上条「数学の確立の勉強が全くわからない」御坂妹「それなら私ができますよ」 (37)

上条「なんか表情豊かなんじゃないですかー」

御坂妹「そんなことないですよ、とミサカは否定します」

上条「つーかさぁ」

御坂妹「どうかしましたか」

上条「……お前数学できるのか?」

御坂妹「できます。と、ミサカはあなたができないことをお察ししながら胸を張ります」

上条「なあ…………暇なとき教えてくれないか」

御坂妹「!!!はい!とミサカは了承します」

上条「おお!早速だが、この後大丈夫か?」

御坂妹「もちろんオフコースです!」

上条「御坂妹元気がいいな。いいことだぞ」

御坂妹「あなたと一緒だからです」

上条「あう。照れるな」(*´ェ`*)ポッ

じゃあ頼む

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411672786

【設定】

上条当麻・・・おバカ高校生。数学Aの確立がよくわからないから御坂妹に教えを請うている。

御坂妹・・・行為を隠すことを辞めたデレミサカたん。めっちゃかわええ。

青髪・・・なぜか一緒に御坂妹に教えを請うことになってしまったバカ其の2。

その他登場人物出てくる可能性はあります。

僕はそっとNGNameに入れた

参考文献は最後に載せます。
最後までお付き合いください。

>>2 間違い訂正
○好意 ☓行為

御坂妹「じゃあまず、確立ってなんだかわかりますか」

上条「それはあれだろ……なん分のなんとかだろ御坂妹せんせー」

御坂妹「はぁ……先が思いやられます、とミサカは悪態をつきつつあなたと一緒に入られることに歓喜します(*・ω・*)ポッ」

上条「隠れてねーよ!!(*´ω`*)」

御坂妹「では、本題です。ここにサイコロが1つあります。これを1回投げて3の目が出る確率は?」

上条「確立1/6だな」

御坂妹「正解。ま、こんなの小学生でもできるのでどんどん行きましょう」

御坂妹「まず、サイコロを投げる行為…このようななんどでも繰り返すことのできる行為を試行と言います」

御坂妹「次に、試行の起こる結果起こる事柄のことを事象と言います。今回の例ではサイコロを1回投げた結果3が出る事柄についてでした」

御坂妹「最後に根元事項:事項の中でもこれ以上簡単にならない1つ1つの基本的な事象のことです」

御坂妹「試行・事象・根元事象この3つの用語はよく出るので必ず覚えてください」

御坂妹「覚えましたか上条さん、とミサカは自信なさげに尋ねます」

上条「ああ、これくらいなら楽勝だなw」

御坂妹「そうですか。過信は禁物ですよ。あなたは馬鹿ですから」ムムッ

上条「」ガビーン

じゃ、寝るわい!

【参考文献】アマゾンリンク
「スバラシク面白いと評判の初めから始める数学A 」http://amzn.to/ZeZTow
「ライトノベルでわかる確立」http://amzn.to/1DzA16c

とりあえずクソ顔文字やめろや

>>3すまん間違えてた
タイトルおよび設定の上条当麻のとこで
○確率 ☓確率

お詫びして訂正する。

また間違えてた。申し訳ない。
○確率 ☓確立

IMEの候補で確率が先に出るようになってしもうた。

>>7 すまん。カッコトジの後の小文字は気に障らないか?
  例)僕「あーだこーだ」イライラ のイライラ

御坂妹「次にそもそも確率ってなんだかわかっていますか」

上条「いや、さっき行ったみたいになん分のなんみたいな形が確率だろう」

御坂妹「そのとおりです。確率は○/■のような形で表すことができますね」

御坂妹「では、この○/■とはいったいなんなのですか」

上条「いや……よくわからん」アセリ

御坂妹「構いません。では、覚えてください。○/■の○は事象Aの場合の数です。■は全事象Uの場合の数です」

上条「……」

御坂妹「わかりにくかったですか?事象という言葉はさっき教えました。だからさっきの例を使ってみると、サイコロを1回投げた結果3の目が出る場合の数は1です。これが○ですよね」

