男「えっ?俺達の日常?」友「物好きもいたもんだ」 (28)

短編集的な四コマ的なSSです



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《お弁当》

男「む、お前の弁当の唐揚げ美味そうだな!もーらい」ヒョイ パクッ

友「うわああああああああ!何故、何故許可をとらない!?その唐揚げは俺が今日の午後を充実させるべくモチベーションを上げるために残しておいたメインディッシュだぞ!!」

男「知らんなぁ」モシャリモシャリ

友「許せねぇ……許せねぇぜ……てめぇの血は何色だあああああ!!」

男「俺は俺が思うまま邪悪であったぞ。そして、唐揚げ美味かった」ゲプッ

友「あの世で俺に詫び続けろおおおお!」ブンッ

スカッ

男「聖闘士に同じ技は通じん!もはやこれは常識!!」

友「くそぅ……めちゃ許せねぇぜ……」

男「まぁまぁ、そう目くじらをたてるでない」ガサゴソ

友「ふん、物で許されようってか?俺はそんなあまちゃんじゃねぇぜ!!」

男「ほい、プリン」

友「やったあああああ!プリンだあああああ!!」

男「まぁ、俺が食べるんだけどねwwwww」ペリペリ

友「くっそおおおおおおおお!!」

男「さっきのは冗談。ちゃんとお前にもあるでよ」

友「あ、ありがとう。もう、冗談はよしこさん」ペリペリ

男「プリンうまうま」パクッ

友「うん、プリン美味い」パクッ

《さが》

男「~~♪」

シュバッ

友「ちょっと待って貰おうか」

男「うおっ!?ビックリした……なんだよ」

友「そのアイスソード……じゃなくて数学の課題を貸せ」

男「はぁ?嫌だね。これは俺が徹夜で仕上げたんだ。容易く貸せるか」

友「良いから貸せよ!俺は、現国の課題で精一杯でやる時間なかったんだ!!友達ならそれくらい協力してくれよ」

男「……夏休みの宿題」ボソッ

友「…………」

男「じゃあな」

友「ころしてでもうばいとる」

男「おお?やるってか?デスティニーストーンは装備したか?開幕吹雪ぶっぱしちゃうぞ?」

友「デンデデッデデレデンデデッデデレデンデデッデデレデンデデッデデレヘエーエ エーエエエー エーエエー ウーウォーオオオォー ララララ ラァーアーアーアー ナァォォォォ オォォォォ サウェェェアァァァァ アァァァァ アァァァァ アァァァァ イェェェェェェェェェゥゥアァ… ヘェーラロロォールノォーノナーァオオォーアノノアイノノォオオオォー ラロラロラロリィラロロー ラロラロラロリィラロヒィーィジヤロラルリーロロロー」

