杏「瑞希と杏奈と」 (38)

シンデレラジオの外伝です
例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ


本編
杏「杏・輝子・小梅のシンデレラジオ 第100回」
杏「杏・輝子・小梅のシンデレラジオ 第100回」 - SSまとめ速報
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外伝
杏「だらだらガボゴボ落花生」
杏「だらだらガボゴボ落花生」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421242319/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422284402

小梅(ちょ、ちょっと…早めに着いちゃったかな…)

小梅(今日…楽しみだな…えへへ)

小梅(9月になったけど…まだ、凄く…暑い…溶けそう…)

小梅(他の人も…暑そうにしてる…)

小梅(みんな…溶けて、ゾンビになったら…面白いかな…)

輝子「フヒ…こ、小梅…」

小梅「あ…輝子さん…キノコのゾンビ…」

輝子「えっ」

小梅「あっ…な、何でもない…えへへ」

輝子「…?」

輝子「え、えと…他の人は…まだ…?」

小梅「う、うん…私だけ…」

輝子「そ、そうか…じゃあ、待とう…」

小梅「うん…」

輝子「きょ、今日も…暑いな…」

小梅「9月に…なったのにね…」

輝子「ジメジメしてたら…キノコに良いんだが…」

小梅「うん…今日は、あんまり湿気…ないかも…」

輝子「乾いた暑さは…よくない」

小梅「寝苦しくないのは…良いけど…ね…」

輝子「そうだな…それは…助かる」

小梅「今日…楽しみで…早く起きちゃった…」

輝子「私も…今日はちょっと用事があって…早く起きた…」

輝子「用事がなかったら…小梅と、一緒に来てたんだが…フヒ」

小梅「えへへ…ありがとう…」

小梅「お休みの日に…他の事務所の人と一緒にご飯なんて…全然ないから…」

輝子「確かに…きょ、今日は…どんな感じになるんだろうな…フヒ」

小梅「ちゃんと…お話できるといいね…」

輝子「ラ、ラジオで話せたから…大丈夫のはずだ…多分…」

小梅「うん、そうだよね…」

輝子「た、ただ…瑞希さんが…一人、知り合いを連れてくるって…言ってたな…」

小梅「あ…うん、誰なんだろう…」

輝子「直接会うまで…秘密って…」

小梅「や、やっぱり…瑞希さんの事務所の…?」

輝子「かもしれないな…」

小梅「ちゃんと…挨拶しないとね…」

輝子「そうだな…フヒ…」

小梅「きっと、杏さんもいるから…大丈夫…!」

輝子「こ、困った時は…杏さんに…」

小梅「えへへ…杏さん、頼りに…なるから…」

輝子「だな…フヒヒ」

―10分後―

杏「ういー」

小梅「あ…杏さん…!」

輝子「や、やぁ…」

杏「やほー…あづー……」

小梅「うん…暑いね…」

輝子「暑いな…」

杏「2人とももしかしてずっと待ってた?」

小梅「ううん…さ、さっき…来たところだよ…」

輝子「そ、そんなに…待ってない…」

杏「そかー。瑞希はまだ?」

小梅「うん…ま、まだ…」

杏「んじゃ、待ってようか。はー、暑い……」

小梅「早く…涼しくなるといいね…」

杏「ホントだよー…今日は蒸してないだけちょっとマシだけど…」

小梅「暑いけど…焼肉は…楽しみ…」

杏「だね。涼しいお店の中で食べるんだし、美味しい物食べられるなら話は別だよ」

輝子「杏さん…今日は…いつ起きたんだ…?」

杏「え、さっき」

輝子・小梅「えっ」

杏「いやー、起きたらすぐ出ないと間に合わなさそうな時間だったから」

杏「パパっと着替えてそのままここに直行だよ」

小梅「で、電話…した方が良かったのかな…」

杏「間に合ったから大丈夫大丈夫」

