吹雪「第五遊撃部隊でキャンプをした」 (213)

吹雪「第五遊撃部隊でお鍋をつついた」
吹雪「第五遊撃部隊でお鍋をつついた」 - SSまとめ速報
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吹雪「第五遊撃部隊で王様ゲームをした」
吹雪「第五遊撃部隊で王様ゲームをした」 - SSまとめ速報
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予定していた3作目です。月日は変わりまして初夏となっています

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425383027

瑞鶴「キャンプ?」

吹雪「はい!この前雑誌を読んでたらいいところ見つけたんです!」

金剛「campやりたいデース!」

瑞鶴「そうね、この週末にでも休暇をもらって行きましょうよ」

北上「でも、この忙しい時に休暇なんてもらえるのかなぁ?」

瑞鶴「大丈夫。最近第五遊撃部隊の信頼がガタ落ちだから休暇くらい簡単にくれるわよ」

吹雪「月1で出撃すっぽかしてますからねぇ」

大井「それって私達、解体一歩手前じゃないんですか…?」

瑞鶴「気にしすぎよ。大井っち」

吹雪「加賀さんはどうですか?キャンプ」

加賀「ご飯が食べられるのなら構いません」

吹雪「それじゃあ、決定ですね」

金剛「campのitemなら霧島が持ってたはずなので、それを貸してもらうネ!」

大井「食材は持って行った方がいいの?」

吹雪「えぇと、バーベキューセットとかは隣接された施設に売ってあるんですけど…値段が」

北上「そういうところの商品って、ぼったくってなんぼだもんね」

加賀「それなら用意して持っていく必要があるわね」

瑞鶴「じゃあ、クーラーボックスは必須ね」

吹雪「あ、でも魚釣り出来るんですよ。釣った魚は調理できるんです!」

北上「川なんだね。そのキャンプ場って」

吹雪「はい!まぁ、魚釣りは追加コンテンツですけど」

大井「ソシャゲ風に言わないで」

金剛「それじゃあ、riceとvegetableと」

加賀「お肉も少し買ってきましょう。いつものあそこで」

瑞鶴「アンタ…クーラーボックスに入るだけの分を買いなさいよ」

加賀「わかってるわ」

吹雪「あと、入渠施設もあるみたいなのでお風呂セットも持っていきましょう」

金剛「Tea timeのsetも忘れちゃnoデース!」

ワイワイワイ!







???「…」

???「キャンプか…」

〜そして当日 どこかの駅前〜

ミ-ンミンミン

大井「…」

大井「少し早すぎたかしら」チラ

大井「(集合の30分前…まだ来てなくても仕方ないわね)」

(ナカチャンダヨ-☆キラ-ン

大井「…」

大井「(15分前…まだ誰も来ないわね)」

大井「集合場所、ここで合ってるわよね…?誰も来ないと心配になってきた…」

大井「でも、そろそろ加賀さん辺りが来るはずよね」

(ナkカ-ン!カ-ン!カ-ン!

大井「遅い!」

大井「集合5分前というのに誰も来ないってどういうこと!?北上さんは構わないけど」

大井「普通言いだしっぺが一番早く来るはずでしょ!?何をやってるの!?」イライラ

お、おはようございます〜!

大井「はぁ…やっと来た」

吹雪「ハァ…ハァ…よりによって信号に何度も捕まっちゃって」

大井「言い訳は聞かないわ。ブッキー、言いだしっぺならもっと早く来るべきよ!」

吹雪「ご、ごめんなさい…」

吹雪「ふぅ〜…今日は朝から暑いですね」パタパタ

大井「そうね…」

大井「(それにしても地味な服装ね。まぁ存在自体地味だから仕方ないけど…これじゃあ小学生に間違われてもおかしくないわ)」

吹雪「あ、飲み物でもどうですか?」スッ

大井「大丈夫よ」

吹雪「あ…はい」

吹雪「(気まずい!大井さんと2人きりなんて無かったから何を話していいかわからない…!)」

吹雪「…」

吹雪「あ、あの!」

北上「お待たせ〜」タタッ

大井「北上さぁん!!」

北上「ごめんね。ちょっと買い物してたら遅くなっちゃった」

大井「いいえ!まだ時間はたーっぷりありますわ!!」

吹雪「さっき私に時間前集合って…」

大井「なにか?」ギロッ

吹雪「いえ…なんでも」

北上「あぁそうだブッキー、これ買ってきたんだけど…」

吹雪「なんですか?」

ワイワイ…

大井「(ボーイッシュな服装の北上さんも素敵です!キャップもグー!ですグー!)」

大井「すてきぃ…」ハァハァ

北上「大井っち、どうしたの?」

大井「い、いえ!何でもないですよ!」

北上「後は空母の2人と金剛さんだけかぁ」

吹雪「そろそろ集合時間なんですけどね…」

瑞鶴「ちょっと…このクーラーボックス、中身殆どアンタのでしょう…?持ちなさいよ」

加賀「じゃんけんに負けたのは貴女」

瑞鶴「ぐっ…!」

吹雪「加賀さーん!瑞鶴さーん!」

瑞加賀「ブッキー!」

瑞鶴「遅れてごめんね。どこかの一航戦が色んなとこ立ち寄ってたばっかりに」

加賀「途中でトイレに行きたいだのなんだ行ってわざわざパチンコ屋で借りたのはどこの五航戦かしら?」

大井「言い訳はもういいです!集合時間に遅れるなんてたるんでいます!」

北上「まぁまぁ、二人は食材と言う重い荷物を運んでくれてるんだから…」

大井「まぁ…!北上さんは遅れてきた連中にも気を遣うなんて…!」

吹雪「後は金剛さんだけですね」

瑞鶴「テントとか持ってきてくれるのよね…大丈夫なのかしら」

加賀「肉よーし、野菜よーし、米よーし」

北上「凄い量だね」

加賀「これでもかなり抑えた方」

北上「わお」

瑞鶴「ブッキー、炭とか捨てるところあるの?」

吹雪「はい、共同の捨て場が設置されてますよ」

瑞鶴「よかった…炭って結構処理に困るのよ」

吹雪「そうですね。そのまま捨てるのはマナー違反ですしだからと言って持って帰るのも大変ですし」

大井「…」

大井「(加賀さんは流石、と言ったところね。ただ一つ残念なのがその服と靴は合わないです…瑞鶴さんは、まぁ見た目相応と言ったところかしら。あ、でも麦わら帽子は似合ってますよ)」

吹雪「…金剛さん遅いですね」

瑞鶴「誰か連絡とれる人はいないの?」

加賀「無線なんて持ってきてないから無理よ」

瑞鶴「はぁ…これだから時間にルーズな人は」

大井「(どの口が言う!!)」

北上「…」

北上「あっ、あの軽トラ」

ブロロロロ

金剛「ヘーイ!!」フリフリ

加賀「やっと来たわね」

ブロロロロロ

キキッ

霧島「お姉様、本当に大丈夫ですか?よろしければキャンプ場まで荷物をお運びしますけど」

金剛「No problemデース!これくらい艤装に比べればvery lightネ!」

金剛「霧島、ここまで運んでくれてThank youデース」

霧島「はい!」

霧島「それでは、楽しんできてくださいね」

金剛「イエース!」

ブロロロロ

金剛「…よし!」ゴロゴロゴロ

金剛「ヘーイ!ミナサーン!!」ゴロゴロゴロ

オソイ!ナンプンマッタトオモッテルンデスカ!?