男「ミニオンか……イド・ブレイク」ガスッ

友「いたっ」

男「脳削り」ガスッ

友「ちょ、いたっ」

男「シャイン・インパクト」ガスッ

友「ちょ、痛いってば!」

男「お前が夏休みの宿題を貸さなかったから俺は先生に乱れ雪月花くらわされたんじゃ。その報いを受けろボケ」

友「くぅぅぅ……嫌だよぉぉぉ……先生の高速ナブラくらいたくねぇぇぇぇ……」

男「さよならなのだ」

友「わかった……へっ……俺は死に場所を探していた。なんとも良い場所じゃないか!」

男「…………」

友「じゃあな……」スタスタ

男「何が死の運命だ!聞きあきたぞ!!」

友「男!?」

男「ちょっと大人げなかったよ。ほら、ノート貸してやる」

友「男ぉぉぉ」ウルウル

男「へへっ、俺たち友達だからな」

友「ありがとう!お前は俺の親友だ!!」パラパラッ

友「……あれ?あれ!?」パラパラッ

男「最果ての島から終末へ……おもしろい!」

友「やって……ないの……?」

男「さっぱり分からんかった……という」

友「血と汗と涙をながせ!!」バキッ

男「ぐはっ」

友「ふん、これでアバロンのダニが一匹減ったな」スタスタ

ガシッ

友「ん?しつこ……」

先生「…………」

友「まさか……せ ん せ い?」

先生「逃がさん……お前だけは……」

友「これもいきもののさがか……」

ピコーン ドスッバキッガスッ

《羞恥心》

ガラガラ

男「おはよー……って誰もいないか」

友「お、男くんおはようございます」

男「あれ、いいんちょ?今日の日直は俺と友のはずだけど……」

友「あ、えと、その、は、はやく起きちゃって……それで……お母さんが急かすから……(あぅぅぅ……男くんが今日日直だから会いたくて早く来たなんて言えないよぅ///)」

男「ふーん……そっか……まぁ、あれだ……朝からいいんちょに会えてラッキーだな……つって」

友「……えっ!?」

男「な、なんでもねぇよ!」

友「…………」

男「…………」

友「な、なんでもねぇよ」ボソッ

男「…………///」ジタバタ

友「たはーー!こりゃ、恥ずかしいですな!!赤面ですな!!でも……キュンキュンしますな」ジタバタ

男「次、次はお前の妄想な!極上の恥ずかし頼むぞ!!」

友「任せとけっての!!」

ガラガラ

友「はよーっす」

男「遅いっ!!」

友「うおっ!?び、ビックリした!」

男「友くん遅いよ!あと30分でみんな来ちゃうじゃん!!人気者の友くんと一緒にいられる時間は朝のこの時間しかないのに……」

友「あのなぁ……俺は別に周りなんか気にしねぇよ?」

男「私は気にするもん……私みたいな地味女が友くんと吊り合うはずないもん……きっと、友くんの評判落としちゃうよ……」グスン

友「ばーか!俺にはお前しか見えねぇよ!!むしろ、堂々とアピールしてやろうぜ?俺たち付き合ってますってよ」

男「友くん……」

友「…………///」

男「…………」ニヤニヤ

友「………//////」

男「…………」ニヤニヤ

友「ごめんなさーい///生きててごめんなさーい///」ジタバタ

男「恥ずかしいぃぃぃぃぃ!なに、そのイケメンキャラ!!ちょーーー恥ずかしいんですけどーーーー!!」ジタバタ

友「だ、ダメだ……さっきの自分を殴りたい……///」

男「よし!次、次は俺な!!」

友「最高のヤツ頼むぞ!!恥ずかし過ぎて死ぬようなヤツ!!」

男「おう!次のヤツは病弱引きこもり幼馴染みを無理やり学校に連れてきて……」

友「ふむふむ……」

ゴホンッ

男「……へっ?」

友「……ほっ?」

委員長「…………」

男「い、いつから見てた?」

委員長「『なぁなぁ、暇だから恥ずかしい妄想を互いに演じて悶えようぜ』『な、なんて自虐的な遊び!だが、乗った!!』『よし!まずは俺の妄想な!!可愛い気弱眼鏡っ娘委員長と俺は両思いで……』」

