モバP「え?バスケットボールの試合ですか?」 (150)


過去スレ

モバP「え?野球の試合ですか?」

モバP「え? 野球の試合ですか?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369840558/)

基本前のやつをみてなくてもいけると思います。


モバマスSSです。ユッキエンドにはならない世界線です。


安価を取ったりしますよぉ!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1369923814

それから、書き溜めしてないんで駄文になる恐れが。

ミスも多いと思いますがその都度指摘を。

ちひろ「っていうわけなんです」

モバP「いや、説明してくださいよ」

ちひろ「仕方ないですねー」

ちひろ「えっとー。知り合いの娘さんにバスケをしている人がいまして。その娘さんの学校のバスケ部と練習試合をしてもらいたいんですよ」

モバP「はぁ……」

モバP「それで、そのお知り合いは例の如くお得意さまで?」

ちひろ「はい♪」

モバP(うん。やっぱり聞いちゃだめだ)

ちひろ「出てくれますよね?」

モバP「いやいや。前回は野球だったでしょ?」

モバP「俺、バスケ経験なんてないですよ?」

ちひろ「大丈夫ですよ。野球に比べてバスケは覚えること少ないんですから」

モバP(バスケは反則のルールがややこしいんですけど……)

ちひろ「運動神経はいいんですし、なんとかなりますよ」

ちひろ「それに相手は女の子です。初心者なのはちょうどいいハンデですよ」

モバP(肉体接触のある競技で男女入り乱れるのはいろいろとやばいのでは)

モバP「まぁ、いいでしょう。俺が出るのは百歩譲っていいです」

モバP「けど後の四人はどうするんですか?」

ちひろ「もちろんアイドルで!」

モバP「……」

ちひろ「あれ、今回は怒らないんですか?」

モバP「はぁ。大体予想はしてましたから」

モバP「それに女子同士のバスケットですし。大きな事故はないでしょう」

モバP「やりたいアイドルがいればいいリフレッシュにもなりますし」

モバP「試合当日オフの子で参加表明を出している人はいるんですか?」

ちひろ「もちろんいますよ♪ まずは>>4ちゃんです

ナターリア

ここは渚しかいるまい

キャプテンの出番か!

モバP「ナターリアですかー」

ちひろ「えぇ♪ 快く引き受けてくれました」

モバP「サッカーとかやらせたら上手そうですよね」

モバP「ラテンのリズムで相手を翻弄するとか」

ちひろ「バスケでもその力を発揮してくれるかもしれませんよ」

モバP「これは心強い!」

——数時間前——

ちひろ「ナターリアちゃん? ちょっといいかしら?」

ナターリア「? どうかしたノ?」

ちひろ「確か今度の日曜日ってオフだったよね」

ナターリア「そうだけド、なにかあるノ?」

ちひろ「実はPさんが日曜日にバスケの試合をするんだけどナターリアちゃんもやってみない?」

ナターリア「エ!? ほんト? Pが出るナラナターリアも出るよ☆」

ちひろ(ちょろい)

ちひろ「さらに、その試合で活躍するとPさんとデートが出来ます!」

ナターリア「デート!? これはやるしかないですネ! やる気ガでてきましタ」

ちひろ「その意気よ☆」

かな子と海老原さんあたりはどうだろう?

———現在———

モバP「とりあえずナターリアはわかりました」

ちひろ「ルールはあんまりわかってないみたいなんで私がレクチャーしておきますね」

ちひろ「そして次にOKを出してくれたのが>>10ちゃんです!

渚については察して安価では名前を出さないでくださいぃ

>>12

大本命のきらりん

>>12 (あかん)

まぁ、書きますけど。いいんですか? 
俺が書くきらりはバスケットコートがバトルフィールドになりますよ?

じゃああいさんで

なるほど期待

モバP「さすがに、ボディコンタクトのある競技にきらりはちょっと……」

ちひろ「えぇ、私もそう思いましたよ……」

モバP「バスケには向いてるんでしょうけどね。あの体格なら」

ちひろ「向くとかそういうんじゃなく、十年に一人の逸材でしょう」

モバP「ですよねー」

ちひろ「けど、その日オフなのがナターリアちゃんきらりちゃん他二名なんですよ」

モバP「なら仕方ないですね」

モバP(きらりならファイブファールで退場になりそうで怖いな)

モバP(最悪ちっひーに頼むしかないか)

———数時間前———

>>14 いえいえ。俺的には楽しく書けるんできらりん戦車を始動させます。

>>17
おっつおっつばっちし

ちひろ「きらりちゃんか?」

きらり「? ちひろちゃんどうかしたにぃ?」

ちひろ「な、なんでも……」

ちひろ(逃げちゃダメダ逃げちゃダメダ)

きらり「あらあら? お仕事でお疲れなのかなぁ?きらりんのきゅんきゅんぱわーいるー?」

ちひろ「あ、間に合ってるから大丈夫……」

ちひろ(あの、野球の試合見てるときらりちゃんを女性相手に戦わせるのは犯罪だと思うの)

ちひろ(まぁ、お得意様のためだし? 仕方ないか)

訂正 ちひろ「きらりちゃんいるかな?」

うーん。とりあえず、人がいるときに安価とっておいたほうがらくだな。

三人目>>23

四人目>>25

ksk

渚キャプテン

みくにゃん

>>23

察してください! 元々バスケならその子は絶対入れるんで察してください!

今回は渚ちゃんはアイドルじゃない設定です。

再安価>>27

みくにゃん

>>25

おっぱいさん決定

>>27

虐めたくなる気持ちを抑えながら書くのか……

地獄だ。けど、楽しい!

時間かかると思いますけどみなさん気長にお願いします。

二日くらいあればかけると思うのでー。

乙です
パッション多いな

あぁ、じゃあこれも安価で行こう

ポジション

C >>31

PF >>32

SF >>33

SG >>34

PG >>35

っと、思ったけどやめよう


ここだけは好きにやらせてくださいー。

物語中盤になると幻の六人目も現われ安価取るんで

誰がいいか考えて置いてください

それでは、明日おそらく昼にちょこっと上げて夕方にドバっと投稿します。

おつー

乙でした

幻の六人目…
試合に現れたことの無い杏ちゃんのことか…

おつー

とりあえず、かな子を推してみるw

全員小学生ならアレ再現できたな

ちひろ「今度の日曜日バスケの試合があるんだけど出てみない?」

きらり「にょわー!この前の野球と同じ感じー?」

ちひろ「う、うん。とっても楽しいよ」ニッコリ

きらり「だったらきらりもやるぅー!」

ちひろ「今回もPさんは参加するよ」

きらり「本当!? だったら頑張るにぃ! きらりんぱわー全開☆」

ちひろ(前回のように殺人タックルのようなことはしないでね……)