マァマァ…オオイッチ

金剛「遅れてsorry…でも、ちゃーんとcampのitemは借りてきたネ!」

大井「全く…少しは反省してくださいね!」

吹雪「さぁ、全員揃ったことですし出発です!」

瑞鶴「えぇ!」

北上「楽しいキャンプにしたいね」

加賀「より親睦を深めましょう」

金剛「enjoyするデース!」

大井「怪我のないようにしましょうね」

吹雪「それでは、第五遊撃部隊!しゅっぱーつ…」

7人「しんこーう!!!!!!!」

6人「!?」

長門「ん?どうかしたのか?」

吹雪「ど、どうしてここに長門さんが!?」

長門「どうしたもこうしたもない。私もお前達と一緒にキャンプをしようと思ってな」

大井「いつの間に聞いてたんですか!?このことは6人だけの秘密だったのに」

加賀「まさか…盗聴」

長門「人聞きの悪いことを言うな。たまたまお前達の部屋を通りかかった時に聞こえてきただけだ」

北上「だからって…」

瑞鶴「これは6人でのキャンプだし…」

加賀「荷物も6人分しか…」

長門「大丈夫だ。1人分のキャンプ道具は揃えてある」

大井「…とは言いましても」

長門「…」

吹雪「いいじゃないですか。私、長門さんとも仲良くなりたいです!」

長門「吹雪…」

金剛「そうデース!長門も同じ鎮守府の仲間ネ!memberが1人増えたところでno problemデース!」

長門「金剛…!」

瑞鶴「…ブッキーがいいって言うなら私は構わないわ」

大井「そうね。キャンプに行こうと提案したのもブッキーですし」

加賀「私達に拒否権はありません」

北上「戦艦が一隻増えたんなら、荷物が分散されて楽だしね」

吹雪「ということで長門さん、一緒にキャンプしましょう!」

金剛「長門も秘書艦というpositionでvery tiredデース。今からはそんなことは忘れて、enjoyするネ!」

長門「お前達…」

長門「ありがとう」ホロリ

吹雪「(まぁ、大体の疲れる要因って私達にありそうなんですけどね)」

瑞鶴「(そうね。先月もボウリング行ってて出撃すっぽかしたし)」

ガタンゴトン

長門「吹雪、キャンプ場まではいくらかかるんだ?」

吹雪「えぇと、この電車で1時間、乗り換えの電車で40分です」

北上「長旅だね」

吹雪「雑誌には車がベストと書いてあったんですけど…車持ってる人いないですし」

大井「第一、免許持ってる人いるの?」

シーン

大井「ですよねー」

金剛「まぁいいじゃ無いデスかー。こういうtrainでのlong tripも良いexperienceデース」

加賀「そうね。その方が駅弁も楽しめるわ」モグモグ

瑞鶴「早速食べてるのね…」

加賀「うまうま」モグモグ

北上「ブッキー、飴いる?」

吹雪「あ、はい。ありがとうございます」

北上「スッとする飴だけどね」

吹雪「私そっちの飴の方が好きですよ」

北上「大井っちもどうぞ」

大井「き、北上さんからプレゼント…!一生大事にします!!」

北上「いや、舐めようよ」

長門「ブッキー…?」

吹雪「あ、私のあだ名です。吹雪だからブッキーって…」

金剛「私が名付け親デース!」

北上「吹雪って言うよりも呼びやすいしね。そっちの方が仲良しって感じがするじゃん。ね、大井っち」

大井「へ!?は、はい!」

長門「そうか…ブッキーか」

吹雪「な、長門さん?」

長門「よし、これからは私もお前のことをブッキーと呼ぶ。いいか?」

吹雪「か、構いませんけど…」

長門「そうかそうか…ブッキー!」

吹雪「どうしました?」

長門「な、なんかいいな…こういうの////」

加賀「…」モグモグ

瑞鶴「…」

瑞鶴「…ねぇ」

加賀「何ですか?」モグモグ

瑞鶴「(もう3箱もたいらげてる…)」

瑞鶴「しりとりでもしない?」

加賀「別にいいけど」

瑞鶴「しりとりのり。からね…りんご」

加賀「ごまだんご」

瑞鶴「ご…ゴリラ!」

加賀「ランプステーキ」

瑞鶴「き…キツネ!」

加賀「ネギま」

瑞鶴「ま…マイク」

加賀「クラムチャウダー」

瑞鶴「…」

瑞鶴「さっきから食べ物ばっかりじゃない」

加賀「お腹がすきました」グ-

瑞鶴「!?」

結成当時に比べあまりに部隊間の仲が良くなってるから気になっちゃったのかな

吹雪「長門さんは休暇とっても大丈夫だったんですか?」

長門「あぁ、そのための陸奥がいるからな」

大井「陸奥さんってピンチヒッター的な存在なんですね…」

長門「今頃は陸奥が代わりにあれこれやってくれているだろう」

〜いつもの鎮守府〜

陸奥「ふぁ〜」

大淀「暇ですね…」

陸奥「そうねぇ。提督もお出かけだし、姉さんは第五の子たちとキャンプに出かけたし」

大淀「そうですか…」

陸奥「私達も思いっきり羽を伸ばしたいわね〜」

大淀「それはそうですけど、私達がここを離れてしまってはいざ敵が攻めてきた時どうしようもなくなります」

陸奥「わかってるわよ。だ、か、ら」ゴソゴソ

大淀「?」

陸奥「じゃ〜ん!あらゆるニーズに応えてくれるマッサージチェアを買っちゃったのよ!」

大淀「こ、これは…!」

陸奥「さぁ大淀、ここに座って頂戴」

大淀「はい…!」スッ

陸奥「えーと…これ凄いわね。艦娘コースまでついてあるわ」ピッ

大淀「あ^〜もう気が狂うほど気持ちいいんじゃあ」

陸奥「大淀がしてはいけない顔に!?てか気持ちよくなるの速っ!恐ろしいマッサージチェアね…」

今回はここまでです。因みに電動マッサージ機を股間に当てると気が狂うほど気持ちよくなります

>>26さんのidが合衆国なので、アメリカの夢でも見れればいいなと思います



おまけ

電車の座席

前 瑞加賀

長吹雪 金剛

後 大北

となっています

ガタンゴトン

長門「周りの建物が低くなってきたな…」

吹雪「のどかな雰囲気になってきましたねぇ」

北上「まだ着かないの?」

吹雪「ここからあと3駅ですね」

北上「何だ…もうちょっとか」

長門「どうした、トイレか?」

北上「ううん…お腹すいてきちゃって」グ-

大井「それなら!私がお弁t「よし、これをやろう」

大井「!?」

北上「す、酢昆布…」

長門「ずっとしがんでいられるからな。腹持ちもいい」

北上「あ、ありがとね」

大井「(こんの戦艦めぇ…!!)」ワナワナワナ

金剛「へーいブッキー!見てくださーい!!」

吹雪「どうかしたんですか?」イソイソ

金剛「ここ!さっき虫が飛んできて潰れたデース!」キャッキャ

グチャア…

吹雪「へ、変なもの見せないでください!!」

長門「バードストライクならぬインセクトストライクだな」

加賀「…」

瑞鶴「あれ?そのカメラどうしたの?」

加賀「初めてのお給料で買ったの」

瑞鶴「へぇ〜。写真なんかに興味あったのね。ちょっと見せてくれる?」

加賀「構わないけど、何も面白くないわよ」

瑞鶴「いいのいいの」

瑞鶴「(ふふ、やらしい写真とかあるんじゃない〜?)」ピッピッ

瑞鶴「…」ピッピッ

瑞鶴「…なにこれ」

加賀「だから言ったでしょう」

瑞鶴「料理と赤城さんしか撮ってないじゃないの!期待して損した!!」

加賀「…」

加賀「(よかった…行く先で見つけたおもしろ看板の写真は移しておいて)」

長門「…」

長門「くぁ〜」

吹雪「お疲れですか?」

長門「いやすまん…昨日遅くまで切り詰めててな」

北上「流石秘書艦…大変だね」

長門「あぁ」

長門「(ウキウキで眠れなかったことは黙っておこう)」

金剛「ブッキー!ブッキー!」

吹雪「何ですか…?また虫が飛んできたとかじゃないですよね?」

金剛「NoNo!アーンしてくだサーイ」

吹雪「へ?あ、あーん」

金剛「」ヒョイッ

吹雪「!!」モグモグ

吹雪「あ、美味しい」

金剛「Shit!外れデース」

北上「あ、それってロシアンキャラメルだよね?」

大井「ロシアンキャラメル?」

金剛「イエース!normalなcaramelの中にvery spicy caramelが入ってるんデース!」

金剛「因みにまだそれは出てないネ」

北上「それ食べてみたかったんだよね。1個ちょーだい」

大井「あ、私も」

長門「…」

吹雪「長門さんはいらないんですか?」

長門「あ、あぁ!私は大丈夫だ…」

吹雪「そ、そうなんですか…」

金剛「そう言わずに、お一つどうぞデース!」スッ

長門「!!」パクッ

長門「…」モグモグ

長門「!!!!!!!!」

長門「〜〜〜〜!!!!!」ジタバタ

北上「あ、当たった」

長門「か、かりゃい…かりゃいよぉ!!」グスグス

吹雪「な、長門さん!お水です!!」

長門「」ゴクゴクゴク

長門「ふぅ…」

瑞鶴「…後ろ騒がしいわね」

瑞鶴「何かあったのー?」クルッ

長門「ふぇぇ…」シクシク

金剛「sorry…まさか長門が辛いの苦手だとは知らなかったデース」

長門「ぐすん」

瑞鶴「それは災難ね…」

吹雪「…と、言うことはこの前のカレー大会」

長門「あぁ…残念ながら、足柄のカレーは」

吹雪「足柄さん…」

瑞鶴「それじゃあ、私達のカレーも…!」

金剛「所詮出来レースだったんデスネ!?」

長門「すまない…」

金剛「でもこれは、いいことを聞いたネ」

金剛「次からは長門の口に合う甘口curryを作って、提督のheartを掴むデース!!」

北上「燃えてるねぇ」

大井「北上さんには私がいつでも作ってあげますからね!」

北上「ありがとね、大井っち」

吹雪「あ、そろそろ駅に着きますよ」

北上「おお、急に田舎だなぁ」

金剛「小さなstationデスネー」

瑞鶴「こんな駅が今でもあるのね」

大井「風情を感じますね」

加賀「」パシャパシャ

長門「ブッキー、乗り換えの電車はどっちだ」

吹雪「あ、はい。こっちです」

(パンパカパ-ン

北上「うわ、すっごいローカル」