男「やめてええええええ///」ジタバタ

委員長「『俺の妄想は、学校1の人気者の俺と若干ネガティブで地味な委員長が付き合ってて……』」

友「殺してくれええええ///」ジタバタ

委員長(男)「……悪いな地味だけど可愛い眼鏡っ娘委員長じゃなくてよ」ニヤニヤ

男・友「「ぎゃあああああああ!!」」ジタバタ

《先輩》

男「彼女ほしいなぁ……」

友「なぁ……」

男「あの校庭にいる女の子達にここから告白したら一人くらいOKしてくれるかなぁ……」

友「やめとけ。明日から学校中の笑い者になるぞ」

男・友「「はぁ……」」

先輩「なに屋上で黄昏てやがる」

男「あ、イケメンだけどエロゲのやりすぎで脳内お花畑の残念極まりない先輩だ」

友「おお、本当だ。彼女(2次元)が10人いるくせに現実の女の子が目の前にくるとマグニチュード7レベルの震えを見せる顔だけが取り柄の情けない先輩だ」

先輩「……死のう」ガシャッ

男「お、落ち着いて下さいよ!USBオナホを買ってルンルン気分で帰ったら親に見つかった赤っ恥先輩!!」

友「そ、そうですよ!!あ、やっぱりイケメンなこと自体が罪なんで死んでも……あ、やっぱりそれはいけない!!」

先輩「俺、お前らに何かした?」グスン

男「僻みです」

友「妬みです」

先輩「やっぱり死のう……」ガシャッ

男「ダ、ダメですよ!パブリックイメージを守るために無口キャラ気取ってるけど本当はただのコミュ障先輩」

友「そうですよ!ファンクラブあるくせに俺、2次元しか興味ないからとか言って……やっぱり死ね!!」

先輩「うわああああああああん」ポロポロ

《慈悲はない》

男「チッチッチッチッほーら大丈夫だよー怖くないよー」

先輩「……本当に?」ソロソロ

友「あんよがじょうず!あんよがじょうず!」

先輩「まったくよ……お前らいくら俺でも我慢の限度ってもんが……」

男「さーせん」

友「で、先輩俺らになんか用っすか?」

先輩「おう、今日の放課後カラオケ行こうぜ!バイト先の店長から割引券貰ったんだよ」

男「良いっすね!」

友「行きます行きます!!」

先輩「じゃあ、放課後校門前に集合な!」

男・友「「うっす」」

ガチャ

モブ女「キャッ」

先輩「あ、悪っ……」

モブ女「あ、しぇ、しぇんぱい////」

先輩「あわわわわわわ」ガタガタ

――― 以下モブ女の脳内補正 ―――

モブ女「せ、先輩///」

先輩「ああ?なに、ぶつかってんだよ」

モブ女「す、すいません……」

先輩「お前に怪我があったらどうすんだ。ほら、保健室行くぞ」

モブ女「あ、いや、怪我してないです///(手、握られちゃってるよぅ///)」

先輩「ばーか!自覚がないだけだろ。だから、ベッドの上で俺がじっくり調べてやるよ」

モブ女「ふわあああああああ///」

――― 以下現実 ―――

先輩「あわわわわわわ」ガタガタガタガタガタガタ

――― 10分後 ―――

先輩「怖かったーー!リアルの女の子怖かったーー!!」

男「…………」

友「…………」

先輩「いやぁ、お前らが居て良かったよ!俺一人じゃ倒れた女の子を運ぶなんてとてもじゃないけど無理だもん。ありがとな男」

男「……柔らかかった」

先輩「お、男?おい、友!なんか男のヤツ放心状態に……」

友「女の子ってなんて柔らかいんだぁ……」ポロポロ

先輩「な、泣いてる!?」

男「くっそおおおおおおおお!労せず女の子と触れ合えるイケメンが憎いよおおおおおお!!」

友「デッドオアダイ!サーチアンドデストロイ!!イケメンには死あるのみ!!!」

先輩「ひっ!?」

男「おい、手前イケメンだろぉ?イケメンだよなぁ?首おいてけぇ!」

友「小便は済ませたか?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタ震えて命乞いをする心の準備はOK?」

先輩「や、やめろ!やめてくれぇ!!」ガクブル

男「イケメン死すべし!」ドゴッ

友「慈悲はない!」バキッ

先輩「」チーン

男「ハハッ、涙が止まらねぇや」ポロポロ

友「こいつは参ったぜ」ポロポロ

委員長(あいつら何やってんだ?ラリってんのか?)

