【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part35 (1000)



 この星には――あなた達の住まう、この星には力がある。
 多様な生命を生み出し、育み、時に滅ぼし、時に恵みを与える。

 地球に芽生えた、知的生命体――人間。
 言語を介し、文化を作り、文明を発展させた人間。
 彼らは時に星の上にあることを忘れ、時に星に畏怖し、星を探究する。

 2XX0年――。
 とうとう、始まりの人間が星の恩恵を知り、その手に握る。
 彼は星の恩恵を『借り/操り』――『掴む/攫む』。

 星の力を『掴んだ/攫んだ』――彼は――始まりのグラスパー。

 彼の出現後、人々は星の恩恵を『借り/操り』ようと躍起になり、とうとうそれを『掴む/攫む』術を見つけ出す。


 星の力を巡る、欲しの物語



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1427456862


 ロスチャイルド・ファミリー。
 世界を震え上がらせることさえできる、世界最大規模を誇るアメリカン・マフィア。

 その娘として引き取られ、育てられてきた。
 けれどある日の抗争に巻き込まれて、膝に癒えない傷を負った。

「ロウェナ、この屋敷にいれば安全だ。だから、ここにいなさい」

 心配という名の、束縛。
 大切にするという名目の、軟禁。

 ああ、退屈だ。
 退屈で、退屈で、退屈で、つまんない。

「ねえ、パパに内緒で聞いて」

「これから家出するから、とりあえず、どっか遠くまで連れてってね」

 それは、支配からの脱却。
 自由を手に入れるための、一大逃走劇!

 そう、わたしは自由を手に入れる!
 そしてパパに教えてやるんだ、――わたしの凄さを!

 カラシニコフ・ファミリーはロスチャイルド傘下のロシアンマフィア。
 そう、まずはそこを乗っ取って、わたしの手腕でスーパーすっごいマフィアに育てる!

 その暁にパパはきっと誉めてくれ――いやいやいや、違った、違った。
 こうすればきっと、パパはわたしを見直してくれるはず! 全てはパパを見返すために!

 ――決意に満ちあふれ、いざ、ロシア!
 カラシニコフ・ファミリーのドアを今、このわたしがくぐる!



 過去スレ
 30までの前スレは、30の>>4を参照してください
 1部 意志を継ぐ者(冬也編)1~4
 2部 暁に咲く黒鉄(明編)4~7
 3部 万雷纏いし闊歩(ハワード編)7~11
 4部 零へ至る道(幸晴編)11~14
 5部 穢れざる黄金(独楽編)14~17
 6部 闇を蠢く救済(デイモン編)18~21
 7部 輝きの乙女(夜子編)22~25
 8部 対峙する宿命(怜&御門編)25~30
 9部 奇跡の祭祀(まつり編)30~34
 10部 ロウェナ編35~

 30 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part30 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425809140/)
 31 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part31 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426154148/)
 32 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part32 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426432863/)
 33 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part33 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426766587/)
 34 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part34 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427219974/)



 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ー
 戦闘スキル:狙撃(69/100)

 ――知人――
 (現在なし)


 ――ロシア・モスクワ近郊――

ロウェナ「あーうー…膝が痛む…」

ロウェナ「雨だ、雨が降る、きっと!」

ロウェナ「…」

ロウェナ「…ここにいろ、って言われたきり…どっか行っちゃったし…」

ロウェナ「…どこに行ったんだろ…?」

ロウェナ「おーい…置いてったー? まあ、余裕だけどさー、それならそれで、一言くらい言えよぅ」


 【安価下2】
 パパンの右腕の息子のお名前おなしゃす
 ※日本人名だといいな

 【採用安価のコンマ判定】
 1~3 呼んでも呼んでも反応なし。…あれ、ほんとに置いてかれた…? ムリ言い過ぎたかも…?
 4~6 ロウェナとタメのヤングなボーイだよ。性格はクール系
 7~9 頼れる感じの年上の兄ちゃんなのさ。面倒見もいい


ロウェナ「リョーマ~?」

ロウェナ「…んもう…どこ行ったの、こんなとこに置いてけぼりにして…」

 ザッザッ…

亮真「おーい」

ロウェナ「あ、良かった、帰ってなかった…」ボソ

亮真「カラシニコフ…ファミリー…だったか」

亮真「それの場所を調べてきた」

ロウェナ「んじゃ、早く行こ」

亮真「ああ、行こうか。…………にしても、何で家出で、こんなところまで…?」

亮真「家出ならフロリダでも、ニューヨークでも…」

ロウェナ「何言ってるの、リョーマ」

亮真「?」

ロウェナ「カラシニコフを乗っ取って、わたしのものにするの」

亮真「は?」

ロウェナ「弱小のちっぽけで、みみっちいところなんでしょ?」

ロウェナ「それをね、すっごーいのにしちゃったら、パパも見直してくれるでしょ?」

亮真「…俺、仕事が…」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 仕事でしょ。わたしについてくるのが
 2 じゃあ、仕事行っていいから5秒で戻ってきてね
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「仕事でしょ。わたしについてくるのが」

亮真「いや、断じて違う」

ロウェナ「なんで?」

亮真「何でって…いいか、そもそもな、俺はキミの付き人でもなんでもないんだ」

亮真「いきなり呼び止められて、家出するから遠くまで連れていけ、って言われたからそうしただけで――ここまで、分かるか?」

ロウェナ「…?」

ロウェナ「で、なんで?」

亮真「…もういい…」

ロウェナ「じゃ、カラシニコフのところ行くから案内して、早くっ」

亮真「…へいへい…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ゆっきーが暗黒面に落ちてた時に襲撃した、あのマフィアがカラシニコフで…かなーり昔に壊滅したきり、そのまま状態。人員0です
 4~6 訪ねていったら、からかってんのかァてなって襲われた(白目
 7~9 今にも息を引き取りそうな爺さんがボスらしくて、人員はその孫だけ…ファミリーてか、普通に家族状態やで…


 ガンガンガン

ロウェナ「開けて、ほら、早く!」

 ガンガンガン
 ガチャッ…

少年「…誰、ですか…?」

ロウェナ「絵に描いたような赤毛にそばかすのロシアボーイ…」

亮真「こちらは、ロスチャイルド・ファミリーのご令嬢がひとり、ロウェナ様だ。入れろ」

少年「ろ…ロスチャイルド…ファミリー…? まさか…!」

少年「どうぞ、どうぞ! 爺ちゃんが、爺ちゃんがっ…!」

ロウェナ「じいちゃん…?」

亮真「何だ…?」

少年「き、汚いですけど…早くっ…!」ギュッ

ロウェナ「ちょっと、手…引っ張っても、早く歩けないんだかっ――わっ」

 ガシッ

亮真「っとと…セーフ…。おい、少年」

少年「あっ…すみませ――」

亮真「次、ロウェナ様にそんなマネしたら、心臓だけ引きずり出して雪に埋めるぞ?」ギロッ

少年「っ…す、すみませんすみませんっ…!」

ロウェナ「もう…何、一体…?」

少年「じ、爺ちゃんが、もう…あの、その…とにかく、で、できるだけ、お急ぎになられてこちらに…!」

 トトトッ

ロウェナ「…何あれ?」

亮真「爺ちゃん爺ちゃんて…無礼なガキだな…」


 【安価下2】
 この少年のお名前と、年齢おなしゃす
 ※純ロシア人だから、それっぽいお名前がいいなー

イルミア・チェルシー 11


 年齢の併記がなかったんで、ずらしてって、>>20を採用します

―――――

カラシニコフ「いる…みあ…や…。お客か…?」

イルミア「爺ちゃん、ロスチャイルドのお嬢さんだって人が…!」

ロウェナ「…」キョロキョロ

ロウェナ「…きったないお部屋…埃っぽいし…。それに…」

亮真「死にかけのジジイ…」ボソ

イルミア「きっと、ほら、爺ちゃんのために、ロスチャイルドの人が寄越してくれ――」

カラシニコフ「これは…ロスチャイルドの…すみませんの…」

カラシニコフ「はるばる…遠くからいらしてくれたのに…できてない孫でして…」ゲホゲホッ

イルミア「爺ちゃん…?」

ロウェナ「体がよくないの?」

カラシニコフ「もう…そろそろ、迎えがきていまして…」

カラシニコフ「医者にも、匙を投げられ…て…」

カラシニコフ「どういった…ご用件で…?」

亮真(死臭がするな…。末期患者が集まってる病院で嗅ぐ…あの、悪臭…)

ロウェナ「用件?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 このファミリー、わたしのものにしにきたんだけど…譲ってくれるよね?
 2 …そんなの後でいいけど…起きていいの? つらそうだよ?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「…そんなの後でいいけど…起きていいの? つらそうだよ?」

カラシニコフ「どうせ…いつ尽きるとも知れぬ…終わりかけの、最期のひととき…」

カラシニコフ「孫がおろおろしているだけのを見るよりかは…こうして…まだ見ぬ方とお話ができた方が…」

イルミア「爺ちゃん…」

ロウェナ「ふうん…。最後って、何が?」

亮真「…」ハァ

カラシニコフ「ははは…マフィアだなどと…のたまって、こうして…天寿を全うするとは…思いもしていませんでした…」

カラシニコフ「これから…老いぼれらしく…枯れ枝のようにひからびた姿で…あの世へ向かいます…」

ロウェナ「それ、死んじゃうってこと?」

カラシニコフ「ええ…」

カラシニコフ「ですが…こんな時に…あなたが現れた…」

カラシニコフ「どうぞ…ご用件を…。今はもう…とうに廃れた、おちぶれたマフィアではありますが…当主として…聞かせてください…」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 このままあなたが死んだら、このファミリー、どうなるの? わたしがもらっていい?
 2 死にかけてるのに用件なんて…。いいから、寝てたら?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「このままあなたが死んだら、このファミリー、どうなるの? わたしがもらっていい?」

カラシニコフ「…ファミリー…ですか…?」

イルミア「もらっても…って…」

カラシニコフ「はは…お譲りするのは…かまいませんが…」

カラシニコフ「ここにあるのは…このあばら屋と、できのわるい孫だけ…」

カラシニコフ「ロスチャイルドのお嬢様に…とても見合うものではないと思われますが…」

ロウェナ「…別にいいの。パパを見返すの」

カラシニコフ「見返す…ですか…?」

ロウェナ「そう。こんな、何もないファミリーをね、すごいファミリーにすればパパが見直してくれるから」

ロウェナ「だから、わたしがそうしてやるの」

カラシニコフ「そうですか…ふふ…ふははは…」

イルミア「爺ちゃん…おかしくなっちゃったの? 大丈夫…? 爺ちゃん、爺ちゃん…!」ユサユサ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 カラシニコフ「しかし…それは…イルミア――この…孫と、お話をしてください…。後のことは…このイルミア…に…」
 4~6 カラシニコフ「よろしいでしょう…いえ、よろしいというのもおこがましい…。どうか…頼みます…イルミア…も…どうか…」
 7~9 カラシニコフ「何もありませんが…どうぞ、お好きになさってください…。ただ…イルミアだけは…どうか…置いてやってください…」


カラシニコフ「よろしいでしょう…いえ、よろしいというのもおこがましい…。どうか…頼みます…イルミア…も…どうか…」

イルミア「爺ちゃん…?」

カラシニコフ「できが悪く…大した取り柄も…ないですが…これも、カラシニコフの系譜の男…」

カラシニコフ「よろしく…お願いいたし…ま…」

ロウェナ「…?」

亮真「…」

イルミア「爺ちゃん…! 爺ちゃん、起きて…起きてよっ…爺ちゃんっ…!」ユサユサ

カラシニコフ「…」

イルミア「っ…じ…いちゃ…ん…」

イルミア「じいちゃぁん…」

ロウェナ「…死んじゃった、の…?」

亮真「どけ、ガキ」

亮真「…脈なし…」

 カチッ

亮真「…瞳孔も…ダメか…」

亮真「16時39分…死亡だな…」

イルミア「っ…そんな、起きて…爺ちゃん、これから…どうしたら…?」

イルミア「じいちゃ――――んっ!」

ロウェナ「……ねえ、リョーマ? 結局…このファミリー…もらっていいの?」

亮真「こぶつきでな」

ロウェナ「こぶ…?」

亮真「あのガキの面倒を見ろ、って」

ロウェナ「じゃあ、わたしの部下も同時にできちゃったってこと?」

亮真「そうだな」

ロウェナ「ふうん…」

ロウェナ「…イルミア…だっけ? あなた」

イルミア「…?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 …お爺ちゃんが好きだったの、何? それと一緒に、土に埋めてあげたら?
 2 これからは、わたしがあなたのボス。…それでいい?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「これからは、わたしがあなたのボス。…それでいい?」

イルミア「ボス…って…でも、爺ちゃん――」

亮真「…ボスの質問だぞ、すぐに返事をしろ」

イルミア「っ…は、はい…」

ロウェナ「…よろしくね、イルミア」

イルミア「…はい…」

ロウェナ「…お爺ちゃん、埋めてあげたら?」

ロウェナ「泣いても生き返らないんでしょ?」

イルミア「…」

ロウェナ「…どうかした?」

イルミア「……いえ…」

ロウェナ「…リョーマ、お茶が飲みたい」

亮真「…はいよ」


 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ー
 戦闘スキル:狙撃(69/100)

 ――知人――
 澄刀亮真:ロスチャイルドファミリーボスの右腕の息子
 イルミア・チェルシー:カラシニコフファミリー末裔


―――――

 一旦、ここまでです
 ありがとうございました

 …お調子者って、何だっけですみません
 こ、これからはね…うん、できるだけ…

>>1粒子の異能:50立方センチメートル程度の物体を粒子に分解するのが精一杯
これって部分的に使えますか? 大きな壁の一部に穴を開けるとか、相手の立っている地面を崩すとか


 イルミアのお名前についちゃあ、あれっすよ
 本当はね、ファミリーネームをカラシニコフにしようかと思ってたけど、中ポチで区切ってあったから、ああそうか、と思って

 きっと、どっかで名字変わったのさ
 死んじゃった爺ちゃんの子が娘しかいなくて、どっかに嫁いで、イルミアが生まれて、でも多分あれこれあって爺ちゃんに引き取られたのさ

 だから、ファミリーネームがカラシニコフじゃなくて、チェルシーになってるんだよ、きっと!

 >>43
 できますよ~
 もし、アルマ様なみの強度だったら、おっきいビルを一瞬で全部粒子にしちゃう~とか桁外れなんだけどね
 いかんせん、強度が低めだから体積にして50立方センチが限界、っていうだけなんです
 硬さとかはガン無視できちゃうし、イージスソルジャー相手なら、けっこう有利に立ち回れると思います
 あと、武器持ちの相手とかね

 ただし、生物には通用しません


 さて、後半戦、始めてよござんすか~?

 【安価下1】
 1 ゴーゴゴー!
 2 ドラクエヒーローズやっていいの? やったー! まだ始めたばっかりなんだ~


 え、マジで?
 いいの? お言葉に甘えるよ?

 でも、待機してくれてた人も…おるんやろう?
 いいの? マジで? 別にどっちでもいいんだけど…やっぱ後半戦、やる?


 ありがたいお言葉が…
 でもね、安価とコンマにつきあってくれる人がいてこそだしね?

 やるよ、後半戦
 1時間か、2時間で終わるけども

 おつきあいしてくだされば幸いでございます

 【直下 コンマ判定】
 1~3 亮真「じゃ、俺帰るから。バイビー」
 4~6 ロウェナ「え、帰るの?」亮真「ええ?」ロウェナ「いてよ」亮真「えー?」
 7~9 亮真「帰るわ」ロウェナ「やだ」亮真「やだて…」ロウェナ「やーだー」


 ――モスクワ近郊・カラシニコフファミリーアジト(ボロ屋)――

ロウェナ「え、帰るの?」

亮真「ええ?」

ロウェナ「いてよ」

亮真「えー?」

ロウェナ「…いて」

亮真「だって俺、仕事が…」

ロウェナ「【安価下1】」

 1 …じゃあ行けば? わたしを放り出して、行けば?
 2 …仕事とわたし、どっちが大事なの?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「…じゃあ行けば? わたしを放り出して、行けば?」

亮真「…」

ロウェナ「行けばー?」

亮真「…じゃ、これで」

 バタムッ…

ロウェナ「えっ…?」


 【安価下1】
 1 呼び止める
 2 行っちゃった…


ロウェナ「待って、待ってってば…!」

 ガチャッ

亮真「…」スタスタ

ロウェナ「リョーマ!!」

亮真「何さ? 行っていいんだろ?」

ロウェナ「待って、行かないで」

亮真「やだよ、行くよ。行けば、っつったろ?」

ロウェナ「やっぱり行かないで!」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 亮真「自分の発言には責任を持つべきだ。それじゃあな」ロウェナ「…リョーマのバカ!」亮真「好きに行ってくれ…」ヒラヒラ
 6~9 亮真「…しゃあねえお嬢様だな…」ロウェナ「それでいいの」


亮真「…しゃあねえお嬢様だな…」

ロウェナ「それでいいの」

亮真「俺はお嬢さんの部下じゃあ、ないんだけどな」

ロウェナ「パパの部下でしょ?」

亮真「大本は、な? 俺の上司は、俺のパパなわけ。分かる?」

ロウェナ「じゃあパパでしょ?」

亮真「…パパじゃなくて、俺のパパなの。親父なの」

ロウェナ「じゃあパパじゃん」

亮真「…もういい」ハァ

ロウェナ「意味わかんない」

亮真「そうかよ…」


 【安価下1】
 1 これからどうすればいいんだろ?て考えてみる
 2 その他、自由行動


ロウェナ「イルミア? イルミア、どこー?」

亮真「…」フワァァ

ロウェナ「リョーマ、欠伸しないでイルミアどこにいるか探して」

亮真「上の階だろ…」

ロウェナ「階段上がるの大変だから呼んできて」

亮真「…へいへい」

 スタスタ…

ロウェナ「…」

 スタスタ

亮真「おら、お前のボスがお呼びだ」

イルミア「な…何ですか…?」

ロウェナ「…えーとね」

イルミア「…」ドキドキ


 【安価下1】
 1 ボスになるけど、文句ないよね?て確認をしてみる
 2 その他、何をするんや?


ロウェナ「わたしが、ボス」

イルミア「………はい…」

ロウェナ「文句ない?」

イルミア「え?」

亮真「…」ジロッ

 ビクッ

イルミア「え、えっと…あの…」

亮真「ボスの質問だぞ、はっきり答えろ」

イルミア「は、はいっ…えと…ええっと…」オドオド


 【直下 コンマ判定】
 1~3 イルミア「も…もしも…ヤダ、って…言ったら…? きょ、拒否権、みたいのって…」
 4~6 イルミア「…お…お給料とか…もらえるんです、か…?」
 7~9 イルミア「…な、ないです…文句なんて、何も…」


イルミア「…な、ないです…文句なんて、何も…」

ロウェナ「そっか、それならいいの」

ロウェナ「ま、そうだよね。わたしの部下なんだから、光栄でしょ?」

イルミア「はい…」

亮真「…」

ロウェナ「…あとはね?」

イルミア「何、ですか…?」

ロウェナ「【安価下1】」

 1 …もう終わり
 2 腕っ節は?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「腕っ節は?」

イルミア「…腕っ節…?」

ロウェナ「腕っ節」

イルミア「…け、喧嘩みたいなこと…ですよね…?」

ロウェナ「抗争があったら、どうなるの?」

ロウェナ「強いの?」

イルミア「抗争…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 イルミア「………ぜ…全然、何も戦力には…」
 4~6 イルミア「…グラスパーだけど…なりたて、で…。何も…」
 7~9 イルミア「じ…自信はあんまり、ないけど…一応…は…?」


イルミア「………ぜ…全然、何も戦力には…」

ロウェナ「使えないんだね」

イルミア「…はい…」シュン

ロウェナ「分かった」

イルミア「すみません…」

ロウェナ「…別にいいよ、気にしないから」

イルミア「…そう、ですよね…。どうせ…僕、なんか…」

ロウェナ「…どうせ、なの?」

イルミア「え?」

ロウェナ「…そこまで?」

イルミア「…はい…」

ロウェナ「…ふうん」

イルミア「…」

ロウェナ「……じゃ、好きにしてていいから」

イルミア「…あ…はい…」


 【安価下1】
 どうしよう?
 1 これからのことを考えてみる
 2 その他、自由行動


ロウェナ「…」

ロウェナ(パパを見返すために、このファミリーをすごくする)

ロウェナ(すごくするためには…)

ロウェナ(…………)

ロウェナ(…………)

ロウェナ「……………?」

ロウェナ「…………………すごくするって、何…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロウェナの脳内はクエスチョンマークで覆い尽くされた!!
 4~6 イルミアがあらわれた
 7~9 見兼ねた亮真が口を挟んできた


ロウェナ「…?」

ロウェナ「……うーん…」

ロウェナ「…んんん…?」

ロウェナ「………うん…?」

ロウェナ「何すればいいの…?」

 ポツン

ロウェナ「…?」

ロウェナ「まあいいや」


 【安価下1】
 1 コミュ
   ※相手も併記だよ
 2 狙撃訓練(69/100)
 3 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】
 コンマ一桁分加算
 狙撃技術 69/100
 ※100/100到達で“静止している物体に百発百中になる”ということになるので、
  それ以上にならないと動いている的相手だとなかなか当たりません。100/100で実戦に耐えうる技能となります


 狙撃技術 78/100

 パァンッ…

ロウェナ「うーん、いい音…」

ロウェナ「ふっ…」

ロウェナ「手の痺れる感覚とか、最高…うっとりしちゃう…」

ロウェナ「~♪」

 パァンッ…

ロウェナ「今日も絶好調~♪」


 【安価下1】
 1 コミュ
 2 狙撃訓練(78/100)
 3 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(身体能力最弱のため、最高値4で固定)
 コンマ一桁分加算
 狙撃技術 78/100
 ※狙撃訓練は日に何度でも、連続で行えますが身体能力があまりにも低すぎるため、どんどん得られるポイントの最高値が減ります


 狙撃技術 82/100

ロウェナ「意外といいな、ここ」

ロウェナ「ダメってうるさく言うパパのつけたお目付役もいないし」

亮真「…コホン」

ロウェナ「リョーマ、風邪? うつさないでよ」

亮真「…はぁ…」

ロウェナ「なに?」

亮真「何でも…」


 【直下 コンマ判定】(前スレ>>1000のイベント襲来)
 1~3 謎の男が、いきなり襲撃をかけてきた(白目
 4~6 謎の男が、いきなり上がり込んできて、互いに誰だお前、てなった
 7~9 謎の男が訪ねてきた…。誰?


ロウェナ「お腹が減ったわ」

亮真「俺はお嬢様の部下じゃないんでね、自分の世話しかしないぞ」モグモグ

ロウェナ「分けてくれてもいいのに」

ロウェナ「…イルミア、イルミア~?」

 トトトッ

イルミア「はい…?」

ロウェナ「お腹が減ったから、夕飯を作ってくれる?」

イルミア「夕飯…あの…お金が、もう、1ルーブルもなくて…」

ロウェナ「何それ? ご飯は?」

イルミア「…パンの、欠片くらいなら――」

亮真「お嬢様っ…!」ガシッ

ロウェナ「な、何っ…!?」

 ドッゴォォォォォォッ

?「グラスパー…誰だ、貴様ら?」チャキッ

ロウェナ「…だ、誰って、そっちこそ…!」

?「…排除する」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 いきなりですが、死亡です
 4~6 亮真が応戦…
 7~9 イルミアが間に入った。知り合い?


 いきなり死亡は、免れてラッキーだね!
 でもって、気にしてる人がいた、セカンドさんがやって来たよ!!

 【安価下2】
 セカンドさんの本名おなしゃす
 ※ロシアにいるてことは、セカンドさんはロシア人だったんだね! ロシア人名でお願いね!!


 てか、下2じゃなくて、下1だったね…
 まあ、結果オーライ…すまんの、間違っちゃって

―――――

イルミア「あ、アーロンさん…! ストップ、ストップ…!」

 バッ

亮真「っ…」ピタッ

アーロン「…イルミア…」

ロウェナ「何、知り合い?」

イルミア「は、はい…えっと…その、何て言ったらいいか…」

イルミア「何年か前に、ふらっと倒れてたところを助けて…それで、爺ちゃんと、僕のところに、時々、顔を見せに来てくれてた人で…」

アーロン「…ジジイはどうした?」

イルミア「…爺ちゃんは…つい、さっき…」

アーロン「…死んだか。こいつらは、何だ?」ギロッ

イルミア「え、えっと…ロスチャイルドファミリーの人で…」

ロウェナ「ロウェナ・ロスチャイルド」

アーロン「何故、それがここにいる?」

ロウェナ「このファミリー、わたしのものなの」

イルミア「…みたい、でして…」

アーロン「…ジジイに備えておけ」バサッ

イルミア「は、はい――お花…?」

アーロン「…じゃあな」


 【安価下1】
 1 見送る
 2 その他、自由行動


ロウェナ「待って」

アーロン「…」ジロッ

亮真「…」ギロッ

 バチバチッ

ロウェナ「このファミリーに、入る?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 アーロン「舐めた口を利くな、小娘」
 4~6 アーロン「…ジジイとイルミアに免じて、見逃してやる。次はない」
 7~9 アーロン「…ふんっ」


アーロン「…ふんっ」クルッ

 ザッ…
 ガシッ

アーロン「…」ギロッ

亮真「その態度は何だ? バラすぞ?」ギロッ

イルミア「あわわわ…」

ロウェナ「いやなの?」

アーロン「…」バシッ

アーロン「何故俺が、誰かに従わないとならない?」

ロウェナ「【安価下1】」

 1 暇そうだから
 2 わたしに従わないなんて、あなたバカ?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「お爺ちゃんやイルミアのいる、ここを守るためだけど?」

アーロン「そんな義理はない」

ロウェナ「じゃあどうして、お花持ってきたの?」

アーロン「お前に何の関係がある?」

ロウェナ「ここはわたしのファミリーにしたから」

アーロン「だったら…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 アーロン「お前を排除する――」
 4~6 アーロン「二度と、こんなところにくるか」
 7~9 アーロン「出て行け。お前は必要ない」


アーロン「出て行け。お前は必要ない」

ロウェナ「やだ」

ロウェナ「わたしはここにいなきゃいけないから」

アーロン「なら力ずくだ」

イルミア「ま、待ってくださいっ…! あ、あの…あ、争わないで…」

アーロン「っ…」

ロウェナ「どうして、そんなにわたしのこと嫌なの?」

アーロン「理由なんかあるものか」

ロウェナ「じゃあ、いいじゃん」

イルミア「あ、あの…」オロオロ

アーロン「さっさと、消えろ」

 ザッ…

亮真「…」ペッ

イルミア「あ、アーロンさんっ…!」

ロウェナ「変なの…」

イルミア「ぇ…あ、あの…」

ロウェナ「【安価下1】」

 1 お腹へったから、早く夕飯を用意してくれる?
 2 何、イルミア?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「何、イルミア?」

イルミア「な、何って…その…」アタフタ

ロウェナ「…?」

イルミア「あ、アーロンさんが…」

ロウェナ「行っちゃうのが嫌なら行ったら?」

イルミア「ぇ…」

ロウェナ「変なこと言った?」

イルミア「い…いいんですか…?」

ロウェナ「何でダメなの?」

イルミア「…………い、行ってきます…!」タタタッ

ロウェナ「………リョーマ、お腹減った」

亮真「…はぁぁ…」

亮真「お嬢さん…大物だよ、あんたは」

ロウェナ「当たり前じゃない。誰だと思ってるの?」

亮真「…ロシア、か…。ボルシチでも、作ってみるか…。味は保証しないぞ」

ロウェナ「おいしくなきゃやだ」


 【直下 コンマ判定】
 アーロンを追いかけたイルミアは…
 1~3 拒否られてた…
 4~6 アーロンに叱られてた
 7~9 アーロンを連れ戻してきた…?