大井「こんなの乗ったことないです」

金剛「電車が2つしかないデース」

瑞鶴「私達以外誰もいないんだけど、大丈夫よね?」

吹雪「はい、ちゃんと合ってますよ」

加賀「これは…!」

長門「加賀、どうした」

加賀「2年前に販売停止となったジュース…!」

瑞鶴「そ、そんなの買わないでよね…」

大井「暑い…早く電車に乗りましょう」

吹雪「そうですね」

7人「…」

吹雪「暑い…」

大井「こ、これ…エアコン効いてるの?」

北上「いや、エアコン付いてないよこれ」

大井「ええっ!?」

北上「座席の下にもそれらしきものは無いね」

瑞鶴「それじゃあ、出発まで蒸し暑い中待たなくちゃいけないの!?」

長門「そうなるな」

加賀「お肉…大丈夫かしら」

金剛「早く出発するデース!」

吹雪「窓開けておきましょう」ガラッ

7人「…」

ミーンミンミン

運転手「」スタスタスタ

吹雪「あっ、運転手さんが来ました。そろそろ出発ですね」

瑞鶴「やっと…」

北上「でもここからまだ40分くらい乗らなくちゃいけないんでしょ?」

大井「それまでに持つか…」

加賀「走り出すと涼しくなってくれればいいのだけど」

長門「ここはもう気合いだな」

ガタン…ゴトン…

7人「…」

北上「ブッキー、まだ着かないの?」

吹雪「今一駅越えたばかりですよ。あと5つあります」

北上「うぇ…」

大井「北上さん、大丈夫ですか?」

北上「うん。大井っちこそ大丈夫?」

瑞鶴「一つ一つの駅の間隔が長いくせに電車のスピードが遅すぎるわ」

金剛「ぜかましーなら今頃怒ってマスネー」

長門「おっそーい!ってな」

金剛「Wao!ぜかましーのモノマネ上手デスネー」

長門「ふふ、そうだろうそうだろう」

吹雪「長門さん!他には誰かできるんですか!?」

長門「あぁ勿論出来るぞ…スゥ」

長門「艦隊のアイドル、那珂ちゃんだよー☆」

吹雪「凄い凄い!そっくりです!!」パチパチ

長門「ビッグ7の物真似はまだまだこれだけではないぞ」

金剛「(まさか長門が那珂のモノマネをするとは思いもしなかったネ…)」

北上「まだかなぁ」

北上「お腹もすいてきたし」グ-

大井「北上さん、これ食べますか?」

北上「あ、おにぎりだ。いただきまーす」

北上「うん、梅干し美味しい」モグモグ

大井「(あぁ…北上さんが私の作ったおにぎりを美味しいと)」

瑞鶴「大きな川ね…ブッキー、もしかしてこの川でキャンプするの?」

吹雪「はい!綺麗な川なので少しくらいなら泳げちゃいますよ」

瑞鶴「あちゃー、水着持ってくるんだった」

加賀「ふっ、だらしない子」

瑞鶴「なっ!アンタは持って来たって言うの!?」

加賀「えぇ、勿論よ」

加賀「川魚を獲るためなら川の中にだって入るわ」

瑞鶴「…なんてハングリー精神なの」

吹雪「普通に釣りましょうよぉ!」

長門「…」

ブイーン

長門「む、蜂か!」

吹雪「窓を開けてたから入ってきちゃいましたね」

長門「ほれ、どっかいけ。しっしっ」

ブイーン

長門「ふぅ」

ブイーン

長門「…」

吹雪「…また入ってきちゃいましたね」

長門「ほら、お前が飛ぶのは電車の中ではない」

ブイーン

長門「全く…」

ブイーン

吹雪「あはは…」

長門「…」イライラ

長門「全砲門!斉射!!」

吹雪「長門さん!落ち着いてください!!」

プシュー

北上「はぁ〜…やっと着いた」

大井「さっきの所よりも何も無いですね」

金剛「空気がdeliciousネ」

瑞鶴「ねぇ、折角来たんだからそのカメラで写真撮らない?」

加賀「構わないけど、誰が撮るの」

瑞鶴「駅員にでも頼めばいいでしょ?」

加賀「ここ、無人駅よ」

瑞鶴「!?」

長門「それなら、私が撮ろう」

瑞鶴「長門秘書艦!」

長門「写真は第五のお前達だけで撮ればいい。元はと言えば私はいないはずだからな」

瑞鶴「で、でも…」

長門「ほら、入った入った」

長門「ブッキーもこっちに来い。写真を撮るみたいだぞ」

吹雪「あ、はーい!」トテテ

パシャ!

長門「…うむ、皆いい笑顔だ」

吹雪「長門さん、ホントにいいんですか?」

長門「あぁ、それよりも早くキャンプ場に行こう」

吹雪「そ、そうですね!行きましょう!」

金剛「ブッキー!ブッキー!」

吹雪「金剛さん…今度はどうしたんですか?」

金剛「見てください!bigなムカデデース!」

吹雪「ひいっ!」

長門「触るなよ。ムカデは毒があるからな」

金剛「もう死んでるネ!」

長門「…そうか」

北上「私達艦娘って、毒とか効くのかな」

大井「はがねタイプはどく効かなかったはずですけど…」

瑞鶴「それポケm「早く行きましょう」

瑞鶴「ちょっ…最後まで言わせなさいよ!!」

〜キャンプ場〜

ワイワイガヤガヤ

瑞鶴「結構な人ね」

金剛「ブッキー、私達の場所はあるんデスカー?」

吹雪「はい、ここは予約制なので心配しなくても大丈夫です」

吹雪「ええと…あっちですね」

(リュウジョウヤ-!

吹雪「ここです!」

北上「意外と広いね」

吹雪「2ブロックとっておきましたから。 これなら晩御飯も作りやすいし長門さんのテントも張れるので問題なしです」

金剛「それじゃあ早速テントを張りまショー!」ドサッ

瑞鶴「スペースを考えて張りなさいよ」

金剛「大丈夫デース。霧島から張り方は教わりマシター」

北上「こっちのテントは私達で張るね」

大井「私も手伝いますぅ!」

吹雪「それじゃあ加賀さんは長門さんのテントを手伝ってください。瑞鶴さんは私と金剛さんのテントを手伝いましょう」

瑞鶴「わかったわ」

加賀「」コクン

今回はここまでです。大して話が進まなくてごめんなさい

金剛「出来マシター!」

北上「こっちも終わったよ」

長門「うむ、完璧だ」

吹雪「ほぁぁ〜」

瑞鶴「キャンプ。って感じが出てきたわね」

大井「ここが…北上さんとの愛の巣////」ハァハァ

加賀「それで、今からどうするの?」

金剛「お腹が空きマシター」

瑞鶴「そうね。私もお腹ペコペコ」

吹雪「じゃあ、お昼にしましょう!」

(フフコワ-

長門「うまいっ!」モグモグ

吹雪「よかった。早起きして作ったかいがありました〜」

吹雪「(よし、長門さんからの評価はバッチリ…後はこれを赤城先輩に食べてもらえれば)」


ーー
ーーー

赤城「美味しい!星3つです!」

吹雪「ホントですか!?」

赤城「こんな美味しい料理を作ってくれるなんて、艦娘にしておくのは勿体無いわ。吹雪さん、私の専属シェフになってくれませんか?」

吹雪「よろこんで!!」

ーーー
ーー


吹雪「えへっ…えへへ////」ニヤニヤ

瑞鶴「ちょっ…ブッキーどうしたの!?」

大井「北上さん、はいあーん////」

北上「あーん」

北上「うん、おいしい」モグモグ

大井「あっ、口にご飯粒が」

北上「え?どこどこ?」

大井「」ヒョイパク

大井「(しぁわせぇ////)」

加賀「…」モグモグ

瑞鶴「…なに、何なのよ?」

加賀「いえ…ご飯粒がついてるかなと」

瑞鶴「私は取ってもらわなくても平気!」

加賀「…そう」シュン

瑞鶴「あっ」

瑞鶴「」イソイソ

瑞鶴「あーごはんつぶがついちゃったなーだれかとってほしいなー」

加賀「…!」

ヒョイパク

加賀「!!」

長門「よし、取れたぞ瑞鶴」

加賀「…」

瑞鶴「あ、有難うございます…」

金剛「ブッキー、このtomato美味しいデスネー」

吹雪「あ、それヲばあちゃんのところで採れたトマトなんですよ」

長門「前に野菜を送ってくれたお前の祖母か」

吹雪「あ、いえ…お隣のヲばあちゃんです」

長門「そうだったのか…てっきりブッキーの祖母かと」

長門「いやしかし美味いな」シャクシャク

吹雪「それはよかったです。ヲばあちゃんも喜びます」

金剛「こんなにdeliciousなvegetableを送ってもらえるブッキーは幸せ者ネ」

吹雪「あ、今度鎮守府にスイカを送ってくれるそうですよ」

長門「なに!?それは本当か!?」

吹雪「は、はい…」

加賀「スイカ…」

長門「胸が熱くなるな」

加賀「気分が高揚します」

瑞鶴「スイカの何が二人をかりたてるのかしら…」

北上「愛だね」

大井「愛ね」

瑞鶴「さて、お昼ご飯も食べたことだし」

加賀「泳ぎましょう」

瑞鶴「早っ!いつの間に着替えたの!?」

加賀「魚が私を呼んでいるわ」スチャ

瑞鶴「いや呼んでないから…」

加賀「行くわよ。瑞鶴」グイッ

瑞鶴「えっ!?私も!?」

加賀「加賀、出撃します」ダッ

瑞鶴「あーーーれーーー!!!!!」

吹雪「…私達は普通に川に入りましょう」

北上「そうだね」タッタッ

大井「あ、待って!北上さぁん!」

金剛「私も行くデース!」

長門「あまりハメを外しすぎるなよ」

4人「はーい」

吹雪「はぁ〜…冷たくて気持ちいい」

金剛「ブッキー!」

吹雪「はーい」クルッ

バシャッ

吹雪「きゃっ!」

金剛「HAHAHA!引っかかったデース!」

吹雪「も、もう!やりましたね!それっ」

バシャッ

金剛「Oh!」

金剛「今度はこっちの番デスネー!」

バシャッ

吹雪「あはは!あははっ!それっ!」

バシャッ

金剛「」ヒョイッ

吹雪「よけられた!?」

金剛「隙あり!」

吹雪「バシャアッ!

吹雪「…」ボトボト

金剛「まだまだ甘いデスよ。ブッキー!」

吹雪「」ジワ

金剛「What's!?」

吹雪「…」プルプル

金剛「そ、sorryブッキー!!」オロオロ

吹雪「」ニヤ

吹雪「隙ありですっ!てやぁっ!!」ガバッ

金剛「!?」

バッシャーン!!

金剛「…」ビショビショ

吹雪「ふふ、油断大敵ですよ。金剛さん」

金剛「タハーッ!一本取られマシター」

金吹雪「あはははは!」

アハハハハ!

