【安価】京太郎「スパロボ学園?」衣「衣はお前と、友達になりたい!」【パート13】 (1000)


※咲-Saki-の二次創作

※安価スレ

※幾数万もの京太郎成長もの

※麻雀なにそれこれスパロボ

※安価の連続取得は禁止(次安価から最低二分開けてから)

※sageでお願いします


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416757360



【安価】京太郎「スパロボ学園?」咲「スパロボって楽しいよね!」
【安価】京太郎「スパロボ学園?」咲「スパロボって楽しいよね!」 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「スパロボ学園?」健夜「イデの意思だよ」【パート9】
◇【安価】京太郎「スパロボ学園?」健夜「これがイデの意思だよ」【パート9】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「スパロボ学園?」智葉「夢を見てたよ…」【パート10】
【安価】京太郎「スパロボ学園?」智葉「夢を見てたよ…」【パート10】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「スパロボ学園?」貴子「指導完了!」【パート11】
【安価】京太郎「スパロボ学園?」貴子「指導完了!」【パート11】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「スパロボ学園?」久「分の悪い賭けは嫌いじゃないわ」【パート12】
【安価】京太郎「スパロボ学園?」久「分の悪い賭けは嫌いじゃないわ」【パート12】 - SSまとめ速報
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スーパーロボットバトル……

携帯端末BASEで遊べるゲームである

一世を風靡したスーパーロボットバトル、通称スパロボバトルは誰もが知るものとなり、知らない人間はい

なくなった

世界のスパロボプレイヤー人口は数億人を越え

幾多のプレイヤーたちが覇を競っていた

そしてこれは、そんなスパロボバトルに命を賭して励む少年少女の物語


パート12が埋まったので再開いたします

前スレ1000は強敵でしたね!


京太郎は混乱する、再び錯乱してくる

蛮刀を突きつける葵が斬らないのは、京太郎の決断を待っていてくれているからだ

考えるが、答えが中々出てこない


京太郎「っ」


動悸が早くなり、これ以上、葵と智美を追いつめる言葉が出てこない

そして、答えを出す


・誰がいないはずの人間?
1、この場の宇夫方葵
2、マクロスの蒲原智美
3、ナデシコの蒲原智美
ゾロ目 ?????
・安価1↓から2票集まったもの

2、マクロスの蒲原智美


京太郎「偽物はあんただ!」

智美「」


何も言わない智美の首を、葵が斬り落とす

だが智美の手が上がって京太郎へと拳銃が向けられた


京太郎「!?」


・生死判定(回避110補正:結果+11)
01~20 死亡
21~50 重症
51~80 軽傷
81~98 無傷
ゾロ目 ??
・安価1↓

『無傷』


放たれた銃弾を、京太郎が首を横にして避ける

掠った金髪が僅かに散るが、その間に智美が蛮刀を数度振るってその何かを切り裂く

バラバラになったなにかが灰に還ると、京太郎はそれを見て舌打ちを打つ


京太郎「なんて悪趣味な奴だ!」

菫「……急ごう!」

桃子「とりあえずマクロスの方へと向かうっす!」

久「京太郎くんの機体は出てから取りに行きましょう!」

京太郎「はい!」


全員が、その管制室を出て、バルジ脱出のために艦があるドッグへと向かう

-バルジ宙域-


マクロスクォーターとドラゴンズハイヴを起動しようと京太郎たちが内部で戦っている頃、外でも激戦は続いていた

アクエリオン三機が分裂して、明華の乗るベクターマーズを頭に変形する


明華「アクエリオンマーズ!」


青い機体が剣を持って敵機を見る


明華「ロングレンジセイバー!」


伸びた剣が大量のデスアーミーを串刺しにして破壊する

外での戦闘は、まだ終わりそうもない



和「そろそろドラゴンズハイヴとマクロスが来るはずです!」


紅蓮可翔式が輻射波動で敵機を破壊していく

コックピットの和の首から下げられているハウメアの守り石が輝く

>>35
智美→葵


マクロスクォーターとドラゴンズハイヴの二隻がバルジから出撃する

それを見て全員の指揮が上がった

だがそれに反して敵機は増え続ける


菫『全機に告ぐ、これより五分後、バルジを内部から破壊し……その後撤退する!』

純代『全機、爆破と同時に帰艦してください』


バルジのハンガーから出てくる京太郎のサザビーと桃子のダリア、そして葵のダン

桃子のダリアはキュベレイを抱えておりそのままマクロスへと飛んでいく


京太郎「五分後……別に倒してしまっても構わんのだろう?」


そう言うと、京太郎はサザビーで敵軍へと飛ぶ


サザビーでデスアーミーたちを破壊していくも、数は一向に減らない

だがせめて、足止めぐらいはしてみせるとファンネルを射出

メガ粒子砲とシールドミサイルとショットライフルもありったけを放つが、それでようやく機体が減ってくる


京太郎「次ィッ!」

『待ちなさい!』

京太郎「うるさい、俺は宥さんと玄さんを、救えなかったんだ!」

『それは聞いた、私だって気持ちは同じよ……だから待ちなさい!』

京太郎「俺はァッ!」

『京太郎!』


◇??判定
01~20 ????
21~40 ?????
41~70 ?????
71~98 ???????
ゾロ目 ??
・安価1↓

『????』


◇??判定
01~40 ?????
41~70 ?????
71~98 ???????
ゾロ目 ??
・安価1↓

『ゾロ目 全機』


周囲のデスアーミーを2分足らずでほとんどを破壊し、そして一機をビームトマホークで切り裂く

京太郎「次ィ!」


そう叫ぶと、周囲のデスアーミーたちが、突如撤退を始めた

無人にもかかわらず撤退していくその機体を京太郎は背後からビームショットライフルで撃つ

だがそんなことをしても無駄だということを察して京太郎はトリガーを引くのを止める


京太郎「くそっ、くそっ、くそっ……!」


そう言いながら京太郎はうつむく

瞬間、ブザーが鳴り響く


京太郎「なん……だ?」


つぶやいた瞬間、遠くから赤い閃光がサザビーへと迫る


京太郎「ッ!!?」キュピンッ


フットペダルを踏みしめて放たれたビームを避けると、次の瞬間には赤い閃光が自らへと接近してくる

京太郎はすぐにビームライフルを放つ

だがそれでも、その攻撃を避ける敵機


独特の形状のビームがさらに京太郎を襲うもそれも直感だけでどうにか避けて、サザビーを敵機に向ける


京太郎「……ッ、嘘、だろッ……」


我が目を疑うが、それは現実だ

動悸が再び激しくなる


京太郎「宥さん、玄さん、美穂子さん、透華さんっ……」


サザビーの前に並ぶバンシィ、シナンジュ、νガンダム、ゲシュペンストの四機

京太郎は、グリップを握りしめる


京太郎「こんなっ……こと……」



目の前の四機に、四人が乗っているのはわかる

感覚でわかるのだ、サザビーの中の彼女の声が聞こえなくなったのがその証拠だ

彼女も何も言えない


京太郎「くっそがぁぁァァッ!!」


叫びながら、京太郎がその四機を睨む

サザビーがライフルを敵機に向ける

後はトリガーを引けばいいだけ、相手は動いていない


なのに……指は震える



・どうする?
1、戦う
2、戦わない
・安価1↓から3票集まった方

1、戦う


だが、京太郎は自分の感情を押さえつける

それ以外に方法は見つからない、戦う……それ以外に道はない

いつまでも四人をああさせたくはない


『無理しないで、ここは撤退を!』

京太郎「倒します、邪魔をするなら……倒す、みんなアイツらにあやつられて……だったら俺が、この手で!」ギンッ

『やめなさい、貴方は!』

京太郎「戦うのは俺だァッ!」


―――吠える


◇サザビー
・HP 8000/8000
・EN 450/450
・照準値 55
・運動性 60
・装甲値 45


◇武装

・ミサイル:威力1100:命中±0(AP:30)
特 殊:当たると相手の防御を-5

・ビームショットライフル:威力2300:命中+20(AP:40)
特 殊:気力110以上で命中+30

・ビームトマホークサーベル:威力3800:命中+30(AP:50)
特 殊:二回以上連続で使用すると威力を+500

・メガ粒子砲:威力4300:命中-10:EN30(AP:55)
特 殊:気力110以上で命中+20

・連続攻撃:威力5300:命中+20:EN50(AP:60)
特 殊:当たると相手の命中を-10

・ファンネル:威力5300:命中±0:EN50(AP:60)
条 件:気力110以上
特 殊:NTレベル×10の数値だけ命中が上がる
特殊2:NTレベル×5の数値だけAPが下がる
特殊3:全体攻撃が可能


◇特殊能力
◇残留思念『封印』

◇???『封印』

                                                  ____
                                     ____          _/エ ̄//\
                                       |><l |\     《<>: 〉// /l|
                                       |><l |  |    _/ゝ-''// / |_      _
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                      /: : : : : :\        |-/:/ l |  |   _/_ー'/: : : :.:./: :////}   \::\
                         {: : : : : : : : : :\     l}   l/: ' <l |  |   《ノ l/ : : : : : : |: :l|/// |    \::\
                       マニ=====-:.:. : .\  l:l  /: :' < l |  |  /`¨/: : : : : :.:.{工}l|/// l\      \::\_
                       ヽ:. : : : : : : : : /:\| | /: :〈_ ̄l ヽ l| _|ヽ/: : : : : : : : :.|: :l|/// |//\      \::::::::\
                      \:====: :./:. : : : |:ムイ :_:/: `ー'"´`ヽ_l /: :======: : :|: :l|////∨//,\____l:\::::::::\
                       >ヘ:_:_:{:.:.: : :.: `lム:/: :ヽ: :ノ: : : : : :.}/{: : : : : : : : : : :}: :l|二´  ∨////{ー‐rマ:::/\::::::::
                           {: : :〈:.: :.\:_:_:/ ノ /:., イ: : :_:_:_:_:_:ノ{/\{工}_:_:_:_:/:/ヽ: :\-r:.、///|:::::: ∨〉〉o::!\::
                          ヽ_:ノヽ:_:_: : /:.:.`ーr:' ,イ:_:_/// /〉: : : : : : : :\:/\  `ー//:.:./\Λ:::H: 〉〉〉、}::::::\
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  __        _/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄〉===┐ヽムイ_:/://7==/7ー{/:_:_:_lヽ/_,\:r―‐'}\_,\: : : : : : : :.: : :\///〈〈_/::::::\:::
 | ̄ ̄` ―――/ 三〈二二二二二7´ __l>==lエl/〈,/__,/7:.:.:.:.|二二l_]ト、_》/:>―l__//: : \: : : : : : : : :./><´\ヽ::::::::::\

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 }〕_:_・・_:_l〕__|____l|ムヘヽ--'ハヽハハ lエ|: : : : : : : :.:./ヽ:_:_:_:_:_/: :.}、: : : : : : : :`ーrrヘ/V⌒ト、 X 〉/>:'::\》:\:::

   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄\__/ー{ミニ}ニノーそノ:. /|: : : : : :.:/: : :〈   У ):/: : ̄ ̄ ̄\: : l:| ヽミゝイノトミ/´: : |\::::::\》:\
                    ̄ ̄   `¨¨ヽ`ー:‐': :/ `ー‐<:_:_:_:_:_/rー'"/ l : : : : : : : : : : : :.\/   {"´  >- 、:.:\ \::::::\》
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                                 rヘ/:.:.:‘,:.:.|:.: :._l/Λ乂): : : :.}::Λ: : : : : :.:/=ミ、   /〉==r===〈: : : : : : |
                                   /:.Λ`ヽ/ヽ_:|: :.:|_//Λ`: <>:.:/ \:\:.:. :.:/《〈 〉》ヘ// __/  }`ヽ\: : : /
                               〈:.〈三,ゝ'ニゞi|: : :.:| ̄ヽ}: : : : :l    \:>:' ̄》ー' ゞ〈〈 ハ   |   }ーヽ:/
                                   }:_:_:_:_:_}:_:/ \:_:|:_:/トr‐rく,}    <: : : : : : :》エフ }ヾ{ / }__,/  |


震える指でトリガーを引くが、四機が三階して射撃攻撃をする

フットペダルを踏んで攻撃を避けると京太郎はバンシィにショットライフルを向けるが、トリガーを引くまでが遅い

そのせいで攻撃は避けられて、京太郎はバンシィを落とすこともできなかった


京太郎「くそっ!くそッ!」

『落ち着きなさい京太郎!』

京太郎「こんなの、認めるか!」

桃子『京さん!バルジは破壊完了です、撤退をっ』

京太郎「黙れェェッ!」


誰からの声かすら理解せずに、京太郎は叫ぶ

何度も心の中で『破壊しろ』と言う言葉を繰り返し、ライフルを向ける


【戦闘開始】


シナンジュを相手にライフルを撃つが、避けられる

ミサイル撃つがゲシュペンストのマシンガンに破壊された


京太郎「破壊する!」

白望『京太郎……』

京太郎「うるせぇってんだよ!」


メガ粒子砲を撃つが、バンシィのシールドに防がれる

νガンダムのライフルが京太郎を襲うが、京太郎はどうにかその攻撃を防ぐ


京太郎「くそっ、くそっ!」

『落ち着いて京太郎!』



◇戦闘能力
・技量 136-50=86
・防御 168-50=118
・回避 230-50=180
・命中 185-50=135



◇行動選択
1、攻撃【コマンド>>88
2、説得
3、パーツ【名称表示】
・安価1↓

2、説得


四機の統率のとれた攻撃を回避しながら、京太郎は舌打ちをしてライフルを撃つ

そのライフルはやはり当たることもなく、京太郎は苛立ちを魅せる


京太郎「くそっ、こいつら!破壊する、みんなにんなことさせるもんかよォッ!」

『何度でも言うわ、落ち着きなさい京太郎!』

京太郎「何度も言わすんじゃねェッ!」

『京太郎!』


彼女の悲痛な悲鳴も今の京太郎には届かない

焦るような声


・説得
01~98 失敗
ゾロ目 特殊
・安価1↓

『失敗』


誰の声も、今の京太郎には届かない

どうあろうと、須賀京太郎は戦うべきではなかった

過程も、なにもかもを含めたってこの状況で須賀京太郎の精神が無事ですんだわけがない


京太郎「くっそォッ!」

『京太郎!』

智葉『戻れ京太郎!』

京太郎「破壊する、こんな奴、そうだ!どうせ俺の勘だ、乗ってるかなんかわからねぇだろうが!」


笑みを浮かべた京太郎

そう、所詮は直感、乗っている保障などない

ならばと、京太郎は震える手のまま心の中でひたすらに目の前の四機が四人でないと言い聞かせる


『敵機からの攻撃はありません』【1】

【2ターン目】


敵機は攻撃をしてこない、京太郎は舌打ちをしてビームトマホークを持つと敵機へと飛ぶ

だが四機に攻撃があたるわけもなく、ただ避けられる


京太郎「ふざけるな、その姿でェ!」

『……京、太郎』



◇行動選択
1、攻撃【コマンド>>88
2、説得
3、パーツ【名称表示】
・安価1↓

2、説得



どんな攻撃をしても四機に直撃しない

先読みからのビームライフルも他の機体が盾で守ったりする

苛立ちは募る一方で、唇を噛み、血が流れる


京太郎「落ちろ、落ちろォォ!」

『……』



・説得
01~98 失敗
ゾロ目 特殊
・安価1↓

(ようやくゲームオーバーぶっこめると思ったのにな)

