこ「おいしい?」

ハワード「………これが…魚…?」

にこ「お魚は入ってないよ?」

ハワード「…そうか」

にこ「おいしいでしょ? 外がね、かりってしてて、中がふわってして、あんこが甘くって~」

ハワード「…」

にこ「あ、ねえねえ、ハワード、ハワード」

ハワード「…何だ?」

にこ「関節…キスしちゃったね…///」

ハワード「…関節、キス…?」

ハワード(関節…? 肘…? 膝…? キス…?)

にこ「えへへへ…」

ハワード「…?」

にこ「ハワード、あっちも行こ?」ギュッ

 露崎にこは、何故かハワード大好きです。そしてハワードも、懐いてくる子どもや、小動物は好きなので、可愛がっています。
 尚、外人の大男が、小さな小学生の女の子と連れ立って歩いている様子は、ひそひそ話が絶えないものの、ハワードの一睨みで警察も着ません。


 再開でございまするぞよ~

 ロマノフ幹部のヨシフをどうにかこうにか、撃破できたロウェナ!
 しかーし、ヴィオもウラディミルも残っている!! さて、どっちから加勢しましょうか?

 【安価下2】
 1 イルミアvsウラディミルに加勢
 2 アーロンvsヴィオに加勢


 【安価下2】
 ウラディミルの異能とは!? 何ゾ!?


ロウェナ「はぁ…どうにか倒せたけど――」

イルミア「ロウェナ、避けっ…!」

 ドガッ
 ドサァッ

ロウェナ「痛って…」

イルミア「ごめん、なさい…」ムクッ

ロウェナ「何、一体…?」

 ザッ

ウラディミル「…ヨシフをやった、か…」

ウラディミル「まあいい…。まとめて、相手をしてやる」

イルミア「あの人…強くて…僕、やっぱり…強くないし…弱いし…」

ロウェナ「いいから、さっさとやる」

ロウェナ「一緒に、ね?」

イルミア「…はいっ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 蒸気が厄介だのう…
 4~6 フツーに強いのう…
 7~9 イルミアだけじゃ、こりゃムリぽだったのう


ウラディミル「…1人だろうが、2人だろうが、どうでもいい」

ウラディミル「まとめて、消してやる」

 シュゥゥゥゥ…

ロウェナ「何、煙…?」

イルミア「あれ、すごく熱くて…近づくことも…」

ロウェナ「じゃあ、水かけちゃえばいいじゃん」

 シュバァァァッ
 ジュワァァッ
 モクモクモク…

ロウェナ「えっ…?」

 ウラディミルに水鉄砲をぶつけた。
 だが、ぶつけた傍からそれは沸騰、蒸発を経て凄まじい蒸気になって白煙で埋め尽くしていく。

イルミア「熱っ…!」

ロウェナ「何これ、見えな――」

 シュバァッ

 白煙の中から、ウラディミルが飛び出てきた。
 両手にナイフを握り、躍り出てナイフを振り上げる。


 【安価下2】
 1 水で壁を作ろう、そうしよう
 2 イルミア、任せた!
 3 その他、どうする?

空気読めてなくてすまんがにこのところは「間接」キスの方がいいのでは?

安価下


ロウェナ「来ないで、ったら…!」

 ザバァァァッ

ウラディミル「邪魔だ」

 ジュワァァァッ

 ロウェナが水の壁を起こし、ウラディミルを防ごうとした。
 しかし、雑作もなくウラディミルはそれを蒸気に変え、凄まじい熱気が逆にロウェナとイルミアを襲う。

イルミア「熱っ…!」

ロウェナ「もー!」

ウラディミル「死ね」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 水の異能とは相性最悪と判明したところで…死んだ
 4~6 とっさにイルミアがかばってくれた
 7~9 どうにか免れた


ロウェナ「イルミア、止めて、止めて!」

イルミア「ムリですよぉっ…! 止めたって、熱くて、蒸されて――」

 ズブゥゥッ

 白煙の目くらましと、熱。
 その中から出てきたウラディミルが、ナイフをイルミアの腹部に突き込んだ。

イルミア「っ…」ヨロッ

ロウェナ「イルミア!?」

ウラディミル「お前もだ、ロスチャイルド…!」

 シュバァッ
 スパンッ

 イルミアから引き抜かれた、血塗れのナイフがさらに振られた。
 赤い液体を散らしながら、その刃がロウェナの細い首を切断し、斬り飛ばす。

 ポトッ…

ウラディミル「ボス、今、加勢に向かいます――」


                               ―――――― DEAD END


 >>118
 うん、まあ…ぶちこんでから、あ、誤字ってる! とか、脱字ってる! とか…あるよね
 あるある、うんうん。よくあると思うんで、脳内修正おなしゃす…(震え声

 さて、と、早速、死んじゃったね
 相性は、とぉーっても、良くないよ!

 あと、ロウェナの選択肢は地雷だらけというか、高確率で、地雷しか出てない場合もあるよ! 特に戦闘時には←
 だから、自由安価を駆使しよう! タイミング的に出してないだけで、凌げば出てくる選択肢とかもあるっちゃあるんだけどね!

 いやー…脆弱・バカ、と…
 つくづく、ロウェナはハードモードだよねえ…


 【安価下2】
 リトライ先を選んでくだされ
 1 >>113
 2 >>115
 3 >>119


ロウェナ「はぁ…どうにか倒せたけど――」

イルミア「ロウェナ、避けっ…!」

 ドガッ
 ドサァッ

ロウェナ「痛って…」

イルミア「ごめん、なさい…」ムクッ

ロウェナ「何、一体…?」

 ザッ

ウラディミル「…ヨシフをやった、か…」

ウラディミル「まあいい…。まとめて、相手をしてやる」

イルミア「あの人…強くて…僕、やっぱり…強くないし…弱いし…」

ロウェナ「いいから、さっさとやる」

ロウェナ「一緒に、ね?」

イルミア「…はいっ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 蒸気が厄介だのう…
 4~6 フツーに強いのう…
 7~9 イルミアだけじゃ、こりゃムリぽだったのう


ウラディミル「…1人だろうが、2人だろうが、どうでもいい」

ウラディミル「まとめて、消してやる」

 シュゥゥゥゥ…

ロウェナ「何、煙…?」

イルミア「あれ、すごく熱くて…近づくことも…」

ロウェナ「じゃあ、水かけちゃえばいいじゃん」

 シュバァァァッ
 ジュワァァッ
 モクモクモク…

ロウェナ「えっ…?」

 ウラディミルに水鉄砲をぶつけた。
 だが、ぶつけた傍からそれは沸騰、蒸発を経て凄まじい蒸気になって白煙で埋め尽くしていく。

イルミア「熱っ…!」

ロウェナ「何これ、見えな――」

 シュバァッ

 白煙の中から、ウラディミルが飛び出てきた。
 両手にナイフを握り、躍り出てナイフを振り上げる。


 【安価下2】
 1 水で壁を作ろう、そうしよう
 2 イルミア、任せた!
 3 その他、どうする?


 粒子の異能で、おk
 蒸気を圧縮して…?

 …ん?
 こう…蒸気そのものを分解して?
 でもって、それをこう…いい具合に圧縮して、かめはめはー、みたいな感じ?

 で、あれば…ムリ…っすねえ…
 それとも、違う感じ? ごめんね、おいら、頭がほんと、良くないもんでさ…理解力が及ばないんだ…

 【安価下2】
 1 水壁でいいよ、じゃあ
 2 イルミア任せでいいよ、じゃあ
 3 ちげーよ、こうだよ!ってのがあれば併記。ふつーに、その他行動として併記していただいても、おkでござんすよ


 う、うん…
 地雷ばっかりとは言ったけど、ここまでとは思わなんだ…
 すまんの、イルミアの瞬間移動は自分専用なんや。今のところ、は

 だから、できひんねんな…

 まあ、うん…死んでも別に、リトライだけでペナとかないしさ?
 運任せになってれば、その内、ヨシフ戦の時みたいに滑り込んできたりするかもだから…


 【安価下2】
 1 水壁でいいよ、じゃあ
 2 イルミア任せでいいよ、じゃあ
 3 その他、どうなるんや!?


ロウェナ「イルミア、止めて、止めて!」

イルミア「と、止めるのはムリ…!」

 ギュィィィィンッ

ロウェナ「ぶぅん…くぁぁいぃ…!」

 シュバァッ

ウラディミル「なぁぁにぃぃ…?」

 ギュインッ
 ブンッ
 スカッ

ロウェナ「やった!」

イルミア「凌げた…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 とは言え、拳が炸裂してきた
 4~6 ついでにイルミアが体当たりして押し返した
 7~9 分解したナイフを再構築して、おっきめナイフを作ってイルミアに与えてみた


イルミア「えいっ…!」ドンッ

ウラディミル「チィッ――」ズコッ

 イルミアが肩からウラディミルに体当たりをかました。
 押し返そうとしたものの、踏ん張ろうとした足元が粒子で分解され、体勢が崩れて押し倒される。

ウラディミル「離れろ…!」

 バシュンッ

 馬乗りになろうとしてきたイルミアにウラディミルが腕を振るったが、瞬間移動で消え去った。
 そして、さらにその上で姿を現し、落下したイルミアが右足を伸ばしながら踵落としを見舞う。

 ドゴォォンッ
 バシュンッ

イルミア「はぁっ…はぁっ…」

ロウェナ「やるじゃん、イルミア」

リエル「おおっ、いいね、いいねー! 見応えあるよー?」

ウラディミル「…異能の2つ持ちが、2人…」

ウラディミル「面倒だな…」

イルミア「でも…あんまり、ダメージになってない…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 近づかせないために、常に蒸気をまとうようにしてきやがった。視界も悪いし、クソな状況だよ…
 4~6 蒸気の目くらましからの攻撃をしてきた
 7~9 とりあえず、今の感じで攻め立ててみることに


ウラディミル「同じ手は、もう食わんぞ…!」

 シュォォォォッ
 モクモクモク…

イルミア「また、蒸気…!」

 シュバッ
 パシッ

イルミア「何…それ…?」

ロウェナ「板。これを、こうすれば…!」

 ブゥンッ
 ブワァァァッ

イルミア「そっか、蒸気なら、風で…!」

ロウェナ「ほら、行って行って!」

ウラディミル「ガキの発想を…!」

 バシュンッ

ウラディミル「っ…また上――」

イルミア「こっ、ちぃ!」ズドォッ

 瞬間移動でイルミアが、ウラディミルの前から姿を消した。
 すぐに真上を見たウラディミルだが、そこにイルミアはおらず、背後からの攻撃を受ける。

ウラディミル「ちょこまかとするな…!」

 シュォォォォッ
 ブゥゥンッ

ロウェナ「させないし」

イルミア「熱いけど…これくらい、ならっ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 板きれじゃ吹き飛ばせないくらい、大量の蒸気を一斉噴出してきおった
 4~6 早くもウラディミルが対応してきおった…
 7~9 がんばれ、ロウェナとイルミア!


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 流れで撃破!? ラッキー! ひゃっほう! イルミアの成長が早くて助かるね!←
 奇数 蒸気爆発で、ものっそい破壊しかけてきた…これ、あかん…
 ※0は偶数扱いや


ウラディミル「調子に乗るなよ、ガキども…!」チャキッ

 ギュゥィィィィン
 パァァァンッ

 ウラディミルが懐から拳銃を出し、イルミアに発砲した。
 すかさず鎮静の異能が発動されて全ての動きが鈍化し、ウラディミルの腕にイルミアが組みつき、関節技を極める。

 ギュインッ
 ゴキィィッ

ウラディミル「っ――」

ロウェナ「イルミア、これあげる!」

 シュバァッ
 パシッ

イルミア「でかっ…ナイフ…?」

ウラディミル「放せ、ガキ――!」ダンッ

 バシュンッ

 ウラディミルが苦し紛れにピラーを発動したが、イルミアはそれを瞬間移動で回避した。
 ロウェナが構築した大振りのナイフを握りながら、イルミアがウラディミルの頭上に現れて、落下しながらナイフを振り下ろす。

イルミア「バーニッシュっ…!」

 ズバァァッ

ウラディミル「だが、この程度――」

 バシュンッ

イルミア「トド、メぇぇっ…!」

 片腕でウラディミルは、イルミアの攻撃を受け止めた。
 すかさず蒸気を放って牽制しようとしたが、その前に再びイルミアが瞬間移動をする。

 ズッバァァァァッ

ウラディミル「っ…ふ…が…」ヨロッ

ロウェナ「しぶといのは、嫌い」

 ズッドォォォォォォッ

 よろけたウラディミルに、高圧水鉄砲が炸裂した。
 異能を発動される前にそれで貫き、吹き飛ばしてしまう。

イルミア「はっ…はぁっ…」

 シュゥゥゥ…

イルミア「あ、消えちゃった…」

ロウェナ「長続きさせるの、疲れるの」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 アーロン、大苦戦中
 4~6 アーロン、苦戦中
 7~9 アーロンvsヴィオ、拮抗


 シュバァッ
 ズドドドドドドッ

 アーロンが高速振動剣を振るったが、それをヴィオは後ろへ跳んで避けた。
 しかし、すかさず右手の人差し指から小指までの爪先が銃口になり、そこからバーニッシュのかけられた弾丸が機関銃のように射出される。

 ガバァッ

 その弾丸を、ヴィオは大口を開けて飲み込んだ。
 ごくり、と音を立てながら嚥下すると、ぎらりとした目でアーロンを見据える。

アーロン「悪食め――」

ヴィオ「お返しだ、フォース!」

 鎌首をもたげるようにヴィオが胸の下から、何かを口に含む動作を見せた。
 喉が膨らみ、そこからバーニッシュをかけられた弾丸や、様々なガラクタが凄まじい勢いで撃ち出される。

 ズドドドドドドォォッ

アーロン「っ…!」

ヴィオ「まだだ、――バーニッシュ・インクリース!」

 口の中に手を突っ込み、ヴィオが先端の欠けた大きな剣を出した。
 バーニッシュ・インクリースでその刀身を伸ばし、思いきり横薙ぎに振るって、ジャンプしたアーロンにまた大口を開く。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 アーロンが…破れた、だと…?(死んではないから安心してね)
 4~6 コートで免れたけど、そこまでお見通しのヴィオ
 7~9 コートで免れたけど、そこまでお見通しのヴィオの追撃――を、粒子の異能で救済でけた


 シュバァッ
 ドッゴォォォォォォッ

 ヴィオから、巨大な榴弾が放たれた。
 着弾と同時に凄まじい爆発が起きるが、アーロンはそれをコートで受け流す。

アーロン「それで追い詰めたつもり――何?」

 シュバァッ
 ドッゴォォォォォォォォッ

 爆発で舞い上がった粉塵。
 そこへ飛び込んでいく、第二弾の巨大榴弾。今度こそアーロンに直撃し、大爆発とともに吹き飛ばされた。

ヴィオ「フォース…お前を食らえば、さらなる戦闘能力が身につく」

ヴィオ「食らってやるから、あまり壊れるなよ?」

アーロン「…」ムクッ

アーロン(損傷過多…。もう、予備パーツも底をついている…)

アーロン(万全だったなら、この程度の男は問題ではなかったが…この状況での勝率は著しく下がっている…)

ロウェナ「アーロンが、押されてる?」

イルミア「アーロンさん、大丈夫ですか…?」タタッ

アーロン「…問題ない」

ヴィオ「…ヨシフも、ウラディミルもやられたか…。それに、レナまで殺ってくれたようだな…」

ヴィオ「誰からでもいい…。全て、食らい尽くしてやる」


 【安価下2】
 1 胃袋が底なしなのか確かめてやる。何リットル飲めるかなー、っと
 2 とりあえず、ヴィオの口から出てくるものを片っ端から粒子分解してみよう
 3 その他、どう戦おうか?


ヴィオ「何で死にたい?」

 ガバァッ
 ズボッ

 ヴィオが大口を開き、手をその中に突っ込んだ。
 取り出された猟銃を見るなり、ロウェナが分解し、イルミアがヴィオの頭上に転移する。

 シュバッ
 バシュンッ

ヴィオ「――?」

イルミア「えい、やぁっ!」

 パシッ

ヴィオ「だったら、お前から食うぞ?」

イルミア「っ――」ゾクッ

 思いきり拳を叩きつけたイルミアだったが、ヴィオにあっさりと掴まれた。
 細い手首がぎしり、と音を立てて砕かれそうになり、ヴィオが大きく口を開く。

アーロン「避けろ、イルミア」ジャキィィッ

 ズドドドドドドドドドドッ
 バシュンッ

 両手の機銃を、アーロンが撃ちまくった。
 同時にイルミアが転移してヴィオから逃れたが、放たれた弾丸は全てヴィオの口内に収まっていく。

ヴィオ「学習を知らないヤツらだ。無意味だと、分かれ…!」

 ガバァッ
 ズドドドドドドドドドドドドッ

 全ての弾丸を飲み込んだヴィオが、再び口を開いた。
 そこから、飲み込んだばかりの弾丸や、大小様々なガラクタが射出される。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 分解する容量じゃなくて、量が多すぎてそもそも分解しきれなかった
 4~6 キャパオーバーで分解しきれなかった
 7~9 分解しきれなかったけど、最初の方は分解できたから余裕ができてアーロンが反撃に出られた


 バシュンッ
 バシュンッ
 バシュンッ

ロウェナ「多すぎ…これ、分解…ムリ…!」

 バシュ…
 ズッドォォォォォォッ

ロウェナ「あっ――」

 ギュゥィィィィンッ

イルミア「ロウェナ、危ないから、こっちに…!」

 分解しきれず、夥しい量のガラクタがロウェナに押し寄せた。
 イルミアが鎮静の異能を使ってから、ロウェナの手を引っ張ってガラクタの照射範囲外に逃れる。

 ギュインッ
 ドッゴォォォォォォォォッ

ロウェナ「ふぅ…」

イルミア「や、やっぱり…ロマノフのボスに、勝てるはず…」

ロウェナ「何言ってるの、イルミア? やれるって思わなきゃ、何もやれないって知らない?」


 【安価下2】
 1 じゃあ、今度は水攻めだ!
 2 とりあえず、分解しまくった粒子があるから、これを…
   A 全部、こう…弾丸みたいにして、ぶちまけまくる? 一瞬で弾幕張れるはず
   B ひとまとめにして、イルミアに武器にして渡しちゃおう。イルミア、がんばって
   C 粒子を再構築して、どうする? 50立方センチメートルくらいの体積分、自由自在よ。でも、メカ的なものとかはムリなんだよ
 3 その他、自由!


ロウェナ「とりあえず、こねて、丸めちゃおうっと」

 シュバァッ

イルミア「割と、おっきい…」

ロウェナ「えいっ!」

 ブンッ

 分解した粒子を全てまとめ、ロウェナがぶつけにかかった。
 当然のようにヴィオが大口を開けて飲み込もうとしたが、その前にアーロンが割り込んで、構築された球体を蹴り込む。

 ドッ
 ゴクンッ

ヴィオ「どれだけの勢いをつけたところで、意味はない」

ロウェナ「あーあ…」

イルミア「…分かりきってたような――」

アーロン「爆ぜろ」

ヴィオ「?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ヴィオの中に入った時点で、もうそれは操作不能と判明。起爆もできなかった
 4~6 巨大なげっぷ程度に収まりやがった…
 7~9 どかーん、ってなったよ


 ドッゴォォォォォォォッ

ヴィオ「おぼぉっ…!?」

ヴィオ「なっ…がふっ…何を、し…」

 ダッ

アーロン「その口を通過してしまえば、問題はないようだな」

 アーロンが飛び出し、高速振動剣を振るった。
 コートでそれを受け流してから、ヴィオが口から噴煙を漏らしながら後退し、ピラーを発動する。

アーロン「邪魔だ」

 バリィィィンッ

ロウェナ「何…じゃあ、アーロンにタッチさせてから、飲み込ませればいいの?」

アーロン「やれ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 さすがに2度目はさせてこないらしい。アーロンを凌いで、ロウェナとイルミアの方に向かってきた
 4~6 で、何を食わせられるか分からないから、異能を半分封じたも同然で、アーロンとイルミアが攻め立てる…と
 7~9 撤退しようとしてる?


ロウェナ「じゃあ、たくさんバラして、たくさんぶつけていくから」

 バシュッ
 シュバッ

 ロウェナがそこら中の瓦礫を分解し、小分けにしながら構築して放っていく。
 アーロンがそれを蹴り飛ばしたり、張り手で加速をさせながらヴィオを狙ってぶつけにかかった。

ヴィオ「小細工を…!」

 バシュンッ

イルミア「ロウェナ、武器頂戴っ…!」

 シュバッ
 パシッ

ヴィオ「っ――カラシニコフの…!」

イルミア「で、やぁああああああ――――――――――っ!」

ヴィオ「どうせ、生きた人間は爆破などできないはずだ!」

 ガバァッ

イルミア「っ…!?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 イルミアが…腕1本食われた(白目
 4~6 鎮静の異能でどうにか回避でけた
 7~9 鎮静の異能で鈍化させたところで、ヴィオにアーロンがすでに触れた爆発物を詰め込んでいっちゃう


 ギュィィィィンッ
 タッ

 鎮静の異能で、食べられかけていたところを遅延させた。
 跳ね上がる心臓に急かされながらイルミアが喉の奥が見えない、真っ黒な空間から逃げるように離れて、解除する。

 ギュインッ
 ガキィンッ

ヴィオ「腰抜けが――」

イルミア「っふ…はっ…」

アーロン「突っ立っているなら邪魔だ、失せろ」

 ジャキィッ

 アーロンがイルミアを入れ違いに、高速振動剣を展開して飛び込んだ。
 しかし、ヴィオが前歯で高速振動剣を噛み砕き、それを吐き出しながらバーニッシュをかけてアーロンを切り刻む。

ロウェナ「マナー悪すぎ!」


 【安価下2】
 1 水攻め
 2 全方位攻撃や
 4 その他、どうする? 同じ手はなかなか食わんのやで


ロウェナ「これでも、飲んじゃえ…!」

 シュバァッ

 ロウェナが水鉄砲を放った。
 ヴィオがちらと見てから、コートで受け流し、地を蹴る。

ヴィオ「ロスチャイルドの小娘、こんだけおいたをしたんだ――」

ヴィオ「もう利用なんざ考えてやらないから、大人しく死んでおけぇっ…!」

ロウェナ「やばっ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 とか、言いながらロウェナをスルーしたヴィオ…。えっ…あれ、れ…?
 4~6 水攻め連打してみたけど、ガチでごくごく飲みながら迫ってきたよぅ
 7~9 イルミアが割り込んできてくれた


ロウェナ「来ないでったら!」

 ガバァッ
 ゴクッゴクッ…

ロウェナ「ええ、そんなに、飲めるの?」

 ドドドッ…

ロウェナ「向かってくるし――!」

 ガバァァッ

ロウェナ「ぁ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 死亡
 4~6 イルミア~
 7~9 つっかえ棒を作ってみた


 巨大な口が、ロウェナの視界を覆った。
 その向こうには闇が広がり、果てがないように思わせられた。

イルミア「ロウェナっ…!」

ロウェナ「っ――ええいっ!」

 シュバァッ
 ガッ

 開かれた口の中に、粒子で構築した棒を立てた。
 それを増やして、口が閉じられないようにしたところで、ヴィオの頭上にイルミアが現れる。

 バシュンッ
 ズドォォンッ
 グッシャァァッ

 大口を開いていたヴィオの頭に、イルミアが思いきり拳を叩き込む。
 外部からの圧力で無理やり閉ざされた口。つっかえ棒になっていたそれが、ヴィオの口を刺し貫いた。

ヴィオ「あが、がっ…!?」

 バリッ
 ボリィッ
 ゴクンッ

 口に突き刺さった棒を、噛み砕いてヴィオが飲み下す。
 だが、その口はずたずたになり、顔の下半分が血塗れになっていた。

ヴィオ「はぁ…クソガキどもめ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 あかーん展開
 4~6 撤退された…あれ、決着…
 7~9 畳み掛けるぜ! 撃破なるか?


 シュボボボッ

ヴィオ「っ…!?」ダンッ

 その音を聞き、ヴィオがピラーを発動した。
 アーロンの放った小型ミサイルがピラーにぶつかっていき、とうとう破られる。

 バリィィィンッ
 ドッゴォォォォッ

アーロン「畳みかけろ。排除する」ダッ

イルミア「は、はいっ…!」

ロウェナ「とりあえず攻撃すればいいの?」

 アーロンが脚部を変形させ、ロケットブースターで突撃をした。
 ヴィオと組み合ったところで、ロウェナが放った水鉄砲がヴィオの背中を直撃する。

 ズッドォォォォォッ

ヴィオ「くっ…!」

 バシュンッ
 ギュィィィィンッ

 ヴィオがよろめき、イルミアが転移して現れた。
 同時に鎮静の異能を発動して、ロウェナに構築してもらったナイフにバーニッシュをかけて振るいまくる。

 ザシュッ
 ザンッ
 ズバァッ

 ギュインッ

ヴィオ「があああっ…!?」

 全身を切り刻まれたヴィオに、アーロンが拳を振るった。
 ぐしゃぐしゃになっている顔の下半分――顎の部分をピンポイントで殴りつけ、殴り飛ばす。

 ドッゴォォォォォッ
 ズザァァッ

ヴィオ「はぁっ…こう、なったら…!」ガバァッ

 ヴィオが大口を開き、それを取り出す。
 ダイナマイトだった。導火線が点火されて、さらにヴィオの全身にも、同様の爆発物が皮膚に密着した形で生じる。

ヴィオ「道連れだ――コートも使えない未熟なグラスパーなど、これで木っ端みじんにしてやる!!」

 ジジジ…

ロウェナ「け、消さなきゃっ!」

 ザバァッ

ヴィオ「させるか…!」ガバッ

 ゴクゴクッ
 ジジジ…

イルミア「え、えっ…!?」

アーロン「爆発する前に、排除する――!」

ヴィオ「もう遅い! 爆死しろ!!」
イルミア「っ――」

 ギュィィィィンッ
 ドッゴォ…
 シュゥゥゥゥゥッ

 破裂しかけた爆弾が、何かに吸い取られるようにして萎んだ。
 爆発が起きたのに、それが広がることなく、何も吹き飛ばさぬままに収束されて消えていく。

ヴィオ「何――?」


 【安価下2】
 不意打ちだぜぇ!!
 1 水鉄砲ォォォッ!
 2 逆に爆死さしたらあっ!
 3 その他、どうするよ?


ロウェナ「よく分かんないけど、チャンス!?」

 シュバァッ
 ガシッ

アーロン「どうした、悪食? 口が小さいぞ?」

 ロウェナが構築した球体を、アーロンが掴んだ。
 イルミアの鎮静の異能で、爆発が無に帰されたことで唖然としているヴィオの口に、それが突っ込まれる。

ヴィオ「あがっ…!?」

アーロン「爆ぜろ――」

 カッ
 ドッゴォォォォォォォォォッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 あ、ヴィオの体表面に出てきてた爆弾まで、誘爆させちった(白目
 4~6 とんでもねー爆発だったのう。ヴィオの死体は見えないけど…まあ、死んだ…よね?
 7~9 ロマノフ・ファミリー、撃破完了!!


 ダンッ

 爆発に巻き込まれそうになったが、その前にアーロンがピラーを発動した。
 ロウェナ、イルミア、リエルをそれぞれ閉じ込めるようにそびえたピラーが、爆発から守る。

 シュゥゥゥゥ…

ロウェナ「はぁ…すごい爆発…」

イルミア「……た…倒せ、た…?」

リエル「大迫力でしたな。むふふっ…こんなスリル、なかなかできないし…ラッキー。ぐふふふ…」

アーロン「…」

ロウェナ「あいつは…?」

イルミア「……見えないけど…全部、バラバラになって…死んじゃった…とか…?」

ロウェナ「…じゃあ…」

イルミア「…うん…」

ロウェナ「ロマノフ、これでやっつけたことになるよね?」

イルミア「…はい…」

ロウェナ「やったね、イルミア」

イルミア「……はい」

ロウェナ「嬉しくないの?」

イルミア「な…何だか…実感なくて…」

ロウェナ「はぁ…でも、疲れた…」


 【直下 コンマ判定】(身体能力:最悪-2)
 1~4 ぶっ倒れたロウェナ。体力の限界なだけだから、心配はしなくてもおkやで
 5~9 そして帰った…ロマノフファミリー編、終了!


