【ごちうさ】ココア「私が来る前って.....」 (40)


*ご注文はうさぎですか?のSSです
*書きためないので更新不定期
*駄文がおおいとおもいますがご了承ください。
*鬱にならないように...ハッピーエンドにしたいです。








過去作↓
【ごちうさ】シャロ「誕生日......」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405355683/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407586769

ココア「お店ってーチノちゃんとリゼちゃんだけでやってたの?」


チノ「ティッピーもいますよ.....」


リゼ「まぁ..そうだったが...どうした?」


ココア「二人っきりで暇なときなにしてたの?」


チノ・リゼ「え!」ビクッ


ココア「?」


リゼ「い..いやぁ普通にしゃべってるだけだったが....」アセアセ


ココア「えー?あやしいー」ニヤニヤ


チノ「はぁ...ココアさんは店番してて暇なときがあるのですね....」


ココア「え!いや.....」ビクッ




ガチャ......チリンチリンッ



チノ「お客さんが来ました.....ココアさんお願いします...」



ココア「は....はいぃ」ダダダ


チノ「......」


リゼ「危なかったな...」


チノ「はい....」


チノ「ココアさんが知る必要の無い...世界ですから...」







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?〇年前?

チノ「……はぁ……はぁ……」


私は戦場にいた……


リゼ「チノ………大丈夫か……?」


リゼさんも一緒だった……


リゼ「まだ歩けるか?早くないと追っ手が…」


チノ「大丈夫…です………ぅ……」ガクッ


リゼ「……少し休憩しよう……」





私はリゼさんと軍の士官学校に通い次席という成績で
卒業し初めての任務だった……



敵軍の残党が村を襲い拠点にしてるみたいで…
私達はその残党を制圧する任務……


リゼさんは隊の隊長、私は副隊として
任務が始まった…



































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チノ「……はぁ……はぁ……」


私は戦場にいた……


リゼ「チノ………大丈夫か……?」


リゼさんも一緒だった……


リゼ「まだ歩けるか?早くないと追っ手が…」


チノ「大丈夫…です………ぅ……」ガクッ


リゼ「……少し休憩しよう……」





私はリゼさんと軍の士官学校に通い次席という成績で
卒業し初めての任務だった……



敵軍の残党が村を襲い拠点にしてるみたいで…
私達はその残党を制圧する任務……


リゼさんは隊の隊長、私は副隊として
任務が始まった…



































最初は順調だった……

新しい仲間達もできて…


でも



村に着いたら


酷い有り様だった……


村人らしき肉片が散らばり……


夏の暑さで腐乱してカラスの餌と成り果てていた……


チノ「く………う……ぇ……臭いが…」


リゼ「みんな!気をしっかり持て!」


まだ村が見えてきたぐらいなのに
この臭いでなにがあるかを想像させた…


リゼ「敵の陽動かもしれん…気を付けろ…」


一気に隊に緊張が走りました…






リゼ「………待ち伏せの気配はないみたいだな……」


リゼ「よし!生存者を探せ!」


全員「「「「了解!」」」」









隊員「生存者一名!発見しましたぁ!」

リゼ「大丈夫か!?」ガシッ


幼女「…パパ…ママ…ドコ?」ブルブル


リゼ「大丈夫だ……安心しろ……」ギュッ


リゼ「……彼女を休ませてれ!」


隊員「了解!」ザッ



リゼ「あとは……」


リゼ「あれの処理だけか…」



そういってリゼさんは肉片を見る


チノ「ちゃんと供養させてあげましょう…」


リゼ「そうだな…」



こうして死体の処理がはじまりました…

私とリゼさんは土葬のための穴を掘る…

真夏の蒸し暑い…むせる刺激臭の中で

私はもくもくと穴を掘りました…


リゼ「私な…退役したら喫茶店なんかたてたいんだ…」ザクザク


チノ「…」ザクザク


リゼ「私の夢…手伝ってくれるか?」


チノ「隊長の命令ならば…」ザクザク


リゼ「おいおい…よせよ…同期だろー」ザクザク


リゼさんは喫茶店を経営するのが夢みたいです……


隊員「隊長ぉー!遺体を持ってきましt」


.....ドォゴゴゴゴン......ドォカーン.....



リゼ「何事だ!!」

チノ「爆撃!?でも敵の気配なんて....」


隊員「た...隊...長っ,,,」ヨロッ


リゼ「大丈夫か!何があった!?」ガシッ

隊員「死体の下に.....地雷が....うぅ..」

リゼ「くそっ...しっかりしろ!」

チノ「姑息な真似を.....」


隊員のほとんどが地雷にはまり、壊滅状態でした.....