ロウェナ「ふぅ…お腹いっぱい」

亮真「…皿の半分しか食ってないのに?」

ロウェナ「うん」

亮真「…ちゃんと食わないと大きくなれないぞ」

ロウェナ「いらないんだもん」

亮真「…そうかよ」スッ

ロウェナ「捨てないで。イルミアに残しておいて」

亮真「…おやさしいこって」

<ガチャ

ロウェナ「帰ってきた?」

亮真「…あのグラスパーもか…」ボソ

ロウェナ「何してるの?」

亮真「さあ?」


 【安価下1】
 1 覗きにいく
 2 いいや、別に


ロウェナ「じゃ、見にいこっと」

 スタスタ…

亮真「…」

ロウェナ「あ、この壁、穴空いてる…。ボロい…」

ロウェナ「えーと…?」ヒョイッ ←覗き込んだ

イルミア「アーロンさん…あの、僕は…」

アーロン「そうやって、何もかも、自分で決めることができない」

アーロン「だからお前はダメだ」

イルミア「で…でも、爺ちゃんが、最期に…」

アーロン「ジジイが何と言おうが、お前が決めることだ」

アーロン「言われるままにしか動けないくせに、お前は何もできやしない」

アーロン「お前のようなのは、飯を食ってクソを垂れ流すだけ、壊れた家電以下の存在価値しかない」

イルミア「…」

アーロン「…この近くにはいる」

アーロン「…身の振り方は、自分で決めろ」

アーロン「……スクラップのまま生きるなら…俺のことなど、忘れてかまわない。じゃあな…」

 バタムッ…

イルミア「…」

ロウェナ(…………?)

ロウェナ(……………何を喋ってたの…?)



 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ー
 戦闘スキル:狙撃(82/100)

 ――知人――
 澄刀亮真:ロスチャイルドファミリーボスの右腕の息子
 イルミア・チェルシー:カラシニコフファミリー末裔
 アーロン・イグナチェフ:謎の男 イルミアを気にかけてる?



―――――

 今夜は、ここまででござる
 ありがとうございました

 セカンドこと、アーロンさんは、あれよ
 前スレ>>1000を汲んで出しはしたけど、仲間とか、味方になるとは書かれてなかったからね(ゲス顔
 そうそう簡単に仲間にはできないぜ! 難易度高めだからがんばや! 仲間にしたいのなら、ね?

見返すとロスチャイルドとの関わりを聞く安価で
『もちろん、ロスチャイルド・ファミリーに名を連ねて、血を受け継いでいるマフィアの娘のひとりですが、何か?』が選ばれてるけどその後に養子設定の安価…教授いったいこれは?


 >>130-131
 あっ…
 えーと、ほら…あのさ?
 ………ゼウスさんが、実はロスチャイルドの血筋じゃないんじゃね?
 婿養子的な…でもって、ロスチャイルドに生まれたけど関係なく暮らしてた人が実の親で
 わちゃわちゃあってこう…ロスチャイルドとの縁が切れかけてたところで、養子になった的な…?

 う、うん…
 うん…

 じゃあ、始めまするぞ?


 【直下 コンマ判定】
 1~3 カラシニコフがものすっごーく、貧乏すぎて新興マフィアが借金の取り立てにきてる件
 4~6 カラシニコフがものすっごーく、貧乏な件
 7~9 カラシニコフが貧乏すぎる件について


ロウェナ「――イルミア、ガスが止まったみたいなんだけど」

亮真「…水も、電気も、ダメになったな」

イルミア「すみません…お金が、なくて…止められちゃって…」

ロウェナ「そんなに貧乏なの?」

イルミア「はい…」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 どうにかしてくれる?
 2 じゃあ、お金稼いできてよ
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「リョーマ、何かいい案ある?」

亮真「さあ?」

亮真「俺はここに間借りしてるだけで、どうだっていいんでね」

亮真「水、電気、ガスとライフラインが止められてるんじゃ、ここにお嬢さんを長居はさせらんないな」

亮真「帰ろうぜ」

イルミア「えっ…あの…そしたら、僕は…?」

亮真「知ったこっちゃねえ。さ、お嬢様?」

ロウェナ「やだ。パパを見返してないもん」

亮真「…ああそうですか…」

ロウェナ「イルミア、何でここ…こんな貧乏なの?」

イルミア「何で…って言われても…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 イルミア「何年か前に…新興マフィアが現れて…何もかも、むしり取られて…」
 4~6 イルミア「…稼ぎがなくて…。僕が生まれたころには、マフィアなんて言えるほどのものじゃなくて…飢えて、ファミリーも…」
 7~9 イルミア「爺ちゃんが、モスクワにお店やって、オーナーだったんですけど…それ、騙されて、取られちゃって…」


イルミア「何年か前に…新興マフィアが現れて…何もかも、むしり取られて…」

イルミア「その抗争で、ファミリーも皆、いなくなっちゃって…」

イルミア「住んでたところも、お金も…しのぎも、全部…」

ロウェナ「…えーと…?」

イルミア「…と、とられたんです、全部」

ロウェナ「そ、そう、ふーん?」

ロウェナ「何で取り返さないの?」

イルミア「何でって…そんな力ないですし…あっちは人数も多いし、グラスパーだっていて…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 亮真「じゃあ、カラシニコフはロスチャイルドから切り捨てるよう進言しておこう。お嬢様、ここはうちとは関係がない。帰ろう」
 4~6 亮真「お嬢様、先に言っとくが俺は何も手伝う気はない」ロウェナ「ケチ」
 7~9 亮真「お前もグラスパーだろ?」ロウェナ「そうなの?」イルミア「…え?」


亮真「お前もグラスパーだろ?」

ロウェナ「そうなの?」

イルミア「…え?」

亮真「…アンテナに反応してるんだ、グラスパーだ」

イルミア「……そう、なんですか…?」

亮真「…はぁ…」

 パシュンッ…

イルミア「…あれっ…?」

ロウェナ「今、何か…?」

亮真「今のが、アンテナ。近くにいるグラスパーの位置を把握するために使うグラスプスキル」

亮真「わざと分かるようにして使ってやったけど、何かは感じただろ? だったらグラスパーだ」

亮真「だからお前はグラスパーだ」

イルミア「…………自覚が、ないんですけど…何かの、間違いじゃ…?」

亮真「…強度が低すぎて、使ったことも、使えたとしても何も目に見える変化がなくて気づかなかった、てとこだ」

亮真「無力に変わりはないな」

イルミア「…僕が…グラスパー…」

ロウェナ「じゃあ、戦えるじゃない」

イルミア「で、でも…そんな、急に…何がどうなってるかも分からないのに…」

ロウェナ「貧乏はもう、嫌なの」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 ちょっと行って、取り返してきて
 2 とにかくどうにかして
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「取り返しに行くから、ついてきて」

 スクッ

イルミア「え、えっ…今からですか…?」

ロウェナ「だってやだもん。早くして」

イルミア「あ、あの…だって、あいつら、数も多いし、怖いし…」

ロウェナ「それが何? 早く!」

イルミア「は…はい…」

亮真「やれやれ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 気づいたら亮真が消えてた。あれっ?
 4~6 亮真はついてこなかった
 7~9 だるそーに亮真もついてきたけど、何もしないて公言してる


 【安価下2】
 新興マフィア!
 何ファミリーなの? てるみーぷりーず!


 ――モスクワ市内・ロマノフファミリー・事務所――

イルミア「こ…ここです…」

ロウェナ「そう。…リョーマ」

イルミア「…あれ…?」

ロウェナ「…リョーマ?」キョロキョロ

ロウェナ「どこに…もう、嫌になっちゃう…」

ロウェナ「イルミア、2人でやるから」

イルミア「ええっ!? で、でも、あの…」


 【安価下2】
 1 ドア開けて発砲やで
 2 ドア開けて、返せ、って言うで
 3 その他、自由にかちこみやで


 ガチャッ

ロウェナ「カラシニコフファミリーから奪ったもの、全部返して」

イルミア(ほんとに…行った…)

マフィア「誰だ?」

ごろつき「後ろにいんの、カラシニコフのガキじゃねえか?」

ひげ面「膨らんでもねえガキが…何だお前?」

ロウェナ「ロスチャイルドファミリーの、ロウェナ・ロスチャイルド」

ロウェナ「カラシニコフのボスになったの。だから、あんた達が奪ったの、全部返して」

イルミア「…」ドキドキ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 へんたいがいた…
 4~6 ゲラゲラ笑われた…腹立つ
 7~9 しっしっ、てされた


マフィア「しっしっ」

ひげ面「帰れ、ガキども」

ごろつき「それともおじさん達といいことしたいのか?」

ごろつき「それなら、それで相手してやるぜぇ?」ニヤニヤ

ロウェナ「…返してくれないの?」

ひげ面「返すって何を? 証拠はあんのか、お嬢さん」

マフィア「これ以上、言いがかりつけようってんならどうなっても知らねえぜ?」

イルミア「か…帰りましょ、ね…? こんな、大人に勝てるはず…」

ロウェナ「…」


 【安価下2】
 1 いいから返せや、って撃ちまくるぜ! ひゃっほう!!
 2 返しての一点張りだよ
 3 その他、自由行動


ロウェナ「…今日のところは見逃してあげる」

ロウェナ「イルミア、行こ」

イルミア「え…は、はいっ…」

 スタスタ

イルミア(い、意外と…すぐに帰れた…良かったぁ…)

ロウェナ「…」

 スタスタ

イルミア(でも…今日のところはって…?)

 ピタッ

イルミア「……あの…?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 証拠ないの? 証拠って言ってたし
 2 お腹へった…
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「証拠ないの? 証拠って言ってたし」

イルミア「そんなのあっても…認めたりしませんよ…」

イルミア「仮に認めたって…素直に返してくれるはずないし…」

ロウェナ「…じゃあどうすればいいの?」

イルミア「そ…そもそも、取り返すなんて無謀で…!」

ロウェナ「だって貧乏はやだもん、それ以外でお金稼げるの?」

イルミア「それ、は…」


 【安価下2】
 1 帰ろう
 2 モスクワの中案内して。ちゃんと見たことなかったから
 3 その他、自由行動


ロウェナ「…」

イルミア「…」

ロウェナ「ねえ、モスクワ案内してくれる?」

イルミア「…はい?」

ロウェナ「ちゃんと見たことないから。早く」

イルミア「あ…はい…」

ロウェナ「モスクワって、何があるの?」

イルミア「えーっと…寺院とか…劇場とか…?」

ロウェナ「あと、あの変な記号何?」

イルミア「キリル文字ですけど…」

ロウェナ「キリルもじ?」

イルミア「ロシア語は…あれだから」

ロウェナ「ふうん…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロシアのマフィアはおそろしあ
 4~6 ロシアの治安はおそろしあ
 7~9 いろいろ見て回った


 ――モスクワ・クレムリン前――

イルミア「あれはクレムリンって言う建物です」

ロウェナ「クレムリン?」

イルミア「はい、えーと…城塞、です。色々なところにあるんですけど、モスクワのあれが1番有名で」

ロウェナ「ふーん…」

イルミア「お金があれば、中を案内とかできたんだけど…」

ロウェナ「じゃあお金用意してよ」

イルミア「…ごめんなさい…」

ロウェナ「早くしてね?」

イルミア「あの…どうやって…?」

ロウェナ「どうにかして」

イルミア「そんな…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 突然ですが、死亡しました
 4~6 酔っ払いらしきヤツがふらふら近寄ってきて、酒をぶっかけられた
 7~9 銃声がしたと思ったら、いきなり亮真が現れて弾丸キャッチしてた


 パァンッ
 グシャァッ

ロウェナ「」

 ドサァッ

イルミア「っ…?」

イルミア「ぇ――」

 パァンッ
 グシャァッ
 ドサッ…

イルミア「」

ひげ面「ボス…命令通り…しました」

ひげ面「ええ、ええ…クレムリンにガキの死体2つあるんで、見たけりゃどーぞ…」


                               ――――― DEAD END


 ロシアこわい…
 なに、頼れるお兄さん設定どこ行ったって…?

 …………今回は出番が来なかったけど…ほら…見守っててくれてるんだよ、実は…(震え声
 高コンマが出てれば颯爽登場してたし…

 あとあれよ
 ロマノフ、あぶねーから気ぃつけてや

 【安価下2】
 リトライ先を選んでやで
 1 >>169
 2 >>172
 3 >>174


ロウェナ「…」

イルミア「…」

ロウェナ「ねえ、モスクワ案内してくれる?」

イルミア「…はい?」

ロウェナ「ちゃんと見たことないから。早く」

イルミア「あ…はい…」

ロウェナ「モスクワって、何があるの?」

イルミア「えーっと…寺院とか…劇場とか…?」

ロウェナ「あと、あの変な記号何?」

イルミア「キリル文字ですけど…」

ロウェナ「キリルもじ?」

イルミア「ロシア語は…あれだから」

ロウェナ「ふうん…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロシアのマフィアはおそろしあ
 4~6 ロシアの治安はおそろしあ
 7~9 いろいろ見て回った


 ――モスクワ・クレムリン前――

イルミア「あれはクレムリンって言う建物です」

ロウェナ「クレムリン?」

イルミア「はい、えーと…城塞、です。色々なところにあるんですけど、モスクワのあれが1番有名で」

ロウェナ「ふーん…」

イルミア「お金があれば、中を案内とかできたんだけど…」

ロウェナ「じゃあお金用意してよ」

イルミア「…ごめんなさい…」

ロウェナ「早くしてね?」

イルミア「あの…どうやって…?」

ロウェナ「どうにかして」

イルミア「そんな…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 突然ですが、死亡しました
 4~6 酔っ払いらしきヤツがふらふら近寄ってきて、酒をぶっかけられた
 7~9 銃声がしたと思ったら、いきなり亮真が現れて弾丸キャッチしてた


 試されている…!
 即死よりもひどいものを考えろと、コンマ神がおいらを試しているぅ…!?

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 イルミアの自己申告はあてにならないと判明
 奇数 どっかーん!
 ※0は偶数扱いなんやで


 やったね!
 何も戦力になることはない、とか前に判定が出て言ってたけどそんなことなかったよ!

 【安価下2】
 イルミアの異能とは?
 某幼馴染ケモナーみたいに、響きだけ立派でも使えねーのだと大変になるかも…


 ちなみに、電気が安価とってても、ハワードと被っちゃうんでNGになってました。お気をつけくださいませ

―――――

イルミア「…」キョロキョロ

ロウェナ「どうかしたの?」

イルミア「あの…何だか…嫌な、感じが――」

 パァンッ…

 響いた銃声。
 高所からの狙撃で放たれた弾丸は、イルミアの直感が先に察知をしていた。

 バッ
 ドサァッ

ロウェナ「何っ――?」

 ガキィィィンッ

ひげ面「かわした――?」

イルミア「弾丸の撃ち込まれた角度からして――あっちに狙撃手が…!」バッ

ロウェナ「狙撃手?」チラッ

ひげ面「しかも、あの1発でこっちの方向まで…?」

ひげ面「カラシニコフの小僧…何だ、あいつは?」

 ガシャンッ

ひげ面「だが、分かったところで――次は当てる」

ひげ面「死ね――」

 パァンッ

イルミア「こ…来ないで――!」

 ギュゥゥゥゥゥンッ…
 ヒュゥゥゥゥン…

ロウェナ「何あれ…?」

 放たれた弾丸が、空気を裂いて向かってくる。
 だがその速度は極端に落ち、カタツムリの歩みのようにゆっくりとしていた。

イルミア「っ…異能――」

ひげ面「異能かっ…!? だが、どうなってる…!?」


 【安価下2】
 1 弾丸を粒子分解して消しときましょう
 2 場所は分かったし、狙撃手の頭上にバケツをひっくり返したような水警報です
 3 その他、どうする?


ロウェナ「あれ、こっちに向かってる?」

イルミア「えっ…今さら…?」

ロウェナ「じゃあ当たるの? やだやだ」

 バシュゥゥッ
 サラァッ…

ひげ面「弾丸を、消した…!?」

ひげ面「ちぃっ…ここは退いて、ボスに報告だな――」

イルミア「あ、逃げる…」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 放っておいたら?
 2 逃さないもん
 3 その他、どうする?


ロウェナ「放っておいたら?」

イルミア「で、でも…また――」

ロウェナ「そしたらまたイルミアが同じことしてくれるでしょ?」

ロウェナ「だったら関係ないし」

ロウェナ「行こ」

イルミア「…え…で、でも…」

ロウェナ「早く」

イルミア「は…はい…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 何もないよ
 4~9 亮真「田舎マフィアの分際で、何をしてくれた?」ひげ面「っ…!?」


亮真「田舎マフィアの分際で、何をしてくれた?」

ひげ面「っ…!?」

ひげ面「ど、どけ…!」

亮真「どく必要はない」

亮真「お前は、ここで死ぬ――」


 【安価下2】
 亮真の異能とは!?


 ライトな香りがしますなあ…

―――――

ひげ面「どかねえと、ぶち抜くぞ!?」チャキッ

亮真「やってみろ、三下――」

 タンッ
 グニャアッ

 ひげ面が狙撃に使っていたライフルを亮真へ向けた。
 だが、同時に亮真は飛び出し、ライフルの銃身を握り、発生した熱でそれを飴のように捩じ曲げる。

ひげ面「っ――!?」

亮真「何をビビってる? マフィアなら、死ぬ覚悟なんて持ってるはずだ」

 ドスゥゥゥッ

ひげ面「っ…か…ふ…」

 ドサァッ

 亮真の手刀がひげ面の腹部を貫いた。
 引き抜くと同時にひげ面が倒れ、絶命する。

亮真「…ったく、手のかかる…」


 【安価下2】
 ロウェナとイルミアは…
 1 いまだ暢気にぶらついてる
 2 帰ってきたよ~


 ――モスクワ近郊・カラシニコフファミリーアジト――

ロウェナ「はぁ…疲れたぁ…」

イルミア「あの…これから、どうするんですか…?」

ロウェナ「今日は見逃したけど、次はちゃんとやる」

イルミア「ちゃんとって…」

ロウェナ「返してもらうってこと」

イルミア「…どうやって、ですか…?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 イルミアが考えて
 2 どうにかして
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「とりあえずご飯でも作る? 一緒に」

イルミア「はい…」

ロウェナ「料理なんてしたことないんだけど、できる?」

イルミア「…あの…そもそも、食材が、もう…」

 カツカツ…
 ドサッ

亮真「これは俺の分だから、使うんなら後で請求するぜ、お嬢様」

ロウェナ「じゃあ、全部1セントにしておいて」

亮真「おい…」

ロウェナ「イルミア、料理得意?」

イルミア「いえ…そんな、大したものは…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ほんとに大したものが作れなかったイルミアと、料理初めてのロウェナ。できあがったのは…炭?
 4~6 ほんとに大したものはできなかった
 7~9 できないできない詐欺のイルミア


 グチャア…

ロウェナ「これは、何て料理?」

イルミア「…ピロシキ…のはず…だったんですけど…」

ロウェナ「ふうん…」

 パクッ
 ジャリジャリ…

ロウェナ「…にがい」

イルミア「た、食べない方がいいです…これもう、炭だし…」

ロウェナ「何でこんなのができちゃったの?」

イルミア「だ…だって、説明したのに…火にかけてる時間とか…!」

ロウェナ「そうだっけ? よく分かんなかったから」

イルミア「うぅ…」

亮真(あーらら…)


 【直下 コンマ判定】(亮真の暗躍+2)
 1~3 ロマノフが報復にきた…
 4~6 おう…?
 7~9 とりあえずは、何もない


亮真「――ええ、ええ…」

亮真「しかし…どうも、帰るつもりはないようで…」

亮真「…はい…」

亮真「……分かってます…」

亮真「はい、では…」

亮真「…………あー、めんどい…何で俺が子守りなんて…」ハァ

 スタスタ

ロウェナ「イルミア、これ何?」

イルミア「マトリョシカですけど…」

ロウェナ「…何で、中にいっぱい入ってるの…?」

イルミア「…こういうもので…」

ロウェナ「ふーん…?」

亮真(…帰りたい…)


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 寝よう寝よう
 3 狙撃訓練(82/100)
 4 その他、自由行動


ロウェナ「あ、リョーマ」

亮真「…何だ?」

ロウェナ「見てこれ、マトリョシカ」

ロウェナ「中に同じのがいっぱい入ってるの」

亮真「…そうだな」

ロウェナ「おもしろいよね」

亮真「…そうだな」


 ↓1~3 亮真とのコミュ内容
 ※なければ「なし」でええんやで~


 異能強度を~って、気持ちは分かるんですけど…
 そもそも、そんな方法は一般に知られてないし、ましてやロウェナみたいなアホの子が知るはずもないことなんで…すみませんが、採用しません
 もひとつ、コミュの枠はあるんでね、コミュ中にぶっ込んでもらえればやりますんで、何かあれば早い者勝ちでどうぞ~

―――――

ロウェナ「わがままにつきあってくれてありがとうね」

亮真「どういたしまして」

ロウェナ「だけど、おじいちゃんにこのファミリーをって言われたし、約束しちゃったから守らないと」

亮真「それはそれは、立派な心がけだ」

ロウェナ「だから、もう少しつきあってくれる?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 亮真「…嫌だね。…さっさと帰らないと、ボスに角でも生えるぜ?」
 4~6 亮真「少しだけだ。…けど、あくまで見守るだけ。お嬢さんはお嬢さんで、好き勝手しててくれ」
 7~9 亮真「……俺のボスは、お嬢さんじゃないんだがなあ…」


亮真「…嫌だね。…さっさと帰らないと、ボスに角でも生えるぜ?」

ロウェナ「角が生えるの?」

亮真「ものの例えを真に受けないでくれよ…」

ロウェナ「どんな角? 小さいの? 大きいの? とがってるの?」

亮真「だからさあ…」

ロウェナ「?」

亮真「もういいわ…」

ロウェナ「あと、アンテナ? あれ、どうやって使うの? 教えて」

亮真「いきなりアンテナはムリ。そうだな…基礎の基礎を覚えて、基礎を覚えて、基本技能を覚えて…それからだ」

ロウェナ「じゃあそれ教えて」

亮真「…やり方だけ、お嬢さんでも分かるように教えてやるよ」

ロウェナ「うん」


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 ポイント 0/100


 ポイント 24/100

ロウェナ「これがアンテナになるの?」

亮真「その内な」

ロウェナ「ふうん、変なの」

亮真「そうですか…」

ロウェナ「亮真もグラスパーなんでしょ? どんなの?」

亮真「…手で触ったものの温度を変えるだけの、ちゃちな異能だよ」

ロウェナ「それだけ?」

亮真「それだけ」

ロウェナ「ふうん…」

亮真「…そろそろ寝ないと、明日に響く」

亮真「ベッドへどうぞ、お嬢様」

ロウェナ「ベッド冷たいからやだ」

亮真「…あっためておくから。俺の異能で」

ロウェナ「そうやって使うの?」

亮真「ちゃちだろ?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロマノフの朝駆け奇襲
 4~9 朝だよ

 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント24/100
 戦闘スキル:狙撃(82/100)

 ――知人――
 澄刀亮真:温度の異能 ロスチャイルドファミリーボスの右腕の息子
 イルミア・チェルシー:鎮静の異能 カラシニコフファミリー末裔
 アーロン・イグナチェフ:謎の男 イルミアを気にかけてる?


 【直下 コンマ判定】
 1~3 カラシニコフのアジトが木っ端みじんになってもうた…
 4~6 ひょえー、グラスパーが2人も…
 7~9 亮真がこっそり始末したからロウェナもイルミアも気づかずに終わったよ


 コソッ
 コソコソ…

マフィア「準備は?」

ごろつき「オーケー」

マフィア「よし、――起爆だ」

 カチッ
 ドッゴォォォォォォォッ

 シュバァッ

亮真「ったく…田舎もんは野蛮だな」

ロウェナ「んぅ…?」ブルッ

ロウェナ「何…?」パチッ

亮真「おはよう、お嬢さん。俺の腕で目覚めた感想は?」

ロウェナ「寒い…」

亮真「ああそうですか…」

 ゲホゲホッ

イルミア「な…何…?」ズルズル

ロウェナ「ぷっ…あははは、イルミア、何その顔? 煤だらけ…」クスクス

マフィア「ああそうか…。やっぱ、直接殺るしかねえな…」

ごろつき「そういうこった」

亮真(2人相手か…)

亮真「お嬢さん、片方は自分でどうにかしてくれ」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 やだ
 2 じゃあ強そうな方やっつけておいて
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「じゃあ強うそうな方やっつけておいて」

亮真「どっちもそう変わらねえだろうよ、どうせ」

マフィア「おい、あの男だ」

ごろつき「じゃあお前がやれ」

マフィア「ちっ…仕方ねえ」

ごろつき「げへへっ…ガキ相手の方が、楽しそうだからなあ…」ニタァ

イルミア「っ…」ゾクッ

亮真「じゃあな、お嬢さん、がんばってくれよ」

ロウェナ「わたしの銃は?」

亮真「ほれ」

ロウェナ「これこれ。イルミア、やるから手伝って」

イルミア「え、えっ…?」

ごろつき「とりあえず剥いて…ポルノスターにしてやるよ」


 【安価下2】
 ごろつきの異能とは!?


ごろつき「風穴空けて、スナッフポルノもいいよなあ!」ジャキィィッ

ロウェナ「イルミア、見て見て! 腕が銃になってる!」

イルミア「え、え…?」

ごろつき「じゃあ、死ね…!」

 ズドドドドドドドッ

イルミア「や、やだぁっ…!」

 ギュィィィィィンッ

ごろつき「何…弾丸が…!」


 【安価下2】
 1 スローになった弾丸を撃ってみる。当たるかなー?
 2 水鉄砲や!
 3 その他、どうする?