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 ぶっ飛ばされたロマノフ事務所…。瓦礫の中から、何かを見つけたよ
 奇数 ほっとしていた、その時に――
 ※0は偶数扱いなんや


ロウェナ「じゃ、帰ろう」

イルミア「…はい…」

アーロン「…」

リエル「いやー、楽しかった、楽しかった。ロウェナ、かっこよかったよ?」

ロウェナ「ほんと?」

リエル「うん。みーちゃんも」

イルミア「みーちゃん…って…」

 安堵をして、一行が全壊したそこを後にする。
 ぞろぞろと続く足音が、別の異音にかき消された。

 ガバァッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 アーロンが、食われた…
 4~6 イルミアの片足、もってかれた
 7~9 アーロンがいて良かったのう…


アーロン「!?」

 瓦礫の下から現れた、大口。
 それがアーロンを丸ごと、噛みちぎりにかかった。

 バリィッ
 ガシャアッ

 機械化された身体が、噛みちぎられる。
 腰から下が前歯で切られて飲み込まれ、上半身だけでアーロンが投げ出された。

イルミア「アーロンさんっ…!?」

ヴィオ「フォース――お前を食え、ばっ…俺は、まだっ…!」

ロウェナ「まだ、生きてたの…!?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 アーロンまで、全部食われてもうた…
 4~6 全部は食われなかったものの…アーロンは、もう…
 7~9 さらば、アーロン…
  0  アーロン脱落はしない!!


アーロン「っ――」

ヴィオ「残りも全部っ…食らってやる…!」

 バリィッ
 グシャッ

イルミア「ぁ…ぁ…」

アーロン「イルミア――お前はまだ…こっちには、来――」

 両手でアーロンの上半身を持ち、ヴィオがまた大口を上げた。
 下半身を咀嚼して飲み込み、アーロンに頭からかぶりついて、彼の声が途切れる。

 バクンッ…
 バリ…ボリ…
 ゴクッ

ヴィオ「っ…はぁぁー…」ヨロッ

ロウェナ「そ…んな…」

リエル「え…えっ…?」

イルミア「あ…あーろ、ん…さん…」

ヴィオ「覚えていろ、ガキども…。この、ヴィオ・ロマノフを貶めたこと――必ず、後悔をさせてやる」スゥッ

 ヴィオがステルスで消え去った。
 死体さえも残さぬまま、アーロンもまた消えた。

イルミア「う…ぁ…ああ、ああああっ…!」

ロウェナ「い、イルミアっ…?」

イルミア「あ、アーロン、さんが…アーロンさんがぁっ…!」

 ダキッ

ロウェナ「っ…落ち着いて、イルミア…」

イルミア「で、でも…あ、アーロン、さん…」

ロウェナ「…」

イルミア「っ…ふっ…うぐ…うぁ…ああああっ…うあああああっ…」ポロポロ

リエル「…」

ロウェナ「…」

ロウェナ「ヴィオ・ロマノフ…。リョーマも、アーロンまで…」

ロウェナ「……これ以上、もう…」ギリッ

 しとしとと、雨が降っていた。
 雨の中にイルミアの慟哭が溶けるように消えていった。

 震えるイルミアを抱きながら、ロウェナは奥歯をキツく、ずっと噛み締めていた――。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロマノフのボスと幹部が殺されたことで、ファミリーの残りが血眼になってロウェナ達を探しまくってる
 4~6 ロマノフはもう組織として壊滅状態。だけど、得るものは…
 7~9 ロマノフをやっつけて、とりあえずのまとまったお金を手に入れた


 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント151/100 アーム270/200 コート116/300 バーニッシュ97/300
 戦闘スキル:狙撃(93/100)

 ――知人――
 イルミア・チェルシー:鎮静と転移の異能 カラシニコフファミリー末裔
 ヴィオ・ロマノフ:暴食の異能 ロマノフファミリーボス
 マグヌス・ニーベリ:ロスチャイルドファミリーの一員 嫌味
 浪川友司:硬化の異能 地下闘技場のファイター 新人狩り
 リエル・ラスプーチン:地下闘技場のギャンブラー


 ――モスクワ市内・ボロアパート――

 コンコン
 ガチャ

リエル「やっほー、来たよ」

ロウェナ「リエル…いらっしゃい」

リエル「みーちゃん、どう?」

ロウェナ「…あれから、塞ぎ込んでる…」

リエル「やっぱり? あれは…かなり、ショッキングだったしねー…」

ロウェナ「リエル、巻き込んでごめんね。人質にされちゃうなんて、考えてもなかった…」

リエル「いいって、別に、済んだことなんだし」

リエル「それに、でっかい顔してたチンピラもわんさかモスクワから逃げてったし。ロマノフがなくなったお陰で、治安よくなったんじゃない?」

ロウェナ「ふうん…」

リエル「お金、かき集められたんでしょ?」

ロウェナ「まあね」

リエル「うっひょー、お金持ちになれた?」

ロウェナ「でも、イルミアがずっと、あんなだから…何か、浮かれらんない」

リエル「あー…そうだよねえ…」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム270/200
   C コート116/300
   D バーニッシュ97/200
 2 コミュ
 3 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 バーニッシュ 97/200


 バーニッシュ 195/200

ロウェナ「イルミア?」

 ガチャ

イルミア「…何、ですか…?」

ロウェナ「…何してたの?」

イルミア「何も…」

ロウェナ「カーテンしめて…こんな暗いところで、気が滅入らない?」

イルミア「…あんまり…」

ロウェナ「…そう…」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 イベント
 3 その他、自由行動


 コンコン
 コンコンコン

ロウェナ「?」

ロウェナ「…今度は誰…?」

<お嬢さーん、いるんでしょー?

ロウェナ「この声…確か…何だっけ?」

ロウェナ「えーと…イルミア、誰だっけ?」

イルミア「……ま…マグヌス…?」

ロウェナ「そう、それだった」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 マグヌス「じゃ、帰りましょ?」
 4~6 マグヌス「ロマノフやっつけたんだって聞きましたよ~? いや、これならボスも誉めてくださるから、帰りましょう、ねっ?」
 7~9 マグヌス「あらあらあらあら、まあまあまあまあ、かびくさっ!? 埃たまりすぎ!? きったねえとこで、病気にならないですか?」


マグヌス「ロマノフやっつけたんだって聞きましたよ~? いや、これならボスも誉めてくださるから、帰りましょう、ねっ?」

ロウェナ「やだ」

マグヌス「…」

マグヌス「…よくよく考えてくださいよ、お嬢様?」

マグヌス「田舎マフィアとは言え、モスクワでとりあえーず、好き勝手してたロマノフを壊滅状態!」

マグヌス「これはもう、立派なお手柄だと思いません? 思うでしょう? これなら、ボスも誉めてくださりますよ」

マグヌス「だから、あなたの目的は達せられたも同然!! となれば、こんなところに残り続ける意味はないでしょう?」

マグヌス「ないですよね?」

ロウェナ「…」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 …? ←長話で思考停止してた
 2 よく分からないけど、帰って。話すことなんてないから
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「ロマノフのボスをころころしてない」

マグヌス「はい?」

ロウェナ「まだなの」

マグヌス「……でも、逃げたってことは恐れをなしたんだから、いいじゃないですか」

マグヌス「大体、そんな田舎マフィアのボスなんか、殺したって、殺さなくたって何も変わりゃしませんよ」

マグヌス「むしろ? 小物を相手にしている方が、お嬢さんまで小物みたいに扱われちゃって困っちゃうでしょう?」

マグヌス「ロスチャイルドの令嬢であられるあなた様が、田舎マフィアを目の敵にするなんて、嘆かわしい限りでございます」

ロウェナ「やだ」

マグヌス「またまた…」

ロウェナ「相手にしたら、小物なの?」

マグヌス「ええ、ええ。だって、小物でしょう? えーと…ヴィオ・ロマノフ?」

ロウェナ「…じゃあ、それに殺されたリョーマも、小物だったの?」

マグヌス「………そこを持ち出しましたか…」

ロウェナ「リョーマだけじゃない。…ヴィオ・ロマノフに奪われちゃったものは、まだある」

ロウェナ「だから、殺すの」

マグヌス「…はぁ…仕方ないですねえ…」

マグヌス「………ところで、あのひんそーなナイトくんは?」

ロウェナ「イルミアのこと?」

マグヌス「ははーん? さては、もう音を上げてるとかですか?」

マグヌス「仕方がないですよねえ、まあ、お子様ですし? しっかし、ますます、お嬢様に相応しくないなあ」

マグヌス「相応しくなる、なんて宣言をしていたのにこんな体たらくですか」

ロウェナ「イルミアを悪く言わないで」

マグヌス「おっとと、すみません、どうも。口が滑っちゃいました」

マグヌス「…けど?」

マグヌス「まあ…事実ですし、ぽろっと漏れても仕方ないですよね?」

マグヌス「それでは、ボスに報告しなくちゃならないのでこれにて。お嬢様、お風邪など召しませんよう。失礼いたしました~」

 ガチャ
 バタムッ

ロウェナ「…」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 イベント
 3 その他、自由行動


―――――

 一旦、ここまでにしまぁーす
 ありがとうございました


 ぼちぼち、再開でござます~
 もうしばらーく、お待ちくだれ~


リエル「こんこんこん、がちゃーり!」

 ガチャッ

ロウェナ「どうしたの、リエル。また来て」

リエル「ぐふふふっ…」

ロウェナ「?」

リエル「さっき、大勝負があってさ、ぼろ儲けしちゃった☆」

リエル「いえーい、ってノリで、来たよ!」


 ↓1~3 リエルとのコミュ内容
 ※なきゃあ、「なし」でええんやで~


ロウェナ「ねえ、リエル?」

リエル「なになに?」

ロウェナ「そのノート、見せてくれたりしないの?」

リエル「えっ!?」

ロウェナ「わたしも、闘技場の賭けで勝ってみたいの。だから教えて?」

リエル「ええー?」

リエル「これは、苦労しながらかき集めてる、巨万の金を生むものだし…」

ロウェナ「ダメ?」

リエル「必勝法はさ、自分で編み出すものじゃん?」

ロウェナ「ちょっとだけでいいから」

リエル「んんー…」

リエル「…よし、じゃあ賭けをしよう」

ロウェナ「賭け?」

リエル「賭けに勝ったら、教えてあげるよ!」

リエル「ま、ロウェナが理解できるかは、別としてね?」

ロウェナ「いいよ、やろ?」

リエル「よーし、じゃあ公正に、コイントスだよ! 表か、裏か、どっちが出るか!」

ロウェナ「わかった」ゴクリ

リエル「いっくよ?」

 ピィィンッ
 クルクルクル
 パシッ

リエル「さ、どっち!?」

ロウェナ「……表!」


 【直下 コンマ判定】
 偶数 成功
 奇数 失敗


リエル「裏が出たら、ロウェナの負けだよ?」

ロウェナ「うん」

 スッ…

リエル「よーし、裏っ! 勝った!!」

ロウェナ「ええ?」

リエル「ふっふふーん♪ 賭けでわたしに勝とうなんて、100年早いですなあ? ぐふふふっ…」

ロウェナ「ちぇっ…」

リエル「まあまあ、仕方ないってー、こればっかりは」

ロウェナ「それじゃあさ、リエル」

リエル「うん、なーに?」

ロウェナ「わたしの異能なんだけど…何か、うまい使い道ないかな?」

リエル「使い道、かあー…」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 リエルは戦う人じゃないから、お手上げ。思いつかないってさー
 7~9 ただぶつける以外の使い道


リエル「水の異能ってさ」

ロウェナ「うん」

リエル「水鉄砲にしたり、くらいしか使ってるとこ見なかったんだよね」

ロウェナ「だから、他にない?」

リエル「何かこう…水でさ、ぐばーって、こう、捕まえるとかさ」

ロウェナ「捕まえる…」

リエル「あとは…水飛沫とかまでいけるの? いけるんだったら、ぶわーって、それを超高濃度で散布しちゃえば霧になったりしない?」

リエル「他にも他にもー、もう、限界ぎりぎり~ってところまで水を押し固めて、一気に発散させちゃって、どかーんとか」

ロウェナ「そういうのもあるのか…」

リエル「どうどう? 役立てそう?」

ロウェナ「うん、覚えてたらやってみる」

リエル「おいおいおーい、忘れちゃダメだよー!」

ロウェナ「うんっ、えへへ」

リエル「えへへじゃないぞ~?」コツンッ

ロウェナ「それとね?」

リエル「今度はなーに?」

ロウェナ「闘技場で、仲間集めとかできないかなー、って考えてるの」

リエル「ほうほう?」

ロウェナ「そういうの、ないかな?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 リエル「ムリじゃないかなあ? あそこ、野蛮人しかいないし? 変な自尊心持っちゃってる人ばっかだしさ?」
 4~6 リエル「うーん…どうだろうなあ…? そもそも、ロウェナが仲間欲しがってても、ロウェナと仲間になるメリットあるの?」
 7~9 リエル「どうだろうなあ――って、思ったけど…そう言えば…」ロウェナ「何かあるの?」


リエル「どうだろうなあ――って、思ったけど…そう言えば…」

ロウェナ「何かあるの?」

リエル「うーん…」

ロウェナ「?」

リエル「ときどーき、さ?」

リエル「闘技場って、変なのも出てくるんだよ。お金目当てじゃないような人」

ロウェナ「それが、なに?」

リエル「例えば…武者修行、だとかさ?」

リエル「あとは…ただ、戦うことだけが目的だとか」

リエル「そういうのが、少ないけど、まあちらほらいるのね」

リエル「でもって、こないだ、変なのがいてさ。印象深くて覚えてたんだけど」

リエル「【安価下2】」

 1 死に場所を求めて戦ってる~、なんてキザったらしいのがいたの
 2 ギャングになるためには闘技場で最強になるんだ、って張り切ってるのがいたの
 3 記憶喪失だけど行き場所が見つからないからとりあえず戦って暮らしてる、みたいな人がいたの


リエル「ギャングになるためには闘技場で最強になるんだ、って張り切ってるのがいたの」

ロウェナ「ギャング…?」

リエル「若い――って言っても、わたしらよりちょっと年上くらいかな? って人だったんだけど…」

リエル「アウトローに変な憧れ抱いちゃってるパターンだから、声かけたら、案外…って思わない?」

ロウェナ「……?」

ロウェナ「案外、なに?」

リエル「あー…何だか、ちょろそうだと思わない?」

ロウェナ「ちょろいの?」

リエル「バカっぽかったし」

ロウェナ「なーんだ、バカならちょろいじゃん」

リエル(ロウェナが言うかー)

ロウェナ「【安価下2】」

 1 でも…腕っ節も見たいし…その人の試合、見てから声かけるか決める
 2 早速、行ってみよ
 3 その他、自由台詞

 A イルミアは連れてかない
 B イルミアも連れてくよ
 ※アルファベットは、「1」か「2」選択時にご併記くだされ


 ――モスクワ郊外・地下闘技場――

リエル「今日、出てくるかなあ?」

ロウェナ「何見てるの?」

リエル「すでに組んである試合のスケジュール表」

イルミア「…空欄が、いっぱいある…」

リエル「この空欄は、新人のデビュー戦とか、突発的にファイター同士で起きる戦いとか用で空いてるの」

リエル「えーと、えーと…いーるーかーなー?」


 【安価下1】
 勧誘しにいく、ギャングスターになるためには最強にならなくちゃ、って理由で地下闘技場で精を出している人のお名前おなしゃす
 ※女性でもいいけど…ほら、おいらの傾向的にね? ね、うん
  あ、日本人名じゃない方が嬉しいなあー


 皆さん、ロシア人姓にお詳しいのね
 ポチョムキンって何やろか、と思っちゃったよ

 で、フリストフォル…て、ゆー、のは?

 【安価下1】
 1 男性名、いいんだよね?
 2 女性で、いくん…?


 皆さん、ロシア人名にお詳しいのね…。ご指摘、どうも、ありがとうございます。次から、もうちょっとgoogle先生と相談するね

―――――

リエル「いた! フリストフォル・ポチョムキン!」

ロウェナ「ぽちょ…む…きん…?」

イルミア「ちゃんとした名字…ですよ?」

ロウェナ「そう…。あんまり、こっちに馴染みないから…」

リエル「てことは、この辺にいてもおかしくないなあ」

ロウェナ「ふうん…?」

イルミア「どんな人?」

リエル「年は15か、16か、17か、18か…それくらいでー」

リエル「バカっぽい顔しててー」

イルミア「…」チラッ

ロウェナ「なに、イルミア?」

イルミア「…何でも…」

リエル「……まあ、そんくらい?」

ロウェナ「まあ、若い人ってあんまり見かけないし…」

リエル「うん、すぐ見つかるんじゃない? ロビー探してれば」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 おやおや? ロビーで喧嘩? アリーナ行ってバトればいいのに~、って感じでいたら、いたよ、フリストフォル
 4~6 頭の緩そうな感じで、ちゃーんといたよ
 7~9 目のキラキラ具合がイルミアよりも幼いね、うん


リエル「うーんと…」

 スタスタ

ロウェナ「どこ?」

イルミア「…」

リエル「あ、いた!」

ロウェナ「どれどれ?」

イルミア「あの人?」

リエル「そう、あそこで暑苦しく腕立て伏せをものすごい勢いでやってるの」

ロウェナ「よーし」

イルミア「え?」

ロウェナ「ねえ、ちょっといい?」

フリストフォル「ん?」

ロウェナ「ギャングスターになりたい…とか、聞いたんだけど」

フリストフォル「こんなとこに、子ども…?」

ロウェナ「ギャングスター、ってなに?」

リエル「おーう…」

イルミア「…な、何?」ヒソ

リエル「お前もか、イルミア」

フリストフォル「知らないのか? ギャングスターとは!!」

フリストフォル「法に縛られることなく、義理と人情で真の悪を人知れずに裁いて、名前も告げずに去っていく無法者だ!!」

ロウェナ「正義の味方みたい」

フリストフォル「ちっちっちっ、違うんだな、これが。これだから素人は」フッ

ロウェナ「どう違うの?」

フリストフォル「ギャングスターっていうのは、アウトローの中のアウトロー…つまり!!」

フリストフォル「キングオブアウトローなのだ!!」

ロウェナ「【安価下1】」

 1 よく分かんない
 2 そうなの? かっこいい!?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「そうなの? かっこいい!?」

イルミア(あ、波長が合ってる…)

リエル(あー、ロウェナ、あの顔は本心だな、こりゃ)

フリストフォル「ふふふ、そうだろう?」

フリストフォル「サインか? サインでもやろうか? 普段はしないんだぞ?」

ロウェナ「それはいらないけど」

フリストフォル「ちゃんと練習したんだから、もらってけって」

ロウェナ「ええ?」

フリストフォル「じゃあ、その服に…」

ロウェナ「やめてよ、汚れちゃうでしょ」

フリストフォル「ダメか…」シュン

フリストフォル「………ん? でも、あえて俺に声をかけてきた…と、いうことは…」

フリストフォル「やっぱり本当は、欲しいんじゃないか!?」

ロウェナ「本当にいらないよ?」

フリストフォル「…」シュン

フリストフォル「じゃあ、何さ?」

ロウェナ「【安価下1】」

 1 スカウトにきたの。カラシニコフ・ファミリーに、入ってみない?
 2 ギャングスターって、マフィアと一緒にやれるもの?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「スカウトにきたの。カラシニコフ・ファミリーに、入ってみない?」

フリストフォル「カラシニコフ…ファミリー?」

ロウェナ「うん」

フリストフォル「…何だ、それ?」

ロウェナ「マフィア」

フリストフォル「マフィア!?」

フリストフォル「マフィア…マフィアか…ギャングだな…うーん、ギャングだ…」

ロウェナ「ギャングだったの?」

フリストフォル「しかも、俺をスカウトとは、分かってるじゃないか…」

フリストフォル「やっぱり俺のギャングスター性は隠しきれないようだな…ふっふっふっ…」

ロウェナ「どう?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 フリストフォル「…で、マフィアって、何するんだ?」
 4~6 フリストフォル「待遇を聞こうじゃないか。ふふふ…」
 7~9 フリストフォル「よーし、いいだろう! このギャングスター・フリストフォルを迎え入れたんだ、最強のギャング集団にしてやるぞ!!」


フリストフォル「…で、マフィアって、何するんだ?」

ロウェナ「…イルミア~?」

 トコトコ…

イルミア「はい…」

フリストフォル「チビっこいのまでいる…」

ロウェナ「マフィアって、何するの?」

イルミア「ええ…?」

フリストフォル「お前も俺のファンか? サインを――」

イルミア「え、い、いりません…」

フリストフォル「…」シュン

ロウェナ「で、マフィアって何するの?」

イルミア「何、何って…言われても…えーと、えーと」

フリストフォル「?」

ロウェナ「?」

イルミア「……………………こう…何か、こう…」

ロウェナ「【安価下1】」

 1 悪いことしたり?
 2 とにかく入れば分かるから、入ってくれる?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「とにかく入れば分かるから、入ってくれる?」

フリストフォル「うーむ…どうしようかな~?」

フリストフォル「まあ、俺としては? 場所なんか選ばない主義ではあるんだけど?」

フリストフォル「やっぱり、ギャングスターとしては、それなりに?」

フリストフォル「示しがつくようなところじゃあないとなあ、ってなるわけさ」

ロウェナ「示し…? ロマノフ潰したけど」

フリストフォル「ろまのふ?」

イルミア「…モスクワを牛耳ってた、マフィア…」

フリストフォル「…………マジでか!?」

フリストフォル「え、モスクワを、牛耳ってた!? それ、潰した?」

フリストフォル「ほえー…すげえなあ――って…え、お前らで? 少年少女で?」

ロウェナ「本当は…もう1人いたんだけど…」

イルミア「…」シュン

フリストフォル「3人だけで!? …………よ、よし、いいだろう」

フリストフォル「カラシニコフ、だっけ? 入ってやろうじゃないか」

ロウェナ「ほんと?」

フリストフォル「ああ、本当さ!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 フリストフォル「ただーし、俺はギャングスターだ。それなりに、報酬ももらうぜ?」
 4~9 フリストフォル「大船に乗ったつもりでいるんだな! あーっははははっ!!」

 【下2 コンマ判定】
 コンマ二桁で判定
 何の判定なのかは、すぐ分かるよ


フリストフォル「大船に乗ったつもりでいるんだな! あーっははははっ!!」

ロウェナ「よろしくね。わたし、ロウェナ。こっちはイルミア」

フリストフォル「ああ、よろしくな。ロウェナと、イルミア」

 トコトコ

リエル「話、まとまった?」

フリストフォル「ん? いつも、ロビーで勝ち続けてるギャンブラー少女…」

ロウェナ「お友達で、リエルからあなたのこと聞いたの」

フリストフォル「そうかそうか、殊勝だな。俺を知ってただなんて。ふっふふーん」

ロウェナ「ところで…今さらなんだけど…フリストフォルって、強いの?」

フリストフォル「当たり前だろう」

リエル「勝率68で、勝ち69、負けが33。けっこう、強い方だよ?」

フリストフォル「どうだ!?」

ロウェナ「へえ…あんまりそう見えないけど」

フリストフォル「何、だと…?」

イルミア(強い…方…なんだ…?)

ロウェナ「強いんなら、安心できるね。よろしく、フリストフォル」

フリストフォル「まあいい、その内刮目させてやるさ、俺の実力をな!」



 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント151/100 アーム270/200 コート116/300 バーニッシュ195/300
 戦闘スキル:狙撃(93/100)

 ――知人――
 イルミア・チェルシー:鎮静と転移の異能 カラシニコフファミリー末裔
 ヴィオ・ロマノフ:暴食の異能 ロマノフファミリーボス
 マグヌス・ニーベリ:ロスチャイルドファミリーの一員 嫌味
 浪川友司:硬化の異能 地下闘技場のファイター 新人狩り
 リエル・ラスプーチン:地下闘技場のギャンブラー
 フリストフォル・ポチョムキン:部下2号 ギャングスター志望


―――――

 本日の更新は、ここまででござる
 どうもありがとうございました


 遅れましたが、始めまするぞよ

―――――

 ――モスクワ市内・ボロアパート――

ロウェナ「うーん…」

ロウェナ「…」

ロウェナ「……?」

ロウェナ「あれ?」

ロウェナ「…………イルミア、イルミアー?」

 ガチャ…

イルミア「…何、ですか?」

ロウェナ「わたし、何考えてたんだっけ?」

イルミア「…知らないけど…」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム270/200
   C コート116/300
   D バーニッシュ195/200
 2 コミュ
 3 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 バーニッシュ 195/200


 バーニッシュ 277/200

ロウェナ「…何考えてたんだっけ…?」

イルミア「よし、できた…」ボソ

ロウェナ「何が?」

イルミア「…コートが」

ロウェナ「わたしよりも先を…」

イルミア「えへへ…」


 【安価下2】
 1 そうだ、思い出した。いつまで、このボロアパートにいるのか、ってことよ!
 2 コミュ
 3 イベント
 4 その他、自由行動


ロウェナ「あ、思い出した」

ロウェナ「ねえイルミア、イルミア」

イルミア「?」

ロウェナ「いつまで、ここにいるの?」

イルミア「いつまで…って…?」

ロウェナ「ロマノフやっつけたし、もうここにアーロンはいないし、お家立て直すなりして、別のとこ行こ」

イルミア「…」

ロウェナ「何?」

イルミア「…ここ、出てったら…アーロンさんとの…思い出も、なくなっちゃう気がして…」

ロウェナ「…そんなの、忘れなきゃいいだけでしょ?」

ロウェナ「これからカラシニコフは、大きくなるの。なのに、こんなところにずっと住んでるなんて変じゃん」

ロウェナ「だから、引っ越しする」

イルミア「……はい…」

イルミア「でも、どこに?」

ロウェナ「とりあえず、モスクワの傍でいいよ。あとは…うーん…」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 広いところ?
 2 立派な屋敷なら、それだけでいいよ
 3 その他、自由要望


ロウェナ「それだけでいいや」

イルミア「でも、どうやって探すの?」

ロウェナ「さあ?」

イルミア「…僕も、お家探しなんて、知らない…」

ロウェナ「そうなの?」

イルミア「ないよ、普通…」

ロウェナ「…」


 【安価下2】
 1 リエル召喚だな
 2 おーい、新入りのフリストフォル…何かいい呼び名ねえかな…? 長いぜ…
 3 リエルもフリストなんとかも招集じゃい
 4 その他、どうしよっか?



ロウェナ「勢揃い!」

リエル「…うん?」

フリストフォル「で、何だ?」

イルミア「お家探し、ってことになって…」

フリストフォル「ギャングスターに相応しい屋敷か、ふふふふ…だったら、モスクワで1番高い建物にするしかないな!!」

リエル「土地とかあるの?」

イルミア「…前に住んでたところが…」

リエル「じゃあそこに建てちゃえば?」

ロウェナ「誰が建てるの?」

リエル「そこはお金出そうぜ~。まあ…みーちゃんか、ギャングがお家建てられるなら別だけど…」

イルミア「絶対ムリ…」

フリストフォル「ギャングスターがもの作り? バカ言っちゃいけねえなあ、ものとは壊すのがギャングだぜ!!」


 【安価下2】
 1 土地はあるし、お家をそこに建てちゃおう
   A イルミア、フリストフォル、がんばや
   B 大工さんに頼むか
   C 他に何か方法あるんか?
 2 物件買いたいなあ
 3 その他、どうする?


