エミリー「そばです!」静香「うどんです!」貴音「らぁめんかと」【ミリマスSS】 (71)

エミリー「年越しには年越しそばと相場が決まっています」

静香「どうしてそばがよくてうどんじゃいけないの?」

貴音「はて、らぁめんでもよいと思いますが」

エミリー「そばです!」

静香「うどん!」

貴音「らぁめんです!」

P「……あいつらは年越すってのに元気だなぁ」

このみ「そうねぇ」

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エミリー「そもそも、年越しにそばを食べるのはきちんとした由来があるんです」

貴音「ほう」

エミリー「そばは切れやすい、そこで、一年の厄を断ち切るという意味でそばを食べるようになったという説があるんです」

静香「でもそれって、たとえば縁も切れちゃうかもしれないじゃない」

エミリー「むむむ……そ、それに、細長いから長寿を祈ってという理由や」

貴音「はて、私の知る限りそばよりらぁめんのほうが余程細長い気が致しますが」

エミリー「……え、えっと、ソバの実が強く育つから、それにあやかってなど」

静香「小麦の方がソバより強いと思う」

貴音「わたくしもそう思います」

エミリー「…………仕掛け人さまぁっ!」グスン

P「おうおう泣くな泣くな……お前らもエミリーをいじめるなよ」

貴音「はて、わたくしは彼女と会話をしていただけですが」

静香「そうです、三人で麺類について話をしていただけです」

P「お前らなぁ……」

P「ったく、折角小鳥さんに頼んでうどんもラーメンも買ってきてもらったのに……もういい、お前ら全員年越しそばだ」

貴音「なんと」

静香「そんな……」

P「……そんなショック受けるとは思わんかった」

P「冗談だよ、ほらそばでもうどんでもラーメンでもパスタでも何でもいいから食え食え」

美奈子「はい、麺類全部完成しました♪好きな種類を好きな量だけ取ってくださいね!」

貴音「全て食べてしまってもよいのでしょうか」

P「自重はしろ」

静香「行ってきます」

P「目の色を変えるってこういうことを言うのか、勉強になるなぁ」

エミリー「行ってまいります!」

P「おう、立ち直りの早い子だ」

前のスレはもう捨てたの?