『ゾロ目 特殊』


敵機をひたすらライフルで撃つが、それもすべては無に帰す

ファンネルは稼働しない、サザビーの中の彼女がその感情に同意しないせいだ

そしてそんなことをしている内に、デスアーミー軍団の増援がナデシコ、マクロス、ドラゴンズハイヴへと追撃を開始する


京太郎「くそっ、くそっ!」


そして、バンシィが一本角のMSからガンダムタイプへと変形する

νガンダムもビームライフルを撃ち、シナンジュは高速移動しながらバズーカを連射

ゲシュペンストが胸のビームを放つ


京太郎「ッ!」


どうにか回避するが、三つの戦艦はすでに戦闘を開始しているが、京太郎はそちらに向かえない

そして、京太郎は四機の攻撃にさらされる

直撃こそしないものの掠る攻撃に京太郎は衝撃を感じる


京太郎「そんなっ……俺が、俺がッ……間違ってたのかよッ!」


そう一人で叫んで、モニターを叩く


コックピットでうつむく京太郎、四機がサザビーに武器の銃口を向ける

それでも、どうしてもあの四機が四人だと、信じたくなかった

だが、暖かい感覚がする


『間違いを認めて次の糧にできる、それが大人の特権よ』

京太郎「じゃあ、子供はどうすりゃ良いんだ!」

『子供の間違いを、どうにかしてあげるのが大人でしょ?』


その言葉の真意をつかめないでいると、サザビーの脱出用ポットが頭から射出される

丸いコックピットを射出され、その中に入っている京太郎は立ち上がる

サザビーが一人でに動きだし、四機をひきつけて京太郎から離れて戦う


京太郎「ふざけんな、ふざけるな!」

『パイロットスーツは着ておきなさい』

京太郎「わかった、そんな願いもうける受けるから戻って来てくれ!」


その言葉に返事は無い、京太郎はモニターを叩く


桃子『今助けに行くっす!』


そうは言うが、京太郎へと近づけるほど余裕もない

ナデシコ、マクロス、ドラゴンズハイヴはすでに大量のデスアーミー軍団が囲み

グランドガンダムやウォルターガンダム、ガンダムヘヴンズソードといった機体も襲う


脱出ポットから京太郎は、傷ついていくサザビーを見るしかない



パイロットスーツを着た京太郎には戦いの光しかすでに見えない

それでもまだサザビーも仲間たちも戦っている、オープンにしている回線から聞こえる声は仲間たちの苦戦の声


華菜『このままじゃ!』

末春『数が違いますよー!』

智葉『泣き言を言わず戦え!』

由暉子『でも、本当に……キツい』

やえ『限界を超えてこその王者、にわかは下がっているが良い、この程度は私がッ!』

憧『息上がってるんじゃないですか!』


なんとかお互いを鼓舞しながらも戦っている

だが京太郎はなにもできない


京太郎「俺にはッ!俺にはなにもできないのかッ!!?」




?『京ちゃん、あきらめるには、まだ早いんじゃないかな?』


【BGM『TRANS-AM RAISER』:http://www.youtube.com/watch?v=Jn0FlOoPmiI



聞き覚えのある声が聞こえた瞬間、何もない場所から放たれた超大型のビームが艦に迫りくるデスアーミーたちを殲滅する

そしてその何もない空間に現れるのは衛星クラスの大きさをした巨大な宇宙船

すべての味方たちが混乱しながらもその宇宙船に希望を抱く


咲『救世主なんだよ、私は……いや、私たちは』


モニターに彼女が……『宮永咲』が映る


救世主、宮永咲が笑みを浮かべた


咲『外宇宙航行艦ソレスタルビーイング……さぁ、力を振るうときが来たよ』


その声と共に、その宇宙船のオペレーターが映る

話をしたこともない、須賀京太郎も知っているその少女の名前は、佐々野いちご


外宇宙航行艦ソレスタルビーイングのオペレーターである佐々野いちごは表情をひきしめる

戦闘行動を誰もが行いながらも、唯一の希望に笑みを浮かべた

ソレスタルビーイングという、一筋の希望


いちご『各機出撃じゃ!』


方言のまま叫ぶと、ソレスタルビーイングから出撃する多数の機体、そしてパイロットたち


霞『石戸霞、アルヴァアロン……目標を殲滅するわ!』

哩『白水哩、ガンダムデュナメス、目標を狙い撃つばい!』

姫子『鶴田姫子、ガンダムヴァーチェ、目標を駆逐します!』

まこ『染谷まこ、ガッデス、オンユアマークじゃ!』


出撃した数多のGNドライブを搭載した機体は、ナデシコ、マクロス、ドラゴンズハイヴ周辺の敵機を破壊していく

今まで戦闘して来た者たちは疲労し動きが鈍くなっている

だがそれでも、ソレスタルビーイングの機体たちは一騎当千の力を発揮していく


咲『宮永咲、リボーンズガンダム……行きます!』


そして、宮永咲とリボーンズガンダムは戦場へと飛びたつ


戦場は優勢、だがサザビーは四機を相手にもうズタボロだった

それを見ているしかできない京太郎の元に、佐々野いちごから通信が入る


いちご『須賀京太郎くん、今そちらに機体を射出したけぇ!』

京太郎「機体……?」

いちご『ダブルオーライザー』


射出さてきたダブルオーライザーが京太郎の視界に映る

京太郎は拳を握りしめて、ヘルメットをかぶった

脱出ポットを開けて京太郎は立ち上がる


京太郎「同じ過ちは、犯さない……!」




ダブルオーライザーのコックピットに乗り込んだ京太郎が、金色の眼を開く

間違いを犯した、錯乱して、誰の話も聞かず、そのまま本能に任せて戦った

そのせいで今、彼女は一人で戦っている


京太郎「違う、戦う必要なんてない……戦うべきじゃないんだ」


わかる、理解する、だからこそ京太郎はダブルオーライザーに乗り込んだ


京太郎「これが、俺の……戦いだァァッ!」


ダブルオーライザーのツインドライブが臨界点を突破し、さらに激しく輝く

二つのドライブから放出される粒子、リボーンズガンダムが散らす粒子

戦場に散ったGN粒子が京太郎の戦いのため、力を引き出す


京太郎「頼むダブルオーライザー、ここにはお前と、俺と、咲がいる!」


いつの間にか背後に来ていたリボーンズガンダム、咲がオーライザーのコックピットに乗り込んだ

金色の眼を持つ京太郎と咲の二人、リボーンズガンダムはそのままソレスタルビーイングへと戻り

二人は一機に乗り込む


咲『さぁ、対話の始まりだよ……!』


京太郎「トランザム!ライザァァァァァァッ!!」


赤く、光り輝くダブルオーライザーが全身を広げ、その空間すべてに高純度のGN粒子を拡散させる

人々の意思の相互理解、それを可能にするシステムそれが……


京太郎「トランザムバースト!!」


-???-


真っ白な空間、人の心だけが、気持ちだけが伝わる空間

すべての正直な心だけを響かせる

誤解も、なにもかもを消し去る……


宥「あれ……」

玄「ここは……」

美穂子「どこ、なの……?」

透華「すがすがしい気持ち、さっきまでとは、違う……」


京太郎「そう、さっきとは違う」


宥「京太郎くん……!」

玄「そうだ、私たちは京太郎君を倒そうとして!」

美穂子「なんてことを!」

透華「あんなものに負けて、わたくしたちは!」


京太郎「わかってる、なんの誤解もなく伝えられる、心をつなげる……ここはそういう場所なんだ、だからわかってる」


宥「わかってる?」

玄「伝わってるの?」


京太郎「そう、みんなが必死でおさえてくれたこと」


美穂子「私たちが」

透華「負けて、あんなけがらわしいものに負けて」


京太郎「わかってる、だがそんなものは……ここには、この世界には……!」



照「……ここは?」

咲「わかってるはずだよ」

照「咲……うん、わかるよ」


宮永咲と宮永照の二人


照「ごめんね、咲がそんなに苦しんでいるだなんて思わなかった」

咲「ごめんね、お姉ちゃんがそんなに悩んでいるだなんて思わなかった」


お互いの誤解も、気持ちも、感情も伝わる


照「私たちは……」

咲「間違っていない……けど」

照「間違ってた……」


二人が、手を取り合う


咲「そう、いつも戦いは些細なことから」

照「そうだね、咲」

咲「うん、お姉ちゃん」



京太郎「この世界に、その力はいらない!」



意識を共有する空間から、その戦場のすべての人間が戻ってくる

京太郎「……咲?」

咲『どうしたの?』

京太郎「ありがとう」

咲『……こちらこそだよ』


サザビーを囲む四機の動きが止まる

νガンダムも、シナンジュも、ゲシュペンストも、バンシィも金色のラインが緑色に輝きその動きを止めた


宥「私たちは……」

玄「帰って来たんだよ……」

透華「そのよう……ですわね」

美穂子「ええ、解放されたの……死を呼ぶ力、常闇から……光が」


だがそれでもまだ、心も意識も持たない者たちとの戦いはある

サザビーをモニターに映してから京太郎は一度だけ目を伏せるが、すぐ視線を戦場へと向けた

その金色の瞳が捉えるのは、自分たちが守るべき場所


京太郎「玄さん、宥さん」

玄『うん、わかってる』

宥『お母さんのことは、任せて』


頷くと、京太郎はダブルオーライザーを加速させる

いや、そもそも加速させる意味なんてものはない

ダブルオーライザーは量子になったように―――消える



そして消えたライザーが現れるのは、ナデシコ、マクロスクォーター、ドラゴンズハイヴの前

量子が集まってできたように見えるので量子になったのかと思われるかもしれない

だが違う


京太郎「ただの」

咲「ワープだよ」


トランザムをした状態のダブルオーライザーが右腕のGNソードⅢを真上に向けた

瞬間、巨大なビームサーベルが展開される、その長さは100キロをゆうに超える

そしてダブルオーライザー、否、トランザムライザーの正面から味方機がすべていなくなった


京咲「ライザーソード!」


ライザーソードと呼ばれる巨大なビームサーベルは、正面に集まっていたデスアーミーを殲滅する

まだ戦いは終わっていない、再びトランザムライザーはワープし、消える


戦場へと戻ってきた美穂子が、緑色のラインのバンシィを駆る

腕の巨大なクロー、アームド・アーマーVNを振り上げると、ウォルターガンダムの攻撃を避けて、その球体状の体に爪を食い込ませる


美穂子「消させないわ、京太郎君は私の……私たちの光!」


クローがウォルターガンダムを引きちぎるも特殊な能力を持っているのか回復しようとする

だがその体に向けられたバンシィのアームド・アーマーBSが放たれてその機体は残骸となり他のデスアーミーと同じ様に消滅した


グランドガンダムがホーンから雷を放とうと、透華のゲシュペンストには届かない

そして、ゲシュペンストがデブリを蹴って舞い上がる


透華「これぞ、わたくし、龍門渕透華の奥義!」


そしてクルッと一回転してからゲシュペンストが猛スピードでグランドガンダムへと突っ込む

足を真っ直ぐ延ばし、ゲシュペンストが降る


透華「究極ッ!ゲシュペンスト、キィィィックッ!」


グランドガンダムの体を貫いたゲシュペンストがデブリの一つに着地すると、その背後でグランドガンダムが爆発する


ガンダムヘヴンズソードの翼から放たれる羽一枚一枚が刃であり機体を切り裂く兵器

だがそれも当たらなければ意味がない、百を超える翼を避けながらGNソードⅢで迎撃していくトランザムライザー

距離をつめながら、京太郎と咲は金色の瞳で理解する


咲「人間はいつだってそうだ!些細なことで争いを起こし、そして大きくしていく!」

京太郎「そして、今日を破壊することもある!」

咲「でも、それでも人間は創り続ける!今日から変わって、明日に希望を抱く!」

京太郎「そうだ!明日を創るために……俺達は変わるんだぁぁッ!!」


トランザムライザーの姿が消えると、次の瞬間にはガンダムヘヴンズソードの胸をGNソードⅢが貫く

そのまま一回転して横に引き裂くと縦にソードを振り下ろす

四分割されたヘヴンズソードから、ゆっくりと距離を取るトランザムライザー


京太郎「これが俺の、戦いだ……」


ヘヴンズソードが爆発すると同時に、トランザムライザーはダブルオーライザーへと戻った


京太郎「俺はもう、間違わない……」


眼を伏せて、いつも通りの赤い瞳で京太郎は笑みを浮かべた


今回はここまでとなります
後半ほとんど安価無かったけど、メインストーリーでイベント発生するとこんなもんです

ほんとに最終回みたいな雰囲気

サザビーやダブルオーのストーリーばかりですが主役機はGX(戒め)
主人公は最後に良い所を持ってくもんです


あと、なにかありましたら返事も返しますのでお気軽に



そーいや、モモに踊り食いされたのも、塞さんにゲキガINしたのも伝わってるのかな?(ゲス顔)

こっからダブルオーに乗り換え?  それから淡ちゃんは何処へ?

GXはサテキャが気力100で多少使いやすくなったな
そういやボーナスは魔王剣やGビットのやつにも適用されるのかね?
後者はともかく前者は使いにくいのにそこまでいい恩恵が無いし


これより再開しようと思います、人はおりますか?

