アムロ「このIS、動くぞ!!」 (353)

アムロ「ISのコアをやるわけにはいかない、どうすれば…」

アムロ「コックピットだけを狙えるか!?」


みたいな?
ヒロインは生き残ることができるか

千冬姉にもぶたれたことないのに

>>3
おいこら、書こうと思っていたネタを

アムロも暴力良く受けるけど、ハーレムものの理不尽暴力とは違うんだよなぁ

むしろ千冬姉にこそ打たれてるだろ

初起動からしばらく後

山田「それじゃ、自己紹介を」

アムロ「アムロ・レイです」

山田「…えっと」

アムロ「よろしくお願いします」

ザワザワヒソヒソ

アムロ(なんでIS学園なんかに。僕は軍人でも選手でもないのに、ただ男がISを動かせるからって)

生徒A「ねぇねぇ、レイ君」

アムロ「なんですか」

生徒A「アムロ君って織斑先生の弟で、次世代IS開発の権威テム・レイの息子なんでしょ?」

アムロ「そうだけれど」

生徒B「ほんとに?」
生徒C「すごね。複雑な家庭ってやつ!?」

アムロ(くそっ、皆して珍しがって)

>>5
アムロは家族と滅多に一緒に入れなかったせいで、しかられる機会すらろくにないかわいそうな子なんだよ

逆シャアのアムロ状態でセシリアに文句言われて
それはセシリアがチャーミングだからさって言ってセシリアを真っ赤にして欲しい

千冬「私語は慎めッ!!」

千冬「おい、アムロ。正規の手順で入学していない以上、大きな遅れがあるはずだ。この教則本ひとつにしても、他の生徒と同様にすべて頭に叩き込む必要が―――」

アムロ「覚えてますよ」

千冬「―――えっ?」

アムロ「始めて動かしたとき、拾ったやつを読みました」

千冬「そ、そうか」

生徒D(んなアホな)

箒「………」

昼休み

アムロ(父さんと同じで、人間よりISが大事なくせに教師だなんて…)

箒「お、おい」

アムロ(またか)チッ

アムロ「何か聞きたいんです?」

箒「…い、いや。なんでもないッ!!」スタスタ

アムロ(…ハヤトやカイさん、何してるかな)ハァ

>>8
せっかくだから年齢的にも1stくらいの精神状態のアムロにしとく

放課後

アムロ「部屋はここか」

アムロ(トイレを探すのは苦労したけれど、部屋はさすがに同じか)ガチャ

アムロ(二人部屋…男が僕だけだから、広々使えるな。一人で広い家にいるのに慣れているから、これもちょうどいい)スタスタ

アムロ(外にいても疲れるだけだ。前みたいに授業をサボるのは難しいけれど、暇なときはここでマイコン作りでもしていよう)ボス

アムロ「ハロをつれて来れればy箒「ふう」ガチャ

アムロ・箒「………」

箒「」木刀ヒョイー

アムロ「…なにぃ!」

箒「き、貴様ぁッ!!!」ビュン

アムロ「何だ、一体!?」サッ

箒「問答無用!!」ビュオッ

・・・

千冬「女子生徒と喧嘩になり、相手が昏倒するまで続けたそうだが」

アムロ「あの子が一方的に悪いんだ。人の部屋で僕を覗き扱いした挙句、木刀で襲い掛かってきて」ボロ

千冬「いや、全国優勝者の木刀による先制攻撃相手に…そういえばお前は、軍の人間を素手でのしたこともあったな。こんなものか」

アムロ「過剰防衛なんていうなよ」

千冬「まあいい。今日はここにとまれ…それと、ズボンをはけ!馬鹿者ッ!!」

アムロ「あ、はい」

千冬「まったく、だらしない弟だ。疲れたからコーヒーを入れてくれ」

アムロ(父さんもたまに家に帰ったと思えばこんな調子だったな。母さんは転勤にはついてこなかったし)

翌日

生徒A「いや、ほんとだって…」ヒソヒソ
生徒B「でも弟なんだし…」ボソボソ
生徒C「それより、喧嘩があったらしいけど」コソコソ

アムロ(またこれだ)

セシリア「あらあら、社交性に問題ありというところですわね?」

アムロ「もう勘弁してくれ。疲れてるんだよ」

セシリア「なっ!」

アムロ(姉さんの部屋の資料をあさってたせいで、また寝不足だ)フワァ

セシリア「」ワナワナ

千冬「席に着け、今日は重要な話がある―――」

・・・

千冬「―――以上だ。クラス代表への立候補、または推薦はあるか?」

セシリア「ここは生徒A「レイ君がいいと思います!」
生徒B「ここはアムロ・レイ以外に居ないでしょ」
生徒達「「「賛成でーす」」」

アムロ「まってくだ千冬「アムロか。今のところ最有力のようだが、他に候補者は?」

セシリア「わたくしが立候補しますわ!」

千冬「二人か。ではどちらにするkアムロ「だから待ってくれよ!」

アムロ「そりゃ乗れって言えば乗りますけどね。やりたいっていってる人が居るんだ、任せられると思いますよ。僕は自分のことをやるだけだ」

セシリア「ふふん。そうでしょうとも。ただ男というだけで珍しがられる素人とは違いますから!」

アムロ「…あなたは一体何なんですか?」イラッ

セシリア「何って…し、失礼にもほどがありますわ!! イギリス代表候補生のセシリア・オルコットに対して!!」

アムロ「そうですか、オルコットさんは凄いんですね。だったら人を不愉快にさせないでください」

セシリア「」ブチッ

生徒D「レイ君言うねぇ」
生徒E「でもやっぱり、唯一の男子生徒アムロ・レイの実力が見たいなー」

千冬「アムロ、これだけのお前を推す意見を無視はできん。どちらが代表かの決着はISで、というのはどうだ?」

アムロ「やめてくれよ」

セシリア「そうですわね。みっともない敗北を晒す事になるだけです。情けない実力が浮き彫りにされて、生徒からちやほやされなくなりますもの」

セシリア「聞けば混血の移民だとか。礼儀知らずの田舎男を代表にしただけでも恥というものアムロ「姉さん」

アムロ「僕、本当にあの人を殴りたくなってきた」

セシリア「あら、暴力ですの?」

アムロ「悔しいけど、僕は男なんだな…でもISなら人じゃない」

セシリア「受けて立ちますわ。さすがに最低限のプライドは持っていたようですわね…あまりに時代錯誤的ですけれど」

生徒F「やる気になったみたいだね」ヒソヒソ
生徒G「でもちょっと煽り過ぎたかな。イギリスの代表候補生が相手じゃ…」ヒソヒソ

千冬「よし。それ以上はISに乗ってからだ。オルコットは専用機持ちだ、それに合わせてアムロにも機体を用意する。一週間ほど―――」

アムロ「間に合わなければ打鉄タイプでもいい!!」

千冬「え? いや、それはさすがに…」

昼休み

生徒A「ねぇねぇレイ君。“僕は男”ってのは無いんじゃない?」
生徒B「そうそう、ISがあるんだからさ。男と女が戦争しても男は勝てないなんていわれてるんだよ」

アムロ「誰が、自分だけの為に戦うもんか。みんなに推薦されたと思えばこそ戦ってるんじゃないか。僕はもうやめますよ?」

アムロ「大体、数も人も限られたISがあるだけで、男女の差が覆る訳がない。世界とか戦争ってのは、そんな単純じゃない」

アムロ「それに、占領できるのは歩兵、戦線を支えるのは数も稼働時間もある通常兵器。ISは本来、システムの中で機能する単一の兵器種別なんだから―――」

生徒C(やっぱりオタクっぽい)

あの天パ機械に強い位でここまでミリオタだったっけ

放課後

アムロ「―――それで出力に8%の影響が出るんですね」

山田「よく分かりましたね。12%減で計算してみてください」

アムロ「そっちの回路と接続できるんでしょ? 強度は?」

山田「大丈夫ですよ…それにしてもレイ君、いつも授業は寝てるのに熱心ですね」

アムロ「やるといったからにはしっかりしなきゃ。あと、機械のことは嫌いじゃないんですよ。それにしてもコアってのはいい加減ですね。なんなんですこれ」

山田「それが、コアのことについては製造法以外にもわからないことが多いんですよ。突然光ることがあったりするんですけどそれも―――」

・・・

アムロ「ISなんてとても信頼できたものじゃないな」

>>28
1st以前からジオンのMSの資料漁ったりしてる上に、途中から完全にプロの軍人だからまぁそれを詰めたと言うか

アムロ(とりあえず、今日はもう休もう)ガチャ

箒「ま、待っていたぞ」

アムロ「」バタン

箒「まて!!」ガチャ

アムロ「何なんですかあなたは…どうして僕の部屋に居るんです?」

箒「相部屋に指定されたんだ!! 聞いただろう!?」

アムロ「見ず知らずの異性と同室なんてどうかしてる。何かのミスで、すぐにそっちもよそに移るかと思っていたのn箒「いや、ちょっと」

箒「まだ思い出さないのか? 幼馴染の篠ノ之 箒だ!」

アムロ「…ああ、ずっと前、日本に居たころ近所だった…」

箒「お、覚えていたのか。良かった…」

箒(ご近所程度の印象だったのか)

