渋谷 凛「プロデューサーが私達を怖がってる?」(65)




am5:30


モバp「・・・・・う・・・・ん・・・・・うわっ」ガバッ


モバp「・・・・っっはぁ・・・・はぁ・・・夢か・・・まいったな・・・」


モバp「ここ最近悪夢を見るようになった・・・」


モバp「アイドルたちがあんな事言うはずないよな・・・」

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『ハァ・・・ねぇ、いつまでここにいるの?』

『事務所に居座られるとなんですよねぇ。早く事務所から消えてもらわないと。うふふ・・・』

『もう送り迎えとかいらないから、あともう話しかけないで』

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モバp「・・・ないない、うちのアイドルに限って」

モバp「俺がアイドルを信じなくてどうするんだ」

モバp「今日も仕事だしうかうかしてられないぞ!しっかりしろ俺!!」バチン

モバp「朝飯でも作って今日は早めに事務所に行こう。それで掃除でもして気分転換しよう」

モバp「・・・その前に汗びっちょりだから風呂に入ろう」

  ――事務所――


ガチャ

渋谷 凛「おはようございます」

千川ちひろ「あっ、凛ちゃんおはよう」

モバp「・・・・・・」カタカタ

凛(あれ?プロデューサー聞こえなかったのかな?)

凛「プロデューサー?」ズイッ

モバp「うわっ」ガシャーン

凛「!?。だ、大丈夫プロデューサー?椅子ごとひっくり返るなんて」

モバp「あ・・・。り、凛か。おはよう」アセアセ

凛「!!」

凛「おはようじゃないよ!!マグカップの破片で腕切れてる!!」

モバp「え?あ・・・ホントだ。・・・・あはは」

ちひろ「き、救急箱持ってきます!」ダッ

モバp「ちょっと血は出てるけど、大したことじゃないんでそんなに慌てなくても大丈夫です!」

凛「ごめん、プロデューサー」

モバp「だ、大丈夫大丈夫。これくらい」

凛「ちょっと血すごい出てるよ!傷口見せて!破片が入ったら危ないから!」ガシッ

モバp「あっ」ビクッ

モバp「た、たまたま切れたとこが悪かったのかな?・・・・あ、あはは」ブルブル

凛「破片は入ってなさそう、よかった」

凛(それより)

凛(プロデューサーの腕ずっと小刻みに震えてた?傷のせい?)

――10分後――
凛「本当にごめん、悪気はなかったの」ペコリ

モバp「そんなに気にすんなって、こっちも気が付かなかったのが悪いし」

ちひろ「傷が浅くてよかったです。びっくりしたんですから!」

モバp「あはは、ご心配をかけました」

凛「・・・・」

凛(プロデュサー目を合わせてくれない、やっぱり怒ってるのかな・・・)

モバp「凛もそんなにしょげた顔すんなって、このあと仕事あるんだぞ?」ナデ・・・ナデ

凛「う、うん」

凛(?。いつもと撫でられてる感じが違う?手も震えてるし、怪我してない方の手で撫られてるのに)


ガチャリ
佐久間まゆ「おはようございます」

橘ありす「おはおうございます」

前川みく「おはようpチャン!」

 オハヨウニィ オハヨウゴサゼーマス カワイイボクガキマシタヨー ガヤガヤ

ちひろ「あら、みんなおはよう!」

モバp「」ギョ

モバp「お、おはよう、みんな」タジタジ

まゆ「あら?プロデューサーさんその腕の包帯どうしたんですかぁ?」スッ

モバp「ああ、さっきちょっとマグカップでk(ry」アセアセ

凛「・・・・」

凛(やっぱり何かプロデューサーの様子がおかしい・・・)

――その日の夜――

am0:30

モバp宅

モバp「やっぱり大丈夫じゃないか!みんな普段通り」

モバp「気にし過ぎだな、さて明日も仕事だしもう寝るか」モゾモゾ

・・・・・・・・

モバp「・・・・zzz」

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「こっち来ないで、くるな!」バシッ

「・・・・・・・・・・・・・・嫌い」ササッ←隠れる

モバp「ちょ・・・みんな・・・やめてくれ!!」

「うわっ、キモッ!事務所から出ってよね☆」ビュン←花瓶を投げる

ガシャーン

モバp「痛っ!ほんとに痛いから、やめっ・・・・」涙目

「まだいたんですかぁ?これでお終いですよ。うふふ・・・」

モバp「ちょっ・・・まずは少し落ち着いて・・・・話を――」

「十分落ち着いてますよぉ」ブォン

モバp「うわああああああああああああああああああああ」

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モバp「うわああああああああああああああああああ」ガバッ