チノ「!!」

チノ「リゼさん敵の気配が...」


リゼ「何だと!距離は!?」


チノ「およそ300でしょうか....」

リゼ「くそ....」


隊員「ゴホッ...た..隊長...」

リゼ「喋るな!」

隊員「俺たちが時間を稼ぎます.......逃げてください...」

リゼ「なに..いってんだ....?」

隊員「もう助かりません....足が...」

リゼ「黙れ!おぶればいいだろ!」ポロポロ


隊員「むりですよ....隊長...」


チノ「リゼさん....」グスッ


隊員1「隊長ぉ!行ってください!たかが足ないだけっす!」アシポーイ

隊員2「銃ならなんとかうてますしー」チャキ

隊員3「まじひくわー」



隊員達はみな助からないとわかると笑顔で私達に声をかけます....


チノ「リゼさん....帰って報告しましょう....!」

リゼ「馬鹿野郎!見捨てろっていうのか!」

チノ「彼らも覚悟しています....」

チノ「最後の望み....叶えてあげましょう....」

リゼ「....」

.....パパパパパパパパパパンッ.......


隊員「敵きましたー!」

隊員1「隊長!早く!」パパパパパパパパ

隊員2「逃げてくださっい!」ピンッ....ブン

隊員3「まじひくわー」ドドドドッ



...隊長......隊長......隊長.......はよ......にげて..



リゼ「みんな....」ポロポロ


チノ「......行きましょう.....」グイッ


リゼ「っっ!....おまえら!死ぬなよ!絶対迎えにくるからな!」


隊員「隊長......」


 ̄ ̄ ̄ ̄

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チノ「.....」



仲間を見殺しにしたと同じ....敵の気配に気づけなかった....




リゼ「もう..そろそろ..行こうか...」


チノ「.....はい...」


チノ「....ゴホッ....ゴホッ....」

リゼ「.....?」





私達二人しかいない隊は本隊へと撤退を再開しました....


命を懸けて私達も守ってくれた隊員達のために....



もう少しでたどりつきます........

ですが....



チノ「......」


リゼ「チノ?顔色悪いぞ.......まさか.....!」


ガバッ


チノ「!」


リゼ「血..!どうしたんだこれは!」


チノ「少し小枝にかすったただけです....」


リゼ「それくらいじゃこんなに血はでらんぞ!」


グイッ...シュルッ


チノ「......跳弾がかすりました...」


リゼ「どうして早くッ....応急処置だ....!」


チノ「いいです....もうすぐ....つきますから....」スタスタ


リゼ「待て!...傷口が変に化膿してる....」


チノ「.....わかってます....」


チノ「だから早く帰りますよ....」


リゼ「チノ.....」




わかっていました.....
ここら辺は風土病があることを..
でも....




立ち止まるわけにはいかないのです....








........
2日くらいずっと走り続けたでしょうか.....



チノ「.....ッ」フラフラ


リゼ「もう目の前だ頑張れ!」フラフラ



ダダダダダダダダッ




下士官「...!?あなたはリゼ準士官!」ザッ


リゼ「私はいい!チノを早く!」


下士官「チノ軍曹!これはひどい......救護班!」




そこで私は運ばれて.......これ以降
記憶はありません....




気づいたら私はベットのうえ....
お腹におおきな絆創膏が貼ってありました.....





衛生兵「チノ軍曹!きづかれましたか!」


チノ「ここは.....?」



衛生兵「野戦病院ですよ....」


チノ「........!!」ハッ


チノ「リゼさんは!早く戻らないと!」ガバッ


衛生兵「待ってください!そんな傷だったら...」


チノ「止めないでください......約束なんです....」


チノ「必ず......戻るって....」


衛生兵「......」


衛生兵「リゼ準士官は....今....」


衛生兵「裏切りの疑いとスパイ疑惑で留置中です..」




チノ「え.....なっ....!」


衛生兵「残党狩りに行っている間に本隊へ強襲があったんです...」


衛生兵「なんとか返り討ちしましたが、被害は甚大でした....」


チノ「それがなんの繋がりが....?」


衛生兵「警備が薄い日に強襲があったので」


衛生兵「上層部は内通者がいると憶測し..」


衛生兵「その時に隊員を全滅させたリゼ準士官が帰還して....」




チノ「そんなの...偶然です...!ありえません!」


衛生兵「私もそう思いたいですが....」



ダッ



チノ「..リゼさんはどこですか....」グイッ


衛生兵「え..ちょ...今はっ....」


チノ「早く!」グググッ


衛生兵「ぐッ...今っは...尋問中ですっ...」


チノ「っ...!」ダッ





どうしてこんなことに.....