ちひろ「それから、活躍したらモバPとデートが出来るからね♪」

きらり「野球の試合ではダメだったからバスケでは絶対狙うにぃ!」

ちひろ(よし。これで後は二人)

———現在——— 

>>37
千枝
莉嘉
ありす
仁奈
愛梨

うむ

私はロリコンですけど、暴走するのでロリ系は勘弁してください…

39のメンバーはバスケよりドッジボールの方がいいと思う

モバP「うーん。俺がしっかりバスケの勉強した後に、ルールとかをきらりに教えておきますね」

モバP「三秒ルールとか覚えてくれるかな……」

※三秒ルール http://ja.wikipedia.org/wiki/3%E7%A7%92%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB

ちひろ「頼みましたよ。いやほんと」

モバP「ええ。流石に野球のとき見たく覚醒することはないと思うんですけどね」

ちひろ「なったら、コートの中が世紀末状態になりますよ」

ちひろ「それじゃ、次の子ですね。次の子は雫ちゃんです。

モバP「お、雫ですか」

ちひろ「はい。きらりちゃんほどではないですけど高身長ですし活躍しますよ」

ちひろ(胸も大きいですし)

モバP「けど、あの二つの乳はスポーツでは邪魔になりそうですね」

ちひろ「あぁ、そんなようなこといってたような……」


———数時間前———

ちひろ「雫ちゃん。ちょっといい?」

雫「はいー! どうかしましたかぁ?」

ちひろ「今度の日曜日バスケの試合があるんだけど出てみない?」

雫「えぇ!? バスケですかー?」

ちひろ「そう。Pさんも出るし、楽しいと思うなー」

雫「うーん。Pさんがいてもちょっとー」

ちひろ(あれ。雫ちゃんなら二つ返事だと思ったのに)

ちひろ「ど、どうしてかな?」

雫「えっとー。スポーツすると胸が揺れて痛いんですよー」サワサワ

ちひろ(なるほど)

雫「やってても不快ですしー。遠慮させてもらいますー」

ちひろ(やばい! このままじゃ断られてしまう!)

ちひろ(お得意様との付き合いは絶対。ここはなんとしても)

雫「それに私動きが鈍くてやっても活躍できませんよぉ?」

ちひろ「だ、大丈夫大丈夫。バスケは鈍くても活躍できるから!」

ちひろ「それに、もし、活躍できたらPさんとデート出来るんだよ」

雫「……そういうことなら、参加してみますぅ」

ちひろ「よかった♪ ありがとう!」

ちひろ(ふぅ……危なかった)

ちひろ(やっぱりアイドルってちょろい)

———現在———

モバP「雫、ちゃんとスポーツブラとか持ってるのかな……。ダンスレッスンもしてるから問題ないとは思うけど……」

ちひろ「たぶん、モーマンタイですって」

モバP「そうですよね。あんまりスポーツ得意そうじゃないけどそこは俺ときらりでカバーですね」

ちひろ(やっぱりきらりちゃんは活躍する前提なんですね)

ちひろ「それじゃあ、ルールやらは私がレクチャーしておきますね」

モバP「頼みましたよ」

ちひろ「はい」

ちひろ「これで、三人目ですね。四人目はみくちゃんです」

モバP「みくかぁ」

ちひろ「一応猫っぽく振舞ってますけど運動能力は未知数ですね」

モバP「敏捷性に優れてはいそうですけどね」

ちひろ「あ、そういえばこの前みくちゃん学校でやった体力テストの結果をみせてくれましたよ」

モバP「本当ですか!?」

ちひろ「はい。確かどこかにコピーが」ガサゴソ

ちひろ「ありました」

モバP「どれどれ……お、A評価か。身体能力は高そうですね」

ちひろ「えぇ……」

ちひろ(みくちゃんが一番手強かったなー)

———数時間前———

ちひろ「みくちゃんいる?」

みく「あ、ちひろちゃん。おはようニャー」

ちひろ「突然で悪いんだけど日曜日ってオフだよね」

みく「それがどうかしたにゃ?」

ちひろ「バスケの試合に出てほしいの」

みく「ほ、本当に突然にゃ……」

ちひろ「おねがーい。人手が足りないの」

みく「でも、その日は家出にゃんにゃん王国を見る予定にゃんだけど……」

ちひろ「そんなのいつでも見れるでしょ!」

みく「最近は仕事が忙しくてほとんど見れてないニャ! だからその日こそは見るニャー」

ちひろ(どうやら苦戦しそうね。でも、これならどうだ!)

ちひろ「残念だなー。Pさんも出るのに」

みく「」ピク

ちひろ「それから活躍した人にはPさんと『デート』出来るのになぁ」

みく「ど、どうせちひろちゃんの妄言にゃ。みくは騙されないにゃ」プイ

ちひろ(ぐぐ……ばれてる)

ちひろ「そっかー。残念だなー」

ちひろ「きっとPさん幻滅して、みくにゃんのファンやめちゃうだろうなぁ」チラチラ

みく「……あー、もう! やりますよ! やればいいでしょ!」

ちひろ(キャラ、キャラ)

ちひろ(ふー。でもなんとかなった)

ちひろ(一時はどうなることかと思ったけど)

———現在———

モバP「みくはバスケのルール知ってるんですかね?」

ちひろ「バスケ部の友達がいるみたいなんでその人に聞くらしいですよ」

ちひろ(友達がいることに驚き)

ちひろ「これでPさんを含めて五人。揃いましたね」

モバP「バスケっとは交代枠フルに使えるんで欲を言えば後数人はほしいですね」

ちひろ「た、確かに……うーん。でも無理そうですね」

モバP「贅沢言っても仕方ないですけど」

モバP「それからちひろさん。もしかして……」

ちひろ「もちろん! 私が監督です」

モバP(ですよねー)

訂正 みく「でも、その日は家でにゃんにゃん王国を見る予定にゃんだけど……」

   モバP

  バスケっと× バスケットボール○


モバP(まぁ、これはわかってたことだしどうでもいいか)

モバP「アイドルを送迎するのは俺がやるんで日時と場所を教えてください」

ちひろ「わかりました。それじゃあ事務処理が終ったら紙にでも書いておきますね」

ちひろ「それで……私は電車、ですか?」

モバP「もちろんです」ニッコリ

ちひろ「」

モバP(本来は日曜日でも仕事がしたいんだよこっちは)

モバP(それにしてもバスケか。体育の授業でしかやったことがないな)

モバP(しかも、相手は学生)

モバP(昔を思い出すな。きっとその子らもなにか目標に向かって頑張っているんだろうな)

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


———試合当日———

神奈川県某高校

モバP「みんなー。ここが試合会場の高校の体育館だ」

モバP「今回は屋内スポーツだから日焼けはしないけど、水分はこまめに取れよー」

アイドル一同「はーい」

ナターリア「あレ? ちひろがいないヨ?」

雫「どうやら遅れてくるみたいですー」

雫「なんでも電車が遅れているらしくてー」

モバP(相変わらずついてないな) 

みく「うぅ、暑いにゃー。おうち帰りたいにゃー」

モバP「大丈夫かみく?」

みく「大丈夫にゃ。暑いから今日はPちゃんに引っ付くのはやめるにゃー」

みく(汗臭いかもしれないし、しょうがないにゃ)

みく(こうなったらなにがなんでも活躍してPちゃんとのデート権を獲得するにゃ!)