モバp「ハァハァ・・・・・うpwkjdhふぃだhldfh」オロロロロロロロロ

モバp「クソッ・・・・・何なんだよこれ・・・・・」

モバp「最近こんなのばっかりだ・・・・前より内容が悪化してきてる・・・・」

モバp「・・・・・・・もしかして本当に俺はこんなふうに思われてるのか?」

モバp「まだ行動に起こしていないだけとか・・・・うpdfhlkdhふぃあ」オロロロロ

モバp「嫌われてるにしろこのままだと身がもたないぞ・・・・」

モバp「もう少し・・・もう少しだけ様子を見よう・・・・」

モバp「自分のアイドルだろ!信じろ俺!」

――3日後――


――昼・事務所――

凛「最近のプロデューサー元気ないと思わない?」

ガタッ

凛「わわっ、聞こえちゃったかな?もうちょっと声落とさないと」

島村 卯月「やっぱりみんな気づいてた?私も気になってたんだよね!何か私達を避けてるような」

まゆ「まゆもちょうどそのこと考えたんですよぉ」

佐城 雪美「・・・・・・・・最近様子・・・・・おかしい」

凛「やっぱりみんなもそう思ってるよね・・・」

凛「あと私達の勘違じゃないかと思って大人の人達にも聞いてみたんだけど」

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高垣 楓「プロデューサー?最近少し物静かというか・・・臆病になったというか・・・」

高峯 のあ「・・・・そう、私と会った時とは全く違う目つきになってしまったわ。あの目には魅力を感じないわ」

片桐 早苗「p君?んー前よりアイドルにお触りしなくなったね」


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まゆ「勘違いじゃないってことですねぇ?」

卯月「うーん、何か前よりやつれてもきてるし。何か悩みでもあるのかなぁ?」

凛「とりあえず元気になってもらわないと・・・」

みく「それならいい案があるにゃ~!!」ヒョコ

雪美「!!・・・・・・びっくりした」

凛「声大きいって!それでいい案ってなに?」

みく「それは『ドッキリ』にゃ、そしてそのまま元気の無い理由を聞くにゃ」ボソッ

まゆ「・・・それは逆効果になりそうですねぇ」

凛「それにすぐにできるけど危なくない?この前も話しかけたらひっくり返っちゃったし」

みく「うぅ・・・そうかにゃぁ。元気になると思ったんだけどなぁ」シュン・・・

凛「他になにか・・・」

三上かな子「お菓子でも作ってプレゼントしてみたら?」モグモグ

凛「え?」

かな子「手作りでお菓子作ってプロデューサーにプレゼントするの、クッキーとか」

卯月「それいいかも♪」

雪美「・・・・・いい」ワクワク

凛「お菓子かぁ(クッキーあんまり作ったこと無いから自信ないなぁ・・・)」

まゆ「いいんじゃないですかぁ?」

かな子「最近新しいクッキー練習してるんだけど仕込みに時間かかるから作るなら早めに日にち教えてね♪」

凛(仕込みが必要なほど手が込んでるのかな?)

卯月「そうだ!手が空いてる人にはできるだけ協力してもらおうよ!」

まゆ「そうですねぇ大勢のほうが元気でると思いますし」

ワイワイ ヤイヤイ

――同時刻・事務所――

モバp(凛たちが集まってなにか話してる)

!!

モバp(もしかしたら俺のことで会議してるとか・・・まさかな)

モバp(いかんいかん、あの夢のせいでみんなを疑いがちになってるな)

雪美「・・・・・・」ニコニコ

モバp(最近雪美と話してないけど、あんなニコニコしてる子だったか?)

モバp(もしかして俺と話してないからあんなにニコニコしてるんじゃないか?)

モバp(気になってきた)

モバp(・・・・・あんまりしたくはなかったけどこっそり聞き耳たててみるか・・・すまん)

モバp(この位置からだと少し聞こえにくいけど仕方ないか)

凛「最近・・・・プロデュ・・・・ない?」

モバp(!!、今プロデューサーって言ってたんじゃないか?)ガタッ

モバp(しまった!バレたか?と、とにかくうまくごまかさないと)

 トイレトイレ

モバp(さすがにここからじゃ何も聞こえないか・・・頃合いを見て出るか)

ジャー ガチャ ストン

モバp(・・・こんなことしてる自分が恥ずかしくなってきた)

みく「それならいい案があるにゃ~!!」

モバp(案?何のことだろう?仕方ないもう少しだけ聞こう・・・許してくれみんな)

みく「それは・・。。にゃ・・・・・・・・理由を聞く・・・」ボソッ



モバp(クソッ、大事なところが聞こえなかった)

モバp(俺に何かして理由を聞くってことかな?何をする?何の理由?)