アムロ「それで、何の用だよ」

アムロ(しょっちゅう引っ越してた上に、仲良くなった近所の女の子も何人かいたしなぁ)

箒「セシリア・オルコットとクラス代表の座を賭けて争うそうだな。その手助けをしてやろう」

アムロ「………一人にしてくれよ。な?」ハァ

箒「なっ…た、弛んでいるぞ貴様! まずはその性根をたたきなおしてやる。こっちに来い!!」

・・・

箒「め、面が無ければ即死だった…」

アムロ「肩が痛い」

クラス代表決定戦当日

千冬「あの白い奴がアムロのために用意された機体、白式だ。第三世代機であり、さらに次世代の装備搭載も視野に入れている」

千冬「日本が放棄したプランを、アナハイム社が受け継いだものだが…所詮はアムロ・レイの出現に併せ、急遽用意された未完成な試作機に過ぎない」

山田「そんな機体で、あのブルー・ティアーズの相手を…」

千冬「基本性能は優秀だ。やってやれないことは無い」

山田「それでも、操縦者の差は…」

千冬「これはまだ公表されていないが…奴は混乱のさなか、初のIS搭乗で軍用IS二機を格闘戦で撃破。搭乗者も死亡させている」

千冬「その力を恐れた国連は、一時期やつを拘束していたほどだ。“誘拐され、後に救出された”などというのは嘘っぱちだ」

山田「」

千冬「お前も入学試験の時に、あいつと戦って敗北したはずだが?」

山田「あの時はほとんど自滅だったので、よく分からないんです…」

セシリア「逃げ出さなかったことは、褒めて差し上げますわ」

セシリア「でも、今謝れば許して差し上げないこともなくってよ?」

アムロ「い、言ったなぁ…ッ」

千冬『試合開始!』

セシリア「この距離、完全に精密射撃に秀でたこちらの間合い。わたくしが一方的な勝利を得るのは自明の理。一気に決めさせてもらいますわ」

アムロ「当たるものか!!」ピキーン

セシリア「当たらない!? 真っ向からの射撃戦で太刀打ちできないなんて!」

千冬「さすがだな。もうすっかり使いこなしtアムロ「くそッ! もっと早く反応してくれ!!」

千冬「」
山田「」

アムロ「小さいのが四つ…青い奴の付録か!!」ビットグシャー

セシリア「ひぃ!? ま、まだミサイルが…! あ、はや―――」

アムロ「こう近づけば四方からの攻撃は無理だな、セシリア・オルコット!」ガギーン

セシリア「ちょ、まっ」

アムロ「馬鹿にして…! そうやって貴様は、永遠に他人を見下すことしかしないんだ!!」ガシッ

セシリア「た、助け」

ゴゴゴゴゴゴ

セシリア(プレッシャーが…息ができない…!!?)

アムロ「落ちろ!!」グシャー

セシリア「あああああああああああ!!!」

生徒達「」ドンビキ

おいロリコンのマザコン混じってるじゃねぇか

山田「あれって話すために近づいただけですよね。一思いに落とせましたよね」

山田「というか、わざわざ殴る蹴るで落とす必要あったんでしょうか? なんかいろいろ引き千切ったりしてましたけど、一応サーベルだけは装備されて―――」

千冬「…男手で育てたからだろうか」

山田「?」

千冬「昔は虫も殺せない、良い子だったのに…」ホロリ

山田「」

その後

生徒A「では、レイ君クラス代表決定を祝してー!」
生徒達「おめでとー!」

千冬「よくやったな。お前がクラス代表だ」

千冬(あそこまでやるとは思わなかったが)

アムロ「………」スタスタ

箒「さ、さすがだな! 昔からお前は、やるときはやる男だ!」

黛「新聞部です。注目の男子生徒の写真を撮らせてもらえませんかー?」

アムロ「悪いけど、休ませてくれよ。疲れてるんだ」

箒「あ、ああ…そうか」

黛「な、ならしょうがないですね。セシリア・オルコットの方にインタビューを―――」

セシリア(ただ負けただけですのに、この感情は…あの時感じたプレッシャーは一体…)ブルブル

>>46
シャアのほうが後で、あれは無理してアムロの真似をして痛い目にあっただけ

山田「それにしても、あれだけの実力がありながら、IS適性がこんなにも低いなんて」

千冬「試験に用いた機体が奴の能力に追従できなかった可能性もあるが、第一に、適正とは別に単純な戦闘のセンスが優れている。それと…」

山田「何ですか?」

千冬「ふっ、笑うかもしれんな…奴は、エスパーか何かじゃないかと思うことがある」

山田「笑えません」

千冬「やはりそうか」

アムロ「クラス代表…これからもっと、こんなことが続くのか」ハァ

生徒A「と言っても、専用機持ちは一組と四組だけだし、余裕だよ」

「その情報、古いよ!」

アムロ「また面倒が来たか」

鈴「酷い!」

・・・

箒「つまり、お前もアムロの幼馴染なのか」

鈴「そういうこと。にしても驚いたぁ、アムロがIS学園になんて、一体何があったの?」

アムロ「………」

―――父さんは、人間よりISが大事なんですか!?

―――何をしているアムロ! 港の軍艦へ逃げ込め!!

鈴「あ、ごめん…な、なんか言いたくないことあるんなら、別にいいよ」

鈴(やばい。確かにこんな感じだったけど、なんか前以上に暗くなってる)

箒(奴にも今のアムロは扱いにくいのか)

鈴「そうだ! あの約束覚えてる?」

アムロ「ああ、料理の腕が上がったらって奴か」

鈴「そう、それ!」

アムロ「でも、今は良いよ。酢豚なんて作りに来てくれなくても、フラウが食事持って来てくれるし、学園にいる間は学食で済むから」

鈴「…え?」

箒(三人目か…)

・・・

アムロ「いったい何を怒ってるんだ、あいつは…」

箒「アムロも奴も転入が最近とは言え、早速のクラス対抗戦か。あれでも中国の代表候補、油断はできないぞ」

セシリア「本当にそう思っているんですの?」

箒「…いや、別に」

鈴「アムロの機体は未完成の試作機を無理やり組んだ不安定なものらしいわね。それなら甲龍に分がある。謝るなら今の内よ!」

千冬『自信はあるか?』

アムロ「自信の問題じゃない。やるしかないんでしょ?」

アムロ(誰だ? 誰かが僕を見ている。鈴じゃないぞ…)

アムロの成長を描こうとは思ったけどあまりいいイベントが無い
まあ束がいるか


なおワイ、風呂が沸いていた模様

この後は女みたいな名前の転校生が来るんでしょうか?