早くリゼさんの誤解を解かないと.....!


!!




チノ「か...髪の....色が....」フルフル


衛生兵「....ッ薬の副作用ですよ...」ゲホゲホ


チノ「...そんな...」



衛生兵「....準士官殿は第二作戦テントです...」


チノ「ッ!..わかった...(意外といいかも...)」



→第二作戦テント


上官「おら....さっさとゲロッちまえ...」グググッ


リゼ「ぐッ.....あッ....」


上官「おっと...?」メキメキ....バキッ...


リゼ「っ!?あああああああああっ!」


拷問者「あーあもう剥ぐ爪ないじゃなっすか...」


リゼ「んんnぐ....ぁぁ...ぅ...」ダラダラ


拷問者「おら....起きろ.....」ジュウー


リゼ「きゃあああああああぁぁ!!!」


上官「おいおい...指焼くなや...ただでさえこいつの糞尿で臭いのに....」



リゼ「あ...?.....ぅ....うぅ....」グタッ


拷問者「起きた?さ話して....なんで裏切っちゃたのかな...?」


リゼ「....そんなことは.....断じて.....」


上官「....」


拷問者「..んーじゃあ今度は指に塩でももみこんでみる?」


上官「待て....」


リゼ「!」


上官「肉体的拷問でダメなら....」


リゼ「上官!?(まさか...)」


上官「精神的な拷問にするか....」ニヤリ


拷問者「..完璧に壊れますよ...」


上官「かまわんどうせ女だ....替えがきく....」グイッ


リゼ「え....やッ...いやぁ!」


上官「いきなりしおらしくなったな....初めてか?」ビリッ


リゼ「....」


そんな...今すぐにでもチノ達を連れてあいつらのもとに....なのに....なんで......なんで....
私のせ?.......そうだな.....そもそも死体を供養なんする必要なんてなかったのに.....
そう....全部私のせい...この拷問も自業自得.........ならば....

リゼ「上官殿...私の体は好きにしてかまわない」


リゼ「だが...私達が行った村....あそこにはまだ私の隊員が取り残されている....」


リゼ「救助隊を...送ってくれないでしょうか....」


上官「最初っからそればっかだな...お前が殺したんだろ?」


リゼ「ッ!!」


リゼ「...そうだな...あれは確かに私が殺したようなもんだ.....」


リゼ「だがなッ!!」


リゼ「私は隊長として、同じ隊員として!いや人間として!」


リゼ「約束一つも守ない人間にはなりたくないからですよ」


リゼ「あいつらは絶対死んでません!そう約束しましたから!」


リゼ「だから!その約束も守るために私はあいつらを助けにいきたいんです....」


リゼ「だから.....お願いします....」


上官「....」


上官「あー...」ポリポリ


上官(ちッ...全然はく気配ないな....人数増やして犯しまわすかな....)


上官「ちょい出る...」ガチャ


リゼ「ッ!!ありがとうございます!」


拷問者「....」





→作戦テント付近...


チノ「リゼさん....!」ダダダッ



......ガチャ

上官「ちょい出る..」



あそこは第二作戦テント....!



上官「...ん?あぁ...起きたか...」


チノ「はっ!」ザッ


上官「生き残りはお前とあいつ二人だけだったらしいじゃないか...」


チノ「はいっ!ですがリゼ準士官殿は決して裏切りなどしt..」


.....ゴスッ



チノ「!!」


上官「うるせぇ...次はお前だからな....」バキッ....スタスタ....


チノ「..うぅ...」ゴホッ


怒る上官の気持ちもわかります....

でも....


はやくリゼさんの所へ.....

→第二作戦テント




........バンッ





チノ「リゼさんッ!!」


リゼ「チノ....無事だったか.....」


チノ「リゼさんこそ....こんなボロボロになって....」



チノ「いまほどきます....」シュルシュル


チノ「動けますか?とりあえず逃げましょう...!」



拷問者「....軍法違反だぞ......チノ.....」



チノ「こんなの....軍がおかしいんです...!(この声......)」



リゼ「大丈夫だチノ.....」


リゼ「私だけで行く...」



チノ「!!何言ってるんですか!?無茶です!」


リゼ「これは私の我儘だ......」


リゼ「あの時もチノがいたから私は正常な判断ができた....」


リゼ「だけどチノにケガを負わせてしまった....」


リゼ「あの時の私に相当悔いたよ.......隊長失格だ....」


リゼ「だから....これ以上は.....もう....」


チノ「ッ!」

チノ「リゼさん.....ッ!」



......パンッ.....