《クソガキ》

ガキ1「おい、ババア!なんでバトスピおいてねぇんだ!!客なめてんのか!!」

ガキ2「そうだそうだ!!」

ババア「うるさいよクソガキが!文句言うんなら他所で買いな!!第一ここは駄菓子屋だよ!!菓子を買いな!!」

ガキ1「チッ、ふってぇババアだ」

ガキ2「そうだそうだ」

男「おい、少年達よ。老人には優しくせにゃならんのだぜ」

ガキ1「えー……だってあのババアむかつくんだもん」

ガキ2「そうだそうだ」

友「まぁ、俺らが手本見せてやるよ。見てな」

男「お嬢さん」

ババア「なんだい」

友「うまい棒チーズ味を」

男「俺はキャベツ太郎を」

ババア「ないよ」

男「あ゙あ゙ん!?なんでねぇんだ馬鹿野郎!!駄菓子屋にキャベツ太郎は基本だろ!!戦時中の価値観おしつけてんじゃねぇぞスベタ」

友「駄菓子屋なのにうまい棒ないってどんな経営してんだクソババア!よく潰れねぇなこの店!!」

ババア「うるさいね!良くもまぁクソガキのまま成長しないもんだ!!揃いも揃って毎度毎度似たようなセリフたれやがって!!あたしゃそろそろ限界だよ!!」

男「おお!?やろうってのか?」シュッシュッ

友「良い機会だ!寿命縮めてやんよ!!」シュッシュッ

ババア「平成生まれが生意気言ってんじゃないよ!!」シュッシュッ

ドカッバキッゴキッ

通行人「また駄菓子屋の婆さんと男くんと友くんが喧嘩してるよ。十年間毎日毎日飽きないねぇ……」

ガキ1「……あんな大人になりたくないな」

ガキ2「……本当だね」

《ごっこ》

OL「あ゙ーー疲れた!早く帰ってビール飲んで寝たい」

トウ デリャ ヘヤッ ウワーヤラレター

OL「ん?こんなところに空き地あったんだ」

子供1「でたないんべす!やっつけてやる!!」

子供2「ぐおおおおお!!」

OL「ふふっ、ごっこ遊びか。微笑ましいなぁ」

子供1「あ、おい、ひとがみてる……」

子供2「ほんとだ……」

OL「あ、私に見られるのが恥ずかしいからやめちゃったのかな……悪いことしちゃったかな……」

子供1「こんにちはーー!!」

子供2「こんにちは!!」

OL「え、あ、こんにちは」

子供1「ちゃんとあいさつできたね」ニコニコ

子供2「もういちねんせいだからちゃんとあいさつしないとね」フンス

OL「あ、挨拶するために一旦ごっこ遊び止めたんだ」

子供2「つぎ、ぼくトッキュウジャーやる!!」

子供1「いいよーー」

OL「あーーー癒されるわーーーー」

――― 翌日 ―――

OL「あ゙ーー疲れたーーもう会社やめてぇ……ニートになりたい……」

トウ ヘヤッ デリャ

OL「ん?昨日の子供達がまたごっこ遊びしてんのかな?また、癒されるかぁ」

男「トゥ!デリャ!!ヘヤッ!!」シュバッシュバッ

友「フッ!ハッ!ソイヤッ!!」シュバッバシッ

OL「……なんか、いい年した男の子がかなり本格的なアクションしてるんだけど」ドンビキ

男「あ、おい……人見てるぞ……」ピタッ

友「あ、本当だ……」ピタッ

OL「ひっ、見つかった!?」

男「シャッス!!」

友「ザッス!!」

OL「ひぃぃぃぃ!?」

男「やはり挨拶は大事ですな」

友「挨拶の魔法ってヤツだな」

OL「私は社会の闇を見たかも知れない……」

男「よし、次は横山作次郎先生やる!!」

友「じゃあ、俺は嘉納治五郎先生な!!」

OL「もう日本は終わりかもしれない……もう無理……今日はもう寝よ……」スタスタ

通行人「お、今日は夢の講道館師弟対決か。今日のも見ごたえありそうだねぇ」ニコニコ

《風邪》

友「ゴホッ……ゴホッ……」ゼェゼェ

男「風邪か?デング熱?もしかしてエボラ!?」

友「風邪だよ……ゴホッゴホッ」ゼェゼェ

男「馬鹿でも風邪ひくんだな」

友「うっせ……ゴホッゴホッ……」

男「しかし、しんどそうだなぁ……いや、しんどいなら学校くんなよ!」

