一夏「ジュースに下剤を入れてみた」(45)

一夏「……なんてなーーー」ハハハ…

箒「…………」グギュルルルル…

セシリア「…………ううっ」グギュリッ!

ラウラ「…………不覚」キュリリリリ

シャル「…………あっ」プピッ

箒「……おい」ハアハア…

箒「この中で、動ける者はいるか……?」キュリリ…

セシリア「…………」ゴロロ…

ラウラ「…………」キリリ…

シャル「…………あっ」プピピッ

箒「……ゼロ、か」ハアハア…

一夏「あ、俺ならまだ」

箒「いい!!」

箒「……頼むから、座っててくれ……」ハアハア…

一夏「お、おう」

箒(とはいえ、正直打つ手がない……)ゴロロ…

シャル「あっ、あっ」プププ

箒(シャルロットは決壊寸前か……)キリリ…

箒「……おい、シャルロット……」ハアハア…

シャル「な、なに……?」プポポポポポ…

箒「は、早くトイレへいけ……」コロコロココ…

シャル「で、でも、みんなをさしおいて……」クルル…

セシリア「……そうですわよシャルロットさん……」キュククククク

ラウラ「……早く行け、そうでないとこちらが落ち着かん……」ココココココ……

シャル「……みんな」

シャル「……ありがとう、みんな」

シャル「……本当に、ありがとう」

ラウラ「……なら、早く行け」キュリリ…

箒「……頼むから」クロロ…

シャル「……でもね、もう大丈夫」ニコッ





シャル「――――――――――――――――――――――――――出ちゃったから」

箒「で、出たって……」

セシリア「そんな……」

シャル「……うん、まだちょっとショーツに濡らしただけだけど、もう駄目みたい」

シャル「もう、立っただけで」プピッ

ラウラ「しっかりしろシャルロット!!」

シャル「あああああ」プピピピピピ

ラウラ「シャルロットーーーーーーーーーーーォッ!!」

ワンサマ何しとんwww

一夏「―――――待たせたな、シャル!!」バーンッ!

シャル「いっ、いちかぁ……」ポピッ

一夏「急ごしらえで悪いが洗面器とレジ袋で作った即席おまるだ!!これでたんとヘブウッ!」バキィッ!

箒「だから、そういう気を回すなと言っただろうが!!」

一夏「すっ、すまん!けど居ても立ってもいられなくてさ!!」

ラウラ「そ、それは分かったから早く扉を閉めてくれないか……」キュロン…

セシリア「わ、私達もそれほど余裕がって、シャルロットさん!?」ポピッ









シャル「ううううううう、ごめん!もう、無理いいいいいいいいい」ズルッ

一夏「うわわわわわっ、シャル!パンツ脱いで何を!?」

シャル「一夏ごめん!それ貸して!!」

一夏「お、おう」



シャル「…………ほぅ」スチャッ



箒「……おい」

セシリア「……まさか」



ラウラ「やっ、やめろおおおおぉぉぉおおーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」




ぶちゃっ

oh……

シャル「ああああああああああああああああ」

ぶりぶりぶり

シャル「で、出ちゃってるよウンチをぶりぶりって」
びちちぶりりぶべっ

シャル「い、一夏に見られながら一夏の家のリビングで脱糞しちゃってるよおおおおおおおおおおおぁぁぁぁぁぁ」

ぼちちむりりむちょっ、ぶちょちょちょぶちょちょぶりっ、べちょっ

シャル「へぁぁ……」


シャァァ…

一夏「うわわ、大丈夫かシャル!?」

シャル「…………」カクン

箒「気を、失っているのか……?」ハアハア…

一夏「ちょっ、ちょっとシャルの尻を流して部屋に寝かしつけてくる!!」バッ!