飯も食ってあるから今日に限っては暇やで~

>>88
アムロ以外にガンダムの人間はあまり考えてなかったな
ブライトと千冬で「再会、母よ…」ごっこするか

千冬『規定位置についたな。試合開始』

アムロ「よし、行くぞ」

鈴「まずは軽いジャbアムロ「そこぉっ!!」ビチューン

生徒A「遅れてた射撃装備、届いてたんだね」
生徒B「格闘であれだったのに、射撃でもこれかぁ」

鈴「射撃ならこっちにもとっておきがある!」

箒「あれは…」

千冬「空間自体に圧力をかけ、それを砲身と砲弾にして攻撃する衝撃砲だ。ゆえに砲の可動域に制限はなく、砲弾は観測できない。避けることは困難だ」

アムロ「みえる!」

山田「普通に避けてますけど」

鈴「いやあああああ!!」

生徒C「恐ろしく正確な射撃が鈴音ちゃんに直接…」
生徒D「あの火力じゃシールド貫けるし、絶対防御があるって言っても、死なない程度に痛みを感じる衝撃は来るのに…」

箒(えげつない。いや、ただ最高の効率と正確さで、相手のエネルギーを削っているだけか…絶対防御は燃費が悪いからな…)

ナレーター「すでに新たな力を手に入れつつあるアムロにとって、鈴は敵ではなかった」

セシリア「」ガクガク

アムロ「むっ…邪気が来たか!?」

鈴「え?」ゼェゼェ

山田「高熱源体、接近!!」

千冬『試合中止だ! 今、ここに不明なISが―――』

会場を覆うシールドが破られ、全身を装甲に覆われた不明機が降下する

アムロ「凄い火力だ…だが、シールドに穴が開いたならこちらからも狙えるという事だ」

アムロ「頂き!」ビチューン

山田『退避してください。教師と三年を救援に向かわせm』ドゴーン

アムロ「落ちろ! 篠ノ之 束ッ!!」ビチューン

箒「!?」
千冬「!!」

アムロ「…ん? いま僕は、束と呼んだか…?」ピキーン

アムロ「この気配は人じゃない? なら容赦は要らないな!!」ギュビーン

アムロ「このぉ!!」ズバァ

山田「ふ、不明機大破…」

千冬「」

アムロ「不明機、つまり登録の無いコア…この感覚…まさか…」

鈴「」余波で再起不能

アムロ「…迂闊な奴め」

山田(あ、防御システムがクラックされていて中に入れない。落ちるのが速すぎて気付かなかった…)

後日

アムロ「何か出来過ぎている感じがして、釈然としないな」

千冬「なんだと?」

アムロ「襲撃が、まるでマッチポンプ見たいに思える。思えば白騎士事件の時からそうだ…あんまりに都合がよすぎる」

千冬「ほう」ビクッ

アムロ「たくさんの人を酷い目に合わせて、もっとたくさんの人を危険にさらして…僕まで知らずにテロリストの駒だったりしたらと思うと、腹が立つ」イライラ

千冬「そ、そうだな」ドキドキ

アムロ「なんで汗かいてるんだよ」

鈴「ねぇ、アムロは?」

生徒A「ISの整備とか言ってたよ」
生徒B「自室かそっちかで、食堂にも来ないよね…」

・・・

鈴「アムロー、着替えとごはん持ってきたよ。シャワーくらい浴びないと」

アムロ「ああ」

鈴「朝も昼も食べてないし…」

アムロ「食べたくないんだ」

アムロ(こいつ、また酢豚か)

鈴「あの、クラス代表とか、あの不明機のこととか、気にしなくても良いんだよ? 私のことも―――」

アムロ「そんなことは関係無いよ。死にたくないからやってるんだ」

鈴(死にたくないって…そうか、よく知らないけど、実戦経験者なんだっけ)

鈴「そう…とにかく、ありがとうね」

箒(ふふん。共闘したわけでもなし、そう簡単に距離は縮まるまい)

箒「なに、アムロと和解したい?」

セシリア「はい。ようやく震えも無くなりましたし」

鈴「イギリス代表候補生も地に落ちたものね」

箒(他意は無いのかもしれんが…ま、どちらにせよ、急接近という事は無いだろう)

セシリア「正直、良い方法が浮かびませんの」

鈴「食事にでも誘って…いや、食堂で騒がれるの嫌がるだろうし…何か作って持って行ってあげるとか!」

セシリア「いいですわね」

・・・

セシリア「あの、アムロさん」

アムロ「………」

箒(不機嫌だな)コソコソ

セシリア「サンドイッチ、あまり召し上がっていないようですけど…」

アムロ「食べなくないって言ったでしょう」

セシリア「で、ですが! ちゃんと食事をとらないと、体調にも支障が―――」

アムロ「だったら、こんなものを食べさせるなぁッ!!」ガタン

セシリア「ひぃ!? す、すみません…」ビクッ

鈴(見た目は良かったからスルーしたけれど、臭いちょっとおかしかったしねぇ)コソコソ

のほほん「まーまー、怒らないで。これでも食べなよ」

アムロ「なんですかいきなり…そりゃ、トマトは好きですけど…」

のほほん「でね、聞きたいことがあったんだけど…織斑先生の部屋に泊まってるって本当?」

アムロ「何故か部屋割りが箒と一緒に書き換えられていたから…どうせ姉さんは部屋になんか帰らないしいいのさ」

箒(お前が散らかした千冬さんの資料の片づけを誰がやっていると思っているんだ…)

実機実習

千冬「アムロ、オルコット。ISを出して手本を見せてやれ」

セシリア「え…」チラッ

アムロ「………」ジト

セシリア「」ビクッ

千冬「早くしろオルコット。アムロはもう飛んでいるぞ」

セシリア「あ、はい!」

千冬「おい、何をやっている。しっかり飛べ、落ちるぞ!!」

セシリア「は、はい!!」

箒(哀れだ)

合同実機実習

千冬「何やら教師の実力を疑問視する声がある」

生徒達(あれだけ唖然としてればそりゃそうなるわ)

千冬「オルコット、凰。ISを出せ、山田先生が相手をする。言っておくが、彼女はかつて日本の代表候補だった実力者だ」

山田「よろしくお願いしますね」

鈴「さすがに新鋭機相手にニ対一じゃ…」

セシリア(名誉挽回ですわ…!!)

・・・

鈴「なにやってんのよ!!」ギャーギャー!
セシリア「そちらこそ!!」ムキィー!

山田「だ、大丈夫ですか!?」

千冬「分かったか? これが教員の実力だ」

生徒A「先生ぇー。専用気持ちが一人余ってまーす」

アムロ「………」

千冬「…あー…いや、時間も押しているし、次に行くぞ。専用気持ちのところに行って指導をしてもらえ」

・・・
セシリア「」ポツン
鈴「」ポツン

アムロ「なんで僕のところにばかり…」

生徒達「よ、よろしくお願いします…」

箒(あの戦いの後では致し方あるまい)

山田「今日は、また転校生を紹介します」

アムロ「」グースピー

シャル「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。みなさん、よろしくお願いします」

キャー!オトコー!イケメーン!

シャル「君がアムロ君だね。僕と同じ境遇だって聞いて、転入してきたんだ。よろしく!」

アムロ「ん…あ、ああ」

アムロ(なんだこの感じ…こいつは敵か? まるで僕を欺こうとしているような、醜い気配がする)

箒(どんどん機嫌が悪くなっているな)

放課後

シャル「アムロ君って強いんだねェ。記録見たよ」

アムロ「僕の上手い下手より、機体の性能が良いってことだよ」

シャル「そ、そう」

シャル(なんでこんなにそっけないかな)

アムロ「ここが部屋だ」ガチャ

シャル「あ、お邪魔します…って、僕もこれからこの部屋nうわぁ!!」

アムロ「何だよ」バサッ

シャル「なんで下着になるの!?」

アムロ「この方が楽でいいだろ、デュノアも好きにすればいい。男同士なんだろ?」

シャル「え、あ、そうだね。はは」

アムロ「………」

翌日

山田「えーっと、今日もうれしいお知らせがあります。またクラスにお友達が増えます」

ザワザワエーマターワイワイ

千冬「挨拶をしろ、ラウラ」

ラウラ「はい、教官。ラウラ・ボーデヴィッヒだ!」

アムロ(なんだ、こいつは…姉さんのドイツ時代の知り合いか?)

ラウラ「貴様が、アムロ・レイか」ツカツカ

バシィ

アムロ「―――ッ!?」

千冬「おい、止めろ!!」

ラウラ「私は認めnアムロ「な、殴ったね!!?」

アムロ「姉さんにもぶたれたこと、ないのにぃーッ!!!」

生徒達(あれだけ素行が悪いのに、一度もあの鬼教師にぶたれたこと無いのか)

ラウラ「殴って何が悪い!!」バシッ

アムロ「に、二度もぶった!!!」

ラウラ「甘ったれたk千冬「止めろと言っている!!」バキィ

ラウラ「げほっ…私は貴様を認めん!! 力がありながら、教官の弟でありながら、愚民共に利用されているだけn千冬「止めんかッ!!」

アムロ「もうやらないからな! 誰が二度とISに乗ってやるもんかよーッ!!!」ダダダッ

千冬「アムロ!」

鈴「ああ、もう!」

箒「いかん、こうなると手が付けられないんだ!」

ラウラ「教官も貴様も、こんな極東の地で、ISをファッションとでも思っている俗物に囲まれてッ…! 私には認められん!!」

千冬「偉くなったな、ラウラ。十五で選ばれた人間気取りか!?」

ラウラ「…ッ!」

シャル「あ、アムロ」ガチャ

アムロ「………」

シャル「探したよ。部屋にいたんだね」

アムロ「嘘吐きの女にどんな慰めを言われても、ISに乗る気になんかならないからな」

シャル「! 知ってたんだ…僕のこと」

アムロ「人を騙そうっていう奴はすぐ分かるんだ」

アムロ(だいたい、初対面はともかく、同じ部屋になって怪しまれないとでも思っていたのかこいつは…)