友「一人で……ゴホッ……床に臥せってると……ゴホッゴホッ……もしかしたら自分の余命は幾許もないんじゃないかと言う気になって……」

男「それで、寂しくなって来たのか……」

友「いや……ゴホッ……ムカツクから……風邪菌を撒き散らしに……来た」

男「うわああああああああ病原菌だあああ!えんがちょ!えーんがちょ!!」

友「風邪ってさ……ゴホッゴホッ……キスしたら……ゴホッ……移るんだってさ……ゴホッ」

男「は?」

友「だから……ゴホッ……キスしてやるよぉ!」ガバッ

男「ギャアアアアアア!ホモだアアアアアアア!ホモが細菌テロおこしに来たあああああ!!」

友「おう、あくしろ……ゴホッゴホッ……」ムチュー

男「や、やめろ!初チッスを男に捧げた上で風邪貰うなんて詰んでるじゃねぇか!!」グイ

友「苦しめ……ゴホッゴホッゴホッ……俺より……ゴホッゴホッ……苦しめ!!」グイグイ

男「やめてぇぇぇ」グイ

ガラッ

友「オラァ!」クンズ

男「やめてぇぇぇ」ホグレツ

不良女「…………」

男・友「「あ……」」

男・友「「キャアアアアアアアア!!」」

不良女「やったーーーーーー!!」

男・友「「え!?」」

《風邪2》

友「いやぁ、健康な事がこんなに清々しいなんてなーーー」

男「そうですね……」ズビズビ

友「おやぁ?男くんどうしたのですかなぁ?」

男「どっかの誰かがバイオハザードおこしたせいですっかり風邪っぴきですわ」ズビズビ

友「すまんすまん!」

男「すまんで済まないと思うぞ。なんてたって俺らは不良女からホモ疑惑を向けられてるんだからな。何故かニヤニヤしてたのが気になるが」

友「まぁまぁ、一応誤解はといたんだし良いじゃないか!何故かウキウキしてたのが気になるけど……まぁ、ポジティブに行こうぜ!あ、風邪っぴきでそんな気分にならねぇかぁ?」

男「腹立つ……俺はお前のように浅ましいヤツじゃねぇからちゃんとひきはじめに医者に行って来たんだ。薬のんで早く治してやる」ズビズビ

友「じゃあ、なんで学校休まん」

男「寂しいから……お、あったぞ」

座薬「やぁ」

男「…………」

友「お、フォーゼじゃねぇか!肛門にキターーーーってかwwwww」

男「……どうしよう」ズビズビ

友「あん?早くトイレ行ってア゙ーーーしてこいよwwwww」

男「俺、座薬いれられないんだ……」

友「……はぁ?」

男「な、なぁ、いれてくれないか?」

友「や、やだよ!絶対に嫌だ!!」

男「た、頼むよ!俺のひい祖父ちゃんが風邪拗らせて肺炎で死んだんだよ!!だから、風邪は早めに治したいんだよ!!」

友「だからってなんで俺がお前のケツにリミット・ブレイクせにゃならんのだ!!」

男「俺は座薬は人にいれて貰わないと思いきりがつかなくてダメなんだよ!頼むってば!!」グイ

友「や、やめろおおお!!」グイ

ガラッ

不良女「…………」ニヤニヤ

男「お願いだってば!!」

友「嫌だってば!!」

不良女「やったーーーーーーやっぱりだーーーー!!」

男・友「「…………」」

男・友「「違うんだよおおおおおお!!」」

不良女「照れるな照れるな!安心しろ!アタシ、ホモ見るの大好物だから!!」ニヤニヤ

ゴホンッ

男・友・不良女「「「……あ」」」

不良女「い、いつから居た!?」

委員長「お前が教室に入るタイミングよりちょっと遅れて……安心しろ見なかったし聞かなかった事にするから」

男・友・不良女「「「…………」」」

委員長「まぁ、趣味は人それぞれだもんな」

男・友・不良女「「「違うんだよおおおおおお!!」」」

《変態》

変態(どうも変態です)

変態(春になるとうんたらかんたらな一過性の変態ではありません。年中無休二十四時間変態です)

変態(春はコート、梅雨になったらレインコート、もちろんスケスケです。肌に張り付くのが少し不快ですがそこは我慢です。夏はもはや着ません。あ、でも靴下だけは履きます。これはポリシーです)