きらり「……」

モバP(きらりはどうしたんだろう。神奈川県に入った辺りから急に雰囲気変ったけど)

モバP「きらり? 体調悪かったら言ってくれよ?」

きらり「ウホ」

モバP(あれ?)

モバP(お、おそらく幻聴だろう)

モバP「それじゃあ、柔軟体操を始めておいてくれ」

アイドル一同「はーい」

モバP「さて、俺は挨拶しに行こうかな」

モバP(えっとー。監督らしき人は……)

?「あ、すいませんッ。こっちですッ!」

モバP(ん? 相手チームの子か?)スタスタ

本来は愛知でやるべきなんですけどここは神奈川で勘弁してください。

まさか…漫画で予習してきたのか…あかんでぇ…

?「遠方からわざわざ来て下さってありがとうございます!」

モバP「あぁ、うん。そんなことないです」

?「ごめんなさいッ。実は監督が寝坊してしまって……」

モバP「大丈夫ですよ。うちの監督も遅刻なんで」

?「そうなんですかァ?」

?「あぁ、自己紹介がまだでしたね。キャプテンを務めている愛野渚ですッ!」

愛野「よろしくお願いしますッ」

  握手

モバP「俺の名前はモバPです。こちらこそ」

モバP(可愛くて元気な子だなー。絵に書いたような体育会系女子)

愛野「アップについてなんですけど、コートを半分半分にしてやるってことでいいですかァ?」

モバP「はい。それで大丈夫です」

愛野「じゃ、それで決定ですね!」

愛野「それから本当に今日はありがとうございます! こっちのわがままに付き合ってもらっちゃって」

モバP「あー、全然構わないですよ」

モバP(ぶっちゃけ構うんだけどね)

モバP(それにしてもなんで俺達なんだろう)

モバP(普通の高校なら試合くらい他校に申し込めばいいのに……)

モバP(まぁ、いいか)

愛野「それじゃ、いい試合にしましょぉ!」

モバP「はい!」

———試合開始直前———

モバP「よーし。みんな、ルールはちゃんと覚えてきたな?」

アイドル一同「はい!」

モバP「よろしい」

ちひろ「P−さーん」

モバP(やっときたか……ってあれ?隣にいるのはかな子か?)

ちひろ「あー、なんとか間に合った」

かな子「よかったですね。ちひろさん」

モバP「どうしたんだかな子? お前、収録は……」

ちひろ「今日、いきなり電話があって先方の都合により、明日に変ったんですよ」

ちひろ「なので、マネージャー枠としてひっぱってきました」

モバP「いいのか、かな子?」

かな子「はい。ちひろさんが神奈川にある美味しいお店に連れて行ってくれるらしいんで」

モバP(餌で釣ったかちひろめ)

ちひろ「それで、向こうのキャプテンとは挨拶してきましたか?」

モバP「はい。一応」

ちひろ「あの子が私のお得意様の娘さんです」

モバP「へー、そうなんですか」

ちひろ「なので、怪我でもさせたら……」

モバP「目を細めないでください。大丈夫ですよ」

ちひろ「なら、いいです」

モバP「うーんと。それじゃ、一人ずつ意気込みを言ってもらおうかな」

雫「足で纏いにならないように頑張りますー」

みく「頑張るにゃ!」

ナターリア「Pとデートするのはナターリアだヨ!」

モバP「ん? デート? もしかして、またちひろさん……」

ちひろ「てへぺろ☆」

モバP(まったくこの人は……)

モバP「まぁ、いいか。最後にきらり、締めてくれ」

きらり「……」

モバP「きらり? お前具合悪いんじゃ」

モバP(あれ? なんか顔付きがゴリラっぽくなっているような……)

モバP「おい、ほんとに——」

赤木きらり「私の夢は全国制覇することです」

〜BGM〜♪

http://www.youtube.com/watch?v=62kBucs123Y

モバP「ファ!?」

※赤木剛憲 漫画スラムダンクに出てくるキャラクター。おそらくほとんどの方が知っているのでわからない人は検索してね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E6%9C%A8%E5%89%9B%E6%86%B2

ウィキを貼るくらいなら画像をだな

モバP「ち、ちひろさん!」(小声)

ちひろ「な、なんですかあれ!」(小声)

モバP「俺のほうが聞きたいですよ!」

ちひろ「ゴール下のキングコングじゃないですか!」

モバP「ど、どうしてあんな風に」

ちひろ「まるで、とりつかれたようですね」

モバP「そ、そういえばここって……」

ちひろ「え? なんですか?」

神奈川県、湘南地区

モバP・ち「」

※ゴリ——ではなく、赤木が所属していた高校が湘南にあります。

やっぱりww
あの漫画でイメトレしてきたのか

>>58

ごめんなさい。貼り方とかよくわからないんです

今度、調べてみます。

モバP「もしかして、本当にとりつかれてるのかもしれませんね」

モバP「神奈川県に入ったあたりでもうすでにおかしくなってましたから」

ちひろ「……まぁ、いいじゃないですか」

ちひろ「頼もしいですし」

モバP(それで済ませていい事象なのか?)

ちひろ「それにほら。みんなは気づいてないですよ?

ナターリア「きらりすごーイ!」

みく「なんで全国制覇にゃ?」

雫「凄い気迫ですー」

赤木きらり「やるからには、全力だ」

ちひろ「ね?」

モバP(そうか……みんなスラムダンクは知らない世代か)

モバP「そ、そうですね。逆にとりついてくれてた方が相手に怪我をさせる心配もないですし」

モバP「じゃあ、ポジションを発表するぞ」

C 赤木きらり  諸星

PF おっぱい  及川

SF 猫     前川

SG サンバ   ナターリア

PG 甲子園ピッチャー P


Cはゴール下でプレイをする選手。

PF ボディコンタクトが激しいポジション。役割はCと似ています。点取り屋

SF 器用な何でも屋さん。点も取るしリバウンドもするし、ボール運びをすることもあります

SG ボールを運ぶ人。一般的には3Pが得意な人が多いです。

PG 司令塔



前作でもそうでしたが、もし、きらりファンの方で不快感を抱いてしまった人がいたらすみません。

審判『整列』

バスケ部『よろしくお願いします!」

アイドル『よろしくお願いします!」

モバP(さてと、まずはジャンプボール。相手のジャンプボールをする人間は雫さんより少し低いくらい)

モバP(対してうちはきらり。もらったな)

きらりと相手チームのCが対峙する。

審判がその中間へと陣取る。

審判。ボールを頭上にふわりとあげた。

きらり、ジャンプすることなくボールを弾く。

Pの真正面にボールがやってきてキャッチ。

モバP(よし! マイボールからだ!)