シャル「ぼ、僕は別に…ただ、父親の会社が―――」

アムロ「嘘がばれたら身の上話か」

シャル「そうじゃなくて! 僕にはアムロや皆を騙そうとかいうつもりは無くて、ただ命令で―――」

アムロ「そうやって言い訳を探して! 僕は姉さんに言われたが、あくまで自分の意思で学園に入った。そして、自分の意志で辞めてやる!!」

アムロ「僕は荷物をまとめて手続きを済ませる。その後は…アナハイムか、軍にでも行くよ」

シャル「家に帰ったりはしないの?」

アムロ「………もう行けよ、授業に出なけりゃ親が困るんだろ。元気でな」

ラウラ「お前たちが尻を振っていた男は逃げ出したようだな」

セシリア(別にそこまでのことはしていなかったような…)

鈴「ここにいない人間の侮辱までするなんて、ジャガイモ農家は野蛮ね」

中略

ラウラ「雑魚共が…」クビシメー

鈴「ぐぅ…ッ!」

セシリア「な、何でわたくしまで…!」

シャル「や、やめなよ! こんなこと!!」

ラウラ「口ほどにもない………ッ! 何だ、この感覚は!?」

ドゴーン

ラウラ「熱源…上か!?」

箒(自業自得だ…)

ラウラ「白い奴ッ!! 今までどこに隠れていた!?」

アムロ「哀れだな、ラウラ・ボーデヴィッヒ! 戦いの勝敗でしか、己の存在を示すすべを知らないとは!!」

ゴゴゴゴゴゴゴ

アムロ(純粋な闘志…!? 人工的なものか?…違和感が拭えない)キュイーン

ラウラ(左目のヴォーダン・オージェが焼けそうだ…! この私が…いや、ISそのものまで、奴に圧倒されている!?)

シャル「あ、アムrアムロ「お前は下がれ!」

山田「ま、またシールドが破れた…」

ラウラ「しかし、バズーカを装備してきたのは誤算だったな。シュヴァルツェア・レーゲンの停止結界を実体弾では破れん!!」

アムロ「避けもしないのか…ええい! どうせ破れないのならッ!!」ポイー

ラウラ「火器と盾を捨てた!? 思い切りのいい…手強いか!」

家出イベントっぽかったのにラルさん来ない・・・

アムロ「そんな動きでは!!」ワイヤーブレードブチィ

ラウラ(速い! 停止結界で捕らえようにも、意識を集中できん…!!)

ラウラ「うぅ…このぉ!!」

アムロ「プラズマをまとった手刀? だが、その間合いなら!!」両腕ズバァ

ラウラ「ぐああああああ!!」

アムロ「どうだ!!」

ラウラ「こんな、こんなことが…!?」

ラウラ(私は…私は負けられない!!)

ラウラ(強くあるべき教官を変え…自身も力を持ちながら、惰弱な存在であろうとする…!!)

アムロ「体にまとわりつく敵意…奴からか!」

ラウラ(なぜ奴が…認められん! 力がほしい。私にこそ比類なき力があるべきだ!!)

ラウラ「うわあああああ!!」

>>151
一応軍人なラウラで代用しようとしたが、ラル大尉役はとても無理だ…

再起動したISに飲み込まれるラウラ

アナウンス『状況をレベルDと認定。鎮圧のため―――』

アムロ「姉さんの似姿…それが貴様の望んだ力の形か? どれだけ姿を似せたところで、お前は強くはなれない!」

アムロ「力におぼれたものは自滅するだけだと分からないのか!?」

千冬『まてアムロ! 恐らく、もう意識は無いアムロ「もう声も届かないのなら、その業をこの手で払ってやる!!」ズバァ

搭乗者を傷つけないようにランドセル的なものとかを切り裂かれたISから零れ落ちるラウラ

ラウラ「うぅ…」

アムロ「これが僕と貴様の力の差だ」

ラウラ(…何故だ? なぜこれほどの力がありながら…これほどのプレッシャーを受けながら、感じる温かみは何だ…?)

アムロ「しかし、機体に無理をさせ過ぎたか…僕のスピードについてこれてないんだ。今別の敵が出たらアウトだぞ」

ナレーター「心配されていた白式の操縦系のひずみが現実のものとなった。つまり、アムロの発達し始めた反射神経に白式のシステムがついていけなくなったのである」

アムロも結構怒って人を殴ったり蹴ったりはするんだが、女を殴る印象が全くない
戦争かIS学園に放り込まれるでもなければ、カマリアの言うとおりの人間だったろうし

1stだけで仲のいい近所の娘が二人も出てくるモテ男ェ…

医務室

千冬「VTシステムの暴走…発動には、お前の特定の感情がトリガーになっていたようだ」

ラウラ「………」

千冬「お前は私にはなれない。無論、アムロ・レイにもな」

ラウラ「はい」

・・・

千冬「お前が学園に残ると言ってくれて、私は嬉しいぞ」

アムロ「僕は男だぞ。あんな奴にあんなことを言われて、黙っていられるか…僕はあの人に勝ちたかったんだよ。それに―――」

千冬「それに?」

アムロ「僕が一番ISを上手く使えるんだ」スタスタ

千冬「」

山田「実際、どうなんでしょう」

千冬「」

アムロ(結局、デュノアの奴は、学校を辞めたのか…)

山田「えーっと…今回も、その、転校生の紹介を…」

シャル「シャルロット・デュノアです。よろしくお願いします」

エー!ヘンダトオモッテタンダー

山田「つまり、デュノア君はデュノアさん、だったという事で…」

鈴(つまり女と同室で…)
ラウラ(奴を嫁に…)

アムロ「…敵か!?」ピキーン

アムロ「そこぉッ!!」ビチューンビチューン

鈴「ぴぎゃ!!」ズドーン
ラウラ「ぐあぁ!!」バキーン

何発射したんだよwww

>>168
ISは四次元ポケット状態にしとけるんやでー


この辺りの技術だけ見ると宇宙世紀よりはるか未来と言われても信じられる

深夜

箒「姉さん…」

束『うんうん、要件は分かっているよー? 欲しいんだよね、君だけの専用機が』

箒「………」

束『用意してあるよ…最高性能にして規格外。白と並び立つ赤をね…』

・・・

シャル「それで、トーナメントは中止だけれど、一回戦だけはやるんだって。危険性を考慮してツーマンセルで」

アムロ「ふぅん」

シャル「よ、よかったら組まないかなー、なんて…」

アムロ「別に構わないよ。ラファール・リヴァイヴは信頼できる機体だし、汎用機で癖も無いから、そのカスタム機なら合わせられると思う…」

シャル(僕のことは無視なのか)

シャル「よ、よかった! でね、それなら、この後で一緒に訓練でもどうかな?」

・・・

アムロ「何をやってるデュノア! 後ろにも目を付けろ!!」

シャル「いや、無理だよ!?」

・・・

ラウラ「つまり、白い奴に対抗するには、赤い機体や、奴に古い因縁のある人物が有効だと…」

クラリッサ『その通りです。黒い重装備機体ではエース三機がかりでも撃退されるのが落ちです』

ラウラ「我がシュヴァルツェ・ハーゼ隊ですら、返り討ちにされると言うのか!?」

クラリッサ『はい。間違いなく白い悪魔にはかないません』

ラウラ「アムロ・レイ恐るべし、か」

箒(早速試してみるか、私の専用機を…)

ラウラ「ん? あれは…」

トーナメント当日

ラウラ「まさか、たった一回限りの戦いでお前に当たるとはな。嫁よ」

アムロ「こいつめ…また戯言を!」

ラウラ(何故だ? 好意を伝えているはずなのに…敵意とプレッシャーばかりを感じる。どういうことだクラリッサ)

箒「アムロ、今回は蚊帳の外と言うわけにはいかんぞ」

シャル「まさか、専用機持ちになるとはね…ノーマークだったよ」

アムロ「やってやる…やってやるぞ! 新型のISが何だ!!」

箒「なんでお前はそう敵意剥き出しなんだ、アムロ…」

箒(やはり実戦を経験すると人が変わるのか?)

