刹那「俺は、昔からずっとガンダムになりたいと思っていた」

ロックオン「お、おう」

刹那「しかし気がついたんだ。魂を肉体に縛られる俺ではどうあがいてもガンダムにはなれない」

ロックオン(ガンダムになるって物理的な意味だったのか)

刹那「俺がガンダムになるなんて、金属生命体に取り込まれるとかそんかハチャメチャなことがなければありえない」

ロックオン「はは、確かにそりゃありえねえな」

刹ロク「HAHAHAHAHA！！」

刹那「で、俺は閃いたんだ」

ロックオン「続くのか……」

刹那「俺がガンダムになれないのなら、俺の子供をガンダムにしてやろうって」

刹那「エクシアとの間にできた子供ならば、俺の精神とエクシアの体を受け継いだガンダムになれるはずだ！」

ロックオン「お前は何を言っているんだ」

刹那「ちょっとエクシアにエクハラしてくる」ﾀﾞﾀﾞｯ

ロックオン「行っちまった……」



刹那「ロックオンロックオン大変だ！エクシアのGNドライブを弄っても微動だにしない！不感症かもしれない！」

ロックオン「おーライル、そっちはどうだ？俺？俺は元気でやってるよ、いや俺よりそっちの」

刹那「ロックオン！！」

ロックオン「あー、また後で電話するわ、じゃな」ﾋﾟｯ

ロックオン「刹那、折角久しぶりの家族との電話だったんだから邪魔するな」

刹那「そうか、それはすまなかった、しかしエクシアが！」

ロックオン「落ち着け刹那、困った時のおやっさんだ」

刹那「そうか！」

０ガンダム→初恋
エクシア→正妻
ダブルオー→娘
クアンタ→孫

刹那「イアン！」

イアン「ん？どうした刹那」

刹那「エクシアが不感症かもしれない！」

イアン「なんだと！？そりゃ大変だ！すぐに点検してみる！」

刹那「頼む！」



イアン「異常はなかったな」

刹那「そんな馬鹿な、あんなにGNドライブ弄ったのに」

イアン「案外お前が下手だったのかもしれんな」

刹那「やはり……俺はガンダムには……」

イアン「諦めるな！今はダメでも経験を重ねれば上手くなる！」

刹那「経験、か」



刹那「というわけだ、どうすればいいと思う」

ロックオン「どうしてこうなった」

ロックオン「しらねーよ、ひたすらGNドライブ撫で回してりゃいいだろ、そのままGN粒子になってしまえ」

刹那「それではエクシアは満足しない！」

ロックオン「まずお前の頭の中を満足させろ」

刹那「こうなったら仕方がない、誰かに練習付き合ってもらおう」

ロックオン「練習って、まさか愛撫のか」

刹那「あぁ」

ロックオン「やめとけ、捕まってトレミーから蹴り出されるぞ」

刹那「諦めるわけにはいかない！」ﾀﾞﾀﾞｯ

ロックオン「はぁー……」



刹那「というわけで付き合ってくれ」

ティエリア「なぜ僕に」

刹那「中性的だからな。たまにリヒティがお前の入浴を覗き見してるし」

ティエリア「馬鹿か、お前もリヒティも」

刹那「頼む」

ティエリア「ふざけるな、出て行け。」

刹那「そこをなんとか」

ティエリア「二度は言わない」

刹那「なら実力行使だ。GNクロロホルム！」ﾋｭﾊﾞｯ

ティエリア「なんっ！？ぐぅ……」

刹那「堕ちたな」



ロックオン「刹那の奴本当にとんでもないことしでかしてねーだろーな。今の所スメラギさんもクリスもフェルトも大丈夫みたいだが……ティエリアにも応援を頼むか」

ロックオン「ティエリア、俺だ、入るぞー」ｳｨｰﾝ

ティエリア「ハァッハァッ……やめ、やめろ刹那ぁ……」

刹那「よし、最初よりも明らかに感じるように」

ピシャッ

ロックオン「……」

ロックオン「寝よう」

ティエリア「僕は、俺は、私は……」ﾚｲﾌﾟ目

刹那「よし、どうやら俺のテクニックそのものは悪くないようだ、やはりエクシアが感じにくいのか……」

刹那「……まてよ？そもそもエクシアは感じたからといってそれを表現する方法がないんじゃないか？」

刹那「だとするとまずはエクシアが興奮などを表現できるように機能改善を行わなければならない、どうすればいい、ググるか」

刹那「……ん？サイコフレーム……！！」

リボンズ「はいもしもし、msパーツの販売会社『モビル王』です」

『サイコフレームの在庫はありますか？』

リボンズ「はい、ございます」

『胴体分くらいお願いします』

リボンズ「はい。お支払いはどうなされますか？」

『カードで一括でお願いします』

リボンズ「はい、ありがとうございました」ｶﾞﾁｬ

リボンズ「ふふ、これで今月もたっぷり課金できるね」



一週間後

ティエリア「あひぃ……あひぃ……」

刹那「ティエリア相手なら一瞬でイかせられるようになったな」

アレルヤ「おーい、刹那ここかい？お、いたいた」ｶﾞﾗｯ

刹那「どうしたアレルヤ」

アレルヤ「君宛に大きな荷物が届いたよ」

刹那「きたかっ！」ｶﾞﾀｯ

刹那「イアン！イアン！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

イアン「おお、刹那。こんなたくさんのサイコフレームどうしたんだ」

刹那「それをエクシアに使ってくれ！そうすればエクシアとの対話が実現する！」

イアン「マジか、任せとけ」



ロックオン「あー……このところどんどんティエリアがエロい表情するようになってきて館内の雰囲気が妙になってしんどい」

ハロ「ティエリアエロイ！ティエリアエロイ！」

ロックオン「やめてくれハロ。しかたねぇ、デュナメスの整備、たまには俺も手伝うか、気晴らしにはなる」ｼｭｲﾝ

刹那「エクシア！エクシア！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

エクシア「」ｶﾞﾀｶﾞﾀﾍﾟｶｰ

刹那「そんなに機体を赤く光らせて振動して！エクシアはいやらしいガンダムだな！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

シュイン

ロックオン「」

ハロ「ビョーキ！ビョーキ！」

数ヶ月後……

刹那「子供ができた」

子「おぎゃー、おぎゃー」

エクシア「」ｶﾞｼｬﾝｶﾞｼｬﾝ

ロックオン「」

アレルヤ「わぁ、かわいいね、サイズはMS基準だけど、色合いが刹那に似てるよ」

イアン「そんな仏頂面しててやることやってるんだな」

ハロ「イミワカンネ！イミワカンネ！」

スメラギ「エクシアがGN粒子をあげてるわ」

フェルト「なんだか優しい顔してる……」

ラッセ「表情わかるのか……？」

刹那「これもみんなのおかげだ、ありがとう」

ロックオン「どういうことだ、どういうことなんだ……」

アレルヤ「名前はもう決めたのかい？」

刹那「あぁ、俺とエクシアからとって……セクシアと名付けた」

セクシア「おぎゃあ、おぎゃあ」

刹那「セクシア、お前はガンダムになれ……ガンダムになって、戦争のない世界を作ってくれ」

刹那「俺のような存在を二度と作らないためにも……」

エクシア「」ﾁｭｲｰﾝ

おわり