ちなみにGXに関してはわかってますから安心してください
主人公機だからね、出番はしっかりあります


>>213
何の誤解もなくハッキリ伝わっとるで(ニッコリ)

>>232
まぁそれも後々、淡もまたあと

>>235
サテライトキャノンと魔王剣も気力100、Gビットはしっかり気力貯めなきゃダメです

これより再開いたします



外宇宙航行艦ソレスタルビーイングにナデシコ、マクロス、ドラゴンズハイヴが収容される

同じようにダブルオーライザーはマクロスのハンガーへと入り、分離しないままカタパルトにセットして京太郎はコックピットから出る

破壊されたサザビーへと寄ると脱出ポットが頭部にセットされた


京太郎「……ごめん」


そう謝ると装甲に額をつける

ボロボロのサザビーは当分乗ることはできないだろう


◇お説教
1、智葉
2、桃子
・安価1↓から3票集まった方

1、智葉


サザビーから額を離して、その装甲を一度撫でる

苦虫をかみつぶしたような表情をしていると、自分を呼ぶ声が聞こえた


智葉「京太郎ぉぉぉぉ!」

京太郎「さとはさ―――っ!?」

ゴッ


思いっきり頬を殴られた京太郎が無重力空間で吹き飛びそうになるが、腕を掴まれて引き寄せられる

状況を理解した時には、すでに智葉の胸に抱かれていた

後頭部に手を回されて離してはくれない


京太郎「あの……」

智葉「私たちがどれだけ心配したと思ってる!一人で勝手に突っ走るんじゃない!」

京太郎「その……すみません」

智葉「謝って済むか!お前が死んだら、私はっ……私は……ッ」


顔が見えないので京太郎がそっと智葉の手を離させる

首の後ろに手をやる智葉と、抱き着かれている京太郎、京太郎が壁に背をぶつけることで二人は止まった


智葉「私はっ、お前のお嫁さんになりたいんだッ!」

京太郎(アイエェェェェッ!!?)


ハンガー内部にその大声が響いて、全員の視線を注がれる

心臓がバクバク言う京太郎だがどうしようかと考えていると智葉が両手で顔をつかむ

驚いた時にはすでに遅い


京太郎「ん!?」

智葉「んっ」


唇が重ねられる

キスをしたことが無いと言えば完全に嘘になるし、桃子とも塞ともそれ以上のことをした

だがそれより問題なのは、それを沢山の相手に見られているということだ


京太郎「な、なな、なにを!?」

智葉「……だって、桃子とはこれ以上のことをしただろう、ずるいじゃないか」

京太郎「そんな拗ねたような表情したってですねぇ!」


久『須賀京太郎君~医務室まで来てください』


京太郎「あ、えっと……」

智葉「行って来い、別に文句は言わない……ただお前が死んだら悲しむ者が沢山いるってことを、忘れるな」

京太郎「……はい」コクリ


頷いてから、京太郎はハンガーを出た

-医務室-


京太郎が医務室へと入ると、そこには久と女医の二人がいた

四人はベッドの方にいるようだが、どうしたのだろうと思う

不思議そうな表情を浮かべてそこにいる久の方を見ると、女医が首をかしげる


女医「何の問題もないわね、それはもう不審なぐらい」

久「それは良かったわね、京太郎君?」

京太郎「あ、はい……これのために?」

久「気になってたでしょ?」

京太郎「ありがとうございます」


そう言ってから、京太郎は胸を撫でおろす

敵に洗脳されていたのだから気にならないわけがない

ただ先ほどまでそれを考えられないぐらいの大変なことが起きていたというだけだ


久「顔ぐらい見てきてあげたら?」

京太郎「……うっす」


頷くと、ベッドの方へと向かう


・誰と会う?
1、宥
2、玄
3、透華
4、美穂子
ゾロ目 ??
・安価2↓

3、透華


カーテンをそっと開くと、透華が上体を起こしていた

軽く微笑む透華に微笑み返すと、ベッドの横に座る


京太郎「透華さん、体の方は平気なんですか?」

透華「ええ、驚くほど良い調子ですわ……」

京太郎「そりゃ良かった」

透華「……ありがとう、京太郎」

京太郎「いえ……俺のため、ですから」


そう言って苦笑すると、サザビーのことを思い出す

自分のせいでずいぶん傷つけてしまったし、それに智葉たちに心配をかけた

そう思っていると、透華が京太郎の頬を撫でる


京太郎「?」

透華「それでもわたくしたちは貴方に助けられましたわ、わたくしたちは貴方を殺そうとした、それをしなくて良かった、本当に……」

京太郎「そう言ってもらえると、助かります」

透華「ええ、わたくしも助かりましたわ……良かった」

京太郎「うす」


頷くと、京太郎は嬉しそうに笑った


それから透華が寝ると他の三つのベッドを見るが、みんな眠っていた

疲れたのだろうと思いながら医務室を出ると、京太郎は欠伸をする

今回の戦闘はやけに長く感じた……心身ともに疲れたということだろう


京太郎「えっと、ブリーフィングは明日だっけか」


全員あの激戦の後に動きたくはないだろう



・誰?
1、咲
2、和
3、久
4、桃子
5、塞
6、白望
ゾロ目 ??
・安価2↓

1、咲


ハンガーへと出るとリボーンズガンダムに乗ろうとしている咲が見えた

軽く壁を蹴ってそちらまで飛ぶと、京太郎はコックピットの縁に手をかけて中に入る

驚いた咲を見ると、やはり咲は咲だと妙な安心感を得た


京太郎「今回、本当にありがとう……おかげで俺も死ななかったし誰も殺さないで、すんだ」

咲「本当に、しっかりしてよ京ちゃん?」

京太郎「わかってるよ」


そう言うと、咲の頭を撫でる


京太郎「ダブルオーライザー、ソレスタルビーイングに?」

咲「うん、最初から……不思議だけどね」

京太郎「そうだな、また助けてくれ」

咲「うん、ダブルオーライザーは二人で乗った方が良いかも、イノベイターの私じゃなくても二人で乗った状態ならライザーソードは使えるから」

京太郎「おう」


コックピットを軽く蹴って出ると、リボーンズガンダムはハッチから出ていきソレスタルビーイング内の別ハンガーに移る

安心したような笑みを浮かべてから、京太郎はハンガーを出た



そろそろ晩御飯の時間だ

とりあえず食事に行こうと、京太郎は頷く

無重力化ならばもう浮いたまま寝れる気がする


京太郎「馬鹿なことを」フッ


とりあえず食堂で食事を取ろうと、向かう


・どこで食事を取る?
1、食堂
2、医務室
3、自室
ゾロ目 ????
・安価2↓

3、自室


ハンガーから離れた場所には重力がある、意味質や食堂や居住区もそうだ

食堂でトレーを受け取るとそれを持って自室に向かった

数日ぶりのマクロス内の自室に入ると、冷蔵庫には案の定コーヒーがある

安心してソファに座るとテーブルの上にトレーを置いて、缶コーヒーを飲む


京太郎「ぷはぁっ!これがねぇとな!」



・誰か来る
1、和
2、久
3、桃子
4、白望
5、塞
6、智葉
ゾロ目 ??
・安価2↓

5、塞


食事をしようとしているとインターホンが鳴る

京太郎が歩いてそちらへと行くと扉を開く

そこにいたのは塞で食事を持っていた


京太郎「どうしました?」

塞「一緒に食事でもどうかなって」

京太郎「ん、それじゃどうぞ」


そう言って塞を部屋に招き入れると、二人でソファに座る

相変わらずコーヒーを飲む京太郎


塞「もっと食べるかと思ってた、部屋に来たときは食べてたし」

京太郎「まぁ日にもよりますよ、塞さんの料理ならいくらでも食べれますし!」グッ

塞「もう、おだてたってなにも出ないよ?」

(気づかなかったよ……)



食事を終えると、塞が京太郎の肩に寄りかかる

そのまま話をしているも京太郎としては意識しないようにするので精一杯だ

塞がそっと、手を京太郎の太ももにのせる


京太郎「ひゃっ、さ、塞さん!?」

塞「……ねぇ、京太郎くん?」

京太郎「な、なんでしょうか?」


そう言うと、塞が京太郎の顔へと顔を近づける


ピリリリリッ


京太郎「あの、塞さん……電話が」

塞「もう!」


携帯電話をポケットから出すと、塞は驚いたような表情を浮かべる


塞「わかったよ、今から行く」

京太郎「どうしました?」

塞「まぁ、少しね……それじゃまたね」

京太郎「はい」コクリ


頷くと、京太郎は塞を部屋の外まで見送くった



体を伸ばして、京太郎は欠伸をする

コーヒーを飲みながらも明日のことを考えていく

ブリーフィング、全員が揃うらしいがまともに会話をするのはたぶんだが久と煌と咲ぐらいだろう


京太郎「そう考えると、俺は関係ないか」


頷いて、京太郎は再びコーヒーを飲んだ



・どうする?
1、部屋にいる
2、誰かの部屋に行く(一人指名)
3、艦内を歩く
4、ハンガーに行く
5、艦の外に行く
ゾロ目 ??
・安価2↓

2、誰かの部屋に行く(和)


京太郎は和の部屋へとやってくると、インターホンを押す

すぐに扉が開いて出てきたのは和だった

驚いたような顔をするがすぐに京太郎を招き入れて、京太郎は部屋へと入る


京太郎「悪いな、いきなり」

和「いえ、私も会いに行こうと思っていましたから……京太郎くんからハウメアの守り石をいただいたおかげで無事でしたし」ニコッ

京太郎「それは関係ないだろ、気休めだよ」

和「いえ、これのおかげで私は京太郎君に守られてるって、自覚できました」

京太郎「……そりゃ、良かったよ」


笑みを浮かべて頷く京太郎


和「そういえば辻垣内さんとドッグでしていた話ですが」

京太郎「あー、あれはだな、その……」

和「京太郎君」ニコッ

京太郎「は、はい?」

ドッグ→ハンガー


ソファに座る二人


和「……本当に、モテますね、意外です」

京太郎「酷い!」


まぁでも自分でもここ数ヶ月はびっくりするほどだ

自分がこれほど異性から好意を寄せられたことなどない

いざこういう状況になって、自分がどうすれば良いかわからなくなる


京太郎「悪い」

和「謝る必要はありませんが、私だって女の子ですから……独占もしたくなります」


そう言いながら、和が京太郎の腕をギュッと掴む

非情によろしくないが、おもちに生きている須賀京太郎としては鼻の下が伸びるのを押さえるので精一杯だった

幸せそうな表情で笑っている和を見て、もう少しぐらいそうしていても良いだろうと、京太郎は思った



寝る前に、京太郎が休憩所のソファに座る

今日の戦いを思い出せば、少しどころか、かなり思うところはあった

錯乱して、宥たちを殺そうとして……智美も偽物だったから良かったものの、葵に仕留めろと声を上げた

後悔ばかりというわけではないが、それでももう、同じ過ちは繰り返さないと京太郎は拳を握りしめた



・誰?
1、宥
2、玄
3、美穂子
4、桃子
5、智葉
・安価1↓から3票集まった者

5、智葉


休憩所に座っていると、智葉がやってきて彼女はミルクティーを買うと京太郎の隣に座った

お互い何も話さないのはなんとなく、話す言葉が見つからないからだ

京太郎とて智葉の『お嫁さん』発現を無視できる男ではない


京太郎(どうしよ、声なんてかけよう……)


・どんな話をする?
1、お嫁さんの話
2、これからの話
3、今日の話
ゾロ目 ????
・安価2↓

1、お嫁さんの話


京太郎「そういやお嫁さんって、意外でした」


精一杯のフォローじゃないが、精一杯の話題だった

だが智葉は真っ赤な顔をして拳銃を京太郎の額に押し付ける


智葉「ううう、うるさい!」

京太郎「待ってなにかおかしい!」


真っ赤な顔をした智葉がハッとしたような表情をすると、向けていた拳銃をしまう

しゅんとして、智葉がため息をついた

どうしようかと京太郎は考えていたが、智葉が話し出す


智葉「か、かっこ悪いだろ、この年齢になってもいまだにお嫁さんとか言ってる……」

京太郎「え、そんなことないですって!」

智葉「……気を使わなくても、別に良い」


溜息をついてそういう智葉

どうするかと、京太郎はなんとかして元気づけようと考える



京太郎「でも俺、可愛いと思います」

智葉「っ」

京太郎「智葉さんみたいなお嫁さん、良いじゃないですか……うん、良いっすね!」グッ

智葉「からかうなっ」カァッ

京太郎「からかってこんなこと言えるほど、俺は薄情じゃありませんよ……まぁ俺のお嫁さんって、色々大変ですけど」


そもそも自分は自由人だし、いまだにやりたいことなんてない

京太郎としても、嫁さんだなんてまだ先の話だと思っていた

智葉が考えているようなお嫁さんには、できないだろうなぁと思って苦笑した


智葉「思いのほか、真剣に考えるんだな」

京太郎「あ、あはは、すみません」


少しばかり気恥ずかしくなる

だが智葉は少しだけ嬉しそうに、笑った


そろそろ寝ようと、立ち上がった京太郎と共に智葉も立ち上がる

別方向だが、智葉の部屋の前までついていこうと京太郎は一緒に廊下を歩く

それほど距離もなく智葉の部屋の前へとすぐについた


京太郎「それじゃ、また明日」

智葉「ああ……」


お互いに別れの挨拶をすますが、智葉が京太郎の胸に手をついて少しだけ背伸びをすると、口づけを交わす

京太郎としてもそこで拒否することはしない

智葉も京太郎の現在の事情というものを知っている……


智葉「んっ、それでも……私はお前と一緒にいたい」フッ


笑みを浮かべると、智葉は京太郎から離れる

扉が閉まると、京太郎は唇をそっと撫でてから後頭部を掻く


京太郎「……戻るか」カァッ


部屋に戻ってくると、着替えてベッドで横になった

まだ戦いは終わらない、終わらせに行くための戦いはここからだ


京太郎「俺は変わらなければならない……」


そう言ってつぶやくと、拳を握りしめる

余計なことを考えていても仕方がない


自分は誰かを助けることができた

誰かに助けられながらも、助けることができた


京太郎「だから次もきっと……」


-バーチャル世界・六日目終了-


◇System
・メインストーリー『生と死と分離:A』をクリアしました
 SRC『30000』を会得しました
 経験値『500』を会得しました


◇須賀京太郎【Lv14】→【Lv15】
所持SRC:69500

◇戦闘能力
・防御 118→120
・技量 136→138
・回避 110→112
・命中 79→81
・SP 65→67

◇精神
・集中【効果:命中・回避を+30する】
 『AP:15/SP:15』
・必中【効果:次の攻撃が確実に命中する】
 『AP:10/SP:20』
・不屈【効果:次に攻撃が当たった時ダメージが10になる】
 『AP:10/SP20』
・気合【効果:気力を+20する】
 『AP:10/SP:25』