シャル(赤だからかな。闘牛的な…)

千冬『試合開始!』

ラウラ「前回のようにはいかんぞ!」

アムロ「どけ! 貴様に付き合っていられるか!」ガギィーン

ラウラ「わ、私を踏み台にしたぁー!?」

アムロ「あの赤い奴を落とすッ!!」

シャル「援護すrアムロ「下がれ! 来るんじゃない!」

箒「さて問題は、私に明確なIS適性があるかどうかだが…!」

シャル「は、速い! こっちの三倍のスピードはある!」

アムロ「大物だ。箒以上のIS搭乗者のようだが…しかし!」ビチューン

箒「うぅ…! ビット、私に使えるか!?」ピキーン

箒「…ッ! わ、私にも敵が見える!!」

シャル「だから援護をsアムロ「何故出てくる!?」

シャル「ああ! ひ、火が!」

アムロ「逆方向から?…ちぃッ! 展開装甲はビットにもなるのか!」

箒「また避けたのか!?」

ナレーター「箒は激しい焦りを感じ始めていた。専用に開発されたこの紅椿のパワーを最大限に発揮できぬ自分に。あの白式の搭乗者は今、確実に自分を追い込んでいる」

ラウラさんがラルさんどころかネタキャラに・・・

シャア以上のニュータイプって、誰に対して言ったんだっけ?Zの時のシロッコ?

箒「アムロ…! どうする? あの化け物に打ち勝つ方法は? 教えてくれ、どうしたらいい!?」

アムロ「箒ッ!!」ビチューン

箒「あ、アムロ―――!!」ドゴーン

アムロ「…当たりか。さすがに頭の展開装甲が分離してくるという事も無かったな」ホッ

ラウラ「おのれ!」

アムロ「させるか!」ビチューン

ラウラ「私とて、この程度の芸当はできる!!」ヒョイ

アムロ「高機動パッケージ…だがッ!」グサー

ラウラ「ぐああああ!! クラリッサ、箒…す、すまん…」

アムロ「勝ったか。機体の性能のおかげだな」シミジミ

山田「そうでしょうか?」

千冬「仕様を見たが、あれは確実にアムロの機体より優れたものだ。武装も何の変哲もないものと違って次世代型だしな」

山田「ですよね。実質ニ対一でしたし…あれ? 白式にも次世代装備があるのでは?」

千冬「拡張領域をすべて使うような格闘武装や展開装甲は要らんらしい。結局、ただの外付けビームライフルとビームサーベルに落ち着いた」

ていうか絶対防御って何なのさ

>>189
ガンダムよりハイスペックなジオングに乗ったシャアを見たアムロのセリフ
シャアも無茶苦茶強いはずなんだが…

ラウラ以外にまともな戦闘訓練受けたもキャラ居ないし、割と真面目に敵側の代役が思いつかない

ISならGガンの方が相性良かった気もせんでもない

生徒A「アムロ・レイの勝利にー!」
生徒達「「「かんぱーい!」」」

シャル「僕も居たよ…僕も」

セシリア「わ、私も勝ちましたのに」

鈴「一回戦だけだから半分は勝ってるよ…ま、どの試合もあれにゃ及ばないでしょ。一年どころか学園一、注目の試合じゃないの?」

ラウラ「第四世代型。唯一の男の搭乗者であると同時に、不明機騒動とVT暴走騒動の中心人物か…」

アムロ「大衆は常に英雄を求めているのさ」

箒(自分で言ったぞ、こいつ…否定できない己が情けない)

>>193
いざという時エネルギーを全部回して張る搭乗者保護の為の物凄く硬いバリア
種死のセフティーシャッター並みの奴

アムロ「ところで、あの機体はどこから届いたんだ?」

箒「い、いやその。姉さんから…」

アムロ「何だと? まさか、VTシステムの暴走も奴の差し金か!?」ガタッ

千冬「私の方からも連絡してみたが、そちらの方は無関係だそうだ」

アムロ「“そちらの方は”?」

千冬「あ、いや…別に他意はない…と思うぞ」

アムロ「そうか、束め!!」

箒(元から相性悪かったが、ここまでだったか?)

千冬「しかし、IS開発者謹製の第四世代を…アムロがIS搭乗者として異常発達したのだからやむを得ないと言うところか」

山田「もうそれでいいです」

山田(篠ノ之さん、あの機体に乗ってから測りなおしたら、IS適性Sだったのに…)

>>197
なんでそれだけ硬いバリアを通常戦闘に活かせないんだろうか・・・

千冬「準第四世代の専用機相手に、一般生徒の訓練機では手に負えない」

山田「そうですね」

千冬「という事でこの模擬戦では、ボーデヴィッヒを指揮官とし、デュノアを含む全十二機をアムロ・レイにぶつける」

山田「や、やり過ぎでは」

千冬「アムロには、一度敗北を味あわせておかねばな」

山田「…厳しいですね」

千冬「弟を愛さない姉がどこにいるものか。奴の為を思えばこそだ」

ラウラ「有利な位置だ。我が隊は、白い奴と一直線上に並ぶわけだな」

千冬『試合開始だ』

アムロ「ちぃッ!」

アムロ(これじゃあ、姉さんは僕がやられても良いって言うのか? 姉さんは僕を…愛していないのか?)

>>200
学園内では完全に競技用
まあ学園ハーレム物で細かいことを気にしてはいけない
>>196の言うようにGガンと似たようなもの

アムロ「一つ、次!…三つ!!」イヤァアア!ウワァァ!キャアァァ!!

シャル「ひいいぃぃぃ!!?」

アムロ「四つ…見える、動きが見える!!」

ラウラ「…デュノア機がやられたのか?…打鉄は、打鉄の部隊はどうなっている!? 攻撃の手を緩めるな!!」

アムロ「五つ、六つ…このッ! 八つ…九つ―――」ウワアァ!ギャアァァ!タスケテー!!

アムロ(ライフルのエネルギーは無いが…仕留めて見せる!!)ヒイィィ!ダレカー!!

生徒達「」死屍累々

ラウラ「ぜ、全滅?…十二機のISが全滅?…三分もたたずにか!?」

箒「やはり化け物か」

鈴「これでシャルロット・デュノアも、晴れて白い悪魔の犠牲に仲間入りね…」

セシリア「」ガクガク

千冬「」
山田「」

当時なかなか最新鋭だったリックドムを3分で12機ってよく考えたらヤバイな

アムロと箒の部屋

ラウラ「だから、この国には気に入った相手を嫁にする風習があると―――」

アムロ「お前に間違った知識を吹き込んでいるのは誰なんだ…うわぁ!!」バタン

ラウラ「ふっ。お前は少し寝技の訓練もした方が良いな」ガシッ

アムロ「こ、こいつぅ…ッ」ドカッ

ラウラ「うッ!?」ドサッ

アムロ「いつまでも黙って殴られていると思うなよ! ふざけるなッ!!」ギリギリ

ラウラ「ちょ、く、首は止め」

ラウラ(同期の中では格闘でもトップクラスだった私が…! あの時は手を抜いていたのか!?)

箒「何を騒いでいる―――」ガチャ

絡みあう男女

箒「―――き、貴様ら…」

箒(いや、下手に殴り掛かると反撃されかねん。ここは言葉で止めよう…暴力はいけない)

>>211
アムロ個人が実際に落としたのは九機(と重巡洋艦一隻)なんだが、アムロ個人の戦闘時間は一分程度と考えると余計に酷い

ゲームによっては足りないな

原作だと何発くらい撃ってたっけな

・・・

セシリア「ところで、お二人はなぜアムロさんに格闘やら剣道やらで挑みかかるんですの?」

箒「あの化け物でも、生身の体を扱うことは常人と同じと思ったからだ」

ラウラ「そう…体を使う技はISとは別に訓練しなければ」

シャル「そんな理屈…」

鈴「私、ISで不意打ちしようとして先制されたけれど、反射神経どうなってるんだろう…」

>>218
一発撃って回避させ、回避先に事前に撃って撃墜とかやってる
そして弾が足りず、バルカンをコクピットへ一点集中射撃からの、ビームサーベルでチベ級撃沈

休日

シャル「な、何で僕だけ誘ってくれたの?」

アムロ「女子用の水着を持ってないんだろ? 僕も水着なんか持ってやしないんだ、ついでだよ」

シャル(つ、ついで…まあそんなことだろうとは思ったけれど)

アムロ「何だよ、シャルル」

シャル「そ、それが嫌味じゃなければ、シャルロットって呼んでくれるとうれしいかなぁー、なんて…」

アムロ「分かったよ」

・・・

シャル「あ、アムロって車の免許持ってるんだ」

アムロ「ああ。父さんに車ももらったよ」

シャル(アムロが前に住んでたところではこの年で取れたのかな)

