神裂「ス、ステイル……」ステイル「まさか、またじゃないだろうね? 神裂」【安価】 (21)


学園都市 某所


神裂「し、仕方ないじゃないですか…店員の方がどうしてもと勧めてくるんですから……」アワアワ

ステイル「はぁ、まったく君の持つ幸運ときたら」

ステイル「こんな光景、あの上条当麻には絶対見せられないね」ハァ

ステイル「大体これで何回目だ? 福引や抽選で否応なく一等を当ててしまったのは」

神裂「……10回?」

ステイル「いんや。僕が立ち会った時だけでもその倍はある」スパー

神裂「ば、倍は言いすぎなのでは……」

ステイル「言い過ぎじゃねえよ」

神裂「」ガビーン

ステイル「……ふぅ」ヤレヤレ

ステイル「ま、そんなことはいい」

ステイル「それよりそれ、何が当たったんだい?」

神裂「じ、実は……>>4


A 豪華温泉旅行のチケットです
B 学園都市に新しく出来たテーマパークのチケットです
C イギリス旅行のチケットです
D 自由安価(ただし無理そうな場合は最安価)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1427980028

A

神裂「じ、実は……豪華温泉旅行のチケットです」ハイ

ステイル「どれどれ……これはまた……」


>ザンネンショウデース♪
>アー、ハズレチャッター


神裂「…………」ダラダラ

ステイル(君は悪くないさ、とでも言いたいところなんだけど……)

ステイル「で、君はどうする気なんだい?」

神裂「ど、どうしましょう……」

ステイル「そうだね」ウーム

ステイル「君が使わないっていうんだったら、ひとつ妙案があるよ」

神裂「?」

-_-_-_-_-_-_-_-

-_-_-_-_-_-

-_-_-_-


学園都市 第七学区 上条当麻の学生寮


禁書「とうま…朝ごはんは?」ムクムク

上条「ったくお前は朝から飯のことしか頭にないんかい」

上条「の前におはようだろ?」

禁書「む。その言い方はちょっと引っかかるけど、おはようなんだよとうま」

上条「おはようインデックス」

上条「あと飯ならちゃんと今作ってますのことよ」

禁書「おおおっ! とうまとうま、朝から唐揚げなんて今日はゴーセーだね!」

上条「ふはははっ! 見たかインデックス! 貧乏な上条さん家も月末だけは家計簿を無視できるのだ!!」

禁書「このやりくり上手さんめっ♪なんだよ!」

禁書(ふふふ…)ソーット

上条「ってい!」バシン

禁書「ッ!?」

上条「油断もすきもねえな!? 全部揚げ終わるまでおとなしく待ってなさい」

禁書「とうまのケーチ」プクー

上条「なんとでも言え。あ、それよりインデックス。郵便受けの中見てきてくんねーか?」

禁書「しょうがない。唐揚げに感謝するんだよとうま?」スタスタ

上条「………」

上条「まったく、、」

上条「ご飯が貧相なときもちゃんと言うことを聞いて欲しいもんですね~」パチパチカラカラ


禁書「と、とうまとうま!!!」ズドドドドド


上条「なんでそんなにアグレッシブなんだインデックス! ご近所さんに迷惑だから家の中で暴れるな!」

禁書「た、大変なんだよ!」

上条「あん?」

上条(ま、まさか光熱費でも滞納してたのか……?)ドレドレ

上条「ッッ!!??」

禁書「これって、ゴーカオンセンリョコーだよね?」

上条「い、今すぐ戻してこいインデックス! 上条さんにこんな幸運ありえませんことよ! なにかウラがあるんだそうに決まってる」

禁書「こんな美味しそうなお料理がタダで食べられるのに戻すなんてありえないかもっ!!」ギャース

-_-_-_-_-_-_-_-

-_-_-_-_-_-

-_-_-_-


上条「って事があったんだけどさ」

>>16「なるほど」


A 上条刀夜・詩菜
B 土御門元春
C 土御門舞夏
D 一方通行
E 浜面仕上
F 月詠小萌

c

上条「って事があったんだけどさ」

舞夏「なるほどなー」

上条「やっぱ戻しとくべきなんだろうか……、いやでも送り主のこなんもわかんねえしやっぱ風紀委員か警備員に―――、」

舞夏「まぁ待てって」

上条「?」

舞夏「見たところ普通の招待券だし、この旅館の名前なら私も聞いたことがあるぞー」

上条「ん? そうなのか?」

舞夏「有名だからなー」コクリ

舞夏「だからそこまで疑り深くなる必要はないと思うぞー」

舞夏「ま、それでも信用出来ないって言うなら私が兄貴とだなー、」

上条「そっかそっかそうだよな! ありがとう舞夏!」

上条「これで上条さんも久しぶりの旅行に行けますことよーっ!」ヒャッホウ

舞夏「……」

舞夏「やれやれ。いつもみたいに痛い目に遭わなければいいがなー」

ちょい離席

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