上条「」ウン

御坂妹「それで、全事象Uというのは、さっきの例だと、サイコロを1回投げた結果でる目の数すべての場合の数、すなわち6です。これは■に当てはまります」

御坂妹「そうすると確率1/6が出てくるわけですね」

上条「ノープロブレームだな」

御坂妹「カッコつけても何も出ないですよ。むしろ出してください……ってみsk」

寝る

まだスレ立てるには早かったな

VIPだったら定期化してただろうに
惜しい逸材だ

ぼく数学科さすがに困惑

>>10 差し替え

御坂妹「次にそもそも確率ってなんだかわかっていますか」

上条「いや、さっき行ったみたいになん分のなんみたいな形が確率だろう」

御坂妹「そのとおりです。確率は○/■のような形で表すことができます」

御坂妹「では、この○/■とはいったいなんなのですか」

上条「いや……よくわからん」アセリ

御坂妹「構いません。では、覚えてください。○/■の○は事象Aの場合の数です。■は全事象Uの場合の数です」

上条「……」

御坂妹「わかりにくかったですか?あ、
AとかUの字は適当です。事象という言葉はさっき教えました。さっきの例を使ってみると、サイコロを1回投げた結果3の目が出る場合の数は1です。これが○に当たります」

上条「」ウン

御坂妹「それで、全事象Uというのは、さっきの例だと、サイコロを1回投げた結果でる目の数すべての場合の数、すなわち6です。これは■に当てはまります」

御坂妹「まとめると、○=1,■=6なので、確率1/6が出てくるわけです」

上条「ノープロブレームだな」

御坂妹「カッコつけても何も出ないですよ。むしろ出してください……ってみsk」

上条(……何をだ?)

上条「ところで御坂妹。お前どうしてわかるんだ。高校生の内容だろ」

御坂妹「ちらっと勉強した個体がいたので感覚共有しました」

上条「なるほどな」

御坂妹「それにしても今、病院内でお勉強するツンツン髪の少年と美少女……おもしろい」

上条「そうか?つか、美少女って言っちゃってるよ」

御坂妹「もうちょっと近づきましょうと、ミサカは……」ジリジリ

上条「」

御坂妹「ではこのまま続きをやりましょう」テレッ

上条「御坂妹様、精神衛生上よろしくないのですが」

御坂妹「」ニパァ

御坂妹「先ほどは、サイコロを1回投げて3の目が出る確率は1/6でしたね」

御坂妹「では、サイコロを2回投げたらどうでしょうか」

上条「スルーしちゃってるよこの人……そうだなぁ、サイコロを2回と言われても……条件がもう少し欲しいかな」

御坂妹「あなたの口から条件という言葉が出てくるとは思いませんでした。でも、これで足らないということはないですよ」

上条「そうなのか……わからん」

御坂妹「馬鹿ですね。何回投げようと3の目が出る確率は1/6で変わりませんよ」ニパァ

上条「俺はてっきり、確率同士を掛け合わせて1/12になるかと思ってた」

御坂妹「では今度はこの条件を付け足します」

つ[2回とも3の目が出る]