輝子「あ…ある意味凄いな…」

瑞希「あ…すみません、お待たせしました」

http://i.imgur.com/ohQgQOl.jpg

小梅「あっ…瑞希さん…!」

輝子「フヒ…ど、どうも…」

杏「やほー」

瑞希「はい、こんにちは。時間通り…と思いましたが、お待たせしてしまいましたか」

杏「いやー、杏は今来たとこー」

小梅「わ、私と輝子さんも…さっき…来た所…」

瑞希「そうでしたか、それを聞いて安心しました。………ほっ」

杏「えーと、それで、後ろに隠れてるのは…」

杏奈「………」

http://i.imgur.com/jM9Bxw9.jpg

杏奈(望月杏奈だ)

輝子・小梅(望月杏奈さんだ…)

瑞希「望月さん、ご挨拶を…」

杏奈「……望月…杏奈……よろしく、です……」

小梅「え…えっと、白坂小梅です…よろしくお願いします…」

輝子「ほ、星輝子…です…よろしく…」

杏「双葉杏だよー。よろしくねー」

杏奈「うん……」

杏「ステージで見た時、もっとテンション高かったような…」

杏奈「杏奈……いつもは、こうだから……」

杏「あー…なるほど、お仕事だとあのテンションになると…」

杏奈「うん……」

小梅「そ、そういえば…ラジオの時に…瑞希さんが、実は…って…」

瑞希「はい、そうです」

杏「そう言う事だったのかー。ある意味輝子っぽい?」

輝子「フヒッ…そ、そうか…?」

杏「輝子の場合はお仕事の時っていうか、スイッチが入ったらだけど。変わりっぷりがさ」

輝子「そ、そうかもしれない…のか…?」

杏「うんうん」

杏「…なるほど、瑞希が考えてたことがなんとなく分かった気がする」

瑞希「流石、双葉さんですね。……ぐっ」

杏「どやぁ」

杏「えーと、杏奈って呼んでも大丈夫?」

杏奈「うん…いいよ…」

杏「じゃ、そういうことで。ちなみに、いくつー?」

杏奈「14歳……」

杏「ふむ、14かー」

小梅「わ、私は…13歳…」

輝子「私は…15だ…」

杏「そして杏が17である」

杏奈(17……?)

杏奈「じゃあ…小梅ちゃんと…輝子さんと…杏さん…」

小梅「じゃ、じゃあ…杏奈さん…!」

輝子「フヒ…え、えと…とりあえず、杏奈さんで…」

杏「うむうむ」

瑞希「では、自己紹介も済んだ所で、目的地に向かいましょう。……れっつらごー」

杏「だね、とりあえず涼みたいし、続きは歩きながらで」

杏奈「ん……外、暑い……」

小梅「え…えっと…ここから…近いんだよね…?」

瑞希「はい。調べたところ、ここから10分もかからないようです」

杏「それはよかった。あんまり遠いと着く前に溶けてしまう」

小梅「ゾンビに…なる…?」

杏「ならないならない」

杏奈「ゾンビ…銃で、倒さないと…」

杏「やめてやめて」

輝子「フヒヒ…」

―10分後―

杏「ん、ここ?」

瑞希「はい。念の為に予約をしておいたので…少し待ってください」

杏「オッケー」

小梅「わ、私達だけで入っても…大丈夫なのかな…?」

杏「いや、別にダメって事はないと思うけど…」

輝子「わ、私達だけで…こういう所…来ないからな…フヒ」

杏「まぁ、確かに」

杏奈「あ……戻ってきた…」

瑞希「お待たせしました。席へ案内して下さる様なので、いきましょう。……ごー」

杏「おー」

小梅「よ、よかった…」

杏「起きてから何も食べてないからお腹空いた」

杏奈「杏奈も……」

瑞希「望月さん、私が電話するまで寝ていました。……お寝坊さんです」

杏奈「徹夜で…オンラインゲームしてたら…外、明るかった…」

杏「へー、杏奈、ネトゲしてるんだ」

杏奈「うん…面白いよ…」

杏「ネトゲは少しだけやってたなぁ。今は普通の携帯ゲームとか据え置きゲームばっかり」

杏奈「杏さんもゲームするんだ…!」

杏「うん、やるよー」

杏(ゲームの話になったらちょっとテンション上がった)