ロウェナ「じゃあ、建てちゃおう」

フリストフォル「よーし、じゃあ地上300階な!!」

イルミア「無茶いってる…」

ロウェナ「300階? いいね、それ!」

フリストフォル「そうだろ!?」

リエル「あーあー、乗っちゃったよ」

いるまい「…はぁ…」

ロウェナ「じゃあそれ、フリストフォルが建てて?」

フリストフォル「ん?」

ロウェナ「でも、フリストフォルだけじゃ大変そうだし…イルミアも、手伝ってあげてよ?」

イルミア「え」

ロウェナ「じゃ、早速、開始! どんどんやっちゃって」


 【直下 コンマ判定】
 1~7 ムリにきまってんだろー!?
 8~9 バカと有能は両立された?


 ――モスクワ郊外・カラシニコフファミリーアジト跡地――

フリストフォル「おらおらおらおらおらおらおらー!!」

 ポイポイポイポイポイッ

イルミア「…」

ロウェナ「張り切ってる、張り切ってる」

リエル「瓦礫撤去はかどりすぎ…」

フリストフォル「うおっしゃあああああ――――――――――――――――――っ!」

ロウェナ「うんうん」

リエル「マジで、建っちゃうの…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ガチで300階建てやろうとしてる…工期何十年にするつもりや、ってなってリエルからストップかかった
 4~6 あとは建てるだけじゃーい、ってなったけど、そっから先はさすがにできなかった
 7~9 設計図がないと建てらんねえ、ってなったフリストフォル


フリストフォル「いよぉ――――しっ!」

フリストフォル「とりあえず、これで建てられるぜ!」

 シャッキィィ----ン

ロウェナ「じゃあ、取りかかって」

リエル「果たして、どんな家ができるのか…」

フリストフォル「いや、さすがに建てるとかムリ~」

フリストフォル「俺はギャングスターだからな」フッ

イルミア「…え」

ロウェナ「そうなの?」

フリストフォル「つーわけで、イルミア坊、あとは任した!!」

ロウェナ「イルミア、がんばって」

イルミア「む…ムリです…」

ロウェナ「えー? いつも、がちゃがちゃ何かやってるのに?」

イルミア「あ、あれはただ遊んでるだけでっ…」

リエル「まあ、そうだろうとは思ってたよ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 しゃあねえ、お家建ててくれる人なり、業者なり探すか
 4~6 イルミアが建ててくれる人に、ほんとにちょびぃーっとした心当たりがあるらしい
 7~9 リエルがすでに手配してくれてた! やっほう!!


リエル「んじゃ、業者なり、何なり、探しにいこ?」

ロウェナ「ちぇっ…」

リエル「ところで、予算あるの?」

ロウェナ「イルミア、いくらあったっけ?」

イルミア「お家建てられるくらいは…あったかなあ…?」

フリストフォル「何だ金欠かよ? 俺のいるマフィアなんだから、金持ちにならねえと」

リエル「まあ…お金は後でどうにもなるか」


 【安価下2】
 さてさて、どんなとこに頼もうか
 1 老舗
 2 有名人
 3 新興業者


 【直下 コンマ判定】
 1~3 有名な、世界的デザイナーだけど鼻持ちならない、いやーな感じだった
 4~6 ロシアでものすごーく評価の高いデザイナーだけどロウェナ達が若くて、なーんか嫌な感じ
 7~9 このひと、ほんとに有名人なんか?て具合にフツーな感じだった


デザイナー「新しく、お家を立て直す…?」

ロウェナ「うん」

イルミア「…」

リエル「お金はあるから」

フリストフォル「300階建てだ」

ロウェナ「それはできるなら、でいいんだけどね?」

デザイナー「…………お仕事なら引き受けはするんだけれど」

デザイナー「忙しくて、なかなか、取りかかれないと思うよ?」

ロウェナ「どれくらい?」

デザイナー「立て込んでて、半年は待ってもらわないと取りかかれないなあ…」

ロウェナ「半年…」

フリストフォル「おいおいおいおい、この俺様を待たせようってのか?」

リエル「でも、それだけ人気なんだし、ちゃんとはしてるんでしょ?」

イルミア「…待てる、の?」


 【安価下2】
 1 待てへん、別いくわ、じゃあな!
   A 老舗へ
   B 新興業者へ
 2 待つから頼むでぇ!!


ロウェナ「じゃあ待つ」

イルミア「えっ」

デザイナー「それじゃあ、一応…今の内に、要望とかだけ、あれば」

デザイナー「あと、実際に土地のことも見ておきたいんだけど」

フリストフォル「更地だぜ。300階建てな?」

デザイナー「300階、建て…? 個人宅、で?」

ロウェナ「ちょっと、勝手なこと言わないでよ」

フリストフォル「300階建て、ダメなのかよ!?」

ロウェナ「自分で建てて、そういうの。1階から300階まで上り下りするの、よく考えたら大変そうでやだもん」

フリストフォル「しまった、俺としたことが…完全に、そのことぬかってたぜ…」

リエル(バカだ…)

イルミア「はあ…」

デザイナー「ええと…要望は?」


 【安価下2】
 1 豪華なのでよろしく
 2 立派なのでよろしく
 3 その他、自由要望


ロウェナ「立派なのでよろしく」

デザイナー「…立派?」

ロウェナ「どこの、どんな人に見せたって、立派だと思われるようなの」

デザイナー「はあ…」

ロウェナ「それ以外は、全部任せるから、とにかく絶対に立派なのにして」

デザイナー「…分かりました」

イルミア「…それだけ?」

リエル「いやでも、アバウトすぎるっしょ…」

ロウェナ「いいの」

フリストフォル「せめて地下室!」

デザイナー「立派で、地下室つき…」

ロウェナ「それでお願い」

デザイナー「お金のことなんですが…」

デザイナー「………とにかく、立派なものにするとして、ざっくりした見積もりが、大体、こんな具合に…」

 パチパチパチ
 スッ

ロウェナ「……ん?」

イルミア「」

リエル「わーお」

フリストフォル「ギャングスターなら、これくらいは当然だな!」

デザイナー「着工までにお納めいただければ…」

ロウェナ「…わ、分かった」


 【安価下2】
 1 そして帰った
 2 かなりの大金がいる…
   A リエル、荒稼ぎしたいから手伝って
   B フリストフォル、ファイトマネーを納金してね
 3 その他、どうするー?


ロウェナ「ねえリエル?」

リエル「ぐふふ…言わなくても分かるぞ」

リエル「ずばり! お金を稼ぎたい、ってところだよねえ?」

ロウェナ「うん」

リエル「じゃあ、ギャンブルしかないよねえ、ぐふ、ぐふふふふ…」

リエル「まあ、必勝法は教えられないけど? 元出はたんまりとあるし、それを膨らませればすぐだよ」

ロウェナ「ほんと?」

リエル「もち」

ロウェナ「じゃあ、手伝ってくれる?」

リエル「ぐふふふ…仕方がありませんのう、任せなさい!!」


 【安価下2】
 1 地下闘技場で稼ぐぜ
 2 カジノに繰り出すんだぜぃ!!
 3 その他、どんなギャンブルで稼ぎたいん?


 ――地下闘技場・ロビー――

リエル「アリーナで賭けるなんて、ただのおまぬけだから、通はロビーで観戦して賭ける」

ロウェナ「そうなの?」

リエル「でもって、まあ…どっちが勝つか分からないようなギャンブルは論外」

リエル「ずばり、ジャイアントキリング! これなら配当がすごいことになる!!」

リエル「そこで、誰もが予想していないけれど確実に勝てる、っていう勝ち筋のある試合を探す!」

リエル「そのためのデータは、毎日の試合を観戦してゲットする!」

リエル「そしてぇ! ジャイアントキリング確実とされる試合で、ここぞとばかりに買いまくる!!」

ロウェナ「…?」

ロウェナ「…」

ロウェナ「…うん」

リエル「あー、分かってないっしょー?」

ロウェナ「だって、よく分かんないんだもん…」

リエル「もー…」

リエル「…あれ? みーちゃんと、ふりなんとかは?」

ロウェナ「ん?」キョロキョロ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ふと、目にしたモニター。イルミアが出てる…相手が、浪川かよ(白目
 4~6 ふと目にしたモニター。いつもの試合形式とは違うけど…何で、イルミアとフリストフォルまで、出てるん?
 7~9 ふと目にしたモニター。フリストフォルが出てた。アリーナの客席にイルミアの姿も


モニター『フリストフォルvsファイター!』

モニター『さあ、賭けた賭けた~!!』

ロウェナ「…あそこにいる」

リエル「おーう――んんっ!?」

リエル「あ、あのファイターは…この試合、ジャイアントキリングが起きるかも…!?」

ロウェナ「え、そうなの?」

リエル「フリストフォルの方が格下で人気がないどころか、ファイターにばっかり集中してる…」

リエル「でも、あのファイター、前の試合が勝ったもののけっこうな重傷負ってて、それからしばらく姿を見せなかったの」

リエル「かなーり、人気で、勝率78、しかも試合数が300を超える大ベテラン!」

ロウェナ「300…」

リエル「だけど、あの表情…眉間のしわが、普段は4本なのに今日は7本…」

リエル「あれは何かしら、体調を損なってるけど…ていう状態で、あの場合の勝率は40パーまでに落ちてるの」

リエル「年もそこそこだし、地力はあるけど体調不良と前試合の負傷具合…相手がフリストフォルなら、苦戦必須」

リエル「それでもロマンと、アリーナの熱気にあてられてベテランのヒーローに賭けるバカが続出中のはず!!」

リエル「フリストフォル、40口買おう!!」

ロウェナ「40?」

リエル「勝てる、きっと勝てる! ぐふふふっ…こんなジャイアントキリング、なかなかお目にかかれねえぜえ…」

リエル「それに、割と人気者同士だから、普段のつまんない試合なんかよりも、賭け口が多く集まってるはず!!」


 【安価下2】
 1 でも失敗したらやだし…5口くらいにしとく
 2 40なんてバカなこと言わないで、100口くらい買っちゃう
 3 うーん、でも…様子見。なんか、失敗やだし


ロウェナ「分かった!」

リエル「よぉーし!」

ロウェナ「じゃあ、100口買う!!」

リエル「うぇええええええっ!?」

ロウェナ「えっと…一口5000ルーブルだから、100だと…」

ロウェナ「…?」

ロウェナ「5000×100…だから、0が…えーと…」

リエル「50万ルーブル…」

ロウェナ「そっか」

リエル「マジでかあ…でも、100も買ったら、オッズ変わっちゃうんじゃ…」

リエル「まあいっか!!」


 【直下 コンマ判定】
 コンマ二桁で判定
 リエルの予想により、コンマ15以下で失敗


ロウェナ「117万ルーブルになった!!」

リエル「2.34倍だったからねえ…」

リエル「ふぅー…まあ、硬いっしょ? 硬かったっしょ~?」

ロウェナ「うん」

リエル「ぐふふふ…」

リエル「快感だよねえ、こういうの! 大多数はフリストフォルの負けに賭けてたのに、それを裏切ってマイノリティーが勝つ!!」

リエル「ぐふふっ…たまりませんなあ! ぐふふふふ…」

ロウェナ「でも、50万かけて、117万だから…2倍ちょっとにしかなってない…」

リエル「2.34倍ね」

ロウェナ「もっと、100倍とかにならないの?」

リエル「それは、なかなか…。ちまちま、毎日こういうのしてればさくさく貯まるんだけどねー」

リエル「ま、勝ち続けなきゃならない、ってのが危ないところなわけですわ」

ロウェナ「ちょっと面倒臭い…」


 【安価下2】
 1 地下闘技場での賭けは、今はこれくらいにしとこうっと
 2 もっともっと賭けて、がんがん稼ぐぞー


ロウェナ「もっと簡単に、100倍とか、200倍になればいいのに…」

リエル「そこまで、おっきいのはないねー、さすがに」

 スタスタ

フリストフォル「っはぁー、勝った、勝ったぁ!!」

イルミア「ひやひやした…」

フリストフォル「うぇへへへ…どうだ、イルミア坊、俺の強さが、よーく分かったか?」

イルミア「…ほとんど…目ぇつむってた…」

フリストフォル「何、だと…?」

ロウェナ「フリストフォルのお陰で、117万ルーブル稼げたの。ありがとね」

フリストフォル「ふぁっ!?」

リエル「いやー、見事なジャイアントキリングだったよ~?」

フリストフォル「そ…それってつまり、俺が負けるって予想してたヤツの方が多かったってことか!?」

リエル「まあ、そうでしょ」

フリストフォル「ぬ、ぐぐぐぐ…」

フリストフォル「賭けなんて成り立たないくらい俺の強さを知らしめないと…!」

フリストフォル「次の相手は、誰だぁー!」ドドドド

イルミア「117万…」

ロウェナ「どうかした?」

イルミア「…な、何でも…」


 【安価下2】
 で、帰ってきたよ
 1 コミュ
 2 イベント
 3 その他、自由行動


ロウェナ「はぁ…退屈…」

イルミア「…いつも、それしか言ってない気が…」

ロウェナ「むっ…お腹減ったとか、何考えてたっけ、とか言ってるでしょ?」

イルミア「…そう、ですね…」

ロウェナ「何か面白いことないの?」

イルミア「面白いこと…?」

ロウェナ「ないの?」

イルミア「………そう言えば、テレビで…何か、近くに大道芸人がきてて、人気だって…」

ロウェナ「近いの?」

イルミア「電車、乗っていけば、1時間くらい?」

ロウェナ「ふうん…。じゃあ、行ってみよ」

イルミア「今から?」

ロウェナ「早くしないと、終わっちゃうかも知れないでしょ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 異能を見せびらかすのは、禁止なんやで(小声
 4~9 コマちゃんの尽力で、迷惑をかけなければ異能を使ってもいいことになったんや


 おおう…
 まあ、じゃあ、上の判定は、こまちゃんの尽力ってことにしておこう

 その上で、なーにーがー、起きるかなー?っと

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 センチメンタルジャーニーしてる怜さん、何してるんすか?
 奇数 トレインジャック、だと…?
 ※0は偶数扱いだぜ


 ――ロシア・モスクワの近くの街・広場――

 ワイワイ
 ガヤガヤ

怜「ほっ…」

 オオ-

イルミア「何あれ、すごい…」

ロウェナ「どうなってるの…?」

イルミア「板と、筒みたいののサンドを10段くらい積み上げて、ぐらぐらしてるところで逆立ちしたりしてる…」

ロウェナ「…そうじゃなくて、どうしてあんなのできるの?」

怜「よっと」

イルミア「そのままジャグリング始めた…!」

怜「そいっ」

 シュボォォッ

イルミア「さらに燃やした…!!」

ロウェナ「ねえあれ、倒れないの? どうして? 何で、イルミア?」グイグイ

イルミア「だ、だって、芸だから…」

ロウェナ「だから、何であんな芸できるの!?」

怜「じゃあ、このまま、今度は3回連続で宙返りしまーす」

ロウェナ「ええっ!?」

 ザワザワ

イルミア「…」ドキドキ

ロウェナ「で…できるの…?」ワクワク

怜「ふぅー…それっ」

 クルッ
 クルッ
 クルッ

怜「とう」

 シュタッ
 グラグラ

怜「はい、どうもありがとうございましたー」

 ワァァァァ
 パチパチパチ

怜「おひねりはこっちでーす」


 【安価下2】
 1 話しかける。ので、あれば、台詞併記してくだされ~
 2 すごいの見たわあ…って感慨にふけりながら、見知らぬ街をぶらぶらしてみる
 3 その他、どうする?


 すまんの、ちょっち離脱するわ
 一旦ここまででやんす

 あ、これは安価に数えぬのでござるよ~

コミュ取らないとフリストフォルの名前略して呼べないのかな


 再開でござる
 >>353 そんなことはないでござる。どう略すか、他でもないおいらが、1番悩んでて、決めかねてるから略せていないのでござる

―――――

怜「はぁ…何してんだ、僕…」orz

ロウェナ「ねえねえねえ」

怜「?」

ロウェナ「何でそんなにすごい芸ができるの? サイボーグなの?」

怜「」

イルミア「?」

怜「ち…違うヨ?」

ロウェナ「なーんだ…」

怜「ほっ…」

イルミア「…?」

怜「…?」チラッ

イルミア「ほんとに…?」

怜「……生身だよ」

怜「ていうか――キミ達、確か、モスクワで…?」

ロウェナ「何かあったっけ?」

イルミア「…さあ…?」

怜「……まあ、いっか」

ロウェナ「本当にサイボーグじゃないの?」

怜「またまた…むしろ、何でサイボーグなら、あんなことできることになるんだか…」

ロウェナ「それもそっか…」


 【安価下2】
 1 コミュるの?
 2 じゃあ、ばいばーい
 ※ゲスト出演的な扱いだから、絡んでも色々あれよ?


ロウェナ「ばいばい」

イルミア「さよなら」

怜「気をつけて帰ってね」

ロウェナ「うん」

 スタスタ…

怜「……さて、と」

怜「………何しよっかなあ…?」

 ・
 ・
 ・

ロウェナ「サーカスの人とかだったのかな?」

イルミア「そう…なのかな?」

ロウェナ「でもあれ、すごかった」

イルミア「うん」


 【安価下2】
 1 帰宅しようか。もう夕方だ
 2 ぶらぶらしてみる?


 【直下 コンマ判定】
 1~3 トレインジャックだとぅ!?
 4~9 無事に帰ったよ


 ――モスクワ市内・ボロアパート――

ロウェナ「はぁ…」

ロウェナ「あちこち行って、今日は疲れた…」

イルミア「うん…」

ロウェナ「お金、稼がなきゃ…」

イルミア「どうやって?」

ロウェナ「闘技場の賭けじゃ、あんまりたくさん一度に稼げないし…どうにかして」

イルミア「…」

ロウェナ「ま、いいや、明日で」

イルミア(多分忘れるパターンだ…)


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム270/200
   C コート116/300
   D バーニッシュ277/200
   E ピラー0/250
   F アンテナ0/200
   G ステルス0/300
 2 コミュ
 3 おやすみなさい
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 コート 116/300


 コート 204/300

ロウェナ「ふわぁぁぁ…」

イルミア「…」コックリ

イルミア「…」コックリ

ロウェナ「イルミア、寝るなら自分でベッドね」

イルミア「ん…はい…」ウトウト

ロウェナ「…寝ようっと」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 モスクワで連続殺人事件が起きているらしい。物騒だなあ
 4~6 ロマノフがいなくなったことで、モスクワを手に入れようとするマフィアが出てきているらしい
 7~9 モスクワで犯行予告をした怪盗がいるらしい


 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント151/100 アーム270/200 コート204/300 バーニッシュ277/300
 戦闘スキル:狙撃(93/100)

 ――知人――
 イルミア・チェルシー:鎮静と転移の異能 カラシニコフファミリー末裔
 ヴィオ・ロマノフ:暴食の異能 ロマノフファミリーボス
 マグヌス・ニーベリ:ロスチャイルドファミリーの一員 嫌味
 浪川友司:硬化の異能 地下闘技場のファイター 新人狩り
 リエル・ラスプーチン:地下闘技場のギャンブラー
 フリストフォル・ポチョムキン:部下2号 ギャングスター志望


<パァァァン…

ロウェナ「んん…? 今日、何かあるの…?」

ロウェナ「朝から、ずっと、ぱんぱん音して…」

ロウェナ「ふわぁぁぁ…」

 ガチャ

ロウェナ「あ、イルミア」

イルミア「あ…おはようございます…」

ロウェナ「ねえ、あれ、何の音?」

イルミア「…ロマノフがいなくなったから、モスクワを手に入れようとしてる悪い人がいるとか…」

ロウェナ「…そうなの?」

イルミア「…って、昨日、闘技場行った時に話してる人がいて…」

ロウェナ「ふうん…」


 【安価下2】
 1 まあ、害がなければどーでもいいし
 2 …………ん? もし、どっかがそれで台頭しちゃったら、カラシニコフどうなるの?


ロウェナ「…ねえ、イルミア」

イルミア「?」

ロウェナ「…それ放っておいたら、どうなるの?」

イルミア「ロマノフの代わりに、新しくここを拠点にしたマフィアが…」

ロウェナ「……じゃあ、カラシニコフは?」

イルミア「………何も」

ロウェナ「ダメじゃん」

ロウェナ「もう、カラシニコフって、ここのマフィアなんでしょ?」

ロウェナ「だったら、うちのシマで好き勝手させちゃダメだよね?」

イルミア「うちのシマ…って、言っても…」

ロウェナ「大体、ロマノフやっつけたのうちなのに!」

イルミア「…」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 モスクワはカラシニコフのものなんだから、好き勝手させない
 2 イルミア、調べてきて。で、どうすればいいか考えて
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「イルミア、調べてきて。で、どうすればいいか考えて」

イルミア「え」

ロウェナ「お願いね」

イルミア「…し、調べるって…」

ロウェナ「フリストフォルもいるじゃん」

ロウェナ「頭遣うの苦手だからお願いね」

イルミア(自覚あったんだ…)


 【安価下2】
 イルミアはとぼとぼと、出かけていった
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム270/200
   C コート204/300
   D バーニッシュ277/200
   E ピラー0/250
   F アンテナ0/200
   G ステルス0/300
 2 コミュ
 3 その他、自由行動

 ※現在、住居にしているボロアパートには「ロウェナひとり」しかいないよ


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 コート 204/300


 コート 290/300

ロウェナ「…」

ロウェナ「イルミアー?」

ロウェナ「…」

ロウェナ「……あ、出かけたんだっけ…」

ロウェナ「………何か、退屈…」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 イベント
 3 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】
 コンマ一桁分加算
 狙撃技術 93/100


 狙撃技術 102/100

ロウェナ「動かない的なら、百発百中かな?」

ロウェナ「ふふっ…」

ロウェナ「やっぱり、撃つのって楽しい」

ロウェナ「クセになっちゃう」


 【安価下2】
 1 まだ続ける
 2 帰るかー
 3 たまにはひとりで、モスクワぶらついてみっかー
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】
 1~3 帰り道で、モスクワを狙ってるマフィア同士が武力衝突してた(白目
 4~6 一般人を恫喝してる、調子に乗っちゃってる系マフィアがいた
 7~9 何事もなく帰った


ロウェナ「もうお昼…」

ロウェナ「イルミア、帰ってこないのかな?」

ロウェナ「…何か、食べもの…」

 ゴソゴソ

ロウェナ「うーん…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 何もねえ
 4~6 食べもの探してたらフリストフォルがやってきた
 7~9 イルミアが作り置きして、くれてた


 ガチャッ

フリストフォル「よう、ロウェナ! 元気してるか?」

ロウェナ「あ、フリストフォル」

フリストフォル「そう、未来のギャングスター、フリストフォル様だぜ!!」

ロウェナ「ねえ、丁度、お昼食べようと思ってたんだけど」

フリストフォル「ん? ご馳走でもしてくれるって? ははは、仕方ないなあ、ご相伴に預かろうじゃねえか」

ロウェナ「何もないの、どうしよ?」

フリストフォル「何もないのかよ!?」


 【安価下2】
 1 フリストフォルとお料理だー♪
 2 フリストフォルと外食だよー♪
 3 フリストフォルに買い出しいかせた


 ――モスクワ市内・レストラン――

ロウェナ「おいしい」モグモグ

フリストフォル「まあまあだな」ガツガツ

フリストフォル「こんなん…ゴクンッ…ぷは…俺が自分で作るメシの50億兆倍くらいしかうまくねえ」

ロウェナ「やっぱりおいしいよね」

フリストフォル「まあまあ、な! ギャングスターの俺様は、こんなで満足しねえぜ」ガツガツガツ

ロウェナ「はあ…お腹いっぱい」

フリストフォル「残すならもらうぞ」パシッ

 パクッ

ロウェナ「手が早い」

フリストフォル「っはぁー…うめえ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 マナーのわるぅーいお客が騒ぎ出した…
 4~6 お店を出てフリストフォルとばいばいした
 7~9 波長の合ってる2人


ロウェナ「ただいまー…」

ロウェナ「って、誰もいないんだった」

ロウェナ「にしても、フリストフォル…何しにきたんだろ?」

ロウェナ「ちゃっかりお金払わされたし…」

ロウェナ「まあいっか」

ロウェナ「イルミア、早く帰ってこないかなあ…」


 【安価下2】
 1 キングクリムゾン!!
 2 誰かのところ行ってコミュる(イルミアはどこにいるか不明のため不可)
 3 イベント
 4 その他、自由行動


 前スレキャラはほら…ここぞで出てくるからさ、うおーってなるもんだし?
 0以外ではね、出るべくして…ってことで、すみません

 でもって、ズラして…
 三・三〇の影響言われましても、モスクワ“でも”と言われても、東京でもデモとか起きませんでしたし5年前のことですし…

 すみませんが、再安価にいたしまする~

 【安価下2】
 1 キンクリ
 2 誰かとコミュる
 3 イベント
   A コンマ
   B その他
 4 その他自由行動


 えー、今いく? 今やっちゃう?
 別にええねんけど、こう…ねえ? 今にしちゃう?

 【安価下2】
 1 じゃあ、双子の妹の名前安価にすすもうかー
 2 ひとりで買い物しよかー


ロウェナ「…買い物でも、行こうかな」

ロウェナ「うん、そうしよっと」

ロウェナ「でも何を買おう…?」

ロウェナ「別に、欲しいものなんて、今は…んー…」


 【安価下2】
 買い物の目的は?
 1 そうだ。たまには自分で料理作ってイルミアに食べさせよう。食材をかいものだ
 2 お洋服でも買いに行こうかなあ
 3 その他、何を買い物にいくー?


ロウェナ「…そうだ、銃を新調しよう」

ロウェナ「これもいいけど、新しいものもいいしっ」

ロウェナ「そうと決まったら…どこに売ってるんだろ…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 気づいたら見知らぬ土地で迷子に…
 4~6 ガンショップを探しにいったけど、見当たらんくてだんだん、アングラな感じの場所に…
 7~9 うすぐらーい、かびくさーい、何だかあやしーいところに辿り着いて、そこで…?


 ――モスクワ市内・鎖された地下街――

ロウェナ「…」スタスタ

 ジロッ…

ロウェナ「…」スタスタ

ロウェナ(なんとなく歩いてるけど…だんだん、変な雰囲気のとこになってきた…)

ロウェナ(て言うか…地下街…? こんなのあったんだ…)

ロウェナ(そこら辺に人が座り込んで…汚くないのかな?)

ロウェナ(…銃、売ってないかなあ…?)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 カタギじゃなさそうな連中に囲まれた…
 4~6 ガンショップらしいのは見つからなかった
 7~9 あったよ


 ゾロゾロ…
 ザッ…

ロウェナ「…」ピタッ

ロウェナ「…何?」

チンピラ「こんなとこに、のこのこひとりで、何してるんだ? お嬢ちゃん」ニヤニヤ

ロウェナ「銃売ってるところ探してるの」

チンピラ「銃? へえ~…そう…ねえねえ、俺らとさあ、遊ばない?」グイッ

ロウェナ「放して、痛い」

チンピラ「っせえな…状況分かってねえのか? ああ?」


 【安価下2】
 1 遊ぶんならいっか
 2 発砲しちゃおう
 3 その他、どうする?


ロウェナ「カラシニコフ・ファミリーに喧嘩売ってるの?」

チンピラ「カラシニコフ…?」

ロウェナ「それなら、タダじゃすまないけど」

ロウェナ「ロマノフを潰したのだって、うちなのに」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 チンピラ「お嬢ちゃんこそ、俺らのこと知らねえの?」
 4~6 チンピラ「ぷっ…あはははっ、何だ、それ!? 聞いたこともねえよ! ロマノフ潰したぁ? んな嘘に誰がひっかかんだよ!?」
 7~9 チンピラ「知らね――ぶほぉっ!?」ドサァッ


 【直下 コンマ判定】
 1~6 なんでここにいるんだ、フリストフォル! 助かったぜ
 7~9 見知らぬ男性だった


チンピラ「知らね――ぶほぉっ!?」ドサァッ

 ロウェナに詰め寄ろうしたチンピラが、横からぶん殴られた。
 殴り飛ばされて床に転がり、ロウェナを囲んでいた男達がざわつきながらたじろぐ。

フリストフォル「知らねえなら教えてやる。ギャングスター、フリストフォル様がいるカラシニコフだ」

ロウェナ「フリストフォル…? 何でここに?」

フリストフォル「それこっちの台詞。なーんでロウェナがいるんだ?」

チンピラ「っ…ざけやがってぇ…!」チャキッ

フリストフォル「チンケなナイフなんか出しちゃって、どうするつもりだ?」

チンピラ「ぶっ殺してやらぁ!」


 【安価下2】
 1 フリストフォルに任せる
 2 ナイフを粒子分解して水鉄砲でぶっ飛ばす
 3 その他、どうする?