ロウェナ「動いてるけど早くないし、当たるよね?」チャキッ

 パァンッ
 ガキィィンッ

ロウェナ「当たった、当たった!」

ロウェナ「まだまだ的あるし…えいえいっ」

 パァンッ
 パァンッ
 パァンッ

イルミア「あ…あの…?」

ごろつき「舐めやがってぇ…!」ダンッ

ロウェナ「何、イルミア? 聞こえなーい!」

 パァンッ
 パァンッ

イルミア「む…むむむっ…向かってきてるんですけどぉ…!?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ただ殴られただけでね、もう身体能力:最悪のロウェナじゃ…
 4~6 イルミアが鎮静の異能でごろつきもスローにした! でも大きい的じゃなくて、小さい的の方が面白いし無視~♪
 7~9 イルミア、割と格闘もいけるじゃん。ほんと、できないできない詐欺師やでぇ


ロウェナ「じゃあ止めて!」

 パァンッ
 ギィィィンッ

 ロウェナがごろつきに発砲したが、腕のライフルでそれを弾かれた。
 無茶ぶりをしてきたロウェナに困惑しながら、イルミアが震える体を鞭打って飛び出す。

ごろつき「腰抜けの小僧はひっこんでろ…!」

イルミア「こっ…腰抜けでも…ぼぼ、僕だって…カラシニコフの――!」

 ガッ

 ごろつきに駆け出し、イルミアが握った小さい拳を振った。
 しかし、ごろつきはライフルに変化している腕でそれを払いのける。

イルミア「~っ!?」

ごろつき「邪魔なんだよ!」

 ブンッ
 ガシッ

ごろつき「――!?」

 拳をぶつけてしまった、ライフルの硬さに悶絶したイルミア。
 さらにごろつきがライフルの腕を振るってはね飛ばそうとしたが、イルミアはそれを掴んだ。

イルミア「ライフル――ライフルの、構造は…!」

 ジャキィッ
 ガシャァンッ

ごろつき「分解、した…!?」


 【安価下2】
 1 水鉄砲入りまぁ~す
 2 とりあえず瓦礫になっちゃった家を分解して? とんがらせてぶつけちまおう
 3 その他、どうする?


ロウェナ「イルミア、邪魔」

イルミア「えっ――」

 シュバァァァッ
 ズドォォォッ

 ロウェナが腕を上げ、ごろつきに手の平を向けた。
 そこから直径10センチ程度の水が凄まじい勢いで噴出してごろつきの顔面に直撃した。

 ズザァァァッ

ごろつき「水――!?」

イルミア「あ、危なかった…」

ロウェナ「よく考えたらイルミア、小さいからあんまり邪魔じゃなかった♪」

ロウェナ「にしても、惚れ惚れしちゃう…。やっぱり、的があるって楽しい♪」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 調子に乗って舞い上がったけどね、コート使われてね、そのままどかんと1発…
 4~6 調子に乗って水鉄砲連射。ごろつき、たじたじ
 7~9 イルミアの一言で…?


ロウェナ「じゃ、どんどんやるから」

ごろつき「待っ――」

 シュバァァァッ
 ズドォォォォッ

ごろつき「っ…コート――」

 スルッ

ロウェナ「るんるんるん~♪」

 ズドォォォォッ
 ズドォォォォッ
 ズドォォォォッ

 ごろつきがコートで水鉄砲から逃れても、ロウェナの攻撃は続いた。
 調子に乗りながらどんどん水鉄砲を撃ちまくり、その度にごろつきを押し返していく。

イルミア「すごい…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ごろつきおこだよ
 4~6 撤退したよ
 7~9 イルミア「すごい…けど…」


ごろつき「っぐう…!」

ごろつき「調子に乗るんじゃねえぞぉ…!」

 ダンッ
 ズドォォォッ

 ごろつきが地面を手で叩いた。
 ピラーが発動し、ロウェナの顎を思いきりかち上げる。

ロウェナ「っ…!?」

 ドサァッ

イルミア「ああっ…!?」

ごろつき「お前もだ、小僧ォ…!」

イルミア「っ!?」

 ドゴォォォッ
 ドサッ…

イルミア「ぁ…ぐ…う…」

ロウェナ「~っ…痛っ…」フルフル

ごろつき「ポルノはやめだ…」

ごろつき「ここで犯して殺す…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 おーう…
 4~6 亮真がロウェナだけ連れて撤退。イルミア? …うん…
 7~9 おや?


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 アーロンが…!?
 奇数 ロマノフのボスが出てきた…だと…?
 ※0は偶数扱いなんよ


 【安価下2】
 ロマノフのボスのお名前は!?
 ~・ロマノフになるからね! 「~」のとこ、お願いね!

 【直下 コンマ判定】
 1~3 武闘派のボスでね、とっても強いんさ
 4~6 ボスだけあって、強いね
 7~9 とりあえず戦闘は終わり?


 ヴィオ…か

 【安価下2】
 1 男で、いいんだよね?
 2 まさかの女ボス?


ごろつき「男でも女でも…ガキならいいんだ、俺は…」

ごろつき「おら…顔上げろよ…」

イルミア「っ…」フルフル

 ザッ…

ヴィオ「やめろ、お前ら」

ごろつき「っ…ボス…」

亮真「…?」

マフィア「ボス…どうして、ここへ…?」

ヴィオ「そんな子ども相手に、情けないな」

ごろつき「で、ですが、ボス――」

ヴィオ「情けない。ああ、情けない」

ヴィオ「ガキに欲情して…お前は見境というものがないのか?」

ごろつき「…す、すみません…」

ロウェナ「…誰…?」

ヴィオ「ロウェナ・ロスチャイルド――だったか」

ヴィオ「俺はヴィオ・ロマノフ。こいつらのボスだ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ヴィオ「ここは手を引いてやろう。死にたくはあるまい? だが、条件がある。…うちの傘下に入れ」
 4~6 ヴィオ「血の気が多くて悪いな。年中、酒を煽ってばかりいる阿呆どもなんだ。一献、どうかな?」
 7~9 ヴィオ「悪かったな、これはこいつらの独断だ。ほら、金に困ってるならやろうじゃないか」


ヴィオ「ここは手を引いてやろう。死にたくはあるまい? だが、条件がある。…うちの傘下に入れ」

ロウェナ「…何で?」

ヴィオ「ロスチャイルドの令嬢が、俺のものになればこの世界でさらに高みへいけるというものだ」

ヴィオ「なに、お飾りでいいさ」

ヴィオ「何も期待なんかはしていないから、いるだけでいい。小僧…お前はどこへでも行け、興味がない」

イルミア「っ…」

ロウェナ「…」

ヴィオ「嫌ならここで死ぬだけだが、どうしたい?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 ちょっと言ってる意味が分かんないんだけど
 2 どうして死ぬの?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「同盟ならいいよ」

ヴィオ「…キミは、立場が分かっていないんだな?」

ヴィオ「それとも、オツムが残念極まりないのか…」

ロウェナ「嫌なの? わたしとの同盟が? 何様のつもり?」

ヴィオ「…」

ヴィオ「なるほど…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ヴィオ「死にたいなら、そうしてやろう」
 4~6 ヴィオ「オツムが相当に酷いらしい。分かりやすく言おう。キミは俺のものになる。それが嫌なら、ここで殺す。どっちがいい?」
 7~9 ヴィオ「同盟か…。だったら、毎日、50万ルーブルを献納して、うちの事務所の床を舐めながら掃除してくれ。それでいいか?」


ヴィオ「オツムが相当に酷いらしい。分かりやすく言おう。キミは俺のものになる。それが嫌なら、ここで殺す。どっちがいい?」

ヴィオ「生きるか、死ぬか」

ヴィオ「選べ」

ロウェナ「同盟は?」

ヴィオ「…だから、それはなしだ」

ヴィオ「さあ選べ。気は長い方だが、阿呆相手だと手が出かねない」

ロウェナ「阿呆って、まさかわたし?」

ヴィオ「それ以外、どこにいる?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 あなた
 2 死にたくないけど、あなたのものになるのも嫌
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「死にたくないけど、あなたのものになるのも嫌」

ヴィオ「それはできない相談だな」

ロウェナ「じゃあ、どうにもなんない」

ヴィオ「だったら、死ね」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 リョーマ…短い活躍だったね…
 4~6 イルミアナイスプレー
 7~9 亮真、さすがや


ヴィオ「ここで殺して、俺の名を上げるために利用させてもらう…!」

亮真「ほんと…勘弁してくれよ――」ダンッ

 ガィィィンッ

 ヴィオがロウェナに手を伸ばしたが、ピラーに阻まれた。
 ヴィオがすぐに亮真を振り返り、マフィアとごろつきに合図をする。

マフィア「お前から…!」

ごろつき「ここで死ねぇ…!」

亮真「クソガキ、お嬢さんを守りやがれ」

 マフィアがナイフを構えて亮真に向かったが、そのナイフを手で受け、溶かした。
 溶かした高温の金属をそのままマフィアに振りかけ、顔にかかって焼く。

マフィア「ぐあっ…!?」

ごろつき「うぉおおおおおおお――――――――――――――っ!!」

 ズドォォォンッ
 スルッ…

亮真「お嬢さん、何してたっていいが、ボスを悲しませるなよ。ボスはお嬢さんのこと、宝物みたいに思ってるんだからな」

 ごろつきが発砲したが、亮真はそれをコートですり抜けた。
 ごろつきとのすれ違いざま、片手でごろつきの顔面を掴んで仰向けにぶち倒す。
 それと同時に異能が発動されて、ごろつきの顔面に手形の焼け跡がはっきりとついた。

ごろつき「あがぁっ…顔、顔がぁっ…!」

ロウェナ「リョーマ、何言ってるか意味わかんない!」

 シュバッ

 ヴィオが装飾の施されたナイフを抜き、亮真に繰り出した。
 それを掴んで溶かそうとしたが、バーニッシュがかけられていて逆に亮真の手が切り裂かれる。

亮真「要するにだ! ――好き勝手しやがれ、お嬢さんよぉ!」

 ガシィッ
 シュボォォォォッ

 亮真が僅かに触れた手でヴィオの服を燃やした。
 素早くヴィオが脱ぎ捨てるが、亮真の拳が顔面にぶち当たる。

 ドゴォォッ

ヴィオ「っ――」

亮真「坊主、お嬢さん抱えて走れ!」

イルミア「は、はいっ…!」シャキッ

イルミア「い、行きましょう…!?」パシッ

ロウェナ「待って、リョーマ、何するつもり!?」

ヴィオ「俺に楯突いて、無事で済むと思うな!」

 スパァァァンッ
 パァァンッ

イルミア「っ…!」

 ギュィィィィンッ

 鎮静の異能が発動された。
 どこからともなく飛来した弾丸が、亮真にゆっくり向かっていく。

亮真「あーあ…もうちっと、強い異能だったら良かったんだがなあ――」

 ヴィオがピラーを発動し、亮真を閉じ込めた。
 イルミアがロウェナの手を引いて走っていくのを、亮真は細めた目で眺める。


 【安価下2】
 ヴィオの異能おなしゃす!
 何か、攻撃力高そうな方がいいかなあ…


ヴィオ「貴様は――食ってやる!」

亮真「雑食かよ、スマートじゃないな」

 ガポォォッ

 ヴィオが口を開いた。
 顎が外れるどころではなく、その口が大きく大きく開いていく。

ロウェナ「なに…何あれ…?」

イルミア「っ…?」

亮真「ピラー、かってえし…」ガンッ

 バクゥッ
 グシャッ
 ブチィッ

 大きく開かれたヴィオの口が、ピラーごと亮真を食らった。
 前歯で噛みちぎられた脛から下だけがそこに残り、血をぶちまける。

ロウェナ「っ――」

イルミア「~っ…!」ギュッ

 タタタッ

ヴィオ「…」

 ムシャムシャ…
 ゴクンッ

ヴィオ「最後の最後で…口の中が、火傷だ…」

ヴィオ「マズいヤツだ――」

 ペッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 精神値は高いものの、14歳の女の子にはショックだよ…。イルミアもがくぶるだよ
 4~6 モスクワの薄汚い路地まで逃げ切ったよ
 7~9 イルミアが必死になって逃げ込んだのは、アーロンのとこだったよ


 ――モスクワ・路地裏――

ロウェナ「…はっ…はっ…」

イルミア「…」ブルブル

ロウェナ「リョーマが…」

イルミア「…」

ロウェナ「食べられ、た…」

イルミア「ど…どう…するんですか…? これから…」

イルミア「あ、あんな…あんなの…」

ロウェナ「…どうって…」

イルミア「だ、だって…だって、あの人まで…! ど、どこか、遠くまで逃げないと…!」

イルミア「つ…捕まって、あの人みたいに、こ…殺され…」

ロウェナ「でも…逃げ帰るわけにはいかない」

イルミア「どうしてですかっ…!?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 …どうしても
 2 リョーマが、好き勝手にしろって言ったから
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「…どうしても」

イルミア「どうしても…って…」

ロウェナ「どうしてもったら、どうしても」

ロウェナ「それ以外ない」

イルミア「…ぼ…僕は、やです…」

イルミア「だって…こ、殺されちゃう…死にたくない…」

ロウェナ「…」

イルミア「嫌…嫌だ、怖いよ…」

ロウェナ「怖いけど…」

イルミア「怖いなら…!」

ロウェナ「…それでも…どうしても、逃げるなんてできない」

ロウェナ「ロスチャイルドだし…何か、悔しいし」

イルミア「し、死んじゃうのに…どうして、そんな…」

ロウェナ「死ぬって決まったわけじゃないでしょ」

ロウェナ「死ななければいいの。…ほら、まだ生きてる」

ロウェナ「だから、大丈夫。明日も生きてる。今生きてて、明日死んじゃう理由なんてないもん」

イルミア「…」

ロウェナ「知らないの、イルミア? 今があるから、明日があるの」

ロウェナ「だから、今生きてれば明日も死なないの。ほら…怖がらなくてもいいじゃん」

イルミア「そんなの…今、死んだら…」

ロウェナ「はい、今が終わった。でも死んでない。だから大丈夫」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 つきあいきれないイルミア
 4~6 言葉が通じないことを悟ったイルミア
 7~9 根拠のない自信に、何でか頼もしく感じちゃったイルミア


イルミア「…」

ロウェナ「これからどうしよ…?」

イルミア「…はぁ…」

ロウェナ「あ…その、ため息」

イルミア「…何ですか…?」

ロウェナ「いつも、皆がするやつ。何で皆、似たようなため息つくんだろ?」

イルミア「…知りませんよ…」

ロウェナ「不思議。…でも、イルミアも、皆みたいに頼れるようになったらいいのに」

イルミア「…」

ロウェナ「これからどうする?」

イルミア「…帰るところは…ないし…どうもこうも…」

ロウェナ「どこかないの? 他の場所」

イルミア「心当たりは、何も…」

ロウェナ「…外で眠るのは寒そう…」

イルミア「冬だったら、凍死します。…あ…でも…」

ロウェナ「何?」

イルミア「アーロンさん…モスクワの近くにはいるのかも…」

ロウェナ「誰だっけ?」

イルミア「…この間、来た…あの人です」

ロウェナ「…………ああ、あの…えーと…」

イルミア「お花、爺ちゃんに持ってきてくれた…」

ロウェナ「そうそう、お花の人」

イルミア「…」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 じゃあ、その人、探しにいこ?
 2 待ってるから、探してきて
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「じゃあ、その人、探しにいこ?」

イルミア「どこにいるかは…分からないです…」

ロウェナ「だから探すの」

ロウェナ「行こ、早くして」

イルミア「…はい…」

ロウェナ「…手、握る?」

イルミア「…はい」

 ギュッ…

ロウェナ「~♪」

イルミア「…」

 スタスタ…


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロマノフ…
 4~6 見つからないまま、夜です…
 7~9 あ、いた


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 お腹をぐーぐー鳴らしながら歩いてたら…
 奇数 警察さえ意のままのロマノフ、おそろしや…
 ※0は偶数扱いだよ


 グゥゥ…
 グギュルゥゥゥ…

ロウェナ「お腹…減った…」

イルミア「…何時間…さまよってるんだろう…」

ロウェナ「…休憩…」

イルミア「はい…」

ロウェナ「…」キョロキョロ

ロウェナ「…腰下ろすから、そこ…拭いて」

イルミア「……はい」

 サッサッ

ロウェナ「ありがと」

イルミア「…お金もないし…このまま、見つからなかったら…」

ロウェナ「…飢え死にしちゃう…」

イルミア「…あったかい、ボルシチたべたい…」

ロウェナ「おいしいければ何でもいい…」

イルミア(おいしいって、いう前提はあるんだ…)


 【直下 コンマ判定】
 1 モッズコートに身を包んだ男性
 2 アイスをくわえながら歩いてた女性
 3 くそでかくてごっつい男性
 4 大きいシベリアンハスキーを連れて歩いてる男性
 5 やさしそうで綺麗な女性
 6 紳士然とした男性
 7 つきびとを従えた女性
 8 袋に棒状のものを包んで持ち歩いている男性
 9 綺麗な…中性的で、性別迷子の人
 0 3メートルくらいありそうな棒状のものを袋に包んで持ち歩いてる女性


 ザッザッ…

イルミア(こんなところに座り込んで…何してるんだろう…?)

イルミア(お腹…すいた…)

 グゥゥゥ…
 グゥギュルルゥゥゥ…

ロウェナ「…イルミア、お腹の虫、大きいね」

イルミア「…これ、僕のじゃない…」

ロウェナ「あれ、これわたしの?」

イルミア「…です」

ロウェナ「…そっかぁ…」

 カツッ…

イルミア「…?」

ロウェナ「ん?」

夜子「…どうしたの、あなた達。そんなところで座り込んで」

ロウェナ「…お腹減って…」

夜子「お家に帰りなさい? 治安、あんまり良くないんでしょ?」

イルミア「…」シュン


 【直下 コンマ判定】
 1~3 夜子「…透」パチンッ
 4~6 夜子「…透」パチンッ
 7~9 夜子「…透」パチンッ


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 夜子「………ねえ、アイドルに興味ない?」
 奇数 夜子「…透」パチンッ
 ※0は偶数扱いなんや


夜子「…透」パチンッ

透「…」つピロシキ×2

ロウェナ「!」

イルミア「…」ゴクリ

夜子「嫌じゃなければ、これでも食べて」

夜子「家出はほどほどにするのよ?」

夜子「それじゃあね」

 スタスタ…

透「…」つピロシキ×2

ロウェナ「…ありがと」スッ

イルミア「…ありがとう…ございます…」パクッ

透「…」コクッ

透「…」フリフリ

<早くしなさい?

透「!」タタタッ

ロウェナ「…おいしい…」モグモグ

イルミア「…うん…」モグモグ


 【安価下2】
 ピロシキでお腹を膨らませられた
 1 風と視線避けを粒子の異能で作って、イルミアと一緒に丸まって寄り添いながら寝たよ
 2 夜のモスクワを、アーロンを探してさまようよ
 3 その他、自由行動
 ※夜子&透を追いかけたり、探しても、0奇数が出てしまったので無意味ですので、ご注意を


 ゴソゴソ…
 ウニュッ

イルミア「…これも、水も、異能なんですか…?」

ロウェナ「うん。2つ持ち」

イルミア「へえ…」フニフニ

ロウェナ「寝よう。寒いから、近づいて」

イルミア「えっ…」

ロウェナ「早く、寒いでしょ…。寒くちゃ、眠れないし…」

イルミア「…は、はい…」

ロウェナ「こんなことになるなんて、思ってもなかった…」

イルミア「…」ドキドキ

ロウェナ「ふわぁぁ…」

イルミア「…」ドキドキ

ロウェナ「…」

イルミア「…」

ロウェナ「…」

イルミア「ぁ…あの…や、やっぱり…僕…」

ロウェナ「Zzz」

イルミア「………えっ…早い…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 寝かせてくれないロマノフ(白目
 4~9 朝だよ…しばれるのう


 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント24/100
 戦闘スキル:狙撃(82/100)

 ――知人――
 イルミア・チェルシー:鎮静の異能 カラシニコフファミリー末裔
 アーロン・イグナチェフ:謎の男 イルミアを気にかけてる?
 ヴィオ・ロマノフ:暴食の異能 ロマノフファミリーボス



 コンマ、把握

 一旦ここまでです~
 ありがとうございました

 しっかし、0偶数で出たのに、0奇数で即退場しちゃったよ…
 まあでも…お嬢は戦う人じゃないから、良かったのかも…?

 ゆっきー出てればね
 セーフハウスもあるし、カラシニコフアジトも直してもらえるしで万々歳だったんだけどね


 行くぜよ?

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロマノフは、おこだよ。けっこう厳しく探してるよ
 4~6 ピロシキ1こ食べたきりだから、お腹はぐーすか鳴ってるよ
 7~9 アーロンみあたらねーなー…


 ――モスクワ市内――

イルミア「…見当たりませんね…」

ロウェナ「ほんとにいるの?」

イルミア「…多分…」

ロウェナ「見つかっていいのに」

 スタスタ
 ペタンペタン…

イルミア「…」ペタンペタン

ロウェナ「…?」スタスタ

イルミア「…」ペタンペタン

ロウェナ「…」ピタッ

イルミア「…?」ペタッ

ロウェナ「何の音?」

イルミア「…靴が、壊れちゃって…」スッ

 ペランッ

ロウェナ「…あーあ…」

イルミア「…ごめんなさい…」

ロウェナ「別に謝らなくていいよ」


 【安価下1】
 1 闇雲に歩かないで、どっかに山張ってようよ、ってイルミアが提案してくれた
   A 地下鉄の入口前に潜伏
   B スーパーのそばで潜伏
   C その他、どんな場所?
 2 足で探す。疲れるけど
 3 その他、どうする?


 ――モスクワ市内・地下鉄前――

ロウェナ「ここでいいの?」

イルミア「あの家に行くなら…ここで降りると思うんですけど…」

ロウェナ「ふうん…」

イルミア「…」

ロウェナ「…退屈」

イルミア「…はい…」


 【安価下1】
 1 自由内容でコミュる
 2 待機
 3 その他、自由行動


ロウェナ「ねえ、イルミア」

イルミア「…はい…」

ロウェナ「わたしのこと、呼んでくれてないよね?」

イルミア「え?」

ロウェナ「ボスでも、ロウェナでも好きなように呼んでいいのに」

イルミア「…でも…」

ロウェナ「やだ?」

イルミア「…そういうんじゃ…」

ロウェナ「…じゃあいいや」


 ↓1~3 イルミアとのコミュ内容
 ※なければ「なし」でええんやで~


ロウェナ「おじいちゃん、どんな人だったの?」

イルミア「爺ちゃん…?」

ロウェナ「うん」

イルミア「…厳しかった」

ロウェナ「そうなんだ…」

イルミア「でも、やさしくて、物知りで…たくさん、色んなこと教えてもらって…」

イルミア「すぐに、若いころは…って言い出して、長話始めちゃうけど…尊敬してた…です」

ロウェナ「ふうん…」

ロウェナ「イルミアって、イルミア・チェルシーでしょ?」

ロウェナ「どうして、カラシニコフじゃないの?」

イルミア「母さんがカラシニコフの名前、なくしちゃったから…僕も」

ロウェナ「じゃあ、そのママは? あと、パパは?」

イルミア「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 イルミア「ロマノフとの、抗争の時に…人質にされて…全部渡したのに…結局…あいつらが…」
 4~6 イルミア「抗争で…死んじゃった…」
 7~9 イルミア「よく…分からない…。どこにいるかも…生きてるのか…死んでるのかも…。小さい時から、爺ちゃんと一緒で…」



イルミア「ロマノフとの、抗争の時に…人質にされて…全部渡したのに…結局…あいつらが…」

イルミア「…本当は…引き換えに助けてくれるって、約束だったのに…」

ロウェナ「…約束、やぶられたの?」

イルミア「…」コクッ

ロウェナ「…そうなんだ…」

イルミア「…」

ロウェナ「…」

イルミア「…みんな…ロマノフが…」

ロウェナ「ロマノフ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ごろつき「――見ぃつけ、た」
 4~6 ロウェナ「じゃあやっぱり…逃げちゃダメだよね」
 7~9 イルミア「……あ…」ロウェナ「?」イルミア「アーロンさん…!」


ロウェナ「じゃあやっぱり…逃げちゃダメだよね」

イルミア「…?」

ロウェナ「ロマノフをやっつける」

イルミア「だっ…だけど…そんなの――」

ロウェナ「それが、カラシニコフをすごくする始まりの一歩」

ロウェナ「逃げないから、イルミアも逃げちゃダメだよ」

イルミア「そんな…」

ロウェナ「…だって、全部悪いのはロマノフでしょ?」

イルミア「わ、悪いからって…そんな理由で、どうにかなるんだったら…」

ロウェナ「なるんだったら、何?」

イルミア「っ…」

ロウェナ「…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 イルミア「…む…ムリです…」
 4~6 イルミア「どうやって…そんなこと…」
 7~9 イルミア「僕だって…力があれば、やっつけたい…。でも…ムリだよぉ…」


イルミア「…む…ムリです…」

ロウェナ「…」

イルミア「…僕じゃ…僕なんかが…何したって…」

ロウェナ「何したってムリなの?」

イルミア「ムリですよ…」

ロウェナ「…そんなことないと思うけど…」

イルミア「じゃ、じゃあどうやって…?」

ロウェナ「それは…これから考えるの」

イルミア「…」

ロウェナ「…早く、見つからないかな…?」

イルミア「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロウェナ達が、見つかった(白目
 4~6 そして、日は暮れた
 7~9 半日くらい過ごして、よーやく見つかった…!