モバp(もしかして夢で見た事務所にいる理由?)アセアセ

モバp(ってことは、話してる内容は俺を事務所から追い出す方法!?)

まゆ「それ・・・・効果・・・・りそうですねぇ」

凛「それ・・・・・すぐにで・・・・・ない?・・・前も・・・・・かえちゃったし」

モバp(効果・・・すぐに・・・・前は帰った)

モバp(!!、『効果ありそうですねぇ』『それすぐに出来ない?前もやろうとしたけど帰っちゃったし』ってことか!?)


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『まだいたんですかぁ?これでお終いですよ。うふふ・・・』

モバp『ちょっ・・・まずは少し落ち着いて・・・・話を――』

『十分落ち着いてますよぉ』ブォン

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モバp「」

モバp(・・・気分悪くなってきた)

かな子「――――――――――」モグモグ

モバp(もしかしてあの夢と同じように俺のこと見てるのかな?)

かな子「―――――――――――――――」

モバp(みんなに何か嫌なことしたかな?)タジタジ

卯月「―――――♪」

モバp(もしかして始めから嫌だけど仕事のために仕方なく・・・)ジワッ

雪美「―――――」ワクワク

モバp(アイドルは続けたいと思ってるんだ・・・)ポロ

凛「―――――――」

まゆ「いいんじゃないですかぁ?」

モバp(ん?)グスッ

かな子「最近・・・・クッキー・・・・仕込みに時間か・・・・・・日にち教え・・・・♪」

モバp(クッキー・・・・仕込む?日にち?)

モバp(クッキーに仕込む?・・・・。!!)

モバp「」ドンヨリ

卯月「・・・・!手・・・・空いてる人・・・・・協力して・・・・・よ!」

まゆ「そうで・・・・大勢の・・・・・ると思いま・・・」

モバp(ここいないみんなも俺のこと嫌いなのか)ポロポロ

モバp(い、一様最後に一言何について話してたか聞いてみるか・・・勘違いってこともあるし)ゴシゴシ

ガタッ

モバp「お、おーいさっきから何話してるんだ?」

「「「「「  」」」」」ギョッ

卯月「ぷ、プロデューサーさんには関係ない話ですよ!!うん!!」アセアセ

みく「そ、そうにゃ!それともpちゃんは女子の会話に興味でもあるのかな!!?」ドギマギ

雪美「・・・で、で、デリカシー・・・・ない」

まゆ「うふふ・・・」
凛「と、とにかくプロデューサーには関係のない話だかr『そうだよな!!』」

モバp「ははは、すまんデリカシーなかったな。ははは・・・はは・・・っ」涙目

まゆ「?・・・プロデューサーさん?」ズイッ

モバp「っっ!?」アトズサリ

モバp「そ、そうだ!営業行ってくる!ちひろさんには遅くなるんで先に帰ってくださいって伝えといてくれ」アトズサリ

凛「プロデューサー?」

モバp「話に水挿して悪かった!すぐ消えるから!じゃ!!」ダダダッ

ガチャッ!! バタン

卯月「何だったんだろう?聞かれちゃったかな?」

みく「変なものでも食べたのかな?」

アハハハ ナニソレー

凛(プロデューサー泣いてた?それに『消えるって』)

まゆ 超絶計算(・・・ちひろか?)ゴゴゴゴゴゴ 

まゆ(あと、あの人にも連絡入れときますかぁ)

凛《――それからプロデューサーのアイドルたちへの態度はずれた方向に尖って、私達との会話もちひろさん伝いになったり事務所に圧倒的にいる時間が少なくなっていった。さらに『営業』と言って事務所に来ない日も度々あり、事務所に来るたびにアイドルを避けるような態度は強まっていった――》



――昼・事務所――


凛「プロデューサー今日は事務所に来るの?」

凛(最近2~3日に一回は事務所に全く来ない日があるんだけど・・・)

ちひろ「ええ多分、今日はまだ連絡来てないんで」

凛「へ、へえ。分かった。ありがとう」

凛(今日は私も仕事だし事務所にはいられないか・・・なんで距離とるのか聞きたかったのに)

凛(帰ってきたら聞こう!)