リゼ「..うッ!」


チノ「やめてください......やめてください......」


チノ「なんでそんなに一人で背負おうとするんですか.....」


チノ「こんなの全てリゼさんのせいなんかじゃありませんッ!」




私は今まで士官学校から一緒だったリゼさんに平手打ちをしました....
それと同時に.....憤怒さえも....



そして......悲しみが.....





チノ「撤退しようとしたのは私です!索敵も任されたのも私です....」


チノ「すべてわたしの失態です....リゼさんは....ッ...」ポロポロ



自分で分かっていた.....私のミスから.....


敵に気づいていれば......


偉そうに死体の供養なんて言わなければ.....


こんなことにはならなかった.....




こんなことには.....



そして何より....



チノ「あの約束は私もしてますッ!..勝手に一人だけだと思わないでください....」グスッ...




私をおいて一人でいこうとしたこと.....


チノ「私はそんなに頼りないですかッ....?」グスッ....グスッ



リゼ「チノ......」

リゼ「おいおい....お前こそ全て自分のせいにしてるじゃないか...」ハハハッ


チノ「う...うるさいです....///」



リゼ「わかっているよ一緒に行こう...私達の約束を果たしに...」


チノ「と....当然です.....///」





拷問者「......行くのか.....チノ....」


チノ「行きますよ.......お父さん......」


リゼ「えぇ!?香風タカヒロ大佐ッ!?」


拷問者(タカヒロ)「やぁリゼ準士官....入隊式以来かな....」バサッ


チノ「お父さん.....」


タカヒロ「わかっているよ...チノ...」


タカヒロ「裏に救護班とジープを待機させてる...」


リゼ「しかし大佐!このようなこと....」


タカヒロ「大丈夫さ...こんな地方制圧分隊長なんて....黙らせるさ...」


チノ(お父さん....カッコイイです)キラキラ


リゼ「.....ご迷惑おかけします....」


タカヒロ「でも.......絶対生きて帰ってきてね....」


タカヒロ「おいしいコーヒーでも挽いて待ってるよ.....」


リゼ「了解しました!」




こうしてお父さんのおかげもあって私達は....




やっと仲間を助けに.....




約束を果たしに行けることができました.....






衛生兵「隊長殿ー!こっちです!」ブロロッ


リゼ「あぁ....頼むぞ....ッ!」


チノ「リゼさん.....まだ痛むのでは...」


リゼ「おうッ...大丈夫だ問題ない。」



チノ「....(お父さん...最低です..)」


衛生兵「んじゃ出発しますー!」ブロロッ






→車内


リゼ「.....」


リゼ「...なぁチノ....」


リゼ「私はあそこに生存者も置いてきてしまった....」


リゼ「私は何てことを......」


チノ「私達の隊員も一緒ですよ?守ってくれているに決まっています.....」


チノ「そうゆうふうに鍛えたのはリゼさんでしょう...?」


リゼ「......そうだなッ.....すまんな...未だにこんな事....」


チノ「私も一緒ですよ......リゼさん....」スッ


リゼ「チノ....ありがとう...///」ギユッ


チノ「リゼ...さぁん...///」







衛生兵(........あらー^^)




......私達はあの村に戻ってきた......



もう村としての原型すらとどめて無く、ひどく焦げ臭かった.....





村の中央らしき所に.......





リゼ「....」


チノ「....」




........言葉が出なかった......





衛生兵「発見しましたか!?.....うぅ..」オエッ






私達の隊員達は全員.......





生首だけの姿に変わり果てていた.......






おそらく胴体の部分は焼いたのだろうか.....





甘く焦げ臭いにおいはそれを物語る.......





もしかしたらと思っていた.......





でも.........






隊員達を私達は助けることが出来なかった.....


リゼ「.......っく....」


チノ「リゼさん.....」


リゼ「すまない.....みんな.....すまない......ッ」


リゼ「私が...ッ......うぅ...」グスッ



リゼさんは隊員達の無残な姿に泣き崩れてしまいました.....



衛生兵「.......ッ!?....隊長!あれは!!」



衛生兵の指した先には隊員達の防備や武器が山積みになっていた.....


そこに.....





モゾッ....




リゼ「!!」


チノ「!!」



今たしかに山が動きました.....



