友「男そっちに行ったぞ！」

男「く、喰らえ！」

バンバンバン！

リンゴ「……」すっ

男「ど、何処に行った！？」

ＤＱＮ「間抜け！ 上だ！」

リンゴ「……」あーんっ

チャラ男「僕のこともシクヨロ☆」

グサッ！

リンゴ「」

男「ごめん。助かったよ」

ＤＱＮ「は！？ お前が居ないと虐める相手が居ないだけだっての！」

チャラ男「デレツン☆ 気にしなくて良いよ～？ お礼するなら、女の子紹介してね☆」

男「はははっ……考えておくよ」

友「しかし、素早いな」

ＤＱＮ「そう言えばよ。委員長はどうした？ リンゴ狩りのスペシャリストて息巻いてたろ」

チャラ男「あっち」

何か新しいなｗｗｗｗ
期待

委員長「」ガタブル

ＤＱＮ「あ？ どうしたスペシャリスト」

チャラ男「嘘だったみたいだね☆」

友「……まあ。怖がる気持ちはわかるけどな」

男「委員長。大丈夫？」

委員長「……！」

男「彼奴らはもう近くに居ないみたいだよ？」

委員長「そ、そう？ 私が出るまでもなかったわね！」

チャラ男「あっ……後ろにリンゴ☆」

委員長「いぎゃあああ！？」

スパッ

ＤＱＮ「おっ……」

友「木が真っ二つとは……お見事」

委員長「り、り、リンゴは！？ リンゴは何処！？」

スパッスパッスパッ

ＤＱＮ「おい！ コラ！ スペシャリスト！ 落ちつきやがれ！」

チャラ男「嘘だよ☆ Ｕ・Ｓ・Ｏ嘘☆」

委員長「……みんなは怪我はない？ 無事かしら」キリッ

友「もう全てが遅いな」

男「と、取り敢えず……先に行こうか？」

人は古代から獲物を狩ることで食料を調達し、生きのびてきて来た。

だが、獲物も黙って狩られているだけではない。

狩るからには狩られる覚悟をしなくてはならない。

狩人よ狩場に足を踏み入れた瞬間。お前も獲物なのだ。

校長

食うか食われるか……リンゴ狩り開幕。

唐突な校長の登場にワロタ

男「ここ……今さっきまで誰かがリンゴと戦っていたみたいだ」

友「……みたいだな」

チャラ男「リンゴは見当たらないね」

ＤＱＮ「チッ！ 隠れてねえで出て来やがれ！」

委員長「や、やめなさいよ！」

ＤＱＮ「あん？ ビビってんのか？ スペシャリスト」

委員長「そ、そんな訳ないでしょう！」

男「木がえぐれている」

友「リンゴが囓った後だな……」

チャラ男「う〜ん。噛まれたらDeathるね☆」

ＤＱＮ「噛まれるまでに狩りやあ良いだろうが、なあ？」

委員長「そ、そうね……」

男「……木に矢が……幼馴染か？」

友「心配か？」

男「リンゴ狩りに来ているんだ……狩られる事も覚悟の内さ」

ＤＱＮ「強がってんじゃねえよ！ 心配なら心配で良いだろうが！」

男「ＤＱＮ君……そうだね。ありがとう」

ＤＱＮ「ケッ……」

Ａ班
前衛に偏りがちだが、個人個人の能力が高い。

男
Ａ班の班長。この班の中でも平凡中の平凡。
武器は銃で、精密射撃から狙撃、早撃ちまでこなす。銃の扱いは沖縄で親父に習ったとか。

友
男の友で、共に行動する事が多い。武器は槍。攻めるよりも守備を重視した戦いを得意とする。

チャラ男
性格も軽ければ身のこなしも軽いナイフ使い。そのスピードはあのリンゴにも引けを取らない。

ＤＱＮ

自称男の苛めっ子だが、虐めたことはない。
よく一緒に遊びに行ったり、ラーメンを食べに行く程度の中。
武器は己の拳。

委員長

自称リンゴ狩りのスペシャリスト。
剣術の達人だが、酷く臆病で心の方は鍛えていないみたい。
唯一の女子。

Ｂ班サイド

女「流石にこの数は……早く！ みんな、走って！」