◇NT【Lv3】
効 果:命中・回避を+30、攻撃の威力を+1000する
効果2:NT兵器を使える

◇イノベイター
条 件:気力120以上
効 果:命中・回避を+20・1ターンごとにSPが5回復する
効果2:NT兵器を使える

◇ガンダムマイスター
条 件:『ガンダム』と名のついた機体に乗っている
効 果:機体の全ステータスを+5


◇ハウメアの守り石【3】
・京太郎←桃子
・京太郎←智葉
・京太郎←白望
・京太郎→久
・京太郎→和

ストーリー開始前であった分岐でバルジに行かないとBになります

-バーチャル世界・七日目-


起き上がった京太郎は、体を伸ばしながら欠伸をする

時間としてはそれほど悪くないと、すぐに着替えをすまして食事に向かうことにする

欠伸をしながら部屋を出る


京太郎(ブリーフィングルームに集合は10時からだったよな)


・どこで食事を取る?
1、食堂
2、医務室
3、自室
ゾロ目 ????
・安価2↓

3、自室


食堂からトレーを持ってくると、京太郎は自室で食事をすることにした

とりあえずコーヒーを飲むと、京太郎は両手を合わせる


京太郎「いただきますっと」



・誰か来る
知り合いを『一人指名』
ゾロ目 ?????
・安価2↓

『白望』


インターホンが鳴って、驚きながらもそちらへと向かう

扉を開けるとそこには白望がいた


京太郎「どうしました?」

白望「一緒に、朝御飯食べようかなって」

京太郎「それじゃどうぞ」


部屋の中に入れると、白望がトレーを置いてソファに座る

京太郎は冷蔵庫より紅茶を取って白望へと渡す


白望「ありがと」

京太郎「いえいえ」

白望「……私も、聞いたけど」


食事をしようとしていた京太郎の手が止まる

いや、知っていることは知っていた

問題はそこではない、そこを話題に出されたことだ



京太郎「まぁ、そのですね……はい」

白望「……まぁダルいから良いけど」


そう言って白望は食事をする

どういう意味でダルいのかと、京太郎は少し考えてみた

京太郎としても、呆れられたりするのが普通だよなとも思う


白望「……ズルい気がするけど」

京太郎「あぁ、えっとですね」

白望「……して、くれる?」


正直、かなり来るものがあったが京太郎はなんとか抑える

何度も理性を壊しているぶん、多少は強くなったのだろう


京太郎「えっとですね」

白望「別に……帰ってからでいい」

京太郎「あはは、了解です」

白望「よかった」フッ

京太郎「……ん?」


帰ってからはまずいのではないだろうかとも思いながら、今更断ることもできない

京太郎は頭を押さえて、とんでもないことになったと思った

-ブリーフィングルーム-


京太郎がブリーフィングルームに入るとそれはもう視線を向けられる

とりあえず、良くも悪くも名前が広がっているのだから当然と言えば当然ではあった


とあるメガネの情報屋曰く『稀代の女たらし』『姉妹ごと落とす男』『ランカー狩り(意味深)』などもろもろ

そしてそんな評価を京太郎が知るわけもなく、彼は昨日の命令無視のせいで見られているのだろうと、思う

溜息を飲み込んで、京太郎は一番前の空いている席へと向かう


不可思議な視線にさらされながらも、京太郎は席に座って時間を待つ

5分前にもなると玄や宥、透華や美穂子たちも入ってきて、それぞれ席に座る


久「お待たせー!」


いつも通りのノリで入ってくる久と菫、そのあとに煌と純代、ナデシコの誓子と成香が入ってくると、最後に咲とまこの二人も入ってきた

それぞれの艦長とリーダーが揃うと、会議が開始されるというわけだ

本当のことを語るかどうかはわからないが、それでも現状の打開策を知っているのは竹井久のみ


菫「で、今度こそ私たちは宇宙要塞ギガノスへと、赤阪郁乃のデビルガンダムが存在する場所へと向かう!」

煌「さしずめデビルギガノスですね!すばら!」

誓子「そのまんまね」

咲「あはは……えっと、京ちゃんも座ってないで」

京太郎「え?」

久「そうね」

菫「お前の戦力は尋常じゃないからな」

京太郎「?」


混乱しながらも、立ち上がる


立ち上がる京太郎、笑みを浮かべる面々に京太郎は首をかしげた

ともかくだ、状況を理解していない京太郎に苦笑する


久「とりあえず、朝方にみんなの部屋を回って、誰の部隊に入りたいかってアンケートを取ってね」

京太郎「え、聞いてない」

久「言ってないもの」ニコッ

まこ「まぁしゃあない気がするがのう」

京太郎「なんでっすか?」

菫「リーダークラスには配っていないからだ……君はそれほど慕われているということだ、胸を張れ」

京太郎「んなこと言われても……」

久「で、アンケートの結果を見て部隊編成はそれぞれ説明するわね……まぁ細かい部隊の編制はそのあとってことで、指揮官は私と人たら……煌と、誓子とまこ、そして京太郎くんの五人、その後お互い色々と細かい話はしましょう」


わけがわからないが、正規の軍と言うわけでもないのだから、久の指示に従おうと思った京太郎

ここまで来たのだ、今更誰も文句は言うまい


久「マクロスとドラゴンズハイヴとナデシコ、そしてソレスタルビーイングと搭乗員たちはほぼそのままを希望してるわ」

京太郎「それなら俺の指揮なんて」

菫「そうでもないさ」


彼女がそう言うと、部屋は暗くなりモニターにそれぞれマクロス、ドラゴンズハイヴ、ナデシコ、ソレスタルビーイングのチームに入る面々が表示される

そしてその戦艦の中に、京太郎の文字があると、やけに違和感があった


京太郎(ダイキョウタロウーみたいな名前の機体とか、何考えてるんだ俺)


ハッとしてから首を左右に振る

そして、京太郎の指揮下に入るメンバーが表示される


◇(部隊名未定)リーダー:須賀京太郎
・辻垣内智葉
・神代小蒔
・姉帯豊音
・松実玄
・松実宥
・福路美穂子
・原村和
・龍門渕透華
・東横桃子
・小瀬川白望
・臼沢塞


そうそうたる面子であり、京太郎は開いた口がふさがらないと言った様子だ

彼の知らない噂もすっかい信憑性が増すというものだった

だが、それにしても、京太郎は首をかしげる

美穂子はこちらで良いのだろうかと、だがここで聞くのも微妙だ


久「さて、これから私たちは部隊ごとにわかれての会議といきましょう、そのあとにもう一度集まるわ」

煌「このソレスタルビーイングには部屋が沢山あるようですからね、ではそれぞれ」

まこ「解散じゃ!」


正直、わけがわからないがとりあえずは頷いた

リーダーの風格なんざないなと、京太郎はため息をついて言われた部屋へと向かう

(やべ、電子と葵忘れてた)


◇(部隊名未定)リーダー:須賀京太郎
・辻垣内智葉
・神代小蒔
・姉帯豊音
・松実玄
・松実宥
・福路美穂子
・原村和
・龍門渕透華
・東横桃子
・小瀬川白望
・臼沢塞
・宇夫方葵
・渡井電子

-ブリーフィングルーム-


別のブリーフィングルームで、京太郎と面々が揃っていた

まぁ揃っていたのだが、メモを取ったりする用の小さな机に脚を乗っけている葵を見ると彼女のキャラを掴めなくなる

自分も機体に乗っていると時たま自分が分からなくなるときがあるから、文句は言えないのだがどうにもという感じた


電子「あんただけは信じてたのにぃ!」

葵「うぉ!なになに、なんなの!?」


京太郎「あ、えっと……会議はじめるけど」

葵「ん、そりゃいい、どうぞ」

電子「だからその態度をあらためなよぉぉぉ!」


白望「机に足は、良くない」

葵「私もそう思う!」スッ

電子「ぶっ飛ばすぞこの野郎!」

葵「?」


ともかく、全員が京太郎の方を見る、小蒔も起きている

頷いた京太郎は最初の一歩として部隊をわけるとかは考えていなかった

他の部隊と比べれば1/4以下の人数であるわけだが、戦力はそれに比例しない


京太郎「というわけで、基本的に俺たちは3人1組ぐらいを」

豊音「部隊名は!」

京太郎「えー」

桃子「私と京さん、愉快な仲間た」

電子「うおぉぉぃ!ガソリンかけるな!」


京太郎「えっと、じゃ、じゃあ部隊名決めますか」


ホワイトボードを出した京太郎が、部隊名候補を書くことにした

とりあえず、全員に紙を渡す

読みは電子と書いて電子(でんこ)です、電気は大切にね

部隊名は「すがくんち」で勧誘は「ウチの子にならないか?」


集めた紙をそれぞれ見ながら、京太郎がそのままホワイトボードに書いていく

少しツッコミを入れたい気もしたが、とりあえず冷静になってもうホワイトボードに部隊名候補を丸写しするマシーンとなる

そう、今の京太郎はマシーンだ


京太郎(ビルギットだけを殺すマシーンかよ!)


良くわからないが、書いていく

そう、自分は書くだけだ


・ガン×ソード
・ナカヨシチーム
・グランナイツ
・おもち
・ネオジオン
・ユニコーン
・黒の騎士団
・パンプキンシザース
・京さん桃子と愉快な仲間たち
・ダルい
・ゲキガンガーV
・食い物とミルクください
・どちらともいえない


電子(やっぱみんなやる気ないんだなー)

桃子「もう京さんが考えた方が良いっすよ、まともな名前少ないっす」

電子(お前が言うな!)

玄「やっぱりカフェインの時みたいに京太郎くんに任せようかな」

小蒔「そうしましょう」ニコッ

豊音「まじめに考えたんだけどー京太郎くんが考えた部隊名なら良いかなー」

塞(ゲキガンガー……)

透華(ゲシュペンストイェーガー的な……)

白望「そうしよう、ダルいし」

電子(こんなに私と小瀬川さんで意識の差がないとは思わなかった…!)

葵「ん?」


京太郎「えっと……はい、俺が考えます」


・部隊名どうする?
チーム名、候補を入力
・安価1↓から3↓まで

(京ちゃんかなり錯乱してるなぁ)

みっつ混ぜて「カフェイン・ラヴァー・須賀」


・どうする?
1、スガ・ラヴァーズ(錯乱)
2、カフェインナンバーズ(京ちゃんはカフェ中じゃありません)
3、須賀ファミリー(新手のマフィア)
・安価1↓から2票集まったもの

この京太郎は血液もカフェインで脳にもカフェインがまわってるって、はっきりわかんだね

2、カフェインナンバーズ


電子「あれ、なんだか(嬉し)涙が」ホロリ

葵「どうしたん、ネジ跳んだ?」

電子(それはこの部隊の誰にも言われたくない)


ともかく、京太郎が部隊名『カフェインナンバーズ』を宣言する

豊音や小蒔、玄や宥、美穂子も賛同する


京太郎「……とか、どうでしょう?」

豊音「前のカフェインと同じだね!」

塞「意味は?」

京太郎「あ、えっと……」

京太郎(コーヒー好きだからとは言えない!)


和たちもそこは気になっているのか京太郎を見る

追いつめられる京太郎、そしてハッとした


京太郎「赤阪さんの眼を覚ましてやる!……的な?」


そう言うと、全員が関心したような表情で手を叩く

拍手されて照れながら笑う京太郎


電子(絶対今考えたな、その理由)



◇System
・チーム名は『カフェインナンバーズ』となりました


京太郎「さて、チーム名も決まったことですし3人1組を作りましょう」


そう言うと、ブリーフィングルームに一瞬だけ殺気が満ちる

ビクッとなる京太郎と豊音と小蒔の三人

電子にいたっては無言


電子(なんで私ここに入っちゃったんだろう……どうして私はここにいるんだ……)トオイメ

京太郎「えっと……」


今回はここまでということで
次回は部隊名も決まったので、三人一組のチーム分けになります
一組だけ二人になるところもありますが、そこは自動で決定しますので

それにしても電子はすっかりレギュラーメンバーに、ただのモブだったのに

ではまた何かありましたらお気軽にです


チーム決めの時葵さんまで殺意撒き散らしてるけどこれはシロと組みたいからだよな?

オーライザーに乗せる人間はカフェインじゃ無くてもいいの?
それともカフェイン限定?

智葉をOライザーに乗せてチーム分けした場合

・須賀京太郎・辻垣内智葉 ・松実玄 ・松実宥

・神代小蒔 ・福路美穂子 ・姉帯豊音

・小瀬川白望 ・臼沢塞 ・宇夫方葵

・原村和 ・龍門渕透華 ・東横桃子 ・渡井電子

こんな感じで4小隊作れるね、安価が決定権持ってるけど

無傷から死亡の安価で京太郎がオリジナル7みたいに死ににくいパイロットだった場合何かしら補正つくのかな
それともそういったものは一切無視して安価は絶対なのかな


今日は7時過ぎから再開します

ちなみに小隊分けは『三人四組・二人一組』か『四人二組・三人二組』です


>>541
葵は殺気出してるわけじゃなく、殺気を感じても物怖じしてない感じでびっくりしてない感じです

>>543
カフェイン限定です(この一文だけだと何の話かわっかんねぇな)

>>554
人外性能の人間の場合は強力な補正がつきます
肉弾戦が強ければかなり生身での死傷率は下がることになりますので

流派習得しなきゃ(使命感

流派!東方不敗は!王者之風よ!

情報以前に目の弱ってる智葉が単独だと死亡フラグ立つんで一択でライザーに乗せてあげてほしい

>>560
確かにカフェインの精神コマンドは知りたいな
>>1が教えてくれないかな(チラッチラッ


これより再開いたします

ちなみに一緒に連れてった方が死亡フラグ立っちゃう場合もあるからね(ニッコリ)

流派東方不敗は、ゾイドスレとかぶっちゃうから(震え声)
まぁゾロ目が二回連続で最近出ないので心配はしてないけれど


>>556
ゾロ目出しながら言わないで(白目)

>>563
パート10のスレタイはいつ言うんでしょうねぇ(ゲス顔)

>>564
(ニッコリ)

守ればいいんだろ!?ならさ!