 ようやくですな

 【安価下1】
 フリストフォルの異能とは!?


 あー…そういう…
 ………………あれだ、それ…うん…あのー…んー…すまん、ズラします!! ただそれ、うん…NGっちゃNGだけど、こう…うん
 ちょっとした事情があるんで、すんません。なので、鎔解の異能です。フリストフォル、強いな(確信

―――――

チンピラ「おおらぁっ…!」

 ブンッ
 ジュボォッ
 グチャッ…

チンピラ「は? はぁっ――?」

 チンピラが、ナイフをフリストフォルに突き出した。
 だが、フリストフォルにぶつかった箇所から、そのナイフが明るい朱色に輝いて液体になりながら落ちた。

フリストフォル「ちょっと熱いじゃ、済まないぞ?」

 ガシッ
 ジュワァァァッ

チンピラ「ひぎゃっ、ぐがが、がああああああああああ――――――――――――――――――――――っ!!」

 フリストフォルが手を開き、チンピラの顔面を掴んだ。
 鉄さえも一瞬でどろどろに融解させてしまう、超高温を身体に適用する鎔解の異能。
 チンピラの顔面の皮膚がただれ、肉が焼け、そのままフリストフォルが握力で顔面を潰した。

 グシャアッ…

チンピラ「」ドサッ

フリストフォル「よく覚えておけ、俺はフリストフォル・ポチョムキン」

フリストフォル「カラシニコフ・ファミリーの、ギャングスターだ」

 名乗り、同時にロウェナを取り囲んでいた連中が逃げ出した。
 絶命したチンピラの痛いを足でぞんざいに脇へ寄せ、フリストフォルがロウェナを向く。

ロウェナ「やっぱり強いね」

フリストフォル「だろう? 何してたんだ?」

ロウェナ「新しい、すごい銃を買おうと思ってうろついてたの」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 フリストフォル「そんなの売ってるとこないだろ、この辺に」
 4~6 フリストフォル「少なくともここには売ってないぞ?」
 7~9 フリストフォル「ああ、そんならこの先にあるぜ」


フリストフォル「そんなの売ってるとこないだろ、この辺に」

ロウェナ「そうなの? …ちぇっ。フリストフォルは、ここで何してるの?」

フリストフォル「ギャングスターは、こういうアウトローな場所が似合うだろ?」

ロウェナ「…そうなんだ」

フリストフォル「まあな」

ロウェナ「…」

フリストフォル「…」

ロウェナ「帰ろうかな」

フリストフォル「出口の道分かるか?」

ロウェナ「適当に歩けば出られるでしょ?」

フリストフォル「いやいや、ここ、すぐ迷子になるぞ」

ロウェナ「そうなの?」

フリストフォル「ああ、そうだ」

ロウェナ「じゃあ、出口まで送って」

フリストフォル「仕方ねえな。蛇の道は蛇――俺の庭だから、特別に送ってやろう」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 結局、道に迷ったフリストフォルでした。ちなみに、そうそう迷わないような作りでした
 4~9 別に迷いやすいなんてことはない道だけど、頭がもろい2人には迷路みたいな感じに感じられる場所でしたとさ


―――――

 今夜はここまでです
 ありがとうございました

 フリストフォル…なんて略せばええんや…
 表記がめんどくさいんじゃー…フリストなのか? フリストフォ…は略せてないし…フリス…変だよねえ…? フォル…?
 分からないんじゃあ…

乙です。
ロシア語できませんが、軽く調べた感じ、「トーニャ」あたりがポピュラーなのかな…と。
厳密なことをいうと、ロシアではファーストネームごとに愛称にほぼ決まった形があるそうで。
姓の末尾が男性/女性で少し変化したりとか、詳しくないとなかなかそれっぽい名前を提案するのが難しいんですよね…。
自分もあまり詳しくないですし、深く突っ込むのも野暮だと思ってはいますが…。


 深く考えなきゃ、フリストでいいかなー、って感じじゃあるんですけどねー
 フリスト…フリストでいっかあ?

 あと、鎔解の異能については…そうねえ…
 あれこれどこかで…って、思ってたけど、そうだ、デイモン編のキャラメイク時にあったやつだ
 んーと、んーと…フリストフォルのは…A寄り、って具合…ですかね

 描写的には、ナイフを溶かしたのは体表面が超高温になった、ってやつで、
 それでチンピラ攻撃したのは手の平を超高温にしたったぜぃ、ってな感じで…
 まあ、あれですね。手で触ったものを~系だけど、熱って、ほら、伝わるって言うじゃないですか? だから、手だけに収めなくてもいい的な

 凝固までは…ない…かな?
 超高温で、何でもどろどろに溶かせる、って感じっす!!

 あと、そう、>>445
 これね、これあるんですよね
 割とよく聞く(?)アレクセイ、の相性がアリョーシャとか、
 イワンだとワーニャになるとか、ドミートリーだとミーチャになるとか…ロジオンだと、ロージャになるとか…でしたっけか?

 て、なると…トーニャ、なんだ…ほうほう
 まあ…うん、厳密にやってもね、って部分もある…けど、トーニャでもええのう

 フリストか、トーニャか…
 ロシア人名の愛称って、何か、日本人的な感覚からするとかわいくなるよね。~ニャとか


 ぼちぼち、はじめまする~
 もうしばらーくお待ちくだされ~


 ――モスクワ市内・ボロアパート――

ロウェナ「あーあ、銃、見つからなかった…」

ロウェナ「変なのにも絡まれたし…」

ロウェナ「まだイルミア帰ってこないし」

ロウェナ「もう少ししたら、帰ってくるかな?」


 【安価下2】
 1 誰かのとこ行ってコミュ
 2 イベント
 3 その他、自由行動


ロウェナ「あー…退屈…」

ロウェナ「何か面白いのないかな…?」

 ゴソゴソ
 ボトッ

ロウェナ「?」

ロウェナ「これは…」

ロウェナ「………………………………………こんなの、持ってきてた覚えないのに…」

ロウェナ「どうして、テキストなんかが…」

ロウェナ「……まあいいや」

ロウェナ「たまには、ちょっとくらいこういうのやったって…」



 【直下 コンマ判定】(頭脳:アホ-3)
 1~3 5秒で教科書への落書きを始めた
 4~6 3分で教科書開いたまま寝た
 7~9 ま、マジメにやる…だと…!?


ロウェナ「えーと、どれどれ…」

ロウェナ「…」

ロウェナ「…」カキカキ

ロウェナ「…ぷっ…」カキカキ

ロウェナ「ふふっ…」クスクス

 カキカキ

ロウェナ「ぷっ…あははは、変なの」

ロウェナ「あはははっ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 イルミアが帰ってこない
 4~6 イルミアが帰ってきたけど、何も分からなかったってさー
 7~9 イルミアが帰ってきて、何かつかんできた


 ガチャ…

イルミア「ただいま…」

ロウェナ「あ、イルミア。おかえり」

イルミア「…」

ロウェナ「どうかした?」

イルミア「…何も、分かんなかったです…」

ロウェナ「そうなの?」

イルミア「…はい…」

ロウェナ「ふーん…」

ロウェナ「仕方ないんじゃない?」


 【安価下2】
 夜ターン
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム270/200
   C コート290/300
   D バーニッシュ277/200
   E ピラー0/250
   F アンテナ0/200
   G ステルス0/300
 2 コミュ
 3 おやすみなさい
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 コート 290/300


 コート 369/300

イルミア「ご飯、できました」

ロウェナ「できた? イルミアがお昼にいなかったから、フリストフォルと外食行ったんだよ」

イルミア「え…ずるい…」

ロウェナ「だって帰ってこないんだもん」

ロウェナ「でも、どこか出かけるのって大変だし、お家で食べるのが1番」

ロウェナ「味は…あんまりだけど」

イルミア「…」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 おやすみなさい
 3 その他、自由行動


ロウェナ「ねえねえねえ、イルミア、見て見て」スッ

イルミア「これ、何――って…」

ロウェナ「ふふっ…これ、いいデキでしょ?」クスクス

イルミア「これ、僕の教科書…!」

ロウェナ「あれ? あ、だからここにあったんだ…」

ロウェナ「見覚えないと思って、いっぱい落書きはかどっちゃった」

イルミア「」

ロウェナ「でも、ほらほら、これ、すごいでしょ? 上手じゃない?」

ロウェナ「ヒゲと眼鏡、いいでしょ?」

イルミア「レーニンが…こんな…」

ロウェナ「あとね、こっちのテキストとか…」

イルミア「ああ、そっちまでぇっ…!?」

ロウェナ「面白いでしょ?」

イルミア「うぅぅ…僕の、教科書…」

ロウェナ「でもイルミア、学校行ってないよね?」

イルミア「…」フイッ

ロウェナ「…まあ、わたしもなんだけど」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 謎の勢力が夜中に襲撃してきた(白目
 4~6 2人で一緒になって落書きにいそしみながら、仲良く寝落ちした
 7~9 平和な朝がきた


 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント151/100 アーム270/200 コート369/300 バーニッシュ277/300
 戦闘スキル:狙撃(102/100)

 ――知人――
 イルミア・チェルシー:鎮静と転移の異能 カラシニコフファミリー末裔
 ヴィオ・ロマノフ:暴食の異能 ロマノフファミリーボス
 マグヌス・ニーベリ:ロスチャイルドファミリーの一員 嫌味
 浪川友司:硬化の異能 地下闘技場のファイター 新人狩り
 リエル・ラスプーチン:地下闘技場のギャンブラー
 フリストフォル・ポチョムキン:部下2号 ギャングスター志望


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 怪盗の犯行予告がモスクワにバラ撒かれたらしい
 奇数 フリストフォルと一緒になってやっつけたチンピラのバックに、ちょっとしたのがいたらしく…
 ※0は偶数扱いなんや~


 【安価下2】
 モスクワを手に入れようと流入してきる色々なマフィア
 その中のひとつです。何・ファミリーですか?


ロウェナ「スコッチエッグが良かった」

イルミア「…え」

ロウェナ「目玉焼きじゃなくて、今日はスコッチエッグが良かった」

イルミア「…でももう、作っちゃったし…」

ロウェナ「ちぇっ…」

イルミア「文句言うなら、自分で…」

ロウェナ「イルミアはわたしの部下なんでしょ? じゃあ、朝ご飯くらい察して作ってよ」

イルミア「…」

<コンコンコン

ロウェナ「ん? こんな朝に…」

イルミア「…誰だろ?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 レターボム
 4~6 鉄砲玉
 7~9 ソロモン王!?


*「お荷物です。カラシニコフ…さんに」

ロウェナ「?」

イルミア「はい…どうも…」

*「では」

 バタム

ロウェナ「何?」

イルミア「…おっきい、封筒…?」

ロウェナ「開けてみてよ」

イルミア「うん…」

 ゴソゴソ…

イルミア「何だろ、硬いのが入って――」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 い、イルミアが…
 4~6 ちょっとした火傷で済んだ
 7~9 イルミアgj


 ガサッ
 ゴロッ…

 それが床に落ちた。
 イルミアが拾い上げようとし、同時にそれが衝撃を感知する。

 カッ
 ドッゴォォォォォォォォッ
 バリィィンッ

ロウェナ「きゃっ…!?」

イルミア「うわあっ…!?」

 激しい爆発が起き、ロウェナが煽られた。
 思いがけなかった事態に気が動転しながら椅子から転げ落ちる。

ロウェナ「っ…痛った…な、何…?」

 割れた窓ガラスを粒子の異能で分解して消し、ロウェナが起き上がる。
 そして、爆心地に目をやり――イルミアが吹き飛ばされているのを見る。

ロウェナ「い、イルミア!?」

イルミア「っ…ぅ…」

ロウェナ「イルミア、イルミア、しっかりして!?」

ロウェナ「そんな…え、えっと…えっとえっと…」

ロウェナ「…」

ロウェナ「え…」

ロウェナ「…?」

ロウェナ「何…したら…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 そして、そこに、ぞろぞろとやってきたよ…
 4~6 危ない野郎が入ってきた
 7~9 リエルが駆け込んできてくれた


 タタッ

リエル「ロウェナ、大丈夫!?」

ロウェナ「リエル…リエル、イルミアが…!」

リエル「みーちゃん!?」

リエル「何があったの? 丁度今、来てて、いきなり爆発したから、慌てて…」

ロウェナ「わ、分かんないけど…荷物届いて、開けたら急に…」

リエル「何それ?」

ロウェナ「分かんない…」

リエル「と、とにかく、えーと…みーちゃん、手当てしないと…だけど…」

リエル「手当てなんて…どうすれば、いいんだろ…? びょ、病院?」

ロウェナ「病院? そっか!」

リエル「いやでも…手紙爆弾だし、病院って…逆に…」

ロウェナ「病院ダメなの?」

リエル「だ、ダメってわけじゃ…ただ、でも…他に…えっと、えっと…」


 【安価下2】
 1 ええい、病院に運び込むわ!
 2 リエルのお家にとりあえず連れてって、そこにお医者を呼ぶことに
 3 その他、どうする?


 ――モスクワ市内・リエルの家――

医者「…お大事に」

 バタム…

イルミア「…」←寝てる

ロウェナ「だ、大丈夫なの?」

リエル「とりあえず…は…?」

リエル「…でも…ひどい、ケガだし…傷痕は、残るって」

ロウェナ「…」

リエル「でも、何で手紙爆弾…?」

リエル「まさか…ロマノフ? いやでも、ロマノフはいないから~って、色々と調子乗ってるらしいし…」

リエル「何かさ、報復されるようなこととかした?」

ロウェナ「報復…?」


 【直下 コンマ判定】(頭脳:アホ-3)
 1~4 すっかり忘れてる
 5~9 昨日のチンピラの一団…?


ロウェナ「別に、何も…」

リエル「て、なると…無差別…?」

リエル「まさか、でもなあ…」

ロウェナ「…イルミアをこんな目に遭わせるなんて、許せない」

リエル「…狙いは、どっちだったんだろ? 荷物だったんでしょ? 宛名は?」

ロウェナ「…カラシニコフ」

リエル「…それ、絶対にカラシニコフ・ファミリーへの攻撃だよ…」

ロウェナ「そうなの?」

リエル「じゃなきゃ何さ?」

ロウェナ「?」

リエル「目的がカラシニコフってことは…フリストフォルは?」

ロウェナ「昨日は会ったけど」

リエル「…フリストフォルのところにも、同じようなことが起きてたりして…」

ロウェナ「そんな!」

リエル「まあ、フリストフォルなら大丈夫だとは思うけど…」


 【安価下2】
 1 それもそっか
 2 フリストフォルのとこに行く
 3 その他、自由行動


ロウェナ「無事なら、いっか…」

リエル「まあ、あれがどうにかなるって考えづらいし」

ロウェナ「でも、誰がこんなの…」

リエル「そこだよねえ」

ロウェナ「…」

リエル「…どうにか、するの?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 …今は、イルミアが起きるまで待つ…
 2 犯人を見つけて、やり返す
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「…今は、イルミアが起きるまで待つ…」

リエル「…じゃあ、ここでゆっくりしてて」

ロウェナ「うん」

リエル「それじゃ、わたし、朝ご飯食べるんだけど…もう食べた?」

ロウェナ「うん」

リエル「そうなの? ちぇっ…一緒に朝ご飯食べようと思ってたのに…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 リエルのとこにまで…
 4~9 何もないよ


 【安価下2】
 やってきたグラスパーのお名前
 ※外人名でしくよろっす


 ウルル…

 【安価下2】
 1 おと…こ…?
 2 女性名…ぽい、感じ、よね?


<ガンガンガンッ

ロウェナ「今度は、何…?」

リエル「ていうか、誰…?」

 ガチャッ

ウルル「カラシニコフ・ファミリーの人間だな?」チャキッ

リエル「え…」

ロウェナ「…いきなりそんなの出して、どういうつもり?」チャキッ

ロウェナ「ていうか、誰?」

ウルル「皆殺しにする――」


 【安価下2】
 ウルルの異能とは!?


リエル「ちょっ…ここでやるつもり…?」

ウルル「死ね…!」

 シュバァッ

 ウルルが引き金にかけた指を絞った。
 だが、それより早くロウェナが拳銃を粒子分解して消し去り、発砲する。

 パァァァンッ
 スルッ

ウルル「チィッ…」

ロウェナ「リエル、色々壊れたらごめんね」

 ザバァッ
 シュバババッ

 ロウェナが自身の周囲に水を溢れさせた。
 その水から触手のように細く水が動き出して、ウルルに襲いかかっていく。


 【安価下2】
 1 とっつかまえる
 2 問答無用じゃあい!
 3 その他、どーする?


ロウェナ「もう、ちょろちょろしないでっ…!」

 シュバァッ
 ドゴォッ

 水の触手がウルルに襲いかかる。
 縦横無尽に迫っては、障害物となってしまう家具などを問答無用で破壊していく。

リエル「あ、そこの箪笥も壊していいよ! 買い替えたいから!」

リエル「あとね、そこの花瓶! 買ったはいいけどよくよく見たら趣味悪かったし! がんがんやっちゃって!!」

ウルル「っ…!」

ロウェナ「えいっ…!」

 シュバァッ
 バシュンッ

ウルル「何っ…!?」

 水の触手に追い詰められたウルルの足元の床が、粒子分解された。
 同時に水がウルルにからまりつき、身体を拘束するがコートで抜けられてしまう。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 こ、今度はリエルだとぅー!?
 4~6 撤退されちった…
 7~9 二段仕込み


ロウェナ「そこっ…!」

 シュバッ
 ガチィッ

ウルル「何…!?」ドサッ

 ドゴォォンッ

 分解しておいた粒子を一瞬で構築し、ウルルの両手と両足に拘束具がつけられた。
 手足を封じられたままウルルが陥没した床にそのまま倒れ込み、さらに粒子で構築された板と杭が落ちる。

ウルル「っ…放せ…!」

ロウェナ「…」パシッ

ロウェナ「バーニッシュっと…。ふう…」

 板の上に腰を下ろし、それに蓋するように押さえる杭を握ってバーニッシュをかけた。
 そうしてウルルを下敷きにしたままどうにか抑え込んでから、ロウェナが息を吐き出した。

リエル「うひょー、ロウェナ、やるじゃーん」

ロウェナ「そう?」

リエル「うんうん。どこまで考えてたの?」

ロウェナ「別に…ただ、何となくだけど?」

リエル「おおう…頭使わなかったの?」

ロウェナ「うん」

リエル「…ま、結果オーライだよね!」


 【安価下2】
 1 さて、色々と聞こうかな
 2 トドメ刺しちゃおう
 3 その他、どうする?


ウルル「放せ…!」

ロウェナ「うるさいな…」

ロウェナ「…死んじゃってよ」

ウルル「やめ――」

 ズドォォォッ

リエル「…あーあ…」

リエル「…これ、綺麗になるかな…? 血塗れのとこで暮らすなんて、やだよ、わたし…」

ロウェナ「丸ごと、消しちゃう?」

リエル「んんー…こう、血のついたとこだけ、さっと消せないの?」

ロウェナ「できなくはないだろうけど…面倒臭そう…」

リエル「気分良くないじゃん、やってよう」

ロウェナ「分かった」


 【安価下2】
 ようやく落ち着いたけど、イルミアはまだ起きないのう
 1 コミュ
 2 これからどうしようかなあ?
 3 その他、自由行動



ロウェナ「イルミア、まだ起きない…」ツンツン ←イルミアのほっぺつついてる

リエル「そうだねー…」キュッキュ ←イルミアの顔に落書きしてる

ロウェナ「これから、どうしよ…?」

リエル「何か、ここの場所も知られてたっぽいしねー…」

ロウェナ「ごめんね?」

リエル「まー、いいけどさ。スリリングだし。ぐふふ…」

リエル「て言うか…わたしまで、仲間に思われてない?」

ロウェナ「そうなの?」

リエル「ただのすごく仲がいい友達なのに。ねー?」

ロウェナ「ねー?」

リエル「おちおち、夜も寝られなくなっちゃうのは勘弁だなあ…」

ロウェナ「ねえ、リエル。これから、どうしたらいい?」

リエル「手紙爆弾をしたのが、さっきの単体ならいいんだけど…さすがに、それはないだろうし」

リエル「ってなると…どんな連中が喧嘩を売って来てるかを確認しなきゃね」

リエル「闘技場でも、割とそういうくろーい情報はあるけど、つまみ食いみたいな感じでしか把握できないし…」

リエル「他にそうだなあ…変なのがいるのは…地下街とか…かなあ…?」

ロウェナ「地下街?」

リエル「物騒な人らがごろごろしてるところがあるんだよ」


 【安価下2】
 1 よし、そこ行こう
 2 まあ、イルミアが起きてからだけどね、何するにも
 3 その他、自由行動


ロウェナ「地下街…」

リエル「おらおら系とか、人生ダウナー系の巣窟だけどねー」

ロウェナ「ちょっと、そこ行ってくる」

リエル「え」

ロウェナ「場所どこ?」

リエル「いやいやいや…グラスパーだから多少は安全かも知れないけど…変なの多いよ?」

ロウェナ「大丈夫だよ」

リエル「そう?」

ロウェナ「うん。だから教えて?」

リエル「んー…」


 【安価下2】
 1 ひとりでいくよ
 2 フリストフォル、出番だぜ?
 3 リエルも一緒にいく?


ロウェナ「じゃ、リエルも一緒にいこ?」

リエル「おおう?」

リエル「まあ…興味はあったのよねえ…ぐふふ…」

ロウェナ「じゃあ行こうよ」

リエル「でも、みーちゃんどうするの?」

ロウェナ「大丈夫じゃない?」

リエル「そ、そうか…? そうかなあー…?」

ロウェナ「リエルがいたって、誰か来たらどうにもならないでしょ?」

リエル「それもそうかー!」

リエル「よーし、地下街行ってみよー!」

ロウェナ「うんっ!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 地下街に足を踏み入れるのと同時に、ぞろぞろうじゃうじゃと出てきたよ。そして思い出した
 4~6 地下街に足を踏み入れて、ようやく昨日のことを思い出したロウェナ
 7~9 地下街に足を踏み入れたら、いきなりサンドバッグにされてる人がいた


 【直下 コンマ判定】
 1~3 グラスパー1名と、取り巻き10人
 4~6 アウトロー気取りのパンピー(?)10人
 7~9 パンピー5人


 ――モスクワ市内・地下街――

ロウェナ「あれ、ここ…?」

リエル「きたことあるの?」

ロウェナ「確か、昨日…フリストフォルと…」

 ゾロゾロ…

*「お嬢ちゃん達、なーにしてんだあ?」

*「ねえねえ、お兄さん達と遊ばねえ?」

ロウェナ「そうそう、こんな感じになって、フリストフォルが来て、叩きのめしてくれたんだけど…」

*「何無視こいちゃってんだよ?」

リエル「…ヘビの絡みついた指輪のタトゥー…」ボソ

リエル「…闘技場でも、いたけど…何だっけ…ソロモン…?」

*「そっちのお嬢ちゃん知ってるのかあ? 俺らを」ニヤニヤ

ロウェナ「ソロモン…?」

*「このモスクワを、新たに支配することになった偉大なるボスの名前だ!」

ロウェナ「ふうん…」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 まあ、どうでもいいんだけど…どいてくれない?
 2 その人のところ、連れてってくれない?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「その人のところ、連れてってくれない?」

*「ああ?」

リエル「まあ、直接確かめた方がいいよね…」

ロウェナ「でしょ?」

*「ふざけんじゃねえ…ボスが、お前らみたいなのに簡単に会えるはずないだろうが…!」

ロウェナ「じゃあ、どうやったら会ってくれるの?」

*「大人をナメんじゃねえぞ、小娘ぇ…!」


 【安価下2】
 1 発砲
 2 水攻め
 3 粒子の異能でおどした
 4 その他、どうする?


 ガシッ

 *がロウェナの襟を掴んだ。
 動じることなくロウェナが拳銃を出し、それを*の額に当てる。

*「んな玩具――」

 パァァァンッ
 グシャアッ
 ドサッ…

ロウェナ「連れてって、って言ってるでしょ?」ジロッ

リエル「わーお、過激ぃ…」

 ザワッ…


 【直下 コンマ判定】
 1~3 逃げられた…
 4~6 バカどもめ…皆殺しじゃ
 7~9 ひとり、とっつかまえて脅してみた


*「に、逃げろぉっ…!」

 バタバタ

ロウェナ「んもう…逃げないで、ってば…!」

 シュバァッ
 ガンッ
 ドサッ

 ロウェナが逃げていく連中の前に粒子を構築して壁を作った。
 1人だけそれにぶつかってひっくり返り、ロウェナが銃口を仰向けになった男の口の中に突っ込む。

ロウェナ「場所、教えてくれるよね?」チャキッ

 ゆっくりと口から銃を抜く。
 男の肩を踏み、銃口を男の額に押し当てたままロウェナが尋ねる。

リエル「死んじゃうよー?」

*「しっ…知らない…知らないんだ…!」

ロウェナ「何で? ボスなんでしょ?」

*「お、俺らみたいな下っ端が、あ、会えるはずないだろっ…!?」

リエル「それも、そうかも…?」

ロウェナ「…じゃあ、誰なら知ってるの?」

*「【安価下2】さんなら…」

ロウェナ「どこにいるか、教えて」


 【安価下2】
 ソロモンとかいうヤツと面識があるという、多分、立ち位置としては幹部にあたる人のお名前おなしゃす
 ※外人名で、ね! よそものだから、ロシア人名じゃなくてもええよ

 【採用安価のコンマ判定】
 1~3 場所は知らないってさ。ちぇっ
 4~6 特徴だけ教わった
 7~9 地下街にいるらしい。居場所は教わったし、行ってみよう


リエル「イヴァン・オベリスク…ねえ…」

*「ち、地下街の…奥で、扉にソロモン様のマークが彫られてるとこがあって…そこにいる…」

ロウェナ「奥で、扉にマーク…」

リエル「マークって、そのタトゥーの?」

*「そ、そうだっ…」

ロウェナ「分かった。じゃあね」

リエル「まー、ボスじゃなくっても、そこそこの立場なら知ってるかもねー」

ロウェナ「でも、奥って言っても、どれくらいあるんだろう、ここ…?」

リエル「さあー…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 グラスパーがやってきたの巻き…。発砲しちゃったし、殺したし、行動の速い連中じゃのう
 4~6 イヴァンとご対面
 7~9 地下街を歩いてたら…?


 【安価下2】
 行動の速いソロモン配下のグラスパーのお名前
 ※外国人名でお願いね


 ミラー…さん?

 【安価下2】
 異能と、性別おなしゃす
 ※両方の併記がないと、NGにしてずらしちゃうお!!


ロウェナ「何か、薄暗くなってきた…」

リエル「元々、あんまり明るくはなかったけど、地下に行けば行くほどだねえ…」

 スタスタ

ロウェナ「て言うか、奥ってどこなんだろ?」

リエル「さあー…?」

 ザッ

ロウェナ「?」

リエル「何か、きた…」

ミラー「…おいたした、女の子ってのはあんたら…?」ボ-

リエル「うわー、やる気なさげ…」

ロウェナ「おいた…そうかも?」

ミラー「それじゃ…ふわぁぁぁ…殺すよ…? いいよね?」

ロウェナ「やだけど」

ミラー「んなの聞くはずないじゃん」


 【安価下2】
 1 水鉄砲!!
 2 通路を埋め尽くす大津波でおしながーす
 3 その他、どうする?


