上条「だああああああ!!!しまったああああああああ!!!」 (22)


禁書目録「うるさいんだよとうま」

上条「や、ヤバイでやんす……かなりヤバイでやんすよ禁書目録はん……」

禁書目録「口調が変わるくらいヤバそうだね、どうかしたの?」

上条「じ、実は……」

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お盆が始まる前日

プルルル
上条「お、電話だ」ガチャ

上条「はい、もしもし」

詩菜『あら当麻さん?』

上条「なんだ、母さんか、何か用?」

詩菜『お盆の時に実家に帰るか聞こうと思ってねぇ』

上条「勿論帰るさ」

詩菜『あらあらー、当麻さん的に嬉しいことを言ってくれて嬉しいわー』

上条「はいはい、じゃあまた明日な」

詩菜『さよなら』ブチッ

上条「ふう……あ、やべ補習!!」

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上条「そして俺は補習で頭がいっぱいになりお盆に帰ることを忘れお盆の時には補習に出された課題を片付けていた……って訳だ」

禁書目録「多分、いや絶対にとうまのお母さんは切れてるんだよ」

上条「だよなぁ……しかも電話やメールが来ていないのも怖い……」

禁書目録「とうま、今日は何日?」

上条「20日だろ?」

禁書目録「今からでも遅くないから行こう!」

上条「行くってまさか……」

禁書目録「勿論とうまの実家にね!!」

そんなこんなで実家の目の前

上条「……いや、来たのは良いけどさ」

禁書目録「何かな」

上条「顔合わせるの怖い」

禁書目録「何ヘタレ発言してるのさ!」ピンポーン

上条「あ、テメェ!!」

刀夜「はーい……って当麻じゃないか!」

上条「と、父さん……ただいま」

刀夜「いやぁ、お盆の時に来ないから心配しちゃったよ」

上条「ご、ゴメン……」

刀夜「いや、気にしないでくれ……と言いたいんだけど……」

刀夜「母さんがちょっとな」

上条「やはり母さんか……」

刀夜「あぁ」

パンッ

上条「」ツ-

禁書目録「と、とうま!?」

詩菜「あらあらー、当麻さん的には母さんとお盆を過ごしたくなかったのかしらーうふふ」シュウウ

上条「父さん、あのマジもんの銃を持ってる人が母さんなのか?」

刀夜「あぁ、残念ながらな」

禁書目録「何でのんびりに話しているのかな!?逃げるんだよ!!」

詩菜「逃がさないわよー」パンッパンッ

チュンッチュンッ

禁書目録「ヒイイイ!!!」

詩菜「お盆の時に沢山お料理作って待っていたのが馬鹿みたいねぇ当麻さん」

上条「母さんゴメン!忘れていた訳じゃないんだよ!」

詩菜「ならどういう理由なのかしらー」スッ

上条「首に銃を当てないでください」

詩菜「早く言えやコラ」

上条「は、はい!」

禁書目録「キャラ崩壊しすぎじゃないのかな!?」

刀夜「まぁ、母さんだしなぁ」

上条「実はカクカクシカジカって訳だよ」

詩菜「そんな事の為にお盆を忘れていたのねぇ」パンッ

チュンッ

上条「うわっ!?」

詩菜「そんなの、余計な事に口出しせずに普通に学校に行けばまず無いはずよ当麻さん」

上条「た、確かにそうだけど……」

禁書目録「でもとうまは世界を……」パンッ

禁書目録「」ツ-

詩菜「余計な口出しはしないでね♪」

禁書目録「」

刀夜「大丈夫かいお嬢さん!!?」

詩菜「邪魔だから殺しちゃいましょう♪」パンッ

禁書目録「ぅ……」

上条「禁書目録!?母さん、なにしやがる!!」

パンッ

刀夜「がぁ……!?」バタッ

上条「父さん!!」

チャキッ

詩菜「次は貴方よ、と う ま さん♪」

上条「う、うわああああああああああああ!!!!」

パンッ

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上条「だはぁ!!!」バッ

禁書目録「とうまー、起きるの遅いんだよ」

上条「あれ?禁書目録、お前撃たれたんじゃ……」

禁書目録「はぁ?意味が分からないんだよ」

上条「……」

上条「今日何日だっけ?」

禁書目録「今日は14日でおぼんの日ってとうまが言ってたじゃん」

上条「だああああああ!!!しまったあああああ あああ!!!」

禁書目録「へ?」

上条「早く行かないと電車に乗り遅れるぞ!!早く行こう!!」

禁書目録「う、うん」

禁書目録「(何を急いでるのかな)」

そんなこんなで実家の目の前

上条「すぅー!はぁ……」

禁書目録「何してるのかな」

上条「いや、話しかけるな」

禁書目録「ひどっ!?」

上条「ふぬぬぬぬ……」プルプル

禁書目録「何で呼び鈴押すのに手間取ってるのかな」ピンポーン

詩菜「はーい、あら当麻さんいらっしゃい」

上条「あ、母さんか……」

詩菜「ゆ っ く り し て い っ て ね」ニコッ

その時の母さんの顔は、どこか不気味なオーラを放っていた

おわり

今年のお盆に実家帰れなかったから書きなぐった、後悔なんてしとらんし

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