とりあえず、なんだか妙な雰囲気になってるブリーフィングルームで京太郎が頭をひねる

14人というなんとも言えない数字に悩みながらも、ハッと気づく


京太郎「そういえば智葉さん、眼の方は?」

智葉「ソレスタルビーイングの医療でな、地上よりずいぶんと進歩した技術だ……問題ない」フッ

京太郎「良かったぁ、安心しました」

智葉「その気になればぼやっとしてても十分戦えるしな……それより小隊分けはどうするんだ?」

京太郎「あぁ、そうですね……」


頭をひねって考える京太郎

とりあえず誰をどこによりも、どう分かれるかだ



・どう分ける?
1、三人四組・二人一組
2、四人二組・三人二組
3、四人三組・二人一組
ゾロ目 ??
・安価1↓から2票出た組み合わせ

二人一組はこわいもんな(敵が怖いとは言ってない)

2、四人二組・三人二組


とりあえず、その分け方をしようと言う話になった安全第一だ

小隊数は少ないが他の部隊にくらべればどうせ人数は少ない


京太郎「さて、問題は組み合わせですね」

桃子「京さんは四人と三人どっちに入るつもりっすか?」

京太郎「んあ、そうだなぁ」


・どっちに入る?
1、三人
2、四人
・安価1↓から2票出た方

1

>>550は電子の胃が死ぬ以外は問題ないな

2、四人


京太郎「すまん、俺が四人組みの方行って平気ですか?」

小蒔「ええ、平気ですよ」

葵「良いんじゃない?」

電子(私も四人組が良い!四人組が良い!死にたくない!)


とりあえず、全員の同意は得る

そうなるととりあえず三人、味方が必要だ

誰をメンバーに入れるかと悩む

支援絵あったらいいな

>>589
言い出しっぺの法則というものがあってだな

D3の電子戦を捨ててまでライザーに乗せたら一体電子はどうなってしまうのか
やらないけど


◇味方選択【リスト】
 辻垣内智葉
 神代小蒔
 姉帯豊音
 松実玄
 松実宥
 福路美穂子
 原村和
 龍門渕透華
 東横桃子
 小瀬川白望
 臼沢塞
 宇夫方葵
 渡井電子
・安価1↓から上記の先着三名

>>591
胃潰瘍になります

安価スレだからこれぐらいはね?


◇System
・小隊メンバーは下記となりました
『須賀京太郎』
『松実玄』
『辻垣内智葉』
『松実宥』


【小隊2】
・姉帯豊音
・福路美穂子
・神代小蒔

【小隊3】
・東横桃子
・小瀬川白望
・宇夫方葵
・渡井電子

【小隊4】
・臼沢塞
・原村和
・龍門渕透華


とりあえず小隊分けは決まったということで、京太郎が頷く

指揮官は大変だなと思いながら京太郎は息をついてコーヒーを一口

まだ会議中なのだから表情を引き締める


京太郎「こんな感じです、異議はありますか?」

電子(……四人だけど、確かに四人だけどもッ!)

和「問題無いように思えますね」

透華「ですわね」

京太郎「それじゃとりあえず、部隊長だけ集めるみたいなんで行ってきます」

豊音「頑張ってねー♪」


なんだか電子あたりから怨念を感じたが気のせいだろうと笑って部屋を出た


出たと思ったが、すぐに帰ってくる

驚いているメンバーに少し顔を赤くした京太郎が言う


京太郎「その、副部隊長も決めろって言われてたの忘れてました」


カッコ悪いと、心の中で思いながら言うが

案外それの受けが良かったそうだ



・副部隊長
『カフェインナンバーズ』から一人
・安価1↓から2票集まった者

『福路美穂子』


京太郎「美穂子さん、お願いします」

美穂子「私で良いのかしら……?」

京太郎「はい!」

美穂子「それじゃあ行きましょうか」ニコッ


二人で別室へと向かう

さらっと電子の胃を殺そうとしてる奴が居ますね…


別室に入る京太郎と美穂子の二人

すでに久と菫、煌と純代、誓子と成香、咲とまこの八人が揃っていた

だがここで一つ疑問


京太郎「俺たちは戦艦無いんですけど」

久「貴方たちには臼沢さんがいるでしょ?大き目の輸送機を用意するからそれで転移して一気に拡散して強襲、または私たちと一緒でも良いけど、かなり大きな戦力ということもあって」

美穂子「なら先行強襲になるのかしら?」

菫「まぁ一緒でも構わない、私たちが一定のところまで進んだら転移して同時に攻撃もできる」

煌「人命第一ですから!」


全員が合意してくれるのは助かると思った京太郎だが、それでもあれだけの戦力を保有している身としては考える

それに転移という大玉を持っているのだから、強襲が一番だろうとは思う

しかし、指揮官としては悩む


京太郎(他人の命を背負う、大変だったんだな……)


顔をしかめて、どうするか決める


・どうする?
1、自分の部隊で先行強襲
2、本隊と同時攻撃
・安価2↓

1、自分の部隊で先行強襲


だが自分の部隊と自分のことだけを案じていて勝てる相手ではないのだろう

敵を一機でも撃墜して、全員の安全を確保する

学年一位の智葉も万全の状態だし、豊音だ


京太郎「ここは俺たちの部隊で先行強襲します……良いですか?」

美穂子「ええ、京太郎君が決めたことなら」ニコッ


それを聞いた久が頷く


久「……了解したわ、それじゃあその方針で私たちは動きましょう」

菫「そうだな」

誓子「うちの艦のメンバーでもあるんだから死なないでね」

京太郎「当然ですよ」グッ



◇System
・カフェインナンバーズは『先行強襲』ルートとなりました

ボソンジャンプの時って、火星生まれや木連優人部隊員以外はディストーションフィールドで保護する必要があったような……
たしか、フィールドなしのクロッカスの艦橋が大変なことになってたような覚えが

-ブリーフィングルーム-



再び最初の部屋で全員が集まっていた

前に立つ久が、表情を引き締める


久「私たちの目的は、赤阪郁乃を確保することよ……終わらせることができるのは彼女だけ」


そう言うと、目を伏せる


久「ここまでついてきてくれてありがとう、みんながみんな私に着いてきたわけじゃないってのはわかってる、けれどこうなったら一蓮托生、みんなで協力してこのふざけたゲームを終わらせに行きましょう!」


その声に、頷いたり返事をしたり、間違いなく指揮は上がった

これから決戦の地へと、宇宙要塞デビルギガノスへと赴く

自身が沢山の命を背負っていると自覚して、京太郎は拳を握りしめて頷いた


久「京太郎君、あとで部屋に行くわね」ボソッ

京太郎「?」

つ【ロッカー】←中で激しく動いても大丈夫


ブリーフィングも終了して、あとは数時間後の作戦開始時刻まで待つだけだ

だがその前に、京太郎は自室へと戻る

もしかしたら最後かもしれないと待っていると、インターホンが鳴る


京太郎「はい……久さん、花田さんもですか?」

煌「ええ、呼ばれたので!」

久「まぁね、信用に足るし教える必要があると思ったから」

京太郎「じゃあ、どうぞ」


二人を招き入れる


煌「私のことは煌で構いませんよ京太郎君!」

京太郎「ではそう呼ばせてもらいます」ニッ


部屋に二人を招き入れて、ソファに座ると京太郎は二人に紅茶を出して自分はコーヒーを飲む

お客さんように買っておいて良かったなと思いながら、久の話を待つ


久「二人はPSSって知ってるかしら?」

煌「はい、噂程度なら」

京太郎「俺もです」

久「そうね……なら詳細は?」


それに関してはまるでわからないと、京太郎と煌の二人は首を横に振る

そもそもはあの幽霊だ、それから郁乃に聞いたらはぐらかされて、ネットでも調べた


そんな二人を見て、久は一度だけ目を伏せる

一分ほど、そのままで居ながら煌と京太郎は黙って待っていた

そして久が目を開く


久「パイロットシンクロシンドローム……それがPSSってものよ」

京太郎「パイロット、シンクロ……シンドローム、症候群?」

煌「パイロットとの融合、ですか?」

久「そう、もともとの機体のパイロットと、らしいけれどね」


元々とはどういうことだろうと、京太郎は眉をひそめた

自分のサザビーは松実露子の機体だが、それとはまた違うな感覚がする


久「ごめんなさい、私も詳しく知っているわけではないけれど……ある程度の壁があるらしいの」

京太郎「壁ですか」

久「ええ、基本的にそれを突破すると飛躍的に能力が上がるらしいのだけれど……そのぶん人格がそちらに寄る」


いくつか覚えがあった


久「体の体質なんかもそっちに寄るらしいわ、早い話がこちらの世界での体質になるってこと」チラッ

煌「……なるほど」


神妙な面持ちで二人が目を合わせる


京太郎「場合によっては、かなり危険ですね」

久「そう、普通ならそれが限界を突破することはないらしいんだけど、突破した人間のそばにいる人間はそれに感応する」

京太郎「……感応ですか」

久「壁がもろくなるって思ってくれて良いわ」



つまり、まとめると壁を突破すると体質や人格が“元のパイロット”に寄るらしい

基本的には壁を突破することはないがたまにする人間もいて、その者の近くにいると壁がもろくなる

挙句、人格が寄るということは元のパイロットが危険な人格を持っていた場合、その生徒も危険な人格となる


京太郎「赤阪さんも、それが原因で?」

久「そうね、元の世界にいた時点でかなり危険だったわ……」

煌「なるほど」

久「だから覚えておいて、壁を越えた先にあるのは力だけれど……それはPSSへの第一歩になってしまうということ」


煌と京太郎の二人が同時に頷く

別に悪いことではない、彼女はそう思っているはずだ

だが、危険なリスクを抱えてその地にたどりつくかどうかだ


京太郎「はい、おぼえておきます」

久「ありがとう……」


任意でなったりならなかったりできるものではないが、心構えとしてそう答える


煌「私は……PSS、いざとなったらなることも辞さないつもりですよ?」

つまり、ソルグラヴィオンに照が一人乗りを続けてG因子や重力子制御して限界突破すると、
京太郎専属のドジッ子メイドさんに


久「な、話聞いてたの?」

煌「ええ、力を手に入れる……仲間たちを助けるためならば自分の人格ぐらいくれてやります!」

京太郎「そ、そんなこと!」


錯乱でもしたのだろうかと、二人が煌の方を見る


煌「それに私はそう簡単に浸食されるつもりもありません」

久「だからって」

煌「たとえ浸食されたとしても、私は絶対に他人を傷つけたりしない、味方を守れてそうなれれば、それはすばらなことです!」


胸を張った煌を見て、久が笑う


久「あははっ、まったくもう……貴方って本当に、馬鹿よね」

煌「お馬鹿上等です、みんなと一緒に無事事なきを得れるならなんだって捨ててやります!」

京太郎「でも、無理はしないでください……いざとなったら仲間たちがいるんですから」

煌「はい、ありがとう京太郎君」ニッ


◇System
・花田煌の好感度が+5されました
・好感度【花田煌:50】

使わなきゃいいんだろ(ゲス顔)


煌と久の二人が部屋から出て、数分が経った

部屋で一人悩んでいるのも勿体無いと、京太郎はため息をつく

どこかに行こうと、動く


京太郎「考えてても仕方ないしな」


体を動かしている方が性にあっているというものだ



・どうする?
1、医務室に行く
2、艦内を歩く
3、ハンガーに行く
ゾロ目 ??
・安価2↓

3、ハンガーに行く


無重力のハンガーへと行くと、大声が聞こえた

スタッフたちも大勢おり、人だかりができている場所を高い場所から見る

他のパイロットたちも見ているようだった


憧「やめなさいよシズ!」

穏乃「平気だって!あたしは戦える!」

憧「あんた撃たれた傷治ってないし、マジンガーだってボロボロじゃない!」

穏乃「大丈夫だから!」

憧「大丈夫じゃないってお医者さんが言ってるでしょ!」


トラブルのようだった

京太郎の記憶の中にもバルジ内部で腹部を撃たれて苦しそうにしていた穏乃の記憶がある

特に仲がいいわけでもない、自分が出て行っても仕方がないだろうと、京太郎は意識を逸らした



・どうする?
1、機体改造
2、パーツ購入
3、話をする
4、コックピットに籠る(サザビー)
5、シミュレータをする
6、ただよう
ゾロ目 ??
・安価2↓

ぞろ目だー

3、サザビー


だいぶ修理が済んでいるサザビーに入ると、京太郎はモニターを撫でる

サザビーには今回かなり助けられた、もしかしたら自分は死んでいたかもしれないし、もしかしたら四人を殺したかもしれない

ソレスタルビーイングの沢山のNPC整備員のおかげでずいぶんと作業が捗ったというものだ


京太郎「ごめん、本当に……」

『まったく、私だから良いものの……機体は、大事にしなさい?』

京太郎「おう」


暖かい感覚が体を包む

少しだけ安心したような笑みを浮かべると、京太郎はもう一度サザビーのモニターを撫でた

なんとなく、母親を思い出す感覚


京太郎「……甘えちゃいそうだ、機械に」

『別に良いわよ、機械だけど』

京太郎「それが機械の言うことかよ」フッ

そういや「サザビーは母になってくれた存在かも知れなかったのだ」
になるところだったんだよな、サザビーが撃墜されていたら


自分たちが転移することになり、輸送機へと機体を乗せていく

14人いるものの、4人は機体を呼び出せるので問題は無い

だが輸送機に移動するにあたって久が14人に話をする


久「機体にはディストーションフィールドを数十秒だけ発生できる小型端末を積んでいるわ」

京太郎「それは、塞さんの?」

久「ええ、ボソンジャンプの時には大事らしいわよ……ネルガル重工のアカツキ・ナガレさんからもらった一点ものだから」

塞「ん、了解」


端末を久から受け取ると、塞がそれを持ってアルストロメリアのコックピットへと向かう

久が京太郎を見ると、一度だけ微笑む


京太郎「?」

久「ちょっとかがんでくれる?」


頷いた京太郎が少しかがむ

背伸びをした久が、京太郎の頬にキスをする

そのまま固まる京太郎と、同チームのメンバー多数、電子はと言うと腹を抱えている


久「ふふっ、続きは帰ったらね」

京太郎「つ、続きっすか!?」

久「返ったらパインサラダでも食べましょうね♪」

京太郎「お、おう!」


輸送機から久が出ていく

汗をダラダラと流す京太郎、背後で電子が胃薬をぼりぼりと噛み砕いて食べていた

>>682
選択肢間違えた、気づかなかったごめんね


輸送機に機体を輸送している最中で、整備員が京太郎の元へと走ってくる


京太郎「んあ?」

整備員「機体、どうするんですか?」

京太郎「どうするって……」

整備員「そのまま全員分を入れて、大丈夫ですか?あと須賀さんの機体は、サザビーとライザーのどっちを?」

京太郎「あ、ええっと……」



・どうする?
1、サザビー
2、ダブルオーライザー
・安価1↓から2票集まった方

2、ダブルオーライザー



京太郎「ダブルオーをお願いします」

整備員「了解、それじゃ頑張ってくださいよイノベイターさん!」

京太郎「う、うっす」コクリ


そして、機体が搬入されていく


京太郎「あ、そういやオーライザーに誰か乗せるなら機体一機いらんよな」


ボソンジャンプをしてからすぐに全機出撃、同時に輸送機を捨てるならば状況は違う

機体を乗せておくと無駄に撃破されるというものだ

だからこそ京太郎は同小隊の誰かを乗せるかどうか悩む


京太郎「うむ、どうするか……」



◇どうする?<重要な選択肢です>
1、松実玄
2、松実宥
3、辻垣内智葉
ゾロ目 ????<ゾロ目二つ以上>
・安価1↓から3票集まった者

1、松実玄


玄に乗ってもらおうと頷いて、玄の方へと走る


京太郎「玄さん、オーライザーで補助お願いできますか?」

玄「……うん、良いよ!」

京太郎「よし、じゃあお願いします!」


とりあえず整備員たちにνガンダムは良いと話をつけに行くのだった


◇System
・松実玄との二人乗りになります
・二人乗りの自機の破壊時は味方の破壊となります(特殊な合体機などは除く)