大井「全く…子供っぽいんですから」ピト

大井「あ、気持ちいい」

北上「大井っち〜」

大井「北上さぁん」

北上「冷たくて気持ちいいよぉ。大井っちも入ろうよ〜」

大井「い、いえ…私は…!?」

大井「(あれは!?北上さんのち、ち、ちく)」

北上「?」

大井「」ブハッ

北上「大井っち!?」

大井「川…最高ぉ////」

金剛「ヘーイ!北上も一緒に遊びまショー!」

北上「あ、うん!」バシャバシャ

大井「うーん…北上さんのちくびぃ」

長門「おい、これ大丈夫なのか?」

吹雪「いつものことなので、日陰で休ませてあげてください」

長門「わかった」

吹雪「あの、長門さんは川入らないんですか?」

長門「あ、ああ」

吹雪「えー、もったいないですよぉ。一緒に入りましょう!」

長門「いや…ほら、世間の目もあるだろ?ビッグ7がはしゃぐのもアレだからな…」

吹雪「そうですか…」シュン

長門「!!」

長門「あ、足だけなら浸かろうかな…?」

吹雪「ホントですか!?それじゃあ行きましょう!!」

長門「…」

長門「(可愛いなぁ…養子にしたいくらいだよ全く)」

長門「…」チャプ

長門「あ、気持ちいい…」

金剛「立ち泳ぎデース!」スイスイ

北上「なんか違うような…」

吹雪「それじゃあ犬かきですよ!」

北上「私が本物の立ち泳ぎを見せてあげる!」スイ-

金剛「Wao!beautiful!!」

吹雪「北上さん上手です!」

キャッキャッ

長門「…」

長門「(ふっ、微笑ましいな)」

長門「(少女達が濡れに濡れてはしゃいでいる。最高のシチュエーションだな)」

ヲッヲッ

長門「(あぁ…川に来ているというに海で聞いたような声が)」

長門「!?」

長門「…気のせいか」

大井「…」

大井「としのうきょうこっ!!」ガバッ

加賀「あ、起きた」

大井「…生臭っ!何ですかこれ!!」

加賀「イワナよ」

大井「イワナぁ!?」

大井「と言うか、帰ってきたんですね」

加賀「えぇ、大量よ」

大井「これは…釣りをする必要がなくなりましたね」

大井「でもどうやってここまで?それと…」

瑞鶴「すんすん…」グス

大井「どうして五航戦の先輩が泣いてるのですか…?」

加賀「それは…」

ゴォォォォォォ

瑞鶴「ほ、ホントにこんなところで魚が獲れるの?」

加賀「えぇ、匂いがするもの」グッグッ

瑞鶴「匂いって…」

加賀「瑞鶴、これを持って」

瑞鶴「縄?」

加賀「」キュッ

瑞鶴「え?なに!?何やってるの!?何で首に縄かけてるの!?」

加賀「」バッバッバッ

瑞鶴「縄を離すな…」

ドボンッ

瑞鶴「ああちょっと!」

瑞鶴「…」

瑞鶴「凄い引っ張られる…」

〜数分後〜

ドバァ!

瑞鶴「きゃあっ!」

加賀「…」

瑞鶴「お、お帰り…」

加賀「…」スッ

瑞鶴「え、バケツ…?」

加賀「」スルスル

加賀「うおえっ」ボトボトボト

瑞鶴「」

コンモリ

加賀「やりました」

ーーー
ーー


加賀「…と言うわけ」

大井「加賀さんは鵜か何かですか…」

大井「それにしても…よくこんなにも獲れましたね」

加賀「これくらい当たり前」

瑞鶴「何が当たり前よ!あんなの…あんなの絶対おかしいんだから!!」

加賀「私の行動にどこがおかしかったのでしょうか。普通に魚をとっただけなのに」

瑞鶴「オエッてしたじゃないオエッて…!」

加賀「…!」

瑞鶴「な、なに…」

加賀「おえっ」ボトッ

魚「コンニチワ-」

大井「」

瑞鶴「」

加賀「…これで全部ね」

瑞鶴「どう?わかったでしょ…?」

大井「はい…よくわかりました」ガタガタガタ

吹雪「はぁ〜、楽しかったぁ」

金剛「ヘクショイッ!うー…ちょっと寒いデース」

北上「結構遊んだね。もう夕方だ」

長門「さぁ、夕食の準備だな」

金剛「うぇ〜…疲れマシター」

長門「全員で作業するのがキャンプだ」

吹雪「金剛さん、皆で手伝えばすぐに終わりますよ」

金剛「…そうかもデスネー」

北上「あ、加賀さん達帰ってきてる」

長門「バケツいっぱいの魚…でかした」

吹雪「お肉にお魚に。今夜はお祭りですね!」

金剛「Festivalデース!」

今回はここまでです

吹雪「このお魚…全部加賀さんがとってきてくれたんですか?」

加賀「えぇ、そうよ」

吹雪「ほぇ〜」

金剛「加賀はFisherwomanデース!」

北上「凄いね。こんな量一人でとれるなんて」

長門「〜♪」クイクイ

吹雪「あ、そのままじゃだめですよ。ちゃんと下処理しないと」

長門「そうなのか。そのまま串に刺すのかと」

吹雪「それはそれでワイルドですけど…イワナの内臓なんか食べたりしたらバッタとか出てきますよ」

長門「ひっ!」

吹雪「イワナは雑食なので…そういうこともあるんです」

瑞鶴「詳しいのね」

吹雪「前に間宮さんから教わったんです。アウトドアの心得とでも言うんでしょうか」

金剛「でも…こんな大きなfish、よくgetできマシタネー」

加賀「これくらいは大したことありません」

北上「流石一航戦…」

瑞鶴「(何も知らないからそういうこと言えるのよ)」

大井「(加賀さんのとはいえ…よく一度口に入ったものを触れますわね。北上さんだったら手を突っ込んででも触りたいですけど)」

吹雪「ふぅ、これくらいでいいかな」

吹雪「長門さーん、これ串に刺してください」

長門「了解した」

吹雪「…」

ぐちゃあ…

吹雪「内臓だけ集めると、グロテスクすぎる…」

吹雪「ん?」

ヒョコッ

あふりかまいまい『あらあら〜』

吹雪「ほら長門さん、見てくださいよ!内臓からカタツムリ出てきましたよ!!」

あふりかまいまい『あらあら〜』

長門「あらかわいいでちゅね〜」

吹雪「ええっ!?」

※イワナからアフリカマイマイは出ません

金剛「〜♪」ゴソゴソ

金剛「ブッキーのグランマのvegetable、大きくて綺麗デース」

金剛「特にこのeggplantなんて…提督のおt「言わせないわよ!!」

金剛「Oh!」

瑞鶴「口より手を動かして手を!」トントントン

金剛「ら、ラジャー…」

北上「…」トン

北上「む、難しいな」

大井「北上さぁん!ここはこうして」スッ

北上「あっ」

大井「(あはぁ〜!北上さんとの共同作業!!)」

トントントントントントン

北上「大井っち!みじん切りになってる!!」

大井「!!」

大井「北上さんとの共同作業に夢中で…つい」

北上「もぉ〜、大井っちはドジだなぁ」ニコ

大井「!!」

北上「でも、こうして一緒に料理作ってると夫婦みたいだね♪」

大井「ふ、夫婦…!?」

大井「ゥゥルゥゥルゥゥルゥゥルゥゥィヤァァィヤアァオォォォwwww」

大井「我が生涯に…一片の悔いなし」バシュ

北上「大井っち!?」

加賀「…」クイクイ

瑞鶴「焼き鳥?」

加賀「えぇ、得意料理だから」

瑞鶴「焼き鳥は料理と言っていいのかしら…」

加賀「これは私の」クイクイ

瑞鶴「おいちょっと待て」

加賀「なにか」

瑞鶴「何で自分のだけまねぎなのよ」

加賀「まねぎではないわ。ままねぎよ」

瑞鶴「どうでもいいわよ!バランスを考えなさいバランスを!」

加賀「五航戦の焼き鳥と一緒にしないで」

瑞鶴「別に私だけの焼き鳥じゃないから!!」

加賀「っはぁ〜」ジト-

瑞鶴「何よその目は」

加賀「この鶏肉を買ったのは私。作っているのも私。だから貴女に指図されるのは不快よ」

瑞鶴「ふ、不快って…」

瑞鶴「…」ジワ

瑞鶴「そこまで…そこまで言わなくてもいいじゃない…」プルプル

加賀「!!」

加賀「」オロオロオロ

加賀「訂正するわ。ちょっと不快よ」

瑞鶴「不快なのは変わらんのかいっ!!」クワッ

長門「」ゴソゴソ

長門「よし」

吹雪「長門さ〜ん」トテテ

長門「おぉブッキー、加賀を呼んできてくれないか?」

吹雪「加賀さんですか?わかりました」トテテ

カガサ-ン

長門「(通販で衝動買いしちゃった『簡単!はじめての燻製セット』…ようやく使う時が来たッ…!あの時は陸奥にメチャンコ怒られたけど、今!その鬱憤を晴らす時…!)」

加賀「どうかしましたか?…燻製ですか」

長門「よくわかったな。ソーセージかベーコンなるものはないか?」

加賀「燻製なら、普通のお肉でも出来ますよ。それに、魚も美味です」

長門「なんと!」

加賀「燻製をするのならチーズを買えば良かったですね」

長門「スモークチーズか!あれは酒が進むからなぁ!飲めないけど」

加賀「」ズッコケ

加賀「く、燻製は煙が凄いので気をつけてくださいね」

長門「大丈夫だ」

金剛「…」

瑞鶴「どう?火、ついた?」

金剛「まだデース」

瑞鶴「炭が悪いのかしら…買ったばかりなのにそんなはずないわよね」

吹雪「あ、金剛さん!」

金剛「ブッキー!中々火がつきマセン」

吹雪「そうなんですか?ちょっと待っててくださいね。北上さーん」

北上「どしたの?」

吹雪「私の鞄から新聞紙とってくれませんか?」

北上「はーい」

(キアイ!イレテ!モヤシマス!