シャル「ところで、やっぱりアムロって前の学校でもやんちゃしてたの? 授業フケてやる―! なーんて―――」

アムロ「友達に誘われて、盗んだ土木作業車で軍の施設に突っ込んだりしてたなぁ」

シャル「―――ファッ!?」

アムロ「機関銃で撃たれたよ」

シャル「大丈夫だったの!!?」

アムロ「IDカードを見て、僕が父さんの息子だって気づいてら見逃してくれたんだ」

シャル「………」

セシリア「なんでしょうあれは…」

鈴「アムロ…よりによって、転校してきたばかりの娘と…」

箒「同室であった時期を利用して距離を詰めたか…ええい! 私は距離が開いたと言うのに!!」

ラウラ「静かにしろ。尾行にならん」

鈴「よし、殺―――」

アムロ「!!」ピキーン

シャル「?」

アムロ「喰らえッ!!」ポイー

鈴「ぺぎゃ!!」ドグシャー

箒「展開が不完全だったとはいえ、ISを…し、シールドでぇ!?」

・・・

アムロ「混ざりたいならそう言えよ…でも、何でISなんか出してたんだ?」

鈴「え…あ、いやぁ…」

シャル「ほんとに後ろに目が付いてるんだね…」

その他(どうして分かったんだこいつ)

アムロ「まぁ、僕は自分の買い物があるから、先に水着でも見ていてくれよ」

箒「また電子部品でも買うのか? 秋葉原じゃないぞ」

アムロ「ちょっとな」

・・・

アムロ「こんなものか…ん?」

おばさん「そんなこと言わず、払ってくださいよ…」

不良「チッ…ほらよ」チリーン

おばさん「あらあら…何も抛らなくたって」

アムロ「拾っちゃだめだ。おばさん」

おばさん「え?」

アムロ「そいつに拾わせるんだ…」

不良「なにぃ? このガkぶへっ!?」ボグゥ

アムロ「拾え、拾え! 拾えェ!?」バキボキグシャ

おばさん「…! アムロ、カマリアんとこのアムロ君じゃないの!? も、もういいよ。止めておやり!」

アムロ(相手が軍人二人組でもなければ負けるもんか)

アムロ「久しぶり、おばさん。コミリー元気?」

おばさん「ああ、娘は―――」

箒(よ、四人目…)

なぜか疑問形で殴らせてしまって自分で草

ただ近所だった娘もカウントされるのか

>>243
オリジンで仲が良くてよく遊んでた娘だったと少し詳しく描かれて、死んだと聞くとアムロも膝抱えて悲しんでたんやで…

シャル「あ、アムロ。もう買い終わったんなら、こっち来て」

アムロ「なんだよ」

ラウラ「水着についての意k山田「レイ君じゃないですか。それに皆さんもお揃いで」

千冬「こんなところで何をしている」

鈴「あ、水着を買おうと思ったら偶然…ははは…」

山田「実は私たちmブライト「アムロ君じゃないか!」

アムロ「ブライト艦長!」

ブライト「久しぶりだな。その後はどうだい。ご家族にも会えたんだろう?」

アムロ「ええ。そこにいるのが姉さんです」

千冬「ブライト・ノア…アムロが軍に拾われたころの…」

ブライト「お姉さまでいらっしゃいますね?」

千冬「その節では、うちの弟がお世話に―――」

ブライト「我々こそ、アムロ君のおかげで命拾いをさせてもらいました」

千冬「そ、そんな」

ブライト「いいえ、事実です。彼の活躍は目覚ましいものでした」

千冬「そ、そうですか」

ブライト「では、これで失礼いたします」

鈴「は、話に入れない」

箒(いかん。アムロがどんどん遠ざかっていく気がする)

>>231
アムロ以上の戦績を出した(とされる)奴はジムスナだったな

>>255
ガンダム以上の機体に乗り、しっかり補給受けて一年間戦っても、艦艇の撃破数でアムロの三分の一と言う事実

あのドムですら出力はほぼ互角で、推力に至ってはガンダム以上と言う事実

これは最強の兵士ですわ

アムロってセイラさんと一発やる程度には女性にも興味なかったっけwww

臨海学校

海水浴

アムロ「それじゃあ、水中戦用ISとかは無いんですか?」

山田「な、ないですねぇ…」

シャル「こ、こんなところでまで来て、そんな話やめなよ」

ラウラ(水着を見せに行く雰囲気ではないな…すまん、クラリッサ)

セシリア「サンオイルをお願いできませんこと?」

箒「一人で勝手に塗ってろ」

のほほん「ビーチバレーしようよー。織斑先生もやるんだってー」

アムロ「良いけれど、期待はしないでくれよ。運動は嫌いなんだ…ん? 水着はちゃんと可愛いの着てくるんだな、ボーデヴィッヒは」

ラウラ「!?」

アムロ(スクール水着でも着てくるかと思ったが…一体誰がこいつに妙なことを吹き込んでいるんだ?)

ラウラ(ば、馬鹿な…な、何かの間違いだ…プレッシャーを感じない)

>>260
セイラとやたら親しくなるのは小説
こんな無茶苦茶な経緯でヒロインと遭遇して、1stのアムロが思春期する気がしなかったからこうした

鈴「…え? アムロも混ざるの!?」

千冬(落ち着け…球技なら何とか…)

アムロ「いくぞッ!!」バンッ

ラウラ「ぶべらッ!!?」ベシャ

ラウラ(ああ、クラリッサ。やはり駄目だった)

・・・

シャル「す、すごいね。アムロは…」

アムロ「なんとなく、どこに撃ってくるか、どこに撃てばいいかが分かるんだよ。姉さんとは家族の中でもよく一緒に居る方だから、考えが分かるって言うか…」

千冬「」

山田「せ、先生…」

自由時間

ラウラ「散弾ではなぁッ!!」

シャル「くッ! ショットガンではなくアサルトカノンを…はえ!?」

箒「な、何をする気だ、アムロ!?」

ラウラ「何だと!?」

アムロ「沈めぇッ!!」

シャル「こ、航空機がISを…」

ラウラ「り、離脱するしかないのかぁ…!」

・・・

千冬「何を騒いでいる?」

生徒A「レイ君達がゲーセンにあったフライト・シミュレーターとISのコアを繋いで遊んでるんですけど―――」

千冬「あの馬鹿…」

生徒B「―――そしたら、相打ちとは言え、ISを飛行機で落としちゃったんですよ…」

千冬「」

食事

セシリア「あ、足が痺れて…」

アムロ「情けない奴め」ボソ

セシリア「」ビクッ

箒(思えばあいつが一番強い敵意をぶつけられたのか…いや、殴り掛かったラウラとどちらがアムロを一番本気にさせたんだ?)

シャル「うぅ…アムロはわさび大丈夫なの?」グスッ

アムロ「これでも日系人だぞ、僕は…」

シャル「! ふ、風味があっておいしいね!」

アムロ「無理に合わせるなよ。僕だって山陰の方に暫くいただけなんだ」



千冬(とても円満な家庭ではなかったが、最近どんどん関係が冷え込んでいる気がするな。ここはひとつスキンシップでも)

千冬「アムロ。久しぶりにマッサージを頼みたいんだが…」

アムロ「戦いが終わったら、ぐっすり眠れるって保証してくれるんじゃなかったのかよ…」

千冬「あ、いや…すまん」

鈴「どうすればアムロの気を惹けると思う?」ヒソヒソ

箒「隕石を落とすとでも脅してやればいい」ボソボソ

千冬(アムロを生徒共にやるわけにはいかんからなぁ…明らかにどちらも不幸になる)

箒(ひょっとすると、千冬さんもライバルだったり…いや、そんな馬鹿な)

風呂

鈴「ねぇ、あんたの頃ってアムロどうだったの?」

箒「昔か? 昔も今のようにインドアで…いや、剣道ではやけに強かった記憶もあるな」

鈴「私の頃も、つい腹を立てて殴りかかった時に空振りさせられたんだけれど…どう考えても私の方が基礎体力はあったような…」

ラウラ「いや、今の時点では基礎体力もそれなりにあるぞ。反射神経や戦闘技術は例の軍に居たころに鍛えたのでは?」

シャル「いや、だって初起動がニュースになったのって、ほんの二、三か月前でしょ…それは無いと思うけど」

ラウラ「? 奴は元から軍属だったのでは?」

鈴「ほんの一年前まで、ちょっと変わった機械いじりが好きなインドア少年だったわよ。普通の中学に通って…まあ、ほとんどサボってたし、進学の気配も無かったけど」

シャル(あんなこと言っておいて、親のコネ使う気満々なんじゃ…)

ラウラ「ば、馬鹿な! 奴は階級も尉官だと聞いたぞ! 士官学校も出ず、たかがその程度不正規兵として働いて…!?」

箒「認めろ。事実だ」

ラウラ「生まれたころから戦いのためにあった私は一体…」

鈴(不憫な…私もしばらく人民解放軍に居たから、気持ちは分かるわ)

セシリア「野蛮ですわね。ISで勝てないからと言って、アムロさんに殴り掛かったり剣道勝負を挑んだり…それでは距離が縮まらないのも道理」

箒「口が野蛮な英国淑女は黙っていろ」

就寝

箒「アムロは部屋にこもりっきりだな」

セシリア「気まずそうに織斑先生が部屋を後にしましたわね。禁断の関係なんてつまらない妄想をしていた自分が恥ずかしいですわ」

ラウラ(? 良くあることだと聞いたが…クラリッサの情報は実は適当なのではないか?)