ミラー「それじゃあ…じっとしてて、今殺――」

 ズッドォォォォォッ

リエル「いったー、ロウェナの先制攻撃ぃー!」

ロウェナ「殺すとか言われて、待つはずないじゃん」

 ザバァッ

ミラー「あっそ…」

リエル「そしてそして、余裕で飛び出してきたー!」

ロウェナ「コートね…」

ミラー「それじゃー、テンション上げてこうかあ?」


 【直下 コンマ判定】(頭脳:アホのため判定表が変化)
 1~3 ぱっぱらぱー
 4~6 アクティブバカになった
 7~9 テンションあげあげになって、思考停止が一時的に消えて考えずに行動するようになった
  0  やだ、なんかエロい気分に…


 ギュゥゥゥゥン

リエル「おおおおおっ!? な、何か、そ、そわそわしてきたぁあああああ――――――――――――――――――っ!!」

ミラー「ひゃっほーう! 殺っちゃうよ、殺っちゃうからねえ!?」

 ダンッ

 ミラーが水鉄砲をコートで受け流し、さらに加速した。
 ロウェナがミラーの豹変に、ぷっと噴き出して、笑い始める。

ロウェナ「あはっ、あははははっ!」

ロウェナ「変なの、変なの! あははっ、急に、元気に…ふふっ…あはは――」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 一撃死
 4~6 楽しくなったロウェナがめちゃくちゃ始めた
 7~9 ロウェナもテンションがだだ上がりのまま攻撃し始めた


ミラー「笑ったまま死ねて良かったねえっ…!」

 ズオッ

ロウェナ「あははははっ!!」

 ズッドォォォォッ
 スルッ

ミラー「笑いながらやるじゃ――」

 ゴスゥッ

ロウェナ「きゃっほう!」

 眼前に迫ったミラーに水鉄砲を再び放つ。
 当然のようにミラーはコートでそれを受け流したが、ロウェナがすかさず拳を振るっていた。

ミラー「痛っ…く、なぁああ――――――――――いっ! アドレナリン、最高ォォオオオオオオ――――――――ー――――――――っ!」

ロウェナ「痛くないの!? じゃあ、もっとやる!」



 【直下 コンマ判定】
 1~3 そうはさせてくれへんかった
 4~6 ロウェナ、大暴れ
 7~9 あれ、ロウェナってこんな強いっけ…? な状態


リエル「やったれやったれぇー!」

ミラー「させるはずないじゃん、バッカじゃねえのぉー!?」

 ミラーがステルスを使い、姿を消した。
 だがロウェナは、自分を基点にして大量の水を溢れさせた。

 ザッバァァァッ

リエル「うぎゃー! おーぼーれーるー!」

ミラー「デタラメぇっ…!!」

ロウェナ「見つけた――!」

 シュバッ
 ズッドォォォォォッ

 興奮した勢いでミラーが叫び、ロウェナがそれを聞きつけた。
 声のした方向に溢れさせた水を凝縮させていき、そのまま水圧で閉じ込める。

ミラー「根性ォオオオオオオオ――――――――――ー―――――ッ!!」

 ザバァッ

ロウェナ「まだまだだよ!!」

 シュバッ
 ジャキィィィンッ

 勢いに任せ、無理やりにミラーが水の檻から飛び出した。
 だが、再構築された粒子が無数のトゲ状になってミラーに降りそそぐ。

ミラー「コート、コートぉ!」

ロウェナ「どかーん!」

 ギュンッ…
 ドッゴォォォォォォォォォォッ

 コートでトゲをやり過ごしたミラーが、爆発に飲まれた。
 凝縮されていた水が一度に弾けて、凄まじい爆発を起こしたのだ。
 弾け散った水は、水と呼んでいいかもためらわれる鋭利な弾丸と化してミラーの全身を激しく撃ち抜いた。


 【直下 コンマ判定】(興奮-2)
 1~3 ダメージを与えても、テンションのまま痛みを感じずに向かってくる模様
 4~6 バトルが激化するほど、互いにテンションがだだ上がりになっていく模様
 7~9 勢いで撃破しちゃったね


ミラー「痛ってぇええええ―――――――――――っ!」

ロウェナ「まだ来るの!?」

ミラー「楽しくってさあ、仕方ないよねぇえええええええ―――――――――――――――っ!?」

 吹き飛ばされていたミラーが、受け身を取って弾かれたようにロウェナへ再び向かってきた。
 その床を粒子で分解し、即時構築してトゲのカーペットに変えても、それで足を貫かれながら速度を緩めず突っ込んでくる。

ミラー「そんな貧弱そうな体じゃさあ!?」

ミラー「パンチ1発で、ヨユーでぶっ殺されちゃうよねえ、きっと!」

ミラー「きれーに色々ぶちまけながら死んじゃってよ!」

ロウェナ「そんなのヤダに、決まってるでしょ!!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 おーう…
 4~6 じわじわと、興奮の異能の真価が…
 7~9 がんがんいっちゃうロウェナ


 ロウェナが銃を抜いて、発砲した。
 射出された弾丸がミラーの顔面に直撃したかに見えたが、前歯で挟んで止められる。

ミラー「すっげーでしょー!?」

ロウェナ「すごいけど、今いらない!!」

 ザバァァッ

ミラー「ぶほぉっ…!? 深刻な水不足解決やっほ――――――うっ!!」

ロウェナ「しつこいしつこいしつこいしつこい、しつこぉぉおおお―――――――――い!!」

 ヒュバッ

 津波で押し流したロウェナが、さらにその水から触手を生やした。
 それでミラーをタコ殴りにしようと襲わせたが、ミラーは激しく立ち回りながらそれを捌いてしまう。

ミラー「ねえねえねえねえねえ、今、どんな気持ち? ねえねえねえ!?」

ロウェナ「だからしつこいんだって、ばぁああああああ―――――――――――――――っ!」

 ザッバァァァァァァッ

ミラー「そろそろ、電池切れたりしないのー!?」


 【直下 コンマ判定】(興奮-2)
 1~3 電池切れ…だと…?
 4~6 えっ…? そう言えば…
 7~9 その前に仕留めきれたー!


ロウェナ「電池で動いてなんかないもん――」ガクッ

ロウェナ「っ…あれ…?」

ミラー「そーだよねえ!? 体力とか、ぜぇーんぜんっ! なさそうだもんねぇー!?」

ミラー「興奮しすぎて、疲れちゃうよねえー!?」

ロウェナ「え…何…体が、重――」

ミラー「異能まで、キレなくしちゃってるんじゃないの!?」

ミラー「それじゃあ、もう、トドメいっちゃうから、いいよねぇええええええええ――――――――――――――――――――っ!?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 死んだ…
 4~6 どうにか、凌げた
 7~9 おや?


 【直下 コンマ判定】
 1~4 フリストフォルだよ
 5~9 ?「うるさい――!」ミラー「!?」


リエル「な、何だってー!?」

リエル「何かもう、周囲を丸ごと巻き込んで興奮させておいて、それで体力消耗を狙っていただってー!?」

リエル「気づいた時には体力が底を尽きちゃって大ピンチにしちゃうだなんて、なんて凶悪な戦法なんだー!?」

 いまだ、異能の影響下で興奮しているリエルが叫ぶ。
 体力がなくなって、とうとうその場に座り込んだロウェナが、迫ってきたミラーに目を大きくした。

ミラー「ほーら、ブッ飛んじゃっていいよぉおおおおお――――――――――――――――――――っ!?」

 ダッ
 ドッゴォォォォォォォォォッ

ミラー「ふべらばぁああああああ―――――――――――っ!?」

 タンッ

フリストフォル「よく会うな、ロウェナ。ここで」

ロウェナ「フリストフォル…!?」

リエル「おおっとぉー!? ここでフリストフォルが乱入ぅー!!」

リエル「これは俄然、燃えてきたあああああああ―――――――――――――――――っ!!」


 【直下 コンマ判定】(興奮-2)
 1~3 ミラー、しぶとい
 4~6 いけ、フリストフォル
 7~9 ミラー撃破完了


ミラー「味方なの、ねえそれ味方!?」

ミラー「ずっる、ずっけぇー!? でもいいよ、何か燃えてくるよねぇえええええええ―――――――――――――――――――っ!!」

フリストフォル「顔面、溶かしながら…何あいつ!?」

ロウェナ「いいから、やっつけちゃってよ!」

フリストフォル「まあいい、このギャングスターのフリストフォル様に任せておけ、ロウェナァ!!」

 フリストフォルが、向かってきたミラーに再び拳を振るった。
 その拳をミラーは素手で掴んで止めるが、手の平は鉄を熔解するほどの高温になっている。

ミラー「熱っぢぃぃっ!?」

フリストフォル「だったら放せよ、ヨダレきったねえんだよぉおおおおおお―――――――――――――――――――っ!!」

ミラー「じゃあ放して、ぶん、殴、るぅっ!!」

 ガッ
 ドッゴォォォォォォッ

 互いの拳がぶつかった。
 すぐにそれがズレ、クロスカウンターで両者の顔面に拳がぶち込まれる。

フリストフォル「~っ――こいつ…怯まね、えっ…!」

ミラー「せぇええええ、のぉっ!」ダンッ

 ドゴォォッッ

フリストフォル「ぐえっ…!?」

 ミラーがピラーを使い、フリストフォルを突き上げた。
 さらにそのままフリストフォルの顔面にミラーが拳を叩き込むが、それはコートで無効化される。

ロウェナ「フリストフォル、がんばってよ!」

リエル「おおっとぉー!? フリストフォル、全然怯まない敵にたじたじかあ!?」

ミラー「ねえねえねえ、すっごい熱くて痛くてたまんないだけどさあ!? どうしちゃえばいいのかなあ!?」

 ドゴッ
 ガッ
 ズドォォッ

フリストフォル「何だよ、この女っ…!?」

リエル「フリストフォルが、たまらず後退ー!?」

ミラー「とりあえず、このイライラをさあ!? ぜぇーんぶ、お前にぶつけちゃっていいんだよねぇええええええ――――――――――――っ!?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 フリストフォルが押されてる…!?
 4~6 フリストフォルがガチになって、いろいろ溶け始めた…こいつ危ねえ!!
 7~9 フリストフォル、やっぱ強いなあ


フリストフォル「んなの、知るかぁああああああああ――――――――――――――――――――――――――っ!!」

 ミラーに攻め立てられていたフリストフォルが、踏ん張った。
 拳を鳩尾に受けるが、腹筋に力を込めてやり過ごし、ミラーの顔面を掴んで床に叩きつける。

 ドッゴォォォォォッ

ミラー「あひゃっは…ふらふらふーら~…」

フリストフォル「ラリってんじゃねえ、あと!」

フリストフォル「この俺様に黒つけようなんざァ、5000億兆光年、速ぁあああああああ―――――――――――――――――――いっ!!」

 フリストフォルが片足を、地面に叩きつけた。
 だがそれはピラーではなく、異能発動へと繋がる。

 ガンッ
 ゴボォォッ
 ジュワアアアッ

ミラー「あぎゃあっ…熱い、熱い熱い熱い熱い熱い熱いぃいいいいいいいいいいい――――――――――――――――――――――――っ!!」

 床が溶け、どろどろになった赤い液体がミラーを引きずり込む。
 必死にもがいてそこを抜け出そうとする彼女の顔を、フリストフォルが踏みつける。

フリストフォル「そのまま地獄まで、落ちちまえ」

 グシャアッ

ミラー「あああああああぎゃがががああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」

 ぷすぷすと音を立てながらミラーが赤い水たまりに溶かされていった。
 異能が解除されてもその床に一部だけは、ごぼごぼと気泡を発しながらそこに残ってしまう。

フリストフォル「ふぅぅぅー………」

フリストフォル「やけに疲れた…」

ロウェナ「あ…ほんとだ…何だか…ものすごく、疲れて…もう、動けない…」

リエル「異能がきれた系…? だりぃー…」

ロウェナ「もー…最悪…」


 【安価下2】
 めっちゃ、疲れてる…
 1 一旦帰って休もう…
 2 でも、このまま行くよ


ロウェナ「だるい…帰ろう…」

リエル「そだねー…」

フリストフォル「何だったんだ…あいつ…?」

リエル「てゆーか、フリストフォルはどうしているの?」

フリストフォル「闘技場に、俺宛の荷物届いたから開けたら爆弾でさー…」

フリストフォル「こんなんしたの誰だ、って探しにきたらロウェナ達いてさー…」

ロウェナ「フリストフォルのとこにも…?」

フリストフォル「そっちにもか?」

ロウェナ「うん…。で、何か…ソロモン? とか言うのが、関係あるとかで…」

リエル「そんで、そのソロモンと面識あるって人がこの地下街の奥で、マークが彫られてる扉のとこにいるっぽくてさ」

リエル「それを探してたら、あれだよ」

フリストフォル「ほおーん…?」

リエル「でも、これではっきりはしたねー…」

ロウェナ「何が?」

リエル「やっぱさー、カラシニコフ・ファミリーが狙われちゃってるんだよ…」

ロウェナ「…ふうん…」

フリストフォル「迷惑なヤツらだな…だが、ギャングスターには巨悪の敵がつきもの…」

フリストフォル「ふっふっふっ…かかってくるなら、かかってきやがれ…」


 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント151/100 アーム270/200 コート369/300 バーニッシュ277/300
 戦闘スキル:狙撃(102/100)

 ――知人――
 イルミア・チェルシー:鎮静と転移の異能 カラシニコフファミリー末裔
 ヴィオ・ロマノフ:暴食の異能 ロマノフファミリーボス
 マグヌス・ニーベリ:ロスチャイルドファミリーの一員 嫌味
 浪川友司:硬化の異能 地下闘技場のファイター 新人狩り
 リエル・ラスプーチン:地下闘技場のギャンブラー
 フリストフォル・ポチョムキン:鎔解の異能 部下2号 ギャングスター志望


―――――

 ここまでっすー
 ありがとうございました


 ――オマケ・新装開店『湊風』――

 ガララッ

湊「らっしゃい――って、何だ、お前か」

冬也「悪い? えーと…焼酎のボトル入れてもらえる?」

湊「居酒屋じゃねえぞ、うちは…」

冬也「あとこれ、新装開店のお祝い。とうとう見つけたんだよ…究極のものを」ニヤリ

湊「ほう…? しっかし、えらく、厳重に密封してんな…」ガサガサ

 ヒョコッ

あざみ「あれ、冬也くん…」

冬也「焼酎のボトル注文したんだけど、湊が出してくれなくて」

湊「あざみ、出しとけ。んでもって、これは――ん? 美脚…大全…?」

冬也「この写真集、すごいんだよ。もう、極上の足がわんさか載っててさ…たまらなくて。特に40ページなんだけど…」

あざみ「はい、焼酎…何それ?」

湊「捨てとけ」

冬也「ちょっと湊!? それ、数が少ない貴重品で…!」

あざみ「美脚大全…? グラビア…? ねえ、湊…?」ジロ

湊「冬也の趣味だ」

冬也「湊が前に言ったんだよ。理解できないから、実物もってこいって! だから…! 苦心して探した、この写真集を…!」

湊「るっせえ、ここはメシ屋だ、何食うんだよ!?」

冬也「たこわさとモツ煮と焼き鳥のモモをタレ!!」

湊「メシ屋だっつってんだろが、居酒屋じゃねえんだぞ!? 折角、店新しくしたのに!」

冬也「だから新メニューの焼き鳥注文してるんじゃない」グビグビ

湊「あのなあ…」

あざみ「冬也くん…こういうの、だったんだ…」シゲシゲ

湊「さっさと働け、ババア」

あざみ「今、何て?」

湊「働けつったんだよ、ババア」

あざみ「ババアって――同い年でしょ!?」

湊「俺はジジイでもいいんだよ~」

あざみ「信っじらんない…冬也くん、この口の利き方、どう思う?」

冬也「僕は言えないな…。そんなこと言ったら、ヒス炸裂だ…」

あざみ「そうじゃなくて…」

湊「いいから働けっつってんだろが。改装でいくらぶっ飛んだか分かってんだろ? おら、たこわさだ」

あざみ「そういう口の利き方がどうなの、って言ってるんでしょ? まだ小さいのがうちにいるのに、そんな言葉遣い覚えたらどうすんの?」

湊「はあ? 知るか、んなもん。大体、俺は誰だろうがこういう口の利き方で、トラブルなんか起こしてもねえだろ? ええ?」

あざみ「もー、ほんっとに…湊…ああもう…知らない、自分で回して。そろそろお昼寝から起きると思うから」

湊「おいちょっと待て、目ぇ覚めたらおやつの時間だろうが! 冷蔵庫に入ってんの、忘れんなよ、おい! 聞いてんのか!?」

<分かってるってば!

冬也「そう言えば…ここのチビちゃん、今、いくつ?」

湊「4歳。写真見るか? これがまた、起きてるとうるっせえけど、ちょこまかと俺の後ろをついてきてかわいいの何の…。こないだもなあ…」

 新装開店をした湊風は店内スペースが地味に広くなりました。
 そして食事メニューとおつまみメニュー、お酒まで幅広く扱い、幸せも充実していそうです――。


 今日も元気に、はーじまーるよ~

 【直下 コンマ判定】
 地下街から帰ってきたロウェナ達…
 1~3 リエルの家が荒らされてて、イルミアの姿も消えてた(白目
 4~9 別に何もありませんが?


 いきなりですかい…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 イルミアが起きてた。傷は痛んじゃうものの、とりあえずふかーつ
 奇数 疲れきってるのに、そう簡単に地下街を出しちゃくれない模様…。何か、ぞろぞろとグラスパーが出てきた(白目
 ※0は偶数扱いや


 ――モスクワ市内・ボロアパート――

 ガチャッ

ロウェナ「はぁ…ただいまぁ…疲れたぁ…」

リエル「何かもう、寝たい…。精神的にだりーよー」

フリストフォル「ここで寝かせろ」

リエル「やーだー。自分チに帰ってー」

フリストフォル「ケチだな! 金持ちのくせに!」

リエル「ノンノンノン、わたしはギャンブラー! 金のあるなしはステータスじゃないのさ」

フリストフォル「クソっ…何か、かっけえ…!」

ロウェナ「イルミアー? 起きたー?」

イルミア「んぅ…おかえり…なさい…」ムクッ

ロウェナ「あ、起きてた」

リエル「みーちゃーん、もう平気?」

イルミア「すごく…色々、痛い…」

フリストフォル「おー? 何でそんなぼろっくそなんだ、お前?」

ロウェナ「爆弾でイルミアがどかーんてされちゃったから」

フリストフォル「ああ…とんでもねえヤツらだな」


 【安価下2】
 1 とりあえず、休みたい…
 2 コミュ
 3 その他、自由行動


ロウェナ「おやすみー。イルミア、そこちょっと詰めて」

イルミア「え、ここ…?」

ロウェナ「何かもうくたくたなの…」

リエル「フリストフォルは帰ってよー」

フリストフォル「床でいいから俺もここで寝かせろよー」

リエル「じゃあ玄関ね」

フリストフォル「うぃー」

リエル「えーと…わたしもつーめて」

イルミア「っ…!?///」

ロウェナ「イルミア、詰めて…」

リエル「ちょっと、押さないでよー…」

イルミア(な…何で僕…真ん中…なの…?)ドキドキ


 【直下 コンマ判定】
 1~2 休む時間なんてくれなかった(白目
 3~9 よーし、寝た! 体力回復!!


 おいおいおいおい…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 いい具合に休んだら、来客…だと? しかも、ソロモンのタトゥーをしてやがる!?
 奇数 ひえっ…闘技場のファイターが金で雇われて押しかけてきた…
 ※0は偶数扱いなんや


ロウェナ「Zzz…」

リエル「Zzz…」

イルミア「…」ドキドキ

<ガンッ

イルミア「!?」

<んぁ…? あれ、何だ、お前ら…?

<小遣い稼ぎによ、この家にいる4人を殺したら、1人につき30万ルーブル寄越すってんだよ

<ほー…ん?

<ドッゴォォォォォォォォッ

イルミア「!?」

イルミア「ろ、ロウェナ、ロウェナ…!」ユサユサ

ロウェナ「ん…何…?」

イルミア「て、敵が…!」

ロウェナ「敵ぃ…?」


 【安価下2】【安価下3】【安価下4】
 闘技場のファイターのそれぞれのお名前おなしゃす!
 ※外人名です!

 【各採用安価のコンマ判定】
 コンマ二桁で判定 
 それぞれの闘技場での勝率。高ければ高いほど、強い



ロウェナ「何でこんなとこに…って、そう言えば、さっきも来てたっけ…」

イルミア「え」

 ダンッ

ドミトリー「見ぃつけたぁー!」

リュー「ボロい、ボロい…こんなガキどもだなんて…」

リエル「んー…何の音ぉ…?」ムクッ

リエル「ドミトリー・ソロヴィヨフと…リュー・クラウン…」

リエル「勝率がそれぞれ、16と14のザコザコ万年底辺ファイターじゃん…ふわぁぁぁ…」

ロウェナ「そうなの?」

ドミトリー「あんだと…このガキャア…!」

リュー「ぶっ殺してやんよぉ…!」


 【安価下2】
 1 イルミアは一応怪我人だし…1対2かあ…
 2 イルミアと分担しよう、そうしよう
   A ドミトリーと
   B リューと
 3 その他、自由行動


 【安価下2】
 リューの異能とは!?


ロウェナ「寝起きだっていうのに…イルミア、もう片方はよろしくね?」

イルミア「えっ…」

リエル「ぐふふ…番外試合が見られるとはラッキー!」

リエル「まーでも…うーん…どっちが勝つかなあ…」

リュー「ほざけ、ロクに膨らんでもねえガキどもが…!」

ロウェナ「だから何?」

 ザバァァァッ

 ロウェナが水を出し、それをリューにぶつけた。
 コートを使いながらそれを突破してきて、リューが手を伸ばす。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 外骨格パワーアシストウェアを破壊された(白目
 4~6 ゲス戦法しかけてきた
 7~9 まー、強くはない…かな?


リュー「大体、それは、何だよ?」

 ガシッ

ロウェナ「っ…!?」

 服の上から、ロウェナが装着をしている外骨格パワーアシストウェアを掴まれた。
 大怪我をして、自力で足を動かせなくなったロウェナの生命線そのものだった。

リュー「障害なんかがあって、よくもでけえツラできるよなあ!?」

ロウェナ「ダメ、やめてっ――」

 バキィッ
 ガクンッ…

 外骨格パワーアシストウェアの骨組みが、破壊される。
 全体の機能が停止して、ロウェナがその場で崩れ落ちた。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 死んだ
 4~6 瀕死手前
 7~9 どうにか押し返したけど、超ヤバい


ロウェナ「っ…!」チャキッ

 パァァァンッ
 ザッ

 ロウェナが拳銃を抜き、それを発砲した。
 しかし、リューは素早く後退し、弧を描くように側面から回り込んでくる。

ロウェナ「来ないでぇっ…!」

リュー「黙って死ねよ、障害者ァ!!」

 ザッバァァァッ
 ヒュオンッ
 ドゴォォォォォッ

 ロウェナが水のムチでリューを攻撃した。
 絡みついた水のムチは接触と同時に激しい爆発を起こして吹き飛ばす。

リュー「ぐっ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 死んだ
 4~6 なかなか、てか、けっこうつらたんな展開
 7~9 とりあえず撃破できた。そう強くはなかったからラッキー


 ああ…さっさと死ねればリトライでどうにかなったものを…つくづくハードモードですなあ…

―――――

リエル「てゆーか、ロウェナ、何、足悪かったの?」

ロウェナ「機械ないと歩けなかったのに、壊された…」

リエル「ひえっ、それヤバいよ」

 ダンッ

リュー「うざってえことしやがって…! さっさと死ねよぉ…!」

ロウェナ「嫌だってば!」


 【安価下2】
 1 水に閉じこめーる! 出てきたらそっこー、粒子で攻撃!
 2 ウォ―――タァァァ――――――カッタァアアアア――――――――――――!
 3 その他、どうする?


 氷にはできないんや
 あくまでも、水なんやで~

 再安価です
 再安価だし、下1でいいよね

 【安価下1】
 1 水に閉じこめーる! 出てきたらそっこー、粒子で攻撃!
 2 ウォ―――タァァァ――――――カッタァアアアア――――――――――――!
 3 その他、どうする?


ロウェナ「もう…窒息して!」

 ザバァッ
 ゴボォッ

リュー「っ…!」

 ロウェナが大量の水をぶつけ、それでリューを閉じ込めた。
 しかし、すぐにコートを使って突破をはかってきて、粒子を再構築した杭を作る。

 ズドォッ…

リエル「浅いっ…!」

リュー「この、ままぁっ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 死亡
 4~6 まだまだ杭作る!
 7~9 ちょっとでも刺されば、そこから!


 誰だ、荒ぶるとか予想したのは…
 そして何だか、久しぶりな気がする…


 あと、粒子分解をして氷にする…というのは…えーと…
 分解ができるものは、固形物に限ります。水とか、炎とか、光とか、そういうのはまず不可なのね?

 でもって、分解したら、鉄だろうが木だろうが、どんな材質だろうが、そういうのは消え去ります
 再構築したら、何がなんだかよく分からない物質になります
 無印良品的な、クリーム色のああいうよく分からない、シンプル~な形で、再構築がされて、鉄とか木とかって材質もなくなります

 なので、こう…できないんです
 すまんの、説明不足で


 でもって…思い浮かばない…
 うぐぅ…どうしよう…

 ………………………どっちに転んでもいいこととか…でも…いい…?


 分かった…
 今回だけね? ものすごーく、思い浮かばなかったから…ってだけで…(震え声

 【00】
 【直下 コンマ判定】
 1~3 外骨格パワーアシストウェアだと思ってたものは、実は…!?
 4~6 粒子の異能が今、進化を遂げちゃう!? あ、異能強度的な部分は変わらんのであしからず
 7~9 闖入者
  0  さらに偶数か奇数で判定。この場合の奇数は…うん、うん…


 【直下 コンマ判定】
 1~3 謎の少年
 4~6 ロウェナの双子の妹
 7~9 隣の、住人…?
  0  神様降臨


リュー「死ねぇえええええええ―――――――――――――――――――っ!!」

 浅く、脇腹に杭を刺したままリューがロウェナに迫った。
 動くこともままならず、ロウェナがとっさにコートを使って振り切られた拳をやり過ごす。

リュー「このっ…!」

ロウェナ「やだってば…!」

 ザバァァァッ
 バリィィンッ
 ドゴォォンッ

 交錯したリューにロウェナが水をぶつけた。
 奥の窓ガラスを破り、リューがそこから外に落ちた。

リエル「あーあー…」

 ガシッ

ロウェナ「まだ、来るの…!?」

 窓枠に手がかかり、そこからリューが再び入ってきた。
 瓦礫を粒子分解、再構築をするが、その前にリューはロウェナに迫る。


 【安価下2】
 謎の少年のお名前おなしゃす
 ※仲間(候補)キャラよ!!


リュー「そろそろ、終わりにしてやんよ――」

 ガシッ

リュー「!?」

 破られた窓から、何かがリューに迫り、追いついていた。
 小柄な少年だった。イルミアとそう年が変わらないような、イルミアよりも背丈は小さな少年。

スレイン「人の頭の上にいきなり落っこちてきて、何のつもりだよ、オッサン!?」

リエル「誰」

ロウェナ「さあ?」

リュー「何だ、お前――」

スレイン「ガイアァアアアアアア―――――――――――――――――――――ッ!」

 ブワァァァァァッ

 高密度の星のチカラを少年がまとった。
 驚愕するリューが振り払おうとするが、少年の細腕から放たれた拳がその前に撃ち抜く。

 ドッゴォォォォォォォォォォッ

リュー「ぐはぁっ…!?」

スレイン「ふぅ…スッキリした」

リエル「一撃…!?」

ロウェナ「わあ…」

スレイン「…家主どいつだよ? 大掃除するにしたって、窓から水と一緒に色々落とすとか常識知らねえのかよ!?」

リエル「えーと…」

ロウェナ「家主…?」


 【安価下2】
 1 黙ってる
 2 ちらっとリエルを見てみた
 3 その他、どうする?