吹雪「よし、これで完成」

金剛「What?」

瑞鶴「新聞紙で何か意味があるの?」

吹雪「新聞紙が着火剤の代わりになるんです。こうして小さく捻るのがポイントなんですよ」

瑞鶴「へぇ〜」

吹雪「それでは金剛さん、着火の準備を!」

金剛「イエース!行きマスよ…fire!!」カチッ

金剛「Wao!綺麗につきマシター!!」

瑞鶴「凄い…これも、間宮さんから?」

吹雪「あ、はい!」

金剛「間宮はoutdoorのprofessionalデース!」

北上「大体の調理は済んだかな」

大井「はい!あとは焼けるのを待つだけですね!」

ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛

大北「」ビクッ

北上「ど、どうしたのブッキー?変な声出して」

吹雪「こ、これ…」カタカタ

加賀「!!??」

金剛「思い出しマシター!riceを炊いてなかったデース!!」

瑞鶴「ど、どうするのよ…」

長門「今から炊けばかなりの時間がかかるのか?」

吹雪「いえ、飯盒は炊くのは時間はかからないです…運良くお米も無洗米ですし」

北上「急いで炊こう!加賀さんが大変だよ!」

加賀「…」ガタガタブルブル

大井「か、加賀さん…落ち着いてください」

加賀「…これが落ち着いていられますか?」

長門「兎に角飯盒炊爨の準備だ!!」

金剛「今こそ第五遊撃部隊の連携を見せる時ネ!」

吹雪「飯盒セット完了しました!」

北上「米!投入!」

瑞鶴「水!入りました!」

大井「ブッキー!時間は!?」

吹雪「はい!大体40分くらいです!!」

長門「よし、火にかけろ!」

加賀「ぉこめぇ…」カタカタカタカタカタ

大井「ほ〜ら加賀さん、野菜スティックですよぉ」

加賀「…」ムシャムシャ

長門「先に焼いた方がいいか…」

瑞鶴「そうですね。この様子だと」

北上「ブッキー、もう焼き始めていい?」

吹雪「あ、どうぞー」フ-

金剛「これぞJapanese 火の焚き方デスネー」

長門「加賀、今から肉を焼くから安心しろ!」

加賀「!!」パァァァ

加賀「」スック

瑞鶴「どうしたの!?」

加賀「」スッ

ジュー

加賀「」ニヘラ

北上「おおー、いい匂い」

瑞鶴「この匂いを嗅ぐと急にお腹が空いてくるわね…」

加賀「お皿の用意を」

大井「えぇと…お皿お皿」ゴソゴソ

長門「…」

長門「そろそろかな」パカ

モワァ

長門「げほっげほっ」

長門「よ、よし。完璧だ」

今回はここまで。次はお風呂編まで頑張る


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最後に一言、今回は安価無しでグタグダのんびりほのぼのやっていきます。あふりかまいまいは今後も大活躍します

ではでは~*-ω-)ノ" おやすみなさい

吹雪「そろそろかな…」

吹雪「よいしょ」

吹雪「あつっ…あつっ」コンコンコンパカ

モワァ〜

吹雪「あ^〜」

金剛「ブッキー、炊けマシター?」

吹雪「はい!お焦げもいい感じですよ!!」

加賀「」キッヌポ

長門「こっちも丁度燻製が出来たところだ」

北上「はぁ、やっと食べられるね」

大井「早くよそいなさい!北上さんが待っているのよ!?」

吹雪「はーい」

吹雪「…それでは、みなさんいただきましょう!」

瑞鶴「待って、折角だし乾杯の音頭とりましょうよ」

加賀「は?」

北上「そうだね」

大井「旗艦さん、よろしく」

吹雪「ええっ!?」

金剛「ブッキー!バチッと決めるデース!」

吹雪「そんな…いきなり言われても」

吹雪「えぇと…えぇと…」

加賀「( 早 く 言 え ! ! )」ゴゴゴゴゴ

吹雪「ひいっ!」

吹雪「き、今日1日何事もなく平和に終わったことを感謝して、乾杯!!」

かんぱーい!!

瑞鶴「美味しい!飯盒ってこんなに美味しいのね!」

金剛「NoNo、ブッキーの炊き方がgoodだからネ」

瑞鶴「なるほどねぇ」

吹雪「そ、そんな…!誰でも美味しく作れますよぉ!」

加賀「幸せ…幸せ…」モグモグ

長門「うまいっ!!」

大井「」ビクッ

大井「な、長門秘書艦…いきなり大きな声出さないでください」

長門「いやすまん。あまりにも美味でな」

金剛「deliciousなモノはつい叫びたくなりマスネ」

北上「」ソ-

大井「北上さん」

北上「うぇっ」

大井「野菜もちゃんと食べましょう」

北上「えー、大井っち食べてよぉ」

大井「んもぅ、北上さんがそこまで言うのなら…!」シャクシャク

吹雪「長門さん、燻製美味しいです」モグモグ

長門「まだまだあるからな。どんどん食べてくれ」

吹雪「長門さんがいなかったら、こんな美味しい燻製は食べられませんでした。ありがとうございます!」ニコ

長門「!!!!!」

長門「ぶ、ブッキー…」

吹雪「はい?」

ギュッ

長門「ブッキーは可愛いなぁもう!」スリスリ

吹雪「な、長門さん…!?」

吹雪「(あはぁ…当たってるよぉ。いい匂いだよぉ)」

瑞鶴「…」

瑞鶴「いいなぁ」ボソッ

加賀「!」

パチ…パチ…

金剛「いい感じに焼けてきマシター」

吹雪「そう言えばイワナもありましたね」

北上「食べよう食べよう」

長門「私にもひとつ分けてくれ」

大瑞「…」

吹雪「瑞鶴さんと大井さんはどうですか?」

瑞鶴「へ?わ、私は…まだお肉が残ってるから」

大井「私もです…」

加賀「…?」モグモグ

瑞鶴「(食べられるわけないじゃない…加賀の口から出てきたイワナよ?洗ったから気づいてないけど、お昼ご飯が付いてんだから!)」

大井「(アレを見てしまってはちょっと…加賀さんが決して嫌というわけではないんだけど)」

吹雪「美味しい!」

北上「うん、ちょっと川の魚って抵抗あったけどこれならイケるね」

長門「丁度いい塩加減だな」

大瑞「(よく食べるわぁ…)」

加賀「…」ジュ-

あふりかまいまい『あらあらあらあら』

加賀「…」ジュルリ

金剛「alcoholはないんデスかー?」

吹雪「お酒は絶対にダメです!!」

金剛「むー」

金剛「BBQにalcoholは付き物デース!これAmericanの常識ネ!」

瑞鶴「イギリス生まれじゃなかったっけ…?」

吹雪「それでもダメなものはダメですっ!!」

金剛「一杯くらいクイッといきたいデース!」

長門「…仕方ない。そこまで言うのなら出してやろう」ゴソゴソ

金剛「長門…!」

長門「ほら、ラムネだ」

金剛「Oh…」

長門「雰囲気だけでも味わえるだろう」

金剛「せ、センキューネ…」キュポンッ

金剛「」ゴクゴク

金剛「かーっ!美味しいデース!!でもやっぱり物足りないデース…」

北上「長門秘書艦、私にもちょーだい」

長門「全員分あるからな。待ってろ…」ゴソゴソ

吹雪「はぁ〜、脂ものに炭酸ってなんでこんなに合うんでしょうねぇ!」

長門「気に入ってくれたみたいでよかったよかった」

北上「おかわりー」

金剛「私もデース!」

長門「そう慌てるな。まだまだ沢山あるからな」

加賀「長門ラムネ…これほどの美味しさだったとは」ケフ

加賀「感動しました」

瑞鶴「ん?どうかしたの?」

加賀「あのビッグ7が製造するラムネと巷で話題だったのよ。でも全く市場に出回らないから幻のラムネと言われていたの」

瑞鶴「へぇ〜、そんな凄いんだこのラムネ…まぁ確かに長門秘書艦のラムネって考えたらそうなるか」ゴクゴク

加賀「おかわりをください」

長門「了解した」

北上「結構食べたねぇ。お腹いっぱいだよ」

大井「そうですね。そろそろ片付けに…」

加賀「」ジュ-

長門「うん、うまいうまい」モグモグ

瑞鶴「焼き鳥焼くの上手いわね」

加賀「プロですから」ジュ-

吹雪「ぷはぁ」

金剛「ビー玉が取れないデース」

大井「…」

北上「まだまだ盛り上がってるね」

北上「ねぇブッキー、飯盒とか使わないのは先片付けてていい?私達もうごちそうさまだから」

吹雪「あ、ありがとうございます。洗うところは共同の場所があるのでこの地図頼りに行ってください」

北上「おっけー。それじゃ大井っち、行こっか」

大井「はぁい」

加賀「」ジュ-

加賀「どうぞ」

吹雪「ありがとうございます」

金剛「んー!美味しいデース!!」モグモグ

瑞鶴「」モグモグ

瑞鶴「」ゴクゴク

瑞鶴「ぷはぁ〜!」

長門「加賀、お前は食べなくていいのか?」モグモグ

加賀「はい、焼きながら食べてますから」ジュ-

吹雪「美味しいなぁ」モグモグ

金剛「ねぎまの美味しさがわかるブッキーは大人デスネー」モグモグ

加賀「どうぞ」

吹雪「ありがとうございます」

瑞鶴「にしてもあの二人遅いわねぇ…大丈夫かしら」

吹雪「洗い場はそう遠くないはずなんですけど」モグモグ

〜洗い場〜

ジャー

大井「…」ゴシゴシゴシ

大井「くっ…お焦げがこびりついて」ゴシゴシ

北上「大井っち、大丈夫?」

大井「大丈夫ですよ。北上さん」ゴシゴシ

北上「…手伝おうか?」

大井「これ…これくらい…平気です」ゴシゴシゴシ

大井「たはーっ!」

北上「…やっぱりスポンジじゃ取れないみたいだね」

大井「…はぁ…はぁ」

ヲッヲッ!