変態(秋は落ち葉に隠れて待ち伏せします。冬はホッカイロが欠かせません。本物の変態です)

変態(ただ、確かに私は変態ではありますが差別や弱いものいじめの様な事はしません。子供は慈しみ、お年寄りは敬います。人類平等を信念として老若男女まんべんなくに私の変態性をアピールします)

変態(その結果、厄介事に巻き込まれる事も少なくありません。今回はその厄介事の中でも最悪のケースです)

男「あ、いたぞ!!」バッ

友「本当か!よしっ、捕まえろ!!」シュタッ

変態(私は二人の少年に追い掛けられています。彼らは、自分の学校で行われる文化祭でカップルがイチャコラしながら闊歩するのが我慢できないという理由で私を捕まえて文化祭当日に放流することで文化祭を中止させる目論見なのです)

男「待てコラァ!!」シュタッ

友「変態コラァ!!」シュタッ

変態(そんな歪んだ願いのために楽しい文化祭を不意にする訳にはいきません。これは彼らのためでもあるのです)シュバッ

OL「…………」

男・友「「待てェェェ!!」」シュタタタタタ

変態「」シュタタタタタ ブルンブルンブルン

OL「……あ、もしもし、おかあさん?あのお見合いの話……受けようかな……うん、なんかね……まともってなんだか分からなくなってさ……」

《とばっちり》

チャラ男「ねぇねぇ、俺達とラブホ行こうよ」エヘラエヘラ

女「ちょ、やめてください」

DQN「行こうよー俺、マイサンには自信あんだよねーベッドの上で嫌ってほど気持ちよくさせてあげるからさぁ」グィグィ

女「ちょ、ちょっと、だ、誰か助けて……」ウルウル

先輩(や、やっべぇ……すんげぇ所に立ち会ってしまった……ほ、本当なら助けに行かなきゃいけないんだろうけどそんな度胸ねぇし……で、でも……)