みく(先制点は頂くにゃ)

みくがスタートダッシュを決め瞬く間に3P内に進入する。

モバPパスを出す。

みくはそれを受け取り両手を使ったレイアップ。

※レイアップシュート。バスケットボールで、掌を上に向けた状態でボールを支え、ジャンプしながらゴールにボールを置くようにして行うランニングシュート 辞書参照

課題があるのでかなりペース落ちますが許してくださーい

台本形式なのもごめんなさい。

擬音使い慣れてないんでこうなってます。

西武サヨナラ勝ち。気分がいいので今夜は頑張ろうと思います。


ボードに当てて、リング内に納める。

2-0

モバP「ナイスみく!」

みく「ふふ、みくならこのくらい当然にゃ!」

モバP(本当に運動能力は高いみたいだな)

相手、エンドラインからのスタート。

すると、遥か遠くを目掛けてパスを出した。

ボールはセンターラインを越えて、走っていた選手へ。

3Pラインの外で球を受ける。

モバP(やばい! 油断してたら速攻か!)


受け取った選手は一回ドリブルを入れた後にレイアップモーションに入った。

きらり「ふん」

ちひろ「出た! ハエタタキ!」

しかし、モバP自陣深くにいたきらりがブロック。

ボールがコート内に点々とする。

ナターリア「拾ウー!」

ナターリアがボールに触り両手でがっしりと掴む。

モバP「ナターリア! こっちだ!」

ナターリア「ハイ!」シュ

ナターリアからモバPへとボール所持が変る。

モバP(よしよし。なんとかボールを失わずに済んだぞ)ダンダン

モバP、ゆっくりとドリブルしながら、ナターリアときらりが上がってくるのを待つ。

スリーポイントラインの外にモバPチーム五人が揃う。

モバP(どう、攻撃しようかな)

モバP(まぁ、まずはボールを回すか)

ナターリア「Pこっチ!」

モバP「はいよ」

モバPからナターリアへとボールが繋がる。

ナターリアすぐさま雫へとパスを出す。

雫「え、えっとー」

雫パスをもらうがうろたえてボールを下に下げてしまう。

愛野「もらいッ」

愛野が雫の持っている球を綺麗に叩き、スティールする。

※スティール(Steal)とは、バスケットボールにおいて、ディフェンスの選手がオフェンスの選手からボールを奪う行為のこと。

wiki参照

Pからナターリアへとパスが繋がる。

訂正 Pからナターリアへとパスが繋がる。 一番ラストのここの部分は省いてください。

愛野、奪った地点からドリブルを開始する。

風のようにコート内をドリブルで疾走。

Pチームの全員その速さに追いつくことなくレイアップをうたれる。

リングへとボールが吸い込まれた。

2-2

相手チーム『キャプテンナイスシュートです!』

愛野「試合はまだ始まったばかり! これから点差をつけるよッ!」


モバP(早いな。これじゃあ、誰も追いつけそうにないな)

赤木きらり「おい桜木! ボールをもらったら下に下げるなって教えただろ!」

雫「……」

赤木きらり「聞いてるのか!」

雫「え!?私!?」

赤木きらり「お前以外に誰がいる」

雫「は、はい」

赤木きらり「基本がどれほど大事かわからんのか!!」

赤木きらり「ダンクができようが何だろうが。基本を知らん奴は試合になったら何もできやしねーんだ!!」

雫「え、え? ご、ごめんなさい」

モバP(いつもは語尾を伸ばしている雫が伸ばしていないとわ……)

モバP(それに、全然桜木に似てないよ。ポジションだけだよ)

※桜木とは赤木のチームのPFのことです。




ナータリアがエンドラインからモバPにパスを出す。

モバP自陣からゆっくりとドリブルをして相手陣内へ。

モバP(うーん。このピリオドが終ったら雫に指示でも出しておくか)

モバP(リバウンドに専念させれば十分戦力になるし)

赤木きらり「桜木! お前はリバウンドだけ意識していればいいんだ!」

赤木きらり「ディフェンス時はボックスアウトも忘れるなよ!」

雫「はい!」

モバP(俺が指示を出すまでもないか……)

モバP(雫はもう桜木で納得したのか)

※ピリオド(period)、もしくはクォーター(quarter)とは、バスケットボールは1試合を4つに分割しており、そのうちのひとつの時間帯のこと。 

http://www.basketball-ikka.net/blog-717.html 参照

※ボックスアウト ディフェンス時でのリバウンドの際相手に背中をあててゴールした付近に近寄らせない動作。

モバP(ここは期待をこめてきらりにパスをするか)

モバP、ミドルポストにいるきらりにバウンドパス。

※ミドルポスト。スリーポイント内にある大きな台形の中間点の名称。一番高くてゴールから離れている位置がハイポスト。ゴールに近い付近がローポスト。中間がミドルポスト。

きらり、ボールを受けるとそのままドリブル。相手に体を当てながら全身するパワードリブル。

じわじわと相手ゴールに近づく。

相手に背を向けた状態できらりはボールを両手で触る。

そして、ターンをして素早くシュートモーションに移行。

手からボールが離れる。

孤を描いたボールはリングに付けられている紐の音を鳴らす。

4-2

※回転をかけて正しい軌道でリング中央に入ると、乾いたような心地いい音がします。これで決めると綺麗でかっこいいです。特に3Pは。

モバP(よしよし。きらりのポストプレーで点差が開いてくれた)


愛野「頑張って返すぞッ!」

相手チーム『はい!』

モバP(あぁ、あのキャプテンチームに信頼されてるんだな)

モバP(俺がやってたときなんて全然ダメダメだったのに)

相手チームエンドライン。

パスを出してスタート。

受けた選手は悠然とドリブルを開始。

だが、ナターリアが相手の意表をついてボールに触る。

人の手を離れた球は転がっていく。

モバP「おぉ!ナターリア!」

そのままナターリアがコントロールを失ったボールを拾う。

そして、味方が揃うのを待つためにピボットを踏みながら相手に背を向ける。

※ピボット ドリブルをついていない状態で両手にボールがあるときに軸足じゃないほうの足で移動する動作のことです。軸足はボールをもらったときに決定します。もし両足が地面にある状態で受けたときはどの足を軸にしても構いません。しかし、右足だけがついた上体の場合はこの右足が軸となります。左も同様です。この軸足を動かしてしまうとトラベリングになってしまいます。



割と描写が大雑把ですけど勘弁してください。スピード重視なんで雑です。

モバPチームの五人が揃う。

ナターリア「プロデューサー! パスだヨ!」

モバP「おう!」

コートの中央前付近でモバPにボールが渡る。

モバP(よしよし。雫は攻撃より守備に頑張ってもらいたいからここでは使わないでおこう)

モバP(そしたら後の三人を使うことになるけど)

モバP(誰で攻めようか)

モバP(決めた。>>79だ!)