北上「!?」

ヲっさん「ヲッヲッ!ヲヲヲッ!(お嬢ちゃん達、スポンジじゃお焦げは取れんで)」

北上「だ、誰…」

ヲっさん「ヲッヲヲヲッ!(ヲっちゃんに貸してみ)」

大井「は、はい…」スッ

ヲっさん「ヲヲヲッ!ヲッヲッ!(飯盒の内側はな、洗剤かけてタワシでゴシゴシするんや)」ゴシゴシ

北上「なるほど…」

ヲっさん「ヲヲッ!ヲッ!(せやけどな、外側はあんまり力強ぅ洗ったらアカンで。形が崩れるからな)」ゴシゴシ

ヲっさん「ヲヲヲッ!ヲヲッ!ヲッ!(どや、ええ感じなったやろ)」

大井「ホントだ…きれい」

北上「どうも」

ヲっさん「ヲッヲッ!(ええねんええねん、キャンプ場はみんなで助け合う所や)」

ヲっさん「ヲッヲヲヲ?(お嬢ちゃん達はどっから来たんや?)」

大井「あの、私達艦娘で」

北上「詳しくは言えないけど鎮守府から来たんだ」

ヲっさん「ヲー!ヲッヲッヲヲヲッ!!(ほえー、艦娘かいな。通りで若いのにしっかりしとるなぁ思たわ)」

ヲっさん「ヲッ!ヲヲヲッ!(頑張ってや。ヲっちゃんも応援してるで!また来年もこうしてキャンプやりたいからな)」

大井「はい…頑張ります」

北上「」コクコク

オ-イ!ヲッサ-ン!!

ヲっさん「ヲッ!ヲッ!(おーい、ターちゃんチーちゃん!)」

ターちゃん「もう!遅いと思ったらまたナンパですか!?」

ヲっさん「ヲヲッ!ヲッヲッ!(ちゃうちゃう!困っとったから助けただけや!)」

チーちゃん「ごめんなさいね。変なことされへんかった?」

大井「は、はい」

ターちゃん「ほら、帰りますよ」

ヲっさん「ヲッヲッ!(またなー!帰り道きぃつけや〜)」フリフリ

ヲっさん「ウォェェッ!!!」

チーちゃん「ほらもう飲みすぎなんやって」

大井「…何だったんでしょう」

北上「わからないけど、世の中にもいい人はいるもんだねぇ」

北上「ただいま〜」

吹雪「あ、お帰りなさい」ズズ

金剛「大井と北上もTeatimeにするデース」

長門「」ズズズ

加賀「おいしいおいしい」ガツガツ

瑞鶴「まだ食べるの…?」

加賀「勿論よ」ガツガツ

吹雪「飯盒、洗うの大変でしたよね?」

大井「えぇ、まぁ…」

北上「でも親切なおじさんに洗ってもらったんだ」

吹雪「それはよかったですね〜」

金剛「ドウゾー」コポポ

大井「ありがと」

瑞鶴「でも、これ終わったら私達も後片付けしないとね」

長門「分担するか」

吹雪「そうですね」ズズ

吹雪「えぇと、それじゃあゴミは私と金剛さんで捨ててきます」

金剛「任せるネ!」

長門「なら、炭は私が捨ててこよう」

加賀「では私は残りの洗い物を」

瑞鶴「私も手伝うわ」

長門「ブッキー、炭の処理場はどこだ?」

吹雪「入り口の近くです」

長門「うむ、わかった」

北上「美味しいね、大井っち」

大井「はぁい。キャンプに来て温かい紅茶を飲むとは思いもしませんでしたけど」

金剛「Teatimeは生活の一部!1日たりとも欠かしてはNoデース!」

瑞鶴「それじゃあ、遠征の時はどうするの?」

金剛「勿論、海の上でTeatimeデース」

瑞鶴「そこまで…」

加賀「…」ガツガツ

あふりかまいまい『あらあら〜』

加賀「…」

加賀「どうぞ」ブチッ

あふりかまいまい『あら〜♪』

吹雪「さて、お腹も落ち着いたことですし後片付けに入りましょう」

金剛「イエース!」

吹雪「金剛さん、私の鞄からゴミ袋とってくれませんか?」

金剛「了解デース!」

長門「このまま持って行って大丈夫なのか?」

吹雪「はい。あ、軍手はしていた方がいいですよ」

長門「よし、わかった」

加賀「洗うと言ってもティーセットくらいね」

瑞鶴「そうね」

吹雪「あ、それならお昼のお弁当箱も一緒に…」

加賀「わかったわ」

瑞鶴「それじゃ、行ってくるわね」

吹雪「終わったらお風呂にしましょー!」

ハ-イ!

吹雪「…」

金剛「ブッキー、ありマシター」

吹雪「はい。では片付けていきましょう」

金剛「がってん承知のすけ!」

北上「…」

北上「私達休んでていいのかな?」

大井「ブッキー、お風呂ってどこにあるの?」

吹雪「さっきの洗い場より少し歩いたところです」

大井「意外と近いのね」

吹雪「天然温泉で気持ちいいと評判なんですよ」

北上「それは早く入りたい」

瑞鶴「ただいま〜」

北上「あ、お帰り」

加賀「どこか干しておける所ないかしら」

大井「ここのベンチの下にでも置いておきましょう」

長門「ふぅ…重たかった」

北上「どうも」

長門「む、ブッキーと金剛はどうした?」

大井「まだ帰って無いんです」

長門「ゴミ捨て場はそう遠くなかったはずだぞ」

北上「もしかして、迷子?」

瑞鶴「そんな。金剛だけならともかくブッキーがいるのよ?」

北上「だよねぇ」

加賀「…そう言ってる間に来たわね」

吹雪「ふぅ」トテテ

金剛「ただいまデース」

長門「遅かったな」

吹雪「ち、ちょっと…」

長門「どうかしたのか?」

金剛「こーんなにbigなmothがいたデース!」

長門「もす?」

加賀「」モスッ

瑞鶴「やめなさいよ引きちぎるわよ…」

北上「蛾だね」

大井「蛾ぁ!?」

吹雪「あんな大きな蛾、初めて見ました」

北上「インファント島にいそうだった?」

吹雪「い、いんふぁんと…?」

北上「ごめん、わからないんならいいよ…」

吹雪「それでは、お風呂に行きましょう」

瑞鶴「そのことなんだけど」

吹雪「なんですか?」

瑞鶴「さっき話し合ってたの。2つに分けて入ろうって」

長門「流石にテントを空けておくわけにはいかんだろう」

吹雪「確かに…」

金剛「それは賛成デース」

加賀「それでは、グッパーで分かれましょう」

瑞鶴「グッチーじゃないの?」

北上「どっちでもいいよ」

加賀「ここは譲れません」

瑞鶴「あぁうん、どうぞ」

吹雪「4,3で分かれるんですね」

加賀「えぇ」

長門「ではいくぞ、グーとパーでわかれましょっ」

長門「ん、決まったな」←グー

吹雪「そうですね」←パー

加賀「…」←パー

瑞鶴「げっ、アンタと一緒…」←パー

金剛「Oh、少数派デスネー」←グー

大井「き、北上さんと同じじゃない…」←グー

北上「あ、ほんとだ」←パー

吹雪「では、どっちが先に入りますか?」

長門「ブッキーから入ってきてくれ。道のりがわからんから後からの方がいい」

吹雪「わかりました」

吹雪「それでは、1時間くらいしたら帰ってきますね」

長門「あぁ」

吹雪「加賀さん、瑞鶴さん、北上さん、行きましょう」

加賀「」コクン

瑞鶴「さっぱりするわよー」

北上「そんじゃ、行ってくるね」

大井「北上さぁぁぁん!!!!ご武運を!!!!」

〜入渠施設(お風呂屋)〜

吹雪「ほわぁ〜」

瑞鶴「立派な施設じゃない」

加賀「本当に入り放題なの?」

吹雪「はい、キャンプ場利用者は24時間利用できます」

北上「凄いね」

吹雪「早速行きましょう!」

(アラアラ~

カポーン

吹雪「はぁ〜…気持ちいい」

瑞鶴「生き返るわぁ」

加賀「プッ」

瑞鶴「なによ」

加賀「おばさんくさい」

瑞鶴「なぁ!?」

北上「まぁまぁ、折角のお風呂なんだからのんびりしようよ」

瑞鶴「…」

加賀「そうよ。貧相な身体を晒さないで」

吹雪「加賀さんも煽らないでください」

加賀「…」

瑞鶴「後輩に言われてやんの〜」

加賀「…甲板胸が」ボソッ

吹雪「加賀さん加賀さん」

加賀「どうしたの、ブッキー」

吹雪「加賀さんって、その…おっきいじゃないですか」

加賀「!!!!」

瑞鶴「」ピクッ

加賀「え、えぇ…それがどうしたの?」

吹雪「ど、どうやったら大きくなるんでしょうか」

瑞鶴「(気になる気になる気になる気になる)」ソ-

加賀「い…いっぱい食べて寝ることよ」

吹雪「なるほど、他には?」

加賀「他っ…練度を上げるとかかしら」

吹雪「練度…ふむふむ」

吹雪「後は」

加賀「も、もういいでしょ/////」

瑞鶴「ちょっと!それだけじゃないでしょ!!」

加賀「/////」

瑞鶴「あぁもう!折角大きくなる秘訣が聞けると思ったのに!!」

北上「へぇ〜」ジロジロ

瑞鶴「み、見ないでぇ!」バッ

吹雪「瑞鶴さん…」ホロリ

北上「でも、ホント大きいよね。加賀さんの胸」モミッ

加賀「ひゃあっ!!」ビクッ

加賀「い、いきなり触らないで…」

吹雪「北上さんも充分じゃないですか」

北上「わってないなぁブッキーは…」

吹雪「?」

北上「私は重雷装巡洋艦だよ?なのにこのサイズ…」ペタペタ

北上「駆逐艦サイズじゃ…余所に出た時になんて言われるか」

吹雪「く、駆逐艦サイズってどういうことですか!!」

北上「改二になれば、大きくなるのかねぇ」

吹雪「改二かぁ…」

吹雪「(そう言えば夕立ちゃんも、改二になって大きくなったなぁ)」

北上「うぉぉぉぉ!!!!改二になりたぁい!!!!」ザバァ

吹雪「わ、私も改二になりたいです!!!!」ザバァ

瑞鶴「ち、ちょっと!!」

ふぶきた「へ?」

瑞鶴「他のお客さんもいるんだから静かにして!」

クスクスクス

ふぶきた「は、はーい…」

加賀「(他人のふり他人のふり)」

あふりかまいまい『あら?』ヒョコッ

加賀「…あなたもお風呂に?」

あふりかまいまい『えぇ、そうよ。ここの温泉は美容にいいんですもの』

加賀「!!!!????」

眠気が限界なのでここまでです。お風呂編まで行くとかいって行かなくてゴメンナサイ。でも僕はホモじゃありません(断言)