P「さて、このみさんは家に戻るんでしたよね」

このみ「そ、家に酔った莉緒ちゃんを置いてきてるから」

P「飲みすぎないでくださいよ?」

このみ「だいじょーぶだいじょーぶ、このみお姉さんがそんなヘマするわけないでしょ?」

P「わざわざフラグ立てていくのはなんなんですか」

>>5
たぶん別の人だと思う

P「これで、大晦日家で過ごすメンバーは皆帰ったな……後は年越しまでのんびり……」

未来「一番、春日未来、紅白にのせて歌います!」

可奈「わ、私も歌います!」

志保「可奈なら勝てるわ!」

静香「未来、私との特訓の成果、見せてあげて」

星梨花「未来さん、ファイトですっ!」

P「できそうもなさそう」

>>7
マジで? ごめん

P「歌うのはいいが、事務所でまで歌合戦を始めないでくれるか?」

志保「でも」

静香「だって」

P「でももだってもないの、ほら対決するより応援する」

可奈「追いかけて♪」

未来「逃げるふりをして♪」

可奈「そっと潜る♪」

「「わたしマーメイッ♪」」

志保「可奈……」

静香「未来……」

P「これでいいのか?うん、きっとこれでいいんだ」

星梨花「えへへっ、みなさん楽しそうです♪」

P「星梨花は帰らなくていいのか?」

星梨花「はいっ、お友だちと一緒にいたいって頼んだら、パパも許してくれました!」

P「そっか、それならいいんだ」

星梨花「でも、すっごく残念そうな顔をしてました……」

P「うん、それは仕方ないな……家に帰ったら思いで話をしてあけまなさい、そしたら元気になるから」

星梨花「そうなんですか?分かりましたっ♪」

P「よーしいい子だいい子だ」ワシャワシャ

星梨花「えへへっ」

P「これで、一つの平和と一人の笑顔が守られた……」

響「プロデューサー、何言ってるんだ?」

P「いや、こっちの話さ」

昴「ふーん」

P「おう、昴もいたのか」

ジュリア「もう一人いるけど」

P「お、久しぶり、ジュリア」

ジュリア「つい数十分も前に会ったような気がしたんだけど、気のせいか」

P「時間の流れ行くスピードは、自分の思ったより早いものなんだよ」

昴「なんだその百合子が喜びそうなフレーズ」

泣いてるエミリーの背中なでなでしたい

P「で、お前ら三人は……そば派か」

昴「そば派っていうか、年越しそばは年越しそばだろ?」

P「少数派がいるの、うどんとラーメンが」

響「貴音のこと?」

P「その通り」

ジュリア「そもそも、別に大晦日だからそばを食べなきゃいけないって決まってるわけでも無いんだし」

P「さすがロック」

昴「ロック!」

ジュリア「……はぁ?」

?「いちごパスタはどうでしょう」

>>15
ほら帰るぞ橘

P「そういやお前らのそば、チャーシュー載せてあるんだな」

響「へへーん、プロデューサー、これはただのそばじゃないんだぞ!」

P「そうなのか?」

響「これは、『ソーキそば』っていうれっきとした沖縄料理なんだ!」

昴「これすっげえ旨いぜ!」

ジュリア「まあ、普通にウマいな」

P「へぇ、俺の分は?」

響「美奈子に言ったらまだ作ってくれると思うぞ?」

P「そうか、ならよし」

P「……あれ」

ジュリア「どうしたんだよ」

P「沖縄料理なのに、響じゃなくて美奈子が作るのか」

響「というか、自分が作ろうとしてキッチンに行ったらもう既に美奈子が作ってる最中だったんだ」

P「わぁ美奈子怖い」

昴「あ、プロデューサーが行くならオレもついでにおかわり取ってくる」

ジュリア「おう、行ってきな」

響「あ、ミカン取ってきて欲しいぞ」

P「それくらい自分でとってこい」

うどん県たる香川では、年越しはすき焼きなのですよ
しめはうどんですが

うちだと年越しはうどんそばを食う習慣になってる

トテトテ

P「なあなあ昴」

昴「どうした?」

P「初詣行くよな」

昴「行くけど……なんで?」

P「着物着ようぜ」

昴「……は?」

P「着物、振り袖、和服」

昴「……着物?オレが?」

P「昴が、着物」

昴「やだ」

P「なんでだよ」

昴「動きづらいし……その…………恥ずかしい、じゃん」

P「可愛い(可愛い)」

昴「ば、バカっ、かっ可愛いって」

P「よーし決定、昴は初詣着物な」

昴「えっちょっ……あっ、そもそもオレ、そういうの持ってないから、残念だったな」

P「それがどうした!百合子、恵美!」

百合子「ひゃいっ!」

恵美「どったの?」

P「昴を衣装庫に連れていって似合う着物を見繕ってあげなさい」

昴「えっ」

恵美「ほうほうほう、腕が鳴るね♪」

百合子「昴さんの……不祥七尾百合子、頑張らせていただきます!」

P「それならば行くがよい!鍵はこれだ!」チャリン

恵美「らじゃー♪」

百合子「はっ!」

昴「えっ、オレの意思は、ってあああぁぁぁ……」

P「楽しみだなぁ」

P「なかなか美奈子に辿り着けない」

美奈子「それなら私から来ます!」

P「お、美奈子」

美奈子「さあ、和食洋食中華なんでもありますから、たっくさーん食べてくださいね♪」

P「……お、おう」

美奈子「麺類も、普通のおそばに始まりソーキそば関西風うどん関東風うどん塩ラーメン味噌ラーメン醤油ラーメン札幌ラーメン喜多方ラーメンカルボナーラミートソースペペロンチーノほうとうきしめんビーフンフォーミーゴレンサイミンパッタイクスクスフィデウワユベチコシャリインディアッパまでいっぱい作りましたから!えへへ、ぜーんぶ食べてもいいんですよ?あ、他に食べたい料理があったら言ってくださいね、なんでも作ります!」