――同日・夕方――
ガチャ

凛「ただいま帰りましたー」

輿水幸子「プロデューサーさん!可愛いボクの送り迎えもしないでどこ行ってたんですか?」

北条加蓮「そうだよ!のあさんが送ってくれなかったら」

のあ「私は一向にかまわないわよ」

モバp「・・・・す、すまん」ボソッ

凛(プロデューサー何かますます元気なくなってるよねこれ)

凛(目元のくまもすごいことになってる・・・寝れてるのかな?)

幸子「本当に大変だったんですから。可愛いボクが頑張らなければどうなってたことか」

幸子「頑張りましたよ!プロデューサーさん」ワクワク

モバp「あ、あぁ、助かったよ。ありがとう」オドオド

モバp(こんなにたくさんの子が・・・・逃げ場が・・・)

凛(そっか、まだあんまり現状知らない子もいるんだ)


幸子「・・・・・あれ?」ポカーン

幸子「可愛いボクを撫でてもいいんですよ?」

モバp「!!・・そ、そうだなよしよし」アセアセ

幸子「可愛いボクを撫でれる感激に手が震えてますよ///」ポー

加蓮「アタシも頑張ったわよ!」ズイズイ

モバp「あっ」ビクッ

モバp「か、加蓮もお疲れ様」ナデナデ

加蓮「そうやって子供扱いする///」ポー

ガシャン


加蓮「プ、プロデューサー?どうしたの?」アセアセ

幸子「プロデューサーさん!?」

凛、のあ(!?)

モバp「す、すまん。そんなつもりじゃなかったんだ」ダラダラ

モバp「・・・・許してくれ。悪気は・・・・なかったんだ」ポロ

凛「とりあえずプロデューサー落ち着いて」

モバp「ごめんな・・・・こんなプロデューサーで」ポロポロ

幸子「プロデューサーさん?ボク達は全然そんなつもりで」オロオロ

加蓮「ちょっとそっち行くよ?椅子邪魔だからそっちやっt」

バリーン

キャー!! ガラスガフッテキタゾー!! アブナイ!

のあ「p!!」ジリジリ

凛「プロデューサー!窓から離れて!!」

ガチャ

まゆ「プロデューサーさん!!」

池袋晶葉「プロデューサー!!」

モバp「大丈夫・・・こうすればみんな幸せになる。あはははh・・・・」ポロポロ

幸子「何言ってるんですか!!」ポロポロ

加蓮「プロ・・・・血が・・・・血がすごい・・・うっうっ」ポロポロ

モバp「俺じゃなくて全然いんだプロデューサーなんて・・・みんなが楽しく出来れば」ボロボロ

モバp「みんなもそれを望んでる。俺がいなくなるこt・・・・」グラァ

凛「プロd・・・落ちる!!」

ダッ

のあ「p!許せ!」ドスッ

ズザー

ダッ ガシッ!!×3

凛「プロデューサー!どこにも行かないで!!」ポロポロ

幸子「うわあああああん」ボロボロ

まゆ「今のうちに!」

モバp「・・・・・・ううっ」グッタリ

晶葉「よし!」ズッポリ

加蓮「プロデューサーに何かぶせたの?」グズッ

晶葉「まゆに頼まれて作っておいた。『ビジョン君』だ」

のあ「ビジョン君?」

晶葉「簡単に言うと、装着した人の過去の出来事をスクリーンに映せるロボだ!」

まゆ「ビジョンを見る前にまずプロデューサーさんの怪我の手当をしましょう」ガサゴソ

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晶葉「ひとまずは落ち着いたか」

晶葉「じゃあビジョン君を使うがいつ頃から見ればいいんだ?」

凛「プロデューサーが私達を避け始めたのは2週間くらい前のはず、たぶん」

まゆ「そのくらいだとおもいますぅ」

ガチャガチャ

晶葉「よし設定はできた。じゃあスクリーンに映すぞ!」

ビジョン君「ガガガガ」パァ



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――pm22時30分・事務所――
モバp『さてみんなも帰ったことだし書類を片付けちゃいますか!!』