 グゥゥゥ…
 グゥギュルルゥゥゥゥ…

イルミア「…」

ロウェナ「…」

イルミア「…おなかが…限界…」

ロウェナ「…水飲む…?」チョロロロ

イルミア「…ちゃんと形あるのが…いい…」

ロウェナ「…うん…」

イルミア「…」

ロウェナ「…」

イルミア「…」

ロウェナ「【安価下1】」

 1 動きたくないから…ここにいよ…
 2 やっぱり…歩いて探さないと見つからない気がする…。疲れるけど…
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「やっぱり…歩いて探さないと見つからない気がする…。疲れるけど…」

イルミア「でも…おなかへって…歩くのも…」

ロウェナ「歩くの」

イルミア「…はい…」

ロウェナ「行こ」

イルミア「…はぁい…」

 フラフラ…
 ペタンペタン…


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロマノフに見つかった(白目
 4~6 お腹が限界だ…
 7~9 アーロンきて


 多いな

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 さてさて…また、1~0までの判定表を作りましょうかね?
 奇数 マフィア「包囲完了です、ボス。警察にも話つけておきました」ヴィオ「…やれ」
 ※0は偶数扱いだよ


 【直下 コンマ判定】
 1 モッズコートに身を包んだ男性
 2 アイスをくわえながら歩いてた女性
 3 くそでかくてごっつい男性
 4 大きいシベリアンハスキーを連れて歩いてる男性
 5 やさしそうで綺麗な女性
 6 紳士然とした男性
 7 つきびとを従えた女性と、またばったり
 8 袋に棒状のものを包んで持ち歩いている男性
 9 綺麗な…中性的で、性別迷子の人
 0 3メートルくらいありそうな棒状のものを袋に包んで持ち歩いてる女性


 ヤツか…
 ヤツの再登場時にはね、1つ、判定が必要なんだ…

 【直下 コンマ判定】
 1~4 ゆっきーが、戻した時にちょっとした手違いがあって、それが発露してた
 5~9 天宮怜。21歳。片思い歴、5年


 グゥゥ…
 グゥギュルルゥゥゥゥ…

イルミア「ぅぅ…」

ロウェナ「つかれた…おなかへった…」

 フラフラ…
 ドンッ

ロウェナ「っ…」ドサッ

イルミア「あっ――」

 スッ

怜「ごめんね、大丈夫?」

ロウェナ「…平気――」グゥギュルルゥゥゥ

怜「…」

イルミア「…」

ロウェナ「…平気だから」

怜「ケガがないなら、良かった」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 通り魔だぁー! 通行人が刺されたぞー! もちろん、ロマノフの差し金なんですがね?
 4~6 うっかりぶつかっちゃったお詫びに、夕ご飯をご馳走させてほしいんだって
 7~9 通り魔が現れた――けど華麗にノックアウトされた


 おいおいおいおい…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 様子を察した怜に、良かったら食事と眠れる場所を提供するよ、って誘われた
 奇数 それじゃあね、てバイバイ…おいおいおいおい…これ、どんなデジャヴ?
 ※0は偶数扱いよ


怜「それじゃあね」

怜「あんまり遅くまで出歩いてると、心配されちゃうよ」

 スタスタ

イルミア「…大丈夫?」

ロウェナ「大丈夫」

イルミア「…」

ロウェナ「はぁ…おなかが、へった…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 そして現れるロマノフ
 4~6 小走りで怜が戻ってきて、サンドイッチをくれて、また小走りで行っちゃった
 7~9 もうだめ…寝るぅ…ってなって、寝た


ロウェナ「もう…ダメ…」

ロウェナ「お腹減って動けない…」

ロウェナ「寝る…寝るぅ…」

イルミア「でも…どこで――また…昨日と、同じ…?」

ロウェナ「早く…見つからなそうで…風こない場所探して…」

イルミア「…うん…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロマノフ!
 4~6 空腹の限界…ど…泥棒するしか…
 7~9 目が覚めたら、そこは…?


―――――

 今夜は、ここまでです
 ありがとうございました

 にしても…何なんだ、コンマ神が思わせぶりすぎる…


イルミア「…お腹が…」

ロウェナ「言わないで、余計にお腹すいちゃう」

イルミア「でも…もう…本当に、このままじゃ…」

 グゥゥゥ
 グゥゥギュルルルゥゥゥゥキュゥゥゥ…

ロウェナ「…」

イルミア「…」

ロウェナ「お金…ないの…?」

イルミア「ないです…」

ロウェナ「………こうなったら…イルミア…」

イルミア「…?」

ロウェナ「ちょっと、とってきて…」

イルミア「とってき…え…お金ないのに…どこから…」

ロウェナ「決まってるでしょ…」

イルミア「ま…まさか、ど、どど…泥棒…?」

ロウェナ「ゴー」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 30分後、万引きがバレて店主にぼっこぼこに殴られて、ふらふらしながらイルミアが戻ってきた
 4~6 30分後、イルミアが息を切らしながら僅かな食べものをもってきた
 7~9 いやでも、って思いとどまれた


イルミア「で…でも、そんな…」

ロウェナ「何?」

イルミア「おなかすいて…逃げれる自信もないし…」

ロウェナ「…それは…うん…」

イルミア「…やめましょうよぉ…?」

ロウェナ「…いや…でも…」

イルミア「…うぅ…」

ロウェナ「…やっぱり…やめとこ…」

イルミア「!」

ロウェナ「…お腹が…減った…」

イルミア「…はい…」


 【安価下2】
 おなかがへって…うごけない…
 1 ぼーぜんと待ちながらアーロンがふらっと来ないかなあ、って待つ
 2 それでも歩いてアーロンを探す…
 3 その他、どうする?


ロウェナ「…」

イルミア「…」

 グゥゥゥ…

ロウェナ「…」

イルミア「…」

 グゥギュルルゥゥゥゥ…

ロウェナ「…」

イルミア「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロマノフ(白目
 4~6 空腹の限界突破…行動不能
 7~9 あーろん…


ロウェナ「…」グッタリ

イルミア「…ぅ…」

ロウェナ「…」

イルミア「ぁー…」

ロウェナ「…なに…?」

イルミア「…おなか…へった…」

ロウェナ「…」

イルミア「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロマノフ
 4~6 たおれた(白目
 7~9 アーロン~…


 ザッ…

ごろつき「見ぃつけた…」

ごろつき「こそこそしやがって…」

 ザッザッ…

ごろつき「もう限界か…?」

ごろつき「ぐへへへ…俺のおもちゃにして…なぶって、犯して…金にしてやらぁ…」

 ザッザッザッ

イルミア「…?」ピクッ

イルミア「…」キョロキョロ

イルミア「っ…ろ…ロマノフ…」

ロウェナ「えっ…?」

イルミア「あそこ――来るっ…!」

 ダンッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 お腹がへりすぎて、戦うどころじゃなかったよねー…(白目
 4~6 どうにか逃げようとする…ものの…?
 7~9 助かった…?


 ダダダッ

イルミア「に…逃げよ…!」

ロウェナ「でも…動けないし…」ググッ

イルミア「それは…そうだけど…」グゥゥ…

ごろつき「ハッハァァ!」ダンッ

イルミア「っ…!?」

ロウェナ「あっ――」

 シュダッ
 ドッゴォォォォォォッ

 影が駆けた。
 ごろつきの顔面に拳が突き刺さり、殴り飛ばされる。

ごろつき「がふっ…ぅ…どこの、どいつだ…?」

アーロン「…フォース・ナンバー・ツー。アーロン・イグナチェフ」

イルミア「アーロン…さん…」

ごろつき「知るか…!」ジャキィッ

アーロン「ちゃちな武器だな」

 ガシャァンッ
 ジャキジャキィィッ

ごろつき「」

アーロン「お前は両腕。俺は、全身。――死ね」

 シュボォォォッ
 ズドォォォッ
 ドゴゴゴゴゴゴッ

イルミア「…」

ロウェナ「…あ、すごい」

 フシュゥゥゥゥ…

アーロン「排除完了」

アーロン「…」チラッ

アーロン「…何があった、イルミア」

イルミア「ろ…ロマノフが、来て…お家も、やられちゃって…行くところなくて、ずっと探してたんです…」

アーロン「…」チラッ

ロウェナ「何か食べさせてくれない…? もう、お腹が…」

イルミア「…助けてくださいぃ…」

アーロン「…来い」


 【直下 コンマ判定】
 1~4 ちなみに、ごろつきはしぶとく生きてます
 5~9 アーロンが住み着いてるのは、ちっさくてせまーいアパートの一室だったお


 ――モスクワ市内・ボロアパート――

 パクパク
 モグモグ
 ムシャムシャ
 ガツガツ

ロウェナ「…ふぅっ…」

イルミア「あむっ…んぐっ…ん、んんっ…!?」

ロウェナ「何詰まらせてるの?」ドンッ

イルミア「ぐふっ…」ゴクンッ

イルミア「ふぅ…」

アーロン「…」

ロウェナ「はぁ…お腹いっぱい…」

イルミア「これ食べていいですか…?」

ロウェナ「食べたら?」

イルミア「っし…」パクッ

ロウェナ「味はまあまあだけど…お腹いっぱいになって良かった…」

ロウェナ「死んじゃうかと思った…」

アーロン「…」

ロウェナ「…ありがとね」

アーロン「…」フイッ


 【安価下2】
 1 GS練習(ポイント24/100)
 2 コミュ
 3 これからどうしようかなー?
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 ポイント 24/100


 ポイント 76/100

イルミア「Zzz…」

ロウェナ「寝てるし…」

ロウェナ「…でも…お腹も膨れて…わたしも、眠たくなってきた…」ウトウト

ロウェナ「…」

ロウェナ「…」ウツラウツラ

ロウェナ「…ハッ…」

ロウェナ「…」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 …いいや、やっぱ寝よ…
 2 イルミア、起きて。これから、どうするか考えるから。イルミア、イルミア!
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「イルミア、起きて。これから、どうするか考えるから。イルミア、イルミア!」

イルミア「Zzz…」

ロウェナ「…」

 チョロロロロ…
 タラ-

イルミア「ぐふっ…ごほっ…」ガバッ

イルミア「冷たっ…」

ロウェナ「起きて。まだ水いる?」

イルミア「い…いいです…」

ロウェナ「これから、どうしよ?」

イルミア「どうしようって…」

ロウェナ「ロマノフは、あれするでしょ?」

イルミア「あれって…何ですか…?」

ロウェナ「…あれっていうのは…」

ロウェナ「…?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 ころころ?
 2 ………そう、取り返すの、色々
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「ころころ?」

イルミア「ころころ…?」

イルミア(ころころ…転がす…?)

イルミア(…何を…?)

ロウェナ「全部、ころころする」

イルミア「ころころ…」

ロウェナ「いい?」

イルミア「…うん…」

イルミア(…ころころって…何…?)

ロウェナ「じゃ、行こ」

イルミア「ま、待って…行くって…ロマノフの、ところ…?」

ロウェナ「じゃないところころできないし」

イルミア「ふ…2人だけで…できるんですか…?」

ロウェナ「多分?」

イルミア「多分…?」

ロウェナ「じゃ、行こ」

イルミア「…む…ムリですよ、何するか知らないけど…2人だけじゃ…」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 じゃあどうするの?
 2 …じゃあ、2人じゃなくして
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「じゃあ、アーロンにも来てもらう」

イルミア「えっ…」

ロウェナ「がしゃんってなって、ばきゅんってなったし」

ロウェナ「充分でしょ?」

イルミア「で…でも…気難しい人だし…そう、簡単に…」

ロウェナ「じゃあ2人で」

イルミア「ええ…?」

ロウェナ「2人が嫌なら呼んできて」

イルミア「ま…巻き込むの、良くないんじゃ…?」

ロウェナ「だから、2人でいいの、わたしは」

イルミア「うぅ…呼んできます…」

 トコトコ…

ロウェナ「…」

ロウェナ「…何もない部屋…」

 ガチャ…

イルミア「あ、あの…お話だけで…いいので…」

アーロン「…何だ?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 協力して。ロマノフをころころするから
 2 イルミアがどうしても、って言うから、ちょっと力貸して
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「イルミアがどうしても、って言うから、ちょっと力貸して」

アーロン「…」チラッ

イルミア「…だ…ダメですか…?」

アーロン「…」

ロウェナ「嫌なら嫌でわたしはいいの」

ロウェナ「どう?」

アーロン「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 アーロン「…これ以上、イルミアを連れ回すな」
 4~6 アーロン「…この件だけだ」
 7~9 アーロン「…いいだろう」


アーロン「…これ以上、イルミアを連れ回すな」

ロウェナ「どうして? イルミアはわたしの部下なの」

ロウェナ「どうしようが勝手でしょ?」

アーロン「それはお前の押しつけだ」

ロウェナ「でもイルミアだって、了解したもん。ねえ、イルミア?」

イルミア「えっ…ぁ…は…はい…」

アーロン「イルミアは門を立てないためにそうしているだけだ」

アーロン「イルミアが好んで、誰かに荷担することはない。そうだな、イルミア?」

イルミア「え…えと…はい…?」

ロウェナ「…イルミア、どっちの味方なの?」

イルミア「ど…どっちて、言われても…」

アーロン「…これがこいつだ」

アーロン「お前が、こいつを連れ回しているだけだ」

アーロン「これ以上の強制をするなら、お前を排除する」

イルミア「えっ…!? あ、アーロンさん…?」

ロウェナ「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロウェナ「…本当は嫌で嫌で仕方ないの?」イルミア「っ…は…はい…」ロウェナ「………分かった、じゃあひとりでいく」
 4~6 イルミア「つ…連れ回されてるんだとしても…僕は…爺ちゃんの、約束がある…から…」
 7~9 アーロン「出て行け」ロウェナ「…じゃあ」イルミア「っ…ま…待って…ロウェナ!」


イルミア「つ…連れ回されてるんだとしても…僕は…爺ちゃんの、約束がある…から…」

アーロン「ジジイとどんな約束をしようが、お前の意思でそうするならどうだっていい」

アーロン「だがこの小娘は、お前を道具のように扱うだけだ。ジジイに言われるままで、お前はいいのか?」

イルミア「でも…」

ロウェナ「…」

アーロン「とうに死んだ人間との約束なんてものは、お前がお前の意思を殺し、尽くす理由にはならない」

イルミア「…」

ロウェナ「イルミア、どうでもいいから答えを出して」

イルミア「…」

アーロン「お前が決めろ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 イルミア「…行きたく…ない…」
 4~9 イルミア「…つ…ついてきます…。僕は…ロウェナに、ついてく」ロウェナ「…って、言ってるけど?」アーロン「…」


イルミア「…つ…ついてきます…。僕は…ロウェナに、ついてく」

ロウェナ「…って、言ってるけど?」

アーロン「…」

イルミア「爺ちゃんとの約束も…他の人との約束もあるけど…」

イルミア「…ぼ…僕なんかに、声かけて…頼ってくれる人なんて、いなかったから…」

イルミア「それに…逃げちゃダメだと、思って…」

イルミア「ロマノフは怖いけど…」

ロウェナ「で、あなたは?」

アーロン「…お前が、そう言うなら…。その上で、お前が俺に求めるなら」

アーロン「……この件だけ、つきあってやる」

イルミア「本当ですか…?」

アーロン「…肯定する」

イルミア「お…お願いします。力を、貸してください」

アーロン「…了解」

ロウェナ「じゃ、行こ」

イルミア「えっ…い、今すぐ…?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 今すぐ
 2 じゃあ、明日?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「じゃあ、いつならいいの?」

イルミア「い、いつ…?」

ロウェナ「いつがいいの?」

イルミア「それは…」チラッ

アーロン「…」フイッ

イルミア「え、えーっと…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 イルミア「いつでも…」ロウェナ「じゃ、行こう」
 4~6 イルミア「…あ、明日…とか…?」ロウェナ「…じゃあ、明日ね」
 7~9 イルミア「せ…せめて、ちゃんと準備が整うまで…」ロウェナ「…そう、分かった。それじゃ、イルミアに任せたから」


―――――

 すまんが、急用が入ってしまいまして
 ここまでっす
 ありがとうございました


 昨日はすみませんでした
 今日はしっかりやるつもりなんで、よろしくお願いします

 もうしばらくお待ちくだされ~


 ――モスクワ市内・ボロアパート――

ロウェナ「カビ臭いし、ボロいし…」

ロウェナ「汚いし…ベッドもないし…ソファーは綿出てるし…」

ロウェナ「ヤな感じ…」


 【安価下2】
 1 GS練習(ポイント76/100)
 2 コミュ
 3 その他、自由行動
 ※狙撃訓練は、市街地にいるためにできませんが…
  外に出てどうしてもやりたい、って場合はどうぞそういう風に書いてください
  ロマノフは、うろついてるからお出かけは注意が必要です


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 ポイント 76/100


 ポイント 151/100

ロウェナ「撃ちたい…」

ロウェナ「こういう息の詰まりそうな、ばきゅーんて撃って、きもちよーくなりたいなあ」

イルミア「…」イソイソ

ロウェナ「…?」

イルミア「えーと…」

 ゴソゴソ

ロウェナ「何してるの?」

 ビクッ

イルミア「え?」

ロウェナ「え、じゃなくて。何してるの?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 イルミア「…お掃除を…」
 4~6 イルミア「靴、壊れてるから、直そうと思って…」
 7~9 イルミア「アーロンさんが、がらくた溜め込んでたから…ちょっと、いじろうかなって…」


イルミア「靴、壊れてるから、直そうと思って…」

ロウェナ「直せるの?」

イルミア「…そんな、大層なほどじゃないんですけど…」

イルミア「靴底が、ぺらぺらだから、ボンドでくっつける程度のことで…」

 ゴソゴソ
 ニュニュッ
 ペタッ…

イルミア「…」フゥフゥ

ロウェナ「何してるの?」

イルミア「息吹きかけたら、早く直らないかなって…」

 フゥフゥ

ロウェナ「…ふうん…」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 ところで、準備が済んだらっていつ?
 3 その他、自由行動


 フゥフゥ

ロウェナ「くっついた?」

イルミア「…分かんないです…」

ロウェナ「…どれくらいでくっつくの?」

イルミア「さあ…?」

ロウェナ「…」

イルミア「…」

ロウェナ「ねえ」

イルミア「…はい…?」

ロウェナ「何歳だっけ?」

イルミア「11ですけど…」

ロウェナ「…ふうん…」


 ↓1~3 イルミアとのコミュ内容
 ※なければ「なし」でええよ


ロウェナ「いいこと、教えてあげよっか?」ズイッ

イルミア「!?」ビクッ

イルミア「…い…いいこと…?///」ゴクリ

ロウェナ「いいこと…」

イルミア「…は、はい…よろしく、お願いします…」ドキドキ

ロウェナ「まず、こうし――何、目ぇつぶって唇突き出してるの?」

イルミア「…え?」

ロウェナ「こうやって、こう…こんな感じ。やって?」

イルミア「こうやってって…どうやって…?」

ロウェナ「だから、こう」

イルミア「…どう…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロウェナの教え方が超絶下手くそだった件について
 4~6 どうにかこうにか伝わった
 7~9 イルミアの飲み込みがすごく早かった


イルミア「できた、できたっ!」

ロウェナ「…」

イルミア「ポイント…でしたっけ…?」

ロウェナ「うん」

イルミア「できたー!」

ロウェナ「…面白くない」ムスッ

イルミア「え…?」

ロウェナ「じゃあ、わたしの番だから」

ロウェナ「これとね、これ」

 シュワァッ…
 チョロロロ…

ロウェナ「2つあるのね? どうしたらすごいと思う?」

イルミア「…」

ロウェナ「イルミア?」

イルミア「すごいって…どういう…?」

ロウェナ「だから、どーんって感じの」

イルミア「…う、うーん…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 水を圧縮することを覚えた!
 4~6 水を圧縮することと、面での攻撃方法を理解した!
 7~9 上と、粒子の異能のトラップ的な使い方を覚えた!


 ズドォォォォォォッ

イルミア「」

ロウェナ「すごいすごい、こういうの!」

ロウェナ「イルミア、すぐ思いついてすごいね」

イルミア「…あ、あとは…えーと…水をこう…平べったく…っていうか…広くして、ぶつけると…」

ロウェナ「ぶつけると?」

 シュバァァァッ
 ズドォォォォンッ…

イルミア「…………広い、範囲の攻撃とか…」

ロウェナ「これこれ。こっちは? 粒子は?」

イルミア「それって…ものを分解して…また、作れるんですよね…?」

ロウェナ「うん」

イルミア「…でも、いっぱい、同時にはできないから…こう…」

イルミア「トゲトゲにして、地面に置くだけでも、足場がなくなったり…」

 シュゥンッ
 バシュッ
 ジャキィンッ

ロウェナ「こう?」

イルミア「は、はい…。あとは…こう…相手の、邪魔をするために、そういうのを設置したり…」

ロウェナ「邪魔するのね、うん」

イルミア「あとは…ものを消せる、っていうのもすごいから…」

イルミア「…………足元の、地面を消しちゃったり…足を置いてるところとか」

イルミア「そしたら、がくってなったりすると思うんで…」

ロウェナ「ふうん…。分かった」

ロウェナ「…じゃあ、今度はイルミアの番。イルミアの異能、どんなことできるの?」

イルミア「…よく、分からないです…」

ロウェナ「色々やってみよ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 動いている物体の動きを遅くできる模様
 4~6 上+それを一定範囲内に適用して、スロー空間を形成できる模様。尚、イルミアは自由に動ける
 7~9 上+本質は、鎮静だから、いろんなものを鎮めることができて、どういうことかっていうと、神様の真逆?


 ちょびっとずつ成長してくところを、ワープ進化しちゃうのか!?
 BGMはbrave heartでおなしゃす

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 >>496の7~9判定+もいっこ…異能いっちゃう…?
 奇数 イルミアの精神が低いため、異能を使いこなせない。危機に陥らないと発動不能。潜在的には>>496の7~9でいけちゃう
 ※0は偶数扱いで


 これは頼れる相棒ですね(白目
 奇数出るだろ、と思ってたんだ…なのに、なのにこんな…思いつかなくて…偶数が…(震え声

 それじゃあ、イルミアの2つ目の異能…いきましょうか…?

 【安価下2】
 まさかのレアな異能2つ持ちだったイルミアくん
 もうひとつの異能とは一体!?


 強い(確信
 強いけれど、異能自体の攻撃性能はほとんどない…と

―――――

 ギュゥィィィィィン…

ロウェナ「…」

イルミア「…な…何が起きてるか…分かりますか…?」

イルミア「僕…さっぱりなんですけど…」

ロウェナ「あぁのぉねぇぇ…なぁんくぁぁ…すぅごぉくぅ…」

イルミア「え、えっ…?」

 ギュゥィィィィン

ロウェナ「のろくなっ――あ、戻った」

イルミア「…鈍くなる…くらい…?」

ロウェナ「わたしまで鈍くなっちゃ、面倒」

イルミア「ごめんなさい…」

ロウェナ「それだけ?」

イルミア「…多分…」

ロウェナ「ふうん…」

ロウェナ「じゃあ、ちょっと練習ね。避けてね?」

イルミア「えっ――?」

 ジュボォォォォ…
 コポコポコポ…

イルミア「え、えっ…」

ロウェナ「えーと…これをひとつのところに、集めて――撃つっ!」

 シュバァッ

イルミア「む、ムリ――!」

 バシュンッ
 ズドォォォォォォォッ

 ドサッ…

イルミア「痛っ…たた…」

ロウェナ「えっ? 今、え…消えたの…?」

イルミア「え…?」

ロウェナ「どうやったの?」

イルミア「…えっと…に、逃げなきゃ、って思って…そうしたら…」

ロウェナ「…瞬間移動?」

イルミア「…しました…か…?」

ロウェナ「した」

イルミア「…」

ロウェナ「…」

イルミア「えへ…」

ロウェナ「すごい、イルミア!」

イルミア「えへへへ…」

 【安価下2】
 1 コミュ
 2 で、準備が整ったら、っていつ?
 3 その他、自由行動


ロウェナ「ねえ、アーロン、どこ?」

イルミア「アーロンさんは…お出かけ…だと思います」

ロウェナ「どこに?」

イルミア「さあ…?」

<ガチャ

イルミア「あ、帰ってきた…」

ロウェナ「…」


 【安価下2】
 1 まあ、別に用事はないけどね?
 2 用事あるなら、併記してちょんまげ


ロウェナ「ねえ」

アーロン「…何だ?」ドサッ

ロウェナ「どこで何してたの?」

アーロン「…買い物だ」ポイッ

ロウェナ「わっ…ほっ…」パシッ

ロウェナ「…りんご?」

アーロン「…俺の動向を気にして、一体何だ?」シャリッ

ロウェナ「【安価下2】」

 1 暇だっただけ。何もないけど?
 2 その他、自由台詞


ロウェナ「何のお仕事してるか気になったから」

ロウェナ「何してるの? あとこれ、切ってくれない?」

ロウェナ「かじって前歯痛くなったらやだから」

アーロン「…俺は子守りをしている覚えはない。自分でやれ」

ロウェナ「ケチ」

ロウェナ「で、何の仕事?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 無職だけど、蓄えはあるらしい
 4~6 地下闘技場で小銭稼ぎ
 7~9 地下闘技場で無敗のチャンピオン


アーロン「仕事らしい仕事はしていない」

ロウェナ「じゃあ、これ買ったお金は?」

アーロン「…地下闘技場のファイトマネーだ」

ロウェナ「地下闘技場…? ああ、知ってる、それ」

ロウェナ「何だっけ…喧嘩して、勝ったらお金もらえるんでしょ?」

ロウェナ「1回いくらなの?」

アーロン「…500万ルーブル」

ロウェナ「500万? それ、どれくらい強いの?」

アーロン「…敵はいない。俺が強すぎるせいで、出てこない」

アーロン「勝ちすぎたせいで結果が見えているから、賭けが成立をしない」

アーロン「だから、1ヶ月に1度も戦いはない」

ロウェナ「…負けなし?」

アーロン「肯定する」

ロウェナ「こんなボロっちいところに住んでるのにすごいんだ?」

アーロン「…ものを置くだけの場所に金を払う必要はない」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 イルミア、準備ができたらって、いつさ?
 3 その他、自由行動


ロウェナ「ねえ、撃ちたい気分なの」

アーロン「…?」

ロウェナ「ロマノフがからんできたらヤダから、ついてきてくれない?」

アーロン「お守りをするいわれはない」フンッ

ロウェナ「じゃあイルミア連れてくからいい」

ロウェナ「イルミア~?」

アーロン「…」シャリッ


 【直下 コンマ判定】
 コンマ一桁分加算
 狙撃技術 82/100

 【下2 コンマ判定】
 ロウェナ「イルミアもやる?」
 いるまい「えっ…?」
 1~3 イルミア、へったくそ…
 4~6 初めてにしては…レベル
 7~9 イルミアのハイスペック化が止まらない件

 【下3 コンマ判定】
 1~3 現れたロマノフ
 4~9 無事に帰りました


 狙撃技術 87/100

 パァンッ…

ロウェナ「~♪」

ロウェナ「これこれ」

イルミア「…」ギュッ ←うるさいから耳を塞いでる

ロウェナ「イルミア?」

イルミア「…?」

ロウェナ「イルミアもやる?」

イルミア「え…?」

ロウェナ「はい」

イルミア「ど…どうすれば…?」

ロウェナ「撃ったことないの?」

イルミア「撃つのは…怖くて…」

ロウェナ「気持ちいいのに。こうして持って…」スッ

イルミア「っ…は、はい…」

ロウェナ「どうしたの?」

イルミア「何でも…」

イルミア(う…後ろに…な、何だか…いいにおいする…)ドキドキ

 パァンッ…

イルミア「うわあっ…!?」

ロウェナ「…それくらいの反動で…」

イルミア「うぅ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 出ました、変態ロリもショタもいける、ペド野郎のごろつき先輩。あと、マフィアさん
 4~6 マフィアさん
 7~9 ごろつき先輩


 【安価下2】
 マフィアさんの異能は?
 ※マフィアさんなんて、固有名詞つけてない感じだけど、ロマノフのモブてことだからね~


ロウェナ「イルミア、もっとちゃんと構えて」

イルミア「は、はい…」

ロウェナ「それで、狙いを定めて…」

 パァァンッ…

ロウェナ「っ…?」

イルミア「う、撃ってない…ですけど…」

 ザッ

マフィア「外れたぞ?」

ごろつき「あの変なヤツにやられて、まだガタついてんだよ…」

 バッ

イルミア「ろ…ロマノフの…」

ロウェナ「あーあ…」

ごろつき「ボスから、生け捕りだが殺してもいいって言われてんだ…」

ごろつき「今日こそ…ひん剥いて――」

マフィア「いいから、早く殺るぞ」


 【安価下2】
 1 水鉄砲(圧縮版
 2 えーと、何だっけ? 足元をバラして…?
 3 その他、どうする?