P「全部は遠慮しとくしこれと言って頼みたい料理もないかな」

美奈子「そうですか……」

P「あ、でも食べないわけじゃないし、美奈子の料理は美味しいから期待してる」

美奈子「そうですか!」

P「ところで美奈子」

美奈子「はい、なんでしょう」

P「最後の方の呪文は何だ」

美奈子「あれは世界中の麺料理です」

P「なんで作れんの?」

美奈子「プロデューサーさんに喜んでもらいたくて♪」

P「……そうか、頑張ったな」

美奈子「はいっ!」

クスクスから先は単語の切り分けもできなかったw

深淵より訪れし混沌の使者を所望する

>>27
らんらんも帰るぞ

>>22
七尾百合子(15) Vi
http://i.imgur.com/JkNyTMz.jpg
http://i.imgur.com/hjUY815.jpg

所恵美(16) Vi
http://i.imgur.com/D2EoHit.jpg
http://i.imgur.com/oRnmYOi.jpg

そばかうどんからぁめんかなんて揉めてないで全部食えばいいんでない?

>>30
そんなことを言うと……ああ、大豚ダブルヤサイマシマシのようなそばとうどんとラーメンが!厨房に!厨房に!

>>30
蕎麦とうどんはともかく、ラーメンが求めるスープが他2つとかなり違うからキツイ

P「……折角の年末なんだし、料理を作ってないで休んでもいいんだぞ?」

美奈子「いえっ、料理をつくって、それを皆に美味しそうに食べてもらうのが一番楽しいんです!」

P「いや、ならいいんだ」

美奈子「そうですか、なら私は明日用のおせち作りしてきますね」

P「食べきれるだけのほどほどの量にしろよ」

美奈子「はいっ、いっぱい作りますね!」

P「ダメだ会話が成立してない」

美奈子「あ、そうだ、プロデューサーさん」

P「ん、どした」

美奈子「あっちの方に、おねむの子たちがいるみたいなので、行ってあげてくださいね♪」

P「おう」

  ~~  

P「……料理さえなきゃいい子なんだけどなぁ」

P「まあいいか、おねむの子たちを探しにいこう」

  ~~  

ひなた「すぅ……」

美也「ふみゅぅ……」

P「……この聖域には誰も入れてはいけない」

亜利沙「」ススッ

P「そう、例えアイドル仲間である亜利沙にもこのサンクチュアリを邪魔することは許されない」

亜利沙「バレてました!?」

松田ァ!