上条「俺がさっきやったのはそれか!! 1/12だな」

御坂妹「正解です。ではこれを、もう少しちゃんと言い換えたいと思います。上条さんは数1で集合と論証を勉強してきましたよね」

上条「ああ、あの頃はちゃんと学校通ってたよな……(エピソード記憶は無いけど)」

御坂妹「では、やってみます。

1回目投げて3の目が出る確率をP(A)とする。

2回目投げて3の目が出る確率をP(A)とする。

すると、
1回目が3が出てかつ、2回目も3が出る確率はP(A)×P(B)である。

こんな感じで書きましたがいいですかね」

上条「いいんじゃないでせうか。それっぽく書いてみるとわかりやすいものだな」

御坂妹「今度はちょっと難しくなります」

上条「不安だ……」

御坂妹「まあ、大したことはありませんけど」ニパァ

上条「お前、今日はどうしたんだよ」タラリ

御坂妹「今度はくじ引きで考えましょう」

上条「おう」

御坂妹「ここに30枚のくじがあります。そのうち3枚は当たりくじです」

上条「おう、俺ははずれの27枚を引くぜ」

御坂妹「そうですか。どうでもいいですね。続きいいですか」

上条「続けてくれ」

御坂妹「1枚くじを引いた後、引いたくじを元に戻して、さらに1枚引いた時、2回とも当たりが出るの確率は」

上条「まず、1回目の確率は3/30=1/10だろう。それで2回目も1/10だ。だから、1/10×1/10で1/100だな」

御坂妹「正解です。と言っても、これはさっきやったのでできて当然です」

上条「お前、今日はやけに手厳しいな」

御坂妹「少し変えます。1枚くじを引いた後、引いたくじを戻さないでもう1枚引いた時、2回とも当たりが出る確率は」

上条「おう。引いたくじを戻さないんだな。2回目は3枚の当たりくじから1枚減って。それと、30枚あるくじも29枚に減っている。」

上条「だから、まず、1回目はさっきと同じで1/10だろ。2回目は2/29だな。だから、1/10×2/29で2/290=1/145でいいか」

御坂妹「びっくりしました。合ってますよ。馬鹿じゃなかったんですね」

上条「本当に大丈夫か?熱でもあるか」ピトッ

御坂妹「」ポーッ

上条「つかここ、病院だったわ。なんかあったら言えよ」

御坂妹「上条さん、ミサカが上条さんに惚れる確率は1です」カカァ

上条「それって高いのか」

御坂妹「わかっているつもりでやっていましたが……これは」ヤレヤレ

御坂妹「馬鹿ですね。確率0は絶対に起こらないこと。確率1は絶対に起こることです。パーセントで表すと、0=0%、1=100%です」

上条「つまり、御坂妹が俺に惚れる確率は1ということは100%!!」

上条「お前、俺が好きだったのかよ……」

御坂妹「はい。どうしてくれますか上条さんと、ミサカは……」

上条「すまん、考えさせてくれ」

御坂妹「お待ちしてます」



つづかない

>>13>>14
SSにもこんなの合ってもいいかなと、軽い気持ちで立てたら誤字連発した汗

>>15
うん。ブラウザバック推奨やね。

SSにこんなのあってもいいかなぁと思った。
上条さん高校生だし。

今度はちゃんと考えてから出直してくるわ。

依頼しとくか……

確率論やるならまずルベーグ積分について軽くやっとこうぜ!!
とか言い出す頭のおかしい人がいるから気を付けてね

あと確率空間とか雰囲気が禁書っぽいから是非生かしてほしいな

依頼出してきた。

>>21>>22
1/6×1/6は1/12じゃなくて1/36だな……ヒドすぎる

>>29
>あと確率空間とか雰囲気が禁書っぽいから是非生かしてほしいな
確かに禁書っぽいかも。

とりあえず、ぼくにはちからぶそくです・・・さよなら

二回サイコロ振って3が出る確率って1/6じゃなくね?
条件付きじゃないなら11/36なのでは?

上条くんの言うとおり、言葉足らずでした。
「2回投げた時、2回目に3の目がでる確率は」
とでも書けばよかったな。

ただ2回投げるだけだと>>31の言うとおり、

1回目または2回目で3の目が出ればいいということになってしまう。

というか、完全に言葉足らずですね汗


この場合、

1回目に3が出る事象をA
2回目に3が出る事象をB としたとき、

1回目または2回目で3の目が出る確率は、P(A∪B)と表せる。

P(A∪B)=P(A)+P(B)-P(A∩B)

(ⅰ)1回目に3の目が出る確率
P(A)=1/6

(ⅱ)2回目に3の目が出る確率
P(B)=1/6

(ⅲ)1回目が3の目が出てかつ、2回目も3の目が出る確率
1/6×1/6=1/36

よって、
P(A∪B)=P(A)+P(B)-P(A∩B)=1/6+1/6-1/36=11/36
となる。


うーんと、
(ⅰ)1回目が3の目が出てかつ、2回目も3の目が出る確率
1/6×1/6

(ⅱ)1回目が3の目出てかつ、2回目は3の目が出ない確率
1/6×5/6

(ⅲ)1回目は3の目出ないかつ、2回目は3の目が出る確率
5/6×1/6

1/36+5/36+5/36=11/36
でもいいのかね。


とにかく、ぼくはからにこもる……

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年09月26日 (金) 13:39:47   ID: jU2N8oOU

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