武闘家「正拳突きを極めたのでそろそろ勇者と魔王を倒しに行く」 (7)


師匠「よくぞこの厳しく険しい修業を乗り越えたな、馬鹿弟子よ」

武闘家「お誉めの言葉感謝します」

師匠「馬鹿弟子よ」

武闘家「はい」

師匠「それほどの力を手にして、貴様は何を成す」

武闘家「師匠を捻り潰してから、勇者を魔王と共に殺します」

師匠「やはりか」

武闘家「これまでの修業、楽しかったです師匠」


師匠「馬鹿弟子が自惚れるなよ……?」ザッ


武闘家「『疾風のバンダナ』+『はやぶさの爪』+『正拳突き』」ヒュッ

< ゴシャァアアアアア!!!

< ドシャッ

武闘家「他愛なし」



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見習い拳士「よくも師範代をぉおおおおおお!!」

武闘家「正拳突き」ヒュッ

< グシャァアアアアアア!!!

武闘家「他愛なし」


見習い拳士B「どうした……って、うわぁ!?」

武闘家「おい」

見習い拳士B「ひっ……は、はい!」

武闘家「ここから近い町はどっちの方向だ」

見習い拳士B「……あっち、かな」スッ

武闘家「ありがとう」ダッ!


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