幼馴染「女さん！」

リンゴ「あーんっ」

女「！？」

キモオタ「デュフフフｗｗｗ」

バキッ

リンゴ「」

女「あ、ありがとう……」

キモオタ「デュフフ……フ……」

ドサッ

リンゴ「がじがじ」

女「この……！」

キモオタ「デュ……デュフフフｗｗｗ(女さん！ 逃げて！ ここは僕が食い止めるから！)」

お前もしかして無類のリンゴ好きか？
こんなにリンゴが生き生きと書かれてるの初めて見るわ

>>13 果物は好きですが、リンゴは特に好きです。


女「幼馴染さん！ 私がキモオタ君に肩を貸すから、援護して！」

幼馴染「う、うん」

キモオタ「デュフフフ……ブホォ(僕の事は良い！ 君達だけでも生き残ってくれ！)」

幼馴染(脇腹が食い千切られている……もう助からない)

地味っ子「判断は早めに……保たない」

幼馴染「キモオタ君……ごめんなさい」

女「な、何を言って……」

地味っ子「あなたは班長……だから……あなたの指示には従う……例え……あたし達が……全滅するような……指示でもね……？」

女「！？」

キモオタ「デュフフフ……(判断を誤らないで下さい。僕達の班長なら尚更……みんなで生きて下さい)」

女「キモオタ君……」

テロリストが狩られまくる学校の人かな？

あと唐突な校長の登場はその上の文が校長の発言を引用したものってこと？
だとしたら校長の名前表記のあと更に一行空けてくれたら分かりやすかった

>>15
あ、それミスです。消したつもりだったのですが……すみません。
あと、違います。別の人ですね。

女「……ごめん！」

幼馴染「キモオタ君の事忘れないから！」

地味っ子「……」ぺこり

キモオタ「デュフフフ……ｗｗｗｗ」

リンゴ達「がぶがぶがぶ」

キモオタ「ブフォ！ デュ、デュフフフ……！」

キモオタ「……」

キモオタ「デュフフふ、ふふ(僕なんか食べたら……お腹壊すよ？)」

リンゴ達「がぶがぶぐちゅ」

キモオタ「せっかくだから……デザートでもどうだい？ リンゴさん達よ！」

ピッ！ ピーピーピー

ドカーン！！

なんで最期普通に喋ってんだよｗｗｗｗｗｗ

>>18
女の子の前だと恥ずかしくて喋れないんだろ
察してやれよ

Ｂ班

女
Ｂ班の班長。武器は槍。
心優しく誰にでも手を差し伸べようとする。
仲間想いだが、それ故に判断を誤る危険性も。


幼馴染
男の幼馴染。武器は弓。
冷静な性格で集中を乱すことは無く、素早いリンゴ達にも的確に矢を当てる。
男の事は一人の戦士として尊敬している。

地味っ子
武器はサーベル。
地味に強く、地味に速く、地味に機転が利く。
常に他メンバーのサポートに徹する。
男の事は何らかのシンパシーを感じているようだ。
本人も気にしているので余り地味、地味言わないように。

キモオタ(死亡)
武器は爆弾系統で爆発物のスペシャリスト。
動きが鈍いので自分が班の足を引っ張ってるのを気にしていた。
不気味な笑い声でしか話さない(話せない訳ではなくシャイな性格)が、何故かクラスメートは理解出来る……後、無駄に渋い声。
男が初めての友達だった。最期はリンゴ達を巻き込み自爆する。

生徒会長「リンゴ如きに僕の班が全滅だと？ ふざけるな！」

バン！

リンゴ「……」

副会長「生徒会長！」

生徒会長(可笑しい。今年のリンゴは手強すぎないか？ ブドウ狩りで遅れを取らなかったみんなが……くそっ！)

リンゴ「あーー」

副会長「今援護を……」

生徒会長「この間抜け！ 後ろだ！ 副会長！」

副会長「え……あ……」

リンゴ「ーーん」

がぶっ