タッタッタッタッ

先輩「あ、あれは友!?なんか凄い勢いで走ってくるけど」

友「どりゃ!」グルン ズガッ

チャラ男「うぎゃっ」バタリ

先輩「あ、あれは陸奥圓明流・旋!?そう言えば男と友はよく空き地で修羅の門ごっこしてたな……つか、なんつー無駄な運動神経……」

友「どっせい!!」グイン バキッ

DQN「ぎゃひんっ」ドサッ

先輩「雷まで……つか、あいつら死んでないよ……な……?」

友「…………」スタスタ

先輩「おう、友!お前すげぇな!!」

友「この……イケメン!!」バキッ

先輩「普通に殴った!?」バタリ

友「女の子に優しくできない男とイケメンは死ね。つか、リア充はできるだけ惨たらしく死ね」スタスタ

女「あ、あの、ありがとうございました!!」ペッコリ

友「べ、別に……そんなつもりで助けたんじゃないだからねっ!」タッタッタッタッ

女「え、あ!?」

友「ばーか!ばーか!!」タッタッタッタッ

先輩「いや、おいてかないでよ……」

《はいてない》

会長「…………」ゴゴゴ

男「…………」ゴクリ

友「…………」ドキドキ

会長「決めたよ……」

男「そ、それは……」

友「つまり……」

会長「来期より……我が校の女生徒はガーターベルト着用を義務とする!!」

男・友「「ヤッタアアアアアア!!」」

会長「男くん!友くん!!君達は素晴らしい提案をしてくれた!!感謝する!!」

男「こちらこそ!」

友「生徒会長の英断に感謝します!!」

会長「君達の情熱、意欲、何よりも真っ直ぐな眼差しに負けたのだ。よし、そうと決まれば早速だ!副会長くんガーターベルトを着用したまへ」

男「ドキドキ」

友「ワクワク」

会長「テカテカ」

副会長「既に着用済みです」チラッ

男・友・会長「「「イヤッホオオオオオ!!」」」

会長「もっと!もっと!!見せたまへ」

副会長「ダメです」

男・友「「な、なぜですか!?」」

会長「そうだ!何故かね!?」

副会長「履いてないからです」

会長「何をだね!!」

副会長「パンツを」

男「…………///」

友「…………///」

会長「…………///」

副会長「やっぱり見せますか?」

男・友・会長「「「いや、いいです///」」」

書き溜め分は以上です。
あとは、ネタが思い付いたら投稿してく感じです。

《銭湯》

男「いやぁ、銭湯は良いですな」

友「あー早くコーヒー牛乳飲みたい」

ガラガラ

先輩「ん?男と友じゃねぇか」

男「あ、先輩も銭湯っすか」

先輩「おう、家の風呂が壊れちまってよ」

友「…………」ジー

先輩「ん?なに、見てんだ?」

友「いや、別に」フッ

先輩「な、なんだよ!その勝ち誇った様な笑いは!!」

友「おい」チョンチョン

男「ん?なんだよ」

友「見てみろ」クイ

男「あん?」チラッ

先輩の先輩「やぁ」チョコン

男「ブフォッwwww」

先輩「なんか、すっげぇ男のプライドを傷付けられた気がする……」

《銭湯2》

先輩「折角だから背中洗いっこしようぜ」

友「良いっすね」

男「昔、親父に擦られて半泣きだったなぁ……」

ザバッ

男「あれッ?委員長じゃね?」

委員長「…………」シャカシャカ

友「お、本当だ」

先輩「頭洗っててこっち気づいてねぇみたいだぞ」

男「おい、こっそり近付いて委員長の委員長覗いてやろうぜwwww」

友「そいつは良いねwwww」

ソローリソローリ

委員長「…………」シャカシャカ

男「どれどれ……」

委員長の委員長「おう」ズーン

男「なん……だと……!?」

友「なになに?」

委員長の委員長「そんな見んじゃねぇや」ズーン

友「……嘘だろ」ガクッ

ザバァ

委員長「ふぅ……ん?お前らも居たのか。というかなんで項垂れてんだ?」

先輩「分からん」

委員長「あ、せんぱ……」

先輩の先輩「こんにちは」チョコン

委員長「まぁ、その……えっと……」

先輩「そんな可哀想なものを見るような目で見ないで!なんか、泣きたくなってくるから!!」

《銭湯3》

委員長「お前らいつまで項垂れてんだ」

男「……神は人を平等には作らないのな」

友「あーあ……なんかもう……あーあ」

先輩「なんか知らんが元気だせよ」

男「元気たって……ブフォッwwww」

友「先輩には俺らの気持ちが……デュフッwwww」

先輩「あれ……涙が……」グスン

委員長「先輩、コーヒー牛乳おごります」ポンポン

先輩「優しさが辛い……」

ガラガラ

先生「なんだ、こんなところで会うとは珍しいな」

委員長「あ、ども」

男・友「「チーッス」」

先生「ん?なんで先輩のヤツは泣いてるんだ?」

男「そりゃあねぇ」プッ

友「あれじゃあねぇ」ププッ

先輩「うわああん」ポロポロ

先生「どうでも良いが五月蝿くして周りのお客さんに迷惑かけてないだろうな?」

男「やだなぁ銭湯では僕らは紳士ですよ」

友「そうそう」

男(普段、散々俺らに対して厳しい態度取りやがって!どうせ、教師なんてのはモンペにガクブルしてる肝っ玉のちいせぇ生き物なんだ。さぞや先生の先生もチョークサイズだろうよ)

友(へっ、なっさけねぇふぐり見せやがったら鼻で笑ってやるぜ。俺は前からあんたの偉そうな態度が気に入らねぇんだよ学校の犬が!!)

委員長「先輩、コーヒー牛乳飲みましょう」

先輩「うん……」トボトボ

先生「よっこらせ」ヌギヌギ

男・友((来たッ!!))

先生のTEACHER「THIS WAY」ゴゴゴ

男・友「「…………」」

先生「どうしたお前ら」ボッ

男・友「「先生と呼ばせてください!!」」ドゲザ

先生「はぁ?」

こんな感じで

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