輸送機のコックピットに座る京太郎が、機体のチェックを澄ましていく

もう一方の席には電子が乗っていて、この手の機械の調整は上手いようで、それをこなしていってくれる


電子「……あのさ」

京太郎「ん?」

電子「あたしの機体、本来の機体と違うんだよね」

京太郎「へ?」

電子「……まあさ、とりあえず私の予備機体の一機のD-3だったからちょっとビビってたんだけど……あんたと合流できて助かったよ、変なことに巻き込まれたとこもあるけど」

京太郎「渡井さん……」

電子「胃薬常備しなきゃなんないってのは本ッ当にいやだけどね」


乾いた笑いをする電子に苦笑する京太郎


電子「ま、お互い生きて帰ろうよね」

京太郎「……うっす」


そう返事をすると、電子は背中を向けたまま片手を振ってD-3へと戻る

京太郎もオートでの操縦をセッティングすると機体へと戻った


輸送機は3分後には自動操縦で緊急加速しだす

その直前にディストーションフィールドを張ってボソンジャンプをする必要がある

全員が機体に乗り込んでいる輸送機の内部、まだマクロスクォーター内で通信は通じる

全員がそれぞれ艦の友達と通信をしている中、京太郎にも通信が入る


京太郎「ん、だれだ……?」


繋がった通信を、開く


・誰から?
メンバー以外の知り合いを一人
ゾロ目 ??
・安価2↓

『衣』


モニターには衣の顔が映った、すでにベクタールナの方に乗っているらしい

智美が回収したキュベレイに乗るのか、気になるところだがそんなことを質問している余裕もない


衣『先行しても、生きて帰って来てくれ……嫌な予感がする』

京太郎「……はい」


頷くと、京太郎は笑みを浮かべる


衣『お前も私の大事な友達だからな』

京太郎「俺も、そう思ってます」

衣『信じている、向こうで会おう』

京太郎「はい、それじゃあそろそろ」

衣『ああ!』


通信を切ると、京太郎はしっかりとグリップを握った


◇System
・天江衣の好感度が+5されました
・好感度【天江衣:65】


頭をクリアにして、カウントダウンを見る

これより最終決戦がはじまる


小蒔『京太郎さん、一言』

京太郎「え、小蒔さんが無茶振り!?」

宥『うん、京太郎くん、みんなのためにね』


二人からの無茶振りに緊張しながらも、頷く


京太郎「みんな、俺たちはここまで生き残ってきた……だから、生きよう!」


強く、その言葉を放つ


京太郎「生きて、生きて、たとえ目の前に勝利への道があったとしても、生きるんだ……そして明日を創ろう、俺たちの明日を……!」


モニターに映るメンバーが全員頷く

笑みを浮かべた京太郎が、カウントダウンを見る


京太郎「これが俺たちのラストミッションだ!」


そしてカウントダウンは0になり、ボソンジャンプが行われる

マクロスクォーターから、ソレスタルビーイングから、京太郎たち

カフェインナンバーズは消えた

-宇宙要塞デビルギガノス・正面-


本来顔のような形を模った要塞の顔は、デビルガンダムの力によりガンダム顔に変化していた

そしてその要塞の額部分には50メートルを超すガンダムの上半身があった

それが本体ではない『自己再生・自己常食・自己進化』この三つを兼ね備えたDG細胞という細胞がデビルガンダムを進化させていく

そして、デビルガンダムは外部に本体を晒すようなことはしない



瞬間、デビルギガノス正面にボソンジャンプしてきた輸送機が猛スピードでデビルギガノスへと接近する

上部のガンダムから放たれたビームがシャトルを破壊するが、爆発した輸送機からカフェインナンバーズの機体が飛び出す

いつのまにやら呼び出されていたオリジナル7を含めた13機が、デビルギガノスの前に現れる


京太郎「行くぞ、みんな!」


笑みを浮かべた京太郎が、目を金色に輝かせる



◇System

・メインストーリー『決戦デビルギガノス:強襲』が発生しました

・モード『WARS』は持続中です


◇情報

・フィールド:バーチャル世界

・勝利条件:敵ボスの全滅

・敗北条件:自分チームの全滅

・SRボーナス:チームメンバーが死亡しない


※自身が死亡した場合でもストーリーは進行します
※自身が死亡した状態でストーリーをクリアした場合、終了後にゲームクリア・二週目となります


輸送機から展開した機体たちがそれぞれ当初の小隊と一緒になって散開する

京太郎と玄のダブルオーライザーと宥のシナンジュ、そしてヴォルケイン改が射撃を開始した

だがデビルギガノスから触手が伸びる、その緑色の触手の先についたガンダムヘッドが口を開き、ビームを撃つ


電子『数が多いよ!』

豊音『デスアーミーも沢山来たよー!』

小蒔『キュベレイ・パピヨンのファンネルでも全部はさばけません!』

京太郎「なら、その数を超える殲滅力かっ……いや、どうする!」


悩んでいる間にも状況は変わっていくと、舌打ちをする



・どうする?
1、ライザーソード
2、全機で一点突破
3、小隊ごとに散開して地道に攻撃
ゾロ目 ??
・安価2↓

3、小隊ごとに散開して地道に攻撃


本体合流前に戦力を圧倒的に削っておきたかったが、そうもいかないと舌打ちを打つ


京太郎「小隊ごとに分散、それから敵機を殲滅します!」

塞『了解……!』

葵『面倒だなァッ!』

和『仕方ありません!』


それぞれの小隊で散開してガンダムヘッドとデスアーミーたちを撃破していく

ダブルオーライザーのGNソードⅢで敵機を撃ち抜く

智葉も殲滅力には長けているし、宥もシナンジュの機動性にて敵機を切り裂いていった


京太郎(宥さん、戦闘することこそ少ないけどやはり智葉さんにも退けを取らない強さだ!)

玄『京太郎君、ガンダムヘッドが!』

京太郎「チィッ!」



・攻撃(回避175補正:+17)
01~30 命中
31~98 回避
ゾロ目 直撃
・安価1↓


左右と正面から迫るガンダムヘッドを視界に入れて、バインダーを左右に向けてビームマシンガンを撃つ

そして正面から迫る敵機を高出力GNソードⅢのライフルで破壊する


京太郎「その程度はァッ!」


加速して、京太郎は智葉に迫るガンダムヘッドを切り裂く

ヴォルケインはダブルオーライザーに迫ったガンダムヘッドを撃った

カバーしながら戦っているが、シナンジュは敵機の合間をすいすいと抜けながらガンダムヘッドやデスアーミーを破壊していく


※デビルガンダム軍団『HP10000/10000』


京太郎「流石ですね!」

宥『うん、負けられない……!』

智葉『それは私も同じだ!』

玄『京太郎くん、私たちも!』

京太郎「ああ!」



◇どうする?
・ダブルオーライザー【HP7000/EN350】
1、トランザムでの攻撃(EN50)
2、トランザムでのライザーソード(EN100)
3、通常状態にて地道に殲滅
ゾロ目 ??
・安価2↓

2、トランザムでのライザーソード


心を決めるた京太郎のダブルオーライザーが上昇する


京太郎「ライザーソードを使う!」

玄『うん!』


初めて登場する玄だが、しっかりとマニュアルは読んだのだろう


京玄「トランザム!」


赤く輝くトランザムライザーを襲おうとするガンダムヘッド

京太郎はそれらをライフルやビームマシンガンで迎撃しながら避けていき、一定の距離を取る

全機が攻撃範囲から撤退していく


京太郎「トランザム……ライッザァァァァァァッ!!」


GNソードⅢから前の戦闘と同じく巨大なビームサーベルが展開される

振り下ろされるライザーソードはデビルギガノスにすら到達しようとするが、ガンダムヘッドたちが盾になろうとした

本体を守る


京太郎「だがッ!!」



◇ダメージ
01~30 2000
31~60 3000
61~98 4500
ゾロ目 6000
・安価1↓

『3000』


ライザーソードがガンダムヘッドを切り裂きながらデビルギガノスを傷つける

※デビルガンダム軍団『HP7000/10000』

内部へ入れるようになった、再生前に接近すればいい


京太郎「開いてるのはせいぜい一分ぐらいか!」


ガンダムヘッドたちがトランザムライザーを襲おうとするが、トランザムライザーは火力、スピード、すべてが異常と言うにふさわしい能力だ

京太郎はヴォルケインとシナンジュの二機と合流すると、迫りくる敵を撃破していく


◇敵の攻撃【威力:2500+コンマ二桁×10】※ゾロ目の場合威力が+1000されます


・小隊1(回避175補正:+17)
01~30 命中
31~98 回避
ゾロ目 直撃
・安価1↓

・小隊2
・【HP5000/5000】
01~30 命中
31~98 回避
ゾロ目 直撃
・安価2↓

・小隊3
・【HP5000/5000】
01~30 命中
31~98 回避
ゾロ目 直撃
・安価3↓

・小隊4
・【HP5000/5000】
01~30 命中
31~98 回避
ゾロ目 直撃
・安価4↓


※他小隊のHPが0になるたびにその小隊の機体を一機ずつ選んで破壊されていきます

・小隊1
・【HP5000/5000】

・小隊2
・【HP5000/5000】

・小隊3
・【HP5000/5000】

・小隊4
・【HP2260/5000】


攻撃を回避しながらも、トランザムライザーで敵機を切り裂き、撃ち抜く

ガンダムヘッドの他にもデスアーミーにコウモリのような翼をもったデスバッドがトランザムライザーを攻撃するものの


京太郎「狙い撃つ!」


イノベイターでありニュータイプである京太郎の方が幾分も上手だ

だが完璧とは言えない、疲労もあるし限界も存在する


京太郎「くそっ!まったく減らない!」



・攻撃(回避175補正:+17)
01~30 命中
31~98 回避
ゾロ目 直撃
・安価1↓

スパロボだとマギーちゃんは修理装置があるから
使えるから、合流して修理
第2小隊が修理の間護衛
京太郎がライザーソード発動
ってやりたいね

安価なら↓

『回避』


敵機からの攻撃を避けると、GNソードⅢにビームを纏わせて敵機を切り裂くが、背後からビームを放たれる


※デビルガンダム軍団『HP7000/10000』
・HPが500回復します


京太郎「当たるかよぉぉぉ!」

玄『京太郎くん、本隊到着まで残り3分!』


量子化による回避で、敵機を切り裂いていく

だが量子化だってそうそう使えるものでもない、ある前提で戦っていればミスはでる

舌打ちをして、京太郎は次の敵機を探す



◇どうする?
・トランザムライザー【HP7000/EN250】
1、通常攻撃
2、全力攻撃(EN50)
3、ライザーソード(EN100)
4、デビルギガノスに突入☆
5、他小隊の援護(【第二・第三・第四】の中から指定)
ゾロ目 ??
・安価1↓から2票集まったもの


☆選択肢『デビルギガノス内部に突入』は単機で行います
 突入した場合、外部の味方機は破壊されません

(なんでここでゾロ目出るんだ)