ロウェナ「…」チラッ

リエル「…え、ちょっ…!?」

スレイン「…あんたが家主?」ジロッ

リエル「今はね、ぼく、そういう場合じゃあないんだよ?」

スレイン「じゃあ、どういう場――」

 バシュンッ
 ドカッ

イルミア「痛っ…」

スレイン「ってええなあああああっ! もおおおおっ!」

スレイン「何だよ、お前!?」ガシッ

イルミア「え、えっ…だ、誰…?」

ドミトリー「ちょこまか逃げるな、チビがぁっ…!」ダンッ

スレイン「誰がチビじゃああああああああああ――――――――――――――――――――――――――――っ!?」


 【安価下2】
 ドミトリーの異能とは!?


 モクモクモク…
 ゴロロロロロ…

イルミア「き、きた…!」

ドミトリー「じっとしてろ、チビガキぃいいいいいいい――――――――――――――――――っ!」

スレイン「だから、誰がチビで、しかもガキだって言ってんだよぉおおおおおおおお―――――――――――――――――――――――っ!?」

リエル「凄まじい勘違いですな」

ロウェナ「まあでも、似たようなものだから?」

 ピシャアッ
 ギュゥィィィィンッ

 黒雲が部屋の中に立ちこめ、稲光が発せられた。
 凄まじい轟音とともに雷が閃くが、イルミアが鎮静の異能でそれを鎮める。

 それと同時、スレインが激昂したままドミトリーに迫っていった。
 急に出てきたスレインにドミトリーは眉を潜めたが、その体躯を見て油断をする。

ドミトリー「ここは保育園か…!」

スレイン「誰が保育児童だ、オッサン、てめええっ!」

ドミトリー「黙ってろ!」

 ガッ
 ドッゴォォォォォッ

 ドミトリーの拳を、スレインは腕で防いだ。
 防いだ腕でそのまま払ってドミトリーの懐へ潜り込み、顎にアッパーを突き込む。

ドミトリー「ぐふっ…が…何だ、この、チビ――」

スレイン「だから! チビチビ、言うなぁっ!!」

 黒雲がスレインを包み込んだ。
 それが綿のように実体を持って、身動きを封じようとしたが、スレインは止まらない。

スレイン「ここここっ、こんな、アトラクションみたいの、楽しくないんだからなぁっ!!」


 【安価下2】
 00登場だけあって、異能なしでもめっちゃ強いスレインの異能とは?


イルミア「ちょっと、楽しそうな声…」

ロウェナ「だよね?」

リエル「何なんだ、あのコ…?」

 ズバァッ

ドミトリー「高密度の雲を突破――どんだけ、体が…!」

スレイン「お返しだ、これくらいやってみろ!」

 ギュンッ

 スレインが異能を発動した。
 その発達途中の小さな手に空気の塊を作り上げ、それをドミトリーの顔面に叩きつける。

 ドッ
 ゴォォォォォォォォォォォッ

 掌底とともに爆散された空気が弾けとんだ。
 ドミトリーが激しく回転しながら吹き飛ばされるが、さらにそれが途中で中空に固定される。

スレイン「何か不発気味だったから、もう1発っ!!」

ドミトリー「や、やめ――」

 ギュゥゥゥンッ
 ドッゴォォォォォォォォォォォォォォッ

 炸裂したそれは、リエルの家を吹き飛ばす。
 荒れ狂うような暴風が家中をめちゃくちゃにしていった。

ドミトリー「」

スレイン「ふぅー…今度こそ、すっきりした」

リエル「あー…めちゃくちゃ…」

イルミア「…強い…」

ロウェナ「でも、何で急に乱入してきたの…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ずぅーっと、アレクセイとバトってたフリストフォルも戻ってきた。けっこー、ぼろっくそにされてたけど勝ったらしい
 4~6 ちょいとぼろっとしてるけど、フリストフォルも戻ってきた
 7~9 フリストフォルが割と余裕めに勝って戻ってきた


 ドタバタ…

フリストフォル「おう、そっちはどうなっ――すげえな、これ…」

スレイン「じゃあな、もう大掃除とかする時は外の迷惑かけないように――」

 ガシッ

リエル「ちみちみ~、まあ…助けてもらったのはいいけども?」

リエル「ちょぉーっと、これ、やりすぎじゃないかのう?」

スレイン「…」キョロキョロ

スレイン「………ごめん…」

ロウェナ「台風でも起きたみたい…」

イルミア「…うん…」

フリストフォル「ん? 何か、チビっこいのが増えてる…」

スレイン「誰がチビじゃああああああああ――――――――――――――――――――――っ!?」

リエル「これ以上は、損害賠償請求するよ?」

スレイン「…」ピタッ

ロウェナ「変なコ…」

リエル「にしても…ソロモン、本気みたいだねえ…」

ロウェナ「これから、どうしよ? ここいたら、またリエルが…」

リエル「ははは、もう…どうにもなーれって感じだよねえ…。引っ越そうかなあ…」

フリストフォル「高いところは気分がいいぞ」

リエル「バカと煙はそうなんだろうねー」

フリストフォル「バカじゃないぞ、俺は!」

ロウェナ(バカと煙は高いところが好き…。まあでも、わたしは例外だよね…)

イルミア「あの…これから、どうするんですか…? ここにいても、また…」

リエル「だよねー…。ホテルでもとろうかな」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 ホテル? 一緒に泊めてくれない?
 2 それより…あなたは、何なの?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「それより…あなた、何なの?」

スレイン「俺か?」キョトン

スレイン「俺はスレイン・カチューシャ。散歩してたら、最初のおっさん降ってきてさー…」

スレイン「頭にきたから殴り込んで、ちびちび言うからキレて…」

リエル「ふうーん? で、保護者は? 色々と、はでーに壊されちゃったし…」

スレイン「えっ!? や、やめてっ…そ、それだけは…」ブルブル

ロウェナ「どうして?」

スレイン「ば…バレたら…叱られる…」

リエル「叱られるのが怖いって…」

フリストフォル「ガキだな」プッ

スレイン「何だと、こら、オッサン!」

フリストフォル「俺はまだ18だ! オッサンじゃねえぞ!?」

スレイン「るっせー!」

フリストフォル「やんのか、てめえ!?」

ロウェナ「あーもう…」

イルミア「…」

リエル「でも、弁償はしてほしいなあ…。引っ越すにしろ、ホテルにしろ、金はいるし…」

スレイン「えっ!? い、いやあの、ほ、ほらっ…み、未成年だしっ!」

リエル「子ども扱いされるのは嫌なのに、ちゃっかり権利だけ主張しちゃって…これだからお子様は…ぐふふふ…」

スレイン「ふぇっ…」

イルミア「…」

リエル「とりあえず、きっちり取り立てるけどー…保護者召喚ヤダってんなら? 別のことで償ってもらわないとねえ…」

スレイン「べ…別のこと…?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 召使いになるとか?
 2 そうだ、じゃあ、カラシニコフ入れば?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「そうだ、じゃあ、カラシニコフ入れば?」

リエル「おう?」

スレイン「からしにこふ…?」

イルミア(…何だろう…お腹が、少し、きゅって痛くなった…)

ロウェナ「で、働いてくれればチャラ。どう、リエル?」

リエル「ねえねえロウェナ? わたしが個人的に請求してて、カラシニコフさんが出てくるのは何故だろう?」

ロウェナ「え、リエルももうファミリーの一員でしょ?」

リエル「おおーう…いつだ、いつからだ…?」

リエル「んー……………まあでもいっか、面白そうだし」

イルミア(…胃痛…っていう、やつなのかな…?)ゲッソリ

スレイン「よく分かんないけど…そうしたら、チャラか?」

ロウェナ「チャラ」

スレイン「分かった」

フリストフォル「大丈夫か、こんなチビで」

スレイン「だからチビチビ、言うなっつってんだろ!」

フリストフォル「チビにチビって言って何が悪いんだよ!? 大体、このギャングスターのフリストフォル様にその口の利き方…」

スレイン「はあああ? ギャングスター? 何それ、知らねえし、ださっ」

フリストフォル「はぁあああああああああっ!?」

スレイン「あんだよ!?」

フリストフォル「やんのか、こら!?」

 ギュゥィィィィィンッ

イルミア「…お…落ち着いて…」

フリストとフォル「…おう」

スレイン「ん? おう…?」

ロウェナ「で、どうしよっか?」

リエル「そうねー…」


 【安価下2】
 今後の、とりあえずの拠点…
 1 ホテルをとった
 2 隣のお部屋が空いてるから、そこを借り上げた。手間いらずだね
 3 その他、どうするよ?


 ――モスクワ市内・シティーホテル――

リエル「最上階、丸ごとだよー!」

ロウェナ「やった」

イルミア「丸ごと…?」

フリストフォル「おおっ、気前がいいな!?」

スレイン「探検してくる!」タタッ

フリストフォル「待て、抜けがけすんな!」タタタッ

イルミア「…ロウェナ…何か、お腹痛い…」

ロウェナ「お薬飲んだら?」

リエル「みーちゃんは苦労人になりそうだなあ…」

イルミア「あとロウェナ…立てないんでしょ? どうするの?」

ロウェナ「後で考える…。今はゆっくりさして」←ずっとイルミアの背中

イルミア「…はい…」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム270/200
   C コート369/300
   D バーニッシュ277/200
   E ピラー0/250
   F アンテナ0/200
   G ステルス0/300
 2 コミュ
 3 イベント
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 バーニッシュ 277/200


 バーニッシュ 346/200

ロウェナ「はぁぁ…」

ロウェナ「綺麗なベッド…最高…」スリスリ

リエル「にしても、不便だねえ…。体、悪かったんだ?」

ロウェナ「うん。あれがないと歩けないのに…最悪」

リエル「また用意しないとダメなんじゃん?」

ロウェナ「そうなんだけど…あれって、新しくするの大変で…。色々、サイズとかはかったり…」

リエル「オーダーメイドなんだ…」

ロウェナ「それにお金かかるし…」

リエル「まあ、高いだろうねえ…」


 【安価下2】
 1 でも不便だし…やっとくか…
 2 コミュ
 3 その他、自由行動


ロウェナ「…だけど…不便だし…やらなきゃダメかな…?」

リエル「そりゃねえ…」

リエル「どっか行く度にみーちゃんにおんぶじゃ、両方くたびれちゃうでしょ」

ロウェナ「そう。イルミアの背中、狭くてあんまり…」

リエル「広さの問題じゃないと思うなあ…」

ロウェナ「でも、お金…」

リエル「ま、それくらいなら立て替えてあげるって」

ロウェナ「リエル、ありがと」

リエル「いいのいいの」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 2、3日かかる
 4~6 あさってには
 7~9 明日中に復活や
  0  即日復活や


業者「では、明後日には持って参りますので~」

 バタム

ロウェナ「明後日…」

リエル「2日の辛抱だね」

ロウェナ「ああ…退屈になりそう…」

リエル「まあでもさ、1週間とかじゃなかったんだし、良かったじゃーん」

ロウェナ「それはそうだけど…」

リエル「一応、車椅子とかも用意してくれたんだし、出かけようと思えばできるじゃん?」

ロウェナ「車椅子きらい」

リエル「どして?」

ロウェナ「何か…好きじゃない」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 今日はもう寝よう
 3 その他、自由行動

 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント151/100 アーム270/200 コート369/300 バーニッシュ346/200
 戦闘スキル:狙撃(102/100)

 ――知人――
 イルミア・チェルシー:鎮静と転移の異能 カラシニコフファミリー末裔
 ヴィオ・ロマノフ:暴食の異能 ロマノフファミリーボス
 マグヌス・ニーベリ:ロスチャイルドファミリーの一員 嫌味
 浪川友司:硬化の異能 地下闘技場のファイター 新人狩り
 リエル・ラスプーチン:地下闘技場のギャンブラー
 フリストフォル・ポチョムキン:鎔解の異能 部下 ギャングスター志望
 スレイン・カチューシャ:空気の異能 部下 生意気


 バンッ
 バタバタ

ロウェナ「?」

リエル「何よ?」

スレイン「うわ、こっちの部屋のが眺めいい…」

イルミア「ねえ…ここ、ロウェナ達の部屋だから…そんな、いきなり…」

スレイン「交換しろよ?」

リエル「誰がお金出してると思ってんの?」

スレイン「…」

ロウェナ「…て言うか、スレインって…いくつ?」

スレイン「11」

イルミア「同じだった…」

ロウェナ「ふうん…」


 ↓1~3 スレインとのコミュ内容
 ※なきゃあ「なし」でよござんす~


ロウェナ「ねえ、わたしね、水の異能なの。スレインは?」

スレイン「俺は空気」

ロウェナ「空気…? ねえねえ、何か合体技ないかな?」

スレイン「興味ないし」

ロウェナ「何で?」

スレイン「だって俺、最強だし」

ロウェナ「…どうして、あんなに強かったの?」

スレイン「シショーに鍛えられた!」

イルミア「…師匠…?」

リエル「今の時代に、そんな関係が…」

ロウェナ「師匠って…すごいの?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 スレイン「もうジジイで弱ってるから、どんくらいか知らない」
 4~6 スレイン「んー…まあまあ?」
 7~9 スレイン「超つえー」
  0  スレイン「神様」


スレイン「超つえー」

スレイン「逆立ちしてもらって、目隠しして、ついでに50キロのおもりつけてても勝てないし」

リエル「じゃあ最強じゃないじゃん」

スレイン「う、うるせえな!」

イルミア「スレインって…どこからきたの?」

スレイン「山奥」

ロウェナ「何してたの?」

スレイン「師匠と修行」

ロウェナ「どうして?」

スレイン「家出して師匠に拾われたから」

リエル「で、保護者には叱られるから、帰りたくない…ってこと?」

スレイン「だ、だって…もう、3年くらい…だし…」

スレイン「絶対に帰ったら、尻叩かれる…」

イルミア(あれだけ強いのに、親は怖いんだ…)

リエル「へえー…」

ロウェナ「で、その師匠のとこに戻らなくていいの?」

スレイン「今は武者修行だからいいんだよ」

リエル「武者修行ねえ…」

ロウェナ「だけど…カチューシャって、かわいいね。女の子っぽくて」

スレイン「お…女の子っぽいとか言うなし!」

リエル「別にいいじゃないの。イルミアはみーちゃんだよ?」

イルミア「…」

スレイン「みーちゃん…? ぷっ…お似合いだな」

イルミア「…」ムスッ

ロウェナ「でも、イルミアの方がかわいげがあっていいかな」

イルミア「かわい、げ…」

スレイン「そんなのいらねーし。じゃあな」タタタッ

イルミア「あ、また走って…! ねえ、待って、走っちゃダメ…!」

リエル「………みーちゃんにお友達ですなあ」

ロウェナ「そうだね」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ホテルにまでとか…
 4~9 平和な朝


 ――モスクワ市内・シティーホテル・最上階の一室――

ロウェナ「ふわぁぁぁ…」

ロウェナ「久しぶりに熟睡できた…」

ロウェナ「…」キョロキョロ

ロウェナ「…あれ、リエル?」

ロウェナ「…?」

ロウェナ「…何だろ、これ」ピラッ

書き置き『闘技場言ってくるぜい! byリエル』

ロウェナ「…朝早いんだ、リエルって…」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム270/200
   C コート369/300
   D バーニッシュ346/200
   E ピラー0/250
   F アンテナ0/200
   G ステルス0/300
 2 コミュ
 3 イベント
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 バーニッシュ 346/200


 バーニッシュ 422/200

ロウェナ「ホテルの朝食って、楽でいいなあ…」モグモグ

イルミア「うん…」

<おいギャング、俺のソーセージ食べるなよ!

<野菜食べてやったんだからいいだろ、これくらい!

ロウェナ「…賑やかだね」

イルミア「あっちの部屋…疲れる…」

ロウェナ「別にこっちにいてもいいよ?」

イルミア「…でも…目ぇ放したら、何するか…」

<やんのか!?

<やったろうじゃねえの!

ロウェナ「…」

イルミア「行ってくる…」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 イベント
 3 その他、自由行動


ロウェナ「あー、退屈…」

イルミア「いつもだよね?」

ロウェナ「だって、退屈なんだもん」

ロウェナ「…………ねえイルミア、面白い話して?」

イルミア「…ないです…」

ロウェナ「ちぇっ…」


 ↓1~3 イルミアとのコミュ内容
 ※なければ「なし」でええで~


ロウェナ「あのね、ずっと思ってたの」

イルミア「?」

ロウェナ「カラシニコフ・ファミリーなのにね? 肝心のカラシニコフって人がいないの」

イルミア「…ああ…はい…」

ロウェナ「どう思う?」

イルミア「………でも…そういうものでも、いいんじゃ…?」

ロウェナ「イルミア、カラシニコフになったら?」

イルミア「え」

ロウェナ「そしたら、ぽいでしょ?」

イルミア「……ぼ…僕が、カラシニコフってなっても…ファミリーは…ロウェナの、もの…でしょ?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 違うよ? わたしは、カラシニコフっていうファミリーをすごくするだけで、ボスとかどうでもいいし
 2 まあね
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「違うよ? わたしは、カラシニコフっていうファミリーをすごくするだけで、ボスとかどうでもいいし」

イルミア「え?」

ロウェナ「だーれも知らないカラシニコフがすごくなって、それがわたしのお陰ってなれば、パパも見返してくれるでしょ?」

ロウェナ「だから、わたしがボスにならなくてもいいし…」

イルミア「…じゃ、じゃあ…僕が、カラシニコフになったら…僕のファミリーにも…なるの…?」

ロウェナ「イルミアが、ボスの…ファミリー?」

イルミア「…うん…」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 いいじゃない、それ
 2 ………何か、全然想像できないかも…
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「いいじゃない、それ」

ロウェナ「て言うか、そもそもはイルミア…ってことじゃなかったの?」

イルミア「…それは…分かんない、ですけど…」

ロウェナ「ふうん…。でも、イルミアがボスになって、カラシニコフがすっごくなったら、わたしのお陰になるよね?」

イルミア「…多分…?」

ロウェナ「じゃあ、今日からイルミアがカラシニコフのボスね?」

イルミア「え」

ロウェナ「でもそしたら、わたしって…どういう立ち位置なんだろ?」

イルミア「…さ、さあ…?」

ロウェナ「……まあいいや、細かいことは。がんばってね、ボス」

イルミア「…ボス…」

ロウェナ「ところで、グラスプスキル…練習してる?」

イルミア「は、はい」

ロウェナ「……ど、どれくらいに、なった?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロウェナと大差ない感じ
 4~6 ピラーまで習得してた
 7~9 ピラーとアンテナまで習得してた
  0  ピラーもアンテナもステルスもだよ…。イルミアはもう、いっぱしのグラスパーね…


イルミア「多分、ロウェナと…変わらないと思う…」

ロウェナ「ほんと? 嘘じゃない?」

イルミア「はい…」

ロウェナ「……ふぅ…」

イルミア「?」

ロウェナ「な、何でもないから。何でもないの」

イルミア「うん…」

ロウェナ「それと、お爺ちゃんと仲良しだった人とかいないの? 紹介して?」

イルミア「爺ちゃん、と…? でも、会って何するの?」


 【安価下2】
 1 別に何も?
 2 その他、何するつもりなん?


ロウェナ「協力してもらいたいの」

イルミア「協力…」

ロウェナ「具体的には何も思い浮かんでないけど」

イルミア「…でも…いたかなあ…?」

ロウェナ「いないの?」

イルミア「…よく、分からない…」

イルミア「…年が年だから…もう、死んじゃってるような…」

イルミア「…どうだったかなあ…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 多分、あの世にお友達とかもいっちゃってるんだろうなあ、ってなった
 4~6 いなかったことはないかもしれないけど、イルミアじゃ分からんかった
 7~9 そう言えば、茶飲み友達っぽい人がいたことを思い出したイルミア


―――――

 一旦、ここまでっす
 ありがとうございました


ロウェナ「いないの?」

イルミア「……多分…」

ロウェナ「うん」

イルミア「……もう、爺ちゃんの友達とかも…あの世に…」

ロウェナ「…」

イルミア「…ちっちゃいころは、時々来てたこともあったけど…ここ、何年かは、なかったし…」

イルミア「それに、もしいたら…ロマノフの時とか…顔くらいはって、思うし…」

ロウェナ「…そう…」

イルミア「…はい…」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 イベント
 3 その他、自由行動


 い、イベントはさ、ほんと、些細なことで…
 機関とグラスパーがどんぱちとかさ、今のモスクワの現状的には色々と大事だから…

 なもんで、再安価ですよ…すみません

 【安価下1】
 1 コミュ
 2 イベント
 3 その他、自由行動


<ふんふんふんふんふんふんっ

ロウェナ「何の声…?」

イルミア「フリストフォルが、腕立て伏せしてる…」

ロウェナ「汗臭いことしてるんだね…」

イルミア「…」

ロウェナ「ねー、フリストフォルー?」

<なんだー?

ロウェナ「ちょっと来てー」

<30秒待ってろー

<ふんふんふんふんふんふんふんっ


 ↓1~3 フリストフォルとのコミュ内容
 ※なきゃあ「なし」でええねん


フリストフォル「待たせたな」

ロウェナ「汗臭い…」

イルミア「…」コクコク

フリストフォル「見ろ、この筋肉」ムキッ

スレイン「俺だって!」ムキッ

フリストフォル「てめえ、張り合うのか!?」

スレイン「何だよ、お前のなんか、ただちょっとこう…あれなだけだろ!?」

フリストフォル「うるせー、まだまだ細いくせに!」

ロウェナ「すぐ言い合いして…仲いいなあ」

フリストフォル「良くねえよ! ギャングスターは馴れ合わねえもんだ」

ロウェナ「でね、わたしの異能と、フリストフォルの異能でさ、合体技とかできないかな?」

フリストフォル「ムリだろ」

ロウェナ「どうして?」

フリストフォル「蒸発して終わり。まー、煙くらいは出るんじゃね?」

ロウェナ「ちぇっ…。じゃあさ、闘技場で、お金目当て以外の人とかいない? いたら教えて」

フリストフォル「知らねえよ。仲良しごっこする場所でもねえのに、身の上話するヤツなんかいねえし」

ロウェナ「そうなの?」

フリストフォル「俺もそんなのするつもりねーし」

ロウェナ「使えない…」

フリストフォル「何だと!?」

ロウェナ「…じゃあさじゃあさ、カラシニコフを大きくするなら、何がいると思う?」

フリストフォル「そうだなー…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 フリストフォル「やっぱ、もっと俺の名声を…」
 4~6 フリストフォル「やっぱ、300階建てのいかしたアジトがあって、そこに怪しい研究をしてるやつがいて…」
 7~9 フリストフォル「とりあえず、金じゃね?」


フリストフォル「とりあえず、金じゃね?」

ロウェナ「お金?」

フリストフォル「だぁーって、金がねえと何もできねえだろ?」

フリストフォル「かっけえスーツをビシって決めて、イカしたアイテムつけてよ」

フリストフォル「言うこと聞きゃあ金やるよ、って出しといて、言うこと聞かねえのをぶっ飛ばす!」

フリストフォル「これがロマンだろ?」

ロウェナ「ふうん…」

イルミア「お金って…どうすれば、稼げるんだろ…?」

フリストフォル「そこまでは知らん」

スレイン「金ないのかよ」

ロウェナ「…でも、リエルなら、どんどん稼いでくれるだろうし…」

イルミア「…」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 イベント
 3 その他、自由行動

すまん、下1だった


 ――モスクワ市内・地下闘技場・ロビー――

リエル「いけいけいけいけいけっ、そこだ、そこそこ!」

リエル「っしゃあああああああああ―――――――――――――――――――――――――!!」

リエル「ジャイアントキリィイイイイイイ――――――――――――――――――――――――ング!!」

ロウェナ「リエル、勝ってる?」ヒョコッ

リエル「うわおっ!? あ、ロウェナ…」

ロウェナ「来ちゃった。退屈だから」

リエル「観戦だけでも、割と暇潰せるしねえ…」


 【安価下1】
 1 賭けをしよう
 2 見てるだけー
 3 その他、自由行動

 A イルミアときてる
 B フリストフォルときてる
 C スレインときてる
 ※アルファベットの併記は、複数選択可。ただし、ロウェナは自力で歩けないので、誰かひとりは選択してね


スレイン「…何だここ?」キョロキョロ

ロウェナ「地下闘技場。戦うとお金もらえるの。それで、どっちが勝つかも賭けてお金増やせるの」

スレイン「……俺も、戦えんの?」

リエル「全然いけるよ? てゆーか、スレイン…腕っ節あるし…初戦から、ボロ儲けできるんじゃ…」

スレイン「戦いたいかも…」

リエル「…ロウェナ、ロウェナ」ヒソ

ロウェナ「何?」

リエル「スレイン、出そう。それでわざと、強めのに当たらせればオッズは偏るから、儲けられる」

リエル「スレインの、あの戦いなら、絶対に中堅くらいまでは余裕で勝てる」

ロウェナ「…儲けられる?」

リエル「保証する」


 【安価下1】
 1 よし、スレイン、出てこい。そして、賭ける!
   A 10口買っとく
   B 20口買っちゃう
   C 30口いこう
 2 いや、別にいいよ。普通の賭けするよ


ロウェナ「スレイン、戦いたいなら、いいよ?」

スレイン「よっしゃっ!」

リエル「たーだーし、出る時にちょーっとメイクするから」

スレイン「メイク…?」

リエル「で、相手もこっちで決めちゃうね」

スレイン「強いのだぞ?」

リエル「もちろん、もちろん」

ロウェナ「絶対勝ってよ」

スレイン「任せろ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 大物が捕まらなくて、オッズに偏りがあんまりでなかった…20口×2.12倍設けた
 4~6 20口×2.54倍
 7~9 ジャイアントキリング大成功!! 20口×2.86倍やで!!
  0  スレインが負けたから、大負けだよ…


 ただの0なら、うん…大失敗だったんだけど…

 【00】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 20口買ったつもりが、桁間違って200口買ってた。200口(100万ルーブル)×2.21倍になった
 奇数 20口買ったつもりが、桁間違って200口買ってて、しかも負けた(白目
 ※0は偶数扱いだよ


モニター『ファイッ!!』

モニター『よっしゃああああ――――――――――――――っ!!』

リエル「いっけええええっ!」

ロウェナ「スレイン、がんばって!」

モニター『あ、滑っ――』

リエル「ん?」

ロウェナ「え」

モニター『キィィィィィ--------ン』

モニター『足を滑らせた小僧に、金的直撃ィイイイイイイイ――――――――――――――――!』

モニター『たまらず、ダーウン! 瞬殺だぁああああああああ―――――――――――――――――――――!』

リエル「」

ロウェナ「」

<ぎゃはははははっ

リエル「ま…まあ…こういうことも…あるよ…」

ロウェナ「そ…そう…。でも、20口だけだし…」

ロウェナ「あれ…? 1、10、100…」

リエル「ん?」

ロウェナ「……200…?」

リエル「え」

ロウェナ「……200、買ってた…。いくら…?」

リエル「………100万ルーブル…」

ロウェナ「」

リエル「」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 誰も幸せになれず、ホテルに帰った…。尚、スレインは寝込んだ…
 4~6 スレインが地下闘技場恐怖症になった…
 7~9 まあいっかー、ってなったお気楽ども


 ――モスクワ市内・シティーホテル・最上階の一室――

ロウェナ「…」ズ--ン

リエル「はぁー…」

<グスッ…ヒック…

<おい、どうした、チビ?

<チビ…言うな…グスッ…エグッ…

イルミア(何があったんだろ…?)