リゼ「まさか.....まさかまさかまさかまさかまさかッ!!」ガチャガチャ




リゼさんは一心不乱に山をかき分けます......







リゼ「!!」



幼女「...」



衛生兵「子供!?..........まだ息がありますよ!!」




衛生兵は急いで車内から救命道具をとりにいきました.....


リゼさんは幼女を大事に抱きかかえていました......


リゼ「ありがとう.....ありがとう....ありがとう.....ぅ」ポロポロ



衛生兵「隊長!子供をこちらへ....まだ生存者がいないか捜索をお願いします!」



そういって幼女を抱えて衛生兵はまた車のもとえと戻りました.....










.............
血と硝煙と焦げ臭いこの場所で.....

私とリゼさんは笑顔になってました....




リゼ「....さすが私の部隊だ....生存者をちゃんと守るなんとはな....」


チノ「....」


リゼ「まぁ...なんだ...こんな約束の果たし方ですまんが....」


リゼ「あのお前らがつないだ命.....一生かけて守るつもりだ.....」


リゼ「だから...な......ご苦労...だった....」



....リゼさんは返事のない会話を隊員達にし、帽子をとって敬礼をしました....





チノ「....一生って....結婚でもするつもりですか?」



リゼ「なッ///...ち...違う!...茶化すなよ!」



チノ「ま、それよりこれからですね.....」


リゼ「?」


チノ「わかってます?私達はスパイ疑惑かけられていて....」


チノ「今は逃走している事になっているとおもいますよ...」


リゼ「え!でッ...でも大佐が....」



ザザッ....ザザッ....






リゼ「ん?無線.....誰から.....」


チノ「まさか....」



ザザッ....


タカヒロ『やぁ...聞こえるかい?...タカヒロだ...』


リゼ「!.....大佐!?」


タカヒロ『思った以上に事が大きくなってね....』


タカヒロ『私まで追われる身になってしまった....』


チノ「やっぱり.....」ハァ



お父さん...カッコ悪いです...



タカヒロ『今そっちに行ってるからすぐ行ける準備をしていておくれ....』



リゼ「はッ!了解しました!」


.....ブツッ....


リゼ「あぁ....どうしよう.....軍家系の名折れ....」ガクッ



.....今更ですか....




衛生兵「隊長!生存者は大丈夫です!他には.....」


リゼ「あぁ....ご苦労だ....お前はそのまま帰れ...」


リゼ「私達はもう....戻れない....」


衛生兵「....そんな....」



チノ「必ずその子を預かりにきます....そのときまで...」


リゼ「たのむ.....」


衛生兵「必ず来てくださいよ.....約束です..!」


リゼ「ふッ.....参ったな...」ハハッ







チノ「お願いしますね.....」





.......ブロロッ......キキッ...




タカヒロ「ふぅ...みんな...無事かな....」


リゼ「はっ!準備は完了してあります!!」


チノ「....」ジトー


タカヒロ「ッすまん....」


チノ「..もういいです....期待してないですから」ハァー



タカヒロ「」グサッ


リゼ「大佐...それで..私達は....?」


タカヒロ「あぁ...しばらく親父の所で身を隠そうと思っている....」


タカヒロ「リゼくんにも申し訳ない....あんなこと言っておいて....」


リゼ「い...いえ!とんでもありません!私が悪いのですからッ!」


タカヒロ「そうか.....親父の家は喫茶店でな....」


タカヒロ「喫茶店を開くのが夢みたいらしいけど....」


リゼ「はい///!って...どこでそれを//?」


チノ「早く行きましょう.....」


リゼ「チノ.....お前か....///」ハズカシイ








タカヒロ「じゃ...たのんだよ.....」ブロロッ


衛生兵「はい!大佐殿もお元気で!」バッ












 ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

...こうして私達はこのラビットハウスで今も喫茶店を続けています.....


あの惨劇から生き残った幼女は今....







ココア「二名様ですね?窓際のお席をどうぞー」






すっかり大きくなり私達と一緒にここで働いています....

身長も追い抜かれました.....成長期ですね.....








私達はここでかつての仲間の残した.......


希望を最後までずっと守っていくつもりです.....












それが......
















私の......約束です......







.......fin.........







ときどきかいてるとわかわかんなくなる.....



最後まで見てくれた方がいるだけで、わたしはこれを書いたいみがあります




まだまだ勉強不足...

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年10月09日 (金) 17:01:18   ID: lqzJZ8Mh

ココアってチノより年上なはずなのに幼女だったとかちょっと意味が

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