杏「ふぃー…歩き疲れた…」

杏奈「外…暑かったね…」

小梅「うん……」

輝子「中は…涼しくいな…」

杏「焼肉食べるのに、暑いと困る…」

輝子「フヒ…そうだな…」

瑞希「メニューはどうしましょうか」

杏「どれどれー」

小梅「これが…メニュー…」

杏「うわー、結構高…」

瑞希「番組で頂いたお食事券がなかったら、中々来れませんね。……ぶるじょあ」

杏「だねー。スタッフに感謝しておこう」

杏「とりあえず、食べ放題でいいと思うんだけど、どう?」

小梅「わ、私は…大丈夫…」

輝子「私も…いいぞ…」

杏奈「杏奈も…」

瑞希「では、食べ放題コースで、飲み物は各自好きなものを」

杏「決まりー」

小梅「じゃ、じゃあ…後は…飲み物…」

杏奈「杏奈…ジュースがいいな…」

杏「杏はコーラにしよっかなー」

杏「杏奈、とりあえず連絡先とか交換するー?」

杏奈「うん……する……」

小梅「わ、私も…いい…?」

杏奈「うん、しよ……」

杏「ほれ、輝子もー」

輝子「フヒ…わ、分かった…」

杏奈「杏さん…今、ゲーム持ってきてる…?」

杏「ん?いや、今は持ってないなぁ。携帯とお財布以外置いてきた」

杏奈「そっか…じゃあ今度、フレンドコードとか交換しよ…」

杏「お、いいよー。一緒にゲームやる?」

杏奈「うん…杏さん…ゲーム上手そう…」

杏「そう?まぁ、対戦でも協力でも何でも来いだよー」

杏奈「楽しみ…」

瑞希「早速、ゲーム仲間に。……よきかなよきかな」

輝子「紗南も入れたら…強そうだ…」

小梅「ゲーム…トリオ…?」

杏奈「紗南……?」

杏「ウチの事務所に、杏以上のゲーマーがいるんだよ」

杏奈「そうなんだ…」

『お待たせしましたー』

杏「うおー、来た」

小梅「す、凄い…」

杏奈「お肉…いっぱい…」

瑞希「これは美味しそうです。……お腹が鳴りそ」

輝子「フヒヒ…シイタケ…」

瑞希「では、順番に焼いていきますね。……じゅー」

小梅「わ、私も…手伝う…」

瑞希「ありがとうございます、白坂さん」

杏「うぁー、この匂い」

杏奈「お腹ぺこぺこ……」

輝子「シイタケは…任せろ…フヒ」

杏奈「シイタケ…好きなの…?」

輝子「す、好き……キノコは全部好き…」

杏奈「キノコ…好きなんだ…」

輝子「う、うん…フヒ」

杏奈「キノコが好きって…かわいい、ね」

輝子「フヒッ…!そ、そ、そう…なのか…?」

杏・小梅(照れてる)