 【安価下1】
 夜ターン
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム270/200
   C コート369/300
   D バーニッシュ422/200
   E ピラー0/250
   F アンテナ0/200
   G ステルス0/300
 2 コミュ
 3 イベント
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 バーニッシュ 422/200


 バーニッシュ 523/200

ロウェナ「スレインは?」

イルミア「泣きながら寝ちゃった…」

ロウェナ「…ねえ、イルミア」

イルミア「何…ですか…?」

ロウェナ「………男の人の、あそこって…思いっきり蹴られたら…やっぱり、痛いの?」

イルミア「」ヒュンッ

ロウェナ「イルミア?」

イルミア「…い、痛いとかじゃなくて…その…」

イルミア「……苦しいっていうか…ツラいっていうか…痛いし、痛いだけじゃなくて…その…」

イルミア「………死にたくなる…くらいの、苦痛…?」

ロウェナ「…」

イルミア「…し…しない、よね…?」ブルブル

ロウェナ「え? 試すとか考えてないよ?」

イルミア「…ほんと…?」

ロウェナ「うーん…スレイン…大丈夫かなあ…?」

イルミア「え? ………あっ」←察した

イルミア「………かわいそう…」



 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント151/100 アーム270/200 コート369/300 バーニッシュ523/200
 戦闘スキル:狙撃(102/100)

 ――知人――
 イルミア・チェルシー:鎮静と転移の異能 カラシニコフファミリー末裔
 ヴィオ・ロマノフ:暴食の異能 ロマノフファミリーボス
 マグヌス・ニーベリ:ロスチャイルドファミリーの一員 嫌味
 浪川友司:硬化の異能 地下闘技場のファイター 新人狩り
 リエル・ラスプーチン:地下闘技場のギャンブラー
 フリストフォル・ポチョムキン:鎔解の異能 部下 ギャングスター志望
 スレイン・カチューシャ:空気の異能 部下 生意気


―――――

 本編、ここまでっす~
 ありがとうございましたー


 ――オマケ・カラシニコフまとめ――

 名前:ロウェナ・ロスチャイルド  年齢:14  身長:155cm  体重:47kg  血液型:B
 身体能力:最悪  頭脳:アホ  精神:原石  異能:水、粒子
 好きなもの:発砲、楽しいことなら何でも  嫌いなもの:不自由
 得意なもの:狙撃(自称)、落書き(自称)  苦手なもの:頭を使うこと、体を使うこと全般
 悪癖:思考停止  趣味:発砲、イルミアいぢめ  職業:学生のはず
 備考:ロスチャイルドの令嬢

 名前:イルミア・チェルシー  年齢:11  身長:145cm  体重:38kg  血液型:AB
 身体能力:(年齢の割に)高め  頭脳:普通  精神:木綿豆腐  異能:鎮静、転移
 好きなもの:イクラ  嫌いなもの:こわいもの
 得意なもの:彫刻  苦手なもの:こわいもの、グロい見た目のもの全般
 悪癖:長いものに巻かれる  趣味:工作  職業:学生のはず
 備考:カラシニコフの末裔

 名前:リエル・ラスプーチン  年齢:14  身長:154cm  体重:乙女的に内緒  血液型:A
 身体能力:悪い  頭脳:明晰  精神:ロマン派  異能:ー
 好きなもの:賭博、買い物、楽しいこと  嫌いなもの:貧乏
 得意なもの:博打、料理(自称)  苦手なもの:肉体労働
 悪癖:ギャンブル依存  趣味:地下闘技場通い  職業:ギャンブラー
 備考:ー

 名前:フリストフォル・ポチョムキン  年齢:18  身長:183cm  体重:83kg  血液型:O
 身体能力:優良  頭脳:残念  精神:ギャング(?)  異能:鎔解
 好きなもの:映画(特にアクションもの)  嫌いなもの:小難しい話
 得意なもの:炭酸飲料一気飲み  苦手なもの:辛いたべもの
 悪癖:乗せられやすい  趣味:筋トレ  職業:地下闘技場ファイター
 備考:ー

 名前:スレイン・カチューシャ  年齢:11  身長:142cm  体重:40kg  血液型:B
 身体能力:優良  頭脳:年相応  精神:背伸びしてるこども  異能:空気
 好きなもの:運動全般、暖炉のそばでうたた寝  嫌いなもの:非常識、「チビ」「ガキ」と言われること
 得意なもの:狩猟、戦闘  苦手なもの:母ちゃんのお尻ぺんぺん
 悪癖:キレやすい  趣味:昼寝  職業:無職
 備考:ー


 ――オマケ2・カラシニコフ色々比較――

 ○身体能力
  フリストフォル>スレイン>イルミア>リエル>ロウェナ
  ※GSなしでの、純粋な身体能力値

 ○頭脳
  リエル>超えられない壁>イルミア>スレイン>バカの壁>ロウェナ=フリストフォル
  ※スレインはバカではないのです。子どもなだけなのです

 ○精神
  ロウェナ>フリストフォル>スレイン>リエル>小心者の壁>イルミア
  ※この他にロウェナがトップになれるものはあるのか…

 ○手先の器用さ
  イルミア>リエル>ロウェナ>スレイン>フリストフォル
  ※別にフリストフォルは不器用というわけではない

 ○料理のうまさ
  リエル>イルミア>スレイン>フリストフォル>ロウェナ
  ※1番になったリエルだけど、飛び抜けて上手ではない

 ○絵のうまさ
  フリストフォル>イルミア>イルミア>ロウェナ>スレイン
  ※芸術性ではなく、スケッチとしての精巧さの比較。意外なところでトップになったフリストフォル

 ○視力
  スレイン>ロウェナ>イルミア>視力矯正の壁>フリストフォル>リエル
  ※フリストフォルとリエルはコンタクトレンズを使用しているのだ

 ○TVゲームのうまさ
  イルミア>ロウェナ>リエル>スレイン>フリストフォル
  ※ドベ2までは、ゲームがまどろっこしくなってコントローラーに八つ当たりするタイプ

 ○動物懐かれ具合
  ロウェナ>リエル>スレイン>イルミア>フリストフォル
  ※ちなみにイルミアは、子犬相手でも噛まれるのが怖くて近づこうとしない

 ○ホラー耐久度
  リエル>ロウェナ>スレイン>フリストフォル>イルミア
  ※男性陣は夜になってトイレへひとりで行くのもためらっちゃうレベルでビビります


 ※これらのデータは設定上のものです
  安価やコンマで変動することがありますので、ご了承ください

絵のうまさでイルミアが重複してリエルが消えてる


 ――オマケ・機関の老犬は今――

 ウィ----ン

枢木「…おう」

湊「…おう、イアン。老けたな」

枢木「お前もな」

湊「そうか?」

枢木「んで、どうした? 東京で忙しく店やってんだろ?」

湊「あざみの里帰りにつきあってきたんだよ。隔週で休みはあるしな。だから、ついでに寄っただけ」

枢木「ついでで機関基地なんかにくるんじゃねえ」

湊「いいじゃねえか、別に。それとも、今さら部外者立入り禁止だなんて徹底するつもりかよ、枢木司令?」

枢木「ったく…」

湊「つか、定年いつだよ?」

枢木「あと何年かしたらな…」

湊「かーっ…相変わらずのブラックかよ…。ま、仕方ねえか。某市支部の司令なんて貧乏クジ、誰も引きたがらねえよな」

枢木「んじゃ、お前やるか?」

湊「冗談、クビにされてんだよ、こっちは」

枢木「何年前の話だか…」

湊「20年近くだな。19年前か?」

枢木「そんなになるか…。そりゃ、お前も子どもなんか持つ年だな」

湊「イアンの頭はつるぴかは免れたみてえだな」

枢木「叩きのめすぞ」

湊「やってみやがれ、初老」

枢木「クソ…口の減らねえ…」

湊「けっ、もう終わりかよ、やっぱ老けたな…。問答無用でゲンコツ落とすとこだろ、前なら」

枢木「ゲンコツされてえならしてやるから、頭出せ」

湊「出すかよ、いい加減ガキでもあるめえし…」

枢木「…」

湊「…」

枢木「んで? 本当にただ立ち寄っただけか?」

湊「まあな。用事なんてねえよ。…ただ、いつぽっくり逝くかも分からねえから顔見に来てやったんだろ」

枢木「んな心配しなくていい」

湊「へいへい…。ま、しぶとく長生きするだろうよ、今の調子なら」

湊「にしたって…機関の猛犬だなんて言われて、ギラギラしてたあのころのイアンが、こうもなっちまうとはな…」

枢木「あのなーんも知らねえ、ただ噛みつくばかりのクソガキが、こんなろくでなしにしか見えねえ大人になるたあ…何を間違ったか」

湊「味覚バカだったからだろうが。何度死ぬかと思ったか…。お陰様で、うちの店は大繁盛だ、ボケが」

枢木「ああ? マヨケチャ丼をまだ認めねえのか? 調理師免許がそんなに偉いか」

湊「イアンのは料理でもねえんだよ」

枢木「けっ」

湊「ふんっ。…ま、でもあれだ。…定年すりゃ、時間はできるんだろ? したら、東京まで来て、俺の店こい」

湊「イアンの好きなもん、たくさんメニューにあるから好きなだけ食ってけ。…血は繋がってなくたって、孫の顔くれえ見てえだろ、クソジジイ」

 老いぼれた機関の猛犬。
 老犬と揶揄されるようになった今でも、彼が守って、育んできたものは連綿と受け継がれています――。


 >>782
 おっと…やっちまったぜ…

 ○絵のうまさ
  フリストフォル>イルミア>リエル>ロウェナ>スレイン
  ※芸術性ではなく、スケッチとしての精巧さの比較。意外なところでトップになったフリストフォル

 ただしくは、イルミア>リエルの順番でした
 どうもすみません


 ――オマケ・BOSS~エイプリルフール~――

 ――3月31日、夜

TV『エイプリルフールは明日やんけ! わははははっ』

政仁「!?」ハッ

政仁「エイプリル…フール…」

政仁「…いつもいつも、気づいたら終わってたけど…明日か…」

政仁「よーし、すっげー嘘ついて、ビックリさせるぞ!」

 ――4月1日、朝

 バタバタ

政仁「なあなあなあ、ちーちゃんちーちゃん!」バンッ

千景「どうした、政仁?」クルッ ←土色の顔で目が真っ赤で真っ青な血管が浮き出てる

政仁「うぎゃー!? ななななんっ…ち、ちーちゃんっ…そ、その顔…ゾンビみてーじゃね? どうした?」

千景「何っ? ――はっ、しまった…実は、わたしは…地底人だったんだ…。バレてしまってはもう、地上にいられない。さらば」

政仁「なぁにぃー!? ま、待てっ、ちーちゃん、かっちゃんならどうにかしてくれるから!」

千景「というのは、嘘――ん? ……バカめ、行動が早い…」

 バンッ

政仁「かっちゃん、ちーちゃんが地底人で地上にいられないとかで…!」

勝正「無念っ…」ズブッ ←切腹した

政仁「かっちゃん、何でぺこってへこむおもちゃの剣でお腹切ってんだ?」

勝正「騙されろ、そこは!」クワッ

 バンッ

凪「おいバカ、勝正。朝からうるさい」

政仁「凪、凪、凪っ! 大変だ、ちーちゃんが地底人で、どっか行っちゃうって!」

凪「……………エイプリルフールの嘘だろ」

政仁「何っ!? だ…騙された…のか…?」

凪「それよりバカ、ついでに勝正」

勝正「どうしたんだ、凪兄さん?」

凪「……ハワード起こしにいったら、蝶番とハワードが、2人で裸で寝てたんだけど…どうする?」

勝正「何…?」

政仁「? 裸で、寝てた…? まだそんなに暑くねーのにな」

凪「このバカ! つまり、ハワードが、蝶番と、できてるかもってことだろ!」

政仁「何!? ハワードがか!? …何ができるんだ?」

凪「…ああもう…嘘だよ、バカ。それくらい分かれ…。バカ騙すの一苦労だ…」

政仁「嘘だと!? ………でも、何でそんな嘘つくんだ?」

勝正「今のところ、千景の一人勝ちか…。あとは、ハワードだな…」ボソ

ハワード「黙れ。朝から耳障りだ」

政仁「はっ…この流れ…ハワードも嘘つくんだな!?」

ハワード「…おいバカ、エイプリルフールは明日だ」

政仁「そうなのか!? あれ、じゃあ、嘘嘘って言ってたのも、本当なのか!? てことは、ちーちゃあああああ―――――――ん!?」


 ハワード・ファミリー、春の風物詩。
 誰が1番、バカを騙せるのか。今年の勝者はハワードだったようです。
 ちなみにバカは簡単な嘘じゃないと理解が追いつかないので、効果的に騙せない場合も多々あります――。


 今日はなしか、遅くなってからです
 すんません


 ――モスクワ市内・シティーホテル・最上階の一室――

ロウェナ「リエルは?」

イルミア「また、今日も闘技場…。あと、フリストフォルも行っちゃった」

ロウェナ「ふうん…。外骨格パワーアシストウェア届くのは、今日の夕方だっけ?」

イルミア「はい」

ロウェナ「…退屈だなあ、やっぱり…」


 【安価下2】
   A ポイント151/100
   B アーム270/200
   C コート369/300
   D バーニッシュ523/200
   E ピラー0/250
   F アンテナ0/200
   G ステルス0/300
 2 コミュ
 3 イベント
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 ピラー 0/250


 ピラー 89/250

ロウェナ「イルミア、スレインは?」

イルミア「何か、まだ寝込んでる…」

ロウェナ「……やっぱり、相当なんだ…」

イルミア「………そっとしといた方が、いいと思う…」

ロウェナ「そう…」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 イベント
 3 その他、自由行動


ロウェナ「イルミア、撃ちに行こ」

イルミア「え…」

ロウェナ「はい、おんぶおんぶ」

イルミア「…車椅子とか…」

ロウェナ「あれ嫌いなの」

イルミア「…はい…」

ロウェナ「しゅっぱーつ!」ノシッ

イルミア「……はい…」


 【直下 コンマ判定】
 コンマ一桁分加算 
 狙撃技術 102/100
 ※200で、実践でもそうそう外さない腕前
  300を超えると、以降100ごとに早撃ちや、精密狙撃などなどを習得できるようになってきます
  ちなみに、フィクション的なスーパーすんごいガンマンのレベルだと500超えです



 狙撃技術 105/100

ロウェナ「はあ…」

ロウェナ「やっぱり、撃つのっていい…」

イルミア「…帰ろう?」

ロウェナ「もう?」

イルミア「だって、うるさい…」


 【安価下2】
 1 続行
 2 しゃあねえ、帰るか
 3 その他、自由行動


ロウェナ「ねえイルミア」

イルミア「…何ですか?」

ロウェナ「イルミアも、もう1回やってみよ?」

イルミア「え…」

ロウェナ「だってイルミア、意外と器用でしょ? なら、銃だってちゃんと撃てるようになるって」

ロウェナ「だからやってみて。はい」

イルミア「…て、言われても…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 てんで的外れ…
 4~6 まあ…うん、初心者感満載
 7~9 あれこいつ、筋がいい


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 この間の下手くそ加減はどこいった…? なかなかすごいぞ
 奇数 筋金入りの銃音痴だった(白目
 ※0は偶数扱いや


 パァァァンッ
 パァァァンッ

ロウェナ「…ん?」

イルミア「うぅ…手が、痺れる…」

ロウェナ「…ねえ、もう1回撃って」

 パァァァンッ

ロウェナ「…また、ど真ん中…」

ロウェナ「ねえ…イルミア、どうしたの? こないだ、すごく下手くそだったのに…」

イルミア「…さ、さあ…?」

ロウェナ「ちょっと、ちゃんと練習してみよ?」

イルミア「…うん…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 イルミアも、それなりに銃を撃てるようになった
 4~6 発砲の快感をイルミアも理解した
 7~9 イルミア、ハイスペックだな
  0  やっぱりマグレだった


イルミア「…こ、こんな感じ…?」

ロウェナ「……そ、それなりだね」

イルミア「ロウェナ…?」

ロウェナ「べ、別に、全然、まだまだ…わたしの足元にも及ばないし」

イルミア「…うん…?」

ロウェナ「でも銃はこの一挺しかないからな…」


 【安価下2】
 1 やっぱり新しい銃欲しいよー
 2 まあいいや。追い抜かれないようにもうちょっと練習しておこう
 3 よし、帰ろう
 4 その他、自由行動


ロウェナ「ねえ、イルミア。新しい銃が欲しいの」

イルミア「新しい、銃?」

ロウェナ「ついでにイルミアにも買ってあげるからさ、売ってるところとか知らない?」

イルミア「そんなこと言われても…」

ロウェナ「1人で探したことはあったんだけど、やっぱり見つからなかったの」

イルミア「…銃売ってるところなんて、僕も知らない…」

ロウェナ「諦めないでよ」

イルミア「だって…」

ロウェナ「心当たりとかでもないの? ずっとモスクワ住んでるんでしょ?」

イルミア「心当たり…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 やっぱないよ
 4~6 ぶっ潰したロマノフのとこでもあさったら…出てくるんじゃね?てなった
 7~9 そういえばアーロンがそういうの持ってたような気がした


イルミア「…ロマノフの、事務所とか…」

ロウェナ「?」

イルミア「あんなに物騒な人達だったし…案外、どっかに保管してたりしない…のかな?」

ロウェナ「そっか! さすがイルミア、じゃあ早速行ってみよ」

イルミア「はい…」

ロウェナ「じゃあ、おんぶね」

イルミア「…はい」

ロウェナ「しゅっぱーつ!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 見つからんかった
 4~6 あった
 7~9 色々あった


 ――モスクワ市内・ロマノフの事務所(崩壊)――

 ゴソゴソ

ロウェナ「あったー?」

イルミア「まだ、探し中…」

 ゴソゴソ

ロウェナ「…早く見つけて」

 ゴソゴソ

イルミア「あっ…」

ロウェナ「あったの?」

イルミア「箱が、出てきて…」カパッ

イルミア「うわっ…い、いっぱい、色々ある…」

ロウェナ「ほんと? 持ってきて!」


 【安価下2】
 さすがに、丸ごと持ってくのは色々つらたんなので…
 1 拳銃と弾薬
 2 アサルトライフルと弾薬
 3 スナイパーライフルと弾薬
 4 その他、どんなや?
 ※2つまで持ち出しおk! さあ、何が欲しいんや? おじさんに言ってみい?


ロウェナ「じゃあ、この銃と…」

イルミア「…あと1つ、くらいなら持ってけるかも…」

ロウェナ「……そしたら…これって…狙撃銃?」

イルミア「うん」

ロウェナ「……ふうん…イルミアって、こういうの、使える?」

イルミア「使うのは…分からないけど、メンテナンスとかなら、やり方知ってるから…」

ロウェナ「…じゃあ、これも持ってっちゃおう」

イルミア「はーい」

ロウェナ「新しい銃…何か、いいよね」スリスリ

イルミア(銃にほおずりしてる…危ない人にしか――あ…そう言えば、危ない人だった…)


 【安価下2】
 でもって、帰宅したよ
 このターンの後、外骨格パワーアシストウェアが届いて、歩けるようになるよ
 1 コミュ
 2 イベント
 3 その他、自由行動


 イベント:手紙が届く

 【直下 コンマ判定】
 1~3 手紙の封印に、ソロモンのマークががが(白目
 4~6 ら…ラブレター…だと…!?
 7~9 豪邸を発注してたデザイナーから?
  0  双子の妹、くるか?


 ――モスクワ市内・シティーホテル・最上階の一室――

イルミア「ロウェナ…フロントで、手紙届いたって…」

ロウェナ「わたしに?」

イルミア「うん」

ロウェナ「一体、誰から…あ、お家を注文したデザイナー…」

イルミア「デザイナーから…?」

ロウェナ「何だろ…?」ガサッ

ロウェナ「………イルミア、読んで、中身教えて」ピラッ

イルミア「はい…」

イルミア「えーと…約束よりも、早くお仕事にとりかかれそうだから…お金も用意しておいて…って」

ロウェナ「え」

イルミア「…あとは…挨拶とか、そういう言葉ばっかり…」

ロウェナ「そんなにすぐお金集まるはずないのに…」

イルミア「…」

ロウェナ「でも早くできるのはいいか…」

イルミア「うん…」

ロウェナ「…昨日、100万ルーブルなくしたけど…」

イルミア「ふぇっ!?」

ロウェナ「スレインが負けたから…」

イルミア「…100万、も…? の、残り、いくら…?」

ロウェナ「さあ?」

イルミア「」


 【安価下2】
 そして、無事に外骨格パワーアシストウェアが届いて、装着完了しました
 夜ターン
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム270/200
   C コート369/300
   D バーニッシュ523/200
   E ピラー89/250
   F アンテナ0/200
   G ステルス0/300
 2 コミュ
 3 イベント
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 バーニッシュ 523/200


 バーニッシュ MAX
 アーム 284/200
 ※余剰分14がアームに回されました

スレイン「腹減ったぁ…」ノロノロ

ロウェナ「もういいの?」

スレイン「…いい…」

イルミア「……だ、大丈夫?」

スレイン「もういいって言ってんだろ」

スレイン「……はあ…」


 【安価下2】
 夜ターン2
 1 おやすみなさい
 2 コミュ
 3 イベント
 4 その他、自由行動


 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント151/100 アーム284/200 コート369/300 バーニッシュMAX
    ピラー89/250
 戦闘スキル:狙撃(105/100)

 ――知人――
 イルミア・チェルシー:鎮静と転移の異能 カラシニコフファミリー末裔
 ヴィオ・ロマノフ:暴食の異能 ロマノフファミリーボス
 マグヌス・ニーベリ:ロスチャイルドファミリーの一員 嫌味
 浪川友司:硬化の異能 地下闘技場のファイター 新人狩り
 リエル・ラスプーチン:地下闘技場のギャンブラー
 フリストフォル・ポチョムキン:鎔解の異能 部下 ギャングスター志望
 スレイン・カチューシャ:空気の異能 部下 生意気


<コンコンコン

ロウェナ「?」

リエル「何だろ、こんな時間に…」

<夜分にすみません、移動販売に参りました~

リエル「セールス?」

ロウェナ「いいじゃん、何か買おうよ。でかけなくても来てくれるなんて便利♪」

リエル「言うてもこの時間ですぜ、お嬢さんよぅ」

ロウェナ「それが何? 開けて、開けて」

リエル「はあ…」

 ガチャ

セールスマン「どうもどうも~」

セールスマン「夜分に申し訳ありません~」

セールスマン「歯ブラシからシャワーのノズルまで、何でもございますよ~」

リエル「水回り限定!?」

セールスマン「扱ってない商品もすこーしはありますよ~」

セールスマン「何がご入用ですか?」

ロウェナ「別に今は欲しいのないんだけど…」

セールスマン「あらま、そうでしたか~?」

セールスマン「ああでも、お喋りとかでもいいですよ? これでも物知りなんで~」


 【安価下2】
 自称物知り・セールスマン
 何か尋ねたいこととか、買いたいものあれば書いてちょんまげ
 ※なければ「なし」でおk、おしゃべりないよう、欲しいものは1つまでだよ


ロウェナ「ねえ、ソロモンって知ってる?」

セールスマン「ソロモン? 列王記に出てくる古代の王様ですねえ」

セールスマン「偉大な知恵者で、悪霊を従えていたとかって伝承もあったりしますね」

リエル「…ま、普通にソロモンって言ったら、そうなっちゃうよね」

ロウェナ「それじゃないソロモンなんだけど…」

セールスマン「ソロモンの指輪とか、いいですよねえ。指にはめたら、動物と会話ができるとか…」

セールスマン「ソロモン72柱とか…悪魔を72も従えちゃってるなんて、すごい人ですよねえ」

セールスマン「そうそう、このモスクワでソロモンと言えば、最近…それ名乗ってる人がいるそうですね」

リエル「え、知ってるの?」

ロウェナ「教えて」

セールスマン「そうですねえ…。教えてと言われましても…」


 【安価下2】
 1 ソロモンと名乗る人物について
 2 ソロモンをボスとした、マフィア組織について
 3 その他、どんなこと知りたいんや? 1つだけやで


セールスマン「モスクワに現れたソロモンさんは、72人の部下を抱えてるそうですよ」

セールスマン「それで、それぞれにその部下が大なり小なり、自分の配下を持ってて、規模としては1000人に近いとか」

ロウェナ「1000人…」

リエル「ひえー…」

セールスマン「中にはグラスパーもいるとかで、ロマノフさんという人がモスクワを出ていっちゃったから、モスクワを手に入れようとしてるみたいで」

セールスマン「密輸だとかで色々とお金儲けをしてて~、元々はロシアどころか、外国の方にいたらしいですよ」

セールスマン「それで、モスクワを手に入れようとはしてるけど、本人は出てきてなくて、腹心の部下に任せてるそうで」

セールスマン「けっこう過激で~、敵対者には容赦しないそうです」

ロウェナ「…どうして、そんなに色々知ってるの?」

セールスマン「色々なお客様がおりますから~」

リエル「セールスマンってすごい…」

セールスマン「いえいえ~。何か買っていきません~?」

リエル「……何か、話聞いたし、ちょっとくらい買い物した方がよさげかもよ?」ヒソ

ロウェナ「そうなの…?」ヒソ

セールスマン「何か、お買い上げになられますか~?」ニコニコ


 【安価下2】
 1 歯ブラシ1本
 2 かわいいクッション1つ
 3 でもかーわない
 4 その他、何が欲しいんや?


ロウェナ「…金運グッズとかない?」

リエル「このわたしがいながら!?」

セールスマン「ございますよ~」

セールスマン「よりどりみどり、たくさんございます~」

セールスマン「オススメはこの、日本のお店には必ずあると言われている招き猫です~」

セールスマン「右手を上げている招き猫は、お金を招くと言われてまして~」

セールスマン「左手を上げている招き猫は、お客さんを招くと言われております~」

セールスマン「他にも、金運アップに良いとされているヘビの抜け殻ですとか~」

セールスマン「色々とありますが、何をお買い求めになられます~?」

ロウェナ「うーん…」


 【安価下2】
 1 右手をあげてる招き猫
 2 左手をあげてる招き猫
 3 ヘビの抜け殻
 4 やっぱりかーわない
 5 その他、何ほしいねん?


セールスマン「そうそう、パワーストーンもございますよ~」

ロウェナ「パワー、ストーン? 何それ、すごそう」

ロウェナ「それにする!」

セールスマン「ありがとうございます~」

セールスマン「石を入れられる、小さな巾着もセットです~。首からさげられまーす」

ロウェナ「わあ、綺麗」

リエル「あ、いいなー。わたしも欲しい…」

セールスマン「どうぞ~」

 ワイワイ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 見た目を気に入って、幸運になれるかも、っていうオパールを手に入れた
 4~6 自己実現、目標達成に効果があるかも、っていう真っ黒な石のスピネルを手に入れた
 7~9 金運上昇にちゃんと効果がありそうな、シトリンのパワーストーンをゲットした


セールスマン「お買い上げ、ありがとうございました~」

セールスマン「それでは失礼いたします~」

 バタム

リエル「あー…買っちゃった」

ロウェナ「金運に効果あるんだって」

リエル「ぐふふ…わたしは、ギャンブルに強くなれるとかっていうのをゲットしちゃった」

ロウェナ「やったね」

リエル「これでもう怖いものはなーい!」

<移動販売です~

リエル「あ、男どもの部屋にもいってる」

<何これすげー!?

<なあなあなあ、ギャングっぽいのねえ?

