クロウ「遊星!ボマーの肛門が封鎖されちまった!」 遊星「何!?」 (13)

クロウ「どうにかしてくれよ!」

ジャック「たかが肛門程度で」

遊星「いや大問題だぞ」

ブルーノ「何で?」

遊星「ボマーは俺達の次元の肛門の巫女だからだ」

ジャック「何だと!?」

ブルーノ「ふーん・・・肛門の巫女って?」

遊星「ああ!」

ブルーノ「二十三次元に1人は存在する肛門を司る者なんだ・・・」

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ジャック「肛門を通して繋がっているのか」

遊星「それが一つの次元に1人は居る」

クロウ「けどよ俺が知ってるのは1人・・・2人・・・」

遊星「それだけ謎が多いんだ」

ブルーノ「遊馬くんの次元にも?」

遊星「遊馬の報告ではドロワという熟女だそうだ」

クロウ「熟女!?」

ジャック「熟女でもなれるのか?」

遊星「肛門の巫女に年齢制限はない」

ブルーノ「なるほど」

遊星「しかしどうして封鎖なんて」

遊星「心当たりはあるか?」

クロウ「ねえな」

ジャック「何か封鎖される現象はあるのか?」

遊星「俺の知る限りではないな」

ブルーノ「不思議だね・・・」

遊星「十代さんの次元では早乙女レイという女の子だったな・・・龍可と年齢はそこまで変わらない」

ジャック「まだ子供ではないか!」

遊星「それに柚子に後はあの派手な頭の女の子・・・」

クロウ「あの武藤遊戯は?」

遊星「遊戯さんは僕は君達とは違う人種だからと言っていた」

ジャック「武藤遊戯は本当にデュエリストなのか?」

遊星「俺にもわからん・・・」

クロウ「そんな事よりボマーだろ!」

遊星「すまん」

ジャック「ボマーを救い出すぞ!」

ブルーノ「行こう遊星!」

遊星「ああ!」

ジャック「俺には何か嫌な予感がする」

クロウ「どうして?」

ジャック「わからん!」

遊星「きっと解決策はあるはずだ」

クロウ「いつだって何が起こるかわからねえじゃねえか!」

ジャック「・・・そうだな」

遊星「ボマー無事か!」

ボマー「遊星か」

ジャック「どうだ肛門の調子は」

ボマー「封鎖された以外は問題ない」

遊星「少し見せてくれないか」

ボマー「うむ」ペロン

遊星「・・・」

クロウ「何かわかったか?」

遊星「少し小さくなって見てくる」

ジャック「俺も行こう」

遊星「入るか」ピッ

ジャック「いつもと変わらん。ただの肛門ではないか」

遊星「ジャック!」

ジャック「あれは」

遊星「ゲートだ」

ジャック「ゲート?」

遊星「肛門ゲートと呼ばれている」

ジャック「一体どこと繋がっているんだ」

遊星「それは行ってみないとわからない」

ジャック「そうするか」

遊星「ここを潜ればボマーの肛門が封鎖された理由がわかるかもしれない」

ジャック「開くぞ!」

遊星「こ、ここは」

ジャック「デュエルモンスターの世界か?」

遊星「いや・・・あそことも違う」

ジャック「一度大きくなるぞ」

遊星「ああ」ピッ

「な、何だ」

遊星「俺達はデュエリストだ」

「デュエリストなら肛門から出ても仕方がない」

ジャック「ここはどこだ!」

「ここはデュエルターミナル次元・・・デュエルモンスターの世界とは少し違う」

遊星「デュエルターミナル次元?」

ジャック「するとこいつがデュエルターミナル次元の肛門の巫女か」

遊星「つまり侵略者と戦争を?」

「そうだ・・・ワームと呼ばれている」

ジャック「ワームだと?遊星!」

遊星「かつて俺達が退治したフェラチオモンスターと同じ名だ」

「あ、あれだ!」

ジャック「あの時の奴と似ている」

遊星「環境によって変化すると言っていたな・・・なるほどだからボマーの肛門か」

ジャック「どういう事だ?」

遊星「覚えているだろジャックも」

ジャック「そうか!奴らは一度ボマーの肛門から侵入し身体を乗っ取った!」

遊星「そして奴らの残党がこの次元へ降り立ち再び仲間を増やし変化したんだ」

ジャック「忌々しい奴らめ!」

遊星「俺達も手を貸そう」

「その必要はない!」

ジャック「何故だ!?」

「ワームが現れたおかげで争っていた四つの種族が一つに纏まった。俺はそれでいい」

ジャック「だがこのままでは俺達の」

遊星「やめるんだジャック!」

ジャック「遊星!」

遊星「彼がそう言ってるんだ彼の流儀に合わせよう」

「すまないな」

遊星「それと君の肛門と俺の仲間の肛門は現在繋がっている。排便はきっちりしてくれ」

「排便か・・・言われてみれば一週間近くしてないな」ブリッブピピピピッピ

遊星「これでよし!何か困った事があったら俺達を呼んでくれ!」

ジャック「いつでも行くからな!」

遊星「という訳で入らせてもらうぞ・・・」ズブズブズブ

ジャック「このままの大きさで大丈夫か?」

遊星「彼の糞詰まりがボマーと連動したんだ大丈夫さ」

ジャック「出口が見えて来たぞ!」

ズルルルル

ブルーノ「あ!出てきたよ!」

クロウ「元のサイズで出てきたって事は!」

ボマー「私の肛門は」

遊星「これで大丈夫だ!」

ボマー「ありがとう遊星!ジャック!」

ジャック「だが遊星よ」

遊星「いつ侵略者がボマーの肛門を通ってやってくるかわからないからな」

ボマー「私の肛門から?」

遊星「彼らを信じよう。絶対にワームを倒すと・・・」

数日後

ジャック「遊星!何か動きはあったか?」

遊星「いや今のところは」

クロウ「ワームって言ったか?心配すんなよやって来たら俺達が倒してみせるぜ!」

ブルーノ「いつだってそうだったじゃないか!」

遊星「・・・」

ジャック「帰って来てから様子がおかしいぞ!」

遊星「彼は争っていた四つの種族がワームの出現によって一つに纏まったと言っていた」

ジャック「ああ」

遊星「だがワームが消えればまた争いを起こすんじゃないか?」

クロウ「共通の敵がいなくなったんじゃな・・・」

遊星「しかしそれで四つの種族が固い絆で結ばれたらあの次元での無益な争いは終わるかもしれないな」





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