杏「どう、焼けてるー?」

瑞希「はい、お肉の焼き加減は、この肉焼きの瑞希にお任せを」

杏「お肉焼くの得意なの?」

瑞希「いえ、言ってみただけです。…はい」

杏「えー」

小梅「ふふ…お、面白い…」

杏奈「これ……焦げちゃいそう……」

瑞希「あっ、あっ」

小梅「この辺のも…もう大丈夫だと思う…」

杏「じゃあ、食べるー?」

瑞希「乾杯とか、しちゃいますか」

杏「あー、する?」

輝子「だ、誰が…言うんだ…?」

杏「よし、じゃあここは瑞希に」

瑞希「えっ。…私ですか」

小梅「い…良いと…思う…」

杏「誘ってくれたのは瑞希だしねー」

杏奈「瑞希さん…やって…?」

瑞希「分かりました。この真壁瑞希、乾杯の音頭をとらせていただきます。……こほん」

瑞希「では、みなさん、グラスを」

杏「あれ、なんか本格的?」

瑞希「…………次は、どうしましょう」

杏「えーっ」

輝子「フヒヒ…」

瑞希「引き受けたものの、挨拶を何も考えていませんでした。……失敗」

杏「ま、まぁ、適当に何か一言…?」

瑞希「適当に、ですか。………ふむ」

瑞希「こほん、それでは改めまして」

杏奈「ん……」

瑞希「では、私達の出会いを祝しまして、乾杯、です」

小梅「か、乾杯…!」

輝子「乾杯…フヒ」

杏奈「乾杯…」

杏「卍解~」

杏奈「卍解…?」

杏「さー、食べるぞー」

小梅「お肉…焼けてるよ…」

瑞希「ちょっぴり、焦げてしまいましたが、次は失敗しません。……ふんす」

杏「んじゃ、いただきまーす。あむ……んーっ、うま!」

杏奈「美味しい、ね……」

輝子「フヒ…あつ…おいひ……」

小梅「す、凄い…お肉…柔らかい…」

瑞希「はふ。はふ。………おいしい」

杏「人間火力発電所になってしまう」

小梅「う、うおォン…」

瑞希「人間火力発電所、ですか」

杏奈「熱そう……」

杏「孤独のグルメっていう漫画のネタだよ」

瑞希「孤独のグルメ…1人で様々な料理を食べるグルメ漫画、ということでしょうか」

杏「そうそう」

小梅「ドラマも…あるんだよ…」

輝子「しかも放送時間が夜中という」

杏奈「杏奈、知ってるよ…飯テロって言うの…」

瑞希「確かに、夜中に食べ物の映像は辛いものがありますね。……ぺこぺこ」

杏「でも、面白いし美味しそうだから見ちゃうんだよね」

瑞希「視聴するのにかなりの覚悟が必要ですね」

輝子「お、お腹空くし…夜中は眠いから…録画して見る…」

瑞希「それも一つの手ですね」

小梅「今日…みんなで、一緒にご飯を食べに来れて…よかったね…」

瑞希「そうですね。なんとか全員の都合が合う日が出来てよかったです」

杏「平日は学校もあるしまず無理だもんね」

杏「土日でも、誰かがレッスンだったりお仕事だったり」

瑞希「はい。…でも、忙しいのは嬉しい事です」

杏奈「アイドルだもんね…。杏奈たちのこと、待ってくれてる人がいる…」

杏「杏は忙しいのはやだなぁ。だらだらしたい…」

杏奈「杏さん…お仕事、嫌い…?」

杏「うっ…そういうわけではないけど…」

杏奈「じゃあ…お仕事、楽しい…?」

杏「…ま、まぁ、それなりに」

杏奈「よかった…」

杏「む、むぅ」

小梅「ふふ…」

瑞希「ふふふ」

輝子「フヒヒ…」

杏「な、なんだよぅ」

瑞希「いえ、なんでもありません」

瑞希「さぁ、お肉が焼けていますよ。どんどん食べましょう」

杏「何か釈然としないけど…まぁ、いいや」

―――――

杏「あー、タン塩うまー…」

瑞希「レモン汁でいただくと、さっぱりしていいですね」

杏「うんうん」