セシリア「あっ」

ラウラ「ちょと待て待ってくれ!!」


箒「いちかぁーーーーーーーーーっ!!!!!!!」

箒(……一夏がシャルロットを寝かしつけてくると言って数分……)

箒(いや、まだそれほど時は立っていないだろう)

箒(その際に用意していった簡易式おまる……)




箒(ああ、早く)

箒・セシリア・ラウラ(((ゴールしてしまいたい…………)))

……今気がついたけど、二組はどこに行った?

ガチャ

鈴「やっほー、一夏いるー?」

箒「!?」

セシリア「り、鈴さん!?」

鈴「んじゃ、お邪魔しまーす」トタトタ

ラウラ「ど、どうなんだ奴は……?」ハアハア…

箒「な、何が、だ……?」

ラウラ「味方か、それとも――――――――――敵か」

これで全員だし

鈴「おーい、みんなーっ」ガチャッ

鈴「あ、いたいた、って」


箒「…………」

セシリア「…………」

ラウラ「…………」


鈴「……何やってんの、みんな」

鈴「あれ、一夏とシャルロットは?――――――――――――って、あー、それあたしがあげたジュースじゃない!!!」

箒「…………」

セシリア(………な)

ラウラ(なんだとおおおおおおおお!!?)

ラウラ(こ、こいつなのか私達の腹に劇物を仕込んだのは!!!!!?)キュルルルルルルル

箒(お、落ち着けラウラ!!早合点するな!!)グルルルルルル

ラウラ(し、しかし!!)キュピッ

鈴「……どうしたのアンタ達、顔色悪いわよ?」

セシリア(だ、誰のせいだと思ってますのおおおおおおおおおおお!!!!?)キュリッ

鈴「恥ずかしがってないでさぁ、さっさとトイレ行って来たら~」ゴクッ

箒「あ」

ラウラ「あ」

セシリア「あ」

鈴「~~♪」ゴクゴク


箒(な、何ともない、だと………?)

鈴「うん、直接向こうから送ってもらったからちょっと心配だったけど、大丈夫みたいね!」

箒(ど、どこがじゃあああああああ!!!)ギリリッ…


セシリア(お、落ち着いて箒さん……)クルル…

ラウラ(し、しかし、何であいつは大丈夫なんだ……)ハアハア…

鈴「~~♪」ゴクッ

一夏「よ、よお、鈴。来てたのか」ハハハ…

鈴「あー、アンタ何してたのよ?もしかして、エッチな物でも隠してた?」ニマニマ

一夏「い、いや、それよりちょっと買い物に付き合ってくれないか?」

箒(一夏……)

ラウラ(ナイス……!!)

箒(これで仮にゴールしてしまっても、コイツに見られる事や聞かれる事はない……!!)

ラウラ(おまけに邪魔者まで排除してくれるとは、流石、嫁……!!)

セシリア(こ、これで、この勝負は勝ったも同然ですわ……!!)


一夏「じゃあ、行こうぜ」

鈴「――――ちょっと待って」


鈴「――――これなに?」ヒョイッ

箒・ラウラ・セシリア(((!!!!!)))

箒(や、やめろ!!それに触らないでお願いしますから!!)

鈴「……アンタねえ、後で面倒だからって洗面器をこういう風にゴミ箱がわりにしてたら千冬さんにどやされるわよ?」

ラウラ(い、いや、違う、ゴミ箱ではない。ゴミ箱ではないが今の私達にとっては何よりも重大な物なのだ!!)

鈴「ほら、片付けといてあげるから、感謝しなさいよ?」

セシリア(やめてええええええええっっっっっっ)

