鈴「新しい専用機?」 (10)

とある昼下がり、私は織斑先生に整備室に呼び出された。一夏との屋上ランデブー、もといランチタイムを阻害され、やや不機嫌になりながらも整備室にむかった。


千冬「待っていたぞ。」


不意に顔をしかめるのは、おそらく私の不機嫌が見て取れたからだろう。


束「ヤッホー!やあやあ、VIPをあまり待たせるものじゃないよ。シナ娘……あらら、怒っちゃった?」


千冬「いいからはやく、要件を言ってやれ。」


束「今日はチャイナっこにプレゼントを持ってきたのだ~!見たい?見たい?」


いつにも増してウザいな。と、内心悪態をついていたのも、この一言で覆された。束さんはISの開発者だ。彼女の言うプレゼント。期待しないはずはない。

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