小梅「杏奈さん…この辺のお肉…もう、大丈夫…」

杏奈「ん……ありがと……」

輝子「フヒヒヒヒ…シイタケ…!」

杏奈「輝子さん…?」

輝子「フヒッ…な、なんでもない…ちょっと、スイッチが入りそうになった…」

杏奈「ちょっと、見てみたかった…かも…」

輝子「フヒ…お、お店の人に怒られたら…よくないからな…」

杏奈「そんなに凄いんだ…。杏奈も…スイッチオンの時は負けないよ…えへ」

杏「凄い対決になりそうだ…」

瑞希「是非見てみたいですね」

小梅「うん…面白そう…」

杏「あ、ちょっと、豚トロが燃えてる」

杏奈「焼きすぎた…」

瑞希「豚トロは焼き加減が難しいですね。…むむむ」

杏奈「小梅ちゃん…これ…大丈夫だよ…」

小梅「あ…ありがとう…えへへ」

―――――

瑞希「皆さん、そろそろ飲み物が減ってきましたね」

杏「あ、ホントだ。みんな何か頼むー?」

杏奈「杏奈、コーラにする…」

杏「んじゃ、杏もコーラっと」

瑞希「私はウーロン茶をもう一度」

小梅「私も…ウーロン茶…」

輝子「わ、私も、同じでいい…」

瑞希「分かりました。…他に、何か注文しますか」

杏「んー、どれどれ。メニューメニューっと…杏奈、何か食べたいのある?」

杏奈「ん………」

瑞希「白坂さんと星さんは、どうですか?……何でも、どーんと」

小梅「輝子さん…キノコ、食べるなら…また、野菜注文する…?」

輝子「フヒ…い、いいのか」

小梅「うん…」

輝子「じゃ、じゃあ…それで、頼む…フヒ」

瑞希「野菜ですね。…私は、キムチ、いってみましょう。ピリリと」

杏奈「杏奈…ポテトサラダがいいな…」

杏「お、いいね。じゃあそれで」

瑞希「では、注文しましょう」

―――――

小梅「そ、そしたら…ヘレンさんが、リムジンから出てきて…」

輝子「アレは…ビックリしすぎて…何も、言えなかった…」

瑞希「なるほど、そういう事情があったのですか。…納得」

杏「あんな目立ちまくることしてたら、そりゃ記事にもなるよね」

杏奈「お金持ちなのかと思った……」

杏「少なくとも杏達は全然そんな事ないよ、ホント」

輝子「ヘレンさんが…どうやってリムジンを用意したのかは…分からないけどな…」

小梅「謎が…多い…」

瑞希「トークバトルショー…でしたか」

瑞希「あの番組で、トークをしている方より目立っていたのはよく覚えています」

杏奈「ゲームの衣装みたいだった……」

杏「あの時の応援側のメンバーはホントカオスだった」

小梅「ヘレンさんと…時子さんと…彩華さんと…優さん…」

杏奈「ムチを持ってた…女王様…」

杏「それが時子様だね」

瑞希「私達も、応援をする時はあれぐらい弾けてないといけないのかもしれません」

杏奈「杏奈も…頑張る…」

杏「が、頑張るのはいいけど、自分を見失わないようにね」

杏「無理にあの人達をマネなくても大丈夫だから…ホント」

―――――

杏「う、うおぉ…もうお腹いっぱい…」

小梅「もう…入らない…」

輝子「フヒ…た、食べ過ぎた…」

杏奈「杏奈も…もう、お腹いっぱい…」

瑞希「ごちそうさまでした。………けぷ」

杏「と、とりあえず、しばらく休憩」

杏奈「動けない……」

小梅「えへへ…いっぱいおしゃべりして…いっぱい食べたね…」

輝子「そ、そうだな…」

杏「うあー……」

輝子「フヒ……」

小梅「ふぅ……」

瑞希「はふ……」

杏奈「ん……」

杏「…あ、これ寝る」

瑞希「食べてすぐ寝ては、牛になってしまいます。…モーモー」

杏奈「あふ……」

杏「んー…じゃあ、寝ない程度に休憩したら、出ようか…」