赤木きらり

モバP「ナターリア! 逆サイドに切れてくれ!」

ナターリア「はいヨ!」

45度の位置にいたナターリアがフリーランニング。

ゴール下を目指してそのまま右サイドに流れていく。

そして、ナターリアがいた地点にモバPが収まる。

モバPがいたところに前川。みくがいた位置に及川とどんどんずれていく。

モバP(きらり、俺の意図を読み取ってくれ!)

すると、赤木きらりがPにマークしている相手選手の近くにやってくる。

モバP(そうだ! スクリーンだ!)

P、赤木きらりがやってきた方向にドリブル。Pにマークをしていた選手は赤木と接触して進路を塞がれる。

Pをフリーにさせまいと赤木にマークしていた選手がPに接近する。

赤木はクルっとターンをしてピックアンドロール。

※スクリーン 守備をしている選手の障害物となって味方のマークを外させる、オフェンス攻撃の一つ。

※ピックアンドロール 参考動画 http://www.youtube.com/watch?v=j0hZ4PcoZJg

ゴールに顔を向けてフリーになっているゴリにPがパスを供給。

ふわりと優しさの篭ったパス。しかし、ボールは高い。

モバP(手が滑ったッ!)

赤木きらり「ウホ」

すると、赤城きらりが地面から足を放して跳躍。空中でボールを掴むとそのままリングの中へと叩き込む。

けたたましい音が空間を満たす。

モバP「」

ちひろ「出たー! ゴリラダンク!」

今度は歓声が空間を支配した。共鳴するかのようにリングはまだ揺れている。

強烈なアリウープとスラムダンクに会場は湧いた。

モバP(俺のはまぐれなんですけどきらりのは……)

モバP(やっぱついてんな)

モバP(このまま、ゴ——きらりの身長を生かせば圧倒できるな)

モバP(男として大人として女の子に任せてしまうのは大変不本意だけど)

ナターリア「プロデューサーかっこいイー!」

みく「Pチャンすごいにゃ」

雫「リバウンドを意識……リバウンドを意識……」

モバP「い、いや今のはきらりのほうが……」

赤木「ナイスパスだ。宮城」

モバP「あ、うん」

モバP(やっぱり俺は宮城扱いなんだ……)

※宮城 赤木のチームメイト。ポジションはPと同じPG

訂正 赤木きらり「ナイスパスだ。宮城」

きらりがゴリに呑まれちゃってるよ畜生

モバP(第一ピリオドが終了して16-8)

モバP(まだまだ、射程圏内。油断は出来ないな)

ナターリア「お疲レ! P様になってるネ!」

モバP「少し練習したからな。ナターリアの献身的な守備にも助かってるよ」

みく「みくもほめてほしいにゃー」

モバP「みくもよかったぞー。六得点もしたし、得点王も狙えるな」ポンポン

雫「リバウンドを意識……リバウンドを意識」

モバP(うわ、雫が機械的になってる!)

ちひろ「お疲れ様でーす」

かな子「麦茶作っておいたんでしっかり水分補給をしてくださーい」

モバP「ありがとうな。かな子」

かな子「このくらいどうってことないですよ」

赤木きらり「流川、今日はどうしたんだ? 動きにキレがないぞ」

みく「……」

赤木きらり「聞いてるのか!」

みく「ニャ!? みくのことにゃ?」

赤木きらり「お前以外に誰がいる」

赤木きらり「それからどうしたんだその語尾は。クールなお前らしくもない」

モバP(めんどくさそうだな。ご愁傷様みく)

みく「み、みくは元々このままにゃ!クールなんてとんでもないにゃ!みくは自分を曲げないよ!」

赤木きらり「はっきりいって気持ち悪い」

みく「え……ひどくない」

モバP(そりゃ、クールな流川が語尾に「にゃ」をつけてたら違和感だらけなのは当たり前だ)

きらりwwww

※流川 ゴリのチームメイト ポジションはSF。クールでイケメソ


赤木きらり「まぁ、いい」

赤木きらり「そうだ三井」

ナターリア「ナターリアのこト?」

赤木きらり「もっと積極的に3Pを狙え」

赤木きらり「外れたとしても俺と桜木がしっかりオフェンスリバウンドを取るからな」

ナターリア「なんだかよくわかんないケド頑張るヨ!」

赤木きらり「それから、宮城」

モバP(来た)

赤木きらり「どうした? 今日はスピードが全然ダメダメじゃないか」

モバP(え、えっと……確か赤木のことはダンナって読んでたよな?)

モバP「だ、ダンナ——」

赤木きらり「俺の名前はきらりだ!」

モバP「お前はそれで本当にいいのかよ!!」

ちひろ(もう、わかんねぇな)

※三井 ゴリのチームメイト ポジションSG。NBA、セルティックスのレイ・アレンみたく3Pを入れまくります。



————

モバP(試合は第四ピリオド。点数は62-53でうちが勝っている)

モバP(きらりのポストプレー。みくの身体能力を生かした速攻で点を稼いでいる)

モバP(ナターリアもなにかコツを掴んだのか3Pシュートの制度が試合中どんどん上がっていってもうすでに4本決めている)

モバP(雫もオフェンスは全然ダメだけどリバウンドを一生懸命やって今じゃきらりを抜いた数を記録している)

愛野「ふ!」

愛野が放ったジャンプシュートはおしくもリングに当たって跳ね返ってくる。

雫(リバウンドー、リバウンドー!)