吹雪「痒いところはございませんか〜?」ワシャワシャ

北上「ん、大丈夫」

吹雪「北上さんって髪下ろすと結構長いんですね」ワシャワシャ

北上「まぁね。普段は括ってるから気付かないけど」

吹雪「(こうして見ると、初雪ちゃんを思い出す…)」ワシャワシャ

吹雪「白菜かけますね〜」

北上「ん、頼んだ」

JAVA〜

北上「そんじゃ、次は私がブッキーの髪を洗うね」

吹雪「あ、お願いしま〜す」

瑞鶴「…」

加賀「」ワシャワシャ

瑞鶴「ねぇ、一航戦」

加賀「なにか」ワシャワシャ

瑞鶴「背中…流してあげる」

加賀「なっ…」

瑞鶴「いいから!頭洗ったらむこう向きなさい!」

加賀「…」

瑞鶴「」ゴシゴシ

瑞鶴「(背中…綺麗ね)」ゴシゴシ

加賀「…いきなりどうしたの」

瑞鶴「べ、別に…!」ゴシゴシ

瑞鶴「ただちょっと背中を洗いたくなっただけ…」ゴシゴシ

瑞鶴「お世話になってるとかそういうのじゃないんだから!!」ゴシゴシ

加賀「…」クスッ

加賀「ずっと同じところ洗い続けても、綺麗にならないわ」

瑞鶴「わ、わかってるわよ!!」ゴシゴシゴシ

加賀「ふふ」

加賀「そうやって素直じゃないところが、貴女の可愛いところなのかもしれないわね」

瑞鶴「〜/////」ボンッ

ガラッ

吹雪「はぁ〜さっぱりしたぁ」フキフキ

北上「今日一日の疲れが吹き飛んだね」フキフキ

加賀「えぇ」フキフキ

瑞鶴「…」ボ-

吹雪「瑞鶴さん、少しのぼせました?」

瑞鶴「ふぇっ…!?ち、違…あ、うん!そう!ちょっと長風呂したかもしれないわね!」アセアセ

吹雪「ごめんなさい、少しのんびりしすぎましたね」

瑞鶴「ううん!大丈夫!大丈夫だから!」

北上「」ブォー

加賀「(1時間のつもりが、30分くらい長くいてしまったわね)」

吹雪「それじゃ、頭乾かして金剛さん達のところへ戻りましょう」

瑞鶴「北上!そろそろ交代してよ!」

北上「まだ先っちょが乾いてないんだよぅ」ブォ-

加賀「…髪が長い人は大変ね」

吹雪「そうですね」

長門「…勝負だ!」

大井「…」ゴクリ

金剛「…」

金剛「残念!20デース!」

長門「くぅ…不覚!」ガクッ

金剛「それにしてもブッキー達遅いデスネー」

大井「まさか…お風呂の中で北上さんにあんなことやこんなことを…!?」

長門「いや、それは無さそうだ」

大井「そんなことわかりません!!」ガタッ

長門「ほら」

吹雪「おーい!おーい!」テテテ

金剛「ブッキー!さっぱりしマシタカー?」

大井「ブッキー!私の名前を連呼しないでください!!」

吹雪「あっ、ごめんなさい」

北上「大井っち、さっぱりしたよぉ。早く行ってきなよ」

大井「(髪を下ろした北上さん…!素敵!!そしてほんのりとシャンプーの匂いが!!!!)」ハァハァ

瑞鶴「何やってたの?トランプ」

金剛「black jackデース」

長門「賭けるものはないがな」

瑞鶴「へー、ちょっと借りてていい?」

長門「あぁ、構わんぞ」

金剛「それではー、行ってきマース」

吹雪「行ってらっしゃ〜い」

大井「どのような感じなのでしょうか…お風呂」

長門「一つしか無いみたいだが、広くて入りやすいと言っていたな」

金剛「Oh!」

長門「どうした!」

金剛「bigなsnakeデース」

蛇「にょろ〜ん」

長門「ひゃあっ!す、捨てろ!こっちに持ってくるなぁ!!」

大井「長門秘書艦…」

金剛「goodbye」ポイッ

長門「うぅ…」グスッ

金剛「sorry」

大井「(長門秘書艦って、意外とお茶目なのね)」

〜入渠施設(お風呂屋)〜

長門「ここか」

大井「なかなか立派な施設ですね」

金剛「一番乗りデース!」ダッ

長門「おい待て…!」

大井「私達も行きましょう」

長門「あぁ」

(ポイ-

カポーン

金剛「ぷはぁ〜!生き返るデース!」

大井「あったか〜い」

長門「ふぅ」

大井「…」チラ

金剛「〜♪」ポヨン

大井「…」チラ

長門「…」ド-ン

大井「(くっ…)」

長門「大井」

大井「はっ!ひゃあっ!?」

長門「…ブッキーはどんな感じだ」

大井「ぶ、ブッキーですか?」

長門「あぁ…着任していきなり遊撃部隊の旗艦に任命されて、難なくやっているだろうか」

金剛「ブッキーはno problemデース!」

大井「…そうですね。たまに駆逐艦であることを忘れているかのような無茶をする時もありますけど…指示も的確ですし、私は戦闘においては信頼しています」

長門「…そうか。そうだよな。お前達が自信を持って選んだ旗艦だものな」

金剛「(消去法で選んだことは内緒デース)」

大井「(その消去法が当たったからよかっただけですけど)」

金剛「…」

長門「…」

大井「…」

3人「(会話が続かない…)」

長門「な、なぁ金剛!」

金剛「どうしマシター?」

長門「本初子午線が通ってるのってどこだ?」

金剛「Londonデース」

長門「そうそう、ロンドンロンドン…」

長門「…」

金剛「?」

大井「(気まずい…!北上さんとならいくらでも会話が続くのによりにもよって戦艦2隻、しかも秘書艦と話が成立するかどうかわからないイギリスかぶれ!)」

長門「(何か話題を…何か話題を!)」

金剛「そう言えば、明日のbreakfastはどうするつもりなんでしょう」

大長「!!」

大井「あ、朝ごはんなら、売店で買えばいいんじゃ」

金剛「朝はopenしてないデース」

長門「パンなら買ってあるが、それで加賀が足りるかどうかだな」

大井「ソーセージでもあるんじゃないですか?加賀さんのことですから」

長門「だといいんだが…」

金剛「」ワシャワシャワシャ

大井「」ゴシゴシ

長門「」シャカシャカ

大井「長門秘書艦って、お風呂場で歯を磨く派なんですね」

長門「あぁ、そうらほ」

大井「何言ってるか全然わからないんです」ゴシゴシ

長門「」ペッ

長門「そっちの方が効率がいいからな。それに、何も考えず湯に浸かりながら歯を磨くのが1日の終わりを感じさせてくれるんだ」

金剛「ドックの時もそうしてるデース?」ワシャワシャ

長門「勿論だ。吐く時は排水溝にちゃんと出してるぞ」

大井「そ、そうですか」

金剛「大井、お背中流してあげるネ!」

大井「えっ!?だ、大丈夫です!」

金剛「遠慮はnoデース」

大井「ひゃあっ!」

金剛「ふむふむ…綺麗な背中デース」ゴシゴシ

大井「…」

長門「よし、では金剛の背中は私が洗ってやろう」

金剛「お願いしマース!」

長門「ふんっ」ゴリュッ

金剛「AHHHHHHHHHH!!!!!!!!!!!!!!」

金剛「うぅ…」ヒリヒリ

長門「すまん…」パタパタパタ

大井「」ガクガクガク

金剛「長門はpowerがstrongすぎマース…」

長門「ついいつもの調子で洗ってしまった…申し訳ない」

大井「(戦艦の金剛さんがあの状態なら…私だと一体)」ガクガク

金剛「だいぶ楽になりマシター」ムクリ

長門「そ、そうか。よかった」

大井「(長門秘書艦、意外と可愛い下着)」

長門「む、どうした大井」

大井「あ、いえ…特に」

長門「?」ゴソゴソ

大井「ぶふっ!」

長門「今度は一体なんなんだ…」

大井「な、長門秘書艦…それ、寝巻きですか?」

長門「ああ」

大井「(なんと乙女な寝巻きなんでしょう…)」

金剛「Wao、長門はfancyな寝巻きデスネー」

長門「陸奥に貰ってな。着心地もいいし気に入ってるんだ」

大井「(今日1日で長門秘書艦のイメージがガラリと変わりました)」

金剛「(むぅ…この寝巻きなら提督のheartを撃ち抜くことが出来そうデース)」

瑞鶴「ハートの9止めてる人誰よ!」

北上「私じゃないよ…」

吹雪「私出しますねー」スッ

瑞鶴「スペードの4なんていらないの!私このままだと吐き出しくらうのよ!?」

吹雪「いや、知りませんよ」

加賀「ほら、貴女の番よ」

瑞鶴「…」

瑞鶴「パス!」

加賀「それじゃあ吐き出しね…そして私の番」スッ

瑞鶴「」

北上「うわぁ…」

吹雪「これは…」

瑞鶴「アンタだったのね…ハートの9持ってたの」

加賀「えぇ」

瑞鶴「なんで出してくれなかったのよ!!」

加賀「他に出せるカードがあったから…それに、止めるのはルール上問題ないわ」

瑞鶴「うぇーん!ブッキー!」

吹雪「よしよし」ナデナデ

北上「(悉く加賀さんに止められる瑞鶴さんも瑞鶴さんだよね…)」

金剛「ただいまデース」ホカホカ

吹雪「あ、お帰りなさい」

瑞鶴「すんすん…」

長門「やはり風呂はいいものだ」ホカホカ

北上「大井っちも気持ちよかった?」

大井「はい!!」

金剛「あ、さっきお風呂場で話してたんデスけど、明日のbreakfastはどうするデース?」

吹雪「あ、朝食はここでは食べないです。朝一で帰るので」

北上「あ、そうなん」

吹雪「ヒトマルマルマルまでに出ないといけないんですよ」

長門「そうか…では電車の中で私が持ってきたパンを食べよう」