『ゾロ目 援軍』


ガンダムヘッドに囲まれるダブルオーライザーたち

だがその瞬間、赤い巨大なビームがガンダムヘッドを破壊していき、その先のギガノスにもダメージを与える

その効果力のビームを放った機体は戦闘機のようにも見えたが、京太郎たちの前に現れると変形してその巨体を伸ばす

【BGM『TRANS-AM RAISER』:http://www.youtube.com/watch?v=Jn0FlOoPmiI

淡「ハハハハッ!高校100年生、大星淡ちゃん参上!」


現れたのは、巨大MAレグナント

そしてそれに搭乗する大星淡は大笑いをしながら敵機をビームやミサイルを連射して敵機を破壊していく



淡にお礼として、スプーン(さじ)を渡そう

安価なら↓


淡の参戦、その大型モビルアーマーレグナントの殲滅力により先ほどの比ではない速度でガンダムヘッドやデスバットを破壊していく

ライザーソードの一瞬の殲滅力よりも、レグナントの持続する破壊力の方がデビルガンダムには効くのだろう


淡『話はなんか凛々しい人に聞いたよ、天空からの使者って言ってたかな?』

京太郎「あの人か!」

淡『淡ちゃんが来たからには一歩も撤退はない!』

京太郎「助かる……」

玄『どうする京太郎君!』



・どうする?【特殊判定】
1、デビルギガノス内部に単機で突入
2、デビルギガノス内部に僚機と突入☆
3、本隊と合流まで待つ
・安価1↓から2票


☆二機で突入できますが、僚機が破壊されることもあります

P(プラモ)S(スピリット)S(スパーク)
京太郎がプラモを参考に機体をパワーアップできる

安価なら↓

3、本隊と合流まで待つ


京太郎「本体と合流までここで殲滅!」

智葉『なにを悠長に!』


デビルギガノスの穴が自己再生していく


京太郎「誰にも死んでほしくない!」

智葉『お前はっ……優しすぎるッ!』


苦虫をかみつぶしたような表情の智葉だが、いつも通り殲滅を開始する

レグナントを中心に各小隊も合流して敵機を撃破していく

それでも、自分も他人も部隊のみんなも傷つけたくが無い故の判断だ


◇System
・特殊判定により途中をスキップして本体が合流します


一塊になって迫るガンダムヘッドとデスバットを殲滅していると、ソレスタルビーイングが現れて巨大なビームを放つ

だがデビルガンダムの特徴の一つが自己再生、先ほどのライザーソードにより一撃殲滅への耐性をつけてその攻撃をガンダムヘッドやデスバットにより防ぐ

ソレスタルビーイングから出撃した三つの艦から、機体が出撃していく


京太郎「来てくれたか!」

久『無事でなによりよ、いつの間にか大星さんも合流したみたいね!』

淡『抗争のこと忘れてないからね!』

菫『そういうのは後で聞く!全機ガンダムヘッドを破壊しろ、どちらにしろコアを叩かなければ終わらん、デビルギガノスに穴をあけて突撃、コアを破壊しろ!』


『了解!』


誓子『相転移砲、撃ェ!』

菫『マクロスキャノンだ!』

純代『主砲、撃ちます』


戦艦からの攻撃でどうにかガンダムヘッドを破壊していくがデビルギガノスへの決定打にはならない


戦艦、機体、入り乱れての乱戦が始まる

最終決戦という感じでデビルギガノスも先ほどよりも攻撃の手を激しくした

※デビルガンダム軍団『HP15000/15000』

京太郎は舌打ちをして自身の部隊を見る

まだ致命傷に至っている機体はいないが、敵機の協力な攻撃を浴びれば危ないかもしれない


京太郎「くそ!」


淡はすでに最前線に出て戦っている

カフェインナンバーズもずいぶん前線の方で戦っているものの、最前線というほどまでには出てない

最前線はやえや憧、睦月なども出ている


京太郎「さすがに、厳しいか!」



◇どうする?
・トランザムライザー【HP7000/EN250】
1、通常攻撃
2、全力攻撃(EN50)
3、ライザーソード(EN100)
×、デビルギガノスに突入(単機)
×、デビルギガノスに突入(僚機)
6、全機で一点突破
7、小隊ごとに散開して地道に攻撃
ゾロ目 特殊行動
・安価1↓から2票集まったもの

2、ライザーソード


中々デビルギガノス内部に味方機が突撃できない

ならば穴をあけるのみだと、京太郎は僚機から離れる


京太郎「ライザーソードを使います!」

玄『準備完了なのです!』

京太郎「ライザァァァァァッ!」


放たれるのはビーム砲撃のような剣

ライザーソードは真っ直ぐギガノスへと延びる



◇ダメージ
01~30 2000
31~60 3000
61~98 4500
ゾロ目 7500
・安価1↓

このモードでの戦闘では回復は一切ありません(敵機を除いて)

『3000』


ライザーソードはギガノスへと延びてその装甲に傷をつける

ソレスタルビーイングでの攻撃と戦艦の主砲、そしてライザーソードで精一杯だ

だが確実にダメージは入りデビルギガノスには穴が開いた

※デビルガンダム軍団『HP12000/15000』


菫『突撃できる機体から突撃しろ!』

京太郎「続けて高火力支援砲撃行きます!」


GNソードⅢから高火力ビームを撃つ

◇敵の攻撃【威力:3500+コンマ二桁×10】※ゾロ目の場合威力が+1000されます


・自機(回避175補正:+17)
・トランザムライザー【HP7000/EN150】
01~30 命中
31~98 回避
ゾロ目 直撃
・安価1↓

・チームカフェイン【6000/6000】
01~20 命中
31~98 回避
ゾロ目 直撃
・安価2↓

・自軍【8000/8000】
01~50 命中
51~98 回避
ゾロ目 直撃
・安価3↓


・トランザムライザー【HP7000/EN150】

・チームカフェイン【6000/6000】

・自軍【8000/8000】


※デビルガンダム軍団【HP13000/15000】
・HPが1000回復


デビルガンダムの自己再生・自己進化・自己増殖というものがどれだけとんでもない力かわかる

自軍の味方機が、落とされる


京太郎「くそっ!」


命が消えていく感覚が、まじまじと伝わってくる

片手で頭を押さえる


京太郎(人の死が、わかってくるっ……)



◇どうする?
・トランザムライザー【HP7000/EN150】
1、通常攻撃
2、全力攻撃(EN50)
3、ライザーソード(EN100)
4、デビルギガノスに突入(単機)
5、デビルギガノスに突入(僚機)
6、全機で一点突破
7、小隊ごとに散開して地道に攻撃
ゾロ目 特殊行動
・安価1↓から2票集まったもの

6、全機で一点突破


京太郎「カフェインナンバーズで一点突破、中央に入る!」

葵『侵入はどうするの!』

京太郎「それを援護するんですよ!」


13機がガンダムヘッドたちの合間を抜いて空いている穴付近で迎撃を開始する

穴の周囲を攻撃して閉じないようにしながら僚機を誘導していく


京太郎「大丈夫ですか!」

美穂子『平気よ京太郎くん!』

桃子『激しいけどっ、全然いけないっすよぉ』



◇ダメージ
01~30 2000
31~60 3000
61~98 4000
ゾロ目 6000
・安価1↓

『3000』


ガンダムヘッドとデスバットの攻撃が止んだ瞬間、各機が一斉にデビルギガノスの穴に攻撃をしかける

※デビルガンダム軍団『HP10000/15000』

これによって穴は再び広がる

まだ潜入できるが、また放って1分もすれば塞がってしまうだろう


成香『レイピア12、大破!』

誓子『早く撤退を!』

成香『オメガ13、撃破されましたっ!』

京太郎「くそっ!」

◇敵の攻撃【威力:4000+コンマ二桁×10】※ゾロ目の場合威力が+1000されます


・自機(回避175補正:+17)
・トランザムライザー【HP7000/EN150】
01~30 命中
31~98 回避
ゾロ目 直撃
・安価1↓

・チームカフェイン【6000/6000】
01~20 命中
31~98 回避
ゾロ目 直撃
・安価2↓

・自軍【8000/8000】
01~50 命中
51~98 回避
ゾロ目 直撃
・安価3↓


・トランザムライザー【HP7000/EN150】

・チームカフェイン【1940/6000】

・自軍【3730/8000】

※デビルガンダム軍団【HP11000/15000】
・HPが1000回復


突入していった自軍機が次々と破壊されていく

舌打ちをした京太郎だが続々と潜入していく自軍機はいる


京太郎「ここを、なんとしても!」

豊音『うー、こんな時にRダイガンがあればなぁ!』

電子『そんなこと言ったら私だって機体があればねぇ!』


疲れる自分たちと疲れない相手じゃ持久戦は不利だ



◇どうする?
・トランザムライザー【HP7000/EN150】
1、通常攻撃
2、全力攻撃(EN50)
3、ライザーソード(EN100)
4、デビルギガノスに突入(単機)
5、デビルギガノスに突入(僚機)
6、全機で一点突破
7、小隊ごとに散開して地道に攻撃
ゾロ目 特殊行動
・安価1↓から2票集まったもの

『ゾロ目 特殊行動』

◇特殊行動
1、僚機と突入
2、ライザーソード(特殊)
3、トランザムバースト
ゾロ目 ??
・安価1↓から2票

3、トランザムバースト


こうなればと、京太郎は一筋の希望にかけてみる

彼女がPSSに浸食されているとしても、まだ自分というものがあるかもしれない

宥たちのように必死に抵抗しているかもしれない


京太郎「トランザムバーストを使う!」

咲『各機、京ちゃ……ダブルオーの援護を!』


自軍の機体が京太郎に迫る機体を破壊していく


京太郎「トランザム、バースト!」


トランザムライザーが赤く輝き、GN粒子がさらに拡散される

そして拡散されたGN粒子をも巻き込み、周囲に特殊な空間が形成されていく

京太郎が、デビルガンダムと、赤阪郁乃と分かり合うための空間


京太郎「うおぉぉぉぉぉ!」


◇トランザムバースト
01~98 失敗
ゾロ目 成功
・安価1↓

はい

『失敗』


共有する意識、お互いの思いを分かり合うための空間、だがそうはいかない

デビルガンダムという個体と増殖した個体、そして赤阪郁乃の感情が流れ込んでくる

そしてそれらは正しく入ってくることなく、京太郎の意識をかき乱す


京太郎「~~~~ッ!!?」


その意識の流れに耐えられるほど、イノベイター一人は強くはない

-???-


京太郎「お前たちはなんだ、なぜ人間を襲う!赤阪郁乃の意識を奪ってまで、なにがしたい!」


問うても、帰ってくる答えは意識の逆流


京太郎「答えろぉぉぉぉぉぉ!」


叫ぶが、それは無駄だった



突如、トランザムバーストが玄の操作によって終了させられる

それによって、京太郎は救われたのだろう


玄『京太郎くん!』

京太郎「く、くろさんっ……」ゼェハァ


黒い意識、あれは人類に対する憎悪や嫌悪にも似ていた

だがデビルガンダムが、ただの機械が感情を持つというのだろうか

その答えは出せない


京太郎「トランザムバーストは失敗した、すまない」

久『……全機は引き続きデビルギガノスのコア破壊に!』


乱れる息を整える間もなく、京太郎はグリップを握りしめる



◇どうする?
・トランザムライザー【HP7000/EN150】
1、通常攻撃
2、全力攻撃(EN50)
3、ライザーソード(EN100)
4、デビルギガノスに突入(単機)
5、デビルギガノスに突入(僚機)
6、全機で一点突破
7、小隊ごとに散開して地道に攻撃
ゾロ目 特殊行動
・安価1↓から2票集まったもの

5、デビルギガノスに突入(僚機)


肩で息をしながらも、京太郎はトランザムが解除されたダブルオーライザーで穴へと接近する

まだ入るまでには余裕がある

GNソードⅢライフルで敵機を破壊しながらも京太郎は誰かに援護してもらうことにした


京太郎「誰か援護を頼む!」


叫んで、京太郎は敵機を撃つ


◇味方選択【リスト】
 辻垣内智葉
 神代小蒔
 姉帯豊音
 松実玄
 松実宥
 福路美穂子
 原村和
 龍門渕透華
 東横桃子
 小瀬川白望
 臼沢塞
 宇夫方葵
 渡井電子
・安価1↓から2票出た者

クロチャー無しで

『原村和』


ダブルオーライザーの横について穴を通り抜ける赤い機体

京太郎はそれを確認すると共に中へと突入する

和『紅蓮と私が援護します!』

京太郎「平気か!?」

和『可翔式で機動性は上がっていますから!』


迫りくるデスバットやガンダムヘッドをGNソードⅢで撃ちながら、紅蓮とダブルオーライザーは道を進む

そもそも、ギガノス内部というものはかなり入り組んでいるようだった


電子『コアまでの情報、送るよ!』

京太郎「助かります!」


◇System
・偵察機・電子戦機がいるのでルート探索をスキップします

-デビルギガノス・コア-


ダブルオーライザーと紅蓮可翔式の二機が電子から送られてきた情報をもとにコアへと入る

正確にはコア一歩手前のラストバトルと行ったところだろう


京太郎「破壊する、ただ破壊するだけのお前を……破壊する!」


GNソードⅢを展開して敵機に向ける

その広い空間に立っているのは巨大なガンダム、デビルガンダムだ

邪悪な外見をしたそれを見て、京太郎と玄と和は生唾を飲む


和『行きましょう、玄さん、京太郎くん!』

玄『サポートはお任せあれ!』

京太郎『いくぞ!』


【戦闘開始】


◇DG:デビルガンダム【登場作品:機動武闘伝Gガンダム】
 【HP20000/20000】

                                __
                       ___ ,ィュニ'>'、 〉
                    __,/イヒヽ /    〉.`ハ

                   />,∠-、<〈  _, -'_>'__
                  /  /O_|_ノ |__/-〈  `/ 〉〉〉
                  `‐ラ-,>、_,>-',彡  `ー-,_ー'/´
                 _,ィ'´ ./   〉ニ|彡       ̄
                <_ュァ- '´    〉,ニ|彡  / ̄`ヽ
                           ,-ァ、三|彡 /    .|
                    _,,|〈_,|ノ__/` ‐-ュ,_  .|´ ̄〉 ./ ̄ヽ

                  _,/<>;-;;'´;;<二ニ= -、>ー--'´,_   /,_
                 | |_;;;;;;;;;/ーム_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | 「| ̄`lハ >;;'- ,,_ヽ

           _, -;;;;;;;;;//  <ニニニ> ` ー' ´_// .| | ̄,|| | |;;;;;;;;;;;;;;;;`;';;,,
         /;;;;;;;;;;;;;;;;| |  |  <ニニニ>     |  |   | |=,|| | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
         /;;;;;;;;;;>' T | .|  |           .|  |  /‐- ,_」|_| \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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      |;;;;;;;;;|    /;;;;;;;;;;//;;;;;;;;;;/  |;;;;;;;;;;|      ∨;;;;;;;;ハ   |;;;;;;;;;;;;;|


◇原村和
◇紅蓮可翔式
【HP5000/5000】

◇戦闘時ステータス
・技量 85
・命中 180
・回避 200
・防御 80

二万か削りきるの大変そうだな
これ最終形態だっけ?


◇須賀京太郎&玄
・技量:138
・防御:210
・回避:347
・命中:286


◇ダブルオーライザー
【HP7000/7000】【EN150/150】
◇武装【オーライザー】

・GNソードⅢライフル:威力3500:命中+10
 特殊:当たると1度だけ相手の装甲を-10

・GNソードⅢ:威力4500:命中+20
 特殊:当たると1度だけ相手の回避を-10

・連続攻撃:威力5500:命中±0:EN30
 特殊:当たると1度だけ自身の気力を+10する

・トランザム:威力7000:命中+10:EN50
 条件:気力130以上
 特殊:当たった後、相手のHPが1000以下の場合【勝利】する


◇特殊能力
◇ツイン・ドライブ・システム
効 果:1ターンごとにENを50回復する

◇純正GNドライブ
条 件:特殊技能【イノベイター】か【ガンダムマイスター】を持っている
効 果:特殊技能【イノベイター】と武装【トランザム】が気力110で発動できる

◇GNフィールド
効 果:威力2000以下の攻撃を無効
効 果:射撃ダメージを-1000

◇量子化
条 件:特殊技能【イノベイター】発動後
効 果:回避判定のコンマ二桁のどちらかに『0』が入っていた場合回避となる

>>928
こっちはギアナ高地で戦った方です


決戦のその場所で、ダブルオーライザーと紅蓮可翔式の二機は攻めあぐねていた

その要塞のような姿にどこから攻撃すればいいのかすらわからない


京太郎(くっ、迷っていても外でのみんなの戦況が危なくなるだけだろうに!)