しっかりとボックスアウトした雫が両腕を振ってジャンプする。

モバP「うわ、すっげー胸が揺れてる」

みく(声にでてるにゃ)

きらりにはちひろさんが安西先生に見えてるのか


及川が伸ばした手の中にボールが収まる。

雫(やった! また取れた!)グキ

雫「キャ!」

空中から着地した瞬間、及川は足を捻る。

モバP「大丈夫か!?」

検査中

ベンチ

モバP「痛むか?」

雫「イタ」

モバP「腫れも酷いですしこの捻挫じゃ、ちょっとプレイは不可能ですね」

ちひろ「そうですか……それじゃあ、交代するしかないですね」

赤木きらり「いいからテーピングだ!」

ちひろ「お前がいうな!」

赤木きらり「」シュン

ちひろ「これじゃあ、仕方ないですね」

ちひろ「かな子ちゃん準備出来る?」

かな子「え!? 突然なに言ってるんですか!」

モバP「ごめんなかな子。お願いだ。出てくれるか?」

かな子「そう言われると……」

赤木きらり「なにを言ってるんだお前たち」

ちひろ「?」

赤木きらり「安西先生は監督であって選手じゃない!」

P・ち(やっちゃったよこの人)


モバP(やっべー……まじべーわ)

ちひろ(なんで私じゃなくてよりにもよってかな子ちゃん……)

ちひろ(さっきまでそのポジションの選手が見えてたじゃん……)

モバP(どうしようどうしよう。諦めたら試合終了だけどもう開始直後にゲームセットしたようなもんだよう)

モバP(希望なんかねーよ……)


モバP(やっべー……まじべーわ)

ちひろ(なんで私じゃなくてよりにもよってかな子ちゃん……)

ちひろ(さっきまでそのポジションの選手が見えてたじゃん……)

モバP(どうしようどうしよう。諦めたら試合終了だけどもう開始直後にゲームセットしたようなもんだよう)

モバP(希望なんかねーよ……)

※安西先生。ゴリのコーチ。太ってるおでぶさん。

諦めたらそこで試合終了ですよ。って名言でみなさん知ってるかもしれませんけど、一応。

モバP(いや……まだ希望はある)

モバP(世代の問題だ)

モバP(みくとかが知らなかったからおそらくかな子も——)

かな子「」ウルウル

かな子「私、そんなに太っていません!」ダッシュ

ち、P「かな子ぉぉぉぉぉぉ!」

赤木きらり「どうしたんだ。先生は。あんなに泣いてどこかへ行ってしまうなんて……」

ちひろ「お前が原因だよ! もう、お前がどっかにいけよ!」

モバP「しかし、ちひろさん。本当にしゃれにならないですよ」

モバP「このままじゃ4人でやることになります」

ちひろ「そうですね」

モバP「ちひろさん」

ちひろ「はい」

モバP「やりましょう」キリ

ちひろ「雫ちゃん、出れるよね?」ニッコリ

モバP「鬼畜すぎません!?」

ちひろ「えー、だって私無理ですってー」

モバP「緊急事態ですよ!」

ちひろ「でもー——」

?「ちょっと待ってください!」

P・ち「あれは……>>100!?」

かな子推しの人からヒントを得た結果。こうなりました。反省はしています。全かな子Pを敵に回したのは言うまでもない。

美嘉

>>100

了解しましたー。

それじゃあ、今日は一旦終わりってことで。

見てくれてるかた、あまりスピード上げられなくて面目ないです。

付き合ってくれてありがとうございます。

それから、不快に感じた部分があれば指摘してください。

今後はそこらへん気をつけるんで。

明日は土曜日なんで、早い時間から投稿します。

おつー

乙ですっ☆
面白い事になってるな。
お姉ちゃんに期待だ。

美嘉「やっほー★ P、困ってるみたいだね♪」

モバP「美嘉!? お前、今日は雑誌の写真撮るんじゃなかったのか?」

美嘉「そんなのもう終ったよー。女Pにここまで連れてきてもらったんだ♪」

モバP「そ、そうなのか……それで、美嘉はバスケ出来るのか?」

美嘉「ばっちり★ こう見えても結構得意なんだよ?」

モバP「あぁ、なんか得意そうな雰囲気はあるな」

モバP「あれ? 美嘉、お前もしかしてメイク落としてるのか?」

美嘉「う、うん。汗掻くだろうし車の中でメイクは落としてきちゃったんだ……」

美嘉「は、恥ずかしいからあんまりジロジロみないでね」

モバP(動く気まんまんだったのか)

モバP「いや、とってもいいと思うぞ」

モバP「なんかこう……清楚な感じで」

モバP(美嘉は化粧しなくても十二分に可愛いんだよなー)

美嘉「え、えと。あ、当たり前じゃん★」

モバP(顔真っ赤)

ちひろ「とりあえず、これでなんとかなりそうですね」

モバP「えぇ、これで問題はなさそうです」

モバP「よし、美嘉、すぐに体を作ってくれ」

美嘉「はーい♪」

———試合再開———

ナターリアエンドラインからモバPにパス。

そのまま、ゆっくりと攻め込んでいく。

モバP(ここは迷うことなく美嘉にパスだな)

モバP(どんなプレイするのか見てみたいし)

美嘉へボールが渡る。

一回、二回のフェイントのあと、右足を踏み出す。

その右足よりも前にボールを突き出した。

マークマンを置き去りにする。

フリーになった美嘉。しかし、素早くフォローする選手が来て進路を塞ぐ。

すると、そのまま回転してキレのある動きからシュートモーションに入る。

両手から放たれたシュートはリングのど真ん中を射抜いた。

モバP(す、スピンムーブ……)

※スピンムーブ http://www.youtube.com/watch?v=WBNbPpRC-AE 参考動画 これの一番初めにやるプレーのやつです。

大体7秒くらいにやっているやつ。

小さなPFでキレがあり、俊敏な人はドリームシェイクとスピンムーブを駆使すればそこそこ戦えます。ソースは私。

モバP(得意とかじゃなくて経験者じゃん)

美嘉「どう! 今の見ててくれた?」

モバP「おう! 凄かったな!」

ナターリア「ミカ、今のヤツ、ナターリアにも教えテ!」

みく(もしかしたら一番活躍した選手美嘉になってしまうかもしれないにゃ……)

赤木きらり「まだ試合は終っていない! 気を抜くな」

その後は64-53からモバPチームがどんどん突き放していき、終了10秒前には74-53にスコアは変っていった。

愛野「ラスト一本ッ!丁寧にいくよ!」

愛野が味方にパスを出す。

受け取った選手がモバP陣内に切り込む。

モバP(時間も残り少ない)

モバP「ここは通さない」

モバP、相手の進路を塞ぐ。すると、ボール保持者は愛野にパスを出した。

3Pラインの外ギリギリ。残り時間は三秒。カウントダウンの音が観客から聞こえる。

愛野、ボールを天高くに飛ばす。綺麗な半円をなぞる様にボールは飛んでいく。

愛野(決めるッ!)