ロウェナ「えーと…」

イルミア「…な、何考えてるんですか?」

ロウェナ「足元をバラすんだっけ?」

 バシュゥッ

マフィア「っ…あ?」

ごろつき「何もないとこでどうした?」

ロウェナ「言う通りにしたのに」

イルミア「普通に立ってるところをやっても、意味ないですし…」

ロウェナ「じゃあどういう時に?」

 ダンッ

ごろつき「まずは小娘からだ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 うぼげぇっ…!
 4~6 やっと分かったロウェナ
 7~9 粒子の異能で足止めをしておいて、水鉄砲で撃ってくスタイル


イルミア「きっ…来たっ…!?」

ロウェナ「こう?」

 バシュゥッ
 ヨロッ

ごろつき「ああっ…!?」

 飛び出してきたごろつきの、地を蹴った足元。
 そこを粒子で分解し、ごろつきがよろめいた。

ロウェナ「できた、できた。ふふふ、さすがね、わたしったら」

イルミア「そ、それだけじゃダメですって…!」


 【安価下2】
 1 じゃあ、水鉄砲も撃とう
 2 そうそう、分解したので…トゲトゲだっけ?
 3 その他、どうする?


ロウェナ「じゃあ、こうする?」

 シュバッ
 ズドォォォォォッ

ごろつき「っ――コート…!」スルッ

ロウェナ「効かない…」

イルミア「!?」

ごろつき「お遊びは、ベッドの上でたっぷりとなあ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 うぎゃー
 4~6 至近距離で発砲しまくり
 7~9 えーと、面だっけ?


ロウェナ「じゃ、こうする?」

 ドバァッ
 ズドォォォンッ

ごろつき「っ…!」ズザァッ

マフィア「何してんだ?」

ごろつき「こいつ…!」

イルミア「そ、そう…そんな感じですっ…!」

ロウェナ「ふふふ…分かってきた、分かってきた」

ロウェナ「ふうん、こういう感じなんだ…?」

イルミア「で、でも…あの…全然、攻撃が通じないんじゃ…」

ごとうき「コートも知らねえガキが…これ以上、つきあわねえ…。もう、つきあわねえぞ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ほげぇっ!?
 4~6 1回でダメなら、連射すればいいんじゃね?
 7~9 1つ、謝らなきゃならないことがある…。ロウェナの性格、お調子者じゃなくて…マイペースだね、めんごっ☆


イルミア「お…怒り出した…」

ロウェナ「大丈夫だって、こんなのちょちょいのちょ――」

 ダンッ
 バッ

ごろつき「顔は勘弁してやるよ…!」

 ドゴォォォッ

ロウェナ「っふ…!?」

 ドサァッ
 ゴロゴロッ

イルミア「ロウェナ――」

ごろつき「てめえもだ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ひでぶぅ!?
 4~6 ふんばったけど、アーム使われてちゃね…
 7~9 瞬間移動


 ブンッ
 ガッ

イルミア「っ――!?」

ごろつき「弱え!」

 ドゴォォォンッ

イルミア「ぅ…ぁ…」

ロウェナ「っふ…っふ…」ヨロッ

ごろつき「お楽しみはこれからだ…」

ごろつき「へへへ…なあ…いいこと、しようぜぇ?」

マフィア(俺の出番はなしか…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 じーざす…
 4~6 水攻め
 7~9 反撃


ごろつき「おら…立てよ、小むす――」

 ガシッ
 ズブゥッ

 ごろつきが這いつくばっているロウェナに近づき、手を伸ばした。
 その髪を掴んで持ち上げようとしたが、ごろつきの手が粒子で構築されたトゲに貫かれる。

ごろつき「ぐあっ…!? トゲ――どこから…!?」

ロウェナ「はぁ…っ…痛い…もう…痛いじゃない…痛い、痛い、痛いっ!」

ロウェナ「容赦しないんだから!」


 【安価下2】
 1 水鉄砲連射かーらーの、
   A 水鉄砲
   B 滝、召喚
   C どうする?
 2 粒子の異能を使って、ひたすらトゲを飛ばしまくる
 3 その他、どうする?


ごろつき「ほざくな…!」

ロウェナ「死んじゃえ…!」

 ズッドォォォォォッ

ごろつき「っ…んなのコートで――!?」

ロウェナ「えいえいえいえいえいえええええ―――――――――――いっ!」

 ズドォォォォォッ
 ズドォォォォォッ
 ザッバァァァァァッ

ごろつき「がふっ…ごっ…クソ…!」

ロウェナ「窒息、して!」

 ゴボォッ

ごろつき「っ…!?」

 初撃の水鉄砲はコートで受け流された。
 だが、続く連続の水鉄砲照射でごろつきは押し出され、全身を激しく殴打される。
 トドメとばかりにロウェナが、さらに撃ち出した水を操って、ごろつきの顔を覆い込んだ。

ごろつき「っ…!」バタバタ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ピラーでぶっ飛ばされて、窒息も解除させられた
 4~6 コートですり抜けちょちょいのちょいや
 7~9 そのまま、水圧で頭を圧し潰したぜ。異能が強いとやりようがあって、良かったね…ほんと…


マフィア「ほんと、下半身で生きてるな…。おい、冷静になれ」

ごろつき「っ…!」

 スルッ
 ズバァッ…

イルミア「っ…ぁ…また…避けられた…?」

ロウェナ「何あれっ…?」

ごろつき「ふぅーっ…ふぅーっ…こん、の…」

マフィア「しゃあない、お楽しみがなしでいいなら手伝ってやる」

ごろつき「ああ…殺す…殺す…!」

マフィア「へいへい…」

イルミア「ふ…2人がかり…?」

ロウェナ「こっちだって2人がかりじゃん」

イルミア「そ…そうだけど…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 うぎゃー、やーらーれーたー…
 4~6 つよいよー…(泣
 7~9 イルミアが閃いた


ロウェナ「2対2なら対等じゃない」

ロウェナ「何をビビってるの?」

イルミア「だ…だって…」

マフィア「いくぞ――」

ごろつき「殺してから犯す…!」

 ダンッ

イルミア「っ――あっ…」

ロウェナ「何?」

イルミア「ま…また、窒息させて…! 今度は、避けられないようにするから…!」

ロウェナ「分かった」

 ザバァッ

マフィア「んなもん…!」ダッ

ロウェナ「片方逃げられた…!」

ごろつき「がぼぉっ…!?」

イルミア「と…とにかく、1人だけでも…こ、この状態で、僕が…!」

 ギュゥィィィィィン

ごろつき「!?」

 ごろつきの顔を水が覆ったまま、イルミアが異能を発動した。
 何もかもが沈静されて鈍化し、水を抜けようとするごろつきの動きも遅くなる。


 【安価下2】
 1 なるほど、動きが遅いから一瞬で抜けられなくなるから、抜けようとしてるところに水を寄せ集め続ければ窒息必須か。えぐい
 2 連続でコートは使えないから、水から抜け出たところに水鉄砲ぶち込んでおけば逃げらんないわけだ。狙う時間もたっぷりあるし
 3 さあ、この状況からどうする?


イルミア「撃ってください…!」

ロウェナ「…」スゥッ

 ロウェナがゆっくりと腕を上げた。
 ごろつきの目が見開かれるが、イルミア以外の誰もが動きを遅くしている。

ごろつき「…!」

 少しずつロウェナの手の平に水が集まった。
 収束され、それが細い線のようになって発射されていく。
 ごろつきはすでにコートで顔を自ら出していたが、じわじわと水は向かってくる。

イルミア「解除…!」

ごろつき「!?」

 シュバァァァッ
 ズッドォォォォォォォォォッ

 鎮静が解かれる。
 同時に、コートを使ったことでアームが解除されたごろつきの心臓を、水鉄砲が穿つ。
 水が胸を貫き、血とともに背中からそれは突き抜けていった。

ごろつき「っ…」ヨロッ

 ドサァッ

マフィア「何…!?」

ロウェナ「やるじゃない、イルミア」

イルミア「…は、はい…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 しかーし、マフィアはごろつきよか冷静だし強かった。異能はどう使うのか不明
 4~6 さあ、残るはひとり!
 7~9 撤退された


マフィア「…マグレか…実力か――」

マフィア「…何にせよ、生かしておくわけにはいかないか…」

 チャキッ
 グッ

イルミア「…銃と…ナイフ…」

ロウェナ「それが何?」

マフィア「アームもまともに使えねえんだ…」

マフィア「近接に持ち込んで、ソッコーで仕留める…!」


 【安価下2】
 1 水攻め、水攻めぇ!
 2 壁作っておこう、壁
 3 その他、どうする?


ロウェナ「させるはずないじゃん」

 ザッバァァァァッ

 ロウェナが水を出し、それを津波のようにぶつけた。
 だが、バーニッシュをかけたナイフでそれを一閃して断ち切り、マフィアが迫ってくる。

イルミア「っ…!」

 スパァァァンッ
 ギュゥィィィィンッ

 とっさにイルミアが、鎮静の異能を使う。
 だが、その前にマフィアが発砲をしていた。

 均等に遅くなった時間だが、人体と弾丸ではその速度が異なる。
 ロウェナに向かって弾丸はじわじわと迫り、避けようのないところまで迫っていた。


 【安価下2】
 1 弾丸を粒子の異能で消しておこう
 2 攻撃は最大の防御なり! 超圧縮水鉄砲で弾丸を撃ち抜いて、奥のマフィアまで一気に狙ったろうじゃん
 3 その他、どうする?


ロウェナ「…」スゥッ

 ロウェナが、水を圧縮して放つ。
 その軌道にマフィアの放った弾丸を捉え、その奥で硝煙をまだたゆたわせているマフィアを狙った。

 スッ…
 シュバァァァァッ
 ギィィィンッ

 鎮静が解除された。
 弾き出された水が、弾丸を弾き飛ばす。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 外れたし、同じ時間だけ向こうにも猶予があるわけで…
 4~6 コートやで
 7~9 狙い通りだぜ


 ズッドォォォォォォォッ

マフィア「ぐっ…!?」

 マフィアの右手の拳銃ごと、水鉄砲が撃ち抜いた。
 一瞬で手首の先まで吹き飛ばされ、とっさにマフィアは後退し、さらにロウェナが水鉄砲を放つ。

マフィア「コート…!」

 スルッ

ロウェナ「あれ、ほんとにやだ…!」

イルミア「でも…右手が…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ぬか喜びやで
 4~6 あれ、消えた!?
 7~9 撤退してった


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 あれだね、ロウェナが遠・中距離担当、イルミアが近接担当。割といい具合じゃないですか? 撃破完了!
 奇数 あかん…
 ※0は偶数扱いなんや


マフィア「手の1つや2つ、くれてやる――!」

 右手を吹き飛ばされて尚、マフィアは冷静だった。
 ナイフを持っている手で地面を叩き、ピラーを生やしてイルミアを突き上げる。

 ドゴォォォッ

イルミア「っ…!?」

ロウェナ「イルミア…!?」

マフィア「ほら、このスピードについてこれっか…!?」ダッ

ロウェナ「っ!?」

 ドッゴォォォォォッ
 ダンッ
 ズドォォォッ

 マフィアがスピードを乗せた拳で、ロウェナの顔面を殴り抜いた。
 華奢な体が軽く吹き飛び、さらにまたピラーが発動されて今度はロウェナを突き上げる。

ロウェナ「ぁっ…ぅ…」

マフィア「しょせんはガキ…。痛いか?」

マフィア「でも、悪さをしておいて…そんな程度で済むなんて思ってんじゃねえぞ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 おーまいがっ…
 4~6 あかんあかんあかん…
 7~9 イルミア…


 ザッ…

マフィア「このナイフで、まずは足を落とす」

マフィア「それで死ぬなら、それで死ね。死んでなければ、今度は腕だ」

マフィア「それから、喉。最後に心臓」

マフィア「順番に奪って、順番に壊して、確実に殺す」

ロウェナ「…ぅ…」

マフィア「もう動けないだろ?」

マフィア「ムリすんな…ちゃんと、殺してやる」

 バシュンッ

マフィア「!?」

 ガッ

イルミア「ロウェナに――手を、出すな…!」

 瞬間移動をしてイルミアが、マフィアの上に移動した。
 そのまま落ちながら組みついて、ボロボロの体で背中にしがみつく。

マフィア「鬱陶しい…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 奮戦虚しく…
 4~6 いけるか?
 7~9 唯一使えるポイントで…


マフィア「グラスプスキルもまともに使えないで…!」

イルミア「つ、使える…!」

 イルミアが、口を大きく開けた。
 顎に、歯に、ポイントを使いながら、その首筋にかじりつく。

 ガブッ
 グチィッ
 ブシュアッ

マフィア「っ…!」

イルミア「た…頼まれたから――ぼ、僕がやるんだ…!」

 ガァンッ

 今度は頭にポイントを使い、おもいきり頭突きを食らわせた。
 後頭部から思いきり食らわせると、マフィアがよろめいた。

イルミア「今…!」

ロウェナ「っ――イルミア、かっこいいじゃない、ちょっとだけ…!」

 バシュゥッ

 マフィアの足元を粒子の異能で消し去った。
 背中にしがみついているイルミアの重みで前にマフィアが倒れ込み、三角錐の形状をした杭がそこに突き刺さる。

 ズゥゥンッ

マフィア「っ…」

イルミア「まだ――」

ロウェナ「だったら…!」


 【安価下2】
 1 ぶちこんだ杭の形状を変えて、そのまま体内から貫く
 2 マフィアの頭を狙って、水鉄砲でぶちぬいたらあ
 3 その他、トドメなんだぜ?


 ギュィンッ
 ズブゥッ
 グシャァァッ

マフィア「かっ…」

イルミア「っ…!?」バッ

ロウェナ「…今度こそ、終わり」

マフィア「」

イルミア「…し…死んだ…の…?」

ロウェナ「死んだふりじゃないなら、死んだでしょ?」

イルミア「…」ブルッ

ロウェナ「…どうかしたの…?」

イルミア「ふ…2人も、人を…殺し…た…」

ロウェナ「…仕方ないじゃん」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 こうしなきゃ、わたしが死んでたんだから
 2 早く馴れてね
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「こうしなきゃ、わたしが死んでたんだから」

イルミア「…」

ロウェナ「それより…」

ロウェナ「もう…動けない…」ヨロッ

イルミア「っ…!」ダキッ

イルミア「だ…大丈夫ですか…?」

ロウェナ「おんぶして…歩けない…」

イルミア「…お、おんぶ…」

ロウェナ「早く…」

イルミア「は…はい…。よい…しょ…」

ロウェナ「足…地面につきそう…」

イルミア「ごめんなさい…」

ロウェナ「まあいいや…。後、よろしく…」

イルミア「…はい…」

イルミア(…おっぱい…ない…)

 トボトボ…
 スタスタ…
 ズルズル…

ロウェナ「ちっちゃい背中…」

イルミア「…うぅ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 全身筋肉痛につき、ろくに動けない翌日
 7~9 若さ

 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント151/100
 戦闘スキル:狙撃(87/100)

 ――知人――
 イルミア・チェルシー:鎮静と転移の異能 カラシニコフファミリー末裔
 アーロン・イグナチェフ:謎の男 イルミアを気にかけてる?
 ヴィオ・ロマノフ:暴食の異能 ロマノフファミリーボス


 ――モスクワ市内・ボロアパート――

ロウェナ「うぅぅ…」

ロウェナ「痛い…全身…全部、痛いぃ…」

ロウェナ「…最悪…」

ロウェナ「もうやだ…」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント 151/100
   B アーム 0/200
 2 コミュ
 3 ところで、準備できたらっていつ?
 4 その他、自由行動
   ※ろくに動けないので、外出はできません


ロウェナ「イルミア…イルミアー?」

 トコトコ…
 ヒョコッ

イルミア「な…何ですか…?」

ロウェナ「退屈なの。お話して」

イルミア「…はい」


 ↓1~3 イルミアとのコミュ内容
 ※なければ「なし」でええで


イルミア「…それで、話って、一体、何をすれば…?」

ロウェナ「ちょっとだけ心配なんだけど、ムリしてない?」

イルミア「えっ…?」

ロウェナ「あんまり嫌だとかそういうの言わないでしょ? えーと…何だっけ?」

ロウェナ「………………溜め込む? そういうところあるでしょ。いい、1番怖いのはね、体じゃなくて、心が死んじゃうことなの」

ロウェナ「だから、ムリならムリって言っていいから」

イルミア「…そう言ったら…何か…変わりますか…?」

ロウェナ「……………さあ?」

イルミア「…」

ロウェナ「それでね?」

ロウェナ「考えたの。すごい名案だからよく聞いて」

イルミア「はい…」

ロウェナ「色んなところから、すごいのをたくさん集めて部下にするの」

ロウェナ「それで、それからロマノフをころころするの。どう? 名案でしょ?」

イルミア「…どうやって、集めるんですか…?」

ロウェナ「さあ?」

イルミア「…ていうか…集めるの…?」

ロウェナ「当たり前じゃん」

イルミア「…でも…やっぱり、どうやって…?」

ロウェナ「………仲間集めって、大変だね」

イルミア「まだ何も始まってないのに…」

ロウェナ「イルミアならどうにかしてくれるでしょ?」

イルミア「…あの…僕が…それ、やるの…?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 え、違うの?
 2 …じゃあ、一緒にしてあげるからちゃんと考えて
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「え、違うの?」

イルミア「…」

ロウェナ「何、その顔?」

イルミア「はぁ…」

ロウェナ「だから、何?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 イルミア「何でも…ないです…」
 4~6 イルミア「…がんばります…」
 7~9 イルミア「……ロウェナって…………………頭がその…よ…良くはないっていうか…そういう…人…ですよね…?」


 日常シーンの0、多くね?

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 イルミア「…僕…ちゃんとできるのかな…って…」ロウェナ「何を?」イルミア「…いえ…」
 奇数 イルミア「バカですよね…? ロウェナって」ロウェナ「」←箱入りお嬢様すぎて、初めて他人に指摘された
 ※0は偶数扱いです


イルミア「…僕…ちゃんとできるのかな…って…」

ロウェナ「何を?」

イルミア「…いえ…」

ロウェナ「よく分かんないけど…」

イルミア「…?」

ロウェナ「イルミアは、今のところちゃんとできてるよ?」

イルミア「…」

ロウェナ「だから、よろしくね」

イルミア「………はい」

ロウェナ「そういうことだから」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント 151/100
   B アーム 0/200
 2 コミュ
 3 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算 
 アーム 0/200



 アーム 36/200

ロウェナ「ふわぁぁ…」ピシッ

ロウェナ「痛っ…」

ロウェナ「んぅ…もぉぉ…やだ…」

ロウェナ「痛い…」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 何かイベント起こす?
   ※「こういうの」っていうのがあれば、併記していいで。NGだったり、具体的になければコンマ判定で決定
 3 その他、自由行動


 あ、すまんの
 都合のいいことが起きちゃあれなんで…些細な、ほんっとーに、些細なイベントの併記で、次からはおなしゃす

 まあでも、ロスチャイルド絡みなら、唐突でもないし、よござんしょってことで

 【直下 コンマ判定】
 1~3 も、ももも、問答無用だとー!? リョーマがこれまで庇って、強硬はやめたげてね、ってストップかけてたから…
 4~6 突撃、お嬢様の居候先訪問!!
 7~9 パパンが甘やかしすぎな件について


<コンコン

<コンコンコン

ロウェナ「…?」

イルミア「…お客、さん…? あ、アーロンさんもいないのに…」

ロウェナ「出れば?」

イルミア「ろ…ロマノフかも…」

ロウェナ「じゃあやっつければいいじゃん」

イルミア「で…でも…」

<コンコンコンコン

<…

ロウェナ「やんだ」

<ガンガンガンッ

<ガンガンッ

<いるんですよねぇ、お嬢様ぁ~?

イルミア「ひぃぃっ…」

ロウェナ「…ん? 開けて、イルミア。ここまで通して」

イルミア「え…で、でも…」

ロウェナ「うちのだから、多分」

イルミア「…は、はい…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 なにしてるの、越山さん
 4~9 新キャラや


 【安価下2】
 ロスチャイルドから寄越された人のお名前は!?
 ※外人名の方がいいかなあ…なーんて


マグヌス「いやあ…良かった、良かった」

マグヌス「お元気そうで何より」

ロウェナ「誰?」

マグヌス「申し遅れまして失礼、マグヌス・ニーペリと申します」

ロウェナ「それで何の用?」

マグヌス「ボスがお嬢様を心配していらしたので、様子見に」

ロウェナ「そう、無事だから放っておいて」

マグヌス「何も困ってないですか?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 困ってても言わない。だって、パパの手を借りることになっちゃうから
 2 銃、たくさん、色々ちょうだい。あと弾薬各種も。たくさん。それ持ってきたら帰って
 3 その他、自由台詞
   ※ファミリーに入れ、とかなしよ?
    パパを見返すのが目標だから、ロスチャイルドから直接、引き抜きとかはね、うん、色々あれだし、そうそう、斡旋とかもだめよ?

ニーペリじゃなくてニーベリやで
安価なら下


 >>637 すまんの、投下してから気づいたんや。次からちゃんとするで

―――――

ロウェナ「困ってても言わない。だって、パパの手を借りることになっちゃうから」

マグヌス「おやまあ…それはそれは…」

ロウェナ「だから、帰って」

マグヌス「うーん…」チラッ

イルミア「っ…」ビクッ

マグヌス「…」ジロォッ

イルミア「…」ブルブル

ロウェナ「何してるの? イルミアがどうかした?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 マグヌス「このコは…お嬢様の、お友達で?」ロウェナ「部下だけど?」マグヌス「ああ、そりゃ大変…。こんな頼りないのじゃ…」
 4~6 マグヌス「いえ、別に…。もし、そのコがお嬢様の部下なら? こんなところにお嬢様を閉じ込めて、現状維持に満足して…可哀想にと思って」
 7~9 マグヌス「んー…何でもないですよ? ええ、別に…何でも?」


マグヌス「このコは…お嬢様の、お友達で?」

ロウェナ「部下だけど?」

マグヌス「ああ、そりゃ大変…。こんな頼りないのじゃ…」

ロウェナ「悪い?」

マグヌス「だぁーって、お嬢様の部下なのに…なんともなんとも…ひんそーな」ププッ

イルミア「…」シュン

ロウェナ「…」

マグヌス「しかも見たところ? お嬢様、今、動けないんですよねえ?」

マグヌス「ちょっと、テンションに任せてドンパチしちゃった感じですか? 田舎マフィア相手に」

マグヌス「ああ、情けない…うんうん…こんな部下、さっさと切り捨てた方がいいですよ?」

マグヌス「ボスをこんな風にしておいて、のうのうとしちゃって…いびられてても、震えて縮こまって…」

マグヌス「こんなので、ちゃーんとお嬢様をお守りできるのか、不安で仕方ないですもん」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 …(無言)
 2 …さっさと帰って
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「何言ってるの?」

ロウェナ「いい、イルミアは、いつかわたしの心強い右腕になるの。見てなさい」

イルミア「…ロウェナ…」

マグヌス「ほっほほーう?」

ロウェナ「何がおかしいの?」

マグヌス「いつか? いつかねえー…?」

マグヌス「そのいつかが来るまでは? てゆーか?」

マグヌス「自分がいびられてるのに、ボスに庇われてちゃあどうかなー?」

マグヌス「…認めらんないなあ、ムリムリ…。そんなじゃ、お嬢様は、まっもれませーん」

イルミア「っ…」グッ

ロウェナ「じゃあ何?」

マグヌス「別に?」

マグヌス「ボスからの指示は、お嬢様が元気でやってるかどうか確認してこい、でしたから」

マグヌス「まあ…筋肉痛で、動けなくて、ついでに顔もぶん殴られちゃったみたいで?」

マグヌス「一緒にいる唯一の部下は、頼り無さげでひんそーで、将来に期待、かっこ笑い~みたいな状態だって、まんま報告しときまーす」

マグヌス「いーいですか、お嬢様。老婆心ですがね――あ、老婆心っていうのは、心配する気持ち、ですよ?」

マグヌス「心配する気持ちから言いますけどね? ――いつか、じゃ、ダーメ。…いつ、危なくなるか、世の中分からないんだから」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 マグヌス「例えば――急にこんなことが起きたり?」
 4~6 マグヌス「それじゃあ、これにて。どうぞ…健康にお気をつけ
 7~9 マグヌス「それじゃあ、これで――」イルミア「ぼっ…僕は…ロウェナに、ふさわしく…なります!」


マグヌス「それじゃあ、これで――」

イルミア「ぼっ…僕は…ロウェナに、ふさわしく…なります!」

マグヌス「…ふうん?」

イルミア「…い、いつか…」

ロウェナ「ほら、本人もやる気満々」

マグヌス「…ま、じゃあ…それも報告にはつけたしておきますんで」

マグヌス「ロウェナお嬢様にふさわしくなる、と宣言したひんそーなナイトが部下にいるようです、って」

ロウェナ「ひんそーは消しておいて」

マグヌス「はいはーい」

イルミア「…」

マグヌス「…イルミアくん? イルミアちゃん?」

マグヌス「…うちのボス、おっかないよ? ロウェナお嬢様にふさわしく…ふふふふっ…どう、ボスは受け取るかなぁー?」

ロウェナ「…?」

イルミア「……えっ…?」

マグヌス「あーあー…言ってみたいなあ、そんな台詞…」

マグヌス「わたくしは、この女性にふさわしい男になりまぁーす…かっくい~ねー?」

マグヌス「プロポーズみたいで」ニヤァリ

イルミア「っ…ち、違――」

マグヌス「ボスの反応が楽しみだなぁ~。それじゃあねー」

 バタムッ…

ロウェナ「…最後の、どういう意味?」

イルミア「え、えっ…あ、あの、あっ…えーと…」

ロウェナ「何?」

イルミア「ち…違うんです…!」タタタッ

ロウェナ「逃げた…」



 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント151/100 アーム36/200
 戦闘スキル:狙撃(87/100)

 ――知人――
 イルミア・チェルシー:鎮静と転移の異能 カラシニコフファミリー末裔
 アーロン・イグナチェフ:謎の男 イルミアを気にかけてる?
 ヴィオ・ロマノフ:暴食の異能 ロマノフファミリーボス
 マグヌス・ニーベリ:ロスチャイルドファミリーの一員 嫌味


―――――

 一旦ここまでっす~
 戻れた時間次第で、今夜はここまでかもです~
 ありがとうございました


 キュッキュッ

ロウェナ「たーいーくーつー…」カキカキ

イルミア「…あの…」

ロウェナ「何?」

イルミア「退屈だからって…何で、僕の顔に、落書き…」

ロウェナ「だって、壁とか床に描くわけにいかないでしょ?」

 キュキュッ
 サラサラ

イルミア「…」

ロウェナ「あ、ねえねえ、パンダみたいな顔になっちゃった」

イルミア「…」

ロウェナ「ふふっ…変なの」

イルミア(退屈とか言う割に…この人、幸せそうに生きてるなあ…)