亜利沙「ちっちちちがうんです!ありさはただこの二人の寝顔をほんの数百枚カメラに収めてそのついでに二人の傍で幸せに眠りにつこうと」

P「フォト、イェス。タッチ、エヌジー。オーケイ?」

亜利沙「お、オーケイ……」

P「ということで、いい写真が撮れたらくれ」

亜利沙「えっ、ありさはつまみ出されてしまうんじゃないんですか」

P「フラッシュとシャッター音で眠りを妨げない限り写真撮影は許してやろう」

亜利沙「プロデューサーさん……ありさ、恩に着ます!」

P「だから写真をくれ」

亜利沙「はいっ!」

P「しかし、美也の膝枕か……いいなぁひなた、場所を代わって欲しい」

亜利沙「柔らかそうですばらしいです……」

P「頼んだらやってくれないかな」

亜利沙「もしそんなことが出来たなら、ありさ死んじゃうかもしれないです」

P「ははは、まあ無理だろ」

亜利沙「ですよね」

P「しかし、こんなこと亜利沙以外のアイドルに聞かれでもしたら、俺に変態の称号が」

千鶴「聞こえてますわよ」

P「……オウ」

千鶴「まったく……どうしようもない変態だったんですのね」

P「返す言葉もございません」

千鶴「そもそも、貴方という人は……」

P「しかし待ってくれ」

千鶴「……なんですの?」

P「見てくれ、あのひなたの幸せそうな寝顔」

千鶴「……幸せそうですわね」

P「あれを見ているとどんな問題も些細なものに思えてくるだろ?」

千鶴「……そうです……わ、ね?」

P「ということでさらばだ」

千鶴「えっ、ちょっ、待ちなさい!」

P「なあ千鶴」

千鶴「次はなんですの」

P「真のセレブは、常に心に余裕があるんだ」

千鶴「……え?」

P「どんなにプロデューサーが変態であっても、むしろそれを受け入れるだけの心の広さと言うものをセレブは持っているはずなんだが……」

千鶴「……そ、そそそうですわね、わたくしはどんな変態プロデューサーも受け入れましてよ?」

P「ならばよし、俺は許されたな」

千鶴「えっ、え、あっ」

P「で、許されたついでに千鶴は何しに来たんだ?亜利沙みたいに写真を撮りに?」

千鶴「そんなわけありませんわ……二人に毛布をかけようと思ったんですの」

P「おー、千鶴さんマジセレブ」

千鶴「なんですのそれは……でも、美也にどのように毛布をかけるか悩みますわね」

P「普通に膝にかけたらひなたが息できないからな」

千鶴「どうすれば……」

P「よし、ここは千鶴に任せた」

千鶴「えっ」

P「二人が風邪を引かないようにきちんと毛布を掛けてくれ、くれぐれも二人を起こさないようにな」

千鶴「……はぁ、分かりましたわ」

P「ついでに亜利沙も監視しといて」

亜利沙「むふふぅ、この角度から……」

千鶴「……面倒事を押し付けるつもりですの?」

P「イヤイヤソンナコトハナイ」

千鶴「どうして棒読みなんですの」

  ~~  

P「千鶴だから大丈夫、俺は信じてる」

P「さて、他に会ってないメンバーは誰だっけ……」

奈緒「ぷっ……ぶふっ、アカン!笑ってもうた!」

亜美「ででーんっ、なおやん、アウトーっ!」

杏奈「……じゃあ…………お仕置き……」

真美「ほらほら、しっぺの時間っしょ♪」

奈緒「くっ、しかもテレビの中は誰も笑ってへん……」

亜美「せーのっ、えいっ」ペシッ

真美「せやっ」ペシッ

杏奈「……えい」ペチッ

奈緒「あたっ!」

亜美「ぷーっ、なおやん変な顔ーっ」

真美「ぷぷっ、ケッサクケッサク!」

杏奈「……あ、二人……笑った」

「「あっ」」

奈緒「よしっ!」

亜美「見逃して!」

真美「ほ、ほら、今のはあの、その」

杏奈「……」フルフル

奈緒「ふふふ、落とし前つけてもらわんと」

亜美「なおやん!目がマジだよ~!」

真美「どーどー、どーどー!」

P「……あそこには近寄らないでおこう」

P「あいつらはテレビ見ながら何やってんだか……」

小鳥「テレビが二台あってよかったですね」

P「あ、小鳥さん……大晦日に見る番組と言えば二つに分かれますからね」

小鳥「よく、家族内でケンカになったりするって聞きますよね……ところで、プロデューサーさんはどっち派ですか?」