吹雪「ホントですか!?よかったぁ」

加賀「朝食持ってきてなかったの…?」

吹雪「帰りはどこかで食べようと思って」

北上「朝mac?」

吹雪「あ、それでも良かったんですけど」

瑞鶴「パンがあるなら朝食代が浮いたってことでいいじゃない」

吹雪「そうですよね」

北上「さて、これからどうするの?」

大井「というか、今何時?」

長門「…フタサンヒトフタだな」

瑞鶴「明日も早いんだし、寝る?」

金剛「えー、皆でトランプしまショー」

加賀「私はそろそろ…ふぁぁ」

吹雪「一戦だけ、一戦だけババ抜きして寝ましょう」

吹雪「金剛さん、それでいいですか?」

金剛「わかりマシター」

瑞鶴「それじゃ配るわよ」

瑞鶴「(今度は負けない…瑞鶴には幸運の女神がついてるのよ!?)」

加賀「…」

(ヤダ、カミガイタンジャウ

吹雪「あがりー」

金剛「残るは瑞鶴と加賀デース」

北上「またこの2人か」

大井「瑞鶴さんは上がれるのかしら」

長門「加賀の表情からババを当てるのは至難だな」

瑞鶴「(ここにきて…七並べのリベンジ。さぁどっち!)」

加賀「…ふぁぁ」ウトウト

瑞鶴「(ふっ、そうウトウトできるのも今のうちよ)」

瑞鶴「…こっち!」バッ

J ・ O ・ K ・ E ・R

瑞鶴「くうっ…!」ガクッ

加賀「…」ウトウト

瑞鶴「ほら!早く引きなさい!!」

加賀「」スッ

瑞鶴「なあっ…!」

加賀「やりました」

吹雪「瑞鶴さん…」

北上「今日は厄日だったんだよ…多分」

瑞鶴「どうして…どうして負けるの!?」ギリッ

長門「はい、おしまい。加賀がもう眠そうだからテントまで運ぶぞ」

加賀「…」ウトウト

大井「北上さぁん!まだまだ夜は長いですよ!!」

北上「あぁうん、そだね」

金剛「私も混ぜてくだサーイ!」

大井「はぁ!?貴女は向こうのテントでしょ!?」

金剛「あっちは定員overデース」

北上「それじゃ仕方ないね。どうぞどうぞ」

大井「き、北上さんとの愛の巣がぁ…!」

長門「では、また明日」

吹雪「おやすみなさい、長門さん、金剛さん、大井さん、北上さん」

金剛「Have a good night!」

大井「おやすみなさい、ブッキー」

北上「ブッキー、お休み」

長門「あぁ、お休み」

〜深夜〜

吹雪「…」

吹雪「(暑い!熱いじゃなくて暑い!)」ジリジリ

吹雪「(加賀さんの体温が高くてテントの中が地獄だよ…)」

加賀「zzz」ギュッ

瑞鶴「あ、熱いよぉ…助けて翔鶴姉ぇ」

吹雪「(瑞鶴さんは加賀さんに抱きつかれてうなされてるし…)」

吹雪「暑すぎる…ちょっと外に出よう」ジ-

吹雪「あ、長門さん」

長門「ブッキー」

(プップクプ-

長門「眠れないのか?」

吹雪「えぇ…少し。長門さんは?」

長門「いや、少し夜風にあたりたくてな」

長門「汗びっしょりじゃないか。怖い夢でも見たのか」

吹雪「違います!実はカクカクシカジカで」

長門「…なるほど。それなら私のテントで寝るといい」

吹雪「ホントですか!?ありがとうございます!」

長門「なぁに、気にすることはない」

吹雪「…星が綺麗ですね」

長門「あぁ、そうだな」

吹雪「あ、夏の大三角形みーっけ」

長門「アルタイルとベガとデネブだったか」

吹雪「はい」

長門「あの辺りがはくちょう座と言う訳だな」

吹雪「それで、こっちにこと座。こっちにわし座ですね」

長門「鎮守府からも星は見えるが、ここはより綺麗だな」

吹雪「周りが暗いから、良く見えますね」

長門「…こうして星を見ていると、嫌なことも忘れる」

吹雪「長門さんにも嫌なことはあるんですね」

長門「当たり前だ。日々ストレスとの戦いだからな」

吹雪「(ストレス…原因作ってごめんなさい)」

長門「ブッキー」

吹雪「はい」

長門「ここの鎮守府にはもう馴れたか?」

吹雪「あ、はい!」

長門「そうか…」

長門「(ブッキー、お前ならいつか必ず)」

長門「…よし、そろそろ寝よう」

吹雪「そうですね」

長門「布団、大丈夫か?」

吹雪「あ、はい」

長門「…そうか」

吹雪「えへへ…こうして一緒に寝ると、家族みたいでいいですね」

長門「!!??」

長門「か、かかかかか、家族ぅ!?」

吹雪「長門さん!?」

長門「いやぁ確かに養子にしたいとは言ったがあれはほんの冗談で本当の家族になろうなんて私じゃお前の親は務まらんからうんぬんかんぬん…」

吹雪「長門さーん…?」

長門「あぁもう!可愛いなぁブッキーは!!」ギュッ

吹雪「わわっ!」

吹雪「(フヒw長門さんの柔らかい)」

長門「ス-…ス-…」

吹雪「長門さん…」

吹雪「おやすみなさい」

チュンチュン…

吹雪「おあよーございますぅ…」ボケ-

金剛「Good morningデース!今日も1日張り切っていきまショー!!」

大井「朝からうるさい…」

北上「ふぁぁ」

瑞鶴「おはようブッキー。ねぇ、昨日どこで寝てたの?夜中目ぇ覚めたときいなかったんだけど」

吹雪「おはようございます。昨日は長門さんのテントで寝てました」

瑞鶴「なんで?」

吹雪「色々あったんですよ」

瑞鶴「ふーん」

加賀「」シャコシャコ

長門「」シャカシャカ

吹雪「歯を磨いて着替えたら、帰宅の準備しましょう!」

北上「これでいいのかな?」

金剛「イエース!」

大井「金剛さん、支柱入れてあった袋どこですか?」

金剛「あ、それなら向こうにありマース」

瑞鶴「ほら布団たたむからどいて」

加賀「ここは譲れません」

瑞鶴「どーきーなーさーいー!」コロコロコロ

加賀「あーれー」コロコロコロ

吹雪「ふふ…また1つ、みんなとの絆が深まったかな」

長門「ブッキー、それはこっちにたたんでくれ」

吹雪「はーい」

瑞鶴「あぁもう!またやり直しじゃない!」

加賀「それは自業自得よ」

ヲっさん「ヲッヲッ!(お嬢ちゃん達、もう帰るんか)」

北上「あ、昨日の」

ヲっさん「ヲッヲヲ?ヲッヲッヲ!(楽しかったか?また来年もおいでや〜)」

大井「はい!」

シャチョ-!マタコンナトコロニ!!

ヲッヲッ

北上「…社長だったんだね」

大井「えぇ」

ガタンゴトン

吹雪「美味しい!」

長門「ほんとか!昨日の朝並んで買ったかいがあった」

北上「ジャムつけて食べたら絶対美味しいよこれ」

大井「それなら、私の苺ジャムを!!」

瑞鶴「朝から変な話はやめなさい!」

金剛「紅茶にもあって素晴らしいデース」

加賀「…」ピッピッ

瑞鶴「どうしたの?」

加賀「いえ…こんな写真いつ撮ったのかしら」

瑞鶴「て言うか、写真撮ってたのね」

加賀「えぇ、勿論」

加賀「(7人全員が写っている写真…一体誰が)」

あふりかまいまい『あらあら♪』

ガタンゴトン

おしまい

思った以上に長くなってしまった…ごめんなさい

また書く機会があれば書きたいなーと思います。次の話のネタなるものを残してくれれば嬉しいかな

それでは、またいつか

吹雪「それでね!長門さんって実は…」

睦月「ええーっ!?」

吹雪「びっくりしたよぉ」

睦月「でもいいなぁ。隊の皆でキャンプができて」

吹雪「睦月ちゃんの隊はキャンプやらないの?」

睦月「うーん…そこまで仲良くないし、キャンプする時間もないしね」

吹雪「そっかぁ」

夕立「なになに〜?お話っぽい?」

吹雪「夕立ちゃん、演習お疲れ様」

間宮「いらっしゃい」

夕立「夕立も2人のと一緒で」

間宮「は〜い」

睦月「吹雪ちゃん、週末に第五遊撃部隊のみんなでキャンプ行ったんだって」

夕立「いいな〜、夕立も行きたかったっぽい」

吹雪「それじゃあ、今度は3人でどこかへ行こうよ!」

夕立「それいいわね!」

睦月「うん!いこういこう!」

間宮「はいお待たせ」コトン

夕立「わーい!」

長門「ふぅ」

陸奥「えらく気に入ったのね。その椅子」

長門「まぁな。提督のいる間は流石に使えないが」

陸奥「キャンプは楽しかった?」

長門「あぁ、久しぶりに童心に帰ることができた」

陸奥「そう…よかったわね」

ヒョコッ

あふりかまいまい『あらあら』

陸奥「んもぅむっちゃん!でてきちゃだめじゃないでちゅか〜」スリスリ

あふりかまいまい『あら〜』

長門「…」

大淀「溺愛していますね」

長門「あぁ、少し引くくらいにな」

陸奥「よしよし、お腹がすいたんでちゅか〜?」

あふりかまいまい『あら〜♪』

後日談おわり。何となく書きました

アフリカマイマイは触ってはいけません。しかし今回はあふりかまいまいなので触りましょう

最上君とホモセックスしたいれす

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年03月29日 (日) 21:13:50   ID: T6BgpqN0

乙です

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