 【安価下1】
 1 GS練習
   A ポイント 151/100
   B アーム 36/200
 2 コミュ
 3 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 アーム 36/200


 アーム 99/200

ロウェナ「何しようかなあ…?」

イルミア「あ、あのっ…!」バタバタ

ロウェナ「なに?」

イルミア「どうして、油性ペンで描いたんですか…?」

ロウェナ「ゆせーぺん…?」

イルミア「」

ロウェナ「ごめんね、何のことか分かんない」

イルミア「」


 【安価下1】
 1 コミュ
 2 イベント起こす?
   ※何かこう…些細な感じでね? お願いしますね? 中身思い浮かばなかったら、コンマ判定するんで、併記しなくてもおkっすよ
 3 その他、自由行動


 ガチャッ

アーロン「…」

アーロン「食え」

 ドンッ

ロウェナ「作ってくれたの?」

アーロン「…ふんっ」

 スタスタ

イルミア「…これ、は…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 生野菜とフルーツのマヨネーズ和え(白目
 4~6 山盛りのフライドポテト。ケチャップがどばーってかかった状態
 7~9 色々と間違ってるスーシー。寿司ではなく、スーシー


ロウェナ「変なの…。何て料理…?」

イルミア「…さあ…?」

ロウェナ「…」ジィッ

イルミア「…」チラッ

イルミア「…な、何で、僕を見るの…?」

ロウェナ「毒味」

イルミア「…」

ロウェナ「早く食べてみて」

イルミア「…」

 パクッ

 【直下 コンマ判定】
 1~8 お察し
  9  奇跡だ、マズくはない
  0  イッツ・ミラクル! 何故かうまい


イルミア「っ…うぷ…」

イルミア「ん…ぅぁぁぁ…」

ロウェナ「…もったいないから、全部食べておいてよ」

ロウェナ「………マヨネーズかかってないフルーツだけもらうから」

 ヒョイッ
 パクッ

ロウェナ「…んー、そこそこ」

イルミア「ぁぁぁ…うーあー…ぁぅぅ…うぇ…おえーっ…」

ロウェナ「マズそうに食べないで、マズくなるでしょ」

イルミア「だ…だって…マズ…」

 ガチャッ

アーロン「これも食え」ドンッ ←イクラとマヨネーズの包み揚げ

イルミア「」

ロウェナ「がんばって」


 【安価下1】
 1 コミュ
 2 イベント
   ※指定がある場合は併記
 3 その他、自由行動


<おろろろろろろ…

ロウェナ「やだ、あんな声…」

ロウェナ「何であんなになるまで…」

 ガチャッ

アーロン「…」

ロウェナ「どうしたの?」

アーロン「…どうして、イルミアに全て食わせた?」

ロウェナ「だってマズそうだったから」

アーロン「…」

アーロン「…そうか」


 ↓1~3 アーロンとのコミュ内容
 ※なければ「なし」でええんやで~


ロウェナ「前に、じゃきーんってしてたでしょ?」

ロウェナ「何なの、あれ? サイボーグ?」

アーロン「…フォースだ」

ロウェナ「フォース?」

アーロン「…」

ロウェナ「何それ?」

アーロン「…お前に関係はない」

ロウェナ「じゃあさ、闘技場ってところのこと教えて」

ロウェナ「珍しい人とかいたりするの? 例えば……異能3つあるとか」

アーロン「そんなヤツはいない。2、300人に1人程度の割合で、2つ持ちはいると言われているものの、3つは存在しえない」

ロウェナ「どうして?」

アーロン「これまでにいなかった」

ロウェナ「これから出るかも」

アーロン「ない」

ロウェナ「ふーん…それより、闘技場」

ロウェナ「闘技場のこと教えて、興味あったの」

ロウェナ「そうだ、今度、闘技場連れていって。見学してみたい」

アーロン「俺は、子守りをするつもりはない」

アーロン「行きたければ勝手に行け。俺は関与しない。ふんっ…」

ロウェナ「…ケチんぼ」


 【安価下1】
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム99/200
 2 コミュ
 3 イベント
   ※指定あれば併記やで。次からこの注釈消すけど、それは変わらんのやで。あと、時間帯は夜やで
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 ポイント 151/100


 ポイント 217/100

ロウェナ「もう夜…」

ロウェナ「1日ってあっという間…」

イルミア「はぁ…口の中、やっと収まった…」

ロウェナ「何でそんなに疲れた顔してるの?」

イルミア「…」

ロウェナ「別にいいけど」

イルミア(顔に油性ペンで落書きされて…マズメシ食べさせられて…)

イルミア(全部…ロウェナのせいなのに…)

ロウェナ「ふわぁぁぁ…」

ロウェナ「【安価下1】」

 1 夜は冷えるなあ…。そうだ、イルミア、一緒に寝てあげる。そうすれば寒くないし
 2 おやすみ…
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「夜は冷えるなあ…。そうだ、イルミア、一緒に寝てあげる。そうすれば寒くないし」

イルミア「え…」

ロウェナ「もう眠いんだから、早くして」

 ゴソゴソ
 ポフンッ

ロウェナ「ふわぁぁ…ほら、おいで」ポンポン

イルミア「で…でも…あの、ぼ…ぼぼぼ…僕…」

ロウェナ「いやなの?」

イルミア「嫌じゃないけど…」

ロウェナ「じゃあ早く」

イルミア「……は、はい…」イソイソ

 ポフッ

ロウェナ「おやすみ」

イルミア「…おやすみ…」

ロウェナ「…」

イルミア(近い…)

 ギュゥッ

イルミア「!?」

ロウェナ「Zzz…」

イルミア「…」ドキドキ

イルミア「…寝れない…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 一睡もできなかったイルミア
 4~6 ロウェナの寝相が悪くてベッドから叩き落とされて目覚めたイルミア
 7~9 でも眠っちゃうイルミアくん。年相応でした


―――――

 今夜は…この辺で終わります
 ありがとうございました


 おおう…
 0だったから、ちょびっと追加ね、これ最後ね

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 主従ってよか、姉弟になってきてるような感じで仲を深めてる2人でしたとさ!
 奇数 イルミアの寝相が悪くて、逆にロウェナがベッドから叩き落とされて、風邪気味になりましたとさ
 ※0は偶数扱いね

 そいじゃ、今度こそ終わりっす!
 おやすみなせえ~


 ドラクエヒーローズもとりあえずクリアしたし、次は何のゲームしようかな←
 ほいじゃ、再開いたしますんで、コンマ取得の上、少々お待ちくだされ~

 【直下 コンマ判定】
 1~4 風邪気味からスタートやで
 5~9 若さ


 ――モスクワ市内・ボロアパート――

ロウェナ「けほっ…」

ロウェナ「…ん…ん゛んぅっ…」

ロウェナ「風邪…?」

ロウェナ「あーあ…イルミアが蹴落とすから…」

イルミア「」ギクッ

ロウェナ「こじらせたらどうしてくれるの?」

イルミア「いやでも…」

ロウェナ「何?」

イルミア「……やっぱり、何でも…」

イルミア(バカは風邪をひかない…)


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント217/100
   B アーム99/200
 2 コミュ
 3 イベント
 4 闘技場行きたいなー。イルミア、行こうぜ
 5 その他、自由行動

キーボードがしんだ(しろめ ちょっと待って、ごめんなさい

ご臨終だった…保証効くといいなあ…ちょっと今日はもう難しいなあ…戻れたら戻ります…ごめんなさい…


 昨日はほんとに、申し訳ありませんでした
 無事に解決できましたんで、昨日の続きから再開でございます

 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 アーム 99/200


 アーム 179/200

ロウェナ「…退屈」

 ゴソゴソ
 イソイソ
 ガチャガチャ

ロウェナ「…」チラッ

イルミア「~♪」

 ガサガサ

ロウェナ「何してるの?」

イルミア「アーロンさんがガラクタくれたから、いじってるんです」

ロウェナ「…いじって、何してるの?」

イルミア「えっ…」

ロウェナ「えっ、て…」

イルミア「…ば、バラしたり、組み立てたりするだけで…楽しいから…」

ロウェナ「…それおもしろい?」

イルミア「はい」

ロウェナ「…わたしはつまんないと思う」

イルミア「」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 イベント
 3 闘技場行きたいなー。イルミア、行こうぜ
 4 その他、自由行動


ロウェナ「イルミア」

イルミア「…?」

ロウェナ「闘技場、行こ」

イルミア「……とうぎ、じょう…?」

ロウェナ「準備して」

イルミア「ば、場所は?」

ロウェナ「さあ? アーロンに聞いておいて」

イルミア「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 闘技場っていうのはね、その地域の実質的支配者が仕切ってるんだ。そして、ロマノフのホームと言ってもよござんす(白目
 4~6 何ィ!? 20万ルーブル払って会員にならないと入場することさえできないだとぅ!?
 7~9 地下闘技場のあやしーい入口に到着したら、ぼろぼっろの人がいきなり縋りよってきた


 ――モスクワ近郊・地下闘技場――

受付「ひとりにつき、20万ルーブルで会員証を発行」

受付「この会員証がないと出入りはできない。会員証は半年で期限が切れ、その度に更新料で20万ルーブルをもらう」

受付「再発行は受けつけていない。だが紛失しても、いくらでも会員証は発行する」

受付「会員証は偽名を用いてもかまわない」

ロウェナ「20万…」

ロウェナ「そんなお金ある?」

イルミア「…」

ロウェナ「だよね…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 どうしよっかなあ?
 4~6 困ってたら、変な人が絡んできた
 7~9 場所を聞いたついでに、アーロンから金を受け取ってきてたイルミア


 【安価下2】
 絡んできた人のお名前おなしゃす
 ※日本人名以外、がいいな。ロシアにこだわりはなくてもって感じで。ロシア人でもいいけどね?

 【採用安価のコンマ判定】
 1~3 なんだかんだで、気づいたらロウェナがそいつと戦うはめになってた
 4~6 武者修行中の身、らしい
 7~9 会員証をロウェナとイルミアの分で、2枚くれた。そして、協力してほしいっていわれた


浪川「なになに、ここに入りたいの? キミら」

ロウェナ「誰?」

イルミア「…?」

浪川「ふんふんふーん…? 入りたい? 俺なら、入れてあげちゃえるよ?」

ロウェナ「入れるの? じゃあ入りたい」

浪川「オッケー♪ あいよ、受付ちゃん、会員証2枚と、俺の分」

受付「どうぞ」

イルミア「これでいいの…?」

浪川「要するに、金を絞りたいわけよ。入場料ってやつなの、会員証は」

浪川「さあさあ、お嬢さん、こっちにどうぞー?」

ロウェナ「案内してくれるの?」

浪川「そう、やっさしいねー、俺って」

イルミア「ありがとうござ――」

 スッ

イルミア「…?」

浪川「キミは…あっちね。あっちの通路、ぐーっと行ったところで待っててよ?」

イルミア「え?」

ロウェナ「ちょっと?」

浪川「まあまあまあ、こっちにどうぞ~。さささ、暗いから足元気をつけちゃって?」

浪川「はい、1名様、ごあんなーい」

ロウェナ「何、何?」

イルミア「え、ロウェナ…?」

浪川「大丈夫、大丈夫~」

 ・
 ・
 ・

司会『さあーて、本日、ルーキーがやってきた!』

司会『名前なんか、勝ったらでいいな! 相手は、あの新人狩り、卑怯で姑息がモットーのクソアジア人、浪川ァー!』

 ワァァァァァァッ

浪川「ふっふふーん♪」

ロウェナ「え…?」

司会『それじゃあ、賭けの時間はもう終わり! いくぜ! スタート!』

 カンカンカ----ン


 【安価下2】
 浪川の異能とは!?


 申し訳ありやせんが、ずらさしてもらいやす

―――――

ロウェナ「何これ…?」

<新人狩りきたねえぞー!

<でもかわいいから許す!

<ロウェナぁっ…!

<ルーキー、そろそろあいつをぶっ殺せぇー!

ロウェナ(一瞬、イルミアの声が聞こえたような…気のせい、のよう、な…?)

浪川「いやさー、悪いけど、ここで倒されちゃってくれる?」

浪川「ほら、お望み通り、中には入れてやったんだし? ちゃちゃっと負けて、俺にファイトマネー寄越してくれよ?」

ロウェナ「どうして?」

浪川「どうしてって…それとも、痛い思いして負けたい? お嬢さん、その年で目覚めちゃってるの?」

ロウェナ「?」

ロウェナ「まあいいや。戦えばいいの?」

浪川「お、やるつもり?」


 【安価下2】
 1 水鉄砲
 2 窒息攻撃からの水鉄砲
 3 その他、どうする?


ロウェナ「だって、痛いのやだもん」

浪川「そらそうだ。そんじゃあ、さくっといっちゃうぜ?」

 ゴポォッ

浪川「んっ…!?」

 飛び出そうと身構えた浪川の顔面を水が包み込んだ。
 すかさず踏み出し、前に出ながら浪川はコートでそれを取り払ってしまうが、そこに水鉄砲が放たれる。

 ズッドォォォォォォォッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 硬化、やべえ
 4~6 硬化、すげーな。ぐらつかせた程度だよ
 7~9 あっけなかった…勝った


 ガシィィッ…

浪川「うはっ、何それ?」

ロウェナ「あれ?」

浪川「あぶねーなあ…。それ、俺じゃなかったら、今ごろスプラッタよ?」

浪川「まあでも、水を操るのね…。はいはいはい、了解」

浪川「そいじゃあ、これでもうキミのターンは終わりって方向で…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 瞬殺だったよ…。あ、死んではないから安心してね?
 4~6 粒子の異能で足元をあれして、また水鉄砲をぶつけてみたけど…こいつ、ガンジョーすぎた
 7~9 運良く、勝てた


 ダッ

ロウェナ「んもう…!」

 シュバァッ
 バシャアアアッ

 ロウェナが腕を振り、水を発した。
 しかし、浪川は悠然とそれを突破して迫る。

浪川「へーき、へーき。ちょびーっとしか痛まないか、らっ!」

 ドッ

ロウェナ「っ…」ユラッ

浪川「ほいよ、一丁上がり」

 ドサッ
 カンカンカ----ン

司会『勝者、浪川ァアアア――――――――ーっ!』

<せけえぞー!

<いつまで格下相手してんだー!?

<もっとなぶれー!

浪川「わははは、今日も俺、人気者だな」

<ひっこめー!

<死ねー!

浪川「っとと…退散、退散っ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 医務室で目が覚めたら、法外すぎる治療費を請求された(白目
 4~6 酷い目には遭ったけど、闘技場の出入りはできるようになった
 7~9 目を覚ましたら、浪川が慰謝料にってちょびっとお金くれた


ロウェナ「ん…ぅ…?」パチッ

イルミア「ロウェナっ…」

ロウェナ「…ここ、どこ?」

イルミア「医務室…」

ロウェナ「ああ…そう言えば、そうだっけ」

イルミア「痛くない…ですか?」

ロウェナ「別に…」ムクッ

 ガララッ

浪川「よーう、お嬢さん」

ロウェナ「あなた、何なの?」

浪川「ん? 何てことはない、ここのファイターの1人だけど?」

浪川「これ、一応の慰謝料ってことで。まあ、持っときな」

ロウェナ「…」

浪川「それじゃな~」


 【安価下2】
 1 呼び止めない
 2 呼び止める


ロウェナ「ちょっと待って」

浪川「ん?」

ロウェナ「どうして、あんなことしたの?」

浪川「どうしてって…ほら、手っ取り早く、金稼ぐため?」

浪川「新人との戦いってのは、ファイトマネーが一律で8万ルーブルなわけ」

浪川「でもって、俺はキミみたいなカモを1日に2、3人見つけて、引っ掛けるの」

浪川「それを毎日やってりゃ、ふつーに働くよりかは、全然、いい収入になるだろ?」

浪川「まあ、復讐だの何だのされちゃやだし? こうして見舞金やって、ついでに会員証で中にも入れてやってるんだし」

浪川「全然、悪い話じゃないだろ? あ、そうそう、会員証は返してくれよ。再入場は自分で金払え。出ないで留まる分には金はかからないし」

浪川「なんなら、賭けでもしてみたらどうだ? 前に運良く、1日で3000万ルーブルも荒稼ぎしたヤツだっていたぜ?」

浪川「翌日には破産してたけどな、はははっ」


 【安価下2】
 1 何か、話したいことがあれば併記してね
 2 そして浪川は会員証を没収し、去っていった


ロウェナ「楽しいの? そんな感じで生きてて」

浪川「楽しいさ」

ロウェナ「どこが?」

浪川「自由だ。何に縛られることもなくて、腹が減ったら誰かぶん殴って金に換える」

浪川「収入も悪くはないし、溜め込んでおきゃあちょっとくらいサボろうが問題なし」

浪川「異能のお陰で大したケガを負ったこともない。スリルにゃ、ちょっと欠けるが、身の丈ってのはあるしな」

イルミア「…」

ロウェナ「…わかりやすく言ってくれる?」

浪川「あん?」

ロウェナ「ちょっと長い。短くして」

浪川「…楽しい」

ロウェナ「そんな目をして、ほんとに?」

浪川「誰かさんがこんな目にさせたんだろが…」

ロウェナ「誰?」

浪川「あのなあ…」

イルミア「…はぁ…」

浪川「いいかい、お嬢さん」

浪川「世の中は、ルーチンワークで成り立ってる。日が昇って沈み、また昇る。そういう約束事で世界は動いてる」

浪川「だから俺も、それに従って、腹が減る、殴る、金をもらう、腹を満たす…そういうルーチンで生きてるわけだ」

浪川「ここまでオーケー?」

ロウェナ「全然」

浪川「…」

ロウェナ「あなた、話下手ね」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 浪川はため息を残して去っていった
 4~6 おしゃべりぞっこう
 7~9 よしわかった、と浪川が言い出した


浪川「はぁ…」

浪川「もういいわ…。そいじゃな」

 ガララッ…

ロウェナ「結局、どういうことだったの?」

イルミア「…不満じゃないって」

ロウェナ「ふーん…変なの」

イルミア「…」


 【安価下2】
 1 闘技場を見て回ろう
   A アリーナ
   B ロビー
 2 帰ろう
 3 その他、自由行動
 ※再入場には、ひとりあたま20万ルーブルがかかるので、ここで出たらしばらく戻ってはこられませんのでご注意を


ロウェナ「…」

イルミア「うわ…」

 ガヤガヤ
 モクモク…

ロウェナ「ここは、戦う人達の休憩所?」

イルミア「…多分…」

ロウェナ「テレビがある…。ここでも見られるんだ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 バカにされたの巻き
 4~6 何もないでやんす
 7~9 必死になって、相手してくださいってすがりついてきた人がいた


ロウェナ「何か、タバコくさい…」

イルミア「て言うか…ここ、全面喫煙だから…」

イルミア「床にいっぱい、転がってるし…」

ロウェナ「臭いついたらどうしよ?」

イルミア「洗濯すればいいんじゃ…」

ロウェナ「じゃあ、洗濯しておいてね」

イルミア「…はい…」


 【安価下2】
 1 アリーナを覗いてみよう
 2 おや、賭けができるらしい…やってみようかな?
 3 帰ろう
 4 その他、自由行動


 ワァァァァァ

ロウェナ「うるさっ…」

イルミア「うぅ…」

ロウェナ「人も大勢だし…ぶつかってくるし…」

イルミア「さっき、ここひとりでいた時…心細かった…」

ロウェナ「ここにいたんだ」

イルミア「…うん」

<さあさあ、賭けはもうすぐ締切り!

<23試合、3勝20敗、勝率13.04の、ファイターA!

<14試合、9勝5敗、勝率64.29の、ファイターB!

<どっちに賭ける!?

ロウェナ「これから始まるんだ…」

<一口5000ルーブル! さあ、賭けた、賭けたー!


 【安価下2】
 1 観戦
 2 ファイターAに賭けてみる
 3 ファイターBに賭けてみる
 4 帰ろう
 5 その他、自由行動
 ※「2」「3」を選択した場合、浪川からもらった金の全額を賭けてしまいます


 カンカンカ-----ン

<ぶっ殺せぇー!

<やれぇー!

<おい、B! てめえに10口賭けたんだ、勝てよ!

<バカじゃねえの、Bが勝てるはずねえだろうが!

 ワァァァァッ

 ドッゴォォォッ
 ズドォォンッ
 ドガァッ

ロウェナ「ふーん…」

イルミア「うわっ…ひゃっ…」

 カンカンカ-----ン

<ファイターA、勝利ぃー!

 ウォォォオオオオオオオッ

<死ねー!

<ひっこめー!

ロウェナ「こんな感じなんだ…」

イルミア「お…終わった…?」

ロウェナ「どうしたの?」

イルミア「えっ…べ、べべ…別に…」


 【安価下2】
 1 賭けでもしてみようかな
 2 引き続き観戦
 3 帰ろうかな
 4 その他、自由行動


ロウェナ「イルミア、賭けよう」

イルミア「え?」

ロウェナ「さっきもらった、このお金で足りる?」

イルミア「えーと…一口分…ぴったりくらい…?」

ロウェナ「じゃあ、全部」

イルミア「ええっ!?」

<ファイターC、81試合、勝率51.85!!

<ファイターD、66試合、勝率60!

<ベテラン、Cが勝つか、期待のルーキー、Dが勝利するか!?

<注目の一戦! 掛け金は一口5000ルーブルからだよ! さあ、どっちに賭ける!?

ロウェナ「どっちがいいの?」

イルミア「勝率だけなら…Dって人だけど、ベテランとルーキーらしいし…」

<さあさあ、賭けた、賭けたー!


 【安価下2】
 1 オッズを見て、人気な方に賭けた!
 2 オッズを見て、不人気な方にあえて賭ける!
 3 ファイターCに賭けよう
 4 ファイターDに賭けよう
 5 ぎりぎりまで考えてみよう


ロウェナ「うーん…」

イルミア「ど、どうしますか?」

ロウェナ「よく分かんないけど…何か、もうちょっと、じっくり…」

イルミア「締切り、割と早いから、急がないと…」

ロウェナ「急かさないで」

イルミア「はい…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 特に何の材料もないまま、賭ける時間に
 4~6 ファイター達が出てきた! そうだ、試合前の様子を見て…
 7~9 ?「この勝負は、Dの勝ち」ロウェナ「?」クルッ


<ファイター入場~!!

 ウォオオオオオオオッ

C「若造め、調子に乗るなよ…」

C「ここのところ、調子がいいらしいが、ベテランとの違いを教えてやる」

<ファイターC、気合い充実! 体調も良さそうだ!

D「うるせえ、黙ってろ、おっさん」

D「そうやって大口叩いてられんのは、今の内だけだ」ペッ

<ファイターD、こちらも漲っている!!

イルミア「…どっちも…強そう…」

ロウェナ「うーん、うーん…」

ロウェナ「ベテランか…ルーキーか…」

<さあ、賭けはもうすぐ締切り! どっちだ、どっちにする!?


 【安価下2】
 1 Cに賭けよう
 2 Dに賭けよう
 3 当たった場合の配当は少ないけど、人気な方で
 4 当たった場合の配当が多いけど、不人気な方で


ロウェナ「ねえ、どっちの方が勝ちそう?」

イルミア「さ、さあ…?」

ロウェナ「わかんないの?」

イルミア「えーっと…オッズだと…Dの方が人気…」

イルミア「ビミョーに、ですけど…」

ロウェナ「じゃあ、そっちにする。賭けてきて」

イルミア「…はい…」

<締切り~! それじゃあ、いくぜ!

<スタートぉ!

 カンカンカ----ン


 【直下 コンマ判定】(相手はベテラン-7)
 コンマ二桁で判定
 60以上でDが勝って、配当1.78倍で8900ルーブルになった!


 ごめん、勝率60だったから、40で勝利、補正がマイナス7だったね…
 ま、コンマ的には、どっちにしろ負けだったということで…すんませんね、表記間違っちゃって…

―――――

C「小僧め…!」

D「黙れ、おっさん…!」

 ドッゴォォォォッ

ロウェナ「そこ、やれ、やっちゃえ!」

C「そぉ、れぇ…!」

 ドッゴォォォンッ

D「っ…!」

ロウェナ「ちょっと!? 何してるの!?」

C「死ねぇ!」

 グッシャァァァァ
 カンカンカ-------ン

<勝者、ファイターC!

 ウォオオオオオオオ--------

<死ねー!

<てめえ、D! 俺の金返せ!

ロウェナ「そんなあ!? 弱すぎ! 何なの、もう!?」バンバン

 ブゥゥゥ--------

<ざまあみろ! ルーキーがそうそう生き残れるか!

C「俺に勝とうなんざ、半世紀早えんだよ、ガキが!!」

D「」

イルミア「…あー…」

ロウェナ「もー…こんなあっさり…もう…」

イルミア「…負けちゃいましたね…」

ロウェナ「じゃあ、お金は?」

イルミア「…ぱー」

ロウェナ「」


 【安価下2】
 1 帰ろう…
 2 闘技場に入り浸っちゃう
 3 その他、自由行動
 ※金がなくなったので、賭けはできなくなりました


ロウェナ「うーん…」

 スタスタ

イルミア「今度は…何…?」

ロウェナ「何か、こう…面白いものないかなあ、って…」

イルミア「面白いもの…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 100ルーブルみっけた。ラッキー。………そんだけ
 4~6 身なりがとってもしっかりしてる、同年代くらいの人を発見した
 7~9 ロビーの隅でげっそりして、まっしろな灰になってる人を発見した


 【安価下2】
 とっても服装がきっちりしっかりしゃっきりしてる、ロウェナと同年代くらいの人のお名前おなしゃす


 ラ ス プ ー チ ン
 大物感がやっべえな、これ…

 【安価下2】
 あと、リエル…ってさ?
 1 男の子のお名前?
 2 女の子のお名前?