和『京太郎君!』

京太郎「ああ、俺たちは負けるわけにはいかない!」『気力150』


◇行動選択
1、攻撃【コマンド>>930
2、説得
3、パーツ【名称表示】
・安価1↓

僚機にもリペア使えますか?
安価下

・GNソードⅢライフル


懐に突然飛び込んで行ってもどうなるかはわからない

京太郎はGNソードⅢをライフルモードにする


京太郎「狙い撃つ!」
・GNソードⅢライフル:威力3500:命中+10
・286+10=296
 50-296=0


放たれたライフルが真っ直ぐデビルガンダムの体の下についている黒いガンダムヘッドに直撃する


DG「……!」
◇防御:200
◇デビルガンダム『17500/20000』
・当たると1度だけ相手の装甲を-10


直撃はした、ダメージが通らないわけではない

京太郎は勝てるかもしれないと、笑みを浮かべる

>>938
僚機にリペアキットは基本的には使えません

そういやENが150/350じゃないのはなんで?
回復できないとかそういう仕様? 安価下


デビルガンダムに攻撃が直撃すると、紅蓮も前へと出る

攻撃のチャンスは最大限に生かす、それが彼女の知るスパロボバトルの鉄則だ


和「これで!」
・輻射波動機構S:威力5500:命中+50
・180+50=230
 50-230=0
・気力130以上で威力+1500


至近距離でデビルガンダムの肩に輻射波動を喰らわせると、その肩がはじけ飛ぶ

さすがの威力だと京太郎も笑みを浮かべた

勝てる、勝てるかもしれない


DG「……!!」
◇デビルガンダム『12500/20000』

>>942
申し訳ない、普通に上限は350です、ミスでした


ここまで動かなかったデビルガンダムが、赤い目を輝かせて口を開き方向を上げる

本体真下のガンダムヘッドの口が左右に割れて、その口にエネルギーがチャージされはじめた


京太郎「デカいのが来るか!?」

玄『デビルガンダムに高出力反応……でも、下から!』

和「!?」

DG「!!」
・ガンダムヘッド:威力8000:命中+30【全体攻撃】
・200+30=230

京太郎「なにっ!」
・347-230=117【回避】

和「ッ!!?」
・200-230=0【直撃】



床からあふれ出たガンダムヘッドが紅蓮可翔式に突撃して吹き飛ばす

コックピットの衝撃は計り知れないだろうし、紅蓮可翔式の手足も吹き飛んだ


和『あぁぁぁぁっ!!?』
◇防御:80
◇紅蓮可翔式『10/5000』
・ハウメアの守り石発動


京太郎「和ァァァァッ!」

玄『和ちゃんっ、いやぁぁぁっ!』


そしてデビルガンダムの下部ガンダムヘッドが高火力ビームをチャージして、その砲口を和の紅蓮可翔式に向ける

焦る京太郎……


京太郎(攻撃は、間に合わない!)

玄『ど、どうしようっ!』カタカタ

京太郎「くっそぉぉぉぉ!」


◇どうする?<重要選択肢>
1、和を見捨てられない、GNフィールドで庇う
2、庇ったら倒せない、トランザムで攻撃する
・安価1↓から3票集まった方

1、和を見捨てられない、GNフィールドで庇う


だがその距離までは間に合わない

通常であれば、間に合うことは決してない距離


京太郎「トランザム!」


叫ぶと機体が赤く輝き、その速度は他の機体を圧倒する

放たれるビームより早く京太郎は和の紅蓮の前にトランザムライザーを移動させた

両肩のバインダーを前面にやりGNフィールドを全開にしてどうにか攻撃を防いではいたが、それでもその高火力のビームは防げない


京太郎「うおぉぉぉぉ!」


GNフィールドを抜けてすぐにビームは止む

ボロボロのトランザムライザー、いやダブルオーガンダムがそこには居た

分離されたオーライザーが紅蓮に近づいて玄が和をどうにか引き上げる


玄『京太郎君も早く!』

京太郎「いや、ここで足止めします……こいつを俺がひきつけますから撤退してください」

玄『そんなこと!』

京太郎「早くしろ、今はまだアイツはビームが撃てない!撃てるようになったら壁なんて軽く超えて狙撃してくるぞ!」

玄『ッ!!?』

京太郎「……お願いですから、逃げてください……アイツの攻撃は俺に当たらないってわかってるでしょう?」


そう言われた玄は、涙目のまま血だらけの和を抱いて頷くと、オーライザーでその部屋から出ていく

ボロボロのダブルオーガンダムと損傷したデビルガンダムがそこにはいた

デビルガンダムは片腕を回復させようとするが、京太郎はそうはさせないと飛び出すと接近して左腕にてビームサーベルでその修復しようとしている部分を突き刺す


DG「!!」


デビルガンダムは残った腕の肩についた腕でダブルオーガンダムの左腕を破壊する

すぐに後ろに下がったがボロボロのダブルオーガンダムは全開の時ほど動けるわけもなかった


京太郎「は、ハハハッ……一騎打ちだ、どっちかが死ぬまで戦う」


手が震えるのは、死というものが間近に迫っている感覚がするせいだ



震える手を気力で押さえつけると、金色の瞳でデビルガンダムを睨みつける

すべての現況、郁乃がおかしくなったのもきっとこいつのせいだとわかっているから、京太郎はトランザムバーストをあきらめて破壊しようと思った

デビルガンダムから感じるのは『人類の抹殺』その一つだけ


京太郎「そうだ、俺は……俺がガンダムだ!」


叫ぶと、京太郎はGN粒子の状態を見る

トランザムはできて30秒が限界だろう、それで十分だと、京太郎はダブルオーガンダムのGNソードⅢを展開する

デビルガンダムが肩から拡散ビームを放つが、それらをかいくぐって京太郎は接近すると共にデビルガンダムの残った片腕を切り落とす


DG「!!」


大きな口を開いてダブルオーガンダムを噛もうとするデビルガンダムだがダブルオーガンダムの左足でその顔面を蹴る

へこむ顔面だがそれだけであり左腕が噛み砕かれた


京太郎「くっ!」


ガンダムヘッドの一つがダブルオーガンダムの腹部に直撃し、ダブルオーガンダムが壁までふきとばされる


京太郎「ガぁッ!」


爆発と共に、破片が飛んできて額にぶつかる、だがヘルメットのおかげでどうにか致命傷は免れる

破片が刺さったヘルメットを脱ぐと、京太郎は髪をかきあげる

額から流れる血なんて今は気にしていられなかった


ヘルメットが無ければ即死だったとか、そんなことを言っている暇もない

京太郎はダブルオーでそのままデビルガンダムへと飛ぶ

下部の口が開いて再び高火力ビームを放とうとする


京太郎「俺の命に代えても、俺の思いに懸けてもこいつは……破壊しなきゃならない!」


ダブルオーガンダムに赤い何かが集まる


京太郎「トランザム!」


さらに赤く輝くダブルオーガンダムがGNソードⅢを振り上げる


京太郎「みんなにはわかるはずだ、こいつは、こいつだけは……ッ!」


GNソードⅢがまるでライザーソードのように伸びる

もちろんあれほど長くないが、現状の目の前の敵を真っ二つにするには十分すぎる長さだ

ダブルオーガンダムの失った左腕と左足からあふれ出るGN粒子


京太郎「ライザァァァァァァァッ!!」


その咆哮と共に、振り下ろされた剣がデビルガンダムを真っ二つに切り裂いた

そして……

-宙域-


突如、戦闘が止まった

自軍機もすべてが相手が突如止まったことにより動いて良いのかわからずに止まる

ギガノス周辺のカフェインナンバーズたちも動きを止めた


巴『デビルギガノスからの攻撃、並びにガンダムヘッドどデスバットの攻撃が止みました!』

菫『なんだ!』

久『京太郎君がやったの!?』


叫ぶように言う久、そしてデビルギガノスから一筋の閃光が飛び出す

その青い閃光は一筋の希望

回避の判定ってこちら側は、敵の命中ーこっちの回避じゃないのか?
それでプラス分以上だしたら回避。だから30以上で回避だと思ってた・・・
間違ってたらすまぬ。安価下



玄『ダブルオーは、須賀京太郎は残りましたっ……』


通信から聞こえてきた音に、動揺はしてもまだ誰も悲観的な言葉は言わない

当然だ、まだ生きているかもしれない

彼の強さは彼と戦った者たちが一番良く知っているから、だから菫も何も言わなかった


―――突如、デビルギガノスが多数にわたる爆発をはじめるまでは


久「ッ!!?」


デビルギガノスの各部分が爆発を起こしていき、デビルギガノスは月へと落ちていく

最初は唖然としていた久だったがハッとした表情をしてすぐにオペレーターの巴の元まで行ってインカムを奪い取る

インカムを奪い取った久は叫ぶ


久「全員、カフェインナンバーズの機体を止めて!絶対にデビルギガノスの中に入れないで!」


その叫び声によって状況を理解したのか各機がカフェインナンバーズの機体を押さえに出る

案の定爆発を繰り返すデビルギガノスへと侵入するために動き出す各機だったが、それを許すわけにもいかない

だからこそカフェインナンバーズの機体を押さえて、全員ギガノスが月へと落ちていくのを見るしかできなかった

>>963
よくよく考えたらそれ不利かなとも思ったのよね、あそこで変える必要あったかって言われると


デビルギガノスが月へと落ちると共にバラバラに砕け散った

爆発もおさまると、各機体がそれぞれ月面へと飛ぶ


久「……私たちも月面に降りましょう」

菫「了解、頼む巴」

巴「はい!」


大まかな通信と操舵をこなす巴が月面へと舵を切る

落ちて行ったデビルギガノス


久(信じてる、信じてるわよっ……生きてなさい、赤阪郁乃、京太郎君!)


祈るように、瞳を閉じた


月へと降りるマクロスクォーター、ドラゴンズハイヴ、ナデシコの三隻

そして機体たちはすでに地表へと降りてデビルギガノスの残骸が広がる場所を見る


久『……状況を』

智葉『……デビルギガノスは大破、だがまだコアも生きているものと思われる』

久『なら京太郎君も生きている可能性もあるわ』

電子『捜索するよ!』

葵『とっとと済ますよ!』


そう言いだすと、全機が残骸をどかしていく

だが生身のまま逃げ出してないとも限らない、慎重さを心がけて機体たちは全員瓦礫をどかしていった

ただ一人の捜索のために


玄『そちらに戻ります、京太郎君が守ってくれた……和ちゃんが負傷してます』

久『了解、ハッチ開けて』


開いたハッチにオーライザーが滑り込む

それを見ていた穏乃が、悔しそうに膝をついた


電子『……ダブルオーの反応発見!』

塞『どこ!』

白望『すぐに行く』

透華『必ず見つけ出しますわ!』


そして、D-3のレーダーの反応が強くなっていく


久『必ず見つけるわよ!』


そう言って嬉しそうに立ち上がる久

ダブルオーの反応がどんどんと強くなると、そのたびに電子の顔は徐々に青ざめていく

そして叫ぶ


電子『撤退!撤退です!』

宥『!?』キュピンッ


反応があったデビルギガノスの残骸が吹き飛び、そこから現れるのはデビルガンダム

両腕は無くなり、頭は体ごと真っ二つになり、そしてその間から無数の小さなガンダムヘッドがジュルジュルと湧き出る

そして下部のガンダムヘッドには……


久『嘘、でしょ……?』


GNソードⅢを突き刺しているダブルオーガンダム

喜べることのはずだった、その胴体に大穴さえ空いていなければ

指揮官である久が自失茫然とし、フラフラと床に尻持ちをつく


まだ再生できていないデビルガンダムを見て、煌が叫ぶ


煌『全機撤退です、まだデビルガンダムは高火力ビームなどは撃てません、一度下がって作戦を練り直します!』

葵『ふ、ふざけるなぁぁぁぁっ!』

煌『衣さん、葵さんを連れて帰ってきてください!全機撤退!効かないものには罰則を与えます!』


そこまでのことを煌が言うのだからよほどのことだ

だからこそ自失していた者も冷静さを少しは取り戻して撤退する

戦艦へと全機が入ると、三隻が上空へと飛ぶ


久『……嘘、でしょ……京太郎、くん』


約束は守られなかった


◇System
・メインストーリー『決戦デビルギガノス:強襲』をクリアしました
 SRC『30000』を会得しました
 経験値『500』を会得しました
・SRボーナス取得
 SRC『30000』を会得しました
 経験値『300』を会得しました


※まだ『須賀京太郎』の死亡が確定していないため『SRボーナス』を取得しました
 現段階では『死亡不確定』です、キャラクターたちの行動によって生還フラグが建ちます
 現段階では『死亡不確定』のため、ストーリーが終了しても続きます
 他キャラクター使用時には須賀京太郎のステータスを引き継ぎます


◇須賀京太郎【死亡:不確定】
・確定期限【次メインストーリー終了】

でぇじょうぶだ、ハウメアの加護が……


今回はここまでということでキリも良いので埋めちゃってもオッケーです
次スレは建てておくので!

住人のみなさんも毎度ありがとうございます

次回はこの続きから、みんなが落ち込んじゃう話です
もしかしたら安価無い部分は明日休みなので昼間に書いてしまうかもしれませんが

そろそろ、このバーチャル世界編もクライマックスです

ではなにかありましたらお気軽に

どういう行動で生還フラグ立つのかわっかんねー
探索を諦めず帰還を信じる言動を心掛けここぞと言う所でピンチになれば良いのか

おつおつ
回避判定変えるの今回のバトロワのときだけ?
もしくはこれからの普通のバトルのときも?


自分でスレを埋める勇気


>>975
ゆるめにしてありますのでご安心を、まぁ最悪そのままでも綺麗に閉めるように頑張るよ(震え声)

>>976
回避判定はこれから変えていこうかなって思ってます
途中で変えるより二週目からの方が良いかな?とも思ってますが

イルムさんが言っていた
「ヒーローってのは、不死身なのさ」
って、ハウメアの守り石を何個か持ってるからセーフだろう

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