<ございますよ~

ロウェナ「あっち、盛り上がってる…」

リエル「単純だからねー、あっちにいるの」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ホテルにまで、ソロモンが…
 4~9 平和な朝を迎えられたよ


 ――モスクワ市内・シティーホテル・最上階の一室――

ロウェナ「んん~っ…」

ロウェナ「はあ…やっぱり、自分の足で歩けるっていい…」

ロウェナ「便利な世の中だ…」

 ガチャ

イルミア「おはようございます…」

ロウェナ「おはよ。ねえねえ、見て、これ。パワーストーンって言うの」

ロウェナ「シトリンってやつで、持ってると金運が良くなるの」

イルミア(同じの買っちゃった…)

ロウェナ「どうかした?」

イルミア「…な、何でも…」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム270/200
   C コート369/300
   D ピラー89/250
   E アンテナ0/200
   F ステルス0/300
   ※バーニッシュMAXにともなって、アルファベットも変化したから気をつけてね
 2 コミュ
 3 イベント
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 アンテナ 0/200


 アンテナ 93/200

ロウェナ「よーし…」

ロウェナ「歩けるようになったし…イルミア、ケガはもう平気?」

イルミア「もう、大丈夫です」

ロウェナ「…でも、傷残っちゃったね」ナデ

イルミア「あ…は、はい…」

ロウェナ「痛そう…」

イルミア「さ、触られると、ちょっと…///」ドキドキ


 【安価下2】
 1 さて、改めて地下街のイヴァン・オベリスクのとこ行くか
   A イルミアを連れて
   B フリストフォルを連れて
   C スレインを連れて
   D リエルを連れて
   ※複数可、ただしロウェナの他に2人までっす~
 2 コミュ
 3 イベント
 4 その他、自由行動


 えっ、リエルと2人きり…? いい、けども…

―――――

 ――モスクワ市内・地下街――

ロウェナ「何だっけ、えーと…マークのあるドア?」

リエル「指輪とヘビのマークが刻まれてる扉に、イヴァン・オベリスクっていうのがいるって話」

ロウェナ「そうそう、それ」

リエル「じゃ、しゅっぱーつ」

ロウェナ「それわたしの台詞!」

リエル「いーいーじゃーん」

ロウェナ「もー」

 イチャイチャ
 キャッキャ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 地下街が確実にソロモンに侵略されてますな…。グラスパーが3人も同時におでまし(白目
 4~6 グラスパーが2人も同時にあらわれた
 7~9 グラスパーがあらわれたで
  0  無事に辿り着いちゃった☆テヘペロ


 あかんな、これ…

 【安価下2】【安価下3】【安価下4】
 現れた敵グラスパーのお名前おなしゃーす
 ※外国人名で、ね? ロシアに限定はしなくてもええんやで~


 レイザード・グローム
 リュミエル・バイオマス
 ガンバスター
 以上、採用です

 【安価下2】
 レイザードの異能

 【安価下3】
 リュミエルの異能

 【安価下4】
 ガンバスターの異能

 それぞれ、おなしゃーす!

 そして、ここらで一旦休憩入りまする
 ありがとうございました


 再開いたしまするぞよ。割と、かーなーりー、危ない状況! さっさと死んでリトライ狙いもいいかも!? コンマ次第だけど

―――――

レイザード「よーう、お嬢さん達」

 ザッ…

ロウェナ「…?」

リエル「げっ…」

リュミエル「…のこのこと、来たな」

リエル「あれ、後ろにまで…?」

ロウェナ「囲まれた…?」

ガンバスター「うろちょろしてるとは思わなかったな」スゥッ

ロウェナ「え、どっから…?」

リエル「急に出てきた…!?」

レイザード「ちょっと粋がっちゃったなあ。仲良く、あの世に案内してやるよ」


 【安価下1】
 1 やられる前にやる! 水鉄砲じゃい!
 2 ウォーターカッター?
 3 その他、どうする?

携帯からです
いきなりネットに繋がらなくなった(白目
きょ、今日は終わりで…

ごめんなさい


 いやはや、昨夜は申し訳ない
 どうにかこうにかなったので、どうにかこうにか再開です

―――――

リエル「これ、ヤバいって、ロウェナ」

ロウェナ「でも前も後ろも塞がれてて逃げるどころじゃないし…」

レイザード「そら、さっさと死にな…!」

 レイザードが飛び出すと同時、その身体が変化した。
 細かな鱗がびっしりと身体を多い、尻尾が生えてトカゲのような姿になる。

ロウェナ「ここって、来る度にいつもいつも…」

ロウェナ「いい加減にしてよ、ね!」

 シュバァッ

 ロウェナが水を放った。
 超高圧で射出された水をさらに上下左右へ振るい、ぶつかった箇所へ深い切れ目を抉り込む。

レイザード「おお、危ねえ…!」

リュミエル「背後が、がら空きぃっ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 死ぬの速すぎ
 4~6 やべえよやべえよ
 7~9 かろーじて


 いきなりかww

 【00】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 ???「――大人の男性が3人がかりで、少女を囲んで…何をしていらっしゃるのですか?」ニッコリ
 奇数 ?「異能管理機関だ! モスクワ地下街の犯罪者グラスパーを一斉検挙にきた!! 出てこい、怪盗ロキー!」
 ※0は偶数扱いなんやで


エリオ「――大人の男性が3人がかりで、少女を囲んで…何をしていらっしゃるのですか?」ニッコリ

 シュバッ
 ズドォォォンッ

 ロウェナの背後に迫っていたリュミエルの頭を、何かが突き抜けた。
 血をぶちまけながらリュミエルが倒れ込み、暗がりから現れた、柔和な笑みを携えた男にレイザードとガンバスターが警戒する。

レイザード「誰だ――?」

ガンバスター「…邪魔をするならまとめて殺す」ダッ

ロウェナ「え…?」

リエル「どなた…?」

エリオ「おや…相手をしてくださるのですか?」

エリオ「どうもありがとうございます。ですが、――少し、手応えというのがなさそうですね」

 ガンバスターが異能を発動した。
 全身がメタリックボディーになり、両腕からミサイルを撃ち出してエリオールに迫る。

 シュボォッ
 ドッゴォォォォォォォッ

レイザード「ソロモン様に楯突いたことを!」

ガンバスター「後悔しながら死んでいけ!」

 巻き上がった凄まじい粉塵にレイザードとガンバスターが飛び込んだ。

エリオ「申し訳ありませんが、あなた方ではわたしを殺すことは叶わないでしょう」

 ズドォォォォッ
 ドッゴォォォォォンッ

 一瞬だった。
 音が響き、レイザードとガンバスターが粉塵から弾き出される。

 ポイポイッ
 シュドォォォォッ
 ズッドォォォォォンッ

 さらに飛び出したのは、小石だった。
 それが一瞬で目に映らない超スピードになってレイザードとガンバスターの頭を直撃して赤い血と脳漿を炸裂させる。

 シュゥゥゥゥ…

エリオ「…やはり、何の手応えもありませんか」

エリオ「あなた達は、ご無事ですか?」ニッコリ

リエル「」

ロウェナ「…うん…」

リエル「……何この人…?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 …ありがと…
 2 どうしてそんなに強いの? サイボーグなの?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「…ありがと…」

エリオ「どういたしまして」ニッコリ

リエル「やだこのほほえみ、すてき」

ロウェナ「あのね、わたし、カラシニコフ・ファミリーを大きくして、パパを見返したいの」

ロウェナ「だから、入ってくれない?」

リエル「そしていきなり勧誘キタ――――――ー!」

エリオ「そうですか」


 【直下 コンマ判定】(神様なんか加入したらもう全クリ同然になっちゃうから-9)
 1~9 エリオ「しかし、自分のチカラで成し遂げるからこそ、それは意味があるのでは?」


エリオ「しかし、自分のチカラで成し遂げるからこそ、それは意味があるのでは?」

ロウェナ「…そうなの?」

リエル「いやいや、わたしに振らないでよ」

エリオ「お嬢さん、誰かのチカラを借りることができることも、またチカラでしょう」

エリオ「ですがわたしがいると、何もかもを台無しにしてしまいます。だから、そのお誘いはお断りをさせてください」

ロウェナ「…」

ロウェナ「…?」

ロウェナ「………ダメ、ってこと?」

エリオ「ええ」

ロウェナ「ええっ!?」

リエル「おいおいおーい…何この時間差理解」


 【安価下2】
 1 しつこくお願いしてみる
 2 お友達から作戦
 3 ばいばい
 4 その他、自由行動


ロウェナ「じゃあ、お友達になって」

エリオ「お友達ですか…」

リエル「あ、わたしもわたしも!」

エリオ「ふふ…それはお断りすることができませんね」

リエル「じゃあさ、携帯の番号とか教えてよ」

エリオ「…携帯、ですか…」

ロウェナ「持ってないの?」

エリオ「世俗には疎いもので、ポケベルなら、持っているのですが…」

リエル「疎いってレベルじゃなくない!?」

エリオ「持たされていたことはあるのですが、いつも気づいたら壊れてしまっていまして」

リエル「逆にどうしてポケベルだけ無事なんだ…?」

ロウェナ「ぽけ…べ…る…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 口だけでお友達ねー、ってなってさよならした
 4~6 悠々自適に今はモスクワ周辺で暮らしてるらしくて、場所だけ教わった
 7~9 何故かロウェナ達も宿泊してるホテルに転がり込んでくることに…


エリオ「ところであなた達は、こんな場所に住んでいらっしゃるので?」

リエル「まっさかー。モスクワのちゃんとした、ふつーのホテルだよ」

ロウェナ「1番上の階なの」

エリオ「それは素晴らしいですね。わたしは放浪の身で、住む場所も食べる場所も、その都度…」

エリオ「落ち着ける場所があるというのは、何とも…」

ロウェナ「…じゃあ、くる?」

リエル「おう?」

ロウェナ「いつまでいるか知らないけど、友達だし。ね、リエル?」

リエル「そうねえ…」

エリオ「よろしいのですか?」

リエル「いっか」

ロウェナ「やった」

エリオ「では、ありがたく仮住まいさせてもらいましょう」


 【安価下2】
 1 よし、一旦帰ろう
 2 さて、地下街にいるイヴァンを訪ねにいこう
   ※神様はついてきてはくれません
 3 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】
 1~3 何もないよ
 4~9 んんんー?


 をいをい…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 スレイン「し、しししし…師匠ぉーっ!?」エリオ「おや、スレイン。こんなところにいましたか」
 奇数 エリオ「おや…わたしにポケベルで連絡を入れてくるなんて、誰が…?」
 ※0は偶数扱いや


 ――モスクワ市内・シティーホテル・最上階の一室――

 ガチャッ

ロウェナ「ただいま。イルミア、スレイン、友達ができたの」

イルミア「友達――お、大人…?」

エリオ「はじめまして」ニッコリ

リエル「あれ、スレインは?」

エリオ「…」

 ガチャッ

スレイン「イルミアー、ルームサービスっていうの頼んじゃおうぜ。腹減っ…」

エリオ「スレイン…?」

スレイン「し、ししし…師匠ぉーっ!?」

エリオ「おや、スレイン。こんなところにいましたか」

スレイン「な、何っ、何で師匠がいるんだよ!?」

エリオ「彼女達とお友達になりまして、招かれたのですよ」

ロウェナ「師匠…って…スレインが、逆立ちとか目隠ししても勝てないって言ってた?」

エリオ「スレイン…二の腕に、ムダな肉がついていませんか?」フニッ

スレイン「」ガクガクガク

イルミア「スレイ、ン…?」

エリオ「悪いコですね」ニッコリ

エリオ「少し…このコをお借りしますね」ズルズル

スレイン「」ガクガクブルブル

 ズルズル…
 バタム

イルミア「…?」

リエル「何だか、世間って狭い」

ロウェナ「スレインと知り合いだったんだ…意外」


 【安価下2】
 1 コミュ
   ※フリストフォル、スレイン、エリオールは不在です
 2 イベント
 3 地下街に出直すか…
   A イルミアを連れて
   B ひとりで
   C リエルを連れて
 4 その他、自由行動


 ――モスクワ市内・地下街――

イルミア「…何ここ…?」

ロウェナ「あれ? …あ、イルミアは、来たことなかったっけ…?」

イルミア「はい…」

ロウェナ「奥にいるらしいから、行こ」

イルミア(何が?)


 【直下 コンマ判定】(神様出現によりコンマ表が変化しました)
 1~3 神様に一瞬で3人ぶっ殺されたから、超厳戒態勢が敷かれてました(白目
 4~6 神様が一瞬で3人ぶっ殺したから、手練がひとり、配置されてた
 7~9 神様は一瞬で3人ぶっ殺したことで、地下街から大勢の人を逃げさせてしまいました


 大荒れっすな、今日は

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 神様出現により、モスクワを手に入れようとしてた連中が「モスクワやべえ(白目」ってなって逃げ出しまくった模様。地下街もがらーん
 奇数 機関に声をかけられた
 ※0は偶数扱いや


 スタスタ…

ロウェナ「何か、人が少ない…」

イルミア「そうなの?」

<おい、急げ! 早く逃げるぞ!

 バタバタ

イルミア「…」

ロウェナ「ハリケーンでも来てるみたいな感じ…」

イルミア「…な、何か…怖いのが、出たとか…?」ゴクリ

ロウェナ「何だろう…?」


 【安価下2】
 そして、よーやくイヴァン・オベリスクんとこに到着したぜぃ
 1 ドアを粒子の異能で分解して立ち入るぜ
 2 とりあーえーずー、ドア開けて、即水ドバ攻撃
 3 ふつーに入る
 4 どうする?


ロウェナ「ここだ…」

イルミア「…ほ、ほんとに、乗り込むの…?」

ロウェナ「だってそのために来たんだもん」

イルミア「で…でも…」

ロウェナ「じゃ、やろっか」

 シュバァッ

ロウェナ「G・O・B!!」

イルミア「何それかっこいい」

 シュドドドドッ


 【直下 コンマ判定】(異能強度:22-3)
 1~4 一度に分解・再構築できるのは50立方センチメートルが限度のため、大した量も射出できず…
 5~9 殴り込みには上等じゃなイカ?


 コンマ神が今日はハッスルしてますね(白目

 【00】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 イヴァン「ロスチャイルドの娘か…。噂通り、出来損ないのよ――」?「ちっちっちっ、GOBは、こうやるんですよ」
 奇数 ロウェナ「やったっ。これで、一網打じ――」????「誰だろうが、この俺に楯突くものは許さん。ひれ伏せ」
 ※0は偶数扱いなんやで~


 ロウェナがドアを分解した粒子を無数の槍に再構築した。
 分解と再構築を瞬時に行い、槍をドアの向こうの室内に雨のように降り注がせる。

 ドドドドッ

イルミア「…かっこ良かったけど…威力が…」

ロウェナ「…ちぇっ」

 シュゥゥゥゥ…

 室内に一歩踏み入る。
 すると、埃が舞い上がっていた中にシルエットがあった。
 そこから、無傷のヒゲを生やしている男が姿を現してロウェナとイルミアを見据える。

イヴァン「ロスチャイルドの娘か…。噂通り、出来損ないのよ――」

明「ちっちっちっ、G・O・Bは、こうやるんですよ」

 いきなりの声。
 ロウェナとイルミアが振り返ると、そこにパンツスーツを着用した女性がいた。

 ブォォォンッ
 ギラッ

 彼女の周囲に、無数の武器がどこからともなく現れる。
 刀剣、槍などの切っ先がロウェナとは比べ物にならない量で出現し、宙に浮いたままイヴァンに向けられる。

イヴァン「っ――」

明「食らいなさい。G・O・B!!」

 シュバァァッ
 ズドドドドドドドドドォォォッ

 刀剣が次々と放たれた。
 全てにバーニッシュ・プラズマがかけられ、室内を凄まじい勢いで荒らしていく。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 軽傷で凌いだイヴァン
 4~6 イヴァン、大ダメージのまま、さらに明さんが向かってく。ロウェナ達が置いてけぼりなう
 7~9 えっ…これでソロモン編…終わり…?


 何や…
 コンマ神はどんな展開を求めてるんや…?

 ずっと偶数だったけど…ここで奇数出ちゃうのかな…?

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 7~9でも、まだちょびっとは残ってたのに! ほんとのほんとに、もう終わりだよ!!
 奇数 明さんが苦戦しちゃうだとー!? ソロモン編…こりゃ、ベリーハードモードやな
 ※0は偶数扱いや


イヴァン「っ――何だ、お前は…!?」

 ダンッ

明「すこーしだけ、息子に過保護になってる、一般的な母親ですが何か!」

 大量の武器射出攻撃で荒れ果てた室内に、明が飛び込んだ。
 先の攻撃をイヴァンはピラーやコートを駆使して凌いでいたが、それでも傷を負っていた。

 シュバッ
 パシッ

明「せぇえええええ―――――――――――――いっ!」

 明が釘付き金属バットを作り出して握った。
 ピラーの中に閉じこもったイヴァンに、バーニッシュをまとわせて金属バットをフルスイングする。

 バリィィィィィンッ
 ドッゴォォォォォォォォッ

イヴァン「っ…!?」

明「おや、まだ終わりませんよ? 何、ぶっ飛ばされたー、って顔をしてるんですか?」

 ジャキィィィッ

 中空に、銃口が現れた。
 銃身がせり出すように伸び、全容を明らかにすると対物ライフルだった。
 それが、合計50梃も現れてイヴァンを取り囲む。

イヴァン「何――」

明「滅びなさい」パチンッ

 ズドォォォォッ
 ドゴォォォォンッ
 ドガァァァァァッ

 明が指を鳴らした。
 凄まじい轟音が重なり、響き合う。

ロウェナ「…」

イルミア「」

 ドサッ…

明「ふぅ…これで、72人目…と。ああ、久しぶりすぎて、骨が折れた…」

明「全く…由司の発明品を悪用するだなんて…律似でメンタル弱いのに、大事になったらどうなるか…」

 パンパン

明「よし…帰ろ――っと…そういえば、あなた達は…何ですか?」

明「もしかして、あの雑巾に用事とかありました?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 …むしろ…何か、用事終わっちゃった…
 2 なんでそんな強いの? サイボーグなの?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「かっこいい…」

明「そうですか?」

イルミア「むしろ怖い…」ブルッ

明「…おや、それはあまり良くないですね…。そうだ」ゴソゴソ

明「はい、どうぞ。アイス。おいしいですよ」

ロウェナ「おいしいっ」

イルミア「…ありがとう…ございます…」

明「うんうん」

ロウェナ「あのね、わたし、カラ――モガッ」

イルミア「ロウェナ、ロウェナ」ガシッ

ロウェナ「…何?」

イルミア「…も、もしも…この人が、悪い人をやっつける人だったら…」ヒソ

イルミア「その…カラシニコフも、マフィアで…悪い人…だし…」ヒソ

ロウェナ「…そっか…」

明「どうかしました?」


 【安価下2】
 1 勧誘はやめとこう
   ※何かふりたいお話とか、コミュりたいことあれば併記
 2 でもそんなの関係ねー


ロウェナ「ねえ、ソロモンもやっつけちゃったの?」

明「…まあ、そんんことだろうと思ってましたが、やはり…」

ロウェナ「?」

明「ソロモンは、わたしではなく別の人が、今ごろとっちめているでしょうね」

イルミア「…72人目、って…?」

明「ソロモンには72人の部下がいたようで、そこに転がった雑巾が72人目だったんですよ」

明「それで、親玉は今ごろ…どうなっていることやら…。炭化してるんでしょうかね…?」

ロウェナ「あとね、あとね、わたしも、すっごいG・O・Bやりたい。どうすればいいの? 教えて」

明「少ししか見ていませんが、あなたのは異能強度の問題でしょうね」

ロウェナ「異能…強度…? 知ってる?」

イルミア「…知らない…」

明「…まあ、異能の、そのもののチカラですよ。これは個人差があるんですが、あんまり大したことはできないんじゃないですか?」

明「全力でやってあれだったなら、わたしと同じことはできませんよ。まあ、こればかりは年季というやつですから、諦めてください」

ロウェナ「ちぇっ…」

明「まあまあ…もうひとつ、アイスあげますから」

ロウェナ「本当っ? やった!」

イルミア「そんなに食べて…お腹こわさない…?」

明「アイスへの愛があれば、お腹など壊しませんよ。さあ、アイスを愛しましょう!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ソロモン編、完!?
 4~6 イヴァンのアジトにいろいろ転がってた
 7~9 ソロモンの遺産、を明に譲ってもらった


 何なんだよぅ…
 一体、何が何なんだよう、今日は…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 ソロモンの遺産+明と知人
 奇数 ロウェナがアホなもんで、たくさんアイスもらって全部食べちゃってお腹こわした。こんな終わり方でいいんか、ソロモン編
 ※0は偶数扱いなんやで~


 ――モスクワ市内・シティーホテル・最上階の一室――

 ジャ----

ロウェナ「うぅぅぅ…」ゲッソリ

リエル「良くないのでも食べた?」

イルミア「…アイス、7個も食べれば…」

リエル「うわあ…」

ロウェナ「だって…おいしかったんだもん…」

 グゥゥゥギュルゥゥゥゥ…

ロウェナ「うっ…あ…」ヨロヨロ

 バタムッ

イルミア「…」

リエル「乙女として、あかんよ…ロウェナ…」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム270/200
   C コート369/300
   D ピラー89/250
   E アンテナ93/200
   F ステルス0/300
 2 コミュ
 3 イベント
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 ピラー 89/250

 【下2 コンマ判定】(ソロモン編終わってもうた-1)
 1~3 神様がいっちゃった
 4~6 スレインをしごきまくったから、神様がもう明日にはまたどっか行っちゃうんだって
 7~9 何故か神様がスレインと一緒にイルミアまでしごき始めてた。がんば~


 ピラー 125/250

スレイン「」

イルミア「スレイン…大丈夫?」

スレイン「」フワァッ

イルミア(口から何か出てる!? 戻さなきゃっ!)

 パシッ
 グイグイ

スレイン「ぐはっ…」

イルミア「…」

エリオ「わたしは、明日にはもう行きます」

ロウェナ「え、もう?」

エリオ「ええ。スレインをしごくだけしごいたので、すっきりしてしまいまして」

リエル「ゆっくりしてかないの? そうだ、ねえねえ、闘技場でさ…」

エリオ「いえ…わたしは、過去に闘技場を荒らしすぎたので、世界中、どこの闘技場でも出入り禁止になっていまして」

リエル「」

ロウェナ「そんなになんだ」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 イベント
 3 その他、自由行動
 ※このターン終わったら、神様はどっか行っちゃうよ~


ロウェナ「ねえ、エリオール」

エリオ「どうされましたか?」ニッコリ

ロウェナ「エリオールって、何してる人なの?」

エリオ「そうですね…」

エリオ「特にこれといったことはありません」

エリオ「ただ…毎日が退屈でした」

ロウェナ「わたしも」

エリオ「そうですか。それで、わたしは少々、武術を齧っていましたから、それを飽かずに毎日続けてしまいました」

エリオ「いつの間にか、武術の神様などと称されるようになり、気づいたらまともに敵対をしてくれる人さえもいなくなりました」

エリオ「退屈がさらに膨らんでしまい、色々としていましたが…」

エリオ「いっそのこと、わたしを満足してくれる相手を自分で育てたらどうかと思い至り、スレインを仕込んだのです」

エリオ「まだまだ、発展途上ではありますが…いつの日か、と期待を込めて」

ロウェナ「じゃあ暇人なの?」

エリオ「ええ。ですから、暇を潰すために世界中をふらふらと出歩いているんです」ニッコリ


 ↓1~3 神様とのコミュ内容
 ※なきゃあ「なし」でええよ。あと、もう出てっちゃうから、特訓して~とかは、聞いてもらえませんのであしからず


ロウェナ「あのね、地下街で会った人に、異能強度? がね? 低いって言われたの」

ロウェナ「それって特訓の方法とかある? スレインに教えてもらえたりする?」

エリオ「異能強度…それは、そのままにした方がいいでしょう」

ロウェナ「どうして?」

エリオ「スケールの大きな理由で、です」ニッコリ

ロウェナ「?」

ロウェナ「じゃあ…今までで、エリオールが戦った人の中で、1番強かった人とかいる?」

エリオ「今までで、ですか…」

エリオ「…これでも、あなたが想像するよりもずっと長生きをしているものでして」

エリオ「それこそ、グラスパーになる以前のことから、なった後…修行中のこと…放浪を始めてから…」

エリオ「数えきれない出会いと別れと、戦いがありました。どれも経験としてこの身に染みてはいますが、どれも甲乙つけがたい」

エリオ「…ですが…ヒマラヤで何日にも渡り、追いかけっこをした時は楽しかったですね」

ロウェナ「ヒマラヤ…?」

エリオ「ええ」ニッコリ

ロウェナ「………ねえねえ、エリオールって、神様なの?」

エリオ「そう呼ぶ方もいらっしゃいますが、わたし自身はただのしがないグラスパーであり、ひとりの人間です」

ロウェナ「お小遣いくれたりしない?」

エリオ「おや…。お金に困っているのですか?」

ロウェナ「うん」

エリオ「そうですか…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 エリオ「しかし、それもやはり、自分の手で稼ぎましょう。それが生きるということです」
 4~6 エリオ「少しではありますが…せめて、わたしの持ち物全てを置いていきます。それを質にでも持っていけば多少の金になるでしょう」
 7~9 エリオ「大したものではないのですが…わたしが持っていても、身に余ります。これを差し上げましょう」


エリオ「少しではありますが…せめて、わたしの持ち物全てを置いていきます。それを質にでも持っていけば多少の金になるでしょう」

 ゴソゴソ

ロウェナ「えっ」

エリオ「これとこれとこれとこれと…」

エリオ「僅かな着衣だけあれば充分…よし、これも…」


 【安価下2】
 1 何か身ぐるみ剥ぐみたいだから遠慮した
 2 有り難く受け取った


エリオ「どうぞ」ニッコリ

ロウェナ「ありがとう…」

エリオ「いいのですよ」

ロウェナ「でも…そんな、本当に布切れみたいな服だけで…いいの?」

エリオ「ポケベルも持っていますから」

ロウェナ「…」

エリオ「さあ、もう夜も更ける。おやすみなさい」

エリオ「夜更かしをしていると、将来の美人が台無しになってしまいますよ」ニッコリ


 【直下 コンマ判定】(金運上昇パワーストーン+1)
 1~3 数千ルーブルにしかならなかった…
 4~6 数万ルーブルにしかならんかった…
 7~9 地味に高額なものが混じってて、数十万ルーブルゲット
  0  エリオールがこれまでに下した賞金首グラスパーのECが混じってて、どどーんと大金ゲット


 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント151/100 アーム270/200 コート369/300 バーニッシュMAX
    ピラー125/250 アンテナ93/200
 戦闘スキル:狙撃(105/100)

 ――知人――
 イルミア・チェルシー:鎮静と転移の異能 カラシニコフファミリー末裔
 ヴィオ・ロマノフ:暴食の異能 ロマノフファミリーボス
 マグヌス・ニーベリ:ロスチャイルドファミリーの一員 嫌味
 浪川友司:硬化の異能 地下闘技場のファイター 新人狩り
 リエル・ラスプーチン:地下闘技場のギャンブラー
 フリストフォル・ポチョムキン:鎔解の異能 部下 ギャングスター志望
 スレイン・カチューシャ:空気の異能 部下 生意気
 エリオール・コンデンナー:増幅の異能 他称・神様 スレインの師匠


 すげー…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 コンマ一桁で判定
 出た数字×5000万ルーブル
 ※0は「10」扱いやで


 ファッ!?

―――――

 ドドド------ン

ロウェナ「…い、イルミア…?」

イルミア「機関に持っていったら…こん、なに…」

リエル「うっひょほー」

スレイン「師匠…こ、こんなに隠し財産が…」

フリストフォル「何だ、この札束の山!? すげーな!」

イルミア「5億…ルーブル…」

リエル「1000万ドル弱…!」

ロウェナ「…これだけあれば、豪邸足りる?」

リエル「全然、余裕でいけちゃうっしょ」

ロウェナ「やったっ」

イルミア「こんなに…もらって…良かったの…?」

スレイン「…」

フリストフォル「なあなあ、札束の風呂入ろうぜ!」

リエル「お金で遊ぶとか…」

ロウェナ「札束のお風呂って…ガサガサして、気持ちよくなさそう」


 資金5億ルーブルを手に入れました ▽
 豪邸資金を差し引いたため、自由に使える金額は2億ルーブルです ▽


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム270/200
   C コート369/300
   D ピラー125/250
   E アンテナ93/200
   F ステルス0/300
 2 コミュ
 3 イベント
 4 その他、自由行動


 把握!
 次スレです 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part37 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428669801/)

 テンプレ貼るんで少々、お待ちくだされ



 あ、判定だけすましちゃう

 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 ピラー 125/250

 このまま、埋めちゃっておkっす~

テンプレ貼りおわり~
うめ

1000なら豪邸の着工がすごーく早く始まった

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