ロウェナ「ん?」

リエル「…ふむふむ」カキカキ

イルミア「女の、子…?」

モニター『Eのラッシュ、怒濤のラッシュ、ラッシュ!』

モニター『どうなる、どうなる、どうなるんだー!? 耐えるF、F耐えるぅー!』

リエル「…よし、いけ、F」ニヤッ

モニター『おおっと、Fが突然、攻勢に出て、――おおおおおおっ!?』

モニター『Fのフィニッシュブロー炸裂ぅー! E、ダウン! ダウン! 勝者、ファイターE!!』

<ウォオオオオオオオオオオオオッ

リエル「やりぃっ! ぐふふふ…3.53倍の配当で、10口だから…17万6500ルーブル!」

リエル「やっふぅー! いえーい!」クルクル

リエル「よくやった、E! ぶっさいくなツラしちゃって、まあでも勝てたから誉めてやろう、わっはっはっ!」

ロウェナ「…」

イルミア「…」

ロウェナ「面白そうなの、発見」


 【安価下2】
 1 何か絡みたいなら、喋りかける言葉を併記しておくれ~
 2 観察
 3 特に何もしない


リエル「ぐへっ…ぐへへへっ…」

リエル「さてさて~お次の試合は…あー…これつまんないから、パスして…」

リエル「…めぼしいのは…おっ…これ、いいかも…?」

リエル「ふんふん…勝率35…。対して、相手が68…」

リエル「でもこいつ、4ヶ月ぶりか…。異能の相性的には有利に持ち込めるし…」

リエル「それに、相手はもう落ち目…。こっちの2ヶ月ぶり出場は、ただの慢心と、どうせただの休暇だったろうし…」

リエル「これは、穴場ですなあ? ぐふっ…ぐひひひひ…」

イルミア「…変な人だよ…?」ヒソ

ロウェナ「面白いじゃない」ヒソ

イルミア「えー…?」

ロウェナ「あの予想…当たるのかな…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~2 見事に外れてた
 3~0 どんぴしゃで当たってた。あいつ、すげー


リエル「ぐへっ…ぐふふふ…」

リエル「30口も買っちゃったし…勝っちゃってよ~?」

モニター『G、やはり苦しいか、苦しい、苦しげな表情!』

モニター『H、どんどん攻めていく! 余裕、まさに余裕、これぞ余裕!!』

モニター『おっとぉっ!? Gが何かして――Hが薙ぎ倒されたぁー!! 波乱、波乱の予感!』

リエル「あと5秒で終わる!」

モニター『そしてそしてぇ、Gが飛び出した! Hに組みついて、極めた、極めたぁぁーっ!!』

モニター『まさかの、H、敗北ー!!』

リエル「っしゃあー! キタ――――――ー―――――――――ッ!!!」

リエル「49万5000ルーブル、ゲェエエエエ――――――――――――――ット!!」

リエル「うしゃしゃしゃ、うっしゃしゃしゃ…」

ロウェナ「変なの…」

イルミア「49万ルーブル…」ゴクリ

ロウェナ「【安価下2】」

 1 じゃ、帰ろう、イルミア
 2 その他、自由台詞
   ※リエルと絡みたいなら、こっちから喋りかけてね


ロウェナ「随分楽しそうだね」

リエル「?」クルッ

ロウェナ「わたし、ロウェナ。あなたは?」

リエル「リエル。ねえねえねえ、聞いてくれる? 今日さ、100万ルーブル以上も稼いじゃってさー?」

リエル「一口から始めたのにだよ? すごいっしょー?」

ロウェナ「わたしなんか、一口しか持ってなくて、それで呆気なく負けたのに…」

リエル「まあ、そうだよねー? うんうん、ふつーはそう、そんなもんだって」

リエル「ま、わたしくらいになっちゃえば? ジャイアントキリングを見逃さずに、高配当で勝っちゃうんだけど?」

ロウェナ「何でそこまで分かるの?」

リエル「ここに秘蔵の分析ノートがありますから。いやー、もう何年も通い詰めて、収集した、超貴重品――」

ロウェナ「何書いてあるか分かんない。イルミア、分かる?」

イルミア「字、汚い…」

リエル「ちょっと、勝手に見ないで!」バッ

ロウェナ「ダメなの?」

リエル「ダメ! 宝物だから、ここにはわたしの負けた分だけの金がつぎ込まれて…まあでも見せてあげていっか」

リエル「何せ、リッチウーマンですから」

ロウェナ「別にいいよ、見ても意味不明だから」

リエル「」

ロウェナ「よく来るの?」

リエル「そりゃもう、週8で」

ロウェナ「あなた、1週間が8回もあるの? すごいね」

リエル「ぐふふふっ――って、そうじゃなくて! つっこんでよ!」

ロウェナ「どうして?」

イルミア(めんどくさい人だ…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 友達になった
 4~6 これからディナーするから、一緒にどう?て誘われた。おごりだってさ
 7~9 一口分あげるから、一緒に賭けやる?て誘われて、言われるままに賭けてたら、お金が膨れ上がった


リエル「はぁー、今日も稼いだし…」

ロウェナ「もう帰るの?」

リエル「お腹すいたんだもん。そうだ、一緒にディナーしない?」

イルミア「でも…お金が…」

リエル「いいのいいの、この、リッチウーマンのリエル様がおごってあげるから」

リエル「どうする?」

ロウェナ「じゃあ行く」

イルミア「えっ…でも…知らない人についてっちゃ…」

リエル「知らない人じゃないからいいじゃん」

ロウェナ「そうそう」

ロウェナ・リエル「「ねー?」」

イルミア(波長が合ってる…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 とか言って、連れてこられたのが、やっすいレストランだった。ん?
 4~6 ちゃんとしたレストランにやってきた
 7~9 高級ホテルの高級なところでディナーなんやで


 ――モスクワ近郊・レストラン――

ロウェナ「それでね…」

リエル「ほうほうほう? うんうん」

ロウェナ「ってなっちゃって!」

リエル「あははははっ!」

イルミア(女の子って…たった2人だけでも、ここまで騒がしくなるの…?)モグモグ


 【安価下2】
 1 お腹も膨れて、お家にかえった
 2 仲良くなったばかりだし、まださよならしたくないなー、って
 3 コミュる?


ロウェナ「ふぅ…」

リエル「ふぃー…」

イルミア(2時間は喋ってたけど…やっと、おしゃべり終わった…)←暇してた

リエル「でね?」

イルミア(まだ続く!?)

ロウェナ「うん。あ、待って」

リエル「何?」

ロウェナ「場所変える?」

リエル「賛成ー♪」

イルミア「」


 ↓1~3 リエルとのコミュ内容
 ※なければ「なし」でええんやで


ロウェナ「ねえ、どうしたら、おっぱい大きくなる?」

イルミア「ぶふぅっ!?」←噴き出した

リエル「おやおや~? ちみちみ、何でそんな過剰な反応するのかなあ~?」

イルミア「なっ…何でも…///」

ロウェナ「イルミアはいいから」

リエル「えー? 知らない、別にいいじゃん、そんなん」

ロウェナ「だって、14なのに、わたしまだ…」ペタッ

リエル「うーん…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 リエル「でも、わたしに言われたって…」ペタ-ン
 4~6 リエル「ちょっと遅れてるだけじゃないの?」フニッ イルミア「っ…///」ロウェナ「…リエルは、普通くらい?」リエル「でしょ?」
 7~9 リエル「ちゃんと食べればいいんじゃん?」ロウェナ「すぐお腹いっぱいになっちゃうもん」


リエル「でも、わたしに言われたって…」ペタ-ン

ロウェナ「やっぱり?」

イルミア「うぅ…///」

ロウェナ「じゃあいいや。リエルさ、あそこにいたってことは…そういうのに、詳しいの?」

リエル「そう思っちゃう?」

ロウェナ「だってそうじゃないの?」

リエル「ぐふふふ…まあ、仕方ないかぁ~」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 リエル「しかぁーし、その正体は、ただの貧乏人なのだぁ!!」
 4~6 リエル「でも、違うよーん」
 7~9 リエル「何を隠そう…このリエル・ラスプーチン、生まれも育ちも、モスクワ地下闘技場なのだ!」ロウェナ「どういうこと?」


リエル「でも、違うよーん」

ロウェナ「違うの?」

リエル「うちの父ちゃんが根っからのギャンブラーだったの」

リエル「それで、あそこに出入りしてて、ちっちゃい頃からわたしも行ってたの」

ロウェナ「ふうん…」

リエル「まあでも、うん億ルーブルの借金作って蒸発しちゃったんだけどね!」

リエル「あっははははっ!」

イルミア「…笑えない…」

リエル「笑い事だって、もー、いるみんは硬いなぁー」

イルミア「い…いるみん…?」

リエル「いや、みーちゃんか…?」

イルミア「みーちゃん…?」

リエル「いや、あえての、ミーチャで…」

イルミア「…もう…好きにして…」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 ねえ、みーちゃん?
 2 お父さん蒸発して、どうやって暮らしてるの?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「お父さん蒸発して、どうやって暮らしてるの?」

リエル「そりゃもう、賭けに生きてるよ。最初は生活費のためだったんだけど…いやー、はまっちゃった!」テヘッ

リエル「何度かヤバくなって、売られかけはしたけど、結果オーライ? いえーい!」

イルミア「…」

リエル「何何、みーちゃん、そんなにわたしのこと気になっちゃうの?」

リエル「でもわたし、お金に全く困らないようなリッチマンか、超絶ハンサムガイじゃないと恋愛対象にならないから」

イルミア「…バカとなんとかは…紙一重…」

リエル「んんー? ほっぺ、つねるよ? そんなこと言って、いいのかなー?」ギュゥゥゥッ

イルミア「いひゃっ…いひゃいぃっ…!」

ロウェナ「一人で暮らしてるの?」

リエル「そうだよ? だから、こうして誰かとご飯って、たまにあると嬉しいんだよね~」

ロウェナ「その服は?」

リエル「ほら、こういう服しておけばさ、いざって時に博打にはまった不良少女みたいに見られなさそうでしょ?」

リエル「お遊びの範疇でしてよ、おほほほほ…みたいな? はったり、はったり」

ロウェナ「ふうん…」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 今度、遊びに行っていい?
 2 大変なんだね
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「今度、遊びに行ってもいい?」

リエル「くる? おいでおいで!」

リエル「お泊まりしてっていいからさ! 家にいなきゃ、どっかでご飯食べてるか、闘技場だから、声かけてよ!」

リエル「いつでもウェルカムだよ」

ロウェナ「うん、じゃあ行くね」

リエル「約束だよ」

ロウェナ「約束ね」

リエル「そうだ、会員証って持ってるの?」

ロウェナ「それが…」

リエル「じゃあ、あげる。はい、2枚」

ロウェナ「いいの?」

リエル「だって、わたしが闘技場にいて、そっちが会員証持ってなかったら入ってこれないじゃん」

リエル「まあ…更新とかはあるから、あれだけど…こまめに来てくれれば、ついでに更新してあげるから」

イルミア(そっか…両方とも、気楽すぎるからこんな感じなんだ…)

ロウェナ「ところで、リエルって、賭ける専門?」

リエル「あったりまえじゃん。自分で戦うなんてムリ~。そもそもグラスパーでもないし」

リエル「ま、時々、グラスパーでもないのに出てくるおバカさんはいるけど、見てらんないよ、あれ」

ロウェナ「そうなの…」


 【安価下2】
 1 帰った。ちなみに、リエルのお家の場所は知ったから、遊びに行ける
 2 その他、自由行動


 ――モスクワ市内・ボロアパート――

ロウェナ「はぁー…疲れた…」

イルミア「1日、あそこにいちゃったから…」

ロウェナ「リエルと一緒にやれば…どんどん、お金稼げるんじゃ…」

イルミア「…」

ロウェナ「なに?」

イルミア「別に…」

ロウェナ「もう、けっこう遅い時間になっちゃったし…寝ようかな…?」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム179/200
 2 コミュ
 3 おやすみなさい
 4 イベント
 5 その他、自由行動


 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント151/100 アーム179/200
 戦闘スキル:狙撃(87/100)

 ――知人――
 イルミア・チェルシー:鎮静と転移の異能 カラシニコフファミリー末裔
 アーロン・イグナチェフ:謎の男 イルミアを気にかけてる?
 ヴィオ・ロマノフ:暴食の異能 ロマノフファミリーボス
 マグヌス・ニーベリ:ロスチャイルドファミリーの一員 嫌味
 浪川友司:硬化の異能 地下闘技場のファイター 新人狩り
 リエル・ラスプーチン:地下闘技場のギャンブラー


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算 
 アーム 179/200



 アーム 270/200

ロウェナ「寝よっと」

ロウェナ「イルミア――は…寝相悪いからやめよ」

 モソモソ

ロウェナ「はあ…おやすみ…」

ロウェナ「Zzz…」


 【直下 コンマ判定】
 1~2 ロマノフ!?
 3~9 朝になったんや


 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント151/100 アーム270/200
 戦闘スキル:狙撃(87/100)

 ――知人――
 イルミア・チェルシー:鎮静と転移の異能 カラシニコフファミリー末裔
 アーロン・イグナチェフ:謎の男 イルミアを気にかけてる?
 ヴィオ・ロマノフ:暴食の異能 ロマノフファミリーボス
 マグヌス・ニーベリ:ロスチャイルドファミリーの一員 嫌味
 浪川友司:硬化の異能 地下闘技場のファイター 新人狩り
 リエル・ラスプーチン:地下闘技場のギャンブラー


ロウェナ「んん~っ」ノビッ

ロウェナ「…眠い…」

ロウェナ「…今日は、何しよう…?」

ロウェナ「ロマノフ、いつ行こう…? イルミア、どうするつもりだろ?」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム270/200
   C コート0/300
   D バーニッシュ0/200
 2 コミュ
 3 イベント
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 バーニッシュ 0/200


 バーニッシュ 58/200

イルミア「ねえ、ロウェナ…」

ロウェナ「何、みーちゃん?」

イルミア「みーちゃ…やめてください、それ…」

ロウェナ「どうして?」

イルミア「何か…バカにされてるみたいで…」

ロウェナ「してないのに」

イルミア「…」

ロウェナ「何の用事?」

イルミア「…朝ご飯のたまご…何がいいかなって…」

ロウェナ「目玉焼きで、両面焼いたやつ」

イルミア「えっ…」

ロウェナ「なに?」

イルミア「両面…ひっくり返すの、できるかな…? 分かりました…」


 【安価下2】
 1 コミュ
 2 イベント
 3 その他、自由行動


 訓練場っていうか…郊外に出て、勝手に撃つだけなんだけどねー

―――――

 ――モスクワ郊外――

ロウェナ「撃つよ!」

 パァァンッ

イルミア「うわぁっ!?」ビクッ

ロウェナ「なに?」

イルミア「え、えっ…い、いきなりで…」

ロウェナ「撃つって言ったじゃん」

イルミア「で、でも…着いてすぐ、そんな、突然やるなんて…」

ロウェナ「イルミアはすぐに驚きすぎ」

イルミア「…誰だって、驚く…」


 【直下 コンマ判定】
 コンマ一桁分加算
 狙撃技術 87/100


 狙撃技術 93/100

ロウェナ「ふぅー」

イルミア「…終わった?」

ロウェナ「うーん…」

イルミア「…まだ、やるの…?」


 【安価下2】
 1 続行。発砲楽しいー!!
 2 じゃあ、帰ろうか


ロウェナ「帰りたいの?」

イルミア「だって…音、おっきくてびっくりしちゃうから…」

ロウェナ「じゃあ帰ろう」

イルミア「うん」

ロウェナ「イルミアもやればいいのに」

イルミア「…手が、びりびりするし、痛いからやだ…」

ロウェナ「馴れれば平気なのに?」

イルミア「馴れるまで…やだし…」


 【安価下2】
 帰ってきたよ
 1 コミュ
 2 イベント
 3 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】
 1~3 リエルのお家で…あれ、れれれ?
 4~9 お家にきたやで


 判定把握しました

 一旦ここまでです~
 ありがとうございました


 再開です

 【安価下1】
 リエルのお家にきたんはいいけど…
 1 イルミアもきてる
 2 ロウェナオンリーできてるお


 ――モスクワ近郊・リエルの家――

ロウェナ「きたよ」

リエル「いらっしゃい、ロウェナ」

ロウェナ「…?」クンクン

ロウェナ「何か、いい臭いが…」

リエル「今ね、ちょっと食べれるもの作ってたんだ」

ロウェナ「ちょっと食べれるもの?」


 【安価下1】
 1 つまんないけど、手作りクッキー
 2 ちょっと変化球で、何故かチーズフォンデュ用意してた
 3 何故そんなものを…チキンステーキ
 4 その他、リエルが作ってたものとは!?


 ジュワァァァ…

ロウェナ「…これ」

リエル「じゃじゃーん、チキンステーキ!」

ロウェナ「ちょっと、食べれるもの?」

リエル「ぐへへ…おきらいかね、お嬢さん?」

ロウェナ「ううん、嫌いじゃないけど…おっきい…」

リエル「でしょ? もうね、スーパーで見かけちゃって、即買い! これ、焼いたらおいしいかなーって」

ロウェナ「ふ、ふうん…?」

リエル「ひとり、1枚あるから!」

ロウェナ「…こんなにいっぱい、食べれない…」

リエル「えー?」


 【安価下1】
 リエルのとこに遊びにきたのはいいけど…何しにきたの?
 1 コミュる
 2 話題なんて1つで充分よ、って場合は、併記してね
 3 その他、何するの?


ロウェナ「うぷ…お腹、いっぱい…」

リエル「どうどう、おいしかった?」

ロウェナ「あれの半分の半分の半分くらいで良かった…」

リエル「小食だね」

ロウェナ「省エネでしょ?」

ロウェナ「ねえ、もう動けないから、何かないの?」

リエル「映画でもみる?」

ロウェナ「映画? みるみる」

リエル「えーとねー…何がいい?」

リエル「あるのはねー…うーん…」

リエル「オクトパス…ローラーボール…親指ウォーズ…ドラゴンボール・エボリューション…ジョーズ3…アタック・オブ・ザ・キラートマト…」

ロウェナ「聞いたことないのばっかり…」

リエル「どれもね、面白いくらい、クソな映画だよ!」ウキウキ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 気づいたら寝てた
 4~6 そして日が暮れた
 7~9 面白くない前提で、ツッコミながら見てたら楽しめた


リエル「いやー…この、時間をムダにした感じ…ぐふふふっ…まるで、セレブ」←なんちゃってセレブ(?)

ロウェナ「これがセレブなの?」←モノホンの危ない方面のセレブ

リエル「もう日暮れになっちゃった…」

ロウェナ「本当だ…時間が、ムダになっちゃった…」

リエル「まだまだあるよ、見る!?」

ロウェナ「もういい…」

リエル「そう? ちぇっ…つまんないのに」

ロウェナ「つまんないのに、どうして見るの?」

リエル「あえて言うなら、ロマン?」

ロウェナ「ロマンってそういうものだったんだ…」


 【安価下1】
 1 そして帰宅した
 2 その他、何するん~?


ロウェナ「ねえ、リエルってグラスパーなの?」

リエル「違うよ?」

ロウェナ「ふうん…」

リエル「お金儲けできる異能あったらいいよねー」

ロウェナ「例えば?」

リエル「うーん…ものを倍々に増やせるとか! コインとかさ、がんがん増やしちゃえばお金持ち!」

ロウェナ「他には?」

リエル「うーん…そうだなあ…。サイコロの出目を自在に操れるとか」

ロウェナ「それでどうするの?」

リエル「絶対バレないイカサマじゃない、もー」

ロウェナ「そんなにお金好き?」

リエル「だーい好き。ぐふっ…」


 【安価下1】
 1 そして帰った
 2 まだ何かあれば併記や


 ――モスクワ市内・ボロアパート――

 ガチャッ

ロウェナ「ただいま」

イルミア「おかえりなさい」

ロウェナ「はぁー…」

イルミア「どうした…んですか?」

ロウェナ「んー…」

イルミア「?」

ロウェナ「…いつ、ロマノフのとこ行く?」

イルミア「えっ…」

ロウェナ「【安価下1】」

 1 準備って、何したら?
 2 ま、別に急がなくてもいいんだけど
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「ほら、決めて。いつ行くのか」

ロウェナ「やっぱ行かないとか、なしだから」

イルミア「え、えっと…」

ロウェナ「イルミアに任せたでしょ?」

イルミア「そうだけど…」

ロウェナ「いつ?」

イルミア「じゅ…準備、とか…もろもろ…?」

ロウェナ「それが終わるのは?」

ロウェナ「何したら?」

イルミア「それ…は…えっと…」

ロウェナ「いつなの?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 イルミア「じゃ…じゃあ…明日…とか…」
 4~6 イルミア「あ…明後日とか…?」
 7~9 イルミア「……な、仲間っていうのは…?」ロウェナ「でも、アーロンいればいいんじゃない?」イルミア「…」


イルミア「じゃ…じゃあ…明日…とか…」

ロウェナ「明日ね。じゃあ、決定だから」

イルミア「…はい…」

ロウェナ「お風呂入ってくるから」

イルミア「はい…」


 【安価下1】
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム270/200
   C コート0/300
   D バーニッシュ58/200
 2 コミュ
 3 おやすみ


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算 
 コート 0/300



 コート 116/300

ロウェナ「おやすみ、イルミア」

イルミア「おやすみなさい」

 ポフッ
 モゾモゾ

ロウェナ「ふぅ…」

ロウェナ「Zzz…」

イルミア「………寝るの、早い…」



 ――個人情報――
 名前:ロウェナ・ロスチャイルド 性別:女 職業:学生(?) 年齢:14
 身体能力:最悪 頭脳:アホ 精神:原石
 異能:粒子、水 特技:狙撃 願望:パパを見返す
 GS:ポイント151/100 アーム270/200 コート116/300 バーニッシュ58/300
 戦闘スキル:狙撃(93/100)

 ――知人――
 イルミア・チェルシー:鎮静と転移の異能 カラシニコフファミリー末裔
 アーロン・イグナチェフ:謎の男 イルミアを気にかけてる?
 ヴィオ・ロマノフ:暴食の異能 ロマノフファミリーボス
 マグヌス・ニーベリ:ロスチャイルドファミリーの一員 嫌味
 浪川友司:硬化の異能 地下闘技場のファイター 新人狩り
 リエル・ラスプーチン:地下闘技場のギャンブラー



―――――

 今夜はここまでです
 ありがとうございました

 明日は、やっとお話が動くね!
 …ちゃんとした仲間がイルミアしかまだいないけど

(酉が)了解


 くそくそくそ、携帯からはもうやらん!!
 これからは、これでいくんだぜ!!

 今度こそ、これでいけると信じてるんだぜ!
 というわけで、また今度! もしかしたら、今日の内?

 もうね、これを機にあれだ、自己主張始めてみるんだぜ!


 帰れた!
 …えーと、あれだ

 長くやるつもりないんだけども…
 それでも、本編進めたい? せいぜい…GS練習か、コミュか、1ターン分やって終わり…かな?って具合なんだけど

 それとも…うーん…
 オマケやる? 5年後のヤツらがどうなってるのか、コンマで決めて、オマケ投下…的な?


 じゃ、オマケしましょうか
 えーと…どいつの近況が知りたいんや?

 それに応じて、コンマ表作って、判定して、そっからオマケ投下や!


 おk、じゃあ、判定表を作ったから、よろしく頼んますぜ!!

 【直下 コンマ判定】
 ゆっきーの近況…
 1~3 ずるずるとワンマンアーミーをしたり、黒いEC回収をしたり、ときどーき、日本に帰ってきたり
 4~6 基本的には黒いEC回収。冬也とエリカとその子ども達の間で板挟みになって、気を揉みながら冬也を必死にお家に押しとどめる役目
 7~9 のほほんと平和に暮らしてる← SASABEで製品修理のバイトをしたり、湊風に顔を出して厨房入ったり、機関で小銭稼ぎしたり

 【下2 コンマ判定】
 まつりんの近況…
 1~3 東京の怪異解決を謳って綱野杜神社を売名行為したら、世界中から心霊現象とか、オカルト現象の解決を依頼されて飛び回ってる
 4~6 おでんを世界に広めるために、おでん屋台を引きながら世界中を旅しちゃってる←
 7~9 綱野杜神社でのほほんと学生をしてる。21歳だから、あと1年したら大学卒業?

 【下3 コンマ判定】
 ハワードの近況…
 1~3 物騒な解体屋を続けちゃいるんだけど、建物解体じゃなくて、何かもう組織解体レベルにまで発展して色々ぶっ壊してる系
 4~6 表稼業にちゃんとした解体屋の社長をしつつ、裏では従来通り(?)に、物騒な解体屋で現場に赴いて大暴れしてる系
 7~9 解体屋ロックフェラー、健在。尚、社員(ファミリー)は、変化していない模様

 【下4 コンマ判定】
 御門の近況…
 1~5 ほそぼそと探偵しておりますよ
 6~9 探偵の傍ら、剣の道に生きる者として、宗門にがみがみ言われて、魁を連れて時々武者修行に出てるらしい

 【下5 コンマ判定】
 デイモンの近況…
 1~3 怪盗ロキの懸賞金は、とうとう1000万ドルを超え、元気に世界のどこかで縛との追いかけっこに興じている模様
 4~6 怪盗ロキとして活躍中。尚、アフリカでは、怪盗ロキという名前はヒーローと認知されている模様。やったね
 7~9 怪盗ロキ=デイモン・ファイアストーンがすっかり、定着して、とうとう日常でも変装を強いられるくらい知名度が高くなっている

 【下6 コンマ判定】
 怜の近況…
 1~3 北泉市で三笠宮家にいまだ居候中。探偵業をお手伝いしているが、御門の出番を奪う勢いで大活躍中。うっかり名探偵、なんて渾名が?
 4~6 北泉市に暮らしているものの、三笠宮家からは離れてバーを経営中。神子と同棲状態なものの、片思い中? 馴れ腐りすぎた関係
 7~9 世界中を放浪中。その理由は5回目の告白も、煮え切らない感じに断られちゃったから。センチメンタルジャーニーなう

 【下7 コンマ判定】(サブエピ・明ママの家庭日誌で割と良好だった+2)
 明の近況
 1~3 家族3人+1匹で平和に暮らしてますがなにか
 4~6 由司が中学生になった。律のズレた発想と、明の動じなさが合わさって、手に負えなくて何かもう、将来安泰かなー、って
 7~9 由司が中学生になって、さらに下に子どもも生まれているんやで! 2児の母なう

 とりあえず、こんなもんで…
 各判定、おなしゃーす!


とっちゃってくだされ。ぼくもとる。こんな時間だし、いいよね!?


 そして、まとめ――ようと思ったら…
 ゆっきー…お前ってやつは…

 うーん、うーん…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 1~3 野老幸晴23歳、別名ワンマンアーミー・ユキ。渾名は、大魔王
 4~6 戦争だの、紛争だのにワンマンアーミーとして乗り込んで、衝突してる軍を両方撃滅して、傷ついた人を治して回る、カオスな人に
 7~9 野老幸晴(23)、既婚、子持ち
  0  さらにとんでもびっくり判定…いくのか…?


 いくのかよ!?
 えーと、えーと…うーんと…

 【0】の【0】
 【直下 コンマ判定】
 1~3 雑食性モテ体質+覚醒サディスト大魔王=マゾ豚製造機!?
 4~6 SASABEの製品修理、85プロのプロデューサー、ワンマンアーミー、国境なき癒し手、SMクラブ経営、機関の業務委託とかをしてる
 7~9 もうあれだ、安価で決めよう? 選択肢は、ここまでに出た中から
  0  もう、偶数と奇数の判定で決めるで…?