P「あー、元々は笑いを求めてたんですけど、この業界に入ってからは歌番組でしょうか」

小鳥「大事ですもんねぇ」

P「流行とか色々探るのもプロデューサーの仕事ですから」

P「そういえば、小鳥さんは成人組の飲み会、行かないんですね」

小鳥「あはは、誘われたんですけど、劇場に仕事する人がプロデューサーさんしかいないのもどうかと思って、断っちゃいました」

P「そんな、別にそこまで気を遣ってもらわなくても」

小鳥「いえ、いいんです、お酒が飲めないのは残念ですけど、ここならアイドルの子たちがいっぱいいますし」

P「そうですねぇ、むしろいつもより騒がしいくらいです」

P「ところで、成人組の飲み会って誰が参加してるんですか?」

小鳥「えっと……あずささんと莉緒ちゃんこのみさん風花ちゃん麗花ちゃんの五人です」

P「あー、さっきこのみさんは見ました」

小鳥「そうなんですか?」

P「家に酔った莉緒さんがいるって」

小鳥「あら、それじゃあもう二次会なのかしら」

P「何も起きなきゃいいですけど……」

小鳥「そうですねぇ」

P「環は家族がこっちまで来てるんでしたっけ」

小鳥「そうですね、環ちゃん、すっごくはしゃいでました」

P「見たかったです」

小鳥「あはは、お仕事でしたからね……」

P「そういえば小鳥さん、今年はありがとうございました」

小鳥「いきなりどうしたんですか?」

P「いえ、今年も終わりますし」

小鳥「そうですねぇ、プロデューサーさんこそ、一年お疲れさまでした」

P「大きなライブもありましたし、プラチナスターライブも……もう三回終わって四回目が近づいてきましたね」

小鳥「ふふっ、大変な一年でしたね」

P「いやはや、何回倒れると思ったことか」

小鳥「それは……倒れる前にちゃんと病院に行ってくださいね?」

P「俺が倒れたら誰がプロデュースするんですか」

小鳥「私も社長もいるじゃないですか」

P「あはは、それに、ドリンクを飲めば元気満タンですよ」

小鳥「そ、そうですか……」

P「小鳥さんも大変だったでしょう?」

小鳥「確かに、お仕事の量が段違いに増えちゃいましたからね……でも、お仕事が増えるのは喜ばしいことですし、私が頑張らなきゃって」

P「ちゃんと辛いときには無理せず休んでください、同僚の俺に頼っていいですから」

小鳥「むっ、ブロデューサーさんには言われたくないですね、プロデューサーこそ休まないと」

P「ごもっともです……」

小鳥「まあ、私はまだまだ大丈夫ですから、プロデューサーさんこそ、もっと私に頼ってもいいんですよ?」

P「ははは、考えておきます」

P「……さて、そろそろ俺はアイドルの皆を見に行きますね」

小鳥「あ、私も行きます」

P「それなら一緒に行きましょうか」

小鳥「はい」

  ~~  

可奈「ぜはー……まだまだいける~♪やれる可奈~♪」

未来「ふぅ……もう一曲、いきますっ!」

P「休め」

貴音「……ふむ、年越しそばというのも乙なものですね」

P「あれ、エミリーは?」

貴音「はて……そういえば、眠そうにしてどこかに行ってしまいました」

P「そうか」

  ~~  

エミリー「えへへぇ……」

ひなた「すぅ……」

美也「ふにゃぁ……」

小鳥「可愛い寝顔ですねぇ」

千鶴「三人揃って仮眠室にでもつれていった方が良いのではなくて?」

P「……いや、起こすのもなんだし、もうちょっとこのままで置いておこう」

亜利沙「むふっ……美也ちゃんとひなたちゃんとエミリーちゃんの揃って寝ている空間……これはもはや凶器にも値します……」

P「本当にな」

四国でうどんといえばあのアニメ

おへんろかな

  ~~  

亜美「番組なんぞ!」

真美「もうどうでもいいっしょ!」

奈緒「あっはははっ、やめ、やーめーってっ!」

亜美「そーれっ、こちょこちゃこちょーっ」

真美「こしょこしょこしょーっ」

杏奈「……つんつん」

P「何やってんだあいつら」

  ~~  

志保「……まあ、よく頑張ったと思うけど」

可奈「わーいっ、志保ちゃんにほめられたーっ♪」

志保「ちょっ、可奈!?」

P「……この二人はこれでいいや」

  ~~  

静香「疲れたでしょ?これ、食べて」

未来「静香ちゃん、これおうどん」