シャル「学園でも大浴場を一人貸切だからねェ…わざわざ、出る必要ないよね」

箒「まさか、男子生徒に偽装していたころに一緒に入ったなどて言わんだろうな!?」

シャル「い、言わないよ…しかし、ラウラを飛行機で引っかけたのには驚いたね」

鈴「練習機の打鉄でも、キャノンを背負わせたら下手に白式に乗った時より危険そうだったじゃない」

ラウラ「言っておくが、私はお前たちよりも強い」

鈴「強いと言えば、あんたってカタログスペックの割に全然よね」

箒「だ、黙れ…頼むから…」

翌日

箒(なんだ、アムロの奴。珍しく朝早いな)

アムロ「たまには部屋から出ないとな………ん?」

ヒュルルルルル

アムロ「…邪気が来る!?」

ドォン

束「あはははは! やっほー、あっくん!」

アムロ「篠ノ之 束!」

束「そうだよー。それでね、聞きたいことgアムロ「貴様! なんでここにいるんだ!?」バキィ

束「ちょ、やめ」ドサッ

アムロ「なんでこんなことをする!?」ガシッ

束「ごふっ…え?」

アムロ「これだけのテロを起こして、何のつもりだ? 人が人を裁こうと言うのか!?」

束「そ、そりゃ、この世界を変えようって―――」

アムロ「エゴだよそれは!!」

束「だ、だって、世界を革命することは天才である私くらいにしか―――」

アムロ「革命のことを知らないんだな…そうやって革命はいつもインテリがはじめるんだ。夢見たいな目標を持ってやるから、いつも過激なことしかやらない!」

束「そんなぁ! あっくんなら分かってくれると…」

アムロ「人は変わっていくものだろう!?」

束「ならあっくんは、今人類すべてに叡智を授けられるの?」

アムロ「貴様ほど急ぎすぎもしなければ、人類に絶望もしちゃいない!」

束「君も天才なんだよ? でも馬鹿な人たちにその才能を利用されるしかないのに、えらそうなことを言っちゃいけないよぉ!」

アムロ「ではなぜ他の人たちを巻き込んだ!? 鈴も、箒も…みんな戦いをするような人たちじゃなかった!!」

束「戦いが無ければ、あっくんの目覚めも無かったんだよ!?」

アムロ「貴様が僕を戦いに引き込んだんだ!!」

束「今という時では、人はあっくん達の力を戦いにしか使えない。でもそれも私なら変えられ―――」

アムロ「人はいつか、そんなものだって乗り越えられる!」

束「うぅ…もういいよ! さよならー!!」

束(うぅ…あっくんの為に、期待を強化してあげようかなー、なんて思ってたのにぃ!!)

アムロ「まて、束!…くそッ!!」

束も肉弾戦強かったよな
基地外レベルに

箒(とんでもないものを見てしまった…)

セシリア(ぷ、プレッシャーが)ガクガク

千冬「ここか。探したぞ、アムロ!」

アムロ「姉さん…」

千冬「やってもらいたいことがある。特命任務レベルAの案件だ、すぐに来い」

アムロ「また戦争、なのか…?」

・・・

千冬「アメリカ・イスラエル共同開発している、新型の純軍用第三世代ISが暴走。無人のまま制御下を離れた」

アムロ(なんだ、暴走か)ホッ

>>295
だから馬ではなく謎ポッドから押し倒された後は、某赤い人のように殴られたり締められてはいない
赤い人も無茶苦茶強いはずなんだがなぁ

千冬「このIS、シルバリオ・ゴスペル。通称“福音”は、ここから2㎞先の空域を通過するコースで飛行中であることが分かった」

アムロ(奴がわざとらしく姿を見せたのは、これの為か…)

千冬「学園上層部からの指示もあり、我々は教員で周辺空域・海域を封鎖。その後、専用機持ちで福音を叩く」

アムロ「何だと!?」

鈴「ちょ、落ち着いてよ」

アムロ「そうか…そういう事か、束! この期に及んで下らない自作自演を企てるとは…ッ!」

千冬「お、おい…どうしたんだアムロ」

アムロ「箒の赤い奴は出せない」

束(え!?)コソコソ

千冬「しかし、紅椿の速度があれば、高速飛行を続ける福音へのアプローチも容易になるが…」

箒「仕損じた時も、第四世代機ならば福音に有効なはずだ!」

アムロ「束の思惑に乗る気はない…箒が居なくても、僕が落として見せる」

千冬「このスペックを見ても、やれると思うのか?」

アムロ「できるさ」

ラウラ「大火力のオールレンジ攻撃型…」

シャル「当たらなければどうという事は無いのは、アムロと相性が悪いよね」

セシリア「逆に相性が良いのってなんですの?」

鈴「特殊射撃兵器による広域殲滅となると、下手に大所帯で行くと被害が増えそうね」

シャル「その他大勢に強い機体って言うのも、アムロと相性悪いよね」

箒「………」

千冬「何より問題なのは、どれだけ速くとも、高速飛行中の福音へのアプローチは一回が限界という事だ。一撃必殺の必要がある」

アムロ「ミサイルに正面からぶつかっていって落とす程度の芸当はわけない。弾頭を傷つけず信管を無力化するくらいのことはやって見せる」

千冬(こいつ、私の過去に感付いた上でわざとやっているんじゃ―――)

アムロ「それにしても、洋上で暴走と言うと、白騎士事件を思い出すな」

千冬(絶対にわざとだ。平常心を保て…)スーハァー

千冬「しかし、ISの稼働時間のことを考えれば、途中までの脚が必要だが…それを誰がやるかだな」

シャル「超高感度ハイパーセンサーも要るね」

セシリア「高機動パッケージ“ストライクガンナー”が送られてきています! ぜひ、わたくしに!」

千冬「最適化していないだろう。まともに使えるようになるまで待つ時間は無い」

ラウラ「では、教官。その任は私が」

千冬「しかし、センサーの性能が…なあ、アムロ。お前が何を考えているのかは知らないが、ここは新鋭機の紅椿を―――」

アムロ「福音の捕捉は僕がやる。それでいいだろう?」

鈴(凄い自信だけれど過剰に見えない…)

千冬「…分かった。だが、失敗は許さんぞ」

シャル「僕たちも、後詰として待機するよ…それくらいはいいでしょう?」

アムロ「ちゃんと下がっていてくれよ。こんなことで死んじゃつまらないから」

洋上

アムロ「…キャッチした! あれが、シルバリオ・ゴスペルか!」ピキーン

アムロ「ボーデヴィッヒ、フルパワーだ!」

ラウラ「了解!」ゴオオォ

アムロ「や、やれるか?」ギビュウウン

アムロ「いやあぁぁ―――ッ!!」ズバァ

ラウラ「やった!」

アムロ「…まさか!? 下がれ、来るんじゃない!!」

すれ違いざまに切り伏せた福音が復活する

アムロ「だ、第二形態か…うわぁッ!!」

ドドオォォン

アムロ「いい加減なデータめ! あの光の翼…スペック以上の火力だぞ!」キュウウン…

千冬『作戦継続の限度だ! 一度は落として脚は止めただけで十分だ、増援を待つか撤退しろ!』

アムロ「くそ! サーベルを使いすぎてパワーが…ん?」

密漁船「違法漁業楽しいニダ!」

アムロ「敵のシルバー・ベルは全方位攻撃装備だ…ま、巻き込むわけには…」

箒『何をしているんだ、アムロ! あんな犯罪者など捨ておけ、お前も死ぬぞ!!』

アムロ「ふざけるな! たかが軍用IS一機、このままで落としてやる!!」

箒『馬鹿なことは止めろ!!』

アムロ「白式は伊達じゃないッ!!!」

1stのアムロって設定どうなった

>>310
年齢的に1stだろうと思って始めたものの、1st的に進めるにはキャラもイベントも無いし台詞は使いたいしで諦めてCCA化した模様

ゴゴゴゴゴゴ

鈴『この目に見えない圧力はなに!?』

ラウラ「…な、なんだこの光は!?」

セシリア『ああ…ひ、光が広がっていく…』ガクガク

千冬(まさか、人の意識が…アムロの意識が高まりすぎて、耐えきれなくなったコアがオーバーロードしているのか!?)