凛「いつものプロデューサーだ・・・」ウルウル


カチカチカチ

 ――pm24時10分――

モバp『ふぅ・・・やっと終わりそうだ』

ちひろ『プロデューサーさん、お疲れのようですが最近熟睡できてます?』

モバp『それが帰って寝るのが25時手前なのであんまり寝れてません。眠りも浅いし』

ちひろ『へぇ~そうなんですか、あ!そういえばこんなものがありますがどうですか?(棒』

モバp『なんですかそれ?加湿器?』

ちひろ『アロマ加湿器ってやつです、使い方は加湿器と同じなんですが』

ちひろ『容器の中に2~3滴垂らすだけでリラックスできて短い時間でも長時間寝たような気分になれるらしいんですよ!!』

モバp『うは!神アイテムktkr』ワクワク

ちひろ『実は今手元にこの1台しかないんですよ試作品ってやつですよ』

モバp『なっ・・・今の生活にはぜひとも欲しいんだけどなぁ・・・』

ちひろ(くいついた!!)

ちひろ『これは非売品アイテムなんで本来出回らないんですが今回プロデューサーさんにはいつも頑張ってもらっているので8930モバコインでお譲りしてもいいんですよ!!』

モバp『ぐぬぬ・・・背に腹は変えられん!買った!!』チャリーン

ちひろ『まいどあり!』

モバp『あれ、ちひろさんこれアロマ液みたいの必要なんじゃないですか?』

ちひろ『あっ、そうでしたこれこれ』スッ

     【激アロマ千川x】

ちひろ(おっとラベルは剥がしておかないと♪)ペリペリ

ちひろ『はいどうぞ』

モバp『よしっしゃあ、これで明日からもやってけるぞ!!』グッ

ニヤリ
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凛「この次の日の朝からおかしくなり始めたんだよね」

加蓮「じゃあこれが原因ってこと?」

晶葉「決めつけは良くないけどその可能性はデカイ」

幸子「じゃあいますぐあれをプロデューサーさんの家から持ってきましょう!!」

ゴソゴソ

まゆ「これですよね」ゴトン

凛「!?」

のあ「どうしてこれをあなたが持ってるの?」

まゆ「来るたびに様子がおかしくなるプロデューサーさんが事務所以外に行く場所は仕事以外なら居酒屋か家以外ないですよねぇ?」

凛「うん、でもプロデューサーの家にいっぱいある家具の中からよくピンポイントにこれを・・・」

まゆ「まゆがプロデューサーさんの部屋を把握してないとでも?・・・うふふ」キャッキャ

幸子「」ゾクッ

晶葉「ふむ、加湿器自体はごく普通のものだな」マジマジ

晶葉「問題はこれか・・・」スチャ

晶葉「3分時間をくれ、こいつの成分を解析する」ゴポゴポ

加蓮「どこからそんな実験セットを・・・・」

晶葉「天才ですから」

のあ「・・・・」

――3分後――

晶葉「出たぞ」

凛「それで結果は?」

晶葉「かなり中毒性の強い薬らしい、あと催眠的な効果もある」

加蓮「催眠的な効果?」

晶葉「うん、それで効果は『自分以外の異性を嫌いになる』」

晶葉「この場合自分は薬の開発者であると考えて『ちひろ』だろう」

凛「あっ、そういえば・・・」
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ちひろ『ええ多分、今日は『まだ』連絡来てないんで』

まゆ「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

晶葉「この薬のせいでアイドルに死に追い詰められるレベルの悪夢を何日も連続で見るという症状がでて、人間不信になってしまったみたいだ」

のあ「さっきビジョン君でこっそり見たけどあななたちは見ないほうがいいわ」

凛「そ、そんなに」アセアセ

のあ「・・・・」コクリ

晶葉「そうか記憶もあるのか、それも消さないとな」

幸子「とりあえずこれでいつものプロデューサーに戻るってことですか?」

晶葉「そうだな、記憶を消すロボを今すぐ作ろう」

加蓮「ホッとしたら眠くなってきた・・・」ウトウト

凛「私も」ウトウト

のあ「夜も遅いわ帰るべきだけど、みんなもpと離れたくないでしょう?親御さんには私から連絡するわ」

幸子「・・・・むにゃむにゃ」

まゆ「・・・・」ドドドドドドドドド

――同時刻・ちひろ宅――

ちひろ「もうそろそろ墜ちてくれるかなぁ♪」ワクワク

ちひろ「プロデューサーさん///うふふ////」


後日、ちひろの悪事はこれ以上ないほど完璧に証明され晶葉の開発した「真人間水」を穴という穴から飲まされ真人間になる話はまた別の機会に

おわり

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