静香「年越しと言えばうどんでしょ?」

星梨花「年越しうどんじゃないんですか?」

静香「今年から年越しうどんに変わったの」

星梨花「そうだったんですか!」

P「嘘を教えるな」

P「そういや、ずっと気になってたんだけどさ、今日は翼はいないんだな」

静香「それなんですけど……翼、家族の了解がもらえなかったみたいで」

P「そうなのか?」

静香「『折角の年越しなのに翼がいないなんて許さない!』って、翼のお兄さんとお父さんが猛反発したらしくて」

P「……まあ、わからんでもないな」

静香「初詣は私たちと一緒に行く、ということでなんとか決まったみたいです」

P「そうか……家族の言い分も分かるが翼も大変だな」

  ~~  

美奈子「まだ今年ですかっ?」

P「おう美奈子、料理お疲れさん、まだ今年だ」

美奈子「良かった……あれ、よく考えたら、来年になってもやっぱり今年は今年ですね」

P「よく分からんな」

美奈子「そうですね、こんがらがってきちゃったので、食べて忘れちゃいましょう♪」

P「ちょっと待て」

響「あ、美奈子、ソーキ美味しかったぞ!自分の作ったのと同じくらい!美奈子ならいつでも沖縄料理のプロになれるな」

美奈子「響ちゃんに喜んでもらえてよかった♪」

ジュリア「……それって、自分のことをプロ並みって言ってないか?」

響「そうだぞ?だって自分完璧だからな!」

P「響はカンペキですごいなぁ」ナデナデ

響「でしょ!」

ジュリア「……甘やかしすぎじゃないか?」

P「なんだ、嫉妬か?ジュリアも撫でて欲しいのか」

ジュリア「そんなわけないだろ」

  ~~  

昴「うぅ……」

恵美「どう?プロデューサー、アタシのファッションセンスは」

P「…………最高だ、素晴らしいものをありがとう」

恵美「にゃははー、いいってもんよ♪」

昴「くっ……な、なあ、もう着替えていいだろ?」

百合子「何を言ってるんですか昴さん!初詣に行ってこそこれを着た意義があるんですよ!」

昴「そっ、それは分かるけどさぁ」

百合子「大丈夫です、和服で来てる人ならいっぱいいますから」

昴「それなら……まぁ」

  ~~  

P「……さて、これで全員揃ったのかな?」

千鶴「寝てる何人かを除けば、こんなものですわね」

星梨花「わわっ、もうすぐみたいです!」

可奈「かうんとだうん~♪ガツンといっぱつ~♪」

亜利沙「今年のアイドル納めも終わりました!」

昴「アイドル納めってなんだよ」

未来「30!」

可奈「にじゅーきゅー♪」

P「あ、カウントダウン本当にするんだ」

志保「……早すぎない?」

杏奈「……いい、と思う…………多分」

響「20!」

亜美「じゅーきゅー!」

真美「じゅーはち!」

奈緒「げほっ……やっと解放された~……」

百合子「10秒……この世界が終わってしまうんですね」

P「今年の中二納めか」

「「5」」

「「4」」

「「3」」

「「2」」

「「1」」

「「明けましておめでとうございます!」」

P「おう、今年もよろしくな」

「「はいっ!」」

【おしまい】

【おまけ】

P「なあ千鶴」

千鶴「どうなさったんですの?」

P「なんで千鶴は飲み会の方にいかなかったんだ?」

千鶴「それは……」

  ~~  

莉緒「もーてーたーいーのーっ!」

このみ「こともあろうかプロデューサー、このこのみお姉さんの事をちっちゃいって!ちっちゃいって!」

あずさ「あら~?体が火照ってきちゃいました~」

麗花「ひなまつりだから鹿なんです♪」

風花「こうなるって分かってたのに……」

  ~~  

千鶴「とかこうなって、結局何かしらに巻き込まれてしまうことは目に見えてますわ」

P「……あー」

  ~~  

風花「千鶴ちゃん……今ごろのんびり劇場で年越ししてるんでしょうか……」

  ~~  

【おまけおしまい】

終わりだよ~(o・∇・o)

気づいたら元日終わってた。
あ、和服姿のすばるん誰かください

乙です

次は初詣ですな

おつ
すばるんの初詣はよ

おつおつ
風花さんマジ苦労人

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