紐が揺れる。

それと同時に鼓膜を刺激するサイレンの音が響き渡った。

ボテボテとボールはゴール下の床に落ちて終いには動きを止める。

モバP(試合終了だな)

モバP「整列するぞー」

モバPの掛け声と共にメンバーがコート中央に集まり整列をする。

一同「ありがとうございました!」

———試合後校門前———

モバP「よし、みんなもう向こうの人に挨拶は済ませてるな?」

一同「はい」

モバP「それじゃあ、先に車のほうに行っててくれ」

モバP(ちひろさんは向こうの顧問の人と話をしてるから俺はここで待っておくか)

愛野「あのッ! ちょっとよろしいですかァ?」

モバP(確かこの子は……)

http://i.imgur.com/j9McUvE.jpg
http://i.imgur.com/C7MPScb.jpg
ナターリア(14)
155cm

http://i.imgur.com/tCiWpZg.jpg
http://i.imgur.com/lznrzpz.jpg
諸星きらり(17)
186.2cm

http://i.imgur.com/iWXNfiy.jpg
http://i.imgur.com/xmJKiZw.jpg
及川雫(16)
170cm

http://i.imgur.com/URAvOyM.jpg
http://i.imgur.com/xWt13rU.jpg
前川みく(15)
152cm

http://i.imgur.com/JRbGxG6.jpg
http://i.imgur.com/XlS1n0T.jpg
愛野渚(18)
163cm

http://i.imgur.com/UApV4Ho.jpg
http://i.imgur.com/7sehz05.jpg
三村かな子(17)
153cm

http://i.imgur.com/j88NOdN.jpg
http://i.imgur.com/bh8ddtW.jpg
城ヶ崎美嘉(17)
162cm


愛野「今日はありがとうございましたァ」

モバP「いやいや、全然」

モバP「うちみたいなのが相手で本当申し訳ないです」

愛野「そんなことないですッ。現に負けちゃいましたからァ」

モバP「そうですか……」

モバP「ところでなんでうちに試合を申し込んだんですか?」

愛野「それですか。それは……」

愛野「実はもう、私たちのバスケ部は今年で廃部なんです」

モバP「え……」

>>113

ありがとうございます。

お手数かけました。

愛野「それで、引退試合として申し込んだんですよ」

愛野「うちは弱小でどこのチームも受けてもらえなくて……」

愛野「私たちの部活の部員数は極めて少ないんです」

愛野「三年の私と他3人。それから二年生が二人」

愛野「合計六人。少ないですよね?」

愛野「こんなふうに過疎が私が入る前に数年続いてたみたいなんです」

愛野「今日タイムキーパーやスコアボードを担当してた子はバレー部に頼んで貸してもらった人たちなんですよ」

モバP「そうだったんですか……」

愛野「はい。それで、いい成績も残していないのでそのまま廃部という流れに……」

愛野「いっつも、インターハイ予選は一回戦敗退ですし仕方ないですよね」

愛野「でも、私はなんとか廃部にさせまいと努力しました」

愛野「毎日毎日練習して。なんとか予選で勝つことが出来ればその話はなくならずに済むって」

愛野「けれど、結局ダメでした」

愛野「私がなんでユニフォームの番号が8番だかわかりますか?」

モバP「いえ……ちょっと」

モバP(普通、バスケットボールのキャプテンって4番をつけてるよな)

愛野「本来私は4番だったんです」

愛野「だけど、インターハイ予選の前日。過度な練習しすぎのせいか怪我をしてしまったんです」

愛野「それで試合に出場できなくなりました」

愛野「顧問の人はそれでも私に4番のユニフォームを渡そうと声を掛けてくれました」

愛野「けど、結局私は断って8番に変えてもらったんです」

愛野「エースでキャプテンで四番が試合前に怪我なんて……そんなのおかしいって思ったんですよ」

愛野「悔しかったんですけど私は辞退しました」

愛野「自業自得ですけどね」



モバP()

愛野「そして、一回戦は敗退。もしかしたら私が出たら勝ってたのかもしれない試合でした」

愛野「……余計に悔しくなりましたよ」

モバP(そうか……彼女は強いんだな)

モバP(俺ならエースで4番で重圧がかかってれば逃げ出してしまうかもしれないのに……)

モバP(負けたことも周りのせいにはせず、自分の管理能力の落ち度に気づくなんて)

愛野「それで、私たちが卒業すると同時にバスケ部はなくなるんです」

愛野「私が三年間……汗を流し続けたこの部活が……」

愛野「それに自分が悪いとはいえあんな幕の引き方あんまりですよ」

愛野「消化不良にもほどがあります……」

愛野「それで、今日はそれを多少なりと解消するためって意味もこめて引退試合をしたんです」

愛野「でも、結局ココロに空いた穴は埋まりませんでした……」

愛野「はは、なに言ってるんでしょうね私。さっき会ったばかりの人に」

愛野「今日は本当にすませんでしたッ! 私のわがままに付き合ってもらってッ!」


モバP「……そんなに自分を責めなくてもいいんじゃないか?」

愛野「え?」

モバP(そう、自分をそんなに責めなくてもいいんだ)

モバP「周りは誰もお前のせいとかそういう風には思ってないよ」

モバP(俺もそうだった。あの日負けたのは全部自分のせいだと思っていた)

モバP(そして、最終的に逃げていった……)


モバP(でも、実は周りはそんな風には思っていなかった。)

モバP(それにきづけたのはつい最近)

モバP(アイドル達に教えてもらったことだ)

モバP「周りを信頼すること。少しは信頼してみろって」

モバP(そう、絶対周りの人間は裏切らないはずだ)

モバP(絆がしっかりしていれば……)

愛野「……ふふ、ありがとうございますッ! なんだかちょっと元気が出ました!」

愛野「……それでも、目標を失った虚無感は否めないですけどね」

モバP「だったらまた新しい目標を立てないとな」

愛野「?」



モバP「俺と一緒にトップアイドルを目指さないか?」


愛野「はい?」

モバP(容姿、体力、元気。アイドルの素質は十分ある)

モバP「あぁ、そういえば言ってなかったっけ」

モバP「実は俺、こういうところで働いているんだ」メイシ

愛野「ここって……あのアイドルの諸星きらりちゃんが所属している事務所じゃないですかァ!」

モバP「あぁ、うん」

モバP(一応、会ってるんですけど……)

モバP(まぁ、あれはきらりであってきらりじゃない別人だから仕方ないか)