―――――――――


箒「いっ、行ってしまった……」

セシリア「す、救いの主も、我々の命のオアシスも……」

ラウラ「――――かくなる上は!!」



千冬「どうするんだ?」

セシリア「お、織斑先生……!?」

千冬「どうした、そんな顔をして?」

千冬「ああ、それより外は暑くて構わん。余ってるなら一杯もらうぞ?」ゴクッ

ラウラ「!?」

千冬「まあ、休みだから騒がん限り文句は言わんさ。私は部屋で休んでいるからな」ガチャッ



ラウラ「…………」

箒「…………これでゴール出来なくなったな」

セシリア「……ええ」

箒「ここでゴールしてしまえば千冬さんから家への出入り禁止を喰らうのは必至……」ゴロロ…

セシリア「かといって、一夏さんのお帰りまで持ち堪える事は不可能ですわ……」キュリリ…

ラウラ「……なら、どうする」グロロ…


セシリア「……箒さん」

箒「……分かっている」



箒「ラウラ、お前に全てを―――――――賭ける」

箒「ラウラ、よく聞いてくれ。お前が座っている場所からトイレの場所まで、私達に比べればかなり近い」

ラウラ「…………」

箒「しかし、最早一歩一歩の振動ですらデッドラインを切りかねん状況だ」

箒「……本来ならこんな事を頼むのは卑怯かもしれん。けど、今はお前にすがるしか……」

ラウラ「――言うな」

ラウラ「――苦しい時は助け合うのが仲間、というものだ」

ラウラ「その仲間、いや、友のためなら死地に向かうも吉日よ」ニィッ…

箒「……ラウラ」

セシリア「……後でココアをおごりますわ」

ラウラ「……考えておく」ニヤリ

――――――――――


ラウラ「……っ」グリリリ…

ラウラ(キツイな……)グロロ…

ラウラ(持つのか、これで……)ゴロロ…

ラウラ(……いや、)

ラウラ(……やってみせるさ、)

ラウラ(あいつらのためにも、な)

ラウラ(……よくよく、甘くなったものだ)

ラウラ(この私が、友のためとはな……)

ラウラ(これも、あいつのせいかな?)クスッ




――――――――



ラウラ(……ついた、か)

ラウラ(これでようやくゴールできる……)

ラウラ(いや、これはゴールではない。始まりに過ぎないのだ)

ラウラ(……私を信じて待つ、二人のためにも、いざ!!)


ガチャッ


ラウラ(……あれ?)

ラウラ(あ、あれ?)ガチャガチャガチャ

ラウラ(あ、あかない!?)ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ

ラウラ(なんで、どうしてだああああああああ!!?)ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ



「――――おい」



「便所に入る時はノックくらいしろ」



ラウラ「きょ、きょうかあああああああああん!!!?」

/(^o^)\

ラウラ「きょ、教官が使っておられるのですか!?お願いします!!至急交代してください!!」

千冬「ならん!私だってようやく辿りついたとこだ!!」

ラウラ「お願いしますお願いしますお願いします!!本当に、ホントーにもれそうなんです!!」ガチャガチャガチャ

千冬「ダメだといったらダメだ!!私だってまだスカートすら下ろしとらん!!」

ラウラ「そうは言っても無理なんです限界なんです!!こうなったら実力行使でも!!」ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ

千冬「ならんならんならん!?どうしてもというなら風呂場でしろ!!」

ラウラ「風呂場!?風呂場なら良いのですね!?総員風呂場へ急げええええぇぇ……」ドタドタドタドタドダドタ…

千冬「……ようやく行ったか」ホゥ…



プピッ



千冬「……ちょっと漏れた」クスン

―――――――



鈴「……なるほど、だから全員ジャージ姿なのね」

箒「うるさい」

一夏「まあ、仕方ないさ。何だったら、今日泊まっていけば?」

鈴「ホント!?」

千冬「ただし、凰、お前はダメだ」

鈴「何で!?」

千冬「お前だけ漏らしとらん」

鈴「そんなぁ~……」


一夏「まあ、こんな事にもなったんだし、料理は俺が作るよ」

ラウラ「……カレーは無しだから、な?」


一夏「はいはい……」クスッ




おしまい

鈴が泊まりたいがためにわざと漏らすシーンは?

早く一夏を糞まみれにしろ

結局、中国製の輸入品は……って事ね。

 何で鈴に効かないんだ、一番効いてほしかったのに。
 http://sky.geocities.jp/gilun6pc/


ニクミーの内臓は既に汚染に対する免疫がついていたということでfa?

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