ラウラ「」

そのうちリボンズ化しそう

全裸空間

束「あっくんは、こんなにも戦えるんだね。守るべきものも、守るべき人も居ないのに」

アムロ「なんだって?」

束「私にはわかるよ…あっくんの中には故郷も無ければ家族も無い。人を愛してもいない」

アムロ「だから何だって言うんだよ!?」

束「それは不自然なことなんだよ?」

アムロ「守るべきものが無くて戦ってはいけないと言うのか!?」

束「遅かれ早かれ、悲しみだけが広がって、あっくんも世界も押し潰しちゃう。なんでわかってくれないの?」

アムロ「分かっているよ!! だから、世界にこの光を見せなきゃならないんだろ!!!」

現実

山田「学園からの増援を確認。米軍のISが海の向こうからも…」

千冬「数を確認しろ」

山田「陸からも来ます。自衛隊からです」

セシリア『なぜですの…? しかも、みんなあの光へ向かっている…』

シャル『今頃になってどういうことなの?』

千冬(この戦闘は日本にアメリカ、もちろん学園上層部もモニターしていたはず…アムロの光がひきつけたのか)

山田「白式のエネルギー残量が一気に回復!? レイ君が、まだ戦っています…!!」

千冬「何が起こっているんだ!?」

山田「光の幕の向こう、ISが跳ね飛ばされています!」

千冬「もっとよく観測しろ!」

箒『あ、アムロが…』

山田「福音が落ちていきます。目標、撃破確実ッ!!」

千冬「そんな馬鹿な…」

>>314
さすがにリボンズの台詞を混ぜたのはばれたか

・・・

山田「原因不明、理論も不明…いずれにせよ、あれは軍にとってとてつもない衝撃であったということです」

千冬「ISと言う兵器の問題ではないからな…言うなれば、人そのものの新たな可能性…ニュータイ=アムロ・レイか」

山田「福音事件…公表されれば、ISの力を示した白騎士事件どころの騒ぎではないでしょうね」

千冬(逆に、束が求めたもの以上を見せつけてくれたわけか…)

千冬「アムロ…」

ニュータイプだよニュータイプ
本気でポンコツになってしまった

・・・

のほほん「こ、こわくなかったのー?」

ラウラ「ああ…何かとてつもなく大きい力に包まれていた。なのに、不思議と恐怖は感じない。むしろ、暖かくて、安心を感じていた」

セシリア「あの暖かさを持った人が、あれだけの力を…」

鈴「凄かったけれど、あそこまでやる必要があったのかしら」

シャル「アムロの頑張り過ぎだよね。ははは…」

束「実のところ、私にも何が何だかさっぱりなんだよ。ちーちゃん」

千冬「あの光のことか?」

束「それだけじゃないよ…あっくんによるISの起動から、その驚異的な戦闘力。そして、再起動とあの光…」

千冬「どこぞの天才のたくらみをお見通しだ、という事もか?」

束「可愛い妹の華々しいデビューは当分は中止かなー。とても利口で、恐らく今人類で一番感が冴えてる子だからね」

千冬「かつて、十二か国の軍事コンピューターをハッキングした天才よりもか?」

束「私の体は細胞レベルで規格外だけれど、彼は…あっくんはそう言うの抜きで天才なんだよ。多分ね」

千冬「…私は利用されても構わない。自分の意思でお前に協力した。だが、アムロをどうするつもりだ? かつての私の愛機のコアを使ってまで―――」

束「ねぇ、ちーちゃん。今の世界は楽しい?」

千冬「…そこそこな」

束「でも、あっくんはどうだろう? 彼はただの戦闘の天才で終わってしまうかもしれない。ニュータイプはただの戦いが生み出した悲しい変種になってしまうかもよ?」

千冬「………」

束「責任は感じているんだよ。あっくんのこと…」

千冬「…束?」

千冬(行ったか…)

アムロ「………」

箒「ここにいたのか、アムロ」

アムロ「ああ」

箒「本当に大丈夫なのか? あれほどのことをして…」

アムロ「疲れただけださ。気にすることはない」

箒「良くない! お前は、他にいくらでも楽な方法があったのに、誰も巻き込まないことばかり考えて…」

アムロ「それは僕の勝手だろ」

箒「いいや、私のせいだ…私のせいで、お前がどこか遠くに行ってしまうような気がしたんだ。そして、あんなことになって…」

アムロ「僕には帰る場所がある。どこにも行きはしないよ…」

箒「信用していいんだな!?」

アムロ「何でもいいから、少しは一人に…ん?」ピキーン

鈴(探しに来てみればこいつら…)
シャル(心配したのに…)
ラウラ(嫁としての自覚が…)
セシリア(破廉恥な…)

アムロ「…見えた!」

四人組「「「「!!!」」」」

・・・

ナレーター「アムロと束の操る福音の激闘は、アムロに己の目指すべき未来の物語を垣間見させる」

ナレーター「しかし、戦いは巨大に膨れ上がり、そのアムロを包み込む…これは、すでに戦争ではない。ニュータイプに科せられた宿命なのだろう」

ナレーター「果たして、人類同士の相克だけが世界を窮地に追い込んだのか? 束は立つ。アムロもまた、それを追うかのように…」

アムロ ふりむかないで
宇宙のかなたに 輝く星は
アムロ お前の生まれた 故郷だ

おぼえているかい 少年の日のことを
あたたかい ぬくもりの中で めざめた朝を
アムロ ふりむくな アムロ

男は涙を 見せぬもの 見せぬもの
ただ あしたへと あしたへと 永遠に…

アムロ ふりむかないで
宇宙のはてに きらめく星は
アムロ お前がすてた 故郷だ

忘れはしない 少年の日の誓いを
青春をかけ 守りぬけ この幸せを
アムロ ふりむくな アムロ

おぼえているかい 少年の日のことを
あたたかい ぬくもりの中で めざめた朝を
アムロ ふりむくな アムロ

男は涙を 見せぬもの 見せぬもの
ただ あしたへと あしたへと 永遠に…

EDはもちろんヒロイン五人が歌ってるんですよね

アムロって地球出身だったんだな
てっきりスペースコロニー生まれと思ってた

深夜に何人が付き合ってくれたか分からんが、もうこれで終わりで良いだろう
アニメ一期がたしか福音落として終わりだったし

申し訳程度のララァ分しかないせいで、ひねたまま戦闘マシーンに覚醒したアムロだが、これ以上の成長は無理だ

>>330
そらそうよ
ハーレムラノベから池田鴻ボイスはポイーで

>>331
最強のニュータイプが地球生まれの地球連邦軍所属と言う皮肉
パパが言っていた超人がこれじゃあ、シャアも余計に執着しますわ

なおその力は、宇宙移民からも地球政府からも畏れられた模様
挙句に地球を救って行方不明とか、ホントに報われない
SSでくらい不思議パワー使った後も生きていていいやろ

恋に焦がれられない六重奏

シャル「そうだ! この休みはアムロの家に行ってみよう」

シャル「早速調べてみようかなー…えーっと、アムロ・レイの住所は…最後のはノア…ノア!?」

シャル「あそこって、戦争で住めなくなったんじゃ…」

シャル(やっぱり色々あったんだ…酷いこと言っちゃったかな。そりゃひねるよ)

他四人(…今頃気づいたか)

・・・

千冬「そう言えば、父さんは元気か?」

アムロ「ああ。遭難してたけど、見つかったのすぐだったし、今はもう…宇宙だったら酸欠で駄目だったな」

千冬(冗句? 珍しい事もあるな)

アムロ・レイ  生還 その後昇進
篠ノ之 束  消息不明 現在は再び捜索中...


有難いことに結構見てくれてたんだな

束探して内偵するアムロとかIS学園関係ない妄想したけど続けない
おやすみ

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