モバP「今日戦ってたメンバーも売出し中のアイドルたちなんだぞー」

愛野「」

モバP「そして、俺はそこのスカウト兼プロデューサーをしているんだ」


           _.. -─── r────  、
         ,.'´                  `
       /         '        \  \
      .'           |          ヽ   ',
      |     |        |             v  |
      |     |  |    |         ヽ      ヽ. |
      イ    |  | _ノ ││ ヽ _| _   \    1::ヽ
     イ │   / イ´|\   ハ| ヽ \. `  l   │:::::ヽ
   /::|::::|    |  | |= 、\|  \| ゝ=.!\  |     |::::::::::::\
   ':::: |::::|    | 〃V_ノ:|゙  \  7_ノ::::ハヽ |     | :::::::::::|::::\
   |::::::::>.   V|!iT::::ハ|      |::::::::r| i! ゝ    /_::_:::::::'::::::::::ヽ
   |::::::/ |\ ト、| (__)ノ       iゝ ノノ iヒ / ,  /   V:::::::::::::::::::!   あぅ・・・・
   ヽ/   |   `|///          `  /// /イ  /    | \:::::::::::/        大活躍したいです
.       │   ゝ                / イ      |  ):::/
       ノ    、 ` . ーr‐、- ‐ 、   .. '´         |  ,/
     /      )  `│├┬─ イ、   |       │
      /     /   ││i:|   //L..__|  |      ヽ
.     /     /    ,. イ  ⌒ヽ  //   |  ト .       \
   (      {   ∧「!|       )//    :|  |7∧      )
        

携帯から

愛野「ま、待ってくださいッ! い、いきなりそんなこと言われても」

モバP「今すぐにじゃなくていいんだ。親御さんと相談してしっかり考えてから決めてくれ」

愛野「……わかりました」

モバP「それじゃ、なにかあったらそこの連絡先にな」

愛野「はいッ! いい返事が出来るようにします!」

モバP「はは、焦らないでじっくり決めてくれよ」

愛野「……まだわかりませんけど。今新しい道がスタートした気がします」

モバP「そうか。もし決まったら一緒に頑張ろうな」

愛野「はいッ!」

握手

モバP「ん、ちひろさんか?」

ちひろ「お待たせしましたー」

モバP「じゃ、俺はもう帰るから」

愛野「わかりました!」

モバP「それからそうだ」

モバP「今日はナイスプレイだったぞ渚」

渚「はい!」


湘南の潮の香りが漂う風がPの体の中に入ってくる。

Pの中には不思議と確信めいたものがあった。

彼女は必ずアイドルになる。

さらに、その目標に向かって純粋に突き進むはず。

Pは口元を緩めた。

モバP(これから先もっと忙しくなりそうだ)

end

完結間際にエラーになっちゃってもう半泣き状態だったよぉ

あー、でも予告通りこの日に終らせられてよかったです

>>131

復旧したら一番活躍した選手を安価で決めます。

後日談的ななにかを書きます

ちなみに簡単に成績を書きます

スタッツみたく詳しくかくのは面倒なので。

モバP 0点 シュート回数 0 成功数 0 

ナターリア 12点 シュート回数 10 成功数 4

みく 20点  シュート回数22 成功数 10

雫 0点   シュート回数0  成功数 0

美嘉 8点  シュート回数 5 成功数4

赤木きらり 34点 シュート回数 17 成功数17

 

面倒だから得点だけで。

モバPはボール運びとパスに徹してました。アシスト数が多いです。

ナターリアは守備と3Pを頑張ってくれました。

みくは点取り屋としての仕事をきっちりとこなしました。

美嘉は途中出場ですけど短い間に得点とリバウンドをしっかりとしてくれました。

雫はリバウンド王として君臨しました。

赤木きらりは攻撃守備で多大なる貢献をしてくれました。





渚SSもっと増えろ

あぁ、もういいや

>>138

赤木

——試合終了後——

夕方の湘南海岸

モバP「ふー、たまには潮風に当たるのもいいな」

ナターリア<ソレソレー

ミク<チョ ヤメルニャ

シズク<ワタシモアソビタイデスー

ミカ<ミク スキアリー

ミク<ダカラカイスイヲカケルナヨ!

カナコ<キャラキャラ

赤木きらり「……」

モバP「今日の試合どうだった」

赤木きらり「そうだな」

赤木きらり「課題点はいっぱいあったが……」

赤木きらり「正直楽しかった」

〜〜一番の宝物BGM〜〜

赤木きらり「インターハイで負けてからの俺はどうもおかしかった」

赤木きらり「大学の推薦の話がなくなって勉強に専念したのはよかったが」

赤木きらり「結局、バスケの感覚が忘れられずに悶々としていた」

赤木きらり「バスケットシューズが床を擦る音。シュートの音。選手達の声」

赤木きらり「俺はどれもこれも忘れることが出来なかったんだ」

赤木きらり「けど、今日こうやって試合をして満足した」

赤木きらり「これで、勉強に集中することが出来そうだ」

モバP「お前……消えるのか?」

赤木きらり「そうかも……しれないな」

モバP「そっか……俺も今日は楽しかった」

赤木きらり「ふん。いっちょ前にぬかす」

赤木きらり「夢だったが、それでも有意義な時間だった」

赤木きらり「それから、この子の側には必ずいてやれよ」

モバP「どうしたんだ? 急に」

赤木きらり「きらりはお前を必要としている」

赤木きらり「ただ、それだけだ」

モバP「あぁ、わかった。約束だ」

赤木きらり「それじゃあ、そろそろ時間だ」

赤木きらり「最後に、友情の握手を」

握手

モバP「さようなら」

きらり「……………にょわ!Pチャンどうしたの?涙なんか流しちゃってぇ」

モバP「なんでもない」

モバP(行ったか……)

モバP(あいつにとってこれは夢だったんだな)

モバP(なら、夢だったとしても勝たせてあげられたのか)


モバP「——受験、頑張れよ」

———

赤木「……ん」ムク

赤木「ふん、やっぱり夢か」

赤木「……夢でバスケをしてしまうとわな」

赤木「我ながらどうかしている」

赤木「しかも、アイドルの女の子でプレーするとは」

赤木「ん? 机に紙切れが」

「お受験、頑張るにぃ☆ きらりも応援してるよ! きらりんぱわーで合格だぁ! by諸星きらり」

赤木「……たわけが」

赤木「……………き、きらりんぱわー」

妹(はるこ)「おにい……ちゃん?」

赤木「」

end

いやー、今回も終った終った

俺の自己満足に付き合ってくれた方はどうもありがとうございます。

次は上げないと思いますけど見かけたらよろしくお願いします。

あーなーたーを想うだけで 心は強くなれる

乙です
かな子は大丈夫なのか

一応、後スポーツシリーズで出来るのはサッカーだけなんですよ。

ぶっちゃけ、10人のアイドルを書き分けるほどの技量はないんで勘弁してください。

フットサルはどう?

>>149

それなら出来るかもしれませんね……

野球書いてた時に人数が多いのがいかに辛いか経験したので。

よし、じゃあ、次はそれで行ってみます。

新しいの立てちゃったんでそれが終った後頑張ります。

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