5年経ってるから凪ももう20代かね


 ゆっきー…

 近況まとめ
 幸晴:SASABEの製品修理、85プロのプロデューサー、ワンマンアーミー、国境なき癒し手、SMクラブ経営、機関の業務委託とかをしてる
 まつり:東京の怪異解決を謳って綱野杜神社を売名行為したら、世界中から心霊現象とか、オカルト現象の解決を依頼されて飛び回ってる
 ハワード:物騒な解体屋を続けちゃいるんだけど、建物解体じゃなくて、何かもう組織解体レベルにまで発展して色々ぶっ壊してる系
 御門:ほそぼそと探偵しておりますよ
 デイモン:怪盗ロキとして活躍中。尚、アフリカでは、怪盗ロキという名前はヒーローと認知されている模様。やったね
 怜:世界中を放浪中。その理由は5回目の告白も、煮え切らない感じに断られちゃったから。センチメンタルジャーニーなう
 明:由司が中学生になった。律のズレた発想と、明の動じなさが合わさって、手に負えなくて何かもう、将来安泰かなー、って

 うん…
 5年も経つと、色んな変化があるもんですね(白目

 あ、>>911は、凪は怜・御門・まつりんと同い年だから、21歳ですよ

 さて…この結果を踏まえた上で、オマケのリクエストとかあればね、随時受けつけていますんでね
 お寄せくださいませ

 さて…どいつから書くか…

明のコンマが6だったから+2されて子供2人じゃないの?


 >>913
 おっと…補正忘れてた、サンクス!
 てことは、子どもできてんねんな!!

 多分ねー、タイミング的には…宮東さんチと同じくらいなんだよねえ…


 ――オマケ・ササベんチ――

夏花「お邪魔しまーす」

由司「どうぞどうぞ。リム、いらっしゃい、って」ダキッ

リム「いらっしゃいにゃ」←由司に抱えられた

夏花「リム、元気だった?」ナデナデ

リム「ロボットに、元気も何もにゃい」

由司「動作は良好ですよ」グッ

夏花「動作…」

リム「はにゃせ」ジタバタ

由司「はい」パッ

 シュタッ
 トコトコ…

夏花「相変わらず、クール」

由司「リムがかわいすぎて、毎日つらい…」

夏花「りっちゃんいないの?」

由司「パパもママもお仕事で、会社行ってるから、今はいないよ。チビちゃんも会社の託児所だし」

夏花「なーんだ…」

由司「えっ?」

夏花「だって由司とは毎日、学校で顔を合わせてるんだよ? 面白みなくない?」

由司「じゃあ…何しに、遊びにきたの…?」

夏花「暇潰しだよ。そんなのも分からない?」

由司「…はい…」

夏花「まあいいや。面白いのないの?

由司「じゃあ、パズル――」

夏花「そういうのパス。ゲームは? ねえ、テスト版とか、ないの?」

由司「うーん…あ、そうだ。この間、パパにやっと製品開発、認めてもらえて! その試作機あるから見ない?」

夏花「由司…もう、そんなことしてるの? 何する機械?」

由司「パパはばりばりの、メカジャンキーだけど、僕は違うからね。時代はデジタルだよ、デジタル。むふっ…実は、すっごいの作っちゃって」

夏花「すっごいの…?」

由司「そう…なんと…生きものの気持ち翻訳機!!」

夏花「…そういうの、前もなかった? 首につけて~とか…」

由司「あんな旧時代的なものとは違うの! 最新だよ、最新! SASABEの、僕の、最新機!! リム、おいでー! リム、リム、リム~!!」

 トコトコ…

リム「にゃんだ…?」

由司「はい、これつけて。で…こっちの端末、なっちゃん持って。リム、にゃーんって」

リム「…にゃん」

 ピピッ

端末『チッ…ほんとにゆーちゃんと遊んでやるのはくたびれる…』

由司「」

夏花「リム、これ、リムの思ったこと?」スッ

リム「当たりにゃ」フイッ

 萑部由司、13歳。中学1年生。
 誰に似たのか、とっても頭が良くて、少しズレた発想と、年不相応の技術力を持つ、アイスが好きな男の子になりました。


 ――オマケ・BOSS~お花見~――

 ゾロゾロ…

ハワード「場所はどこだ?」

千景「もうすぐそこだ、ボス」

政仁「そういや凪って、何してんだ?」

アベル「凪兄さんは場所取りと言ってたが…。それにしても、日本の桜は美しい…」

勝正「ああ、日本人の心だ。花を愛でて大切にする気持ちを持っているからこそ、こうして綺麗に――」

政仁「なあなあ、フリスビー持ってきてんだけど、あとでやろうぜ、かっちゃん!」ガシッ

勝正「ええい、お前はどうしていくつになっても落ち着きがな――痛っ…誰だ、俺に石ころをぶつけたのは!?」

凪「俺だよ、ばかつまさ! つーか、来るの遅すぎ! 何してたんだよ!? 16時からって言ったのに、今もう18時だぞ!?」

千景「午後6時だと思っていたが?」

ハワード「そう聞いた」

凪「誰から?」

 ジッ…

政仁「ん?」

凪「お前か、犯人は!? この、バカ!」

政仁「なあ、凪、フリスビーやろうぜ! それ!」ブンッ

凪「投げるな、ここそういうの禁止!」ダッ

千景「ボス、クッションを持ってきている。必要か?」

ハワード「いらん。酒を出せ」

千景「ああ。しこたま持ってきている。凪が」

勝正「おお、たくさんあるな。凪兄さん…チョイスが分かってるじゃないか。ん? これはっ…幻の、日本酒…!?」

ハワード「それからだな」

千景「ボス、注いだ。勝正にも特別に注いでやろう」

勝正「花見はいいな…」

<へい、凪、投げろ!

<だから、ここ、そういうの禁止だっつーの、バカ!

アベル「凪兄さんが楽しそうで何よりだ」

千景「アベル、飲め」スッ

アベル「ありがとう、千景」

勝正「では、俺が音頭をとろう。この、うららかな春の宵、こうして桜の木の下で酒を酌み交わせるのは至福だ。思えば、俺がハワードに――」

ハワード「千景、次を注げ」

千景「ああ、ボス」

凪「つーか、俺を置いて始めるな! ずっと待ってたんだぞ!? おい、俺にも酒――その日本酒、高いヤツ――何でジョッキで飲むんだよ、ハワード!」

ハワード「お前に酒は早い」

凪「もうハタチすぎてるっつーの、脳筋バカ!」

ハワード「がなるな、酒がマズくなる」バチィッ

凪「そうやって、すぐバチってすんな、バカ! 桜は繊細なんだよ、傷ついたらどうすんだよ、この、ブワァアアアカ――」

ハワード「黙れと言っているのが聞こえないのか、凪!」バチィッ

 カッ
 ドッゴォォォォォッ

 ハワード・ファミリーは今日も仲良しです。
 ハワードと喧嘩して、やけ酒して、誰より早く酔っ払った凪は、笑い上戸になってハワードに絡んでまたぶん殴られて気絶させられました。


 ――オマケ・おでん伝道師、まつり――

まつり「いやー、驚いた…」

まつり「まさか、あんな幽霊さんがいたとは…」

 モグモグ

まつり「異国の地で食べるおでん…おいしい…」ホッコリ

まつり「へい、そこのおじさま、おでんいかが? ジャパニーズ、トラディショナル、スープ!」

おじさん「何だか変なのが入ってるな、食べないよ」←英語

まつり「ノー? ノー!? ノーノーノー、プリーズ、イート、ディス! イッツイズ、ベリベリベリー、ヤミー!!」グッ

おじさん「本当に?」←英語

まつり「リアリー、リアリー。ゴアヘッド」グッ

おじさん「…」モグッ

おじさん「…」ズズズ

まつり「ヤミー?」

おじさん「このスープおいしいね」←英語

まつり「いっぱい具があるから、色々食べてみてよ。えーと、ハンペンと、つみれと…あと、モチ巾着いっちゃおう! さ、食べてみて!」

おじさん「うーん…見たことないなあ…」←英語

 パクッ
 モグモグ

まつり「どう、おいし?」

おじさん「おおっ…おいしい。これ、おいしいよ」←英語

まつり「おいしい? やった、へい、ターッチ!」

 パシッ

おじさん「それじゃあね」←英語

まつり「バーイ!」ブンブン

まつり「いやー…旅費タダで、仕事終わりにおでん普及活動ができるのは役得だねえ…」

 prrrr…

まつり「ん? 晃星だ…。もしもーし?」

晃星『まつりか? どうだ、仕事は?』

まつり「ヤミー、またひとつもらったよ! おでんはね、やっぱり国境を超えられるよ!!」

晃星『おでんじゃなく、仕事が…』

まつり「ただねー、タコとかはやっぱ食べないみたい。おでんに入れておくだけで敬遠されちゃうから、タコ封印。かなしい」

晃星『だから…』

まつり「あ、殿下元気? コン太郎達は?」

晃星『…元気だ…』

まつり「そっか、なら良かった!」

晃星『それと、また依頼があった。今度はオーストリアだ』

まつり「オーストリア!? 何語!? 英語もまともに話せないのに…」

晃星『…綱野杜神社の名を背負ってることは忘れるなよ。じゃあな』

まつり「え、待って待って、飛行機の手続きくらいし――あ、切れてる…」

まつり「んもー…とりあえず…おでん、売っちゃおうっと。えーと…へいへい、そこのボーイ! イッツイズ、ジャパニーズ、おでん!」

まつり「イッツ、フリー! ヤミー、ベリベリー、ヤミー! はい、どうぞ」

 まともに英語も話せないまま、まつりは世界中を飛び回って様々な怪異を解決しています。
 そして、彼女が去った後には、ODENという存在がその地域でひっそりと知られるようになっているそうです――。


 ――オマケ・各主人公判明している現在まとめ――

 名前:萑部明  年齢:39  職業:社長秘書  身長:168cm  体重:秘密
 身体能力値:80  頭脳値:85  精神値:60  異能:武器具現
 特技:人を騙す、他大体何でも  趣味:アイス研究
 所属勢力:SASABE  願望:家内安全  社会認知:SASABEの社長夫人兼敏腕秘書
 悪癖:アイス・ラヴァー  相棒:萑部律(旦那)  好きな食べ物:アイス  好みのタイプ:ちょろめ男性
 備考:元スパイ  家族:旦那・律+長男・由司+(二男or長女)

 名前:ハワード・ロックフェラー  年齢:26  職業:解体屋社長  身長:200cm  体重:99kg
 身体能力値:100  頭脳値:50  精神値:60  異能:電撃
 特技:歌  趣味:飲酒
 所属勢力:ハワード・ファミリー  願望:部下とともに覇道を往く  社会認知:解体屋のボス
 悪癖:BAKA  相棒:紫藤凪(部下)  好きな食べ物:オムライス  好みのタイプ:(そもそも恋愛ごとに興味が)ない
 備考:BOSS、懸賞金800万ドル  家族:父・アダム+兄・バスタ

 名前:野老幸晴  年齢:23  職業:85プロ、SASABE製品修理、SMクラブ経営者、その他諸々  身長:173cm  体重:63kg
 身体能力値:80  頭脳値:60  精神値:70  異能:回帰
 特技:軍隊潰し、調教、ショートスリーピング  趣味:TVゲーム、ボルトの散歩、料理
 所属勢力:FREE  願望:人助け  社会認知:よく分からないけど色々やってる若者
 悪癖:多忙すぎる  相棒:ボルト(親友)  好きな食べ物:暖かい手料理、湊の料理  好みのタイプ:高嶺の花
 備考:サディスト覚醒、世界中にセーフハウス多数、貯蓄いっぱい、懸賞金600万ドル  家族:父+母

 名前:デイモン・ファイアストーン  年齢:26  職業:怪盗  身長:178cm  体重:71kg
 身体能力値:80  頭脳値:75  精神値:80  異能:斥力、撹乱
 特技:機械修理、バイクレース  趣味:幼女観察、機械いじり、ツーリング
 所属勢力:怪盗ロキ一味  願望:幼女の味方、怪盗ロキを知らしめる  社会認知:義賊怪盗
 悪癖:幼女発見即観察行動  相棒:美鏡ありす(同業者)  好きな食べ物:カリー  好みのタイプ:9歳幼女(のような非実在少女)
 備考:懸賞金1000万ドル、アフリカでは英雄  家族:祖父・ディック+母

 名前:高円宮夜子  年齢:23  職業:85プロ社長  身長:166cm  体重:(自称)リンゴ換算10個
 身体能力値:40  頭脳値:80  精神値:55  異能:鏡
 特技:ピアノ  趣味:ピアノ、作曲
 所属勢力:FREE  願望:友達100人  社会認知:芸能プロダクション社長
 悪癖:基本的に透任せ  相棒:朝藤透(従者)  好きな食べもの:高級品(安物が嫌いなわけではない)  好みのタイプ:本人も不明
 備考:旧財閥系大企業の令嬢  家族:父・照夜+母・月見+兄・朝仁+姉・暁

 名前:天宮怜  年齢:21  職業:?  身長:171cm  体重:59kg
 身体能力値:90  頭脳値:85  精神値:90  異能:風
 特技:料理、大道芸全般  趣味:ひとりしりとり
 所属勢力:FREE  願望:ー  社会認知:美人の女…男? ん…?
 悪癖:うっかり  相棒:三笠宮御門(友達)  好きな食べもの:炭水化物全般  好みのタイプ:神子。神子(力説)
 備考:片思い歴5年  家族:ー

 名前:三笠宮御門  年齢:21  職業:探偵  身長:181cm  体重:62kg
 身体能力値:20(宗門装備時:90)  頭脳値:55  精神値:40  異能:障壁
 特技:剣術、英語  趣味:昼寝
 所属勢力:FREE  願望:剣に生きる  社会認知:探偵
 悪癖:面倒臭がり  相棒:宗門(妖刀)  好きな食べもの:カップ麺  好みのタイプ:手がかからなくて都合が良くてヒモにしてくれる女
 備考:没落した名家の末裔  家族:ー

 名前:轟まつり  年齢:21  職業:巫女(おでん係)兼ゴーストバスター(?)  身長:160cm  体重:内緒
 身体能力値:40(九尾狐化時:80)  頭脳値:45  精神値:70  異能:九尾狐、加速
 特技:演技  趣味:おでん販売、おでん変わり種研究
 所属勢力:FREE  願望:怪事件解決  社会認知:巫女?
 悪癖:割と流される  相棒:久河晃星(幼馴染兼居候兼友達)  好きな食べもの:おでん(特にちくわぶ)  好みのタイプ:不明
 備考:綱野杜神社の一人娘  家族:ー

 名前:ロウェナ・ロスチャイルド  年齢:14  職業:学生(?)  身長:155cm  体重:47kg
 身体能力値:02  頭脳値:33  精神値:90  異能:粒子、水
 特技:狙撃  趣味:発砲、イルミアいぢめ
 所属勢力:カラシニコフ  願望:パパを見返す  社会認知:別に何も?
 悪癖:思考停止  相棒:イルミア(部下)  好きな食べもの:とくにない  好みのタイプ:おもしろければ可
 備考:ロスチャイルドファミリーの令嬢  家族:父・ゼウス+姉+妹


ロウェナ「ん~っ…」

ロウェナ「……もっと、ふかふかのベッドで寝たい…」グシグシ

ロウェナ「…雨降ってる…」

ロウェナ「今日なのに…まあいっか」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント151/100
   B アーム270/200
   C コート116/300
   D バーニッシュ58/200
 2 コミュ
 3 ロマノフのとこ、行こか!
 4 その他、自由行動


 【直下 コンマ判定】(精神:原石+20)
 コンマ二桁分加算
 バーニッシュ 58/200


 バーニッシュ 97/200

ロウェナ「イルミア、そろそろ行こうよ」

イルミア「えっ…」

ロウェナ「え、って?」

イルミア「…はい…」

ロウェナ「傘、イルミアがさしてね」

イルミア「…そもそも、傘ない…」

ロウェナ「…」

イルミア「あ、あと…えーっと…さ、作戦とか、考えなくていいんですか?」

ロウェナ「作戦?」

イルミア「だってほらあの…備えあれば…?」

ロウェナ「あれば、何?」

イルミア「………うれいなし、って…」

ロウェナ「うれい?」

イルミア「………よく、分からないけど…」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 そんなのいらない。ばーっていって、どーんってして、がーんってして、ころころ
 2 じゃあイルミアが考えて
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「じゃあイルミアが考えて」

イルミア「ええ…?」

ロウェナ「だっていらないもん、わたしは」

イルミア「…はい…」

イルミア「じゃあ…」

ロウェナ「うん」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 イルミア「………と、突撃して…ころころ、っていうの、やる…感じで…」ロウェナ「いいじゃん、それでやろ」
 4~6 イルミア「……よ、夜になってから、奇襲…」ロウェナ「それまで待つの?」イルミア「…はい…」
 7~9 イルミア「パニックにさせて…」ロウェナ「どうやって?」イルミア「……えーっと…み…水攻めとか…?」


イルミア「………と、突撃して…ころころ、っていうの、やる…感じで…」

ロウェナ「いいじゃん、それでやろ」

イルミア「…」

ロウェナ「じゃ、出発ー! アーロンは?」

イルミア「…呼んで来ます…」



 【安価下2】
 そして、ロマノフのところまできたよ!
 1 ドアを開けて、とりあえず発砲しまくろうぜ
 2 いけ、イルミア!
 3 その他、どうする?


 ――モスクワ市内・ロマノフの事務所――

イルミア「あ、あの…これ、どう…突撃するの…?」

ロウェナ「決まってるでしょ、突撃なんだから」チャキッ

イルミア「え」

アーロン「…」

 ガシャンッ
 ジャキンッ ジャキィィッ

ロウェナ「レッツゴー!」

 バンッ

ロウェナ「あははははっ!」

 パァンッ
 パァンッ

アーロン「排除する――」

 シュゴォォォッ
 ドッゴォォォォッ
 ズドォォォォォッ

イルミア「」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 グラスパーが3人も出てきやがった…
 4~6 とりあえず、事務所は大荒れ。ロマノフ幹部の登場や!
 7~9 事務所をぶっ潰したけど…あれ、ヴィオがいねえ?


 現れた、ロマノフの幹部…

 【安価下2】
 ロマノフ幹部のロシア人名おなしゃーす!!

 【採用安価のコンマ判定】
 1~8 何もない、ただの悪者だけど?
  9  イルミアの知り合い?


 季節の変わり目は、お腹が壊れやすい

 【安価下2】
 ロマノフ幹部のレナとかいう、女だよな?て感じの人の異能おなしゃーす!


 ずらさしていただきます、すみません

―――――

 ドッゴォォォォォッ
 シュゥゥゥ…

イルミア「」パクパクパク

ロウェナ「アーロン、すごいじゃん。どーんってなって、どかーんって、さすが闘技場のチャンピオン?」

アーロン「黙れ」

 ザッ…

レナ「…カラシニコフの小僧と、ロスチャイルドのお嬢さんと…ん?」

アーロン「…」

ロウェナ「だれ?」

イルミア「ろ…ロマノフの、幹部…」

レナ「…まあいい…。ボスが戻られる前に、片づけておくとしよう」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 さらにグラスパーが2人出てきた
 4~6 事務所ごと、盛大に爆破してきた(白目
 7~9 ふ、アーロンもいるのに3対1とは…ゔぁかめ!


ロウェナ「ここのボスいないの?」

イルミア「良かった…」ホッ

ロウェナ「良くないでしょ、めんどくさいし…」

レナ「何にせよ、ここで死ぬんだよ――」

アーロン「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 くそ、麦わら帽子の大正義主人公なみにつえー!
 4~6 ゴムってめんどいのう…
 7~9 動きが速いし、攻撃当ててもゴムの弾性とグラスプスキルの併用でなかなか…


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 セカンドが強すぎた件。しゅんころしちゃって、ロウェナとイルミアの出番がない
 奇数 ロマノフおそろしあ…人質出してきた(白目
 ※0は偶数扱いよ?


アーロン「…」ジャキィッ

 ピピピ…

レナ「撃つか、フォース? 撃ってみろ」

レナ「だがそうなれば…お友達は無事で済まないぞ? ――おい」

下っ端「へ、へい…!」ズルズル

リエル「んー! んんっ、んん!?」←猿ぐつわ噛まされてる

ロウェナ「リエル…?」

アーロン「それがどうした?」

ロウェナ「待って、ダメ!」

イルミア「どうして…」

レナ「ロウェナ・ロスチャイルド、ボスに忠誠を誓い、利用されることを容認するのであればこの小娘は解放する」

レナ「そうでなければ、殺す。どうする?」

ロウェナ「…」

アーロン「…」

イルミア「え、え…? ろ、ロウェナ…?」

ロウェナ「【安価下2】」

 1 やだ。リエルは殺されないし、忠誠なんてしない
 2 …………アーロン、撃っていいよ。ね、イルミア?
 3 その他、自由台詞


ロウェナ「…………アーロン、撃っていいよ。ね、イルミア?」

イルミア「えっ…?」

レナ「…」

リエル「んんっ!?」バタバタ

アーロン「…」ジャキッ

イルミア「え、え、ほんとに!? 本当に撃っちゃうの…?」

ロウェナ「撃って、早く! どかーんって!」

 カッ

イルミア「だ、ダメ…!」ダッ

 ギュゥィィィィンッ
 ドッゴォォォォォォッ

 アーロンが星業砲を放った。
 同時にイルミアが異能を発動し、全ての動きが沈静化される。その中で、イルミアだけが走っていた。

 バッ

イルミア「あ、こういうことだったんだ――」

 リエルを捕まえていた下っ端から彼女を奪い返し、イルミアがじわじわと迫ってくる星業砲から離れる。
 レナが回避を試みていたが、すでに彼女の目前にまで、その光は迫っていた。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 コートで受け流されちまった
 4~6 レナにダメージ与えたぜ
 7~9 しゅんころでしたな…アーロンチートすぎて扱いこまる…


 ドッゴォォォォォォッ

 鎮静の異能が解除された。
 時が動き出したかのように全てが、解放されて弾かれたように進み出す。

 バッ

レナ「手間がムダになったか――」

ロウェナ「またあれ!?」

イルミア「きた…!」


 【安価下2】
 1 みずでっぽー!!
 2 アーロン、ごーごごー!
 3 その他、どうする?


ロウェナ「んもう!」

 シュバァッ
 ズッドォォォォォッ

 向かってきたレナにロウェナが水鉄砲を放った。
 しかし、レナの腕が伸びて遠くの柱を掴み、縮む動きで引き寄せられてそれを回避される。

イルミア「伸びた…!?」

リエル「んん、んんー!」

イルミア「あ…ごめん。あれ、硬い…」

ロウェナ「もう!」

 バシュゥッ

 粒子の異能でリエルを縛っていた猿ぐつわとロープを分解し、彼女を解放する。
 だが、再び伸びた腕が今度はロウェナに向かってきていた。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 うぎゃー
 4~6 鎮静の異能がチート
 7~9 アーロンがチート。異能使ってない状態で、チート


 シュルルッ
 ガシィィッ

ロウェナ「やだっ――」

 ブゥゥンッ

 腕がロウェナに巻きつき、そのまま引き寄せられた。
 レナの拳がロウェナに向けられ、振り切られる。

 ドッゴォォォォォォォッ

イルミア「ロウェナっ…!」


 【直下 コンマ判定】(身体能力:最悪-2)
 1~3 しゅんころだったね…
 4~6 もううごけませーん
 7~9 とっさに反撃してたんだぜ


ロウェナ「っ…ふ…」

レナ「死ね」

 グシャアッ

レナ「…次は、誰だ?」

ロウェナ「」


                   ―――――― DEAD END


 ロウェナはね、1発の攻撃で行動不能、2発目で戦闘不能、3発で死亡くらい、耐久ないからね
 でもって、つよーいヤツになると、基本的には1発でもうダメぽになっちゃうからね…

 やっぱ、身体能力値は超重要やでぇ…


 【安価下2】
 リトライ先を選択しておくれ!
 1 >>969
 2 >>972
 3 >>974


 ドッゴォォォォォォッ

 鎮静の異能が解除された。
 時が動き出したかのように全てが、解放されて弾かれたように進み出す。

 バッ

レナ「手間がムダになったか――」

ロウェナ「またあれ!?」

イルミア「きた…!」


 【安価下2】
 1 みずでっぽー!!
 2 アーロン、ごーごごー!
 3 その他、どうする?


ロウェナ「アーロン、アーロン、やって、やっちゃって!」

アーロン「…指図はするな」

アーロン「――が、排除はしてやる」ジャキィッ

 アーロンが両腕から高速振動剣を展開した。
 迫ってきたレナにそれを振るい、押し返したところで膝からミサイルを放つ。

 ドッゴォォォォォッ
 ズザァッ

レナ「何だ、あいつ――?」

 コートでミサイルの爆撃から逃れたレナだが、爆風の中からアーロンは迫っていた。
 アイセンサーで噴煙の中に動く熱源を探知していた。舞い上がっていた粉塵ごとレナを切り裂きにかかったが、それがピラーに阻まれる。

 バリィィィンッ

アーロン「もろい」バッ

レナ「っ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 武闘派ボスが率いるファミリーの幹部だけあって、腕っ節すげーな、このひと
 4~6 撤退された
 7~9 アーロンつえー


 ズドォォォッ

アーロン「っ…!」ズザァッ

レナ「硬い――」

 後ろに伸ばし、戻してきた勢いを利用したパンチ。
 ただそれだけで、迫っていたアーロンの腹部を撃ち抜いて、押し戻した。

レナ「――が、まだやりようはある」

イルミア「アーロンさんが…押された…」

リエル「ぷはっ…やっと外れた…」

ロウェナ「大丈夫、リエル?」

リエル「平気だけど…うっひょほー! 何で、何で、何で、チャンピオンいるの!?」

リエル「しかも戦ってるし! 勝率100パー、無敗で最強のアーロン相手じゃ、誰でも勝てないっしょー!」

リエル「いっけー! そこだー!」

アーロン(うるさい…)

イルミア(このひと、緊張感ない…)

レナ(あいつは、阿呆なのか?)

ロウェナ「じゃあ安心か」

アーロン(どうして俺がこうなっている…?)

イルミア(ロウェナまで危機感なくさなくても…)

レナ(あれも阿呆か)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 でもレナ、つえーな。せめあぐねてるよ、アーロンが
 4~6 アーロンが異能を使い始めた。いろいろと、注意
 7~9 ま、田舎マフィアの幹部クラスで、世界最強の兵器を謳って製造されたフォース倒すなんてムリよな


レナ「闘技場のチャンピオンだか知らないが――」バッ

レナ「ごろつきの溜まり場で、どんな名声を受けようが関係はない…!」

 シュバッ

アーロン(速いな…)

 パシッ
 ドッゴォォォッ

アーロン(異能とグラスプスキルの併用で、爆発的に攻撃力を高めている…)

アーロン(機動力と破壊力――少しだけ、厄介か)

レナ「死ねぇ…!」


 【安価下2】
 1 粒子の異能で足元陥没アシストをしてみる
 2 見てるだけじゃ退屈だから、とりあえず水鉄砲を乱射しまくってみる
 3 その他、どうする?


―――――

 次スレ立てておきました
 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part36 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428058205/)

 この判定が済んだら、移動するのであーる!



 判定じゃなくて、安価だったのう…
 とりあえず、把握しましたー

 テンプレ貼るんで、ちょっと再開は待っててくだされ~
 あ、もう埋めちゃっておkすよ!

1000なら
実はロウェナの妹は優秀な双子の妹で満を持して登場

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