瑞希「はい、そうしましょう。……のんびり」

「「「あー………」」」

―――――

杏奈「お腹…いっぱい…」

杏「うん、ホントお腹いっぱい…」

小梅「でも…凄く美味しかった…」

瑞希「そうですね。今、とても満足です。…しあわせ」

輝子「フヒ…も、もう、何も食べられない…」

瑞希「とりあえず、ゆっくりと歩きながら戻りましょうか。……牛歩です」

輝子「そ、それがいい…」

杏「ふぅ、外はやっぱり暑い…」

小梅「お昼よりは…マシだけど…でも、まだ暑いね…」

瑞希「もう少しすれば日も沈んで涼しくなると思います。…それまで、我慢」

杏「9月になっても普通に暑いから困るよねー」

杏奈「暑いの…苦手…」

杏「エアコン効いた部屋でだらだらするに限るよねぇ」

杏奈「エアコン効いた部屋で…ゲームしたい…」

小梅「エアコンないと…溶けちゃうね…」

輝子「涼しいけど…キノコにエアコンは…ヤバい…」

瑞希「乾燥はキノコにとって大敵ですね。……カサカサ」

―20分後―

小梅「つ、着いた…」

杏「何か行きより倍以上時間かかったね」

杏奈「凄く…ゆっくり歩いたから…」

瑞希「そうですね。なんとかお腹も少し落ち着いてきました」

杏「さて、今日はもうこれで解散…かな?」

瑞希「そうですね、名残惜しいですが。…時間、です」

小梅「今日は…凄く楽しかったです…」

瑞希「はい、私もです。…また、是非ご一緒に」

杏奈「また、一緒に遊ぼうね…」

輝子「フヒ…そ、そうだな…」

瑞希「お仕事でも、またご一緒したいです」

小梅「うん…みんなで、一緒に…」

杏奈「杏さん…お家に着いたら…フレンドコード交換しようね…」

杏「オッケー」

瑞希「それでは、私達はこちらですので」

杏「ん、それじゃまたね~」

輝子「フヒ…ま、また…」

杏奈「ばいばい…」

小梅「また…ね…!」

瑞希「また、お会いしましょう。……それでは」

杏「んじゃ、杏達も帰るかー」

小梅「うん…」

輝子「そ、そうだな…」

小梅「今日…楽しかったね…」

杏「だねぇ」

輝子「ふ、2人と…ちゃんと話せた…よかった…フヒ」

杏「杏奈もなかなか面白い子だったねぇ」

小梅「うん、LIVEで見た時と…全然違ったから、ビックリしちゃった…」

輝子「ふ、普段も…LIVEの時のテンションだったら…凄い…」

杏「確かに…と思ったけど、ウチにも常時テンションMAXなのが何人かいるからなぁ」

杏「ふぃー、にしても、本当に食べ過ぎた…今日はもう何も食べなくていいかも…」

小梅「う、うん…お腹いっぱい…」

輝子「食べ過ぎた…フヒ」

杏「ふわぁぁぁ…とりあえず帰ったら寝ようっと…」

小梅「私は…ホラー映画、見る…」

輝子「私は…キノコ達のお世話…フヒヒ」

―次の日―

杏「ね、眠…死ぬ……」

小梅「あ、杏さん…どうしたの…?」

輝子「いつも以上に…眠そうだ…」

杏「昨日、帰ってから杏奈とフレンドコード交換したら、そのままゲームに誘われて…」

小梅「ずっと…してたの…?」

杏「夜中まで付き合わされた…げふっ」

輝子「お…お疲れ様…だな…」

杏「今日、レッスンなしってことでいいかな…」

小梅「ダ、ダメだと…思う…」

杏「ぐあー…」

輝子「こ、これは…ダメかもしれないな…フヒヒ」


おしり

今日が真壁くんの誕生日だという事に25日の夜に気がついて急いで書きました
真壁くんお誕生日おめでとう


見てくれた人ありがとう

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